JP2002110937A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体集積回路装置およびその製造方法Info
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Abstract
容量絶縁膜の膜質の劣化を防止し、FeRAMメモリセ
ルの特性を向上させる技術を提供する。 【解決手段】FeRAMメモリセルのキャパシタCの下
部電極10a下に鉛の含有量が容量絶縁膜11aより多
いシールド膜B1aを形成し、上部電極12a上に鉛の
含有量が容量絶縁膜11aより多いシールド膜B2aを
形成する。また、FeRAMメモリセルの層間絶縁膜S
1、S2中に、バリア層となるPZT膜S1b、S2b
を形成する。その結果、キャパシタCの上部もしくは下
部からのH 2もしくはH2Oの侵入を防止することがで
き、また、容量絶縁膜11a中から拡散した鉛を、シー
ルド膜B1a、B2a中の鉛で補うことができ、容量絶
縁膜11aの特性劣化を防止することができる。
Description
置およびその製造技術に関し、特に、FeRAM(強誘
電体メモリ、Ferro−electric Random Access Memory)
に適用して有効な技術に関するものである。
電体であるPZT(Pb(ZryTiZ)O3)等の分極
状態の2値性を利用した不揮発性メモリである。このF
eRAMのメモリセルは、1個のメモリセル選択用MI
SFETと1個の情報キャパシタとで構成され、キャパ
シタの容量絶縁膜に、PZT膜が用いられている。
んだ酸素を多く含むため製造工程における各種処理など
によって特性が劣化すやすい。
び特開平10−321811号公報には、水素バリア層
を形成し、前記酸素との反応を防止する技術が記載され
ている。
は、容量素子の上部を犠牲保護膜で覆うことにより容量
素子を構成する容量絶縁膜中の酸素の反応を防止する技
術が記載されている。
は、容量素子全体を水素バリア膜で覆うことにより、還
元性雰囲気による強誘電体及び高誘電率材料の劣化を防
止する技術が記載されている。
AMの容量素子を開発している。この強誘電体膜は、H
2(水素)もしくはH2O(水)の存在により分極特性の
劣化が生じる。
として層間絶縁膜が挙げられる。即ち、プラズマCVD
(Chemical Vapor Deposition)法により酸化シリコン
膜や窒化シリコン膜等を形成する際には、原料ガスの反
応時に、水素やH2Oが発生する。さらに、この水素や
H2Oが、形成された酸化シリコン膜や窒化シリコン膜
等に含まれる。また、SOG膜を加熱処理することによ
って酸化シリコン膜を形成する際には、その加熱処理に
よって水素やH2Oが発生する。
路やロジック回路を有するFeRAMにおいては、ロジ
ック回路の複雑化に伴い多層配線化が進んでいる。
間絶縁膜が形成されるため水素やH 2O対策は、ますま
す重要なものとなってきている。
電体膜の膜質の劣化を防止する技術を提供することにあ
る。
膜質を向上させることにより、FeRAMメモリセルの
特性を向上させる技術を提供することにある。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
導体基板の主表面に形成された情報転送用MISFET
と、前記情報転送用MISFETに直列に接続されたキ
ャパシタとを有する半導体集積回路装置であって、前記
キャパシタの下部電極下に形成された第1のシールド膜
と、上部電極上に形成された第2のシールド膜とを有す
る。
のシールド膜により、キャパシタの上部もしくは下部か
らH2もしくはH2Oの侵入を防止することができ、キャ
パシタ中の高もしくは強誘電体材料(容量絶縁膜)の特
性劣化を防止することができる。また、第1および第2
のシールド膜により、容量絶縁膜中の成分、例えば、鉛
の拡散を低減することができる。この第1および第2の
シールド膜を鉛化合物とすることができる。また、前記
容量絶縁膜も鉛化合物とすることができ、第1および第
2のシールド膜を鉛の組成比を容量絶縁膜のそれより大
きくしておけば、容量絶縁膜中から拡散した鉛を、第1
および第2のシールド膜中の鉛で補うことができ、容量
絶縁膜の特性劣化を防止することができる。鉛化合物と
しては、PZT(Pbx(ZryTiz)O3)等があげら
れる。また、前記上部もしくは下部電極を、例えば、そ
の側壁にサイドウォール膜を形成する等して、第1およ
び第2のシールド膜で遮蔽すれば、より効果的である。
導体基板の主表面に形成された情報転送用MISFET
と、前記情報転送用MISFETに直列に接続されたキ
ャパシタとを有する半導体集積回路装置であって、前記
キャパシタの下部電極下に形成されたシールド膜を有す
る。
り、キャパシタの下部からH2もしくはH2Oの侵入を防
止することができ、キャパシタ中の高もしくは強誘電体
材料(容量絶縁膜)の特性劣化を防止することができ
る。また、シールド膜により、容量絶縁膜中の成分、例
えば、鉛の拡散を低減することができる。さらに、シー
ルド膜上の容量絶縁膜の結晶性を良くすることができ
る。特に、キャパシタが形成される領域下の絶縁膜は、
水素アニール処理により水素を含有しているため、この
水素の侵入を防止することができる。このシールド膜を
鉛化合物とすることができる。また、前記容量絶縁膜も
鉛化合物とすることができ、前記シールド膜の鉛の組成
比を容量絶縁膜のそれより大きくしておけば、容量絶縁
膜中から拡散した鉛を、シールド膜中の鉛で補うことが
でき、容量絶縁膜の特性劣化を防止することができる。
鉛化合物としては、PZT(Pb(ZryTiz)O3)
等があげられる。
導体基板の主表面に形成された情報転送用MISFET
と、前記情報転送用MISFETに直列に接続されたキ
ャパシタとを有する半導体集積回路装置であって、前記
情報転送用MISFETおよびキャパシタ上に形成され
た層間絶縁膜であって、この層間絶縁膜は、高もしくは
強誘電体材料からなるバリア層を有する。
り、層間絶縁膜中のH2もしくはH2Oのキャパシタ中へ
の侵入を防止することができ、キャパシタ中の高もしく
は強誘電体材料(容量絶縁膜)の特性劣化を防止するこ
とができる。このバリア層を鉛化合物とすることができ
る。鉛化合物としては、PZT(Pb(ZryTiz)O
3)等があげられる。このバリア層をアモルファス状と
することができる。このバリア層を、第1の絶縁膜と第
2の絶縁膜で挟むように形成してもよい。また、層間絶
縁膜中にプラグが形成される場合には、プラグの底部お
よび側部をTiN膜等のバリア性のある導電性膜で覆っ
てもよい。また、多層配線間の層間絶縁膜すべてに、バ
リア層を形成してもよい。また、最上層配線上に形成さ
れるパッシベーション膜中に、バリア層を形成してもよ
い。また、バリア層は、周辺回路領域には形成せず、メ
モリセル形成領域のみに形成してもよい。
方法は、半導体基板の主表面に形成された情報転送用M
ISFETを形成する工程と、前記MISFET上に絶
縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜上にシールド膜、第
1の導電性膜、強誘電体材料からなる容量絶縁膜および
第2の導電性膜を順次堆積し、パターニングすることに
より第1の導電性膜からなる下部電極、容量絶縁膜およ
び第2の導電性膜からなる上部電極とで構成されるキャ
パシタを、シールド膜上に形成する工程とを有する。
高もしくは強誘電体材料(容量絶縁膜)の特性劣化を防
止した半導体集積回路装置を製造することができる。特
に、前記絶縁膜が水素アニール処理により水素を含有し
ている場合には、この水素の容量絶縁膜中への侵入を防
止することができる。また、前記絶縁膜がプラズマCV
D法やSOG膜の熱処理により形成される場合には、こ
れらの処理により発生する水素やH2Oの侵入を防止す
ることができる。また、前記上部電極上にも、シールド
膜を形成してもよい。このシールド膜を鉛化合物とする
ことができる。鉛化合物としては、PZT(Pb(Zr
yTiz)O3)等があげられる。
方法は、半導体基板の主表面に形成された情報転送用M
ISFETおよびキャパシタとを形成する工程と、前記
情報転送用MISFETおよびキャパシタ上に、絶縁
膜、高もしくは強誘電体材料からなるバリア層および第
2の絶縁膜を順次堆積することにより層間絶縁膜を形成
する工程とを有する。
高もしくは強誘電体材料(容量絶縁膜)の特性劣化を防
止した半導体集積回路装置を製造することができる。特
に、前記絶縁膜がプラズマCVD法やSOG膜の熱処理
により形成される場合には、これらの処理により発生す
る水素やH2Oのキャパシタ中への侵入をバリア層によ
り防止することができる。このバリア層を鉛化合物とす
ることができる。鉛化合物としては、PZT(Pb(Z
ryTiz)O3)等があげられる。
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一機能を有するものは同一の符
号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
あるFeRAMの製造方法を図1〜図18を用いて工程
順に説明する。
cm程度の比抵抗を有するn型の単結晶シリコンからなる
半導体基板1中に、p型ウエル3およびn型ウエル4を
形成する。このp型ウエル3は、半導体基板1に、p型
不純物、例えばホウ素(B)をイオン打ち込みした後、
半導体基板1をアニールして不純物を熱拡散させること
によって形成する。n型ウエル4は、半導体基板1に、
n型不純物、例えばリン(P)をイオン打ち込みした
後、半導体基板1をアニールして不純物を熱拡散させる
ことによって形成する。
離用のフィールド酸化膜2を形成する。このフィールド
酸化膜2は、周知のLOCOS(Local Oxidation of s
ilicon)法によって形成する。
板1(p型ウエル3およびn型ウエル4)の表面をウェ
ット洗浄した後、ウエット酸化によってp型ウエル3お
よびn型ウエル4のそれぞれの表面に清浄なゲート酸化
膜5を形成する。
コン膜等の導電性膜を堆積し、次いで、酸化シリコン膜
等を薄く堆積し、パターニングする。これにより、n型
ウエル4上の広いフィールド酸化膜2上に、多結晶シリ
コン膜を下部電極FG、酸化シリコン膜を容量絶縁膜6
とする容量素子Dを形成する。この容量素子Dの上部電
極は、p型ウエル3およびn型ウエル4の主表面に形成
されるMISFETQs、Qpのゲート電極SGと同時
に形成される。
ン膜等の導電性膜を堆積し、パターニングする。これに
より、p型ウエル3およびn型ウエル4の主表面にゲー
ト電極SGを形成する。また、フィールド酸化膜2上
に、配線や抵抗等に用いられる導電層SG1を形成す
る。さらに、容量絶縁膜6上に上部電極SG2を形成す
る。
の両側に、n型不純物、例えばリン(P)をイオン打ち
込みしてn型半導体領域7(ソース、ドレイン)を形成
する。また、n型ウエル4上のゲート電極SGの両側
に、p型不純物、例えばホウ素(B)をイオン打ち込み
してp型半導体領域8(ソース、ドレイン)を形成す
る。次いで、半導体基板1の上部に、BPSG膜9を堆
積する。なお、このBPSG膜9を、後述するTEOS
膜やSOG膜としてもよい。
体領域8とゲート酸化膜5との界面の欠陥を回復させる
ために水素雰囲気下でアニールを行う。
nチャネル型MISFETQnと周辺回路を構成するp
チャネル型MISFETQpが形成される。
9の上部に、シールド膜となるPZT膜B1をスパッタ
リング法で堆積する。さらに、下部電極となるTi膜お
よびPt膜の積層膜10を堆積し、次いで、PZT膜1
1を堆積する。
る。PZTは、Pb(ZryTiz)O 3(y+z=1)
で表される。PZT膜を構成するこれらの原子の組成比
は、PZTの結晶構造から導かれる。PZT中のPb原
子は、立方体の8つの隅に1個づつ配置され、Zrもし
くはTi原子が、立方体のほぼ中心に配置されている。
さらに、酸素原子は、立方体の各面の中心に配置されて
いる。従って、立方体中には、1個(1/8×8個)の
Pbと、1個のZrもしくはTiと、3個(1/2×6
個)の酸素原子が存在する。ただし、このような結晶の
粒界には、酸化鉛が存在する。
い性質を有するため、PZT膜11の成膜時には、Pb
の組成比を1+α1としたアモルファス状の膜を堆積す
る。このアモルファス状の膜は、成膜後に行われるアニ
ールにより結晶化する。
B1は、追って詳細に説明するように、PZT膜11か
ら抜け出したPbを補償するため、その成膜時のPbの
組成比を1+α2(α2>α1)としている。このPZT
膜B1も、成膜時には、アモルファス状である。
アニールを行う。この際、PZT膜B1も結晶化する。
次いで、PZT膜11上に、上部電極となるPt膜12
を堆積する。次いで、Pt膜12をパターニングするこ
とによって、p型ウエル3上の広いフィールド酸化膜2
の上部に、上部電極12aを形成する。
およびPZT膜11上に、シールド膜となるPZT膜B
2をスパッタリング法で堆積する。このPZT膜B2
も、PZT膜11から抜け出したPbを補償するため、
その成膜時においてPbの組成比が1+α2(α2>
α1)である。また、成膜時には、アモルファス状であ
る。
上部にレジスト膜(図示せず)を形成する。次いで、こ
のレジスト膜をマスクに、PZT膜B2をプラズマエッ
チングすることによって、上部電極12a上にシールド
膜B2aを形成する。この際、上部電極12aのパター
ンより、シールド膜B2aのパターンを大きくすれば、
上部電極12aの側部もシールド膜B2aで覆われるこ
ととなり、シールド効果がより大きくなる。次いで、レ
ジスト膜をアッシングにより除去する。次に、プラズマ
エッチングやアッシングにより生じたPZT膜11の欠
陥を回復させるため、アニールを行う。
およびその周辺上部にレジスト膜(図示せず)を形成す
る。次いで、このレジスト膜をマスクに、PZT膜1
1、Ti膜およびPt膜の積層膜10、およびPZT膜
B1をプラズマエッチングすることによって、上部電極
12a下に、容量絶縁膜11a、下部電極10aおよび
シールド膜B1aを形成する(図5)。ここで、上部電
極12aのパターンより、容量絶縁膜11a、下部電極
10aおよびシールド膜B1aのパターンを大きく形成
するのは、下部電極10a上に、下部電極10aと後述
する中間配線L1との接続領域を確保するためである。
次いで、レジスト膜をアッシングにより除去する。次
に、プラズマエッチングやアッシングにより生じたPZ
T膜11の欠陥を回復させるため、アニールを行う。
ャパシタCが形成される。このキャパシタCは、上部電
極12a、容量絶縁膜11aおよび下部電極10aで構
成され、上部電極12aは、シールド膜B2aでその上
部が覆われている。また、下部電極10aの下部にはシ
ールド膜B1aが形成されている。
ールド膜B1a、B2aを形成したので、容量絶縁膜1
1a中に、水素やH2Oが侵入することを防止すること
ができる。即ち、シールド膜B1a、B2aが、バリア
となり水素やH2Oの透過を防止する。
には、PZT膜中の酸素原子と結合し、膜質を低下させ
る。が、本実施の形態においては、シールド膜B1a、
B2a中に水素等が侵入しても、シールド膜B1a、B
2a中の酸素が反応対象となり、容量絶縁膜11a中の
酸素原子との反応を防止することができる。即ち、シー
ルド膜B1a、B2a自身が犠牲となり、容量絶縁膜1
1aに対する水素等の影響を低減することができる。
aに用いられるPtは、触媒作用を有し、H2をH+(水
素イオン)化する。このH+が、上部電極12aもしく
は下部電極10a中を拡散し、容量絶縁膜11a中に到
達した場合には、その結晶性を破壊すると考えられる。
しかしながら、本実施の形態によれば、上部電極12a
上にシールド膜B2aを、下部電極10a下にシールド
膜B1aを形成したので、シールド膜中の酸化鉛がこれ
ら電極10a、12a中に拡散する。この酸化鉛は、触
媒毒となり、前述のPtの触媒作用を抑えることができ
る。この酸化鉛は、550℃以上の熱処理により電極1
0a、12a中に拡散させることができる。
極12a中に触媒毒となる酸化鉛を含有させる方法とし
ては、下部電極10a及び上部電極12aを形成するた
めのPt膜を形成する工程において、Pt膜中に酸化鉛
をあらかじめ含有させるようにしてもよい。
性質を有するため、容量絶縁膜11a中のPbが拡散
し、欠陥が生じる。しかしながら、本実施の形態におい
ては、シールド膜B1a、B2aを構成するPZTのP
bの組成比を大きくした(α2>α1)ので、容量絶縁膜
11aのPbの欠損を補償することができる。即ち、シ
ールド膜B1a、B2a中のPbが、上部電極12aも
しくは下部電極10aを通して容量絶縁膜11a中に補
給され、欠陥を回復させる。
膜B1aを形成することにより、前述の水素アニールに
より生じたBPSG膜9中のH2の影響を緩和すること
ができる。また、下部電極10a下に、同じ素材を用い
たシールド膜B1aを形成することにより下部電極10
aの結晶性を良くすることができる。また、シールド膜
B1aをアニールにより結晶化した後、容量絶縁膜を形
成した場合には、結晶性をさらに良くすることができ
る。
絶縁膜11aの特性を確保することができ、残留分極量
Qswを大きくすることができる。また、残留分極量Q
swのばらつきを抑えることができる。
り、テトラエトキシシランを材料とした酸化シリコン膜
(以下、TEOS膜という)13を堆積する。
領域7(ソース、ドレイン)、p型半導体領域8(ソー
ス、ドレイン)および容量素子Dの下部電極FG上に開
口部を有するレジスト膜(図示せず)を形成する。次い
で、図7に示すように、このレジスト膜をマスクに、n
型半導体領域7(ソース、ドレイン)およびをp型半導
体領域8(ソース、ドレイン)上の酸化シリコン膜9、
13をプラズマエッチングにより除去することによりコ
ンタクトホールC1を形成する。次いで、アッシングに
よりレジスト膜を除去し、コンタクトホールC1内を含
むTEOS膜13上にPt膜(図示せず)を形成する。
次いで、Pt膜とn型半導体領域7(ソース、ドレイ
ン)、p型半導体領域8(ソース、ドレイン)および容
量素子Dの下部電極FGとの接触部にシリサイド層14
を形成する。次いで、未反応のPt膜を除去する。
よび下部電極10a上に開口部を有するレジスト膜(図
示せず)を形成する。次いで、図8に示すように、上部
電極12a上のシールド膜B2aとTEOS膜13と、
下部電極10a上のTEOS膜13と容量絶縁膜11a
とをプラズマエッチングにより除去することによりコン
タクトホールC2を形成する。次いで、アッシングによ
りレジスト膜を除去し、PZT膜の膜質の改善のために
O2(酸素)雰囲気下でアニールする。
G1および容量素子Dの上部電極SG2上に開口部を有
するレジスト膜(図示せず)を形成する。次いで、図9
に示すように、導電層SG1および上部電極SG2上の
酸化シリコン膜9および13をプラズマエッチングによ
り除去することによりコンタクトホールC3を形成す
る。次いで、アッシングによりレジスト膜を除去する。
ホールC1、C2、C3内を含むTEOS膜13上に、
TiN膜16を堆積する。次いで、TiN膜16をパタ
ーニングすることにより中間配線L1を形成する。この
中間配線L1によって、nチャネル型MISFETQs
とキャパシタCとが直列に接続される。即ち、nチャネ
ル型MISFETQsのn型半導体領域7(ソース、ド
レイン)とキャパシタCの上部電極12aとが、中間配
線L1によって接続される。
1およびTEOS膜13上に、TEOS膜17を形成す
る。
層配線M1〜M3を形成する。以下、これらの配線形成
工程および配線間の層間絶縁膜S1〜S3の形成工程に
ついて詳細に説明する。
るレジスト膜(図示せず)を形成する。この開口部は、
例えば、キャパシタCの下部電極10a、nチャネル型
MISFETQsのキャパシタCと接続していないn型
半導体領域7(ソース、ドレイン)上または周辺回路領
域のp型半導体領域8(ソース、ドレイン)、容量素子
Dの電極FG、SG2上等に形成される。次いで、図1
2に示すように、このレジスト膜をマスクにTEOS膜
17をエッチングすることにより、コンタクトホール1
8を形成する。
EOS膜17上にTiN膜、Al膜およびTiN膜を順
次堆積する。次に、これらの積層膜をパターニングする
ことにより第1層配線M1を形成する(図13)。
M1およびTEOS膜17上にTEOS膜S1a、バリ
ア膜となるPZT膜S1bおよびTEOS膜S1cを順
次堆積することにより、これらの膜からなる層間絶縁膜
S1を形成する。このPZT膜S1bは、Pbの組成比
が1+α3であるアモルファス状の膜である。ここで、
このPZT膜形成後は、高温熱処理が施されないため、
PZT膜S1bは、結晶化せずアモルファス状のままで
ある。
間絶縁膜S1中にバリア膜となるPZT膜S1bを形成
したので、容量絶縁膜11a中に、水素やH2Oが侵入
することを防止することができる。即ち、PZT膜S1
bが、バリアとなりTEOS膜S1cおよび後述するS
2a中に存在する水素やH2Oの透過を防止する。特
に、PZT膜S1bはアモルファス状であり、結晶粒界
を有しないため、結晶化したPZT膜より水素やH2O
の透過を効果的に防止することができる。
する水素やH2O等が、PZT膜S1b中の酸素原子と
結合し、容量絶縁膜11a中に水素やH2Oが侵入する
ことを防止することができる。また、容量絶縁膜11a
中の酸素原子との反応を防止することができる。即ち、
PZT膜S1b自身が犠牲となり、容量絶縁膜11aに
対する、水素等の影響を低減することができる。
M1上の所望の領域に開口部を有するレジスト膜(図示
せず)を形成し、このレジスト膜をマスクに層間絶縁膜
S1をエッチングすることにより、コンタクトホール1
9を形成する(図15)。
間絶縁膜S1上にTiN膜、Al膜およびTiN膜を順
次堆積する。次に、これらの積層膜をパターニングする
ことにより第2層配線M2を形成する(図16)。
り、バリア膜となるPZT膜S1bが除去されるが、前
述のようにコンタクトホール19内には、TiN膜(バ
リアメタル膜)が形成される。このTiN膜は、水素等
を透過させないバリア性を有するため、コンタクトホー
ル19を介して水素等が透過することを防止することが
できる。即ち、半導体基板1上は、PZT膜S1bもし
くはTiN膜で覆われることとなり、これらの膜によ
り、容量絶縁膜11a中に水素やH2Oが侵入すること
を防止することができる。
M2および層間絶縁膜S1上にTEOS膜S2a、バリ
ア膜となるPZT膜S2bおよびTEOS膜S2cを順
次堆積することにより、これらの膜からなる層間絶縁膜
S2を形成する。このPZT膜S2bも、PZT膜S1
bと同様に、Pbの組成比が1+α3であるアモルファ
ス状の膜である。
間絶縁膜S2中にバリア膜となるPZT膜S2bを形成
したので、容量絶縁膜11a中に、水素やH2Oが侵入
することを防止することができる。即ち、PZT膜S2
bが、バリアとなりTEOS膜S2cおよび後述するS
3a中に存在する水素やH2Oの透過を防止する。特
に、PZT膜S2bはアモルファス状であり、結晶粒界
を有しないため、結晶化したPZT膜より水素やH2O
の透過を効果的に防止することができる。
する水素やH2O等が、PZT膜S2b中の酸素原子と
結合し、容量絶縁膜11a中に水素やH2Oが侵入する
ことを防止することができる。また、容量絶縁膜11a
中の酸素原子との反応を防止することができる。即ち、
PZT膜S2b自身が犠牲となり、容量絶縁膜11aに
対する、水素等の影響を低減することができる。
晶化させずにアモルファスの状態を保つことにより、結
晶化させたPZT膜と比較して、誘電率を低く保つこと
ができる。PZT膜S1bまたはS2bの誘電率を低く
保つことにより、第1層配線M1、第2層配線M2、第
3層配線M3の間の寄生容量を低減することができるた
め、メモリセルの回路動作の高速化を図ることができ
る。
M2上の所望の領域に開口部を有するレジスト膜(図示
せず)を形成し、このレジスト膜をマスクに層間絶縁膜
S2をエッチングすることにより、コンタクトホール2
0を形成する。
間絶縁膜S2上にTiN膜、Al膜およびTiN膜を順
次堆積する。次に、これらの積層膜をパターニングする
ことにより第3層配線M3を形成する(図18)。
り、バリア膜となるPZT膜S2bが除去されるが、前
述のようにコンタクトホール20内には、TiN膜(バ
リアメタル膜)が形成される。このTiN膜は、水素等
を透過させないバリア性を有するため、コンタクトホー
ル20を介して水素等が透過することを防止することが
できる。即ち、半導体基板1上は、PZT膜S2bもし
くはTiN膜で覆われることとなり、これらの膜によ
り、容量絶縁膜11a中に水素やH2Oが侵入すること
を防止することができる。
M3および層間絶縁膜S2上にTEOS膜S3a、バリ
ア膜となるPZT膜S3bおよびTEOS膜S3cを順
次堆積することにより、これらの膜からなる層間絶縁膜
S3を形成する。このPZT膜S3bも、PZT膜S1
bと同様に、その成膜時においては、Pbの組成比が1
+α3であるアモルファス状の膜である。次いで、層間
絶縁膜S3上に、PIQ膜21を形成する。この層間絶
縁膜S3およびPIQ膜21は、最上層配線M3上に形
成され、半導体基板上に形成された素子や配線を保護す
る膜(パッシベーション膜)となる。
間絶縁膜S3中にバリア膜となるPZT膜S3bを形成
したので、容量絶縁膜11a中に、水素やH2Oが侵入
することを防止することができる。即ち、PZT膜S3
bが、バリアとなりTEOS膜S3cおよびPIQ膜中
に存在する水素やH2Oの透過を防止する。
する水素やH2O等が、PZT膜S3b中の酸素原子と
結合し、容量絶縁膜11a中に水素やH2Oが侵入する
ことを防止することができる。また、容量絶縁膜11a
中の酸素原子との反応を防止することができる。即ち、
PZT膜S3b自身が犠牲となり、容量絶縁膜11aに
対する、水素等の影響を低減することができる。
膜S1等をTEOS膜を用いて形成したが、SOG膜等
を用いて形成することも可能である。このSOG膜は、
水分を多く含むため層間絶縁膜中S1にバリア層S1
b、S2b等を形成することの効果がより大きい。
膜S1中にバリア層S1b、S2bとしてPZT膜を用
いたが、バリア層としてAl2O3膜等を用いてもよい。
このAl2O3膜中においては、水素やH2Oの拡散速度
が小さく、容量絶縁膜11aに対する、水素等の影響を
低減することができる。
は、シールド膜B2aを形成後、PZT膜11、Ti膜
およびPt膜の積層膜10およびPZT膜B1をエッチ
ングしたが、このエッチングの後に、PZT膜B3を形
成することによって、下部電極10a側壁に、サイドウ
ォールPZT膜B3aを形成してもよい。
る。なお、図4に示した半導体基板を形成するまでの工
程は、実施の形態1の場合と同様であるためその説明を
省略する。図19(a)は、図4に示した半導体基板の
シールド膜B2a近傍(キャパシタC部)の拡大図であ
る。図19(a)に示すように、BPSG膜9上には、
PZT膜B1、Ti膜およびPt膜の積層膜10および
PZT膜11が形成されている。また、このPZT膜1
1上には上部電極12aが形成され、この上部電極12
aの上部および側部は、シールド膜B2aで覆われてい
る。
T膜11とTi膜およびPt膜の積層膜10とをプラズ
マエッチングすることによって、上部電極12a下に、
容量絶縁膜11aおよび下部電極10aを形成する。こ
の際、この下部電極10aの側部は、シールド膜B1a
で覆われていない。
電極10a形成領域を含む領域にPZT膜B3をスパッ
タリング法で堆積する。
B2と同様に、その成膜時においてPbの組成比が1+
α2(α2>α1)である、アモルファス状の膜である。
ターンを用いて、下部電極10a上のPZT膜B3を除
去する。次に、下部電極10aより少し大きいパターン
を用いて下部電極10aの周囲のPZT膜B3およびB
1を除去する。
を覆うサイドウォールPZT膜B3aを形成することが
できる。
D法によりTEOS膜13を堆積する。以降の工程は、
図7〜図18を参照しながら説明した実施の形態1の場
合と同様であるためその説明を省略する。
電極10aの側壁をサイドウォールPZT膜B3aで覆
ったので、実施の形態1で説明したシールド膜B1a、
B2aの効果の他、下部電極10aの側部からのH2も
しくはH2Oの侵入をも防止することができる。
は、サイドウォールPZT膜B3aをパターニングによ
り形成したが、このサイドウォールPZT膜を、異方性
エッチングにより形成してもよい。
る。なお、図4に示した半導体基板を形成するまでの工
程は、実施の形態1の場合と同様であるためその説明を
省略する。図20(a)は、図4に示した半導体基板の
シールド膜B2a近傍(キャパシタC部)の拡大図であ
る。図20(a)に示すように、BPSG膜9上には、
PZT膜B1、Ti膜およびPt膜の積層膜10および
PZT膜11が形成されている。また、このPZT膜1
1上には上部電極12aが形成され、この上部電極12
aの上部および側部は、シールド膜B2aで覆われてい
る。
T膜11とTi膜およびPt膜の積層膜10とをプラズ
マエッチングすることによって、上部電極12a下に、
容量絶縁膜11aおよび下部電極10aを形成する。こ
の際、この下部電極10aの側部は、シールド膜B1a
で覆われていない。
域にPZT膜B23をスパッタリング法で堆積する。
1、B2と同様に、その成膜時においてPbの組成比が
1+α2(α2>α1)である、アモルファス状の膜であ
る。
T膜B23を、異方的にエッチングすることにより、下
部電極10aの側壁にサイドウォールPZT膜B23a
を形成する。この際、シールド膜B2aの側壁にもサイ
ドウォールPZT膜B23aが形成される。
とにより、サイドウォールPZT膜B23aおよび下部
電極10a下に、シールド膜B1aを形成する。
D法によりTEOS膜13を堆積する。以降の工程は、
図7〜図18を参照しながら説明した実施の形態1の場
合と同様であるためその説明を省略する。
電極10aの側壁をサイドウォールPZT膜B23aで
覆ったので、実施の形態2の場合と同様に、下部電極1
0aの側部からのH2もしくはH2Oの侵入をも防止する
ことができる。
は、下部電極10a上のPZT膜B3を除去したが、か
かる工程を省略することも可能である。
る。なお、図4に示した半導体基板を形成するまでの工
程は、実施の形態1の場合と同様であるためその説明を
省略する。図21(a)は、図4に示した半導体基板の
シールド膜B2a近傍(キャパシタC部)の拡大図であ
る。図21(a)に示すように、BPSG膜9上には、
PZT膜B1、Ti膜およびPt膜の積層膜10および
PZT膜11が形成されている。また、このPZT膜1
1上には上部電極12aが形成され、この上部電極12
aの上部および側部は、シールド膜B2aで覆われてい
る。
T膜11とTi膜およびPt膜の積層膜10とをプラズ
マエッチングすることによって、上部電極12a下に、
容量絶縁膜11aおよび下部電極10aを形成する。こ
の際、この下部電極10aの側部は、シールド膜B1a
で覆われていない。
域にPZT膜B33をスパッタリング法で堆積する。
1、B2と同様に、その成膜時においてPbの組成比が
1+α2(α2>α1)である、アモルファス状の膜であ
る。
電極10aより少し大きいパターンを用いて下部電極1
0aの周囲のPZT膜B33およびB1を除去する。
び下部電極10aの側壁を覆うシールドPZT膜B33
aを形成することができる。
堆積する。以降の工程は、図7〜図18を参照しながら
説明した実施の形態1の場合と同様であるためその説明
を省略する。
電極10aの側壁をシールドPZT膜B33aで覆った
ので、実施の形態2の場合と同様に、下部電極10aの
側部からのH2もしくはH2Oの侵入をも防止することが
できる。
12a上にもシールドPZT膜B33aが残存するた
め、上部電極12aとその上部のシールド膜B2aを、
同じマスクで形成することも可能である。
電極10aの側壁を容量絶縁膜11aで覆ってもよい。
る。なお、図1に示した半導体基板の形成工程は、実施
の形態1の場合と同様であるためその説明を省略する。
図22(a)は、図1に示した半導体基板のうちキャパ
シタC部の形成予定領域の拡大図である。図22(a)
に示すように、BPSG膜9上に、実施の形態1と同様
に、PZT膜B1、Ti膜およびPt膜の積層膜10を
形成する。
膜およびPt膜の積層膜10をパターニングすることに
より下部電極10aを形成する。
電極10a上を含むPZT膜B1上にに容量絶縁膜11
aとなるPZT膜11を堆積する。この際、下部電極1
0aの側壁は、容量絶縁膜11aとなるPZT膜11に
より覆われている。次いで、PZT膜11上に、Pt膜
を堆積し、パターニングすることによって上部電極12
aを形成する。
電極12a上を含むPZT膜11上に、シールド膜B2
aとなるPZT膜B2を堆積する。この際、上部電極1
2aの側壁は、PZT膜B2により覆われている。
T膜B2、11およびB1をパターニングすることによ
って、上部電極12aの上部および側部を覆うシールド
膜B2a、下部電極10aの側部を覆う容量絶縁膜11
aおよび下部電極10aの底面を覆うシールド膜B1a
を形成する。
は、その成膜時においてPbの組成比が1+α2(α2>
α1)である、アモルファス状の膜である。
堆積する。以降の工程は、図7〜図18を参照しながら
説明した実施の形態1の場合と同様であるためその説明
を省略する。
絶縁膜11aで、下部電極10aの側部を覆ったので、
3枚のPZT膜(B2a、11aおよびB1a)で、上
部電極12aおよび下部電極10aを覆うことができ
る。
は、周辺回路領域であるn型ウエル4上にもPZT膜S
1bを形成した(例えば、図14参照)が、周辺回路領
域であるn型ウエル4上のPZT膜S1bをエッチング
により除去してもよい。PZT膜S2bについても同様
である。なお、本実施の形態の半導体集積回路装置の製
造方法は、PZT膜S1bを形成後に、周辺回路領域で
あるn型ウエル4上のPZT膜S1bをエッチングによ
り除去する工程が追加されるだけで、その他の工程は同
様であるためその詳細な説明を省略する。
の半導体集積回路基板の平面図である。図24に示すよ
うに、FeRAMメモリセルが形成されるメモリセル形
成領域上には、PZT膜S1b(S2b)を有する層間
絶縁膜S1(S2)が形成され、周辺回路部およびロジ
ック部上には、PZT膜S1b(S2b)を含まない層
間絶縁膜S51(S52)が形成されている。
辺回路部およびロジック部上のPZT膜S1b(S2
b)を除去したので、PZT膜により生じる寄生容量を
低減することができる。また、周辺回路部およびロジッ
ク部の回路動作の高速化を図ることができる。
集積回路基板の平面図である。図25に示すように、周
辺回路部およびロジック部上のみならずメモリセル形成
領域上にもPZT膜S3bを有する層間絶縁膜S3が形
成されている。ただし、第3層配線M3上の層間絶縁膜
S3(PZT膜S3b)は除去され、パッド部PADが
形成される。
上層配線(この場合第3層配線M3)上には、周辺回路
部およびロジック部上のみならずメモリセル形成領域上
にもPZT膜S3bを有する層間絶縁膜S3を形成した
ので、半導体集積回路装置の充分な保護を図ることがで
きる。なお、層間絶縁膜S3上には、配線は形成されな
いため、層間絶縁膜S3中のPZT膜により生じる寄生
容量は、問題とならない。
明したFeRAMメモリセルの回路配置について説明す
る。実施の形態1で説明した通り、FeRAMメモリセ
ルは、キャパシタCとこれに直列に接続されたMISF
ETQsとを有し、図26に示すように単一のキャパシ
タCとこれに直列に接続されたMISFETQsとで1
つのセルを構成することができる(1T1Cセル)。こ
の場合、MISFETQsのゲート電極がワード線WL
と接続され、MISFETQsのキャパシタCに接続さ
れていないソース、ドレイン領域がビット線BLに接続
される。また、キャパシタCのMISFETQsに接続
されていない電極が駆動線DLに接続されている。
AMメモリセルを、2つのキャパシタCと2つのMIS
FETQsとで構成することができる(2T2Cセ
ル)。この場合も、2つのMISFETQsのゲート電
極がワード線WLと接続され、2つのキャパシタCのM
ISFETQsに接続されていない側の電極が駆動線D
Lに接続されている。また、2つのMISFETQsの
キャパシタCに接続されていない側のソース、ドレイン
領域が、それぞれビット線BL、ビット線バー/BLに
接続される。
明したFeRAMメモリセルにおいては、p型ウエル3
上の広いフィールド酸化膜2上にキャパシタCを形成し
た(図6参照)が、FeRAMメモリセルを構成するM
ISFETQsのn型半導体領域7(ソース、ドレイ
ン)上にキャパシタCを形成してもよい。
レイン)上にキャパシタCを形成した半導体集積回路の
一例である。図26に示すように、MISFETQsの
n型半導体領域7(ソース、ドレイン)上には、プラグ
P1が形成されている。このプラグP1は、MISFE
TQsのソース、ドレイン領域上のBPSG膜9および
その上部のPZT膜B1を除去することにより形成され
たコンタクトホールC1に、導電性膜を埋め込むことに
より形成する。
成されている。このキャパシタCは、プラグP1上を含
むPZT膜B1上にTi膜およびPt膜の積層膜10、
PZT膜11およびPt膜12を順次堆積し、パターニ
ングすることにより形成する。
1上には、PZT膜B2およびTEOS膜17が形成さ
れ、上部電極上には、PZT膜B2およびTEOS膜1
7を除去することによりコンタクトホールC2が形成さ
れている。
S膜17上には、配線層Maが形成されている。
接続されていないn型半導体領域7(ソース、ドレイ
ン)上には、コンタクトホールC3が形成され、このコ
ンタクトホール内を含むTEOS膜17上には、配線層
Mbが形成されている。
0aはPZT膜B1、B2aで覆われることとなり、実
施の形態1の場合と同様の効果を有る。
TQsのn型半導体領域7(ソース、ドレイン)上にキ
ャパシタCを形成すれば、セル面積の縮小化を図ること
ができる。また、実施の形態6で説明した1T1Cのセ
ル構造に、本実施の形態を適用すれば、更なる、セル面
積の縮小化を図ることができる。
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
路領域であるn型ウエル4にpチャネル型MISFET
を形成したが、周辺回路領域にp型ウエルを形成しnチ
ャネル型MISFETを形成してもよい。
の上部電極としてPt膜およびTi膜の積層膜を用い、
下部電極としてPt膜を用いたが、これに限定されるも
のではなく、これらの電極には、Pt、Ir、Ir
O2、Ru、RuO2等の白金族金属またはその酸化物も
しくは複酸化物を主要な構成要素とする単層膜、あるい
はこれから選択された2種以上の導電膜で構成される積
層膜を用いても良い。
縁膜用の強誘電体膜としてPZT膜を使用したが、これ
に限定されるものではなく、例えば、PLZT(Pb
1-xLax(ZryTiz)O3)などといったPbを含有
し、高〜強誘電体を主要な成分とする誘電体膜であって
もよい。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
上部もしくは下部電極の下部に形成された第1および第
2のシールド膜により、キャパシタの上部もしくは下部
からのH2もしくはH2Oの侵入を防止することができ、
キャパシタ中の高もしくは強誘電体材料(容量絶縁膜)
の特性劣化を防止することができる。また、第1および
第2のシールド膜により、容量絶縁膜中の成分、例え
ば、鉛の拡散を低減することができる。また、第1およ
び第2のシールド膜を鉛の組成比を容量絶縁膜のそれよ
り大きくしておけば、容量絶縁膜中から拡散した鉛を、
第1および第2のシールド膜中の鉛で補うことができ、
容量絶縁膜の特性劣化を防止することができる。その結
果、FeRAMメモリセルの特性を向上させることがで
きる。
リア層により、キャパシタの上部からのH2もしくはH2
Oの侵入を防止することができ、キャパシタ中の容量絶
縁膜の特性劣化を防止することができる。その結果、F
eRAMメモリセルの特性を向上させることができる。
量絶縁膜の特性劣化を防止した半導体集積回路装置を製
造することができる。
置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
態2である半導体集積回路装置の製造方法を示す基板の
要部断面図である。
態3である半導体集積回路装置の製造方法を示す基板の
要部断面図である。
態4である半導体集積回路装置の製造方法を示す基板の
要部断面図である。
装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
装置の製造方法を示す基板の要部平面図である。
装置の製造方法を示す基板の要部平面図である。
リセルの回路配置を示す図である。
リセルの他の回路配置を示す図である。
リセルを示す基板の要部断面図である。
Claims (40)
- 【請求項1】 半導体基板の主表面に形成された情報転
送用MISFETと、前記情報転送用MISFETに直
列に接続されたキャパシタとを有する半導体集積回路装
置であって、 (a)前記半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜およ
びその上部に形成されたゲート電極と、前記ゲート電極
の両側の半導体基板中に形成されたソース、ドレイン領
域とで構成される前記情報転送用MISFETと、 (b)第1の導電性膜からなる下部電極、前記下部電極
上に形成され、高もしくは強誘電体材料からなる容量絶
縁膜と、第2の導電性膜からなる上部電極であって前記
ソースもしくはドレイン領域と電気的に接続される上部
電極とで構成される前記キャパシタと、 (d)前記下部電極下に形成された第1のシールド膜
と、前記上部電極上に形成された第2のシールド膜と、 を有することを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項2】 前記第1および第2のシールド膜は、鉛
化合物であることを特徴とする請求項1記載の半導体集
積回路装置。 - 【請求項3】 前記容量絶縁膜、第1および第2のシー
ルド膜は、鉛を有する強誘電体材料であって、前記第1
および第2のシールド膜の鉛の組成比は、前記容量絶縁
膜の鉛の組成比より大きいことを特徴とする請求項1記
載の半導体集積回路装置。 - 【請求項4】 前記第1および第2のシールド膜は、P
ZT膜であることを特徴とする請求項1記載の半導体集
積回路装置。 - 【請求項5】 前記容量絶縁膜は、第1のPZT膜(P
bx1(Zry1Tiz1)O3)であり、第1および第2の
シールド膜は、第2のPZT膜(Pbx2(Zry2T
iz2)O3)(X2>X1)であることを特徴とする請
求項1記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項6】 前記容量絶縁膜、第1および第2のシー
ルド膜は、鉛を有する強誘電体材料であって、前記第1
および第2のシールド膜の鉛の組成比は、前記容量絶縁
膜の鉛の組成比より大きく、前記容量絶縁膜は、前記第
1および第2のシールド膜で、遮蔽されていることを特
徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項7】 半導体基板の主表面に形成された情報転
送用MISFETと、前記情報転送用MISFETに直
列に接続されたキャパシタとを有する半導体集積回路装
置であって、 (a)前記半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜およ
びその上部に形成されたゲート電極と、前記ゲート電極
の両側の半導体基板中に形成されたソース、ドレイン領
域とで構成される前記情報転送用MISFETと、 (b)第1の導電性膜からなる下部電極、前記下部電極
上に形成され、高もしくは強誘電体材料からなる容量絶
縁膜と、第2の導電性膜からなる上部電極であって前記
ソースもしくはドレイン領域と電気的に接続される上部
電極とで構成される前記キャパシタと、 (d)前記下部電極下に形成されたシールド膜と、 を有することを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項8】 前記シールド膜は、鉛化合物であること
を特徴とする請求項7記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項9】 前記容量絶縁膜およびシールド膜は、鉛
を有する強誘電体材料であって、前記シールド膜の鉛の
組成比は、前記容量絶縁膜の鉛の組成比より大きいこと
を特徴とする請求項7記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項10】 前記シールド膜は、PZT膜であるこ
とを特徴とする請求項7記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項11】 前記容量絶縁膜は、第1のPZT膜
(Pbx1(Zry1Ti z1)O3)であり、前記シールド
膜は、第2のPZT膜(Pbx2(Zry2Tiz2)O3)
(X2>X1)であることを特徴とする請求項7記載の
半導体集積回路装置。 - 【請求項12】 半導体基板の主表面に形成された情報
転送用MISFETと、前記情報転送用MISFETに
直列に接続されたキャパシタとを有する半導体集積回路
装置であって、 (a)前記半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜およ
びその上部に形成されたゲート電極と、前記ゲート電極
の両側の半導体基板中に形成されたソース、ドレイン領
域とで構成される前記情報転送用MISFETと、 (b)第1の導電性膜からなる下部電極、前記下部電極
上に形成され、強誘電体材料からなる容量絶縁膜と、第
2の導電性膜からなる上部電極であって前記ソースもし
くはドレイン領域と電気的に接続される上部電極とで構
成される前記キャパシタと、 (c)前記情報転送用MISFETおよびキャパシタ上
に形成された層間絶縁膜であって、高もしくは強誘電体
材料からなるバリア層を有する層間絶縁膜と、 (d)前記層間絶縁膜上に形成された配線と、を有する
ことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項13】 前記バリア層は、鉛化合物であること
を特徴とする請求項12記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項14】 前記バリア層は、PZT膜であること
を特徴とする請求項12記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項15】 前記バリア層はアモルファス状の膜で
あることを特徴とする請求項12記載の半導体集積回路
装置。 - 【請求項16】 前記層間絶縁膜は、前記情報転送用M
ISFETおよびキャパシタ上に形成された第1の絶縁
層と、前記第1の絶縁層上に形成された前記バリア層
と、前記バリア層上に形成された第2の絶縁層とからな
ることを特徴とする請求項12記載の半導体集積回路装
置。 - 【請求項17】 前記バリア層はアモルファス状の膜で
あることを特徴とする請求項16記載の半導体集積回路
装置。 - 【請求項18】 前記半導体集積回路は、さらに、前記
層間絶縁膜中に形成されたコンタクトホールを有し、前
記コンタクトホール底部および側部は、TiN膜で覆わ
れていることを特徴とする請求項12記載の半導体集積
回路装置。 - 【請求項19】 前記半導体集積回路は、前記配線を含
む複数の配線、およびこれらの配線間に形成された前記
層間絶縁膜と同様の構成の他の層間絶縁膜を有すること
を特徴とする請求項12記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項20】 前記他の層間絶縁膜は、第1の絶縁層
と、前記第1の絶縁層上に形成された前記バリア層と、
前記バリア層上に形成された第2の絶縁層とを有するこ
とを特徴とする請求項19記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項21】 前記半導体集積回路は、前記複数の配
線のうち最上層の配線上に形成されたパッシベーション
膜を有し、前記パッシベーション膜は、高もしくは強誘
電体材料からなるバリア層を有することを特徴とする請
求項12記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項22】 前記半導体集積回路は、前記情報転送
用MISFETとキャパシタとが形成されるメモリセル
形成領域および周辺回路が形成される周辺回路領域とを
有し、前記バリア層は、メモリセル形成領域上のみに形
成されていることを特徴とする請求項12記載の半導体
集積回路装置。 - 【請求項23】 前記半導体集積回路は、前記情報転送
用MISFETとキャパシタとが形成されるメモリセル
形成領域および周辺回路が形成される周辺回路領域とを
有し、前記メモリセル形成領域は、前記バリア層もしく
は前記TiN膜で覆われていることを特徴とする請求項
18記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項24】 半導体基板の主表面に形成された情報
転送用MISFETと、前記情報転送用MISFETに
直列に接続されたキャパシタとを有する半導体集積回路
装置の製造方法であって、 (a)前記半導体基板上にゲート絶縁膜およびゲート電
極を形成する工程と、 (b)前記ゲート電極の両側の半導体基板中にソース、
ドレイン領域を形成する工程と、 (c)前記ゲート電極およびソース、ドレイン領域上に
絶縁膜を形成する工程と、 (e)前記絶縁膜上にシールド膜、第1の導電性膜、強
誘電体材料からなる容量絶縁膜および第2の導電性膜を
順次堆積し、パターニングすることにより第1の導電性
膜からなる下部電極、容量絶縁膜および第2の導電性膜
からなる上部電極とで構成されるキャパシタを、シール
ド膜上に形成する工程と、 を有することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
法。 - 【請求項25】 前記絶縁膜を形成する工程は、水素雰
囲気下でアニールする工程を含んでいることを特徴とす
る請求項24記載の半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項26】 前記絶縁膜は、プラズマCVD法によ
り形成されることを特徴とする請求項24記載の半導体
集積回路装置の製造方法。 - 【請求項27】 前記絶縁膜は、酸化シリコン膜であっ
て、SOG膜を熱処理することにより形成されることを
特徴とする請求項24記載の半導体集積回路装置の製造
方法。 - 【請求項28】 前記シールド膜は、鉛化合物であるこ
とを特徴とする請求項24記載の半導体集積回路装置の
製造方法。 - 【請求項29】 前記シールド膜は、PZT膜であるこ
とを特徴とする請求項24記載の半導体集積回路装置の
製造方法。 - 【請求項30】 前記半導体集積回路装置の製造方法
は、さらに、前記上部電極上に他のシールド膜を形成す
る工程を有することを特徴とする請求項24記載の半導
体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項31】 半導体基板の主表面に形成された情報
転送用MISFETと、前記情報転送用MISFETに
直列に接続されたキャパシタとを有する半導体集積回路
装置の製造方法であって、 (a)前記半導体基板上にゲート絶縁膜およびゲート電
極を形成し、前記ゲート電極の両側の半導体基板中にソ
ース、ドレイン領域を形成することにより前記情報転送
用MISFETを形成する工程と、 (e)第1のシールド膜、第1の導電性膜、強誘電体材
料からなる容量絶縁膜および第2の導電性膜を順次堆積
し、パターニングすることにより第1の導電性膜からな
る下部電極、容量絶縁膜および第2の導電性膜からなる
上部電極とで構成される前記キャパシタを形成する工程
と、 (f)前記情報転送用MISFETおよびキャパシタ上
に、第1の絶縁膜、高もしくは強誘電体材料からなるバ
リア層および第2の絶縁膜を順次堆積することにより層
間絶縁膜を形成する工程と、 を有することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
法。 - 【請求項32】 前記第1および第2の絶縁膜は、プラ
ズマCVD法により形成されることを特徴とする請求項
31記載の半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項33】 前記第1および第2の絶縁膜は、酸化
シリコン膜であって、SOG膜を熱処理することにより
形成されることを特徴とする請求項31記載の半導体集
積回路装置の製造方法。 - 【請求項34】 前記バリア層は、鉛化合物であること
を特徴とする請求項31記載の半導体集積回路装置の製
造方法。 - 【請求項35】 前記バリア層は、PZT膜であること
を特徴とする請求項31記載の半導体集積回路装置の製
造方法。 - 【請求項36】 半導体基板の主表面に形成されたMI
SFETと、前記MISFETに電気的に接続されたキ
ャパシタとを有する半導体集積回路装置の製造方法であ
って、 (a)前記半導体基板の主面上にMISFETを形成す
る工程と、 (b)前記MISFETの上部に第1の絶縁膜を形成す
る工程と、 (c)前記第1の絶縁膜の上部に、下部電極、容量絶縁
膜および上部電極によって構成されるキャパシタと、前
記上部電極の上を覆う第1のシールド膜と、前記下部電
極の下を覆う第2のシールド膜とを形成する工程と、を
有することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法
であって、 前記第1及び第2のシールド膜及び前記キャパシタの容
量絶縁膜は、鉛を成分として含み、前記第1及び第2の
シールド膜中の鉛の成分比は、前記容量絶縁膜中の鉛の
成分比と同じかそれよりも多いことを特徴とする半導体
集積回路装置の製造方法。 - 【請求項37】 請求項36記載の半導体集積回路装置
の製造方法であって、 前記(c)工程の後に、熱処理を施すことによって、前
記第1及び第2のシールド膜の成分である鉛を前記キャ
パシタの上部電極および下部電極中に拡散させる工程を
有することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
法。 - 【請求項38】 請求項36記載の半導体集積回路装置
の製造方法であって、 前記上部電極及び下部電極を形成する工程は、それぞれ
Ptを主成分とする導電体膜を形成する工程と、前記P
tを主成分とする膜をパターニングする工程とを有する
ことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項39】 請求項38記載の半導体集積回路装置
の製造方法であって、 前記第1及び第2のシールド膜は、酸化鉛を成分として
含み、前記(c)工程の後に、熱処理を施すことによっ
て、前記第1及び第2のシールド膜の酸化鉛を、前記P
tを主成分とする膜の内部に拡散させる工程を有するこ
とを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項40】 請求項39記載の半導体集積回路装置
の製造方法において、 前記熱処理は、550℃以上の温度によって成されるこ
とを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
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