JP2002108691A - 半導体記憶装置および半導体記憶装置の制御方法 - Google Patents

半導体記憶装置および半導体記憶装置の制御方法

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JP2002108691A
JP2002108691A JP2000299012A JP2000299012A JP2002108691A JP 2002108691 A JP2002108691 A JP 2002108691A JP 2000299012 A JP2000299012 A JP 2000299012A JP 2000299012 A JP2000299012 A JP 2000299012A JP 2002108691 A JP2002108691 A JP 2002108691A
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忠昭 山内
Kunihiko Kozaru
邦彦 小猿
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    • G06F2212/206Memory mapped I/O

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイコンシステムにおいて制御しやすいロジ
ック内蔵DRAMを提供する。 【解決手段】 インタフェース部2は、アドレス信号A
DD.で指定される領域が、ロジック制御領域である場
合には、DRAM4とデータを授受する代わりに、レジ
スタ6とデータ授受を行なう。その際のデータ信号DA
TAは、レジスタ6に保持されるロジック回路8に対す
る制御コマンドや、処理のための入力データである。レ
ジスタ6の保持内容に応じて、ロジック回路8は、たと
えば、暗号処理や、画像処理等の、マイコンでは時間を
要してしまう処理を実行する。処理結果はレジスタ6に
保存され、DRAMに対する読出と同様のシーケンスで
読出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、より特定的にはロジック回路を内蔵した半導体
記憶装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図53は、従来の、64Mbitの容量
を有し、ワード構成が×16bitであるシンクロナス
ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)の
ピン配置を示した図である。
【0003】図54は、SDRAMの端子名と機能とを
示した図である。図53、図54を参照して、従来のS
DRAMは、54ピンの端子を有するパッケージに収め
られており、マスタクロックが入力される端子CLK,
クロックイネーブル信号が入力される端子CKE,チッ
プセレクト信号が入力される端子/CS,ロウアドレス
ストローブ信号が入力される端子/RAS,コラムアド
レスストローブ信号が入力される端子/CAS,ライト
イネーブル信号が入力される端子/WEを有している。
【0004】従来のSDRAMは、さらに、データ入出
力信号を授受する端子DQ0〜DQ15,出力ディスエ
ーブル信号/ライトマスク信号が入出力される端子DQ
M(U/L),アドレスが入力される端子A0〜A1
1,バンクアドレスが入力される端子BA0,BA1,
電源が与えられる端子VDD,出力用電源が与えられる
端子VDDQ,接地電位が与えられる端子VSS,出力
用接地電位が与えられる端子VSSQを有している。
【0005】これらの端子は、図53に示すように、1
番ピンから13番ピンおよび42番ピンから54番ピン
の間にデータ入出力端子および電源が配置され、15番
ピンから19番ピンおよび37番ピンから39番ピンの
間に制御信号およびクロック信号が配置されており、2
0番ピンから35番ピンの間にアドレス入力ピンが配置
されている。このような端子配置は、ある程度汎用性を
有しており、メモリを搭載するシステムに用いられる基
板にもよく使われている。
【0006】図55は、従来のロジック内蔵DRAMの
構成を示す図である。図55を参照して、チップ501
には、DRAM504とロジック508が搭載されてお
り、DRAMへのアクセス用の制御信号/RAS,/C
AS,…,/CSや、アドレス信号ADD.およびデー
タ信号DATAを入力する、あるいは、出力する端子が
設けられている。
【0007】チップ501には、さらに、ロジック特有
の制御ピンCTR0,CTR1や、ロジックにアクセス
要求をするリクエスト信号REQを入力する端子および
ロジックが処理完了を外部に知らせるためのストローブ
信号STRBを出力するための端子を含んでいる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来は、ロジック50
8を制御するために、ロジック508のための特有なピ
ンを設けていたため、図53で示したような汎用的なD
RAMに対してピン数が増えたり、またボード上でシス
テムを組むためにロジック混在DRAMを制御するため
に専用のコントローラを準備する必要があった。したが
って、通常のマイクロコンピュータに接続するような汎
用性が失われたり、またはシステムをコントロールする
ためにマイクロコンピュータに特殊なコマンドを使う必
要があった。
【0009】この発明の目的は、汎用的なDRAMと同
様な制御方法でロジック部を制御することが可能なロジ
ック回路を混載した半導体記憶装置を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
記憶装置は、外部から与えられる制御信号、アドレスお
よびデータを受ける端子群と、アドレスによって指定さ
れる領域に対して制御信号に応じてデータの授受を行な
うメモリセルアレイと、メモリセルアレイに対して制御
信号、アドレスおよびデータが与えられるシーケンスと
同じシーケンスで端子群に制御信号、アドレスおよびデ
ータが与えられた場合に、アドレスが所定の第1の領域
を指定したときに制御信号、アドレスおよびデータの少
なくともいずれか1つに応じてデータ処理を行なうロジ
ック回路とを備える。
【0011】請求項2に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、端子群か
ら制御信号、アドレスおよびデータを受け、アドレスに
応じてメモリセルアレイとロジック回路のいずれか一方
に対して、制御信号、アドレスおよびデータの少なくと
もいずれか1つに応じた動作を指示するインターフェイ
ス部をさらに備え、ロジック回路は、インターフェイス
部からの指示内容を保持するデータ保持部と、データ保
持部の保持内容に応じてデータ処理を行なうデータ処理
回路とを含む。
【0012】請求項3に記載の半導体記憶装置は、請求
項2に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、指示内容
は、データ処理回路の動作を指定するコマンドと、デー
タ処理回路が処理する入力データとを含み、データ保持
部は、コマンドを保持する第1の保持回路と、入力デー
タを保持する第2の保持回路と、入力データをデータ処
理回路がデータ処理した処理結果を保持する第3の保持
回路とを含む。
【0013】請求項4に記載の半導体記憶装置は、請求
項3に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、データ保
持部は、データ処理回路がデータ処理を完了したか否か
を示すフラグを保持する第4の保持回路をさらに含む。
【0014】請求項5に記載の半導体記憶装置は、請求
項3に記載の半導体記憶装置の構成において、データ処
理回路は、暗号処理を行ない、入力データは、暗号の鍵
データを含む。
【0015】請求項6に記載の半導体記憶装置は、請求
項2に記載の半導体記憶装置の構成において、指示内容
は、データ処理回路の複数の動作モードの指定を含み、
データ保持部は、複数の動作モードを保持する保持回路
を有し、保持回路は、メモリアレイに一回に書込むデー
タ幅分のビットの容量を有し、ロジック回路に対する複
数の動作モードの指定は、メモリセルアレイに対する1
回のデータ書込を行なうシーケンスと同じシーケンスで
行なわれる。
【0016】請求項7に記載の半導体記憶装置は、請求
項2に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、インター
フェイス部は、制御信号に応じて書換え可能なモードレ
ジスタを含み、インターフェイス部は、モードレジスタ
の保持値に応じて第1の領域をアドレス空間のどこに割
当てるかを決定する。
【0017】請求項8に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の構成において、所定の第
1の領域は、メモリセルアレイのアドレス空間の一部の
領域である。
【0018】請求項9に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の構成において、所定の第
1の領域は、メモリセルアレイのアドレス空間以外の仮
想的なアドレス空間の一部の領域である。
【0019】請求項10に記載の半導体記憶装置は、請
求項9に記載の半導体記憶装置の構成において、ロジッ
ク回路は、仮想的なアドレス空間の一部である所定の第
1の領域へのアクセスに応じて、所定の第1の領域に対
応するメモリセルアレイのアドレス空間に格納されたデ
ータに処理を加える。
【0020】請求項11に記載の半導体記憶装置の制御
方法は、外部から与えられる制御信号、アドレスおよび
データを受ける端子群と、アドレスによって指定される
領域に対して制御信号に応じてデータの授受を行なうメ
モリセルアレイと、メモリセルアレイに対して制御信
号、アドレスおよびデータが与えられるシーケンスと同
じシーケンスで端子群に制御信号、アドレスおよびデー
タが与えられた場合に、アドレスが所定の第1の領域を
指定したときに制御信号、アドレスおよびデータの少な
くともいずれか1つに応じてデータ処理を行なうロジッ
ク回路とを備える半導体記憶装置の制御方法であって、
第1の領域を予約領域に指定するステップと、メモリセ
ルアレイへの書込シーケンスと同じシーケンスでアドレ
スによって第1の領域を指定してロジック回路へのコマ
ンドを与えるステップとを備える。
【0021】請求項12に記載の半導体記憶装置の制御
方法は、請求項11に記載の半導体記憶装置の制御方法
の構成に加えて、メモリセルアレイへの読出シーケンス
と同じシーケンスで第1の領域を指定してロジック回路
の処理結果を読出すステップをさらに備える。
【0022】請求項13に記載の半導体記憶装置の制御
方法は、請求項11に記載の半導体記憶装置の制御方法
の構成に加えて、半導体記憶装置は、端子群を介して、
キャッシュメモリを内蔵するマイクロコンピュータと接
続され、第1の領域をキャッシュメモリを使用しない領
域として指定するステップをさらに備える。
【0023】請求項14に記載の半導体記憶装置は、外
部から与えられる制御信号、アドレスおよびデータを受
ける第1の端子群と、行列状に配置される複数のメモリ
セルを含み、外部から与えられる選択信号に応じて活性
化され、アドレスによって指定される領域に対して制御
信号に応じてデータの授受を行なうメモリと、選択信号
に応じてメモリと相補的に活性化され、アドレスおよび
データの少なくともいずれか1つに応じてデータ処理を
行なうロジック回路と、選択信号を受ける第2の端子と
を備える。
【0024】請求項15に記載の半導体記憶装置は、請
求項14に記載の半導体記憶装置の構成において、メモ
リは、第1の端子群に時分割に与えられる行アドレスと
列アドレスとを含むアドレスに応じてメモリセルの選択
動作を行ない、ロジック回路は、第1の端子群に一括し
て与えられるアドレスに応じて動作を行なう。
【0025】請求項16に記載の半導体記憶装置は、請
求項15に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、ロジ
ック回路は、行アドレスと列アドレスの変化を検知して
動作タイミングを発生するATD回路を含む。
【0026】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
同一符号は同一または相当部分を示す。
【0027】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1の半導体記憶装置1の構成を示したブロック図で
ある。
【0028】図1を参照して、半導体記憶装置1は、制
御信号/RAS,/CAS,…,/CS,/WEなどの
制御信号を受ける端子とアドレス信号ADDを受ける端
子とデータ信号DATAを受ける端子と、制御信号/R
AS,/CAS,…,/CS,/WE、アドレス信号A
DD.およびデータ信号DATAに応じて内部に制御信
号を出力するインターフェイス部2と、インターフェイ
ス部2の出力を受けて動作をするDRAM4と、インタ
ーフェイス部2から与えられるデータやコマンドとを保
持するレジスタ6と、レジスタ6およびインターフェイ
ス部2からの出力に応じて信号処理などの動作を行なう
ロジック回路8とを含む。
【0029】チップ1の端子は、汎用DRAMで用いら
れている端子のみである。したがって、汎用DRAMチ
ップを収めているのと同じパッケージを用いることがで
きる。たとえば図53に示したようなピン配置を有する
パッケージである。
【0030】そのため、本発明の半導体記憶装置1を既
存のアプリケーションで用いる場合に、既存の汎用DR
AMと入換えるだけであるので、ボードの再設計や専用
の制御LSIを開発する必要がない。すなわち、汎用D
RAMとピンコンパチブルであるため、ソフトウェアの
変更だけで、新たな機能を追加することができる。たと
えば新たな機能としては、画像の高速処理用の回路や、
暗号処理などのマイクロコンピュータでは時間がかかっ
てしまう処理を行なうロジック回路の追加が考えられ
る。また、汎用DRAMを収めているパッケージに数本
の未使用の端子、たとえば図53における36番ピンや
40番ピンのようなNC(ノンコネクション)ピンを用
いて制御信号を入力するようにしてもよい。
【0031】次に、具体的な制御方法を説明する。搭載
されるロジック回路の制御には、いわゆるメモリマップ
ドIO方式を適用する。
【0032】図2は、実施の形態1のロジック内蔵半導
体記憶装置のメモリマップの例を示した図である。
【0033】図2を参照して、チップに搭載されるDR
AMの容量を64Mbitとし、ワード構成を×16と
する。DRAMのアドレスは、XアドレスがX0〜X1
3,YアドレスがY0〜Y7である。よって、8MBy
teを制御するメモリアドレスは0h〜3FFFFFh
である。
【0034】汎用のDRAMでは、このアドレス空間す
べてにデータをライトしてリードできる。このようなデ
ータをライトしてリードできる空間をDRAM空間と呼
ぶことにする。本発明では、ある特定の領域を搭載する
ロジック回路のためのロジック制御領域に割当てる。た
とえばアドレスの0h〜1Fhの空間をロジック制御領
域に割当てる。ロジック制御領域の容量は、たとえば、
256×2Byteの512Byteである。このアド
レス空間に書込むデータによってロジックを制御するコ
マンドやモードを選択することができる。
【0035】図2では、最下位アドレスに領域を確保し
たが、最上位側(3FFFFFh〜3FFFE0h)に
ロジック制御領域を割当ててもよい。搭載するDRAM
としてSDRAMを想定した場合には、モードレジスタ
セット時にアドレスを割当てる領域を選択することがで
きるようにしてもよい。また、モードレジスタセット時
にロジック制御領域を割当てなければ、通常の64Mb
itのSDRAMとして使用することもできる。
【0036】図3は、外部から入力される信号がロジッ
ク回路へ伝達される様子を説明するための図である。
【0037】図3を参照して、インターフェイス部2
は、制御信号/RAS,/CAS,…,/CS,/W
E、アドレス信号ADD.およびデータ信号DATAを
受けるバッファ3と、バッファ3の出力を受けてデコー
ドするデコード回路5とを含んでおり、デコード回路5
の出力に応じてレジスタ6はモードやコマンドなどの情
報を保持し、これらの保持した情報に応じてロジック回
路8が制御される。
【0038】デコード回路5は、アドレス信号ADDと
データ信号DATAをデコードするが、アドレス信号に
よって指定されるロジック制御領域に書込まれたデータ
をそのままレジスタ6に保存する場合もある。レジスタ
が、SRAM(スタティックランダムアクセスメモリ)
などで構成されている場合には、アドレス信号ADDに
応じて指定されるSRAMの領域にデータが保持される
場合もある。また、レジスタ6の代わりに保持回路とし
てDRAMの一部の領域を用い、その領域にロジック回
路制御用のデータを保持させてもよい。
【0039】図4は、実施の形態1の半導体記憶装置の
標準的なタイミングを説明するための波形図である。
【0040】図4においては、データ入出力端子から入
力および出力が可能なSDRAMにおいて、連続して8
つのデータを書込みまたは読出す動作を示す。連続して
読出されるデータのビット数はバースト長と呼ばれ、S
DRAMでは通常モードレジスタによって変更すること
が可能である。
【0041】図4を参照して、時刻t1において、外部
からのクロック信号ext.CLK(たとえばシステム
クロック)の立上がりエッジで外部からの制御信号(ロ
ウアドレスストローブ信号/RAS、コラムアドレスス
トローブ信号/CAS、アドレス信号ADDなど)が取
込まれる。ロウアドレスストローブ信号/RASが活性
状態のLレベルにあり、コラムアドレスストローブ信号
/CASおよびライトイネーブル信号/WEはHレベル
にあるため、ロウアクティブコマンドACTが入力され
たことになる。このときのアドレス信号ADDはロウア
ドレスXaとして取込まれる。
【0042】時刻t2において、コラムアドレスストロ
ーブ信号/CASが活性状態のLレベルとなり、クロッ
ク信号ext.CLKの立上がりに同期して内部に取込
まれる。コラムアドレスストローブ信号/CASがLレ
ベルで、ロウアドレスストローブ信号/RASおよびラ
イトイネーブル信号/WEがHレベルという制御信号の
組み合わせは、リードコマンドREADである。このと
きのアドレス信号ADDはコラムアドレスYとして取込
まれる。
【0043】アドレスで指定された領域が、図2のDR
AM空間である場合には、この取込まれたロウアドレス
XaおよびコラムアドレスYbに従って図1のDRAM
4内において行および列の選択動作が実施される。
【0044】ロウアドレスXaおよびコラムアドレスY
bが図2のロジック指定領域のアドレスである場合に
は、選択されるのは、図1のDRAM4の行および列で
はなく、レジスタ6の所定の領域である。たとえば、こ
の所定の領域には、ロジック8の動作状態を示すフラグ
や、ロジック8の演算結果が格納されている。
【0045】D/Qは、データ入出力端子から入出力さ
れるデータ信号DATAを示す。ロウアドレスストロー
ブ信号/RASがLレベルに立下がってから所定のクロ
ック周期(図4においては6クロックサイクル)が経過
した後時刻t3において最初のデータq0が出力され、
データq0に引き続きデータq1〜q7が連続して出力
される。このデータの出力はクロック信号ext.CL
Kの立下がりに応答して出力される。
【0046】この出力されたデータは、DRAM4に保
持されていたデータ、または、レジスタ6の内容であ
る。レジスタ6の内容は、たとえば、ロジック8の動作
状態を示すフラグや、ロジック8の演算結果である。
【0047】時刻t4以降は書込動作を示す。時刻t4
において、ロウアクティブコマンドACTが入力され、
ロウアドレスXcが取込まれる。時刻t5において、コ
ラムアドレスストローブ信号/CASおよびライトイネ
ーブル信号/WEがともに活性状態のLレベルであり、
かつ、ロウアドレスストローブ信号/RASがHレベル
の組合せ、すなわち、ライトコマンドWRITEが与え
られると、そのときのクロック信号ext.CLKの立
上がりエッジにおいてコラムアドレスYdが取込まれる
とともに、そのときに与えられていたデータd0が最初
の書込データとして取込まれる。
【0048】アドレスで指定された領域が、図2のDR
AM空間である場合には、ロウアドレスストローブ信号
/RASおよびコラムアドレスストローブ信号/CAS
の立下がりに応答して、SDRAM内部においては行お
よび列選択動作が実施される。以降クロック信号ex
t.CLKに同期して順次入力データd1〜d7が取込
まれ、対応するメモリセルに書込まれる。
【0049】ロウアドレスXcおよびコラムアドレスY
dで指定される領域が、図2のロジック指定領域である
場合には、選択されるのは、図1のDRAM4の行およ
び列ではなく、レジスタ6の所定の領域である。この場
合は、入力データd1〜d7は、レジスタ6の所定の領
域に書込むデータである。たとえば、与えるデータは、
ロジック8が処理する画像データ、暗号データ等の処理
データや、リセット、処理開始等の動作を指定するコマ
ンドデータである。
【0050】[実施の形態1の変形例]図5は、実施の
形態1の変形例であるロジック内蔵DRAM10の構成
を示すブロック図である。
【0051】図5を参照して、ロジック内蔵DRAM1
0は、制御信号/RAS,/CAS,…,/CS、アド
レス信号ADD、データ信号DATAを受けるインター
フェイス12と、インターフェイス部12の出力に応じ
て動作するDRAM4と、インターフェイス部12の出
力に応じて制御用データを保持するレジスタ14,16
と、レジスタ14,16にそれぞれ保持される制御用デ
ータに応じて動作するロジック回路18,20を有す
る。
【0052】図6は、図5に示したロジック内蔵DRA
M10のメモリマップを示した図である。
【0053】図6を参照して64Mbatのアドレス空
間0h〜3FFFFFhのうちアドレス0h〜1Fhは
ロジック回路18に対する制御コマンドやデータを書込
むロジック制御領域であり、アドレス20h〜2Fh
は、ロジック回路20に対するコマンドやデータを書込
むロジック制御領域である。
【0054】このように、メモリマップドIO空間を、
複数個に分割し、搭載する複数個のロジック回路を制御
することが可能となる。
【0055】[実施の形態2]図7は、実施の形態2の
ロジック内蔵DRAM30の構成を示すブロック図であ
る。
【0056】図7を参照して、ロジック内蔵DRAM3
0は、SDRAM部32と、ロジック部34とを含む。
【0057】SDRAM部32は、外部からの信号を受
けてそれに応じた制御信号を出力するインターフェイス
部36と、インターフェイス部36からの出力に応じて
データの保持を行なうDRAMコア38とを含む。イン
ターフェイス部36は、制御信号/CS,/RAS,/
CAS,/WEおよびDQMを受ける制御信号入力回路
40と、クロック信号CLKおよびクロックイネーブル
信号CKEを受けて内部クロックを発生するクロックバ
ッファ44と、クロックバッファ44の出力に同期して
アドレス信号A0〜Anを取込むアドレスバッファ46
と、内部クロックに同期してデータ信号DQ0〜DQn
の入出力を行なう入出力回路52とを含む。
【0058】インターフェイス部36は、さらに、制御
信号入力回路40の出力に応じコマンド信号ACT,P
REなどを出力する制御回路42と、制御回路42の出
力に応じてアドレスバッファ46の出力をXアドレス,
Yアドレスとしてマルチプレクスするマルチプレクサ4
8とを含む。
【0059】マルチプレクサ48は、モードレジスタセ
ット(MRS)コマンドに応じてアドレス信号A0〜A
mのいずれかの信号ビットに応じて設定可能なモードレ
ジスタ50を含んでいる。
【0060】DRAMコア38は、行列状にメモリセル
が配置されるメモリセルアレイ54と、マルチプレクサ
48から与えられるロウアドレスに応じてメモリセルア
レイ54の行選択を行なうロウデコーダ56と、マルチ
プレクサ48から与えられるコラムアドレスに応じてメ
モリセルアレイ54の列選択を行なうロウデコーダ56
と、選択されたメモリセルからデータを読出し、かつ、
選択されたメモリセルに対してデータの書込みを行なう
センスアンプドライバ&ライトドライバ60とを含む。
【0061】ロジック部34は、暗号演算ロジック74
と、インターフェイス部36の出力に応じて暗号演算ロ
ジック74の制御をするためのモード情報や暗号演算ロ
ジックに入力するデータおよび暗号演算ロジックの演算
結果を保持するレジスタ部72とを含む。
【0062】レジスタ部72は、アドレス信号A0〜A
mによって指定される領域が所定値の場合に活性化さ
れ、入出力回路52を介して外部から入力されるデータ
信号を取込むためのセレクタ76と、セレクタ76を介
して外部から与えられたデータを書込む制御レジスタ7
8,モードレジスタ80およびデータレジスタ84と、
暗号演算ロジックから出力されるデータを保持してその
保持データをセレクタ76,入出力回路52を介して外
部にデータ信号DQ0〜DQnとして読出すためのステ
ータスレジスタ82、データレジスタ86とを含む。
【0063】図8は、実施の形態2のロジック内蔵DR
AMに適用されるシステムのメモリマップを示した図で
ある。
【0064】図8を参照して、システムメモリマップ中
の外部RAM領域がロジック内蔵DRAMに対応する。
ロジック内蔵DRAMは、その領域がロジック制御領域
とDRAM領域に分割されており、ロジック制御領域へ
のアクセスによって内蔵する暗号ロジックを制御する。
このロジック制御領域に対応するシステムメモリマップ
上の領域はシステム予約領域とし、CPUのキャッシュ
およびMMU(メモリマネージメントユニット)を使用
する場合には、キャッシュ不可能領域としておく。ま
た、オペレーティングシステムがこの領域にロードされ
ないように、予めシステムのファームウェアで制御す
る。さらに、アプリケーションプログラムもこの領域を
使用禁止とする。
【0065】このロジック制御領域は、たとえば、DR
AMのロウアドレスX=3FFFh,コラムアドレスY
=0H〜FFhに割当てる。
【0066】図7の制御レジスタ78はX=3FFF
h,Y=00hに割当てられる。モードレジスタ80
は、H=3FFFh,Y=01hに割当てられる。ステ
ータスレジスタ82は、アドレスX=3FFFh,Y=
02hに割当てられる。第1のデータレジスタ84は、
アドレスX=3FFFh,Y=03hに割当てられ、第
2のデータレジスタ86は、アドレスX=3FFFh,
Y=04hに割当てられる。
【0067】この例では、X=3FFFhのページ(Y
=00h〜FFh)を制御コマンド領域に割当ててい
る。したがって、図7の構成でACTコマンド入力時
に、X=3FFFhが入力された時点で、レジスタ部7
2にアクセスできるようにマルチプレクサを制御してお
く。さらに、レジスタのイネーブル信号やレジスタを制
御しているクロックも動作させておく。このようにすれ
ば、制御コマンドを入力期間中以外でレジスタ部72で
消費する電力を抑えることができる。また、X=3FF
Fhのページにリード、ライトコマンドが入っても既に
レジスタ部72が活性化されているので、レジスタへの
アクセスが遅延されることはない。
【0068】図7の、暗号演算ロジック74は、ネット
ワーク上のセキュリティ確保のために使われている主要
な暗号方式のアクセラレータを内蔵している。この暗号
演算ロジック74は、電子認証で用いられる公開鍵方式
と認証後のデータ送受信で用いられる秘密鍵暗号方式の
機能をサポートしている。暗号専用のロジック回路で処
理するので、処理を汎用のCPUで処理するよりも低消
費電力で高速に処理を行なうことができ、たとえば電池
駆動のシステム等に適している。
【0069】図9は、図7の暗号演算ロジック74がサ
ポートする暗号方式を示した図である。
【0070】図9を参照して、暗号演算ロジック74
は、公開鍵暗号方式としてRSAをサポートし、秘密鍵
暗号方式としてDES方式とTriple−DES方式
とをサポートする。さらに、秘密鍵暗号方式では、主要
なブロック暗号化モードであるECB(Electric Code
Book),CBC(Cipher Block Chaining),OFB(O
utput Feed Back),CFB(Cipher Feed Back)の各
モードをサポートしている。暗号演算ロジック74は、
アプリケーションの適合性を高めるため、暗号化におい
てクリティカルな処理が割当てられており、その他はロ
ジック内蔵DRAM30を制御するマイクロコンピュー
タ側でソフトウェア処理することになる。そして最大の
特徴は、汎用のSDRAMとピンコンパチブルで暗号制
御が実現できることである。
【0071】次に、図8に示したロジック制御領域の各
レジスタにどのような割当がされているかを説明する。
【0072】図10〜図18は、レジスタに割当てられ
るデータを説明するための図である。
【0073】図7、図10を参照して、制御レジスタ7
8は、Yアドレスが0hのD0〜D15の16ビットが
割当てられている。そして、ビットD0に1を書込むこ
とにより暗号機能がリセットされる。すなわち、暗号演
算ロジック74に所定時間のリセットパルスを与える処
理が実行される。また、ビットD1が1である場合に
は、暗号演算ロジック74が暗号処理中であることを示
す。したがって、外部から暗号演算ロジックにアクセス
する場合には、ビットD1に示されるフラグが0である
ことを確認してからアクセスしなければならない。
【0074】この制御レジスタ78は、公開鍵と秘密鍵
の両方式共通に用いられる。次に秘密鍵方式の制御に用
いられるいくつかのレジスタの例について説明する。
【0075】図7,図11を参照して、Y=1hのアド
レスに対しては、モードレジスタ80が割当てられてお
り、この16ビットのうちビットD1,D0は、暗号方
式選択に使用される。この2つのビットが“01”であ
れば暗号方式はDESである“10”であれば暗号方式
はトリプルDESである。“00”であれば暗号方式は
ホールドされる。
【0076】ビットD5〜D2は、ブロック暗号化モー
ド選択に使用される。このビットが“0001”であれ
ばブロック暗号化モードはECBが指定される。また
“0010”の場合はブロック暗号化モードはCBCが
指定される。“0100”の場合には暗号モードはOF
Bが指定される。これらのビットが“1000”の場合
にはブロック暗号化モードはCFB64に指定される。
またこれらのビットが“0000”の場合はブロック暗
号化モードはホールドされる。
【0077】ビットD8〜D6は暗号処理の単位量を指
定するデータ処理モードの選択に使用される。これらの
ビットが“001”の場合には処理を8Byte単位で
行なうノーマルモードが指定され、“010”の場合は
ブロック長を指定したブロック単位で処理を行なうブロ
ックモードが指定され、“100”の場合にはバッファ
に蓄積した情報を単位として一括処理するバッファモー
ドが指定され、“000”の場合にはデータ処理モード
はホールドされる。
【0078】このように、Y=1hの1アドレス2By
teのデータの16ビットを複数のモード指定に割当て
ることができるので、2の16乗の組合せを有効に使用
すれば、指定するモードが複数ある場合であっても1回
のアクセスで動作モードの指定を完了することができ
る。
【0079】図7、図12を参照して、アドレスY=0
2hにはステータスレジスタ82が割当てられている。
ステータスレジスタのビットD1,D0が“01”であ
るときは暗号化を示し、“10”であるときは復号化を
示し、“00”であるときはホールドを示す。ビットD
5,D4が“01”であるときには、平文または暗号文
の入力スタートを示しており、“10”であるときには
入力ストップを示し、“00”であるときはホールドを
示す。
【0080】ビットD9〜D6は、OFB,CFBの1
ブロック中のテキスト長を表わす。図7、図13を参照
して、Yアドレス3h〜6hは64ビットのDESの鍵
などが格納される領域である。
【0081】図7、図14を参照して、第1のデータレ
ジスタ86は、Triple−DESに使用される鍵を
格納する領域である。アドレスY=7h〜Ahの領域が
相当する。
【0082】データレジスタ84,86は、ともに外部
からは1本のレジスタに見えるが、実際には複数のレジ
スタで構成されており、一種のファーストインファース
トアウト(FIFO)メモリである。
【0083】その他には、図7には図示されていないが
図15に示すような初期ベクトルを設定するレジスタ、
図16に示すようなブロック長の指定をするレジスタ、
図17に示すようなバッファ本数を指定するレジスタ、
図18に示すようなバッファIDを示すようなレジスタ
などがある。
【0084】なお、公開鍵方式、たとえばRSA暗号処
理を行なうために、Y=12h〜1Fhの領域は予約領
域とされている。公開鍵方式の場合には、暗号処理結果
が内蔵のレジスタに保持されるため、暗号処理中であっ
てもDRAM領域にアクセスすることができる。
【0085】SDRAMに対するACTコマンドで読込
まれるロウアドレスXが3FFFhの場合に、マルチプ
レクサ48がこれを検出しセレクタ76を活性化する。
そして、リードコマンドまたはライトコマンドでコラム
アドレスYが入力されることによりいずれのレジスタに
アクセスするかが選択される。そして入出力回路52を
介して外部から入力されるデータがレジスタに書込まれ
る。
【0086】実施の形態2の場合には、ロジック制御領
域として確保したアドレス領域は、3FFF00h〜3
FFFFFhであったが、モードレジスタセット命令で
セットできる図7におけるレジスタ50の保持内容に応
じて、マルチプレクサにおいて割当てアドレスを変更で
きるようにすることにより、さまざまなマイクロコンピ
ュータシステムに本発明のロジック内蔵DRAMを搭載
することが可能となる。モードレジスタセット命令でア
ドレスを割当てない場合には、本発明のロジック内蔵D
RAMは通常の64MbitのSDRAMとして使用可
能である。通常のSDRAMとして使用する用途のため
に、モードレジスタに内部搭載ロジックを使用するか否
かを指定するビットを設けてもよい。
【0087】[実施の形態3]図19は、本発明のロジ
ック内蔵DRAM92とマイクロコンピュータ90とが
接続される様子を示した図である。
【0088】マイクロコンピュータ90には、CPUコ
ア94と、キャッシュメモリ96と、メモリコントロー
ラ98および外部バスインターフェイス回路100が含
まれており、これらは内部バス102によって接続され
ている。外部バスインターフェイス回路100は、CP
Uコア94からの指令に応じてロジック内蔵DRAMに
対して制御信号およびアドレス信号およびデータを出力
する。したがって、外部バスインターフェイス回路10
0とロジック内蔵DRAM92とは制御信号/RAS,
/CAS,…,/CSなどの制御信号を伝達する制御信
号バスと、アドレス信号ADD.を伝達するアドレスバ
スとデータDATAを伝達するデータバスとによって接
続されている。
【0089】このようなシステムにおいてロジック内蔵
DRAM92を制御するためには、マイクロコンピュー
タ90上で走るソフトウェアで留意しなければならない
事項がある。
【0090】図20は、ロジック内蔵DRAMの制御を
説明するためのフローチャートである。
【0091】図20を参照して、まず最初にステップS
1において、ロジック制御領域となるアドレスを予約領
域に指定する。つまり、ロジック回路に対するコマンド
制御用のアドレス空間上にプログラムが割当てられない
ようにする。割当てない方法としては、たとえば、OS
(オペレーションシステム)の機能を用いてロジック制
御領域を予約領域にする方法がある。
【0092】メモリー管理、割り込み管理、プロセス間
通信といったシステムの基本的な制御を行う、OSにお
ける中核部分であるカーネル自体がロジック制御領域に
割当てられないように、OSの立上がり時点にも注意を
要する。したがって、カーネル自体がロジック制御領域
に割当てられないように注意して、予約領域をOS側で
指定しておく。
【0093】次に、ステップS2において、データキャ
ッシュありのシステムにおいては、ロジック制御領域を
キャッシュ不可能領域にしている。
【0094】すなわち、図19におけるCPUコア94
からロジック内蔵DRAM92に対して所定のアドレス
空間を指定してコマンドに相当するデータを内部バス1
02に送った場合であっても、キャッシュメモリ96が
動作すると、そのコマンドに相当するデータはキャッシ
ュメモリ96に書込まれてしまい、ロジック内蔵DRA
M92には伝達されない場合があり得る。すると、ロジ
ック内蔵DRAM92に搭載しているロジック回路は、
そのコマンドに応じて動作できなくなる。したがって、
ロジック制御領域がキャッシュされないように設定する
必要がある。大抵のマイクロコンピュータでは、一部の
アドレス空間をアンキャッシャブル領域に指定する制御
が可能である。
【0095】また、メモリマネージメントユニット機能
を有している場合には、仮想アドレス空間がロジック制
御領域で用いられないように設定する。
【0096】このように、キャッシュメモリがあるよう
なシステムでは、システムの初期設定において、ロジッ
ク内蔵DRAMのロジック制御領域に対しては、キャッ
シュメモリを使用しないようにし、必ずアクセスされる
ようにする。
【0097】次に、ステップS3において、割当てた領
域にノーマルライトすることによってロジック制御のた
めのコマンドを入力し、ステップS4においてノーマル
リードによりロジックの処理状況のチェックや処理結果
の読出を行なうことができる。さらに、ステップS5に
おいて処理がまだ終了していなければ、ステップS3,
S4を繰返すことになる。具体的には、図10で説明し
たように、アドレスY=0hのビットD1に書込まれて
いるフラグをチェックすることにより、処理状況を判断
することができる。このフラグをチェックして、処理の
完了を確認してからマイクロコンピュータは演算結果を
アクセスするなど次の動作を始めることができる。
【0098】したがって、本発明によれば、従来では処
理の終了を専用のピンで受け手側に伝えていたのに対し
SDRAMに通常のノーマルリードを行なうことにより
フラグ状態をチェックすることが可能となる。
【0099】[実施の形態4]実施の形態1〜実施の形
態3で示した例は、チップに搭載するDRAMメモリの
一部の空間をつぶしてコマンド制御用の空間を割当てて
いた。したがって、割当てた部分だけはマイクロコンピ
ュータシステムのメインメモリとしては使えなかった。
【0100】実施の形態4では、ゴースト空間を制御用
に割当てる。図21は、実施の形態4において割当てた
メモリマップを示した図である。
【0101】図21を参照して、搭載するDRAMを、
64Mbitの容量でワード構成が×16のSDRAM
であるとすると、XアドレスはX0〜X13、Yアドレ
スはY0〜Y7であった。Xアドレスを1端子追加し、
X14=“0”の領域を実メモリ空間とし、X14=
“1”の領域をゴースト空間とする。メモリが存在しな
いこのダミーのゴースト空間の一部をロジック制御領域
に割当てる。この空間には必ず直接アクセスがされるよ
うに実施の形態3で示したような工夫をしておく。
【0102】X14を与えるための端子が1端子増加す
ることになるが、パッケージで未使用端子がある場合に
はそれを割当てればよい。たとえば図53の40番ピン
や36番ピンなどのNC端子を割当てればよい。図21
ではX14のアドレスを追加した場合を示したが、Yア
ドレスを1ビット追加してもよい。すなわちY8=0の
領域をDRAM空間とし、Y8=1の領域をゴースト空
間とすることもできる。DRAMではXアドレスとYア
ドレスとは、通常はマルチプレクスされており、Xアド
レスのほうがビットが多いので、Yアドレスを追加する
場合には、使用する端子の追加は必要ない。
【0103】以上は、ゴースト空間の一部にロジック制
御領域を割当てた場合を示したが、ゴースト空間に対し
てリードすると、それに対応する実空間のアドレスに格
納されているデータに演算が加えられて出力されたり、
そのアドレスのデータが書き直される場合も考えられ
る。すなわち、X14=1としてアクセスすると、指定
したアドレスのX14=0とした実空間のアドレスに保
持されているデータに何らかの処理を加えるようにして
もよい。この場合においても、X14のアドレスを拡張
する代わりにY8のアドレスを拡張してもよく、また、
X14が1の場合にゴースト空間としたが、X14=0
の場合をゴースト空間とし、X14=1の場合を実メモ
リ空間としてもよい。Y8のアドレスを拡張する場合も
Y8=0の場合をゴースト空間とし、Y8=1の場合を
実メモリ空間としてもよい。
【0104】[実施の形態5]図22は、実施の形態5
のロジック内蔵DRAM111の構成を示した図であ
る。
【0105】図22を参照して、ロジック内蔵DRAM
111には、通常のDRAM114を制御するためのア
ドレスADD.、データDQおよびクロック信号CLK
や制御信号/RAS,/CAS,…,/CS,/WEを
制御するための端子に加えて、信号WE_L,ADD_
Lを与えるための端子が設けられている。
【0106】ロジック内蔵DRAM111は、さらに、
通常のDRAM114と、所定の制御信号を保持するた
めのレジスタ116と、レジスタ116の保持情報に応
じて動作するロジック回路118とを含む。
【0107】すなわち、制御専用の端子を最小限付け加
えることによって制御空間を自由に設定することができ
る。図22では、追加した制御端子は、制御信号WE_
L,ADD_Lが入力される端子である。追加する端子
は、図53で示した36ピンや40ピンのようなNCピ
ンに割当てればよい。
【0108】制御信号ADD_LがLレベルの場合にD
RAMアクセスモードにされ、制御信号ADD_LがL
レベルからHレベルになると、DRAM114は非活性
化され代わりにレジスタ116に信号が入力可能となり
ロジック118が動作するモードとなる。
【0109】図23は、実施の形態5におけるマイクロ
コンピュータシステムのメモリマップを示した図であ
る。
【0110】図23を参照して、0h〜3FFFFFh
がDRAM空間に割当てられる。XアドレスがX0〜X
13の14ビット、YアドレスがY0〜Y7の8ビット
であり、マイクロコンピュータシステムにおいてDRA
M空間を指定するアドレスビットとしては、あわせてA
0〜A21までが用いられる。
【0111】そして、たとえば、制御信号ADD_Lが
入力される端子をマイクロコンピュータシステムのアド
レスビットA23と接続した場合には、ロジック制御領
域は、800000h〜803FFFhを割当てること
ができる。つまり、アドレスビットA23=“1”と
し、アドレスピンマルチプレクスを使用しないときに、
アドレスを入力する最大数の端子からDRAMのアドレ
スとして指定することができる範囲すなわち、Xアドレ
スとして指定可能な範囲と同じ0h〜3FFFhがロジ
ック制御領域として割当可能な範囲である。実際に使用
する際には、ロジック制御領域の上限は必要に応じて設
定すればよい。
【0112】ただし、マイクロコンピュータが、アドレ
スビットA23=“1”である他のアドレス領域を使用
する可能性がある場合には、ロジック制御領域(800
000h〜803FFFh)にアクセスする場合のみ、
ロジック内蔵DRAMに対してチップセレクト信号/C
Sを活性化させる必要がある。
【0113】図24は、実施の形態5のロジック内蔵D
RAMの制御を説明するための動作波形図である。
【0114】図24を参照して、時刻t1まではクロッ
ク信号CLKに同期した通常のDRAMに対するアクセ
スが行なわれる。
【0115】時刻t1において制御信号ADD_LがH
レベルになると、ロジック回路に対するコマンド制御モ
ードに入る。以降、クロック信号CLKに同期してアド
レス信号ADDによって指定されたレジスタにデータの
授受が行なわれる。図24の場合には、追加された制御
信号/WE_LがLレベルであるので、コマンド制御用
レジスタにコマンド入力がなされる。
【0116】[実施の形態5の変形例]図25は、実施
の形態5の変形例を説明するための図である。
【0117】通常のDRAMアドレス空間をアクセスす
るときには、マイクロコンピュータ132は、CPUコ
ア134から指定されたアドレスに対して、メモリコン
トローラ136がマルチプレクス回路140を用いてX
アドレスおよびYアドレスをアドレス信号A0〜A13
が伝達されるアドレスバスにマルチプレクスして出力す
る。
【0118】しかし、図23で示したように、DRAM
空間とは異なる領域にロジック制御領域が割当てられる
場合には、メモリコントローラ136は、マルチプレク
ス回路140を用いないでそのままアドレスを外部バス
インターフェイス回路142から出力することになる。
【0119】この場合には、アドレス信号A0〜A20
のうち、マルチプレクスされた後有効となっているピン
数に対応するアドレス信号A0〜A13を用いてSRA
Mと同様な方法でアドレスの指定がなされる。この場
合、信号A14〜A20は何であってもかまわない状
態、いわゆる「Don't Care」の状態である。このような
アドレス信号A0〜A20が/CSの活性化とともに指
定されると、応じてロジック内蔵DRAM121が処理
を行なう。
【0120】ただし、この場合も、マイクロコンピュー
タが、アドレスビットA23=“1”である他のアドレ
ス領域を使用する可能性がある場合には、ロジック制御
領域(800000h〜803FFFh)にアクセスす
る場合のみ、ロジック内蔵DRAMに対してチップセレ
クト信号/CSを活性化させる必要がある。
【0121】かかる場合には、ロジック内蔵DRAM1
21は、レジスタ126の一部にアドレスの変化を検知
するATD(Address Transition Detect)回路130
を設ける。
【0122】図26は、実施の形態5の変形例の動作を
説明するための動作波形図である。この場合には、時刻
t1までは、制御信号ADD_LはLレベルであり、通
常のDRAMアクセスがなされるが、ADD_LがHレ
ベルになると、ロジック回路に対するコマンド制御モー
ドに入る。このとき、/WE_LがHレベルの場合に
は、ライトモードが指定されて/WE_LがHレベルの
場合にはリードモードが指定される。
【0123】そして、アドレス信号A0〜A13によっ
て指定されるアドレスADDが変化すると、ATD回路
130がこれを検知し、クロック信号CLKにかかわら
ず内部の動作クロックを発生しDQに与えられる信号を
内部のコマンドレジスタにライトしたり、アドレスで指
定されるレジスタの内容をDQ端子からリードすること
ができる。
【0124】以上説明したように、半導体記憶装置12
1の制御信号/WE_Lを受ける端子とマイクロコンピ
ュータ132側のSRAM制御用に出力される信号A2
3が出力される端子とを接続することで、半導体記憶装
置121をSRAMのように制御すれば特殊な機能をマ
イクロコンピュータ側に入れる必要がない。マイクロコ
ンピュータは、外部拡張したSRAM等のメモリに対し
てデータの書込または読出を行なう通常のコマンドを実
行すれば、半導体記憶装置121に搭載したロジック回
路を制御することができる。
【0125】[実施の形態6]実施の形態6では、より
具体的な暗号ロジック内蔵DRAMについて説明する。
以降、この暗号ロジック内蔵DRAMをセキュリティ−
SDRAM(ScRAM)と称する。
【0126】図27は、ScRAM200の構成を示し
たブロック図である。図27を参照して、ScRAM2
00は、外部からクロック信号CLKを受けるクロック
バッファ202と、外部とデータ信号DQを授受するた
めの入出力バッファ204と、外部からアドレス信号A
DD,コマンド信号CMDおよび信号CRYPを受ける
入力バッファ206とを含む。
【0127】ScRAM200は、さらに、入力バッフ
ァ206の出力に応じて動作モード情報を保持するモー
ドレジスタ208と、入力バッファ206およびモード
レジスタ208の出力に応じてScRAMの制御を行な
うDRAM制御アドレスカウンタ210と、DRAM制
御アドレスカウンタ210の制御の下にデータ保持動作
を行なうDRAM部212とを含む。
【0128】入出力バッファ204とDRAM部212
とは内部バスmbus[15:0]で接続される。DR
AM部212は、複数のバンクを備えており、各バンク
はメモリアレイ、ロウデコーダ、コラムデコーダおよび
センスアンプ、入出力制御回路を含んでいる。
【0129】ScRAM200は、さらに、セレクタ2
14と、レジスタREG0,REG1,REG2と、カ
ウンタ220,224と、制御回路222と、暗号ロジ
ック228とを含む。
【0130】モードレジスタ208には、SDRAMの
制御コマンドであるモードレジスタセット(MRS)時
のパラメータが保存される。このパラメータとしては、
SDRAMのモード設定だけでなく、制御レジスタRE
G0〜REG2のアクセスのイネーブル/ディスエーブ
ルも設定できる。また、MRSが入力されると制御レジ
スタREG0〜REG2および暗号ロジック228がリ
セットされる。
【0131】ScRAM200には、暗号ロジック機能
を制御するために3種類の制御レジスタREG0〜RE
G3が設けられている。
【0132】制御レジスタREG0は暗号ロジックを制
御するコマンドや、モードを制御するためのレジスタで
ある。制御レジスタREG1は、暗号ロジックの入力デ
ータの保持をするレジスタである。制御レジスタREG
1の保持容量は最大4kbである。
【0133】制御レジスタREG2は、暗号ロジックの
出力結果を保持するレジスタである。制御レジスタRE
G2もその保持容量は最大4kbである。
【0134】次に、制御レジスタREG0〜REG2に
対するアクセス方法を説明する。外部から制御レジスタ
をアクセスすることにより、ScRAM200の内蔵す
る暗号ロジックの制御、データの入出力、低消費電力化
モードの制御を行なうことができる。
【0135】図28は、制御レジスタの設定に応じたメ
モリマップの状態変化を説明するための図である。
【0136】図28を参照して、ScRAMの内蔵する
暗号機能を制御するには、2通りの方法がある。
【0137】まず第1の方法は、制御レジスタアクセス
イネーブル信号CRYPとして外部から1を入力するこ
とである。これにより、X=♯3FFFのページが制御
レジスタ領域となる。
【0138】第2の方法は、制御レジスタアクセスイネ
ーブル信号CRYPが0の場合に、SDRAMのモード
設定のためMRSコマンドを入力するときに、アドレス
ビットA10として1を入力することである。この場合
は、アドレスビットA11が0の場合には、X=♯3F
FFのページが制御レジスタ領域になる。また、アドレ
スビットA11が1の場合には、X=♯0000のペー
ジが制御レジスタ領域となる。
【0139】ScRAMの制御レジスタを使用しない場
合は、SDRAMのモードを設定するための通常のMR
SコマンドをA10=0に設定することにより入力す
る。この場合、制御レジスタアクセスイネーブル信号C
RYP=0にする必要がある。信号CRYPやMRSコ
マンド入力からtRSC以降には、ScRAMは新たな
コマンドに対して動作可能となる。
【0140】制御レジスタアクセスがイネーブルの期
間、特定のロウアドレス(X=♯3FFFまたは、X=
♯0)のアドレス空間に、定められたデータをライト/
リードすることによって、制御用レジスタREG0〜R
EG2にアクセスすることができる。この間は、暗号を
ロジック制御用に割当てられた4kビットのアドレス空
間をメモリとして用いることはできない。それ以外の空
間については、通常のメモリ領域として外部からアクセ
スすることが可能である。
【0141】ここで、制御レジスタアクセスに対応する
アドレス空間に外部からアクセスした場合には、DRA
M部212に対してはアクセスが行なわれない。したが
って、制御レジスタアクセスのイネーブル状態から抜け
れば、制御レジスタ領域であった特定のロウアドレスに
対応するメモリ空間を通常のメモリ空間としてアクセス
することができる。制御レジスタアクセスのイネーブル
状態から抜ける前にレジスタに設定した値は、信号CR
YPを0にして動作モードから抜けた場合には保持され
る。しかし、MRSコマンドを用いてモードから抜けた
場合には、レジスタに設定した値はリセットされる。す
なわち、MRSコマンドを入れることにより、レジスタ
をリセットすることができる。
【0142】制御用レジスタREG0〜REG2に対す
るアクセスは、制御用レジスタに割当てられたアドレス
空間内で、汎用SDRAMと同じシーケンスでアクセス
することにより行なわれる。制御レジスタからの読出デ
ータは、SDRAMのモードレジスタセット時に設定さ
れた同じCASレイテンシで出力されるが、制御用のレ
ジスタへのアクセス時のバースト長は1に固定される。
【0143】次に、図27のモードレジスタ208につ
いて説明する。図29、図30、図31は、図27に示
したモードレジスタ208を説明するための図である。
【0144】図29を参照して、モードレジスタセット
命令はクロック信号CLKの立上がり時にコマンド信号
CMDに含まれる信号/CS,/RAS,/CAS,/
WEをすべてLレベルに設定することにより与えられ、
このときにアドレス信号ADDに含まれるアドレスビッ
トBA0,BA1,A0〜A11で設定される値が図3
0に示す各ビットに書込まれる。ただし、アドレスビッ
トA8,A7は、0に設定される。他のビットは図31
で示すように種々の設定に割当てられている。
【0145】モードレジスタセットではSDRAMのモ
ード設定、SDRAMのローパワーモード設定、および
制御レジスタのアクセスを行なうことができる。
【0146】SDRAMのモード設定では、バースト
長、バーストタイプ、および/CASレイテンシをプロ
グラムすることができる。
【0147】SDRAMのローパワーモード設定では、
非パワーダウンモード時のプリチャージスタンバイ電流
を低減することができる。ただし、このモードを使用す
るには、入力信号のセットアップタイムを5ns以上に
する必要がある。
【0148】制御レジスタのアクセスでは、モードレジ
スタセット時に、ビットA10を1にすると、暗号機能
を制御するためのレジスタ空間が現われる。この方法
は、信号CRYPを入力する端子の制御ができないため
に、この端子を0に固定したシステムに適している。制
御レジスタへのアクセスは、SDRAMのアクセスシー
ケンスと同じで、同じ/CASレイテンシでデータが出
力される。しかし、制御レジスタのアクセスは常にバー
スト長が1に固定されている。
【0149】モードレジスタセットによりセットされた
データは、次のMRSコマンドが入力されるまでモード
レジスタに格納される。次のMRSコマンドは、両バン
クが非活性化状態にあれば入力できる。MRSコマンド
からtRSC後には、SDRAMは新たなコマンドに対
して動作可能となる。また、MRSコマンドが入力され
ると制御レジスタがリセットされる。制御レジスタの内
容を保持したまま、制御レジスタアクセスのディスエー
ブルとイネーブルとを切換えるには、SDRAMのモー
ドレジスタセット時にビットA10を0にして信号CR
YPの制御を行なうことで実現することができる。
【0150】図32は、ScRAMの暗号制御エントリ
・エグジットに関連する状態遷移図である。
【0151】電源投入がされると初期状態340にSc
RAMの状態が遷移する。続いて信号CRYPを1にす
ると、暗号制御がイネーブルな状態344に遷移する。
一方信号CRYPが0の場合であっても、モードレジス
タセットコマンドによりビットA10を1に設定するこ
とにより暗号制御イネーブル状態344に遷移させるこ
とができる。
【0152】パワーオンの初期状態340において信号
CRYPを0に設定し、モードレジスタコマンドによっ
てビットA10を0にすると暗号制御ディスエーブルな
状態342に遷移する。
【0153】状態342から344に遷移させるために
は、信号CRYPを1にすることによる場合と、信号C
RYPが0の状態であってモードレジスタセットコマン
ドによりビットA10を1に設定することによる場合と
がある。
【0154】一方、暗号制御イネーブル状態344から
暗号制御ディスエーブル状態342に遷移させるには、
暗号制御イネーブル状態344に信号CRYPを1に設
定して入った場合には逆に信号CRYPを0に設定する
ことにより遷移させることができる。また、信号CRY
Pを0に設定し、モードレジスタセットコマンドでビッ
トA10を1に設定してイネーブル状態344に入った
場合には、モードレジスタセットコマンドによりビット
A10を0に設定することによりディスエーブル状態3
42へと遷移させることができる。
【0155】図33は、制御レジスタアクセスの一例を
示した動作波形図である。図33を参照して、制御レジ
スタアクセス領域としてX=♯3FFFのページが割当
てられた場合を示す。SDRAMのモードがCASレイ
テンシCL=3に設定されているので、レジスタ出力も
CL=3のタイミングになっている。
【0156】ここで、モードレジスタセットにより設定
されたバースト長BLによらず、レジスタアクセスに関
しては、バースト長は1に固定される。したがって、リ
ード/ライトコマンドとコラムアドレスとを毎サイクル
入力する必要がある。
【0157】図34〜図37は、制御レジスタのアドレ
スマップを示した図である。図34はコラムアドレスが
h00,h01の場合を示し、図35は、コラムアドレ
スがh02の場合を示し、図36は、コラムアドレスが
h03,h04,h05,h06の場合を示す。図37
は、コラムアドレスがh13〜h20の場合について示
す。
【0158】これらのXアドレスはX=h3FFFまた
はX=h0いずれかに初期設定された値である。
【0159】次にScRAMの内蔵する暗号機能の特徴
について説明する。ScRAMは、ネットワーク上のセ
キュリティ確保のために使われている、主要な暗号方式
のアクセラレータを内蔵している。また、ScRAM
は、電子認証で用いられる公開鍵方式と認証後のデータ
送受信で用いられる秘密鍵暗号方式の機能をサポートし
ている。これらは、図27に示す専用の暗号ロジック2
28で処理するので、低消費電力で高速暗号処理が必要
なシステムに適する。
【0160】サポートする暗号方式については、図9で
示した場合と同様であり、公開鍵暗号方式としてRSA
を、秘密鍵暗号方式としてDESとトリプルDESとを
サポートしている。さらに、秘密鍵暗号方式では、主要
ブロック暗号モードであるECB,CBC,OFB,C
FB−64をサポートしている。
【0161】一般的なネットワークだけでなく、インタ
ーネットでも、これらの暗号方式は主要な暗号方式とし
て用いられている。主要なブラウザであるネットスケー
プコミュニケータやインターネットエクスプローラな
ど、暗号化電子メール方式であるS/MIMEにも対応
することができる。今後の拡大が期待される電子商取引
市場では、これらの暗号方式を用いたセキュリティの確
立が重要になると考えられる。また、携帯電話への運用
が予想されるワイヤレスアプリケーションプロトコル
(WAP)でも上述の暗号化方式がサポートされるた
め、ScRAMは、さまざまなシステムに幅広い適合性
がある。
【0162】ScRAMは、アプリケーションの適合性
を高めるため、内部暗号ロジックにより、暗号化でクリ
ティカルな処理のみを受け持つ。すなわち、ハッシュ、
データエンコーディング、パディングなどの処理は、従
来どおりソフトウェア側で受け持つことになり、アプリ
ケーション側の自由度を高めるように考慮されている。
また、RSAでは、ソフトウェア処理で要する処理時間
の大部分を占めていた次のa),b)の演算のみを処理
する。
【0163】a) RSAによる電子認証を高速化する
ため、 べき乗剰余演算 Me mod N、 モンゴメリー乗算剰余演算 X*Y*R-1 mod
N、 剰余演算 Y mod N を実施する。
【0164】b) 暗号化通信の高速化をするために、
トリプルDES、DES(CBC,ECB,OFB,C
FB−64)の演算を行なう。ただし、最終テキストブ
ロック部のパディング処理は、規格によってさまざまで
あるので、適宜、ソフトウェアで処理する必要がある。
【0165】続いて、暗号処理速度について述べる。ア
ドレス処理専用ロジックとDRAMのワンチップ化によ
って、高速化と低消費電力化とを実現している。その結
果、携帯端末に適した低電源電圧(2.5V系)で、 1024bit RSA暗号署名処理時間:100−2
00ms 約60MbpsのトリプルDES処理。DESであれ
ば、約180Mbps。の性能を実現することができ
る。
【0166】また、ScRAMは、特定のアドレス空間
をアクセスすることで、暗号ロジック部分を制御してい
るので、汎用SDRAMとピン交換を実現することがで
きる。また、暗号機能をディスエーブルにすれば、SD
RAMとしての機能のみを使用することもできる。
【0167】続いて暗号機能制御方法について説明す
る。先に説明したように、ScRAMに内蔵している暗
号機能の制御は、制御レジスタに対してアクセスを行な
うことで実行することができる。制御レジスタにアクセ
スするには、モードレジスタセット時に所定のアドレス
を入力するか、信号CRYPが与えられる端子を1に設
定して、特定のアドレスにアクセスすることによって制
御レジスタにアクセスすることができる。ここで、制御
レジスタに割当てられたデフォルトのアドレス空間は、
X=h3FFFのページである。また、MRSコマンド
入力時に、ビットA10,A11をともに1に設定すれ
ば、X=h0のページに制御レジスタを割当てることも
できる。
【0168】しかし、ファームウエア設計では、制御レ
ジスタアクセスのために予約された空間を、それ以外の
用途で使用しないことが要求される。たとえば、アプリ
ケーションやカーネルにこの空間を割当てることを禁止
しなければならない。カーネルに関しては、ブート時に
割当てられないように注意する必要がある。
【0169】続いて、システム設計の例を説明する。図
38は、信号CRYPを与える端子を制御可能なシステ
ムを説明するための図である。
【0170】図38を参照して、一般のマイコン(MC
U)が備えているI/Oポートを、CRYP信号を受け
る端子に接続することができるシステムについて例示し
ている。この構成では、システムのブート前にCRYP
端子を0にすることができれば、制御レジスタに割当て
られたアドレス空間が現われていないので、プログラム
を初期ロードする空間には制約がない。プログラムがロ
ードされた領域がX=h3FFFを含んでいる場合に
は、その後CRYP端子を1に設定して、制御レジスタ
に割当てられたアドレス空間をX=h0のページに変更
する必要がある。
【0171】図39、図40は、CRYP端子を制御不
可能なシステムについて説明するための図である。
【0172】図39を参照して、CRYP端子に与える
値を0に固定した場合には、ScRAMのモードレジス
タセット(MRS)入力時に、ビットA10を1にして
制御レジスタへのアクセスをイネーブルにする。このと
きに、ビットA11でプログラムがロードされていない
空間を選択する。
【0173】図40を参照して、CRYP端子に与える
値を1に固定した場合には、X=h3FFFのページに
制御レジスタへのアクセス空間が割当てられるので、こ
の空間を避けてプログラムのロードを行なう必要があ
る。
【0174】図41は、制御レジスタへの設定の説明を
するための動作波形図である。図41を参照して、制御
レジスタの設定に関して信号入力の一例が示される。制
御レジスタへのアクセスでDRAMと唯一異なる点は、
MRSの設定によらずバースト長が1になることであ
る。それ以外に関しては、DRAMと同じタイミング、
かつ、同じシーケンスで、制御レジスタに対してアクセ
スを行なう。
【0175】図41では、制御レジスタにアクセスする
ためのアドレス空間がX=h3FFFの場合を例として
示している。
【0176】まず時刻t1において、制御レジスタにア
クセスするためのアドレスX=h3FFFが入力され
る。
【0177】続いて時刻t2において、ソフトリセット
がされる。時刻t3では、モード設定(1)がなされ
る。モード設定(1)は、秘密鍵暗号方式としてDES
−56を選択し、CBCモードで処理を行なうモード設
定である。
【0178】続いて時刻t4ではモード設定(2)が行
なわれる。モード設定(2)は、暗号化、REG1とR
EG2のアドレスカウンタをリセット。初期値としてI
Vを使う。というモードが設定される。
【0179】時刻t5〜t6では、秘密鍵が入力され
る。時刻t6〜t7では、イニシャルベクトルIVが入
力される。
【0180】時刻t7〜t8では、8バイト単位の平文
を入力し、平文入力後時刻t8においてEOF(エンド
オブファイル)の入力が行なわれる。
【0181】そして時刻t9では、フラグ領域に対する
リードを行ない、暗号ロジックが処理中か否かをチェッ
クする。
【0182】このチェック結果はCASレイテンシでデ
ータ信号DQとして読出される。続いて、ScRAMが
サポートする秘密鍵暗号方式について説明する。
【0183】図42〜図44は、暗号化処理の基本単位
について示した概略図である。図42は、鍵の長さが5
6bitのDESを示し、図43は、鍵の長さが112
bitのトリプルDES方式を示し、図44は、鍵の長
さが168bitのトリプルDES方式について示して
いる。ScRAMでは、秘密鍵暗号化方式としてDES
とトリプルDESとをサポートしている。インターネッ
トのセキュリティソケットレイヤ、S/MIMEの電子
メール、ワイヤレスアプリケーションプロトコルでこれ
らの暗号化方式は利用されている。なお、トリプルDE
Sは、DESを暗号化−復号化−暗号化の3回処理を行
なったものである。
【0184】図45〜図47は、復号化処理の単位につ
いて示した概略図である。図45は、図42の暗号化に
対応する復号化を示し、図46は、図43の暗号化に対
応する復号化を示し、図47は、図44の暗号化に対応
する復号化を示す。
【0185】続いて、ScRAMがサポートする秘密鍵
暗号の暗号利用モードについて説明する。例として、E
CB,CBCの2つのモードについて説明する。
【0186】図48、図49は、ECBモードについて
説明するための図である。図48、図49を参照して、
ECBモードは基本モードであり、暗号/復号処理基本
単位に当たる。暗号化では、通常のデータ(平文)Mを
図48に示すように64ビットごとに分解したブロック
Mi(M=M1、M2、M3…)を送信者と受信者のみ
が共通に持つ秘密の鍵と呼ばれるデータKを用いて、各
ブロックごとに暗号化処理を行なう。そして、64ビッ
トの暗号文Ci(C=C1、C2、C3…)が生成され
る。復号化では、図49に示すように、65ビットの暗
号文Ciを受取り、暗号化に用いたものと同じ鍵データ
Kを用いて、平文Mi(M=M1、M2、M3…)を生
成する。
【0187】次にCBCモードについて説明する。図5
0は、CBCモードの演算を説明するための図である。
【0188】図50を参照して、CBCモードでは、ま
ず暗号化は、平文Mを64ビットごとに分解したブロッ
クMiをECBモードと同様に暗号化を行なう。そし
て、さらに、この暗号文ブロックCiと、次のブロック
Mi+1との排他的論理和を次の暗号化の入力とする。
これを繰返して次々と連鎖させるのである。
【0189】一方、復号化は、暗号ブロック文CiをE
CBモードと同様に復号化した結果をMiとし、Ciを
次の暗号文ブロックCi+1の復号結果との排他的論理
和をとり、出力平文ブロックMi+1とする。これを繰
返して次々と連鎖させるのである。なお、図50におい
て、平文はMi、暗号文はCi(i=1,2,…)、暗
号鍵Kを用いた暗号化をEk、復号化をDkとする。
【0190】また、IV(イニシャルベクトル)は初期
値であり、最初の暗号化と復号化の際に用いられる。I
Vは、暗号側と復号側とで同一の値を用いる。IVの値
は、第三者に知られてもよいので、IVは送信者と受信
者との間で秘密に送る必要がない。IVの値を変える
と、同じメッセージから異なった暗号文が生成される。
【0191】図51は、CBCモードにおける暗号化の
概要を示した概念図である。図52は、CBCモードに
おける復号化の概要を示した概念図である。
【0192】図51、図52を参照して、ScRAMに
一度に入力可能な平文長はレジスタREG1のサイズで
ある4kビットである。したがって、4kビットよりも
長い平文を処理する場合には、直前の暗号文ブロックC
iが初期値になるように制御レジスタに対して設定を行
なう。
【0193】本明細書の実施の形態では、SDRAMに
本発明を適用した場合を例として示したが、SDRAM
に制限されるものではなく、非同期型のDRAM、たと
えばEDO(Extended Data Out)DRAM等にも本発
明を適用することも可能である。また、同期型の他のD
RAM、たとえばDDR(Double Data Rate)型のイン
タフェースを有するDRAM等であっても本発明を適用
することが可能である。
【0194】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0195】
【発明の効果】請求項1〜3に記載の半導体記憶装置
は、汎用的なメモリに対してデータ、アドレスおよび制
御信号を与えるのと同様なシーケンスで信号を与えるこ
とで内蔵するロジック回路を制御することができ、既存
のシステムに大きな変更を加える必要がなく、容易に制
御することができる。
【0196】請求項4に記載の半導体記憶装置は、請求
項3に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加えて、通
常のメモリに対する読出を所定アドレスを指定して行な
うことで、内蔵するロジック回路の動作状態を確認する
ことができる。
【0197】請求項5に記載の半導体記憶装置は、請求
項3に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加えて、内
蔵するロジック回路が暗号処理を行なう場合に容易に制
御を行なうことができる。
【0198】請求項6に記載の半導体記憶装置は、請求
項2に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加えて、短
時間で複数のモード設定を行なうことができる。
【0199】請求項7に記載の半導体記憶装置は、請求
項2に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加えて、予
約領域が様々なマイコンシステムに対応できる。
【0200】請求項8に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加えて、既
存のメモリと置き換えて使用することが可能である。
【0201】請求項9に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加えて、内
蔵メモリを有効に活用することができる。
【0202】請求項10に記載の半導体記憶装置は、請
求項9に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加えて、
特別な制御端子や命令がなくても内蔵メモリの保持デー
タを内蔵ロジック回路に処理させることができる。
【0203】請求項11〜13に記載の半導体記憶装置
の制御方法は、マイコンシステムにおいて、ロジック内
蔵の半導体記憶装置を容易に制御することができる。
【0204】請求項14〜16に記載の半導体記憶装置
は、最小限の制御端子の追加で、内蔵メモリにアドレス
やデータを与える経路を有効に使用して、内蔵するロジ
ック回路の制御を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の半導体記憶装置1の
構成を示したブロック図である。
【図2】 実施の形態1のロジック内蔵半導体記憶装置
のメモリマップの例を示した図である。
【図3】 外部から入力される信号がロジック回路へ伝
達される様子を説明するための図である。
【図4】 実施の形態1の半導体記憶装置の標準的なタ
イミングを説明するための波形図である。
【図5】 実施の形態1の変形例であるロジック内蔵D
RAM10の構成を示すブロック図である。
【図6】 図5に示したロジック内蔵DRAM10のメ
モリマップを示した図である。
【図7】 実施の形態2のロジック内蔵DRAM30の
構成を示すブロック図である。
【図8】 実施の形態2のロジック内蔵DRAMに適用
されるシステムのメモリマップを示した図である。
【図9】 図7の暗号演算ロジック74がサポートする
暗号方式を示した図である。
【図10】 レジスタに割当てられるデータ例を示した
第1の図である。
【図11】 レジスタに割当てられるデータ例を示した
第2の図である。
【図12】 レジスタに割当てられるデータ例を示した
第3の図である。
【図13】 レジスタに割当てられるデータ例を示した
第4の図である。
【図14】 レジスタに割当てられるデータ例を示した
第5の図である。
【図15】 レジスタに割当てられるデータ例を示した
第6の図である。
【図16】 レジスタに割当てられるデータ例を示した
第7の図である。
【図17】 レジスタに割当てられるデータ例を示した
第8の図である。
【図18】 レジスタに割当てられるデータ例を示した
第9の図である。
【図19】 本発明のロジック内蔵DRAM92とマイ
クロコンピュータ90とが接続される様子を示した図で
ある。
【図20】 ロジック内蔵DRAMの制御を説明するた
めのフローチャートである。
【図21】 実施の形態4において割当てたメモリマッ
プを示した図である。
【図22】 実施の形態5のロジック内蔵DRAM11
1の構成を示した図である。
【図23】 実施の形態5におけるマイクロコンピュー
タシステムのメモリマップを示した図である。
【図24】 実施の形態5のロジック内蔵DRAMの制
御を説明するための動作波形図である。
【図25】 実施の形態5の変形例を説明するための図
である。
【図26】 実施の形態5の変形例の動作を説明するた
めの動作波形図である。
【図27】 ScRAM200の構成を示したブロック
図である。
【図28】 制御レジスタの設定に応じたメモリマップ
の状態変化を説明するための図である。
【図29】 図27に示したモードレジスタ208を説
明するための第1図である。
【図30】 図27に示したモードレジスタ208を説
明するための第2図である。
【図31】 図27に示したモードレジスタ208を説
明するための第3図である。
【図32】 ScRAMの暗号制御エントリ・エグジッ
トに関連する状態遷移図である。
【図33】 制御レジスタアクセスの一例を示した動作
波形図である。
【図34】 制御レジスタのアドレスマップを示した第
1図である。
【図35】 制御レジスタのアドレスマップを示した第
2図である。
【図36】 制御レジスタのアドレスマップを示した第
3図である。
【図37】 制御レジスタのアドレスマップを示した第
4図である。
【図38】 信号CRYPを与える端子を制御可能なシ
ステムを説明するための図である。
【図39】 CRYP端子を制御不可能なシステムにつ
いて説明するための第1の図である。
【図40】 CRYP端子を制御不可能なシステムにつ
いて説明するための第2の図である。
【図41】 制御レジスタへの設定の説明をするための
動作波形図である。
【図42】 暗号化処理の基本単位について示した第1
の概略図である。
【図43】 暗号化処理の基本単位について示した第2
の概略図である。
【図44】 暗号化処理の基本単位について示した第3
の概略図である。
【図45】 復号化処理の単位について示した第1の概
略図である。
【図46】 復号化処理の単位について示した第2の概
略図である。
【図47】 復号化処理の単位について示した第3の概
略図である。
【図48】 ECBモードについて説明するための第1
図である。
【図49】 ECBモードについて説明するための第2
図である。
【図50】 CBCモードの演算を説明するための図で
ある。
【図51】 CBCモードにおける暗号化の概要を示し
た概念図である。
【図52】 CBCモードにおける復号化の概要を示し
た概念図である。
【図53】 従来の、シンクロナスダイナミックランダ
ムアクセスメモリ(SDRAM)のピン配置を示した図
である。
【図54】 SDRAMの端子名と機能とを示した図で
ある。
【図55】 従来のロジック内蔵DRAMの構成を示す
図である。
【符号の説明】
1 半導体記憶装置、2 インターフェイス部、3 バ
ッファ、5 デコード回路、6,14,16,116,
126 レジスタ、8,118 ロジック回路、10,
30,92,111,121 ロジック内蔵DRAM、
12 インターフェイス部、18,20 ロジック回
路、32 SDRAM部、34 ロジック部、36 イ
ンターフェイス部、38 DRAMコア、40 制御信
号入力回路、42 制御回路、44 クロックバッフ
ァ、46 アドレスバッファ、48マルチプレクサ、5
0 モードレジスタ、52 入出力回路、54 メモリ
セルアレイ、56 ロウデコーダ、60 ライトドライ
バ、72 レジスタ部、74暗号演算ロジック、76
セレクタ、78 制御レジスタ、80 モードレジス
タ、82 ステータスレジスタ、84,86 データレ
ジスタ、90,132マイクロコンピュータ、94,1
34 CPUコア、96 キャッシュメモリ、98,1
36 メモリコントローラ、100,142 外部バス
インターフェイス回路、102 内部バス、121 半
導体記憶装置、130 ATD回路、140 マルチプ
レクス回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B024 AA11 AA15 BA18 BA21 BA29 CA15 CA21 5B060 MM01 5J104 NA02 NA21 NA22 NA27 NA37 PA14

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から与えられる制御信号、アドレス
    およびデータを受ける端子群と、 前記アドレスによって指定される領域に対して前記制御
    信号に応じて前記データの授受を行なうメモリセルアレ
    イと、 前記メモリセルアレイに対して前記制御信号、前記アド
    レスおよび前記データが与えられるシーケンスと同じシ
    ーケンスで前記端子群に前記制御信号、前記アドレスお
    よび前記データが与えられた場合に、前記アドレスが所
    定の第1の領域を指定したときに前記制御信号、前記ア
    ドレスおよび前記データの少なくともいずれか1つに応
    じてデータ処理を行なうロジック回路とを備える、半導
    体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記端子群から前記制御信号、前記アド
    レスおよび前記データを受け、前記アドレスに応じて前
    記メモリセルアレイと前記ロジック回路のいずれか一方
    に対して、前記制御信号、前記アドレスおよび前記デー
    タの少なくともいずれか1つに応じた動作を指示するイ
    ンターフェイス部をさらに備え、 前記ロジック回路は、 前記インターフェイス部からの指示内容を保持するデー
    タ保持部と、 前記データ保持部の保持内容に応じてデータ処理を行な
    うデータ処理回路とを含む、請求項1に記載の半導体記
    憶装置。
  3. 【請求項3】 前記指示内容は、 前記データ処理回路の動作を指定するコマンドと、 前記データ処理回路が処理する入力データとを含み、 前記データ保持部は、 前記コマンドを保持する第1の保持回路と、 前記入力データを保持する第2の保持回路と、 前記入力データを前記データ処理回路がデータ処理した
    処理結果を保持する第3の保持回路とを含む、請求項2
    に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記データ保持部は、 前記データ処理回路がデータ処理を完了したか否かを示
    すフラグを保持する第4の保持回路をさらに含む、請求
    項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記データ処理回路は、暗号処理を行な
    い、 前記入力データは、 暗号の鍵データを含む、請求項3に記載の半導体記憶装
    置。
  6. 【請求項6】 前記指示内容は、 前記データ処理回路の複数の動作モードの指定を含み、 前記データ保持部は、 前記複数の動作モードを保持する保持回路を有し、 前記保持回路は、前記メモリアレイに一回に書込むデー
    タ幅分のビットの容量を有し、 前記ロジック回路に対する前記複数の動作モードの指定
    は、前記メモリセルアレイに対する1回のデータ書込を
    行なうシーケンスと同じシーケンスで行なわれる、請求
    項2に記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記インターフェイス部は、 前記制御信号に応じて書換え可能なモードレジスタを含
    み、 前記インターフェイス部は、前記モードレジスタの保持
    値に応じて前記第1の領域をアドレス空間のどこに割当
    てるかを決定する、請求項2に記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記所定の第1の領域は、 前記メモリセルアレイのアドレス空間の一部の領域であ
    る、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記所定の第1の領域は、 前記メモリセルアレイのアドレス空間以外の仮想的なア
    ドレス空間の一部の領域である、請求項1に記載の半導
    体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記ロジック回路は、仮想的なアドレ
    ス空間の一部である前記所定の第1の領域へのアクセス
    に応じて、前記所定の第1の領域に対応する前記メモリ
    セルアレイのアドレス空間に格納されたデータに処理を
    加える、請求項9に記載の半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 外部から与えられる制御信号、アドレ
    スおよびデータを受ける端子群と、前記アドレスによっ
    て指定される領域に対して前記制御信号に応じて前記デ
    ータの授受を行なうメモリセルアレイと、前記メモリセ
    ルアレイに対して前記制御信号、前記アドレスおよび前
    記データが与えられるシーケンスと同じシーケンスで前
    記端子群に前記制御信号、前記アドレスおよび前記デー
    タが与えられた場合に、前記アドレスが所定の第1の領
    域を指定したときに前記制御信号、前記アドレスおよび
    前記データの少なくともいずれか1つに応じてデータ処
    理を行なうロジック回路とを備える半導体記憶装置の制
    御方法であって、 前記第1の領域を予約領域に指定するステップと、 前記メモリセルアレイへの書込シーケンスと同じシーケ
    ンスで前記アドレスによって前記第1の領域を指定して
    前記ロジック回路へのコマンドを与えるステップとを備
    える、半導体記憶装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記メモリセルアレイへの読出シーケ
    ンスと同じシーケンスで前記第1の領域を指定して前記
    ロジック回路の処理結果を読出すステップをさらに備え
    る、請求項11に記載の半導体記憶装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記半導体記憶装置は、前記端子群を
    介して、キャッシュメモリを内蔵するマイクロコンピュ
    ータと接続され、 前記第1の領域を前記キャッシュメモリを使用しない領
    域として指定するステップをさらに備える、請求項11
    に記載の半導体記憶装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 外部から与えられる制御信号、アドレ
    スおよびデータを受ける第1の端子群と、 行列状に配置される複数のメモリセルを含み、外部から
    与えられる選択信号に応じて活性化され、前記アドレス
    によって指定される領域に対して前記制御信号に応じて
    前記データの授受を行なうメモリと、 前記選択信号に応じて前記メモリと相補的に活性化さ
    れ、前記アドレスおよび前記データの少なくともいずれ
    か1つに応じてデータ処理を行なうロジック回路と、 前記選択信号を受ける第2の端子とを備える、半導体記
    憶装置。
  15. 【請求項15】 前記メモリは、前記第1の端子群に時
    分割に与えられる行アドレスと列アドレスとを含む前記
    アドレスに応じて前記メモリセルの選択動作を行ない、 前記ロジック回路は、前記第1の端子群に一括して与え
    られる前記アドレスに応じて動作を行なう、請求項14
    に記載の半導体記憶装置。
  16. 【請求項16】 前記ロジック回路は、 前記行アドレスと前記列アドレスの変化を検知して動作
    タイミングを発生するATD回路を含む、請求項15に
    記載の半導体記憶装置。
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