JP2002103981A - コンバーチブル車の格納式ルーフ - Google Patents
コンバーチブル車の格納式ルーフInfo
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 38
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 claims 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/08—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position
- B60J7/12—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position foldable; Tensioning mechanisms therefor, e.g. struts
- B60J7/14—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position foldable; Tensioning mechanisms therefor, e.g. struts with a plurality of rigid plate-like elements or rigid non plate-like elements, e.g. with non-slidable, but pivotable or foldable movement
- B60J7/143—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position foldable; Tensioning mechanisms therefor, e.g. struts with a plurality of rigid plate-like elements or rigid non plate-like elements, e.g. with non-slidable, but pivotable or foldable movement for covering the passenger compartment
- B60J7/145—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position foldable; Tensioning mechanisms therefor, e.g. struts with a plurality of rigid plate-like elements or rigid non plate-like elements, e.g. with non-slidable, but pivotable or foldable movement for covering the passenger compartment at least two elements being folded in clamp-shell fashion
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/02—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
- B60J7/026—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid non plate-like elements, e.g. for convertible vehicles
- B60J7/028—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid non plate-like elements, e.g. for convertible vehicles the sliding movement being combined with a pivoting movement
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- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小さな旋回運動でルーフを格納すること。
【解決手段】 本発明は、支持装置によって、車両内部
スペース（６）を被う閉鎖位置から開放位置に移動でき
るフロント要素（３）、センター要素（４）およびリヤ
要素（５）を備えた、コンバーチブル車の格納式ルーフ
（１）であって、開放位置では、上記要素（３，４，
５）をリヤ側のフードボックス（９）内に重畳状態で格
納し、フロント要素（３）をセンター要素（４）に可動
に支持した形式のものに関する。この場合、ルーフ
（１）の格納時に、フロント要素（３）をセンター要素
（４）に支持する支持装置（１７）によってフロント要
素（３）をセンター要素（４）に関して上昇または下降
でき、ガイド手段（２９）によってセンター部分（４）
の上方にまたは下方に摺動できる。
スペース（６）を被う閉鎖位置から開放位置に移動でき
るフロント要素（３）、センター要素（４）およびリヤ
要素（５）を備えた、コンバーチブル車の格納式ルーフ
（１）であって、開放位置では、上記要素（３，４，
５）をリヤ側のフードボックス（９）内に重畳状態で格
納し、フロント要素（３）をセンター要素（４）に可動
に支持した形式のものに関する。この場合、ルーフ
（１）の格納時に、フロント要素（３）をセンター要素
（４）に支持する支持装置（１７）によってフロント要
素（３）をセンター要素（４）に関して上昇または下降
でき、ガイド手段（２９）によってセンター部分（４）
の上方にまたは下方に摺動できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、支持装置によっ
て、車両内部スペースを被う閉鎖位置から開放位置に移
動できるフロント要素、センター要素およびリヤ要素を
備えた、コンバーチブル（キャブリオレ）車の格納式ル
ーフであって、開放位置では、上記要素をリヤ側のフー
ドボックス内に重畳状態で格納し、フロント要素をセン
ター要素に可動に支持した形式のものに関する。
て、車両内部スペースを被う閉鎖位置から開放位置に移
動できるフロント要素、センター要素およびリヤ要素を
備えた、コンバーチブル（キャブリオレ）車の格納式ル
ーフであって、開放位置では、上記要素をリヤ側のフー
ドボックス内に重畳状態で格納し、フロント要素をセン
ター要素に可動に支持した形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】ドイツ特許公開第１９６４２１５２号に
は、ルーフのフロント要素を４リンク機構によってセン
ター要素に可動に支持し、センター要素を、同じく、４
リンク機構を介して、リヤ要素に可動に支持した、自動
車の上述の種類のルーフが記載されている。リヤ要素
は，２つのリンクを介して車体に可動に支持されてい
る。ルーフを開く場合は、まず、リヤ要素を旋回し、こ
の際、リヤ要素は、フロント要素およびセンター要素を
相互に不変の位置に駆動する。リヤ要素を支持するリン
クの１つを介して、フロント要素およびセンター要素の
相互に結合された双方の４リンク機構に運動を伝達し、
かくして、フロント要素が、センター要素の下方に旋回
され、双方の要素が、一緒に、リヤ要素の下方に旋回さ
れる。ルーフ要素は、重畳され均一に湾曲した状態にお
いてフードボックスに下降される。
は、ルーフのフロント要素を４リンク機構によってセン
ター要素に可動に支持し、センター要素を、同じく、４
リンク機構を介して、リヤ要素に可動に支持した、自動
車の上述の種類のルーフが記載されている。リヤ要素
は，２つのリンクを介して車体に可動に支持されてい
る。ルーフを開く場合は、まず、リヤ要素を旋回し、こ
の際、リヤ要素は、フロント要素およびセンター要素を
相互に不変の位置に駆動する。リヤ要素を支持するリン
クの１つを介して、フロント要素およびセンター要素の
相互に結合された双方の４リンク機構に運動を伝達し、
かくして、フロント要素が、センター要素の下方に旋回
され、双方の要素が、一緒に、リヤ要素の下方に旋回さ
れる。ルーフ要素は、重畳され均一に湾曲した状態にお
いてフードボックスに下降される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、フロ
ント要素のための改善された支持・駆動機構を有する冒
頭に述べた種類の昇降自在のルーフを創成することにあ
る。
ント要素のための改善された支持・駆動機構を有する冒
頭に述べた種類の昇降自在のルーフを創成することにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題は、上述のルー
フにおいて、本発明にもとづき、ルーフ格納時に、フロ
ント要素をセンター要素に支持する支持装置によってフ
ロント要素をセンター要素に関して上昇または下降で
き、ガイド手段によってセンター要素の上方で又は下方
で前後方向に摺動できるよう構成することによって、解
決される。先行技術に記載のルーフの場合、４リンク機
構によって比較的大きい旋回半径でセンター要素の下方
にフロント要素を旋回するが、本発明に係るルーフの場
合は、フロント要素をセンター要素の上方に摺動できる
か下方に摺動できるかに応じてフロント要素をセンター
要素に対して単に上昇または下降させる小さい上昇運動
または下降運動で十分である。
フにおいて、本発明にもとづき、ルーフ格納時に、フロ
ント要素をセンター要素に支持する支持装置によってフ
ロント要素をセンター要素に関して上昇または下降で
き、ガイド手段によってセンター要素の上方で又は下方
で前後方向に摺動できるよう構成することによって、解
決される。先行技術に記載のルーフの場合、４リンク機
構によって比較的大きい旋回半径でセンター要素の下方
にフロント要素を旋回するが、本発明に係るルーフの場
合は、フロント要素をセンター要素の上方に摺動できる
か下方に摺動できるかに応じてフロント要素をセンター
要素に対して単に上昇または下降させる小さい上昇運動
または下降運動で十分である。
【０００５】前記支持装置は、フロント要素をセンター
要素に支持する４リンク機構を含み、この場合、４リン
ク機構の上昇運動または下降運動は、ルーフの格納運動
によって制御される。この制御は、例えば、センター要
素を車体に可動に支持する支持装置に４リンク機構を連
結する連結ロッドを含む機械的カップリングによって行
うことができる。即ち、フロント要素を旋回するための
駆動装置を補足する必要はない。支持装置または４リン
ク機構が、フロント要素のガイド手段に摺動自在に案内
された支持要素を含んでいれば合目的的である。
要素に支持する４リンク機構を含み、この場合、４リン
ク機構の上昇運動または下降運動は、ルーフの格納運動
によって制御される。この制御は、例えば、センター要
素を車体に可動に支持する支持装置に４リンク機構を連
結する連結ロッドを含む機械的カップリングによって行
うことができる。即ち、フロント要素を旋回するための
駆動装置を補足する必要はない。支持装置または４リン
ク機構が、フロント要素のガイド手段に摺動自在に案内
された支持要素を含んでいれば合目的的である。
【０００６】支持装置が、センター要素のガイド手段に
摺動自在に案内され、フロント要素をセンター要素に支
持し、センター要素に対するフロント要素の前後方向摺
動時に制御装置によってフロント要素の上昇運動または
下降運動を行う４リンク機構を含んでいれば好ましい。
即ち、フロント要素の上昇および下降は、前後方向へ摺
動されるフロント要素によって誘導される。フロント要
素は、特に、例えば、フロント要素に駆動ケーブルで結
合された電動機を含む駆動装置によって摺動される。
摺動自在に案内され、フロント要素をセンター要素に支
持し、センター要素に対するフロント要素の前後方向摺
動時に制御装置によってフロント要素の上昇運動または
下降運動を行う４リンク機構を含んでいれば好ましい。
即ち、フロント要素の上昇および下降は、前後方向へ摺
動されるフロント要素によって誘導される。フロント要
素は、特に、例えば、フロント要素に駆動ケーブルで結
合された電動機を含む駆動装置によって摺動される。
【０００７】４リンク機構の摺動運動の制御は、例え
ば、４リンク機構に結合され且つ制御カムに案内された
制御要素を含むレバーによって行う。制御カムは、セン
ター要素の固有の曲線路として形成できるか、他の支持
・駆動装置を設けることもできる。特に簡単で格納時に
コンパクトな構成を意図して、リヤ要素をフロント要素
およびセンター要素に対して逆方向へ湾曲した状態でフ
ードボックスに格納する。この場合、特に、センター要
素を支持する主４リンク機構のリンクの１つにリヤ要素
を固定する。
ば、４リンク機構に結合され且つ制御カムに案内された
制御要素を含むレバーによって行う。制御カムは、セン
ター要素の固有の曲線路として形成できるか、他の支持
・駆動装置を設けることもできる。特に簡単で格納時に
コンパクトな構成を意図して、リヤ要素をフロント要素
およびセンター要素に対して逆方向へ湾曲した状態でフ
ードボックスに格納する。この場合、特に、センター要
素を支持する主４リンク機構のリンクの１つにリヤ要素
を固定する。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態を詳細に説明する。図１〜８に示す第１の実
施例について説明する。コンバーチブル車２のルーフ１
は、可動のルーフ要素としてフロント要素３とセンター
要素４とリヤ要素５とを有する摺動自在で昇降自在のハ
ードトップとして構成されている。３つのルーフ要素
３，４，５が車両内部スペース６を被うルーフ１の閉鎖
位置では（図１参照）、フロント要素３は、フロントガ
ラス８の上方のウインドデフレクタ７に接する。
実施の形態を詳細に説明する。図１〜８に示す第１の実
施例について説明する。コンバーチブル車２のルーフ１
は、可動のルーフ要素としてフロント要素３とセンター
要素４とリヤ要素５とを有する摺動自在で昇降自在のハ
ードトップとして構成されている。３つのルーフ要素
３，４，５が車両内部スペース６を被うルーフ１の閉鎖
位置では（図１参照）、フロント要素３は、フロントガ
ラス８の上方のウインドデフレクタ７に接する。
【０００９】ルーフ１の開放、下降時に、３つのルーフ
要素３，４，５は、格納装置によって、可動のフードボ
ックス用蓋１０によって被われたリヤ側のルーフ貯蔵ス
ペースまたはフードボックス９内に格納される。ルーフ
要素３，４，５を支持、駆動する格納装置の構成部材
は、それぞれ縁部において、ルーフ要素３，４，５に車
両縦（前後）軸線に対して対称に配設してあり、従っ
て、以下でそれぞれ１つのルーフ側または車両側につい
て図示、説明した構成部材は、反対側に設けた構成部材
と対応する。
要素３，４，５は、格納装置によって、可動のフードボ
ックス用蓋１０によって被われたリヤ側のルーフ貯蔵ス
ペースまたはフードボックス９内に格納される。ルーフ
要素３，４，５を支持、駆動する格納装置の構成部材
は、それぞれ縁部において、ルーフ要素３，４，５に車
両縦（前後）軸線に対して対称に配設してあり、従っ
て、以下でそれぞれ１つのルーフ側または車両側につい
て図示、説明した構成部材は、反対側に設けた構成部材
と対応する。
【００１０】ルーフ１のセンター要素４は、格納装置の
前部リンク１１および後部リンク１２を含む主４リンク
機構によって可動に支持され、この場合、リンク１１，
１２は、それぞれ、１つの側では、車体に固定の支持点
１３，１４に旋回自在に支持され、他の側では、ヒンジ
１５，１６でセンター要素４に旋回自在に支持されてい
る（図３）。リヤ要素５は、後部リンク１２に固定さ
れ、上記リンクによって車体に固定の上記支持点１４の
まわりに旋回される。
前部リンク１１および後部リンク１２を含む主４リンク
機構によって可動に支持され、この場合、リンク１１，
１２は、それぞれ、１つの側では、車体に固定の支持点
１３，１４に旋回自在に支持され、他の側では、ヒンジ
１５，１６でセンター要素４に旋回自在に支持されてい
る（図３）。リヤ要素５は、後部リンク１２に固定さ
れ、上記リンクによって車体に固定の上記支持点１４の
まわりに旋回される。
【００１１】センター要素４の前部には、４リンク機構
の前後の旋回レバー１８，１９を有する、フロント要素
３のための支持装置１７が設けてある。なお、この支持
装置１７は、前記格納装置の一部を構成する。前部旋回
レバー１８は、１つの側で、センター要素４のヒンジ２
０に旋回自在に支持され、他の側で、フロント要素３の
支持要素２２のヒンジ２１に旋回自在に支持されている
（図７参照）。後部旋回レバー１９は、１つの側で、セ
ンター要素４のヒンジ２３に旋回自在に支持され、他の
側で、支持要素２２のヒンジ２４に旋回自在に支持され
ている。ヒンジ２３を越えて延びる旋回レバー１９の延
長部分は、ヒンジ２８で前部リンク１１に枢着された連
結リンク２６にヒンジ２７を介して旋回自在に支持され
た制御レバー２７を形成する。
の前後の旋回レバー１８，１９を有する、フロント要素
３のための支持装置１７が設けてある。なお、この支持
装置１７は、前記格納装置の一部を構成する。前部旋回
レバー１８は、１つの側で、センター要素４のヒンジ２
０に旋回自在に支持され、他の側で、フロント要素３の
支持要素２２のヒンジ２１に旋回自在に支持されている
（図７参照）。後部旋回レバー１９は、１つの側で、セ
ンター要素４のヒンジ２３に旋回自在に支持され、他の
側で、支持要素２２のヒンジ２４に旋回自在に支持され
ている。ヒンジ２３を越えて延びる旋回レバー１９の延
長部分は、ヒンジ２８で前部リンク１１に枢着された連
結リンク２６にヒンジ２７を介して旋回自在に支持され
た制御レバー２７を形成する。
【００１２】フロント要素３は、フロント要素３に沿っ
て前後方向に延びるガイド手段２９を有し、該ガイド手
段２９は案内レールとして形成されている。このガイド
手段２９は、例えば、２つのスライダ３０，３１を介し
て、前記支持要素２２を摺動自在に支持する。フロント
要素３は、例えば、フロント要素３に駆動ケーブルで結
合された電動機を含む駆動装置（図示省略）によって支
持要素２２に対して摺動でき、特に、前後の終端位置に
固定できる（図３，４参照）。
て前後方向に延びるガイド手段２９を有し、該ガイド手
段２９は案内レールとして形成されている。このガイド
手段２９は、例えば、２つのスライダ３０，３１を介し
て、前記支持要素２２を摺動自在に支持する。フロント
要素３は、例えば、フロント要素３に駆動ケーブルで結
合された電動機を含む駆動装置（図示省略）によって支
持要素２２に対して摺動でき、特に、前後の終端位置に
固定できる（図３，４参照）。
【００１３】ルーフ１を開く場合、まず、フードボック
ス用蓋１０の前縁３２を、例えば、後部の横方向旋回軸
のまわりに上方へ旋回する（図２）。次いで、センター
要素４を支持する主４リンク機構１１，１２を、駆動装
置（図示してない）によって、中間位置に旋回する（図
３）。上記中間位置では、支持要素２２およびフロント
要素３は、連結リンク２６および支持装置１７の前部４
リンク機構１８，１９を介してセンター要素４に対して
上昇される。この上昇位置では、フロント要素３は、そ
の摺動装置によって、支持要素２２およびセンター要素
４に対してセンター要素４の上方の後部終端位置に摺動
される（図４）。
ス用蓋１０の前縁３２を、例えば、後部の横方向旋回軸
のまわりに上方へ旋回する（図２）。次いで、センター
要素４を支持する主４リンク機構１１，１２を、駆動装
置（図示してない）によって、中間位置に旋回する（図
３）。上記中間位置では、支持要素２２およびフロント
要素３は、連結リンク２６および支持装置１７の前部４
リンク機構１８，１９を介してセンター要素４に対して
上昇される。この上昇位置では、フロント要素３は、そ
の摺動装置によって、支持要素２２およびセンター要素
４に対してセンター要素４の上方の後部終端位置に摺動
される（図４）。
【００１４】次いで、主４リンク機構１１，１２を更に
後方へ旋回し、かくして、後部リンク１２によって駆動
されたリヤ要素５、水平に重畳されたフロント要素３お
よびセンター要素４をフードボックス９に格納する。こ
の場合、リヤ要素５の下面または内面は、逆方向へ湾曲
した状態において、フロント要素３およびセンター要素
４の下方にある（図５）。最後に、フードボックス用蓋
１０を再び閉じる（図６）。ルーフ１の閉鎖は、反対の
駆動操作で行う。
後方へ旋回し、かくして、後部リンク１２によって駆動
されたリヤ要素５、水平に重畳されたフロント要素３お
よびセンター要素４をフードボックス９に格納する。こ
の場合、リヤ要素５の下面または内面は、逆方向へ湾曲
した状態において、フロント要素３およびセンター要素
４の下方にある（図５）。最後に、フードボックス用蓋
１０を再び閉じる（図６）。ルーフ１の閉鎖は、反対の
駆動操作で行う。
【００１５】図９〜１１に示すルーフ１の他の実施例
は、センター要素４に設けたガイド手段３６に、例え
ば、２つのスライダ３４，３５を介して摺動自在に支持
した支持要素３３を有する変更された支持装置１７を含
む。このガイド手段３６は、長孔状に形成されている。
４リンク機構を構成する前後のレバー３７，３８は、１
つの側で、ヒンジ３９，４０で支持要素３３に旋回自在
に支持され、他の側で、ヒンジ４１，４２でフロント要
素３に旋回自在に支持されている。後部レバー３８の下
部ヒンジ４０を越えて延びる制御レバー４３は、制御要
素４４を介して制御カム４５に案内されている。この制
御カム４５は、長孔状に形成されている。尚、この制御
カム４５は前記ガイド手段３６の一部を構成している。
は、センター要素４に設けたガイド手段３６に、例え
ば、２つのスライダ３４，３５を介して摺動自在に支持
した支持要素３３を有する変更された支持装置１７を含
む。このガイド手段３６は、長孔状に形成されている。
４リンク機構を構成する前後のレバー３７，３８は、１
つの側で、ヒンジ３９，４０で支持要素３３に旋回自在
に支持され、他の側で、ヒンジ４１，４２でフロント要
素３に旋回自在に支持されている。後部レバー３８の下
部ヒンジ４０を越えて延びる制御レバー４３は、制御要
素４４を介して制御カム４５に案内されている。この制
御カム４５は、長孔状に形成されている。尚、この制御
カム４５は前記ガイド手段３６の一部を構成している。
【００１６】ルーフ１の閉鎖位置では（図９参照）、制
御要素４４は、制御カム４５に対して角度をなして配置
された始端部分４６に受容され、従って、４リンク機構
３７，３８は、前方へ旋回され、かくして、フロント要
素３とともに下降位置に配置される。ルーフ１を開く場
合、支持要素３３を後方へ摺動し、この場合、制御レバ
ー４３の構造にもとづき、後部レバー３８は、始端部分
４６に摺動自在に受容された制御要素４４のまわりに後
方へ旋回され、その結果、後部スライダ３５は、始端部
分４６に対して、ガイド手段３６から形成できる縦方向
に延びる制御カム４５内に制御要素４４が導入されるよ
うな距離を取る（図１０）。そして、後部レバー３８
は、その旋回位置を取る。
御要素４４は、制御カム４５に対して角度をなして配置
された始端部分４６に受容され、従って、４リンク機構
３７，３８は、前方へ旋回され、かくして、フロント要
素３とともに下降位置に配置される。ルーフ１を開く場
合、支持要素３３を後方へ摺動し、この場合、制御レバ
ー４３の構造にもとづき、後部レバー３８は、始端部分
４６に摺動自在に受容された制御要素４４のまわりに後
方へ旋回され、その結果、後部スライダ３５は、始端部
分４６に対して、ガイド手段３６から形成できる縦方向
に延びる制御カム４５内に制御要素４４が導入されるよ
うな距離を取る（図１０）。そして、後部レバー３８
は、その旋回位置を取る。
【００１７】他方、上記後部レバーは、支持要素３３に
よってガイド手段３６に沿って摺動される。かくして、
フロント要素３は、上昇された摺動位置にとどまり、セ
ンター要素４の上方を摺動できる。フロント要素３の摺
動運動の終端位置を図１１に示した。ルーフ１の閉鎖
は、同じく、反対の駆動操作で行う。図１２〜１４に示
すルーフ１の他の実施例は、上述の第２の実施例と同様
に構成されているが、但し、フロント要素３は、センタ
ー要素４に関して下降され、センター要素４の下方を走
行する。このため、支持装置１７’の前後のレバー３
７’，３８’は、下方へ旋回でき、フロント要素３を下
降できるよう、それぞれ、支持要素３３’およびフロン
ト要素３に支持されている。下降運動の制御のため、始
端部分４６’は、制御カム４５’から上方へ延びる。
よってガイド手段３６に沿って摺動される。かくして、
フロント要素３は、上昇された摺動位置にとどまり、セ
ンター要素４の上方を摺動できる。フロント要素３の摺
動運動の終端位置を図１１に示した。ルーフ１の閉鎖
は、同じく、反対の駆動操作で行う。図１２〜１４に示
すルーフ１の他の実施例は、上述の第２の実施例と同様
に構成されているが、但し、フロント要素３は、センタ
ー要素４に関して下降され、センター要素４の下方を走
行する。このため、支持装置１７’の前後のレバー３
７’，３８’は、下方へ旋回でき、フロント要素３を下
降できるよう、それぞれ、支持要素３３’およびフロン
ト要素３に支持されている。下降運動の制御のため、始
端部分４６’は、制御カム４５’から上方へ延びる。
【００１８】ルーフ１を開く場合、支持要素３３’を後
方へ摺動する。この場合、制御要素４４’は、まず、始
端部分４６’内を移動し，この際、後部レバー３８’を
ヒンジ４０’のまわりに下方へ旋回する。制御要素４
４’が制御カム４５’に達すると（図１３参照）、後部
レバー３８’の旋回運動が終了し、かくして、４リンク
機構３７’、３８’の旋回運動も終了する。上記位置に
保持された４リンク機構３７’，３８’を介して、フロ
ント要素３は、その駆動装置（図示省略）によってセン
ター要素４の下方に後方へ摺動され（図１４）、次い
で、ルーフ要素３，４，５が、フードボックス９に格納
される。
方へ摺動する。この場合、制御要素４４’は、まず、始
端部分４６’内を移動し，この際、後部レバー３８’を
ヒンジ４０’のまわりに下方へ旋回する。制御要素４
４’が制御カム４５’に達すると（図１３参照）、後部
レバー３８’の旋回運動が終了し、かくして、４リンク
機構３７’、３８’の旋回運動も終了する。上記位置に
保持された４リンク機構３７’，３８’を介して、フロ
ント要素３は、その駆動装置（図示省略）によってセン
ター要素４の下方に後方へ摺動され（図１４）、次い
で、ルーフ要素３，４，５が、フードボックス９に格納
される。
【００１９】なお、本発明は、前記実施の形態に示すも
のに限定されるものではない。
のに限定されるものではない。
【００２０】
【発明の効果】先行技術に記載のルーフの場合、４リン
ク機構によって比較的大きい旋回半径でセンター要素の
下方にフロント要素を旋回するが、本発明に係るルーフ
においては、フロント要素をセンター要素の上方に摺動
できるか下方に摺動できるかに応じてフロント要素をセ
ンター要素に対して単に上昇または下降させる小さい上
昇運動または下降運動で十分である。
ク機構によって比較的大きい旋回半径でセンター要素の
下方にフロント要素を旋回するが、本発明に係るルーフ
においては、フロント要素をセンター要素の上方に摺動
できるか下方に摺動できるかに応じてフロント要素をセ
ンター要素に対して単に上昇または下降させる小さい上
昇運動または下降運動で十分である。
【図１】図１は、昇降自在のルーフの実施例が閉鎖位置
にある状態のコンバーチブル車の略側面図である。
にある状態のコンバーチブル車の略側面図である。
【図２】図２は、フードボックスの蓋を開けた状態の閉
鎖位置のルーフの側面図である。
鎖位置のルーフの側面図である。
【図３】図３は、中間位置に移動されたルーフの側面図
である。
である。
【図４】図４は、フロント要素を摺動した状態の中間位
置のルーフの側面図である。
置のルーフの側面図である。
【図５】図５は、フードボックスに下降させたルーフの
側面図である。
側面図である。
【図６】図６は、フードボックスに重畳状態で受容し、
フードボックスの蓋を閉鎖した状態のルーフの側面図で
ある。
フードボックスの蓋を閉鎖した状態のルーフの側面図で
ある。
【図７】図７は、図３の状態のルーフの部分拡大側面図
である。
である。
【図８】図８は、図４の状態のルーフの部分拡大側面図
である。
である。
【図９】図９は、ルーフの他の実施例の部分拡大側面図
である。
である。
【図１０】図１０は、ルーフのフロント要素を上昇した
図９の実施例の拡大側面図である。
図９の実施例の拡大側面図である。
【図１１】図１１は、フロント要素を閉鎖した状態の図
９の実施例の拡大側面図である。
９の実施例の拡大側面図である。
【図１２】図１２は、ルーフの他の実施例の部分拡大側
面図である。
面図である。
【図１３】図１３は、ルーフのフロント要素を下降した
状態の図１２の実施例の拡大側面図である。
状態の図１２の実施例の拡大側面図である。
【図１４】図１４は、フロント要素をルーフのセンター
要素の下方に摺動した状態の図９の実施例の拡大側面図
である。
要素の下方に摺動した状態の図９の実施例の拡大側面図
である。
１ ルーフ ３ フロント要素 ４ センター要素 ５ リヤ要素 ９ フードボックス １１ 主リンク機構（前部リンク） １２ 主リンク機構（後部リンク） １７，１７´ 支持装置 １８ ４リンク機構（後部旋回レバー） １９ ４リンク機構（前部旋回レバー） ２２ 支持要素 ２９ ガイド手段（案内レール） ３６，３６´ ガイド手段 ３７，３７´ ４リンク機構（前部レバー） ３８，３８´ ４リンク機構（後部レバー） ４３，４３´ 制御レバー ４４，４４´ 制御要素 ４５，４５´ 制御カム
Claims (10)
- 【請求項１】 車両内部を覆うルーフは、フロント要
素、センター要素およびリヤ要素を有し、前記各要素
を、車両内部を被う閉鎖位置からリヤ側のフードボック
ス内に重畳状態で格納される開放位置に移動させる格納
装置を備えているコンバーチブル車の格納式ルーフにお
いて、 前記格納装置は、前記ルーフ（１）を格納する際、前記
フロント要素（３）を、前記センター要素（４）に関し
て上昇または下降させる支持装置（１７，１７’）と、
前記センター要素（４）の上方で又は下方で前後方向に
摺動させるガイド手段（２９，３６，３６’）とを有す
ることを特徴とするコンバーチブル車の格納式ルーフ。 - 【請求項２】 前記支持装置（１７）は、前記フロント
要素（３）を前記センター要素（４）に支持する４リン
ク機構（１８，１９）を有し、該４リンク機構（１８，
１９）の上昇運動または下降運動は、前記ルーフ（１）
の格納運動によって制御されることを特徴とする請求項
１に記載のコンバーチブル車の格納式ルーフ。 - 【請求項３】 前記格納装置は、前記センター要素
（４）を車体に可動に支持する主リンク機構（１１，１
２）を有し、該主リンク機構（１１，１２）に前記４リ
ンク機構（１８，１９）が連結されていることを特徴と
する請求項２に記載のコンバーチブル車の格納式ルー
フ。 - 【請求項４】 前記ガイド手段（２９）は前記フロント
要素（３）に設けられ、前記支持装置（１７）または４
リンク機構（１８，１９）が、前記ガイド手段（２９）
に摺動自在に案内された支持要素（２２）を有すること
を特徴とする請求項２または３に記載のコンバーチブル
車の格納式ルーフ。 - 【請求項５】 前記ガイド手段（３６，３６’）は前記
センター要素に設けられ、該ガイド手段（３６，３
６’）に前記支持装置（１７，１７’）が摺動自在に案
内され、該支持装置（１７，１７’）は、前記フロント
要素（３）を前記センター要素（４）に支持する４リン
ク機構（３７，３８，３７’，３８’）を有し、該４リ
ンク機構（３７，３８，３７’，３８’）は、前記セン
ター要素（４）に対する前記フロント要素（３）の前後
方向摺動時に前記フロント要素（３）の上昇運動または
下降運動を行う制御装置（４３，４４，４５，４３’，
４４’，４５’）を有することを特徴とする請求項１に
記載のコンバーチブル車の格納式ルーフ。 - 【請求項６】 前記制御装置は、前記センター要素に設
けられた制御カム（４５，４６，４５’，４６’）と、
該制御カム（４５，４６，４５’，４６’）に案内され
た制御要素（４４，４４’）と、該制御要素（４４，４
４’）に結合すべく前記４リンク機構の一つ（３８，３
８’）に設けられた制御レバー（４３、４３’）とを有
することを特徴とする請求項５に記載のコンバーチブル
車の格納式ルーフ。 - 【請求項７】 前記ガイド手段（３６，３６’）が、前
記制御カム（４５，４５’）の部分を形成することを特
徴とする請求項５または６に記載のコンバーチブル車の
格納式ルーフ。 - 【請求項８】 前記フロント要素（３）を駆動装置によ
って摺動できることを特徴とする請求項５〜７の１つに
記載のコンバーチブル車の格納式ルーフ。 - 【請求項９】 前記リヤ要素（５）が、前記フロント要
素（３）およびセンター要素（４）に対して逆方向へ湾
曲した状態で前記フードボックス（９）に格納されるこ
とを特徴とする請求項１〜８の１つに記載のコンバーチ
ブル車の格納式ルーフ。 - 【請求項１０】 前記リヤ要素（５）が、前記センター
要素（４）を支持する主４リンク機構の１つのリンク
（１２）に固定されていることを特徴とする請求項９に
記載のコンバーチブル車の格納式ルーフ。
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|---|---|---|---|
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| DE10042460A DE10042460B4 (de) | 2000-08-29 | 2000-08-29 | Versenkbares Dach eines Cabriolet-Fahrzeugs |
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|---|---|
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|---|---|---|---|
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|---|---|
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