JP2002103118A - 複合加工装置 - Google Patents

複合加工装置

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JP2002103118A
JP2002103118A JP2000303987A JP2000303987A JP2002103118A JP 2002103118 A JP2002103118 A JP 2002103118A JP 2000303987 A JP2000303987 A JP 2000303987A JP 2000303987 A JP2000303987 A JP 2000303987A JP 2002103118 A JP2002103118 A JP 2002103118A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第2工具を主軸側に残した状態で、第1工具
のみを工具ホルダとともに工具交換することができ、構
造が簡単で部品点数を削減することができる複合加工装
置を提供する。 【解決手段】 主軸11の先端部に工具ホルダ12を着
脱可能に装着する。工具ホルダ12には第1工具24を
主軸11の軸線方向へ移動可能に取り付けるとともに、
その第1工具24を移動させるための第1工具送り軸2
6を所定範囲で移動可能に取り付ける。主軸11側には
第2工具31を工具ホルダ12の中心の挿通孔13を通
して出没するように、軸線方向へ移動可能に配設すると
ともに、その第2工具31を移動させるための第2工具
送り軸33を設ける。第2工具送り軸33と第1工具送
り軸26とを、第2工具送り軸33の軸線方向への移動
途中の所定位置にて連動させるための連動機構34を設
ける。第1工具送り軸26を移動範囲の基端部側の位置
に保持するための保持機構兼確認機構43を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主軸を中心に半
径方向の位置を異にして複数の工具を備え、それらの工
具を主軸の軸線方向に沿って移動可能に取り付けた複合
加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の複合加工装置としては、
例えば特開平7−112309号公報に開示されるよう
な構成のものが知られている。この従来構成において
は、主軸の先端部に工具ホルダが着脱可能に装着され、
その工具ホルダには第1工具及び第2工具が主軸の軸線
方向へ移動可能に取り付けられている。工具ホルダ側に
は、第1工具を移動させるための第1工具送り軸、及び
第2工具を移動させるための第2工具取付軸が配設され
ている。主軸側には第2工具取付軸に着脱可能に連結さ
れる第2工具送り軸が配設され、モータを含む駆動装置
により主軸の軸線方向へ移動されるようになっている。
第1工具送り軸と第2工具送り軸との間には、第2工具
送り軸の軸線方向への移動途中の所定位置にて両送り軸
を連動させるための連動機構が設けられている。
【0003】そして、ワークの加工時には、モータによ
り主軸が回転されながら、駆動装置により第2工具送り
軸が主軸の軸線方向に移動されて、第1工具及び第2工
具が主軸の先端側に前進移動される。これにより、まず
バイト等よりなる第1工具にて、ワークに対し面削り等
の加工が施される。この面削り等の加工が終了すると、
連動機構による第1工具送り軸と第2工具送り軸との連
動が解除され、その後は第2工具送り軸の移動に伴って
第2工具のみが前進移動される。これにより、リーマ等
よりなる第2工具にて、ワークに対し孔内周面の仕上げ
等の加工が施される。
【0004】さらに、工具交換を行う場合には、主軸と
同軸上に配設されたクランプ軸が主軸の軸線方向に摺動
されることによって、工具ホルダが主軸に対するクラン
プ状態から解除される。この状態で、工具交換装置の工
具交換アーム等により、工具ホルダが把持されて主軸の
先端部から抜き取られ、その後に新しい工具ホルダが主
軸の先端部に装着される。これにより、工具ホルダ上に
取り付けられた第1工具及び第2工具が同時に交換され
るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
複合加工装置においては、工具ホルダ上に第1工具及び
第2工具が取り付けられ、両工具が同時に工具交換され
るようになっている。このため、例えば第2工具を共通
に使用して、第1工具のみを異種の工具に順次変換して
使用したい場合でも、複数の第2工具を用意して、その
第2工具と異種の第1工具とを組み合わせて取り付けて
なる複数の工具ホルダを装備する必要がある。このた
め、構造が複雑で部品点数が多く、高価になるという問
題があった。また、工具交換アームによる工具交換動作
中に工具ホルダ内の工具送り軸が無闇に移動し、工具送
り軸とスピンドルとの干渉が発生して、工具交換不良に
なるという問題があった。
【0006】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的
は、第2工具を主軸側に残した状態で、第1工具のみを
工具ホルダとともに工具交換することができ、構造が簡
単で部品点数を削減することができ、しかも、安価で、
かつ工具交換不良が発生しない複合加工装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記の目
的を達成するために、請求項1に記載の発明では、主軸
の先端部に同軸上で着脱可能に装着された工具ホルダ
と、その工具ホルダに主軸の軸線方向へ移動可能に取り
付けられた第1工具と、前記工具ホルダ側に所定範囲で
移動可能に取り付けられ、第1工具を主軸の軸線方向に
移動させる第1工具送り軸と、前記工具ホルダの中心の
挿通孔を通して出没するように、主軸の中心に軸線方向
へ移動可能に配設された第2工具と、前記主軸側に設け
られ、第2工具を主軸の軸線方向に移動させる第2工具
送り軸と、前記第2工具送り軸と第1工具送り軸とを、
第2工具送り軸の軸線方向への移動途中の所定位置にて
連動させる連動手段と、前記工具ホルダ側に設けられ、
第1工具送り軸を移動範囲の基端部側の位置に保持する
ための保持手段と、前記主軸に対する工具ホルダの脱着
交換時に、第1工具送り軸が移動範囲の基端部側に位置
しているのを確認させるための確認手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0008】従って、この請求項1に記載の発明によれ
ば、第2工具を主軸側に残した状態で、第1工具のみを
工具ホルダとともに工具交換することができる。よっ
て、第2工具を共通に使用して、第1工具のみを異種の
工具に順次変換して使用したい場合に、第2工具を複数
用意する必要がなく、構造が簡単で部品点数を削減する
ことができる。また、工具ホルダを主軸の先端部から取
り外して工具交換を行う際に、第1工具送り軸が無闇に
移動されるのを抑制することができて、第1工具を所定
位置に確実に位置決め保持することができる。しかも、
第1工具送り軸が移動範囲の基端部側に位置しているの
を確認して、主軸に対する工具ホルダの脱着交換を行う
ことができる。よって、第1工具が常に工具ホルダ上の
所定位置に配置された状態で、工具交換を行うことがで
きる。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記第2工具送り軸は、主軸に対す
る工具ホルダの脱着交換時に、第2工具を工具ホルダの
挿通孔よりもさらに主軸側に没入した位置に移動させる
ことを特徴とするものである。
【0010】従って、この請求項2に記載の発明によれ
ば、工具交換時に、主軸側に残される第2工具に干渉す
ることなく、工具ホルダを主軸に対して容易に脱着する
ことができる。
【0011】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は2に記載の発明において、前記確認手段は、工具ホル
ダの外周の把持溝内に出没するように、工具ホルダに半
径方向へ移動可能に取り付けられた確認部材と、第1工
具送り軸が移動範囲の基端部側に位置したとき、確認部
材が把持溝から没入するのを許容するように、第1工具
送り軸上に確認部材と係合可能に設けられた係合凹部と
よりなり、前記確認部材が把持溝から没入したことを検
出する検出手段を設けたことを特徴とするものである。
【0012】従って、この請求項3に記載の発明によれ
ば、簡単な構造の確認手段及び検出手段によって、第1
工具送り軸が移動範囲の基端部側に位置しているのを適
切に確認及び検出することができる。
【0013】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の発明において、前記検出手段は、工具交換装置の工
具交換アームの工具ホルダ把持部に検出器を設け、工具
交換の際に前記工具ホルダ把持部が前記工具ホルダの外
周の把持溝を把持したときに、第1及び第2工具送り軸
を連動移動させ、前記検出器が正常に動作しているか否
かを確認することを特徴としたものである。
【0014】従って、この請求項4の記載の発明によれ
ば、確認部材の没入を検出する検出手段の検出器が正常
に動作しているか否かを確実に確認することができる。
請求項5に記載の発明では、請求項1〜請求項4のうち
のいずれか一項に記載の発明において、前記連動手段
は、第1工具送り軸側に設けられた係合ボールと、その
係合ボールと係合するように第2工具送り軸側に設けら
れた係合凹部とからなることを特徴とするものである。
【0015】従って、この請求項5に記載の発明によれ
ば、簡単な構造の連動手段によって、第2工具送り軸と
第1工具送り軸とを、第2工具送り軸の軸線方向への移
動途中の所定位置にて確実に連動させることができる。
【0016】請求項6に記載の発明では、請求項1〜請
求項5のうちのいずれか一項に記載の発明において、前
記保持手段は、第1工具送り軸上に設けられた係合部
と、第1工具送り軸が移動範囲の基端部側に位置したと
き、係合部に押圧係合して第1工具送り軸をその位置に
保持するように、工具ホルダに設けられた保持部材とよ
りなることを特徴とするものである。
【0017】従って、この請求項6に記載の発明によれ
ば、簡単な構造の保持手段により、第1工具送り軸を移
動範囲の基端部側の所定位置に確実に保持することがで
きる。
【0018】請求項7に記載の発明では、請求項6に記
載の発明において、前記保持手段の係合部は確認手段の
確認部材にて兼用したことを特徴とするものである。従
って、この請求項7に記載の発明によれば、保持手段の
係合部と確認手段の確認部材とを第1工具送り軸上に別
々に設ける必要がなく、構造を簡略化することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の一実施形態
を、図面に基づいて説明する。図1に示すように、この
実施形態の複合加工機においては、円筒状の主軸11が
図示しない主軸ヘッド等の支持部材内に回転可能に支持
され、図示しない回転用モータにより回転されるように
なっている。主軸11の先端部には工具ホルダ12が同
軸上で着脱可能に装着され、その先端の中心には挿通孔
13が形成されるとともに、外周面には環状の把持溝1
4が形成されている。
【0020】前記主軸11と工具ホルダ12との間には
クランプ機構15が配設されている。すなわち、主軸1
1の先端部にはボール保持筒16が取り付けられ、その
周壁には複数のクランプボール17が半径方向へ移動可
能に保持されている。工具ホルダ12の内周面には複数
の係合孔18が形成され、この係合孔18にクランプボ
ール17が係合されることによって、工具ホルダ12が
主軸11に対する装着状態にクランプされるようになっ
ている。
【0021】前記主軸11内にはクランプ軸19が一体
回転可能及び主軸11の軸線方向へ相対移動可能に嵌挿
支持され、その先端外周面には複数の嵌合凹部20が形
成されている。そして、このクランプ軸19が図示しな
い油圧シリンダ等の駆動装置により、主軸11の先端部
側に移動されたとき、図8に示すように、嵌合凹部20
がクランプボール17の内側に対向配置される。これに
より、クランプボール17が係合孔18から嵌合凹部2
0内に退避可能になって、主軸11に対する工具ホルダ
12のクランプが解除されるようになっている。
【0022】図1に示すように、前記工具ホルダ12の
先端部には、スライダ23が主軸11の軸線方向及び半
径方向へ移動可能に取り付けられている。スライダ23
の外面には、第1工具としてのバイト24が主軸11の
軸線方向に沿って延びるように突設されている。スライ
ダ23の内面には、カム部材25が主軸11の軸線方向
に対して所定角度傾斜した方向へ延びるように突設され
ている。
【0023】前記工具ホルダ12内には、第1工具送り
軸としての円筒状のバイト送り軸26が保持筒体27を
介して、同軸上で一体回転可能及び軸線方向へ所定範囲
内で相対移動可能に配設されている。バイト送り軸26
の先端外周にはカム溝28が軸線方向に対して所定角度
傾斜した方向へ延びるように形成され、その内部にはカ
ム部材25が摺動可能に嵌挿されている。そして、バイ
ト送り軸26が主軸11の軸線方向へ移動されることに
より、カム溝28及びカム部材25を介してスライダ2
3が斜状に移動されて、バイト24が図1に示す後退位
置と図3に示す前進位置とに移動されるようになってい
る。
【0024】前記バイト送り軸26と対応するように、
工具ホルダ12の先端内面には複数のストッパ29が突
設されている。そして、図3に示すように、バイト送り
軸26が移動範囲の先端部側に前進移動されたときに
は、これらのストッパ29がバイト送り軸26の先端面
に係合して、バイト送り軸26のそれ以上の前進移動が
規制されるようになっている。また、バイト送り軸26
が移動範囲の基端部側に後退移動されたときには、前記
保持部材の先端部がバイト送り軸26の基端面に係合し
て、バイト送り軸26のそれ以上の後退移動が規制され
るようになっている。
【0025】図1に示すように、前記主軸11内の中心
には、第2工具としてのリーマ31が第2工具取付軸と
してのリーマ取付軸32を介して一体回転可能及び軸線
方向へ相対移動可能に配設され、工具ホルダ12の中心
の挿通孔13を通して出没されるようになっている。主
軸11内においてリーマ取付軸32の基端部には第2工
具送り軸としてのリーマ送り軸33が連結され、図示し
ない移動用モータ等の駆動装置により、ボールネジ等を
介して主軸11の軸線方向へ移動されるようになってい
る。
【0026】そして、ワークの加工時には、リーマ送り
軸33が所定範囲内で移動され、リーマ31がリーマ取
付軸32を介して、図1に実線で示すように挿通孔13
内に没入した後退位置と、同図に鎖線で示すように挿通
孔13から突出した前進位置との間で移動されるように
なっている。また、主軸11に対する工具ホルダ12の
脱着交換時には、リーマ送り軸33が図1に示す状態か
ら主軸11の基端部側へさらに移動されて、図8に実線
で示すように、リーマ31が工具ホルダ12の挿通孔1
3内よりもさらに主軸11側に没入した位置に移動され
るようになっている。
【0027】図1及び図2に示すように、前記リーマ送
り軸33とバイト送り軸26との間には連動手段として
の連動機構34が設けられ、この連動機構34によっ
て、リーマ送り軸33の軸線方向への移動途中の所定位
置で、両送り軸33,26が連動されるようになってい
る。すなわち、バイト送り軸26の周壁には、複数の係
合ボール35が半径方向へ移動可能に保持されている。
各係合ボール35と係合可能に対応するように、リーマ
取付軸32の先端外周には環状の係合凹部36が形成さ
れている。
【0028】そして、通常のワークの加工時には、図1
に示すように、係合ボール35が係合凹部36に係合さ
れて、リーマ送り軸33とバイト送り軸26とが連結さ
れ、この状態でリーマ送り軸33の前進または後退移動
に伴って、バイト送り軸26が同方向に連動して移動さ
れる。また、このワーク加工時における両送り軸33,
26の前進移動に際して、バイト送り軸26の移動がス
トッパ29との係合により規制された後は、図4及び図
5に示すように、係合ボール35が係合凹部36から離
脱されて、リーマ送り軸33とバイト送り軸26との連
結が解除され、この状態でバイト送り軸26のみが前進
移動されるようになっている。
【0029】さらに、主軸11に対する工具ホルダ12
の脱着交換時に際して、両送り軸33,26が後退移動
されるときには、図6及び図7に示すように、バイト送
り軸26の移動が保持筒体27との係合により規制され
た後に、係合ボール35が係合凹部36から離脱され
る。これにより、リーマ送り軸33とバイト送り軸26
との連結が解除されて、この状態でバイト送り軸26の
みが後退移動されるようになっている。
【0030】図1及び図2に示すように、前記工具ホル
ダ12には保持手段としての保持機構39及び保持機構
兼確認機構43が設けられ、この保持機構39及び保持
機構兼確認機構43によって、バイト送り軸26が移動
範囲の先端部側の位置及び基端部側の位置に保持される
ようになっている。すなわち、この実施形態では、前記
連動機構34における複数の係合ボール35が、保持機
構39の係合部を兼用するように、バイト送り軸26上
に設けられている。各係合ボール35と係合可能に対応
するように、工具ホルダ12内の保持筒体27には軸線
方向に対をなす複数対の保持部材40,41が半径方向
へ移動可能に支持され、バネ42により半径方向の内側
に向かって移動付勢されている。
【0031】そして、ワークの加工時において、図4及
び図5に示すように、バイト送り軸26がリーマ送り軸
33と連動して移動範囲の先端部側の位置まで前進移動
された後、リーマ送り軸33とバイト送り軸26との連
結が解除される際に、一方の保持部材40が係合ボール
35に押圧係合されて、バイト送り軸26が先端部側の
位置に保持される。また、主軸11に対する工具ホルダ
12の脱着交換時において、図6及び図7に示すよう
に、バイト送り軸26がリーマ送り軸33と連動して移
動範囲の基端部側の位置まで後退移動された後、リーマ
送り軸33とバイト送り軸26との連結が解除される際
に、保持機構兼確認機構43の保持筒体27の係合ボー
ル44とバイト送り軸26の係合凹部47とが係合さ
れ、他方の保持部材41が係合ボール35に押圧係合さ
れて、バイト送り軸26が基端部側の位置に保持される
ようになっている。
【0032】図1及び図2に示すように、前記工具ホル
ダ12には確認手段としての保持機構兼確認機構43が
設けられ、主軸11に対する工具ホルダ12の脱着交換
時に、この保持機構兼確認機構43によって、バイト送
り軸26が移動範囲の基端部側に位置しているのを確認
させるようになっている。すなわち、保持筒体27には
係合ボール44が半径方向へ移動可能に保持されてい
る。係合ボール44と接触可能に対応するように、工具
ホルダ12には確認部材45が半径方向へ移動可能に挿
通支持され、バネ46により工具ホルダ12の把持溝1
4内に突出する方向へ移動付勢されている。
【0033】前記係合ボール44と係合可能に対応する
ように、バイト送り軸26の外周面には環状の係合凹部
47が形成されている。そして、図1〜図5に示すよう
に、バイト送り軸26が移動範囲の基端部側に位置して
いないときには、係合ボール44が係合凹部47に係合
することなく、バイト送り軸26の外周面に当接し、確
認部材45が把持溝14から突出された状態になる。そ
のため、この状態で、図1に示すように、工具交換装置
の工具交換アーム49により工具ホルダ12の把持溝1
4が把持されると、工具交換アーム49の工具ホルダ把
持部50に設けられた検出手段の検出器であるセンサ4
8が確認部材45と接触し、オン状態になるため、バイ
ト送り軸26が基端部側に位置していないことが確認検
出される。
【0034】これに対して、図6〜図9に示すように、
バイト送り軸26が移動範囲の基端部側に位置している
ときには、係合ボール44が係合凹部47に係合して、
確認部材45の把持溝14からの没入された状態にな
る。そのため、この状態で工具交換装置の工具交換アー
ム49により工具ホルダ12の把持溝14が把持される
と、工具交換アーム49上のセンサ48が確認部材45
と非接触状態となり、センサ48がオフ状態となるた
め、バイト送り軸26が基端部側に位置していることが
確認検出される。
【0035】次に、前記のように構成された複合加工装
置の動作を説明する。さて、図1に示す状態では、バイ
ト24及びリーマ31が通常加工時の後退限に配置され
ている。そして、この状態においては、連動機構34の
係合ボール35が係合凹部36に係合されて、バイト送
り軸26がリーマ送り軸33に作動連結されている。
【0036】この状態で、ワークの加工が開始される
と、図示しない回転用モータにより主軸11が所定速度
で回転されて、バイト24及びリーマ31等が一体的に
回転される。このとき、図示しない移動用モータ等の駆
動装置により、ボールネジ等を介してリーマ送り軸33
が主軸11の先端部側に前進移動され、リーマ31の前
進移動が開始される。それとともに、リーマ送り軸33
の前進移動に伴い、連動機構34を介してバイト送り軸
26が同方向へ連動して移動される。これにより、カム
溝28及びカム部材25を介してスライダ23が斜状に
移動され、バイト24が図1に示す後退限から図3に示
す前進限に向かって移動されて、そのバイト24により
ワークに対して面削り等の加工が施される。
【0037】そして、図3に示すように、バイト送り軸
26が移動範囲の先端部側に移動されて、バイト24が
前進限に到達すると、そのバイト24によるワークの加
工が終了する。このとき、バイト送り軸26の前進移動
がストッパ29との係合によって規制されるとともに、
保持機構39の一方の保持部材40が係合ボール35に
押圧係合されて、バイト送り軸26が先端部側の位置に
保持される。この状態で、回転用モータの速度切換によ
り、主軸11の回転速度が上昇される。
【0038】その後、リーマ送り軸33がさらに前進移
動されると、図4に示すように、連動機構34の係合ボ
ール35が係合凹部36から離脱されて、バイト送り軸
26とリーマ送り軸33との連結が解除される。このた
め、その後はリーマ送り軸33の移動に伴いリーマ31
のみが前進移動されて、工具ホルダ12の挿通孔13内
の没入状態から前方に突出され、そのリーマ31により
ワークに対して孔内周面の仕上げ等の加工が施される。
そして、図5に示すように、リーマ31が前進限に到達
すると、そのリーマ31によるワークの加工が終了す
る。
【0039】次いで、前記移動用モータ等の駆動装置の
逆転により、リーマ送り軸33が主軸11の基端部側に
後退移動されると、前述した前進移動時と逆順に、リー
マ31及びバイト24が図5に示す前進限から図1に示
す通常加工時の後退限に復帰移動される。すなわち、リ
ーマ31はリーマ送り軸33の後退移動に伴って、図5
に示す前進限から、図4及び図3に示す位置を経て、図
1に示す通常加工時の後退限に復帰移動される。これに
対して、バイト24については、リーマ送り軸33が図
3に示す位置まで後退移動されて、連動機構34の係合
ボール35と係合凹部36との係合により、リーマ送り
軸33とバイト送り軸26とが作動連結された後、図1
に示す通常加工時の後退限に復帰移動される。そして、
このバイト24及びリーマ31の進退動作が繰り返し行
われることによって、複数のワークに対する加工が連続
的に行われる。
【0040】さらに、前記主軸11に対して工具ホルダ
12を脱着交換する場合には、図1に示すようにバイト
24及びリーマ31が通常加工時の後退限に配置された
状態から、工具交換アーム49により、工具ホルダ12
を把持すると、確認部材45は、把持溝14より突出し
ているため、センサ48がオン状態になる。その後、移
動用モータ等の駆動装置により、リーマ送り軸33が主
軸11の基端部側へさらに後退移動されて、リーマ31
の後退移動が開始される。それとともに、バイト送り軸
26が連動機構34を介して同方向へ後退移動され、ス
ライダ23上に支持されたバイト24が図1に示す通常
加工時の後退限からさらに後退移動される。
【0041】そして、図6に示すように、バイト送り軸
26が移動範囲の基端部側に移動されると、そのバイト
送り軸26の後退移動が保持筒体27の係合ボール44
とバイト送り軸26の係合凹部47との係合によって規
制されるとともに、保持機構39の他方の保持部材41
が係合ボール35に押圧係合されて、バイト送り軸26
が基端部側の位置に保持される。この時、確認部材45
は把持溝14より没入しているため、センサ48がオフ
状態になる。その後、リーマ送り軸33がさらに後退移
動されると、図7に示すように、連動機構34の係合ボ
ール35が係合凹部36から離脱されて、バイト送り軸
26とリーマ送り軸33との連結が解除される。このた
め、その後はリーマ送り軸33の移動に伴いリーマ31
のみが後退移動されて、工具ホルダ12の挿通孔13内
よりもさらに主軸11側へ没入した位置に移動配置され
る。この時、係合ボール35は保持部材41にてバイト
送り軸26の周壁に押圧保持されている。
【0042】続いて、図8に示すように、クランプ軸1
9が図示しない油圧シリンダ等の駆動装置により、主軸
11の先端部側に移動されて、クランプ機構15の嵌合
凹部20がクランプボール17の内側に対向配置され
る。これにより、クランプボール17が係合孔18から
嵌合凹部20内に退避可能になって、主軸11に対する
工具ホルダ12のクランプが解除される。前記のよう
に、この時すでに確認部材45は把持溝14内の没入位
置に移動されており、バイト送り軸26が基端部側に位
置していることが確認検出されている。
【0043】そして、図9に示すように、交換アームに
より工具ホルダ12が主軸11の先端部から抜き取られ
るとともに、種類の異なるバイト24を備えた工具ホル
ダ12が主軸11に装着される。これにより、リーマ3
1を主軸11側に残したままの状態で、バイト24のみ
を工具ホルダ12とともに工具交換することができる。
よって、リーマ31を共通に使用して、バイト24のみ
を異種の工具に順次変換して使用したい場合に最適であ
る。
【0044】また、この主軸11に対する工具ホルダ1
2の脱着交換時には、主軸11側に残されるリーマ31
が工具ホルダ12の挿通孔13よりもさらに主軸11側
に没入した位置に移動配置されているので、工具ホルダ
12の脱着動作をリーマ31に干渉することなく容易に
行うことができる。さらに、この工具ホルダ12の脱着
交換時には、保持機構兼確認機構43の保持筒体27の
係合ボール44がバイト送り軸26の係合凹部36に係
合されてバイト送り軸26が移動範囲の基端部側の位置
に保持されているため、そのバイト送り軸26が無闇に
移動することはなく、バイト24を所定位置に確実に位
置決め保持しておくことができる。また、第1工具の保
持状態を検出するセンサ48をバイト送り軸26とリー
マ送り軸33とを連動させることによって、オン,オフ
させることができ、センサ48が正常に動作しているか
否かを確認することができる。
【0045】従って、この実施形態によれば、以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)この複合加工装置においては、主軸11の先端部
に工具ホルダ12が同軸上で着脱可能に装着され、その
工具ホルダ12にはバイト24が主軸11の軸線方向へ
移動可能に取り付けられている。工具ホルダ12側には
バイト24を主軸11の軸線方向に移動させるためのバ
イト送り軸26が、所定範囲で移動可能に取り付けられ
ている。主軸11の中心にはリーマ31が軸線方向へ移
動可能に配設され、工具ホルダ12の中心の挿通孔13
を通して出没するようになっている。主軸11側にはリ
ーマ31を主軸11の軸線方向に移動させるためのリー
マ送り軸33が設けられている。リーマ送り軸33とバ
イト送り軸26との間には、リーマ送り軸33の軸線方
向への移動途中の所定位置で両送り軸33,26を連動
させるための連動機構34が設けられている。工具ホル
ダ12側にはバイト送り軸26を移動範囲の基端部側の
位置に保持するための保持機構39が設けられている。
【0046】このため、リーマ31を主軸11側に残し
た状態で、バイト24のみを工具ホルダ12とともに工
具交換することができる。よって、リーマ31を共通に
使用して、バイト24のみを異種の工具に順次変換して
使用したい場合でも、リーマ31を複数用意する必要が
なく、構造が簡単で部品点数を削減することができる。
また、工具ホルダ12を主軸11の先端部から取り外し
て工具交換を行う際に、バイト送り軸26が無闇に移動
されるのを抑制することができて、バイト24を所定位
置に確実に位置決め保持することができる。
【0047】(2)この複合加工装置においては、前記
リーマ送り軸33が、主軸11に対する工具ホルダ12
の脱着交換時に、リーマ31を工具ホルダ12の挿通孔
13よりもさらに主軸11側に没入した位置に移動させ
るようになっている。このため、工具交換時に、主軸1
1側に残されるリーマ31に干渉することなく、工具ホ
ルダ12を主軸11に対して容易に脱着することができ
る。
【0048】(3)この複合加工装置においては、前記
主軸11に対する工具ホルダ12の脱着交換時に、バイ
ト送り軸26が移動範囲の基端部側に位置しているのを
確認させるための保持機構兼確認機構43が設けられて
いる。このため、バイト送り軸26が移動範囲の基端部
側に位置しているのを確認して、主軸11に対する工具
ホルダ12の脱着交換を行うことができる。よって、バ
イト24が常に工具ホルダ12上の所定位置に配置され
た状態で、工具交換を行うことができる。
【0049】(4)この複合加工装置においては、前記
保持機構兼確認機構43が、工具ホルダ12の外周の把
持溝14内に出没するように、工具ホルダ12に半径方
向へ移動可能に取り付けられた確認部材45と、バイト
送り軸26が移動範囲の基端部側に位置したとき、確認
部材45が把持溝14から没入するのを許容するよう
に、バイト送り軸26上に確認部材45と係合可能に設
けられた係合凹部47とより構成されている。このた
め、簡単な構造の保持機構兼確認機構43及びセンサ4
8によって、バイト送り軸26が移動範囲の基端部側に
位置しているのを適切に確認検出することができる。
【0050】(5)この複合加工機においては、検出器
であるセンサ48をバイト送り軸26とリーマ送り軸3
3との連動をもって確実にオン,オフさせることによっ
て、センサ48の故障を確認することができる。これに
対し、センサ48の故障のままで工具ホルダ12を交換
すると、バイト送り軸26が確実に保持されていないと
きの異常が検出されず、次に加工するワークの加工不良
を発生させるおそれがある。
【0051】(6)この複合加工装置においては、前記
連動機構34が、バイト送り軸26側に設けられた係合
ボール35と、その係合ボール35と係合するようにリ
ーマ送り軸33側に設けられた係合凹部36とから構成
されている。このため、簡単な構造の連動機構34によ
って、リーマ送り軸33とバイト送り軸26とを、リー
マ送り軸33の軸線方向への移動途中の所定位置にて確
実に連動させることができる。
【0052】(7)この複合加工装置においては、前記
保持機構兼確認機構43が、バイト送り軸26上に設け
られた係合凹部47と、バイト送り軸26が移動範囲の
基端部側に位置したとき、係合ボール44と係合してバ
イト送り軸26をその位置に保持するように、工具ホル
ダ12が構成されている。このため、簡単な構造の保持
機構39により、バイト送り軸26を移動範囲の基端部
側の所定位置に確実に保持することができる。
【0053】(8)この複合加工装置においては、前記
保持機構39の係合部が連動機構34の係合ボール35
によって兼用されている。このため、保持機構39の係
合部と連動機構34の係合ボール35とをバイト送り軸
26上に別々に設ける必要がなく、構造を簡略化するこ
とができる。
【0054】(変更例)なお、この実施形態は、次のよ
うに変更して具体化することも可能である。 ・前記実施形態において、保持機構39の係合部を、連
動機構34の係合ボール35と兼用することなく、バイ
ト送り軸26上に別に設けること。
【0055】・前記実施形態において、保持機構兼確認
機構43の係合ボール44に代えて、確認部材45の基
端部に係合凹部47と係合可能な球面状の係合凸部を突
出形成し、バネ46により確認部材45を係合凹部47
と係合する方向、すなわち工具ホルダ12の把持溝14
内から没入する方向へ移動付勢するように構成するこ
と。この構成によれば、バイト送り軸26が移動範囲の
基端部側の位置に移動されたとき、確認部材45の係合
凸部が係合凹部47に係合して、確認部材45が把持溝
14から没入した位置に移動配置される。
【0056】・前記実施形態において、工具ホルダ12
上にバイト24等の第1工具を複数設けること。 ・前記実施形態において、第1工具及び第2工具とし
て、バイト24及びリーマ31とは異なった工具を設け
ること。
【0057】このように構成した場合でも、前記実施形
態とほぼ同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態の複合加工装置の主軸部分におい
てバイト及びリーマが通常加工時の後退限に位置した状
態を示す断面図。
【図2】 図1の2−2線における拡大断面図。
【図3】 図1の状態からバイト及びリーマが加工のた
めに前進されて、バイトが前進限に位置した状態を示す
断面図。
【図4】 図3の状態からリーマが加工のためにさらに
前進された状態を示す断面図。
【図5】 図4の状態からリーマがさらに前進されて、
前進限に位置した状態を示す断面図。
【図6】 図1の状態からバイト及びリーマが工具交換
のために後退されて、バイトが後退限に位置した状態を
示す断面図。
【図7】 図6の状態からリーマがさらに後退されて、
後退限に位置した状態を示す断面図。
【図8】 図7の状態から工具ホルダのクランプが解放
された状態を示す断面図。
【図9】 図8の状態から工具ホルダが主軸より取り外
された状態を示す断面図。
【符号の説明】
11…主軸、12…工具ホルダ、13…挿通孔、14…
把持溝、15…クランプ機構、19…クランプ軸、24
…第1工具としてのバイト、26…第1工具送り軸とし
てのバイト送り軸、31…第2工具としてのリーマ、3
2…第2工具取付軸としてのリーマ取付軸、33…第2
工具送り軸としてのリーマ送り軸、34…連動手段とし
ての連動機構、35…保持機構の係合部を兼用する係合
ボール、36…係合凹部、39…保持手段としての保持
機構、40,41…保持部材、43…保持機構兼確認機
構、44…係合ボール、45…確認部材、47…係合凹
部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸の先端部に同軸上で着脱可能に装着
    された工具ホルダと、 その工具ホルダに主軸の軸線方向へ移動可能に取り付け
    られた第1工具と、 前記工具ホルダ側に所定範囲で移動可能に取り付けら
    れ、第1工具を主軸の軸線方向に移動させる第1工具送
    り軸と、 前記工具ホルダの中心の挿通孔を通して出没するよう
    に、主軸の中心に軸線方向へ移動可能に配設された第2
    工具と、 前記主軸側に設けられ、第2工具を主軸の軸線方向に移
    動させる第2工具送り軸と、 前記第2工具送り軸と第1工具送り軸とを、第2工具送
    り軸の軸線方向への移動途中の所定位置にて連動させる
    連動手段と、 前記工具ホルダ側に設けられ、第1工具送り軸を移動範
    囲の基端部側の位置に保持するための保持手段と、 前記主軸に対する工具ホルダの脱着交換時に、第1工具
    送り軸が移動範囲の基端部側に位置しているのを確認さ
    せるための確認手段とを備えたことを特徴とする複合加
    工装置。
  2. 【請求項2】 前記第2工具送り軸は、主軸に対する工
    具ホルダの脱着交換時に、第2工具を工具ホルダの挿通
    孔よりもさらに主軸側に没入した位置に移動させること
    を特徴とする請求項1に記載の複合加工装置。
  3. 【請求項3】 前記確認手段は、工具ホルダの外周の把
    持溝内に出没するように、工具ホルダに半径方向へ移動
    可能に取り付けられた確認部材と、第1工具送り軸が移
    動範囲の基端部側に位置したとき、確認部材が把持溝か
    ら没入するのを許容するように、第1工具送り軸上に確
    認部材と係合可能に設けられた係合凹部とよりなり、前
    記確認部材が把持溝から没入したことを検出する検出手
    段を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の
    複合加工装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、工具交換装置の工具交
    換アームの工具ホルダ把持部に検出器を設け、工具交換
    の際に前記工具ホルダ把持部が前記工具ホルダの外周の
    把持溝を把持したときに、第1及び第2工具送り軸を連
    動移動させ、前記検出器が正常に動作しているか否かを
    確認することを特徴とした請求項3に記載の複合加工装
    置。
  5. 【請求項5】 前記連動手段は、第1工具送り軸側に設
    けられた係合ボールと、その係合ボールと係合するよう
    に第2工具送り軸側に設けられた係合凹部とからなるこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項4のうちのいずれか一
    項に記載の複合加工装置。
  6. 【請求項6】 前記保持手段は、第1工具送り軸上に設
    けられた係合部と、第1工具送り軸が移動範囲の基端部
    側に位置したとき、係合部に押圧係合して第1工具送り
    軸をその位置に保持するように、工具ホルダに設けられ
    た保持部材とよりなることを特徴とする請求項1〜請求
    項5のうちのいずれか一項に記載の複合加工装置。
  7. 【請求項7】 前記保持手段の係合部は確認手段の確認
    部材にて兼用したことを特徴とする請求項6に記載の複
    合加工装置。
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CN109719315A (zh) * 2019-01-04 2019-05-07 韶关市加法机电实业有限公司 一种复合型展刀头
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