JP2002102768A - 流体供給装置及び流体供給方法 - Google Patents

流体供給装置及び流体供給方法

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JP2002102768A JP2000303338A JP2000303338A JP2002102768A JP 2002102768 A JP2002102768 A JP 2002102768A JP 2000303338 A JP2000303338 A JP 2000303338A JP 2000303338 A JP2000303338 A JP 2000303338A JP 2002102768 A JP2002102768 A JP 2002102768A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品、家電製品などの分野における生産
工程において、接着剤、クリーンハンダ、蛍光体、グリ
ース、ペイント、ホットメルト、薬品、食品などの各種
液体を、間欠、連続を問わず高速かつ高精度に定量吐出
・供給する。 【解決手段】 ピストンとシリンダの間に相対的な軸方
向変位を与える直線運動と、回転変位を与える回転運動
の組み合わせから構成される容積式ポンプにおいて、吐
出行程時に形成される密閉空間だけを圧縮するようにポ
ンプ部を構成することにより、吐出量の高精度化を図
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品、家電製品
などの分野における生産工程において、接着剤、クリー
ムハンダ、蛍光体、グリース、ペイント、ホットメル
ト、薬品、食品などの各種液体を定量に吐出・吐出する
ための、あるいは、CRT、PDPなどのディスプレイ
面の蛍光体を均一に塗布するための流体吐出装置および
吐出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液体吐出装置(ディスペンサー)は従来
から様々な分野で用いられているが、近年の電子部品の
小形化・高記録密度化のニーズにともない、微少量の流
体材料を高精度でかつ安定して吐出制御する技術が要請
される様になっている。
【0003】また、CRT、PDPなどのディスプレイ
面の蛍光体を均一に塗布するための流体吐出方法の要望
も大きい。
【0004】たとえば表面実装(SMT)の分野を例に
とれば、実装の高速化、微小化、高密度化、高品位化、
無人化のトレンドの中で、ディスペンサーの課題を要約
すれば、 塗布量の高精度化 吐出時間の短縮 1回の塗布量の微小化 である。従来、液体吐出装置として、図6に示す様なエ
アパルス方式によるディスペンサーが広く用いられてお
り、例えば「自動化技術′93.25巻7号」等にその
技術が紹介されている。この方式によるディスペンサー
は、定圧源から供給される定量の空気を容器150(シ
リンダ)内にパルス的に印加させ、シリンダ150内の
圧力の上昇分に対応する一定量の液体をノズル151か
ら吐出させるものである。
【0005】また、微少流量の流体を吐出することを目
的として、圧電素子を利用したマイクロポンプが開発さ
れている。例えば「超音波TECHNO,6月号,′5
9」には次の様な内容が紹介されている。図6は原理
図、図7はその具体構造を示している。積層圧電アクチ
ュエータ200に電圧を印加すると機械的伸びが発生
し、この伸びは変位拡大機構201の働きで拡大され
る。更に突き上げ棒202を介してダイヤフラム203
は図中上方に押し上げられ、ポンプ室204の容積は減
少する。この時吸入口205の逆止弁206は閉じ、吐
出口207の逆止弁208が開き、ポンプ室204内流
体は吐出される。次に印加電圧を減少させると、電圧の
減少と共に機械的伸びは縮少する。ダイヤフラム203
はコイルバネ209(戻し作用)により下方に引き戻さ
れ、ポンプ室204内容積が増大し、ポンプ室204内
圧力は負圧になる。この負圧により吸入口逆止弁206
が開き、流体がポンプ室204内に満たされる。この時
吐出口逆止弁208は閉ざされている。なおコイルバネ
209はダイヤフラム203を引き戻す作用の他に、変
位拡大機構201を介して積層圧電アクチュエータ20
0に機械的予圧を加えるという重要な役割を果たしてい
る。以下この繰り返し動作となる。
【0006】上記圧電アクチュエータを用いた構成によ
り、小型で流量精度の優れた微少流量のポンプが実現可
能と思われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来先行例の
うち、エアーパルスの方式のディスペンサーは次の問題
点があった。
【0008】 (1) 吐出圧脈動による吐出量のばらつき (2) 水頭差による吐出量のばらつき (3) 液体の粘度変化による吐出量変化 上記(1)の現象は、タクトが短く吐出時間が短い程顕
著に表れる。そのため、エアーパルスの高さを均一化す
るための安定化回路を施すなどの工夫がなされている。
【0009】上記(2)は、シリンダ内の空隙部152
の容積が液体残量Hによって異なるため、一定量の高圧
エアーを吐出した場合、空隙部152内の圧力変化の度
合上記Hによって大きく変化してしまうというのがその
理由である。液体残量が低下すれば、塗布量が例えば最
大値と比べて50〜60%程度減少してしまうという問
題点があった。そのために、吐出毎に液体残量Hを検知
し、吐出量が均一になる様にパルスの時間幅を調整する
等の方策がなされている。
【0010】上記(3)は、例えば多量の溶剤を含んだ
材料が時間とともに粘度が変化した場合に発生する。そ
のための対策として、時間軸に対する粘度変化の傾向を
あらかじめコンピュータにプログラミングしておき、粘
度変化の影響を補正する様に例えばパルス幅を調節する
等の方策がなされていた。
【0011】上記課題に対するいずれの方策も、コンピ
ュータを含む制御系が繁雑化し、また不規則な環境条件
(温度等)の変化に対する対応は困難であり、抜本的な
解決案にはならなかった。
【0012】また、前述した図7、8に示す積層圧電ア
クチュエータを用いたピエゾポンプを表面実装等の分野
で用いられる高粘度流体の高速間欠塗布に用いようとし
た場合、次の様な問題点が予想される。
【0013】表面実装の分野では、近年例えば0.1m
g以下の接着剤(粘度10万〜100万CPS)を0.
1秒以下で瞬時に塗布するディスペンサーが要望されて
いる。そのため、ポンプ室204内は、高い流体圧を発
生させる必要があり、またこのポンプ室204と連絡す
る吸入弁206と吐出弁208には高い応答性が必要で
あることが予想される。しかし、受動的な吐出弁、吸入
弁を伴う上記ポンプでは、極めて流動性の悪い高粘度の
レオロジー流体を、高い流量精度でかつ高速で間欠吐出
させることは極めて困難である。
【0014】上述したエアーパルス方式あるいは積層圧
電アクチュエータを用いたピエゾ方式等の欠点を解消す
るために、本発明者によって、以下に示す微少流量ポン
プが既に提案(特開平10−128217号)されてい
る。
【0015】これは、ピストンとシリンダの間に相対的
な直線と回転運動をそれぞれ独立したアクチュエータに
より与えると共に、各アクチュエータの運転を電気的に
同期制御することにより、ポンプの吸入作用あるいは吐
出作用を得るものである。
【0016】図9において、301は積層型の圧電素子
により構成される第1のアクチュエータである。302
は第1のアクチュエータ1によって駆動されるピストン
であり、ポンプの直動部分に相当する。このピストン3
02と下部ハウジング303の間で、ピストン302の
軸方向の移動によって容量が変化するポンプ室304を
形成している。また下部ハウジング303には、ポンプ
室304と連絡する吸入孔305と吐出孔306a,3
06bが形成されている。
【0017】307は第2のアクチュエータであり、ピ
ストン302と下部ハウジング303の間に相対的な回
転・揺動を与えるもので、パルスモータ、DCサーボモ
ータなどから構成される。308は前記第2のアクチュ
エータ307を構成するモータロータ、309はステー
タである。
【0018】回転部材310は、ピストン302と円盤
形状の板バネ311を介して連結されている。また第1
のアクチュエータ301である圧電素子の軸方向の伸縮
を、ピストン302に伝えるため、板バネ311は軸方
向に弾性変形しやすい形状になっている。回転部材31
0の回転は板バネ311を介してピストン302に伝達
される。この構成により、ポンプのピストン302は回
転運動と直線運動を同時に、かつ独立して行うことがで
きる。
【0019】312は回転運動をする第1のアクチュエ
ータ301に、外部から電力を吐出するためのカップリ
ング・ジョイントである。
【0020】下部ハウジング303の下端部には、先端
に吐出ノズル313を有する吐出用スリーブ314が装
着されている。この吐出用スリーブ314の内面に、吐
出孔306a,306bと吐出ノズル313を連絡する
流通路315が形成されている。下部ハウジング303
とピストン302の相対移動面には、この2つの部材の
相対的な回転運動により、ポンプ室304と吸入孔30
5及びポンプ室304と吐出孔306a,306bが交
互に繋がるような流通溝316b,317bが形成され
ている。これらの流通溝は、通常のポンプの吸入弁・吐
出弁の役割を担っている。
【0021】318は変位センサー、319はピストン
302に固定された回転円盤である。この変位センサー
318、回転円盤319によりピストン302の軸方向
位置を検出する。
【0022】前述した図9に示すディスペンサーの場
合、直動運動には圧電型アクチュエータ、回転運動に
は、モータが用いられる。
【0023】この場合、回転運動する圧電素子の電極に
は、伝導ブラシ(カップリングジョイント)を介在して
電気・機械エネルギ変換のための電力を与える必要があ
る。圧電素子の駆動には、通常数百〜千ボルトの高い電
圧を必要とするため、大径のカップリングジョイントが
必要であり、部品点数も多く、装置が煩雑化する問題点
があった。また伝導ブラシは機械的摺動を伴うため、回
転数アップの大きな制約となる。
【0024】上記ディスペンサーの特許明細文の中で、
伝導ブラシを省略するために、圧電素子を固定側に配置
し、ピストン側のみを回転させ、圧電素子の軸方向変位
をピボット軸受を介在してピストン側に伝達する方法が
提案されている。
【0025】しかしこの場合、ピボット部の磨耗による
軸方向位置の経年変化が大きな課題となる。
【0026】さて本発明者は既に、微少流量ディスペン
サーに係る従来実施例及び考案例の欠点を大幅に改良す
る、流体吐出装置を提案し出願中(特願2000-061471
号)である。
【0027】上記提案は、ピストンとシリンダの間に相
対的な直線運動と回転あるいは揺動運動をそれぞれ独立
したアクチュエータにより与えると共に、非接触の電気
・機械変換手段を用いて、固定側から運動側に電力を吐
出することにより、ポンプの吸入作用あるいは吐出作用
を得るものである。
【0028】上記発明により、例えば流動性の悪い超微
少量の高粘度流体を、極めて高い信頼性のもとで、高精
度かつ高速に、かつ必要ならば間欠的に吐出・塗布でき
る小径・コンパクトな流体吐出装置を得ることができ
る。
【0029】本発明は上記提案をさらに改良するもの
で、直線運動と回転運動の組み合わせから構成される容
積式ポンプにおいて、吐出行程時に形成される密閉空間
だけを圧縮するようにポンプ部を構成することにより、
吐出量の高精度化を図るものである。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明の流体吐出装置
は、第1のアクチェータによって直線方向に駆動される
ピストンと、このピストンを収納するハウジングと、こ
のハウジングに形成された流体の吸入孔及び吐出孔と、
前記ピストンと前期ハウジングの間に相対的な回転運動
を与える第2のアクチェータと、前記ピストンと前記ハ
ウジングの間に形成され前記吸入孔及び吐出孔と連絡し
たポンプ室と、前記ピストンの直線運動によって前記ポ
ンプ室にポンプ作用が与えられるように構成された流体
供給装置において、前記ピストンの吐出孔側に配置され
た小径軸と、前記ピストンの回転運動だけを前期小径軸
に伝達させる手段と、この小径軸の回転によって前期吐
出孔を開閉する流路が形成されている。
【0031】また、本発明の流体吐出方法は、電磁歪型
アクチュエータによって駆動されるピストンと、このピ
ストンを収納するハウジングとの間に相対的な回転運動
を与える手段を用いて流通路の吸入口あるいは吐出口を
開閉すると共に、外部から電気磁気的な非接触の電力吐
出手段によって前記電磁歪型アクチュエータを伸縮させ
て流体を吸入・吐出することを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図4を用いて説明する。
【0033】図1は、本発明を電子部品の表面実装用デ
ィスペンサーに適用した実施形態を示し、図1において
1は第1のアクチュエータであり、超磁歪素子等による
電磁歪型のアクチュエータ、静電型アクチュエータある
いは電磁ソレノイド等より構成される。
【0034】実施例では、高粘度流体を高速で間欠的に
微少量かつ高精度に吐出するために、高い位置決め精度
が得られ、高い応答性を持つと共に大きな発生荷重が得
られる超磁歪素子を用いた。
【0035】2は第1のアクチュエータ1によって駆動
されるピストンであり、レシプロ式(直動式)のポンプ
の直動部分に相当する。前記第1のアクチュエータは、
ハウジング3に収納されており、このハウジングの下端
部に、ピストン2を収納するシリンダ4が装着されてい
る。このピストン2とシリンダ4の間で、ピストン2の
軸方向の移動によって容量が変化するポンプ室5を形成
している。またシリンダ4には、ポンプ室5と連絡する
吸入孔6と吐出孔7が形成されている。8はシリンダの
下端部に装着された吐出ノズルである。
【0036】9は第2のアクチュエータであり、ピスト
ン2とシリンダ4の間に相対的な回転運動を与えるもの
で、パルスモータ、DCサーボモータ、あるいはレゾナ
ントスキャナなどから構成される。
【0037】実施例では、第2のアクチュエータは揺動
型モータを用いており、この揺動運動の応答性を高める
ために、図2(図1のAA断面図)に示すような扁平形
状の永久磁石を有する慣性モーメントの小さなロータ1
0と、固定側電磁石11から構成される公知のスキャニ
ングモータを用いた。
【0038】なお本明細文では、回転運動とは一方向の
回転、回転の方向が変化する揺動運動のいずれも含むこ
とにする。
【0039】ロータ10は揺動軸12に固着され、また
ステータ11はハウジング13に収納されている。この
揺動軸12は上部スリーブ29に固定され、この上部ス
リーブ29は玉軸受14に回転自在に支持されている。
また、この玉軸受14の外輪側はハウジング15に収納
されている。
【0040】16は超磁歪素子から構成される超磁歪ロ
ッド、17は超磁歪ロッド16の長手方向に磁界を与え
るための磁界コイル、18a,18bはバイアス磁界を与
えるための永久磁石であり、上下で超磁歪ロッド16を
矜持する形で配置されている。
【0041】この永久磁石18a,18bは、超磁歪ロッ
ド16に予めに磁界をかけて磁界の動作点を高めるもの
で、この磁気バイアスにより磁界の強さに対する超磁歪
の線形性が改善できる。19は円筒形状のヨーク材、2
0は薄いスラスト円盤21を有する下部ヨークであり、
ピストン2と一体化した構造になっている。
【0042】16→18a→24→19→20→18b→
16により、超磁歪ロッド16の伸縮を制御する閉ルー
プ磁気回路を形成している。
【0043】すなわち、部材16〜24により、磁界コ
イルに与える電流で超磁歪ロッドの軸方向の伸縮を制御
できる超磁歪アクチュエータ1を構成している。
【0044】超磁歪材料は希土類元素と鉄の合金であ
り、たとえば、TbFe2,DyFe2,SmFe2など
が知られおり、近年急速に実用化が進められている。
【0045】22は超磁歪ロッド16、ピストン2を貫
通して設けられた中心軸であり、23はこの中心軸の細
径部である。この中心軸22は上端で上部ヨーク24と
固定され、この上部ヨーク24は上部スリーブ29とボ
ルト(図示せず)で締結されている。
【0046】超磁歪ロッド16の内面と中心軸22の外
周部は十分な大きさの隙間が設けられている。超磁歪ロ
ッド16は伸縮と共に回転するが、中心軸22は回転運
動だけなので、この隙間により両者の摺動を防止する。
【0047】この中心軸22は、吐出側でピストン2よ
りも下方に伸びており、後述するように吐出弁の役割を
担っている。
【0048】25は玉軸受26の内輪側に圧入されたス
リーブである。ピストン2はスリーブ25に相対的に回
転自在、かつ軸方向に移動可能に支持されている。この
スリーブ25はまた玉軸受26に回転自在に支持され、
この玉軸受26の外輪側はハウジング3に収納されてい
る。
【0049】27はスリーブ26と下部ヨーク20の間
に装着されたバイアスバネである。
【0050】このバイアスバネ27によって、超磁歪ロ
ッド16には常に軸方向(図1の上部方向)に圧縮応力
が加わるため、繰り返し応力が発生した場合に、引っ張
り応力に弱い超磁歪素子の欠点が解消される。
【0051】モータ9によって与えられた回転動力は、
揺動軸12から中心軸22を経て、連結部30を介して
ピストン2に伝達される。
【0052】図3はその連結部の断面形状を示し、中心
軸22とピストン2の間は相対的に軸方向移動は可能だ
が、回転運動は伝達できる構造になっている。
【0053】上記構成により、本発明の流体回転装置で
は、ポンプのピストン2は回転運動と微少変位の直線運
動の制御を同時に、かつ独立して行うことができる。
【0054】またピストン2を貫通して設けられた中心
軸22は、回転運動はするが軸方向には移動しない構成
となっている。
【0055】また実施例では、第1のアクチュエータに
超磁歪素子を用いたために、超磁歪ロッド16(及びピ
ストン2)を直線運動させるための動力を、外部から非
接触で与えることができる。
【0056】31はハウジング3に装着された変位セン
サーであり、この変位センサー31と下部ヨーク20に
設けられたスラスト円盤21により、ピストン2の軸方
向の絶対位置を検出する。32は揺動軸12の上を部に
配置された、軸の回転角度を検出するエンコーダであ
る。
【0057】超磁歪素子を第1のアクチュエータ1とし
た場合、素子の入力電圧と変位は比例するため、変位セ
ンサーなしのオープンループ制御でも前記ピストン2の
ストローク制御(流量制御)は可能である。しかし本実
施例のような位置検出手段を設けてフィードバック制御
をすれば、より高い精度の流量制御ができる。
【0058】また、微少流量を扱うポンプでは、ピスト
ンの軸方向変位は数μm〜数10μmの微少変位でよ
い。この微量変位で良いことを利用すれば、超磁歪素子
のストロークの限界は問題とならない。
【0059】また、高粘度流体を高速で吐出させる場
合、第1のアクチュエータ1には高い流体圧に抗する大
きな推力が要求される。この場合、数百〜数千Nの力が
容易に出せる電磁歪型アクチュエータが好ましい。
【0060】さて流体を吸入し、定量吐出するためのポ
ンプ作用を理想的に行うためには、吸入時には吐出通
路を遮断する、吐出時には吸入通路を遮断する、の2
つの操作ができることが望ましい。
【0061】図4及び図5は、本発明の第1の実施形態
の図1のポンプ部の詳細図であり、またディスペンサー
としての吸入行程(図4)、吐出行程(図5)を示すも
のである。33a,33bはピストン2に形成された上
部流通溝、34a,34bはシリンダ4側に形成された
上部流通溝、35a,35bは中心軸細径部23の下端
面に形成された下部流通溝、36a,36bはシリンダ
4側に形成された下部流通溝である。また、37は流体
が流動するポンプ室5の上流側間隙部、38は吐出ノズ
ル8の開口部、39はシール部材である。
【0062】図4の吸入行程において、ピストン2とシ
リンダ4の相対的な角度を一定に保ちながら、ピストン
2を矢印(図4(a))の方向に上昇させる。ポンプ室
5に着目すると、図4(c)に示すごとくポンプ室5の
出口側は密閉状態となり、入口側は図4(b)に示すご
とく開放状態となるため、流体は図4(a)の矢印の様
にポンプ室5に流入する。
【0063】吸入行程が終了した状態で、ピストン2を
回転すると、吐出行程開始直後の状態となる。なを上述
したピストン2の回転位置と軸方向位置及び両位置のタ
イミングは、エンコーダ32と変位センサー31からの
出力をもとに、外部制御装(図示せず)により制御され
る。
【0064】図5の吐出行程において、ピストンを図5
(a)のごとく下降させる。
【0065】ポンプ室5の入口側は図5(b)で示すよ
うに遮断されており、逆に出口側は開放[図5(c)]
されている。したがって、ポンプ室5に封じ込められて
いた流体は、ピストン2の下降量に比例した分だけ、吐
出ノズル8側へ流出する。
【0066】さて本発明の流体回転装置では、回転運動
と直線運動の制御が独立してなされるピストン2と、回
転運動はするが軸方向には移動しない中心軸22の二つ
の動作の組み合わせにより、次のような効果が得られ
る。
【0067】吸入行程時、ポンプ室からみて吸入側は
開放されるが、吐出側は遮断される。その結果、吸入行
程時のポンプ室5の容積増大によりポンプ室5の圧力が
大気圧以下に低下しても、吐出ノズルを経由して流体が
ポンプ室5に逆流することはない。
【0068】吐出行程時、ポンプ室5からみて吸入側
は遮断され、吐出側は開放される。このときピストン2
のみが下降し、ポンプ室5の容積は減少する。ピストン
2の変位をΔL、ピストン2の断面積をSとすれば、ポン
プ室5の容積の減少量:ΔV=S×ΔLである。したがっ
て吐出量をΔQとすれば、本実施例の構成では、ピスト
ン2が下降することによるポンプ室の容積の減少量ΔV
だけ、流体は確実に吐出するため、ΔV=ΔQとなる。
【0069】もし、ピストン2が本発明のような2重構
造ではなく、ピストン2と中心軸22が一体で作られて
いる場合を考える。吐出行程時、ピストン2が下降する
ことによってポンプ室の容積がΔVだけ減少する点は変
わりがないが、中心軸も同様に下降するために、吐出ノ
ズル8内部の流体も大気側に押し出されることになる。
したがって、この場合はΔV<ΔQとなる。本発明ではピ
ストン2のストロークさえ制御すれば、所定の吐出量が
確実に得られるのに対して、本発明を適用しない場合
は、吐出量に誤差要因を含むことになる。
【0070】さて、以上の実施例では、第1のアクチュ
エータ(直線運動)と第2のアクチュエータ(回転運
動)は同時に動作させるのではなく、直線運動→回転運
動→直線運動のように、各アクチュエータを順次切り換
えて作動させる場合について説明した。しかし、吐出ス
ピードアップを図るために、第2のアクチュエータ(モ
ータ)を常に回転させながら、第1のアクチュエータの
直線運動を行うことも可能である。この場合、回転運動
は実施例で示したような揺動運動でもいいが、一方向回
転でもよい。そのためには、ピストン、中心軸、シリン
ダに形成する流通溝は円周方向に長めに形成すればよい
(図示せず)。
【0071】またモータの回転速度は一定速でなくても
よく、プロセスの条件に合わせて回転速度を任意に可変
してもよい。
【0072】ピストン2とシリンダ4内面の相対移動面
の吸入口6上部に、浅いねじ溝を形成しておけば、流体
を輸送する効果と、外部への流体の漏洩防止の効果の両
方を兼ねることができる(図示せず)。
【0073】また、たとえば、吐出行程が終了した段階
で、ピストンを若干量上昇させれば、負圧発生の効果に
より、液ダレ防止もできる(図示せず)。
【0074】また吐出開始直前の状態で吐出流通路を密
閉状態のままピストンを若干量下降させ、流体を圧縮さ
せた状態で吐出通路を開放すれば、吐出流体を大きく飛
翔させることができる(図示せず)。
【0075】実施例では、第1のアクチュエータ(超電
磁歪素子)の上部に第2のアクチュエータ(モータ)を
配置したが、この逆の配置の構成でもよい。あるいは、
第2のアクチュエータの内側に第1のアクチュエータが
収納されるような構成でもよい。
【0076】ポンプの形態は容積型に限るものではな
く、たとえばピストンとシリンダ間の相対的な回転を利
用してねじ溝ポンプ(粘性ポンプ)を構成し、ピストン
の上下運動により、吸入弁と吐出弁の作用を得る構成で
もよい。この場合、第1と第2アクチュエータの役割は
実施例とは逆になる(図示せず)。
【0077】本発明を用いれば、従来提案(特願08−
289543)と比べて、稼動部の慣性モーメントを極
力小さくできる。本発明を微少流量ポンプとして適用す
れば、ピストンを小径にできるため、ピストンがポンプ
側から受ける軸方向と回転方向の負荷抵抗も小さくでき
る。また伝導ブラシも省略できることから、モータ(第
2のアクチュエータ)の負荷が軽減でき、回転のための
レスポンスを充分高めることができる。電磁歪素子は、
数MHz以上の充分に高い応答性を持っているため、直
線運動、回転運動共に高い応答性を持つことになる。そ
の結果、従来いかなる手段でも不可能だった、高粘度流
体を高速で間欠吐出できる高精度ディスペンサーが実現
できる。
【0078】モータはポリゴンミラーなどに用いられる
スキャニングモータを用いれば、モータロータの慣性モ
ーメントをさらに小さくできる。スキャニングモータと
して、たとえば、ムービングコイル型を適用すれば、慣
性モーメントは一層小さくできるため、モータの回転負
荷を軽減できる(図示せず)。
【0079】本発明からなる複数本のディスペンサーを
並列配置すれば、たとえば平板上に蛍光体材料等を塗布
させるプロセスにも適用できる。この場合、塗布材料の
吸入側吐出通路は共通でよいが、吐出流量(及びON,
OFF)は各ディスペンサーを個別に制御できるため、
自由度の高い平板面の塗布が可能となる。
【0080】あるいは、共通のハウジングに複数本のデ
ィスペンサーの中身を収納するように構成すれば、より
シンプルな構成のマルチノズルを有する塗布装置(図示
せず)ができる。
【0081】さらに、本発明の原理を適用し、一定容積
に対して発生荷重の大きな静電アクチュエータを第1と
第2のアクチュエータ双方あるいはいずれかに用いれ
ば、本体を大幅に小型化できる。すなわち、マイクロマ
シーン、ミニマシーンの領域で初めて容積型のマイクロ
ポンプが実現可能である。
【0082】
【発明の効果】本発明を用いた流体回転装置により、次
の効果が得られる。 1.極めて小径・小型の微少量・定量・高精度ディスペ
ンサーが実現できる。 2.摺動磨耗等による性能劣化がなく、高い信頼性を持
つ。 3.超高速の間欠塗布ができる。稼動部の慣性モーメン
トを小さくできるためにポンプ部の機械的レスポンスを
高くできる。例えば1Dotあたり0.1秒程度が限界
だった従来エアーパルス方式と比較し、その一桁から二
桁以下(0.01〜0.001秒オーダー)の間欠塗布
ができる。 4.さらに以下示す特徴を、本発明のポンプは合わせ持
つことができる。
【0083】高粘度流体の高速塗布ができる。
【0084】ストローク制御により吐出量が可変であ
る。また液ダレ防止等も容易にできる。
【0085】容量制御式のため、環境温度の変化(粘
度の変化)、あるいはノズルと吐布面間のギャップに吐
出量が依存しない。
【0086】ピストン部分は非接触なため、微少な微
粒子が混合した粉粒体にも対応できる。
【0087】本発明を例えば表面実装のディスペンサ
ー、PDP,CRTディスプレイの蛍光体塗布等に用い
れば、その長所をいかんなく発揮でき、効果は絶大なも
のがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるディスペンサ
ーを示す正面断面図
【図2】上記実施例のモータ部のAA断面図
【図3】上記実施例のピストンの締結部を示す図
【図4】上記実施例のポンプ部の吸入行程を示す図
【図5】上記実施例のポンプ部の吐出行程を示す図
【図6】従来のエアーパルス方式のディスペンサーを示
す図
【図7】従来のピエゾポンプの原理図
【図8】図6の従来ピエゾポンプの正面断面図
【図9】従来の微少流量ポンプの断面図
【符号の説明】
1 第1のアクチュエータ 2 ピストン 4 シリンダ 6 吸入孔 7 吐出孔 9 第2のアクチュエータ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のアクチェータによって直線方向に
    駆動されるピストンと、このピストンを収納するハウジ
    ングと、このハウジングに形成された流体の吸入孔及び
    吐出孔と、前記ピストンと前期ハウジングの間に相対的
    な回転運動を与える第2のアクチェータと、前記ピスト
    ンと前記ハウジングの間に形成され前記吸入孔及び吐出
    孔と連絡したポンプ室と、前記ピストンの直線運動によ
    って前記ポンプ室にポンプ作用が与えられるように構成
    された流体供給装置において、前記ピストンを貫通して
    吐出孔側まで伸びた小径軸と、前記ピストンの回転運動
    だけを前期小径軸に伝達させる手段と、この小径軸の回
    転によって前期吐出孔を開閉する流路が前記小径軸と前
    記ハウジングの間に形成されていることを特徴とする流
    体供給装置。
  2. 【請求項2】 第1のアクチェータは外部から電気磁気
    的な非接触の電力供給手段によって移動もしくは伸縮す
    る機能を有することを特徴とする請求項1記載の流体供
    給装置。
  3. 【請求項3】 前記ピストンの移動によって容量が変化
    するポンプ室を構成したことを請求項1記載の流体供給
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のアクチェタの稼動部と前記ピ
    ストンは一体で構成されていることを特徴とする請求項
    1記載の流体供給装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のアクチェータには外部から非
    接触で電力が供給されることを特徴とする請求項1記載
    の流体供給装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のアクチェータは超磁歪素子で
    あることを特徴とする請求項1記載の流体供給装置。
  7. 【請求項7】 前記ポンプ室と前記吸入孔あるいは前記
    ポンプ室と前記吐出孔が連絡することにより、ポンプの
    吸入作用あるいはポンプの吐出作用を与える流通溝が前
    記ハウジングと前記ピストンあるいは前記シリンダの相
    対移動面に形成されていることを特徴とする請求項1記
    載の流体供給装置。
  8. 【請求項8】 前記第1のアクチェータの直線運動は第
    2のアクチェータの回転運動と電気信号により同期して
    与えられることを特徴とする請求項1記載の流体供給装
    置。
  9. 【請求項9】 前記第2のアクチェータによる回転は揺
    動運動であることを特徴とする請求項1記載の流体供給
    装置。
  10. 【請求項10】 前記第2のアクチェータはスキャニン
    グモータであることを特徴とする請求項1記載の流体供
    給装置。
  11. 【請求項11】 電磁歪型アクチェータによって駆動さ
    れるピストンとのピストンを収納するハウジングとの間
    に相対的な回転運動を与える手段を用いて流通路の吸入
    口あるいは吐出口を開閉すると共に、外部から電気磁気
    的な非接触の電力供給手段によって前記電磁歪型アクチ
    ェータを伸縮させて流体を吸入・吐出することを特徴と
    する流体の供給方法。
  12. 【請求項12】 電磁歪型アクチェータは超磁歪素子よ
    り構成されることを特徴とする請求項10記載の流体の
    供給方法。
  13. 【請求項13】 電磁歪型アクチェータから構成される
    ピストンは、軸方向の伸縮を規制する固定側と、軸方向
    に伸縮可能なように構成された可動側を有し、かつこの
    可動側に設けられたピストンの中空軸に小径軸が収納さ
    れており、この小径軸のポンプ室側の反対側は前記電磁
    歪型アクチェータの前記固定側に装着されていることを
    特徴とする請求項10記載の流体の供給方法。
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