JP2002098257A - 止水栓装置 - Google Patents

止水栓装置

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JP2002098257A
JP2002098257A JP2000289428A JP2000289428A JP2002098257A JP 2002098257 A JP2002098257 A JP 2002098257A JP 2000289428 A JP2000289428 A JP 2000289428A JP 2000289428 A JP2000289428 A JP 2000289428A JP 2002098257 A JP2002098257 A JP 2002098257A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ストレーナの脱着作業を容易に行うことのでき
る止水栓装置を提供する。 【解決手段】止水栓装置における止水弁体18を操作す
るハンドル21を取外し可能となし、且つそのハンドル
21をストレーナ20の脱着工具を兼用したものとす
る。この場合においてハンドル21には裏面側に止水弁
体18の被操作部38に係合して止水弁体18を開閉動
作させる止水弁係合部を設け、また表面側にストレーナ
20の被操作部としての栓体40の係合溝44に係合し
てストレーナ20を脱着するためのストレーナ係合部
(係合突部64)を設けておき、表裏を裏返すことによ
って止水弁用ハンドルとして及びストレーナ20用工具
として働くようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は止水栓装置に関
し、詳しくはストレーナ等の給水設備用機器の脱着作業
を容易に行うための技術手段に特徴を有するものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に水栓への給水等の配管の途中には
止水栓装置が組み込まれ、配管内を流通する水等の流量
を調節し或いは止水を行えるようになしてある。従来、
この止水栓装置としては平面形状が三角形状のハンドル
を用いたものが一般的である。またそのような止水栓装
置と併せて、その近傍にストレーナを配管上に配設し、
水等に含まれる異物を除去するようになしてある。
【0003】従来、この止水栓装置とストレーナとはそ
れぞれを別体のものとして構成し、そして止水栓装置に
対してストレーナを備えた配管部材を袋ナットで接続す
るようにしていた。しかしながらこの場合、部品点数が
多くなってしまい、コストも高いものとなってしまう。
そこでストレーナを止水栓装置に一体的に組み込み、全
体を一つのユニットとして構成することが考えられる。
【0004】ところで前者,後者何れの場合において
も、一定期間使用するとストレーナへの付着物の量が多
くなり、従って一定期間毎にストレーナを取り外して清
掃作業等のメンテナンス作業を行う必要が生ずる。この
場合、一般の家庭等においては水の使用量も少ないため
にメンテナンス作業の頻度は少なくて済むが、例えば美
容院や理容院等業務用に多量の水を使用するところで
は、ストレーナのメンテナンス作業も例えば月に1回以
上行わなければならないなど、メンテナンス作業の頻度
も必然的に高くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
あってはストレーナのメンテナンス作業を行うべくこれ
を脱着する際にドライバ等の工具を必要とし、この場合
メンテナンス作業に際して必要な工具を所定の収納箇所
まで取りに行かなければならないといった面倒があり、
また特に美容院等においては女性がこれを行うことが難
しいといった問題があった。
【0006】以上ストレーナの脱着を中心として説明し
たが、同様の問題は逆止弁,配管の接続口を閉鎖するキ
ャップ等他の給水設備用機器の脱着に際しても同じよう
に起り得る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような事情
を背景とし、女性でも容易にまた工具を必要とすること
なくストレーナ等給水設備用機器の脱着を行うことので
きる止水栓装置を提供することを目的としてなされたも
のである。而して請求項1の止水栓装置は、止水弁体を
操作するハンドルが取外し可能であり、且つ該ハンドル
が給水設備用機器の脱着工具を兼ねていることを特徴と
する。
【0008】請求項2のものは、請求項1において、前
記給水設備用機器がストレーナであることを特徴とす
る。
【0009】請求項3のものは、請求項1において、前
記給水設備用機器が逆止弁であることを特徴とする。
【0010】請求項4のものは、請求項1において、前
記給水設備用機器が配管の接続口を閉鎖するキャップで
あることを特徴とする。
【0011】請求項5のものは、請求項1〜4の何れか
において、前記ハンドルが、裏面側に前記止水弁体の被
操作部に係合して該止水弁体を開閉動作させる止水弁係
合部を有し、表面側に前記給水設備用機器の被操作部に
係合して該給水設備用機器を脱着操作するための機器係
合部を有しており、表裏を裏返すことによって止水弁用
ハンドル又は機器用工具として働くものとなしてあるこ
とを特徴とする。
【0012】請求項6のものは、請求項1〜5の何れか
において、前記ハンドルは回転操作ハンドルであって平
面形状が多角形状をなしており、外周面の角部と角部と
の間の部分が指掛り用の凹部となしてあることを特徴と
する。
【0013】請求項7のものは、請求項6において、前
記ハンドルは平面形状が六角形状となしてあることを特
徴とする。
【0014】請求項8のものは、請求項6,7の何れか
において、前記ハンドルは前記角部において前記表面側
に突出する複数の突出部を有しており、該表面側の前記
機器係合部を前記給水設備用機器の被操作部に係合させ
た状態でそれら突出部が前記止水弁体の被操作部に外嵌
するものとなしてあることを特徴とする。
【0015】請求項9のものは、請求項1〜8の何れか
において、前記ハンドルは前記止水弁体を完全閉止位置
まで操作した状態で取外し可能とされていることを特徴
とする。
【0016】請求項10のものは、請求項9において、
前記ハンドルには前記止水弁体の被操作部の雌嵌合部に
内嵌する雄嵌合部が設けてあるとともに、該雄嵌合部と
止水栓本体とには該止水弁体の開弁状態で軸方向に互い
に掛止して該ハンドルの軸方向の抜けを阻止し、前記完
全閉止状態で掛止解除して該ハンドルの軸方向の取外し
を可能とする掛止部がそれぞれ設けてあることを特徴と
する。
【0017】
【作用及び発明の効果】上記のように本発明の止水栓装
置は、止水弁体を操作するハンドルを取外し可能となし
て、これを給水設備用機器の脱着工具を兼ねるようにな
したもので、本発明によれば、給水設備用機器の脱着を
行う際、従来のように必要な工具を遠く離れた工具の収
納箇所まで取りに行くといった必要がなく、単に止水弁
操作用のハンドルを取り外し、そのハンドルを用いて給
水設備用機器を取り外して清掃作業等の必要な作業を行
うことができ、同作業を容易に行うことができる。
【0018】また必要な工具が見付からないことによっ
て、給水設備用機器の脱着作業がなかなかできないとい
った問題も解消することができる。また止水弁操作用の
ハンドルはドライバ等の工具と異なって弱い力でも操作
可能であり、従って美容院等において女性でも簡単にス
トレーナ等給水設備用機器の脱着作業を行うことが可能
となる。
【0019】本発明では止水弁操作用のハンドルを、給
水設備用機器としてのストレーナの脱着工具として構成
することができる(請求項2)。このようにしておけ
ば、止水弁操作用のハンドルを用いてストレーナの脱着
を行うことができ、ストレーナのメンテナンス作業を容
易に行うことができる。
【0020】この場合において、止水弁操作用のハンド
ルを用いてストレーナの脱着を行うに当り、止水栓装置
とは別の箇所に設けてあるストレーナを、そのハンドル
で脱着するようになすこともできるし、或いはまた止水
栓装置にストレーナが一体的に組み込まれ、それらが単
一のユニットとして構成されている場合においても、そ
のハンドルを用いてストレーナの脱着を行うようになす
ことができる。
【0021】本発明ではまた、止水弁操作用のハンドル
を給水設備用機器としての逆止弁の脱着工具として構成
することもできる(請求項3)。或いはまた、配管の接
続口を閉鎖するキャップの脱着用工具として構成するこ
ともできる(請求項4)。何れの場合においても、止水
弁操作用のハンドルを用いて容易にそれら逆止弁,キャ
ップを脱着作業することができる。尚これら請求項3,
請求項4において、逆止弁,キャップが止水栓装置とは
別の箇所に設けてある場合においても、その脱着工具と
して止水弁操作用のハンドルを用いることができる。
【0022】本発明においては、ハンドルの裏面側に止
水弁係合部を、また表面側に機器係合部を設け、ハンド
ルの表裏を裏返すことによって止水弁用ハンドルとし
て、また機器用工具として用い得るようになすことがで
きる(請求項5)。このようにすれば、同じハンドルを
容易に止水弁用ハンドルとしても、また機器用工具とし
ても機能すべく構成することができる。
【0023】本発明においてはまた、上記ハンドルを回
転操作ハンドルとなし、その平面形状を多角形状となす
とともに、外周面の角部と角部との間の部分に指掛り用
の凹部を形成しておくことができる(請求項6)。この
ようにしておけば、角部によって指の滑りを防止し、操
作力を十分にハンドルに伝え得て、ハンドルを軽やかに
回転操作することができるとともに、そのハンドルには
角部と角部との間に指掛り用の凹部が形成してあってそ
こに指を載せ且つ掛けることができるため、ハンドルの
回転操作を更に容易に行える利点が得られる。
【0024】この場合において、そのハンドルは平面形
状を六角形状となしておくことができる(請求項7)。
例えばこのハンドルを平面形状が従来の止水栓装置と同
様の三角形状となしておくこともできるが、この場合ハ
ンドルを弱い力でも軽やかに回転操作できるようにしよ
うとすると平面形状・寸法が大きくなってしまう。しか
るにこれを六角形状としておくことで寸法が大きくなっ
てしまうのを回避することができる。
【0025】次に請求項8のものは、ハンドルの角部に
おいて表面側に突出する複数の突出部を設け、給水設備
用機器を脱着操作する際その突出部を止水弁体の被操作
部に外嵌させるようになしたもので、この請求項8の止
水栓装置においては、ハンドルを取り外した上で表裏を
裏返しにして給水設備用機器を脱着操作する際、上記突
出部が止水弁体の被操作部に外嵌することによって、ハ
ンドル(工具)が落下するのを防止することができる。
即ち止水弁体の被操作部に対して複数の突出部が外嵌す
ることによって、ハンドル(工具)を給水設備用機器の
被操作部に対し係合状態に保持することができ、これに
より給水設備用機器の脱着作業の際の作業性が良好とな
る。
【0026】また止水弁体の操作をハンドルによって行
う際、突出部の存在によって軸方向の指掛り長さが長く
なり、これによりハンドルを摘み易くなるとともに操作
力を効率的にハンドルに伝えることができ、止水弁体の
操作も容易となる利点が得られる。
【0027】請求項9のものは、止水弁体を完全閉止位
置まで操作した状態でハンドルを取外し可能となしたも
ので、このようにしておけば、止水弁体が完全閉止位置
まで到らない状態でハンドルが外れてしまい、その状態
で例えば止水栓装置に一体的に組み込んだストレーナ等
を誤って取り外したような場合に、配管内の水等がその
ストレーナ等の取付箇所から外部に溢れ出てしまうとい
ったことを防止することができる。
【0028】この場合において、ハンドルには止水弁体
の被操作部の雌嵌合部に内嵌する雄嵌合部を設け、その
雄嵌合部と止水栓本体とのそれぞれに、止水弁体の開弁
状態で軸方向に互いに掛止してハンドルの抜けを阻止
し、完全閉止状態でその掛止を解除してハンドルの軸方
向の抜けを許容する掛止部を設けておくことができる
(請求項10)。このようにすることで、止水弁体の開
弁状態でのハンドルの抜けを防止し、完全閉止状態でハ
ンドルの取外しを可能とすることを容易に実現すること
ができる。
【0029】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10は内部に通水路12を有
する屈曲形状の管体で、各端部に雌ねじ14及び雄ねじ
16を有しており、それら雌ねじ14及び雄ねじ16に
おいて相手側配管と接続されるようになっている。この
管体10には、止水弁体18,逆止弁19,ストレーナ
20,ハンドル21を組んで成る弁ユニット22が組み
付けられている。
【0030】逆止弁19は、図2に示しているように開
口23を有する円筒形状の弁ケーシング24を有してお
り、その弁ケーシング24が管体10にねじ結合されて
いる。そしてその弁ケーシング24内部において、逆止
弁体26がその弁ケーシング24に開閉可能に組み付け
られている。逆止弁体26は、スプリング28によって
常時閉弁方向に付勢されており、図1(B)中矢印で示
す順方向の流れが生じたときその流れによって開弁し、
また逆方向の流れに対しては弁座30への当接により閉
弁して逆方向の流れを阻止する。
【0031】管体10には円形の嵌合孔32(図3参
照)が形成されており、そこに上記弁ケーシング24に
おける開口23に対応した開口34を有する円筒形状の
止水弁体18が回転可能に嵌合されている。ここで止水
弁体18は、その内周面においても上記逆止弁19にお
ける弁ケーシング24の外周面に回転可能に嵌合してい
る。尚、この弁ケーシング24における開口23の周り
にはシール部材36が配置されている。
【0032】図2(I)は止水弁体18がその開口34
を弁ケーシング24における開口23に完全に一致させ
た状態、即ち完全に開いた状態を示しており、この状態
では設定した最大流量で水が止水弁体18及び逆止弁体
26を通って下流側へと流通する。
【0033】この状態から止水弁体18が回転させられ
ると、開口34と23との重複部分の面積が減少し、こ
れに伴って通水量が減少する。そして開口34が開口2
3に対して完全不一致となる位置まで回転操作されたと
ころで水の流通が停止する。即ち止水状態となる。図2
(II)はこのときの状態を示している。
【0034】この止水弁体18には、円筒形状の被操作
部38が一体回転状態で設けられている。止水弁体18
に対する回転操作はこの被操作部38を通じて行われ
る。
【0035】上記逆止弁19における弁ケーシング24
の内部には、通水路12を流通する水から異物を取り除
くためのメッシュ状且つ円筒形状のストレーナ20が配
設されている。ストレーナ20は、図2中下端を弁ケー
シング24の段違部に当接させる状態で配設されてい
る。また同図中上端部には栓体40が固定されている。
【0036】この栓体40は、弁ケーシング24の一方
の開口(図中上側の開口)を閉塞するとともに、ストレ
ーナ20を脱着操作するための被操作部となる部分であ
って、図5(A)に示しているように図中上端面に略十
字状の係合溝44が設けられている。尚、この栓体40
は弁ケーシング24に対しねじ結合されている。
【0037】上記ハンドル21は、裏面側に円筒形状の
雄嵌合部46を有しており、その雄嵌合部46が止水弁
体18の被操作部38の雌嵌合部48に内嵌する状態で
組み付けられている。この雄嵌合部46には、図4及び
図5(B)に明かに示しているように一対の係合突起
(止水弁係合部)50が設けられており、それら係合突
起50が、これに対応して被操作部38の雌嵌合部48
に設けた一対の係合凹部52に係合している。そしてそ
れらの係合作用によって、ハンドル21と被操作部38
が一体回転するようになっている。即ちハンドル21の
回転操作によって、被操作部38介して止水弁体18が
回転運動するようになっている。
【0038】雄嵌合部46にはまた、図5(B)に示し
ているように周方向に180°隔たった2位置に径方向
内向きの掛止突部(掛止部)54が形成されている。一
方弁ケーシング24には、これに対応して径方向外向き
に突出する鍔状部(掛止部)56が設けられており、通
常時はそれら掛止突部54と鍔状部56とが軸方向に掛
止した状態となっている。そしてそれらの掛止に基づい
て、ハンドル21が軸方向に抜け防止されている。
【0039】この鍔状部56には、同じく周方向に18
0°隔たった2位置に、掛止突部54に対応した形状の
切欠部58(図5(A)参照)が形成されており、止水
弁体18が完全閉止位置に到るまでハンドル21を回転
操作したとき、それら掛止突部54と切欠部58とが丁
度対向するようになっている。切欠部58の形成位置が
予めそのように選ばれている。
【0040】而して図6(II)(A)に示しているように掛
止突部54と切欠部58が丁度対向する状態となったと
き、ここにおいて掛止突部54と鍔状部56との掛止状
態が解除され、ハンドル21が軸方向に取外し可能とな
る。尚、ハンドル21の裏面側には図2に示しているよ
うに弁ケーシング24及び栓体40との干渉を回避する
ための凹部59が形成されている。
【0041】一方ハンドル21の表面側においても凹部
60が形成されており、その凹部60の底部に、栓体4
0における係合溝44に係合する略十字状の係合突部
(機器係合部)64が貫通孔72周りに図中上向き突出
状に且つ放射状に設けられている。
【0042】ハンドル21は、図1(A)及び図5に示
しているように平面形状が六角形状をなしており、その
各角部において表面側に突出する突出部66が複数(こ
の例では6個)設けられている。更にハンドル21は、
その外周面の角部と角部との間の部分が指掛り用の凹部
68とされている。
【0043】次に本例の止水栓装置の作用を図6ないし
図10に基づいて以下に詳述する。図6(I)はハンド
ル21を正規に組み付けた状態、尚且つそのハンドル2
1によって止水弁体18を完全開にした状態を示してい
る。この状態でハンドル21を回転操作すると、その回
転量に応じて止水弁体18の開口34の位置が回転方向
に移動し、これに伴って通水量が減少する。
【0044】尚このとき、ハンドル21の掛止突部54
と弁ケーシング24の鍔状部56、即ち止水栓本体側の
鍔状部56とは図2(I)に示す状態、即ち軸方向に互
いに掛止した状態にあり、従ってこの状態ではハンドル
21は軸方向に取り外すことはできない。
【0045】図6(II)はこのようにして止水弁体18
を完全閉止位置まで回転操作した状態を示している。こ
のとき、同図(II)(A)に示しているようにハンドル21
の掛止突部54と弁ケーシング24の鍔状部56、即ち
止水栓本体側の鍔状部56の切欠部58とが丁度対向し
た状態となる。即ち掛止突部54と鍔状部56との掛止
が解除された状態となる。ここにおいて図6(III)及
び図8(II)に示しているようにハンドル21を軸方向
に取外し可能となる。
【0046】図7及び図9,図10は一旦取り外したハ
ンドル21を用いてストレーナ20を取外し作業する様
子を表している。即ち、先ず図7(IV)及び図9(II
I)に示しているようにストレーナ20を取外し作業す
るには、ハンドル21を表裏裏返しとする。つまり表面
側が図中下向きとなるようにハンドル21の向きを変え
る。
【0047】そして図7(V)及び図9(IV)に示して
いるように、ハンドル21の表面側に形成した係合突部
64を、ストレーナ被操作部としての栓体40の係合溝
44に嵌め合せる。このときハンドル21の表面側の複
数の突出部66が止水弁体18における被操作部38に
外嵌した状態となる。
【0048】ここにおいてハンドル21と栓体40及び
ストレーナ20とが一体回転状態に係合した状態とな
り、従ってこの状態でハンドル21を回転操作すること
で栓体40及びストレーナ20を止水栓本体から、詳し
くは逆止弁19における弁ケーシング24から取り外す
ことができる。図7(VI)及び図10(V)はこのとき
の状態を示している。
【0049】このようにしてストレーナ20を取り外し
たところでこれを清掃し、その後再びこれをハンドル2
1を用いて止水栓本体側に組み付ける。そしてストレー
ナ20及び栓体40を組み付け終わったら、そこで再び
ハンドル21を取り外してその向きを逆転させ、止水栓
本体側に再度組み付ける。
【0050】以上のような本例の止水栓装置によれば、
ストレーナ20のメンテナンス作業を行う際、従来のよ
うに必要な工具を遠く離れた工具の収納箇所まで取りに
行くといった必要がなく、単にハンドル21を取り外
し、そのハンドル21を用いてストレーナ20を取り外
して清掃作業等のメンテナンス作業を行うことができ、
また作業終了後においても同じくそのハンドル21を用
いてストレーナ20を再び組み付けることが可能であ
り、ストレーナ20のメンテナンス作業を容易に行うこ
とができる。
【0051】また必要な工具が見付からないことによっ
てストレーナ20のメンテナンス作業がなかなかできな
いといった問題も解消することができる。またハンドル
21はドライバ等の工具と異なって弱い力でも操作可能
であり、従って美容院等において女性でも簡単にストレ
ーナ20の脱着作業を行うことができる。
【0052】更に本例の止水栓装置の場合、ハンドル2
1の裏面側に止水弁係合部としての係合突起50を、ま
た表面側に機器係合部としての係合突部64を設けてい
るため、ハンドル21の表裏を裏返すことによって、同
じハンドル21を容易に止水弁用ハンドルとしても、ま
たストレーナ20用工具としても用いることができる。
【0053】本例ではまた、ハンドル21を平面六角形
状となすとともに、外周面の角部と角部との間の部分に
指掛り用の凹部68を形成しているため、角部及び凹部
68によって指の滑りを防止して操作力を十分にハンド
ル21に伝えることができ、ハンドル21を軽やかに回
転操作することができる。
【0054】また本例の止水栓装置においては、ストレ
ーナ20を脱着操作する際、ハンドル21の角部に設け
た突出部66が止水弁体18の被操作部38に外嵌する
ことによって、ハンドル(工具)21をストレーナ20
の被操作部(栓体40)の係合溝44に対し係合状態に
保持することができ、これによりストレーナ20の脱着
作業性が良好となる。更にそのような突出部66を設け
ておくことで、止水弁体18の操作をハンドル21によ
って行う際に軸方向の指掛り長さが長くなり、ハンドル
21を摘み易くなるとともに、操作力を効率的にハンド
ル21に伝えることができる。
【0055】本例の止水栓装置においては、止水弁体1
8を完全閉止位置まで操作した状態でハンドル21を取
外し可能となしていることから、止水弁体18が完全閉
止位置まで到らない状態でハンドル21が外れてしま
い、その状態で誤ってストレーナ20を取り外し、通水
路12内の水がそのストレーナ20の取付箇所から外部
に溢れ出させてしまうといった不都合を回避することが
できる。
【0056】図11ないし図13は本発明の他の実施例
を示している。この例は止水栓装置に水抜ピン70を組
み込んだ場合の例で、ハンドル21の貫通孔72を貫通
して水抜ピン70が外部に突き出している。水抜ピン7
0は、逆止弁体26に対して軸方向に対向しており、こ
の水抜ピン70を図中下向きに押し込むことで逆止弁体
26を開弁させ、水抜動作を行わせる。
【0057】本例では、図12に明かに示しているよう
に栓体40に水抜ピン70を貫通させるための貫通孔7
4が設けられており、栓体40の表面にこの貫通孔74
から放射状に延びる、全体として略十字状をなす係合溝
44が形成されている。また一方ハンドル21の表面側
には、これに対応した形状の略十字状をなす係合突部
(機器係合部)64が形成されている。そしてそれら係
合突部64と係合溝44とを係合させることによって、
ハンドル21の回転操作によりストレーナ20を栓体4
0及び水抜ピン70とともに取外しできるようになって
いる。図13はその際の作用を表している。
【0058】このうち図13(I)は、ハンドル21に
よって止水弁体18を回転操作する際の状態を示してお
り、また図13(II)は止水弁体18を完全閉止位置ま
で操作した上でハンドル21を取り外し、その向きを逆
転させてハンドル21をストレーナ20の被操作部とし
ての栓体40に一体回転状態に係合させた状態を示して
いる。この状態でハンドル21を回転操作することで、
ストレーナ20を栓体40及び水抜ピン70とともに、
止水栓本体から取り外すことができる(図13(III)
参照)。
【0059】尚、以上の例において止水弁体18の被操
作部38を場合によってハンドルの一部として構成する
ことも可能である。この場合ハンドル21は全体のハン
ドルの一部となる。即ち本発明は、ハンドル全体を取外
し可能とするのでなくその一部を取外し可能となして、
これをストレーナ20の脱着工具として働かせるように
なすことも可能である。
【0060】また上記実施例は止水栓装置に逆止弁19
及びストレーナ20を組み込んだ場合の例であるが、本
発明は逆止弁,ストレーナ等を止水栓装置とは別の箇所
に設けた場合においても適用可能なものである。
【0061】図14は本発明の更に他の実施例を示して
いる。同図において82は配管部材としての管体84に
組み付けられた逆止弁であって、逆止弁体26と弁ケー
シング24とを有している。ここで弁ケーシング24
は、逆止弁体26を保持する本体部24Aと、その一端
側開口を閉鎖するキャップ(被操作部)24Bとから成
っており、そのキャップ24Bにおいて管体84にねじ
結合されている。
【0062】この弁ケーシング24、詳しくはキャップ
24Bには上例と同様の略十字状の係合溝44が形成さ
れており、この係合溝44に対しハンドル21の略十字
状の係合突部64が係合するようになっている。尚86
は配管部材を構成する可撓性のホースであって、その端
部が弾性クリップ88によって管体84に接続されてい
る。
【0063】この例の場合、ハンドル21を取り外した
上で、図15に示しているように表面側の係合突部64
を逆止弁82における弁ケーシング24の係合溝44に
係合させ、その状態でハンドル21を回転操作すること
によって、逆止弁82を管体84から取り外し、或いは
また逆に一旦取り外した逆止弁82を管体84に取り付
けることができる。
【0064】図16は本発明の更に他の実施例を示して
いる。同図において90は管体84における接続口92
を閉鎖するキャップ(被操作部)であって、略十字状の
係合溝44を有しており、この係合溝44においてハン
ドル21により回転操作されるようになっている。
【0065】即ち図17に示しているように、本例にお
いてもハンドル21の係合突部64をキャップ90の係
合溝44に係合させ、そしてハンドル21を回転操作す
ることによってキャップ90を管体84から取り外し、
或いは逆に管体84に組み付けられるようになってい
る。
【0066】尚図16に示すキャップ90は、図14の
逆止弁82における弁ケーシング24の一部を成すキャ
ップ24Bと同様の構成のものである。即ち図16に示
す状態は、逆止弁82における逆止弁体26及びこれを
保持する弁ケーシング24の本体部24Aを取り外した
状態と見ることができる。
【0067】但しキャップ90は逆止弁82におけるキ
ャップ24Bに限定されるものではなく、他の様々な形
態となすことができるし、またキャップ90による接続
口92の閉鎖目的も、管体84に対して逆止弁82を組
み込む必要がない場合の外、図18に示しているように
配管部材としてのエルボ管94その他の配管部材を管体
84に対して接続する必要がない場合において、その接
続口92を閉鎖する目的で用いることができる。
【0068】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である止水栓装置を示す図で
ある。
【図2】同じ実施例の止水栓装置の要部を拡大して示す
図である。
【図3】同じ実施例の止水栓装置を、弁ユニットを分離
した状態で示す図である。
【図4】同じ実施例の止水栓装置における弁ユニットを
各部材に分解して示す図である。
【図5】同じ実施例の止水栓装置におけるハンドルとそ
の周辺部材とを分離した状態で示す図である。
【図6】同じ実施例の止水栓装置の作用説明図(断面
図)である。
【図7】図6に続く作用説明図(断面図)である。
【図8】同じ実施例の止水栓装置の作用説明図(斜視
図)である。
【図9】図8に続く作用説明図(斜視図)である。
【図10】図9に続く作用説明図(斜視図)である。
【図11】本発明の他の実施例の止水栓装置の要部を示
す図である。
【図12】図11の実施例の止水栓装置をハンドルを取
り外した状態で示す図である。
【図13】図11の実施例の止水栓装置の作用説明図で
ある。
【図14】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【図15】図14の実施例の作用説明図である。
【図16】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【図17】図16の実施例の作用説明図である。
【図18】図16,図17の実施例の接続口にエルボ管
を接続した状態を示す図である。
【符号の説明】
18 止水弁体 20 ストレーナ 21 ハンドル 38 被操作部(止水弁体の被操作部) 40 栓体(ストレーナの被操作部) 46 雄嵌合部 48 雌嵌合部 50 係合突起(止水弁係合部) 54 掛止突部(掛止部) 56 鍔状部(掛止部) 64 係合突部(機器係合部) 66 突出部 68 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H058 AA12 BB37 CD29 EE02 3H063 AA06 BB47 DA02 EE12 GG06 3H064 AA04 BA01 CA01 CA08 DA02 3H066 AA04 BA38

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 止水弁体を操作するハンドルが取外し可
    能であり、且つ該ハンドルが給水設備用機器の脱着工具
    を兼ねていることを特徴とする止水栓装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記給水設備用機器
    がストレーナであることを特徴とする止水栓装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記給水設備用機器
    が逆止弁であることを特徴とする止水栓装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記給水設備用機器
    が配管の接続口を閉鎖するキャップであることを特徴と
    する止水栓装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、前記ハ
    ンドルが、裏面側に前記止水弁体の被操作部に係合して
    該止水弁体を開閉動作させる止水弁係合部を有し、表面
    側に前記給水設備用機器の被操作部に係合して該給水設
    備用機器を脱着操作するための機器係合部を有してお
    り、表裏を裏返すことによって止水弁用ハンドル又は機
    器用工具として働くものとなしてあることを特徴とする
    止水栓装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかにおいて、前記ハ
    ンドルは回転操作ハンドルであって平面形状が多角形状
    をなしており、外周面の角部と角部との間の部分が指掛
    り用の凹部となしてあることを特徴とする止水栓装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記ハンドルは平面
    形状が六角形状となしてあることを特徴とする止水栓装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項6,7の何れかにおいて、前記ハ
    ンドルは前記角部において前記表面側に突出する複数の
    突出部を有しており、該表面側の前記機器係合部を前記
    給水設備用機器の被操作部に係合させた状態でそれら突
    出部が前記止水弁体の被操作部に外嵌するものとなして
    あることを特徴とする止水栓装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れかにおいて、前記ハ
    ンドルは前記止水弁体を完全閉止位置まで操作した状態
    で取外し可能とされていることを特徴とする止水栓装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記ハンドルには
    前記止水弁体の被操作部の雌嵌合部に内嵌する雄嵌合部
    が設けてあるとともに、該雄嵌合部と止水栓本体とには
    該止水弁体の開弁状態で軸方向に互いに掛止して該ハン
    ドルの軸方向の抜けを阻止し、前記完全閉止状態で掛止
    解除して該ハンドルの軸方向の取外しを可能とする掛止
    部がそれぞれ設けてあることを特徴とする止水栓装置。
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