JP3091453U - ホース接続給水栓 - Google Patents

ホース接続給水栓

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JP3091453U JP2002005195U JP2002005195U JP3091453U JP 3091453 U JP3091453 U JP 3091453U JP 2002005195 U JP2002005195 U JP 2002005195U JP 2002005195 U JP2002005195 U JP 2002005195U JP 3091453 U JP3091453 U JP 3091453U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寒冷地では、給水栓に接続したホースに残留
する水が凍結して、ホースを損傷したり、通水を困難に
することがある。そのため給水栓に接続したホースは必
ず取り外して水抜きする必要がある。そこで本考案は給
水栓に接続したままでも簡単にホースの残留水を排出で
きるような給水栓を提供するものである。 【構成】ホース接続可能な給水栓の、通水路で弁座より
もホース接続側の一部に空気導入開閉弁装置を設けて構
成し、ホース給水を遮断してからこの空気導入開閉弁を
開いて、接続ホース内に空気を導入し、残留水を排出さ
せるようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 園農業者は勿論のこと、比較的長いホースを利用する一般家庭でも利用すること ができるものであり、水栓やホース接続部材を製造販売する業者も利用できるも のである。 【0002】 【従来の技術】 寒冷地においては、給水栓に長いホースを接続したまま放置すると、ホース中 に残留した水が凍結して、ホースを損壊させたり通水を困難にすることがある。 また一度凍結させると解氷作業に多大の手数をかけなければならない。従って寒 冷地おいては、比較的長いホースを利用したときは使用後、必ず水抜きをしなけ ばならず、これを忘れると前記したようなことになる。またこの水抜き作業に当 たっては、ホースを給水栓から外して順次引き上げながら一方側から残留水を排 出させるか、或いは取り外したホースの一端側から圧縮空気を導入して水抜きす る必要がある。また一般にはホース接続水栓は地上から高所に設置されたものが 多く、使用したホースは水栓より下方に蛇行して置くことが多い。このような場 合のホース水抜きは、ホースを給水栓から外すことで外気をホース内へ導入して 残留水を排出することができる。この僅かの作業ではあるが、凍結を予測できな かったり、忘れたり或いはホースの接続が固く接続されて 取り外しに手数を要 することがある。 【0003】 【考案が解しようとする課題】 そこで本考案は、このようなホースの取り外し、水抜き作業をしなくても、接 続しままでホースの残留水を簡単に抜くことができるような給水栓を提供しよう とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】 ホースを接続する給水栓の開閉弁よりもホース取り付け側の通水路の一部に開 閉自在な空気導入孔を形成して、作業終了時この空気導入孔を開口させてホース 内へ外気を導き、これによってホース内の残留水を流出させるように構成したも のである。 【0005】 【実施例】 以下図面に基づいて本考案を詳細に説明するが、図は本考案の具体的な実施の 一例を示したもので、本考案は図示例に限定されず以下説明する趣旨に沿って一 部の形状を変更したり、或いは一部の設計を変更しても同様に実施することがで きるものである。図1(正面図)は本考案に係るホース接続給水栓1を示し、図 2(図1の一部破断正面図)は図1の要部を中断して示したものである。これら の図において2は給水栓1の胴部であって、水栓の弁形成部よりもホース接続側 の通水路の一部にコック胴3を形成する。そしてこのコック胴3内に納まる弁栓 5は、周面の一部に開口しコック胴3の水栓側通気孔に連通するL型の通気孔6 を設けている。4は弁栓5と一体的に形成されたコックハンドルである。またこ のコック胴3の一部には前記L型通気孔6に対応して空気導入孔7ガが設けられ ている。図示例ではこの空気導入孔7はコック胴3の下面側に形成したものを示 しており、コックハンドル4を図示位置にしている状態で空気導入孔7は閉塞状 態に維持されている。したがって水栓1のバルブハンドルを操作して水を出せば 、接続されたホース2aから放水される。 【0006】 一方放水を終了し、前記バブルハンドルを操作して水を止めると、弁以降の水 栓通路およびホース2a内に水が残留することになる。そこで図示の実施例では 前記コックハンドル4を反時計方向に90度旋回すると、図2で示した前記L型 の通気孔6の入口側がコック胴3に形成した空気導入孔7と合致して、外気を水 栓胴部2へ導入することができるようになる。そして残留水はこの外気導入によ って、自重や傾斜で自然に排出されことになる。8は 【0007】 図3(一部破断正面図)は既設の給水栓に取り付け、散水ホースを簡単容易に 着脱できるように形成され、広く一般に利用されているホース接続具に本考案を 適用しようとする場合を示し、その一例の構成を示している。即ちこのホース接 続具は、給水栓に固く取り付けて置く取り付け具9と、この取り付け具9の中央 突出部9aに着脱自在でかつホース端を止着した接続具10とで構成されている 。そして接続具10の先側胴部は軸方向に摺動できるようになっており、この摺 動によって接続具10を取り付け具9の前記中央突出部9aに係留、開放できる ようになっている。図示例では接続具側の摺動胴部が接続側へ突出付勢されてお り、かつこの胴部内には中心側へ付勢され、かつ胴部の摺動によってこの付勢を 解除、退避されるように設けた複数の爪片が設けられている。そして接続に当た っては前記付勢爪片を取り付け具9の中央突出部9aの周辺に形成した突縁部に 係留させるようになっている。そして接続開放に際しては、胴部を取り付け具9 側へ付勢に抗して摺動することによって、爪片の係留を解除し接続具10を取り 付け具9から離脱させることができるようになっている。 【0008】 以下図3に例示したホース接続具に本考案を適用したものについて説明する。 本考案は前記したようにホース接続部に外気を導入することによってホースに残 留する水を流出させるものであり、図3の取り付け具9に空気導入開閉弁装置を 設けることで達成できる。図4(正面図)は図3の一部を示したもので、取り付 け具9の一部に空気導入開閉弁座11を形成する。図5(底面図)は図4の下面 側を示したもので、前記開閉弁座11は取り付け具9の周辺の一部に突出形成し た座部に形成される。なおこのようなホース接続具は合成樹脂で形成されており 、以下説明する空気導入開閉弁装置も合成樹脂製品であることが望ましい。 【0009】 図6(展開見取図)は図4,5に示した開閉弁座11の構成を示したものであ る。即ち取り付け具9の周辺の一部に形成した突出座部12は矩形の平面であり 、そのほぼ中央部に通水路に連通する通気孔12aを形成している。そして該座 部12には、内側に弁板14を摺動自在でしかも飛び出しを規制するようにした 隙間を形成した弁壁板13と、この隙間に弁板14を配置して押さえ弁蓋15で 座部12面に取り付ける。そして弁板14に形成した通気孔14a、弁蓋15に 形成した通気孔15a、およひ突出座部に形成した前記通気孔12aとは、弁板 14が突出されている状態(図5及び図6)で合致して外気導入通気路を形成す る。他方この弁板14を押し込むと、図7(図4の一部破断正面図)に示すよう に弁板14の通気孔14aも移動してこの外気導入通気路を閉塞状態にする。よ って弁板14は押し込まれた状態で従来と同じようにりようすることがてき、弁 板14を引き出すことによって、ホースの接続を外すことなく残留水を排出させ ることができる。 【0010】 【考案の効果】 本考案はホース接続の給水栓側に開閉自在な空気導入路を設けて構成したから 、この空気導入路を開くことによって接続されたままのホース内の残留水を排出 することができる。従って簡単な操作でホース残留水の凍結を防ぐことができる ようになり、寒冷地における作業能率向上に役立てることができる。
【図面の簡単な説明】 【図 1】 本考案を利用したホース接続給水栓の正面
図。 【図 2】 図1の要部を中断した一部破断正面図。 【図 3】 ホース接続給水栓の他の例を示す一部破断
正面図。 【図 4】 図3の水栓に本考案適用した一部正面図。 【図 5】 図4の下方底面図。 【図 6】 空気導入開閉弁の構成を示した展開見取
図。 【図 7】 図4の一部破断正面図。 【符号の説明】 1 本考案を利用したホース接続給水栓。 2 胴部。 3 コック胴座。 4 コックハンドル。 5 弁栓 6 通気孔。 7 空気導入孔。 8 蓋ねじ。 9 取り付け具。 10 着脱式接続具。 11 空気導入開閉弁座。 12 座部。 13 弁壁板。 14 弁板。 15 弁蓋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 撤水、給水等の比較的長いホースを接続
    するための給水栓であって、該給水栓はその開閉弁より
    もホース接続側の一部に、通水路に通じ開閉自在な空気
    導入孔を設けて構成したことを特徴とするホース接続給
    水栓。
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