JPH10213287A - 水栓用カバー - Google Patents

水栓用カバー

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Publication number
JPH10213287A
JPH10213287A JP9028497A JP2849797A JPH10213287A JP H10213287 A JPH10213287 A JP H10213287A JP 9028497 A JP9028497 A JP 9028497A JP 2849797 A JP2849797 A JP 2849797A JP H10213287 A JPH10213287 A JP H10213287A
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JP
Japan
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cover
faucet
water
hole
hot
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Pending
Application number
JP9028497A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Tsubota
充夫 坪田
Takamichi Tanaka
敬道 田中
Ryuichi Ishii
隆一 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KVK Corp
Original Assignee
KVK Corp
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Publication date
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Publication of JPH10213287A publication Critical patent/JPH10213287A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L59/00Thermal insulation in general
    • F16L59/14Arrangements for the insulation of pipes or pipe systems
    • F16L59/16Arrangements specially adapted to local requirements at flanges, junctions, valves or the like

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】水栓に取り付けた後に、水栓用カバー自体を取
り外すことなく止水栓などの操作部を操作することので
きる水栓用カバーを提供することを目的とする。 【解決手段】湯水混合水栓2等の水栓に取り付けられる
水栓用カバー1に、止水栓やストレーナ等の操作部5、
6、7、8を露呈する透孔11、18、36、37を設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、湯水混合水栓等
の水栓に取り付けられる水栓用カバー、更に詳しくは止
水栓等の操作部を有する水栓に取り付けられる水栓用カ
バーに関するものであり、特に操作部を簡便に操作可能
な水栓用カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室やシャワー室等に取付けられ
る湯水混合水栓等の高温度の湯が給水される給水栓では
そのボデーや給湯管等が使用中に高温度となるので、断
熱のための水栓用カバーにより給水栓を囲って使用者の
手や肌等が直接高温部に触れないようにして火傷等の事
故を防止するようにされているものがある。また、クラ
ンク状に屈曲するソケットを有する給水栓などにあって
は、このようなソケットが露呈することの美観上の問題
からも水栓用カバーにて被覆するものがあった。そし
て、これらの水栓用カバーは、水栓本体の略全体または
ソケットなどの接続部品を含めた略全体を被覆するもの
であった。
【0003】しかしながら、給水栓に止水栓などの操作
部を有するものにあっては、給水栓を設置し水栓用カバ
ーを取り付けた後にこれらの操作部を操作する必要があ
り、その際に度々水栓用カバー全体を取り外さなければ
ならず、不必要な手間が生じていた。特に、氷結防止の
ために水抜きを行う場合には、止水栓を頻繁に操作する
必要があり、この操作毎に前述の煩雑な作業を行わなけ
ればならなかった。また、頻繁にカバーを取り外しまた
取り付けることによりカバーの強度が低下したり、作業
の最中に給水栓の高温度部に触れて火傷を負う虞もあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明のうち請求項1
記載の発明は前記した問題点を解決するものであり、給
水栓に取り付けた後に、水栓用カバー自体を取り外すこ
となく止水栓などの操作部を操作することのできる水栓
用カバーを提供することを目的としたものである。
【0005】また、請求項2記載の発明は前記した目的
に加えて、給水栓を取り付けるデッキ面や壁面の湯側お
よび水側の各取付孔の間隔と水栓本体の湯側および水側
の各取付用雄ねじの間隔とが異なる場合に各取付孔と各
取付用雄ねじ間をクランク状に屈曲するソケットをそれ
ぞれ介して接続することによりそれぞれの間隔の調整を
図る給水栓であって、これらのソケットに前述したよう
な操作部を有する給水栓において、水栓用カバー自体を
取り外すことなくソケットの調整位置に対応して操作部
を操作することができ、ソケットによる取付ピッチの変
化に対応することのできる水栓用カバーを提供すること
を目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の請求項1記載の水栓用カバーは、湯水
混合水栓等の水栓に取り付けられる水栓用カバーであっ
て、止水栓やストレーナ等の操作部を露呈する透孔を設
けたことを特徴とするものである。ここで操作部を露呈
する透孔は、操作部をドライバーなどによって操作可能
な位置に設けられたカバーの孔のすべてをいい、このよ
うな位置に設けられた孔ならば操作部をカバー直下に目
視できる位置に設けられるもののみならず、操作部から
一定の間隔をおいて設けられるものも含む。また同様に
透孔の形状は円形、矩形などのすべての形状の孔を含む
ものである。さらに、透孔は水栓に設けられる操作部の
位置に対応して設ければよく、操作部がソケットに設け
られるか水栓本体に設けられるかは問わない。
【0007】このように形成すると、給水栓に取り付け
た後にも、水栓用カバー自体を取り外すことなく透孔を
介して氷結防止のための止水栓などの操作部を操作する
ことができるようになる。
【0008】また、本発明の請求項2記載の水栓用カバ
ーは止水栓やストレーナ等の操作部を有しクランク状に
屈曲する2つのソケットを介して給水湯管にそれぞれ接
続される湯水混合水栓等の水栓に取り付けられる水栓用
カバーであって、各操作部の位置に対応して操作部を露
呈する長孔形状の透孔を設けたことを特徴とするもので
ある。ここで給水栓を取り付けるデッキ面や壁面の湯側
および水側の各取付孔の間隔と水栓本体の湯側および水
側の各取付用雄ねじの間隔とが異なる場合には各取付孔
と各取付用雄ねじ間をクランク状に屈曲するソケットを
それぞれ介して接続することによりそれぞれの間隔の調
整を図るが、これらのソケットに止水栓やストレーナ等
の操作部を有する場合には前記した間隔調整に伴い各操
作部の位置も変化する。したがってこの操作部の位置は
給水栓が取り付けられる取付孔の間隔により異なること
になる。よって種々の取付孔の間隔に対応して調整さ
れ、接続管に取り付けられるソケットに設けられた各操
作部の調整位置に対応可能な長孔形状の透孔を設けるこ
とにより、取付孔の間隔が異なる場合にもそれぞれ水栓
用カバーを取り外すことなく操作部を操作可能な汎用性
のある水栓用カバーとすることができるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図1から図11に基づいて説明する。
【0010】この水栓用カバー1は、上側カバー部1
0、下側カバー部20、前面カバー部30及び固定用カ
バー部40からなり、各々ABS樹脂により一体成形さ
れていおり、湯水混合水栓2の略全体に取り付けられて
いる。湯水混合水栓2はクランク状に屈曲した湯側及び
水側の各ソケット3、4を介してデッキ面に取り付けら
れており、各ソケット3、4の後方側の屈曲部には止水
栓を操作するためのスピンドル(操作部)5、5が露呈
して設けられている。さらに各ソケット3、4の前面側
の屈曲部にはストレーナ(図示省略)を収容支持するキ
ャップ6、6が設けられている。また、湯水混合水栓2
の前面下方寄りの略中央部分には水用の水抜き栓7が設
けられており、さらに前面左寄りの略中央部分には湯用
の水抜き栓8が設けられている。
【0011】次に上側カバー部10について説明する。
上側カバー部10は略半円筒状の水栓本体収納部12と
各ソケット3、4を収容する略箱状の2つのソケット収
納部19、19を有する。各ソケット3、4の後方側の
屈曲部には止水栓を操作するためのスピンドル5、5が
露呈して設けられており、これらのスピンドル5、5の
上方に位置する各ソケット収納部19、19の上面部分
にスピンドル5、5を操作するための透孔11、11が
それぞれ設けられている。これは水栓用カバー1の外側
から直接スピンドル5、5を操作することができ、水栓
用カバー1をいちいち取り外す作業を不要とするためで
ある。また透孔11、11は長円形状に設けられてい
る。これはソケット3、4の取付ピッチの変化によりス
ピンドル5、5間の間隔が変化する場合にも操作できる
ようにするためである。
【0012】さらに、上側カバー部10の前面側左寄り
の略中央部分には湯用の水抜き栓8を露呈する略円形の
透孔18が設けられている。また、水栓本体収納部12
の内面上方の右側寄りおよび略中央には、前後方向にそ
れぞれの間隔が湯水混合水栓2の上部の幅よりもやや狭
く設けられた二組の弾性抱持片14、14、14、14
が下方に向けて突出して形成されており、さらにこれら
の弾性抱持片14の先端部分はそれぞれやや内側に向け
て折曲されて設けられ、上側カバー部の装着時に湯水混
合水栓2の上部に嵌着して抱持するように構成されてい
る。
【0013】そして、上側カバー部10の前面側下方寄
りの内面の右側寄りおよび略中央には下側カバー部20
の係合部27、27と係合して上側カバー部10を固定
する下側カバー部用の係合片13、13がそれぞれ設け
られている。また、上側カバー部10の前面側の略中央
には、切換ハンドルTに接続され混合水を吐水管S又は
シャワーホース(図示省略)へ吐出させるための切り換
え弁ユニット(図示省略)を挿通させるための略半円状
の切り欠き16が設けられ、固定用カバー部40の嵌合
片43、43、43、43と嵌合し固定用カバー部40
により上側カバー部10を固定する固定用カバー部用の
嵌合突起15、15、15が切り欠き16の周縁に沿っ
て円弧状に立ち上がるように設けられている。そして、
嵌合突起15、15、15の外周面には固定用カバー部
40の嵌合片43に設けられた凸部44と係止するため
の凹部17が設けられている。
【0014】次に下側カバー部20について説明する。
下側カバー部20は、基体部21と左側部23と右側部
25を備えている。基体部21の前面側の略中央には、
切換ハンドルTに接続され混合水を吐水管S又はシャワ
ーホース(図示省略)へ吐出させるための切り換え弁ユ
ニット(図示省略)を挿通させるための略半円状の切り
欠き28が設けられ、固定用カバー部40の嵌合片4
3、43、43、43と嵌合し固定用カバー部40によ
り下側カバー部20を固定する固定用カバー部用の嵌合
突起26、26、26が切り欠き28の周縁に沿って円
弧状に立ち上がるように設けられている。そして上述し
た嵌合突起15の凹部17と同様に、嵌合突起26、2
6、26の外周面には固定用カバー部40の嵌合片43
に設けられた凸部44と係止する凹部が設けられている
(図示省略)。
【0015】また、基体部21の両側寄りには中央部よ
りやや後退した係合部27、27が設けられている。さ
らに基体部21の下側には、前面カバー部30を嵌合す
るための矩形状の切り欠きmが設けられている。そし
て、基体部21の背面側の両側寄りには、それぞれの間
隔が湯側および水側の各ソケット3、4の外径よりやや
狭く設けられた弾性抱持片24、24、24、24が二
組設けられており、これらの各弾性抱持片24、24、
24、24は基体部21の背面から後方に向けて突出し
て形成され、さらにこれらの先端部分は嵌着するソケッ
ト3、4に向けてそれぞれやや内側に折曲されて設けら
れている。また、係合部27の上端には上側カバー部1
0を下側カバー部20に円滑に嵌合させるために上方か
ら下方にかけて前方側に傾斜させたガイド部22、2
2、22、22が設けられている。そして、左側部23
と右側部25の前方寄り下方の内面には、前面カバー部
30の係止片32、32の係止用突起33、33が係止
する係止孔29、29がそれぞれ設けられている。
【0016】次に前面カバー部30について説明する。
前面カバー部30は略矩形状の本体部31とその両端に
設けられた係止片32、32を備えており、一体成形に
設けられている。係止片32、32の外側には下側カバ
ー部20に前面カバー部30を係止するための係止用突
起33、33がそれぞれ設けられ、本体部31の両側端
には前面カバー部30を下側カバー部20の切り欠きm
から取り外しまたは嵌合する作業を容易にするための突
条34、34がそれぞれ設けられている。
【0017】また、本体部31の上端には前面カバー部
30を下側カバー部20に安定して取り付けるための係
合片35が設けられている。さらに、本体部31の両側
寄りにはソケット3、4の屈曲部に設けられたストレー
ナ(図示省略)を収容支持するキャップ6、6を露呈す
る略円形の透孔36、36が設けられ、本体部31の略
中央には水用の水抜き栓7を露呈する略円形の透孔37
が設けられている。
【0018】次に固定用カバー部40について説明す
る。固定用カバー部40は略円筒状の挿通部41とこれ
に連設される鍔部42を備えている。鍔部42の背面側
内周縁には上側カバー部10および下側カバー部20の
嵌合突起15、15、15、26、26、26と嵌合す
る嵌合片43、43、43、43が鍔部42の中心方向
に内周縁に沿って円弧状に突出して設けられており、嵌
合片43の内周面には嵌合突起15、26の外周面に設
けられた凹部17と係止するための凸部44が設けられ
ている。
【0019】次に各カバー部の取り付け方法について説
明する。まず最初に下側カバー部20を湯水混合水栓2
に取り付ける。この際に弾性抱持片24がソケット3、
4に嵌着して固定されるが、上述したように弾性抱持片
24はその間隔がソケット3、4の外径よりやや狭く設
けられているので、ソケット3、4を弾性抱持する。ま
た24の先端部分がそれぞれやや内側に折曲されて設け
られているので弾性抱持させた後に下側カバー部20が
位置ずれすることがない。したがって、下側カバー部2
0を簡便かつ確実に湯水混合水栓2に取り付けることが
できる。また、取り外し作業も弾性抱持片24を引き抜
くだけの簡便なものとすることができる。
【0020】次に下側カバー部20に上側カバー部10
を上方から取り付ける。基体部21の両側寄りに設けら
れた係合部27が上側カバー部10の係合片13と係合
し下側カバー部20と上側カバー部10とが固定され
る。この際に、下側カバー部20の係合部27の上端に
はガイド部22が設けられているので、これらのガイド
部22に案内されて係合部27が係合片13へと簡便か
つ確実に導かれる。また、上側カバー部10に設けられ
た弾性抱持片14が湯水混合水栓2の上部を抱持する
が、その態様は上述した下側カバー部20の弾性抱持片
24と同様である。したがって、上側カバー部10を簡
便かつ確実に湯水混合水栓2および下側カバー部20に
取り付けることができる。また、取り外し作業も弾性抱
持片14および係合片13を引き抜くだけの簡便なもの
とすることができる。
【0021】さらに続いて、固定用カバー部40を上側
カバー部10および下側カバー部20に取り付ける。上
側カバー部10および下側カバー部20の前面側の各嵌
合突起15、26に固定用カバー部40嵌合片43が嵌
合されて固定される。その手順は、まず固定用カバー部
40を取付状態の位置からやや時計回り寄りに回転させ
て上側カバー部10、下側カバー部20に当接させ、つ
いで時計回りと逆方向に回転させる。嵌合片43は嵌合
突起15、26に嵌合するとともに、嵌合片43の内周
面に設けられた凸部44と嵌合突起15、26の外周面
に設けられた凹部17が係止する。したがって、上側カ
バー部10と下側カバー部20を固定用カバー部40を
介してさらに確実強固に固定することができる。また、
取り付けおよび取り外し作業も固定用カバー部40をわ
ずかに回転させるだけ足り、作業を簡便にすることがで
きる。
【0022】なお、一部の係合突起15および26を上
側カバー部10と下側カバー部20の当接部において分
割した形状に設けずに、それぞれ一体とした形状とでき
る位置に設けても良いが、上側カバー部10と下側カバ
ー部20の合わせ面をより確実に固定するためには、本
実施の形態のように係合突起15および26の一部を上
側カバー部10と下側カバー部20の当接部において分
割した形状に設け、嵌合片43により両嵌合突起を一度
に嵌合するように構成することが好ましい。
【0023】そして次に前面カバー部30を下側カバー
部20に取り付ける。前面カバー部30を左右方向にお
いて撓ませ、下側カバー部20の切り欠きmに勘合させ
る。その際に係止片32に設けられた係止用突起33が
下側カバー部20の左側部23および右側部25にそれ
ぞれ設けられた係止孔29に係止されて固定される。ま
た、前面カバー部30はABS樹脂の一体成形とされて
いるので容易に撓ませまた復元することができる。ま
た、ネジ止めや別材質による係止固定の場合に生ずるネ
ジによる応力割れや異質の材料の熱膨張率の差による歪
み等により破損する虞がない。
【0024】さらに、前面カバー部30の本体部31の
両側端には突条34がそれぞれ設けられているので、前
面カバー部30を撓ませる作業に際して、指が滑ること
がない。したがって、前面カバー部30の下側カバー部
20への脱着作業を極めて容易にすることができるとと
もに、その取り付けも確実にすることができる。そして
この後に切換ハンドルTなどを取り付ける。
【0025】次に本実施の形態に係る水栓用カバー1の
作用を説明する。本水栓用カバー1は上記のように構成
されているので、透孔11から露呈する止水栓のスピン
ドル5を水栓用カバー1を取り外すことなくそれぞれ操
作することができる。また、同様に透孔18から露呈す
る湯用の水抜き栓8、透孔36から露呈するストレーナ
を収容支持するキャップ6および透孔37から露呈する
湯用の水抜き栓7を水栓用カバー1を取り外すことなく
それぞれ操作することができる。さらにまた、透孔11
が長円形状に設けられているためソケット3、4の取付
ピッチの変化によりスピンドル5の位置が変化する場合
にも対応して操作できるので取付孔のピッチが異なる場
合にもそれぞれ水栓用カバー1を取り外すことなく操作
部を操作可能な汎用性を持たせることができる。
【0026】また、各ソケット3、4が露出せず外観を
向上させることができる。また、湯側ソケット3などの
高温となる部分が水栓用カバー1にて被覆されているの
で、湯水混合栓2の高温度部分に使用者の手肌等が触れ
て火傷等が生じるのを防ぐことができる。また、湯水混
合水栓2から浮上した状態で水栓用カバー1が取付けら
れることにより高い断熱性が得られ、水栓用カバー1を
構成する材料をプラスチックのほか自由に選択すること
ができる。さらに、着脱容易であるので湯水混合水栓2
を修理、点検するのにも障害とならない。
【0027】本実施の形態は、上記の構成に限られるも
のではない。水栓用カバー1の材質は断熱性の点でプラ
スチックが望ましいがステンレス等の金属製でもよい。
また弾性抱持片14、24等を各カバー部10、20、
30、40と別途に製作してもよい。さらに、弾性抱持
片14、24は湯水混合栓2の一部を抱持し得るもので
あればよく、必ずしも上記した湯水混合栓2の部位を抱
持させなくてもよいが、本実施の形態のように湯水混合
水栓2の上部および各ソケット3、4の外周を夫々抱持
させることにより安定的に取付ることができる。また、
透孔にゴム製などの蓋を取り付けることにより、通常時
は水やゴミの進入を防ぐとともに操作時には蓋を外すこ
とにより簡便に作業を行うことができる。
【0028】本発明は上述した実施の形態に限定される
ものではない。次に本発明に係る別の実施の形態を図1
2に基づいて説明する。本実施の形態は壁面Uに取り付
けられ、操作部がソケット72、72に設けられ湯水混
合水栓70の前面に露呈した止水栓のスピンドル74、
74のみである場合の水栓用カバー50である。透孔5
2、52は水栓用カバー50の下方寄り略両側にそれぞ
れ設けられている。透孔52はソケット72、72の取
付ピッチの変化により各スピンドル(操作部)74の位
置が変化する場合にも対応して操作できるようにするた
め略長円形状に設けられている。
【0029】なお、寒冷地仕様等でなく、止水栓のみを
操作する必要性がある場合などにおいては必要な操作部
についてのみ透孔を設けることで足りる。また、ソケッ
トに操作部を備えるもののみならず水栓本体に操作部を
備えた水栓にあっては水栓本体の操作部を露呈する透孔
を設ければよい。なお、透孔は、操作部の総てについて
設ける必要はなく、例えばストレーナなどの操作頻度の
低い操作部については、透孔を省略してカバー全体の美
観を向上させてもよい。
【0030】
【発明の効果】上記のように、請求項1の水栓用カバー
では、水栓に取り付けた後に水栓用カバー自体を取り外
すことなく氷結防止のための止水栓などの操作部を操作
することができる。
【0031】また、請求項2の水栓用カバーでは請求項
1の水栓用カバーの効果のほか、水栓用カバー自体を取
り外すことなくソケットの調整位置に対応して操作部を
操作することができ、ソケットによる取付ピッチの変化
に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る水栓用カバーを説明
するための背面側の斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る水栓用カバーを説明
するための正面側の斜視図である。
【図3】水栓用カバーを構成する上側カバー部を説明す
るための底面図である。
【図4】水栓用カバーを構成する上側カバー部を説明す
るための、図3のA−A線の縦断面図である。
【図5】水栓用カバーを構成する下側カバー部を説明す
るための正面側の斜視図である。
【図6】水栓用カバーを構成する前面カバー部を説明す
るための正面図である。
【図7】水栓用カバーを構成する前面カバー部を説明す
るための平面図である。
【図8】水栓用カバーを構成する前面カバー部を説明す
るための右側面図である。
【図9】水栓用カバーを構成する固定用カバー部を説明
するための背面図である。
【図10】水栓用カバーを構成する固定用カバー部を説
明するための要部拡大断面図である。
【図11】嵌合片と嵌合突起を説明するための要部拡大
断面図である。
【図12】第2の実施の形態に係る水栓用カバーを説明
するための正面側の斜視図である。
【符号の説明】
1;水栓用カバー、2;湯水混合水栓、3、4;ソケッ
ト、5;スピンドル(操作部)、6;キャップ、7;水
抜き栓、8;水抜き栓、10;上側カバー部、11;透
孔、12;水栓本体収納部、13;係合片、14;弾性
抱持片、15;嵌合突起、16;切り欠き、17;凹
部、18;透孔、19;ソケット収納部、20;下側カ
バー部、21;基体部、22;ガイド部、23;左側
部、24;弾性抱持片、25;右側部、26;嵌合突
起、27;係合部、28;切り欠き、29;係止孔、3
0;前面カバー部、31;本体部、32;係止片、3
3;係止用突起、34;突条、35;係合片、36;透
孔、37;透孔、40;固定用カバー部、41;挿通
部、42;鍔部、43;嵌合片、44;凸部、50;水
栓用カバー、52;透孔、70;湯水混合水栓、72;
ソケット、74;スピンドル(操作部)、m;切り欠
き、S;吐水管、T;切換ハンドル、U;壁面。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯水混合水栓等の水栓に取り付けられる
    水栓用カバーであって、止水栓やストレーナ等の操作部
    を露呈する透孔を設けたことを特徴とする水栓用カバ
    ー。
  2. 【請求項2】 止水栓やストレーナ等の操作部を有しク
    ランク状に屈曲する2つのソケットを介して給水湯管に
    それぞれ接続される湯水混合水栓等の水栓に取り付けら
    れる水栓用カバーであって、各操作部の位置に対応して
    操作部を露呈する長孔形状の透孔を設けたことを特徴と
    する水栓用カバー。
JP9028497A 1997-01-27 1997-01-27 水栓用カバー Pending JPH10213287A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009168120A (ja) * 2008-01-15 2009-07-30 Nitta Moore Co 管継手の加熱・保温カバー
JP2013181300A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Lixil Corp クランク脚付きのカバー付き水栓及びその施工方法
JP2013181302A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Lixil Corp クランク脚付きのカバー付き水栓
JP2013181301A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Lixil Corp カバー付き水栓

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