JP2009030782A - 止水栓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ストレーナのメンテナンスや交換を極めて容易に行うことのできる止水栓装置を提供する。
【解決手段】止水栓装置10は、通水路21を内蔵する止水栓装置本体20と、止水栓装置本体20内に回転可能に装着され、その回転に伴って軸心方向に進退して通水路21を開閉する開閉弁スピンドル22と、を有する止水ユニット23と、止水ユニット23に着脱可能に装着された操作ユニット27と、を備えている。操作ユニット27は、開閉弁スピンドル22と係脱可能な操作軸スピンドル24と、ストレーナ25を保持する保持部材26と、操作軸スピンドル24を介して開閉弁スピンドル22を回転させるため操作軸スピンドル24の上端に設けられたハンドル部13と、を備えている。保持部材26の外周には、工具を係合させるための六角柱状の係合部26dが形成されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、建築物内の給水設備として室内の床面や壁面などに配管された給水管に取り付けられるストレーナ付きの止水栓装置に関する。
従来の「止水栓」として、止水弁に連結されたスピンドル軸の上端の溝を、スクリュードライバ等の工具で操作することによってスピンドル軸を回転させ、止水弁の開閉操作を行うものが知られている。しかし、この「止水栓」は、止水操作を行う度にスクリュードライバ等でスピンドル軸を回転操作しなければならず、操作性に欠けていた。
そこで、スピンドル軸に連結されたハンドル部を手動で回転させることによって開閉操作を行うことのできる「止水栓」がある(例えば、特許文献1参照。)。この「止水栓」は、ハンドル部を回転操作して止水状態にした後、スピンドル軸の外周に配置されたストレーナのみを取り出し可能な構成となっている。
特開2002―181209号公報
しかしながら、特許文献1記載のハンドル付き「止水栓」は、ハンドル部の操作性を高めるため、ハンドル部の外径がスピンドルの外径より大きくなっている。このため、ストレーナの交換が必要となったとき、まずハンドル部を回転操作して止水した後、ハンドル部をスピンドルから取り外し、さらに蓋部材をハウジングから取り外さなければストレーナを取り出すことができない。また、「止水栓」を再度組み立てるときは、前述と逆の手順をとらなければならない。このため、スクリュードライバ等の工具で止水操作を行う「止水栓」においては不要である、スピンドル軸からハンドル部を脱着するという作業を、ストレーナ交換やメンテナンス等の度に行わなければならず、これらの脱着作業に多大な手間と時間を要している。
本発明が解決しようとする課題は、ストレーナのメンテナンスや交換を極めて容易に行うことのできる止水栓装置を提供することにある。
本発明の止水栓装置は、
通水路を内蔵する止水栓装置本体と、前記止水栓装置本体内に回転可能に装着され、その回転に伴って軸心方向に進退して前記通水路を開閉する開閉弁スピンドルと、を有する止水ユニットと、
前記開閉弁スピンドルと係脱可能に係合される操作軸スピンドル及び前記通水路を流動する水をろ過するストレーナを保持する保持部材と、前記開閉弁スピンドルを回転させるため前記操作軸スピンドルの他端に設けられたハンドル部と、を有する操作ユニットと、
を備え、
前記操作ユニットを前記止水ユニットに着脱可能に装着したことを特徴とする。
このような構成とすれば、開閉弁スピンドルを回転させるハンドル部を設けたことにより、工具なしで止水弁を開閉することができる。また、ハンドル部の回転操作で通水路を閉止して止水を行った後、操作ユニットを止水ユニットから取り外すことができるため、メンテナンスなどを行う場合、ハンドル部を取り外すという煩雑な工程が不要となり、止水栓装置本体から容易にストレーナを取り外すことができる。
ここで、前記操作軸スピンドルを前記開閉弁スピンドルに向かって付勢する付勢手段を設けることが望ましい。このような構成とすれば、付勢手段により、操作軸スピンドルを常に開閉弁スピンドルに押圧した状態に保つことができるため、止水栓装置を上下左右いずれの方向に設置しても、操作軸スピンドルと開閉弁スピンドルとの間の係合が緩んだり、外れたりすることがない。従って、止水栓装置の設置姿勢の自由度が拡がり、汎用性が高まる。
この場合、前記付勢手段として、バネや磁石を設ければ、操作軸スピンドルと開閉弁スピンドルとを強く係合することができる。
さらに、前記操作ユニットを前記止水ユニットに着脱する際に使用する工具を係合させるための係合部を前記保持部材に設けることが望ましい。このような構成とすれば、保持部材に設けられた係合部に工具を係合させて所定の操作をするだけで、操作ユニットを止水ユニットから取り外すことができるため、メンテナンス性が向上する。
本発明の止水栓装置においては、開閉弁スピンドルを回転させるハンドル部を設けたことにより、工具なしで止水弁を開閉することができるとともに、ハンドル部の回転操作で通水路を閉止して止水を行った後、操作ユニットを止水ユニットから取り外すことができる。このため、ストレーナのメンテナンスや交換などを行う場合、ハンドル部を取り外すといった工程などが不要となり、止水栓装置本体から容易にストレーナを取り外すことができる。これにより、ストレーナのメンテナンスや交換を極めて容易に行うことのできる止水栓装置を提供することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の第1実施形態である止水栓装置の設置状態を示す一部省略斜視図、図2は図1に示す止水栓装置付近の拡大斜視図、図3は図2に示す止水栓装置の正面図、図4は図2のA−A線における断面図、図5は図3のB−B線における断面図、図6は図4の一部拡大図、図7は図5の一部拡大図、図8は図4に示す止水栓装置を閉止状態にしたときの断面図である。
図1および図2に示すように、止水栓装置10は、例えば、建築物内の給水設備として室内の床面Fに配管された給水管11に取り付けて使用することができる。本実施形態においては、止水栓装置10の流入口17が給水管11に接続された状態で床面Fに固定され、その流出口18に分岐管14の入水口14aが連結具19を介して着脱可能に接続されている。そして、分岐管14の下流側に設けられた二つの出水口14b,14cに、水洗トイレ12側の通水管15,16が接続されている。
通水管15は水洗トイレ12の便器洗浄水の導水経路であり、通水管16は局部洗浄水の導水経路である。通常、止水栓装置10は開弁状態に設定されているので、水洗トイレ12において所定の動作指令があると、給水管11から送られる水が、止水栓装置10を通過し、分岐管14および通水管15,16を経由して水洗トイレ12に供給される。
図3〜図5に示すように、止水栓装置10は、通水路21を内蔵する止水栓装置本体20と、通水路21を開閉する開閉弁スピンドル22と、を有する止水ユニット23と、この止水ユニット23に着脱可能に装着された操作ユニット27と、を備えている。操作ユニット27は、開閉弁スピンドル22と係脱可能に係合される操作軸スピンドル24と、通水路21を流動する水をろ過するストレーナ25を保持する保持部材26と、操作軸スピンドル24を介して開閉弁スピンドル22を回転させるため操作軸スピンドル24の上端に設けられたハンドル部13と、を備えている。保持部材26の外周には、工具を係合させるための六角柱状の係合部26dが形成されている。
図6,図7に示すように、止水ユニット23を構成する開閉弁スピンドル22の上部は保持部材26の軸心方向に穿孔された貫通孔26a内に装入され、その上端面には直径方向の凹溝22aが設けられている。開閉弁スピンドル22の中央付近にはフランジ状の弁体部22bが設けられ、弁体部22bの外周に設けられた周溝22dにゴムパッキン22cが嵌め込まれている。弁体部22bの下方には、下面が開口した円筒状の通水部22fが設けられ、その軸心を挟んだ対向位置に一対の通水孔22eが開設され、通水部22fの外周には雄ねじ部22gが形成されている。
この雄ねじ部22gを、通水路21内周面の雌ねじ部20aに螺合させた状態で、開閉弁スピンドル22が止水栓装置本体20内に回転可能に装着されている。後述するハンドル部13の回転操作により開閉弁スピンドル22を回転させると、雄ねじ部22gと雌ねじ部20aとの螺合機構により、開閉弁スピンドル22が軸心方向に昇降する。これに伴って弁体部22b及びゴムパッキン22cが通水路21内に設けられた弁座20bに当接、離隔することにより、通水路21の閉止、開放が行われる。
ストレーナ25は周壁に多数の貫通孔が開設された円筒状の部材であり、通水路21内において弁体部22b及びゴムパッキン22cを同軸上で囲繞する姿勢で弁座20b上に載置されている。ストレーナ25の上端部は、保持部材26の下端部に形成されたスカート状の把持部26bの内側に着脱可能に嵌め込まれている。把持部26bの外周に形成された雄ねじ部26cを、通水路21の上端開口部の内周に形成された雌ねじ部20cに螺合させることにより、保持部材26が止水栓装置本体20に装着されている。
図6,図7に示すように、保持部材26の貫通孔26aの上方から挿入された操作軸スピンドル24は、貫通孔26aの上端部に螺着された環状の蓋部材28によって回転可能に保持されている。操作軸スピンドル24の下端面には直径方向の突条24aが設けられ、中央より下方部分にフランジ24bが設けられ、上端部にはキャップ状のハンドル部13が装着され、ハンドル部13の上面部を貫通して操作軸スピンドル24の軸心方向に螺着された雄ねじ29によって固定されている。
フランジ24bは貫通孔26aの上方に設けられた拡径部26fに軸心方向に移動可能に配置され、蓋部材28とフランジ24bとの間の操作軸スピンドル24外周にばね30が取り付けられている。フランジ24bが拡径部26f内で昇降可能な範囲内において操作軸スピンドル24が保持部材26に対し軸心方向に移動可能である。ばね30は、フランジ24bを蓋部材28から遠ざける方向に付勢しているため、操作軸スピンドル24全体は、貫通孔26aの下端に向かう方向に付勢されている。
図7に示すように、操作ユニット27を止水ユニット23に装着したとき、操作軸スピンドル24下端面の突条24aが、開閉弁スピンドル22上端面の凹溝22aに嵌入係合された状態に保たれる。従って、後述する開閉操作により開閉弁スピンドル22が軸心方向に移動したときも、ばね30の付勢力により、操作軸スピンドル24の突条24aと開閉弁スピンドル22の凹溝22aとの係合が維持される。
前述したように、止水栓装置10の開閉操作はハンドル部13を左右に回転させることによって行うが、通常、止水栓装置10は、図4〜図7に示すように、弁体部22b及びゴムパッキン22cが通水路21内の弁座20bから離れ、通水路21が開放された状態にある。止水栓装置10を閉止する必要が生じた場合、止水栓装置10の真上から見て、ハンドル部13を右回転させると、操作軸スピンドル24及びこれと係合する開閉弁スピンドル22が同方向に回転する。これに伴い、開閉弁スピンドル22下端の雄ねじ部22gと通水路21内の雌ねじ部20aとの螺合機構により、開閉弁スピンドル22が軸心方向に下降していき、図8に示すように、弁体部22b及びゴムパッキン22cが通水路21内の弁座20bに密着することにより通水路21が閉止される。また、ハンドル部13を左回転させると、前述と逆の過程を辿り、弁体部22b及びゴムパッキン22cが通水路21内の弁座20bから離れ、通水路21が開放される。
操作ハンドル部13の開閉操作に伴い、開閉弁スピンドル22は軸心方向に昇降するが、ばね30が操作軸スピンドル24を開閉弁スピンドル22に向かって押圧するように付勢しているため、操作軸スピンドル24の突条24aと開閉弁スピンドル22の凹溝22aとは、常に係合した状態に保たれる。
次に、図8及び図9〜図11に基づいて止水栓装置10の分解手順について説明する。図9は図3に示す止水栓装置の分解図、図10は図9に示す止水栓装置の垂直断面図、図11は図9のC−C線における断面図である。
メンテナンスなどのために止水栓装置10を分解する必要が生じた場合、まず、ハンドル部13を手で回転操作して、図8に示す閉止状態にする。そして、保持部材26外周の係合部26dにスパナなどの工具を係合させて回転させると、操作軸スピンドル24が開閉弁スピンドル22に係合した状態で保持部材26が回転し、雄ねじ部26cとその外周の雌ねじ部20cとの螺合機構により、操作ユニット27が止水栓装置本体20から徐々に上昇していく。
上昇し始めの段階においては、ばね30の付勢力により操作スピンドル24が開閉弁スピンドル22に係合しているが、ばね30が伸びきるまで保持部材26が上昇すると、操作軸スピンドル24の突条24aが開閉弁スピンドル22の凹溝22aから離脱する。この後、操作ユニット27を持上げると、図9,図10に示すように、ストレーナ25が係止された状態の操作ユニット27が止水ユニット23から外れる。操作ユニット27に係止されたストレーナ25を下方に引くと、保持部材26下端の把持部26bから外れるので、ストレーナ25の交換やメンテナンスを容易に行うことができる。
一方、メンテナンスが終わったストレーナ25あるいは新たなストレーナ25を保持部材26下端の把持部26bに装着し、保持部材26の雄ねじ部26cを止水栓装置本体20の雌ねじ部20cに螺合させ、前述と逆の手順をとれば、止水栓装置10を元の状態に組み立てることができる。組み立て完了後、ハンドル部13を開弁操作すれば、止水栓装置10は通水可能な状態に戻る。
止水栓装置10は開閉弁スピンドル22を回転させるハンドル部13を備えているため、工具なしで開閉操作することができる。このため、緊急に止水しなければならない事態が発生したときも迅速に対応することができる。また、ハンドル部13の回転操作で通水路21を閉止して止水を行った後、保持部材26を緩めれば操作ユニット27を止水ユニット23から取り外すことができるため、メンテナンスなどを行う場合、止水栓装置本体20から容易にストレーナ25を取り外すことができる。
ばね30の付勢力により、操作軸スピンドル24を開閉弁スピンドル22に押圧しているため、保持部材26を緩めない限り、操作軸スピンドル24と開閉弁スピンドル22とは常に係合状態に保たれる。このため、止水栓装置10を上下左右いずれの方向に設置しても、操作軸スピンドル24と開閉弁スピンドル22との係合が緩んだり、外れたりすることがない。従って、止水栓装置10の設置姿勢の自由度は広く、汎用性に優れている。
また、操作軸スピンドル24を開閉弁スピンドル22に押圧する付勢手段として、ばね30を設けているため、両者を強く係合することができる。なお、付勢手段は、ばね30に限定しないので、例えば、板ばね、ゴム、電磁石あるいは後述する磁石など、操作軸スピンドル24を開閉弁スピンドル22に押圧できる部材であればよい。
さらに、操作ユニット27を止水ユニット23に着脱する際に使用する工具を係合させるための係合部26dを保持部材26に設けているため、この係合部26dにスパナなどの工具を係合させて回転操作するだけで、操作ユニット27を止水ユニット23から取り外したり、取り付けたりすることができるため、メンテナンス性も良好である。
ここで、図12に基づいて、操作軸スピンドル24を開閉弁スピンドル22に向かって付勢する付勢手段に関するその他の実施の形態について説明する。図12は付勢手段に磁石を用いた状態を示す垂直断面図である。なお、図12において、図1〜図11と同符号を付している部分は止水栓装置10の構成部分と同じ構造、機能を有する部分であり、説明を省略する。
図12に示す止水栓装置においては、開閉弁スピンドル22の上端部付近に設けられた凹部36に磁石35が埋め込まれ、操作軸スピンドル24は、磁石35に吸着される素材の一つであるステンレス鋼で形成されている。従って、磁石35の作用により、操作軸スピンドル24は常に開閉弁スピンドル22に引き付けられた状態に保たれる結果、操作軸スピンドル24と開閉弁スピンドル22とは強く係合されるため、緩んだり、外れたりすることはない。
また、図12に示す形態とは逆に、操作軸スピンドル24の下端部付近に磁石35を埋め込み、開閉弁スピンドル22をステンレス鋼で形成することもできる。さらに、操作軸スピンドル24及び開閉弁スピンドル22の両方に磁石を埋め込んで、互いに係合させてもよい。なお、操作軸スピンドル24や開閉弁スピンドル22の素材はステンレス鋼に限定しないので、磁石に吸着される他の素材で形成することもできる。
次に、図13〜図15に基づいて、本発明の第2,第3実施形態について説明する。図13は本発明の第2実施形態である止水栓装置を示す正面図、図14は本発明の第3実施形態である止水栓装置を示す正面図、図15は図14に示す止水栓装置の垂直断面図である。なお、図13〜図15において、図1〜図11と同符号を付している部分は止水栓装置10の構成部分と同じ構造、機能を有する部分であり、説明を省略する。
図13に示す止水栓装置50は、建築物の室内の壁面Wに配管されたL字状の給水管11aに接続され、ハンドル部13が下向きの倒立姿勢で取り付けられている。また、止水栓装置本体20及び分岐管14を覆うカバー51,52が設けられている。図7,図8で示したように、ばね30の付勢力により操作軸スピンドル24は開閉弁スピンドル22に押圧されている。このため、止水栓装置本体20より下方にあるハンドル部13及び操作軸スピンドル24の自重により操作軸スピンドル24が床面F方向に移動して操作軸スピンドル24と開閉弁スピンドル22との係合が外れることはない。
図14,図15に示す止水栓装置70は、床面F上に配管されたエルボ71を介して給水管(図示せず)に接続されている。エルボ71に設けられた台座部71aを貫通して床面Fに螺着された複数のねじ72により、エルボ71とともに止水栓装置70が床面Fに固定されている。エルボ71を用いることにより、床面Fや壁面に給水管が配管されていない場所にも止水栓装置70を取り付けることができる。
本発明の止水栓装置は、建築物内の給水設備として室内の床面や壁面などに配管された給水管の止水手段として、広く利用することができる。
本発明の第1実施形態である止水栓装置の設置状態を示す一部省略斜視図である。 図1に示す止水栓装置付近の拡大斜視図である。 図2に示す止水栓装置の正面図である。 図2のA−A線における断面図である。 図3のB−B線における断面図である。 図4の一部拡大図である。 図5の一部拡大図である。 図4に示す止水栓装置を閉止状態にしたときの断面図である。 図3に示す止水栓装置の分解図である。 図9に示す止水栓装置の垂直断面図である。 図9のC−C線における断面図である。 付勢手段に磁石を用いた状態を示す垂直断面図である。 本発明の第2実施形態である止水栓装置を示す正面図である。 本発明の第3実施形態である止水栓装置を示す正面図である。 図14に示す止水栓装置の垂直断面図である。
符号の説明
10,50,70 止水栓装置
11 給水管
12 水洗トイレ
13 ハンドル部
14 分岐管
14a 入水口
14b,14c 出水口
15,16 通水管
17 流入口
18 流出口
19 連結具
20 止水栓装置本体
20a,20c 雌ねじ部
20b 弁座
21 通水路
22 開閉弁スピンドル
22a 凹溝
22b 弁体部
22d 周溝
22c ゴムパッキン
22e 通水孔
22f 通水部
22g 雄ねじ部
23 止水ユニット
24 操作軸スピンドル
24a 突条
24b フランジ
25 ストレーナ
26 保持部材
26a 貫通孔
26b 把持部
26c 雄ねじ部
26d 係合部
26f 拡径部
27 操作ユニット
28 蓋部材
29 雄ねじ
30 ばね
35 磁石
36 凹部
51,52 カバー
71 エルボ
71a 台座部
72 ネジ
F 床面
W 壁面

Claims (5)

  1. 通水路を内蔵する止水栓装置本体と、前記止水栓装置本体内に回転可能に装着され、その回転に伴って軸心方向に進退して前記通水路を開閉する開閉弁スピンドルと、を有する止水ユニットと、
    前記開閉弁スピンドルと係脱可能に係合される操作軸スピンドル及び前記通水路を流動する水をろ過するストレーナを保持する保持部材と、前記開閉弁スピンドルを回転させるため前記操作軸スピンドルの他端に設けられたハンドル部と、を有する操作ユニットと、
    を備え、
    前記操作ユニットを前記止水ユニットに着脱可能に装着したことを特徴とする止水栓装置。
  2. 前記操作軸スピンドルを前記開閉弁スピンドルに向かって付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の止水栓装置。
  3. 前記付勢手段がバネであることを特徴とする請求項2記載の止水栓装置。
  4. 前記付勢手段が磁石であることを特徴とする請求項2記載の止水栓装置。
  5. 前記操作ユニットを前記止水ユニットに着脱する際に使用する工具を係合させるための係合部を前記保持部材に設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の止水栓装置。
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