JP6021194B2 - 2次側戻り水対策用逆止弁 - Google Patents

2次側戻り水対策用逆止弁 Download PDF

Info

Publication number
JP6021194B2
JP6021194B2 JP2014096856A JP2014096856A JP6021194B2 JP 6021194 B2 JP6021194 B2 JP 6021194B2 JP 2014096856 A JP2014096856 A JP 2014096856A JP 2014096856 A JP2014096856 A JP 2014096856A JP 6021194 B2 JP6021194 B2 JP 6021194B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve body
water
check valve
secondary side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014096856A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015215003A (ja
Inventor
哲志 金村
哲志 金村
州鏡 石田
州鏡 石田
Original Assignee
株式会社光明製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社光明製作所 filed Critical 株式会社光明製作所
Priority to JP2014096856A priority Critical patent/JP6021194B2/ja
Publication of JP2015215003A publication Critical patent/JP2015215003A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6021194B2 publication Critical patent/JP6021194B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Check Valves (AREA)

Description

本発明は、水道本管からの水道水を戸建住宅や集合住宅等の各家庭に導くための給水管路に設置された水道メータの2次側(出口側)に設置される逆止弁の改良に係り、特に、水道メータの交換時や逆止弁の部品(弁体パッキンを取り付けた逆止弁体)の交換時に、逆止弁の2次側の給水管路に残っている水を簡単に遮断できて戻り水を無くし、水道メータや逆止弁の部品の交換作業を簡素化できると共に、交換作業の負荷低減や作業コストの削減を図れるようにした2次側戻り水対策用逆止弁に関するものである。
一般に、水道本管からの水道水を戸建住宅や集合住宅等の各家庭に導くための給水管路には、水道水の使用量を記録するための水道メータが設置されている。この水道メータは、8年毎に交換することが義務付けられている。
前記水道メータの1次側(入口側)には、止水栓が設置されており、水道メータの交換時に、止水栓を閉鎖して1次側の水を遮断することによって、水道メータの交換を行えるようにしている。
また、水道メータの2次側(出口側)には、止水栓が設置されていないので、水道メータを交換する際に、2次側の給水管路に残っている水が逆流し、水道メータの交換作業に支障を来たすことがあった。
そこで、近年においては、水道メータの2次側に逆止弁を設置し、水道メータの交換時に戻り水を発生しないようにしている(例えば、特許文献1、特許文献2及び特許文献3参照)。
図4は水道メータ23の2次側に逆止弁20を設置した給水管路の一例を示すものであり、当該給水管路は、水道本管21から分岐させた給水管22と、給水管22の途中に設置した水道メータ23と、水道メータ23の上流側に設置した止水栓24と、水道メータ23の下流側に設置した逆止弁20等から成り、水道本管21内の水道水を給水管22、止水栓24、水道メータ23及び逆止弁20等を通して建物内の蛇口25に導くようになっている。
しかしながら、水道メータ23の2次側に設置した逆止弁20も、永久的に使用することができないので、逆止弁20の部品(弁体パッキンを取り付けた弁体)を交換したり、逆止弁20自体を交換したりしなければならない。
この場合、逆止弁20の一部を開放して部品を取り外した時点、或いは、逆止弁20自体を取り外した時点で、2次側の給水管22に残っている水が逆流して流れ出て来ることになる。
特に、集合住宅の場合は、狭いパイプシャフト内で交換作業をする必要があり、配管内部には残圧もあり、想像以上に水が流れ出て来ることになり、溢れ出た水の除去作業に手間取って作業に負荷がかかることになる。
また、戸建て住宅の場合は、敷地内にメータボックスが埋設されており、配管も3階建てまで直結給水されている場合、残圧・水量とも集合住宅の場合よりも多くなり、流れ出た水がメータボックス内に溜まり、その汚れた水が再度配管内に混入することもあった。
特許第4326551号公報 特開2006−125013号公報 特開2012−57323号公報
本発明は、このような問題点に鑑みて為されたものであり、その目的は、水道メータの交換時や逆止弁の部品(弁体パッキンを取り付けた逆止弁体)の交換時に、逆止弁の2次側の給水管に残っている水を簡単に遮断できて戻り水を無くし、水道メータや逆止弁の部品の交換作業を簡素化できると共に、交換作業の負荷低減や作業コストの削減を図れるようにした2次側戻り水対策用逆止弁を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1の発明は、上流側に位置する流入口、下流側に位置して流入口に連通する流出口、流入口と流出口との間に形成した上方が開放された弁室、流入口と弁室とを仕切る水平な隔壁、隔壁に形成されて流入口と弁室を連通する通水口をそれぞれ有する本体胴と、弁室内に昇降自在に配設され、隔壁の上面に形成した弁座にスプリングの弾性力又は自重により当座して通水口を閉塞すると共に、水道水の順方向の流れによって弁座から離座して通水口を開放する逆止弁体と、逆止弁体の周囲に配置されて本体胴の弁室内周面に昇降自在に螺着され、下端部が隔壁の上面で且つ弁座の周囲に形成した第2弁座に当離座して流出口と通水口とを連通状態又は非連通状態にする筒状の第2弁体と、第2弁体に着脱自在に螺着され、第2弁体と共に本体胴の弁室を気密状に閉塞するキャップとを備えており、前記第2弁体は、締め込み操作により下降して第2弁座に当座し、流出口と通水口とを非連通状態にして逆止弁体の2次側を止水する構成としたことに特徴がある。
本発明の請求項2の発明は、第2弁体の下端部外周面に下方へ行くに従って漸次縮径するテーパ状のシート面を形成し、また、第2弁座を上方へ行くに従って漸次拡径して第2弁体のシート面に面接触状態で当座する環状のテーパ面に形成し、第2弁体と第2弁座とをメタルタッチさせたことに特徴がある。
本発明の請求項3の発明は、第2弁体の上端部全体を本体胴から突出させて回転操作できるようにし、また、キャップにこれを回転操作するための複数の摘み片を設けたことに特徴がある。
本発明の請求項4の発明は、キャップにエアー抜き孔を形成し、当該エアー抜き孔にエアー抜きプラグを着脱自在に設けたことに特徴がある。
本発明の2次側戻り水対策用逆止弁は、隔壁に形成した弁座に当離座して通水口を開閉する逆止弁体の周囲に筒状の第2弁体を昇降自在に配設し、この第2弁体を締め込み操作により下降させて隔壁の弁座の周囲に形成した第2弁座に当座させることによって、逆止弁体の2次側を止水する構成としているため、水道メータの交換時や逆止弁の部品(逆止弁体)交換時には、第2弁体を締め込み操作するだけで、逆止弁体の2次側を簡単に止水することができ、交換時の作業が簡単な作業となり、水道メータや逆止弁の部品の交換作業を簡素化することができる。
また、本発明の2次側戻り水対策用逆止弁は、水道メータの交換時や逆止弁の部品の交換時に、逆止弁体の2次側を止水できるため、逆止弁の2次側の給水管に残っている戻り水が逆止弁から溢れ出すと云うことがなく、戻り水の除去作業等が不要となって交換作業の負荷を低減することができる。
更に、本発明の2次側戻り水対策用逆止弁は、水道メータの交換時や逆止弁の部品交換時に、逆止弁体の2次側を止水できるため、2次側の戻り水による汚染水の発生の心配がなくなる。
本発明の2次側戻り水対策用逆止弁は、第2弁体と第2弁座とをメタルタッチさせているため、第2弁体にパッキンを設ける必要もなく、部品点数を削減できてコスト低減を図れるうえ、第2弁体を交換する割合も少なくなり、作業負荷の低減や作業コストの削減を図れる。
また、本発明の2次側戻り水対策用逆止弁は、第2弁体の下端部外周面に下方へ行くに従って漸次縮径するテーパ状のシート面を形成し、また、第2弁座を上方へ行くに従って漸次拡径する環状のテーパ面に形成しているため、第2弁体のシート面が第2弁座に当座したときに、第2弁体のテーパ状のシート面と第2弁座のテーパ面による楔作用により第2弁体と第2弁座が緊密に且つ確実に密着し、第2弁体にパッキンを設けてなくてもシール性が大幅に向上することになる。
本発明の2次側戻り水対策用逆止弁は、第2弁体の上端部全体を本体胴から上方へ突出させて回転操作できるようにし、また、キャップにこれを回転操作するための複数の摘み片を設けているため、第2弁体の締め込み操作やキャップの取り外し操作等を行い易くなる。
本発明の2次側戻り水対策用逆止弁は、本体胴の弁室を気密状に閉塞するキャップにエアー抜き孔を形成し、このエアー抜き孔をエアー抜きプラグにより閉塞しているため、エアー抜きプラグを外し、エアー抜き孔から水が出て来ないかを確認することによって、2次側の戻り水が第2弁体で確実に止水されているかどうかを確認することができるので、2次側の戻り水が溢れ出すのを確実に防止することができる。
本発明の実施の形態に係る2次側戻り水対策用逆止弁の縦断面図である。 メータユニットの水道メータの2次側に2次側戻り水対策用逆止弁を設置した状態を示す説明図である。 2次側戻り水対策用逆止弁の逆止弁体を交換する際の説明図である。 水道メータの2次側に逆止弁を設置した給水管路の一例を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る2次側戻り水対策用逆止弁を示し、当該2次側戻り水対策用逆止弁は、水道本管からの水道水を戸建住宅や集合住宅等の各家庭に導くための給水管路に設置された水道メータ11の2次側(出口側)に設置されており、水道メータ11の交換時や逆止弁の部品(弁体パッキン8を取り付けた逆止弁体2)の交換時に、2次側戻り水対策用逆止弁の2次側の給水管に残っている水を簡単に遮断できて戻り水を無くせるようにしたものである。
即ち、前記2次側戻り水対策用逆止弁は、図1に示す如く、流入口1a、流出口1b、弁室1c、隔壁1d、通水口1e、弁座1f及び第2弁座1gを形成した本体胴1と、弁室1c内に昇降自在に配設され、弁座1fに当離座して通水口1eを開閉する逆止弁体2と、逆止弁体2の周囲に配置されて本体胴1に昇降調整自在に設けられ、下端部が隔壁1dの上面に形成した第2弁座1gに当離座して流出口1bと通水口1eとを連通状態又は非連通状態にする筒状の第2弁体3と、第2弁体3に着脱自在に設けられ、第2弁体3と共に本体胴1の弁室1cを気密状に閉塞するキャップ4と、本体胴1に着脱自在に設けられ、第2弁体3を本体胴1から抜け止めする弁体押え5と、逆止弁体2とキャップ4との間に介設され、逆止弁体2を弁座1fへ当座させるスプリング6とから構成されている。
具体的には、前記本体胴1は、金属材により形成されており、上流側(水道メータ11側)に位置する横向きの流入口1aと、下流側に位置して流入口1aに連通する横向きの流出口1bと、流入口1aと流出口1bとの間に形成した上方が開放された弁室1cと、流入口1aと弁室1cとを仕切る水平な隔壁1dと、隔壁1dに形成された通水口1eと、通水口1eの内周縁部で隔壁1dの上面に形成した弁座1fと、弁座1fの周囲で隔壁1dの上面に形成した環状の第2弁座1gとを有し、流入口1aに流入した水道水が通水口1e及び弁室1cを経て流出口1bに流れるようになっている。
また、本体胴1の弁室1cの開口側内周面には、第2弁体3及び弁体押え5の外周面にそれぞれ形成した雄ネジ3c,5bに螺合する雌ネジ1hが形成されている。
更に、本体胴1の隔壁1dに形成した第2弁座1gは、上方へ行くに従って漸次拡径する環状のテーパ面に形成されており、後述する筒状の第2弁体3の下端部外周面に形成したテーパ状のシート面3aに面接触状態で当接するようになっている。
尚、本体胴1の弁室1cの開口は、弁室1cの開口側内周面に着脱自在に螺着した第2弁体3及び弁体押え5と、第2弁体3の内周面に着脱自在に螺着したキャップ4とにより気密状に閉塞されている。
また、本体胴1の流入口1a側の外周面には、配管接続用の袋ナット7が嵌合されている。
前記逆止弁体2は、有底筒状に形成されており、キャップ4の内周面に案内されて弁室1c内に昇降自在に配設されている。この逆止弁体2の下面には、弁座1fに当離座する合成ゴム製又はプラスチック製の弁体パッキン8が取り付けられている。
また、逆止弁体2は、逆止弁体2の背面側(上面側)とキャップ4との間に介設したスプリング6の弾性力により弁座1fに当座し、通水口1eを閉鎖するようになっている。
尚、この実施の形態においては、逆止弁体2をスプリング6の弾性力により弁座1fへ当座させるようにしているが、他の実施の形態においては、図示していないが、スプリング6を省略し、逆止弁体2自体が自重により弁座1fへ当座するようにしても良い。
前記第2弁体3は、逆止弁体2の周囲に配置されて本体胴1の弁室1cの内周面に昇降自在に螺着されており、水道メータ11の交換時や逆止弁体2の交換時に、逆止弁体2を囲繞して逆止弁体2の2次側を止水できるようにしたものである。
即ち、第2弁体3は、金属材により筒状に形成されており、第2弁体3の下端部外周面には、下方へ行くに従って漸次縮径して第2弁座1gのテーパ面に面接触状態で当座するテーパ状のシート面3aが形成されている。この第2弁体3と本体胴1の第2弁座1gとは、メタルタッチとなっている。
また、第2弁体3の中間部外周面には、フランジ部3bが形成されており、このフランジ部3bの外周面には、本体胴1の弁室1cの開口側内周面に形成した雌ネジ1hに螺合する雄ネジ部3cが形成されている。
そして、第2弁体3は、フランジ部3bに形成した雄ネジ3cを本体胴1に形成した雌ネジ1hに螺合することによって、本体胴1の弁室1cの開口側内周面に昇降自在に螺着されており、本体胴1から突出する第2弁体3の上端部を締め込む方向へ回転操作して第2弁体3を下降させ、第2弁体3のテーパ状のシート面3aを第2弁座1gに当座させることによって、逆止弁体2を囲繞して逆止弁体2の二次側を止水できるようになっている。
この第2弁体3は、通常、シート面3aが第2弁座1gから上方へ大きく離座する全開位置(図1に示す位置)にあり、逆止弁体2等の交換時には、シート面3aが第2弁座1gに当座する全閉位置(図3に示す位置)になる。
尚、第2弁体3と本体胴1とは、本体胴1の弁室1c内周面に嵌めたOリング9によりシールされた状態となっている。
前記キャップ4は、上端が閉塞された筒状に形成されており、キャップ4の上端部外周面には、第2弁体3の上端部内周面に形成した雌ネジ3dに螺合する雄ネジ4aが形成されている。
また、キャップ4には、弁室1c内の空気を外部へ排出するためのエアー抜き孔4bが形成されており、このエアー抜き孔4bは、エアー抜きプラグ10により閉塞されている。
更に、キャップ4の上面には、キャップ4を回転操作するための複数の摘み片4cが設けられている。
尚、キャップ4と第2弁体3とは、キャップ4の外周面に嵌めたOリング9によりシールされた状態となっている。
前記弁体押え5は、筒状に形成されており、中間部外周面には、本体胴1の弁室1cの開口端面に当接するフランジ部5aが形成され、また、下端部外周面には、本体胴1の雌ネジ1hに螺合する雄ネジ5bが形成されている。
また、弁体押え5は、本体胴1の弁室1cの開口側内周面に螺着されてフランジ部5aの下端面が本体胴1の上端面に当接しており、第2弁体3を抜け止めしている。
尚、弁体押え5と第2弁体3とは、第2弁体3の外周面に嵌めたOリング9によりシールされた状態となっている。
図2はメータユニットの水道メータ11の2次側に上述した2次側戻り水対策用逆止弁を設置した状態を示し、前記メータユニットは、ベース12の一端部にスライド機構を備えた1次側継手13を、また、ベース12の他端部に一次側継手13に対向する2次側継手14を設けたものであり、1次側継手13を軸方向にスライドさせることで、2次側継手14との距離が調整され、水道メータ11の着脱が可能となるようにしたものである。
尚、図2において、15はボール止水栓、16はエルボ管である。また、図2に示す2次側戻り水対策用逆止弁は、ベース12に取り付けられて水道メータ11の下流側端部に接続できるように本体胴1の形状を若干変えている。
次に、上述した2次側戻り水対策用逆止弁の作用について説明する。
前記2次側戻り水対策用逆止弁は、水道水が流入口1aから流出口1bへ流れるときには、通水口1eに達した水道水の水圧により逆止弁体2がスプリング6の弾性力に抗して押し上げられて通水口1eを開放し、流入口1aから流出口1bへの水道水の流れを許容し、また、水道水の流入が停止したり、水道水が逆流しようとするときには、逆止弁体2がスプリング6の弾性力により押し下げられて通水口1eを閉塞し、流出口1bから流入口1aへの水道水の逆流を防止するようになっている。
そして、水道メータ11や2次側戻り水対策用逆止弁の逆止弁体2を交換する場合には、先ず、ボール止水栓15を閉めて水道メータ11の1次側を止水する。
次に、本体胴1から突出する第2弁体3の上端部を締め込む方向へ回転操作する。そうすると、第2弁体3は、弁室1c内を下降し、下端部外周面に形成したシート面3aが本体胴1の第2弁座1gに当座して全閉位置となる。これにより、逆止弁体2の2次側が止水される(図3(A)参照)。
このとき、第2弁体3の下端部外周面に下方へ行くに従って漸次縮径するテーパ状のシート面3aに形成し、また、第2弁座1gを上方へ行くに従って漸次拡径するテーパ面に形成しているため、第2弁体3の下端部外周面が第2弁座1gに当座したときに、第2弁体3のテーパ状のシート面3aと第2弁座1gのテーパ面による楔作用により第2弁体3と第2弁座1gが緊密に且つ確実に密着し、第2弁体3にパッキンを設けてなくてもシール性が大幅に向上することになる。
また、第2弁体3は、その上端部全体が本体胴1から上方へ突出しているため、回転操作を行い易い。
そして、第2弁体3により逆止弁体2の2次側を止水したら、キャップ4を緩める方向へ回し、第2弁体3から取り外して弁室1cを開放する(図3(B)参照)。
本体胴1の弁室1cを開放したら、逆止弁体2とスプリング6を弁室1cから取り出し、逆止弁体2を新しいものと交換する(図3(C)参照)。
このとき、第2弁体3により逆止弁体2の2次側を止水しているため、キャップ4や逆止弁体2を取り外しても、2次側戻り水対策用逆止弁の2次側の給水管に残っている戻り水が本体胴1から溢れ出すと云うことがなく、戻り水の除去作業等が不要となって作業時間を大幅に短縮することができると共に、2次側の戻り水による汚染水の発生や建物内への浸入の心配がなくなる。
このように、2次側戻り水対策用逆止弁を用いれば、水道メータ11の交換時や逆止弁体2の交換時に、第2弁体3を締め込み操作するだけで、逆止弁体2の2次側を簡単に止水することができ、交換作業が簡単な作業となり、水道メータ11や2次側戻り水対策用逆止弁の部品の交換作業を簡素化することができる。
また、2次側戻り水対策用逆止弁の2次側の給水管に残っている戻り水が2次側戻り水対策用逆止弁から溢れ出すと云うことがなく、戻り水の除去作業等が不要となって交換作業の負荷を低減することができると共に、2次側の戻り水による汚染水の発生の心配がなくなる。
1は本体胴、1aは流入口、1bは流出口、1cは弁室、1dは隔壁、1eは通水口、1fは弁座、1gは第2弁座、1hは雌ネジ、2は逆止弁体、3は第2弁体、3aはシート面、3bはフランジ部、3cは雄ネジ、3dは雌ネジ、4はキャップ、4aは雄ネジ、4bはエアー抜き孔、4cは摘み片、5は弁体押え、5aはフランジ部、5bは雄ネジ、6はスプリング、7は袋ナット、8は弁体パッキン、9はOリング、10はエアー抜きプラグ、11は水道メータ、12はベース、13は1次側継手、14は2次側継手、15はボール止水栓、16はエルボ管。

Claims (4)

  1. 上流側に位置する流入口(1a)、下流側に位置して流入口(1a)に連通する流出口(1b)、流入口(1a)と流出口(1b)との間に形成した上方が開放された弁室(1c)、流入口(1a)と弁室(1c)とを仕切る水平な隔壁(1d)、隔壁(1d)に形成されて流入口(1a)と弁室(1c)を連通する通水口(1e)をそれぞれ有する本体胴(1)と、弁室(1c)内に昇降自在に配設され、隔壁(1d)の上面に形成した弁座(1f)にスプリング(6)の弾性力又は自重により当座して通水口(1e)を閉塞すると共に、水道水の順方向の流れによって弁座(1f)から離座して通水口(1e)を開放する逆止弁体(2)と、逆止弁体(2)の周囲に配置されて本体胴(1)の弁室(1c)内周面に昇降自在に螺着され、下端部が隔壁(1d)の上面で且つ弁座(1f)の周囲に形成した第2弁座(1g)に当離座して流出口(1b)と通水口(1e)とを連通状態又は非連通状態にする筒状の第2弁体(3)と、第2弁体(3)に着脱自在に螺着され、第2弁体(3)と共に本体胴(1)の弁室(1c)を気密状に閉塞するキャップ(4)とを備えており、前記第2弁体(3)は、締め込み操作により下降して第2弁座(1g)に当座し、流出口(1b)と通水口(1e)とを非連通状態にして逆止弁体(2)の2次側を止水する構成としたことを特徴とする2次側戻り水対策用逆止弁。
  2. 第2弁体(3)の下端部外周面に下方へ行くに従って漸次縮径するテーパ状のシート面(3a)を形成し、また、第2弁座(1g)を上方へ行くに従って漸次拡径して第2弁体(3)のシート面(3a)に面接触状態で当座する環状のテーパ面に形成し、第2弁体(3)と第2弁座(1g)とをメタルタッチさせたことを特徴とする請求項1に記載の2次側戻り水対策用逆止弁。
  3. 第2弁体(3)の上端部全体を本体胴(1)から突出させて回転操作できるようにし、また、キャップ(4)にこれを回転操作するための複数の摘み片(4c)を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の2次側戻り水対策用逆止弁。
  4. キャップ(4)にエアー抜き孔(4b)を形成し、当該エアー抜き孔(4b)にエアー抜きプラグ(10)を着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の2次側戻り水対策用逆止弁。
JP2014096856A 2014-05-08 2014-05-08 2次側戻り水対策用逆止弁 Active JP6021194B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014096856A JP6021194B2 (ja) 2014-05-08 2014-05-08 2次側戻り水対策用逆止弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014096856A JP6021194B2 (ja) 2014-05-08 2014-05-08 2次側戻り水対策用逆止弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015215003A JP2015215003A (ja) 2015-12-03
JP6021194B2 true JP6021194B2 (ja) 2016-11-09

Family

ID=54752077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014096856A Active JP6021194B2 (ja) 2014-05-08 2014-05-08 2次側戻り水対策用逆止弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6021194B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102589246B1 (ko) * 2021-12-27 2023-10-16 세웅소방기술 주식회사 프리액션 밸브

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000179713A (ja) * 1998-12-14 2000-06-27 Ebara Corp バルブ装置
JP2009058055A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Maezawa Kyuso Industries Co Ltd 逆止弁の設定方法と逆止弁ユニット
JP5641576B2 (ja) * 2011-08-17 2014-12-17 株式会社光明製作所 逆止チェック機能付止水栓
JP5674591B2 (ja) * 2011-08-17 2015-02-25 株式会社光明製作所 二次側止水機能付止水栓

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015215003A (ja) 2015-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10296019B2 (en) Pressure relief vavle
EP2407695A2 (en) Multi-functional concealed shower valve
GB0714427D0 (en) Fluid control arrangement
JP6021194B2 (ja) 2次側戻り水対策用逆止弁
JP2010242903A (ja) 圧力開放弁
JP5674591B2 (ja) 二次側止水機能付止水栓
JP2021039722A (ja) 減圧弁およびその並列配管構造
JP5672637B2 (ja) 水栓装置
JP5006702B2 (ja) 減圧弁
JP2013249687A (ja) 湯水混合水栓装置
JP5641576B2 (ja) 逆止チェック機能付止水栓
US9353883B2 (en) Excess pressure safety relief valve
KR101909388B1 (ko) 스프링클러설비용 과압방지 밸브체
JP5006701B2 (ja) 減圧弁
JP2009210100A (ja) ガス栓
CN104455582A (zh) 一种消防栓阀体
JP2020148251A (ja) 逃し弁一体減圧弁及び給湯機
JP2015060523A (ja) ポペット形減圧弁
KR101301528B1 (ko) 볼 밸브
AU2011101764A4 (en) Isolating stop cock valve
JP7117004B2 (ja) ガス検圧プラグ
KR102046155B1 (ko) 이중 안전 밸브 및 이를 구비한 가스 배관 시스템
JP4330519B2 (ja) 減圧弁
JP2007009506A (ja) 止水栓
JP2010116995A (ja) 逆止機能付きパイロット式背圧弁

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20151209

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160928

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160929

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160929

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6021194

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250