JP2021039722A - 減圧弁およびその並列配管構造 - Google Patents

減圧弁およびその並列配管構造 Download PDF

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【課題】パイロット式の減圧弁を2つ並列に配管した減圧弁の並列配管構造において、一方(常時運転用)の減圧弁が運転中に故障したときに、その主弁の開閉状態によらず、自動的に他方(非常用)の減圧弁の運転に切り替わるようにする。【解決手段】各減圧弁に、二次圧力が所定値を超えたときに導圧管3を閉止する閉止機構5と、主弁1が閉じているときは閉止機構5の作動を阻止する切替パイロット弁6とを設けることにより、常時運転用の減圧弁が主弁1の閉じた状態で故障した場合は、従来と同様に非常用の減圧弁の運転に切り替わり、常時運転用の減圧弁が主弁1の開いた状態で故障した場合には、二次圧力が上昇して常時運転用の減圧弁の導圧管3が閉止機構5で閉止される一方、非常用の減圧弁の閉止機構5は作動せず、常時運転用の減圧弁の主弁1が閉じた後、二次圧力の低下により非常用の減圧弁の運転に切り替わるようにした。【選択図】図3

Description

本発明は、上水、農業用水、工業用水等の送配水管路に用いられる減圧弁と、その減圧弁の並列配管構造に関する。
上水、農業用水、工業用水等の送配水管路においては、水を適正な圧力で使用場所へ供給することや有収率を向上させること等の目的で減圧弁を多く用いている。その減圧弁の形式の一つとして、主弁(弁本体)とパイロット弁とを備えたパイロット式のものがある(例えば、特許文献1参照。)。
上記のようなパイロット式減圧弁(以下、単に「減圧弁」とも称する。)の一例を図6に示す。この減圧弁は、主弁1と、パイロット弁2と、主弁1とパイロット弁2とを接続する導圧管3と、導圧管3の下流側部分の途中でその流量を調整するニードル弁4とからなる。
前記主弁1は、弁箱11と、弁箱11の内部を流入室11aと流出室11bとに分割する隔壁12と、隔壁12にあけられた円形孔の周縁部に設けられた弁座13と、弁座13に対して軸方向に摺動可能に配された環状の弁体14と、流出室11b内に配されたシリンダ15と、弁体14と一体に形成され、シリンダ15の内周面と摺動するピストン16と、弁体14とピストン16との仕切り部17にあけられた小孔に挿入される先端テーパ部を有するニードル18と、弁箱11およびシリンダ15の上端開口を塞ぐ蓋19とからなる。その弁体14は、弁座13と摺動する部分が櫛状に形成されており、軸方向に移動することにより、弁箱11の流入室11aから流出室11bへの流体の流量を調整するようになっている。
そして、弁体14とピストン16との仕切り部17の小孔からシリンダ15の内部空間(以下、「シリンダ室」と称する。)15aへ入った水(以下、「圧力水」と称する。)が後述するようにパイロット弁2を通って主弁1の流出室11bに流出すると、シリンダ室15aの圧力が主弁1の流入室11aより低くなり、その差圧で弁体14が上昇して流入室11aから流出室11bへ流れる水の流量が増加し(主弁1が開き)、圧力水の流出が止まると、主弁1の流入室11aの水が弁体14とピストン16との仕切り部17の小孔からシリンダ室15aへ流入することにより、弁体14が下降して流入室11aから流出室11bへの水の流量が減少する(主弁1が閉じる)ようになっている。
一方、パイロット弁2は、弁箱21と、弁箱21の内部の下部を一次側圧力室21aと二次側圧力室21bに分割する隔壁22と、隔壁22中央にあけられた孔に接離する弁体23と、弁箱21の内部空間の上部に収納され、弁体23を隔壁22の孔から離反する方向に付勢するスプリング24と、弁箱21のスプリング24収納空間と二次側圧力室21bとを仕切り、二次側圧力室21bの圧力を受けてスプリング24に対する抗力(以下、「スプリング抗力」と称する。)を生じるダイアフラム25とからなる。その一次側圧力室21aは導圧管3の上流側部分で主弁1のシリンダ室15aと接続され、二次側圧力室21bは導圧管3の下流側部分で主弁1の流出室11bと接続されている。
そして、主弁1の流出室11b側の圧力(二次圧力)が低下したときは、パイロット弁2の二次側圧力室21bの圧力も低下し、ダイアフラム25のスプリング抗力が小さくなることにより、弁体23がスプリング24によって押し下げられて一次側圧力室21aから二次側圧力室21bへ圧力水が流れ(パイロット弁2が開き)、二次圧力が上昇したときは、パイロット弁2の二次側圧力室21bの圧力も上昇し、ダイアフラム25のスプリング抗力が大きくなることにより、スプリング24が縮められるとともに弁体23が上昇して一次側圧力室21aから二次側圧力室21bへの圧力水の流れが止まる(パイロット弁2が閉じる)ようになっている。
したがって、この減圧弁では、二次圧力が低下すると、パイロット弁2が開いて、主弁1のシリンダ室15aからパイロット弁2への圧力水の流れが生じることにより主弁1が開き、二次圧力が上昇すると、パイロット弁2が閉じて、圧力水の流れが止まることにより主弁1が閉じることになる。すなわち、二次圧力の変化に応じてパイロット弁2が作動することにより主弁1が開閉動作を行い、二次圧力を一定に保持するようになっている。
特許第3542777号公報
上記のようなパイロット式減圧弁は、比較的複雑な構造のため、通常、長期的に安定した動作が得られるように、定期的に点検・補修が行われている。さらに、減圧弁設置場所の下流側に重要施設がある場合等では、減圧弁の不測の故障や事故に備えて、図7に示すように減圧弁を2つ並列に配管し、そのうちの一方を常時運転用、他方を非常用として交互に運転しておき、常時運転用の減圧弁が故障した場合には非常用の減圧弁に運転を切り替え、その間に故障した減圧弁の分解補修を行えるようにすることにより、冗長性を持たせている。
ここで、減圧弁の故障原因のほとんどは、パイロット弁内部の経年劣化と導圧管の詰りである。すなわち、主弁内部のパッキン類やコーティングが経年劣化していても、主弁の動作が多少不安定になる程度であるが、導圧管の詰まりが生じると、二次圧力の大きさによらずパイロット弁における圧力水の流れが止まり、主弁が全閉となって停止してしまうおそれがあるし、パイロット弁が経年劣化によって動作しなくなると、主弁の開閉動作も停止してしまう。
これに対して、前述のように減圧弁を並列配管とし、その2つの減圧弁を交互に運転する(非常用の減圧弁は開閉可能で閉じた状態としておく)場合、常時運転用の減圧弁の二次側設定圧(二次圧力の設定値)を非常用のものよりも若干高く設定しておけば、常時運転用の減圧弁が主弁の閉じた状態で故障して動かなくなったときには、二次圧力が低下して自動的に非常用の減圧弁の運転に切り替わるようにすることができる。しかしながら、常時運転用の減圧弁が主弁の開いた状態で故障したときには、その主弁を閉じる手段がないため、非常用の減圧弁への運転の切り替えが行われないだけでなく、二次圧力が大幅に上昇して下流側の施設にトラブルを生じさせるおそれがある。
そこで、本発明は、運転中に主弁が開いた状態で故障したときに自動的に全閉状態となるパイロット式の減圧弁を提供することを第1の課題とし、その減圧弁の並列配管構造において、一方の減圧弁が運転中に故障したときに、その主弁の開閉状態によらず、自動的に他方の減圧弁の運転に切り替わるようにすることを第2の課題とする。
本発明は、上記第1の課題を解決するために、主弁と、主弁に導圧管で接続されたパイロット弁とを備え、前記主弁は、弁箱と、前記弁箱の内部を流入室と流出室に分割する隔壁と、前記隔壁にあけられた孔の周縁部に設けられた環状の弁座と、前記弁座に対して軸方向に摺動可能に配され、前記流入室から流出室への流体の流量を調整する弁体と、前記流出室内に配されたシリンダと、前記弁体に連結され、前記シリンダの内周面と摺動するピストンとからなり、前記弁体およびピストンに流入室とシリンダの内部空間を連通させる小孔が設けられているものであり、前記パイロット弁は、前記導圧管の上流側部分により前記主弁のシリンダの内部空間と接続される一次側圧力室と、前記導圧管の下流側部分により前記主弁の流出室と接続される二次側圧力室とを備え、前記二次側圧力室の圧力が低下したときは開き、前記二次側圧力室の圧力が上昇したときは閉じるものであり、前記主弁の流出室側の圧力が低下すると、前記パイロット弁が開くことにより、前記主弁のピストンと一体に弁体が軸方向一方側へ移動して主弁が開き、前記主弁の流出室側の圧力が上昇すると、前記パイロット弁が閉じることにより、前記主弁のピストンと一体に弁体が軸方向他方側へ移動して主弁が閉じるようになっている減圧弁において、前記主弁の流出室側の圧力が所定値を超えたときに前記導圧管を閉止する閉止機構が設けられている構成を採用した。
上記の構成によれば、減圧弁の運転中に主弁が開いた状態で故障しても、主弁の流出室側の圧力(二次圧力)が所定値を超えると、導圧管が閉止機構によって閉止されるので、パイロット弁が閉じたときと同様に、パイロット弁における一次側圧力室から二次側圧力室への圧力水の流れが止まり、主弁の流入室からシリンダの内部空間へ流入する流体の圧力によって、主弁のピストンと一体に弁体が軸方向他方側へ移動し、主弁を自動的に全閉状態とすることができる。
ここで、前記閉止機構としては、前記導圧管の途中に配され、操作部を有する閉止弁と、前記閉止弁の操作部を操作するシリンダ装置とからなり、前記シリンダ装置は、閉止用シリンダと、前記閉止用シリンダの内部を前記主弁の流出室に接続される圧力室とばね収容室に分割し、閉止用シリンダの内周面と摺動する閉止用ピストンと、前記ばね収容室に収容され、前記閉止用ピストンを圧力室側に付勢するスプリングと、前記閉止用ピストンに連結され、前記ばね収容室を通って閉止用シリンダの一端から突出するピストンロッドとを備え、前記主弁の流出室側の圧力が所定値を超えると、前記閉止用ピストンが圧力室の圧力によりピストンロッドと一体にスプリングの弾力に抗して閉止用シリンダの一端側へ移動し、前記ピストンロッドが閉止弁の操作部を導圧管の閉方向に押圧するものである構成を採用することができる。
あるいは、前記閉止機構として、前記導圧管の途中に配される閉止弁と、前記主弁の流出室に接続され、前記閉止弁を操作するダイアフラム装置と、前記ダイアフラム装置から主弁の流出室への逆流を防止する逆止弁とからなり、前記ダイアフラム装置は、閉止用ケースと、前記閉止用ケースの内部を前記主弁の流出室に接続される圧力室とばね収容室に仕切るダイアフラムと、前記ダイアフラムに一端部を連結され、前記圧力室を通って閉止用ケースの一端から突出し、他端部を前記閉止弁の弁体に連結されるロッドと、前記ばね収容室に収容され、前記ダイアフラムおよびロッドを介して前記閉止弁の弁体を開方向に付勢するスプリングとを備え、前記主弁の流出室側の圧力が所定値を超えると、前記ダイアフラムが圧力室の圧力により前記スプリングの弾力に抗して閉止用ケースの他端側へ膨らみ、前記ダイアフラムの変形に伴って前記ロッドが閉止弁の弁体を閉方向に移動させるものである構成を採用することもできる。そして、この構成を採用する場合、前記ダイアフラム装置の圧力室と前記逆止弁との間に逃し弁を設けるようにすれば、減圧弁の修理完了後に、逃し弁を開いてダイアフラム装置の圧力室から圧力水を外部へ排出することにより、閉止機構を容易にリセットすることができる。
また、本発明は、上記第2の課題を解決するために、上述した構成の減圧弁を2つ並列に配管し、そのうちの一方の減圧弁を常時運転用、他方の減圧弁を非常用とし、その非常用の減圧弁の主弁を閉じた状態で運転する減圧弁の並列配管構造において、前記2つの減圧弁は、前記主弁が開いているときには前記閉止機構の作動を許容し、前記主弁が閉じているときは前記閉止機構の作動を阻止する手段が設けられている構成とした。
このようにすれば、常時運転用の減圧弁が主弁の閉じた状態で故障した場合は、各減圧弁の二次圧力の低下により従来と同様に自動的に非常用の減圧弁の運転に切り替わるし、常時運転用の減圧弁が主弁の開いた状態で故障した場合には、二次圧力が所定値を超えたときに、常時運転用の減圧弁の閉止機構が作動し、非常用の減圧弁の閉止機構は作動しないので、常時運転用の減圧弁の主弁が全閉状態になった後、二次圧力の低下によって非常用の減圧弁の運転に切り替わる。
ここで、前記2つの減圧弁が上述した閉止弁とシリンダ装置またはダイアフラム装置とからなる閉止機構を有する減圧弁である場合は、前記閉止機構の作動の許容と阻止とを選択的に行う手段として、前記主弁が開いているときには主弁の流出室の流体を閉止機構のシリンダ装置またはダイアフラム装置の圧力室へ流入させ、前記主弁が閉じているときは主弁の流出室から閉止機構のシリンダ装置またはダイアフラム装置の圧力室への流体の流れを遮断する切替パイロット弁を採用することができる。
また、前記切替パイロット弁の具体的な構成は、前記シリンダ装置またはダイアフラム装置の圧力室と接続される第1室と、前記主弁の流出室と接続される第2室と、前記主弁のピストンに連結され、前記第1室と第2室の間に設けられた連通部を開閉する切替弁体とを備え、前記切替弁体が主弁の開閉に連動して前記第1室と第2室の間の連通部を開閉するようになっているものとすることができる。
本発明の減圧弁は、上述したように、運転中に主弁が開いた状態で故障しても、二次圧力が所定値を超えると、主弁とパイロット弁とを接続する導圧管が閉止機構で閉止され、パイロット弁が閉じたときと同じメカニズムで主弁が自動的に全閉状態となるようにしたものであるから、二次圧力の大幅な上昇による下流側施設のトラブルを防止することができる。
また、本発明の減圧弁の並列配管構造は、並列に配管される上記構成の2つの減圧弁のそれぞれに、主弁が閉じているときは閉止機構の作動を阻止する手段を設け、そのうちの一方を常時運転用、他方を非常用とし、非常用の減圧弁の主弁を閉じた状態で運転するようにしたので、常時運転用の減圧弁が主弁の閉じた状態で故障した場合だけでなく、常時運転用の減圧弁が主弁の開いた状態で故障して、その閉止機構の作動により主弁が閉じた場合も、非常用の減圧弁は閉止機構が作動せず、自動的に非常用の減圧弁の運転に切り替わるものとなっている。
第1実施形態の減圧弁の正面図 図1の平面図 図1の減圧弁の模式的な正面断面図 図1の閉止機構の一部断面平面図 第2実施形態の減圧弁の要部の模式的な正面断面図 従来の減圧弁の模式的な正面断面図 減圧弁の並列配管の説明図
以下、図1乃至図5に基づき本発明の実施形態を説明する。図1乃至図4は第1実施形態の減圧弁を示しており、その基本的な構造および動作は、前述の図6に示した従来のもの(以下、「従来弁」と称する。)とほぼ同じである。すなわち、この減圧弁は、図1乃至図3に示すように、主弁1と、パイロット弁2と、主弁1とパイロット弁2とを接続する導圧管3と、導圧管3の下流側部分の途中でその流量を調整するニードル弁4とを備えている。その主弁1およびパイロット弁2のそれぞれの構成部品については、従来弁と同じ機能を有するものなので、同じ符号を付けて説明を省略する。
そして、主弁1の流出室11b側の圧力(二次圧力)が低下すると、パイロット弁2が開いて、主弁1のシリンダ室15aからパイロット弁2への圧力水の流れが生じることにより主弁1が開き、二次圧力が上昇すると、パイロット弁2が閉じて、圧力水の流れが止まることにより主弁1が閉じる、すなわち、二次圧力の変化に応じてパイロット弁2が作動して主弁1が開閉動作を行い、二次圧力を一定に保持するようになっている。
この減圧弁の従来弁との相違点は、二次圧力が所定値を超えたときに導圧管3の上流側部分(主弁1の流出室11bとパイロット弁2の一次側圧力室21aとを接続する部分)を閉止する閉止機構5と、主弁1が開いているときには閉止機構5の作動を許容し、主弁1が閉じているときは閉止機構5の作動を阻止する切替パイロット弁6が設けられている点にある。なお、図1および図2は閉止機構5が作動した状態を示しており、図3は閉止機構5が作動していない状態を示している。
前記閉止機構5は、図3に示すように、導圧管3の上流側部分の途中に配され、図4に示すように、外部から操作されるハンドル(操作部)51aを有する閉止弁としてのボールコック51と、ボールコック51のハンドル51aを操作するシリンダ装置52とからなる。
シリンダ装置52は、閉止用シリンダ53と、閉止用シリンダ53の内部を圧力室53aとばね収容室53bに分割し、閉止用シリンダ53の内周面と摺動する閉止用ピストン54と、ばね収容室53bに収容され、閉止用ピストン54を圧力室53a側へ付勢するコイルばね(スプリング)55と、コイルばね55の付勢力を調整する調整ねじ56と、閉止用ピストン54に連結され、ばね収容室53bを通って閉止用シリンダ53の一端から突出するピストンロッド57とを備えている。その圧力室53aは、後述するように、切替パイロット弁6を介して主弁1の流出室11bに接続されている。調整ねじ56は、ピストンロッド57を通し、内端のフランジ部56aでコイルばね55と当接する状態で閉止用シリンダ53の一端部にねじ結合しており、外端の直方体状の凸部56bをレンチ等で回されることにより、軸方向に進退してコイルばね55の付勢力を変更するようになっている。なお、閉止用シリンダ53は、主弁1の蓋19上に設けられた支持部材(図示省略)に支持されている。
そして、閉止用シリンダ53の圧力室53aに圧力水が流入して圧力室53aの圧力が大きくなると、閉止用ピストン54がコイルばね55の弾力に抗して閉止用シリンダ53の一端側へ移動し、閉止用ピストン54と一体のピストンロッド57がその先端部でボールコック51のハンドル51aを導圧管3の閉方向に押圧するようになっている。ここで、ボールコック51を作動させる圧力室53aの圧力は、調整ねじ56の軸方向位置すなわちコイルばね55の付勢力を調整することによって任意に設定することができる。
また、前記切替パイロット弁6は、図3に示すように、弁箱61の内部が第1室61a、第2室61bおよび第3室61cに分割され、その第1室61aと第2室61bの間の隔壁62aにあけられた孔(連通部)を開閉する切替弁体63を備えている。その第1室61aは第1接続管64でシリンダ装置52の閉止用シリンダ53の圧力室53aと接続され、第2室61bは第2接続管65で導圧管3の下流側部分を介して主弁1の流出室11bと接続されている。また、第3室61cは、主弁1のシリンダ室15aと導圧管3の上流側部分の間に介在するように設けられている。そして、切替弁体63は、第1室61aと第3室61cの間の隔壁62bを摺動自在に貫通するロッド66で主弁1のピストン16の上端部に連結され、主弁1の開閉に連動して第1室61aと第2室61bの間の隔壁62aの孔を開閉するようになっている。なお、図示は省略するが、ロッド66とそのロッド66を通す隔壁62bの間にはシール部材が配されている。
この減圧弁は上記の構成であり、この減圧弁を図6に示すように2つ並列に配管したのが実施形態の並列配管構造である。この並列配管構造は、一方の減圧弁を常時運転用、他方の減圧弁を非常用とし、定期的に常時運転用と非常用を入れ替えて、非常用とした方の減圧弁のメンテナンスを行うことにより、長期的に安定して使用できるようにしている。そして、常時運転用の減圧弁の二次側設定圧を非常用のものよりも若干高く設定して、非常用のものを閉じた状態で運転することにより、正常時には非常用の減圧弁の閉止機構5が作動せず、常時運転用の減圧弁が主弁1の閉じた状態で故障して動かなくなったときには、二次圧力が低下して自動的に非常用の減圧弁の運転に切り替わるようにしている。
一方、常時運転用の減圧弁が主弁1の開いた状態で故障した場合は、次のようにして自動的に非常用の減圧弁の運転に切り替わる。すなわち、減圧弁の主弁1が開いた状態では、図3に示すように、主弁1の弁体14が上昇しており、その弁体14と一体のピストン16に連結された切替パイロット弁6の切替弁体63も上昇して、切替パイロット弁6も開いている。このため、主弁1が開いたまま停止して二次圧力が上昇すると、主弁1の流出室11bの圧力水が切替パイロット弁6を介して閉止機構5の閉止用シリンダ53の圧力室53aに流入し、その圧力室53aの圧力により閉止用ピストン54が移動して、ピストンロッド57がボールコック51のハンドル51aを導圧管3の閉方向に押圧する。そして、二次圧力が所定値を超えたときには、ボールコック51によって導圧管3が閉止される(全閉状態となる)。
常時運転用の減圧弁において、上記のように閉止機構5が作動して導圧管3が閉止されると、パイロット弁2が閉じたときと同様に、パイロット弁2における一次側圧力室21aから二次側圧力室21bへの圧力水の流れが止まり、主弁1のピストン16と一体に弁体14が下降し、主弁1が閉じていく。
このとき、非常用の減圧弁は、主弁1およびこれと連動する切替パイロット弁6が閉じているので、二次圧力が上昇しても、主弁1の流出室11bの圧力水が閉止機構5の閉止用シリンダ53の圧力室53aへ流入することはなく、閉止機構5は作動しない。
そして、故障した常時運転用の減圧弁の主弁1が全閉状態になった後、二次圧力が低下して非常用の減圧弁の二次側設定圧以下となると、自動的に非常用の減圧弁が開き、それ以降は非常用の減圧弁の運転に切り替わる。
この減圧弁の並列配管構造は、上述したように、並列に配管される2つの減圧弁のそれぞれに、主弁1が閉じているときは閉止機構5の作動を阻止する切替パイロット弁6を設け、一方の減圧弁を常時運転用、他方の減圧弁を非常用とし、その非常用の減圧弁の主弁を閉じた状態で運転するようにしたので、常時運転用の減圧弁が主弁1の閉じた状態で故障した場合だけでなく、常時運転用の減圧弁が主弁1の開いた状態で故障してその閉止機構5が作動した場合も、非常用の減圧弁は閉止機構5が作動せず、自動的に非常用の減圧弁の運転に切り替わるようになっている。
したがって、従来の減圧弁の並列配管構造よりも冗長性が高く、より安心してかつ効率的に管理を行うことができる。そして、常時運転用の減圧弁が開いた状態で故障した場合に、作業員が現地に行くことなく、故障した減圧弁を全閉状態とできることから、二次圧力の大幅な上昇による下流側施設のトラブルを防止することができ、災害対応にも寄与できると考えられる。
図5は第2実施形態の減圧弁の要部を示す。この第2実施形態は、第1実施形態の閉止機構5を別の構造の閉止機構7に代えるとともに、切替パイロット弁6の弁箱61の各室61a、61b、61cの接続先を変えたもので、その他の部分の構造および動作は第1実施形態と同じである。
この第2実施形態の閉止機構7は、導圧管3の上流側部分の途中に配される閉止弁71と、主弁1の流出室11bに接続され、閉止弁71を操作するダイアフラム装置72と、ダイアフラム装置72から主弁1の流出室11bへの逆流を防止する逆止弁73と、ダイアフラム装置72と逆止弁73との間に設けられる逃し弁74とからなる。
閉止弁71は、切替パイロット弁6の弁箱61の上壁を底壁とする弁箱75と、弁箱75の内部を入側圧力室75aと出側圧力室75bに分割する隔壁76と、弁箱75の入側圧力室75aに収納された筒体77と、筒体77の内周面と摺動して隔壁76の中央にあけられた孔に接離する弁体78と、弁体78を隔壁76の孔に接近する方向に付勢するように筒体77に収納されたコイルばね79とからなる。その入側圧力室75aは切替パイロット弁6の第3室61cと接続され、出側圧力室75bはパイロット弁2の一次側圧力室21aと接続されている。そして、入側圧力室75aと出側圧力室75bの間は、通常は隔壁76の孔を介して通水可能であり、弁体78が隔壁76の孔を閉じることにより通水が遮断されるようになっている。
ダイアフラム装置72は、閉止弁71の弁箱75の上壁を底壁とする閉止用ケース80と、閉止用ケース80の内部を圧力室80aとばね収容室80bとに仕切るダイアフラム81と、ダイアフラム81に上端部を連結され、圧力室80aを通って閉止用ケース80の底壁(一端)から突出するロッド82と、ばね収容室80bに収容され、ダイアフラム81およびロッド82を介してロッド82の下端部に連結された閉止弁71の弁体78を開方向に付勢するコイルばね(スプリング)83と、コイルばね83の付勢力を調整する調整ねじ84とを備えている。その圧力室80aは逆止弁73を介して切替パイロット弁6の第2室61bに接続され、切替パイロット弁6の第1室61aが導圧管3の下流側部分に接続されている。また、調整ねじ84は、押圧板85を介してコイルばね83を押圧する状態で閉止用ケース80の上壁(他端)にねじ結合しており、外力で回されることにより、軸方向に進退してコイルばね83の付勢力を変更するようになっている。
そして、ダイアフラム装置72の圧力室80aに圧力水が流入して圧力室80aの圧力が大きくなると、その圧力を受けたダイアフラム81がコイルばね83の弾力に抗して閉止用ケース80の上壁(他端)側へ膨らみ、このダイアフラム81の変形に伴ってロッド82が閉止弁71の弁体78を閉方向に移動させるようになっている。なお、ダイアフラム81を変形させる圧力室80aの圧力は、調整ねじ84の軸方向位置すなわちコイルばね83の付勢力を調整することによって任意に設定することができる。
ここで、圧力室80aに流入した圧力水は、逆止弁73によって切替パイロット弁6および主弁1の流出室11bへの逆流を防止されているので、ダイアフラム81の変形およびロッド82の移動は閉止弁71の閉方向にのみ生じ、閉止弁71の閉閉動作の繰り返しによって減圧弁全体の動作が不安定になるおそれがない。また、後述するように減圧弁の故障によって閉止弁71が全閉状態となったときは、減圧弁の修理完了後に、圧力室80aと逆止弁73との間の逃し弁74を開いて圧力室80aから圧力水を外部へ排出することにより、閉止機構7を容易にリセットすることができる。
したがって、この第2実施形態の減圧弁を図6に示すように2つ並列に配管した並列配管構造も、第1実施形態の減圧弁の並列配管構造と同様、一方の減圧弁を常時運転用、他方の減圧弁を非常用とし、非常用のものを閉じた状態で運転することにより、常時運転用の減圧弁が故障したときには、その主弁1の停止時の開閉状態によらず、自動的に非常用の減圧弁の運転に切り替わるものとすることができる。
ここで、常時運転用の減圧弁が主弁1の開いた状態で故障した場合の切替動作も、第1実施形態の減圧弁を用いた場合と同様に行われる。すなわち、減圧弁の主弁1が開いた状態では、切替パイロット弁6も開いているため、このまま二次圧力が上昇すると、図5に鎖線矢印で示すように、主弁1の流出室11bの圧力水が導圧管3の下流側部分から切替パイロット弁6の第1室61a、第2室61bを介して閉止機構7のダイアフラム装置72の圧力室80aに流入することにより、前述のようにダイアフラム81が変形してロッド82が閉止弁71の弁体78を閉方向に移動させ、二次圧力が所定値を超えると、閉止弁71が導圧管3を全閉状態とし、主弁1が閉じていく。このとき、非常用の減圧弁は、主弁1および切替パイロット弁6が閉じているので、二次圧力が上昇しても、主弁1の流出室11bの圧力水がダイアフラム装置72の圧力室80aへ流入することはなく、閉止機構7は作動しない。そして、常時運転用の減圧弁の主弁1が全閉状態になった後、二次圧力が低下して非常用の減圧弁の二次側設定圧以下となると、非常用の減圧弁が作動するようになる。その後、故障した減圧弁の修理が完了すれば、前述のように修理が完了した減圧弁の逃し弁74を開いて閉止機構7をリセットすればよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、各実施形態の減圧弁は、上述したように並列配管とするだけでなく、単独で配管することもできる。その場合は、並列配管構造において常時運転用の減圧弁から非常用の減圧弁への運転の切り替えを行うための切替パイロット弁は省略することができる。
また、閉止機構は、実施形態のような閉止弁とシリンダ装置またはダイアフラム装置とからなるものに限らず、二次圧力が所定値を超えたときに導圧管を閉止できるものであればよく、閉止機構の作動を阻止する手段も、実施形態のような切替パイロット弁以外のものを採用してもよい。
1 主弁
2 パイロット弁
3 導圧管
4 ニードル弁
5、7 閉止機構
6 切替パイロット弁
11 弁箱
11a 流入室
11b 流出室
12 隔壁
13 弁座
14 弁体
15 シリンダ
15a シリンダ室
16 ピストン
21 弁箱
21a 一次側圧力室
21b 二次側圧力室
51 ボールコック(閉止弁)
52 シリンダ装置
53 閉止用シリンダ
53a 圧力室
53b ばね収容室
54 閉止用ピストン
55 コイルばね(スプリング)
57 ピストンロッド
61 弁箱
61a 第1室
61b 第2室
61c 第3室
63 切替弁体
64 第1接続管
65 第2接続管
66 ロッド
71 閉止弁
72 ダイアフラム装置
73 逆止弁
74 逃し弁
80 閉止用ケース
80a 圧力室
80b ばね収容室
81 ダイアフラム
82 ロッド
83 コイルばね(スプリング)

Claims (7)

  1. 主弁と、主弁に導圧管で接続されたパイロット弁とを備え、
    前記主弁は、弁箱と、前記弁箱の内部を流入室と流出室に分割する隔壁と、前記隔壁にあけられた孔の周縁部に設けられた環状の弁座と、前記弁座に対して軸方向に摺動可能に配され、前記流入室から流出室への流体の流量を調整する弁体と、前記流出室内に配されたシリンダと、前記弁体に連結され、前記シリンダの内周面と摺動するピストンとからなり、前記弁体およびピストンに流入室とシリンダの内部空間を連通させる小孔が設けられているものであり、
    前記パイロット弁は、前記導圧管の上流側部分により前記主弁のシリンダの内部空間と接続される一次側圧力室と、前記導圧管の下流側部分により前記主弁の流出室と接続される二次側圧力室とを備え、前記二次側圧力室の圧力が低下したときは開き、前記二次側圧力室の圧力が上昇したときは閉じるものであり、
    前記主弁の流出室側の圧力が低下すると、前記パイロット弁が開くことにより、前記主弁のピストンと一体に弁体が軸方向一方側へ移動して主弁が開き、前記主弁の流出室側の圧力が上昇すると、前記パイロット弁が閉じることにより、前記主弁のピストンと一体に弁体が軸方向他方側へ移動して主弁が閉じるようになっている減圧弁において、
    前記主弁の流出室側の圧力が所定値を超えたときに前記導圧管を閉止する閉止機構が設けられていることを特徴とする減圧弁。
  2. 前記閉止機構は、前記導圧管の途中に配され、操作部を有する閉止弁と、前記閉止弁の操作部を操作するシリンダ装置とからなり、
    前記シリンダ装置は、閉止用シリンダと、前記閉止用シリンダの内部を前記主弁の流出室に接続される圧力室とばね収容室に分割し、閉止用シリンダの内周面と摺動する閉止用ピストンと、前記ばね収容室に収容され、前記閉止用ピストンを圧力室側に付勢するスプリングと、前記閉止用ピストンに連結され、前記ばね収容室を通って閉止用シリンダの一端から突出するピストンロッドとを備え、前記主弁の流出室側の圧力が所定値を超えると、前記閉止用ピストンが圧力室の圧力によりピストンロッドと一体にスプリングの弾力に抗して閉止用シリンダの一端側へ移動し、前記ピストンロッドが閉止弁の操作部を導圧管の閉方向に押圧するものであることを特徴とする請求項1に記載の減圧弁。
  3. 前記閉止機構は、前記導圧管の途中に配される閉止弁と、前記主弁の流出室に接続され、前記閉止弁を操作するダイアフラム装置と、前記ダイアフラム装置から主弁の流出室への逆流を防止する逆止弁とからなり、
    前記ダイアフラム装置は、閉止用ケースと、前記閉止用ケースの内部を前記主弁の流出室に接続される圧力室とばね収容室に仕切るダイアフラムと、前記ダイアフラムに一端部を連結され、前記圧力室を通って閉止用ケースの一端から突出し、他端部を前記閉止弁の弁体に連結されるロッドと、前記ばね収容室に収容され、前記ダイアフラムおよびロッドを介して前記閉止弁の弁体を開方向に付勢するスプリングとを備え、前記主弁の流出室側の圧力が所定値を超えると、前記ダイアフラムが圧力室の圧力により前記スプリングの弾力に抗して閉止用ケースの他端側へ膨らみ、前記ダイアフラムの変形に伴って前記ロッドが閉止弁の弁体を閉方向に移動させるものであることを特徴とする請求項1に記載の減圧弁。
  4. 前記ダイアフラム装置の圧力室と前記逆止弁との間に逃し弁が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の減圧弁。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の減圧弁を2つ並列に配管し、そのうちの一方の減圧弁を常時運転用、他方の減圧弁を非常用とし、その非常用の減圧弁の主弁を閉じた状態で運転する減圧弁の並列配管構造において、
    前記2つの減圧弁は、前記主弁が開いているときには前記閉止機構の作動を許容し、前記主弁が閉じているときは前記閉止機構の作動を阻止する手段が設けられていることを特徴とする減圧弁の並列配管構造。
  6. 前記2つの減圧弁が請求項2乃至4のいずれかに記載の減圧弁であり、前記閉止機構の作動の許容と阻止とを選択的に行う手段が、前記主弁が開いているときには主弁の流出室の流体を閉止機構のシリンダ装置またはダイアフラム装置の圧力室へ流入させ、前記主弁が閉じているときは主弁の流出室から閉止機構のシリンダ装置またはダイアフラム装置の圧力室への流体の流れを遮断する切替パイロット弁であることを特徴とする請求項5に記載の減圧弁の並列配管構造。
  7. 前記切替パイロット弁は、前記シリンダ装置またはダイアフラム装置の圧力室と接続される第1室と、前記主弁の流出室と接続される第2室と、前記主弁のピストンに連結され、前記第1室と第2室の間に設けられた連通部を開閉する切替弁体とを備え、前記切替弁体が主弁の開閉に連動して前記第1室と第2室の間の連通部を開閉するようになっていることを特徴とする請求項6に記載の減圧弁の並列配管構造。
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