JP2002097866A - シャッターケースの施工方法 - Google Patents

シャッターケースの施工方法

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JP2002097866A
JP2002097866A JP2000294046A JP2000294046A JP2002097866A JP 2002097866 A JP2002097866 A JP 2002097866A JP 2000294046 A JP2000294046 A JP 2000294046A JP 2000294046 A JP2000294046 A JP 2000294046A JP 2002097866 A JP2002097866 A JP 2002097866A
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JP
Japan
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shutter case
shutter
constructing
exterior equipment
case
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JP2000294046A
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Masaru Hashimoto
賢 橋本
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャッターケースの施工を容易に行え、施工
性の向上、安全性の向上等を図ること。 【解決手段】 建物本体に吊り込んで接合するシャッタ
ーケース2の施工方法であって、予め、シャッターケー
ス2上に道楽ユニットまたはキャンチバルコニー等の外
装設備3を仮置きして、それらシャッターケース2と外
装設備3とを締結具を用いて接合した後、シャッターケ
ース2を外装設備3ごと吊り込んで建物本体に接合す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物本体にシャッ
ターケースを吊り込んで接合するシャッターケースの施
工方法に関する。
【0002】
【背景の技術】近年の住宅においては、従来の引き戸式
の雨戸に代えて、巻き取り型上下スライド式のシャッタ
ーが設備される場合も多い。このシャッター設備は、一
般に現場施工としている。その際、シャッターケースを
現場で持ち上げて建物本体に接合することにより施工し
ている。
【0003】このような施工方法において、シャッター
ケースが幅半間程度の小型で小重量の場合には数人の手
作業によっても行える。しかし、例えば幅1間あるいは
それ以上で比較的重量がある場合には、チェンブロック
や簡易クレーン等の吊り上げ機を用いて吊り込む作業が
必要となる。また、シャッターケースの接合位置が2階
外壁部分や3階外壁部分の場合には、重量の大小に拘わ
らず、安全上からも吊り上げ機を用いる必要がある。
【0004】一方、建物本体には、シャッター設備だけ
でなく、例えば道楽ユニットや、キャンチバルコニーな
どの他の外装設備も接合されることが多々ある。こうし
た道楽ユニットやキャンチバルコニーなどの外装設備
は、通常、比較的大重量となるため、吊り上げ機を用
い、建物本体に吊り込んで施工している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シャッター
設備は、このような道楽ユニットやキャンチバルコニー
などの外装設備の直下に設備する場合もある。この場合
には、従来は道楽ユニットやキャンチバルコニーなどの
外装設備を先に建物本体に接合し、その下にシャッター
設備(シャッターケース)を接合するか、その逆の手順
で施工していたため、作業性が悪いという問題があっ
た。特に、シャッター設備を後から接合する作業では、
真上に外装設備が存在するため、シャッター設備の吊り
込みが容易でなく、施工現場に応じた工夫が必要であっ
た。
【0006】本発明の課題は、シャッターケースの施工
を容易に行え、施工性の向上、安全性の向上等を図るこ
とができるシャッターケースの施工方法を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る施工方法を
図面を参照して説明すると、建物本体に吊り込んで接合
するシャッターケース2の施工方法であって、予め、前
記シャッターケース2上に道楽ユニットまたはキャンチ
バルコニー等の外装設備3を仮置きして、それらシャッ
ターケース2と外装設備3とを締結具を用いて接合した
後、前記シャッターケース2を外装設備3ごと吊り込ん
で建物本体に接合することを特徴としている。
【0008】本発明によれば、シャッターケース2を外
装設備3ごと吊り込んで建物本体に接合することによ
り、シャッターケース2の施工を容易に行え、施工性の
向上、安全性の向上等を図ることができる。
【0009】上記施工方法において、前記シャッターケ
ース2上に外装設備3を仮置きする際に、シャッターケ
ース2をその輸送冶具1上に仮置きした状態で行うこと
が望ましい。その際、輸送冶具1は、シャッターケース
2を支持して、そのシャッターケース2の形状を保持で
きる構造を有することが望ましい。この輸送冶具1を用
いることで作業性を良くすることができるからである。
【0010】また、前記締結具に複数のボルト・ナット
を用い、前記シャッターケース2上に前記外装設備3を
仮置きする前に、前記各ボルトを前記シャッターケース
2に設けてそのシャッターケース2の上面の複数箇所か
ら各ボルトの先端部分を突出させておくことが望まし
い。この各ボルトを、本来の締結目的に加えて、ボルト
の先端部分を、シャッターケースに対して外装設備3を
仮置きする際の位置決め用ガイドピンとして利用するこ
とができるからである。
【0011】また、前記外装設備3に対し、吊り上げ機
の吊り策5を掛けて建物本体に吊り込むことが望まし
い。このように、外装設備3に対し、吊り上げ機の吊り
策5を掛けて建物本体に吊り込むことで、同時にシャッ
ターケースも吊り込むことができる。したがって、吊り
替えや段取り替え等の作業も不用になる。
【0012】また、前記外装設備3を吊り上げ機で吊り
上げつつ、吊り策5を張った状態で、その外装設備3と
前記シャッターケース2とを接合することが望ましい。
重量の大きい外装設備3を安定状態に吊り上げたままシ
ャッターケース2との接合作業を行うことで、作業の安
全性を確保できるからである。
【0013】また、前記シャッターケース2内にはシャ
ッター本体を装填しておくこともできる。シャッター本
体を装填しておくことで、シャッター設備の施工性をさ
らに高めることができるからである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は輸送冶具上にシャッターケ
ースを載置した状態の斜視図であり、図2はシャッター
ケース上に道楽ユニットを接合する状態を示す斜視図、
図3は道楽ユニットごとシャッターケースを吊り上げた
状態の斜視図である。
【0015】これらの図において、1は輸送冶具を示
す。この輸送冶具1は、輸送時においてもシャッターケ
ース2を正規の横置き状態のまま安定支持すると共に全
体を撓ませることなく保持できるように工夫した冶具で
あり、間隔をおいて並べた複数の平板状脚プレート1a
と、複数の脚柱1bと、シャッターケース2を直接支持
する枠部材1cとを備えている。
【0016】このような構成の輸送冶具1上に載置した
シャッターケース2は、図示しない複数のボルトにより
輸送冶具1に対して仮固定され、輸送時の振動や輸送車
への吊り込み、吊り下ろし時においても分離しないよう
に配慮される。
【0017】本実施の形態では、この輸送冶具1も積極
的に利用してシャッターケース施工の各種作業を行う。
以下に、その作業手順について説明する。
【0018】まず、図1に示すように、建物の施工現場
に輸送されてきた、輸送冶具1上のシャッターケース2
に対し、複数のボルトをセットしておく。即ち、シャッ
ターケース2上に道楽ユニット3を載置する前に、各ボ
ルトをシャッターケース2に設けてそのシャッターケー
ス2の上面の複数箇所から各ボルトの先端部分を突出さ
せておく。このボルトは現場施工でも良いし、シャッタ
ーケース2の輸送前に工場等で設けてもよい。
【0019】この各ボルトは、本来の締結目的に加え
て、ボルトの先端部分を、シャッターケース2に対して
道楽ユニット3を載置する際の位置決め用ガイドピンと
して利用可能にすることができる。この点、専用のガイ
ドピンをセットしても良い。しかし、ガイドピンも兼用
できるように、締結用のハイテンションボルト(高強度
ボルト)を初めからセットしておく方が望ましい。
【0020】次に、図2に示すように、道楽ユニット3
をシャッターケース2上に載置して、その道楽ユニット
3とシャッターケース2とをハイテンションボルトにて
締結する。ここで、シャッターケース2上に道楽ユニッ
ト3を載置する際に、シャッターケース2をその輸送冶
具1上に仮置きした状態で行うことが望ましい。
【0021】仮置きする方法としては、道楽ユニット3
に対し、図示しないチェンブロックや簡易クレーンなど
の吊り上げ機の吊り策5を掛けて、道楽ユニット3を吊
り上げつつ、吊り策5を張った状態とする方法である。
そして、その状態で、道楽ユニット3とシャッターケー
ス2とをハイテンションボルトで締結(接合)する。こ
れにより、重量の大きい道楽ユニット3を安定状態に吊
り上げたままシャッターケース2との接合作業を行い、
作業の安全性を確保することができる。
【0022】このようにして、道楽ユニット3の下にシ
ャッターケース2を接合したら、吊り策5により、シャ
ッターケース2を道楽ユニット3ごと吊り込んで、それ
ぞれを建物本体に接合する。このように、外装設備3に
対し、吊り上げ機の吊り策5を掛けて建物本体に吊り込
むことで、同時にシャッターケースも吊り込むことがで
きる。したがって、吊り替えや段取り替え等の作業も不
用になる。
【0023】なお、シャッターケース2は道楽ユニット
3に対してハイテンションボルトにより強固に接合され
ているので、建物本体への接合はそれほど強力に接合す
る必要はない。しかし、シャッターケース2が道楽ユニ
ット3の支持補助を兼ねるという観点からすると、両者
が一体となって互いに補強し合うので、好ましい接合形
態になる利点がある。
【0024】なお、実施の形態では、シャッターケース
2を道楽ユニット3に接合して施工する例を示したが、
シャッターケース2内には必要に応じてシャッター本体
を装填しておくこともできる。シャッター本体を装填し
ておくことで、シャッター設備の施工性をさらに高める
ことができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るシャッター
ケースの施工方法によれば、シャッターケースの施工を
容易に行え、施工性の向上、安全性の向上等を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る輸送冶具の斜視図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態に係る輸送冶具とシャッタ
ーケースとの関係を示す斜視図である。
【図3】本発明の他の実施の形態に係る道楽ユニット下
にシャッターケースを接合して吊り下げた状態の斜視図
である。
【符号の説明】
1 輸送冶具 2 シャッターケース 3 道楽ユニット(外装設備) 5 吊り策

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物本体に吊り込んで接合するシャッタ
    ーケースの施工方法であって、予め、前記シャッターケ
    ース上に道楽ユニットまたはキャンチバルコニー等の外
    装設備を仮置きして、それらシャッターケースと外装設
    備とを締結具を用いて接合した後、前記シャッターケー
    スを外装設備ごと吊り込んで建物本体に接合することを
    特徴とする、シャッターケースの施工方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシャッターケースの施工
    方法において、前記シャッターケース上に外装設備を仮
    置きする際に、シャッターケースをその輸送冶具上に仮
    置きした状態で行うことを特徴とする、シャッターケー
    スの施工方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のシャッターケース
    の施工方法において、前記締結具に複数のボルト・ナッ
    トを用い、前記シャッターケース上に前記外装設備を仮
    置きする前に、前記各ボルトを前記シャッターケースに
    設けてそのシャッターケースの上面の複数箇所から各ボ
    ルトの先端部分を突出させておくことを特徴とする、シ
    ャッターケースの施工方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載のシャッタ
    ーケースの施工方法において、前記外装設備に対し、吊
    り上げ機の吊り策を掛けて建物本体に吊り込むことを特
    徴とする、シャッターケースの施工方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載のシャッタ
    ーケースの施工方法において、前記外装設備を吊り上げ
    機で吊り上げつつ、吊り策を張った状態で、その外装設
    備と前記シャッターケースとを接合することを特徴とす
    る、シャッターケースの施工方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載のシャッタ
    ーケースの施工方法において、前記シャッターケース内
    にシャッター本体が装填されていることを特徴とする、
    シャッターケースの施工方法。
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