JP2005248585A6 - 仮設アーム及びこの仮設アームを用いた送電線鉄塔における腕金の組立工法 - Google Patents
仮設アーム及びこの仮設アームを用いた送電線鉄塔における腕金の組立工法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005248585A6 JP2005248585A6 JP2004061364A JP2004061364A JP2005248585A6 JP 2005248585 A6 JP2005248585 A6 JP 2005248585A6 JP 2004061364 A JP2004061364 A JP 2004061364A JP 2004061364 A JP2004061364 A JP 2004061364A JP 2005248585 A6 JP2005248585 A6 JP 2005248585A6
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- temporary
- suspension wire
- tower
- ground
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【課題】送電線鉄塔の送電線を支持する腕金の組み立て作業を容易にする仮設アーム及びこの仮設アームを用いた送電線鉄塔における腕金の組立工法を提供する。
【解決手段】鉄塔本体A頂部に台部材2を連結し、台部材2上に地組部材3を連結し、該地組部材3の両側上部にアーム部材4を水平方向に突設することによって、鉄塔本体A頂部に仮設アーム1を組み立てる。次に、前記仮設アーム1の固定プレート8aにその先端を固定するとともに、腕金5aを取り外し可能に連結した移動滑車9を移動可能に取り付けた吊りワイヤ6を、固定プレート8aに設けた固定滑車7と、アーム部材4と地組部材3との連結部位に設けた中継滑車10とにそれぞれ掛け渡したうえ、前記吊りワイヤ6の他端を地上において牽引することによって前記腕金5aを吊り上げ、鉄塔本体A側部の所定部位に固定する。
【選択図】図1
【解決手段】鉄塔本体A頂部に台部材2を連結し、台部材2上に地組部材3を連結し、該地組部材3の両側上部にアーム部材4を水平方向に突設することによって、鉄塔本体A頂部に仮設アーム1を組み立てる。次に、前記仮設アーム1の固定プレート8aにその先端を固定するとともに、腕金5aを取り外し可能に連結した移動滑車9を移動可能に取り付けた吊りワイヤ6を、固定プレート8aに設けた固定滑車7と、アーム部材4と地組部材3との連結部位に設けた中継滑車10とにそれぞれ掛け渡したうえ、前記吊りワイヤ6の他端を地上において牽引することによって前記腕金5aを吊り上げ、鉄塔本体A側部の所定部位に固定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、送電線を支持するための腕金を、鉄塔の両側に張り出すように組み立てるための仮設アーム及びこの仮設アームを用いた送電線鉄塔における腕金の組立工法に関するものである。
従来の上記腕金の組立工法には、鉄塔の頂部にデリック装置を用いて腕金を吊り上げるクライミングデリック工法がある。前記デリック装置は、前脚と後脚とワイヤにより支持され、鉄塔頂部の外枠から斜め外側に突設したブーム(支持バー)の先端に滑車を設けたものであり、前記滑車に、一端が地上のウィンチに連繋された吊り上げワイヤを掛け、該ワイヤの他端に腕金を吊り下げて、昇降させるというものである。
特開平10−102823号公報
前記クライミングデリック工法は、前記ブームがいわゆる支線(一本の棒状のもの)により吊り上げ加重を支持するので力学的に弱く、吊り上げ加重に制限があるという問題がある。特に近年、低コストで工事を行うために、送電線を支持するための上線アームと地線アームを一体化した大重量の腕金(図1参照)を鉄塔に組み立てる手段が採用されることが増えたが、このような大重量の腕金を扱う工事では、前記加重制限があるクライミングデリック工法を用いることはできないという問題があった。本発明は、前記問題を解消することを課題とし、該課題を解決した仮設アーム及びこの仮設アームを用いた送電線鉄塔における腕金の組立工法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の仮設アームは、鉄塔頂部上に連結する台部材と、多角柱形状の枠体で、前記台部材上に連結する地組部材と、それぞれ多角錘形状の枠体で、前記地組部材の上部両側に、各先端が水平方向でかつ互いに反対方向に伸びるように連結する一対のアーム部材と、このアーム部材底部に設け、腕金を吊り下げるための吊りワイヤ先端を取り付け可能となすとともに、前記吊りワイヤを掛ける固定滑車を取り付け可能となした固定プレートとからなるものである。
また、請求項2記載の仮設アームは、請求項1記載の仮設アームを、アングル鋼材で構成したものである。
さらに、請求項3に記載の仮設アームを用いた送電線鉄塔における腕金の組立工法は、請求項1又は請求項2記載の仮設アームを用いた送電線鉄塔における腕金の組立工法であって、吊りワイヤを移動可能に掛けうる滑車を先端に備えた台棒を、鉄塔本体頂部近傍に、前記滑車が鉄塔頂部より上方に位置するように固定し、前記吊りワイヤ先端に連結した台部材を、吊りワイヤ他端を牽引することによって吊り上げ、前記鉄塔頂部上に連結し、さらに、前記台部材の場合と同様にして、地組部材を吊り上げ、前記台部材上に連結し、またさらに、前記台部材及び前記地組部材の場合と同様にして、各アーム部材を順次吊り上げ、前記地組部材の両側上部に水平方向に突設することによって、鉄塔本体頂部に仮設アームを組み立てた後に、前記仮設アームの固定プレートに、吊りワイヤ一端を固定するとともに、腕金を取り外し可能に連結した移動滑車を移動可能に取り付けた前記吊りワイヤを、固定プレートに設けた固定滑車と、アーム部材と地組部材との連結部位に設けた中継滑車とにそれぞれ掛け渡したうえ、前記吊りワイヤの他端を地上において牽引することによって前記腕金を吊り上げ、鉄塔本体側部の所定部位に固定するものである。
請求項1に記載の本発明の仮設アームは、従来のような一本の棒状の支線とは異なり立体的に構成されているので、大重量の腕金の吊り上げに使用することができるとともに、台部材と地組部材と二つのアーム部材という4ブロックに分けて鉄塔本体頂部に順次吊り上げ、組み立てるので、鉄塔本体頂部への組立作業及び解体作業が容易であるという効果を奏する。
請求項2に記載の本発明の仮設アームは、請求項1に記載の発明の効果に加えて、アングル鋼材で構成したので、解体状態ではスリムにまとめられ、運搬や保管が容易であるという効果を奏する。
請求項3に記載の本願発明の仮設アームを用いた送電線鉄塔における腕金の組立工法は、請求項1又は請求項2に記載の発明の仮設アームを用いるので、大重量の腕金の組立を容易かつ安定した状態で行うことが可能であるという効果を奏する。
以下に、本発明の好適な実施形態を添付図面の図1〜図19に基づいて詳細に説明する。ここにおいて、図1は腕金を吊り上げている状態を示す仮設アームの正面図、図2は地組部材の正面図、図3は台部材の部分拡大正面図、図4は図3のC−C線断面図、図5は地組部材の部分拡大正面図、図6は図5のD−D線断面図、図7は台部材と地組部材の連結状態を示す正面図、図8はアーム部材の正面図、図9はアーム部材の底面図、図10は図9のA−A線断面図、図11は図9のB−B線断面図、図12は図9のC−C仮線断面図、図13〜図15は仮設アームの組立手順を示す送電線鉄塔の正面図、図16〜図19は仮設アームを用いた腕金の組立手順を示す送電線鉄塔の正面図である。
図1〜図12に示すように、仮設アーム1は、鉄塔A頂部上に連結する台部材2と、縦長の多角形状である直方体形状の枠体で、前記台部材2上に載置して連結する地組部材3と、それぞれ多角錘形状である四角錘形状の枠体で、前記地組部材3の上部両側に、各先端が水平方向でかつ互いに反対方向に伸びるように連結する一対のアーム部材4と、このアーム部材4底部に設け、腕金5aを吊り下げるための吊りワイヤ6先端を取り付け可能となすとともに、前記吊りワイヤ6を掛ける固定滑車たる第1セミ金車7を取り付け可能となした固定プレート8a,8b,8cとから構成する。
また、前記吊りワイヤ6は、後述する吊り下げ作業時にその先端を固定プレート8aに取り付け、腕金5a、5bを吊り下げるようになした移動滑車たる第2セミ金車9の下側に掛け渡した後に、前記第1セミ金車9の上側に掛け渡し、さらに、前記各アーム部材4との連結部位近傍の地組部材3に設けた中継滑車たる飛び金車10に掛け渡すものである。
図1〜図4及び図7に示すように、台部材2は、鉄塔A頂部四隅の縦枠11に固定する4本の支持材12で構成する。それぞれの支持材12は、所定長のアングル鋼材12aの上端に、連結補助板13を溶着するとともに、前記アングル鋼材12aの2面にビス用孔14(1面のみ図示)を設け、このビス用孔14を、前記鉄塔Aの頂部の縦枠11に設けたビス用孔15に合わせ、ビスを挿入して緊締し固定するように構成する。前記連結補助板13は、2枚の補強片16を、各縁部が近接し、かつ互いが所定の角度をなすように突き合わせて連結補助板13面に対して直角方向に突設するとともに、4個のビス用孔17を設けたもので、前記溶接においては、支持材12端面と連結補助板13面と、前記補強片16の前記付き合せ部と支持材11の前記アングル鋼材12a外縁部とを当接してそれぞれ溶接する。なお、図中符号18は、前記各縁部と前記アングル12a外縁部との溶接部を示す。
図2及び図5〜図7に示すように、地組部材3は、その直方体形状の各辺に対応する、地組部材3の縦方向に伸びる4本の外枠19と、これら外枠19を力学的に補強する補強材20によって形成する。また、前記外枠19下端には、前記台部材2の連結補助板13とほぼ同様の連結補助板21を溶着してある。この連結補助板21は、2枚の補強片22を、各縁部が近接し、かつ互いが所定の角度をなすように突き合わせて連結補助板21面に対して直角方向に突設するとともに、4個のビス用長孔23を設けたもので、前記溶接においては、縦枠19端面と連結補助板21面と、前記補強片22の前記付き合せ部と外枠19外縁部とをそれぞれ当接して溶接してある。また、この地組部材3には、アーム部材4と連結する部位近傍に、中継滑車たる第2セミ金車10を先端に有する連結バー10aを固定するための固定孔10bを設ける。なお、図中符号24は、前記各縁部と前記アングル外縁部との溶接部を示す。
図2及び図7に示すように、前記地組部材3を前記台部材2に連結するには、台部材2側の連結補助板13外面(図7では上側面)に、地組部材3側の連結補助板21外面(図7では下側面)を重ね合わせるようにして、地組部材3を台部材2上に載置し、連結補助板13のビス用孔17と連結補助板21のビス用長孔23を対応位置させ、ビス25を挿入し、緊締する。
図8〜図12に示すように、それぞれのアーム部材4は、所定の長さをもつ一対のアングル鋼材の各先端を連結し、この連結部分から前記両アングル鋼材どうしが徐々に所定角度で広がるように形成した上側外枠26a及び下側外枠26bと、これら外枠27a及び下側外枠26bをほぼ四角錘状になるよう連結する、アングル鋼材で形成した前記補強材27a.27b,27c,27dとによって構成する。前記上側外枠26aと前記下側外枠26bは、それぞれ前記一対のアングル鋼材から斜めに伸び、中央位置で連結板29に連結した補強材28a、28bと、この補強材28a,28bより前記先端側において前記と同様に、それぞれ前記一対のアングル鋼材から斜めに伸び、中央位置で連結板30に連結した補強材28c,28dと、前記一対のアングル鋼材間を連結する補強材31a,31bとから構成する(図9参照)。
図8、図9及び図11に示すように、前記上側外枠26aと前記下側外枠26bとの各先端部は、前記上側外枠26aと前記下側外枠26bとをそれぞれ構成する二本ずつのアングル鋼材先端を前記固定プレート8aにビスで固定することによって連結する。また、前記下側外枠26bには、前記連結板29,30に両端を連結するとともに、前記補強材31a,31bに連結し、前記固定プレート7bを挟持して下方に突設するためのプレート固定枠32と、前記連結板30と前記補強材31bに両端を連結し、前記固定プレート7cを挟持して下方に突設するためのプレート固定枠32とを設ける。
図1及び図8に示すように、前記各固定プレート8a,8b,8cには、それぞれ吊りワイヤ先端を固定するための固定孔34aと、固定滑車たる第1セミ金車7を取り付けるための固定孔34bが設けてある。前記固定孔34aには、吊りワイヤ6先端に設けた連結金具35を連結し、前記固定孔34bには、固定滑車たる第1セミ金車7の回転軸を有する連結バー7a先端を連結する。このように、アーム部材4底部の三箇所に固定プレート8a,8b,8cを設けるには、腕金5a,5bの大きさや種類に合わせて腕金具5a,5bを吊り下げる位置を水平方向に変更するためである。
図2、図8及び図9に示すように、以上のように構成した各アーム部材4は、それぞれの上側外枠26a及び下側外枠26bの各基部と、前記補強材28a,28bの前記連結板29に連結した基端とを地組部材3の上部両側に連結して組み立てるものである。
図1及び図16〜図19に示すように、腕金5aは、鉄塔本体Aの上部両側に水平方向に突出するように組み立てるもので、下線アームと、この下線アームより長尺の上線アームとを組み合わせて構成したものである。また、図17〜図19に示すように、腕金5bは、前記腕金5aの下線アームとほぼ同様の構造をもち、鉄塔本体Aの、前記一対の腕金5aの下側の両側に水平方向に突出するように組み立てるものである。前記腕金5aは、上線アームと下線アームの両方に送電線を支持し得るので、前記腕金5bより多数本の送電線を支持し得るものである。そして、腕金具5aは、このように下線アームと上線アームを組み合わせてあるので、前記腕金5bのほぼ2倍の重量となる。
次に、上記腕金5a,5bの鉄塔本体Aへの組立作業工程を説明する。
(作業工程1)図13に示すように、吊りワイヤ6を移動可能に掛け渡し得る滑車たる金車36aを先端に備えた台棒36を、鉄塔本体A頂部近傍に、前記金車36aが鉄塔本体A頂部より上方に位置するように固定し、前記金車36aに掛け渡した吊りワイヤ6先端に台部材2(4本の支持材12で構成)を連結し、中継滑車37を経て伸びる吊りワイヤ6を組立用ウィンチ38で巻き取って牽引することにより、前記台部材2を吊り上げ、鉄塔本体A頂部に連結する。前記吊り上げ作業にあっては、台部材2を鉄塔本体Aに衝突させないために鉄塔本体Aから引き離すよう、介錯ロープ39で横方向に適宜引っ張りながら行う。なお、以後の各吊り上げ作業においては、全てこの介錯ロープ39を用いて被吊り上げ部材を横方向に引っ張るという前記動作を行う。
(作業工程2)図2、図7及び図13に示すように、前記台部材2の場合と同様にして、地組部材3を吊り上げ、前記台部材2上に連結する。
(作業工程3)図2、図14及び図15に示すように、前記地組部材3の場合と同様にして、各アーム部材4を、順次吊り上げ、前記地組部材3両側上部にそれぞれ水平方向でかつ互いに反対方向に突出するように連結する。このようにして鉄塔本体A頂部に組み立てた仮設アーム1は、地組部材3とアーム部材4とが立体的に構成されているので頑強であって、大きな加重を支持し得るものである。
(作業工程4)図1及び図16に示すように、仮設アーム1の一方のアーム部材4先端に位置した固定プレート8aの固定孔34aに、吊りワイヤ6先端の連結金具35を固定するとともに、腕金5aを分離可能に連結した移動滑車たる第2セミ金車9に掛け渡した吊りワイヤ6を、前記固定プレート8aの固定孔34bに取り付けた第1セミ金車7と、前記アーム部材4と地組部材3との連結部位近傍に設けた中継滑車たる飛び金車10にそれぞれ掛け渡し、地上において所定の牽引装置である前記組立用ウィンチ38で牽引することによって、腕金5aを吊り上げ、この腕金5aを鉄塔本体Aの上部に固定する。なお、図中符号40は鉄塔本体A下部に配置した中継滑車である。
(作業工程5)組立用ウィンチ38を停止し、腕金5aから前記第2セミ金車9を外し、これを地上に降ろす。
(作業工程6)図17に示すように、前記移動滑車たる第2セミ金車9に腕金5bを連結し、前述の作業工程3と同様にして、前記腕金5a下側位置の鉄塔本体A側部に2基の腕金5bを順次吊り上げ組み立てる。
(作業工程7)図18及び図19に示すように、仮設アーム1の前記とは反対側のアーム部材4の固定プレート8aに前記吊りワイヤ6a先端を付け替え、前述の作業工程3及び作業工程4と同様に、腕金5a及び2基の腕金5bを順次組み立てる。
(作業工程8)腕金5a,5bの全組立作業が完了した後は、前記仮設アーム1を前述の工程1〜2の組み立て手順とは逆の作業、すなわち、台棒36により各アーム部材4、地組部材3及び台部材2を順次解体、撤去した後に、台棒36の撤去を行う。
なお、本発明は上記実施形態になんら限定されるものではなく、例えば、固定プレート8a,8b,8cの個数は、上記のように3個ではなく、1個、2個あるいは4個以上であってもよい。
A 鉄塔本体
1 仮設アーム
2 台部材
3 地組部材
4 アーム部材
5a 腕金
5b 腕金
6 吊りワイヤ
7 第1セミ金車
8a.8b,8c 固定プレート
9 第2セミ金車
10 飛び金車
11 縦枠
12 支持材
12a アングル鋼材
13 連結補助板
14 ビス用孔
15 ビス用孔
16 補助片
17 ビス用孔
18 溶接部
19 外枠
20 補強材
21 連結補助板
22 補強片
23 ビス用長孔
24 溶接部
25 ビス
26a 上側外枠
26b 下側外枠
27a,27b,27c,27d 補強材
28a,28b,28c,28d 補強材
29,30 連結板
31a,31b 補強材
32,33 プレート固定枠
34a,34b 固定孔
35 連結金具
36 台棒
36a 金車
37 中継滑車
38 組立用ウィンチ
39 介錯ロープ
40 中継滑車
1 仮設アーム
2 台部材
3 地組部材
4 アーム部材
5a 腕金
5b 腕金
6 吊りワイヤ
7 第1セミ金車
8a.8b,8c 固定プレート
9 第2セミ金車
10 飛び金車
11 縦枠
12 支持材
12a アングル鋼材
13 連結補助板
14 ビス用孔
15 ビス用孔
16 補助片
17 ビス用孔
18 溶接部
19 外枠
20 補強材
21 連結補助板
22 補強片
23 ビス用長孔
24 溶接部
25 ビス
26a 上側外枠
26b 下側外枠
27a,27b,27c,27d 補強材
28a,28b,28c,28d 補強材
29,30 連結板
31a,31b 補強材
32,33 プレート固定枠
34a,34b 固定孔
35 連結金具
36 台棒
36a 金車
37 中継滑車
38 組立用ウィンチ
39 介錯ロープ
40 中継滑車
Claims (3)
- 鉄塔頂部上に連結する台部材と、多角柱形状の枠体で、前記台部材上に連結する地組部材と、それぞれ多角錘形状の枠体で、前記地組部材の上部両側に、各先端が水平方向でかつ互いに反対方向に伸びるように連結する一対のアーム部材と、このアーム部材底部に設け、腕金を吊り下げるための吊りワイヤ先端を取り付け可能となすとともに、前記吊りワイヤを掛ける固定滑車を取り付け可能となした固定プレートとからなる仮設アーム。
- 台部材と地組部材とアーム部材を、アングル鋼材で構成したことを特徴とする請求項1記載の仮設アーム。
- 請求項1又は請求項2に記載の仮設アームを用いた送電線鉄塔における腕金の組立工法であって、吊りワイヤを移動可能に掛けうる滑車を先端に備えた台棒を、鉄塔本体頂部近傍に、前記滑車が鉄塔頂部より上方に位置するように固定し、前記吊りワイヤ先端に連結した台部材を、吊りワイヤ他端を牽引することによって吊り上げ、前記鉄塔頂部上に連結し、さらに、前記台部材の場合と同様にして、地組部材を吊り上げ、前記台部材上に連結し、またさらに、前記台部材及び前記地組部材の場合と同様にして、各アーム部材を順次吊り上げ、前記地組部材の両側上部に水平方向に突設することによって、鉄塔本体頂部に仮設アームを組み立てた後に、前記仮設アームの固定プレートに、吊りワイヤ先端を固定するとともに、腕金を取り外し可能に連結した移動滑車を移動可能に取り付けた前記吊りワイヤを、固定プレートに設けた固定滑車と、アーム部材と地組部材との連結部位に設けた中継滑車とにそれぞれ掛け渡したうえ、前記吊りワイヤの他端を地上において牽引することによって前記腕金を吊り上げ、鉄塔本体側部の所定部位に固定することを特徴とする仮設アームを用いた送電線鉄塔における腕金の組立工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004061364A JP4064935B2 (ja) | 2004-03-04 | 2004-03-04 | 仮設アーム及びこの仮設アームを用いた送電線鉄塔における腕金の組立工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004061364A JP4064935B2 (ja) | 2004-03-04 | 2004-03-04 | 仮設アーム及びこの仮設アームを用いた送電線鉄塔における腕金の組立工法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005248585A JP2005248585A (ja) | 2005-09-15 |
JP2005248585A6 true JP2005248585A6 (ja) | 2005-12-08 |
JP4064935B2 JP4064935B2 (ja) | 2008-03-19 |
Family
ID=35029328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004061364A Expired - Fee Related JP4064935B2 (ja) | 2004-03-04 | 2004-03-04 | 仮設アーム及びこの仮設アームを用いた送電線鉄塔における腕金の組立工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4064935B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5730674B2 (ja) * | 2011-06-01 | 2015-06-10 | 中国電力株式会社 | 鉄塔の腕金メンテナンス方法 |
CN103452370B (zh) * | 2012-10-25 | 2015-12-16 | 江苏神马电力股份有限公司 | 电网输电线用复合杆塔及其复合横担结构 |
CN103944105A (zh) * | 2014-05-06 | 2014-07-23 | 国网上海市电力公司 | 一种同塔四回路滑车挂点跨越架 |
WO2019124299A1 (ja) * | 2017-12-18 | 2019-06-27 | 株式会社永木精機 | 碍子分離工法並びにこの工法で用いられる方向変換具、柱上吊上装置、碍子支持具及び対電柱固定具 |
CN111130008A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-05-08 | 国网浙江龙游县供电有限公司 | 一种可调节的引流撑开器 |
CN113500580B (zh) * | 2021-06-21 | 2024-08-16 | 国网安徽省电力有限公司 | 一种轨道式电力角钢塔检修机器人 |
CN113668936B (zh) * | 2021-08-25 | 2022-09-09 | 国网四川电力送变电建设有限公司 | 一种铁塔组立吊装辅助组件 |
CN115234077A (zh) * | 2022-08-13 | 2022-10-25 | 国网江西省电力有限公司建设分公司 | 一种用于输变电工程的装配式高压铁塔 |
CN115434557B (zh) * | 2022-09-28 | 2024-02-02 | 国网山东省电力公司潍坊供电公司 | 一种输电杆塔现场组装辅助设备 |
-
2004
- 2004-03-04 JP JP2004061364A patent/JP4064935B2/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4064935B2 (ja) | 仮設アーム及びこの仮設アームを用いた送電線鉄塔における腕金の組立工法 | |
CN109231023A (zh) | 门座式起重机臂架系统的安装方法 | |
JP2005248585A6 (ja) | 仮設アーム及びこの仮設アームを用いた送電線鉄塔における腕金の組立工法 | |
CN220432175U (zh) | 一种悬臂式单元幕墙吊装设备 | |
JP3988937B2 (ja) | 鉄塔の嵩上げ工法 | |
JP5484081B2 (ja) | 杭打機の下部リーダ着脱治具及び着脱方法 | |
JPH11147690A (ja) | 低空頭鉄筋建込装置 | |
JP6879613B1 (ja) | 建物解体時の養生システム及び解体すべき建物の解体方法 | |
JP5654280B2 (ja) | ジブクレーンとその解体方法 | |
JPH06323503A (ja) | 大型吊下げ式ボイラの組立方法 | |
JPH05155580A (ja) | タワークレーンのクライミング方法及びその装置 | |
JPH08114302A (ja) | ボイラの据付け方法とボイラの据付け構造体 | |
JP6814471B2 (ja) | 組立式クレーン | |
JP4914130B2 (ja) | クライミングクレーン | |
JP6545965B2 (ja) | クライミングクレーン | |
JP3939819B2 (ja) | クレーン解体用ジブクレーン | |
CN213114322U (zh) | 一种多桁架式超宽型桥梁施工用挂篮 | |
CN220953021U (zh) | 一种附于挂篮主桁架前端的主桁工位吊装置 | |
CN219217360U (zh) | 一种塔吊附墙装置 | |
JP5323233B1 (ja) | クレーンのフロントアタッチメント用柱部材 | |
JP2768237B2 (ja) | 大型吊下げ式ボイラの組立て併進工法および梁結合方法、並びに梁結合構造体 | |
JP2007290410A (ja) | 電車線自動張力調整装置の設置装置および設置方法 | |
JP3917236B2 (ja) | ラフィングジブ付きクレーン | |
JP2000291261A (ja) | 鉄塔建設用ブーム | |
CN206158138U (zh) | 建筑架底板支撑爪架 |