JP2007113193A - Pc床版の揚重方法およびそれに用いる吊り治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】PC床版の揚重作業と敷設作業を効率的に行う。
【解決手段】揚重対象のPC床版1の両端部に係止具3の先端部を突出させておく。複数のPC床版を幅方向に並べて並置し、各PC床版の係止具にそれぞれ吊り具13を係止し、それらPC床版を並置した状態のまま一括して吊り上げて敷設位置にそのまま配置する。一群のPC床版を多段に積み重ね、その全てを一括して吊り上げ、下段側のPC床版を敷設位置に配置した後、上段側の各PC床版群に玉掛けし直してそれらを横移動させる。鋼製の吊りフレーム12に複数の吊り具13を設けた簡易な吊り治具11を用いる。吊り具におけるフック部材19としては、係止具3の頭部に係脱自在な倒立ダルマ形状の係止孔を有する鋼板を用いる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、建物の施工に際してその床を形成するためのプレキャストコンクリート部材であるPC床版を揚重するための手法に関わり、特に両端面に中空孔が開口しているいわゆる穴あきPC床版を効率的に揚重して敷設することの可能な揚重方法と、それに用いる吊り治具に関する。
周知のように、この種のPC床版の揚重手法としては、図8(a)に示すように地上の作業ヤードにおいて複数(図では3枚)のPC床版aを平積みし、それを玉掛けワイヤーbを介してクレーンにより揚重して設置階に確保した作業ヤードに仮置きした後、同図(b)に示すように両端面に開口している中空孔に爪cを差し込んで一枚ずつ吊り上げてはそれぞれの敷設位置に間配る(まくばる)ことが最も一般的である。あるいは同図(c)に示すように地上から縦姿勢で1枚ずつ吊り上げることも行われている。
また、特殊な揚重手法として、特許文献1にはPC板に板厚方向に貫通する貫通孔を設けておいて、それら貫通孔を縦列に揃えた状態で複数のPC板を多段に積み重ね、貫通孔に吊下金具を挿通させて揚重するという方法が開示されている。さらに、特許文献2には2枚の長方形のPC床版をそれらの長手方向が直交する状態で一度に吊り上げるという方法が開示されている。
特開平5−239923号公報 特開平7−42368号公報
しかし、図8に示すような従来一般の揚重手法では効率的な揚重作業が望めず、特に大規模建物の施工に際しては膨大な枚数のPC床版を敷設するための工程に多大の手間と費用を要することが不可避である。しかも、(b)に示したように中空孔に爪cを差し込んで揚重することはPC床版を傷める懸念もあるので好ましいことではない。
また、特許文献1に示される方法では、複数のPC床版を積み重ねて揚重して最終的には1枚ずつ間配る作業が必要であることは従来と同様であるし、貫通孔を有する特殊なPC床版を用いることが前提であり、またその貫通孔を塞ぐ作業も必要となるので、その点でのコスト増や手間を要するものであってさして有効といえるものではない。さらに、特許文献2に示される方法は柱の周囲へのPC床版の敷設には有効であるが、たかだか2枚のPC床版を一度に揚重するだけであるのでさしたる効率向上を望めるものではない。
上記事情に鑑み、本発明はPC床版の揚重作業と敷設作業を十分に効率的に行い得る有効適切な手法を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、両端面に中空孔が開口しているPC床版を吊り上げてその敷設位置に配置するための揚重方法であって、予め、係止具の基端部を前記中空孔に挿入してモルタルにより固着しておくことによって、揚重対象のPC床版の両端部に該係止具の先端部を突出させておき、該PC床版を平置きするとともに、複数のPC床版をそれらの両端の位置を揃えかつ側部どうしが接する状態で幅方向に並べて並置し、各PC床版の係止具にそれぞれ吊り具を係止することによって玉掛けを行い、それら一群のPC床版を幅方向に並べた状態のまま一括して吊り上げて敷設位置にそのまま配置することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明のPC床版の揚重方法であって、並置した一群のPC床版の上段に、同じく複数のPC床版を向きを揃えて同様に幅方向に並べて並置して積み重ね、下段側のPC床版の各PC床版の係止具にそれぞれ吊り具を係止することにより玉掛けを行い、下段側および上段側のPC床版の全てをそのまま一括して吊り上げて、下段側の各PC床版の敷設位置にそのまま配置した後、下段側の各PC床版の係止具にそれぞれ係止していた吊り具を外してそれぞれ直上位置に積層されている上段側の各PC床版の各係止具に係止することにより、下段側のPC床版から上段側のPC床版に玉掛けし直し、しかる後に、上段側のPC床版をそのまま一括して吊り上げて敷設位置にそのまま配置することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の方法により複数のPC床版を一括して揚重するために用いる吊り治具であって、並置した一群のPC床版全体の平面形状に対応する矩形枠状に形成されてクレーン等の揚重手段により吊り支持される鋼製の吊りフレームに、各PC床版の両端部に設けられている係止具にそれぞれ係止される複数の吊り具を設けてなることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明の吊り治具であって、各吊り具は、吊りフレームに連結された吊りワイヤーの下端に鋼板からなるフック部材を取り付けてなり、該フック部材には、各PC床版の両端部に突出している係止具の先端部に形成されている頭部に係脱自在な倒立ダルマ形状の長穴を形成してなることを特徴とする。
本発明の揚重方法によれば、多数のPC床版を単に幅方向に並べて並置することのみで、それら一群のPC床版を一括して安定に揚重し、それぞれの敷設位置に一括して設置することができるのでさらに1枚ずつ間配る必要がなく、それにより従来一般の揚重方法に比べて作業効率を格段に向上させることができ、工期短縮と工費削減を十分に図ることができる。特に、一群のPC床版を2段積みとして揚重すれば、途中で玉掛けをし直すこととのみで1段ずつ揚重する場合に比べてクレーンの稼働率を十分に高めることができる。
本発明の吊り治具は、汎用の建設資材により簡単かつ安価に製作でき、各PC床版に対する玉掛け作業も何等面倒ではなく、PC床版を傷める懸念も全くなく、上記の揚重方法を実施する際に用いるものとして最適である。特に、フック部材として倒立ダルマ状の長穴を有する鋼板を用いることにより、係止具の頭部に対する係脱を極めて簡単に行うことができるし、安全確実な揚重が可能である。
本発明は、多数のPC床版を単に幅方向に並べた状態のままで一括して揚重することを主眼とするものであり、以下、図1〜図5を参照してその一実施形態を説明する。
図1は本実施形態の揚重方法による揚重対象のPC床版1を示すものである。このPC床版1は、従来一般のいわゆる穴あきPC床版と同様に両端面に中空孔2が開口している長尺帯板状の形態のものであるが、後述する吊り具13を係止するための係止具3が中空孔2の一部に対して予め取り付けられているものである。
係止具3はその先端部に拡径された頭部3aを有するボルト状のもの(たとえばM12ボルトが好適に採用可能である)で、その頭部3aをわずかに突出させた状態で基端部が中空孔2内に挿入されてモルタル4により強固に固着されているものである。なお、図示例では各端面の中央付近と両側の計3箇所に係止具3を設けているが、係止具3は少なくとも両側の2箇所にあれば良く、中央部のものは省略しても良い。本実施形態では揚重時には両側2箇所の係止具3のみを用い、中央部の係止具3は必要に応じて補助的に使用するものとしている。
図2〜図4は本実施形態の揚重方法に用いる吊り治具11と、それにより全10枚のPC床版1を上下2段に積み重ねて吊り支持した状態を示す。吊り治具11は、揚重対象の一群のPC床版全体の平面的な形状と大きさに対応して製作された吊りフレーム12に、各PC床版1を吊り支持するための多数の吊り具13を設けたものである。
吊り治具11における吊りフレーム12は、H形鋼からなる一対2本の主ビーム14と、それらをつなぐチャンネル材からなる3本の連結材15およびブレース16とによって全体として矩形枠状に形成され、主ワイヤー17を介してクレーン等の揚重手段(図示せず)により水平姿勢で安定に吊り支持されるものである。
また、吊り治具11における各吊り具13は、上記の吊りフレーム12の各主ビーム14の下面側に連結された吊りワイヤー18の下端にフック部材19を取り付けたものである。フック部材19は、図4(b),(c)に示すように係止具3の頭部3aに対応する倒立ダルマ形状の係止孔19aを有する鋼板からなり、(b)に示すように係止孔19aの上部の大径部を係止具3の頭部3aに合わせて装着することにより、(c)に示すように揚重時には自ずと係止孔19aの下部の小径部が頭部3aに係合して抜け止めがなされるようになっている。
なお、上記の吊り具13は1枚のPC床版1に対して片側に2本ずつ、両側で計4本設ければ良く、図示例のものでは各段5枚のPC床版1を一括して揚重するものとしていることから、片側の主ビーム14に対しては10本の吊り具13を設けたものとなっているが、主ビーム14に対するそれら吊り具13の上端の連結点は6箇所のみとされていて、内側4箇所の各連結点には吊り具13が2本ずつ連結され、かつ内側の各連結点の相互間隔は各PC床版1における係止具3の相互間隔よりも大きく設定されている。これにより、図示しているように、各吊り具13は各PC床版1に係止された状態では鉛直に対して傾斜状態となって、内側3枚のPC床版1に係止される各2本の吊り具13は互いに逆方向に傾斜して平行にならないようにされており、したがって主ビーム14に対するPC床版1の幅方向の揺動が自ずと防止されて安定に吊り支持することができるものとなっている。
本実施形態の揚重方法の具体的な作業手順としては、地上に確保した作業ヤードにおいて、まず5枚のPC床版1をそれらの両端を揃えかつ側部どうしを接するように並置する。さらに、その上段に、同様に5枚のPC床版1を向きを揃えてスペーサ20(角端太材)を介して並置して積み重ねる。この際、各PC床版1どうしを相互に連結する必要はなく、それらを単に幅方向に並べかつ単に積み重ねるだけで良い。
そして、図4(b),(c)に示したように下段側の各PC床版1の各係止具3に対して各吊り具13を係止して玉掛けし、クレーン操作により吊り治具11を徐々に上昇させていけば、図2に示したように上下2段全10枚のPC床版1の全てをそのまま一括して安定に揚重することができる。
そのままクレーン操作によって下段側のPC床版1を敷設するべき位置に導き、そこで徐々に吊り下ろして図5に示すように大梁21上に配置する。これにより下段側の5枚のPC床版1の敷設位置への配置作業が一度に完了し、さらに1枚ずつ間配る必要はない。
続いて、各吊り具13を上段側のPC床版1に対して玉掛けし直す。つまり、下段側のPC床版1からフック部材19を外し、それを直上位置に重ねられている上段側のPC床版1の係止具3に係止し直す。そして、吊り治具11を再び上昇させ、図5に示すように上段側の5枚のPC床版1をそのまま一括して吊り上げ、そのまま横移動させて隣接位置に吊り下ろせば、上段側の5枚のPC床版1の配置作業も一度に完了する。
このように、本実施形態の揚重方法によれば、多数のPC床版1を単に幅方向に並べて並置して一括して安定に揚重することが可能であり、上述したような従来一般の揚重方法に比べて作業効率を格段に向上させることができる。特に、上記実施形態のようにPC床版を2段積みとして揚重して途中で玉掛けをし直すこととすれば、1段ずつ揚重する場合に比べてクレーンの稼働率をより高めることができる。
そして、上記の揚重方法を実施するためには、汎用のPC床版1に対して係止具3としてボルト等の金具を予め中空孔2に挿入してモルタル4により固着しておくだけで良いし、それらのPC床版1を一括して揚重するための吊り治具11はH形鋼やチャンネル材等の建設資材により簡単かつ安価に製作できるものであり、また各PC床版1に対する玉掛け作業も何等面倒ではなく、PC床版1を傷める懸念も全くないから、本方法を実施するために要するコスト増は些少で済み、作業効率向上による工期短縮と工費削減を十分に図ることができる。
なお、上記実施形態ではPC床版1を2段積みとして一括して揚重するものとしたが、1段のみで揚重することでも勿論良いし、可能であれば図6(a)に示すように3段積みないしそれ以上の多段として一括して揚重することでも良く、その場合は上記の揚重作業手順を段数分だけ単純に繰り返せば良い。また、上記実施形態では5枚のPC床版1を一群として取り扱うこととしたが、それに限るものでは勿論なく、たとえば図6(b)に示すように各群の枚数は適宜増減すれば良い。勿論、吊り治具11における吊りフレーム12の大きさやその形態、吊り具13の所要本数やその形状、その他の各部の具体的な構成は、揚重するするべきPC床版1の大きさや枚数、全重量、その他の諸条件を考慮して適正に設定すれば良い。
また、上記実施形態ではPC床版1を2段に積み重ねてクレーンにより一括揚重し、下段側のPC床版1を敷設位置に配置した時点で上段側のPC床版1に玉掛けし直し、上段側のPC床版1もさらにクレーンにより再揚重するものとしたが、上段側のPC床版1はクレーンによることなく他の搬送手段により横移動させることでも良い。たとえば図7に示すように、簡易な自立門形フレーム31にチェーンブロック32を横移動可能に設置した構成の横移動装置30を用いて、上段側のPC床版1をわずかに持ち上げて横移動させることも考えられる。この場合は、上記の吊り治具11における吊り具3と同様の吊り具33をチェーンブロック32に設けておき、それをPC床版1の係止具3に係止して持ち上げれば良い。
また、上記実施形態のように、PC床版1に予め取り付けておく係止具3は先端部に頭部3aを有するボルト状のものが好適であり、それに係止されるフック部材19としては倒立ダルマ状の係止孔19aを有する鋼板からなるものが好適であるが、PC床版1を安定に吊り支持でき、かつ簡単に係脱可能なものであれば、係止具3およびフック部材19の構成は様々に変更可能である。
さらに、前述したようにPC床版1に対する係止具3の取り付け位置や個数は安定に吊り支持できるように設定すれば良く、いずれにしても係止具3はPC床版1を製作する時点で工場で取り付けてしまえば良いが、あるいは現場の作業ヤードにおいて揚重に先立って取り付ける(ただし、当然にモルタル4の強度が発現するに十分な養生期間を確保する必要はある)ことでも良い。
本発明の実施形態を示すもので、揚重対象のPC床版の一例を示す図である。 同、吊り治具によりPC床版を2段積みとして吊り支持した状態を示す斜視図である。 同、吊り治具の構成例を示す三面図である。 同、PC床版における係止具と吊り具におけるフック部材との係止状態を示す図である。 同、上段側のPC床版の横移動工程を示す図である。 本発明の他の実施形態を示すもので、吊り治具によりPC床版を吊り支持した状態を示す図である。 同、上段側のPC床版の横移動工程の他の作業手順を示す図である。 従来一般のPC床版の揚重方法を示す図である。
符号の説明
1 PC床版
2 中空孔
3 係止具
3a 頭部
4 モルタル
11 吊り治具
12 吊りフレーム
13 吊り具
14 主ビーム
15 連結材
16 ブレース
17 主ワイヤー
18 吊りワイヤー
19 フック部材
19a 係止孔
20 スペーサ
21 大梁
30 横移動装置
31 自立門形フレーム
32 チェーンブロック
33 吊り具

Claims (4)

  1. 両端面に中空孔が開口しているPC床版を吊り上げてその敷設位置に配置するための揚重方法であって、
    予め、係止具の基端部を前記中空孔に挿入してモルタルにより固着しておくことによって、揚重対象のPC床版の両端部に該係止具の先端部を突出させておき、
    該PC床版を平置きするとともに、複数のPC床版をそれらの両端の位置を揃えかつ側部どうしが接する状態で幅方向に並べて並置し、
    各PC床版の係止具にそれぞれ吊り具を係止することによって玉掛けを行い、
    それら一群のPC床版を幅方向に並べた状態のまま一括して吊り上げて敷設位置にそのまま配置することを特徴とするPC床版の揚重方法。
  2. 請求項1記載のPC床版の揚重方法であって、
    並置した一群のPC床版の上段に、同じく複数のPC床版を向きを揃えて同様に幅方向に並べて並置して積み重ね、
    下段側のPC床版の各PC床版の係止具にそれぞれ吊り具を係止することにより玉掛けを行い、
    下段側および上段側のPC床版の全てをそのまま一括して吊り上げて、下段側の各PC床版の敷設位置にそのまま配置した後、
    下段側の各PC床版の係止具にそれぞれ係止していた吊り具を外してそれぞれ直上位置に積層されている上段側の各PC床版の各係止具に係止することにより、下段側のPC床版から上段側のPC床版に玉掛けし直し、
    しかる後に、上段側のPC床版をそのまま一括して吊り上げて敷設位置にそのまま配置することを特徴とするPC床版の揚重方法。
  3. 請求項1または2記載の方法により複数のPC床版を一括して揚重するために用いる吊り治具であって、
    並置した一群のPC床版全体の平面形状に対応する矩形枠状に形成されてクレーン等の揚重手段により吊り支持される鋼製の吊りフレームに、各PC床版の両端部に設けられている係止具にそれぞれ係止される複数の吊り具を設けてなることを特徴とするPC床版揚重用の吊り治具。
  4. 請求項3記載の吊り治具であって、
    各吊り具は、吊りフレームに連結された吊りワイヤーの下端に鋼板からなるフック部材を取り付けてなり、該フック部材には、各PC床版の両端部に突出している係止具の先端部に形成されている頭部に係脱自在な倒立ダルマ形状の長穴を形成してなることを特徴とするPC床版揚重用の吊り治具。
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