JP2002097397A - エネルギー線硬化型印刷インキ組成物及びその製造方法 - Google Patents

エネルギー線硬化型印刷インキ組成物及びその製造方法

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JP2002097397A
JP2002097397A JP2000285119A JP2000285119A JP2002097397A JP 2002097397 A JP2002097397 A JP 2002097397A JP 2000285119 A JP2000285119 A JP 2000285119A JP 2000285119 A JP2000285119 A JP 2000285119A JP 2002097397 A JP2002097397 A JP 2002097397A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流動特性の改善が可能で、優れた印刷適性、
乳化特性及び塗膜物性を有するエネルギー線硬化型印刷
インキ組成物及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 第一の構成は、一般式(I)、(II)
から選ばれる1種以上のゲル化剤を含有することを特徴
とするエネルギー線硬化型印刷インキ組成物、第二の構
成は、該ゲル化剤を含有するエネルギー線硬化型印刷イ
ンキ用コンパウンド、第三の構成は該コンパウンドとイ
ンキベースと混合することを特徴とするエネルギー線硬
化型印刷インキ組成物の製造方法である。 【化1】 (式中、R1、R2、R3は脂肪酸残基又は水素原子を
示し、少なくとも1つは脂肪酸残基であり、且つ、1個
以上の脂肪酸残基が1個以上の水酸基を有する。式中、
R4 はH、CH3、CH2CH3の何れかを示す。) 一般式(II) R5−X (式中、R5は水酸基を1個以上有する有機基、Xはカ
ルボキシル基又は水酸基を示す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れた印刷適性及
び塗膜物性を有するエネルギー線硬化型印刷インキ組成
物及びエネルギー線硬化型印刷インキ用コンパウンドを
用いての該エネルギー線硬化型印刷インキ組成物の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エネルギー線硬化型印刷インキは、油性
インキと比較しても、特に温度による粘度変化が大き
く、高温下ではインキの乳化が進み、汚れが発生しやす
い。高粘度に調整すると汚れは改善するものの着肉性に
問題が発生する等、温度変化による流動性変化の小さい
エネルギー線硬化型印刷インキが求められていた。従
来、エネルギー線硬化型印刷インキのフロー(流動性)
を調整する場合は、微粉末シリカ、有機ベントナイト等
の体質顔料を直接インキに添加したり、微粉末シリカ、
有機ベントナイトを用いたコンパウンドを添加し調整し
ていた。
【0003】しかしながら、微粉末シリカを添加する方
法は、その嵩高さ(見掛け比重が小さい)のため配合時
や練肉・分散時の作業性を低下させるのみならず印刷時
の機上安定性も十分ではなかった。有機ベントナイトを
添加する方法は、流動性は改善されるものの、塗膜性
能、特に金属用のエネルギー線硬化型印刷インキに使用
した場合、レトルト殺菌処理後の密着性を劣化させてい
た。またこれらの体質顔料を添加する方法では、十分に
流動性を抑制させる量を添加するとインキの転移性に問
題が生じていた。また体質顔料の添加以外で流動性を調
整する方法としては、特定のソルビトール誘導体による
ゲルワニスを用いる方法(特公昭52−4201号公
報)や金属キレートによるゲルワニスを用いる方法が提
案されているが、これらの方法は、ゲルワニスの調製に
150℃を超える高温を必要とし、反応性希釈剤自体の
反応が起こり、エネルギー線硬化型印刷インキに適用す
ることは困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、印刷
適性及び印刷物の印字及び塗膜適性を改善したエネルギ
ー線硬化型印刷インキ組成物及びエネルギー線硬化型印
刷インキ用コンパウンドを用いての該エネルギー線硬化
型印刷インキ組成物の製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意検討の結果、特定のゲル化剤を必須成分
とするエネルギー線硬化型印刷インキ組成物が所期の目
的を有利に達成できることを見出し本発明を完成させる
に至った。
【0006】すなわち、本発明の第一の構成は、下記一
般式(I)、(II)から選ばれる1種以上のゲル化剤
を含有することを特徴とするエネルギー線硬化型印刷イ
ンキ組成物である。
【0007】
【化3】 (式中、R1、R2、R3は脂肪酸残基又は水素原子を示
し、少なくとも1つは脂肪酸残基であり、且つ、1個以
上の脂肪酸残基が1個以上の水酸基を有する。式中、R
4 はH、CH3、CH2CH3の何れかを示す。)
【0008】一般式(II) R5−X (式中、R5は水酸基を1個以上有する有機基、Xはカ
ルボキシル基又は水酸基を示す。)
【0009】本発明の第二の構成は、前記したゲル化剤
を含有することを特徴とするエネルギー線硬化型印刷イ
ンキ用コンパウンドである。
【0010】本発明の第三の構成は、あらかじめゲル化
剤を反応性希釈剤に溶解及び又は分散させたエネルギー
線硬化型印刷インキ用コンパウンドを製造する工程と該
コンパウンドをインキベースに混合する工程とを有する
ことを特徴とするエネルギー線硬化型印刷インキ組成物
の製造方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、特定のゲル化剤を含有
するエネルギー線硬化型印刷インキ組成物及びエネルギ
ー線硬化型印刷インキ用コンパウンドを用いての該エネ
ルギー線硬化型印刷インキ組成物の製造方法を提供しよ
うとするものである。
【0012】本発明に係る印刷インキ組成物の必須成分
であるゲル化剤成分の内、前記一般式(I)で表される
化合物としては、硬化ヒマシ油が例示できる。
【0013】一般式(II)で表される化合物として
は、硬化ヒマシ脂肪酸、12−ヒドロキシステアリン
酸、11−ヒドロキシパルミチン酸、ω−ヒドロキシラ
ウリン酸、11−ヒドロキシウンデカン酸、2−ヒドロ
キシテトラデカン酸、15−ヒドロキシペンタデカン
酸、2−ヒドロキシヘキサデカン酸、16−ヒドロキシ
ヘキサデカン酸、2−ヒドロキシドデカン酸、9,10
−ジヒドロキシウンデカン酸、3,11−ジヒドロキシ
テトラデカン酸、11−ヒドロキシテトラデカン酸、1
6−ヒドロキシパルミチン酸、14−ヒドロキシパルミ
チン酸、2−ヒドロキシパルミチン酸等の(ポリ)ヒド
ロキシカルボン酸、12−ヒドロキシステアリルアルコ
ール、11−ヒドロキシパルミチルアルコール、ω−ヒ
ドロキシラウリルアルコール、11−ヒドロキシウンデ
シルアルコール、2−ヒドロキシテトラデシルアルコー
ル、15−ヒドロキシペンタデシルアルコール、2−ヒ
ドロキシヘキサデシルアルコール、16−ヒドロキシヘ
キサデシルアルコール、2−ヒドロキシドデシルアルコ
ール、9,10−ジヒドロキシウンデシルアルコール、
3,11−ジヒドロキシテトラデシルアルコール、11
−ヒドロキシテトラデシルアルコール、16−ヒドロキ
シパルミチルアルコール、14−ヒドロキシパルミチル
アルコール、2−ヒドロキシパルミチルアルコール等の
ヒドロキシアルキルアルコールがあげられる。これらは
単独、または、2種以上併用して使用される。
【0014】これらの内、硬化ヒマシ脂肪酸、ヒドロキ
システアリン酸、ヒドロキシステアリルアルコールが特
に好ましく用いられる。
【0015】印刷インキ組成物中のゲル化剤の融点は、
反応性希釈剤自体の反応によるゲル化を起こすことな
く、所定の効果を得るために、50℃〜150℃である
ことが好ましく、より好ましくは60〜120℃であ
る。
【0016】印刷インキ組成物中のゲル化剤の含有量
は、0.1〜20重量%程度であることが好ましい。
【0017】次に、本発明に係るエネルギー線硬化型印
刷インキ組成物に於ける、ゲル化剤以外の成分であるイ
ンキベースについて詳細に説明する。本発明に用いられ
るベースインキは、平版用、オフ輪用、金属印刷用を始
め、顔料、ビヒクル、反応性希釈剤、光反応開始剤等を
含有する各種のインキベースが用いられる。
【0018】顔料としては、なんら制限が無く通常の無
機顔料、有機顔料、染料が使用できる。たとえば、二酸
化チタン、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、酸化鉄等の
無機顔料、アゾ顔料、レーキ顔料、フタロシアニン顔
料、イソインドリン顔料、アントラキノン顔料、キナク
リドン顔料等の有機顔料、カーボンブラック等があげら
れる。
【0019】本発明に用いられるインキベース用の樹脂
としては、従来より用いられている樹脂が使用できる。
すなわち、油変性アルキッド樹脂、脂肪酸変性アルキッ
ド樹脂、シリコン変性アルキッド樹脂、オイルフリーポ
リエステル樹脂、ウレタン変性ポリエステル樹脂、エポ
キシ樹脂、エポキシエステル樹脂、ケトン樹脂、アミノ
樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、アクリル樹脂、ジアリル
フタレート樹脂、ケトン樹脂、エポキシアクリレート樹
脂、ウレタンアクリレート樹脂、ポリエステルアクリレ
ート樹脂、アルキッドアクリレート樹脂、カプロラクト
ン変性物、フェノール樹脂、石油樹脂、ノボラック型エ
ポキシ樹脂、脂環型エポキシ樹脂あるいはこれらの変性
樹脂等が単独、または必要に応じて2種以上使用でき
る。
【0020】本発明に用いられるインキベースの反応性
希釈剤としては、従来のラジカル系、カチオン系の反応
性希釈剤が使用できる。ラジカル系の反応性希釈剤とし
ては、ラジカル重合性を有する既存の(メタ)アクリル
モノマーが単独或いは複数を混合して使用でき特に制限
はない。フェノール(メタ)アクリレート及びそのエチ
レン又はプロピレンオキサイド変性物、ノニルフェノー
ル(メタ)アクリレート及びそのエチレン又はプロピレ
ンオキサイド変性物、ビスフェノールFジ(メタ)アク
リレート及びそのエチレン又はプロピレンオキサイド変
性物、ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート及びそ
のエチレン又はプロピレンオキサイド変性物、プロピレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、エチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールト
リ(メタ)アクリレート及びそのエチレン又はプロピレ
ンオキサイド変性物、トリメチロールプロパントリ(メ
タ)アクリレート及びそのエチレン又はプロピレンオキ
サイド変性物、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)ア
クリレート及びそのエチレン又はプロピレンオキサイド
変性物、ジペンタエレスリトールペンタ及びヘキサ(メ
タ)アクリレート及びそのエチレン又はプロピレンオキ
サイド変性物、ジトリメチロールプロパンテトラ(メ
タ)アクリレート及びそのエチレン又はプロピレンオキ
サイド変性物、脂肪族変性(メタ)アクリレート及びそ
のエチレン又はプロピレンオキサイド変性物等を例示で
きる。添加量は、印刷インキ組成物に対して5〜50重
量%の範囲で加えればよい。
【0021】カチオン系反応性希釈剤としては、カチオ
ン硬化する任意の化合物が単独或いは複数を混合して使
用でき特に制限はない。フェニルグリシジルエーテル、
ブチルグリシジルエーテル、ヘキサンジオールジグリシ
ジルエーテル、テトラエチレングリコールジグリシジル
エーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエー
テル、ビスフェノールAジグリシジルエーテル、ノボラ
ック型エポキシ樹脂、脂環型エポキシ樹脂、オキセタン
化合物、ビニルエーテル化合物、ポリオール等を例示で
きる。添加量は、印刷インキ組成物に対して5〜50重
量%の範囲で加えればよい。
【0022】本発明に用いられるインキベースには、必
要に応じて光反応開始剤を添加することが出来る。光反
応開始剤としては、従来のラジカル系、カチオン系の光
反応開始剤が使用できる。ラジカル系の光反応開始剤と
しては、紫外線によりラジカルを発生する任意の物質が
単独或いは複数を混合して使用でき特に制限はない。ベ
ンゾインエーテル、ベンジルケタール、アセトフエノン
誘導体、アシルフォスフィンオキサイド、α−ジカルボ
ニル、芳香族ケトン、チオキサントン、4,4ジメチル
アミノベンゾフェノン、4,4ジエチルアミノベンゾフ
ェノン、αーアシロキシムエステル、イルガキュアー9
07(チバガイギー製)、イルガキュアー369(チバ
ガイギー製)等を例示でき、単独、または必要に応じて
2種以上を混合して使用できる。添加量は、印刷インキ
組成物に対し0重量%〜20重量%の範囲で加えればよ
い。
【0023】カチオン系光反応開始剤としては、紫外線
の照射により、酸を発生する任意の化合物を単独あるい
は複数を混合して添加することが出来る。スルホニウム
塩、ヨードニウム塩、メタロセン化合物、ベンゾイント
シレート等が例示できる。添加量は、印刷インキ組成物
に対し0.1重量%〜20重量%の範囲で加えればよ
い。
【0024】本発明に用いられるインキベースには、必
要に応じて増感剤を添加できる。増感剤としては、特に
ラジカル系の紫外線硬化時の酸素障害を軽減する任意の
物質が単独或いは複数を混合して使用でき特に制限はな
い。(モノ、ジ、トリ)エタノールアミン、(モノ、
ジ)メチル (モノ、ジ)エタノールアミン、(モノ、
ジ、トリ)プロパノールアミン、(モノ、ジ)メチルア
ミノベンズアルデヒド、(モノ、ジ)メチルアミノ安息
香酸、(モノ、ジ)メチルアミノ安息香酸ブチル、(モ
ノ、ジ)メチルアミノ安息香酸エチル、(モノ、ジ)メ
チルアミノ安息香酸エチル、(モノ、ジ)メチルアミノ
安息香酸ブチル、(モノ、ジ)メチルアミノ安息香酸イ
ソアミル、安息香酸ジメチルアミノエチル、(モノ、
ジ)メチルアミノ安息香酸ブトキシエチル、(モノ、
ジ)メチルアミノ安息香酸エチルヘキシル等が例示でき
る。本発明の光増感剤の添加量は、印刷インキ組成物に
対し1重量%〜10重量%の範囲で加えればよい。
【0025】本発明に係るエネルギー線硬化型印刷イン
キ組成物は、必須成分のゲル化剤を、顔料、樹脂、反応
性希釈剤、光反応開始剤等と同時に配合して製造しても
良いし、ゲル化剤をあらかじめ反応性希釈剤に溶解及び
又は分散したコンパウンドの形態にした後、顔料、樹
脂、反応性希釈剤、光反応希釈剤と同時に配合して製造
しても良い。又、顔料、樹脂、及び溶剤にて製造したイ
ンキベースに、印刷インキ用コンパウンドの形態で後添
加して混合することも出来る。エネルギー線硬化型印刷
インキ用コンパウンドとは、印刷インキの物性を調節す
るために必要に応じてインキに添加するものであり、本
発明に於けるエネルギー線硬化型印刷インキ用コンパウ
ンドとは、ゲル化剤を反応性希釈剤に溶解及び又は分散
させた形態を指す。
【0026】すなわち、本発明に必須の、ゲル化剤は、
あらかじめ反応性希釈剤に溶解及び又は分散させたエネ
ルギー線硬化型印刷インキ用コンパウンドとして用いる
ことが好ましい。エネルギー線硬化型印刷インキ用コン
パウンドを得るために使用される反応性希釈剤として
は、従来のラジカル系、カチオン系の反応性希釈剤が使
用できる。ラジカル系の反応性希釈剤としては、ラジカ
ル重合性を有する既存の(メタ)アクリルモノマーが単
独或いは複数を混合して使用でき特に制限はない。フェ
ノール(メタ)アクリレート及びそのエチレン又はプロ
ピレンオキサイド変性物、ノニルフェノール(メタ)ア
クリレート及びそのエチレン又はプロピレンオキサイド
変性物、ビスフェノールFジ(メタ)アクリレート及び
そのエチレン又はプロピレンオキサイド変性物、ビスフ
ェノールAジ(メタ)アクリレート及びそのエチレン又
はプロピレンオキサイド変性物、プロピレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)
アクリレート及びそのエチレン又はプロピレンオキサイ
ド変性物、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリ
レート及びそのエチレン又はプロピレンオキサイド変性
物、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート
及びそのエチレン又はプロピレンオキサイド変性物、ジ
ペンタエレスリトールペンタ及びヘキサ(メタ)アクリ
レート及びそのエチレン又はプロピレンオキサイド変性
物、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレ
ート及びそのエチレン又はプロピレンオキサイド変性
物、脂肪族変性(メタ)アクリレート及びそのエチレン
又はプロピレンオキサイド変性物等を例示できる。
【0027】カチオン系反応性希釈剤としては、光によ
りカチオン硬化する任意の化合物が単独或いは複数を混
合して使用でき特に制限はない。フェニルグリシジルエ
ーテル、ブチルグリシジルエーテル、ヘキサンジオール
ジグリシジルエーテル、テトラエチレングリコールジグ
リシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシ
ジルエーテル、ビスフェノールAジグリシジルエーテ
ル、ノボラック型エポキシ樹脂、脂環型エポキシ樹脂、
オキセタン化合物、ビニルエーテル化合物、ポリオール
等を例示できる。
【0028】本発明に係るエネルギー線硬化型印刷イン
キ組成物の製造方法に用いられる、エネルギー線硬化型
印刷インキ用コンパウンドにおいて、構成するゲル化剤
成分と反応性希釈剤成分の重量比は、流動性等の効果を
得る点で、3:97〜50:50が好ましく、より好ま
しくは、10:90〜40:60である。
【0029】前記したエネルギー線硬化型印刷インキ用
コンパウンドを得るには、たとえばゲル化剤成分と反応
性希釈剤成分を50〜150℃で5分〜1時間程度加熱
溶解後、室温付近まで放冷して固化させることで得られ
る。
【0030】本発明に係るエネルギー線硬化型印刷イン
キ組成物中における本発明の製造方法で用いるエネルギ
ー線硬化型印刷インキ用コンパウンドの含有量は必要と
されるインキ性状に調製できれば良く特に制限はない
が、通常1〜30重量%である。
【0031】本発明のその他の成分としては、必要に応
じて公知の顔料分散剤、ワックス、ドライヤー、安定
剤、酸触媒等を添加することが可能である。
【0032】また、本発明の目的を損なわない範囲で、
微粉末シリカ、有機ベントナイト等を助剤としてインキ
に添加使用も可能である。
【0033】本発明に係るエネルギー線硬化型印刷イン
キ組成物は、オフセット方式、ドライオフセット方式な
ど通常の印刷方式によって容易に印刷する事が出来る。
インキ膜厚は任意であるが、例えば0.1〜6ミクロン
の範囲で行えばよい。
【0034】本発明に係るエネルギー線硬化型印刷イン
キ組成物を金属板用に調製する場合、印刷後、オーバー
プリント用ワニス層を設けることが出来る。組み合わせ
るオーバープリント用ワニスは、加熱又はエネルギー線
によって硬化する通常の金属印刷塗装に使われる任意の
水性型、溶剤型、エネルギー線硬化型のオーバープリン
ト用ワニスが使用でき、特に制限はない。
【0035】その場合、組み合わされるオーバープリン
ト用ワニスは、基本的に金属板上に印刷し、エネルギー
線硬化したインキ上にロールコーター塗装された後、1
50〜250℃で5秒〜15分間加熱乾燥または紫外線
照射されることにより、外観、硬度、加工性、耐レトル
ト性に優れる塗膜を形成することができる。
【0036】本発明のエネルギー線硬化型印刷インキ組
成物と組み合わせるオーバープリント用ワニスの塗装方
法は、通常のコーター方式で行うことができる。オーバ
ープリント用ワニスの膜厚は任意であるが、例えば、3
〜10ミクロンの範囲で行えばよい。
【0037】
【実施例】以下本発明の理解を容易にするため、実施例
によって本発明を具体的に説明するが、本発明は実施例
のみに限定されるものではない。なお、各例中の部及び
%は重量基準によるものである。
【0038】(エネルギー線硬化型印刷インキ用コンパ
ウンドの製造1)攪拌機、コンデンサー、窒素導入管、
温度計を具備した反応装置に、反応性希釈剤80部に安
定剤としてハイドロキノン1部を添加した後、本発明の
ゲル化剤20部を加えて、表1に示す組成で各々100
℃30分間溶解させて、エネルギー線硬化型印刷インキ
用コンパウンド(A−1)〜(A−7)を得た。
【0039】
【表1】
【0040】(エネルギー線硬化型印刷インキ用コンパ
ウンドの製造2)反応性希釈剤 80部に体質顔料を表
2に示す組成で添加し、高速攪拌機で攪拌分散させて、
エネルギー線硬化型印刷インキ用コンパウンド(B−
1)〜(B−10)を得た。
【表2】
【0041】(インキベース1の製造)チタン白50
部、ヤシ油変性アルキッド樹脂ワニス(油長20%、平
均分子量約9000)27部、M−310(東亜合成
(株)製、TMPTA)10部、ルシリンTPO(BASF製)1
部、カヤキュアーEPA(日本化薬製)2部、安定剤0.5部を
3本ロールミルにて練肉・混合した。
【0042】(インキベース2の製造)チタン白50
部、ヤシ油変性アルキッド樹脂ワニス(油長20%、平
均分子量約9000)27部、UVR−6105(ユニオン
カーハ゛イト(株)製、脂環式エホ゜キシ樹脂)10部、UVI−
6990(ユニオンカーハ゛イト製トリアリールスルフォニウム塩)2部を3本
ロールミルにて練肉・混合した。
【0043】(実施例1〜7、比較例1)表3に示した
組成にて、インキベースに混合してインキ組成物を調製
した。
【0044】
【表3】
【0045】(比較例1〜11)表4に示した組成に
て、インキベースに混合してインキ組成物を調製した。
【0046】
【表4】
【0047】(実施例8)チタン白50部、ヤシ油変性
アルキッド樹脂ワニス(油長20%、平均分子量約90
00)27部、エネルギー線硬化型印刷インキ用コンパ
ウンド(A−2)10部M−310(東亜合成(株)
製、TMPTA)10部、ルシリンTPO(BASF製)1部、カヤキ
ュアーEPA(日本化薬製)2部、安定剤0.5部を3本ロー
ルミルにて練肉・混合した。
【0048】(比較例12)チタン白50部、ヤシ油変
性アルキッド樹脂ワニス(油長20%、平均分子量約9
000)27部、エネルギー線硬化型印刷インキ用コン
パウンド(B−2)10部M−310(東亜合成(株)
製、TMPTA)10部、ルシリンTPO(BASF製)1部、カヤキ
ュアーEPA(日本化薬製)2部、安定剤0.5部を3本ロー
ルミルにて練肉・混合した。
【0049】(比較例13)チタン白50部、ヤシ油変
性アルキッド樹脂ワニス(油長20%、平均分子量約9
000)27部、エネルギー線硬化型印刷インキ用コン
パウンド(B−7)10部M−310(東亜合成(株)
製、TMPTA)10部、ルシリンTPO(BASF製)1部、カヤキ
ュアーEPA(日本化薬製)2部、安定剤0.5部を3本ロー
ルミルにて練肉・混合した。
【0050】(試験方法) 1.インキ特性値 (1)スプレッドメーター値 JIS K 5701−1に準じて、実施例1〜8、比
較例1〜13で得られたインキ組成物のスプレッドメー
ター直径D(60秒後の広がり直径;単位mm)及びス
プレッドメーター傾斜Sを測定した。
【0051】(2)傾斜流度 実施例1〜11、比較例1〜4で得られたインキ組成物
について、各々2mlを70度の傾斜をつけたガラス板
上にて25℃にて30分間放置後、流動した長さ(m
m)を測定した。
【0052】(3)経時変化 実施例1〜11、比較例1〜4で得られたインキ組成物
を各々40℃にて60日間放置後、上述の(1)スプレ
ッドメーター値、(2)傾斜流度を測定して、直径Dの
変化が1.5mm未満を○、1.5以上3.0未満を
△、3.0以上を×、傾斜流度の変化が10mm未満を
○、10mm以上30mm未満を△、30mm以上を×と
してそれぞれ評価した。試験結果を表5にまとめた。
【0053】
【表5】
【0054】2.印刷適性 (1)転移性 高速印刷適性試験機(エスエムテー(株)製)にて、
4.0m/sの速度にてアルミ板上にインキを印刷し、
インキ転移直後のつぶれの状態をルーペにて視覚判定
し、良好なもの○、中程度のものを△、不良なものを×
として評価した。
【0055】(2)乳化性 実施例1〜8、比較例1〜11で得られたインキ組成物
50gを、25℃に調整した10%イソフ゜ロヒ゜ルアルコール水溶
液100g中に入れ、デューク式乳化試験機で強制乳化
させる。10分間強制乳化させた後のインキ状態を観察
し、乳化前と変化が少ないものを○、中程度のものを
△、大きなものを×として評価した。
【0056】(3)ミスチング試験 実施例1〜8、比較例1〜11で得られたインキ組成物
を各々2.64CC採取し、予めローラー温度を32℃
に設定したインコメーターのローラー上に均一に塗布し
た後、800rpmで5分間回転させた。ローラー下部
に置いた黒紙上へのインキの飛散の程度を目視判定し
た。良好なものを○、不良なものを×として評価した。
【0057】3.塗膜物性 テストパネルの作成;実施例1〜8、比較例1〜4で得
られたインキ組成物を、各々インキ皮膜厚が1.5μm
となるようにホワイトコーティング板にRIテスターで
印刷した。印刷に引き続きメタルハライドランプで10
0mJ/cm2の積算光量になるように紫外線を照射
し、3ピース缶用仕上げニスを65mg/100cm2
(焼き付け後固形分)の塗膜量となるように塗装した。
上記の条件で印刷塗装した印刷塗装板を180℃ 10
分(ピーク温度)の条件で焼き付け乾燥する。
【0058】作成したテストパネルを加圧容器中で加湿
下にて、125℃30分間処理した後、(1)塗膜密着
性、および(2)塗膜硬度の試験を行った。
【0059】(1)塗膜硬度 塗膜面の硬度を、鉛筆引っ掻き試験(JIS K 540
0)を行って、鉛筆硬度が2H以上のものを○、H以下
のものを×で示した。
【0060】(2)塗膜密着性 JIS K 5400に準じて、塗膜面にカッターナイフ
で1mm間隔で100個の碁盤目を作り、セロハンテー
プによる剥離状態を調べ、剥離していないマス目の個数
で示した。
【0061】
【表6】
【0062】
【発明の効果】以上、実施例等で示した通り、本発明に
係るエネルギー線硬化型印刷インキ組成物は、経時変化
がほとんどなく大幅なフローの改善すなわち流動特性の
改善が可能であり、優れた印刷適性、乳化特性と良好な
塗膜物性を有する。
フロントページの続き Fターム(参考) 4J039 AB04 AD10 AD18 AD21 AE01 AE02 AE03 AE05 AE06 BC07 BC19 BC20 BC73 BE01 BE12 BE23 BE26 CA04 CA07 EA04 EA42 FA01 GA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)、(II)から選ばれ
    る1種以上のゲル化剤を含有することを特徴とするエネ
    ルギー線硬化型印刷インキ組成物。 【化1】 (式中、R1、R2、R3は脂肪酸残基又は水素原子を示
    し、少なくとも1つは脂肪酸残基であり、且つ、1個以
    上の脂肪酸残基が1個以上の水酸基を有する。式中、R
    4 はH、CH3、CH2CH3の何れかを示す。) 一般式(II) R5−X (式中、R5は水酸基を1個以上有する有機基、Xはカ
    ルボキシル基又は水酸基を示す。)
  2. 【請求項2】 ゲル化剤の含有量が0.1〜20重量%
    である請求項1に記載のエネルギー線硬化型印刷インキ
    組成物。
  3. 【請求項3】 ゲル化剤の融点が50℃〜150℃であ
    る請求項1又は2に記載のエネルギー線硬化型印刷イン
    キ組成物。
  4. 【請求項4】 ゲル化剤が硬化ひまし油、硬化ひまし脂
    肪酸、ヒドロキシステアリン酸、ヒドロキシステアリル
    アルコールから選ばれる少なくとも1種である請求項1
    〜3の何れかに記載のエネルギー線硬化型印刷インキ組
    成物。
  5. 【請求項5】 下記一般式(I)、(II)から選ばれ
    る1種以上のゲル化剤を含有することを特徴とするエネ
    ルギー線硬化型印刷インキ用コンパウンド。 【化2】 (式中、R1、R2、R3は脂肪酸残基又は水素原子を示
    し、少なくとも1つは脂肪酸残基であり、且つ、1個以
    上の脂肪酸残基が1個以上の水酸基を有する。式中、R
    4 はH、CH3、CH2CH3の何れかを示す。) 一般式(II) R5−X (式中、R5は水酸基を1個以上有する有機基、Xはカ
    ルボキシル基又は水酸基を示す。)
  6. 【請求項6】 あらかじめゲル化剤を反応性希釈剤に溶
    解及び又は分散させたエネルギー線硬化型印刷インキ用
    コンパウンドを製造する工程と該コンパウンドをインキ
    ベースに混合する工程とを有することを特徴とするエネ
    ルギー線硬化型印刷インキ組成物の製造方法。
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