JP2002093192A - 半導体記憶装置の試験方法 - Google Patents

半導体記憶装置の試験方法

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JP2002093192A
JP2002093192A JP2000282413A JP2000282413A JP2002093192A JP 2002093192 A JP2002093192 A JP 2002093192A JP 2000282413 A JP2000282413 A JP 2000282413A JP 2000282413 A JP2000282413 A JP 2000282413A JP 2002093192 A JP2002093192 A JP 2002093192A
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厚雄 萬行
Manabu Miura
学 三浦
Makoto Hatanaka
真 畠中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 m×nビットワイドデータバスを有する半導
体記憶装置の試験工数を大幅に短縮する。 【解決手段】 半導体記憶装置の全アドレスが正常か異
常かの判定をm×nビット単位で判定し(ステップST
13)、全アドレスについて正常と判定した場合は試験
を終了し(ステップST20)、異常アドレスが存在し
た場合は、異常アドレスに対するm×nビット中のmビ
ットデータとこれの期待値とを比較し、比較結果が異常
の場合は半導体記憶装置の救済可否の判定を行う(ステ
ップST25,ST27)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
の試験方法に関し、たとえば、被試験用としての半導体
記憶装置と論理回路を搭載した試験回路を用いた半導体
記憶装置の試験方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来における半導体記憶装置
の試験方法を実施する場合の試験回路の構成を示す回路
図である。図において、5は16MビットのDRAM5
2を試験するための試験回路であり、図示しない試験装
置(以下、テスタと呼ぶ)と接続される。51はテスタ
から送出された8ビットの入力データTDIを入力D
(7:0)に入力して書き込みクロック信号TWCKの
立ち上がりにより保持し、出力制御信号TOE−に基づ
いて出力Q(7:0)が制御される8ビットのD型フリ
ップフロップである。
【0003】52は被試験用の半導体記憶装置としての
16MビットのDRAM(Dynamic Rando
m Access Memory)であり、たとえばm
×nビット幅のワイドデータバス(この図10の例で
は、m=8ビット、n=16段の128ビット)を有
し、行アドレスが4096,すなわち行アドレス線が1
2ビットであり、列アドレスが32,すなわち列アドレ
ス線が5ビットであり、アドレス線が総計17ビットの
DRAMである。53は16MビットのDRAM52か
ら読み出した8×16ビットデータから、テスタにより
送出された出力データ選択信号TSELに基づいて、1
組の8ビットデータを選択し8ビットの出力データTD
Oとして出力する128to8のマルチプレクサであ
る。各配線に付与されている数字(4,8,17)は、
各データのビット数を示し、<0>〜<15>は8ビッ
ト単位のデータに付与された番号である。
【0004】次に動作について説明する。まず、16M
ビットのDRAM52への書き込み動作について説明す
る。テスタから送出された入力データTDIは、D型フ
リップフロップ51の入力D(7:0)に入力され、書
き込みクロック信号TWCKの立ち上がりにより保持さ
れる。この場合、テスタがハイレベル(以下、Hレベル
と呼ぶ)の出力制御信号TOE−を送出すると、D型フ
リップフロップ51の「OE」端子にはHレベルが入力
されD型フリップフロップ51の出力Q(7:0)から
8ビットのデータが出力される。
【0005】D型フリップフロップ51の出力Q(7:
0)に出力されたデータは、8ビット単位で16組に分
岐される。そして、テスタは該当する行アドレスおよび
列アドレスを表わすアドレス信号TADIとともにロウ
レベル(以下、Lレベルと呼ぶ)のアドレスストローブ
信号TAS−を16MビットのDRAM52の各端子に
入力する。このアドレスストローブ信号TAS−により
その時点のアドレス信号TADIが取り込まれる。そし
て、その取り込みのタイミングにあわせて、テスタはL
レベルの書き込み制御信号TW−を送出し、その8ビッ
ト単位で16組に分岐されたデータが、そのアドレス信
号TADIで指定された16MビットのDRAM52の
格納領域に端子D(127:0)から書き込まれる。こ
こで、Hレベルの出力制御信号TOE−が入力されてい
るので、16MビットのDRAM52からの出力は禁止
される。
【0006】次に16MビットのDRAM52からの読
み出し動作について説明する。テスタは該当する行アド
レスおよび列アドレスを表わすアドレス信号TADIと
ともにLレベルのアドレスストローブ信号TAS−を1
6MビットのDRAM52の各端子に入力する。そし
て、このアドレスストローブ信号TAS−によりその時
点のアドレス信号TADIが取り込まれる。その取り込
みのタイミングにあわせて、テスタはLレベルの出力制
御信号TOE−を送出し、取り込まれたアドレス信号T
ADIで指定された16MビットのDRAM52の格納
領域に書き込まれた8×16ビットデータが同時に読み
出される。テスタはHレベルの書き込み制御信号TW−
を送出し、またLレベルの出力制御信号TOE−を送出
しているので、16MビットのDRAM52への書き込
みおよびD型フリップフロップ51の出力Q(7:0)
からの出力がそれぞれ禁止される。
【0007】マルチプレクサ53は、テスタから送出さ
れた出力データ選択信号TSELにより、16Mビット
のDRAM52の出力Q(127:0)から出力された
8×16ビットデータのうち1組の8ビットデータを選
択し、出力データTDOとして出力する。
【0008】さらに、上記の試験回路を用いて、従来に
おける半導体記憶装置の試験方法の手順について説明す
る。図11は、従来における半導体記憶装置の試験方法
の手順を示すフローチャートである。ここで、m×nビ
ット幅のワイドデータバスを有する16MビットのDR
AM52は、行アドレスサイズがx,列アドレスサイズ
がyの大きさを持つDRAMとする。
【0009】試験が開始されると、テスタから送出され
たm×nビットデータがD型フリップフロップ51の入
力D(7:0)にmビット単位で順番に入力データTD
Iとして入力され、出力制御信号TOE−がHレベルの
とき出力Q(7:0)から出力される。そして、テスタ
は行アドレスがX=0,列アドレスがY=0を設定する
(ステップST100)。16MビットのDRAM52
にデータを書き込むために、テスタは上記した行アドレ
スX=0および列アドレスY=0を表わすアドレス信号
TADIとともにLレベルのアドレスストローブ信号T
AS−を16MビットのDRAM52の各端子に入力す
る。このアドレスストローブ信号TAS−によりその時
点のアドレス信号TADIが取り込まれる。そして、そ
の取り込みのタイミングにあわせて、テスタはLレベル
の書き込み制御信号TW−を送出し、そのm×nビット
データが、そのアドレス信号TADIで指定された16
MビットのDRAM52の格納領域(X=0,Y=0)
に書き込まれる(ステップST101)。
【0010】また、16MビットのDRAM52に書き
込まれたデータを読み出すために、テスタは設定した行
アドレスX=0および列アドレスY=0を表わすアドレ
ス信号TADIとともにLレベルのアドレスストローブ
信号TAS−を16MビットのDRAM52の各端子に
入力する。そして、このアドレスストローブ信号TAS
−によりその時点のアドレス信号TADIが取り込まれ
る。その取り込みのタイミングにあわせて、テスタはL
レベルの出力制御信号TOE−を送出し、そのアドレス
信号TADI,すなわち行アドレスX=0および列アド
レスY=0で指定された16MビットのDRAM52の
格納領域(X=0 Y=0)に書き込まれたm×nビッ
トデータが同時に読み出される(ステップST10
2)。そして、テスタから送出された出力データ選択信
号TSELにより、マルチプレクサ53は読み出された
そのn組のmビットデータから付された番号がN=0の
mビットデータを選択し、出力データTDOとして出力
する(ステップST103)。テスタはこの出力データ
TDOを入力し、この出力データTDOとこれに対する
mビットの期待値とを比較し正常か異常かの判定を行な
う(ステップST104)。
【0011】判定の結果、異常と判定した場合、テスタ
は該当する不良ビットの情報(アドレスX=0,Y=0
とmビットに付された番号N=0)を取得する(ステッ
プST105)。そして、mビットの出力データTDO
を試験するため、テスタはmビットに付された番号Nを
+1更新し(ステップST106)、この番号Nがn以
上となったかどうかを判定する(ステップST10
7)。ステップST104で正常と判定した場合は、同
様に次のmビットの出力データTDOを試験するため、
テスタはmビットに付された番号Nを+1更新し(ステ
ップST106)、この番号Nがn以上となったかどう
かを判定する(ステップST107)。
【0012】付された番号Nがnより小さい場合は、テ
スタから送出された出力データ選択信号TSELによ
り、マルチプレクサ53は更新した番号Nに該当するm
ビットデータを選択して出力データTDOとして出力し
(ステップST108)、テスタがこれとmビットの期
待値とを比較し正常・異常の判定を行うという手順が繰
り返される(ステップST104〜ステップST10
8)。ステップST107で付された番号Nがn以上と
判定された場合、テスタは列アドレスYを+1だけ更新
し(ステップST109)、この列アドレスYが列アド
レスサイズyより大きいかどうかの判定を行う(ステッ
プST110)。列アドレスYが列アドレスサイズyよ
り小さい場合は、テスタは更新した列アドレスYを表わ
すアドレス信号TADIをLレベルのアドレスストロー
ブ信号TAS−により取り込み、この列アドレスYにお
けるm×nビットデータの書き込み・読み出しを行っ
て、mビットの正常・異常の判定を行う(ステップST
101〜ステップST110)。
【0013】ステップST110で列アドレスYが列ア
ドレスサイズyより大きくなったと判定した場合は、テ
スタは行アドレスXを+1だけ更新しかつ列アドレスY
を0に設定し(ステップST111)、行アドレスXが
行アドレスサイズxより大きいかどうかを判定する(ス
テップST112)。行アドレスXが行アドレスサイズ
xより小さい場合は、テスタは更新した行アドレスXと
列アドレスYを示すアドレス信号TADIをLレベルの
アドレスストローブ信号TAS−により取り込み、m×
nビットデータの書き込み・読み出しを行って上記した
と同様に正常・異常の判定が繰り返される(ステップS
T101〜ステップST112)。また、ステップST
112で行アドレスXが行アドレスサイズxより大きく
なったと判定した場合は、この16MビットのDRAM
52の試験を終了する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】近年における半導体集
積回路の微細化・高集積化技術の進歩によりDRAM等
の大容量化・多ビット化が急速に進行し、これに伴って
これらDRAM等の試験工数の短縮化が要求されてい
る。しかし、従来の半導体記憶装置の試験方法は、1ア
ドレス当たりのm×nビットデータにおいてmビット単
位でn回の試験を繰り返し、上記の試験を行アドレスサ
イズxおよび列アドレスサイズyについて行っているの
で、半導体記憶装置の全ビットを判定し終了するまで、
(x×y×n)回の試験を行わなければならず、試験工
数が多くなりコスト高になるという課題があった。
【0015】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、m×nビットのデータ読み出し
時に、m×nビットデータの正常・異常判定を同時に行
い、全アドレスに対して半導体記憶装置が正常なときは
試験を終了し、異常があった場合はmビット単位の試験
を行うことで試験工数の削減を図ることのできる半導体
記憶装置の試験方法を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体記
憶装置の試験方法は、m×nビット幅のワイドデータバ
スを有する半導体記憶装置を試験するものにおいて、半
導体記憶装置の各アドレスに書き込まれたm×nビット
データを読み出し、読み出した該m×nビットデータと
該半導体記憶装置に書き込む以前の該m×nビットデー
タとを比較して正常か異常かを判定し、異常と判定した
場合は異常アドレスを取得し、全アドレスについて正常
と判定した場合は半導体記憶装置の試験を終了する第1
の工程と、取得した異常アドレスにm×nビットデータ
を書き込んで読み出し、読み出した該m×nビットデー
タについて、mビット単位で所定のmビットデータの期
待値と比較して正常か異常かを判定する第2の工程とを
備えるものである。
【0017】この発明に係る半導体記憶装置の試験方法
は、m×nビット幅のワイドデータバスを有する半導体
記憶装置を試験するものにおいて、半導体記憶装置の各
アドレスに書き込まれたm×nビットデータを読み出
し、読み出した該m×nビットデータと該半導体記憶装
置に書き込む以前の該m×nビットデータとを比較して
正常か異常かを判定し、異常と判定した場合は異常アド
レスを取得し、全アドレスについて正常と判定した場合
は半導体記憶装置の試験を終了する第1の工程と、取得
した異常アドレスにm×nビットデータを書き込んで読
み出し、読み出した該m×nビットデータについて、該
m×nビットより小さくmビットより大きなビット数単
位に分割し、該分割したビット数に対応するデータと、
これに該当する半導体記憶装置に書き込む以前のm×n
ビットデータを分割したビット数に対応するデータとを
比較して正常か異常かを判定し、該分割したビット数に
対応し異常のあったデータについて、mビット単位で所
定のmビットデータの期待値と比較して正常か異常かを
判定する第2の工程とを備えるものである。
【0018】この発明に係る半導体記憶装置の試験方法
は、第1の工程において、半導体記憶装置の行アドレス
を1行毎に1アドレス単位ずつ増加もしくは減少させ
て、または、列アドレスを1列毎に1アドレス単位ずつ
増加もしくは減少させて各アドレスを指定して試験を行
うものである。
【0019】この発明に係る半導体記憶装置の試験方法
は、第1の工程の前に、半導体記憶装置の行アドレスお
よび列アドレスを、それぞれ1アドレス単位で同時に増
加または減小させて各アドレスを指定し、上記半導体記
憶装置の各アドレスに書き込まれたm×nビットデータ
を読み出し、読み出した該m×nビットデータと該半導
体記憶装置に書き込む以前の該m×nビットデータとを
比較して正常か異常かを判定し、異常と判定した場合は
異常アドレスを取得し、異常のあった所定のアドレスに
対応する不良のメモリセルが半導体記憶装置が保有する
冗長のメモリセルによる置き換えにより救済可能かどう
かを判定し、救済不可能と判定した場合は上記半導体記
憶装置の試験を終了する第3の工程を備えるものであ
る。
【0020】この発明に係る半導体記憶装置の試験方法
は、第1の工程において、所定のアドレスに格納したm
×nビットデータを異常と判定した場合、異常のあった
所定のアドレスに対応する不良のメモリセルが半導体記
憶装置が保有する冗長のメモリセルによる置き換えによ
り救済可能かどうかを判定するものである。
【0021】この発明に係る半導体記憶装置の試験方法
は、第2の工程において、所定のmビットデータの期待
値と比較し異常と判定した場合、異常のmビットに対応
する不良のメモリセルが半導体記憶装置が保有する冗長
のメモリセルによる置き換えにより救済可能かどうかを
判定するものである。
【0022】この発明に係る半導体記憶装置の試験方法
は、第1の工程、第2の工程または第3の工程におい
て、半導体記憶装置が保有する冗長のメモリセルによる
置き換えにより救済可能かどうかを判定する際に、異常
アドレスもしくは異常のmビットに対応する不良のメモ
リセル数が冗長のメモリセル数より少ない場合は、該半
導体記憶装置の救済が可能と判定するものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
半導体記憶装置の試験方法を実施する際に使用する試験
回路の構成を示す回路図である。なお、試験回路は半導
体記憶装置の試験を行うため図示しない試験装置(以
下、テスタと呼ぶ)と接続される。ここで試験の対象と
する半導体記憶装置は、たとえばm×nビット幅のワイ
ドデータバス(この図1の例では、m=8ビット、n=
16段の128ビット)を有する16MビットのDRA
M(Dynamic Random AccessMe
mory)を例として説明する。
【0024】図1において、1Aは16MビットのDR
AMを試験するための試験回路、11は被試験用の16
MビットのDRAMで、この例では、行アドレスが40
96,すなわち行アドレス線が12ビットであり、列ア
ドレスが32,すなわち列アドレス線が5ビットであ
り、アドレス線が総計17ビットのDRAMである。1
2は入力データTDIを入力D(7:0)から入力し書
き込みクロック信号TWCKの立ち上がりで保持し、テ
スタから送出された出力制御信号TOE−に基づいて出
力Q(7:0)が制御される8ビットのD型フリップフ
ロップ、13はテスタから送出された出力データ選択信
号TSELにより、16MビットのDRAM11から読
み出された8×16ビットデータ中の1組の8ビットを
選択し、出力データTDOとして出力する128to8
のマルチプレクサである。14は書き込み前のD型フリ
ップフロップ12から出力された8ビット単位のデータ
16個と16MビットのDRAM11から読み出された
8ビット単位のデータ16個とを比較し、その比較結果
を判定信号TDECとして出力する判定回路である。こ
の判定回路14を設けているのは、DRAM11から読
み出した1アドレス当たりの8×16ビットが正常か異
常かをこの判定回路14で判定し、テスタが異常のある
アドレスを予め取得しておくためである。
【0025】15は8×16ビット幅のワイドデータバ
ス、16はD型フリップフロップ12からの8ビットデ
ータを16本に分岐し16個の8ビットデータをワイド
データバス15へ送る8ビットのデータ線、17はワイ
ドデータバス15から16個の8ビット単位のデータを
判定回路14に送るデータ線である。
【0026】次に動作について説明する。まず書き込み
動作について説明する。D型フリップフロップ12の入
力D(7:0)に入力された8ビット単位の入力データ
TDIは、書き込みクロック信号TWCKの立ち上がり
に応じて保持され、テスタから送出され出力制御端子O
Eに入力された出力制御信号TOE−(この場合Hレベ
ル)により出力Q(7:0)から出力される。D型フリ
ップフロップ12の出力Q(7:0)から出力されたデ
ータは、8ビット単位で16組に分岐されたデータ線1
6を経由して8×16のワイドデータバス15に渡され
る。そして、16MビットのDRAM11にデータを書
き込むために、テスタは該当する行アドレスおよび列ア
ドレスを表わすアドレス信号TADIとともにLレベル
のアドレスストローブ信号TAS−を16MビットのD
RAM11の各端子に入力する。このアドレスストロー
ブ信号TAS−によりその時点のアドレス信号TADI
が取り込まれる。そして、その取り込みのタイミングに
あわせて、テスタはLレベルの書き込み制御信号TW−
を送出し、その8ビット単位で16組に分岐されたデー
タが、そのアドレス信号TADIで指定された16Mビ
ットのDRAM11の格納領域に端子DQ(127:
0)から書き込まれる。ここで、Hレベルの出力制御信
号TOE−が入力されているので、16MビットのDR
AM11からの出力は禁止される。
【0027】次に、読み出し動作およびその後の動作に
ついて説明する。16MビットのDRAM11に書き込
まれたデータを読み出すために、テスタは該当する行ア
ドレスおよび列アドレスを表わすアドレス信号TADI
とともにLレベルのアドレスストローブ信号TAS−を
16MビットのDRAM11の各端子に入力する。そし
て、このアドレスストローブ信号TAS−によりその時
点のアドレス信号TADIが取り込まれる。その取り込
みのタイミングにあわせて、テスタはLレベルの出力制
御信号TOE−を送出し、取り込まれたアドレス信号T
ADIで指定された16MビットのDRAM11の格納
領域に書き込まれた8×16ビットデータが同時に読み
出される。この場合、書き込み制御信号TW−はHレベ
ルであるため16MビットのDRAM11への書き込み
は禁止される。
【0028】また、ワイドデータバス15上に読み出さ
れた8×16ビットデータとこれらのデータに該当する
書き込み前のD型フリップフロップ12の出力Q(7:
0)から出力された8×16ビットのデータとがデータ
線17に転送される。そして、判定回路14はこれらの
データを入力し比較した後、その比較結果を示す判定信
号TDECをテスタに出力する。さらに、テスタから送
出された出力データ選択信号TSELにより、マルチプ
レクサ13はDRAM11よりワイドデータバス15上
に読み出された8×16ビットデータから1組の8ビッ
トデータを選択し、出力データTDOとして出力する。
【0029】次に、この実施の形態1における半導体記
憶装置の試験方法について説明する。図2は、この発明
の実施の形態1による半導体記憶装置の試験方法の手順
を示すフローチャートである。ここで、16Mビットの
DRAM11は、行アドレスサイズがx、列アドレスサ
イズがyの大きさを持つDRAMとする。また、この1
6MビットのDRAM11は、定格の記憶容量以外に不
良のメモリセルの置き換え用として冗長のメモリセルを
有しているものとする。
【0030】まず、16MビットのDRAM11の機能
試験を実施する際に判定回路14を用いてm×nビット
単位で同時に正常・異常を判定し、異常と判定されたm
×nビットに対応する異常アドレスを取得する工程(第
1の工程)について説明する。なお、m×nビットは上
述したものと同様に8×16ビットの場合を想定する。
図3は、16MビットのDRAM11の格納領域を模式
的に示した図である。この図において、横軸Xは行アド
レス,縦軸Yは列アドレスを表わし、行アドレスサイズ
x=2,列アドレスサイズy=3(x<yの場合)の大
きさの格納領域を持った半導体記憶装置の例である。な
お、各アドレスサイズはそれぞれ0が含まれる。図の番
号は、本工程により行った場合の半導体記憶装置の格納
領域の試験順序を示している。これは、1列毎に列アド
レスYを1アドレスずつ更新し、Y>yとなった場合は
行を替えて列アドレスYを1アドレスずつ更新し、X=
xとなるまで同様の手順で試験を行うというものであ
る。
【0031】試験が開始されると、テスタが送出したm
ビットデータをD型フリップフロップ12の入力D
(7:0)に入力データTDIとして入力する。このm
ビットの入力データTDIは書き込みクロック信号TW
CKの立ち上がりにより保持され、出力制御信号TOE
−がHレベルのとき出力される。テスタは行アドレスX
=0,列アドレスY=0を設定する(ステップST1
0)。そして、データを16MビットのDRAM11に
書き込むために、テスタは上記の行アドレスX=0およ
び列アドレスY=0を表わすアドレス信号TADIとと
もにLレベルのアドレスストローブ信号TAS−を16
MビットのDRAM11の各端子に入力する。このアド
レスストローブ信号TAS−によりその時点のアドレス
信号TADIが取り込まれる。そして、その取り込みの
タイミングにあわせて、テスタはLレベルの書き込み制
御信号TW−を送出し、D型フリップフロップ12の出
力Q(7:0)から出力されたワイドデータバス15上
のm×nビットデータが、そのアドレス信号TADIで
指定された16MビットのDRAM11の格納領域(X
=0,Y=0)に端子DQ(127:0)から書き込ま
れる(ステップST11)。
【0032】また、16MビットのDRAM11に書き
込まれたデータを読み出すために、テスタは該当する行
アドレスX=0および列アドレスY=0を表わすアドレ
ス信号TADIとともにLレベルのアドレスストローブ
信号TAS−を16MビットのDRAM11の各端子に
入力する。そして、このアドレスストローブ信号TAS
−によりその時点のアドレス信号TADIが取り込まれ
る。その取り込みのタイミングにあわせて、テスタはL
レベルの出力制御信号TOE−を送出し、そのアドレス
信号TADIで指定された16MビットのDRAM11
の格納領域(X=0,Y=0)に書き込まれたこのm×
nビットデータが端子DQ(127:0)からワイドデ
ータバス15に同時に読み出される(ステップST1
2)。
【0033】行アドレスがX=0,列アドレスがY=0
に該当する格納領域から読み出されたm×nビットデー
タは、書き込み前のD型フリップフロップ12の出力Q
(7:0)から出力されたm×nビットデータと判定回
路14で比較されて、正常か異常かの判定が行われる
(ステップST13)。この判定回路14を用いてm×
nビットの正常・異常を同時に判定する工程を設けてい
るのは、全アドレスについてm×nビット単位でその良
否を予め判定し、異常のアドレスがなく全アドレスが正
常であればその16MビットのDRAM11の試験を終
了し、異常があった場合はその異常のあったアドレスの
みmビット単位の試験を行うことにより試験工数の削減
が図られるからである。
【0034】比較の結果、異常と判定した場合は、テス
タは該当する異常アドレス情報X,Y,この場合はX=
0,Y=0のアドレス情報を取得し(ステップST1
4)、不良ビットの救済可否の判定を行う(ステップS
T15)。ここで、不良ビットの救済可否の判定は、該
当の異常アドレスのメモリセルが上記した冗長なメモリ
セルの数を超えて存在した場合に救済不可能と判定する
ものである。また、16MビットのDRAM11の一部
に不良ビットがあっても、冗長のメモリセルを使用して
救済すれば、16MビットのDRAM11の歩留まりが
改善される。
【0035】救済可能と判定した場合は、テスタは次の
アドレスのm×nビットデータの試験を行うため列アド
レスYを+1更新する(ステップST16)。なお、一
つの列アドレスYの方向で順番に正常か異常かの判定が
行うので、16MビットのDRAM11の不良モードと
してたとえばライン不良モード、すなわち1つのアドレ
スで異常が検出されるとそのアドレスを基点として1つ
のアドレス方向に連続して異常が検出されるという不良
モードを発見できる。そして、テスタは列アドレスYが
列アドレスサイズyを超えているかどうかの判定を行う
(ステップST17)。ステップST15で救済が不可
能と判定した場合は、テスタはこの16MビットのDR
AM11の試験を終了する。この救済可能か否かを判定
する工程を設けると、救済不可能と判定できた時点で、
テスタが行う後述するmビット単位の試験(ステップS
T21〜ステップST31)を省略することができる。
【0036】ステップST17で列アドレスYが列アド
レスサイズyより小さいと判定した場合は、テスタは更
新した列アドレスYを表わすアドレス信号TADIをア
ドレスストローブ信号TAS−により取り込み、m×n
ビットデータの書き込み・読み出しを行って、上記と同
様に判定回路14による正常・異常の判定、テスタによ
る異常アドレス情報の取得、救済可否の判定が繰り返し
て行われる(ステップST11〜ステップST17)。
ステップST17で列アドレスYが列アドレスサイズy
より大きくなったと判定した場合は、テスタは行アドレ
スXを+1更新しかつ列アドレスYを0に設定し(ステ
ップST18)、行アドレスXが行アドレスサイズxよ
り大きいかどうかの判定を行う(ステップST19)。
【0037】そして、行アドレスXが行アドレスサイズ
xより小さい場合は、テスタは更新した行アドレスXお
よび列アドレスYを表わすアドレス信号TADIをアド
レスストローブ信号TAS−により取り込み、m×nビ
ットデータの書き込み・読み出しを行って、判定回路1
4によるm×nビットの正常・異常判定、テスタによる
異常アドレス情報の取得、救済可否の判定が繰り返して
行なわれる(ステップST11〜ステップST19)。
また、ステップST19で行アドレスXが行アドレスサ
イズxより大きくなったと判定した場合は、テスタは全
アドレスについての正常性、すなわち、ステップST1
3の判定回路14による正常か異常かを判定する試験
で、異常アドレスがなく全アドレスが正常であったかど
うかを判定する(ステップST20)。ステップST2
0で全アドレスにおいてすべて正常であると判定した場
合は、テスタはこの16MビットのDRAM11の試験
を終了する。この全アドレスにおいて正常か否かを判定
する工程を設けると、全アドレスが正常であればテスタ
が行う後述するmビット単位の試験(ステップST21
〜ステップST31)を省略することができる。
【0038】次に、異常と判定したアドレスが存在した
場合、16MビットのDRAM11の異常アドレスに該
当するmビットとこれの期待値との比較並びに救済可否
を判定する工程(第2の工程)について説明する。ステ
ップST20で異常と判定したアドレスが存在すると判
定した場合、テスタはステップST14で取得した異常
アドレスに該当する行アドレスXと列アドレスYを設定
する(ステップST21)。そして、16MビットのD
RAM11にデータを書き込むために、テスタは該当す
る行アドレスXおよび列アドレスYを表わすアドレス信
号TADIとともにLレベルのアドレスストローブ信号
TAS−を16MビットのDRAM11の各端子に入力
する。このアドレスストローブ信号TAS−によりその
時点のアドレス信号TADIが取り込まれる。そして、
その取り込みのタイミングにあわせて、テスタはLレベ
ルの書き込み制御信号TW−を送出し、D型フリップフ
ロップの出力Q(7:0)から出力されたワイドデータ
バス15のm×nビットデータが、そのアドレス信号T
ADIで指定された16MビットのDRAM11の格納
領域(X,Y)に端子DQ(127:0)から書き込ま
れる(ステップST22)。
【0039】また、16MビットのDRAM11に書き
込まれたデータを読み出すために、テスタは該当する行
アドレスXおよび列アドレスYを表わすアドレス信号T
ADIとともにLレベルのアドレスストローブ信号TA
S−を16MビットのDRAM11の各端子に入力す
る。このアドレスストローブ信号TAS−によりその時
点のアドレス信号TADIが取り込まれる。そして、そ
の取り込みのタイミングにあわせて、テスタはLレベル
の出力制御信号TOE−を送出し、そのアドレス信号T
ADIで指定された16MビットのDRAM11の格納
領域(X,Y)に書き込まれたそのm×nビットデータ
が同時に端子DQ(127:0)からワイドデータバス
15に読み出される(ステップST23)。テスタから
送出された出力データ選択信号TSELにより、マルチ
プレクサ13は読み出されたn組のmビットデータから
これらに付された番号N=0のmビットデータを選択
し、出力データTDOとして出力する(ステップST2
4)。テスタはこの出力データTDOを入力しこの出力
データTDOとこれに対応するmビットの期待値とを比
較し正常か異常かの判定を行う(ステップST25)。
【0040】この比較結果から異常と判定した場合は、
テスタはそのmビットデータを不良ビットと判定し、不
良ビット情報、この場合は行アドレスX,列アドレス
Y,またこのmビットに付された番号Nを取得して保有
する(ステップST26)。そして、この不良ビットの
救済可否の判定を行う(ステップST27)。なお、不
良ビットの救済可否の判定は、上記したステップST1
5の救済可否の判定の場合と同様である。救済不可能と
判定した場合は、テスタはこの16Mビットデータの試
験を終了する。また、ステップST25でその期待値と
の比較結果から正常と判定した場合、またステップST
27で救済可能と判定した場合は、テスタは、次のmビ
ットデータを試験するためこれに付された番号Nを+1
更新し(ステップST28)、この番号Nをmビットの
個数nと比較する(ステップST29)。この番号Nが
nより小さい場合は、マルチプレクサ14はN番目のm
ビットデータを選択し(ステップST30)出力データ
TDOとして出力し、テスタはこの出力データTDOを
入力しこの出力データTDOとこれに対応するmビット
の期待値との比較、救済可否の判定、不良ビット情報の
取得を繰り返して行う(ステップST25〜ステップS
T30)。
【0041】ステップST29でmビットデータに付さ
れた番号Nがn以上と判定した場合は、テスタはデータ
の正常・異常判定がステップST14で取得したすべて
の異常アドレスについて行われたどうかを判定する(ス
テップST31)。正常・異常判定がすべての異常アド
レスについて行なわれたと判定した場合は、テスタは1
6MビットのDRAM11の試験を終了する。また、ス
テップST31で終了していないと判定した場合は、テ
スタは異常が発見されたアドレスに該当するmビットデ
ータとこれの期待値との比較、不良ビット情報の取得、
救済可否の判定を繰り返して行う(ステップST21〜
ステップST31)。
【0042】なお、1列毎に列アドレスYを1アドレス
ずつ増加させて16MビットのDRAM11の試験方法
を説明したが、1列毎に列アドレスYを1アドレスずつ
減少させて試験を行っても同様の効果を奏する。また、
1行毎に行アドレスXを1アドレス毎に増加または減少
させて16MビットのDRAM11の試験方法を行って
もよく、それらの開始アドレスが(0,0),(x,
y),(x,0),(0,y)のいずれかから開始して
も同様の効果を奏する。
【0043】また、半導体記憶装置として16Mビット
のDRAMで説明したが、SRAM(Static R
andom Access Memory)などの半導
体記憶装置でも同様の効果を奏する。
【0044】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、16MビットのDRAM11の全アドレスについて
m×nビットデータ単位で正常か異常かの判定を判定回
路14で行い、全アドレスですべて正常と判定した場合
は試験を終了し、異常と判定したアドレスが存在した場
合は、該アドレスから読み出したワイドデータバス15
上のm×nビットデータについてmビット単位でこれら
のmビットデータと予め用意されたmビットの期待値と
を比較し、異常となった場合に救済可否の判定を行うよ
うにしたことにより、全アドレスがすべて正常と判定し
た16MビットのDRAM11については、mビット単
位で実施する期待値と比較する試験や救済可否の試験を
行う必要がなくなり、また異常アドレスが発見されたと
きに該当の異常アドレスについてのみ、mビット単位で
実施する期待値と比較する試験や救済可否の試験を行え
ばよく、16MビットのDRAM11の試験工数を大幅
に短縮できるという効果が得られる。
【0045】また、この実施の形態1によれば、16M
ビットのDRAM11が正常か異常かの判定を全アドレ
スについてm×nビット単位で判定回路14において行
うとき、1行毎に行アドレスX(または1列毎に列アド
レスY)を1アドレス単位で増加または減小させて試験
を行うことにより、一つのアドレスの方向で順次に正常
・異常の判定を行うので、16MビットのDRAM11
の不良モードとして、たとえばライン不良モードを発見
できるという効果が得られる。
【0046】さらに、この実施の形態1によれば、判定
回路14で異常があると判定した場合(ステップST1
3 Fail)、または異常アドレスにおけるmビット
データとこれの期待値とを比較しその比較結果を異常と
判定した場合(ステップST25 Fail)に、16
MビットのDRAM11の救済可否の判定(ステップS
T15,ステップST27)を行うようにしたことによ
り、16MビットのDRAM11の一部に異常があって
も救済用の冗長のメモリセルを使用することで定格の容
量で使用が可能となり、16MビットのDRAM11の
歩留まりが改善できるという効果も得られる。
【0047】実施の形態2.この実施の形態2における
試験回路の構成は、実施の形態1における図1と同じで
ある。図4および図5は、この発明の実施の形態2によ
る半導体記憶装置の試験方法の手順を示すフローチャー
トである。この半導体記憶装置の試験方法は、行アドレ
スおよび列アドレスをそれぞれ1アドレス単位で同時に
増加または減少させて試験を行うというものである。z
個の半導体記憶装置を試験する場合、行アドレスXまた
は列アドレスYのいずれかを+1ずつ更新して行う試験
の試験回数が、x×y×zであるのに比較して、この試
験方法の場合は、それよりも少ない試験回数で16Mビ
ットのDRAM11の試験を行える。
【0048】図6は、16MビットのDRAM11の格
納領域を模式的に示した図である。この図において、横
軸Xは行アドレス、縦軸Yは列アドレスを表わし、
(i)は行アドレスサイズx=6,列アドレスサイズy
=2(x>yの場合),(ii)は行アドレスサイズx
=2,列アドレスサイズy=6(x<yの場合),(i
ii)は行アドレスサイズx=2,列アドレスサイズy
=2(x=yの場合)のそれぞれの大きさの格納領域を
持った半導体記憶装置の例である。なお、各アドレスサ
イズはそれぞれ0が含まれることは実施の形態1の場合
と同様である。図中の〜,〜の番号は、行アド
レスXおよび列アドレスYをそれぞれ+1ずつ更新して
いくという実施の形態2の試験方法により行った場合の
半導体記憶装置の格納領域の試験順序を示している。
【0049】図4のステップST40〜ステップST4
5までの手順は、図2のステップST10〜ステップS
T15と同じであり、ここではその説明は省略する。ス
テップST46〜ステップST53までのステップは、
行アドレスXおよび列アドレスYをそれぞれ+1ずつ更
新していった場合、そのときの行アドレスXおよび列ア
ドレスYが16MビットのDRAM11の行アドレスサ
イズx、列アドレスサイズy以内であるかどうか、すな
わち存在する格納領域内であるかどうかを判定するため
の工程である。
【0050】図4において、ステップST43で正常と
判定した場合、およびステップST45で救済可能と判
定した場合は、次のm×nビットデータを試験するた
め、テスタは行アドレスXおよび列アドレスYをそれぞ
れ+1ずつ更新し(ステップST46)、列アドレスY
が列アドレスサイズyより大きいかどうかの判定を行う
(ステップST47)。列アドレスYが列アドレスサイ
ズyより小さい場合は、テスタは行アドレスXが行アド
レスサイズxより大きいかどうかの判定を行う(ステッ
プST48)。
【0051】ステップST47で、列アドレスYが列ア
ドレスサイズyより大きいと判定した場合は、テスタは
列アドレスサイズyが行アドレスサイズxより大きいか
どうかを判定する(ステップST49)。図6(i)の
ように、列アドレスサイズyが行アドレスサイズx以下
の場合は、テスタは列アドレスYをY=0に設定し(ス
テップST50)、行アドレスXが行アドレスサイズx
より大きいかどうかを判定する(ステップST48)。
行アドレスXが行アドレスサイズx以下の場合は、テス
タは更新した行アドレスX及び列アドレスYを表わすア
ドレス信号TADIをアドレスストローブ信号TAS−
により取り込んでm×nビットデータの書き込み・読み
出しを行い、判定回路14によるm×nビットの正常・
異常判定、テスタによる異常アドレス情報の取得、救済
可否の判定が繰り返して行なわれる(ステップST41
〜ステップST48)。ステップST48で、行アドレ
スXが行アドレスサイズxより大きい場合は、テスタは
行アドレスサイズxが列アドレスサイズyより大きいか
どうかを判定する(ステップST51)。図6(ii)
に示すように、行アドレスサイズxが列アドレスサイズ
y以下の場合は、テスタは行アドレスXをX=0に設定
し(ステップST52)、行アドレスXがX=0で列ア
ドレスYがY=0でともに0となっているかどうかを判
定する(ステップST53)。
【0052】行アドレスXがX=0でなくまたは列アド
レスYがY=0となっていない場合は、テスタは更新し
た行アドレスX及び列アドレスYを表わすアドレス信号
TADIをアドレスストローブ信号TAS−により取り
込んでm×nビットデータの書き込み・読み出しを行
い、判定回路14によるm×nビットの正常・異常判
定、テスタによる異常アドレス情報の取得、救済可否の
判定、更新した行アドレスX,列アドレスYが各定格の
サイズ以下であるかどうかの判断が繰り返して行なわれ
る(ステップST41〜ステップST53)。
【0053】ステップST49で列アドレスサイズyが
行アドレスサイズxより大きいと判定した場合、また
は、ステップST51で行アドレスサイズxが列アドレ
スサイズyより大きいと判定した場合、または、ステッ
プST53において、図6(iii)に示すように、行
アドレスXがX=0で列アドレスYがY=0となってい
ると判定した場合は、テスタはステップST54までに
試験したすべてのアドレスが正常であるかどうかの判
定,すなわち、判定回路14による正常か異常かを判定
する試験(ステップST43)において全アドレスが正
常であったかどうか、または救済が可能であったかどう
かを判定する(ステップST54)。全アドレスが正常
であった場合、または救済が可能であった場合には、図
5のステップST10に移行し、そうでない場合(ステ
ップST54でNO)には、この16MビットのDRA
M11の試験を終了する。
【0054】ここで、図6(i)〜(iii)に基づい
て、ステップST47からステップST54までのステ
ップについて具体例で説明する。この図6(i)の例
は、行アドレスサイズx=6,列アドレスサイズy=2
でx>yの場合である。行アドレスXおよび列アドレス
サイズYを同時に1アドレスずつ更新していく(〜
)。そして、図6(i)の’(X=3,Y=3でス
テップST47 YES)は格納領域外となった場合
で、このとき、試験を終了するか、これ以後の試験で試
験を行える格納領域があるかどうかを判断する必要があ
る。この段階で試験を終了するためには、ステップST
49においてy>xであることが必要である。図6
(i)に示すように、列アドレスサイズyが行アドレス
サイズxより小さいのでまだ試験をする領域が存在して
いると判断される(ステップST49 NO)。そし
て、Y=0を設定し(ステップST50)、以降の試験
を継続する(〜)。図6(i)の’(X=6,Y
=3)の場合も同様である。
【0055】図6(i)の’(X=7,Y=1)の例
は、行アドレスX=7が初めて行アドレスサイズx=6
より大きくなった場合である(ステップST48 YE
S)。上記と同様に、試験を行える格納領域があるかど
うかを判断するために、ステップST51で、x>yで
あるかどうかを判断する。この場合は、行アドレスサイ
ズxのほうが列アドレスyより大きいので(ステップS
T51 YES)、これ以後の試験を継続する必要がな
いと判断される。したがって、全アドレスが正常かどう
かを判定する工程に移行する(ステップST54)。図
6(ii)の例は行アドレスサイズx=2,列アドレス
サイズy=6でx<yの場合で、上記の図6(i)の場
合と同様に説明できる。
【0056】図6(iii)の(X=4,Y=4)の
場合は、ステップST47でYESとなり、ステップS
T49において、x=yでNOと判断され、Y=0が設
定される(ステップST50)。そして、ステップST
48では行アドレスX=4は行アドレスサイズx=3よ
り大きく、ステップST51では行アドレスサイズxが
列アドレスサイズyと同じ大きさと判断しX=0が設定
される(ステップST52)。そして、ステップST5
3では(X,Y)=(0,0)であるので、全アドレス
が正常かどうかを判定する工程に移行する(ステップS
T54)。
【0057】これ以降の手順、すなわち、図5における
ステップST10からステップST31は、図2のステ
ップST10からステップST31と同一の手順である
のでその説明は省略する。なお、この実施の形態2によ
る行アドレスXおよび列アドレスYをそれぞれ1アドレ
ス単位で同時に増加または減少させて試験を行うような
場合、16MビットのDRAM11のすべてのアドレス
の試験を実施していないため、ステップST54におい
て、ステップST54までに試験を実施したアドレスが
すべて正常であっても試験は終了しない。また、この試
験が多くの半導体記憶装置から救済不可能な半導体記憶
装置を早急に見つけ出すことを目的としているからであ
る。
【0058】なお、行アドレスX及び列アドレスYをそ
れぞれ1アドレス単位で同時に増加させて16Mビット
のDRAM11の試験方法を説明したが、行アドレスX
=xおよび列アドレスY=yから開始して1アドレス毎
に同時に減少させて試験を行っても同様の効果を奏す
る。
【0059】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、16MビットのDRAM11が正常か異常かの判定
を判定回路14においてm×nビット単位で行う場合、
行アドレスXおよび列アドレスYをそれぞれ1アドレス
単位で同時に増加または減少させて試験を行うようにし
たので、多くの16MビットのDRAM11から救済不
可能な16MビットのDRAM11を素早く検出できる
ようになり、多くの16MビットのDRAM11の全体
の試験工数を短縮できるという効果が得られる。
【0060】実施の形態3.図7は、この発明の実施の
形態3による半導体記憶装置の試験方法を実施する際に
使用する試験回路の構成を示す回路図である。この発明
の実施の形態3に係る半導体記憶装置の試験方法は、実
施の形態1の試験方法に半導体記憶装置への書き込みデ
ータの正常・異常判定手順をさらに追加し、得られた異
常アドレスに該当する不良のmビットに付された番号を
絞り込むというもので、mビット単位の試験回数がさら
に削減される。
【0061】この図7において、図1に示した実施の形
態1の各部と同一の構成要素には同一符号を付しこの同
一構成要素の機能についての説明は省略し、相違する点
について説明する。31はテスタから送出されたデータ
比較選択信号DBSによりm×nビットデータを分割す
る単位が制御され、この分割した単位のビットデータの
正常か異常かを判定する判定回路である。その他の構成
については実施の形態1と同様の構成である。
【0062】このデータ比較選択信号DBSが判定回路
31に入力されると、16MビットのDRAM11から
同時に読み出されたワイドデータバス15のm×nビッ
トデータがm×nビットより小さくmビットより大きな
(m×n)/kビットに分割され、正常か異常かの判定
の対象となるビット数が決定される。たとえば、m=
8,n=16の場合はその分割数kは2,4,8の値が
考えられる。判定の対象となるそれぞれビット数は8個
×8ビット、4個×8ビット、2個×8ビットであり、
これらの単位で正常か異常かの判定が行われる。なお、
k=1の場合は16個×8ビットとなり、実施の形態1
の場合に相当する。
【0063】次に、この実施の形態3における半導体記
憶装置の試験方法について説明する。図8及び図9は、
この発明の実施の形態3による半導体記憶装置の試験方
法の手順を示すフローチャートである。図8において、
ステップST70〜ステップST80は、図2のステッ
プST10〜ステップST20と同一であるのでその説
明は省略する。また、この実施の形態3では、判定回路
31によるm×nビットの正常・異常を判定する工程
(ステップST70〜ステップST79)で不良ビット
の救済可否の判定を行う工程を含めているが、この救済
可否の判定を行う工程(ステップST75)が省略され
る場合もあることは、実施の形態1と同様である。
【0064】以下に説明するステップST81〜ステッ
プST90は、異常と判定したアドレスが存在した場
合、m×nビットより小さくmビットより大きなビット
数に分割したビット数を単位として判定回路31を用い
て正常か異常かの判定を行い、不良ビット情報の絞り込
みを行うという手順である。16MビットのDRAM1
1に書き込まれたあるアドレスのビットに異常があった
場合(ステップST80 NO)、テスタはその異常の
あったアドレス情報から該当する行アドレスXおよび列
アドレスYを設定する(ステップST81)。
【0065】そして、16MビットのDRAM11にデ
ータを書き込むため、テスタは該当する行アドレスXお
よび列アドレスYを表わすアドレス信号TADIととも
にLレベルのアドレスストローブ信号TAS−を16M
ビットのDRAM11の各端子に入力する。このアドレ
スストローブ信号TAS−によりその時点のアドレス信
号TADIが取り込まれる。そして、その取り込みのタ
イミングにあわせて、テスタはLレベルの書き込み制御
信号TW−を送出し、D型フリップフロップ12の出力
Q(7:0)から出力されたm×nビットデータが、そ
のアドレス信号TADIで指定された16MビットのD
RAM11の格納領域(X,Y)に端子DQ(127:
0)から書き込まれる(ステップST82)。
【0066】また、16MビットのDRAM11に書き
込まれたデータを読み出すため、テスタは該当する行ア
ドレスXおよび列アドレスYを表わすアドレス信号TA
DIとともにLレベルのアドレスストローブ信号TAS
−を16MビットのDRAM11の各端子に入力する。
このアドレスストローブ信号TAS−によりその時点の
アドレス信号TADIが取り込まれる。そして、その取
り込みのタイミングにあわせて、テスタはLレベルの出
力制御信号TOE−を送出し、アドレス信号TADIで
指定された16MビットのDRAM11の格納領域
(X,Y)に書き込まれている異常と認められるm×n
ビットデータが同時に端子DQ(127:0)からワイ
ドデータバス15に読み出される(ステップST8
3)。
【0067】テスタはm×nビットデータをk個に分割
した(m×n)/kビットデータに付与されている番号
K=0を設定する。16MビットのDRAM11から読
み出されたm×nビットデータとD型フリップフロップ
12の出力Q(7:0)から出力された書き込み前のm
×nビットデータとがデータ線17を介して判定回路3
1に入力される。そして、テスタから送出されたデータ
比較選択信号DBSにより、判定回路31は(m×n)
/kビット単位で分割したデータに付された番号がK=
0に相当する分割データを選択し(ステップST8
4)、比較して正常か異常かを判定した後、この比較結
果を示す判定信号TDECとして出力する(ステップS
T85)。この判定信号TDECはテスタに入力され、
判定信号TDECが異常の場合は、テスタは所定の処理
を行う。
【0068】すなわち、ステップST85で異常と判定
した場合は、テスタはこのときの(m×n)/kビット
の分割データに付された番号K,この場合はK=0とい
う番号を取得して不良ビット情報を絞り込む(ステップ
ST86)。そして、次の(m×n)/kビットの分割
データを試験するため、テスタは(m×n)/kビット
の分割データに付された番号Kを+1だけ更新し(ステ
ップST87)、この番号Kがk以上となっているかど
うか判定する(ステップST88)。
【0069】ステップST85でこの判定信号TDEC
から正常と判定した場合は、次の(m×n)/kビット
の分割データを試験するため、テスタはKを+1だけ更
新し、この番号Kがk以上となっているかどうか判定す
る(ステップST88)。この番号Kがkより小さい場
合は、上記と同様に判定回路31は更新したK番目の
(m×n)/kビットの分割データを選択し(ステップ
ST89)、比較して正常か異常かを判断した後、判定
信号TDECとして出力する。そして、テスタはこれを
入力し正常か異常かの判定を行う(ステップST85〜
ステップST89)。ステップST88で(m×n)/
kビットの分割データに付された番号Kがk以上と判定
した場合は、テスタは異常アドレスに該当するデータの
正常か異常かの判定がすべての異常アドレスについて終
了したかどうか判定する(ステップST90)。
【0070】すべての異常アドレスについて終了してい
ない場合は、その異常のあったアドレス情報から、テス
タは異常と認められた行アドレスXおよび列アドレスY
を表わすアドレス信号TADIをアドレスストローブ信
号TAS−により取り込みm×nビットデータの書き込
み・読み出しを行って、判定回路31による正常か異常
かの判定、テスタによる不良ビット情報の絞り込み、す
なわち異常のある(m×n)/kビットの分割データに
付された番号Kを取得する(ステップST81〜ステッ
プST90)。
【0071】図9において、図8のステップST90で
すべての異常アドレスについて終了したと判定した場合
は、テスタは異常のある絞り込まれたアドレス情報から
該当する行アドレスXおよび列アドレスYを設定する
(ステップST91)。そして、16MビットのDRA
M11にm×nビットデータを書き込むために、テスタ
は該当する行アドレスXおよび列アドレスYを表わすア
ドレス信号TADIとともにLレベルのアドレスストロ
ーブ信号TAS−を16MビットのDRAM11の各端
子に入力する。そして、このアドレスストローブ信号T
AS−によりその時点のアドレス信号TADIが取り込
まれる。その取り込みのタイミングにあわせて、テスタ
はLレベルの書き込み制御信号TW−を送出し、D型フ
リップフロップ12の出力Q(7:0)から出力された
m×nビットデータが、そのアドレス信号TADIで指
定された16MビットのDRAM11の格納領域(X,
Y)に端子DQ(127:0)から書き込まれる(ステ
ップST92)。
【0072】また、16MビットのDRAM11に書き
込まれたデータを読み出すために、テスタは該当する行
アドレスXおよび列アドレスYを表わすアドレス信号T
ADIとともにLレベルのアドレスストローブ信号TA
S−を16MビットのDRAM11の各端子に入力す
る。そして、このアドレスストローブ信号TAS−によ
りその時点のアドレス信号TADIが取り込まれる。そ
の取り込みのタイミングにあわせて、テスタはLレベル
の出力制御信号TOE−を送出し、そのアドレス信号T
ADIで指定された16MビットのDRAM11の格納
領域(X,Y)に書き込まれている異常と認められたm
×nビットデータが同時に端子DQ(127:0)から
ワイドデータバス15上に読み出される(ステップST
93)。
【0073】そして、テスタは絞り込まれた不良ビット
情報、すなわち、(m×n)/kビットの分割データに
付された番号Kから、m×nビットのうちどの番号のm
ビットを試験するかその番号Nを決定する(ステップS
T94)。そして、テスタから送出されたこの番号Nに
該当する出力データ選択信号TSELにより、マルチプ
レクサ13は該当する番号Nのmビットを選択し出力デ
ータTDOとして出力する。テスタは、このmビットの
出力データTDOを入力してこれに該当する期待値と比
較する(ステップST95)。この比較結果から異常と
判定した場合は、テスタはこの不良ビットに関する情報
の取得,すなわちこれに付された番号Nを取得し(ステ
ップST96)、不良ビットの救済可否の判定を行う
(ステップST97)。
【0074】ここで、不良ビットの救済可否の判定は、
上記したステップST27の場合と同様である。ステッ
プST95でその期待値と比較した結果が正常と判定し
た場合またはステップST97で救済可能と判定した場
合は、テスタは番号Nに該当するmビットについて上記
ステップST94〜ステップST97までの試験がすべ
て行われたかどうかの判定を行う(ステップST9
8)。ステップST97で救済不可能と判定した場合
は、テスタはこの16MビットのDRAM11の試験を
終了する。
【0075】ステップST98で番号Nに該当するmビ
ットデータの正常・異常判定がすべて行われたと判定し
た場合は、テスタはすべての異常アドレスに対するデー
タの正常・異常判定が終了したかどうかの判定を行う
(ステップST99)。ステップST98で、番号Nに
該当するmビットデータの正常・異常判定がすべて行わ
れていない場合は、テスタは絞り込まれた不良ビット情
報、すなわち(m×n)/kビットの分割データに付さ
れた番号Kからm×nビットのうちどの番号のmビット
を試験するかその番号Nを決定し、この番号Nに該当す
るmビットとこれの期待値との比較、不良ビット情報の
取得等を行う(ステップST94〜ステップST9
7)。
【0076】ステップST99ですべての異常アドレス
に対するデータの正常・異常判定が行われたと判定した
場合は、テスタは16MビットのDRAM11の試験を
終了する。また、ステップST99で終了していないと
判定した場合は、テスタは絞り込まれた異常アドレス情
報からX,Yおよび絞り込まれた不良ビット情報からど
の番号のmビットを試験するかその番号Nを決定し、こ
のmビットとこれの期待値との比較、不良ビット情報の
取得等を行う(ステップST91〜ステップST9
9)。
【0077】なお、この実施の形態3では、16Mビッ
トのDRAM11の正常か異常かの判定を全アドレスに
ついてm×nビット単位で判定回路31において行う場
合、列アドレスYを1列毎に1アドレス単位ずつ更新さ
せて試験を実施する場合について説明したが、行アドレ
スと列アドレスをそれぞれ1アドレス単位で同時に更新
させても実施の形態2で得られた効果と同様の効果を奏
する。なお、行アドレスXを1行毎に1アドレス単位ず
つ更新させて試験を実施しても同様の効果を奏すること
は、実施の形態1と同様である。
【0078】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、16MビットのDRAM11の正常か異常かの判定
を全アドレスについてm×nビット単位で判定回路31
において行い、異常と判定したアドレスが存在したと
き、m×nビットより小さくmビットより大きなビット
単位で正常か異常かの判定を判定回路31において行う
という手順を追加したことにより(図8のステップST
81〜ステップST90)、mビット単位の試験を行う
ときにどのmビットを試験するかを示す(m×n)/k
ビットの分割データに付された番号Kを取得することが
できるので(図8のステップST85,ステップST8
6)、16MビットのDRAM11の異常アドレスに相
当する番号Kに含まれる番号Nについてmビット単位の
試験を行えば良く、試験回数をn回より少ない回数に削
減できるという効果が得られる。
【0079】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、m×
nビット幅のワイドデータバスを有する半導体記憶装置
を試験する半導体記憶装置の試験方法において、半導体
記憶装置の各アドレスに書き込まれたm×nビットデー
タを読み出し、読み出した該m×nビットデータと該半
導体記憶装置に書き込む以前の該m×nビットデータと
を比較して正常か異常かを判定し、異常と判定した場合
は異常アドレスを取得し、全アドレスについて正常と判
定した場合は半導体記憶装置の試験を終了する第1の工
程と、取得した異常アドレスにm×nビットデータを書
き込んで読み出し、読み出した該m×nビットデータに
ついて、mビット単位で所定のmビットデータの期待値
と比較して正常か異常かを判定する第2の工程とを備え
るようにしたので、全アドレスがすべて正常と判定した
正常な半導体記憶装置については、mビット単位で実施
する期待値と比較する試験や救済可否の試験を行う必要
がなくなるとともに、異常アドレスが発見された場合で
も該当の異常アドレスについてのみmビット単位の試験
を行えばよいことになり、半導体記憶装置の試験工数を
大幅に短縮できるという効果がある。
【0080】この発明によれば、m×nビット幅のワイ
ドデータバスを有する半導体記憶装置を試験する半導体
記憶装置の試験方法において、半導体記憶装置の各アド
レスに書き込まれたm×nビットデータを読み出し、読
み出した該m×nビットデータと該半導体記憶装置に書
き込む以前の該m×nビットデータとを比較して正常か
異常かを判定し、異常と判定した場合は異常アドレスを
取得し、全アドレスについて正常と判定した場合は半導
体記憶装置の試験を終了する第1の工程と、上記取得し
た異常アドレスにm×nビットデータを書き込んで読み
出し、読み出した該m×nビットデータについて、該m
×nビットより小さくmビットより大きなビット数単位
に分割し、該分割したビット数に対応するデータと、こ
れに該当する半導体記憶装置に書き込む以前のm×nビ
ットデータを分割したビット数に対応するデータとを比
較して正常か異常かを判定し、該分割したビット数に対
応し異常のあったデータについて、mビット単位で所定
のmビットデータの期待値と比較して正常か異常かを判
定する第2の工程とを備えるようにしたので、m×nビ
ットの分割番号を取得できるので異常のあるmビットを
絞り込むことができるようになり、半導体記憶装置につ
いて1アドレス当たりmビット単位で実施する試験回数
をn回より少ない回数で試験を行えば良いことになり、
半導体記憶装置の試験工数をさらに短縮できるという効
果がある。
【0081】この発明によれば、第1の工程において、
半導体記憶装置の行アドレスを1行毎に1アドレス単位
ずつ増加もしくは減少させて、または、列アドレスを1
列毎に1アドレス単位ずつ増加もしくは減少させて各ア
ドレスを指定して試験を行うようにしたので、一方向の
アドレスで連続して正常・異常の判定を行うことにな
り、メモリセルの不良モードとしてたとえばライン不良
モードを発見できるという効果がある。
【0082】この発明によれば、第1の工程の前に、半
導体記憶装置の行アドレスおよび列アドレスを、それぞ
れ1アドレス単位で同時に増加または減小させて各アド
レスを指定し、上記半導体記憶装置の各アドレスに書き
込まれたm×nビットデータを読み出し、読み出した該
m×nビットデータと該半導体記憶装置に書き込む以前
の該m×nビットデータとを比較して正常か異常かを判
定し、異常と判定した場合は異常アドレスを取得し、異
常のあった所定のアドレスに対応する不良のメモリセル
が半導体記憶装置が保有する冗長のメモリセルによる置
き換えにより救済可能かどうかを判定し、救済不可能と
判定した場合は上記半導体記憶装置の試験を終了する第
3の工程を備えるようにしたので、多くの半導体記憶装
置から救済不可能な半導体記憶装置を素早く検出できる
ようになり、多くの半導体記憶装置の全体の試験工数を
短縮できるという効果がある。
【0083】この発明によれば、第1の工程において、
所定のアドレスに格納したm×nビットデータを異常と
判定した場合、異常のあった所定のアドレスに対応する
不良のメモリセルが半導体記憶装置が保有する冗長のメ
モリセルによる置き換えにより救済可能かどうかを判定
するようにしたので、メモリセルの一部に異常があって
も冗長のメモリセルに置き換えることにより半導体記憶
装置の定格容量内で使用が可能となり、半導体記憶装置
の歩留まりを改善できるという効果がある。
【0084】この発明によれば、第2の工程において、
所定のmビットデータの期待値と比較し異常と判定した
場合、異常のmビットに対応する不良のメモリセルが半
導体記憶装置が保有する冗長のメモリセルによる置き換
えにより救済可能かどうかを判定するようにしたので、
メモリセルの一部に異常があっても冗長のメモリセルに
置き換えることにより半導体記憶装置の定格容量内での
使用が可能となり、半導体記憶装置の歩留まりを改善で
きるという効果がある。
【0085】この発明によれば、第1の工程、第2の工
程または第3の工程において、半導体記憶装置が保有す
る冗長のメモリセルによる置き換えにより救済可能かど
うかを判定する際に、異常アドレスもしくは異常のmビ
ットに対応する不良のメモリセル数が冗長のメモリセル
数より少ない場合は、該半導体記憶装置の救済が可能と
判定するようにしたので、メモリセルの一部に異常があ
っても冗長のメモリセルに置き換えることにより半導体
記憶装置の定格容量内での使用が可能となり、半導体記
憶装置の歩留まりを改善できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体記憶装
置の試験方法を実施する際に使用する試験回路の回路図
である。
【図2】 この発明の実施の形態1による半導体記憶装
置の試験方法の手順を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1による半導体記憶装
置の格納領域を模式的に示した図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による半導体記憶装
置の試験方法の手順を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2による半導体記憶装
置の試験方法の手順を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態2による半導体記憶装
置の格納領域を模式的に示した図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による半導体記憶装
置の試験方法を実施する際に使用する試験回路の回路図
である。
【図8】 この発明の実施の形態3による半導体記憶装
置の試験方法の手順を示すフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態3による半導体記憶装
置の試験方法の手順を示すフローチャートである。
【図10】 従来における半導体記憶装置の試験方法を
実施する際に使用する試験回路の回路図である。
【図11】 従来における半導体記憶装置の試験方法の
手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1A,1B 試験回路、11 16MビットのDRA
M、12 D型フリップフロップ、13 マルチプレク
サ、14,31 判定回路、15 ワイドデータバス、
16,17 データ線、TW− 書き込み制御信号、D
BS データ比較選択信号、TAS− アドレスストロ
ーブ信号、TDI 入力データ、TDO出力データ、T
OE− 出力制御信号、TADI アドレス信号、TD
EC 判定信号、TSEL 出力データ選択信号、TW
CK 書き込みクロック信号。
フロントページの続き (72)発明者 畠中 真 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2G032 AA07 AB01 AC03 AE08 AE10 AG04 AG07 AH04 5L106 AA00 AA15 DD21 DD23 DD24 DD25

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 m×nビット幅のワイドデータバスを有
    する半導体記憶装置を試験する半導体記憶装置の試験方
    法において、 上記半導体記憶装置の各アドレスに書き込まれたm×n
    ビットデータを読み出し、読み出した該m×nビットデ
    ータと該半導体記憶装置に書き込む以前の該m×nビッ
    トデータとを比較して正常か異常かを判定し、異常と判
    定した場合は異常アドレスを取得し、全アドレスについ
    て正常と判定した場合は上記半導体記憶装置の試験を終
    了する第1の工程と、 上記取得した異常アドレスにm×nビットデータを書き
    込んで読み出し、読み出した該m×nビットデータにつ
    いて、mビット単位で所定のmビットデータの期待値と
    比較して正常か異常かを判定する第2の工程とを備える
    ことを特徴とする半導体記憶装置の試験方法。
  2. 【請求項2】 m×nビット幅のワイドデータバスを有
    する半導体記憶装置を試験する半導体記憶装置の試験方
    法において、 上記半導体記憶装置の各アドレスに書き込まれたm×n
    ビットデータを読み出し、読み出した該m×nビットデ
    ータと該半導体記憶装置に書き込む以前の該m×nビッ
    トデータとを比較して正常か異常かを判定し、異常と判
    定した場合は異常アドレスを取得し、全アドレスについ
    て正常と判定した場合は上記半導体記憶装置の試験を終
    了する第1の工程と、 上記取得した異常アドレスにm×nビットデータを書き
    込んで読み出し、読み出した該m×nビットデータにつ
    いて、該m×nビットより小さくmビットより大きなビ
    ット数単位に分割し、該分割したビット数に対応するデ
    ータと、これに該当する半導体記憶装置に書き込む以前
    のm×nビットデータを分割したビット数に対応するデ
    ータとを比較して正常か異常かを判定し、該分割したビ
    ット数に対応し異常のあったデータについて、mビット
    単位で所定のmビットデータの期待値と比較して正常か
    異常かを判定する第2の工程とを備えることを特徴とす
    る半導体記憶装置の試験方法。
  3. 【請求項3】 第1の工程において、 半導体記憶装置の行アドレスを1行毎に1アドレス単位
    ずつ増加もしくは減少させて、または、列アドレスを1
    列毎に1アドレス単位ずつ増加もしくは減少させて各ア
    ドレスを指定して試験を行うことを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の半導体記憶装置の試験方法。
  4. 【請求項4】 第1の工程の前に、 半導体記憶装置の行アドレスおよび列アドレスを、それ
    ぞれ1アドレス単位で同時に増加または減小させて各ア
    ドレスを指定し、上記半導体記憶装置の各アドレスに書
    き込まれたm×nビットデータを読み出し、読み出した
    該m×nビットデータと該半導体記憶装置に書き込む以
    前の該m×nビットデータとを比較して正常か異常かを
    判定し、異常と判定した場合は異常アドレスを取得し、
    異常のあった所定のアドレスに対応する不良のメモリセ
    ルが半導体記憶装置が保有する冗長のメモリセルによる
    置き換えにより救済可能かどうかを判定し、救済不可能
    と判定した場合は上記半導体記憶装置の試験を終了する
    第3の工程を備えることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の半導体記憶装置の試験方法。
  5. 【請求項5】 第1の工程において、 所定のアドレスに格納したm×nビットデータを異常と
    判定した場合、異常のあった所定のアドレスに対応する
    不良のメモリセルが半導体記憶装置が保有する冗長のメ
    モリセルによる置き換えにより救済可能かどうかを判定
    することを特徴とする請求項1または請求項2記載の半
    導体記憶装置の試験方法。
  6. 【請求項6】 第2の工程において、 所定のmビットデータの期待値と比較し異常と判定した
    場合、異常のmビットに対応する不良のメモリセルが半
    導体記憶装置が保有する冗長のメモリセルによる置き換
    えにより救済可能かどうかを判定することを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の半導体記憶装置の試験方
    法。
  7. 【請求項7】 第1の工程、第2の工程または第3の工
    程において、半導体記憶装置が保有する冗長のメモリセ
    ルによる置き換えにより救済可能かどうかを判定する際
    に、 異常アドレスもしくは異常のmビットに対応する不良の
    メモリセル数が冗長のメモリセル数より少ない場合は、
    該半導体記憶装置の救済が可能と判定することを特徴と
    する請求項4乃至請求項6のうちのいずれか1項記載の
    半導体記憶装置の試験方法。
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