JP2002090879A - プロジェクタ - Google Patents

プロジェクタ

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JP2002090879A
JP2002090879A JP2000285500A JP2000285500A JP2002090879A JP 2002090879 A JP2002090879 A JP 2002090879A JP 2000285500 A JP2000285500 A JP 2000285500A JP 2000285500 A JP2000285500 A JP 2000285500A JP 2002090879 A JP2002090879 A JP 2002090879A
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unit
crystal display
image
optical system
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JP2000285500A
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English (en)
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Shigeaki Ushiro
成明 後
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の位置や向きを変えなくても、筐体に対
しいずれの方向にも画像を投影できるプロジェクターを
提供する。 【解決手段】 画像を表示する液晶表示部と、液晶表示
部が表示する画像を投影する投影用光学系と、投影用光
学系が投影した画像を投影面に向けて反射する鏡面体で
あって、投影用光学系の光軸に平行な軸回りに回転可能
な鏡面体と、鏡面体が回転したのと同一の回転角だけ液
晶表示部を回転させる回転部とを備える

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を投影面に投
影するプロジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプロジェクターとして、
例えば、特開平10−62867号公報に開示された液
晶プロジェクター(以下、「従来のプロジェクター」と
いう)が知られている。この従来のプロジェクターは、
ほぼ直方体の筐体を有し、筐体の内部に、投影すべき被
写体を撮影するCCDカメラと、そのCCDカメラによ
って撮影された画像を表示する液晶表示パネルを備えて
いる。また、従来のプロジェクターは、筐体の側面に、
液晶表示パネルが表示した像をスクリーン等の投影面に
向けて投影する投影レンズを備えている。さらに、従来
のプロジェクターは、投影レンズが備えられているのと
異なる側面に、筐体の外方に開くことができ、かつ、内
側に鏡が設置されている扉を備えている。
【0003】従来のプロジェクターにおいて、原稿等を
投影したい場合には、前述の扉を開き、開かれた扉の下
方にその原稿等を配置する。この状態で、CCDカメラ
は、扉に備えられている鏡を介して図面を撮影すること
ができる。CCDカメラが撮影した図面は、次に液晶表
示パネルに映し出され、さらに、投影レンズを介して筐
体の外部に設置されたスクリーンに投影される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のプロ
ジェクターでは、筐体に対し、投影すべき原稿等を配置
する位置と、投影レンズによって像が投影される方向と
の関係が固定されていた。このために、プロジェクター
を載せる台の形状とスクリーンが配置されている位置と
の関係によっては、原稿を載せる領域を台上に確保しつ
つ、スクリーンに向けて画像を投影することが困難であ
るという問題があった。
【0005】そこで本発明は、上記の課題を解決するプ
ロジェクタの提供を目的とする。この目的は特許請求の
範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達
成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を
規定する。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態によると、画像を表示する液晶表示部と、液晶表示部
が表示する画像を投影する投影用光学系と、投影用光学
系が投影した画像を投影面に向けて反射する鏡面体であ
って、投影用光学系の光軸に平行な軸回りに回転可能な
鏡面体と、鏡面体が回転したのと同一の回転角だけ液晶
表示部を回転させる回転部とを備えるプロジェクタが提
供される。
【0007】上記プロジェクタにおいて、投影用光学系
の光軸は、液晶表示部の中心を通る液晶表示部の法線を
平行移動した直線であり、回転部は、法線回りに、鏡面
体が回転したのと同一の回転角だけ、投影用光学系を回
転させることが好ましい。
【0008】また、回転部は、鏡面体の回転軸回りに回
転可能であり、液晶表示部、投影用光学系及び鏡面体を
一体に保持する枠体であることが好ましい。
【0009】さらに、回転部は、少なくとも、液晶表示
部を回転軸可能に保持する液晶保持部と、鏡面体の回転
角を検出する回転角検出部と、回転角検出部の出力に基
づいて液晶保持部を回転させる回転駆動部とから構成さ
れることが好ましい。この場合、プロジェクタは、鏡面
体の回転軸回りに回転可能であり、鏡面体および投影用
光学系を保持する光学系保持部であって、投影用光学系
の光軸が、液晶表示部の中心を通る液晶表示部の法線を
平行移動した直線となるように投影用光学系を保持する
光学系保持部をさらに備えることが好ましい。
【0010】上記プロジェクタにおいて、液晶表示部
は、単板式のカラー液晶表示部であってもよい。あるい
は、液晶表示部は、透過型の液晶表示部であり、液晶表
示部の投影用光学系があるのと反対側に配置された光源
と、液晶表示部と光源との間に配置され、光源から照射
されて液晶表示部に到達する光線の色彩を定期的に変更
する色彩変更部とをさらに備えることであってもよい。
この場合、色彩変更部は、光透過性があり、各々が異な
る色彩からなる複数の領域を含み、光源から液晶表示部
に向けて照射された光の光路を複数の領域が順に遮るよ
うに回転する平板状部材であることが好ましい。
【0011】なお、上記プロジェクタは、回転部が36
0度を超えて回転することを防止する回り止めをさらに
備えてもよい。
【0012】本発明の第2の形態によれば、画像を投影
する投影用光学系と、投影用光学系が投影する画像を投
影面に向けて反射する鏡面体であって投影用光学系の光
軸に平行な軸の回りに回転可能な鏡面体と、鏡面体の回
転角を検出する回転角検出部と、画像情報を生成する画
像情報処理部と、画像情報の座標を回転角検出部の出力
に基づいて回転変換する画像回転部と、画像回転部が出
力する画像情報に基づいて投影用光学系が投影すべき画
像を表示する液晶表示部とを備えるプロジェクタが提供
される。
【0013】また、本発明の第3の形態によれば、画像
を投影する投影用光学系と、投影用光学系が投影する画
像を投影面に向けて反射する鏡面体であって投影用光学
系の光軸に平行な軸の回りに回転可能な鏡面体と、鏡面
体の回転角を検出する回転角検出部と、画像情報を生成
する画像情報処理部と、画像情報処理部の出力に基づい
て投影用光学系が投影すべき画像を表示する液晶表示部
であって、回転角検出部が、鏡面体が180°回転した
ことを検出した場合に、画像を上下左右反転させて表示
する液晶表示部とを備えるプロジェクタが提供される。
【0014】本発明の第4の形態によれば、筐体と、筐
体に設置された撮影部と、撮影部によって撮影された画
像を筐体外部の投影面に投影する投影部とを備えるプロ
ジェクタにおいて、筐体のいずれかの側面に、一方の面
に液晶表示部を有すると共に、他方の面に鏡面部を有
し、かつ、開くことができる扉部であって、開かれた状
態において鏡面部が撮影部に向けて被写体の像を反射す
る扉部を備えるプロジェクタが提供される。
【0015】上記プロジェクタにおいて、扉部は、液晶
表示部の導光板に照明光を供給すると共に、被写体を照
明する光源を有することが好ましい。扉部は、光源から
照射された光を導光板へ反射する光反射部であって、光
源の照射光を被写体へ向けて通過させる開口部を備えた
光反射部を有することであってもよい。また、扉部は、
鏡面部を有する面に、光源の照射光を被写体へ向けて透
過させる光透過部を有することであってもよい。
【0016】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0018】(第1実施形態)はじめに、本発明の第1
実施形態に係るプロジェクターについて説明する。
【0019】図1は、本実施形態に係るプロジェクター
100の機能ブロック図である。
【0020】プロジェクター100は、原稿118を撮
影するためのCCDモジュール114および光学系、す
なわち撮影レンズ116を有する。このCCDモジュー
ル114及び撮影レンズ116は、いわゆる書画カメラ
を構成している。また、プロジェクター100は、スク
リーン128に画像を投影するための投影モジュール1
20を有する。投影モジュール120は、透過型の液晶
表示部126と、液晶表示部122の表示を投影する光
学系、すなわち投影レンズ124と、投影レンズ124
から投影された画像をスクリーン138へ向けて反射す
る平板ミラー122とを備える。また、投影モジュール
120は、液晶表示部126の照明となる光源134を
も備える。光源134から照射された光は、第1のコン
デンサーレンズ132、カラーフィルターホイール13
0、及び第2のコンデンサーレンズ134を順に通過し
て液晶表示部の背面に達する。第1のコンデンサーレン
ズ132は、光源134からの光を集光させる。また、
第2のコンデンサーレンズ132は、第1のコンデンサ
ーレンズ132によって集光された後の光を平行光に変
える。カラーフィルターホイールは、第1のコンデンサ
ーレンズ132を通過した光が焦点を結ぶ位置にその外
周部が位置するように配置されている。カラーフィルタ
ーホイール130は、周方向に赤、緑、青の3つのカラ
ーフィルターを配置した構成を有し、その3つのフィル
ターが交互に上記焦点の位置を通過するように不図示の
モータにより回転駆動させる。これにより、液晶表示部
126には、赤、緑、青の光が順に照射される。カラー
フィルターホイール130には、カラーフィルターホイ
ール130の回転位置を検出する位置センサ136が備
えられている。位置センサ136の出力は、不図示の信
号線を介して、後述する画像情報処理部112に入力さ
れる。
【0021】投影モジュール120において、液晶表示
部126、投影レンズ124、及び平板ミラー122
は、図1では図示を省略した枠体によって保持されてい
る。この枠体については、図4において詳細に説明す
る。
【0022】プロジェクター100は、さらに、CCD
モジュール114が出力する画像信号を処理し、その結
果得られた画像情報を液晶表示部126に与えること
で、液晶表示部126を制御する画像情報処理部112
を有する。画像情報処理部112は、スクリーン138
に投影される画像の色彩が、原画の色彩に忠実に再現さ
れるように、位置センサ136の出力信号に基づいて、
液晶表示部126へ送る信号を変更する。
【0023】プロジェクター100は、さらに、CCD
モジュール114および画像情報処理部の動作を制御す
る制御部110と、その制御部が利用する記憶装置10
4を有する。記憶装置104は、図示を省略したRO
M、EEPROM、RAM、およびハードディスク等か
ら構成することができる。本実施形態の場合、ROM、
EEPROMは、に制御部110が動作を行うためのプ
ログラムが格納される。また、RAMは、制御部110
の演算処理時の作業領域として利用される。さらに、ハ
ードディスクには、例えばCCDモジュール114で取
得された画像データが格納される。
【0024】プロジェクター100は、さらに、外部か
ら画像データを取得するための画像データ入力部102
を有する。画像データ入力部102は、フロッピー(登
録商標)ディスクドライブ、メモリスティック用接続イ
ンターフェース、及び、外部のコンピュータとデータ通
信を行うためのインターフェースを含む。画像データ入
力部102の動作は、制御部110によって制御され
る。制御部110は、画像データ入力部102を介して
画像データを取得した場合、画像情報処理部112を介
してその画像データを投影モジュール120に投影す
る。
【0025】プロジェクター110は、さらに、本プロ
ジェクターの利用者とのインターフェイスとして利用で
きる液晶ディスプレイ106及びその液晶ディスプレイ
106の前面に設置されているタッチパネル108を有
する。液晶ディスプレイ106及びタッチパネル108
は、共に制御部110に接続されている。液晶ディスプ
レイ106には、制御部110により、例えばプロジェ
クター100の動作モードに関するメニューが表示され
る。表示されるメニューでは、例えば、投影モジュール
120で投影する画像をCCDモジュール114を介し
て取得するか、画像データ入力部102を介して取得す
るかを選択できる。プロジェクター100の使用者は、
タッチパネル108に触れることで、液晶ディスプレイ
106に表示されたメニューを選択できる。さらに、液
晶ディスプレイ106には、制御部110により、画像
データ入力部102又はCCDモジュール114を用い
て取得された画像が表示される。したがって、本実施形
態では、液晶ディスプレイ106を見ることにより、取
得されている画像の内容などを確認できる。
【0026】図2は、本実施形態に係るプロジェクター
100の外観を示す斜視図である。プロジェクター10
0は、幅が狭い第1の側面144と幅が広い第2の側面
152とを備える直方体状の筐体140を有する。筐体
140の上面には、平板ミラー122が備えられてい
る。
【0027】平板ミラー122は、筐体140の内側を
向いている面に鏡面部を有する。平板ミラー122は、
一端を回転中心として開閉できるように、ヒンジ142
を介して枠体200に取り付けられている。平板ミラー
122の下方には、図2では図示されていない投影レン
ズ124が配置されている。平板ミラー122は、閉じ
られているときは、投影レンズ124のカバーとしての
役割を果たす。
【0028】枠体200は、筐体140の上面に対し実
質的に垂直に交わる直線回りに回転できるように筐体1
40に取り付けられている。この枠体200について
は、図4においてより詳細に説明する。
【0029】プロジェクター100の第1の側面144
には、プロジェクター100の主電源の開閉を行うため
のスイッチ140が配置されている。また、第1の側面
144には、コンピュータから画像データの入力を受け
るための接続端子102aが備えられている。接続端子
102aは、画像データ入力部102の一部である。
【0030】プロジェクター100の第2の側面152
には、外側の面に液晶ディスプレイ106を備えた扉1
48が取り付けられている。扉148は、ヒンジ150
を介して、その上端を第2の側面152に開閉可能に取
り付けられている。また、第2の側面152には、フロ
ッピーディスクドライブ102bと、メモリースティッ
クの装着部102cが備えられている。フロッピードラ
イブ102b、及びメモリースティックの装着部102
cは、画像データ入力部102の一部を構成している。
【0031】プロジェクター100の底面には、4つの
脚部が備えられている。図中には、4つの脚部のうち、
第2の側面152側に取り付けられた2つの脚部156
及び158のみが示されている。脚部156及び158
は、プロジェクター100で投影する原稿の長さより長
い間隔をおいて配置されている。例えば、投影する原稿
がA4サイズであることが予定されている場合には、脚
部156及び158は、A4サイズの紙の長手方向長さ
より長い間隔をおいて配置されていることが好ましい。
本実施形態の場合、脚部156及び158の間の間隔
は、約300mmとしている。
【0032】図3に図2と同様のプロジェクター100
の斜視図を示す。図3に示すように、平板ミラー122
は、ヒンジ142を回転軸として筐体140の上方へ向
けて開くことができる。平板ミラー122を開くと、投
影レンズ124が外部へ露出する。平板ミラー122を
開いた状態で投影レンズ124から画像を投影すると、
その画像は、平板ミラー122により、不図示のスクリ
ーン138へ向けて反射される。
【0033】平板ミラー122は、枠体200に取り付
けられているので、枠体200と共に回転させることが
できる。したがって、本実施形態では、プロジェクター
100の筐体140を動かさないままで、画像の投影方
向を360°変えることができる。
【0034】本実施形態では、扉148も、上端のヒン
ジ150を回転軸として開くことができる。扉148を
開いたときに現れる扉148の裏面には、図中では示さ
れていない平面ミラーが設置されている。また、筐体1
40の内部には、書画カメラの撮像レンズ116が配置
されている(図中の点線を参照)。本実施形態では、扉
148を開き、その下に原稿118を置くと、原稿11
8の像が、扉148の裏側に取り付けられている平面ミ
ラーにより、撮影レンズ116の方へ反射される。これ
により、原稿118を書画カメラによって撮影すること
が可能となる。なお、本実施形態では、最大でA4サイ
ズの原稿118を撮影し、投影する。前述したように、
脚部156と脚部158との間の間隔は、A4サイズの
紙の長手方向より長いので、必要に応じて、脚部156
及び158の間から、原稿118の一部をプロジェクタ
ー100の下に滑り込ませることができる。
【0035】図4は、投影モジュール120の概略構成
図である。既に説明したように、本実施形態の投影モジ
ュール120には、液晶表示部126、投影レンズ12
4、及び平板ミラー122が含まれている。また、投影
モジュール120には、円筒部204の中心線回りに回
転できるように筐体140に取り付けられている枠体2
00が含まれる。液晶表示部126、投影レンズ12
4、及び平板ミラー122は、枠体200により、一体
に回転するように保持されている。
【0036】枠体200は、円筒部204と、円筒部2
04の両端の端面202及び206とから構成される。
円筒部204、及び端面202、206は、使用中に変
形することがないよう、十分な剛性を有する材料、例え
ばアルミから製造することが好ましい。
【0037】枠体200の下方の端面206は、中央に
開口部が設けられており、その開口部に液晶表示部12
6がはめ込まれている。液晶表示部126は、その表示
パネルの中央を通過する法線が、枠体200の回転軸に
一致するように端面206に取り付けられている。
【0038】また、枠体200の上方の端面202の中
央には開口部が設けられており、その開口部に投影レン
ズ124がはめ込まれている。本実施形態の場合、投影
レンズ124は、その光軸が上記した液晶表示部122
の法線と、あるいは枠体200の回転軸と、一致するよ
うに端面202に取り付けられている。ただし、投影レ
ンズ124は、スクリーン138に写る投影像のキース
トン歪みを防止するために、その光軸が液晶表示部12
6の前述の法線(又は枠体200の回転軸)を平行移動
した線に一致するように位置をシフトさせて端面202
に取り付けることとしてもよい。
【0039】本実施形態では、枠体200を回転させる
と、液晶表示部126、撮像レンズ124、及びミラー
122が枠体200の回転軸回りに一体となって回転す
る。したがって、投影方向を変えるためにミラーの向き
をいずれの方向に変えた場合でも、スクリーン138に
は、上下左右が正しい状態で画像が投影される。
【0040】枠体200の下方の端面206には、上記
の他に、突起208が設けられている。突起208は、
筐体140内に不動に設置されたバー210に当たるこ
とにより、枠体200が360°以上回転することを防
止する。本実施形態において、このように枠体200の
回転を一定角度以内に制限するのは、液晶表示部126
を画像情報処理部112と結ぶ信号線(不図示)が過大
に捩れることを防止するためである。
【0041】枠体200の図中下方には、液晶表示部1
26を照明する光源134、第1及び第2のコンデンサ
ーレンズ(132、128)、及び液晶表示部130が
設置されている。光源134から照射された光は、第1
のコンデンサーレンズ128、カラーフィルターホイー
ル130、及び第2のコンデンサーレンズ124を通過
して液晶表示部126に達する。
【0042】カラーフィルターホイール130は、円盤
形状を有し、周方向に回転可能に設置されている。ま
た、カラーフィルターホイール130は、周方向に複数
のフレームを有する。各々のフレームは、光透過性のあ
るカラーフィルターが装着されている。本実施形態の場
合、フレームは3つあり、それぞれ赤(R)、緑
(G)、及び青(B)のフィルターが装着されている。
カラーフィルターホイールは、第1のコンデンサーレン
ズ128を通過した光が焦点を結ぶ位置に、いずれかの
フレームが位置するように配置されている。また、カラ
ーフィルターホイール130は、例えば、フレームが1
秒間に60回上記焦点を通過するように不図示のモータ
によって回転駆動される。カラーフィルターホイール1
30の回転角は、角度位置センサ136により検出され
る。角度位置センサ136の出力は、不図示の信号線を
介して画像情報処理部112に入力される。画像情報処
理部112は、入力された角度位置センサ136の出力
信号に基づいて、液晶表示部を照明している色が赤、
緑、青のいずれであるかを検知する。そして、画像情報
処理部112は、検知した情報に基づいて液晶表示部1
26に送信する画像情報を変更する。これにより、本実
施形態では、1枚のモノクロの液晶表示部126を用い
てカラー画像の投影を可能にしている。
【0043】図5は、扉148の概略構造図である。図
5(a)に示すように、扉148では、筐体140の外
側から順に、液晶ディスプレイ106を構成する拡散板
106a、導光板106b、及び反射層106cが配置
されている。また、液晶ディスプレイ106のさらに内
側には、原稿118の像を撮影レンズ116へ向けて反
射する平面ミラー210が配置されている。また、導光
板106bの側部には、バックライト用の光源である冷
陰極管106dと、冷陰極管106dから照射された光
を導光板106bに向けて反射する半円筒形の反射板1
06eが設置されている。
【0044】図5(b)に示すように、反射板106e
には、平面ミラー210がある側に、開口部106fが
設けられている。開口部106fは、冷陰極管106d
の長手方向に沿って縦長いスリット状の形状を有する。
本実施形態では、上記のような開口部106gを設けた
ので、冷陰極管106dが照射する光の一部が扉138
の内側面から外部へ照射される。この結果、本実施形態
では、平板ミラー210の下方に配置された原稿等が、
冷陰極管106dによって照明される。
【0045】以上説明したように、本実施形態では、筐
体140に回転可能に設置された枠体200に液晶表示
部126及び平板ミラー122を取り付けたので、筐体
140の向きに関わらず、枠体200を回転させること
により、いずれの方向にも液晶表示部が表示する像を上
下左右が正しい向きで投影することができる。
【0046】また、本実施形態では、液晶表示部106
のバックライト用の冷陰極管106fが、書画カメラで
撮影しようとする原稿の照明に兼用されるので、書画カ
メラ撮影時専用の照明手段を別個に用意する必要がな
い。
【0047】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態について説明する。本発明の第2実施形態では、扉
148の構成が第1実施形態と異なっている。そこで、
以下には、扉148の構成についてのみ説明し、第1実
施形態と同一の構成については説明を省略する。また、
第1実施形態で既に説明したのと同様の部位、部材に
は、同一の符号を付すものとする。
【0048】図6は、本実施形態の扉148の構成を説
明する図である。図6では、扉の前後が図5と反対方向
に示されている。すなわち。図6では、図面手前に平面
ミラー210が示されている。
【0049】本実施形態では、反射板106eが開口部
210を有していない。また、本実施形態では、導光板
106bと平面ミラー210の間に配置される反射層1
06cのうち、平面ミラー106dに接していない領域
106gをハーフミラーで構成している。したがって、
本実施形態では、導光板106bを伝搬する光の一部
が、反射層106cから平面ミラー210側に透過し、
扉148の下方に置かれた原稿118を照明する。よっ
て、本実施形態でも、原稿118を照明するための光源
を別個に用意する必要がない。
【0050】なお、上記では、平面ミラー210の一部
をハーフミラーで構成する例について説明したが、これ
は、平面ミラー210の一部領域に光を透過できる微細
な孔を複数設けることで代用してもよい。
【0051】(第3実施形態)次に、本発明の第3実施
形態について説明する。本実施形態では、投影モジュー
ル120の構成のみが第1実施形態と異なっている。投
影モジュールを除く本実施形態の他の構成は、第1実施
形態と同様である。
【0052】図7は、本実施形態で用いる投影モジュー
ルの概略構成図である。本実施形態の投影ユニットは、
平板ミラー122及び投影レンズ124が取り付けられ
る第1の枠体170と、液晶表示部180が取り付けら
れる第2の枠体178とを有する。液晶表示部180
は、単板式のカラー液晶パネルから構成されている。し
たがって、第1実施形態のようにカラーフィルターホイ
ールを必要としない。このために、液晶表示部180の
下方には、照明用の光源134と、光源134から証明
された光を平行光に変えるコンデンサーレンズ128の
みが設置されている。
【0053】第1の枠体170及び第2の枠体178
は、例えば円板状の形状を有し、周方向に回転可能に設
置されている。第2の枠体178は、その回転軸が第1
の枠体の回転軸と一致するように設置されている。
【0054】本実施形態の投影モジュールは、さらに、
第2の枠体を回転駆動するためのモータ176と、第1
の枠体の回転角度を検出するセンサ172とを備えてい
る。さらに、本実施形態の投影モジュールは、モータ1
76を駆動するコントローラ174を備えている。コン
トローラ174は、センサ172の出力に基づいて、モ
ータ176の動作を制御する。すなわち、コントローラ
174は、平板ミラー122が回転された場合に、スク
リーン138(不図示)に写る画像の左右上下が正しく
維持されるように第2の枠体178を回転させ、液晶表
示部180の向きを調整する。したがって、本実施形態
でも、液晶プロジェクター100の向きによらず、任意
の方向へ画像を投影することができる。
【0055】(第4実施形態)次に、本発明の第4実施
形態について説明する。本実施形態では、画像情報処理
部112から投影モジュール120までの構成のみが第
1実施形態と異なり、他の構成は第1実施形態と同様で
ある。
【0056】図8は、本実施形態の画像情報処理部11
2から投影モジュール120までの概略構成図である。
本実施形態では、平板ミラー122及び投影レンズ12
4が枠体170に取り付けられている。枠体170は、
投影レンズ124の光軸の回りに回転可能に筐体140
に設置されている。投影レンズ124の光軸下方には、
透過型であり、単板式のカラー液晶表示部126が備え
られている。液晶表示部126は、第1から第3の実施
形態と異なり、筐体140内で不動に設置されている。
なお、投影レンズ124は、その光軸が、液晶表示部1
26の画面の中心を通る法線に一致するように設置され
ていてもよく、また、キーストン歪みを防止すべく、そ
の光軸が、上記法線を平行移動させた直線に一致するよ
う設置されていてもよい。
【0057】本実施形態のプロジェクター100は、さ
らに、枠体170の回転角を検出する角度センサ172
を備えている。また、画像情報処理部112と液晶表示
部126との間には、座標変換部186が備えられてい
る。座標変換部186には、画像情報処理部112から
液晶表示部126が表示すべき画像に関する情報が入力
されると共に、角度センサ172から枠体170の回転
角が入力される。座標変換部186は、角度センサ17
2から入力された角度分だけ、画像情報処理部112か
ら入力された画像情報の座標を回転変換する。また、座
標変換部186は、座標変換の結果を液晶表示部126
に対して出力する。液晶表示部126は、座標変換部1
86から送信された画像情報を表示する。この結果、本
実施形態では、平板ミラー122をいずれの方向に向け
ても、常にスクリーン138に上下左右が正しい向きの
画像を投影できる。
【0058】例えば、枠体170が回転され、平板ミラ
ー122による画像の投影方向が180°変化した場
合、座標変換部186は、角度センサ172の出力信号
に基づいて、画像情報処理部112から入力された画像
情報の座標を180°回転させる。このため、枠体17
0が回転されたのちに液晶表示部126に表示される画
像は、枠体が回転される前に表示された画面の上下左右
を反転させたものとなる。この結果、枠体170を18
0°回転させた後も、スクリーンに現れる画像は、上下
左右の向きが正しいものとなる。
【0059】図9は、本実施形態における液晶表示部の
表示パネルの大きさと表示する像の大きさの関係を説明
する図である。図示のように、液晶表示部126の表示
パネル126aは、画像(図中の点線参照)をいずれの
角度に回転させても表示できるように、表示しようとす
る画像の大きさより大きめに設定することが好ましい。
本実施形態の液晶表示部126は、表示パネルの中心1
26bと、表示される画像126fの最も離れている点
126dとの間で定義される線分126cを半径とする
円126eより大きな表示パネルを備えることが好まし
い。
【0060】(第4実施形態の変形例)次に、第4実施
形態の一変形例について説明する。本変形例では、座標
変換部186を用いず、液晶表示部126内で表示すべ
き画像の反転処理を行う。
【0061】図10は、本変形例に係るプロジェクター
の機能ブロック図であって、液晶表示部126を含む一
部の機能ブロック図である。本変形例では、第4実施形
態の座標変換部186、角度センサ172、及び液晶表
示部126の代わりに、図10に示す角度センサ17
2、反転信号発生器234、及び液晶表示部126を備
えている点においてのみ、第4実施形態と異なってい
る。
【0062】本変形例の液晶表示部126では、I/O
制御回路220が画像情報処理部112から画像データ
の入力を受ける。画像データの入力を受けたI/O制御
回路220は、その画像データをレジスタ222に格納
する。レジスタ222に格納されている画像データは、
LCDパネル228の1行に対応するデータごとに区切
ってフレームメモリに転送される。一方、アドレス選択
回路230は、I/O制御回路からの信号に基づいて、
アドレス情報を生成し、フレームメモリ224に与え
る。フレームメモリ224は、与えられたアドレス情報
に基づいて、格納された画像データを1走査ラインごと
に並・直列信号変換回路226に転送する。並・直列信
号変換回路226は、入力された画像データを直列信号
に変換して、液晶モジュール228に送信する。以上の
動作が繰り返されることにより、液晶モジュール228
に画像が表示される。
【0063】本変形例では、さらに、角度センサ172
の出力信号に基づいて反転信号をアドレス選択回路23
0に送信する反転信号発生器234を備えている。反転
信号発生器234は、角度センサ172の検出する枠体
170の回転角が180°である場合に、反転信号をア
ドレス選択回路230に送信する。反転信号を受けたア
ドレス選択回路230は、画像データの行が上下反転
し、かつ、列が左右反転するようにアドレス情報を生成
し、生成したアドレス情報をフレームメモリ224に送
信する。この結果、LCDモジュールでは、180°回
転した画像が表示される。
【0064】このように、本変形例では、画像の投影方
向を変えるべく枠体170を180°回転させると、ア
ドレス選択回路230がフレームメモリ224に与える
アドレス情報を変更し、液晶モジュール126で表示さ
れる画像の上下左右を反転させる。したがって、投影方
向を180°変更しても、スクリーンには、キーストン
防止も行ったまま、上下左右が正しい画像が投影され
る。
【0065】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。 (1)第1実施形態では、液晶表示部126として、単
板式のカラー液晶パネルを用いてもよい。この場合に
は、カラーフィルターホイールが不要となり、部品点数
を低減できるという効果がある。 (2)第4実施形態では、単板式のカラー液晶表示部1
26の代わりに図11に示すシステムを使用しても良
い。図11のシステムでは、光源302からの光をレン
ズ304,ミラー306、312、314、316、及
びダイクロックミラー308及び310を用いて3分割
する。分割された光は、それぞれ青液晶パネル318,
緑液晶パネル320、及び赤液晶パネル322に照射さ
れる。各々の液晶パネルを透過した光は、ダイクロック
プリズム324において重ね合わされ投射レンズ124
に向けて照射される。 (3)第4実施形態の変形例において、反転信号発生器
234は、角度センサ172の検出する角度が90°以
上270°以下である場合に反転信号をアドレス選択回
路230に送信することであってもよい。
【0066】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、原稿の位置や向きを変えなくても、筐体に対し
いずれの方向にも画像を投影できるプロジェクターを提
供することができる。また、原稿を照明するための照明
手段を別途用意する必要のないプロジェクターを提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るプロジェクターの
機能ブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るプロジェクターの
斜視図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係るプロジェクターの
斜視図である。
【図4】投影モジュール120の概略構成図である。
【図5】扉148の概略構成図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る扉148の概略構
成図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る投影ユニットの概
略構成図である。
【図8】本発明の第4実施形態に係る画像情報堀部11
2から投影モジュール120までの概略構成図である。
【図9】本発明の第4実施形態に係る液晶表示部の画面
の大きさと表示する像の大きさの関係を説明する図であ
る。
【図10】第4実施形態の変形例に係るプロジェクター
の一部を示す機能ブロック図である。
【図11】第4実施形態の液晶表示部として代用できる
システムの概略構成図である。
【符号の説明】
106 液晶ディスプレイ 106e 反射板 106g 開口部 116 撮影レンズ 122 平板ミラー 124 投影レンズ 126 液晶表示部 130 カラーフィルターホイール 148 扉 172 角度センサ 176 モータ 186 座標変換部 200 枠体 208 突起 210 バー

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示する液晶表示部と、 前記液晶表示部が表示する画像を投影する投影用光学系
    と、 前記投影用光学系が投影した画像を投影面に向けて反射
    する鏡面体であって、前記投影用光学系の光軸に平行な
    軸回りに回転可能な鏡面体と、 前記鏡面体が回転したのと同一の回転角だけ前記液晶表
    示部を回転させる回転部とを備えることを特徴とするプ
    ロジェクタ。
  2. 【請求項2】 前記投影用光学系の光軸は、前記液晶表
    示部の中心を通る前記液晶表示部の法線を平行移動した
    直線であり、 前記回転部は、前記法線回りに、前記鏡面体が回転した
    のと同一の回転角だけ、前記投影用光学系を回転させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 【請求項3】 前記回転部は、前記鏡面体の回転軸回り
    に回転可能であり、前記液晶表示部、前記投影用光学系
    及び前記鏡面体を一体に保持する枠体であることを特徴
    とする請求項2に記載のプロジェクタ
  4. 【請求項4】 前記回転部は、少なくとも、 前記液晶表示部を回転軸可能に保持する液晶保持部と、 前記鏡面体の回転角を検出する回転角検出部と、 前記回転角検出部の出力に基づいて前記液晶保持部を回
    転させる回転駆動部とから構成されることを特徴とする
    請求項1に記載のプロジェクタ。
  5. 【請求項5】 前記鏡面体の回転軸回りに回転可能であ
    り、前記鏡面体および前記投影用光学系を保持する光学
    系保持部であって、前記投影用光学系の光軸が、前記液
    晶表示部の中心を通る前記液晶表示部の法線を平行移動
    した直線となるように前記投影用光学系を保持する光学
    系保持部をさらに備えることを特徴とする請求項4に記
    載のプロジェクタ。
  6. 【請求項6】 前記液晶表示部は、単板式のカラー液晶
    表示部であることを特徴とする請求項1に記載のプロジ
    ェクタ。
  7. 【請求項7】 前記液晶表示部は、透過型の液晶表示部
    であり、 前記液晶表示部の前記投影用光学系があるのと反対側に
    配置された光源と、 前記液晶表示部と前記光源との間に配置され、前記光源
    から照射されて前記液晶表示部に到達する光線の色彩を
    定期的に変更する色彩変更部とをさらに備えることを特
    徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  8. 【請求項8】 前記色彩変更部は、光透過性があり、各
    々が異なる色彩からなる複数の領域を含み、前記光源か
    ら前記液晶表示部に向けて照射された光の光路を前記複
    数の領域が順に遮るように回転する平板状部材であるこ
    とを特徴とする請求項7に記載のプロジェクタ。
  9. 【請求項9】 前記回転部が360度を超えて回転する
    ことを防止する回り止めをさらに備えることを特徴とす
    る請求項1に記載のプロジェクタ。
  10. 【請求項10】 画像を投影する投影用光学系と、 前記投影用光学系が投影する画像を投影面に向けて反射
    する鏡面体であって前記投影用光学系の光軸に平行な軸
    の回りに回転可能な鏡面体と、 前記鏡面体の回転角を検出する回転角検出部と、 画像情報を生成する画像情報処理部と、 前記画像情報の座標を前記回転角検出部の出力に基づい
    て回転変換する画像回転部と、 前記画像回転部が出力する前記画像情報に基づいて前記
    投影用光学系が投影すべき画像を表示する液晶表示部と
    を備えることを特徴とするプロジェクタ。
  11. 【請求項11】 画像を投影する投影用光学系と、 前記投影用光学系が投影する画像を投影面に向けて反射
    する鏡面体であって前記投影用光学系の光軸に平行な軸
    の回りに回転可能な鏡面体と、 前記鏡面体の回転角を検出する回転角検出部と、 画像情報を生成する画像情報処理部と、 前記画像情報処理部の出力に基づいて前記投影用光学系
    が投影すべき画像を表示する液晶表示部であって、前記
    回転角検出部が、前記鏡面体が180°回転したことを
    検出した場合に、画像を上下左右反転させて表示する液
    晶表示部とを備えることを特徴とするプロジェクタ。
  12. 【請求項12】 筐体と、 前記筐体に設置された撮影部と、 前記撮影部によって撮影された画像を前記筐体外部の投
    影面に投影する投影部とを備えるプロジェクタにおい
    て、 前記筐体のいずれかの側面に、一方の面に液晶表示部を
    有すると共に、他方の面に鏡面部を有し、かつ、開くこ
    とができる扉部であって、開かれた状態において前記鏡
    面部が前記撮影部に向けて被写体の像を反射する扉部を
    備えることを特徴とするプロジェクタ。
  13. 【請求項13】 前記扉部は、前記液晶表示部の導光板
    に照明光を供給すると共に、前記被写体を照明する光源
    を有することを特徴とする請求項12に記載のプロジェ
    クタ。
  14. 【請求項14】 前記扉部は、前記光源から照射された
    光を前記導光板へ反射する光反射部であって、前記光源
    の照射光を前記被写体へ向けて通過させる開口部を備え
    た光反射部を有することを特徴とする請求項13に記載
    のプロジェクタ。
  15. 【請求項15】 前記扉部は、前記鏡面部を有する面
    に、前記光源の照射光を前記被写体へ向けて透過させる
    光透過部を有することを特徴とする請求項13に記載の
    プロジェクタ。
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