JP4187318B2 - 投影表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像投写装置からの投影映像をスクリーンの前面或いは背面に投影して映像表示を行う投影表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は、従来の背面投写型表示装置を示した概略の構成図である。この背面投写型表示装置は、筐体101内に配置された映像投写装置102、投影レンズ103、反射ミラー104および透過型の拡散スクリーン105により構成されている。映像投写装置102から出射された投影映像光は、投写レンズユニット103によって拡大投影され、反射ミラー104により反射され、透過型の拡散スクリーン105の背面側に入射される。観察者は、拡散スクリーン105の正面位置で映像を見ることができる。この種の背面投写型表示装置は、ブラウン管を画面とする構造に比べて、大画面化が容易であるという利点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の背面投写型表示装置は、投影表示によって大画面を得ることができるものの、拡散スクリーン105よりも大きな画面投影を実現することはできない。また、二部屋で投影表示装置を使用したい場合には、それぞれの部屋に投影表示装置を配置するか、或いは、投影表示装置を1台とする場合には、使用することになる部屋に逐一移動させるといったことが必要であった。
【0004】
この発明は、上記の事情に鑑み、例えば透過型の拡散スクリーンへの背面投写による映像表示を実現するとともに前記拡散スクリーンよりも大きな画面投影を実現することを目的とする。また、投影表示装置を逐一移動させるとなく二つの部屋で映像を見ることができる投影表示装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明の投影表示装置は、上記の課題を解決するために、筐体と、筐体内の底部に配置され、上方に向けて映像を投写する映像投写装置と、映像投写装置から投写された映像光を全反射する全反射ミラーと、全反射ミラーにて反射された映像光を背面側から受けて前面側に拡散出射する透過型の拡散スクリーンとを備えた投影表示装置において、前記筐体の一部を全反射ミラーにより構成すると共に、全反射ミラーが筐体の一部を開閉可能に且つその上辺部に沿って設けられた水平軸にて回動自在に構成し、全反射ミラーを回動させて筐体の一部を開放させると共に、全反射ミラーの反射面を筐体の背面側に向けた際には、映像投写装置から投写された映像光は、全反射ミラーの回動により形成された筐体の開口を通過して全反射ミラーの前記反射面にて反射され、筐体外の背面側に投写されるように構成されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、この発明の実施の形態を図1乃至図4に基づいて説明する。
【0009】
図1の断面図および図2の斜視図に示すように、この実施の形態の投影表示装置は、筐体2と、筐体2内の底部に配置された映像投写装置5と、映像投写装置5から投写された映像光を全反射する全反射ミラー6と、この全反射ミラー6にて反射された映像光を背面側から受けて前面側に拡散出射する透過型の拡散スクリーン1とを備える。
【0010】
前記の全反射ミラー6は、その上辺部に沿って設けられた水平軸3にて回動可能に設けられており、図3の断面図および図4の斜視図に示しているように、全反射ミラー6を回動させてこれを起こし上げた状態では、全反射ミラー6のミラー面は、図1の状態よりも映像投写装置5から遠ざかって位置するとともに、投影表示装置の背面側を向くことになる。そして、映像投写装置5から投写された映像光は、上記の全反射ミラー6にて投影表示装置の背面側に配置されているスクリーン4へと導かれる。即ち、このときには、前面投写型の投影表示装置となり、拡散スクリーン1よりも大きなスクリーン4による映像表示が行われる。
【0011】
前記映像投写装置5内には、図示しない映像表示パネルを制御する映像表示制御部が設けられている。この映像表示制御部は、前記拡散スクリーン1上に映像投影をするときと前記スクリーン4上に映像投影をするときとで表示映像が上下逆になってしまうのを防止すべく、映像表示パネルに表示する映像を上下反転させるように映像データを生成してこれを当該パネルに供給するようになっている。また、前記拡散スクリーン1上に映像投影をするときと前記スクリーン4上に映像投影をするときとで映像投写装置5の投写レンズユニットから各スクリーンまでの距離が異なることになるので、前記投写レンズにおける焦点距離調整を行う手段が備えられている。
【0012】
上記の構成であれば、図1及び図2に示したように全反射ミラー6を位置させることで、拡散スクリーン1を用いた背面投写型の投影表示装置として機能させることができる一方、図3及び図4に示したように全反射ミラー6を位置させることで、スクリーン4を用いた前面投写型の投影表示装置として機能させて背面投写時よりも大きな画面投影を実現することができる。
【0013】
(実施の形態2)
以下、第2の実施の形態を図5乃至図7に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、実施の形態1と同一の機能を有する部材には同一の符号を付記する。
【0014】
図5の断面図および図6,7の斜視図に示すように、この実施の形態の投影表示装置は、筐体2と、筐体2内の底部に配置された映像投写装置5と、映像投写装置5から投写された映像光を全反射するためのミラー面を両面に有した両面全反射ミラー7と、筐体2の一方の側に設けられた透過型の拡散スクリーン1aと、他方の側に設けられた透過型の拡散スクリーン1bとを備える。そして、この投影表示装置の両側にはそれぞれ操作部(電源スイッチや色調整つまみなど)が備えられており、更に、上記電源スイッチが操作された側に映像光が導かれるように前記両面全反射ミラー7を自動的に回動させる図示しない自動回動機構が設けられている。
【0015】
前記の両面全反射ミラー7は、その上辺と下辺の中間位置に設けられた水平軸8によって回動自在に設けられている。この両面全反射ミラー7が図5の実線で示される姿勢(即ち、図6に示している姿勢)にあるときには、両面全反射ミラー7は映像光を拡散スクリーン1aへと導く。拡散スクリーン1aは、映像光を背面側から受けて前面側に拡散出射することになる。一方、両面全反射ミラー7が図5の二点鎖線で示される姿勢(即ち、図7に示している姿勢)にあるときには、両面全反射ミラー7は映像光を拡散スクリーン1bへと導く。拡散スクリーン1bは、映像光を背面側から受けて前面側に拡散出射することになる。
【0016】
前記映像投写装置5内には、図示しない液晶映像表示パネルを制御する映像表示制御部が設けられている。この映像表示制御部は、前記拡散スクリーン1a上に映像投影をするときと拡散スクリーン1b上に映像投影をするときとで表示映像が上下逆になってしまうのを防止すべく、映像表示パネルに表示する映像を上下反転させるように映像データを生成してこれを当該パネルに供給する。
【0017】
上記の構成であれば、当該投影表示装置を使用することになる二つの部屋(空間)を仕切る壁内に当該装置を埋め込めば、それぞれの部屋(空間)で同時ではないけれども投影映像を見ることができる。更に、両面全反射ミラー7を用いたことにより、当該ミラー7を図6及び図7のごとく位置させるときの回動角度を小さくすることができ、投影表示装置の薄型化を図ることができる。
【0018】
なお、実施の形態1においては、背面投写型と前面投写型の二形態を成し得るように構成したが、背面投写型のみの形態或いは前面投写型のみの形態となるようにしてもよい。また、実施の形態2においては、背面投写型のみの形態を示したが、前面投写型のみの形態或いは背面投写型と前面投写型の二形態を成し得る構成を採用してもよいものである。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、例えば透過型の拡散スクリーンへの背面投写による映像表示を実現するとともに前記拡散スクリーンよりも大きな画面投影を実現することができる。また、投影表示装置を逐一移動させるとなく二つの部屋(空間)で映像を見ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の投影表示装置における背面投写時の状態を示した断面図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態の投影表示装置における背面投写時の状態を示した斜視図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態の投影表示装置における前面投写時の状態を示した断面図である。
【図4】この発明の第1の実施の形態の投影表示装置における前面投写時の状態を示した斜視図である。
【図5】この発明の第2の実施の形態の投影表示装置の断面図である。
【図6】この発明の第2の実施の形態の投影表示装置の斜視図である。
【図7】この発明の第2の実施の形態の投影表示装置の斜視図である。
【図8】従来の投影表示装置の断面図である。
【符号の説明】
1 拡散スクリーン
1a 拡散スクリーン
1b 拡散スクリーン
2 筐体
3 水平軸
4 スクリーン
5 映像投写装置
6 全反射ミラー
7 両面全反射ミラー
8 水平軸

Claims (1)

  1. 筐体と、筐体内の底部に配置され、上方に向けて映像を投写する映像投写装置と、映像投写装置から投写された映像光を全反射する全反射ミラーと、全反射ミラーにて反射された映像光を背面側から受けて前面側に拡散出射する透過型の拡散スクリーンとを備えた投影表示装置において、前記筐体の一部を全反射ミラーにより構成すると共に、全反射ミラーが筐体の一部を開閉可能に且つその上辺部に沿って設けられた水平軸にて回動自在に構成し、全反射ミラーを回動させて筐体の一部を開放させると共に、全反射ミラーの反射面を筐体の背面側に向けた際には、映像投写装置から投写された映像光は、全反射ミラーの回動により形成された筐体の開口を通過して全反射ミラーの前記反射面にて反射され、筐体外の背面側に投写されるように構成されていることを特徴とする投影表示装置。
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