JPH0983915A - 投写表示装置 - Google Patents

投写表示装置

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Publication number
JPH0983915A
JPH0983915A JP7235687A JP23568795A JPH0983915A JP H0983915 A JPH0983915 A JP H0983915A JP 7235687 A JP7235687 A JP 7235687A JP 23568795 A JP23568795 A JP 23568795A JP H0983915 A JPH0983915 A JP H0983915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical system
reflected
reflection mirror
projector
slide projector
Prior art date
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Pending
Application number
JP7235687A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Uchiyama
貴之 内山
Atsushi Kawahara
厚 河原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP7235687A priority Critical patent/JPH0983915A/ja
Priority to US08/713,966 priority patent/US5851060A/en
Publication of JPH0983915A publication Critical patent/JPH0983915A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ビデオプロジェクタの機能とスライドプロジェ
クタの機能を共に有し、小型で使い勝手の良い投写表示
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】ビデオ情報を投写するビデオプロジェクタ
光学系と写真フィルムを投写するスライドプロジェクタ
光学系を併せ持つ一台の投写表示装置とし、これにビデ
オプロジェクタ光学系とスライドプロジェクタ光学系を
切り替える手段を備える装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像情報を投写する
投写表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、会議等でプレゼンテーションを行
う場合、ビデオ情報が必要な場合にはビデオプロジェク
タを、また、写真フィルムによる情報を用いる場合には
スライドプロジェクタを用いていた。これらのビデオ情
報と写真フィルムによる情報にはそれぞれ特長があるの
で、どちらか一方に集約することは難しかった。即ち、
ビデオ情報は動画で表示でき、コンピュータを介して遠
隔地との間で情報をやり取りできるのに対して、写真フ
ィルムによる情報は画像の再現性に優れている等であ
る。
【0003】従って、プレゼンテーションでこれら両方
の情報を必要とする場合は多く、その際にはビデオプロ
ジェクタとスライドプロジェクタの両方の装置を用いて
行っていた。そして、ビデオ情報と写真フィルムによる
情報を、やむを得ずビデオプロジェクタのみを用いてプ
レゼンテーションしなければならない場合には、写真フ
ィルムをスキャナで読み込みコンピュータにより電子デ
ータ化した上で、その情報をビデオプロジェクタにより
投写する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ビデオプロジ
ェクタとスライドプロジェクタの両方を用いる場合には
各々の装置を別個に操作しなければならず、そのために
操作が煩雑になったり、装置の占めるスペースが増大す
る等の問題があった。また、写真フィルムをスキャナで
読み込みコンピュータにより電子データ化するために
は、スキャナ等の装置を設備する必要があり、操作が更
に煩雑になること、装置の占めるスペースが更に増大す
ること、また、電子データ化した写真情報は、映像の再
現性・解像力が劣るという問題もあった。この問題を解
決する目的で電子データの解像力を向上させると、デー
タ量が膨大となってその記憶方法が新たな問題となっ
た。
【0005】本発明はこれらの問題点を解決し、ビデオ
プロジェクタの機能とスライドプロジェクタの機能を共
に有し、小型で使い勝手の良い投写表示装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点の解決のため
に、本発明者は、ビデオ情報を投写するビデオプロジェ
クタ光学系と写真フィルムを投写するスライドプロジェ
クタ光学系を併せ持つ一台の投写表示装置とし、これに
ビデオプロジェクタ光学系とスライドプロジェクタ光学
系を切り替える手段を備えるようにした。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の投写装置では、一個のケ
ーシング内にビデオプロジェクタ光学系とスライドプロ
ジェクタ光学系を装備しており、光源と投写レンズは共
用している。ビデオプロジェクタ光学系とスライドプロ
ジェクタ光学系の切り替えは、可動反射ミラーの移動に
より光路を切り替えることで行うようにすることで、両
光学系の切り替えが簡単に行える。また、ビデオプロジ
ェクタ光学系とスライドプロジェクタ光学系の切り替え
に伴って発生する映像の輝度変化はNDフィルタや色温
度フィルタを用いることにより低減した。
【0008】
【実施例1】図1は本発明の第1の実施例の光学系を示
す説明図である。ビデオプロジェクタとして使用する場
合には、光源1 から発せられた光は反射ミラー2 により
反射された後、リレーレンズ3aを経て略平行光となり、
の位置にセットした可動反射ミラー4 で反射されて光
路Aを通る。その後、偏光ビームスプリッタ7 を透過し
た光は空間光変調素子8 で変調反射され、偏光ビームス
プリッタ7 で反射され投写レンズ9 によりスクリーンS
に投写にされる(可動反射ミラー5 はの位置にセット
しておく)。
【0009】また、スライドプロジェクタとして使用す
る場合には、可動反射ミラー4 はの位置にセットして
おくことで光路から退避させておき、写真(スライド)
フィルムFを透過した光は反射ミラー6 で反射されて光
路Bを通り、の位置にセットした可動反射ミラー5 に
よって反射され投写レンズ9 によりスクリーンSに投写
にされる。
【0010】この際、投写レンズ9 から空間光変調素子
8 までと、投写レンズ9 からフィルムFまでの光学的距
離は等しく、また、光源1 から空間光変調素子8 まで
と、光源1 からフィルムFまでの光学的距離は等しくな
るように構成する。このように構成することで、光源1
、偏光ビームスプリッタ7 、空間光変調素子8 、投写
レンズ9 等の主要な光学部品を移動させる必要がなくな
り、ビデオプロジェクタ機能とスライドプロジェクタ機
能の切り替え時に光学的調整が不要となり、切り替え機
構が容易になる。また、製造面でも、可動光学部品が少
なくて済むので組立性が良い。
【0011】仮に、構成上、投写レンズ9 から空間光変
調素子8 までと、投写レンズ9 からフィルム面Fまでの
光学的距離を等しくできない場合には、投写レンズ9 の
焦点距離調節を行うことによって投写映像のピントを補
正することが可能である。図2は実施例1における可動
反射ミラー4 及び5 の回転移動による光路切り替え機構
を示す斜視図である。図2において、ケーシング(不図
示)には軸受け23を介して回転軸21が回転可能に支持さ
れ、この回転軸に固定されたミラー取付枠22にミラーが
固定されている。回転軸21の一端には歯車24が固定され
ており、ベルト25により可動反射ミラー4 及び5 の各々
の回転軸21は連結され連動するようになっている。ケー
シングには位置調節部材26a,26b が固定されており、ミ
ラー取付枠22はバネ29により位置調節部材26a に押し当
てられている。27はミラー位置の検出スイッチでありミ
ラー位置の検出を行う。ベルト25には駆動源であるモー
タ28の歯車24が連結して切り換え動作を行う。
【0012】なお、本実施例ではモータを駆動源として
ベルトにより切り替えを行うが、ベルト25で連結しなく
とも歯車列、リンク機構等によってもよい。また、2個
の可動反射ミラーを独立に動作させてもよい。また、こ
れらの動作を手動で行ってもよい。
【0013】
【実施例2】図3は本発明の第2の実施例の光学系を示
す説明図である。ビデオプロジェクタとして使用する場
合には、光源1 から発せられた光は反射ミラー2 により
反射された後、リレーレンズ3aを経て略平行光となり、
の位置にセットした可動反射ミラー4 で反射されて光
路Aを通る。その後、偏光ビームスプリッタ7 を透過し
た光は、空間光変調素子8 で変調反射され、偏光ビーム
スプリッタ7 で反射され投写レンズ9 によりスクリーン
Sに投写にされる(可動反射ミラー5 はの位置にセッ
トしておく)。
【0014】また、スライドプロジェクタとして使用す
る場合には、可動反射ミラー4 はの位置にセットして
おくことで光路から退避させておき、リレーレンズ3bを
経て反射ミラー6 で反射され写真(スライド)フィルム
Fを透過した光はリレーレンズ3cを経て光路Bを通り、
の位置にセットした可動反射ミラー5 によって反射さ
れ投写レンズ9 によりスクリーンSに投写にされる。
【0015】この場合、リレーレンズ3b及び3cが設けら
れているので、実施例1のように、投写レンズ9 から空
間光変調素子8 までと、投写レンズ9 からフィルムFま
での光学的距離は等しくなくとも問題はなく、また、光
源1 から空間光変調素子8 までと、光源1 からフィルム
Fまでの光学的距離は等しくなくともよい。従って、設
計の自由度が増し、装置のより一層の小型化が可能とな
る。また、リレーレンズ3b及び3cを設けたことにより、
ビデオプロジェクタとして使用する場合とスライドプロ
ジェクタとして使用する場合のそれぞれに、最適の光学
系とすることが可能となる。
【0016】
【実施例3】図4は本発明の第3の実施例の光学系を示
す説明図である。実施例1(図1)の光学系にリレーレ
ンズ3b及び3cを追加し、更に可動反射ミラー4 とリレー
レンズ3bの間にNDフィルタ12を設けてある。このND
フィルタ12によりスライドプロジェクタ光学系の光効率
を下げることで、ビデオプロジェクタ機能とスライドプ
ロジェクタ機能を切り替えた際に映像の輝度が大きく変
化してしまうという問題を解決することができる。ま
た、フィルムに過大な光量が入射することによるフイル
ムの損傷を防ぐことができる。
【0017】NDフィルタ12の代わりに色温度フィルタ
13を設けることも可能である。これは、ビデオプロジェ
クタ機能からスライドプロジェクタ機能に切り替えた
際、映像の輝度が大きく変化しないように光源1 の光量
を落とす際、光源1 の色温度が変化して映像の色調が変
化することを補正する。この構成の場合には省電力化も
実現できる。その結果、光学系から発生する熱を抑える
効果もある。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ビデオプロジェクタの機能とスライドプロジェクタ機能
を共に有する一台の装置を提供できるので、同時に両機
能の操作ができて使い勝手がよく、また、装置の占める
スペースも小さい。また、スキャナ等の装置を別に設備
する必要もなく、再現性・解像力が優れている写真フィ
ルムによる情報の特性を損なうことなくそのまま用いる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の光学系を示す説明図
である。
【図2】 本発明の実施例1における可動反射ミラーの
回転移動による光路切り替え機構を示す斜視図である。
【図3】 本発明の第2の実施例の光学系を示す説明図
である。
【図4】 本発明の第3の実施例の光学系を示す説明図
である。
【符号の説明】
1・・・光源 2・・・反射ミラー 3a・・リレーレンズ 3b・・リレーレンズ 3c・・リレーレンズ 4・・・可動反射ミラー 5・・・可動反射ミラー 6・・・反射ミラー 7・・・偏光ビームスプリッタ 8・・・空間光変調素子 9・・・投写レンズ 12・・・NDフィルタ 13・・・色温度フィルタ 21・・・回転軸 22・・・ミラー取付枠 23・・・軸受け 24・・・歯車 25・・・ベルト 26a・・位置調節機構 26b・・位置調節機構 27・・・ミラー位置検出スイッチ 28・・・モータ 29・・・ばね S・・・スクリーン F・・・フィルム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオ情報を投写するビデオプロジェクタ
    光学系と写真フィルムを投写するスライドプロジェクタ
    光学系を有し、前記ビデオプロジェクタ光学系と前記ス
    ライドプロジェクタ光学系を切り替える手段を備えたこ
    とを特徴とする投写表示装置。
  2. 【請求項2】ビデオプロジェクタ光学系とスライドプロ
    ジェクタ光学系を切り替える手段は、光学部材の移動に
    よって行うことを特徴とする請求項1記載の投写表示装
    置。
  3. 【請求項3】ビデオプロジェクタ光学系とスライドプロ
    ジェクタ光学系を切り替える手段は、光学部材の回転に
    よって行うことを特徴とする請求項1記載の投写表示装
    置。
  4. 【請求項4】スライドプロジェクタ光学系部分にリレー
    レンズを設けたことを特徴とする請求項1記載の投写表
    示装置。
  5. 【請求項5】スライドプロジェクタ光学系部分にNDフ
    ィルタを設けたことを特徴とする請求項1記載の投写表
    示装置。
  6. 【請求項6】スライドプロジェクタ光学系部分に色温度
    変換フィルタを設けたことを特徴とする請求項1記載の
    投写表示装置。
JP7235687A 1995-09-13 1995-09-13 投写表示装置 Pending JPH0983915A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7235687A JPH0983915A (ja) 1995-09-13 1995-09-13 投写表示装置
US08/713,966 US5851060A (en) 1995-09-13 1996-09-12 Projective display device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7235687A JPH0983915A (ja) 1995-09-13 1995-09-13 投写表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0983915A true JPH0983915A (ja) 1997-03-28

Family

ID=16989735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7235687A Pending JPH0983915A (ja) 1995-09-13 1995-09-13 投写表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0983915A (ja)

Cited By (6)

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JP2000105413A (ja) * 1998-09-29 2000-04-11 Sanyo Electric Co Ltd 投影表示装置
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