JP2002089352A - 自動車の制御装置 - Google Patents

自動車の制御装置

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JP2002089352A
JP2002089352A JP2001190582A JP2001190582A JP2002089352A JP 2002089352 A JP2002089352 A JP 2002089352A JP 2001190582 A JP2001190582 A JP 2001190582A JP 2001190582 A JP2001190582 A JP 2001190582A JP 2002089352 A JP2002089352 A JP 2002089352A
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JP2001190582A
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Minoru Osuga
大須賀  稔
Toshimichi Minowa
利通 箕輪
Junichi Ishii
潤市 石井
Nobuo Kurihara
信夫 栗原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドライバーの操作入力に対する制御量をドライ
バーに応じたメモリの内容を基に補正するようにした自
動車のキャラクタライジング装置を提供する。 【解決手段】操作手段と、前記操作手段の操作状態を検
出する操作状態検出手段と、車両の運転状態を制御する
制御手段と、ドライバーが要求するドライバー特性が記
憶された記憶手段と、前記操作状態検出手段で検出され
た操作状態および前記記憶手段に記憶されたドライバー
特性に基づいて前記制御手段の制御量を決定する制御量
決定手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の制御装置に
係り、特にドライバー別に操作入力に対する車の応答
(制御量)を変化させるのに好適なシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ドライバー別の自動車設備選択方法とし
ては特開昭59−57037 号公報に記載のように、メモリ内
容に応じてドライバーのシート位置を電動機により変え
るようにするもの、また、特開昭59−48208 号公報に記
載のように車高を手動レバーにより切換えるようにする
ものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようする課題】前者の従来技術はメモリ
の内容に応じて制御量(シート位置)のみを変化させる
ようになっており、ドライバーの操作入力に対する制御
量の補正をメモリ内容に応じて行うといった点について
は示唆していない。
【0004】また、後者の従来技術は制御量(車高)を
手動レバーにより変化させており、ドライバーに応じた
メモリにより車高を変化させるといった点については示
唆していない。
【0005】本発明の目的はドライバーの操作入力に対
する制御量をドライバーに応じたメモリの内容に基づい
て補正するようにした自動車のキャラクタライジング装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ドライバー
によって操作される操作手段と、前記操作手段の操作状
態を検出する操作状態検出手段と、車両の運転状態を制
御する制御手段と、ドライバーが要求するドライバー特
性が記憶された記憶手段と、前記操作状態検出手段で検
出された操作状態および前記記憶手段に記憶されたドラ
イバー特性に基づいて前記制御手段の制御量を決定する
制御量決定手段とを有することを特徴とする自動車のキ
ャラクタライジング装置により達成される。
【0007】尚、この記憶手段は自動車制御装置と一体
化しても良いし別に外部に設けるようにしても良い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
により説明する。1は自動車を示している。2はドライ
バーにより操作される操作入力装置で、アクセル,ハン
ドル,ブレーキ,ギア,クラッチなどである。これらの
操作入力装置の操作量は制御器3に入力される。制御器
3ではこの操作量を基に制御量を決定して制御装置4に
出力される。本発明では操作量と制御量の関係をドライ
バーに応じたメモリ5内の内容を基に補正する。ここで
のドライバーに応じたメモリ5とは、例えばICカー
ド,CD(コンパクトディスク),MT(マグネットテ
ープ),DAT(ディジタルオーディオテープ)等が使
用される。さらに、メモリ5の内容はドライバー個人が
固有の値に設定できる。つまり、操作量に対応する車の
応答をドライバー個人が設定でき、自動車を自分に合っ
た特性あるいは性能を有するようにできる。つまり、ド
ライバーによる車の味付けが可能となり、この特性,性
能は記憶されているので容易に再現できる。
【0009】図2に本発明の一実施形態の要素を示すブ
ロック図を示した。6は入力を示すブロック、7は制御
量を示すブロック、8は入力と制御量の関係を補正する
ための制御器のブロック、9はドライバーに応じたパラ
メーターが記憶されているメモリを示している。従来の
技術ではメモリがある場合でもそのメモリの内容は制御
量そのものであり、入力に対する特性補正値ではない。
さらに、従来技術では入力により制御量を変える場合で
も、その間の補正演算がないものや、補正演算がある場
合でもこの補正量はドライバーに応じた値で変更される
ことはない。
【0010】本発明は補正演算のパラメーターをドライ
バーが自由に設定し、さらにその値をドライバー個有の
メモリ9に記憶させるものである。
【0011】例えば、入力6としてアクセル開度、制御
量7としてエンジン回転数を考えた場合、アクセル開度
に応じた燃料量がエンジンに供給されて回転数が変化す
る。そこで、ドライバー個有の特性にするにはアクセル
開度に対する燃料量の特性を補正値により変化させれば
良い。この補正値をドライバー別にメモリ9に記憶させ
ておく。運転時にはこの補正された特性を用いて制御さ
れる。
【0012】また、別の例としてはハンドルの操作力に
対するタイヤの操舵力の関係をメモリ9中のパラメータ
ーによって変化させることができる。
【0013】また、ブレーキの踏み込み量に応じた制動
力の関係もドライバー特有のパラメーターによりメモリ
9に設定することができる。
【0014】図3に具体的な一実施形態を示した。図3
の実施形態は、アクセル開度を入力としてエンジン回転
数を制御量としたものである。実施形態ではアクセルの
操作によりスロットル11が連動して動く。また、この
アクセル開度θthは制御器3に入力される。制御器3で
は、空気流量計12により検出された空気量θa とエン
ジン回転数Nから下記の(1)式により燃料量に相当す
る噴射弁13の開弁時間が決定される。
【0015】
【数1】
【0016】ここで、βは空燃比,水温などによる補正
量であり、γはドライバー別補正量である。
【0017】尚、従来の装置ではγによる補正のない
(2)式を用いている。
【0018】
【数2】
【0019】本発明では(1)式で示されるようにドラ
イバー別に設定できる補正量γを新たに補正パラメータ
ーとしている。このγの特性はメモリ5に記憶されてい
る。さらに、このγをドライバーが設定する設定装置1
4がある。尚、このメモリ5は制御器3の内に設けられ
ていてもよい。
【0020】次にγの特性を図4に示した。横軸はアク
セルの開度θthの変化量
【0021】
【数3】
【0022】で、縦軸はγである。図4には3種類のγ
の特性が示されている。ノーマル(Nor)特性は常にγ
=1で、(2)式のような特性関係になる。特性Aは、
【0023】
【数4】
【0024】が大きくなるのに従い、γは1より大きく
なる。つまり、アクセルを速く大きく踏んだ場合にγは
大きくなり、(1)式に示されるようにTi は大きくな
る。これは、燃料が加速増量されたことになり回転の立
上りは速くなる。さらに、特性BはγがAよりさらに大
きいもので回転数の立上りはさらに良くなる。この図4
のγ特性のうち、ドライバーの選択した特性、又はその
特性を選ぶための選択肢を図3のメモリ5内に記憶して
おく。
【0025】次に、図3に示した装置の制御器3内の動
作を示すフローチャートを示す。図5はキースイッチO
N後の最初のフローである。キースイッチON後、ステ
ップ20で制御に必要な定数などをセットするイニシャ
ライズプログラムが実行される。ここでは、以後の制御
をスケジューリングするタイマのセットも行われる。次
に、ステップ21で補助メモリ(図3のメモリ5に相
当)がセットされているかどうかを判定する。セットさ
れているときは、ステップ22で補助メモリの内容を制
御器3内に転送するためのプログラムを起動する。ま
た、ステップ21で補助メモリがセットされていないと
判断された場合は、ステップ23でセット指示プログラ
ムを起動する。図6はステップ23で起動される補助メ
モリセット指示プログラムである。このプログラムが起
動されると、ステップ25でディスプレイ又は音声等に
より補助メモリをセットするように指示する。その後、
ステップ26で所定の間隔を有するタイマ1が起動され
る。図7にタイマ1が起動された場合に実行されるプロ
グラムを示した。ここでは、初めにステップ30で補助
メモリがセットされたかを判断する。セットされている
場合にはステップ31でメモリ転送プログラムが起動さ
れ、次にステップ32でメモリのセット指示をOFFに
し、ステップ33でタイマ1をOFFにする。
【0026】また、ステップ30で補助メモリがセット
されていないと判断された場合には、そのままタイマ1
による起動プログラムを終る。この時はタイマ1は所定
時間後に再び起動されるのでステップ30からのフロー
を再び繰り返して補助メモリがセットされるまで続く。
【0027】図5〜図7のフローチャートで、補助メモ
リがセットされてメモリ転送プログラムが起動されたこ
とになる。図8にメモリ転送プログラムを示した。この
プログラムは補助メモリ内のドライバー別に設定した特
性例えば図4のγ特性を制御器3内のメインメモリに転
送するためのものである。ステップ40で補助メモリか
らメインメモリへデータが転送される。ステップ41で
転送が完了したかどうかを判断して、完了していなかっ
たらフローチャートの初めに戻り転送を続行する。一
方、ステップ41で完了と判断されたら、ステップ42
でFLAG1を“1”にしてプログラムを終る。図8で
は、補助メモリ5内に図4のγ特性が記憶されている場
合のプログラムを示した。しかし、γ特性は制御器3内
に入っていて、その内どれを選ぶかを決定する選択肢の
みが補助メモリ5内入っていても良い。この場合のメモ
リ転送プログラムを図9に示した。ステップ50では補
助メモリからメインメモリに選択肢が転送される。次
に、図8のステップ41と同じようにステップ51で転
送が完了したかどうかを判断する。完了した場合、ステ
ップ52では制御器3内に記憶されている特性の中から
選択肢に応じた特性をセレクトする。その後ステップ5
3でFLAG1を“1”にする。また、制御器3内に、
基本特性(図4のNor特性)のみが入っていて、選択肢
の値に応じて基本特性より演算で所望の特性を得るよう
にしている場合にはステップ52のかわりにステップ5
4を用いる。ステップ54では選択肢に応じて演算で特
性を決定する。その後、FLAG1を“1”にする。以
上の図8または図9のようなフローチャートにより、補
助メモリ内のデータが制御器3内のメインメモリに転送
される。この後はメインメモリ内のデータを基に自動車
は制御される。
【0028】図3の装置における燃料量の補正の方法を
図10に示す。図10のフローチャートはタイマ2によ
り所定時間毎に実行される。タイマ2の周期で起動され
ると、ステップ60で回転数Nが取り込まれ、次にステ
ップ61で空気量Qa が取り込まれてステップ62で基
本噴射時間Qa /Nが計算される。次に、ステップ63
で補助メモリの内容がメインメモリに転送されたかどう
かをFLAG1の状態で確認する。転送が完了している
場合(FLAG1=“1”)には、ステップ64でγを
用いて(1)式でTiを求める。このTiはドライバーに
応じた特性に補正された値である。その後、ステップ6
5でTi を出力する。また、ステップ63で転送が完了
していないと判断された場合(FLAG1≠“1”)に
はγを用いない(2)式のままでTi を求め、その後T
i を出力する。この場合のTiはドライバーによる特性
補正のない通常の値である。図10のフローチャートで
は、ドライバーに応じた補正用の特性(図4の場合には
γの特性)が入力されている場合にはその内容で制御
し、入力されていない場合には、通常の方法で制御す
る。尚、ドライバーにとっては補助メモリをセットしな
くても通常の方法で自動車は制御されるので、不具合は
取りたてて感じない。
【0029】図11に図3に示した装置による動作,効
果を示した。図11には、アクセル開度θthの変化と回
転数Nの変化を示した。γ特性が図4のNor特性になっ
ていると回転数の立上りはNorで示したようになる。ま
た、γ特性を図4のA特性のように
【0030】
【数5】
【0031】が大きいときに、1.0 以上にすると、回
転数の立上りはA特性のようにNorより早くなる。ま
た、B特性を用いるとA特性よりさらに早い立上りとな
る。このように、ドライバーが所望の加速特性を選択す
ることが可能となる。この場合、入力としてアクセル開
度,制御量として回転数と考えることができるが、狭義
的には、入力としてQa ,制御量としてTi と見なすこ
ともできる。
【0032】次に、ドライバーにより補助メモリ内のデ
ータを設定するための装置の一実施形態を図2に示し
た。
【0033】70はディスプレイでアクセル開度と加速
性(回転数の立上り)を示すグラフが表示される。加速
特性には図4に示すNor,A,Bの3タイプがある。ド
ライバーは調整器71により所望の特性を選択する。ド
ライバーがA特性を選択したとすると、電源72により
A特性に対応する電圧値が調整器71の出力側に印加さ
れる。出力側にはA/Dコンバータ73が接続されてお
り、A特性に対応する電圧値をディジタル化する。ここ
で、A/Dコンバータ73と補助メモリ5の間には、ス
イッチ75が接続されており、特性の設定が終るまでデ
ータは補助メモリに転送されない。ドライバーは加速特
性の設定が終つた時点で転送ボタン74を押す。この
時、スイッチ75が開きA/D変換されたデータは補助
メモリ5に転送される。以上の装置と動作により補助メ
モリ5にドライバーが設定したデータが記憶される。
【0034】制御装置3内には選択した値(Nor,A,
B:以下選択肢とする)に対応するデータが格納されて
いるROM76a〜76cと、マルチプレクサ77,演
算部78がある。選択肢の値によって特性データNor
か、AかBが選択され、マルチプレクサ77を介して演
算部78に接続される。例えば、図12の例では調整器
71によりA特性を選択しているので、演算部78には
A特性の入ったROM76bが接続され、(1)式のTi はR
OM76b内のγを用いて決定される。
【0035】図13には補助メモリにデータを設定する
場合の別の装置の一実施形態を示した。ディスプレイ7
0には加速特性が示され、可調範囲を示す上限と下限が
表示される。この範囲内でドライバーは特性をアナログ
的に変化させて任意の特性を選択できる。加速特性はデ
ィスプレイ上で点線で示したように自由にアナログ的に
選択できる。この選択は、調整器80で行う。調整器8
0のつまみを左右に移動させるとディスプレイ上に示さ
れた加速特性(点線)が変化する。調整器80からの出
力はA/Dコンバータ73でA/D変換される。ディス
プレイ上で所望の特性が得られたら、転送ボタン74を
押してデータを補助メモリに転送する。ここで転送され
たデータは例えば、ディスプレイ70上に示されている
ように上限の特性と下限の特性を比例配分する値、a/
b((イ)の特性を選んだ場合)となる。この値が制御器
3に送られ、制御器3内には、基準の特性が記憶されて
いるROM81と上記のa/bが記憶されている特性演
算部82(RAM)と、演算部78が設けられている。
演算部78ではTi を決定する場合に、ROM81内の
値にa/bに対応した値をもとに特性演算部82で処理
して所望の値に補正したγの値を用いる。このようにし
て、ディスプレイ70上で選んだ所望の加速特性が得ら
れる。
【0036】ドライバーの一般的な操作としては、初め
にキーをONにしてエンジンを始動させる。次に、補助
メモリを装置にセットする。次に、ディスプレイ上で自
分の好む特性を決定して転送する。以上で自動車の個性
化(キャラクタライジング)が達成される。一度、補助
メモリに自分の好む特性を入力すれば、次に車に乗つた
時には、メモリをセットするだけでキャラクタライジン
グが出来る。
【0037】図12の例では、77をマルチプレクサと
したが、補助メモリ5が途中で抜かれてもマルチプレク
サ77に選択肢を記憶しておく記憶手段があれば、特に
運転に問題はない。また、図13の例においても、特性
演算部82にa/bを記憶しておく記憶手段があれば補
助メモリ5が運転中に抜かれても問題はない。
【0038】次に、補助メモリ5の内容で運転し始めて
途中で加速特性を変更したくなった場合の方法について
述べる。例えば、図13の例で運転中に加速特性のみを
変えたくなった場合には、補助メモリ5をはずして、調
整器80で特性を選び、転送ボタン74を押せば、今選
んだ特性で運転ができるようになる。その後、再び補助
メモリの内容の特性に戻したいときは補助メモリを再び
セットすればよい。このフローを図14,図15に示
す。
【0039】図14において、ステップ90で補助メモ
リ5がセットされているかどうかを確認する。Yesの
場合にはそのまま終る。また、Noの場合には補助メモ
リが抜かれたことを意味するので、ステップ91でただ
ちにFLAG1を“0”にして標準加速モードに戻す。
【0040】次に、ステップ92で転送ボタン74がO
Nかどうかを判断して、NoすなわちOFFのときはそ
のまま終る。またONのときはステップ93でそのとき
調整器80でセットされている内容とメインメモリ(R
AM82)の内容を書き換える。その後ステップ94で
FLAG2を“1”にする。この間は、補助メモリが途
中抜かれたことを示す。また、ステップ95でFLAG
1もこのとき“1”に戻す。以上のフローにより補助メ
モリの内容以外の特性のセット及びそれによる運転が可
能になる。
【0041】次に再び、補助メモリ5の内容で運転した
い場合には再び補助メモリをセットすればよい。その時
のフローを図15に示す。初めに、ステップ100でFL
AG2が“1”かどうか、つまり現在は補助メモリが抜か
れていてそれとは別の内容で運転されているかどうかを
確認する。Noの場合にはそのまま終る。Yesの場合
には、ステップ101で補助メモリがセットかどうかを
確認する。Noの場合はそのまま終る。ここでYesの
場合には、ステップ102でメモリ転送プログラムを起
動させ補助メモリの内容をメインメモリに転送する。そ
の後、ステップ103でFLAG2を“0”にする。こ
のようにすれば、再び補助メモリをセツトすればその内
容で再び運転できる。なお、図14はタイマー3で起動
され、図15のフローチャートはタイマー4で起動され
る。
【0042】以上により、補助メモリの内容で運転され
ているときにドライバーが特性を変更したくなった場合
のフローが実現できる。
【0043】ここまでは、本発明を加速特性を例にとっ
て説明してきたが、本発明は図2に示したように多数の
応用例があるので次にギアシフトパターンの補正につい
て示す。
【0044】図16にその特性を示した。トルクコンバ
ーター付の自動変速機において図16(a)のようなシ
フトパターンを変化させるものである。シフトパターン
はアクセル開度(スロットル開度など負荷を示す信号で
も良い)と車速との関係でシフト位置が決定される。図
16(a)中の1→2は1速から2速へのシフトアッ
プ、2→3は2速から3速である。また、実線と点線は
異なった特性のシフトパターンを示している。この例で
は、このシフトパターンを変更する。この場合図16
(b)に示したように、入力としてはアクセル開度θt
h、車速Vであり、制御量としては変速機のライン圧、
言い換えるとシフト位置である。この関係をドライバー
別の補助メモリ5の内容により変更する。
【0045】変速機と制御器3のハード構成を図17に
示す。油ポンプによる油圧を、制御器3からの信号で動
作するバルブV1 ,V2 ,V3 の動作でクラツチC1,
C2,C3 に選択的に作用させ、所望のクラツチを接続
したりはずしたりする。このC1 ,C2 ,C3 を選ぶこ
とにより1,2,3速が選ばれる。制御器3にはθthと
Vが入力され、また変速(シフト)位置の特性は補助メ
モリ5から入力される。
【0046】シフトパターンを設定する場合には、図1
2,図13に示したようにスイッチやボリユーム14で
選ぶようにする。その後転送ボタンを押すと、補助メモ
リ5にその内容が記憶される。その後のフローチャート
は加速特性の場合の図5〜図9,図14,図15と同じ
である。また、図10に相当するフローチャートを図1
8に示す。このフローチャートタイマ5により起動され
る。ステップ110,111でアクセル開度θth,車速
Vが検出される。次に、ステップ112で補助メモリの
内容が転送されたかどうかを示すFLAG1を確認し、
“1”の場合はステップ113でMAP1(補助メモリ
から転送されたドライバー別の特性)により、バルブV
1 ,V2 ,V3 を制御する。このMAP1は例えば、図
19のようにθthとVにより、V1 ,V2 ,V3 のO
N,OFFを示すもので良い。また、図18のステップ
112でFLAG1≠“1”の場合には、ステップ11
4にあるようにMAP2によりV1 ,V2 ,V3 を制御
する。このMAP2は標準モードのシフトパターンが記
憶されている。以上の装置と動作により、シフトパター
ンのドライバー別の特性選択が可能になる。
【0047】図20にもう一つの例としてハンドルの操
蛇力特性の変更について説明する。図20はその特性を
示したもので、入力はハンドルの操作力であり、出力と
はタイヤーの操蛇力である。この特性をドライバーによ
って(イ),(ロ),(ハ)のように任意に選択できる。こ
の装置のハード構成を図21に示す。ハンドル120を
ドライバーが回すと入力センサ121により操作力が検
出され、その量が制御器3に入力される。この信号と図
20の特性を基にモーター駆動回路122を介してモー
ター123によりタイヤに力が伝達される。この制御器
(3)内の特性は補助メモリ5から入力される。また、
設定装置14の構成と制御フローチャートは加速特性の
場合と同じである。図20のグラフをディスプレイ70
上に表示し、調整器で所望の特性を選択する。この実施
形態の場合、入力としてはハンドルの操作力,制御量と
してはタイヤの操蛇力であり、この間の関係をドライバ
ー特有のメモリの内容により補正するものである。
【0048】図22は図21に示したステアリング特性
のキャラクタライジング装置のブロック図を示した。
【0049】検出装置121によりハンドルの回転モー
メント(Fst)を検出する。このFstを基に図20に示
した種々の特性から車輪の操舵力Tstが決定される。ド
ライバーは図20の特性(イ),(ロ),(ハ)を好みに応
じて選択できる。図20の特性は、図22の標準メモリ
5A,特性1メモリ5B,……特性nメモリ5Nに対応
する。ドライバーはこの中の任意の特性を選択装置14
に入力することで選べる。もしも選択が実行されない場
合には、標準特性が記憶されている標準メモリにより動
作する。メモリが特定された後はそのメモリ内の特性に
より入力と出力の関係が決定される。出力は、モーター
の駆動回路122への信号で、モーターのトルクが決ま
る。この回路を介して、出力装置123が動作する。
【0050】図23〜図24には、図21の装置を動作
させるためのコントロールユニツトのフローチャートを
示した。図5〜図9のフローを実施した後に、図23に
示したように、ステップ130でフラグを判定すること
により標準メモリか、補助メモリかを選択するプログラ
ムが動作する。ステップ131で標準メモリが選択され
た場合には図25のフローチャートへ移る。図25では
ステップ140でFstの検出値を読み込み、ステップ1
41で車速Vを読み込み、ステップ142で例えば図2
0の特性からTstが決定される。この場合には、標準特
性の記憶されているマップを基にTstが決定される。次
に、ステップ143でその決定されたTstが駆動回路に
出力される。
【0051】また、図23でステップ132により補助
メモリが選択された場合には図24の補助メモリ選択プ
ログラムが起動される。ここでは、ドライバーが入力し
た選択肢により、ステップ133,134である特性
(1,2…nのいずれか)が選択され、図25に示した
フローに移る。ここでTstは選択された特性が使用さ
れ、その後の動作は前述の通りである。
【0052】以上のように、ドライバーが好みに応じ
て、ステアリング力と車輪の操舵力の関係が自由に選択
できる。例えば、若い女性は小さなステアリング力でも
大きな操舵力Tstが得られるような特性を選択すること
ができる。また、同様の特性は、細い曲り角の多い地域
や、車庫入れ、駐車時などにも選択することができる。
さらに、若い男性や高速運転時などにはステアリング力
と操舵力の間のゲインが小さい特性を選択することがで
きる。
【0053】図26にエンジンの空燃比(A/F)特性
を自由に選択できるキャラクタライジング装置のブロッ
ク図を示した。選択装置14によって、標準メモリ,特
性1〜nメモリ5A〜5Nの何れかが選択される。この
メモリには、例えば、図27,図28に示したようなA
/Fの制御目標値が記憶されている。図27,図28で
はエンジン回転数Nと吸気管圧力すなわち吸入空気量Q
a とから目標A/Fが求められる。また、図27はリー
ンバーン特性であり、図28はA/F=14.7への制御を
主体とした特性である。他に、出力を重視した特性など
が用意される。ドライバーは選択装置に入力することに
よりこれらの特性のうち好みのものを選択できる。
【0054】図26で特性メモリが選択されると、その
目標値は燃料制御装置に入力され、エンジンに制御され
た量の燃料が供給される。エンジンの排ガスよりA/F
が検出されてフィードバックされて目標値と比較され
る。
【0055】図29にある回転数におけるQa と目標A
/Fの関係を示した。ドライバーは、図中の(イ),
(ロ),(ハ)の特性を好みに応じて選択できる。図29
の(ロ),(ハ)の特性はどちらもA/F=14.7を主体
とした特性になっているが、(ハ)の方が小さなQa でも
A/Fが小さくなっている(P部)。つまり、(ハ)の
特性の方が出力を重視した特性となっている。
【0056】図30にフローチャートを示した。前述し
た図23,図24のフローチャートの後に図30のフロ
ーチャートがタイマーによりタスク処理される。ステッ
プ145,146でN,Qa を読み込んだ後に、ステッ
プ147で選択された特性のメモリからA/Fの制御目
標値を決定し、その値をステップ148で燃料制御装置
に出力する。
【0057】ドライバーは経済的な自動車を好む場合に
は図27のようなリーンバーン特性を選択し、高出力型
の自動車を好む場合には図28のような特性を選択す
る。
【0058】図31にブレーキの操作特性を好みに応じ
て選択できるキャラクタライジング装置の一実施形態を
示した。ドライバーがブレーキペダル149を踏むとそ
の力は倍力装置150を介して油圧装置151に伝達さ
れる。油圧は制動部152に作用し車輪は制動される。
倍力装置150には、補助力として吸気管153内の負
圧が作用している。この負圧を負圧制御バルブ154に
より制御して倍力装置150のゲインを変化させる。ま
た、油圧装置151のリリーフ弁のオリフィス径を変化
させることでも力のゲインを変化させることができる。
【0059】図32にブレーキ装置のブロック図を示し
た。ドライバーは選択装置14によりメモリ5A〜5N
を選択する。このメモリの値を基に負圧又は油圧を前述
のごとく調節してペダル踏力と制御部に作用する力のゲ
インを変化させる。踏力と制動力の特性を図33に示
す。図33の(イ)の特性はスムーズな制動特性であ
り、(ハ)の特性はクイツクな特性であり、(ロ)の特
性はその中間で通常の特性としてある。そしてドライバ
ーは自分の好みや周囲環境を考慮して特性を選択する。
特性の選択が実行されなかつた場合には(ロ)のような
標準特性による動作が実施される。
【0060】図34に、キャラクタライジング装置にお
ける、スロットルバルブ制御の個人別メモリを示す。図
において、横軸がアクセルペダルに踏み込み量(α)、
縦軸がスロットル開度(θ)を示す。図のように、個人
別メモリには、例えばA,B及びCのようなαに対する
θが記憶されている。Aの人の場合は、加速時、緩加速
となり、Bの人の場合は、通常の加速、そして、Cの人
の場合は、急加速つまりスポーティと成り得るわけであ
る。
【0061】図35に、スロットルバルブ制御のフロー
チャートを示す。まず、ステップ155でドライバーの
意図つまりアクセルペダル踏み込み量(α)をリード
し、ステップ156でそのドライバーが要求するエンジ
ン出力つまりスロットル開度を個人別メモリから検出
し、ステップ157でスロットル開度(θ)を出力して
スロットルバルブを駆動する。これにより、個々のドラ
イバーに見合う運転が可能となる。
【0062】図36から図42を用いて個人別運転特性
設定について具体的に説明する。本実施形態では、燃料
噴射に関して、その特性を変えることができる空燃比(K
MR)マップ158を加算的に補正する個人別空燃比マッ
プ159を設けている。該2つのマップは運転状態によ
り検索される。ここで運転状態とは、本2つのマップの
検索としては、エンジン回転数N,基本噴射パルス幅T
p であり、マップは2次元となり通常16×16の配列
となっている。またCOEF発生160は各種補正係数
の和であり、水温補正,アイドル後増量等である。
【0063】更に点火時期マップ161を補正する個人
別点火時期マップ162を設置していることが特徴であ
る。点火時期マップも上記空燃比マップ159と同様、
エンジン回転数Nと基本噴射パルス幅Tp の2軸で検索
される16×16の配列である。
【0064】以上、個別空燃比マップ159及び個別点
火時期マップ162は、書式設定163によりそのマッ
プの要素を変える。書式設定は車室内の操作パネルの操
作入力装置よりドライバーが設定する。
【0065】図38は、書式入力のフローチャートであ
る。書式入力はメニュー選択形式である。エンジンの特
性を変えるため、排ガス規制等の法規制チェック機能を
有し、法規制に適合しない場合には、データ入力修正す
る方式としていることが特徴である。
【0066】次に図37のフローチャートを説明する。
まず書式入力164を行い、次に法規制チェック165
により排気ガス規制の検定を行う。ここで排気ガスの検
定は、各運転領域での空燃比設定と点火時期による各排
気ガス,CO,HC,NOx等の評価を行う。最も簡単
な検定は各空燃比、点火時期の許容範囲を超えたときに
は、規制不適合とし評価を行えばよい。更に詳しく評価
する場合には、各ガスの特性をデータベース化してお
き、モード走行等をシミュレーションし、評価してもよ
い。
【0067】法規制クリア166でクリアできない場合
には、法規制チェックで不適合になったマップの範囲に
対し、修正アドバイス計算166を実施し、車室内イン
パネ上のCRT上に修正アドレス出力167を表示し、
再度、ドライバーに書式入力164を促す。
【0068】法規制クリア166の判定で“Yes”と
なれば、167で実際の個人別空燃比マップ159及び
点火時期162を書き換える。ここで各マップはRAM
(Ramdon Access Memory)である。尚、初期値“0”と
する。次にこれらの設定された書式つまり、2つのマッ
プ(空燃比,点火時期)の値を個有のファイルとして登
録する。168はドライバーの希望により登録の可否は
選択できる。尚、ファイルには名前を付けるものとす
る。記録媒体としては、操作入力装置の補助記憶装置を
用いる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク,ハ
ードディスク,バブルメモリ,RAM,ROM等であ
る。
【0069】書式設定の操作入力装置の出力例を図38
に示す。まず本実施形態では、個人別特性設定169を
行う。ここでは3つのタイプの入力形式を有する。第1
にフレンドリ設定,第2にセミプロ設定,第3にプロフ
ェッショナル設定である。フレンドリ設定を選択した場
合には、図40のフレンドリ設定メニュー表示171を
出す。自分の気分や裕求度に応じて、空燃比,点火時期
を決定する。これらに対しては、予め、選定入力に対す
るパターン(A/F,点火)マップをプログラム化して
おき、そのパターンを設定するようにする。
【0070】セミプロ設定の場合には、図39の表示1
70が表われ、ドライバーが選択肢を選ぶものとする。
フレンドリメニューと同様に選択肢に対する空燃比,点
火時期マップのパターンをプログラム化しておき、その
パターンを設定する。
【0071】プロフェッショナル設定の場合には、図4
1そして図42の表示が現われ、各マップの要素を設定
できる。これらの設定の場合には、排ガス規制等に不適
合になる可能性があるので、図38の法規制チェックが
有効となる。
【0072】以上、本実施形態によれば、ドライバ各自
のエンジン性能の設定が法規制チェックでき、またその
書式を再利用できるので、ユーザの要求に適応できる自
動車を供給することができるという効果がある。
【0073】今までは自動車1内で補助メモリ5の内容
を設定する例について示したが、図43にはメモリの媒
体5′例えば、CD,ICカード,MT(マグネットテ
ープ),DAT,フロッピーディスクを自動車1以外の
設定装置で入力する手段について示した。例えば、媒体
5′を家庭内のメモリ装置130とパソコン131にセ
ットし、パソコン131上で自動車の制御量の設定がで
きる。この場合には自動車1の設定器14と同じソフト
を作り、パソコン上で実行させれば良い。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、自動車のドライバーに
よる操作量(入力)と車の応答(制御量)の間の関係が
ドライバー個人によって選択でき、このドライバー別の
特性をドライバー別のメモリに入力しておいて再現でき
るので自動車の個性化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態をなす自動車の基本構成図
を示す。
【図2】本発明の一実施形態をなす基本ブロック図を示
す。
【図3】アクセル開度を入力としてエンジン回転数を制
御量とした一実施形態のブロック図を示す。
【図4】図3の実施形態のγの特性図を示す。
【図5】図3の実施形態のフローチャートを示す。
【図6】図3の実施形態のフローチャートを示す。
【図7】図3の実施形態のフローチャートを示す。
【図8】図3の実施形態のフローチャートを示す。
【図9】図3の実施形態のフローチャートを示す。
【図10】図3の実施形態のフローチャートを示す。
【図11】図3の実施形態のアクセル開度θthの変化と
回転数Nの変化を示す。
【図12】ドライバーにより補助メモリ内のデータを設
定するための装置の一実施形態を示す。
【図13】補助メモリにデータを設定する場合の別の装
置の一実施形態を示す。
【図14】補助メモリの内容の特性に戻したい場合の一
実施形態のフローチャートを示す。
【図15】補助メモリの内容の特性に戻したい場合の一
実施形態のフローチャートを示す。
【図16】本発明の一実施形態をなすギアシフトパター
ンの補正の特性図および構成図を示す。
【図17】図16のハード構成を示す。
【図18】図17の実施形態のフローチャートを示す。
【図19】図17の実施形態の特性図を示す。
【図20】本発明の一実施形態をなすハンドルの操蛇力
特性の特性図を示す。
【図21】図20のハード構成を示す。
【図22】図21のブロック図を示す。
【図23】図21のフローチャートを示す。
【図24】図21のフローチャートを示す。
【図25】図21のフローチャートを示す。
【図26】本発明の一実施形態をなすエンジンの空燃比
(A/F)特性を自由に選択できるキャラクタライジン
グ装置のブロック図を示す。
【図27】図26のメモリ内容の特性図を示す。
【図28】図26のメモリ内容の特性図を示す。
【図29】図26のある回転数におけるQa と目標A/
Fの関係を示した特性図を示す。
【図30】図26のフローチャートを示す。
【図31】本発明の一実施形態の構成図を示す。
【図32】図31のブロック図を示す。
【図33】図31の特性図を示す。
【図34】本発明の一実施形態をなすスロットルバルブ
制御の個人別メモリの特性図を示す。
【図35】図34のフローチャートを示す。
【図36】本発明の一実施形態をなす個人別運転特性設
定のブロック構成図を示す。
【図37】図36のフローチャートを示す。
【図38】図36の書式ディスプレイを示す。
【図39】図36の書式ディスプレイを示す。
【図40】図36の書式ディスプレイを示す。
【図41】図36の書式ディスプレイを示す。
【図42】図36の書式ディスプレイを示す。
【図43】本発明の一実施形態を示す。
【符号の説明】
6…入力ブロック、7…制御量ブロック、8…制御器、
9…メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 59:60 F16H 59:60 (72)発明者 石井 潤市 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 栗原 信夫 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 3D032 CC12 CC20 CC50 DA15 DA92 DA93 DB02 DC08 DC09 DD01 DD06 EB11 FF01 FF07 GG01 3D044 BA16 BA19 BB01 BC02 3G084 BA05 BA33 DA03 DA05 DA15 EB06 EB09 EB12 FA06 FA07 FA10 FA26 FA33 3J552 NA01 NB01 PA51 PA54 QC08 VB04W VD01W VD11W VD14W VD15W VD16W VD19Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の制御特性を記憶手段に記憶すると
    共に前記制御をドライバー個人により変更し得るように
    した自動車の制御装置において、前記自動車の制御特性
    の変更に際し、ドライバーの意図する変更を車載ディス
    プレイの表示に基づいて変更する変更手段を有すること
    を特徴とする自動車の制御装置。
  2. 【請求項2】自動車の制御特性を記憶手段に記憶すると
    共に前記制御をドライバー個人により変更し得るように
    した自動車の制御装置において、前記自動車の制御特性
    の変更に際し、複数の制御特性変更手段を有すると共に
    前記複数の制御特性変更手段の中から制御特性変更手段
    を選択する選択手段を有することを特徴とする自動車の
    制御装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の自動車の制御装置におい
    て、前記選択手段の選択及び前記制御特性変更手段の特
    性変更は車載ディスプレイの表示に基づいて変更するこ
    とを特徴とする自動車の制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかに記載の自動車
    の制御装置において、前記制御特性はアクセル特性,ハ
    ンドル特性,ブレーキ特性,加速特性の少なくともいず
    れかの特性を有することを特徴とする自動車の制御装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1から3のいずれかに記載の自動車
    の制御装置において、前記制御特性の変更は予め定めら
    れた所定範囲内にて行うことを特徴とする自動車の制御
    装置。
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