JP2002088643A - プリーツ加工用型紙の製造方法、プリーツ加工方法およびウレタン部材の成形装置 - Google Patents

プリーツ加工用型紙の製造方法、プリーツ加工方法およびウレタン部材の成形装置

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JP2002088643A JP2000273645A JP2000273645A JP2002088643A JP 2002088643 A JP2002088643 A JP 2002088643A JP 2000273645 A JP2000273645 A JP 2000273645A JP 2000273645 A JP2000273645 A JP 2000273645A JP 2002088643 A JP2002088643 A JP 2002088643A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 「シガレットケース型」のプリーツ加工を、
簡単な装置および操作で確実に行うことができるように
する。 【解決手段】 1枚のクラフト紙に、図1(a)に示す
ような平行な複数の直線の折目を図1(b)のようにつ
ける。このクラフト紙を元の形に伸長し、予め用意した
柱状の複数のウレタン材2を、図1(c)のように、こ
のクラフト紙の裏面に前記各折目に沿って順次接着す
る。次にこのクラフト紙を、隣接する前記折目同志を近
接させてその間を湾曲させ、それぞれの湾曲部分にウレ
タン材2を挟み込んだ状態にしてこれらを蒸熱して柱状
体付き第1型紙を製造し、次に、前記クラフト紙と同様
の折目が設けられている他のクラフト紙をその折目が前
記第1型紙の折目と揃うようにしてそれらを重ね、この
状態で前記クラフト紙の隣接する前記折目同志を近接さ
せてその間を湾曲させ、それぞれの湾曲部分にウレタン
材2を挟み込んだ状態にしてこれらを蒸熱し第2型紙を
製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、布地にプリーツ加
工を行うためのプリーツ加工用型紙とその型紙を用いた
プリーツ加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カーテン生地のような布地に
施されるプリーツは、例えば特許274676号、特公
平4−23025号および特開平8−109575号に
記載のように、いわゆる波型であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、布地に施され
るプリーツには種々の形態がある方が望ましい。そして
そのプリーツ加工は、簡単な装置および操作で、かつ確
実に行うことができるものが望ましい。
【0004】本発明の目的は、布地に、湾曲とその反対
側への屈曲が交互に繰り返される形状のいわゆる「シガ
レットケース型」のプリーツ加工を施すことであり、さ
らにその加工を簡単な装置および操作で、かつ確実に行
うことができるようにすることである。
【0005】本発明の他の目的は、布地に、膨らみをも
つ凸部と広がりをもつ凹部が相互に入り組んだ状態が繰
り返される形状の、いわゆる「シェル型」のプリーツ加
工を施すことであり、さらにその加工を、簡単な装置お
よび操作で、かつ確実に行うことができるようにするこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のプリーツ加工
用型紙の製造方法では、布地に、湾曲とその反対側への
屈曲が交互に繰り返される形状のプリーツを成形するた
めに用いるプリーツ加工用型紙の製造方法であって、第
1紙部材に複数の平行な直線状の折目を付け、前記第1
紙部材の一方の面において各折目に沿って柱状体をそれ
ぞれ接着し、前記第1紙部材を隣接する前記折目同志を
近接させてその間を湾曲させ、それぞれの湾曲部分に前
記柱状体を挟み込んだ状態にしてこれらを蒸熱して柱状
体付き第1型紙を製造し、前記第1紙部材と同様の折目
が設けられている第2紙部材を前記柱状体付き第1型紙
に前記折目を合わせるようにして重ねて配置し、この状
態で前記第1型紙の隣接する前記折目同志を近接させて
その間を湾曲させ、それぞれの湾曲部分に前記柱状体を
挟み込んだ状態にしてこれらを蒸熱して前記第2紙部材
を成形して第2型紙を製造することを特徴とする。
【0007】請求項2のプリーツ加工用型紙の製造方法
では、請求項1に記載の方法において、前記第2紙部材
は重ねられた複数枚の紙部材から成り、複数枚の第2型
紙が製造されることを特徴とする。
【0008】請求項3のプリーツ加工方法は、請求項1
に係る方法により製造された柱状体付き第1型紙と第2
型紙を用いて布地にプリーツを成形する方法であって、
前記柱状体付き第1型紙の前記第1紙部材と前記第2型
紙の間に布地を挟み、前記第1型紙と前記第2型紙の折
目が合う状態にして前記第1型紙の隣接する前記折目同
志を近接させてその間を湾曲させ、それぞれの湾曲部分
に前記柱状体を挟み込んだ状態にしてこれらを蒸熱し、
布地にプリーツを成形する。
【0009】請求項4のプリーツ加工方法は、請求項2
に係る方法により製造された柱状体付き第1型紙と複数
の第2型紙を用いて布地にプリーツを成形するプリーツ
加工方法であって、前記柱状体付き第1型紙と、前記複
数の第2型紙のうちの1つとの間に布地を挟むと共に、
この1つの第2型紙を含む第2型紙同志の間にそれぞれ
布地を挟み、前記第1型紙の折目と前記第2型紙の折目
が合う状態にして前記第1型紙の隣接する前記折目同志
を近接させてその間を湾曲させ、それぞれの湾曲部分に
前記柱状体を挟み込んだ状態にしてこれらを蒸熱し、布
地にプリーツを成形する。
【0010】請求項5のプリーツ加工用型紙の製造方法
は、布地に、膨らみをもつ凸部と広がりをもつ凹部が相
互に入り組んだ状態が繰り返される形状のプリーツを成
形するために用いるプリーツ加工用型紙の製造方法であ
って、第1紙部材および第2紙部材のそれぞれの一方の
面に、ほぼ楕円状で一端部が他端部よりも尖鋭にされた
形状の断面を有する複数の柱状体の前記他端部を所定の
間隔を空けて平行に接着し、前記第1紙部材および第2
紙部材をそれぞれの他方の面が対向するように、さらに
前記第1紙部材の柱状体接着箇所が、前記第2紙部材の
柱状体接着箇所の間に位置するように重ねた状態で前記
第1紙部材および第2紙部材を湾曲させ、それぞれの湾
曲部分に前記第1紙部材に接着された前記柱状体と第2
紙部材に接着された前記柱状体を交互に挟み込んだ状態
にしてこれらを蒸熱して柱状体付き第1型紙と柱状体付
き第2型紙を製造することを特徴とする。
【0011】請求項6のプリーツ加工用型紙の製造方法
は、布地に、膨らみをもつ凸部と広がりをもつ凹部が相
互に入り組んだ状態が繰り返される形状のプリーツを成
形するために用いるプリーツ加工用型紙の製造方法であ
って、第1紙部材および第2紙部材のそれぞれの一方の
面に、ほぼ楕円状で一端部が他端部よりも尖鋭にされた
形状の断面を有する複数の柱状体の前記他端部を所定の
間隔を空けて平行に接着し、前記第1紙部材および第2
紙部材をそれぞれの他方の面が対向するように、さらに
前記第1紙部材の柱状体接着箇所が、前記第2紙部材の
柱状体接着箇所の間に位置するように重ねた状態で前記
第1紙部材および第2紙部材を湾曲させ、それぞれの湾
曲部分に前記第1紙部材に接着された前記柱状体と第2
紙部材に接着された前記柱状体を交互に挟み込んだ状態
にしてこれらを蒸熱して柱状体付き第1型紙と柱状体付
き第2型紙を製造し、前記柱状体付き第1型紙と前記柱
状体付き第2型紙の間に第3紙部材を挟み込み、この状
態で前記第1紙部材、前記第2紙部材および前記第3紙
部材を湾曲させ、それぞれの湾曲部分に前記第1紙部材
に接着された前記柱状体と第2紙部材接着された前記柱
状体を交互に挟み込んだ状態にしてこれらを蒸熱して前
記第3紙部材を成形し、第3型紙を製造することを特徴
とする。
【0012】請求項7のプリーツ加工用型紙の製造方法
は、請求項6に係る製造方法において、前記第3紙部材
は重ねられた複数枚の紙部材から成り、複数枚の第3型
紙が製造されることを特徴とする。
【0013】請求項8のプリーツ加工方法は、請求項5
に係る方法により製造された前記柱状体付き第1型紙お
よび前記柱状体付き第2型紙を用いて布地にプリーツを
成形するプリーツ加工方法であって、前記柱状体付き第
1型紙および前記柱状体付き第2型紙の間に布地を挟
み、この状態で前記第1型紙および前記第2型紙を湾曲
させ、それぞれの湾曲部分に前記第1型紙に接着された
前記柱状体と第2型紙に接着された前記柱状体を交互に
挟み込んだ状態にしてこれらを蒸熱し、布地にプリーツ
を成形する。
【0014】請求項9のプリーツ加工方法は、請求項6
に係る方法により製造された前記柱状体付き第1型紙、
前記柱状体付き第2型紙および第3型紙を用いて布地に
プリーツを成形するプリーツ加工方法であって、前記柱
状体付き第1型紙および前記柱状体付き第2型紙の間
に、前記第3型紙を挟むと共に、これらの間のそれぞれ
に布地を挟み、この状態で前記第1型紙、前記第2型紙
および第3型紙を湾曲させ、それぞれの湾曲部分に前記
第1型紙に接着された前記柱状体と第2型紙に接着され
た前記柱状体を交互に挟み込んだ状態にしてこれらを蒸
熱し、布地にプリーツを成形する。
【0015】請求項10のプリーツ加工方法は、請求項
7に係る方法により製造された前記柱状体付き第1型
紙、前記柱状体付き第2型紙および複数の前記第3型紙
を用いて布地にプリーツを成形するプリーツ加工方法で
あって、前記柱状体付き第1型紙および前記柱状体付き
第2型紙の間に、複数の前記第3型紙を挟むと共に、こ
れらの間のそれぞれに布地を挟み、この状態で前記第1
型紙、前記第2型紙および複数の前記第3型紙を湾曲さ
せ、それぞれの湾曲部分に前記第1型紙に接着された前
記柱状体と第2型紙に接着された前記柱状体を交互に挟
み込んだ状態にしてこれらを蒸熱し、布地にプリーツを
成形する。
【0016】請求項11のウレタン部材の成形装置は、
柱状のウレタン部材をその長手方向に移動させる移動機
構と、その搬送路上に設けられ、所定の形状に形成され
たヒータと、そのヒータに電力を供給する電力供給装置
とを備える。
【0017】
【発明の実施の形態】本実施の形態において、プリーツ
加工される布地は、カーテン生地とする。 (I)「シガレットケース型」のプリーツカーテン成形
方法 まず、「シガレットケース型」のプリーツカーテン加工
用の型紙の成形方法を説明し、次にその型紙を用いたプ
リーツカーテン加工方法を説明する。
【0018】(A)型紙の成形方法 (1)カーテン生地より少し大きい3枚のクラフト紙を
準備する。これらのクラフト紙は、耐熱性、耐折性(折
目の強度)が良好な材質を用いる。
【0019】(2)そのうち1枚のクラフト紙1Aに、
図1(a)に示すように、平行な複数の直線a〜a´,
b〜b´,………,g〜g´を描き、その上をカッター
で僅かに傷をつけた後、図1(b)に示すように、これ
らの直線で屈曲するように折目を強くつける。この処理
を他の2枚のクラフト紙についても行う。
【0020】(3)この処理が施された3枚のクラフト
紙のうち1枚のクラフト紙1Aを、元の形に伸長し、予
め用意した図2に示すような柱状の複数のウレタン材2
を、クラフト紙1Aの裏面に前記の各直線に沿って順次
接着する。図2(a)は、ウレタン材2の斜視図、図2
(b)はウレタン材2の断面図である。ウレタン材2の
断面形状は、長方形の一端の両角部が切り欠かれた形状
である。ウレタン材2には耐熱性のものを用いる。そし
てウレタン材2は、その一方の側面が接着剤によってク
ラフト紙1Aに接着される。クラフト紙1Aにウレタン
材2が接着された状態を図1(c)に示す。
【0021】(4)次にこのようにウレタン材2を貼り
付けられ、折目が付けられたクラフト紙1Aを、図3
(a)の斜視図、図3(b)の断面図に示すように断面
コの字型のアルミ枠3に折り曲げた状態で収容し、図3
(a)に示すように紐等で固定する。
【0022】(5)次にこのようにアルミ枠3に収容さ
れたウレタン材付きのクラフト紙1Aを、アルミ枠3と
共に、加圧釜中で湿熱(蒸熱)処理する。これによっ
て、クラフト紙1Aは型紙としてのくせ付けがなされ
る。なお、蒸熱処理については、後述するプリーツ加工
において、詳しく説明する。
【0023】(6)次に他の2枚のクラフト紙を、くせ
付けされたクラフト紙1Aに順次重ね、それぞれの直線
a〜a´,b〜b´,………,g〜g´を合わせるよう
に押し込み、アルミ枠3に収容して紐等で固定し、アル
ミ枠3と共に、加圧釜中で湿熱(蒸熱)処理する。これ
によって、図4に示すように他の2枚のクラフト紙1
B,1Cは、クラフト紙1Aと共に、型紙としてのくせ
付けがなされる。このようにして、いわゆる「シガレッ
トケース型」のプリーツカーテンを成形するための型紙
が得られる。
【0024】ここで、図4に示すように、各クラフト紙
1A,1B,1Cの1つの谷から隣の谷までを「1ひ
だ」と称するが、このひだの数は、必要に応じて決定さ
れるものである。
【0025】なお、クラフト紙1A,1B,1Cとして
は、(イ)繰り返し熱処理されるため「耐熱性」の良い
材質ものを用い、(ロ)また伸長と折り畳みが繰り返し
行われるため、折目が容易に破断しないように「耐折
性」の良い材質のものを用る。例えば、繊維質を繊維軸
方向に引きそろえたものを、図5に示すように、縦方
向、横方向と交互に積層して形成したものが好適であ
る。本実施の形態において、クラフト紙1A,1B,1
Cの厚さは、0.3〜0.5mmとしたが、0.35m
mのものが最適である。
【0026】(B)カーテン生地のプリーツ加工方法 次に、上記のように成形した型紙を用いて、カーテン生
地をプリーツ加工する方法について説明する。
【0027】(1)上記のように成形した3枚のクラフ
ト紙1A,1B,1Cを揃え、それらの一方の端部を図
6に示す作業台10の位置P1にクリップ4Aにより固
定する。
【0028】(2)次に、ウレタン材付きのクラフト紙
1Aを所定の長さに広げて、もう一方の端部を作業台の
位置P2にクリップ4Bにより固定する。このとき他の
2枚のクラフト紙1B,1Cは、図6に示すように、捲
れた状態にして作業台10上の位置P1側に寄せてお
く。
【0029】(3)次に、クラフト紙1Aの上に第1の
カーテン生地5Aを載置する。
【0030】(4)その第1のカーテン生地5Aの上に
クラフト紙1Bを被せ、その他端部を作業台10の上の
位置P2にクリップ4Bにより固定する。
【0031】(5)次にクラフト紙1Bの上に第2のカ
ーテン生地5Bを載置する。
【0032】(6)その第2のカーテン生地5Bの上に
クラフト紙1Cを被せ、クリップ4Bを外し、これら3
枚のクラフト紙1A,1B,1Cとそれらの間に挟まれ
た第1および第2のカーテン生地5A,5Bを、位置P
2から位置P1方向にひだ寄せし、図7(a)に示すよ
うに、アルミ枠3(クラフト紙を成形するときに用いた
もので良い)に収容し図示せぬ紐等で固定する。図7
(b)は、図7(a)のの一部を拡大した図である。
【0033】(7)このようにアルミ枠3にクラフト紙
1A,1B,1Cとカーテン生地5A,5Bを収容させ
たものを複数個例えば4〜8個作成し、図8に示すよう
な台車6に乗せ、この状態のものを加圧釜(オートクレ
ーブ)7の台車8に搭載し、これを加圧釜7内部に収容
し、その蓋9を閉じる。加圧釜7の内部はボイラー(図
示省略)に接続されている。
【0034】(8)加圧釜7内部では以下の処理が順に
行われる。 (a) 減圧;空気抵抗を除き、蒸気を導入し易くするた
めである。 (b) 通蒸;2kg/cm2程度の蒸気圧の蒸気を加圧釜7中
に導入する。 (c) 脱気;蒸気を大気中に逃がす。 (d) 減圧;空気抵抗を除くと同時に加圧釜7中を冷却
する。 (e) 通蒸;2kg/cm2程度の蒸気を加圧釜7中に導入す
る。10分程度。 (f) 脱気;蒸気を大気中に逃がす。 (g) 減圧;冷却する。 (h) 空気導入;加圧釜7を大気圧に戻す。 以上の処理により、カーテン生地のプリーツ・セット
(ひだ付け)が完成する。なお、上記の通熱処理におい
ては、上記温度は110 〜120 ゜Cが好適である。
【0035】(9)次に、加圧釜7の蓋9を開け、台車
8を移動させた後、台車6を取り出し、その台車6に載
置されているアルミ枠3を取り出す。そして、その中に
収容されているクラフト紙1A,1B,1Cとカーテン
生地5A,5Bからなるものを搬出し、これを再度、作
業台10(図6参照)の上に載置し、上記(1)の状態
に再固定する。次に、プリーツ加工された第1および第
2のカーテン生地5A,5Bを取り出し、以後上記の
(2)〜(8)の処理を繰り返し行う。
【0036】以上の処理において、クラフト紙1A,1
B,1Cの大きさは、カーテン生地5A,5Bよりも少
し大きくしておく。本実施の形態では、丈が2000〜2500
mm程度、幅は1000〜3500mm程度(ひだの数は7 〜13本程
度)とした。本実施の形態によれば、カーテン生地は厚
さ0.1 〜1.2mm 程度と、薄いものから厚いものまで対応
できる。
【0037】(C)以上において、クラフト紙1Aが第
1型紙、クラフト紙1B,1Cが第2型紙に相当し、第
2型紙が2枚の例であるが、これは1枚でも3枚以上で
も良い。ただし、型紙製造時にはそれら型紙の枚数に応
じて、蒸熱処理の時間、温度などを変える必要があり、
これらの型紙を用いてカーテン生地にプリーツ加工する
際にも、その枚数に応じて同様の調整が必要である。な
お、以上は、布地はカーテン生地としたが、布地一般に
これらの型紙を用いたプリーツ加工は適用できる。
【0038】(II)「シェル型」のプリーツカーテン
成形方法 次に、カーテン生地に、膨らみをもつ凸部と広がりをも
つ凹部が相互に入り組んだ状態で繰り返えされる形状に
形成された、いわゆる「シェル型」のプリーツ加工方法
を説明する。
【0039】(A)型紙の成形方法 まず本発明のプリーツ加工用の型紙の成形方法を説明す
る。
【0040】(1)カーテン生地より少し大きい3枚の
クラフト紙を準備する。これらのクラフト紙は、耐熱
性、耐折性(折目の強度)が良好な材質を用いる。
【0041】(2)次に、図9に示すように、上紙とな
るクラフト紙1aの一方の面において、平行な複数の直
線イ,ロ,………,トを描く。同様に、図9に示すよう
に、下紙となるクラフト紙1bの一方の面(裏側)に、
平行な複数の直線リ,ヌ,………,カを描く。ここでク
ラフト紙1a、1bは同一形状、同一大きさである。直
線リ,ヌ,………,カは、これら2つのクラフト紙1
a、1bを揃え合わせたときに、クラフト紙1aに描か
れた直線イ,ロ,………,トそれぞれの中間に位置する
ようになっている。
【0042】(3)次に図9に示すように上紙のクラフ
ト紙1aには、直線イ,ロ,………,トに沿って接着剤
を塗布し、下紙のクラフト紙1bには、直線リ,ヌ,…
……,カに沿って接着剤を塗布し、予め用意した図10
に示すような柱状の複数のウレタン材12を、順次接着
する。図10(a)は、ウレタン材12の斜視図、図1
0(b)はウレタン材12の断面図である。ウレタン材
12の断面形状は、楕円形の一方の端部が他方の端部よ
りも尖っている形状のいわゆる涙型である。その断面形
状の最長部分は55mm程度であり、その全体長さは2
5mm程度である。そしてウレタン材12は、その丸い
方の端部が接着剤によってクラフト紙1a,1bに接着
される。ウレタン材12には耐熱性のものを用いる。
【0043】(4)次に、このようにウレタン材12を
貼り付けられたクラフト紙1a,1bに、IPA(イソ
プロピルアルコール)を0.1%含む水を噴霧する。こ
れによって成形が容易となる。
【0044】(5)次に、クラフト紙1a,1bを重ね
合わせて、相互にウレタン材12が入り込むようにしな
がら、クラフト紙1a,1bに涙型を形成させて波打つ
状態にする。そして、クラフト紙1a,1bを、図11
(a)に示すように断面コの字型のアルミ枠13に折り
曲げた状態で収容し、図示せぬ紐等で固定する。なお、
図11(b)は、それぞれにウレタン材12が接着され
たクラフト紙1a,1bを組合わせる前の状態を示して
いる。
【0045】(6)次にこのようにアルミ枠13に収容
されたウレタン材付きのクラフト紙1a,1bを、アル
ミ枠13と共に、「シガレットケース型」の場合と同様
に、加圧釜中で湿熱(蒸熱)処理する。これによって、
クラフト紙1a,1bは型紙としてのくせ付けがなされ
る。
【0046】(7)次に他の1枚のクラフト紙に、IP
Aを0.1%含む水を噴霧し、このクラフト紙を、ウレ
タン材付きでくせ付けされたクラフト紙1a,1bの間
に挟み込み、これらをアルミ枠13に収容し、図11
(a)で示した状態と同じようにして、加圧釜中で湿熱
処理する。これによって、3枚のクラフト紙から成る型
紙が形成される。このようにして、いわゆる「シェル
型」のプリーツカーテンを成形するための型紙が得られ
る。この「シェル型」の型紙においても、「シガレット
ケース型」と同様に、耐熱性の良い材質のものを用る。
また、クラフト紙の厚さについても、「シガレットケー
ス型」と同様である。
【0047】(B)カーテン生地のプリーツ加工方法 上記のように成形した型紙を用いて、カーテン生地を
「シェル型」のプリーツ加工する方法は、次のようにな
る。
【0048】すなわち、上記のように成形した2枚の柱
状付きクラフト紙の間に、成形したもう1枚のクラフト
紙を挟み、それら3枚のクラフト紙の間にそれぞれ、第
1、第2のカーテン生地を挟み込み、これらを図11
(a)と同様に湾曲させてアルミ枠13に収容し紐等で
固定する。そして、アルミ枠13に、このような3枚の
クラフト紙とこれらの間に第1、第2のカーテン生地を
収容させたものを複数個作成し、これを加圧釜に収容
し、通蒸処理をする。この処理は(I)と同様である。
【0049】以上の処理により、カーテン生地のシェル
型のプリーツ加工が完成する。以後同様の処理を繰り返
し行う。
【0050】以上の処理において、3枚のクラフト紙の
大きさは、第1、第2のカーテン生地よりも少し大きく
しておくことも、「シガレットケース型」の場合と同様
である。
【0051】(C)ウレタン材12の製造方法 次に、上記のような形状のウレタン材12の製造方法を
説明する。この製造には図12に示すような装置が用い
られる。移動台21は、四角柱型のウレタン部材20を
収容するものである。移動台21は、図示せぬ固定台に
載置され、移動台21の長手方向に摺動可能とされてい
る。その固定台には図13(a)に示すような、ハート
形のヒータ22の両端部が取り付けられている。移動台
21は、移動中に、その底面部がヒータ22の両端部に
当接しないように空いているものである。そして、ヒー
タ22はスライダック23により、供給電力が制御可能
となっている。また図13(b)に示すように、ヒータ
22は帯状であり、その幅は10mm,厚さは1mm程
度のものである。さらに、ヒータ22のそれぞれの端部
は絶縁体24で覆われている。また、ヒータ22の交差
する部分は、前後方向に差が設けられており、相互に接
触しないようにされている。
【0052】このような装置による、ウレタン材12の
製造方法を説明する。移動台21が図12の矢印方向に
移動すると、ヒータ22は、ウレタン部材20の先端に
当接し、以後、ヒータ22により断面がハート形となる
状態に切断される。こうして加工されたウレタン部材2
0は、断面がいわゆる涙型のものが2つ接着されてハー
ト形となっている。そこで、このように形成されたウレ
タン部材20を、図14に示すように、バンドナイフ
(立体裁断機)26によりその中央を切断すると2つの
同形状のウレタン材12が形成される。
【0053】以上は、「シェル型」のプリーツ加工に用
いる柱状体の製造方法であるが、既述の「シガレットケ
ース型」のプリーツ加工に用いるウレタン材12も同様
にし、その断面形状とされたヒータを用いて製造するこ
とができる。
【0054】(C)以上において、3枚のクラフト紙の
うちクラフト紙1aが第1型紙、クラフト紙1bが第2
型紙に相当し、残りのクラフト紙が第3型紙に相当し、
第3型紙が1枚の例であるが、これは2枚以上でも良
い。ただし、型紙製造時はそれらの枚数に応じて、蒸熱
処理の時間、温度などを変える必要があり、また、これ
らの型紙を用いてカーテン生地にプリーツ加工する際
は、その枚数に応じて同様の調整が必要である。また、
第3型紙を用いないで、すなわちカーテン生地を第1型
紙と第2型紙のみにより挟み込んで、プリーツ加工を行
っても良い。なお、以上は、布地はカーテン生地とした
が、布地一般にこれらの型紙を用いたプリーツ加工は適
用できる。
【0055】(III)上記の「シガレットケース型」
と「シェル型」の2つのプリーツ加工方法による特長は
次のようになる。 (A)プリーツ可能なカーテン生地(対象素材)の例
【0056】(1)ポリエステルを少なくとも50%以
上含む素材 ポリエステル 100% ポリエステル 50%、綿 50% ポリエステル 50%、レーヨン 50%
【0057】(2)羊毛 100% 羊毛 50%、ポリエステル 50%でも可
【0058】(3)トリアセテート 60%、ポリエス
テル 40%でも可
【0059】(4)綿、レーヨン、テンセル等セルロー
ス系繊維100%も、予め反応性樹脂を生地に含浸、乾
燥させてあれば、加圧釜中でのスチーム処理後、キュア
リング(150〜170°C×5〜10分の乾熱処理)
を行えば、耐久性のある加工が可能となる。
【0060】(B)プリーツ保持性 (1)加圧釜中で十分な熱処理を行うので、ポリエステ
ル 100%の素材は水洗い可能。
【0061】(2)羊毛を含むものは、ドライクリーニ
ング対応であれば、保持性は問題無し。
【0062】(3)セルロース系繊維の素材は、弱水流
の洗いであれば、水洗い可能。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、「シガレットケース
型」のプリーツ加工を、簡単な装置および操作で確実に
行うことができる。また、本発明によれば、「シェル
型」のプリーツ加工を、簡単な装置および操作で確実に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シガレットケース型のプリーツ加工をするため
に用いる型紙の製造方法を説明するための図。
【図2】シガレットケース型のプリーツ加工用の型紙に
接着されるウレタン材を示す図。
【図3】シガレットケース型のプリーツ加工用の型紙の
製造方法を説明するための図。
【図4】シガレットケース型のプリーツ加工用の型紙の
製造方法を説明するための図。
【図5】プリーツ加工に用いる型紙の素材を説明する
図。
【図6】シガレットケース型のプリーツ加工を説明する
図。
【図7】シガレットケース型のプリーツ加工を説明する
図。
【図8】シガレットケース型のプリーツ加工を説明する
図。
【図9】シェル型のプリーツ加工をするために用いる型
紙の製造方法を説明するための図。
【図10】シェル型のプリーツ加工用の型紙に接着され
るウレタン材を示す図。
【図11】シェル型のプリーツ加工用の型紙の製造方法
を説明するための図。
【図12】シェル型のプリーツ加工用の型紙に接着され
るウレタン材の製造に用いる装置を説明するための図。
【図13】シェル型のプリーツ加工用の型紙に接着され
るウレタン材の製造に用いる装置を説明するための図。
【図14】シェル型のプリーツ加工用の型紙に接着され
るウレタン材の製造に用いる装置を説明するための図。
【符号の説明】 1A,1B,1C、1a,1b クラフト紙 2,12 ウレタン材 3,13 アルミ枠 7 加圧釜

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布地に、湾曲とその反対側への屈曲が交
    互に繰り返される形状のプリーツを成形するために用い
    るプリーツ加工用型紙の製造方法であって、 第1紙部材に複数の平行な直線状の折目を付け、前記第
    1紙部材の一方の面において各折目に沿って柱状体をそ
    れぞれ接着し、前記第1紙部材を隣接する前記折目同志
    を近接させてその間を湾曲させ、それぞれの湾曲部分に
    前記柱状体を挟み込んだ状態にしてこれらを蒸熱して柱
    状体付き第1型紙を製造し、 前記第1紙部材と同様の折目が設けられている第2紙部
    材を前記柱状体付き第1型紙に前記折目を合わせるよう
    にして重ねて配置し、この状態で前記第1型紙の隣接す
    る前記折目同志を近接させてその間を湾曲させ、それぞ
    れの湾曲部分に前記柱状体を挟み込んだ状態にしてこれ
    らを蒸熱して前記第2紙部材を成形して第2型紙を製造
    することを特徴とするプリーツ加工用型紙の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第2紙部材は重ねられた複数枚の紙
    部材から成り、複数枚の第2型紙が製造されることを特
    徴とする請求項1に記載のプリーツ加工用型紙の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法により製造された柱
    状体付き第1型紙と第2型紙を用いて布地にプリーツを
    成形するプリーツ加工方法であって、 前記柱状体付き第1型紙の前記第1紙部材と前記第2型
    紙の間に布地を挟み、前記第1型紙と前記第2型紙の折
    目が合う状態にして前記第1型紙の隣接する前記折目同
    志を近接させてその間を湾曲させ、それぞれの湾曲部分
    に前記柱状体を挟み込んだ状態にしてこれらを蒸熱し、
    布地にプリーツを成形するプリーツ加工方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の方法により製造された柱
    状体付き第1型紙と複数の第2型紙を用いて布地にプリ
    ーツを成形するプリーツ加工方法であって、 前記柱状体付き第1型紙と、前記複数の第2型紙のうち
    の1つとの間に布地を挟むと共に、この1つの第2型紙
    を含む第2型紙同志の間にそれぞれ布地を挟み、前記第
    1型紙の折目と前記第2型紙の折目が合う状態にして前
    記第1型紙の隣接する前記折目同志を近接させてその間
    を湾曲させ、それぞれの湾曲部分に前記柱状体を挟み込
    んだ状態にしてこれらを蒸熱し、布地にプリーツを成形
    するプリーツ加工方法。
  5. 【請求項5】 布地に、膨らみをもつ凸部と広がりをも
    つ凹部が相互に入り組んだ状態が繰り返される形状のプ
    リーツを成形するために用いるプリーツ加工用型紙の製
    造方法であって、 第1紙部材および第2紙部材のそれぞれの一方の面に、
    ほぼ楕円状で一端部が他端部よりも尖鋭にされた形状の
    断面を有する複数の柱状体の前記他端部を所定の間隔を
    空けて平行に接着し、前記第1紙部材および第2紙部材
    をそれぞれの他方の面が対向するように、さらに前記第
    1紙部材の柱状体接着箇所が、前記第2紙部材の柱状体
    接着箇所の間に位置するように重ねた状態で前記第1紙
    部材および第2紙部材を湾曲させ、それぞれの湾曲部分
    に前記第1紙部材に接着された前記柱状体と第2紙部材
    に接着された前記柱状体を交互に挟み込んだ状態にして
    これらを蒸熱して柱状体付き第1型紙と柱状体付き第2
    型紙を製造することを特徴とするプリーツ加工用型紙の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 布地に、膨らみをもつ凸部と広がりをも
    つ凹部が相互に入り組んだ状態が繰り返される形状のプ
    リーツを成形するために用いるプリーツ加工用型紙の製
    造方法であって、 第1紙部材および第2紙部材のそれぞれの一方の面に、
    ほぼ楕円状で一端部が他端部よりも尖鋭にされた形状の
    断面を有する複数の柱状体の前記他端部を所定の間隔を
    空けて平行に接着し、前記第1紙部材および第2紙部材
    をそれぞれの他方の面が対向するように、さらに前記第
    1紙部材の柱状体接着箇所が、前記第2紙部材の柱状体
    接着箇所の間に位置するように重ねた状態で前記第1紙
    部材および第2紙部材を湾曲させ、それぞれの湾曲部分
    に前記第1紙部材に接着された前記柱状体と第2紙部材
    に接着された前記柱状体を交互に挟み込んだ状態にして
    これらを蒸熱して柱状体付き第1型紙と柱状体付き第2
    型紙を製造し、 前記柱状体付き第1型紙と前記柱状体付き第2型紙の間
    に第3紙部材を挟み込み、この状態で前記第1紙部材、
    前記第2紙部材および前記第3紙部材を湾曲させ、それ
    ぞれの湾曲部分に前記第1紙部材に接着された前記柱状
    体と第2紙部材接着された前記柱状体を交互に挟み込ん
    だ状態にしてこれらを蒸熱して前記第3紙部材を成形
    し、第3型紙を製造することを特徴とするプリーツ加工
    用型紙の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第3紙部材は重ねられた複数枚の紙
    部材から成り、複数枚の第3型紙が製造されることを特
    徴とする請求項6に記載のプリーツ加工用型紙の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の方法により製造された前
    記柱状体付き第1型紙および前記柱状体付き第2型紙を
    用いて布地にプリーツを成形するプリーツ加工方法であ
    って、 前記柱状体付き第1型紙および前記柱状体付き第2型紙
    の間に布地を挟み、この状態で前記第1型紙および前記
    第2型紙を湾曲させ、それぞれの湾曲部分に前記第1型
    紙に接着された前記柱状体と第2型紙に接着された前記
    柱状体を交互に挟み込んだ状態にしてこれらを蒸熱し、
    布地にプリーツを成形するプリーツ加工方法。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の方法により製造された前
    記柱状体付き第1型紙、前記柱状体付き第2型紙および
    第3型紙を用いて布地にプリーツを成形するプリーツ加
    工方法であって、 前記柱状体付き第1型紙および前記柱状体付き第2型紙
    の間に、前記第3型紙を挟むと共に、これらの間のそれ
    ぞれに布地を挟み、この状態で前記第1型紙、前記第2
    型紙および第3型紙を湾曲させ、それぞれの湾曲部分に
    前記第1型紙に接着された前記柱状体と第2型紙に接着
    された前記柱状体を交互に挟み込んだ状態にしてこれら
    を蒸熱し、布地にプリーツを成形するプリーツ加工方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の方法により製造された
    前記柱状体付き第1型紙、前記柱状体付き第2型紙およ
    び複数の前記第3型紙を用いて布地にプリーツを成形す
    るプリーツ加工方法であって、 前記柱状体付き第1型紙および前記柱状体付き第2型紙
    の間に、複数の前記第3型紙を挟むと共に、これらの間
    のそれぞれに布地を挟み、この状態で前記第1型紙、前
    記第2型紙および複数の前記第3型紙を湾曲させ、それ
    ぞれの湾曲部分に前記第1型紙に接着された前記柱状体
    と第2型紙に接着された前記柱状体を交互に挟み込んだ
    状態にしてこれらを蒸熱し、布地にプリーツを成形する
    プリーツ加工方法。
  11. 【請求項11】 柱状のウレタン部材をその長手方向に
    移動させる移動機構と、その搬送路上に設けられ、所定
    の形状に形成されたヒータと、そのヒータに電力を供給
    する電力供給装置とを備えるウレタン部材の成形装置。
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