JP2003265910A - フィルタエレメントの製造装置 - Google Patents

フィルタエレメントの製造装置

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JP2003265910A JP2002287692A JP2002287692A JP2003265910A JP 2003265910 A JP2003265910 A JP 2003265910A JP 2002287692 A JP2002287692 A JP 2002287692A JP 2002287692 A JP2002287692 A JP 2002287692A JP 2003265910 A JP2003265910 A JP 2003265910A
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1台の製造装置で、ミニプリーツフィルタとエ
ンボスフィルタを製造することができるフィルタエレメ
ントの製造装置を提供する。 【解決手段】濾材シート12を裁断する裁断機構20、
濾材シートに筋を付ける筋付け機構30、濾材シートに
折り目癖を付ける第1の折り目付け機構50、濾材シー
トの少なくとも片面に樹脂ビードを塗布するビード塗布
機構60、濾材シートに付けられた筋に沿ってジグザグ
状に折り目を付ける第2の折り目付け機構70を配置
し、裁断機構とビード塗布機構との間に、濾材シートに
エンボス加工を施すエンボス成形機構40を配置し、ミ
ニプリーツフィルタを製造する際には、エンボス成形機
構を休止させて濾材シートを通過させ、エンボスフィル
タを製造する際には、筋付け機構と第1の折り目付け機
構のうち、少なくとも筋付け機構を休止させ、エンボス
成形機構を駆動して濾材シートにエンボス加工を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンボスフィル
タとミニプリーツフィルタとの2種類のフィルタを製造
することができるフィルタエレメントの製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】セパレータを使用しない折込型エアフィ
ルタ等のフィルタエレメントとしては、プリーツフィル
タが一般的である。プリーツフィルタには、エンボスフ
ィルタとエンボス加工を施さないミニプリーツフィルタ
とがある。
【0003】従来のエンボスフィルタは、熱可塑性樹脂
のバインダを有する不織布からなる濾材シートの長さ方
向に所定間隔を存してエンボス加工を施すとともに、濾
材シートの幅方向に折り目線を付け(筋付け)、この折
り目線に沿ってジグザグ状に折ったものである(例え
ば、特許文献1及び2参照。)。
【0004】また、従来のミニプリーツフィルタは、不
織布からなる濾材シートの幅方向に折り目線を付けた
後、濾材シートの幅方向の折り目線に沿ってジグザグ状
に折ったものである(例えば、特許文献3参照)。
【0005】
【特許文献1】特開平9−220427号公報(特許請
求の範囲、図1)
【0006】
【特許文献2】実開昭61−121912号公報(明細
書の第4頁、第1図、第2図)
【0007】
【特許文献3】特開昭60−5218号公報(公報の第
2頁、第5図、第6図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、エン
ボスフィルタとミニプリーツフィルタとは製造方法が全
く異なることから、それぞれ別々の専用の製造装置によ
ってフィルタエレメントを製造している。従って、エン
ボスフィルタとミニプリーツフィルタの両方を製造する
フィルタメーカとしては、高価な専用機を備える必要が
あり、工場に広い設置スペースを必要とするとともに、
多大な設備費によってフィルタのコストアップの原因と
なっている。
【0009】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、1台の製造装置で、
ミニプリーツフィルタと高品質のエンボスフィルタとの
両方を製造することができ、工場における設置スペース
の減少、設備費の軽減を図り、フィルタのコストダウン
を図ることができるフィルタエレメントの製造装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述した目
的を達成するために、請求項1は、濾材シート供給部か
ら供給された濾材シートを連続的に搬送する搬送路の途
中に前記濾材シート供給部から順に、濾材シートを所定
の幅に裁断する裁断機構、所定の幅に裁断された濾材シ
ートにその幅方向に筋を付ける筋付け機構、濾材シート
に付けられた筋に沿ってジグザグ状に折り目を付けると
ともに、折り目癖を付けるヒータ付き第1の折り目付け
機構、折り目癖が付けられた濾材シートをフラットに延
伸した状態で、その少なくとも片面に樹脂ビードを塗布
するビード塗布機構、濾材シートに付けられた筋に沿っ
てジグザグ状に折り目を付け、濾材シート表面に塗布さ
れた樹脂ビード同士を接着して排出する第2の折り目付
け機構を配置し、濾材シートからなる平面状のフィルタ
エレメントを製造する製造装置において、前記裁断機構
と前記ビード塗布機構との間に、前記濾材シートにエン
ボス加工を施すエンボス成形機構を配置し、ミニプリー
ツフィルタを製造する際には、前記エンボス成形機構を
休止させて濾材シートを通過させ、エンボスフィルタを
製造する際には、前記筋付け機構と前記第1の折り目付
け機構のうち、少なくとも前記筋付け機構を休止させ、
前記エンボス成形機構を駆動して濾材シートにエンボス
加工を施すことを特徴とする。
【0011】請求項2は、請求項1の前記ビード塗布機
構は、その入口側にテンション機構、出口側に送りロー
ラを備え、エンボスフィルタの製造時には、前記テンシ
ョン機構から送りローラまで濾材シートを反転せずに搬
送することを特徴とする。
【0012】請求項3は、請求項1の前記ビード塗布機
構に、濾材シートにテンションを付与するテンション機
構及び追加ローラを備えた搬送方向切替機構を設け、エ
ンボスフィルタを製造する際に、前記搬送方向切替機構
を用いることにより、ミニプリーツフィルタの製造時と
は異なった方向変換手段により濾材シートの片面のみに
樹脂ビードを塗布することを特徴とする。
【0013】前記請求項1〜3によれば、ミニプリーツ
フィルタを製造する際には、エンボス成形機構を休止さ
せて濾材シートを通過させ、エンボスフィルタを製造す
る際には、筋付け機構と前記第1の折り目付け機構のう
ち、少なくとも筋付け機構を休止させ、エンボス成形機
構を駆動して濾材シートにエンボス加工を施すことがで
きる。従って、1台の製造装置で、ミニプリーツフィル
タと高品質のエンボスフィルタを製造することができ
る。
【0014】また、エンボスフィルタの製造時には、前
記テンション機構から送りローラまで濾材シートを反転
せずに搬送することにより、エンボス加工によって濾材
シートに付与された面剛性が方向切替によって喪失され
ることを防ぐことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0016】図1〜図7は第1の実施形態を示し、図1
(a)はミニプリーツフィルタとエンボスフィルタ兼用
製造装置の全体構成図であって、エンボスフィルタを製
作中の図である。図1(a)に基づいて製造装置の構成
を説明すると、10は濾材シート供給部であり、濾材ス
タンド11には熱可塑性樹脂のバインダを有する長尺
で、帯状の濾材シート12がロール状に巻回されて回転
自在に支持されている。濾材シート12は濾材シート供
給部10から繰り出されて搬送路13を搬送されるよう
になっている。なお、12aは予備の濾材シートであ
り、前側の濾材シート12が全て繰り出されると、その
末端部に予備の濾材シート12aの先端部を結合して同
様に繰り出される。
【0017】濾材シート供給部10の隣側の搬送路13
上には濾材シート12を所定の幅に裁断する裁断機構2
0が設けられている。この裁断機構20は濾材シート1
2を挟持しながら搬送する一対の送りローラ21が設け
られている。送りローラ21の入口側には受けローラ2
2に対してカッター23が設けられている。カッター2
3はシリンダ23aによって濾材シート12を受けロー
ラ22に押し付けることにより、濾材シート12を搬送
しながら所定の幅に裁断されるようになっている。ここ
で、濾材シート12の切れ端(スクラップ)12bは排
出され、濾材シート12を二枚取りした場合は平行して
同時に搬送される。
【0018】裁断機構20の隣側の搬送路13上には所
定の幅に裁断された濾材シート12にその幅方向に一定
間隔に筋30a(図1の(b)参照)を付けるレシプロ
式の筋付け機構30が設けられている。筋付け機構30
には濾材シート12を挟持しながら搬送する一対の送り
ローラ31が設けられている。送りローラ31の入口側
には濾材シート12に対して上下方向から叩打力を付与
する叩打部材32が設けられている。
【0019】筋付け機構30の隣側の搬送路13上には
濾材シート12の筋30aに沿ってジグザグ状に折り目
を付けるとともに、折り目癖を付けるヒータ付き第1の
折り目付け機構50が設けられている。第1の折り目付
け機構50の入口側にはテンションローラ51が設けら
れている。このテンションローラ51は複数個のローラ
52をオーバラップさせて配置し、その間に濾材シート
12を通すことにより、一定のテンションを付与するよ
うになっている。
【0020】テンションローラ51の出口側には濾材シ
ート12の上下方向から折り目癖に向かって押圧するこ
とにより、濾材シート12を筋に沿ってジグザグ状に折
り目を付ける一対の折り羽根53が設けられている。さ
らに、一対の折り羽根53の後方にはジグザグ状の濾材
シート12を案内する案内部材54が設けられ、この案
内部材54にはヒータ55が設けられている。そして、
ヒータ55によってジグザグ状の濾材シート12を加熱
して折曲部に折曲癖を付けるようになっている。
【0021】第1の折り目付け機構50の隣側の搬送路
13上には濾材シート12にエンボス加工を施すエンボ
ス成形機構40が設けられている。エンボス成形機構4
0の入口側にはテンションローラ41が設けられてい
る。このテンションローラ41は複数個のローラ42を
オーバラップさせて配置し、その間に濾材シート12を
通すことにより、一定のテンションを付与するようにな
っている。
【0022】テンションローラ41の出口側には濾材シ
ート12を加熱するヒータを備えた濾材加熱部43が設
けられ、搬送中の濾材シート12を加熱して軟化するよ
うになっている。さらに、濾材加熱部43の出口側には
濾材シート12を上下方向から挟持する一対のエンボス
ロール44a,44bが設けられている。このエンボス
ロール44a,44bは、ロールの表面に周方向に細長
い流線形の凹部と凸部がロールの軸方向に一定間隔で配
設され、ロールが回転するとエンボスロール44aと4
4bの凹部と凸部が噛み合うようになっている。
【0023】従って、濾材シート12が一対のエンボス
ロール44a,44bの間を通過するとき、図1(c)
に示すように、表面に突出するエンボス40aと裏面に
突出するエンボス40bが濾材シート12の幅方向に交
互に形成され、しかも濾材シート12の長さ方向に間欠
的に形成される。さらに、エンボスロール44a,44
bの出口側には送りローラ46が設けられている。この
送りローラ46は濾材シート12のエンボス40a,4
0bを潰さないように溝付きローラによって形成されて
いる。
【0024】エンボス成形機構40の隣側の搬送路13
上には折曲癖が付けられた濾材シート12をいったんフ
ラットに延伸した状態で、その片面もしくは両面に樹脂
ビードを塗布するビード塗布機構60が設けられてい
る。
【0025】ビード塗布機構60の入口側にはテンショ
ン機構61が設けられ、出口側には送りローラ62が設
けられている。このテンション機構61は、図3〜図5
に示すように構成されている。
【0026】すなわち、濾材シート12の裏面に対向す
る部分にはエンボス40bを避けるように2個の溝付き
ローラ61aが平行に配置され、濾材シート12の表面
に対向する部分にはエンボス40aを避けて潰さないよ
うに溝付き押え板61bが設けられている。
【0027】テンション機構61の出口側にはミニプリ
ーツフィルタを製造するときに濾材シート12を略S字
状に迂回搬送する第1の搬送手段63aと、エンボスフ
ィルタを製造するときに濾材シート12を略への字状に
搬送する第2の搬送手段63bが設けられている。
【0028】第1の搬送手段63aは、図2に示すビー
ド塗布機構60の本体64の内部においては、図3にお
いての右側に偏倚して設置された上下一対の第1のガイ
ドローラ65と、第1のガイドローラ65より上方で、
かつ左側に偏倚して設置された上下一対の第2のガイド
ローラ66と、第2のガイドローラ66と同一高さで、
かつ右側に偏倚して設置された上下一対の第3のガイド
ローラ67とから構成されている。
【0029】そして、テンション機構61から搬出され
た濾材シート12は第1のガイドローラ65に掛け渡さ
れた後、第1の方向変換部で折り返されて第2のガイド
ローラ66に掛け渡される。さらに、第2のガイドロー
ラ66から第2の方向変換部で折り返されて第3のガイ
ドローラ67に掛け渡される。従って、第1と第2のガ
イドローラ65、66間は濾材シート12が水平で、し
かも裏面が上向きとなり、第2と第3のガイドローラ6
6、67間は濾材シート12が水平で、しかも表面が上
向きとなる。
【0030】また、第1と第2のガイドローラ65、6
6間には濾材シート12の裏面に対向して複数個の第1
の樹脂ノズル68が設けられ、第2と第3のガイドロー
ラ65、66間には濾材シート12の表面に向かって複
数個の第2の樹脂ノズル69が設けられている。
【0031】第1及び第2の樹脂ノズル68,69は樹
脂配管56を介して樹脂供給源(図示しない)に接続さ
れ、樹脂配管56の途中には電磁弁57が設けられてい
る。そして、電磁弁57が開弁したとき、第1及び第2
の樹脂ノズル68,69から溶融樹脂が吐出されるよう
になっており、第1及び第2の樹脂ノズル68,69に
よって濾材シート12の長さ方向に所定間隔及び幅方向
に所定間隔に樹脂ビードが塗布されるようになってい
る。
【0032】第2の搬送手段63bは、エンボスフィル
タを製造するときに使用される搬送方向切替機構であ
り、テンション機構61の出口側に追加ローラ65aを
有している。濾材シート12が追加ローラ65aによっ
てガイドされ、送りローラ62に搬送されるようになっ
ている。従って、濾材シート12は迂回されることな
く、追加ローラ65aによってへの字状に方向変換して
搬送され、追加ローラ65aと第1のガイドローラ65
との間では濾材シート12が水平で、しかも表面が上向
きとなり、前記第1の樹脂ノズル68と対向するように
なっている。
【0033】このようにテンション機構61から送りロ
ーラ62まで濾材シート12を反転せずに搬送すること
により、エンボス加工によって濾材シート12に付与さ
れた面剛性が方向切替によって喪失されることを防ぐこ
とができる。
【0034】前記第1〜第3のガイドローラ65〜6
7、追加ローラ65aは、図4に示すように、溝付きロ
ーラであり、エンボス40a,40bを潰さないよう
に、また樹脂ビード68a,69aが第1〜第3のガイ
ドローラ65〜67、追加ローラ65aと接触しないよ
うに形成されている。
【0035】ビード塗布機構60の隣側の搬送路13上
には濾材シート12に塗布された樹脂ビード68a,6
9aが固まらないうちに筋に沿ってジグザグ状に折り目
を付ける第2の折り目付け機構70が設けられている。
第2の折り目付け機構70の入口側にはテンションロー
ラ71が設けられている。このテンションローラ71は
複数個のローラ72をオーバラップさせて配置し、その
間に濾材シート12を通すことにより、一定のテンショ
ンを付与するようになっている。
【0036】テンションローラ71の出口側には濾材シ
ート12の上下方向から折り目癖に向かって押圧するこ
とにより、濾材シート12を筋に沿ってジグザグ状に折
り目を付ける一対の折り羽根73が設けられている。従
って、ジグザグ状に折り畳まれた濾材シート12は樹脂
ビード68a、69aによって結合されるようになってい
る。さらに、一対の折り羽根73の後方にはジグザグ状
の濾材シート12を搬出するピッチ出しコンベアからな
る搬出コンベア74が設けられている。
【0037】次に、第1の実施形態の作用について説明
する。
【0038】まず、ミニプリーツフィルタを製造する場
合について説明する。ミニプリーツフィルタを製造する
場合は、エンボス成形機構40は休止し、エンボスロー
ル44a、44bを図1(a)の破線で示すように開き、
濾材シート12は筋付け機構30から直接に第1の折り
目付け機構50に搬送されるように設定する。また、濾
材シート12は第1の搬送手段63aを搬送されるよう
に設定する。
【0039】裁断機構20の送りローラ21が回転する
と、濾材シート供給部11の濾材シート12は繰り出さ
れて裁断機構20に搬入される。裁断機構20のカッタ
ー23はシリンダ23aによって濾材シート12を受け
ローラ22に押し付けるため、濾材シート12は搬送さ
れながら所定の幅に裁断される。ここで、濾材シート1
2の切れ端(スクラップ)12bは排出され、濾材シー
ト12を二枚取りした場合は平行して同時に搬送され
る。
【0040】次に、所定の幅に裁断された濾材シート1
2は筋付け機構30の送りローラ31によって搬送さ
れ、搬送中に、濾材シート12に対して叩打部材32が
上下方向から叩打力を付与するため、濾材シート12の
長手方向に一定間隔に、幅方向に筋30aが付けられ
る。
【0041】筋30aが付けられた濾材シート12は、
第1の折り目付け機構50の入口側に設けられたテンシ
ョンローラ51によって一定のテンションが付与された
後、一対の折り羽根53が上下に作動して濾材シート1
2の筋30aに向かって押圧して濾材シート12を筋3
0aに沿ってジグザグ状に折り目を付ける。
【0042】ジグザグ状の濾材シート12は、案内部材
54を通過する間にヒータ55によって加熱され、折り
目に折曲癖を付けることにより、復元するのを防止す
る。但し、第1の折り目付け機構50が用いられるのは
濾材シート12の材質が合繊不織布のように加熱が有効
な素材に対してであり、ガラス不織布に対しては使用さ
れない。
【0043】折曲癖が付けられた濾材シート12は、前
述したように休止・開放したエンボス成形機構40内を
素通りしてビード塗布機構60に至る。ここで、いった
んフラットに延伸された状態で搬送され、その両面に樹
脂ビードが塗布される。このビード塗布機構60の入口
側にはテンション機構61が設けられているため、送り
ローラ62によって一定のテンションが付与される。
【0044】テンションが付与された濾材シート12
は、第1の搬送手段63aの第1のガイドローラ65に
掛け渡された後、折り返されて第2のガイドローラ66
に掛け渡される。さらに、第2のガイドローラ66から
折り返されて第3のガイドローラ67に掛け渡される。
従って、第1と第2のガイドローラ65、66との間で
濾材シート12の裏面に第1の樹脂ノズル68によって
長さ方向に所定間隔及び幅方向に所定間隔に樹脂ビード
68aが塗布される。また、第2と第3のガイドローラ
65、66との間で、濾材シート12の表面に第2の樹
脂ノズル69によって長さ方向に所定間隔及び幅方向に
所定間隔に樹脂ビード69aが塗布される。
【0045】ビード塗布機構60によって濾材シート1
2の両面に塗布された樹脂ビード68a,69aが固ま
らないうちに筋30aに沿ってジグザグ状に折り目を付
ける第2の折り目付け機構70に搬送される。そして、
テンションローラ71によって濾材シート12に一定の
テンションが付与される。
【0046】テンションが付与された濾材シート12は
一対の折り羽根73によって上下方向から折り目癖に向
かって押圧され、ジグザグ状に折り畳まれる。ジグザグ
状に折り畳まれた濾材シート12はその表裏面に塗布さ
れた樹脂ビード68a、69aによって結合され、ピッチ
出しコンベアからなる搬出コンベア74によって搬出さ
れる。
【0047】図6は製造されたミニプリーツフィルタ7
5を示し、濾材シート12は山部75aと谷部75bが
一定の間隔でジグザグ状に折り畳まれ、谷部75b相互
間は濾材シート12の表裏面に塗布された樹脂ビード6
8a、69aによって接着される。製造されたミニプリー
ツフィルタ75は、濾材シート12の表裏面に塗布され
た樹脂ビード68a、69aによって一次側及び二次側が
接着されているため、剛性があり、風圧によって変形す
ることも無い。
【0048】次に、エンボスフィルタを製造する場合に
ついて説明する。エンボスフィルタを製造する場合は、
筋付け機構30と第1の折り目付け機構50は休止す
る。筋付け機構30は叩打部材32を開いた状態で休止
し、濾材シート12は裁断機構20から直接にエンボス
成形機構40に搬送されるように設定する。また、ビー
ド塗布機構60内の濾材シート12の搬送手段は追加ロ
ーラ65aで、濾材シート12が略への字状に方向変換
されるように第2の搬送手段63bに設定する。
【0049】裁断機構20の送りローラ21が回転する
と、濾材シート供給部11の濾材シート12は繰り出さ
れて裁断機構20に搬入される。裁断機構20のカッタ
ー23はシリンダ23aによって濾材シート12を受け
ローラ22に押し付けるため、濾材シート12は搬送さ
れながら所定の幅に裁断される。ここで、濾材シート1
2の切れ端(スクラップ)12bは排出され、濾材シー
ト12を二枚取りした場合は平行して同時に搬送され
る。
【0050】次に、所定の幅に裁断された濾材シート1
2はエンボス成形機構40のテンションローラ41によ
って一定のテンションが付与される。テンションが付与
された濾材シート12は濾材加熱部43を搬送中に加熱
されて軟化する。さらに、濾材加熱部43で軟化された
濾材シート12は一対のエンボスロール44a,44b
によって上下方向から挟持される。
【0051】エンボスロール44a,44bには軸方向
に一定間隔に細長い流線形の凹部と凸部が噛み合うよう
に配設されているため、エンボスロール44a,44b
の間を通過するとき、表面に突出するエンボス40aと
裏面に突出するエンボス40bが濾材シート12の幅方
向に交互に形成され、しかも濾材シート12の長さ方向
に間欠的に形成される。
【0052】なお、第1の折り目付け機構50は濾材シ
ート12の材質が合繊不織布の場合に適用されるが、前
述したように、ガラス不織布の場合はテンションローラ
51と折り羽根53を開いて通過させる。
【0053】エンボスロールによってエンボス40a,
40bと筋30aが付けられた濾材シート12はビード
塗布機構60によっていったんフラットに延伸された状
態で搬送され、その片面(表面)に樹脂ビードが塗布さ
れる。このビード塗布機構60の入口側にはテンション
機構61が設けられているため、一定のテンションが付
与される。
【0054】テンションが付与された濾材シート12
は、第2の搬送手段63bの追加ローラ65aによって
ガイドされ、送りローラ62に搬送される。この間に、
濾材シート12の表面のエンボス40aに第1の樹脂ノ
ズル68によって樹脂ビード68aが塗布される。
【0055】ビード塗布機構60によって濾材シート1
2に塗布された樹脂ビード68aが固まらないうちに筋
30aに沿ってジグザグ状に折り目を付ける第2の折り
目付け機構70に搬送される。そして、テンションロー
ラ71によって濾材シート12に一定のテンションが付
与される。
【0056】テンションが付与された濾材シート12は
一対の折り羽根73によって上下方向から折り目癖に向
かって押圧され、ジグザグ状に折り畳まれる。ジグザグ
状に折り畳まれた濾材シート12はエンボス40aの表
面に塗布された樹脂ビード68aによって結合され、ピ
ッチ出しコンベアからなる搬出コンベア74によって搬
出される。
【0057】図7は製造されたエンボスフィルタ76を
示し、濾材シート12は山部76aと谷部76bが一定
の間隔でジグザグ状に折り畳まれ、谷部76b相互間は
濾材シート12のエンボス40aの表面(一次側)に塗
布された樹脂ビード68aによって接着される。製造さ
れたエンボスフィルタ76は、エンボス40a,40b
を有しているため、風圧による曲げに対する剛性が大幅
にアップし、圧力損失、ダスト保持量、耐圧を維持でき
る。
【0058】なお、テンションローラ51及び71は、
図1(a)においては、ローラを示しているが、図5に
示す溝付き押え板に切り替えることが、エンボス成形後
の濾材シート12の面剛性維持の観点からは望ましい。
【0059】図8は第2の実施形態を示し、第1の実施
形態に示したミニプリーツフィルタとエンボスフィルタ
兼用製造装置を用いて合成繊維不織布のミニプリーツフ
ィルタを製造する方法を説明する。
【0060】合成繊維不織布は、物理的な力で変形させ
ても復元性が高く、折り癖を付けるためには濾材シート
12の折り目を加熱することが望ましい。第1の折り目
付け機構50の案内部材54にヒータ55が設けられて
いるのはそのためのものである。
【0061】第1の実施形態と異なる部分のみを説明す
ると、濾材シート12は、第1の折り目付け機構50の
入口側に設けられたテンションローラ51によって一定
のテンションが付与された後、一対の折り羽根53が上
下に作動して濾材シート12の筋30aに向かって押圧
して濾材シート12を筋30aに沿ってジグザグ状に折
り目を付ける。
【0062】ジグザグ状の濾材シート12は、案内部材
54を通過する間にヒータ55によって加熱され、折り
目に折曲癖を付けることにより、復元するのを防止す
る。
【0063】折曲癖が付けられた濾材シート12はルー
プ状に垂れ下がってエンボス成形機構40に導かれる。
エンボス成形機構40は、濾材加熱部43のヒータはO
FF状態であり、エンボスロール44a,44bも破線
で示すように開放している。従って、濾材シート12は
エンボス成形機構40を素通りさせるが、濾材シート1
2によっては、濾材加熱部43、エンボスロール44
a,44bのみを開放し、テンション機構41と送りロ
ーラ46によって過剰な折目癖を除去し、ビード塗布に
より濾材シート12上に形成されるビードの径が均一に
なるように操作する場合もある。
【0064】図9(a)(b)はミニプリーツフィルタ
とエンボスフィルタ兼用製造装置の第3の実施形態を示
し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して
説明を省略する。
【0065】本実施形態は、濾材シート供給部10と裁
断機構20との間には張力調整器80と蛇行修正機構8
1が設けられている。張力調整器80はテンションロー
ラ82を互いにオーバラップさせて濾材シート12に一
定の張力を付与して蛇行修正機構81に搬送するように
なっている。蛇行修正機構81は複数のガイドローラ8
3を備え、濾材シート12が搬送中に幅方向にずれが生
じないように修正して裁断機構20に搬送するようにな
っている。また、第1の折り目付け機構50とビード塗
布機構60との間にはエンボス成形機構40が設けられ
ている。
【0066】また、筋付け機構30は、上下に配置され
た一対のロール84a,84bとからなり、濾材シート
12を挟持搬送するようになっている。ロール84a,
84bは円周上に一定間隔に凸条85と凹条86が交互
に設けられ、上部のロール84aと下部のロール84b
とは凸条85と凹条86とが係合するように同期回転す
るようになっている。従って、濾材シート12は一対の
ロール84a,84bによって挟持搬送されると凸条8
5と凹条86との間に食い込み、濾材シート12の長手
方向に一定間隔に、かつ幅方向に筋が付けられるように
なっている。なお、凹条86の内部にはゴム等の弾性体
を埋め込んでもよい。
【0067】第1の折り目付け機構50は、折り込みロ
ーラ50aを備えており、筋30aが付けられた濾材シ
ート12を折り込みローラ50aによって案内部材54
に折り込み、濾材シート12に座屈を発生させて折り目
を付けるようになっている。
【0068】また、ビード塗布機構60は、本体87の
下部にテンションローラ88が設けられ、上部には送り
ローラ89が設けられている。テンションローラ88と
送りローラ89との間にはテンションローラ88から搬
送された濾材シート12を略90°方向変換する方向変
換ローラ90が設けられている。
【0069】さらに、テンションローラ88と方向変換
ローラ90との間には濾材シート12の表裏面に向かっ
て樹脂ノズル91,92が設けられている。樹脂ノズル
91,92は濾材シート12の幅方向に一定間隔に複数
配置されており、樹脂ノズル91,92によって濾材シ
ート12の長さ方向に所定間隔及び幅方向に所定間隔に
樹脂ビードが塗布されるようになっている。
【0070】第2の折り目付け機構70は、折り込みロ
ーラ70aを備えており、筋30aが付けられた濾材シ
ート12を折り込みローラ70aによって座屈を発生さ
せて折り目を付けるようになっている。
【0071】第3の実施形態においても、筋付け機構3
0とエンボス成形機構40との間に第1の折り目付け機
構50を設置し、ビード塗布機構60の樹脂ノズル91
のみで樹脂ビードを塗布すれば、第1の実施形態と同様
に図7に示すエンボスフィルタ76が製作できる。
【0072】前記第3の実施形態によれば、濾材シート
12の表裏面に樹脂ビードを塗布する際に、多数のガイ
ドローラによって濾材シート12をS字状に迂回搬送す
る必要がなく、略90°の方向変換ですむため、搬送経
路を簡素化でき、エンボス40a,40bが形成されて
面剛性が向上した濾材シート12の方向変換ローラによ
る面剛性の喪失も最小限に抑制できる。
【0073】図10はミニプリーツフィルタとエンボス
フィルタ兼用製造装置の第4の実施形態を示し、第1の
実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略
する。
【0074】本実施形態は、筋付け機構30の隣側の搬
送路13上には濾材シート12にエンボス加工を施すエ
ンボス成形機構40が設けられている。エンボス成形機
構40の隣側の搬送路13上には濾材シート12の筋3
0aに沿ってジグザグ状に折り目を付けるとともに、折
り目癖を付けるヒータ付き第1の折り目付け機構50が
設けられている。
【0075】次に、第4の実施形態の作用について説明
する。
【0076】まず、ミニプリーツフィルタを製造する場
合について説明する。ミニプリーツフィルタを製造する
場合は、エンボス成形機構40は休止し、エンボスロー
ル44a、44bを開き、濾材シート12は筋付け機構3
0から直接に第1の折り目付け機構50に搬送されるよ
うに設定する。また、濾材シート12は第1の搬送手段
63aを搬送されるように設定する。
【0077】従って、所定の幅に裁断された濾材シート
12は筋付け機構30の送りローラ31によって搬送さ
れ、搬送中に、濾材シート12に対して叩打部材32が
上下方向から叩打力を付与するため、濾材シート12の
長手方向に一定間隔に、幅方向に筋30aが付けられ
る。
【0078】筋30aが付けられた濾材シート12は、
第1の折り目付け機構50の入口側に設けられたテンシ
ョンローラ51によって一定のテンションが付与された
後、一対の折り羽根53が上下に作動して濾材シート1
2の筋30aに向かって押圧して濾材シート12を筋3
0aに沿ってジグザグ状に折り目を付ける。
【0079】ジグザグ状の濾材シート12は、案内部材
54を通過する間にヒータ55によって加熱され、折り
目に折曲癖を付けることにより、復元するのを防止す
る。但し、第1の折り目付け機構50が用いられるのは
濾材シート12の材質が合繊不織布のように加熱が有効
な素材に対してであり、ガラス不織布に対しては使用さ
れない。
【0080】エンボスフィルタを製造する場合は、筋付
け機構30は叩打部材32を開いた状態で休止し、濾材
シート12は裁断機構20から直接にエンボス成形機構
40に搬送されるように設定する。また、ビード塗布機
構60内の濾材シート12の搬送手段は追加ローラ65
aで、濾材シート12が略への字状に方向変換されるよ
うに第2の搬送手段63bに設定する。
【0081】従って、所定の幅に裁断された濾材シート
12はエンボス成形機構40のテンションローラ41に
よって一定のテンションが付与される。テンションが付
与された濾材シート12は濾材加熱部43を搬送中に加
熱されて軟化する。さらに、濾材加熱部43で軟化され
た濾材シート12は一対のエンボスロール44a,44
bによって上下方向から挟持される。
【0082】エンボスロール44a,44bには軸方向
に一定間隔に細長い流線形の凹部と凸部が噛み合うよう
に配設されているため、エンボスロール44a,44b
の間を通過するとき、表面に突出するエンボス40aと
裏面に突出するエンボス40bが濾材シート12の幅方
向に交互に形成され、しかも濾材シート12の長さ方向
に間欠的に形成される。
【0083】第1の折り目付け機構50は濾材シート1
2の材質が合繊不織布の場合に適用されるが、ガラス不
織布の場合はテンションローラ51と折り羽根53を開
いて通過させる。
【0084】エンボス40a,40bが付けられた濾材
シート12は、第1の折り目付け機構50の入口側に設
けられたテンションローラ51によって一定のテンショ
ンが付与された後、一対の折り羽根53が上下に作動し
て濾材シート12の筋30aに向かって押圧して濾材シ
ート12を筋30aに沿ってジグザグ状に折り目を付け
る。
【0085】ジグザグ状の濾材シート12は、案内部材
54を通過する間にヒータ55によって加熱され、折り
目に折曲癖を付けることにより、復元するのを防止す
る。
【0086】図11は第5の実施形態を示し、第3の実
施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略す
る。
【0087】本実施形態は、第1の折り目付け機構50
の直後にビード塗布機構60が設けられている。第1の
折り目付け機構50は、折り込みローラ50aを備えて
おり、筋30aが付けられた濾材シート12を折り込み
ローラ50aによって案内部材54に折り込み、濾材シ
ート12に座屈を発生させて折り目を付けるようになっ
ている。
【0088】また、ビード塗布機構60は、本体87の
下部にテンションローラ88が設けられ、上部には送り
ローラ89が設けられている。テンションローラ88と
送りローラ89との間にはテンションローラ88から搬
送された濾材シート12を略90°方向変換する方向変
換ローラ90が設けられている。
【0089】さらに、テンションローラ88と方向変換
ローラ90との間には濾材シート12の表裏面に向かっ
て樹脂ノズル91,92が設けられている。樹脂ノズル
91,92は濾材シート12の幅方向に一定間隔に複数
配置されており、樹脂ノズル91,92によって濾材シ
ート12の長さ方向に所定間隔及び幅方向に所定間隔に
樹脂ビードが塗布される。
【0090】第2の折り目付け機構70は、折り込みロ
ーラ70aを備えており、筋30aが付けられた濾材シ
ート12を折り込みローラ70aによって座屈を発生さ
せて折り目を付けることができる。
【0091】前記各実施形態によれば、1台の製造装置
で、ミニプリーツフィルタとエンボスフィルタを製造す
ることができる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ミニプリーツフィルタを製造する際には、エンボス
成形機構を休止させて濾材シートを通過させ、エンボス
フィルタを製造する際には、筋付け機構と第1の折り目
付け機構のうち、少なくとも筋付け機構を休止させ、エ
ンボス成形機構を駆動して濾材シートにエンボス加工を
施すことができる。従って、1台の製造装置で、ミニプ
リーツフィルタとエンボスフィルタを製造することがで
き、工場における設置スペースの減少、設備費の軽減を
図り、フィルタのコストダウンを図ることができるとい
う効果がある。
【0093】エンボスフィルタの製造においては、エン
ボスが形成された濾材シートが樹脂ビード塗布のために
方向変換ローラで曲げられる度に喪失する面剛性の低減
を最小限に抑制できるので、低圧損で耐圧強度の高い高
品質なフィルタを製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態のフィルタエレメン
トの製造装置を示し、(a)は装置全体の構成図、
(b)は濾材シートに筋を付けた状態の平面図、(c)
は濾材シートにエンボスを付けた状態の平面図。
【図2】同実施形態を示し、ビード塗布機構の斜視図。
【図3】同実施形態を示し、ビード塗布機構の概略的側
面図。
【図4】同実施形態を示し、図3のX−X線に沿う図。
【図5】同実施形態を示し、図4のY−Y線に沿う図。
【図6】同実施形態を示し、ミニプリーツフィルタの一
部を示す図。
【図7】同実施形態を示し、エンボスフィルタの一部を
示す図。
【図8】この発明の第2の実施形態を示し、フィルタエ
レメントの製造装置の構成図。
【図9】この発明の第3の実施形態を示し、(a)はフ
ィルタエレメントの製造装置の構成図、(b)はロール
を拡大した側面図。
【図10】この発明の第4の実施形態を示し、フィルタ
エレメントの製造装置の構成図。
【図11】この発明の第5の実施形態を示し、フィルタ
エレメントの製造装置の構成図。
【符号の説明】 10…濾材供給部 12…濾材シート 20…裁断機構 30…筋付け機構 40…エンボス成形機構 50…第1の折り目付け機構 60…ビード塗布機構 70…第2の折り目付け機構
フロントページの続き Fターム(参考) 3F108 AA02 AA05 AB01 AC10 BA04 BA07 CB02 4D019 BA04 BA13 BB01 BB03 CA02 CB07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濾材シート供給部から供給された濾材シ
    ートを連続的に搬送する搬送路の途中に前記濾材シート
    供給部から順に、濾材シートを所定の幅に裁断する裁断
    機構、所定の幅に裁断された濾材シートにその幅方向に
    筋を付ける筋付け機構、濾材シートに付けられた筋に沿
    ってジグザグ状に折り目を付けるとともに、折り目癖を
    付けるヒータ付き第1の折り目付け機構、折り目癖が付
    けられた濾材シートをフラットに延伸した状態で、その
    少なくとも片面に樹脂ビードを塗布するビード塗布機
    構、濾材シートに付けられた筋に沿ってジグザグ状に折
    り目を付け、濾材シート表面に塗布された樹脂ビード同
    士を接着して排出する第2の折り目付け機構を配置し、
    濾材シートからなる平面状のフィルタエレメントを製造
    する製造装置において、 前記裁断機構と前記ビード塗布機構との間に、前記濾材
    シートにエンボス加工を施すエンボス成形機構を配置
    し、 ミニプリーツフィルタを製造する際には、前記エンボス
    成形機構を休止させて濾材シートを通過させ、エンボス
    フィルタを製造する際には、前記筋付け機構と前記第1
    の折り目付け機構のうち、少なくとも前記筋付け機構を
    休止させ、前記エンボス成形機構を駆動して濾材シート
    にエンボス加工を施すことを特徴とするフィルタエレメ
    ントの製造装置。
  2. 【請求項2】 前記ビード塗布機構は、その入口側にテ
    ンション機構、出口側に送りローラを備え、エンボスフ
    ィルタの製造時には、前記テンション機構から送りロー
    ラまで濾材シートを反転せずに搬送することを特徴とす
    る請求項1記載のフィルタエレメントの製造装置。
  3. 【請求項3】 前記ビード塗布機構に、濾材シートにテ
    ンションを付与するテンション機構及び追加ローラを備
    えた搬送方向切替機構を設け、エンボスフィルタを製造
    する際に、前記搬送方向切替機構を用いることにより、
    ミニプリーツフィルタの製造時とは異なった方向変換手
    段により濾材シートの片面のみに樹脂ビードを塗布する
    ことを特徴とする請求項1記載のフィルタエレメントの
    製造装置。
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