JP4133180B2 - フィルタエレメントの製造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、エンボスフィルタとミニプリーツフィルタとの2種類のフィルタを製造することができるフィルタエレメントの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
セパレータを使用しない折込型エアフィルタ等のフィルタエレメントとしては、プリーツフィルタが一般的である。プリーツフィルタには、エンボスフィルタとエンボス加工を施さないミニプリーツフィルタとがある。
【0003】
従来のエンボスフィルタは、熱可塑性樹脂のバインダを有する不織布からなる濾材シートの長さ方向に所定間隔を存してエンボス加工を施すとともに、濾材シートの幅方向に折り目線を付け(筋付け)、この折り目線に沿ってジグザグ状に折ったものである(例えば、特許文献1及び2参照。)。
【0004】
また、従来のミニプリーツフィルタは、不織布からなる濾材シートの幅方向に折り目線を付けた後、濾材シートの幅方向の折り目線に沿ってジグザグ状に折ったものである(例えば、特許文献3参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−220427号公報(特許請求の範囲、図1)
【0006】
【特許文献2】
実開昭61−121912号公報(明細書の第4頁、第1図、第2図)
【0007】
【特許文献3】
特開昭60−5218号公報(公報の第2頁、第5図、第6図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、エンボスフィルタとミニプリーツフィルタとは製造方法が全く異なることから、それぞれ別々の専用の製造装置によってフィルタエレメントを製造している。従って、エンボスフィルタとミニプリーツフィルタの両方を製造するフィルタメーカとしては、高価な専用機を備える必要があり、工場に広い設置スペースを必要とするとともに、多大な設備費によってフィルタのコストアップの原因となっている。
【0009】
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、1台の製造装置で、ミニプリーツフィルタと高品質のエンボスフィルタとの両方を製造することができ、工場における設置スペースの減少、設備費の軽減を図り、フィルタのコストダウンを図ることができるフィルタエレメントの製造装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前述した目的を達成するために、請求項1は、濾材シート供給部から供給された濾材シートを連続的に搬送する搬送路の途中に前記濾材シート供給部から順に、濾材シートを所定の幅に裁断する裁断機構、所定の幅に裁断された濾材シートにその幅方向に筋を付ける筋付け機構、濾材シートに付けられた筋に沿ってジグザグ状に折り目を付けるとともに、折り目癖を付けるヒータ付き第1の折り目付け機構、折り目癖が付けられた濾材シートをフラットに延伸した状態で、その少なくとも片面に樹脂ビードを塗布するビード塗布機構、濾材シートに付けられた筋に沿ってジグザグ状に折り目を付け、濾材シート表面に塗布された樹脂ビード同士を接着して排出する第2の折り目付け機構を配置し、濾材シートからなる平面状のフィルタエレメントを製造する製造装置において、前記裁断機構と前記ビード塗布機構との間に、前記濾材シートにエンボス加工を施すエンボス成形機構を配置し、ミニプリーツフィルタを製造する際には、前記エンボス成形機構を休止させて濾材シートを通過させ、エンボスフィルタを製造する際には、前記筋付け機構と前記第1の折り目付け機構のうち、少なくとも前記筋付け機構を休止させ、前記エンボス成形機構を駆動して濾材シートにエンボス加工を施すことを特徴とする。
【0011】
請求項2は、請求項1の前記ビード塗布機構は、その入口側にテンション機構、出口側に送りローラを備え、エンボスフィルタの製造時には、前記テンション機構から送りローラまで濾材シートを反転せずに搬送することを特徴とする。
【0012】
請求項3は、請求項1の前記ビード塗布機構に、濾材シートにテンションを付与するテンション機構及び追加ローラを備えた搬送方向切替機構を設け、エンボスフィルタを製造する際に、前記搬送方向切替機構を用いることにより、ミニプリーツフィルタの製造時とは異なった方向変換手段により濾材シートの片面のみに樹脂ビードを塗布することを特徴とする。
【0013】
前記請求項1〜3によれば、ミニプリーツフィルタを製造する際には、エンボス成形機構を休止させて濾材シートを通過させ、エンボスフィルタを製造する際には、筋付け機構と前記第1の折り目付け機構のうち、少なくとも筋付け機構を休止させ、エンボス成形機構を駆動して濾材シートにエンボス加工を施すことができる。従って、1台の製造装置で、ミニプリーツフィルタと高品質のエンボスフィルタを製造することができる。
【0014】
また、エンボスフィルタの製造時には、前記テンション機構から送りローラまで濾材シートを反転せずに搬送することにより、エンボス加工によって濾材シートに付与された面剛性が方向切替によって喪失されることを防ぐことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1〜図7は第1の実施形態を示し、図1(a)はミニプリーツフィルタとエンボスフィルタ兼用製造装置の全体構成図であって、エンボスフィルタを製作中の図である。図1(a)に基づいて製造装置の構成を説明すると、10は濾材シート供給部であり、濾材スタンド11には熱可塑性樹脂のバインダを有する長尺で、帯状の濾材シート12がロール状に巻回されて回転自在に支持されている。濾材シート12は濾材シート供給部10から繰り出されて搬送路13を搬送されるようになっている。なお、12aは予備の濾材シートであり、前側の濾材シート12が全て繰り出されると、その末端部に予備の濾材シート12aの先端部を結合して同様に繰り出される。
【0017】
濾材シート供給部10の隣側の搬送路13上には濾材シート12を所定の幅に裁断する裁断機構20が設けられている。この裁断機構20は濾材シート12を挟持しながら搬送する一対の送りローラ21が設けられている。送りローラ21の入口側には受けローラ22に対してカッター23が設けられている。カッター23はシリンダ23aによって濾材シート12を受けローラ22に押し付けることにより、濾材シート12を搬送しながら所定の幅に裁断されるようになっている。ここで、濾材シート12の切れ端(スクラップ)12bは排出され、濾材シート12を二枚取りした場合は平行して同時に搬送される。
【0018】
裁断機構20の隣側の搬送路13上には所定の幅に裁断された濾材シート12にその幅方向に一定間隔に筋30a(図1の(b)参照)を付けるレシプロ式の筋付け機構30が設けられている。筋付け機構30には濾材シート12を挟持しながら搬送する一対の送りローラ31が設けられている。送りローラ31の入口側には濾材シート12に対して上下方向から叩打力を付与する叩打部材32が設けられている。
【0019】
筋付け機構30の隣側の搬送路13上には濾材シート12の筋30aに沿ってジグザグ状に折り目を付けるとともに、折り目癖を付けるヒータ付き第1の折り目付け機構50が設けられている。第1の折り目付け機構50の入口側にはテンションローラ51が設けられている。このテンションローラ51は複数個のローラ52をオーバラップさせて配置し、その間に濾材シート12を通すことにより、一定のテンションを付与するようになっている。
【0020】
テンションローラ51の出口側には濾材シート12の上下方向から折り目癖に向かって押圧することにより、濾材シート12を筋に沿ってジグザグ状に折り目を付ける一対の折り羽根53が設けられている。さらに、一対の折り羽根53の後方にはジグザグ状の濾材シート12を案内する案内部材54が設けられ、この案内部材54にはヒータ55が設けられている。そして、ヒータ55によってジグザグ状の濾材シート12を加熱して折曲部に折曲癖を付けるようになっている。
【0021】
第1の折り目付け機構50の隣側の搬送路13上には濾材シート12にエンボス加工を施すエンボス成形機構40が設けられている。エンボス成形機構40の入口側にはテンションローラ41が設けられている。このテンションローラ41は複数個のローラ42をオーバラップさせて配置し、その間に濾材シート12を通すことにより、一定のテンションを付与するようになっている。
【0022】
テンションローラ41の出口側には濾材シート12を加熱するヒータを備えた濾材加熱部43が設けられ、搬送中の濾材シート12を加熱して軟化するようになっている。さらに、濾材加熱部43の出口側には濾材シート12を上下方向から挟持する一対のエンボスロール44a,44bが設けられている。このエンボスロール44a,44bは、ロールの表面に周方向に細長い流線形の凹部と凸部がロールの軸方向に一定間隔で配設され、ロールが回転するとエンボスロール44aと44bの凹部と凸部が噛み合うようになっている。
【0023】
従って、濾材シート12が一対のエンボスロール44a,44bの間を通過するとき、図1(c)に示すように、表面に突出するエンボス40aと裏面に突出するエンボス40bが濾材シート12の幅方向に交互に形成され、しかも濾材シート12の長さ方向に間欠的に形成される。さらに、エンボスロール44a,44bの出口側には送りローラ46が設けられている。この送りローラ46は濾材シート12のエンボス40a,40bを潰さないように溝付きローラによって形成されている。
【0024】
エンボス成形機構40の隣側の搬送路13上には折曲癖が付けられた濾材シート12をいったんフラットに延伸した状態で、その片面もしくは両面に樹脂ビードを塗布するビード塗布機構60が設けられている。
【0025】
ビード塗布機構60の入口側にはテンション機構61が設けられ、出口側には送りローラ62が設けられている。このテンション機構61は、図3〜図5に示すように構成されている。
【0026】
すなわち、濾材シート12の裏面に対向する部分にはエンボス40bを避けるように2個の溝付きローラ61aが平行に配置され、濾材シート12の表面に対向する部分にはエンボス40aを避けて潰さないように溝付き押え板61bが設けられている。
【0027】
テンション機構61の出口側にはミニプリーツフィルタを製造するときに濾材シート12を略S字状に迂回搬送する第1の搬送手段63aと、エンボスフィルタを製造するときに濾材シート12を略への字状に搬送する第2の搬送手段63bが設けられている。
【0028】
第1の搬送手段63aは、図2に示すビード塗布機構60の本体64の内部においては、図3においての右側に偏倚して設置された上下一対の第1のガイドローラ65と、第1のガイドローラ65より上方で、かつ左側に偏倚して設置された上下一対の第2のガイドローラ66と、第2のガイドローラ66と同一高さで、かつ右側に偏倚して設置された上下一対の第3のガイドローラ67とから構成されている。
【0029】
そして、テンション機構61から搬出された濾材シート12は第1のガイドローラ65に掛け渡された後、第1の方向変換部で折り返されて第2のガイドローラ66に掛け渡される。さらに、第2のガイドローラ66から第2の方向変換部で折り返されて第3のガイドローラ67に掛け渡される。従って、第1と第2のガイドローラ65、66間は濾材シート12が水平で、しかも裏面が上向きとなり、第2と第3のガイドローラ66、67間は濾材シート12が水平で、しかも表面が上向きとなる。
【0030】
また、第1と第2のガイドローラ65、66間には濾材シート12の裏面に対向して複数個の第1の樹脂ノズル68が設けられ、第2と第3のガイドローラ65、66間には濾材シート12の表面に向かって複数個の第2の樹脂ノズル69が設けられている。
【0031】
第1及び第2の樹脂ノズル68,69は樹脂配管56を介して樹脂供給源(図示しない)に接続され、樹脂配管56の途中には電磁弁57が設けられている。そして、電磁弁57が開弁したとき、第1及び第2の樹脂ノズル68,69から溶融樹脂が吐出されるようになっており、第1及び第2の樹脂ノズル68,69によって濾材シート12の長さ方向に所定間隔及び幅方向に所定間隔に樹脂ビードが塗布されるようになっている。
【0032】
第2の搬送手段63bは、エンボスフィルタを製造するときに使用される搬送方向切替機構であり、テンション機構61の出口側に追加ローラ65aを有している。濾材シート12が追加ローラ65aによってガイドされ、送りローラ62に搬送されるようになっている。従って、濾材シート12は迂回されることなく、追加ローラ65aによってへの字状に方向変換して搬送され、追加ローラ65aと第1のガイドローラ65との間では濾材シート12が水平で、しかも表面が上向きとなり、前記第1の樹脂ノズル68と対向するようになっている。
【0033】
このようにテンション機構61から送りローラ62まで濾材シート12を反転せずに搬送することにより、エンボス加工によって濾材シート12に付与された面剛性が方向切替によって喪失されることを防ぐことができる。
【0034】
前記第1〜第3のガイドローラ65〜67、追加ローラ65aは、図4に示すように、溝付きローラであり、エンボス40a,40bを潰さないように、また樹脂ビード68a,69aが第1〜第3のガイドローラ65〜67、追加ローラ65aと接触しないように形成されている。
【0035】
ビード塗布機構60の隣側の搬送路13上には濾材シート12に塗布された樹脂ビード68a,69aが固まらないうちに筋に沿ってジグザグ状に折り目を付ける第2の折り目付け機構70が設けられている。第2の折り目付け機構70の入口側にはテンションローラ71が設けられている。このテンションローラ71は複数個のローラ72をオーバラップさせて配置し、その間に濾材シート12を通すことにより、一定のテンションを付与するようになっている。
【0036】
テンションローラ71の出口側には濾材シート12の上下方向から折り目癖に向かって押圧することにより、濾材シート12を筋に沿ってジグザグ状に折り目を付ける一対の折り羽根73が設けられている。従って、ジグザグ状に折り畳まれた濾材シート12は樹脂ビード68a、69aによって結合されるようになっている。さらに、一対の折り羽根73の後方にはジグザグ状の濾材シート12を搬出するピッチ出しコンベアからなる搬出コンベア74が設けられている。
【0037】
次に、第1の実施形態の作用について説明する。
【0038】
まず、ミニプリーツフィルタを製造する場合について説明する。ミニプリーツフィルタを製造する場合は、エンボス成形機構40は休止し、エンボスロール44a、44bを図1(a)の破線で示すように開き、濾材シート12は筋付け機構30から直接に第1の折り目付け機構50に搬送されるように設定する。また、濾材シート12は第1の搬送手段63aを搬送されるように設定する。
【0039】
裁断機構20の送りローラ21が回転すると、濾材シート供給部11の濾材シート12は繰り出されて裁断機構20に搬入される。裁断機構20のカッター23はシリンダ23aによって濾材シート12を受けローラ22に押し付けるため、濾材シート12は搬送されながら所定の幅に裁断される。ここで、濾材シート12の切れ端(スクラップ)12bは排出され、濾材シート12を二枚取りした場合は平行して同時に搬送される。
【0040】
次に、所定の幅に裁断された濾材シート12は筋付け機構30の送りローラ31によって搬送され、搬送中に、濾材シート12に対して叩打部材32が上下方向から叩打力を付与するため、濾材シート12の長手方向に一定間隔に、幅方向に筋30aが付けられる。
【0041】
筋30aが付けられた濾材シート12は、第1の折り目付け機構50の入口側に設けられたテンションローラ51によって一定のテンションが付与された後、一対の折り羽根53が上下に作動して濾材シート12の筋30aに向かって押圧して濾材シート12を筋30aに沿ってジグザグ状に折り目を付ける。
【0042】
ジグザグ状の濾材シート12は、案内部材54を通過する間にヒータ55によって加熱され、折り目に折曲癖を付けることにより、復元するのを防止する。但し、第1の折り目付け機構50が用いられるのは濾材シート12の材質が合繊不織布のように加熱が有効な素材に対してであり、ガラス不織布に対しては使用されない。
【0043】
折曲癖が付けられた濾材シート12は、前述したように休止・開放したエンボス成形機構40内を素通りしてビード塗布機構60に至る。ここで、いったんフラットに延伸された状態で搬送され、その両面に樹脂ビードが塗布される。このビード塗布機構60の入口側にはテンション機構61が設けられているため、送りローラ62によって一定のテンションが付与される。
【0044】
テンションが付与された濾材シート12は、第1の搬送手段63aの第1のガイドローラ65に掛け渡された後、折り返されて第2のガイドローラ66に掛け渡される。さらに、第2のガイドローラ66から折り返されて第3のガイドローラ67に掛け渡される。従って、第1と第2のガイドローラ65、66との間で濾材シート12の裏面に第1の樹脂ノズル68によって長さ方向に所定間隔及び幅方向に所定間隔に樹脂ビード68aが塗布される。また、第2と第3のガイドローラ65、66との間で、濾材シート12の表面に第2の樹脂ノズル69によって長さ方向に所定間隔及び幅方向に所定間隔に樹脂ビード69aが塗布される。
【0045】
ビード塗布機構60によって濾材シート12の両面に塗布された樹脂ビード68a,69aが固まらないうちに筋30aに沿ってジグザグ状に折り目を付ける第2の折り目付け機構70に搬送される。そして、テンションローラ71によって濾材シート12に一定のテンションが付与される。
【0046】
テンションが付与された濾材シート12は一対の折り羽根73によって上下方向から折り目癖に向かって押圧され、ジグザグ状に折り畳まれる。ジグザグ状に折り畳まれた濾材シート12はその表裏面に塗布された樹脂ビード68a、69aによって結合され、ピッチ出しコンベアからなる搬出コンベア74によって搬出される。
【0047】
図6は製造されたミニプリーツフィルタ75を示し、濾材シート12は山部75aと谷部75bが一定の間隔でジグザグ状に折り畳まれ、谷部75b相互間は濾材シート12の表裏面に塗布された樹脂ビード68a、69aによって接着される。製造されたミニプリーツフィルタ75は、濾材シート12の表裏面に塗布された樹脂ビード68a、69aによって一次側及び二次側が接着されているため、剛性があり、風圧によって変形することも無い。
【0048】
次に、エンボスフィルタを製造する場合について説明する。エンボスフィルタを製造する場合は、筋付け機構30と第1の折り目付け機構50は休止する。筋付け機構30は叩打部材32を開いた状態で休止し、濾材シート12は裁断機構20から直接にエンボス成形機構40に搬送されるように設定する。また、ビード塗布機構60内の濾材シート12の搬送手段は追加ローラ65aで、濾材シート12が略への字状に方向変換されるように第2の搬送手段63bに設定する。
【0049】
裁断機構20の送りローラ21が回転すると、濾材シート供給部11の濾材シート12は繰り出されて裁断機構20に搬入される。裁断機構20のカッター23はシリンダ23aによって濾材シート12を受けローラ22に押し付けるため、濾材シート12は搬送されながら所定の幅に裁断される。ここで、濾材シート12の切れ端(スクラップ)12bは排出され、濾材シート12を二枚取りした場合は平行して同時に搬送される。
【0050】
次に、所定の幅に裁断された濾材シート12はエンボス成形機構40のテンションローラ41によって一定のテンションが付与される。テンションが付与された濾材シート12は濾材加熱部43を搬送中に加熱されて軟化する。さらに、濾材加熱部43で軟化された濾材シート12は一対のエンボスロール44a,44bによって上下方向から挟持される。
【0051】
エンボスロール44a,44bには軸方向に一定間隔に細長い流線形の凹部と凸部が噛み合うように配設されているため、エンボスロール44a,44bの間を通過するとき、表面に突出するエンボス40aと裏面に突出するエンボス40bが濾材シート12の幅方向に交互に形成され、しかも濾材シート12の長さ方向に間欠的に形成される。
【0052】
なお、第1の折り目付け機構50は濾材シート12の材質が合繊不織布の場合に適用されるが、前述したように、ガラス不織布の場合はテンションローラ51と折り羽根53を開いて通過させる。
【0053】
エンボスロールによってエンボス40a,40bと筋30aが付けられた濾材シート12はビード塗布機構60によっていったんフラットに延伸された状態で搬送され、その片面(表面)に樹脂ビードが塗布される。このビード塗布機構60の入口側にはテンション機構61が設けられているため、一定のテンションが付与される。
【0054】
テンションが付与された濾材シート12は、第2の搬送手段63bの追加ローラ65aによってガイドされ、送りローラ62に搬送される。この間に、濾材シート12の表面のエンボス40aに第1の樹脂ノズル68によって樹脂ビード68aが塗布される。
【0055】
ビード塗布機構60によって濾材シート12に塗布された樹脂ビード68aが固まらないうちに筋30aに沿ってジグザグ状に折り目を付ける第2の折り目付け機構70に搬送される。そして、テンションローラ71によって濾材シート12に一定のテンションが付与される。
【0056】
テンションが付与された濾材シート12は一対の折り羽根73によって上下方向から折り目癖に向かって押圧され、ジグザグ状に折り畳まれる。ジグザグ状に折り畳まれた濾材シート12はエンボス40aの表面に塗布された樹脂ビード68aによって結合され、ピッチ出しコンベアからなる搬出コンベア74によって搬出される。
【0057】
図7は製造されたエンボスフィルタ76を示し、濾材シート12は山部76aと谷部76bが一定の間隔でジグザグ状に折り畳まれ、谷部76b相互間は濾材シート12のエンボス40aの表面(一次側)に塗布された樹脂ビード68aによって接着される。製造されたエンボスフィルタ76は、エンボス40a,40bを有しているため、風圧による曲げに対する剛性が大幅にアップし、圧力損失、ダスト保持量、耐圧を維持できる。
【0058】
なお、テンションローラ51及び71は、図1(a)においては、ローラを示しているが、図5に示す溝付き押え板に切り替えることが、エンボス成形後の濾材シート12の面剛性維持の観点からは望ましい。
【0059】
図8は第2の実施形態を示し、第1の実施形態に示したミニプリーツフィルタとエンボスフィルタ兼用製造装置を用いて合成繊維不織布のミニプリーツフィルタを製造する方法を説明する。
【0060】
合成繊維不織布は、物理的な力で変形させても復元性が高く、折り癖を付けるためには濾材シート12の折り目を加熱することが望ましい。第1の折り目付け機構50の案内部材54にヒータ55が設けられているのはそのためのものである。
【0061】
第1の実施形態と異なる部分のみを説明すると、濾材シート12は、第1の折り目付け機構50の入口側に設けられたテンションローラ51によって一定のテンションが付与された後、一対の折り羽根53が上下に作動して濾材シート12の筋30aに向かって押圧して濾材シート12を筋30aに沿ってジグザグ状に折り目を付ける。
【0062】
ジグザグ状の濾材シート12は、案内部材54を通過する間にヒータ55によって加熱され、折り目に折曲癖を付けることにより、復元するのを防止する。
【0063】
折曲癖が付けられた濾材シート12はループ状に垂れ下がってエンボス成形機構40に導かれる。エンボス成形機構40は、濾材加熱部43のヒータはOFF状態であり、エンボスロール44a,44bも破線で示すように開放している。従って、濾材シート12はエンボス成形機構40を素通りさせるが、濾材シート12によっては、濾材加熱部43、エンボスロール44a,44bのみを開放し、テンション機構41と送りローラ46によって過剰な折目癖を除去し、ビード塗布により濾材シート12上に形成されるビードの径が均一になるように操作する場合もある。
【0064】
図9(a)(b)はミニプリーツフィルタとエンボスフィルタ兼用製造装置の第3の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。
【0065】
本実施形態は、濾材シート供給部10と裁断機構20との間には張力調整器80と蛇行修正機構81が設けられている。張力調整器80はテンションローラ82を互いにオーバラップさせて濾材シート12に一定の張力を付与して蛇行修正機構81に搬送するようになっている。蛇行修正機構81は複数のガイドローラ83を備え、濾材シート12が搬送中に幅方向にずれが生じないように修正して裁断機構20に搬送するようになっている。また、第1の折り目付け機構50とビード塗布機構60との間にはエンボス成形機構40が設けられている。
【0066】
また、筋付け機構30は、上下に配置された一対のロール84a,84bとからなり、濾材シート12を挟持搬送するようになっている。ロール84a,84bは円周上に一定間隔に凸条85と凹条86が交互に設けられ、上部のロール84aと下部のロール84bとは凸条85と凹条86とが係合するように同期回転するようになっている。従って、濾材シート12は一対のロール84a,84bによって挟持搬送されると凸条85と凹条86との間に食い込み、濾材シート12の長手方向に一定間隔に、かつ幅方向に筋が付けられるようになっている。なお、凹条86の内部にはゴム等の弾性体を埋め込んでもよい。
【0067】
第1の折り目付け機構50は、折り込みローラ50aを備えており、筋30aが付けられた濾材シート12を折り込みローラ50aによって案内部材54に折り込み、濾材シート12に座屈を発生させて折り目を付けるようになっている。
【0068】
また、ビード塗布機構60は、本体87の下部にテンションローラ88が設けられ、上部には送りローラ89が設けられている。テンションローラ88と送りローラ89との間にはテンションローラ88から搬送された濾材シート12を略90°方向変換する方向変換ローラ90が設けられている。
【0069】
さらに、テンションローラ88と方向変換ローラ90との間には濾材シート12の表裏面に向かって樹脂ノズル91,92が設けられている。樹脂ノズル91,92は濾材シート12の幅方向に一定間隔に複数配置されており、樹脂ノズル91,92によって濾材シート12の長さ方向に所定間隔及び幅方向に所定間隔に樹脂ビードが塗布されるようになっている。
【0070】
第2の折り目付け機構70は、折り込みローラ70aを備えており、筋30aが付けられた濾材シート12を折り込みローラ70aによって座屈を発生させて折り目を付けるようになっている。
【0071】
第3の実施形態においても、筋付け機構30とエンボス成形機構40との間に第1の折り目付け機構50を設置し、ビード塗布機構60の樹脂ノズル91のみで樹脂ビードを塗布すれば、第1の実施形態と同様に図7に示すエンボスフィルタ76が製作できる。
【0072】
前記第3の実施形態によれば、濾材シート12の表裏面に樹脂ビードを塗布する際に、多数のガイドローラによって濾材シート12をS字状に迂回搬送する必要がなく、略90°の方向変換ですむため、搬送経路を簡素化でき、エンボス40a,40bが形成されて面剛性が向上した濾材シート12の方向変換ローラによる面剛性の喪失も最小限に抑制できる。
【0073】
図10はミニプリーツフィルタとエンボスフィルタ兼用製造装置の第4の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。
【0074】
本実施形態は、筋付け機構30の隣側の搬送路13上には濾材シート12にエンボス加工を施すエンボス成形機構40が設けられている。エンボス成形機構40の隣側の搬送路13上には濾材シート12の筋30aに沿ってジグザグ状に折り目を付けるとともに、折り目癖を付けるヒータ付き第1の折り目付け機構50が設けられている。
【0075】
次に、第4の実施形態の作用について説明する。
【0076】
まず、ミニプリーツフィルタを製造する場合について説明する。ミニプリーツフィルタを製造する場合は、エンボス成形機構40は休止し、エンボスロール44a、44bを開き、濾材シート12は筋付け機構30から直接に第1の折り目付け機構50に搬送されるように設定する。また、濾材シート12は第1の搬送手段63aを搬送されるように設定する。
【0077】
従って、所定の幅に裁断された濾材シート12は筋付け機構30の送りローラ31によって搬送され、搬送中に、濾材シート12に対して叩打部材32が上下方向から叩打力を付与するため、濾材シート12の長手方向に一定間隔に、幅方向に筋30aが付けられる。
【0078】
筋30aが付けられた濾材シート12は、第1の折り目付け機構50の入口側に設けられたテンションローラ51によって一定のテンションが付与された後、一対の折り羽根53が上下に作動して濾材シート12の筋30aに向かって押圧して濾材シート12を筋30aに沿ってジグザグ状に折り目を付ける。
【0079】
ジグザグ状の濾材シート12は、案内部材54を通過する間にヒータ55によって加熱され、折り目に折曲癖を付けることにより、復元するのを防止する。但し、第1の折り目付け機構50が用いられるのは濾材シート12の材質が合繊不織布のように加熱が有効な素材に対してであり、ガラス不織布に対しては使用されない。
【0080】
エンボスフィルタを製造する場合は、筋付け機構30は叩打部材32を開いた状態で休止し、濾材シート12は裁断機構20から直接にエンボス成形機構40に搬送されるように設定する。また、ビード塗布機構60内の濾材シート12の搬送手段は追加ローラ65aで、濾材シート12が略への字状に方向変換されるように第2の搬送手段63bに設定する。
【0081】
従って、所定の幅に裁断された濾材シート12はエンボス成形機構40のテンションローラ41によって一定のテンションが付与される。テンションが付与された濾材シート12は濾材加熱部43を搬送中に加熱されて軟化する。さらに、濾材加熱部43で軟化された濾材シート12は一対のエンボスロール44a,44bによって上下方向から挟持される。
【0082】
エンボスロール44a,44bには軸方向に一定間隔に細長い流線形の凹部と凸部が噛み合うように配設されているため、エンボスロール44a,44bの間を通過するとき、表面に突出するエンボス40aと裏面に突出するエンボス40bが濾材シート12の幅方向に交互に形成され、しかも濾材シート12の長さ方向に間欠的に形成される。
【0083】
第1の折り目付け機構50は濾材シート12の材質が合繊不織布の場合に適用されるが、ガラス不織布の場合はテンションローラ51と折り羽根53を開いて通過させる。
【0084】
エンボス40a,40bが付けられた濾材シート12は、第1の折り目付け機構50の入口側に設けられたテンションローラ51によって一定のテンションが付与された後、一対の折り羽根53が上下に作動して濾材シート12の筋30aに向かって押圧して濾材シート12を筋30aに沿ってジグザグ状に折り目を付ける。
【0085】
ジグザグ状の濾材シート12は、案内部材54を通過する間にヒータ55によって加熱され、折り目に折曲癖を付けることにより、復元するのを防止する。
【0086】
図11は第5の実施形態を示し、第3の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。
【0087】
本実施形態は、第1の折り目付け機構50の直後にビード塗布機構60が設けられている。第1の折り目付け機構50は、折り込みローラ50aを備えており、筋30aが付けられた濾材シート12を折り込みローラ50aによって案内部材54に折り込み、濾材シート12に座屈を発生させて折り目を付けるようになっている。
【0088】
また、ビード塗布機構60は、本体87の下部にテンションローラ88が設けられ、上部には送りローラ89が設けられている。テンションローラ88と送りローラ89との間にはテンションローラ88から搬送された濾材シート12を略90°方向変換する方向変換ローラ90が設けられている。
【0089】
さらに、テンションローラ88と方向変換ローラ90との間には濾材シート12の表裏面に向かって樹脂ノズル91,92が設けられている。樹脂ノズル91,92は濾材シート12の幅方向に一定間隔に複数配置されており、樹脂ノズル91,92によって濾材シート12の長さ方向に所定間隔及び幅方向に所定間隔に樹脂ビードが塗布される。
【0090】
第2の折り目付け機構70は、折り込みローラ70aを備えており、筋30aが付けられた濾材シート12を折り込みローラ70aによって座屈を発生させて折り目を付けることができる。
【0091】
前記各実施形態によれば、1台の製造装置で、ミニプリーツフィルタとエンボスフィルタを製造することができる。
【0092】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ミニプリーツフィルタを製造する際には、エンボス成形機構を休止させて濾材シートを通過させ、エンボスフィルタを製造する際には、筋付け機構と第1の折り目付け機構のうち、少なくとも筋付け機構を休止させ、エンボス成形機構を駆動して濾材シートにエンボス加工を施すことができる。従って、1台の製造装置で、ミニプリーツフィルタとエンボスフィルタを製造することができ、工場における設置スペースの減少、設備費の軽減を図り、フィルタのコストダウンを図ることができるという効果がある。
【0093】
エンボスフィルタの製造においては、エンボスが形成された濾材シートが樹脂ビード塗布のために方向変換ローラで曲げられる度に喪失する面剛性の低減を最小限に抑制できるので、低圧損で耐圧強度の高い高品質なフィルタを製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態のフィルタエレメントの製造装置を示し、(a)は装置全体の構成図、(b)は濾材シートに筋を付けた状態の平面図、(c)は濾材シートにエンボスを付けた状態の平面図。
【図2】同実施形態を示し、ビード塗布機構の斜視図。
【図3】同実施形態を示し、ビード塗布機構の概略的側面図。
【図4】同実施形態を示し、図3のX−X線に沿う図。
【図5】同実施形態を示し、図4のY−Y線に沿う図。
【図6】同実施形態を示し、ミニプリーツフィルタの一部を示す図。
【図7】同実施形態を示し、エンボスフィルタの一部を示す図。
【図8】この発明の第2の実施形態を示し、フィルタエレメントの製造装置の構成図。
【図9】この発明の第3の実施形態を示し、(a)はフィルタエレメントの製造装置の構成図、(b)はロールを拡大した側面図。
【図10】この発明の第4の実施形態を示し、フィルタエレメントの製造装置の構成図。
【図11】この発明の第5の実施形態を示し、フィルタエレメントの製造装置の構成図。
【符号の説明】
10…濾材供給部
12…濾材シート
20…裁断機構
30…筋付け機構
40…エンボス成形機構
50…第1の折り目付け機構
60…ビード塗布機構
70…第2の折り目付け機構
Claims (3)
- 濾材シート供給部から供給された濾材シートを連続的に搬送する搬送路の途中に前記濾材シート供給部から順に、濾材シートを所定の幅に裁断する裁断機構、所定の幅に裁断された濾材シートにその幅方向に筋を付ける筋付け機構、濾材シートに付けられた筋に沿ってジグザグ状に折り目を付けるとともに、折り目癖を付けるヒータ付き第1の折り目付け機構、折り目癖が付けられた濾材シートをフラットに延伸した状態で、その少なくとも片面に樹脂ビードを塗布するビード塗布機構、濾材シートに付けられた筋に沿ってジグザグ状に折り目を付け、濾材シート表面に塗布された樹脂ビード同士を接着して排出する第2の折り目付け機構を配置し、濾材シートからなる平面状のフィルタエレメントを製造する製造装置において、
前記裁断機構と前記ビード塗布機構との間に、前記濾材シートにエンボス加工を施すエンボス成形機構を配置し、
ミニプリーツフィルタを製造する際には、前記エンボス成形機構を休止させて濾材シートを通過させ、エンボスフィルタを製造する際には、前記筋付け機構と前記第1の折り目付け機構のうち、少なくとも前記筋付け機構を休止させ、前記エンボス成形機構を駆動して濾材シートにエンボス加工を施すことを特徴とするフィルタエレメントの製造装置。 - 前記ビード塗布機構は、その入口側にテンション機構、出口側に送りローラを備え、エンボスフィルタの製造時には、前記テンション機構から送りローラまで濾材シートを反転せずに搬送することを特徴とする請求項1記載のフィルタエレメントの製造装置。
- 前記ビード塗布機構に、濾材シートにテンションを付与するテンション機構及び追加ローラを備えた搬送方向切替機構を設け、エンボスフィルタを製造する際に、前記搬送方向切替機構を用いることにより、ミニプリーツフィルタの製造時とは異なった方向変換手段により濾材シートの片面のみに樹脂ビードを塗布することを特徴とする請求項1記載のフィルタエレメントの製造装置。
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