JPH0910094A - カーテン生地自体が所定のプリーツ形状を記憶・保持している形態安定カーテンと、カーテンの波形プリーツを保持するための形態保持テープ - Google Patents

カーテン生地自体が所定のプリーツ形状を記憶・保持している形態安定カーテンと、カーテンの波形プリーツを保持するための形態保持テープ

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JPH0910094A
JPH0910094A JP18227595A JP18227595A JPH0910094A JP H0910094 A JPH0910094 A JP H0910094A JP 18227595 A JP18227595 A JP 18227595A JP 18227595 A JP18227595 A JP 18227595A JP H0910094 A JPH0910094 A JP H0910094A
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curtain
band
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insertion hole
fixing
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Suematsu Dounai
末松 道内
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Dounai Kk
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Dounai Kk
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    • D10INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10B2503/00Domestic or personal
    • D10B2503/02Curtains

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  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】形態安定カーテンと、カーテンの波形プリーツ
を保持する形態保持テープを提供する。 【構成】カーテン生地の水平方向に取り付ける固定帯
と、カーテンの生地幅調節帯と、カーテン用フックとか
ら構成し、前記固定帯は、2つの挿通孔用湾出部が適宜
間隔を開けて上下二段に設置されて形成する挿通部を、
帯の水平方向に連続して設けて成り、前記生地幅調節帯
は、帯の垂直方向に挿通孔を有する挿通孔用湾出部を水
平方向に連続して設けて成り、垂直方向に位置する固定
帯と生地幅調節帯の挿通孔用湾出部の夫々にカーテン用
フックの固定杆を挿通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カーテン生地自体が
所定のプリーツ形状を記憶・保持している形態安定カー
テンと、カーテンの波形プリーツを保持するための形態
保持テープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カーテンは、室内に入り込む直射日光を
単に遮るだけでなく、部屋のインテリアとしても重要な
役割を果している。
【0003】そして、カーテンの美しさと落ち着き感を
向上させるため、カーテン生地に波形のプリーツを施す
事が多い。
【0004】このカーテン生地に波形のプリーツを施す
手法として、従来は、カーテン生地の上部を一部重ねて
縫い合わせる手段等が採られていた。例えば、カーテン
生地101の上部に片ひだ102を造るように縫い合わ
せる手段(図12)、カーテン生地101の上部に箱ひ
だ103を造るように縫い合わせる手段(図13)、カ
ーテン生地の上部につまみひだを造るように縫い合わせ
る手段(図示せず)、また、カーテン生地101の上部
にギャザーテープ104を取り付け、このギャザーテー
プを貫挿する2本のひも105を引っ張る事で、カーテ
ン生地101の上部をギャザーテープ104ごと絞り込
む手段(図14)等である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
生地の上部を一部重ねて縫い合わせてプリーツを作る手
段では、波形のプリーツがカーテン生地の上方では綺麗
にできるものの、カーテン生地の下方にいくに従い、波
形のプリーツが緩やかになってしまう弊害が生じてい
た。
【0006】また、生地の上部を一部重ねて縫い合わせ
てプリーツを作る手段では、生地の縫代が必要となるた
め、特定幅のカーテン生地では縫い合わせ部分の数に制
限ができ、カーテン生地に多数の波形プリーツを形成で
きなかった。
【0007】加えて、生地の上部を一部重ねて縫い合わ
せる従来のプリーツ作成手段では、波形のプリーツを施
したカーテン生地をカーテンレールに取り付けた際、生
地上部の外観を損ねてしまう弊害が生じていた。即ち、
カーテン生地の上部がカーテンレールと同じ高さか、若
干上方に位置する状態でカーテン生地のフックをカーテ
ンレールのローラー等に掛止すると、カーテンの波形プ
リーツ(谷の部分)がカーテンレールに当たって生地の
一部が前方に押し出されてしまうのである。
【0008】一方、カーテン生地の上部をギャザーテー
プで絞り込んでプリーツを作る手段によると、多数の波
形プリーツを生地上方に形成できるものの、そのプリー
ツをカーテン生地の下方まで維持できず、綺麗な波形プ
リーツを生地全体に形成できなかった。
【0009】そこで、本発明は、カーテン生地自体が所
定のプリーツ形状を記憶・保持している形態安定カーテ
ンと、カーテンの波形プリーツを保持するための形態保
持テープを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、カ
ーテン生地に円弧状に膨らむ傍出部を連続して設けた事
により、上述した課題を解決した。
【0011】また、カーテン生地に円弧状に膨らむ傍出
部と直線状折目部を連続して設けた事により、同じく、
上述した課題を解決した。
【0012】更に、所定のプリーツ形状を記憶・保持し
ているカーテン生地の上部において、プリーツ形状に沿
うようにしてカーテン生地の水平方向に取り付ける固定
帯と、カーテン用フックとから構成し、前記固定帯は、
帯の垂直方向に挿通孔を有する挿通部を帯の水平方向に
連続して設けて成り、固定帯の挿通部にカーテン用フッ
クの固定杆を挿通させた事により、同じく、上述した課
題を解決した。
【0013】加えて、所定のプリーツ形状を記憶・保持
しているカーテン生地の上部において、プリーツ形状に
沿うようにしてカーテン生地の水平方向に取り付ける固
定帯る、カーテン用フックとから構成し、前記固定帯
は、帯の垂直方向に挿通孔を有する2つの挿通孔用湾出
部が適宜間隔を開けて上下二段に設置されて形成する挿
通部を帯の水平方向に連続して設けて成り、固定帯の挿
通孔用湾出部にカーテン用フックの固定杆を挿通させた
事により、同じく、上述した課題を解決した。
【0014】一方、所定のプリーツ形状を記憶・保持し
ているカーテン生地の上部において、プリーツ形状に沿
うようにしてカーテン生地の水平方向に取り付ける固定
帯と、カーテンの生地幅調節帯と、カーテン用フックと
から構成し、前記固定帯は、帯の垂直方向に挿通孔を有
する挿通部を帯の水平方向に連続して設けて成り、前記
生地幅調節帯は、帯の垂直方向に挿通孔を有する挿通孔
用湾出部を水平方向に連続して設けて成り、生地幅調節
帯の挿通孔用湾出部を、固定帯が全体的にたぐり寄せら
れてカーテン生地のプリーツ形状に合う波形となってい
る状態で固定帯の挿通部上方に配置し、垂直方向に位置
する固定帯の挿通部と生地幅調節帯の挿通孔用湾出部の
夫々にカーテン用フックの固定杆を挿通させた事によ
り、同じく、上述した課題を解決した。
【0015】また、所定のプリーツ形状を記憶・保持し
ているカーテン生地の上部において、プリーツ形状に沿
うようにしてカーテン生地の水平方向に取り付ける固定
帯と、カーテンの生地幅調節帯と、カーテン用フックと
から構成し、前記固定帯は、帯の垂直方向に挿通孔を有
する2つの挿通孔用湾出部が適宜間隔を開けて上下二段
に設置されて形成する挿通部を、帯の水平方向に連続し
て設けて成り、前記生地幅調節帯は、帯の垂直方向に挿
通孔を有する挿通孔用湾出部を水平方向に連続して設け
て成り、生地幅調節帯の挿通孔用湾出部を、固定帯が全
体的にたぐり寄せられてカーテン生地のプリーツ形状に
合う波形となっている状態で固定帯の挿通部を形成する
上下二段の挿通孔用湾出部の間に配置し、垂直方向に位
置する固定帯と生地幅調節帯の挿通孔用湾出部の夫々に
カーテン用フックの固定杆を挿通させた事により、同じ
く、上述した課題を解決した。
【0016】
【作用】本発明は、まず、所定のプリーツ形状を記憶・
保持しているカーテン生地を用いてカーテンを形成す
る。
【0017】そして、カーテン生地の上部において、プ
リーツ形状に沿うようにして生地の水平方向に固定帯を
取り付け、固定帯の挿通部にカーテン用フックの固定杆
を挿通させる。
【0018】また、挿通孔用湾出部を上下二段に設置し
て固定帯の挿通部を形成したときは、挿通部の挿通孔用
湾出部夫々にカーテン用フックの固定杆を挿通させる。
【0019】一方、カーテンの生地幅調節帯を用いたと
きは、まず、固定帯をプリーツ形状に沿うようにしてカ
ーテン生地の水平方向に取り付ける。そして、固定帯を
全体的にたぐり寄せ、生地幅調節帯の挿通孔用湾出部を
固定帯の所定の挿通部上方に配置する。この状態で垂直
方向に位置する固定帯の挿通部と生地幅調節帯の挿通孔
用湾出部の夫々にカーテン用フックの固定杆を挿通させ
る。
【0020】また、挿通孔用湾出部を上下二段に設置し
て固定帯の挿通部を形成したときは、固定帯を全体的に
たぐり寄せ、生地幅調節帯の挿通孔用湾出部を、固定帯
の挿通部を形成する上下二段の挿通孔用湾出部の間に配
置する。この状態で垂直方向に位置する固定帯と生地幅
調節帯の挿通孔用湾出部の夫々にカーテン用フックの固
定杆を挿通させる。
【0021】この様にして組み上げたカーテンは、フッ
クの一部をカーテンレールに掛止して使用する。
【0022】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基いて説
明する。
【0023】本発明に係る形態安定カーテンAは、例え
ば、図1及び図2に示すように、カーテン生地1に円弧
状に膨らむ傍出部2を連続して設け、カーテン生地1全
体を波形に形状している。また、図3に示すように、カ
ーテン生地1に円弧状に膨らむ傍出部2と直線状折目部
3を連続して設けた形状のものもある。
【0024】そして、形態安定カーテンAは、カーテン
生地1自体がこれらの特定の形状を記憶・保持してい
る。カーテン生地1に特定の形状を記憶・保持させる手
段としては、例えば、生地の大きさに合わせた第1型紙
と第2型紙とを重ね合わせ、それら型紙の外側にあって
カーテンの襞方向に合わせて平行に並べた柱状体を、第
1型紙と第2型紙とで交互に間にくるように配列してそ
れら型紙の外側に貼着し、これら柱状体を相手方の型紙
の方に押し込んで断面波形の襞となるように湾曲し、蒸
熱を利用して上記襞を固定化して紙型を形成し、この紙
型の第1型紙と第2型紙との間にカーテン生地を挟み込
ませてカーテン生地を型込めした後、紙型を所定の形態
になるように設定し、この設定された型紙を処理釜に入
れて脱気し、ついで蒸気を供給して蒸熱し、蒸熱後処理
釜内を減圧冷却し、続いて蒸熱と減圧冷却とを繰り返さ
せて方法がある。このとき、生地1としては、熱可塑性
を有する材質として、ポリエステル、トリアセテート等
を用いる。
【0025】また、カーテン生地1に固定する形態保持
テープBは、図3及び図4に示すように、所定のプリー
ツ形状を記憶・保持しているカーテン生地1の上部にお
いて、プリーツ形状に沿うようにしてカーテン生地1の
水平方向に取り付ける固定帯4と、カーテン用フック5
とから成る。
【0026】図3及び図4は、円弧状に膨らむ傍出部2
と直線状折目部3を連続して設けたカーテン生地1に固
定帯4を取り付けた例を示す。ここでは、カーテン生地
1の直線状折目部3と固定帯4が重なり合う一部を垂直
方向に縫って縫合せ部6を設け、固定帯4の長さを調節
する事でカーテン生地1全体の幅を設定している。
【0027】また、固定帯4は、図3に示すように、帯
4の垂直方向に挿通孔7を有する挿通部8を帯の水平方
向に連続して設けている。この挿通部8は、カーテン生
地1の直線状折目部3に位置している。
【0028】尚、図に示す固定帯4では、カーテン生地
1の直線状折目部3の数と挿通部8の数が一致している
が、これに限定されず、特定の間隔を開けた挿通部8が
直線状折目部3の位置にくるものであれば、挿通部8は
幾つあっても差し支えない。固定帯4に挿通部8を予め
連続して設けておく事で、カーテン生地1の直線状折目
部3に位置する挿通部8を選択でき、あらゆる形状のカ
ーテン生地1にも対応できるものとなる。
【0029】また、図4に示すように、帯4の垂直方向
に挿通孔9、10を有する2つの挿通孔用湾出部11、
12を適宜間隔を開けて上下二段に設置して固定帯4の
挿通部8を形成してもよい。
【0030】一方、カーテン生地1をカーテンレールの
ローラー(図示せず)等に掛止するカーテン用フック5
は、図5に示すように、所定長さの棒状体を折曲して形
成する。具体的には、固定帯4の挿通部8に挿通する上
向きの固定杆13と、カーテンレールのローラー(図示
せず)等に掛止する下向きの掛止杆14とから成る。
【0031】使用時には、図3に示すように、カーテン
用フック5の固定杆13を固定帯4に設けた挿通部8の
挿通孔7に挿通させ、掛止杆14をカーテンレールのロ
ーラー(図示せず)等に掛止する。また、図4に示すよ
うに、固定杆13を固定帯4に設けた挿通孔用湾出部1
1、12、の挿通孔9、10に夫々挿通させ、掛止杆1
4をカーテンレールのローラー(図示せず)等に掛止す
る。
【0032】尚、カーテン用フック5は、図5に示すよ
うに、掛止杆14の折曲部15を固定杆13の上方先端
部とほぼ同位置にすると、カーテンレールと同じ高さ
か、カーテンレールよりも低い位置にカーテン生地1を
取り付けるのに適したものとなる。また、図6に示すよ
うに、掛止杆14の折曲部15を固定杆13の中程に持
ってきた時には、カーテンレールよりも高い位置にカー
テン生地1を取り付けるのに適したカーテン用フック5
となる。
【0033】更に、カーテン生地1に固定する形態保持
テープBは、図7に示すように、所定のプリーツ形状を
記憶・保持しているカーテン生地1の上部において、プ
リーツ形状に沿うようにしてカーテン生地1の水平方向
に取り付ける固定帯4と、カーテンの生地幅調節帯16
と、カーテン用フック5とから構成してもよい。
【0034】このとき、固定帯4は、例えば、図8に示
すように、帯4の垂直方向に挿通孔17を有する挿通部
18を帯の水平方向に連続して設けて成る。
【0035】また、生地幅調節帯16は、例えば、図9
に示すように、帯16の垂直方向に挿通孔19を有する
挿通孔用湾出部20を水平方向に連続して設けて成る。
【0036】使用時には、図7に示すように、固定帯4
が全体的にたぐり寄せられてカーテン生地1のプリーツ
形状に合う波形となっている状態で、生地幅調節帯16
の特定挿通孔用湾出部20を固定帯4の特定挿通部18
上方に配置する。そして、垂直方向に位置する固定帯4
の挿通部18と生地幅調節帯16の挿通孔用湾出部20
の挿通孔17、19夫々にカーテン用フック5の固定杆
13を挿通させ、掛止杆14をカーテンレールのローラ
ー(図示せず)等に掛止するのである。
【0037】また、固定帯4は、図10に示すように、
帯4の垂直方向に挿通孔21、22を有する2つの挿通
孔用湾出部23、24を適宜間隔を開けて上下二段に設
置して形成する挿通部18を、帯4の水平方向に連続し
て設けてもよい。
【0038】この挿通孔用湾出部23、24を上下二段
に設置した固定帯4を用いたときは、図11に示すよう
に、固定帯4が全体的にたぐり寄せられてカーテン生地
1のプリーツ形状に合う波形となっている状態で、生地
幅調節帯16の特定挿通孔用湾出部20を、上下二段の
特定挿通孔用湾出部23、24の間に配置する。そし
て、垂直方向に位置する固定帯4と生地幅調節帯16の
特定挿通孔用湾出部20、23、24の挿通孔19、2
1、22夫々にカーテン用フック5の固定杆13を挿通
させ、掛止杆14をカーテンレールのローラー(図示せ
ず)等に掛止するのである。
【0039】尚、図8及び図10に示す固定帯4に設け
た挿通部18の長さ、幅、数、また、挿通孔用湾出部2
3、24の上下間隔等は、どの様なものであっても差し
支えない。同様に、図9に示す生地幅調節帯16の挿通
孔用湾出部20の長さ、幅、数等もどの様なものであっ
ても差し支えない。
【0040】
【発明の効果】本発明に係る形態安定カーテンAは、カ
ーテン生地1自体が、円弧状に膨らむ傍出部2を連続し
て設けた形態や、傍出部2と直線状折目部3を連続して
設けた形態を記憶・保持しているため、従来のように生
地の上部を一部重ねて縫い合わせてプリーツを作る必要
がなく、カーテン生地1全体に所定のプリーツを綺麗に
施す事ができる。
【0041】また、形態保持テープBは、所定のプリー
ツ形状を記憶・保持しているカーテン生地1の上部にお
いて、プリーツ形状に沿うようにしてカーテン生地1の
水平方向に取り付ける固定帯4と、カーテン用フック5
とから構成し、前記固定帯4は、帯4の垂直方向に挿通
孔7を有する挿通部8を帯4の水平方向に連続して設け
て成り、固定帯4の挿通部8にカーテン用フック5の固
定杆13を挿通させた事をから、カーテン生地1のプリ
ーツ形状をより安定的に保持し、美しいカーテンを提供
できる。
【0042】即ち、カーテン生地1のプリーツ形状が生
地1の上方から裾方向にかけて美しく形成されるのであ
る。
【0043】また、プリーツ形状を記憶・保持している
カーテン生地1と形態保持テープBとを合わせて使用す
る事で、カーテン生地1に細いプリーツを数多く形成
し、美しいカーテンを提供できる。
【0044】更に、従来のように生地の上部を一部重ね
て縫い合わせる必要がないため、カーテン生地1の幅も
自由に設定できる。
【0045】また、固定帯4の挿通部8を、帯4の垂直
方向に挿通孔9、10を有する2つの挿通孔用湾出部1
1、12を適宜間隔を開けて上下二段に設置して形成し
たときには、挿通部8の余分な布部分を排除し、固定帯
4全体を軽量に作成できる。
【0046】一方、形態保持テープBは、所定のプリー
ツ形状を記憶・保持しているカーテン生地1の上部にお
いて、プリーツ形状に沿うようにしてカーテン生地1の
水平方向に取り付ける固定帯4と、カーテンの生地幅調
節帯16と、カーテン用フック5とから構成してもよ
い。このとき、固定帯4は、帯4の垂直方向に挿通孔1
7を有する挿通部18を帯4の水平方向に連続して設け
て成り、生地幅調節帯16は、帯16の垂直方向に挿通
孔19を有する挿通孔用湾出部20を水平方向に連続し
て設けて成り、生地幅調節帯16の挿通孔用湾出部20
を、固定帯4が全体的にたぐり寄せられてカーテン生地
1のプリーツ形状に合う波形となっている状態で固定帯
4の挿通部18上方に配置し、垂直方向に位置する固定
帯4の挿通部18と生地幅調節帯16の挿通孔用湾出部
20の夫々にカーテン用フック5の固定杆13を挿通さ
せた事から、カーテン生地1のプリーツ形状をより安定
的に保持し、美しいカーテンを提供できる。
【0047】また、カーテン用フック5の固定杆13を
挿通させる生地幅調節帯16の挿通孔用湾出部20を選
択する事で、カーテン生地1に形成している波形の大き
さ、カーテン生地1自体の幅を自由に設定できる。
【0048】加えて、固定帯4の挿通部8を、帯4の垂
直方向に挿通孔21、22を有する2つの挿通孔用湾出
部23、24を適宜間隔を開けて上下二段に設置して形
成したときには、生地幅調節帯16の挿通孔用湾出部2
0が固定帯4の挿通孔用湾出部23、24に挟まれた状
態でカーテン用フック5の固定杆13が挿通される事と
なり、生地幅調節帯16を固定帯4に堅牢に取り付ける
事ができる。
【0049】この他、本発明は、所定のプリーツ形状を
記憶・保持しているカーテン生地1から成る形態安定カ
ーテンAと、カーテン生地1の上部に取り付ける固定帯
4・生地幅調節帯16・カーテン用フック5から成る形
態保持テープBとから構成されるため、大量生産が可能
で製品を安価に提供できる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】円弧状に膨らむ傍出部が連続しているプリーツ
を施したカーテン生地の斜視図である。
【図2】円弧状に膨らむ傍出部が連続しているプリーツ
を施したカーテン生地の側面図である。
【図3】円弧状に膨らむ傍出部と直線状折目部が連続し
ているプリーツを施したカーテン生地上部に形態保持テ
ープを取り付けた使用状態を示す斜視図である。
【図4】2つの挿通孔用湾出部を上下二段に設置して固
定帯の挿通部を形成したときの使用状態を示す斜視図で
ある。
【図5】カーテン用フックの形状を示す平面図である。
【図6】カーテン用フックの他の形状を示す平面図であ
る。
【図7】円弧状に膨らむ傍出部が連続しているプリーツ
を施したカーテン生地の上部に、固定帯、生地幅調節
帯、カーテン用フックから成る形態保持テープを取り付
けた使用状態を示す斜視図である。
【図8】固定帯の平面図である。
【図9】生地幅調節帯の平面図である。
【図10】固定帯の他の形状を示す平面図である。
【図11】2つの挿通孔用湾出部を上下二段に設固して
固定帯の挿通部を形成し、この固定帯に生地幅調節帯を
取り付けた使用状態を示す斜視図である。
【図12】カーテン生地の上部に片ひだを造るように縫
い合わせた従来の手法を示す斜視図である。
【図13】カーテン生地の上部に箱ひだを造るように縫
い合わせた従来の手法を示す斜視図である。
【図14】カーテン生地の上部にギャザーテープを取り
付けた従来の手法を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 形態安定カーテン B 形態保持テー
プ 1 カーテン生地 2 傍出部 3 直線状折目部 4 固定帯 5 カーテン用フック 6 縫合せ部 7 挿通孔 8 挿通部 9 挿通孔 10 挿通孔 11 挿通孔用湾出部 12 挿通孔用湾
出部 13 固定杆 14 掛止杆 15 折曲部 16 生地幅調節
帯 17 挿通孔 18 挿通部 19 挿通孔 20 挿通孔用湾
出部 21 挿通孔 22 挿通孔 23 挿通孔用湾出部 24 挿通孔用湾
出部 101 カーテン生地 102 片ひだ 103 箱ひだ 104 ギャザー
テープ 105 ひも

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーテン生地に円弧状に膨らむ傍出部を
    連続して設けた形態安定カーテン。
  2. 【請求項2】 カーテン生地に円弧状に膨らむ傍出部と
    直線状折目部を連続して設けた形態安定カーテン。
  3. 【請求項3】 所定のプリーツ形状を記憶・保持してい
    るカーテン生地の上部において、プリーツ形状に沿うよ
    うにしてカーテン生地の水平方向に取り付ける固定帯
    と、カーテン用フックとから構成し、前記固定帯は、帯
    の垂直方向に挿通孔を有する挿通部を帯の水平方向に連
    続して設けて成り、固定帯の挿通部にカーテン用フック
    の固定杆を挿通させた事を特徴とするカーテンの波形プ
    リーツを保持するための形態保持テープ。
  4. 【請求項4】 所定のプリーツ形状を記憶・保持してい
    るカーテン生地の上部において、プリーツ形状に沿うよ
    うにしてカーテン生地の水平方向に取り付ける固定帯
    と、カーテン用フックとから構成し、前記固定帯は、帯
    の垂直方向に挿通孔を有する2つの挿通孔用湾出部が適
    宜間隔を開けて上下二段に設置されて形成する挿通部を
    帯の水平方向に連続して設けて成り、固定帯の挿通孔用
    湾出部にカーテン用フックの固定杆を挿通させた事を特
    徴とするカーテンの波形プリーツを保持するための形態
    保持テープ。
  5. 【請求項5】 所定のプリーツ形状を記憶・保持してい
    るカーテン生地の上部において、プリーツ形状に沿うよ
    うにしてカーテン生地の水平方向に取り付ける固定帯
    と、カーテンの生地幅調節帯と、カーテン用フックとか
    ら構成し、前記固定帯は、帯の垂直方向に挿通孔を有す
    る挿通部を帯の水平方向に連続して設けて成り、前記生
    地幅調節帯は、帯の垂直方向に挿通孔を有する挿通孔用
    湾出部を水平方向に連続して設けて成り、生地幅調節帯
    の挿通孔用湾出部を、固定帯が全体的にたぐり寄せられ
    てカーテン生地のプリーツ形状に合う波形となっている
    状態で固定帯の挿通部上方に配置し、垂直方向に位置す
    る固定帯の挿通部と生地幅調節帯の挿通孔用湾出部の夫
    々にカーテン用フックの固定杆を挿通させた事を特徴と
    するカーテンの波形プリーツを保持するための形態保持
    テープ。
  6. 【請求項6】 所定のプリーツ形状を記憶・保持してい
    るカーテン生地の上部において、プリーツ形状に沿うよ
    うにしてカーテン生地の水平方向に取り付ける固定帯
    と、カーテンの生地幅調節帯と、カーテン用フックとか
    ら構成し、前記固定帯は、帯の垂直方向に挿通孔を有す
    る2つの挿通孔用湾出部が適宜間隔を開けて上下二段に
    設置されて形成する挿通部を、帯の水平方向に連続して
    設けて成り、前記生地幅調節帯は、帯の垂直方向に挿通
    孔を有する挿通孔用湾出部を水平方向に連続して設けて
    成り、生地幅調節帯の挿通孔用湾出部を、固定帯が全体
    的にたぐり寄せられてカーテン生地のプリーツ形状に合
    う波形となっている状態で固定帯の挿通部を形成する上
    下二段の挿通孔用湾出部の間に配置し、垂直方向に位置
    する固定帯と生地幅調節帯の挿通孔用湾出部の夫々にカ
    ーテン用フックの固定杆を挿通させた事を特徴とするカ
    ーテンの波形プリーツを保持するための形態保持テー
    プ。
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