JP2002087752A - 荷役装置のスプレッダ装置 - Google Patents

荷役装置のスプレッダ装置

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JP2002087752A
JP2002087752A JP2000272411A JP2000272411A JP2002087752A JP 2002087752 A JP2002087752 A JP 2002087752A JP 2000272411 A JP2000272411 A JP 2000272411A JP 2000272411 A JP2000272411 A JP 2000272411A JP 2002087752 A JP2002087752 A JP 2002087752A
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Koji Ichinose
浩司 一ノ瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、吊り作業を円滑に行える荷役装置
のスプレッダ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 コンテナの長さに応じて伸縮ビームが固
定ビームに支持案内されて伸縮動され、コンテナに連結
される荷役装置のスプレッダ装置において、前記伸縮ビ
ームとともに移動する伸縮検知ターゲット54と、前記固
定ビーム内に、前記伸縮ビームの各設定伸縮位置に対応
してそれぞれに配置され、伸縮検知ターゲット54を検知
する伸縮位置感知器56を備え、伸縮検知ターゲット54
を、伸縮位置感知器56に検知される面の中央部を切り欠
いた部材58から構成する。上記構成によれば、伸縮ビー
ムの移動に伴う部材58の検知により伸縮位置感知器56は
動作−不動作−動作となることから、前記不動作の位置
に伸縮ビームを位置させることにより、伸縮ビームを正
確に設定伸縮位置に伸縮させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばコンテナ
の積み降ろしや運搬に使用されるクレーン形式の荷役装
置のスプレッダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の荷役装置としては、たと
えば図7に示される構成が提供されている。
【0003】すなわち、走行本体1は、並行して配置さ
れた前後一対のシルビーム2と、両シルビーム2の各端
部から立設されたコラム3と、前後で対向したコラム3
の上端間に設けられた左右一対のガーダ4などにより構
成されている。両シルビーム2の各端部の下面側には、
それぞれ2個のタイヤ5を有するボギー台車6が設けら
れている。前記タイヤ5の内、矢印Cで示す前方向側
で、かつ最も矢印Bで示す走行左方向のタイヤ5Aと、
矢印Dで示す後方向側で、かつ最も矢印Aで示す走行右
方向のタイヤ5Bのみが駆動輪であり、これら駆動輪5
A,5Bは、それぞれボギー台車6に設けられた走行モ
ータ7A,7Bがそれぞれ独立して正逆駆動されること
で、走行本体1は走行右方向A、走行左方向Bに走行可
能に構成される。また両シルビーム2にはそれぞれ油圧
ユニット8が設けられ、さらに両シルビーム2に振り分
けた状態で、エンジン室9と電気制御室10とが設けられ
ている。
【0004】また両ガーダ4に支持案内されて、前方向
Cならびに後方向Dに移動自在なクラブ11が設けられ、
このクラブ11には運転室12が装備されている。クラブ11
に設けられた横行モータ13が正逆駆動されることで、ク
ラブ11は、前方向Cならびに後方向Dに移動される。前
記クラブ11の下方には、4箇所の吊り装置15を介して、
コンテナ30に連結されるスプレッダ装置20が昇降自在に
配設されている。
【0005】上記各吊り装置15は、スプレッダ装置20の
固定ビーム21側にブラケットを介して配設された輪体
(滑車体)や、この輪体に掛けられた吊りロープや、ク
ラブ11側の吊り駆動装置(いずれも図示せず)などによ
り構成されている。
【0006】またスプレッダ装置20は、水平状で並設さ
れた前後一対の前記固定ビーム21と、これら固定ビーム
21に支持案内されて走行右方向Aならびに走行左方向B
に伸縮自在な左右一対の伸縮ビーム23と、両伸縮ビーム
23を互いに離間方向または接近方向に伸縮動させる伸縮
駆動装置(図示せず)などにより構成される。なお、両
固定ビーム21は、その上面間に配設された連結体22によ
り一体化され、この連結体22上に前記ブラケットが設け
られている。
【0007】また両伸縮ビーム23は、前後方向に沿って
位置される被運搬物支持部24と、これら被運搬物支持部
24の前後端から内方へ連設されかつ前記固定ビーム21に
支持案内される伸縮ガイド部25と、両被運搬物支持部24
の中間から内方へ連設される伸縮受動部(図示せず)と
により櫛歯状に形成されている。そして被運搬物支持部
24の前後端の下面側には、コンテナ30の上部吊り穴30a
に係止される連結具(図示せず)が設けられている。
【0008】また走行本体1の一定の走行経路(走行右
方向Aならびに走行左方向Bの経路)に沿って、走行本
体1を案内する、磁石を連ねた埋め込み型ガイドテープ
(磁気を帯びた帯体の一例)31が敷設されている。また
このガイドテープ31が敷設された側の2台のボギー台車
6の一つの軸受6Aの外方にそれぞれ、ガイドテープ31
と走行本体1との前後方向の距離(走行本体1と前記走
行経路との偏差に相当する)を感知する磁気検出器(図
示せず)を備えたセンサ台車33が設けられている。
【0009】上記構成の従来の荷役車両によると、セン
サ台車33の磁気検出器により感知されるガイドテープ31
に沿って走行本体1を走行右方向Aまたは走行左方向B
へ走行させること、およびクラブ11を前方向Cまたは後
方向Dへ移動させることの組み合わせ動作により、コン
テナ30の荷取り時や積付時におけるスプレッダ装置20の
位置合わせが行われ、さらに取り扱うコンテナ30の長さ
に合わせてスプレッダ装置20の伸縮ビーム23を伸縮させ
ること、スプレッダ装置20を昇降させること、および連
結具を駆動させることの組み合わせ動作により、スプレ
ッダ装置20にコンテナ30が連結される。
【0010】なお、レーンチェンジ時にのみ、タイヤ5
の向きが90゜(固定値)変換され、走行本体1の前方
向Cまたは後方向Dへの走行が行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記荷役装置
では、取り扱うコンテナ30の長さに合わせて、スプレッ
ダ装置20の伸縮ビーム23を伸縮させているが、コンテナ
30の長さが複数存在し、また伸縮する長さ(伸縮距離)
がかなり長いことから、連結具とコンテナ30の上部吊り
穴30aとの位置が一致せずに、吊り作業に手間取り、コ
ンテナ30の荷役作業に時間がかかるという問題があっ
た。
【0012】そこで、本発明は、吊り作業を円滑に行え
る荷役装置のスプレッダ装置を提供することを目的とし
たものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、固定ビー
ムに支持案内されて伸縮自在な伸縮ビームの前後端に、
コンテナに係止される連結具を備え、前記コンテナの長
さに合わせて前記伸縮ビームが伸縮動され、前記連結具
によりコンテナに連結される荷役装置のスプレッダ装置
であって、前記伸縮ビームとともに移動する被伸縮検知
体と、前記固定ビーム内に、複数の前記コンテナの長さ
に合わせた伸縮ビームの各設定伸縮位置に対応してそれ
ぞれに配置され、前記被伸縮検知体を検知する伸縮位置
検知手段とを備え、前記被伸縮検知体を、前記伸縮位置
検知手段に対向し検知される面の中央部を切り欠いた部
材から構成したことを特徴とするものである。
【0014】上記構成によれば、伸縮ビームの移動に伴
い、伸縮位置検知手段は被伸縮検知体を構成する部材の
一方の面に面するときに動作し、この部材の切り欠き部
で不動作となり、さらに部材の他方の面に面するときに
動作する。このような伸縮位置検知手段の動作−不動作
−動作を確認し、前記不動作が検知されている位置に伸
縮ビームを位置させることにより、伸縮ビームを正確に
設定伸縮位置に移動させることができる。
【0015】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明であって、被伸縮検知体を、伸縮位置検知手
段に対向し検知される面を有する2つの部材を離して配
置して構成し、各部材は、配置位置を調整自在とされて
いることを特徴とするものである。
【0016】上記構成によれば、伸縮位置検知手段は被
伸縮検知体を構成する一方の部材に面するときに動作
し、続いて2つの部材の中央の空間部で不動作となる
が、2つの部材の配置位置の調整によりこの空間部の範
囲を調整することによって、中央の不動作の範囲を調整
できる。
【0017】また請求項3記載の発明は、上記請求項1
または請求項2に記載の発明であって、連結具は、コン
テナの吊り穴に挿入されて90度回転することにより吊
り穴に係止される係合体と、コンテナの上部角部に上方
から案内される可動ガイド体から構成されていることを
特徴とするものである。
【0018】上記構成によれば、伸縮ビームの位置が少
しずれているときでも、可動ガイドがコンテナの上部角
部に上方から案内されることにより、伸縮ビームの位置
が機械的に調整され、連結具の係合体とコンテナの吊り
穴との位置が常に一致される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、従来例の図7と同一の構成
には同一の符号を付して説明を省略する。
【0020】図1は、本発明の実施の形態における荷役
装置のスプレッダ装置の平面図と側面図である。スプレ
ッダ装置20の固定ビーム21には、走行右方向Aならびに
走行左方向Bに伸縮自在な左右一対の伸縮ビーム23が支
持案内されており、各伸縮ビーム23の前後端の下面側に
はそれぞれ、コンテナ30の上部吊り穴30aに係止される
連結具50が設けられている。この連結具50は、上部吊り
穴30aに挿入されて90度回転することにより上部吊り
穴30aに係止される係合体であるツイストロック51と、
コンテナ30の上部角部に上方から案内される可動ガイド
体52が設けられている。
【0021】また各伸縮ビーム23には、図2に示すよう
に、伸縮ビーム23とともに固定ビーム21に支持案内され
るテンションバー53が固定されており、これら各テンシ
ョンバー53に、伸縮検知ターゲット(被伸縮検知体の一
例)54が取り付けられている。
【0022】また固定ビーム1内には、各テンションバ
ー53の支持案内方向に沿って、テンションロードレール
55が固定されており、このテンションロードレール55
に、テンションバー53(伸縮ビーム23)が3種類のコン
テナ30の長さ6.1m(20フィート)、12.2m
(40フィート)、13.7m(45フィート)に合わ
せてそれぞれ移動したときに、伸縮検知ターゲット54に
対向し検知する中心位置にそれぞれ伸縮位置感知器(伸
縮位置検知手段の一例)56a,56b,56cが設けられて
いる。
【0023】伸縮検知ターゲット54は、図3に示すよう
に、伸縮位置感知器56に対向し検知される面(以下、検
知面と称す)の中央部を切り欠いたL字状の部材58から
構成され、伸縮位置感知器56は近接センサ57により構成
され、テンションバー53(伸縮ビーム23)が伸縮動した
とき、近接センサ57は部材58の一方の検知面を検知して
動作し(オンとなり)、中央の切欠部で不動作(オフ)
となり、再び部材58の他方の検知面を検知して動作する
(オンとなる)。
【0024】また図1に示すように、固定ビーム1に、
両伸縮ビーム23を互いに離間方向または接近方向に伸縮
動させる伸縮駆動装置として、油圧ユニット61、油圧モ
ータ62、これら油圧ユニット61と油圧モータ62間に挿入
されたコントロールバルブ(バルブユニット)63が設け
られ、油圧モータ62の回転軸に取り付けられた駆動歯車
(図示せず)の回転力がチェーン64を介してピニオン
(図示せず)に伝達され、この固定ビーム1に支持され
たピニオンが、各伸縮ビーム23に固定されたラック(図
示せず)に歯合し、ピニオンの回転力が直線運動に変え
られ、伸縮ビーム23が互いに逆方向へ伸縮動される構成
とされている。図1において、66は伸縮位置感知器56
a,56b,56cが接続される主電気接続箱である。
【0025】また図4に示すように、運転室12に、コン
トロールバルブ63を駆動して、スプレッダ装置20の伸縮
ビーム23の伸縮を制御するコントローラ65が設けられ、
このコントローラ65に、伸縮位置感知器56a,56b,56
cが接続されている。コントロールバルブ63は4ポート
3位置のソレノイド切換バルブであり、一方のソレノイ
ドが励磁されると、油圧モータ62に圧油が供給され、他
方のソレノイドが励磁されると油圧モータ62に逆方向か
ら圧油が供給される。
【0026】また図4において、71は運転室12に設けら
れた、スプレッダ装置20の伸縮位置選択操作スイッチで
あり、6.1m(20フィート)、12.2m(40フ
ィート)、13.7m(45フィート)の位置を選択で
きる。また72は手動伸縮スイッチであり、この手動伸縮
スイッチ72が「伸び」の位置に操作されているとき伸び
信号が出力され、「縮み」の位置に操作されているとき
縮み信号が出力される。これら伸縮選択操作スイッチ71
と手動伸縮スイッチ72はコントローラ65に接続されてい
る。
【0027】このコントローラ65の動作を説明する。 「伸縮位置選択スイッチ71の操作時」コントローラ65
は、伸縮位置選択スイッチ71の位置操作信号を入力する
と、伸縮する位置(20または40または45フィート
位置)を確認し、この設定位置に合わせて、コントロー
ルバルブ63のソレノイドを励磁し、コントロールバルブ
63を介して油圧ユニット61より圧油を油圧モータ62へ供
給して油圧モータ62を回転させ、伸縮ビーム23を移動さ
せ、また油圧モータ62へ供給する圧油の方向を変えるこ
とにより、離間方向または接近方向に伸縮動させる。こ
のとき、コントローラ65は、伸縮する設定位置に対応す
る伸縮位置感知器56(56aまたは56bまたは56c)の検
知信号をフィードバックしており、前記伸縮位置感知器
56の検知信号がオンとなり、オフとなったときに油圧モ
ータ62を停止させる。また移動スピードが大きく、停止
したとき再度伸縮位置感知器56の検知信号がオンとなっ
ていることを確認すると、油圧モータ62を逆に回転さ
せ、検知信号がオフとなったときに油圧モータ62を停止
させる。 「手動伸縮スイッチ72の操作時」コントローラ65は、手
動伸縮スイッチ72から伸び信号を入力すると、入力して
いる間、コントロールバルブ63の一方のソレノイドを励
磁し、コントロールバルブ63を介して油圧ユニット61よ
り圧油を油圧モータ62へ供給して伸縮ビーム23を伸長さ
せ、また手動伸縮スイッチ72から縮み信号を入力する
と、入力している間、コントロールバルブ63の他方のソ
レノイドを励磁し、コントロールバルブ63を介して油圧
ユニット61より圧油を油圧モータ62へ逆に供給して伸縮
ビーム23を縮動させる。
【0028】上記動作により、伸縮選択操作スイッチ71
または手動伸縮スイッチ72の操作に応じてスプレッダ装
置20の伸縮ビーム23が伸縮動される。以上のように、伸
縮検知ターゲット54を、中央部を切り欠いたL字状の部
材58から構成し、中央部位置を伸縮位置感知器56a,56
b,56cがオンからオフとなったことで検出したときに
油圧モータ62を停止させることにより、精度よく伸縮ビ
ーム23を伸縮させることができ、よって連結具50とコン
テナ30の上部吊り穴30aとの位置を常に一致させること
ができ、吊り作業を円滑に行うことができ、コンテナ30
の荷役作業の効率を改善することができる。なお、伸縮
検知ターゲット54が、図6に示すように、中央部に切り
欠きのないL字状の部材59のとき、12.2m(40フ
ィート)位置に伸縮ビーム23を伸縮動させるために伸縮
位置感知器56bがオンとなったときに油圧モータ62を停
止させても、伸縮スピードによって、6.1m(20フ
ィート)の長さから12.2m(40フィート)の長さ
へ伸ばすときと、13.7m(45フィート)の長さか
ら12.2m(40フィート)の長さへ縮めるときで
は、停止位置に差がでるために、連結具50とコンテナ30
の上部吊り穴30aとの位置を常に一致させることはでき
ない。
【0029】また連結具50に、可動ガイド体52を設ける
ことにより、伸縮ビーム23の位置がコンテナ30の位置よ
り少しずれているときでも、可動ガイド体52がコンテナ
30の上部角部に上方から案内されることにより、伸縮ビ
ーム23の位置を機械的に調整することができ、連結具50
とコンテナ30の上部吊り穴30aとの位置を常に一致させ
ることができる。
【0030】なお、実施の形態では、伸縮検知ターゲッ
ト54を、中央部を切り欠いたL字状の1つの部材58から
構成しているが、図5に示すように、伸縮検知ターゲッ
ト54を、取付位置を調整自在としたL字状の2つの部材
75により構成することもできる。これら2つの部材75は
離して中央に空間を設けるように配置され、2つの部材
75は、中央の空間の中心に、コンテナ30の長さ、すなわ
ち6.1m(20フィート)、12.2m(40フィー
ト)、13.7m(45フィート)に合わせて伸縮ビー
ム23が移動したときにそれぞれの伸縮位置感知器56a,
56b,56cが位置するように、その位置が調整される。
【0031】このように、伸縮検知ターゲット54を2つ
の部材75により構成し、配置位置を調整することができ
る構成としたことにより、伸縮ビーム23の移動速度に応
じて一度で中央の空間部に伸縮位置感知器56a,56b,
56cが停止できるように、調整することができ、よって
伸縮ビーム23の伸縮時間を短縮でき、さらにコンテナ30
の荷役作業の効率を改善することができる。
【0032】なお、図6に示すように、伸縮検知ターゲ
ット54を中央部に切り欠きのないL字状の部材59とした
とき、下記のように伸縮位置感知器56bが常に同じ方向
から伸縮検知ターゲット54を検知できるようにすれば、
連結具50とコンテナ30の上部吊り穴30aとの位置を常に
一致させることができる。すなわち、6.1m(20フ
ィート)の長さから12.2m(40フィート)の長さ
へ伸ばすときはそのままとし、13.7m(45フィー
ト)の長さから12.2m(40フィート)の長さへ縮
めるときは、一旦10.7m(35フィート)ほどの位
置まで縮め、12.2m(40フィート)の長さまで伸
ばす。
【0033】なお、実施の形態では、伸縮検知手段であ
る伸縮位置感知器56a,56b,56cとして近接センサ57
を使用しているが、近接センサに限ることはなく伸縮検
知ターゲット54を検知できるものであればよく、たとえ
ば光電スイッチを使用することができる。
【0034】また被伸縮検知体である伸縮検知ターゲッ
ト54では、中央部に伸縮位置感知器56a,56b,56cが
オフとなる切欠部、あるいは空間を設けているが、切欠
部、あるいは空間に限ることはなく、中央部が、伸縮位
置感知器56a,56b,56cにより検知されずにオフとな
る構成となっていればよい。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、伸縮
ビームの移動に伴う伸縮位置検知手段の動作−不動作−
動作を確認し、前記不動作の位置に伸縮ビームを位置さ
せることにより、伸縮ビームを正確に設定伸縮位置に移
動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における荷役装置のスプレ
ッダ装置の平面図および側面図である。
【図2】同荷役装置のスプレッダ装置の内部構成図であ
る。
【図3】同荷役装置のスプレッダ装置の伸縮検知ターゲ
ットと伸縮位置感知器の取り付け図である。
【図4】同荷役装置のスプレッダ装置の制御ブロック図
である。
【図5】本発明の他の実施の形態における荷役装置のス
プレッダ装置の伸縮検知ターゲットと伸縮位置感知器の
取り付け図である。
【図6】荷役装置のスプレッダ装置の伸縮検知ターゲッ
トと伸縮位置感知器の取り付け図である。
【図7】従来の荷役装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 走行本体 11 クラブ 12 運転室 15 吊り装置 20 スプレッダ装置 21 固定ビーム 23 伸縮ビーム 30 コンテナ 50 連結具 51 ツイストロック 52 可動ガイド体 53 テンションバー 54 伸縮検知ターゲット 55 テンションロードレール 56a,56b,56c 伸縮位置感知器 58,75 伸縮検知ターゲットの部材 61 油圧ユニット 62 油圧モータ 63 コントロールバルブ 65 コントローラ 71 伸縮位置選択操作スイッチ 72 手動伸縮スイッチ A 走行右方向 B 走行左方向 C 前方向 D 後方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定ビームに支持案内されて伸縮自在な
    伸縮ビームの前後端に、コンテナに係止される連結具を
    備え、前記コンテナの長さに合わせて前記伸縮ビームが
    伸縮動され、前記連結具によりコンテナに連結される荷
    役装置のスプレッダ装置であって、 前記伸縮ビームとともに移動する被伸縮検知体と、 前記固定ビーム内に、複数の前記コンテナの長さに合わ
    せた伸縮ビームの各設定伸縮位置に対応してそれぞれに
    配置され、前記被伸縮検知体を検知する伸縮位置検知手
    段とを備え、 前記被伸縮検知体を、前記伸縮位置検知手段に対向し検
    知される面の中央部を切り欠いた部材から構成したこと
    を特徴とする荷役装置のスプレッダ装置。
  2. 【請求項2】 被伸縮検知体を、伸縮位置検知手段に対
    向し検知される面を有する2つの部材を離して配置して
    構成し、各部材は、配置位置を調整自在とされているこ
    とを特徴とする請求項1記載の荷役装置のスプレッダ装
    置。
  3. 【請求項3】 連結具は、コンテナの吊り穴に挿入され
    て90度回転することにより吊り穴に係止される係合体
    と、コンテナの上部角部に上方から案内される可動ガイ
    ド体から構成されていることを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の荷役装置のスプレッダ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN117088271A (zh) * 2023-08-30 2023-11-21 无锡市欣帆船舶设备有限公司 一种船舶用货物起重装卸装置

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