JP2002087614A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2002087614A
JP2002087614A JP2000277932A JP2000277932A JP2002087614A JP 2002087614 A JP2002087614 A JP 2002087614A JP 2000277932 A JP2000277932 A JP 2000277932A JP 2000277932 A JP2000277932 A JP 2000277932A JP 2002087614 A JP2002087614 A JP 2002087614A
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JP
Japan
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recording paper
recording
group
cassette
paper cassette
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JP2000277932A
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English (en)
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Tomoshi Fukui
知史 福井
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利便性に優れた画像記録装置を提供すること。 【解決手段】グループテーブル31は、記録紙カセット
をグループ化した内容を記憶している。そして、コピー
時においては、そのグループに基づいて、記録紙の選択
が行われる。このため、例えばグループに属する記録紙
カセットが、第1及び第2記録紙カセット51,52で
あって、その第1及び第2記録紙カセット51,52に
同一サイズの記録紙が収容されている場合において、第
1記録紙カセット51の記録紙が無くなった場合であっ
ても、第2記録紙カセット52の記録紙が自動的に選択
されて、コピー動作が続行される。すなわち、第1記録
紙カセット51の記録紙が無くなった場合であっても、
コピー動作が中止されることはない。その結果、第2記
録紙カセット52の記録紙を再度選択してからスタート
キー64を操作してコピー動作を再開させる必要はな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コピー装置や複写
機能付きファクシミリ装置等に代表される画像記録装置
に関し、より詳しくは記録紙カセットに収容されている
記録紙の選択に特徴を有する画像記録装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の記録紙カセットを備え
た画像記録装置においては、異なる記録紙サイズを記録
紙カセットに収容したいという要望と、これとは逆に大
量の同一記録紙サイズを記録紙カセットに収容したいと
いう要望とがある。前者の要望に対しては、例えばB5
サイズ〜A3サイズまでの記録紙を収容することが可能
な記録紙カセットで対応している。一方、後者の要望に
対しては、大容量(例えば1000枚)の記録紙を収容
することが可能な記録紙カセットで対応している。しか
し、大容量の記録紙カセットは、高価であるため、複数
の記録紙カセットに同一の記録紙サイズを収容すること
により、同一の記録紙サイズを大量に収容したいという
要望を解決する方法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、第1及び第
2記録紙カセットに同一の記録紙サイズを収容している
場合であって、コピー時に第1記録紙カセットに収容さ
れている記録紙を選択した場合において、第1記録紙カ
セットの記録紙が無くなった場合には、画像記録装置を
以下のように動作させていた。すなわち、第1記録紙カ
セットに収容されている記録紙を選択したという使用者
の意思を考慮して、コピー動作を中止させていた。その
結果、第2記録紙カセットに第1記録紙カセットと同一
の記録紙が収容されているにも拘わらず、改めて第2記
録紙カセットに収容されている記録紙を選択して、コピ
ー動作を再開させなければならなかった。
【0004】一方、第1及び第2記録紙カセットに同一
の記録紙サイズを収容している場合であって、コピー時
に原稿サイズと設定倍率とに基づいて、記録紙サイズを
算出して記録紙を自動的に選択する、いわゆる「自動モ
ード」に設定されている場合において、第1記録紙カセ
ットの記録紙が無くなった場合には、第2記録紙カセッ
トの記録紙が自動的に選択されてコピーされる。しかし
ながら、第1記録紙カセットに新しい記録紙が収容さ
れ、第2記録紙カセットに裏紙(記録紙の表側が既に記
録済みの紙)が収容されている場合であって、自動モー
ドでコピーした場合において、第1記録紙カセットに収
容されている新しい記録紙が無くなった場合には、自動
的に第2記録紙カセットに収容されている裏紙の記録紙
が選択されてコピーされることとなる。その結果、コピ
ーされた記録紙には、新しい記録紙と裏紙の記録紙が混
在することとなる。
【0005】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであって、その目的は、利便性に優れた画像
記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、記録紙カセットをグ
ループ化するとともに、記録時にはグループに属する記
録紙を選択する制御手段を備えた。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の画像記録装置において、制御手段は、選択されたグ
ループ内の一の記録紙カセットの記録紙が無くなった場
合は、同一グループの他の記録紙カセットの記録紙を選
択する。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の画像記録装置において、制御手段
は、選択されたグループ内の全記録紙カセットの記録紙
が無くなった場合は、代替グループに属する記録紙カセ
ットの記録紙を選択する。
【0009】請求項4に記載の発明では、請求項2また
は請求項3に記載の画像記録装置において、記録紙が無
くなった旨を示す表示手段を備え、制御手段は、選択さ
れたグループ内の全記録紙カセットの記録紙が無くなっ
た場合は、その旨を表示手段に表示する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る画像記録装
置を複写機能付きファクシミリ装置に具体化した一実施
形態について図面を用いて説明する。
【0011】図1に示すように、複写機能付きファクシ
ミリ装置1は、MPU10、ROM20、RAM30、
読取部40、記録部50、操作部60、表示部70、画
像メモリ80、コーデック90、モデム100、及びN
CU110から構成されるとともに、各部10〜110
がバス120を介してそれぞれ接続されている。
【0012】MPU10は、複写機能付きファクシミリ
装置1を構成する各部を制御する。ROM20は、複写
機能付きファクシミリ装置1を制御するためのプログラ
ムを記憶する。RAM30は、複写機能付きファクシミ
リ装置1に関する各種情報を一時的に記憶する。
【0013】読取部40は、原稿載置板上に載置された
静止原稿を読み取るフラットベッドスキャナ(FBS)
と、複数の原稿を自動的に読み取る複数原稿自動読取部
(ADF)とを備え、原稿上の画像データを読み取っ
て、白黒2値のイメージデータを出力する。また、読取
部40は、複数原稿自動読取部(ADF)に載置された
原稿の有無を検出する原稿有無センサ41を備えてい
る。
【0014】記録部50は、電子写真方式のプリンタよ
りなり、受信画データや、コピー動作において読取部4
0にて読み取られた原稿の画データを、記録紙上に記録
する。また、記録部50は、最上段に配設された第1記
録紙カセット51〜最下段に配設された第5記録紙カセ
ット55を備えている。そして、これらの第1記録紙カ
セット51〜第5記録紙カセット55には、それぞれ記
録紙の有無を検出するための第1記録紙有無センサ51
a〜第5記録紙有無センサ55aが配設されている。
【0015】図1及び図2に示すように、操作部60
は、FAXモード又はコピーモードに設定するためのF
AX/コピーキー61、短縮番号の登録又は短縮番号か
ら発信するための短縮キー62、電話番号又はコピー部
数等を入力するためのテンキー(*,#キーを含む)6
3、原稿の読み取り動作を開始させるためのスタートキ
ー64、原稿サイズを設定するための原稿サイズキー6
5、記録紙サイズを設定するための記録紙サイズキー6
6等の各種操作キーを備えている。
【0016】図1及び図2に示すように、表示部70
は、第1記録紙カセット51〜第5記録紙カセット55
の状態を示すための第1LED71〜第5LED75等
を備えている。ここで、第1LED71〜第5LED7
5は、赤色のLEDと緑色のLEDとをパッケージした
3色LED(赤色、緑色、黄色)から構成されている。
また、表示部70は、複写機能付きファクシミリ装置1
の動作状態等の各種情報の表示を行うためのLCD76
を備えている。
【0017】図1に示すように、画像メモリ80は、受
信画データや読取部40で読み取られた画データを一時
的に記憶する。コーデック90は、読取部40にて読み
取られた画データを送信のためにMH,MR,MMR方
式等により符号化(エンコード)する。また、コーデッ
ク90は、受信画データを復号(デコード)する。
【0018】モデム100は、ITU−T勧告T.30
に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.1
7,V.27ter,V.29等に従った送受信データ
の変調及び復調を行う。NCU110は、電話回線Lと
の接続を制御するとともに、相手先の電話番号(FAX
番号を含む)に対応したダイヤル信号の送出及び着信を
検出するための機能を備えている。
【0019】次に、RAM30に記憶されるグループテ
ーブル31について、図3に示す説明図を用いて説明す
る。図3に示すように、「グループ」、「記録紙カセッ
ト番号」、「記録紙サイズ」、「代替グループ」、「備
考」の各項目から構成されるグループテーブル31を記
憶している。ここで、「記録紙カセット番号」とは、第
1記録紙カセット51〜第5記録紙カセット55の記録
紙カセットを示す番号である。「グループ」とは、その
記録紙カセット番号で示される記録紙カセットをグルー
プ化した名称である。「記録紙サイズ」とは、記録紙カ
セットに収容された記録紙のサイズを示すものである。
「代替グループ」とは、グループで示される記録紙カセ
ットに収容されている記録紙が無くなった場合に選択さ
れるグループである。なお、「代替グループ」の項目に
おいて、「−」とは代替グループがないことを示してい
る。「備考」とは、コメントを記載するものであり、例
えば記録紙の情報(新しい紙、裏紙)等を記載するもの
である。
【0020】次に、複写機能付きファクシミリ装置1に
おいて、第1記録紙カセット51〜第5記録紙カセット
55をグループ化するときの動作について、図4に示す
フローチャートを用いて説明する。なお、この動作は、
ROM20に記憶されたプログラムに基づき、MPU1
0の制御により実行される(以下、複写機能付きファク
シミリ装置1の動作について同じ)。
【0021】ステップS1においては、テンキー63か
らの操作に基づいて、「グループ」、「記録紙カセット
番号」、「記録紙サイズ」、「代替グループ」、「備
考」の各項目の値が入力されるのが待たれる。
【0022】ステップS2においては、前記ステップS
1において入力された値に基づいて、グループテーブル
31が作成されて、RAM30に記憶される。次に、複
写機能付きファクシミリ装置1におけるコピー時の動作
について、図5に示すフローチャートを用いて説明す
る。
【0023】さて、原稿が読取部40の複数原稿自動読
取部(ADF)に載置され、原稿サイズキー65の操作
に基づいて、原稿サイズが設定され、記録紙サイズキー
66の操作に基づいて、記録紙カセットが属するグルー
プが選択されると、ステップS11においては、原稿サ
イズキー65及び記録紙サイズキー66の操作に基づい
て、設定された原稿サイズと、選択されたグループ及び
そのグループの記録紙サイズがLCD76に表示され
る。また、選択されたグループに属する記録紙カセット
に対応するLEDが緑色の速い周期で点滅される。すな
わち、選択されたグループに属している旨を示すため
に、記録紙カセットに対応するLEDを緑色の速い周期
で点滅させるのである。具体的には、図3に示すグルー
プテーブル31のように、グループ化されている場合に
おいて、グループ「A」が選択された場合には、グルー
プ及び記録紙サイズとして「A:A4」がLCD76に
表示されるとともに、第1LED71及び第2LED7
2が緑色の速い周期で点滅される。
【0024】ステップS12においては、前記ステップ
S11において選択されたグループのうち最も上段に位
置する記録紙カセットの記録紙が選択されて、その選択
された記録紙を収容する記録紙カセットに対応するLE
Dが緑色で点灯される。すなわち、記録紙カセットが選
択されている旨を示すために、記録紙カセットに対応す
るLEDを緑色で点灯させるのである。具体的には、グ
ループ「A」が選択された場合には、最も上段に位置す
る第1記録紙カセット51の記録紙が選択されて、その
第1記録紙カセット51に対応する第1LED71が緑
色で点灯される。
【0025】ステップS13において、スタートキー6
4が操作されると、ステップS14においては、原稿上
の画像が読取部40で読み取られて、その読み取られた
原稿の画データが記録部50で記録紙にコピーされる。
【0026】ステップS15においては、すべてのコピ
ーが終了したか否かが判断される。具体的には、原稿有
無センサ41からの検出信号及び記録部50での記録動
作に基づいて、すべてのコピーが終了したか否かが判断
される。そして、すべてのコピーが終了した場合は、こ
の処理を終了する。一方、すべてのコピーが終了してい
ない場合は、ステップS16に移行する。
【0027】ステップS16においては、現在選択して
いる記録紙カセットにおける記録紙の有無が判断され
る。記録紙が有る場合は、前記ステップS14に戻って
コピーが続けられる。一方、記録紙が無い場合は、ステ
ップS17に移行する。
【0028】ステップS17においては、同一のグルー
プ内にコピー中の記録紙サイズと同一の記録紙サイズを
収容する記録紙カセットが有るか否かが判断される。こ
こで、敢えて同一のグループ内にコピー中の記録紙サイ
ズと同一の記録紙サイズを収容する記録紙カセットが有
るかを判断しているのは、同一のグループ内であって
も、異なる記録紙サイズが設定されている場合をも考慮
しているためのである。そして、同一のグループ内にコ
ピー中の記録紙サイズと同一の記録紙サイズを収容する
記録紙カセットが有る場合は、ステップS18に移行す
る。一方、同一のグループ内にコピー中の記録紙サイズ
と同一の記録紙サイズを収容する記録紙カセットがない
場合は、ステップS19に移行する。
【0029】ステップS18においては、同一のグルー
プ内にコピー中の記録紙サイズと同一の記録紙サイズを
収容する記録紙カセットのうち、最も上段に位置する記
録紙カセットの記録紙が選択されて、その選択された記
録紙を収容する記録紙カセットに対応するLEDが緑色
で点灯される。具体的には、第2記録紙カセット52の
記録紙が選択された場合には、第2記録紙カセット52
に対応する第2LED72が緑色で点灯される。また、
記録紙が無くなった記録紙カセットに記録紙を補充させ
るために、記録紙が無くなった記録紙カセットに対応す
るLEDが速い周期の赤色で点滅されるとともに、記録
紙カセットに記録紙を補充させるためのメッセージがL
CD76に表示される。具体的には、第1記録紙カセッ
ト51に収容している記録紙が無くなった場合には、第
1記録紙カセット51に対応する第1LED71が速い
周期の赤色で点滅されるとともに、例えば「第1記録紙
カセット51に記録紙を補充して下さい。」とのメッセ
ージがLCD76に表示される。そして、前記ステップ
S14に戻って、読取部40で読み取られた原稿の画デ
ータが記録部50で記録紙にコピーされる。
【0030】ステップS19においては、グループテー
ブル31に基づいて、代替グループが有るか否かが判断
される。代替グループが有る場合は、ステップS20に
移行する。一方、代替グループがない場合は、この処理
を終了する。
【0031】ステップS20においては、代替グループ
内にコピー中の記録紙サイズと同一の記録紙サイズを収
容する記録紙カセットが有るか否かが判断される。代替
グループ内にコピー中の記録紙サイズと同一の記録紙サ
イズを収容する記録紙カセットが有る場合は、ステップ
S21に移行する。一方、代替グループ内にコピー中の
記録紙サイズと同一の記録紙サイズを収容する記録紙カ
セットがない場合は、この処理を終了する。
【0032】ステップS21においては、代替グループ
及びそのグループの記録紙サイズがLCD76に表示さ
れる。また、代替グループに属する記録紙カセットに対
応するLEDが、遅い周期の緑色で点滅される。すなわ
ち、代替グループに属している旨を示すために、記録紙
カセットに対応するLEDを遅い周期の緑色で点滅させ
るのである。具体的には、図3に示すグループテーブル
31のように、グループ化されている場合は、代替グル
ープ及び記録紙サイズとして「B:A4」がLCD76
に表示されるとともに、第1LED71及び第2LED
72が遅い周期の緑色で点滅される。
【0033】さらに、代替グループに属する記録紙カセ
ットのうち、最も上段に位置する記録紙カセットの記録
紙が選択されて、その選択された記録紙を収容する記録
紙カセットに対応するLEDが緑色で点灯される。具体
的には、代替グループ「B」において最も上段に位置す
る第3記録紙カセット53に収容されている記録紙が選
択されて、その第3記録紙カセット53に対応する第3
LED73が緑色で点灯される。
【0034】併せて、使用者によって元々選択されてい
たグループに属する記録紙カセットに対応するLED
が、記録紙が無くなった旨を示すために、速い周期の赤
色で点滅される。そして、前記ステップS14に戻っ
て、読取部40で読み取られた原稿の画データが記録部
50で記録紙にコピーされる。
【0035】なお、コピー動作に伴って、代替グループ
に属する記録紙カセットに収容されている記録紙が無く
なった場合は、その記録紙カセットに対応するLEDが
遅い周期の赤色で点滅されるとともに、記録紙カセット
に記録紙を補充させるためのメッセージがLCD76に
表示される。また、選択されていないグループの記録紙
カセットに収容されている記録紙が無くなっている場合
は、その記録紙カセットに対応するLEDが、赤色で点
灯されるとともに、記録紙カセットに記録紙を補充させ
るためのメッセージがLCD76に表示される。
【0036】以上、詳述したように本実施形態によれ
ば、次のような作用、効果を得ることができる。 (1)グループテーブル31は、記録紙カセットをグル
ープ化した内容を記憶している。そして、コピー時にお
いては、そのグループに基づいて、記録紙の選択が行わ
れる。このため、例えばグループに属する記録紙カセッ
トが、第1及び第2記録紙カセット51,52であっ
て、その第1及び第2記録紙カセット51,52に同一
サイズの記録紙が収容されている場合において、第1記
録紙カセット51の記録紙が無くなった場合であって
も、第2記録紙カセット52の記録紙が自動的に選択さ
れて、コピー動作が続行される。すなわち、第1記録紙
カセット51の記録紙が無くなった場合であっても、コ
ピー動作が中止されることはない。その結果、第2記録
紙カセット52の記録紙を再度選択してからスタートキ
ー64を操作してコピー動作を再開させる必要はない。
従って、利便性に優れた複写機能付きファクシミリ装置
1を提供することができる。
【0037】(2)選択したグループに属する記録紙カ
セットの記録紙が無くなった場合は、グループテーブル
31に基づいて、代替グループが有るか否かが判断され
る。そして、代替グループが有る場合は、代替グループ
に属する記録紙カセットにコピー中の記録紙サイズと同
一の記録紙サイズが有るか否かが判断される。そして、
同一の記録紙サイズが有る場合は、その記録紙が選択さ
れてコピー動作が続行される。従って、グループテーブ
ル31において、代替グループを設定することにより、
選択したグループに属する記録紙カセットの記録紙が無
くなった場合であっても、記録紙を補充することなく、
コピー動作を続行させることができる。
【0038】(3)使用者が選択したグループに属する
記録紙カセットの記録紙が無くなった場合は、その記録
紙カセットに対応するLEDが、記録紙が無くなった旨
を示すために速い周期の赤色で点滅表示される。このた
め、使用者は、この赤色の点滅表示に基づいて、選択し
たグループに属する記録紙カセットの記録紙にコピーし
たい場合は、コピーを中止して記録紙を補充すれば良い
ことが分かる。従って、この表示に基づいて、選択した
グループの記録紙カセットに記録紙を補充することがで
きる。
【0039】(4)選択したグループ又は代替グループ
に拘わらず、常に現在選択されている記録紙カセットに
対応するLEDを緑色で点灯表示している。このため、
最初に選択された記録紙カセットの記録紙が無くなっ
て、選択したグループ内の他の記録紙カセットの記録紙
に変更されたり、代替グループに属する記録紙カセット
の記録紙に変更されたりした場合であっても、常に選択
されている記録紙カセットのLEDが緑色で点灯表示さ
れる。従って、使用者は、常に選択されている記録紙カ
セットを認識することができる。
【0040】(5)図3に示すグループテーブル31の
ように、グループ「A」をA4の新しい記録紙、グルー
プ「B」をA4の裏紙とし、グループ「B」の代替とし
て、グループ「A」を設定しておけば、裏紙が無くなっ
た場合であっても、新しい同一の記録紙にコピーが行わ
れることとなる。一方、グループ「A」の代替を
「−」、つまり「なし」に設定しておけば、新しい記録
紙が無くなった場合であっても、裏紙にコピーされるこ
とはない。従って、使い勝手に応じて、代替の設定がで
きる。換言すれば、グループ単位で代替の方向性を設定
することができる。
【0041】なお、前記実施形態は、次のように変更し
て具体化することも可能である。 ・第1記録紙カセット51に「A4縦」の記録紙を、第
2記録紙カセット52に「A4横」の記録紙を、第3記
録紙カセット53に「A4縦」の記録紙をそれぞれ収容
した場合であって、それらの記録紙カセットをグループ
テーブル31でグループ「A」として設定した場合にお
いて、原稿が読取部40の複数原稿自動読取部(AD
F)に対して「A4縦」に載置されて、スタートキー6
4が操作された場合は、以下のように記録紙が選択され
る構成にしても良い。すなわち、まず第1記録紙カセッ
ト51の「A4縦」の記録紙が選択され、その第1記録
紙カセット51の「A4縦」の記録紙が無くなった場合
は、第3記録紙カセット53の「A4縦」の記録紙を選
択する構成にしても良い。つまり、読取部40で読み取
った画データを回転しないで記録紙に記録できる記録紙
カセットの記録紙を優先的に選択する構成にしても良
い。換言すれば、原稿の方向と同一方向に記録紙が収容
されている記録紙カセットの記録紙を選択する構成にし
ても良い。このように構成すれば、画データを回転する
必要がないため、読み取った画データを素早く記録紙に
記録することができる。
【0042】・操作部60からの操作に基づいて、図3
に示すグループテーブル31をLCD76に表示させる
構成にしても良い。 ・図3に示すグループテーブル31は、少なくとも「グ
ループ」、「記録紙カセット番号」、「代替グループ」
から構成される項目であっても良い。
【0043】・図5に示すステップS11においては、
異なる記録紙サイズを同一のグループにすることも考え
られるため、選択されたグループに属する記録紙カセッ
トにおいて最も上段に位置する記録紙カセットに収容さ
れている記録紙サイズをLCD76に表示する構成にし
ても良い。
【0044】・前記実施形態を原稿サイズと設定倍率と
に基づいて、記録紙サイズを自動的に選択する自動モー
ド機能を有する画像記録装置に適用しても良い。 ・前記実施形態では、選択したグループに属する記録紙
カセットの記録紙が無くなった場合は、代替グループを
設定する構成であったが、これに代えて、代替の記録紙
カセットを設定する構成にしても良い。
【0045】・前記実施形態におけるグループ化におい
ては、記録紙サイズに基づいて、グループ化したが、こ
れに代えて、記録紙サイズの系列でグループ化しても良
い。具体的には、JIS規格のA列とB列とであり、よ
り具体的には、例えば「A4」及び「A3」の記録紙を
グループ「A」と、「B5」及び「B4」の記録紙をグ
ループ「B」とする構成である。そして、例えば原稿サ
イズが「A4」の場合であって、同一サイズの「A4」
の記録紙が無くなった場合には、「A3」の記録紙に合
成コピーする構成にしても良い。
【0046】・加えて、異なる記録紙サイズをグループ
化しても良い。具体的には、「B5」及び「A4」の記
録紙をグループ「A」と、「B4」及び「A3」の記録
紙をグループ「B」とする構成である。
【0047】・さらに、図6に示すように、通常の記録
紙に加えて、色紙、OHP、厚紙等の記録紙を記録紙カ
セットに収容する場合には、これらの記録紙に基づい
て、グループ化する構成にしても良い。
【0048】・前記実施形態では、使用者が選択したグ
ループ、代替グループ及びそれらの記録紙がない状態を
LEDの色(赤色、緑色)と点滅周期(速い周期、遅い
周期)とに基づいて表示する構成であったが、第1LE
D71〜第5LED75は3色LED(赤色、緑色、黄
色)で構成しているため、使用者が選択したグループ、
代替グループ及びそれらの記録紙がない状態を3色LE
Dの色(赤色、緑色、黄色)と点滅とに基づいて表示す
る構成にしても良い。
【0049】・前記実施形態では、コピー時を示した
が、ファクシミリ装置におけるFAX受信画データの記
録時にも適用しても良い。 ・加えて、前記実施形態を、プリンタに適用しても良
い。
【0050】さらに、上記実施形態より把握される請求
項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と共
に記載する。 〔1〕グループ化した記録紙カセットを記憶する記憶手
段と、記録時には記憶手段に記憶されているグループに
属する記録紙を選択する制御手とを備えた画像記録装
置。このように構成すれば、利便性に優れた画像記録装
置を提供することができる。
【0051】〔2〕前記〔1〕に記載の画像記録装置に
おいて、制御手段は、選択されたグループ内の一の記録
紙カセットの記録紙が無くなった場合は、記憶手段に基
づいて、同一グループの他の記録紙カセットの記録紙を
選択する画像記録装置。このように構成すれば、利便性
に優れた画像記録装置を提供することができる。
【0052】〔3〕前記〔1〕または〔2〕に記載の画
像記録装置において、制御手段は、選択されたグループ
内の全記録紙カセットの記録紙が無くなった場合は、記
憶手段に基づいて、代替グループに属する記録紙カセッ
トの記録紙を選択する画像記録装置。このように構成す
れば、利便性に優れた画像記録装置を提供することがで
きる。
【0053】〔4〕前記〔3〕に記載の画像記録装置に
おいて、記録紙が無くなった旨を示す表示手段を備え、
制御手段は、選択されたグループ内の全記録紙カセット
の記録紙が無くなった場合は、その旨を表示手段に表示
する画像記録装置。このように構成すれば、利便性に優
れた画像記録装置を提供することができる。
【0054】〔5〕請求項1〜請求項3、前記〔1〕〜
〔3〕のいずれか1項に記載の画像記録装置において、
原稿を読み取る読取手段を備え、制御手段は、選択され
たグループに属する記録紙カセットにおいて、読取手段
に載置された原稿の方向と同一方向に収容している記録
紙を優先的に選択する画像記録装置。このように構成す
れば、原稿の方向と同一方向の記録紙が選択されるた
め、読み取った画データを素早く記録紙に記録すること
ができる。
【0055】〔6〕請求項1〜請求項3、前記〔1〕〜
〔3〕のいずれか1項に記載の画像記録装置において、
原稿上の画データを読み取る読取手段を備え、制御手段
は、選択されたグループに属する記録紙カセットにおい
て、読取手段で読み取った画データを回転しないで記録
できる記録紙を優先的に選択する画像記録装置。このよ
うに構成すれば、画データを回転する必要がないため、
読み取った画データを素早く記録紙に記録することがで
きる。
【0056】〔7〕請求項4または前記〔4〕に記載の
画像記録装置において、制御手段は、選択されたグルー
プに属する記録紙カセットの記録紙が無くなった場合で
あって、代替グループに属する記録紙カセットの記録紙
が選択された場合は、その旨を表示手段に表示する画像
記録装置。このように構成すれば、選択したグループの
記録紙が無くなって、代替グループに移行したことが分
かる。従って、この表示に基づいて、選択したグループ
の記録紙カセットに記録紙を補充することができる。
【0057】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1〜請求項4の
いずれか1項に記載の発明によれば、利便性に優れた画
像記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機能付きファクシミリ装置の構成を示すブ
ロック図。
【図2】操作部及び表示部を示す説明図。
【図3】グループテーブルを示す説明図。
【図4】記録紙カセットをグループ化するときの動作を
示すフローチャート。
【図5】コピー時の動作を示すフローチャート。
【図6】別の実施形態におけるグループテーブルを示す
説明図。
【符号の説明】
1…画像記録装置としての複写機能付きファクシミリ装
置、10…制御手段を構成するMPU、20…制御手段
を構成するROM、30…記憶手段及び制御手段を構成
するRAM、70…表示手段としての表示部。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AQ06 AS02 HK06 HN17 2H027 DA45 DC18 DC19 DC20 DE07 ED17 EE06 FD08 GA23 GB03 GB04 ZA07 3F343 FA02 FB01 HA37 HB03 KB03 KB12 KB20 LC19 MA23 MA26 MC21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙カセットをグループ化するととも
    に、記録時にはグループに属する記録紙を選択する制御
    手段を備えた画像記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像記録装置におい
    て、制御手段は、選択されたグループ内の一の記録紙カ
    セットの記録紙が無くなった場合は、同一グループの他
    の記録紙カセットの記録紙を選択する画像記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の画像記
    録装置において、制御手段は、選択されたグループ内の
    全記録紙カセットの記録紙が無くなった場合は、代替グ
    ループに属する記録紙カセットの記録紙を選択する画像
    記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の画像記
    録装置において、記録紙が無くなった旨を示す表示手段
    を備え、制御手段は、選択されたグループ内の全記録紙
    カセットの記録紙が無くなった場合は、その旨を表示手
    段に表示する画像記録装置。
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