JP2002085153A - 棒状化粧料繰り出し容器 - Google Patents

棒状化粧料繰り出し容器

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JP2002085153A
JP2002085153A JP2000275049A JP2000275049A JP2002085153A JP 2002085153 A JP2002085153 A JP 2002085153A JP 2000275049 A JP2000275049 A JP 2000275049A JP 2000275049 A JP2000275049 A JP 2000275049A JP 2002085153 A JP2002085153 A JP 2002085153A
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shaped cosmetic
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JP2000275049A
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Osamu Hosogai
治 細貝
Hiroyoshi Kasahara
弘喜 笠原
Yukitomo Yuzuhara
幸知 柚原
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Shiseido Co Ltd
Yoshida Industry Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Yoshida Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オジーブ61を棒状化粧料レフィル体41か
ら外す際に棒状化粧料59を破損せずに外すことができ
る棒状化粧料繰り出し容器11を提供する。 【解決手段】 螺旋溝23を内周面に有する筒状の容器
本体21内側に、筒軸方向に案内スリット33を有する
案内筒31を回転自在に設け、案内筒内側に、レフィル
体41を保持する保持筒71を筒軸方向の上下に移動自
在に設けるとともに、保持筒外周面の凸部73を、案内
スリットを貫通して螺旋溝に係合させて、容器本体と案
内筒とを相対回転させることで保持筒を上下移動させ
る。レフィル体は、保持筒に着脱可能に嵌合される中皿
43と、中皿とこれに嵌合されたオジーブとで画成され
た空間に溶融充填される棒状化粧料とからなる。オジー
ブには、保持筒の下降に伴い容器本体と係合し、オジー
ブを棒状化粧料から外す係止部65が備えられ、中皿と
オジーブとの間には、両者の上下相対移動を許容しつつ
相対回転を阻止する回転阻止手段54、64が設けられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棒状化粧料を常時
は収納し、その使用時に容器の一部を回転することによ
り突出させるようにした棒状化粧料繰り出し容器であっ
て、特に棒状化粧料を同容器に着脱交換可能なレフィル
タイプの棒状化粧料繰り出し容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、口紅等の棒状化粧料を繰り出
し繰り入れ自在に収納する棒状化粧料繰り出し容器が使
用されている。これは、棒状化粧料の基部を保持筒で保
持し、該保持筒を案内筒内に筒軸方向へ摺動自在に嵌挿
するとともに、保持筒の外周面に形成された凸部を、案
内筒に形成した筒軸方向に延びる案内スリットに貫通し
てあり、また、前記案内筒の外側に相対回転自在に筒状
の容器本体が嵌合され、該容器本体の内周面に形成した
螺旋溝に前記凸部の先端部を係合して構成されている。
そして、案内筒と容器本体とを相対回転させることによ
り、凸部が前記螺旋溝に沿って移動しつつ前記案内筒内
を上下に摺動して、前記棒状化粧料が容器本体から出没
されるようになっている。
【0003】一方、資源リサイクルなどの観点から、前
記棒状化粧料をその繰り出し容器に着脱可能なレフィル
タイプにすることで、消耗した棒状化粧料のみを廃棄し
て繰り出し容器はそのまま繰り返し使用できる棒状化粧
料繰り出し容器も提案されている。これは、上記構成の
中で、保持筒に直に棒状化粧料を固定することに代え
て、保持筒に着脱自在に嵌合する中皿内に棒状化粧料を
固定し、この中皿と保持筒との着脱によって棒状化粧料
のみを廃棄可能としたものである。
【0004】このレフィルタイプの棒状化粧料(以下、
棒状化粧料レフィル体と記す。)の多くは、大規模な成
形用金型を用いずに済んで棒状化粧料の形状変更を容易
にできる溶融直充填方法によって製造される。この方法
は、前記中皿とその上部に液密に嵌合されたオジーブと
で画成される空間内に、中皿の下端開口から溶融した化
粧料を直に充填し固化させて、中皿とこれに固着した棒
状化粧料とからなる棒状化粧料レフィル体を製造するも
のである。
【0005】通常、この棒状化粧料レフィル体は、成形
型であるオジーブが外周に付着した状態で販売されてい
て、購入者は、このオジーブ付の棒状化粧料レフィル体
を繰り出し容器に取り付けた後で、該オジーブを棒状化
粧料レフィル体外周から外して使用する。
【0006】ところが、オジーブと棒状化粧料とは密着
していて外しにくく、一方の手でオジーブをつまんで、
他方の手で容器をつかんで外す際に棒状化粧料の表面の
一部を欠損させてしまう虞がある。
【0007】そこで、オジーブをつままずに外せるよう
にオジーブを改良したものとして、図6に示すような棒
状化粧料繰り出し容器101がある(実開平3−103
020号参照)。
【0008】この棒状化粧料繰り出し容器101は、筒
軸方向の保持筒103の上昇限にて、同保持筒103に
棒状化粧料レフィル体(棒状化粧料105aと中皿10
5bとからなる。)105を着脱するようになってい
て、同棒状化粧料レフィル体105に付着したオジーブ
107は、前記上昇限にて、容器本体109の上端10
9aと係合する係合片107aを備えている。そして、
案内筒111と容器本体109とを相対回転させて、こ
の上昇限から保持筒103を下降して容器内に繰り入れ
る過程で、棒状化粧料レフィル体105も下降するた
め、前記係合片107aを介してオジーブ107には容
器本体上端109aから上方方向の力が付与されて、該
オジーブ107が棒状化粧料105aから上方に外され
るようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このオ
ジーブ107は保持筒103を下降することで外れるの
で、この外れる時には容器本体109と案内筒111と
は相対回転をしていて、またこの案内筒111と保持筒
103とは、案内スリット111aと凸部103aの係
合により相対回転を規制されている。よって、この外れ
る時には、容器本体109と保持筒103とは相対回転
をしていて、必然、保持筒103に嵌合された棒状化粧
料レフィル体105、およびこれに密着するオジーブ1
07も容器本体109と相対回転をしている。したが
い、容器本体上端109aに当接するオジーブ107の
前記係止部107aには相対回転に伴う摺動摩擦力が生
じていて、この摩擦力はオジーブ107と密着した棒状
化粧料105aに筒軸中心の回転力として伝達されて、
前記密着力が大きい場合には棒状化粧料105aはねじ
られてしまう虞がある。特に、オジーブの内形状たる棒
状化粧料外形状が、上端を斜断した円筒体のように筒軸
中心に非対称形状である場合には、オジーブと棒状化粧
料の境界面たる密着部で滑れずに前記回転力が棒状化粧
料に専ら作用してしまう。
【0010】本発明はかかる従来の課題に鑑みて成され
たもので、オジーブを棒状化粧料から外す際に容器本体
とオジーブの係止部との間に生じる摩擦力を棒状化粧料
に伝達しないようにして、棒状化粧料をねじることなく
オジーブを容易に取り外すことができる棒状化粧料繰り
出し容器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1に示す発明は、螺旋溝を内周面に有する筒
状の容器本体内側に、筒軸方向に案内スリットを有する
案内筒を回転自在に設け、該案内筒内側に、棒状化粧料
レフィル体を保持する保持筒を筒軸方向に移動自在に設
けるとともに、該保持筒外周面に形成された凸部を、該
案内筒の該案内スリットを貫通して該容器本体の該螺旋
溝に係合させて、該容器本体と該案内筒とを相対回転さ
せることにより該保持筒を該案内スリットに案内させて
筒軸方向に上下移動させる棒状化粧料繰り出し容器にお
いて、前記棒状化粧料レフィル体は、前記保持筒内側に
着脱可能に嵌合される中皿と、該中皿とこれに取り外し
可能に嵌合されたオジーブとで画成された空間内に溶融
状態で充填される棒状化粧料とからなり、前記オジーブ
には、保持筒の下降に伴って容器本体と係合して、オジ
ーブ自身を棒状化粧料レフィル体から上方に外す係止部
が備えられるとともに、中皿とオジーブとの間には、両
者の上下相対移動を許容しつつ相対回転を阻止する回転
阻止手段が設けられていることを特徴とする。
【0012】上記発明によれば、保持筒に取り付けられ
た棒状化粧料レフィル体が、容器本体と保持筒とが相対
回転して下降する際に、棒状化粧料レフィル体に付着し
たオジーブの係止部と容器本体とが係合してオジーブに
上方方向の力が付与されて、該オジーブは棒状化粧料か
ら上方へ外される。この時、容器本体と係合する前記係
止部には、両者間の相対回転に伴う摺動摩擦力が生じて
いるが、この摩擦力は、オジーブを介して、オジーブと
中皿との間に設けられた回転阻止手段によって中皿に伝
達され、該摩擦力に中皿が抵抗する。したがい、この摩
擦力がオジーブを介して棒状化粧料に伝達されることを
防止できて、棒状化粧料はねじられることなくオジーブ
を外すことができる。
【0013】請求項2に示す発明は、請求項1に記載の
棒状化粧料繰り出し容器において、前記中皿とオジーブ
とは、前記相対回転方向に係合するスプライン嵌合をし
ていて、該嵌合部が前記回転阻止手段を兼ねることを特
徴とする。上記発明によれば、中皿とオジーブとの嵌合
部が、回転阻止手段を兼ねるので、回転阻止手段を別途
設ける必要なく構成部品を削減できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。図1〜図5は本発明の一
実施形態としての棒状口紅繰り出し容器を示し、図1
は、付け替え位置にて新品の棒状口紅レフィル体を取り
付けた状態を示す同容器の縦断面図、図2は、一部要部
を破断して示す同容器の分解斜視図、図3は、新品の棒
状口紅レフィル体を同容器に取り付ける直前の状態を示
す同容器の縦断面図、図4は、棒状口紅レフィル体から
オジーブを外した状態を示す同容器の縦断面図、図5
は、棒状口紅レフィル体を上昇限に上昇させた状態を示
す同容器の縦断面図である。
【0015】図1に示すように、本実施形態の棒状口紅
繰り出し容器11は基本的には、螺旋溝23を内周面に
有する筒状の容器本体21内側に、筒軸C方向に案内ス
リット33を有する案内筒31を回転自在に設け、該案
内筒31内側に、棒状口紅レフィル体41を保持する保
持筒71を筒軸C方向に移動自在に設けるとともに、該
保持筒71外周面に形成された凸部73を、該案内筒3
1の該案内スリット33を貫通して該容器本体21の該
螺旋溝23に係合させて、該容器本体21と該案内筒3
1とを相対回転させることにより該保持筒71を該案内
スリット33に案内させて筒軸C方向に上下移動させる
ようになっている。前記棒状口紅レフィル体41は、前
記保持筒71内側に着脱可能に嵌合される中皿43と、
該中皿43とこれに取り外し可能に嵌合されたオジーブ
61とで画成された空間内に溶融状態で充填される棒状
口紅59とからなる。そして、前記オジーブ61には、
保持筒の下降に伴って容器本体21と係合して、オジー
ブ61自身を棒状口紅レフィル体41から上方に外す係
止部65が備えられるとともに、中皿43とオジーブ6
1との間には、両者の上下相対移動を許容しつつ相対回
転を阻止する回転阻止手段54、64が設けられてい
る。
【0016】図1および図2に示すように、本実施形態
は、棒状口紅59を差し替え交換可能な棒状口紅繰り出
し容器11であり、差し替え用棒状口紅である棒状口紅
レフィル体(以下、レフィル体と記す。)41と、その
下部を着脱可能に保持する保持筒71と、該保持筒71
を筒軸C方向に摺動自在に嵌挿する案内筒31と、該案
内筒31の外側に相対回転自在に嵌合されてその内周に
螺旋溝23が形成される筒状の容器本体21とを備えて
いる。
【0017】保持筒71は所定長さの円筒体であり、そ
の外周下部には前記螺旋溝23に係合するための円柱凸
部73が周方向にふたつ突設されるとともに、その内周
の中間部に一対の矩形凸部75が互いに対向して突設さ
れている。そして、この保持筒71の内周には、前記レ
フィル体(詳細には後述する。)41の中皿43の下部
外周が嵌合され、その際、下部外周面の略L字状凹部4
7と前記矩形凸部75とが係合して筒軸C方向の抜止め
として機能する。
【0018】案内筒31は、前記保持筒71および前記
レフィル体41を収納するに十分な長さの円筒体であ
り、該案内筒31の側壁には筒軸C方向に延びる一対の
案内スリット33が対向して形成され、これら案内スリ
ット33には、それぞれ前記保持筒71外周の一対の円
柱凸部73が貫通して外方に突出している。この案内ス
リット33は、案内筒31の下端近傍から上端近傍まで
直線状に形成され、該保持筒71はこの円柱凸部73お
よび案内スリット33による案内に従って、案内筒31
との相対回転を規制されつつ、案内筒31の下端から上
端まで移動可能となっている。
【0019】前記案内スリット33の上・下終端部に
は、図2に示すように周方向に鉤状となって切れ込む折
曲スリット33a、33bが形成され、これら折曲スリ
ット33a、33bは、前記螺旋溝23の螺旋方向に沿
って互いに逆方向に形成される。つまり、保持筒71の
上昇限である、レフィル体41を最も突出させた時に円
柱凸部73が上方の折曲スリット33aに入り込む一
方、保持筒71の下降限である、レフィル体41を収納
した時に下方の折曲スリット33bに円柱凸部73が入
り込むようになっている。
【0020】案内筒31の上端部外周には、筒径方向外
方に突出した環状凸部35が形成され、この環状凸部3
5は、後述する容器本体21の上端内周の環状凹部25
と係合するようになっている。前記環状凸部35には、
これの縮径を許容する割り37が形成され、この割り3
7は、前記一対の案内スリット33の一方を上方に延長
して形成される。この割り37は、保持筒71、案内筒
31、容器本体21の組み付けを容易にするためのもの
であり、前記保持筒71を案内筒31内に嵌挿する際
の、円柱凸部73の案内スリット33への挿入を容易に
し、また縮径によって案内筒31の容器本体21への嵌
挿を容易にするものである。
【0021】案内筒31の下端部31bには底部筒81
が取付けられる。この底部筒81は、その下端部で連結
される同心円状の短い内筒83と長い外筒85とを備
え、連結部84には内筒83外周に隣接して環状溝84
aが形成されている。この環状溝84aに前記案内筒3
1の下端部31bが嵌着される。そして、これに加え、
底部筒81と案内筒31の両者は、内筒83の外周と案
内筒31の内周との間に形成された係合部31c、83
cによって上下方向に抜止めされていて、底部筒81内
に挿入された状態にて案内筒31はこの底部筒81と一
体化されている。
【0022】外筒85の上端部外周には、後述する容器
本体21の上端部から被せられるキャップ(図示なし)
の下端部を着脱自在に嵌着する小径部81aが形成され
るとともに、小径部81aとキャップとの間には抜け止
め用の係合部81bが設けられる。
【0023】図1に示すように、底部筒81の外筒85
と案内筒31との間には環状の隙間δが設けられてい
て、この隙間δに前記容器本体21の下端部21bが嵌
挿され、この容器本体21は、前記底部筒81およびこ
れと一体化された案内筒31に相対回転可能に支持され
る。一方、容器本体21の上部21aには、前記案内筒
31の上端を覆って、該案内筒31の内径と略同径の開
口径となる小径部27が形成されるとともに、この小径
部27の直下部分に前記環状凹部25が形成され、この
環状凹部25に前記案内筒31の環状凸部35が嵌合さ
れて抜止めされる。すなわち、容器本体21は、下端部
21bが前述した案内筒31と外筒83との間の環状の
隙間δに挿入され、かつ上部21aは前記環状凸部35
に係合されていて、案内筒31の外周に相対回転は可
能、かつ上下の相対移動は阻止されて組み付けられてい
る。
【0024】図1および図2に示すように、容器本体2
1の内周には、前記環状凹部25から前記下端部21b
に亘って螺旋溝23が形成され、この螺旋溝23の筒軸
C方向の形成範囲内に対応して前記案内スリット33が
位置するようになっている。この螺旋溝23には、前記
案内スリット33を通って外方に突出する、保持筒71
の円柱凸部73の先端部が係合されていて、前記容器本
体21と案内筒31とが筒軸中心の相対回転をすると、
前記案内スリット33の形成範囲に亘って円柱凸部73
が上下に移動し、これに伴って保持筒71も上下に移動
するようになっている。
【0025】尚、この保持筒71の上下移動量を調整し
やすくする目的で、前記相対回転に適度な回転トルクを
要するように、前記案内筒31と容器本体21との間に
は環状ゴム39が介装されていて、相対回転時に摺動抵
抗を生じるようになっている。この環状ゴム39は、案
内筒31の下端部31b外周に形成された環状溝31d
に嵌められていて、下端部31b外周面から若干外方に
突出した環状ゴム39の外周面は容器本体21の内周に
当接している。
【0026】容器本体21の前記小径部27の上端面
は、上方に延長されて円筒部29が一体に形成されてい
る。図1に示すようにこの円筒部29は、その内周と上
昇限の保持筒71外周との間に隙間γをもつように形成
され、この環状の隙間γには後述するレフィル体41の
オジーブ61の下端61bが挿入される。
【0027】レフィル体41は、前記保持筒71の内周
に、下部51が着脱可能に嵌合される円筒状の中皿43
と、この中皿43とこの上部53に嵌合されたオジーブ
61とで画成された空間内に溶融状態で充填され固化成
形される棒状口紅59とから主に構成される。このレフ
ィル体41は、保持筒71の上昇限にて、使用済みのも
のから新品に付け替えられる。その際に、この棒状口紅
59が被っている成形型としてのオジーブ61は外され
廃棄されて、棒状口紅59は口紅として使用可能な状態
になる。
【0028】前記中皿43は、保持筒71の内周に着脱
可能に嵌合する下部円筒51と、この上端に一体に形成
されて、前記保持筒71から上方に突出する大径な上部
円筒53とからなる。そして、保持筒71に嵌合した際
には、上部・下部円筒53、51の境界の環状段部52
は保持筒71の上端面と当接していて、保持筒71に保
持されたレフィル体41の姿勢が安定化される。また、
上部円筒53の外径は保持筒71外径と同径であり、前
記嵌合状態にあってはこれらの外周面は互いに面一にな
っている。
【0029】下部円筒51の外周面には、図2に示すよ
うな一対の略L字状凹部47が前記保持筒71内周の矩
形凸部75に対応して刻設されていて、下部円筒51が
保持筒71内に嵌合した際に、前記矩形凸部75と係合
して両者は抜止め状態となる。この略L字状凹部47
は、下部円筒51の下縁から斜め上方に向かって刻設さ
れた筒軸方向凹部47aと、この筒軸方向凹部47a上
端から周方向に延長形成された周方向凹部47bとから
なる。そして、保持筒71内に下部円筒51を押し込ん
で嵌合する際に、保持筒71の前記矩形凸部75を前記
筒軸方向凹部47aに係合させてこれに沿わせて移動
し、押し込み終わったら保持筒71と下部円筒51とを
相対回転することで、矩形凸部75を前記周方向凹部4
7bに係合させて該周方向凹部終端まで移動して、保持
筒71と中皿43とは抜止め状態に嵌合される。
【0030】尚、前記周方向凹部47bには括れ部47
cが形成されているが、これは、前記終端まで達した矩
形凸部75が戻らないように係止するもので、前記嵌合
状態の保持筒71と中皿43との相対回転を阻止する回
り止めである。
【0031】上部円筒53の外周は、オジーブ61の内
周と嵌合するために、図2に示すように上から順に上嵌
合部53a、中嵌合部53b、下嵌合部53cと三つの
嵌合部が形成されていて、上および下嵌合部53a、5
3cは通常の平滑な円周面の嵌合部で、中嵌合部53b
が凸凹状のスプライン嵌合部である。
【0032】上嵌合部53aは、中・下嵌合部53b、
53cよりも小さい外径に形成されていてその境界は段
部となっている。中嵌合部53bには、その周方向に沿
って一定ピッチに、多数の筒軸C方向の係合リブ54が
刻設形成されていて、その係合リブ54の底部54aは
上嵌合部53aと面一に、頂部54cは下嵌合部53c
と面一に形成されている。
【0033】一方、この上部円筒53外周に嵌合するオ
ジーブ61の内周面にも、これら嵌合部53a、53
b、53cに対応して、上から順に、前記小嵌合部53
a外径と略同じ内径の平滑円周面からなる上嵌合部63
a、これと面一な頂部64aの縦リブ64が周方向に前
記ピッチで刻設形成されたスプライン嵌合部たる中嵌合
部63b、前記縦リブ64の底部64cと面一の平滑円
周面からなる下嵌合部63cがそれぞれ形成されてい
る。
【0034】そして、オジーブ61と上部円筒53とが
嵌合した状態にあっては、上嵌合部同士53a、63
a、下嵌合部同士53c、63cがそれぞれ、互いに液
密に嵌合するとともに、中嵌合部53b、63bは互い
の凸と凹とが噛み合って、係合リブ53と縦リブ54と
は相対回転方向に係合している。これによって、中皿4
3とオジーブ61とは互いの間を液密に維持しながら、
互いの相対回転を阻止しつつ筒軸C方向に上下相対移動
可能となっている。
【0035】図1および図2に示すように、オジーブ6
1の外周下部には、周方向に沿って環状鍔部65が形成
されている。この環状鍔部65は、上昇限の保持筒71
に中皿43が嵌合した状態で、容器本体21の円筒部2
9の上端面21cと当接するようになっている。また、
オジーブ61の下端61bは前記環状鍔部65よりも更
に下方に延在していて、該下端61bは、前記嵌合状態
にて、前記円筒部29と保持筒71との間の環状の隙間
γに挿入されるようになっている。
【0036】図1に示すように、これらオジーブ61と
中皿43とが嵌合して画成する内部空間には、下部円筒
51の下端開口51aから溶融状態の棒状口紅59が、
オジーブの尖頭状部61aから下部円筒51の略半分ま
で充填されている。そして、これが冷却固化した際に
は、下部円筒51内周の上部に形成された棚部58に定
着されて中皿51から突出した棒状口紅59となる。
尚、前記下端開口51a内周には有蓋筒状の密閉キャッ
プ91が嵌着されていて、オジーブ61を外すまでの棒
状口紅59の酸化などの劣化を防止する。
【0037】このような構成の本実施形態の棒状口紅繰
り出し容器の作用を図1、図3および図4を用いて説明
する。先ず、図3に示すオジーブ61を被った新品のレ
フィル体41は次ぎのようにして製造される。オジーブ
61内周の縦リブ64と中皿43外周の係合リブ54と
を係合させながら、両者を筒軸C方向にスライドしてオ
ジーブ61内周に中皿43の上部円筒53を嵌合する。
そして、この中に、中皿43の下端開口51aから溶融
状態の棒状口紅59を充填する。この充填は、棒状口紅
59の自由液面59aが、棒状口紅59を定着する前記
棚部58を越えて、下部円筒51の略中間に達するまで
おこなう。そして、前記下端開口51aに密閉キャップ
91を嵌めて密閉し棒状口紅59を酸化などから保護し
つつ、冷風を当てて冷却固化させた後、所定の包装、梱
包を経て利用者に販売する。
【0038】利用者は、繰り出し容器の使用済みのレフ
ィル体を、購入した新品のレフィル体に付け替えて口紅
を使用するが、これは以下のようにしておこなわれる。
先ず、棒状口紅繰り出し容器11のキャップ(図示な
し)を外す。そして、容器本体21に対して底部筒81
を回転する。すると、案内筒31は容器本体21に対し
て回転されるが、案内スリット33に円柱凸部73が貫
通して回転方向に係合されているため、保持筒71も前
記案内筒31と一体に回転され、これと同時に円柱凸部
73の先端部はこれが係合する螺旋溝23に沿って相対
移動しつつ上方に持ち上げられる。その結果、保持筒7
1は案内筒31内を上方に摺動する。そして、円柱凸部
73が案内スリット33の上方終端部に到達しても底部
筒81を回転し続けて前記円柱凸部73を上方の折曲ス
リット33a内に入り込ませて保持筒71を上昇限に設
定し、これと嵌合した使用済みのレフィル体(図示な
し)を、これが容器本体21から最も突出する付け替え
位置に設定する。
【0039】次いで、使用済みのレフィル体と保持筒7
1とを相対回転して、図2に示す前記L字状凹部47の
周方向凹部47bと矩形凸部75の係合を外した後、保
持筒71から前記レフィル体を上方に引き抜いて外す。
そして、新品のレフィル体41を、そのL字状凹部47
の筒軸方向凹部47aを前記矩形凸部75に係合させつ
つ、中皿43の環状段部52が保持筒71上端面に当接
するまで保持筒71内に押し込んだ後、レフィル体41
と保持筒71とを相対回転して、前記周方向凹部47b
に矩形凸部75を係合させて、図1に示すように保持筒
71に新品のレフィル体41を抜け止め状態に取り付け
る。
【0040】尚、この押し込み時には、前記折曲スリッ
ト33aに円柱凸部73が入り込んでいて、保持筒71
の下降を阻止するため、容易に押し込むことができる。
また、この取り付け状態にあっては、オジーブ61外周
の環状鍔部65と容器本体21の円筒部29上端面21
cとは当接しているとともに、オジーブ61の下端61
bは前記円筒部29と保持筒71との間の隙間γに挿入
されている。
【0041】新品のレフィル体41に付け替えたら前記
底部筒81を逆方向に回転することにより、先ず円柱凸
部73が前記折曲スリット33aから案内スリット33
内に戻され、更に回転することにより円柱凸部73の先
端部が螺旋溝23によって下方に降下される。これに伴
ってレフィル体41は案内筒31内に降下され、この時
前記上端面21cと当接した環状鍔部65を介してオジ
ーブ61には上方方向に力が付与される。そして、更に
下降させることで、オジーブ61と棒状口紅59との密
着力よりも前記力が大きくなって、オジーブ61は棒状
口紅59および中皿43から上方へ外れる。この時、オ
ジーブ61は、その内周の前記係合リブ64と中皿43
の前記縦リブ54との係合によって上下相対移動可能に
案内されているので、中皿43に対して上方に滑らかに
移動する。
【0042】また、このレフィル体41の前記下降時に
は、容器本体21と案内筒31とは相対回転しているの
で、容器本体21と前記環状鍔部65とは相対回転して
いる。つまり、前記オジーブ61が棒状口紅59から外
れる際には、前記上端面21cと環状鍔部65との間に
は摺動摩擦力が生じていて、この摩擦力は前記環状鍔部
65を介して、筒軸中心の回転力としてオジーブ61に
作用する。しかし、この回転力は、オジーブ61の前記
係合リブ64と中皿43の縦リブ54との係合によって
中皿43に伝達されて、この中皿43にてこの回転力に
抵抗する。したがい、棒状口紅59に回転力が作用する
ことはなく、オジーブ61の取り外しに伴って棒状口紅
59がねじられることはない。
【0043】次いで、更に回転を続けることによりレフ
ィル体41は案内筒31内に降下されていき、図4に示
すように円柱凸部73が案内スリット33の下方終端部
に到達した時点で最下方位置となる。そして、円柱凸部
73は下方の折曲スリット33a内に入り込んで下降限
に達してレフィル体41が容器内に収納される。この
時、オジーブ61は、その下端61bが容器本体21の
上端開口21dに挿入されて、容器本体21上端面21
cに安定して保持されている。
【0044】そして、オジーブ61を前記上端開口21
dから外して、キャップ(図示なし)を底部筒81の小
径部81aに嵌着させて容器に被せ、一連のレフィル体
の付け替え作業が完了する。以降、このレフィル体41
が消耗するまで、図5に示すように適宜棒状口紅59を
容器から繰り出して使用する。
【0045】以上、本発明に係る一実施形態について説
明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で以下に示すような
変形が可能である。 (a)本実施形態においては、棒状化粧料として棒状の
口紅への適用例を示したが、これに限るものではなく、
これに代えて他の固形化粧料やまた固形糊(接着剤)な
どに適用してもよい。 (b)本実施形態においては、オジーブと中皿の間の回
転阻止手段をオジーブと中皿の嵌合部の一部分に形成し
たが、これに限るものではなく、嵌合部と別の部分に設
けてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に示す発
明によれば、摩擦力が棒状化粧料に伝達されることを防
止できて、棒状化粧料はねじられることなく容易にオジ
ーブを外すことができるので、使用者は安心して棒状化
粧料レフィル体を使用できて、繰り出し容器のリサイク
ル化が促進する。
【0047】請求項2に示す発明によれば、回転阻止手
段を別途設ける必要なく構成部品を削減できるので、製
造コストの削減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の棒状化粧料繰り出し容器の一実施形態
の、付け替え位置にて新品の棒状口紅レフィル体を取り
付けた状態を示す同容器の縦断面図である。
【図2】一部要部を破断して示す同容器の分解斜視図で
ある。
【図3】新品の棒状口紅レフィル体を取り付ける直前の
状態を示す同容器の縦断面図である。
【図4】棒状口紅レフィル体からオジーブを外した状態
を示す同容器の縦断面図である。
【図5】棒状口紅レフィル体を上昇限に上昇させた状態
を示す同容器の外観図である。
【図6】従来の棒状口紅レフィル体を備えた棒状化粧料
繰り出し容器の縦断面図である
【符号の説明】
11 棒状口紅繰り出し容器(棒状化粧料繰り出し容
器) 21 容器本体 23 螺旋溝 31 案内筒 33 案内スリット 41 棒状口紅レフィル体(棒状化粧料レフィル体) 43 中皿 59 棒状口紅(棒状化粧料) 61 オジーブ 65 環状鍔部、係止部 71 保持筒 73 円柱凸部、凸部 54 係合リブ、回転阻止手段 64 縦リブ、回転阻止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠原 弘喜 神奈川県鎌倉市岩瀬1−2−3 株式会社 資生堂鎌倉工場内 (72)発明者 柚原 幸知 東京都墨田区立花5丁目29番10号 吉田工 業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺旋溝を内周面に有する筒状の容器本体
    内側に、筒軸方向に案内スリットを有する案内筒を回転
    自在に設け、該案内筒内側に、棒状化粧料レフィル体を
    保持する保持筒を筒軸方向に移動自在に設けるととも
    に、該保持筒外周面に形成された凸部を、該案内筒の該
    案内スリットを貫通して該容器本体の該螺旋溝に係合さ
    せて、該容器本体と該案内筒とを相対回転させることに
    より該保持筒を該案内スリットに案内させて筒軸方向に
    上下移動させる棒状化粧料繰り出し容器において、 前記棒状化粧料レフィル体は、前記保持筒内側に着脱可
    能に嵌合される中皿と、該中皿とこれに取り外し可能に
    嵌合されたオジーブとで画成された空間内に溶融状態で
    充填される棒状化粧料とからなり、 前記オジーブには、保持筒の下降に伴って容器本体と係
    合して、オジーブ自身を棒状化粧料レフィル体から上方
    に外す係止部が備えられるとともに、中皿とオジーブと
    の間には、両者の上下相対移動を許容しつつ相対回転を
    阻止する回転阻止手段が設けられていることを特徴とす
    る棒状化粧料繰り出し容器。
  2. 【請求項2】 前記中皿とオジーブとは、前記相対回転
    方向に係合するスプライン嵌合をしていて、該嵌合部が
    前記回転阻止手段を兼ねることを特徴とする請求項1に
    記載の棒状化粧料繰り出し容器。
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