JP2002034651A - 棒状化粧料繰出容器 - Google Patents

棒状化粧料繰出容器

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JP2002034651A JP2000231439A JP2000231439A JP2002034651A JP 2002034651 A JP2002034651 A JP 2002034651A JP 2000231439 A JP2000231439 A JP 2000231439A JP 2000231439 A JP2000231439 A JP 2000231439A JP 2002034651 A JP2002034651 A JP 2002034651A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外装部に対して繰出機構部を取り換え自在と
したカートリッジタイプの口紅等棒状化粧料繰出容器を
提供すること。 【解決手段】 繰出機構部と外装部からなる口紅等の棒
状化粧料繰出容器であって、繰出機構部と外装部とを着
脱自在とし、口紅等の棒状化粧料を収容した繰出機構部
を取り換え可能としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口紅等の棒状化粧
料繰出容器、とくに外装部と繰出機構部を着脱自在とし
た口紅、リップクリーム、その他の棒状化粧料の繰出容
器に関する。
【0002】
【従来の技術】保持筒と操作筒とからなる外装筒部と、
棒状化粧料の収容筒を嵌挿したスリーブと螺旋案内筒と
からなる繰出機構部とを備え、操作筒の操作に応じて、
棒状化粧料を上方に旋回させながら繰り出すようにした
口紅等の棒状化粧料繰出容器は、従来より周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の棒状化
粧料繰出容器は、保持筒と螺旋案内筒が操作筒とスリー
ブがそれぞれ結合され、外装筒部と繰出機構部とは、簡
単に分離できないようになっていた。そのため口紅等棒
状化粧料がなくなると、繰出容器をそのまま廃棄してい
た。
【0004】ところで、容器の外装部は、金属製の筒体
が使用され、高級感を出すため加飾が施され、高価なも
のであった。一方、繰出機構部は、主として合成樹脂が
使用され、安価に製造されていた。化粧料の使用後に繰
出容器、とくに外装部を廃棄することは、不経済で、資
源の浪費となるという問題があった。また、廃棄物の増
加、とくに金属と合成樹脂が混在した廃棄物が増加する
という問題があった。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決することを
課題とし、外装部に対して繰出機構部を取り換え自在と
したカートリッジタイプの口紅等棒状化粧料繰出容器を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、口紅等の棒状化粧料繰出容器として、繰
出機構部と外装部からなる口紅等の棒状化粧料繰出容器
であって、繰出機構部と外装部とを着脱自在とし、口紅
等の棒状化粧料を収容した繰出機構部を取り換え可能と
したことを特徴とする構成を採用する。
【0007】具体的な実施形態として、繰出機構部と外
装部からなる口紅等の棒状化粧料繰出容器であって、繰
出機構部は、化粧料収容筒と案内スリーブ、内周に螺旋
溝を刻設した螺旋案内筒と、案内スリーブを係止する係
合筒とからなり、外装部は、保持筒と係止筒を有する操
作筒部とからなり、保持筒には、螺旋案内筒が係止され
ており、係止筒には、係合筒が一体に廻動するよう係合
されるとともに、保持筒に対して操作筒部を移動させる
ことによって係合を離脱させるようにしたことを特徴と
する構成を採用する。また、係合部材として、係止筒の
下端と係合筒の下端のそれぞれに相互に係合する膨出環
を設けていること特徴とする構成を付加する。
【0008】別実施形態として、繰出機構部と外装部か
らなる口紅等の棒状化粧料繰出容器であって、繰出機構
部は、化粧料収容筒と案内スリーブ、内周に螺旋溝を刻
設した螺旋案内筒と、案内スリーブを係止する係合筒と
からなり、外装部は、保持筒と操作筒とからなり、保持
筒には、螺旋案内筒が係止されており、操作筒には、係
合筒が一体に廻動するよう係合されるとともに、保持筒
に対して操作筒を移動させることによって係合を離脱さ
せるようにしたことを特徴とする構成を採用する。ま
た、係合部材として、操作筒の下端と係合筒の下端のそ
れぞれに相互に係合する膨出環を設けていること特徴と
する構成を付加する。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1実施形態につ
いて、図面を参照して説明する。図1において、Aは、
口紅、リップクリーム、スティックアイシャドー、その
他の棒状化粧料繰出容器であり、本実施形態では、口紅
繰出容器としている。Bは繰出機構部、Cは外装部であ
る。繰出機構部Bは、合成樹脂をもって成形され、外装
部は、一部は金属、一部は合成樹脂をもって成形され、
加飾が施されている。
【0010】繰出機構部Bは、図2,3に示すように、
口紅収容筒1と該口紅収容筒1を嵌挿する案内スリーブ
2、螺旋案内筒3と係合筒4とからなっている。口紅収
容筒1は、その内周には、口紅を保持する縦リブと横リ
ブが設けられ、外周には一対の嵌合突起5が突設されて
いる。
【0011】案内スリーブ2は、口紅収容筒1を上下方
向に移動可能とした一対のスリット6,7が設けられ、
一方のスリット6は、案内スリーブ2の下端にまで達し
ている。案内スリーブ2の上端には、係止環8が設けら
れており、下端部には拡径周面9が形成され、下端内周
には、膨出環10が設けられている。
【0012】螺旋案内筒3の内周には、嵌合突起5が係
合する螺旋溝11が形成され、外周上端部には、複数の
突条12が突設されている。螺旋溝11には、口紅収容
筒1の嵌合突起5が案内スリーブ2のスリット6,7よ
り突出して係合しており、螺旋案内筒3の廻動によって
口紅収容筒1が旋回しながら上昇するようにしている。
【0013】係合筒4は、外筒13と短い内筒14とを
具えており、外筒13外周の上端には、係合溝15が設
けられている。外筒13外周の下端近くには、複数の突
条16が配設され、その下方には膨出環17が設けられ
ている。内筒14の外周上端には膨出環18が設けら
れ、円周の一個所には、スリット6の下端に係合する係
止片19が設けられている。
【0014】繰出機構部Bの組立にあたって、まず、口
紅収容筒1、案内スリーブ2、螺旋案内筒3が組み合わ
せられるが、組み合わされた案内スリーブ2下端の拡径
周面9の部分が、係合筒4の外筒13と内筒14との間
に装着され、その際、案内スリーブ2のスリット6下端
が係止片19に係合されることによって周方向に位置決
めされ、スリーブ2の膨出環10が内筒14上端の膨出
環18に係合することによって締着される。
【0015】かくして、組み立てられた繰出機構部Bの
口紅収容筒1には、口紅が収容され、図3に示すよう
に、カバーキャップ20が被嵌され、カートリッジタイ
プの口紅収容器具A1が形成される。多数の口紅収容器
具A1にそれぞれ色彩の異なる口紅を収容することによ
って、各種の口紅収容器具A1を取り揃えることができ
る。
【0016】外装部Cは、図4に示すように、保持筒2
1と保持筒21に摺動自在に嵌挿された操作筒部22と
からなっており、操作筒部22は、摺動筒23と、該摺
動筒23の下端に締着された係止筒24と外筒25とか
らなっている。保持筒21は、内周上端に多数の縦リブ
26が設けられ、中間部には、段部27が形成され、そ
の下方は拡径部となっている。
【0017】摺動筒23の内周には、係合段部28が設
けられ、摺動筒23の内周は、前記保持筒21の段部2
7上下に延びて摺動するようになっている。摺動筒23
の外周中間部には、フランジ29が突出されており、そ
の上方には、膨出環30が設けられている。摺動筒23
の内周下端には、膨出環と溝が設けられ、係合部31が
設けられている。
【0018】係止筒24の外周上端部には、段部32が
設けられ、その上方の縮径部33は、係合部31の溝に
対応して、膨出部34を設けた係合部となっている。係
止筒24の内周下端近くには、多数の縦リブ35が設け
られ、下端には、内方に突出する膨出環36が設けられ
ており、下端外周には、縮径部37が形成されている。
【0019】外筒25は、摺動筒23の下半分と係止筒
24を被うようその外周に嵌合され、その下端近くに
は、段部38が形成され、下端には、内方に突出する環
状板39が形成されている。
【0020】外装部Cの組立にあたっては、保持筒21
に摺動筒23が摺動廻動自在に嵌挿され、次いで、係止
筒24が摺動筒23に嵌着され、外筒25の上端がフラ
ンジ29に接し、下端近くの段部38が係止筒24の下
端縮径部37に接合するようにして、外筒25が摺動筒
23と係止筒24の外周に嵌着され、操作筒部22とし
て一体化される。
【0021】かくして、保持筒21と、保持筒21に対
して一定範囲で上下動可能であり、かつ廻動自在に枢支
された操作筒部22とからなる外装部Cが組み立てられ
る。
【0022】次いで、口紅を収容した繰出機構部Bが外
装部Cに嵌挿され、図1に示す口紅繰出容器Aが組み立
てられる。その際、螺旋案内筒3の上端に設けられた突
条12が、保持筒21の上端内周の縦リブ26に係合し
て相互の廻動が阻止され、係合筒4外筒13の下端部外
周に設けられた突条16と膨出環17が、それぞれ係止
筒24の内周下端近くに設けられた縦リブ35と膨出環
36に係合し、係合筒4と操作筒部22とが一体となっ
て相互の廻動と上下動が阻止されている。
【0023】組み立てられた口紅繰出容器Aにオーバー
キャップ40を被嵌することによって製品が完成する。
そして、外装部Cの外周面およびオーバーキャップ40
の表面には、加飾が施され、製品に高級感が付与されて
いる。
【0024】次に、本実施形態容器の使用態様とその作
用効果について説明する。まず、オーバーキャップ40
を開蓋し、外装部Cの保持筒21を把持して操作筒部2
2を廻動させたときには、口紅収容筒1の嵌合突起5
が、保持筒21によって廻動が阻止された螺旋案内筒3
の螺旋溝11に案内され、口紅収容筒1が廻動しながら
上昇し、口紅を最上位置まで繰り出すことができる。ま
た、反対に操作筒部22を把持し、保持筒21を廻動さ
せると、口紅収容筒1を廻動させずに上昇させることが
できる。
【0025】口紅がなくなったとき、または異なる口紅
を使用するときには、図5に示すように、操作筒部22
に対して保持筒21を押し下げると、係止筒24下端の
膨出環36と係合筒4の膨出環17との係合が外され、
繰出機構部Bの下方への移動が自由になり、繰出機構部
Bを引き出すことができる。その際には、外装部Cの保
持筒21上端の縦リブ26および係止筒24の下端の縦
リブ35と繰出機構部Bの突条12,16との係合も外
れ、周方向への廻動も自由となる。
【0026】新しい繰出機構部Bを装着する時には、外
装部Cに下方から押し込み、膨出環17が膨出環36を
乗り越えるよう押圧することによって、容易に装着する
ことができる。
【0027】したがって、口紅繰出容器Aの使用時に、
外装部Cから繰出機構部Bを簡単に取り外し、取り換え
ができるので、口紅を使い切ったときには、新しい口紅
収容器具A1の繰出機構部Bを装着して使用できるの
で、高級感のある外装部を廃棄することなく使用できる
ようになり、省資源、廃棄物の減少に役立つことができ
る。また、一つの口紅繰出容器Aとともに各種の色の異
なる口紅収容器具A1を取り揃え、取り換え交換するこ
とによって、好みの口紅を使用できる。
【0028】また、製造工程においては、口紅を収容し
た繰出機構部Bと外装部Cを別個に組み立て、繰出機構
部Bを外装部Cに装着するだけで容易に口紅繰出容器が
できるようになったので、生産効率を上げられるように
なった。
【0029】次に、本発明の第2実施形態について、図
面を参照して説明する。図6において、Aaは口紅等の
棒状化粧料繰出容器であり、Baは繰出機構部、Caは
外装部である。繰出機構部Baは、図7,8に示すよう
に、口紅収容筒50と案内スリーブ51、螺旋案内筒5
2と係合筒53とからなっている。口紅収容筒50は、
内周に口紅を保持する縦リブと横リブが設けられ、外周
には一対の嵌合突起54が突設されている。
【0030】案内スリーブ51は、下方の基筒部55と
基筒部55の外周から延びるスリーブ56とからなり、
基筒部55の外周下方は縮径され、該縮径部に複数の突
条57が設けられ、下端部近くに膨出環58が設けられ
ている。スリーブ56には、口紅収容筒50を上下方向
に移動可能とした一対のスリット59,60が設けら
れ、一方のスリット59は、スリーブ56の上端にまで
達している。スリーブ56の上端は拡径され、スリット
59部分を残して係止環61が設けられている。
【0031】螺旋案内筒52は、上部薄肉部62と下部
肉厚部63とからなっており、内周面には、螺旋溝64
が形成され、外周下端部には、多数の縦リブ65が突設
されている。螺旋溝64には、スリット59,60より
突出した口紅収容筒50の嵌合突起54が係合し、案内
スリーブ51の廻動によって口紅収容筒50が旋回しな
がら上昇するようにしている。
【0032】係合筒53の上端面には、複数の係止爪6
6が立設されており、外周下端部には、複数の突条67
と膨出環68が設けられている。内周下端部には、多数
の縦リブ69と膨出環70が設けられている。
【0033】繰出機構部Baの組立にあたって、まず、
口紅収容筒50、案内スリーブ51と、螺旋案内筒52
が組み立てられ、次いで、組み合わされた案内スリーブ
51の基筒部55の外周に係合筒53が嵌挿される。そ
の際、係合筒53内周の縦リブ69が基筒部55の突条
57に係合して周方向に位置決めされ、基筒部55の膨
出環58が係合筒53の膨出環70に係合することによ
って、案内スリーブ51と係合筒53が嵌着される。そ
して、係合筒53の係止爪66が螺旋案内筒52の下端
内周に弾接し、案内スリーブ51と螺旋案内筒52間の
妨動を防ぐようにしている。
【0034】かくして、組み立てられた繰出機構部Ba
の口紅収容筒50には、口紅が収容され、図8に示すよ
うに、カバーキャップ71が被嵌され、カートリッジタ
イプの口紅収容器具A1aが形成される。多数の口紅収
容器具A1aにそれぞれ色彩の異なる口紅を収容するこ
とによって、各種の口紅収容器具A1aを取り揃えるこ
とができる。
【0035】外装部Caは、図9に示すように、保持筒
80と保持筒80に摺動自在に嵌挿された操作筒81と
を具えている。保持筒80は、その中間部には、段部8
2が形成され、その下方は拡径部となっており、下端部
は、さらに拡径され、その内周には多数の縦リブ83が
刻設されている。
【0036】操作筒81の上端には、前記段部82に係
合する係止環84が設けられており、外周には、フラン
ジ85が設けられている。フランジ85の下方には、外
筒86が嵌着され、操作筒81と一体となっている。操
作筒81の内周中間部には、段部87が形成されてお
り、下端部近くには、縦リブ88が設けられ、下端に
は、膨出環89が設けられている。
【0037】外装部Caの組立にあたっては、保持筒8
0が外筒86を装着した操作筒81に摺動廻動自在に嵌
挿される。
【0038】次いで、口紅を収容した繰出機構部Baが
外装部Caに嵌挿され、図6に示す口紅繰出容器Aaが
組み立てられる。その際、螺旋案内筒52の下端部に設
けられた縦リブ65が、保持筒80の下端内周の縦リブ
83に係合して相互の廻動が阻止され、係合筒53の外
周の下端部外周に設けられた突条67と膨出環68が、
それぞれ操作筒81の内周下端近くに設けられた縦リブ
88と膨出環89に係合し、案内スリーブ51と係合筒
53と、操作筒81とが一体となって相互の廻動と上下
動が阻止されている。
【0039】み立てられた口紅繰出容器Aaにオーバー
キャップ90を被嵌することによって製品が完成する。
【0040】次に、本実施形態容器の使用態様と作用効
果について説明する。まず、オーバーキャップ90を開
蓋し、外装部Caの保持筒80を把持して操作筒81を
廻動させる。口紅収容筒50の嵌合突起54が、保持筒
80によって廻動が阻止された螺旋案内筒52の螺旋溝
64に沿って案内され、口紅収容筒50が廻動しながら
上昇し、口紅を最上位置まで繰り出すことができる。ま
た、反対に操作筒81を把持し、保持筒80を廻動させ
ると、口紅収容筒50を廻動させずに上昇させることが
できる。
【0041】口紅がなくなったとき、または異なる口紅
を使用するときには、図10に示すように、操作筒81
に対して保持筒80を押し下げると、操作筒81下端の
膨出環89と係合筒53の膨出環68との係合が外さ
れ、繰出機構部Baの下方への移動が自由になり、繰出
機構部Baを引き出すことができる。その際には、外装
部Caの保持筒80下端の縦リブ83および操作筒81
下端の縦リブ88と繰出機構部Baに対応する縦リブ6
5と突条67との係合も外れ、周方向への廻動も自由と
なる。
【0042】新しい繰出機構部Baを装着する時には、
外装部Caに下方から押し込み、係合筒53の膨出環6
8が操作筒81の膨出環89を乗り越えるよう押圧する
ことによって、容易に装着することができる。
【0043】したがって、前記第1実施形態と同様に、
口紅繰出容器Aaの使用時に、外装部Caから繰出機構
部Baを簡単に取り外し、取り換えができるので、口紅
を使い切ったときには、新しい口紅収容器具A1aの繰
出機構部Baを装着して使用できるので、高級感のある
外装部Caを廃棄することなく使用できるようになり、
省資源、廃棄物の減少に役立つことができる。また、各
種の色の異なる口紅収容器具を取り揃え、取り換え交換
して、好みの口紅を使用できる。
【0044】また、製造工程においては、口紅を収容し
た繰出機構部Baと外装部Caを別個に組み立て、繰出
機構部Baを外装部Caに装着するだけで容易に口紅繰
出容器ができるようになったので、生産効率を上げるこ
とができる。。
【0045】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
から、次の効果を奏する。口紅等の棒状化粧料繰出容器
の外装部と繰出機構部とを簡単に着脱できるようにした
ので、棒状化粧料収容器具を取り換え使用することがで
きる。そのことにより、高級感のある外装部を廃棄する
ことなく、新しい化粧料を利用することができる。ま
た、各種の化粧料を収容した棒状化粧料収容器具を取り
揃えることにより、好みのものにも使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態容器の断面図である。
【図2】繰出機構部の分解図である。
【図3】繰出機構部の断面図である。
【図4】外装部の断面図である。
【図5】脱着時の説明図である。
【図6】第2実施形態の容器の断面図である。
【図7】繰出機構部の分解図である。
【図8】繰出機構部の組立図である。
【図9】外装部の断面図である。
【図10】脱着時の説明図である。
【符号の説明】
A、Aa 棒状化粧料繰出容器 A1、A1a 口紅収容器具 B、Ba 繰出機構部 C、Ca 外装部 1、50 口紅収容筒 2、51 案内スリーブ 3、52 螺旋案内筒 4、53 係合筒 5、54 嵌合突起 6、7、59、60 スリット 11、64 螺旋溝 12、16 突条 17、68 膨出環 21、80 保持筒 22 操作筒部 23 摺動筒 24 係止筒 25、86 外筒 35、88 縦リブ 36、89 膨出環 69 縦リブ 81 操作筒 83 縦リブ 84 係止環

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繰出機構部と外装部からなる口紅等の棒
    状化粧料繰出容器であって、 繰出機構部と外装部とを着脱自在とし、口紅等の棒状化
    粧料を収容した繰出機構部を取り換え可能としたことを
    特徴とする口紅等の棒状化粧料繰出容器。
  2. 【請求項2】 繰出機構部と外装部からなる口紅等の棒
    状化粧料繰出容器であって、 繰出機構部は、化粧料収容筒と案内スリーブ、内周に螺
    旋溝を刻設した螺旋案内筒と、案内スリーブを係止する
    係合筒とからなり、 外装部は、保持筒と係止筒を有する操作筒部とからな
    り、 保持筒には、螺旋案内筒が係止されており、係止筒に
    は、係合筒が一体に廻動するよう係合されるとともに、
    保持筒に対して操作筒部を移動させることによって係合
    を離脱させるようにしたことを特徴とする棒状化粧料繰
    出容器。
  3. 【請求項3】 係止筒の下端と係合筒の下端のそれぞれ
    に相互に係合する膨出環を設けていること特徴とする請
    求項2記載の棒状化粧料繰出容器。
  4. 【請求項4】 繰出機構部と外装部からなる口紅等の棒
    状化粧料繰出容器であって、 繰出機構部は、化粧料収容筒と案内スリーブ、内周に螺
    旋溝を刻設した螺旋案内筒と、案内スリーブを係止する
    係合筒とからなり、 外装部は、保持筒と操作筒とからなり、 保持筒には、螺旋案内筒が係止されており、操作筒に
    は、係合筒が一体に廻動するよう係合されるとともに、
    保持筒に対して操作筒を移動させることによって係合を
    離脱させるようにしたことを特徴とする棒状化粧料繰出
    容器。
  5. 【請求項5】 操作筒の下端と係合筒の下端のそれぞれ
    に相互に係合する膨出環を設けていること特徴とする請
    求項4記載の棒状化粧料繰出容器。
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Cited By (3)

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