JP2002082792A - 管理システム、中継サーバー、管理装置、管理方法及び画像形成装置 - Google Patents

管理システム、中継サーバー、管理装置、管理方法及び画像形成装置

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JP2002082792A
JP2002082792A JP2001021517A JP2001021517A JP2002082792A JP 2002082792 A JP2002082792 A JP 2002082792A JP 2001021517 A JP2001021517 A JP 2001021517A JP 2001021517 A JP2001021517 A JP 2001021517A JP 2002082792 A JP2002082792 A JP 2002082792A
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圭 山田
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邦夫 四條
Tetsuo Kimoto
哲雄 木本
Tomoya Yoshida
智也 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ファイアウォールの有無に関わらず、インター
ネットなどのネットワークを利用して、被管理装置の状
態を的確に把握することが可能な管理システム及び管理
方法を提供する。 【解決手段】画像形成装置11と中継サーバー31との
間にファイアウォールが構築されていたような場合で
も、中継サーバー31に記憶された指示データを読み取
ることによって、画像形成装置11自ら、中継サーバー
31に固有データを送信するようにし向けることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して被管理装置を管理できる管理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば複写機などの画像形成装置を被管
理装置として遠隔的に監視する技術が知られている。よ
り具体的には、複写機と管理センターとを無線又は有線
の公衆回線で接続し、トラブル発生時など、複写機から
管理センターへとトラブル状況の報告を行うようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術によれ
ば、複写機のトラブル状況をユーザーが管理センターに
連絡しなくとも、管理センター側で適時把握できるた
め、トラブル発生時に迅速な対応が出来るなどの利点が
ある。
【0004】ところで、例えば多くの複写機を、管理セ
ンターで集中的に管理できると便利である。かかる場
合、例えば複写機の環境設定や実行プログラムを遠隔的
に書き換えることなどが出来れば、その分メンテナンス
の手間や費用を削減できる。しかしながら従来技術によ
れば、情報の伝達量が限られるため、上述したような集
中管理を行うには、より情報伝達量が大きな伝達手段が
必要となる。これに対し、近年急速に発達してきたイン
ターネットなどのネットワークは、パケット通信による
複数同時アクセスが可能であり、コスト的に有利である
という利点がある。従って、多くの複写機を集中的に管
理するために、かかるネットワークを利用することがで
きれば好ましい。
【0005】ところが、一般の企業などにおいては、通
信上のセキュリティを確保するために、ユーザーネット
ワークとしての社内LANと社外インターネットとの間
にファイアウォールを構築して、外部からの不正アクセ
スを防止するようにしていることが多い。かかる場合、
管理センターから、社内の複写機にアクセスして情報を
読み出す(複写機の状態を管理する)ことは不可能とな
る。
【0006】これに対し、ファイアウォールの設定を変
更して、管理センターからのアクセスだけ可能とするこ
とも理論上は可能である。しかしながら、複写機のメン
テナンスのためだけに、ファイアウォールの設定を変え
ることは、セキュリティなどの問題から実際的には不可
能であるといえる。一方、管理センターからのアクセス
を可能にするということは、その分ファイアウォールに
よるセキュリティが甘くなるのであるから好ましくない
とするユーザーも、相当数存在することが予測される。
【0007】更に、複写機側から様々なデータ(例えば
ログデータ)が管理装置側に提供されれば、それに基づ
きトラブル解析などに用いることができる。ところが、
かかるデータを提供するタイミングが問題となる。すな
わち、データ通信を行うためには、まず交換機に電話番
号を入力して相手との接続が確立されるのを待つという
一定の時間のかかる作業が必要となるので、提供すべき
データが生じる度に頻繁に通信接続を行っていると、他
の動作の支障になったりする恐れがある。一方、たまに
しかデータの提供を行わないとすると、他の動作の支障
になることは抑制されるものの、複写機側にデータを蓄
積する大容量のメモリを必要とし、またせっかく収集さ
れたデータの有効利用が図れないという問題がある。
【0008】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たのものであって、ファイアウォールの有無に関わら
ず、インターネットなどのネットワークを利用して、被
管理装置の状態を的確に把握することが可能な管理シス
テム及び管理方法を提供することを目的とする。
【0009】又、本発明は、適切なタイミングで、デー
タを被管理装置から管理装置側へと提供できる管理シス
テム及び管理方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の管理シ
ステムは、インターネットに接続され、管理される被管
理装置と、前記インターネットに接続され、前記被管理
装置を管理する管理装置と、を有した管理システムにお
いて、前記インターネットに接続され、前記被管理装置
へ伝達する第1伝達情報、又は、前記管理装置へ伝達す
る第2伝達情報を記憶する中継記憶部を有した中継サー
バーを設け、前記被管理装置は、前記インターネットを
介して、前記中継サーバーにアクセスして、前記中継記
憶部に記憶された第1伝達情報を取得し、又は、前記中
継サーバーに第2伝達情報を送信するとともに、前記管
理装置は、前記インターネットを介して、前記中継サー
バーにアクセスして、前記中継記憶部に記憶された第2
伝達情報を取得し、又は、前記中継サーバーに第1伝達
情報を送信するので、例えば前記被管理装置と前記中継
サーバーとの間にファイアウォールが構築されていたよ
うな場合でも、前記中継サーバーに記憶された前記第1
伝達情報を読み取ることによって、前記被管理装置自
ら、前記中継サーバーに前記第2伝達情報を送信するよ
うにし向けることができる。ファイアウォールは、その
内部からの情報伝達は許容するので、前記管理装置は、
前記中継サーバーが受信した前記第2伝達情報を読み取
ることにより、間接的に前記第2伝達情報を取得するこ
とが可能となる。
【0011】請求項2に記載の管理システムは、前記第
1伝達情報が、前記被管理装置に所定動作を実行させる
ジョブ情報を有し、前記被管理装置は、取得した前記第
1伝達情報における前記ジョブ情報に基づいて所定の動
作を行えば、前記ジョブ情報に、前記第2伝達情報の送
信命令を含ませることにより、前記被管理装置自らから
前記第2伝達情報を送信させることが可能となる。
【0012】請求項3に記載の管理システムは、前記被
管理装置が、プログラム又はデータを記憶する被管理記
憶部を有し、前記被管理記憶部に記憶された前記プログ
ラム又はデータに基づいた制御が行われ、前記ジョブ情
報は、前記プログラムを更新プログラムに書き換えるた
め又は前記データを更新データに書き換えるための更新
情報であり、前記被管理装置は、取得した前記更新情報
に基づいて、前記被管理記憶部に記憶された前記プログ
ラム又はデータを、前記更新プログラム又は前記更新デ
ータに書き換えれば、サービスマンが被管理装置に出向
いて、前記プロラムやデータを書き換える必要がなくな
り、メンテナンスの手間と費用が削減される。尚、「ジ
ョブ情報」には、被管理装置のプログラムやデータの取
得・書き換を実行させるための「更新情報」と、カウン
タなどの情報を送信するよう指示する「送信指示情報」
などがあるが、これに限られない。
【0013】請求項4に記載の管理システムは、前記被
管理装置が、取得した前記更新情報に基づいて、前記更
新プログラム又は前記更新データをダウンロードし、前
記被管理記憶部に記憶された前記プログラム又は前記デ
ータを、前記更新プログラム又は前記更新データに書き
換えれば、サービスマンなどが被管理装置に出向いて、
前記プロラムやデータを書き換える必要がなくなり、メ
ンテナンスの手間と費用が削減される。
【0014】請求項5に記載の管理システムは、前記被
管理装置が、前記更新プログラム又は前記更新データに
書き換えているあいだ、前記中継サーバーへのアクセス
を中断すれば、前記更新プログラム又は前記更新データ
に書き換え不良などの万が一のトラブルを抑制できる。
【0015】請求項6に記載の管理システムは、前記ジ
ョブ情報が、前記被管理装置が前記中継サーバーへ第2
伝達情報を送信するための送信指示情報であり、前記被
管理装置は、取得した前記第1伝達情報における前記送
信指示情報に基づいて、前記中継サーバーへ第2伝達情
報を送信すれば好ましい。
【0016】請求項7に記載の管理システムは、前記被
管理装置が、前記管理装置に伝える装置データ情報を記
憶する被管理記憶部を有し、前記被管理装置は、前記送
信指示情報に基づいて、前記被管理記憶部に記憶された
前記装置データ情報を、中継サーバーへ送信すれば好ま
しい。尚、「第2伝達情報」には、「送信指示情報」に
基づいて送信する「装置データ情報」や、異常時の「緊
急情報」などがあるが、これに限られない。
【0017】請求項8に記載の管理システムは、前記中
継記憶部が、複数の第1伝達情報を記憶できると好まし
い。
【0018】請求項9に記載の管理システムは、前記第
1伝達情報が、伝達先の被管理装置を特定するための対
象機ID情報を有し、前記被管理装置は、前記中継サー
バーにアクセスして、対象機ID情報に基づいて第1伝
達情報を取得するか否かを判断し、取得すると判断した
場合は前記中継記憶部に記憶された第1伝達情報を取得
すれば、対象機ID情報で特定される前記被管理装置の
みに、前記第1伝達情報を伝達できるので便利である。
また、外部から不正な情報が前記被管理装置に伝達され
ることも防止される。
【0019】請求項10に記載の管理システムは、前記
第2伝達情報が、前記被管理装置に生じた異常に基づく
緊急情報であれば、前記管理装置側で迅速に異常に気づ
くため好ましい。
【0020】請求項11に記載の管理システムは、前記
被管理装置が、異常の発生を検知する検知手段と、前記
検知手段により検知された異常が緊急を要するか否か判
断する判断手段と、を有し、前記判断手段が、緊急を要
すると判断した場合は、前記緊急情報を、前記中継サー
バーに送信すれば、前記管理装置側で迅速に異常に気づ
くため好ましい。
【0021】請求項12に記載の管理システムは、前記
被管理装置は、前記第2伝達情報を前記中継サーバーに
送信しているあいだ、前記中継サーバーへのアクセスを
中断すると、送信異常など万が一のトラブルを抑制でき
る。
【0022】請求項13に記載の管理システムは、前記
第1伝達情報を送信した前記管理装置又は前記第2伝達
情報を送信した前記被管理装置は、前記中継サーバーが
前記第1伝達情報又は前記第2伝達情報を正常に受け取
ったか否かの確認のために、前記中継サーバーにアクセ
スすると、伝達が正常に行われたか否か確認でき、正常
に行われていなければ再送信などの措置がとれるので好
ましい。尚、「正常に受け取っていない」とは、送信す
らできなかった、送信したが相手に届かなかった、相手
に届いたが届いたデータに誤りがある(例えば、チェッ
クサムなどによるエラーチェックの結果)などの態様が
考えられるが、これに限られない。
【0023】請求項14に記載の管理システムは、前記
第1伝達情報を送信した前記管理装置又は前記第2伝達
情報を送信した前記被管理装置は、前記中継サーバーに
アクセスして、前記中継サーバーが前記第1伝達情報又
は前記第2伝達情報を正常に受け取ったか否かの確認し
た結果、正常に受け取っていない場合、前記第1伝達情
報又は前記第2伝達情報を、再度、送信するので、情報
伝達を確実に行え好ましい。
【0024】請求項15に記載の管理システムは、前記
被管理装置又は前記管理装置が、所定時間間隔毎、所定
時刻、所定タイミング、所定の条件を満たしたタイミン
グのうち少なくとも1つのタイミングで、前記中継サー
バーにアクセスすると好ましい。尚、「所定時刻」と
は、例えば、○時、毎週○曜日の○時、毎月○日の○時
など予め設定された時刻のことである。又、「所定タイ
ミング」とは、例えば被管理装置の起動時(電源オン
時)や所定の操作が行われたときである。更に、「所定
の条件を満たしたタイミング」とは、たとえば、画像形
成回数が予め設定された回数に達したときや、検出した
異常情報のうち予め設定されている異常情報を検出した
ときである。しかし、本発明はこれらの例に限定されな
い。
【0025】請求項16に記載の管理システムにおい
て、前記中継サーバーが複数あると、1台の中継サーバ
ーにアクセスが集中することがなく、回線ビジーなどの
不具合を抑制出来るため好ましい。
【0026】請求項17に記載の管理システムは、前記
被管理装置が、前記複数の中継サーバーのうち予め設定
された第1中継サーバーにアクセスするとともに、前記
第1中継サーバーへのアクセスが不可能な場合、前記第
1中継サーバーとは異なる中継サーバーにアクセスする
と、前記第1中継サーバーにトラブルが生じても、管理
システム全体が停止するというような不具合を抑制でき
るのでこのましい。
【0027】請求項18に記載の管理システムは、前記
中継サーバーが、情報を記憶する子中継記憶部を有した
子中継サーバーと、情報を記憶する親中継記憶部を有し
た前記管理装置がアクセスする親中継サーバーと、を有
し、前記被管理装置は、前記インターネットを介して、
前記子中継サーバーにアクセスして、前記子中継記憶部
に記憶された情報を取得し、又は、前記子中継サーバー
に第2伝達情報を送信し、前記管理装置は、前記インタ
ーネットを介して、前記親中継サーバーにアクセスし
て、前記親中継記憶部に記憶された情報を取得し、又
は、前記親中継サーバーに第1伝達情報を送信するとと
もに、前記管理装置から送信された前記第1伝達情報
は、前記親中継サーバーから前記子中継サーバーへと伝
達されて、前記子中継サーバーの前記子中継記憶部に記
憶される、又は、前記被管理装置から送信された前記第
2伝達情報は、前記子中継サーバーから前記親中継サー
バーへと伝達されて、前記親中継サーバーの前記親中継
記憶部に記憶されれば好ましい。
【0028】請求項19に記載の管理システムは、前記
子中継サーバーが、所定時間間隔毎、所定時刻、所定タ
イミングのうち少なくとも1つのタイミングで、前記親
中継サーバーにアクセスすれば好ましい。
【0029】請求項20に記載の管理システムは、前記
第1伝達情報が、伝達先の被管理装置を特定するための
対象機ID情報、又は、前記子中継サーバーを特定する
ための子サーバーID情報を有し、前記子中継サーバー
は、前記親中継サーバーにアクセスして、前記子中継サ
ーバーにアクセスする前記被管理装置の対象機ID情
報、又は、自らを特定するための子サーバーID情報に
基づいて、前記親中継記憶部に記憶された第1伝達情報
を取得するか否かを判断し、取得すると判断した場合は
前記子中継記憶部に記憶された第1伝達情報を取得する
と好ましい。
【0030】請求項21に記載の管理システムは、前記
第1伝達情報は、前記被管理装置が第2伝達情報を送信
するための送信指示情報であり、前記被管理装置は、前
記子中継サーバーを介して取得した前記送信指示情報に
基づいて、前記子中継サーバーへ第2伝達情報を送信
し、前記子中継サーバーは、前記被管理装置から取得し
た前記第2伝達情報を前記親中継サーバーへ送信すると
好ましい。
【0031】請求項22に記載の管理システムは、前記
管理装置から前記親中継サーバーへ、前記子中継サーバ
ーを制御するための中継プログラムを更新中継プログラ
ムに書き換えるための更新中継情報が送信され、前記子
中継サーバーは、前記親中継サーバーへアクセスして、
前記更新中継情報を取得し、取得した前記更新中継情報
に基づいて、前記子中継サーバーに記憶された前記中継
プログラムを、前記更新中継プログラムに書き換えると
好ましい。
【0032】請求項23に記載の管理システムは、前記
子中継サーバーにアクセスする前記被管理装置は複数あ
り、前記子中継サーバーは、前記複数の被管理装置から
送信された複数の第2伝達情報を集約して、第2伝達情
報として、前記親中継サーバーへ伝達すると好ましい。
【0033】請求項24に記載の管理システムは、前記
子中継サーバーが複数あり、前記被管理装置は、前記複
数の子中継サーバーのうち予め設定された第1子中継サ
ーバーにアクセスするとともに、前記第1子中継サーバ
ーへのアクセスが不可能な場合、前記第1子中継サーバ
ーとは異なる子中継サーバー又は親中継サーバーにアク
セスすると好ましい。
【0034】請求項25に記載の管理システムは、前記
親中継サーバーが、前記複数の子中継サーバーから伝達
された複数の第2伝達情報を集約して、第2伝達情報と
すると好ましい。
【0035】請求項26に記載の管理システムは、前記
親中継サーバーが複数あり、前記子中継サーバーは、前
記複数の親中継サーバーのうち予め設定された第1親中
継サーバーにアクセスするとともに、前記第1親中継サ
ーバーへのアクセスが不可能な場合、前記第1親中継サ
ーバーとは異なる親中継サーバーにアクセスすると好ま
しい。
【0036】請求項27に記載の管理システムは、前記
被管理装置が、前記インターネットとは異なるユーザー
ネットワークに接続され、前記ユーザーネットワークに
接続され通過する情報を制限するユーザーファイアウォ
ールを介して、前記インターネットに接続され、前記中
継サーバーは、前記ユーザーネットワークから見て、前
記ユーザーファイアウォールより外で、前記インターネ
ットに接続されると好ましい。
【0037】請求項28に記載の管理システムは、前記
被管理装置が、公衆回線に接続されデジタル信号とアナ
ログ信号との変換を行うモデムと、前記公衆回線を介し
て前記インターネットと接続するプロバイダと、を介し
て、前記インターネットに接続可能であると好ましい。
【0038】請求項29に記載の管理システムは、公衆
回線に接続されデジタル信号とアナログ信号との変換を
行うモデムを有した独立被管理装置に対しては、前記中
継サーバーは、前記公衆回線を介して、情報の授受を行
うと好ましい。
【0039】請求項30に記載の管理システムは、前記
被管理装置が、記録材上に画像を形成する画像形成装置
であると好ましい。「画像形成装置」とは、コピーやプ
リンターなどをいうが、画像形成の態様に限られず、静
電方式、インクジェット方式、銀塩方式など各種の態様
が考えられる。
【0040】請求項31に記載の管理システムは、前記
画像形成装置が、画像形成回数、前記画像形成装置を構
成する少なくとも1つの構成要素の使用回数、記録材の
サイズ毎の画像形成回数、画像形成された記録材枚数、
前記画像形成装置が有する機能毎の画像形成回数のう
ち、少なくとも1つをカウントし、該カウント値を、前
記第2伝達情報として、前記中継サーバーへ伝達すると
好ましい。
【0041】請求項32に記載の中継サーバーは、イン
ターネットに接続された被管理装置を、前記インターネ
ットに接続された管理装置が管理する管理システムにお
ける前記被管理装置と前記管理装置との情報の授受を中
継する中継サーバーであって、前記中継サーバーは、前
記インターネットに接続され、前記被管理装置へ伝達す
る第1伝達情報、又は、前記管理装置へ伝達する第2伝
達情報を記憶する中継記憶部を有し、前記インターネッ
トを介して、前記被管理装置からアクセスされて、前記
中継記憶部に記憶された第1伝達情報が取得され、又
は、第2伝達情報が送信されるとともに、前記インター
ネットを介して、前記管理装置からアクセスされて、前
記中継記憶部に記憶された第2伝達情報が取得され、又
は、第1伝達情報が送信されることを特徴とする。
【0042】請求項33に記載の被管理装置は、インタ
ーネットに接続された管理装置により管理され、前記イ
ンターネットに接続された被管理装置であって、前記前
記被管理装置と前記管理装置との情報の授受を中継する
ために、前記被管理装置へ伝達する第1伝達情報、又
は、前記管理装置へ伝達する第2伝達情報を記憶する中
継記憶部を有し、且つ前記インターネットに接続された
中継サーバーに、前記インターネットを介して、アクセ
スして、前記管理装置から送信され前記中継記憶部に記
憶された第1伝達情報を取得する、又は、前記管理装置
がアクセスして取得する第2伝達情報を送信することを
特徴とする。
【0043】請求項34に記載の管理装置は、インター
ネットに接続された被管理装置を、前記インターネット
を介して、管理する管理装置であって、前記前記被管理
装置と前記管理装置との情報の授受を中継するために、
前記被管理装置へ伝達する第1伝達情報、又は、前記管
理装置へ伝達する第2伝達情報を記憶する中継記憶部を
有し、且つ前記インターネットに接続された中継サーバ
ーに、前記インターネットを介して、アクセスして、前
記被管理装置から送信され前記中継記憶部に記憶された
第2伝達情報を取得する、又は、前記被管理装置がアク
セスして取得する第1伝達情報を送信することを特徴と
する。
【0044】請求項35に記載の管理システムは、イン
ターネットに接続され、管理される被管理装置と、前記
インターネットに接続され、前記被管理装置を管理する
管理装置と、を有した管理システムにおいて、前記イン
ターネットに接続され、前記被管理装置及び前記管理装
置からアクセスされる中継サーバーを設け、前記インタ
ーネットを介して、前記被管理装置及び前記管理装置
は、前記中継サーバーに定期アクセスして、自身に伝達
される伝達情報があるか否かを判断し、自身に伝達され
る情報がある場合は、前記伝達情報を取得するので、前
記中継サーバーに伝達情報を記憶するだけで、かかる伝
達情報を伝達すべき前記被管理装置又は前記管理装置が
自らこれを取得するため、例えば通信が混まない時間帯
に情報伝達が可能であるため通信コストを削減するなど
のメリットがある。
【0045】請求項36に記載の管理システムは、前記
管理装置に伝達された第1伝達情報は、前記被管理装置
に所定動作を実行させるジョブ情報を有し、前記被管理
装置は、取得した前記第1伝達情報における前記ジョブ
情報に基づいて所定の動作を行うと好ましい。
【0046】請求項37に記載の管理システムは、前記
被管理装置が、取得した前記第1伝達情報における前記
ジョブ情報に基づいて所定の動作を行っている間は、前
記定期アクセスを中断すると好ましい。
【0047】請求項38に記載の管理システムは、前記
ジョブ情報が、前記被管理装置の定期アクセスの間隔を
変更するものであると、外部から必要に応じて定期アク
セス間隔を変えることが出来るため好ましい。
【0048】請求項39に記載の管理システムは、前記
被管理装置が前記中継サーバーに定期アクセスしてから
次に定期アクセスするまでの間は、前記管理装置が前記
中継サーバーに定期アクセスしてから次に定期アクセス
するまでの間よりも長いと好ましい。
【0049】請求項40に記載の管理システムは、イン
ターネットとは異なるユーザーネットワークに接続さ
れ、前記ユーザーネットワークに接続され通過する情報
を制限するユーザーファイアウォールを介して、前記イ
ンターネットに接続された被管理装置と、前記インター
ネットとは異なるサービスネットワークに接続され、前
記サービスネットワークに接続され通過する情報を制限
するサービスファイアウォールを介して、前記インター
ネットに接続された管理装置と、前記ユーザーネットワ
ークから見て前記ユーザーファイアウォールより外であ
って、且つ前記サービスネットワークから見て前記サー
ビスファイアウォールより外で、前記インターネットに
接続される中継サーバーと、を有し、前記管理装置は、
前記中継サーバーを介して、前記被管理装置を管理する
ので、前記中継サーバーに記憶された情報を読み取るこ
とによって、前記被管理装置自ら、前記中継サーバーに
情報を送信するようにし向けることができる。ユーザー
ファイアウォールは、その内部のユーザーネットワーク
側からの情報伝達は許容するので、前記管理装置は、前
記中継サーバーが受信した前記情報を読み取ることによ
り、間接的に情報を取得することが可能となる。
【0050】請求項41に記載の管理方法は、インター
ネットに接続され、管理される被管理装置と、前記イン
ターネットに接続され、前記被管理装置を管理する管理
装置と、を有した前記被管理装置を管理する管理方法に
おいて、前記インターネットに接続された中継サーバー
に、前記インターネットを介して、アクセスし、前記中
継サーバーに記憶されている前記被管理装置から送信さ
れた第2伝達情報を取得する、又は、前記管理装置に伝
達する第1伝達情報を前記中継サーバーに送信すること
により、前記被管理装置を管理することを特徴とする。
【0051】請求項42に記載の管理システムは、イン
ターネットとは異なるユーザーネットワークに接続さ
れ、前記ユーザーネットワークに接続され通過する情報
を制限するユーザーファイアウォールを介して、前記イ
ンターネットに接続された画像形成装置と、前記インタ
ーネットとは異なるサービスネットワークに接続され、
前記サービスネットワークに接続され通過する情報を制
限するサービスファイアウォールを介して、前記インタ
ーネットに接続された管理装置と、前記ユーザーネット
ワークから見て前記ユーザーファイアウォールより外で
あって、且つ前記サービスネットワークから見て前記サ
ービスファイアウォールより外で、前記インターネット
に接続され、前記画像形成装置へ伝達する第1伝達情報
を記憶する中継記憶部を有した中継サーバーと、を有
し、前記管理装置が、前記中継サーバーにアクセスし
て、前記画像形成装置に所定の動作を実行させるジョブ
情報と、伝達先の前記画像形成装置を特定するための対
象機ID情報とを含む前記第1伝達情報を送信し、送信
された前記第1伝達情報を、前記中継サーバーの前記中
継記憶部に記憶し、前記画像形成装置は、所定時間間隔
毎、所定時刻、所定タイミング、所定の条件を満たした
タイミングのうち少なくとも1つのタイミングで、前記
中継サーバーに定期アクセスしている際に、前記中継記
憶部に記憶されている前記第1伝達情報の前記対象機I
D情報に基づいて取得するか否かを判断し、取得すると
判断した場合には、前記中継サーバーから前記第1伝達
情報を取得し、取得した前記第1伝達情報における前記
ジョブ情報に基づいて所定の動作を行い、該所定の動作
の終了を示す終了通知を前記中継サーバーへ送信し、前
記中継サーバーは、前記画像形成装置が前記第1伝達情
報を取得したか否か、前記画像形成装置が前記第1伝達
情報に基づいた所定の動作を行った否かによって、前記
管理装置の表示部に表示される情報の変更を行い、前記
管理装置は、所定時間間隔毎、所定時刻、所定タイミン
グ、所定の条件を満たしたタイミングのうち、少なくと
も1つのタイミングで、前記中継サーバーに定期アクセ
スして、前記管理装置の表示部に表示する情報を取得し
て、前記表示部に表示することにより、前記画像形成装
置の状態を管理するので、たとえば前記画像形成装置に
離れて前記管理装置を設置したような場合でも、定期的
に、前記インターネットを介して前記画像形成装置の状
態が前記表示部に表示されるため、前記画像形成装置を
適切に管理できる。
【0052】請求項43に記載の画像形成装置は、イン
ターネットに接続された管理装置により管理され、前記
インターネットに接続された画像形成装置であって、前
記管理装置から前記画像形成装置へ伝達する第1伝達情
報を記憶する中継記憶部を有し、且つ前記インターネッ
トに接続された中継サーバーに、前記インターネットを
介してアクセスして、前記中継記憶部に記憶された第1
伝達情報を取得するとともに、該取得した第1伝達情報
の内容に応じて動作を変更するので、前記画像形成装置
から離れた場所(たとえばサービス会社)から前記画像
形成装置の動作を変更することができるため便利であ
る。
【0053】請求項44に記載の管理システムは、イン
ターネットに接続され、管理される被管理装置と、前記
インターネットに接続され、前記被管理装置を管理する
管理装置と、を有した管理システムにおいて、前記イン
ターネットに接続され、前記管理装置へ伝達する伝達情
報を記憶する中継記憶部を有した中継サーバーを設け、
前記被管理装置は、前記管理装置に伝達する装置データ
情報を記憶する被管理記憶部を備えると共に、複数の取
得タイミングと、各取得タイミングで取得させる前記装
置データ情報との対応づけを管理する取得データ管理部
を備え、前記被管理装置は、前記取得データ管理部で記
憶している取得タイミングに応じて、当該取得タイミン
グと対応づけられている装置データ情報を前記被管理記
憶部から読み出し、前記伝達情報として前記中継サーバ
ーに取得させるので、他の動作に極力支障を与えないよ
うな取得タイミングで、しかも可能な限り頻繁にデータ
取得を行わせることで、前記被管理装置の被管理記憶部
の容量を比較的少なく抑えることができ、またデータの
有効活用を図ることができる。尚、データを「取得させ
る」とは、データを送信することを含んでいる。
【0054】請求項45に記載の管理システムは、前記
取得タイミングが、所定時問間隔毎、所定時刻、所定タ
イミング、所定の条件を満たしたタイミングのうち少な
くとも1つのタイミングであると好ましい。
【0055】請求項46に記載の管理システムは、前記
中継サーバーは、前記伝達情報を第2伝達情報として記
憶する他、前記被管理装置へ伝達する第1伝達情報を記
憶し、前記管理装置は、前記インターネットを介して、
前記中継サーバーにアクセスして、前記中継記憶部に記
憶された第2伝達情報を取得し、又は、前記中継サーバ
ーに第1伝達情報を取得させるとともに、前記被管理装
置は、前記インターネットを介して、前記中継サーバー
にアクセスして、前記中継記憶部に記憶された第1伝達
情報を取得し、又は、前記中継サーバーに第2伝達情報
を取得させると、例えば前記被管理装置と前記中継サー
バーとの間にファイアウォールが構築されていたような
場合でも、前記中継サーバーに記憶された前記第1伝達
情報を読み取ることによって、前記被管理装置自ら、前
記中継サーバーに前記第2伝達情報を送信するようにし
向けることができる。ファイアウォールは、その内部か
らの情報伝達は許容するので、前記管理装置は、前記中
継サーバーが受信した前記第2伝達情報を読み取ること
により、間接的に前記第2伝達情報を取得することが可
能となる。
【0056】請求項47に記載の管理システムは、前記
取得タイミングとして、前記被管理装置が実行するジョ
ブの終了時を含むと好ましい。
【0057】請求項48に記載の管理システムは、前記
被管理記憶部が記憶する前記装置データ情報として、実
行ジョブ情報又はその履歴情報のうち少なくとも1つを
含むと好ましい。
【0058】請求項49に記載の管理システムは、前記
被管理記憶部が記憶する前記装置データ情報として、マ
シンステータス情報又はその履歴情報のうち少なくとも
1つを含むと好ましい。
【0059】請求項50に記載の管理システムは、前記
被管理記憶部が記憶する前記装置データ情報として、ユ
ーザ操作情報又はその履歴情報のうち少なくとも1つを
含むと好ましい。
【0060】請求項51に記載の管理システムは、前記
被管理記憶部が記憶する前記装置データ情報として、カ
ウント情報、エラー情報、自己診断情報のうち少なくと
も1つを含むと好ましい。
【0061】請求項52に記載の管理システムは、前記
被管理装置が実行するジョブの終了時のタイミングで前
記中継サーバーに取得させる情報として、実行ジョブ情
報、マシンステータス情報、ユーザ操作情報のうち少な
くとも1つを含むと好ましい。
【0062】請求項53に記載の被管理装置は、インタ
ーネットに接続された管理装置により管理され、前記イ
ンターネットに接続された被管理装置であって、前記管
理装置に伝える装置データ情報を記憶する被管理記憶部
を備えると共に、複数の取得タイミングと、各取得タイ
ミングで取得させる前記装置データ情報との対応づけを
管理する取得データ管理部を備え、前記被管理装置と前
記管理装置との情報の授受を中継するために、前記管理
装置へ伝達する伝達情報を記憶する中継記憶部を有し、
且つ前記インターネットに接続された中継サーバーに対
し、前記取得データ管理部で記憶している取得タイミン
グに応じて、前記インターネットを介してアクセスし、
前記管理装置がアクセスして取得する前記伝達情報とし
て、前記取得タイミングと対応づけられている装置デー
タ情報を前記被管理記憶部から読み出して取得させるの
で、他の動作に極力支障を与えないような取得タイミン
グで、しかも可能な限り頻繁にデータ取得を行わせるこ
とで、前記被管理装置の被管理記憶部の容量を比較的少
なく抑えることができ、またデータの有効活用を図るこ
とができる。
【0063】請求項54に記載の画像形成装置は、イン
ターネットに接続された管理装置により管理され、前記
インターネットに接続された画像形成装置であって、前
記管理装置に伝える装置データ情報を記憶する被管理記
憶部を備えると共に、複数の取得タイミングと、各取得
タイミングで取得させる前記装置データ情報との対応づ
けを管理する取得データ管理部を備え、前記画像形成装
置と前記管理装置との情報の授受を中継するために、前
記管理装置ヘ伝達する伝達情報を記憶する中継記憶部を
有し、且つ前記インターネットに接続された中継サーバ
ーに対し、前記取得データ管理部で記憶している取得タ
イミングに応じて、前記インターネットを介してアクセ
スし、前記管理装置がアクセスして取得する前記伝達情
報として、前記取得タイミングと対応づけられている装
置データ情報を前記被管理記憶部から読み出して取得さ
せるので、他の動作に極力支障を与えないような取得タ
イミングで、しかも可能な限り頻繁にデータ取得を行わ
せることで、前記画像形成装置の被管理記憶部の容量を
比較的少なく抑えることができ、またデータの有効活用
を図ることができる。
【0064】請求項55に記載の管理方法は、インター
ネットに接続され、管理される被管理装置と、前記イン
ターネットに接続され、前記被管理装置を管理する管理
装置と、を有した前記被管理装置を管理する管理方法に
おいて、前記被管理装置が、前記管理装置に伝える装置
データ情報を記憶する被管理記憶部を備えると共に、複
数の取得タイミングと、各取得タイミングで取得させる
前記装置データ情報との対応づけを管理する取得データ
管理部を備えており、前記被管理装置は前記取得データ
管理部で記憶している取得タイミングに応じて、前記イ
ンターネットに接続された中継サーバーに、前記インタ
ーネットを介してアクセスして、前記取得タイミングと
対応づけられている装置データ情報を前記被管理記憶部
から読み出して取得させ、前記管理装置は、前記インタ
ーネットに接続された中継サーバーに、前記インターネ
ットを介してアクセスし、前記中継サーバーに記憶され
ている前記被管理装置から前記装置データ情報を取得す
ることにより、前記被管理装置を管理するので、他の動
作に極力支障を与えないような取得タイミングで、しか
も可能な限り頻繁にデータ取得を行わせることで、前記
被管理装置の被管理記憶部の容量を比較的少なく抑える
ことができ、またデータの有効活用を図ることができ
る。
【0065】尚、「インターネット」とは、広域ネット
ワークの意味で用いられ、コンピュータ・システム、端
未、データ通信設備を相互に接続したものをいう。接続
は専用回線、公衆回線のような有線で接続されていても
良いし、通信衛星などを通じて無線で接続されていても
よいし、それらの複合形態で接続されていても良い。
【0066】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面により
詳しく説明する。図1は、本実施の形態の管理システム
を表す図である。図1において、ユーザーの社内で構築
されたユーザーイントラネットNuに接続された複写機
やプリンタなどの被管理装置としての画像形成装置11
は、ファイアウォールの機能を有するプロキシサーバー
12を介して、社外のインターネットNに接続されてい
る。一方、サービス会社の社内で構築されたサービス会
社イントラネットNsに接続されたホストコンピュータ
21は、ファイアウォールの機能を有するプロキシサー
バー22を介して、社外のインターネットNに接続され
ている。更に、大容量ハードディスクなどの記憶手段
(中継記憶部ともいう)を有する中継サーバー31が、
同様にインターネットNに接続されている。すなわち、
画像形成装置11は、インターネットNとは異なるユー
ザーネットワークであるユーザーイントラネットNuに
接続され、かかるユーザーネットワークに接続され通過
する情報を制限するユーザーファイアウォールであるプ
ロキシサーバー12を介して、インターネットNに接続
され、中継サーバー31は、ユーザーネットワークから
見て、ユーザーファイアウォールより外で、インターネ
ットNに接続されている。一方、ホストコンピュータ2
1は、インターネットNとは異なるサービスネットワー
クであるサービス会社イントラネットNsに接続され、
通過する情報を制限するユーザーファイアウォールであ
るプロキシサーバー22を介して、インターネットNに
接続されている。また中継サーバー31は、ユーザーネ
ットワークから見てユーザーファイアウォールより外で
あって、且つサービスネットワークから見てサービスフ
ァイアウォールより外で、インターネットNに接続され
ている。
【0067】記録材上に画像を形成する画像形成装置1
1は被管理装置を構成し、プログラムやデータなどを記
憶している記憶可能なメモリ、フラッシュROM、ハー
ドディスクなどの被管理記憶部と、トラブルを検知する
センサなどの検知手段と、CPUなどの判断手段及び取
得データ管理部とを有しており、被管理記憶部に記憶さ
れたプログラム又はデータに基づいた制御が行われるよ
うになっている。ホストコンピュータ21は、ジョブ情
報を提供可能な管理装置を構成する。実施の形態につき
後述するジョブ情報は、画像形成装置11の被管理記憶
部に記憶されたプログラムを更新プログラムに書き換え
るため又は前記データを更新データに書き換えるための
更新情報を含み、画像形成装置11は、取得した更新情
報に基づいて、被管理記憶部に記憶された前記プログラ
ム又はデータを、更新プログラム又は更新データに書き
換えることができる。また、画像形成装置11は、取得
した更新情報に基づいて、更新プログラム又は更新デー
タをダウンロードし、被管理記憶部に記憶されたプログ
ラム又はデータを、更新プログラム又は前記更新データ
に書き換えることができる。なお、画像形成装置11
が、更新プログラム又は更新データに書き換えている間
(あるいは後述する第2伝達情報を送信している間)、
その機能の一部を十分に発揮できなくなるので、中継サ
ーバー31へのアクセスを中断すると好ましい。
【0068】更新プログラムとは、元のプログラムにお
いて生じていたバグを解消したバージョンアップしたプ
ログラムをいう。更新データとは、画像の濃度を決める
デフォルト値のようなものをいい、具体的には図3に示
す固有データを含む。尚、以下の説明では、画像形成装
置11がユーザーイントラネットNs、プロキシサーバ
ー12を介して、インターネットNに接続されている場
合について説明する。しかしながら、公衆回線(電話回
線)に接続されデジタル信号とアナログ信号との変換を
行うモデムと、公衆回線PNを介してインターネットN
と接続するプロバイダと、を介して、インターネットN
に接続される画像形成装置11にも適用できる。また、
公衆回線PNに接続されデジタル信号とアナログ信号と
の変換を行うモデムを有した画像形成装置(詳述すれ
ば、インターネットNに接続されていない画像形成装
置)11に対しても、中継サーバー31は、そのサービ
スを提供可能なように、この画像形成装置11に対して
は、直接(公衆回線による)情報の授受を行うことがで
きるように、構成していることが好ましい。
【0069】ここで、サービス会社のホストコンピュー
タ21は、画像形成装置11から情報を読み出すことに
よって、トラブル発生やメンテナンス時期を知ることが
出来る。ところが、プロキシサーバー12,22は、フ
ァイアウォール機能を有するため、外部(インターネッ
ト側)から、画像形成装置11又はホストコンピュータ
21にアクセスして、データを読み出すことはセキュリ
ティの問題から難しい。そこで、本実施の形態にかかる
管理システムにおいては、中継サーバー31を設けるこ
とによって、画像形成装置11とホストコンピュータ2
1間のデータ送信を可能としている。
【0070】すなわち、プロキシサーバー12,22
は、イントラネットNu,Ns側からのデータ送信やデ
ータのダウンロードは許容する場合が多い。これを利用
して、例えばホストコンピュータ21側で画像形成装置
11から図3に示されるような固有データを取得しよう
とする場合、まずホストコンピュータ21は、中継サー
バー31に、画像形成装置11からデータ取得を希望す
る旨のジョブ情報(第1伝達情報)を送信して記憶させ
る。
【0071】ついで、画像形成装置11が、中継サーバ
ー31にアクセスしたときに、ホストコンピュータ21
が画像形成装置11からデータ取得を希望する旨のジョ
ブ情報(第1伝達情報)が記憶されていれば、これを読
み取って、固有のデータ(第2伝達情報)を送信し中継
サーバー31に記憶させる。更に、ホストコンピュータ
21が、中継サーバー31にアクセスしたときに、画像
形成装置11から送信された固有データ(第2伝達情報
であり、装置データ情報を含む)が記憶されていれば、
これを読み取ることが出来る。
【0072】すなわち、かかるジョブ情報は、画像形成
装置11が中継サーバー31へ第2伝達情報(固有デー
タ)を送信するための送信指示情報になり、画像形成装
置11は、取得した第1伝達情報における送信指示情報
に基づいて、中継サーバー31へ第2伝達情報を送信す
ることができるのである。なお、中継サーバー31の中
継記憶部は、複数の第1伝達情報を記憶できると好まし
い。
【0073】このように、画像形成装置11とホストコ
ンピュータ21とが直接アクセスすることなく、データ
送信が可能になるので、ファイアウォールの有無に関わ
らず、ホストコンピュータ21は画像形成装置11を適
切に監視することが出来る。第2伝達情報の例として
は、図3に示しているが、その一例を挙げると、画像形
成回数(図3におけるトータルカウントなど)、画像形
成装置11を構成する少なくとも1つの構成要素(感光
ドラムなど)の使用回数(ドラムカウント、任意交換部
品カウント、固定交換部品カウントなど)、記録材のサ
イズ毎の画像形成回数(紙(記録材)サイズ別カウン
ト)、画像形成された記録材枚数(記録材カウント)、
画像形成装置11が有する機能(モード)毎の画像形成
回数(ユーザー使用モード別カウント、コピー、プリン
タ、FAX、スキャナ別カウントなど)のうち、少なく
とも1つがあげられる。また、第2伝達情報として、画
像形成装置11に生じた異常に基づく緊急情報(図3に
おける緊急/定期呼出情報)やエラー情報(JAM/S
C情報)であってもよい。
【0074】すなわち、画像形成装置11において、検
知手段により、何らかの異常の発生が検知され、前記判
断手段が、検知手段により検知された異常が緊急を要す
ると判断した場合は、緊急情報を中継サーバー31に送
信するようになっている。かかる緊急情報は、中継サー
バー31にアクセスしたホストコンピュータ21に読み
とられるので、サービス会社で画像形成装置11に異常
が発生したことがわかる。かかる場合の動作について
は、図5を参照して後述する。
【0075】さらに、画像形成装置11は、インターネ
ットNに接続されたホストコンピュータ21により管理
されており、ホストコンピュータ21から画像形成装置
11へ伝達する第1伝達情報を記憶する中継記憶部を有
し、かつインターネットNに接続された中継サーバー3
1に、インターネットNを介してアクセスして、中継記
憶部に記憶された第1伝達情報を取得するとともに、取
得した第1伝達情報を利用してプログラムやデータの更
新ができるので、それに基づく制御動作を変更できる。
すなわち、画像形成装置11から離れた場所(たとえば
サービス会社)から画像形成装置11の制御動作を変更
することができるため便利である。
【0076】尚、画像形成装置11及びホストコンピュ
ータ21にユニークな対象機ID情報(より具体的な一
例としてはシリアル番号)を付すことにより、画像形成
装置11及びホストコンピュータ21が複数存在し、か
つ中継サーバー31が単一であったとしても、かかる対
象機ID情報を用いて伝達情報の識別を行うことで、特
定の画像形成装置11と特定のホストコンピュータ21
間の情報伝達が可能となる。
【0077】また第1伝達情報に、伝達先の画像形成装
置11を特定する対象機ID情報を含めることで、画像
形成装置11は、中継サーバー31にアクセスして、対
象機ID情報に基づいて第1伝達情報を取得するか否か
を判断し、取得すると判断した場合は中継サーバー31
の中継記憶部に記憶された第1伝達情報を取得するよう
になっている。
【0078】また、第1伝達情報を送信したホストコン
ピュータ21又は第2伝達情報を送信した画像形成装置
11は、中継サーバー31が第1伝達情報又は第2伝達
情報を正常に受け取ったか否かの確認のために、送信し
た後に中継サーバー31にアクセスすると、情報を正常
に送信できたかを確認できるので好ましい。
【0079】かかる場合、第1伝達情報を送信したホス
トコンピュータ21又は第2伝達情報を送信した画像形
成装置11は、中継サーバー31にアクセスして、中継
サーバー31が第1伝達情報又は第2伝達情報を正常に
受け取ったか否かの確認した結果、正常に受け取ってい
ない場合、第1伝達情報又は第2伝達情報を、再度、送
信することで、より確実に情報の授受を行える。
【0080】なお、ホストコンピュータ21又は画像形
成装置11は、所定時間間隔毎、所定時刻、所定タイミ
ング、所定の条件を満たしたタイミングのうち少なくと
も1つのタイミングで、中継サーバー31にアクセスす
る。ここで、「所定時刻」とは、例えば、○時、毎週○
曜日の○時、毎月○日の○時など予め設定された時刻の
ことである。又、「所定タイミング」とは、例えば被管
理装置の起動時(電源オン時)や所定の操作が行われた
ときである。更に、「所定の条件を満たしたタイミン
グ」とは、たとえば、画像形成回数が予め設定された回
数に達したときや、検出した異常情報のうち予め設定さ
れている異常情報を検出したときである。なお、以下に
述べる実施の形態においては、ホストコンピュータ21
又は画像形成装置11は、中継サーバー31に対して所
定の時間間隔でアクセスするようになっている。本実施
の形態ではホストコンピュータ21は10分おきに、ま
た画像形成装置11は15分おきにアクセスするように
なっている。すなわち、画像処理機11が、中継サーバ
ー31に定期アクセスしてから次に定期アクセスするま
での間隔は、ホストコンピュータ21が中継サーバー3
1に定期アクセスしてから次に定期アクセスするまでの
間隔より長くなっている。画像形成装置11のアクセス
間隔より、ホストコンピュータ21のアクセス間隔の方
が短いと、画像形成装置11側から緊急通報があった場
合など、これを迅速に知ることができるため好ましい。
尚、画像形成装置11のアクセス間隔は変更可能であ
る。例えば、画像形成装置11の操作部や、ユーザーネ
ットワークに接続されたパーソナルコンピュータや、ホ
ストコンピュータから変更することができる。
【0081】より具体的に、画像形成装置11とホスト
コンピュータ21間のデータ送信について説明する。図
2は、画像形成装置11とホストコンピュータ21間の
データ送信を示す梯子チャートであり、画像形成装置1
1側から固有データを取得する場合を示している。図3
は、固有データの一例を示す図である。また、図9は、
中継記憶部に記憶されたジョブリストを、ホストコンピ
ュータ21側の表示部で表示した例である(その内容に
ついては後述する)。
【0082】尚、画像形成装置11は、定期的に中継サ
ーバー31にアクセスして、その中継記憶部に書き込ま
れた指示(第1伝達情報であり、ジョブ情報を含む)を
監視し、一方、ホストコンピュータ21は、定期的に中
継サーバー31にアクセスして、表示部に表示される情
報を更新するものとする。
【0083】図2のステップS101において、例えば
サービスマンの操作により、ホストコンピュータ21
は、画像形成装置11から固有データを吸い上げること
を希望する(すなわち、固有データを送信させる)旨の
指示データ(第1伝達情報であり、ジョブ情報であり、
送信指示情報である)を、中継サーバー31に送信す
る。かかる指示データには、対象となる画像形成装置1
1の対象機ID情報と、実行すべき時刻(画像形成装置
11が固有データを中継サーバー31へと送信する時
刻)が必要に応じて含まれている。
【0084】ステップS102で、中継サーバー31
は、受信した指示データを、中継記憶部の特定の領域に
格納し、ついでステップS103で、受信した指示デー
タが正常であるか確認する。かかる指示データが正常で
なければ、ステップS104で削除する。一方、指示デ
ータが正常であれば、ステップS105で、中継サーバ
ー31は、固有データの指示データをJOBリストに書
き込み、画像形成装置11固有のシリアル番号(対象機
ID情報)に対応する固有のフォルダに記憶する。その
結果を、HTML、XMLやFTPなどのフォーマット
に変換して、画像形成装置11とホストコンピュータ2
1のアクセスを待つ。
【0085】ホストコンピュータ21は、次回のアクセ
ス時に、中継サーバー31からデータを読み出して、自
己の表示部21a(図1)に、データ取得待ち或いは指
示データ不良の表示を行う(ステップS117)。すな
わち、中継サーバー31は、画像形成装置11が第1伝
達情報を取得したか否か、画像形成装置11が第1伝達
情報に基づいた所定の動作を行った否かによって、ホス
トコンピュータ21の表示部21aに表示される情報の
変更を行い、ホストコンピュータ21は、所定時間間隔
毎のタイミングで、中継サーバー31に定期アクセスし
て、ホストコンピュータ21の表示部21aに表示する
情報を取得して、表示部21aに表示することにより、
画像形成装置11の状態を管理することができる。表示
部21aの表示例については、図9を参照して後述す
る。
【0086】その後、画像形成装置11は、中継サーバ
ー31にアクセスしてJOBリストにおける、固有のシ
リアル番号(対象機ID情報)に対応する固有のフォル
ダをチェックして、自己に対する指示データがあること
を発見した場合、これを取得すると共に、指示された時
間(実行すべき時刻)が過ぎていないか判断する(ステ
ップS108)。指示された時間が過ぎていないと判断
すれば、画像形成装置11は、処理を完了して、中継サ
ーバ31への定期的アクセスを続行する(ステップS1
09)。
【0087】これに対し、指示された時間が過ぎている
と判断すれば、画像形成装置11は、中継サーバー31
の定期的アクセスを中止して(ステップS110)、取
得した指示の実行処理に専念する。具体的には、画像形
成装置11は、ステップS111で、自己の固有データ
を、例えばHTML、XMLやFTPなどユーザーファ
イアウォールを通過できるプロトコルの所定のフォーマ
ットに変換して、第2伝達情報(装置データ情報)とし
て、中継サーバー31に送信する。
【0088】一方、中継サーバー31は、画像形成装置
11から送信された固有データを受信し(ステップS1
12)、続くステップS113で、データが正常に送信
されたか否か判断し、その結果を中継記憶部に書き込
む。画像形成装置11は、固有データの送信後、所定時
間経過後に中継サーバー31にアクセスして、データの
送信結果を確認する。ステップS114で、画像形成装
置11は、受信したデータの送信結果が不良であれば、
再度ステップS111に戻って、再送信を行う。一方、
データの送信結果が適切であれば、ステップS115で
指示データに基づく固有データの送信処理が完了し、中
継サーバー31の定期的アクセスを再開する。
【0089】尚、送信処理が完了した場合(再送信を複
数回繰り返し、予め定められた所定回数を超えた場合や
予め定められた規定時間を超えた場合など、最終的にデ
ータ送信が不能である場合も含めて)、データ送信完了
通知(所定の動作の終了を示す終了通知であり、データ
送信できた場合はOK、不能であった場合はNG)が画
像形成装置11から中継サーバー31に送信される。中
継サーバー31では、画像形成装置11から送信される
データ送信完了通知に応じて、所定の領域に、正常に終
了した旨のデータ又はデータ送信が不能であった旨のデ
ータを書き込む(ステップS116、図9参照)。そし
て、正常に終了した場合は、送信された画像形成装置1
1の固有データは、中継記憶部の所定の領域に記憶さ
れ、ホストコンピュータ21からダウンロードできるよ
うになっている。尚、メールによる通知の設定がなされ
ていれば、ホストコンピュータ21に直ちに連絡される
ようにすることにより、早期にホストコンピュータ21
に伝達することができ(さらには、複数のアドレスを設
定することにより、ホストコンピュータ21とサービス
マンなど複数に同時に送ることができ)好ましいが、次
回ホストコンピュータ21が中継サーバー31にアクセ
スしたときには、ホストコンピュータ21の表示部21
aに指示データに基づく画像形成装置11の送信が正常
に終了したか否かが表示されることとなり(ステップS
118)、更に、正常に終了した場合、中継記憶部に記
憶された画像形成装置11の固有データが読み出され、
表示部に表示されたり、ダウンロードしたりすることが
できる。
【0090】次に、画像形成装置11の固有データを更
新する場合について説明する。図4は、画像形成装置1
1とホストコンピュータ21間のデータ送信を示す梯子
チャートであり、画像形成装置11側の固有データを更
新する場合を示している。
【0091】図4のステップS201において、例えば
サービスマンの操作により、ホストコンピュータ21
は、書き換えるべき固有データ(更新データ)を入力す
る。ついで、ステップS202で、入力された固有デー
タと更新指示データ(第1伝達情報であり、ジョブ情報
であり、更新情報である)とを、中継サーバー31に送
信する。かかる指示データには、対象となる画像形成装
置11の対象機ID情報と、実行すべき時刻(画像形成
装置11が被管理記憶部に記憶された固有データのう
ち、書き換えるべき固有データに書き換えられる時刻)
が必要に応じて含まれている。
【0092】ステップS203で、中継サーバー31
は、受信した固有データと更新指示データを、中継記憶
部の特定の領域に格納し、ついでステップS204で、
受信した固有データと更新指示データが正常であるか確
認する。かかる固有データと更新指示データが正常でな
ければ、ステップS205で削除する。一方、固有デー
タと更新指示データが正常であれば、ステップS206
で、中継サーバー31は、固有データの更新指示をJO
Bリストに書き込み、画像形成装置11固有のシリアル
番号(対象機ID情報)に対応する固有のフォルダに記
憶する。その結果を、HTML、XMLやFTPなどの
所定のフォーマットに変換して、画像形成装置11とホ
ストコンピュータ21のアクセスを待つ。ホストコンピ
ュータ21は、次回のアクセス時に、中継サーバー31
からデータを読み出して、データ送信結果判断を行い
(ステップS222)、送信不良であれば、その旨を自
己の表示部21a(図1)に表示して、ステップS20
1に戻って再送信処理を行う。一方、送信が正常なら、
ホストコンピュータ21は、更新処理中である等の表示
を行う(ステップS224)。
【0093】その後、画像形成装置11は、中継サーバ
ー31にアクセスしてJOBリストにおける、固有のシ
リアル番号(対象機ID情報)に対応する固有のフォル
ダをチェックして、自己に対する指示データがあること
を発見した場合、これを取得すると共に、チェックした
ときに、更新指示データがあることを発見した場合、こ
れを取得する。更に、画像形成装置11は、指示された
時間(実行すべき時刻)が過ぎていないか判断する(ス
テップS209)。指示された時間が過ぎていないと判
断すれば、画像形成装置11は、処理を完了して、中継
サーバ31への定期的アクセスを続行する(ステップS
210)。
【0094】これに対し、指示された時間が過ぎている
と判断すれば、画像形成装置11は、中継サーバー31
の定期的アクセスを中止して(ステップS211)、取
得した指示の実行処理に専念する。具体的には、画像形
成装置11は、ステップS212で、自己の固有データ
(固有データ全てでも良いが、一部の固有データすなわ
ち、少なくとも更新する固有データを送信しても良い)
を、例えばHTML、XMLやFTPなどの所定のフォ
ーマットに変換して、中継サーバー31に送信する。
【0095】一方、中継サーバー31は、画像形成装置
11から送信された固有データを受信し、ホストコンピ
ュータ21から送信された固有データによって書き換え
る(ステップS213)。書き換えられた固有データ
は、HTML、XMLやFTPなどの所定のフォーマッ
トに変換されて中継サーバー31に記憶される。一方、
画像形成装置11からのデータ送信が正常であったか否
かの送信結果が、中継サーバー31から画像形成装置1
1へと送信されるので、ステップS214で、画像形成
装置11は、データの送信結果が不良と判断されれば、
再度ステップS212に戻って、再送信を行う。一方、
データの送信結果が適切であれば、画像形成装置11
は、ステップS215で中継サーバー31にアクセスし
て、書き換えられた固有データを取得し、続くステップ
S216で固有データを更新する。ステップS217で
更新結果が不良か否か判断され、ステップS218で更
新結果を中継サーバー31に通知処理し、ステップS2
20で更新処理を完了し、中継サーバー31への定期的
アクセスを再開する。
【0096】更新処理が完了した場合(更新を複数回繰
り返し、予め定められた所定回数を超えた場合や、予め
定められた規定時間を超えた場合など最終的に更新が不
能である場合を含めて)、データ更新完了通知(所定の
動作の終了を示す終了通知であり、データ更新できた場
合はOK、不能であった場合はNG)が画像形成装置1
1から中継サーバー31に送信される。中継サーバー3
1では、画像形成装置11から送信されるデータ送信完
了通知に応じて、所定の領域に、更新が正常に終了した
か否かが書き込まれる(ステップS219,図9参
照)。そして、この情報は、中継記憶部の所定の領域に
記憶され、ホストコンピュータ21からダウンロードで
きるようになっている。尚、メールによる通知の設定が
なされていれば、ホストコンピュータ21に直ちに連絡
することができ、早期にホストコンピュータ21に伝達
することができ(更には、複数のアドレスを設定するこ
とにより、ホストコンピュータ21とサービスマンなど
複数に同時に送ることができ)好ましいが、次回ホスト
コンピュータ21が中継サーバー31にアクセスしたと
きには、ホストコンピュータ21の表示部21aに更新
指示データに基づく画像形成装置11の固有データの更
新が正常に終了したか否かが表示されることとなり(ス
テップS225)、ホストコンピュータ21の表示部に
表示することができる。
【0097】このように本実施の形態によれば、サービ
スマンは、サービス会社社内に居ながらにして、ユーザ
ーの画像形成装置11の固有データを読み出すことが出
来、また必要に応じて、その書き換えが出来るので、メ
ンテナンスの手間及びコストを大きく削減できる。尚、
ここでは、固有データの書き換え(更新)を中継サーバ
ーで行うようにしているが、後述するプログラムの書き
換えと同様に、画像形成装置11で固有データの書き換
えを行っても良い。
【0098】次に、画像形成装置11にトラブル(異
常)が生じた場合のデータ送信について説明する。図5
は、画像形成装置11とホストコンピュータ21間のデ
ータ送信を示す梯子チャートであり、画像形成装置11
側にトラブルが生じた場合を示している。なお、以下に
述べる実施の形態では、トラブルの内容を確認し、それ
が致命的な場合に中継サーバー31への定期的アクセス
を中断しているが、トラブル発生を検知した段階で、直
ちにかかる定期的アクセスを中断してもよい。
【0099】図5のステップS301において、画像形
成装置11は、検知手段により何らかのトラブルが生じ
たことを検知すると、ステップS302で表示パネル
(不図示)にトラブルが生じたことを表示し、画像形成
動作中であれば、その実行を停止する。さらに、画像形
成装置11は、ステップS303で、判断手段による自
己診断プログラムを実行して、発生したトラブルが紙詰
まりのような一時的なものか、モータの故障など致命的
なものか判断する。トラブルが一時的なものであると判
断すれば、画像形成装置11は、ステップS304で、
外部に通報することなく、詰まった紙を取り除くことに
応動して、動作を復旧する。
【0100】一方、発生したトラブルが致命的なもので
あると判断すれば、画像形成装置11は、ステップS3
05で、中継サーバー31への定期的アクセスを停止
し、ステップS306で、トラブル内容に関する情報を
吸い上げて、中継サーバー31に送信する。このとき、
画像形成装置11は、対象機ID情報も合わせて送信す
る。中継サーバー31は、ステップS307で、受信し
たトラブル内容に関する情報を、所定の格納領域に記憶
する。画像形成装置11は、トラブル内容に関する情報
の送信後、所定時間経過後に中継サーバー31にアクセ
スして、データの送信結果を確認する。
【0101】画像形成装置11は、ステップS308
で、送信結果が不良と判断すれば、再度ステップS30
6に戻って、再送信を行う。一方、データの送信結果が
適切であれば、画像形成装置11は、ステップS309
で、処理完了通知処理を行い、中継サーバー31にアク
セスして、トラブル発生中である旨の通知を行う。尚、
ステップS306とS309は順序が逆になっても良い
し、ステップS306と同時にステップS309の送信
を行っても良い。これら、トラブル発生中である旨の情
報(ステップS309)とトラブル内容の情報(ステッ
プS306)は、第2伝達情報であり、緊急情報であ
る。これらの情報は、HTML、XMLやFTPなどの
所定のフォーマットで送信される。その後、画像形成装
置11は、ステップS311で、中継サーバー31の定
期的アクセスを再開し、中継サーバー31を介してホス
トコンピュータ21より新たな指示がないか監視する。
【0102】一方、通報を受けた中継サーバー31は、
メールによる通知の設定がなされていれば、ホストコン
ピュータ21に直ちに連絡されるようにすることによ
り、早期にホストコンピュータ21に伝達することがで
き(更には、複数のアドレスを設定することにより、ホ
ストコンピュータ21とサービスマンなど複数に同時に
送ることができ)好ましいが、次回ホストコンピュータ
21が中継サーバー31にアクセスしたときに、画像形
成装置11のトラブル発生と、そのトラブル内容が読み
出されて、ホストコンピュータ21のディスプレイに緊
急通報の表示がなされることとなる(ステップS31
2)。
【0103】このように本実施の形態によれば、画像形
成装置11にトラブルが生じた場合、そのトラブル内容
まで具体的にサービス会社に通報されるので、サービス
マンは迅速にトラブル対応を行うことが出来る。
【0104】次に、画像形成装置11に記憶されたプロ
グラムを更新する場合について説明する。図6は、画像
形成装置11とホストコンピュータ21間のデータ送信
を示す梯子チャートであり、画像形成装置11側のプロ
グラムを変更する場合を示している。
【0105】図6のステップS401において、例えば
サービスマンの操作により、ホストコンピュータ21
は、書き換えるべきプログラム(更新プログラムであり
ISWデータという)を入力する。ついで、入力された
ISWデータと変更指示データ(第1伝達情報であり、
ジョブ情報であり、更新情報である)とを、中継サーバ
ー31に送信する(ステップS407)。かかる変更指
示データには、対象となる画像形成装置11の対象機I
D情報と、実行すべき時刻(画像形成装置11が被管理
記憶部に記憶されたプログラムをISWデータに書き換
える時刻)が必要に応じて含まれている。
【0106】ステップS402で、中継サーバー31
は、受信したISWデータと変更指示データを、中継記
憶部の特定の領域に格納し、ついでステップS403
で、受信したISWデータと変更指示データが正常であ
るか確認する。かかるISWデータと変更指示データが
正常でなければ、ステップS404で削除する。一方、
ISWデータと変更指示データが正常であれば、ステッ
プS405で、中継サーバー31は、ISWデータの変
更指示をJOBリストに書き込み、画像形成装置11固
有のシリアル番号(対象機ID情報)に対応する固有の
フォルダに記憶する。その結果を、HTML、XMLや
FTPなどの所定のフォーマットに変換して、画像形成
装置11とホストコンピュータ21のアクセスを待つ
(ステップS406)。ホストコンピュータ21は、次
回のアクセス時に、中継サーバー31からデータを読み
出して、データ送信結果判断を行い(ステップS40
8)、送信不良であれば、その旨を自己の表示部21a
(図1)に表示して、ステップS401に戻って再送信
処理を行う。一方、送信が正常なら、ホストコンピュー
タ21は、更新処理中である等の表示を行う(ステップ
S410)。
【0107】その後、画像形成装置11は、中継サーバ
ー31にアクセスしてJOBリストにおける、固有のシ
リアル番号(対象機ID情報)に対応する固有のフォル
ダをチェックして、自己に対する指示データがあること
を発見した場合、これを取得する。更に、画像形成装置
11は、指示された時間(実行すべき時刻)が過ぎてい
ないか判断する(ステップS412)。指示された時間
が過ぎていないと判断すれば、画像形成装置11は、処
理を完了して、中継サーバ31への定期的アクセスを続
行する(ステップS413)。
【0108】これに対し、指示された時間が過ぎている
と判断すれば、画像形成装置11は、中継サーバー31
の定期的アクセスを中止して(ステップS414)、取
得した指示の実行処理に専念する。具体的には、画像形
成装置11は、ステップS415で、中継サーバ31に
アクセスして、記憶されたISWデータをダウンロード
する。
【0109】更に、ステップS416で、画像形成装置
11は、ISWデータの送信結果が不良と判断すれば、
再度ステップS415に戻って、再ダウンロードを行
う。
【0110】ダウンロード情報が完了した場合(ダウン
ロードを複数回繰り返し、予め定められた所定回数を超
えた場合や、予め定められた規定時間を超えた場合など
最終的にダウンロード不能である場合も含めて)、IS
Wデータ取得結果(所定の動作の終了を示す終了通知)
が画像形成装置11から中継サーバー31に通知される
(ステップS417)。中継サーバー31では、画像形
成装置11から送信されたデータ送信結果に応じて、所
定の領域に、画像形成装置11の更新の結果を書き込む
(ステップS418)。かかる場合、次回ホストコンピ
ュータ21が中継サーバー31にアクセスしたときに、
画像形成装置11の更新結果が読み出されて、ホストコ
ンピュータ21のディスプレイに表示されることとなる
(ステップS419)。
【0111】一方、画像形成装置11は、データ送信結
果通知後に、中継サーバー31の定期的アクセスを再開
すると共に、ステップS420で、指示された時刻に達
した後、ステップS421でISWデータの書き込み
(書き換え)を実行しプログラムを変更する。ここで、
指示された時刻まで待つのは、たとえば深夜や早朝など
画像形成装置11の稼働する可能性が最も低くなる時間
帯を狙って、ISWデータの書き込みを行い、それによ
りユーザの使用を阻害しないようにするためである。
【0112】その後、画像形成装置11は、ステップS
422で書き込みが正常に行われたか否か判断し、正常
に行われなかったと判断すれば、ステップS421へ戻
って再度書き込みを行う。一方、書き込みが正常であっ
たと判断すれば、画像形成装置11は、ステップS42
3において、中継サーバー31に対し、書き込み結果の
通知処理を行う。
【0113】ISWデータの書き込み処理が完了した場
合(書き込みを複数回繰り返し、予め定められた所定回
数を超えた場合や、予め定められた規定時間を超えた場
合など、最終的に書き込みが不能である場合も含め
て)、書き込み結果(ISW書換完了通知)が画像形成
装置11から中継サーバー31に通知される。中継サー
バー31では、画像形成装置11から送信された書き込
み結果に応じて、所定の領域に、画像形成装置11の更
新の結果を書き込む(ステップS424)。かかる場
合、メールによる通知の設定がなされていれば、ホスト
コンピュータ21に直ちに連絡することができ早期にホ
ストコンピュータ21に伝達することができ(更には、
複数のアドレスを設定することにより、ホストコンピュ
ータ21とサービスマンなど複数に同時に送ることがで
き)好ましいが、次回ホストコンピュータ21が中継サ
ーバー31にアクセスしたときに、画像形成装置11の
更新結果が読み出されて、ホストコンピュータ21のデ
ィスプレイに表示されることとなる(ステップS42
5)。
【0114】以上の説明においては、固有データの送信
(図2)、固有データの書き換え(図4)、ISWデー
タの書き換え(図6)と分けて説明したが、画像形成装
置11から見た場合、所定時間間隔で、中継サーバー3
1にアクセスしており、自分に対する第1伝達情報であ
るジョブ情報(固有データの送信指示、固有データの書
き換え指示、ISWデータの書き換え指示)があるか否
かを判断し、あれば、そのジョブ情報の内容に応じて、
上述した図2,4,6に応じた動作を行う(動作を変更
する)ものである。中継サーバーが唯一であると、例え
ば通信回線がビジーとなったり、故障時など管理システ
ム全体がシステムダウンする恐れがある。そこで、以下
に述べる実施の形態においては、かかる問題を回避でき
るようにしている。
【0115】図7は、階層状に構成したサーバー群を含
む管理システムの別の例を示す図であるが、プロキシサ
ーバーは省略して示されている。図7において、親中継
サーバー31は、子中継サーバー131,231に接続
され、子中継サーバー131,132は、複数の画像形
成装置11に接続されている。ホストコンピュータ21
は、親中継サーバー31と子中継サーバー131,23
1とに接続されている。中継サーバーとしての親中継サ
ーバー31と子中継サーバー131,231とは、それ
ぞれ中継記憶部を有する。
【0116】本実施の形態によれば、画像形成装置11
からホストコンピュータ21にデータを送信する場合、
画像形成装置11は、子中継サーバー131,231に
アクセスして、データを受け渡す。子中継サーバー13
1,231は、親中継サーバー31にアクセスして、デ
ータを受け渡す。ホストコンピュータ21は、親中継サ
ーバーにアクセスして、データをダウンロードすること
が出来る。ホストコンピュータ21から画像形成装置1
1にデータを送信する場合、この逆の手順で行うことが
出来る。
【0117】本実施の形態によれば、中継サーバーを複
数とすることによって、画像形成装置11からのアクセ
スが親中継サーバー31に集中することがなく、回線が
ビジーになるという恐れを抑制できる。又、例えば、子
中継サーバー231が故障したような場合でも、子中継
サーバー131、或いは親中継サーバー31がその代わ
りを努めることによって、管理システム全体がシステム
ダウンするというような不具合を回避できる。尚、サー
バーの階層構成は、2段に限らず、3段以上でも良いこ
とは勿論である。また、親中継サーバーを複数設置する
ことも考えられる。かかる場合、子中継サーバーが、複
数の親中継サーバーのうち予め設定された特定の(第
1)親中継サーバーにアクセスするように設定してお
き、第1親中継サーバーへのアクセスが不可能な場合、
第1親中継サーバーとは異なる第2親中継サーバーにア
クセスさせることで、システムの一部がダウンするよう
な不具合を防止できる。
【0118】かかる場合、画像形成装置11は、複数の
中継サーバー31,131,231のうち予め設定され
た子中継サーバー(131または231)にアクセスす
るとともに、子中継サーバー(131または231)へ
のアクセスが不可能な場合、子中継サーバー(131ま
たは231)とは異なる親中継サーバー31にアクセス
すると好ましい。予め設定された子中継サーバー131
または231にアクセスするには、画像形成装置11
に、アクセスさせたい子中継サーバー131または23
1の固有のIPアドレスを記憶させておくことが考えら
れるが、子サーバーID情報から対応する子中継サーバ
ー131,231のIPアドレスが特定できるテーブル
を設けて記憶させてもよい。
【0119】なお、子中継サーバー131,231は、
情報を記憶する子中継記憶部を有し、親中継サーバー3
1は、情報を記憶する親中継記憶部を有し、画像形成装
置11は、インターネットNを介して、子中継サーバー
131(または231)にアクセスして、子中継記憶部
に記憶された情報を取得し、又は、子中継サーバー13
1(または231)に第2伝達情報を送信する。ホスト
コンピュータ21は、インターネットNを介して、親中
継サーバー31にアクセスして、親中継記憶部に記憶さ
れた情報を取得し、又は、親中継サーバー31に第1伝
達情報を送信する。ホストコンピュータ21から送信さ
れた第1伝達情報は、親中継サーバー31から子中継サ
ーバー131(または231)へと伝達されて、子中継
サーバー131(または231)の子中継記憶部に記憶
される、又は、ホストコンピュータ21から送信された
第2伝達情報は、子中継サーバー131(または23
1)から親中継サーバー31へと伝達されて、親中継サ
ーバー31の親中継記憶部に記憶されることとなる。
【0120】上述と同様に、子中継サーバー131(ま
たは231)は、所定時間間隔毎、所定時刻、所定タイ
ミングのうち少なくとも1つのタイミングで、親中継サ
ーバー31にアクセス(定期アクセス)するようになっ
ている。その定期アクセスの際に、親中継サーバー31
に記憶されている第1伝達情報を取得し、以降の定期ア
クセス時に、その内容に応じて受信した第2伝達情報を
親中継サーバーに送信する。
【0121】第1伝達情報が、伝達先の画像形成装置1
1を特定するための対象機ID情報(ここではシリアル
番号)、又は、子中継サーバー131(または231)
を特定するための子サーバーID情報(ここではシリア
ル番号)を含んでいれば、子中継サーバー131(また
は231)は、親中継サーバー31にアクセスして、子
中継サーバー131(または231)にアクセスする画
像形成装置11の対象機ID情報、又は、自らを特定す
るための子サーバーID情報に基づいて、親中継記憶部
に記憶された第1伝達情報を取得するか否かを判断し、
取得すると判断した場合は子中継記憶部に記憶された第
1伝達情報を取得することができる。
【0122】一方、前記第1伝達情報が、画像形成装置
11が第2伝達情報を送信するための送信指示情報であ
れば、画像形成装置11は、子中継サーバー131(ま
たは231)を介して取得した送信指示情報に基づい
て、子中継サーバー131(または231)へ第2伝達
情報を送信し、子中継サーバー131(または231)
は、画像形成装置11から取得した第2伝達情報を親中
継サーバー31へ送信することができる。
【0123】さらに、ホストコンピュータ21から親中
継サーバー31へ、子中継サーバー131(または23
1)を制御するための中継プログラムを更新中継プログ
ラムに書き換えるための更新中継情報を送信することも
できる。かかる場合、子中継サーバー131(または2
31)は、親中継サーバー31へアクセスして、更新中
継情報を取得し、取得した更新中継情報に基づいて、子
中継サーバー131(または231)に記憶された中継
プログラムを、更新中継プログラムに書き換えることが
でき、かかる更新中継プログラムにより子中継サーバー
131(または231)の機能を向上させることができ
る。
【0124】特に、子中継サーバー131(または23
1)にアクセスする画像形成装置11が複数ある場合、
子中継サーバー131(または231)は、画像形成装
置11から送信された複数の第2伝達情報を集約して、
第2伝達情報として、親中継サーバー31へ伝達でき
る。ここで、集約とは、送信順に並べること、または画
像形成装置のおのおのに応じて整理することなどがある
が、これに限られない。
【0125】さらに、子中継サーバー131,231が
複数あり、画像形成装置11が、複数の子中継サーバー
131,231のうち予め設定された第1子中継サーバ
ー131にアクセスするとともに、第1子中継サーバー
131へのアクセスが不可能な場合、第1子中継サーバ
ー131とは異なる子中継サーバー231又は親中継サ
ーバー31にアクセスすることで、情報の伝達を確保で
きる。
【0126】また、親中継サーバー31は、複数の子中
継サーバー131、231から伝達された複数の第2伝
達情報を集約して、第2伝達情報とすることができる。
【0127】なお、親中継サーバー31が複数あっても
よく、その場合、子中継サーバー131,231は、複
数の親中継サーバー31のうち予め設定された第1親中
継サーバーにアクセスするとともに、前記第1親中継サ
ーバーへのアクセスが不可能な場合、前記第1親中継サ
ーバーとは異なる親中継サーバーにアクセスすることが
できる。以下、中継サーバーを複数設けた管理システム
につき具体的に説明する。
【0128】図8は、親子サーバーを介して成される、
画像形成装置11とホストコンピュータ21間のデータ
送信を示す梯子チャートであり、画像形成装置11側の
プログラムを変更する場合を示している。尚、子中継サ
ーバー131は、定期的に親中継サーバー31にアクセ
スしてJOBリストを監視しており、画像形成装置11
は、定期的に子中継サーバー131にアクセスしてJO
Bリストを監視している。尚、以下に述べる実施の形態
では、ホストコンピュータ21を管理装置としたとき
に、被管理装置を画像形成装置11としていたが、これ
を子中継サーバー131とすることも可能である。かか
る場合には、他の実施の形態と同様に、子中継サーバー
131を特定する子サーバーID情報などに基づいて、
その制御プログラムを変更することもできることとな
る。尚、ここでは一例として、ISWデータの書き換え
について説明するが、上述したように、固有データの送
信(図2)、固有データの書き換え(図4)、緊急通報
(図5)にも適用できることはいうまでもない。
【0129】図8のステップS501において、例えば
サービスマンの操作により、ホストコンピュータ21
は、書き換えるべきプログラム(更新プログラムであ
り、ISWデータともいう)を入力し、ついで、入力さ
れたISWデータと、変更指示データとを、親中継サー
バー31に送信する(ステップS501)。かかる変更
指示データには、対象となる画像形成装置11の対象機
ID情報と、対象となる子中継サーバー131の子サー
バーID情報(子中継サーバーを特定するための情報)
と、実行すべき時間が必要に応じて含まれている。
【0130】ステップS502で、親中継サーバー31
は、受信したISWデータと変更指示データを、特定の
領域に格納し、ついでステップS503で、子中継サー
バー131を経由した画像形成装置11に対する書き換
え指示をJOBリストに追加し、子中継サーバー131
とホストコンピュータ21のアクセスを待つ(ステップ
S503)。ホストコンピュータ21は、次回のアクセ
ス時に、親中継サーバー31からデータを読み出して、
データ送信結果判断を行い、更新処理中である等の表示
を行う(ステップS504)。
【0131】その後、子中継サーバー131は、親中継
サーバー31にアクセスしてJOBリストをチェックし
たときに、変更指示データがあることを発見した場合
(子中継サーバー131に対するアクセスされる画像形
成装置11の対象機ID情報や、自らの子サーバーID
情報から発見する)、これを取得する(ステップS50
4)。更に、子中継サーバー131は、受信したISW
データと変更指示データをチェックして、親中継サーバ
ー31に送信結果を通知処理して(ステップS50
5)、その後かかるデータを特定の領域に格納し、画像
形成装置11に対する書き換え指示をJOBリストに追
加し、画像形成装置11のアクセスを待つ(ステップS
507)。
【0132】親中継サーバー31は、子中継サーバー1
31からの送信結果を受けて、HTML、XMLやFT
Pなどの所定のフォーマットに変換し、ホストコンピュ
ータ21からのアクセスを待つ。ホストコンピュータ2
1は、次回のアクセス時に、親中継サーバー31からデ
ータを読み出して、データ送信結果を取得し、例えばデ
ータが子中継サーバー131に送信された旨の表示を行
う(ステップS508)。
【0133】一方、子中継サーバー131にアクセスし
た画像形成装置11は、そのJOBリストをチェックし
たときに、変更指示データがあることを発見した場合、
これを取得すると共に、子供サーバー31の監視を中止
する(ステップS509)。更に、画像形成装置11
は、受信したISWデータと変更指示データをチェック
して、子中継サーバー131に送信結果を通知処理する
(ステップS510)。
【0134】かかる送信結果は、子中継サーバー131
と親中継サーバー31を経由して(ステップS511,
S512)、ホストコンピュータ21に読み出され、例
えばデータが画像形成装置11に送信された旨の表示を
行う(ステップS513)。
【0135】画像形成装置11は、ステップS514
で、指示された時間まで待った後、ISWデータの書き
込みを実行しプログラムを変更する。その後、画像形成
装置11は、ステップS515で書き込みが正常に行わ
れたか否か判断し、正常に行われなかったと判断すれ
ば、ステップS514へ戻って再度書き込みを行う。一
方、書き込みが正常であったと判断すれば、画像形成装
置11は、ステップS516において、子中継サーバー
131に対し、書き込み結果の通知処理を行う。その
後、ステップS520で、画像形成装置11は書き込み
書処理を完了し、子中継サーバー131の監視を再開す
る。
【0136】最終的にISWデータの書き込みが不能で
あることもあり得るが、かかる場合を含めて、書き込み
結果が画像形成装置11から子中継サーバー131、親
中継サーバー31を経由して(ステップS517,S5
18)、ホストコンピュータ21に読み出されて、ホス
トコンピュータ21のディスプレイに表示されることと
なる(ステップS519)。
【0137】子中継サーバー131,231に記憶され
たプログラムやデータを更新するような場合、子中継サ
ーバー131,231は、同様な態様でホストコンピュ
ータ21より更新プログラムまたは更新データを取得可
能であり、それによりプログラムまたはデータの更新が
可能となる。
【0138】図1において、ホストコンピュータ21
は、中継サーバー31にアクセスして、画像形成装置1
1に所定の動作を実行させるジョブ情報と、伝達先の画
像形成装置11を特定するための対象機ID情報(ここ
ではシリアル番号)とを含む第1伝達情報を送信し、中
継サーバー31は、送信された第1伝達情報を、中継サ
ーバー31の中継記憶部に記憶し、画像形成装置11
は、所定時間間隔毎、所定時刻、所定タイミング、所定
の条件を満たしたタイミングのうち少なくとも1つのタ
イミングで、中継サーバー31に定期アクセスしている
際に、中継記憶部に記憶されている第1伝達情報の対象
機ID情報に基づいて取得するか否かを判断し、取得す
ると判断した場合には、中継サーバー31から第1伝達
情報を取得し、取得した第1伝達情報におけるジョブ情
報に基づいて所定の動作を行い、所定の動作の終了を示
す終了通知を中継サーバー31へ送信し、中継サーバー
31は、画像形成装置11が第1伝達情報を取得したか
否か、画像形成装置11が第1伝達情報に基づいた所定
の動作を行った否かによって、ホストコンピュータ21
の表示部に表示される情報の変更を行い、ホストコンピ
ュータ21は、所定時間間隔毎、所定時刻、所定タイミ
ング、所定の条件を満たしたタイミングのうち、少なく
とも1つのタイミングで、中継サーバー31に定期アク
セスして、ホストコンピュータ21の表示部に表示する
情報を取得して、かかる表示部に表示することにより、
画像形成装置11の状態を管理するので、たとえば画像
形成装置11から離れたサービス会社にホストコンピュ
ータ21を設置したような場合でも、定期的に、インタ
ーネットNを介して画像形成装置11の状態が表示部に
表示されるため、サービスマンはサービス会社に居なが
らにして、画像形成装置11を適切に管理できる。
【0139】図9は、ホストコンピュータ21の表示部
に表示されるJOBリストの一例を示す図である。な
お、JOBリストの各項目は、以下の意味を有する。 シリアル番号 :画像形成装置11のシリアル番号(ユ
ニークに決定される) 設置先 :画像形成装置11が設置してある場所 指示内容 :GETDATA(データ取得)、UP
DATE(更新)などのジョブ指示内容 データ種類 :指示内容で取得、更新するデータの種
類(KRDS(更新)データ、ISWデータ(更新プロ
グラム)など) 管理サーバー :ジョブを管理している中継サーバー3
1のIPアドレスやドメイン名(中継サーバーが階層的
に配置されている場合は親中継サーバー) 指示ホスト :ジョブ指示を出しているホストコンピ
ュータ21のID情報(ユニークなホストID情報(シ
リアル番号)とする) 指示時刻 :指示内容を実行する時刻(データ更新
の場合は画像形成装置11が更新データ取得を開始する
時刻) 実行時刻 :更新の場合に、画像形成装置11が更
新を実行する時刻 処理状況 :画像形成装置11と中継サーバー31
のやり取りの状況が表示されホスト側で状況が把握でき
る。具体的には、以下のようなものがある。 [待機中]コピー機からのアクセス待ち、もしくは指示
時刻待ち [データ取得中]画像形成装置11がデータ更新の実行
時刻になるまで待機している状況(ただしデータは取得
済み) [正常終了] データ処理が正常に終了(一定時間後
表示削除される) [異常終了] データ処理が失敗(表示は削除されな
い)
【0140】サービスマンは、定期的に更新される図9
に示す表示画面を見ることによって、複数の画像形成装
置11の状態を的確に判断することができる。
【0141】なお、JOBリストの管理の態様である
が、たとえばホストコンピュータ21または中継サーバ
ー31のハードディスク内に、各画像形成装置11のシ
リアル番号ごとにフォルダを作成し、状態を把握したい
画像形成装置11のシリアル番号に対応するフォルダ内
を探すことによって、必要なJOBリストをピックアッ
プすることができる。また、画像形成装置11は、自己
の固有なシリアル番号から、JOBリストの固有なフォ
ルダを検索して、JOBの実行が終了したようなものに
ついては、削除や修正などを自動的に行うことができ
る。
【0142】図10は、被管理装置である画像形成装置
11からログデータ(装置データ情報)を、管理装置で
あるホストコンピュータ21に提供する動作に関する梯
子チャートである。図10において、中継サーバー31
がJOBリストを監視する以外に、ステップS601
で、画像形成装置11においてログ取得トリガー(詳細
は後述)が作用すると、ステップS602で、画像形成
装置11は、中継サーバー31にログ送信開始通知を送
る。
【0143】ログ通信通知を受けた中継サーバー31
は、ステップS603において、ログデータの受信待機
状態に入る。その後、画像形成装置11が監視のため中
継サーバー31にアクセスしたときに、画像形成装置1
1にログデータの送信許可を取得させる。これに応じ
て、ステップS604において、画像形成装置11は、
ログデータを送信し、中継サーバー31がこれを取得す
る。かかる送信は、パケット通信を介して行うと、効率
的な情報伝達が行えるので好ましい。特に、ログデータ
をワンパケットで送るようにすることで、画像形成装置
11のデータ記憶容量を節約することができる。更に、
ステップS605において、中継サーバー31が取得し
たログデータの内容を確認し、その後、画像形成装置1
1が監視のため中継サーバー31にアクセスしたとき
に、画像形成装置11に対してログデータの受信結果を
提供する。
【0144】画像形成装置11は、提供されたログデー
タの受信結果に基づいて、ステップS606で、送信が
正しく行われたか否か判断し、送信が正しく行われてい
ないと判断すれば、ステップS604に戻って再送信を
行い、送信が正しく行われたと判断すれば、ステップS
607で送信処理を終了し、通常の状態に戻る。
【0145】一方、中継サーバー31は、ステップS6
08において、画像形成装置11より正しく送信された
ログデータに基づいて、中継サーバー31に構築された
データベースを更新する。更に、中継サーバー31は、
ステップS609において、ログデータの取得処理を完
了させ、その後ホストコンピュータ21がアクセスした
ときに、ログデータのデータベースを更新した旨の情報
を提供する。このようにしてデータベース化されたログ
データは、トラブル解析などのために用いられる。
【0146】以下に、画像形成装置11の取得データ管
理部に対応づけられて記憶されている、ログ取得トリガ
ーの作用する複数の取得タイミングと、かかる取得タイ
ミングで中継サーバー31に取得させるログデータ(装
置データ情報)とについて、その理由と共に説明する。 (1)主電源及び副電源投入時(ウォームアップ中) ウォームアップ中は、画像形成装置11がまだ稼動して
いないため、通信に専念することができるからである。
かかる場合には、画像形成装置11の初期状態における
各種の情報を収集することができる。又、中継サーバー
31に取得されるログデータとしては、実行ジョブ履
歴、マシンステータス履歴、ユーザー操作履歴、各種の
カウント、自己診断結果に関する情報などが含まれる。 (2)省電力待機中 かかる間は、画像形成装置11がまだ稼動していないた
め、通信に専念することができるからである。中継サー
バー31に取得されるログデータとしては、実行ジョブ
履歴、マシンステータス履歴、ユーザー操作履歴、各種
のカウント、自己診断結果に関する情報などが含まれ
る。 (3)副電源切断時 かかる間は、画像形成装置11がまだ稼動していないた
め、通信に専念することができるからである。又、エラ
ー発生解除時などに副電源を切断した場合、トラブル発
生時における通信と同様な管理上のメリットがある。中
継サーバー31に取得されるログデータとしては、実行
ジョブ履歴、マシンステータス履歴、ユーザー操作履
歴、各種のカウント、自己診断結果に関する情報などが
含まれる。 (4)実行ジョブ終了時 逐次稼動情報を送信することで、ホストコンピュータ2
1側で、中継サーバー31を介してほぼリアルタイム
に、画像形成装置11の状況を知ることができるからで
ある。中継サーバー31に取得されるログデータとして
は、実行ジョブ情報、マシンステータス情報、ユーザー
操作情報、各種のカウントに関する情報などが含まれ
る。 (5)トラブル発生時(エラー検知時) トラブルによる画像形成装置11の停止時に、エラー情
報などの最小限の情報を送信できるからである。尚、定
期的に画像形成装置11の情報を、ホストコンピュータ
21へ転送して蓄積させている場合には、エラー発生時
からさかのぼって情報を確認し、原因を調査することが
可能となる。中継サーバー31に取得されるログデータ
としては、エラー情報(ジャムやトラブルの種類)、自
己診断結果情報、設定パラメータ情報の他、実行ジョブ
履歴、マシンステータス履歴、ユーザー操作履歴、各種
のカウントに関する情報などを含んでいて良い。ここ
で、トラブル発生時とは、画像形成装置11が自らエラ
ーを検出した場合の他、ユーザーの人為的な操作(扉開
放、用紙トレイ引き出し、フィニッシャ引き出しなど)
により動作を停止した時を含む。 (6)トラブル解除時 どのようにして画像形成装置11のトラブルを解消した
かのデータを蓄積し、今後の管理に役立たせることがで
きるからである。中継サーバー31に取得されるログデ
ータとしては、トラブル解消のため、画像形成装置11
が自らとった処置、ユーザーの処置、サービスマンの処
置に関する情報などが含まれる。 (7)定期時間超過時 一定期間毎にログデータを送信することで、かかるログ
データを記憶する画像形成装置11の被管理記憶部の負
担を減少させることができるからである。また、定期時
間通信は、月刊カウント情報など時間単位での定期情報
収集が可能となるからである。これはユーザーの使用情
報として蓄積すると良い。中継サーバー31に取得され
るログデータとしては、実行ジョブ履歴、マシンステー
タス履歴、ユーザー操作履歴、各種のカウントに関する
情報などが含まれる。 (8)定期カウント超過時 一定の動作回数毎にログデータを送信することで、かか
るログデータを記憶する画像形成装置11の被管理記憶
部の負担を減少させることができるからである。また、
定期カウント通信は、画像形成装置11の稼動状況に応
じて増大する情報量に応じて無駄のない情報収集が可能
となるからである。中継サーバー31に取得されるログ
データとしては、実行ジョブ履歴、マシンステータス履
歴、ユーザー操作履歴、各種のカウントに関する情報な
どが含まれる。 (9)保存バッファ満杯時 かかる場合には、新たに発生した情報を画像形成装置1
1がもはや記憶できないことから、蓄積したログデータ
を送信することで、かかるログデータの欠落を阻止する
ことができるからである。中継サーバー31に取得され
るログデータとしては、実行ジョブ履歴、マシンステー
タス履歴、ユーザー操作履歴、各種のカウントに関する
情報などが含まれる。 (10)消耗品不足時および消耗品補給・交換完了時 トナーや用紙などの消耗品の不足を検出した場合および
消耗品を補給し、或いはカートリッジ毎新品に交換した
場合など、メンテナンス履歴を送信することで、後の解
析に利用できる可能性があるからである。中継サーバー
31に取得されるログデータとしては、メンテナンス履
歴に関する情報などが含まれる。 (11)サービスマンによる処理時 この場合には、サービスマンの手動操作によって、メン
テナンス情報を送信することで、ホストコンピュータ2
1側で処理が完了したことが判り、便利だからである。
中継サーバー31に取得されるログデータとしては、メ
ンテナンス情報(サービスマンの行った処理)、各種の
カウントに関する情報などが含まれる。
【0147】ここで、実行ジョブ情報とは、実行したジ
ョブ単位で記録される情報であり、具体的には、ジョブ
実行日時、コピー部数を含む各種カウント値、ジョブ識
別情報、ジョブ内容情報、ジョブ結果情報などを含み、
また実行ジョブ履歴とは複数の実行ジョブ情報を履歴と
して記録した情報を言う。
【0148】マシンステータス情報とは、画像形成装置
本体(マシン)の状態を示す情報であり、具体的には、
マシンの状態(ウォームアップ中なのかアイドリング中
なのかなど)を示すマシンステータス情報、マシンモー
ド(例えば複合機の場合、FAXとして使用したのか複
写機として使用したのかなど)情報、マシンステータス
情報やマシンモード情報と対にして記録される日時を含
み、また、マシンステータス履歴とは、複数のマシンス
テータス情報を履歴として記録した情報を言う。
【0149】ユーザー操作履歴とは、ユーザの操作内容
を履歴として記録した情報であり、具体的には、操作部
上の機能選択、操作部上の操作ボタンの押し順、マシン
本体の扉の開閉、プラテン開閉、トレイ引き出し等の操
作情報、操作日時などを含む。
【0150】エラー情報とは、エラー(トラブル)に関
する情報であり、具体的には、エラー発生日時、発生箇
所、その状態(警告か停止か)、発生時の各種カウント
値などを含む。
【0151】白己診断結果情報とは、画像形成装置11
が自己に対して行った自己診断の結果に関する情報であ
り、具体的には、定着温度の上昇率、表面電位計の変
化、カラーバランスの情報などを含む。
【0152】各種カウント値とは、画像形成装置11内
でカウントされる数値であり、具体的には、部門別コピ
ーカウント枚数値、ジャムカウント値、紙サイズ毎やト
レイ別のコピーカウント数、両面/片面印刷等のモード
使用回数、ステープル回数などの情報を含むと好まし
い。
【0153】メンテナンス情報とは、サービスマンの行
った処理内容を示す情報であり、具体的には、サービス
マンが行った交換消耗品の種類や個数、交換日時などを
含み、またメンテナンス履歴とは複数のメンテナンス情
報を履歴として記録した情報を言う。
【0154】これ以外にも、例えばユーザーの操作した
順序をエラー情報として中継サーバー11に送信してお
くことで、必要に応じて、かかる操作を自動的に再現す
ることも可能となる。尚、本実施の形態において、画像
形成装置11から送信されたログデータが、中継サーバ
ーに記憶される実施の形態について述べたが、ホストコ
ンピュータに直接送信されて記憶されても勿論良い。
【0155】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。
【0156】
【発明の効果】本発明によれば、ファイアウォールの有
無に関わらず、インターネットなどのネットワークを利
用して、被管理装置の状態を的確に把握することが可能
な管理システム及び管理方法を提供することが出来る。
又、本発明によれば、適切なタイミングで、データを被
管理装置から管理装置側へと提供できる管理システム及
び管理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の管理システムを表す図である。
【図2】画像形成装置11とホストコンピュータ21間
のデータ送信を示す梯子チャートである。
【図3】固有データの一例を示す図である
【図4】画像形成装置11とホストコンピュータ21間
のデータ送信を示す梯子チャートである。
【図5】画像形成装置11とホストコンピュータ21間
のデータ送信を示す梯子チャートである。
【図6】画像形成装置11とホストコンピュータ21間
のデータ送信を示す梯子チャートである。
【図7】階層状に構成したサーバー群を含む管理システ
ムの別の例を示す図である。
【図8】親子サーバーを介して、画像形成装置11とホ
ストコンピュータ21間のデータ送信を示す梯子チャー
トである。
【図9】JOBリストの一例を示す図である。
【図10】被管理装置である画像形成装置11からログ
データを、管理装置であるホストコンピュータ21に提
供する動作に関する梯子チャートである。
【符号の説明】
11 画像形成装置 12 ホストコンピュータ 31 中継サーバー1(親中継サーバー) 131,231 子中継サーバー N インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木本 哲雄 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 吉田 智也 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 Fターム(参考) 5B021 AA19 BB01 BB04 CC05 EE04 5B042 GA12 GA18 GA36 GC16 JJ02 KK09 MA08 MC15 MC36 5B085 AC03 AC17 AE04 5B089 GA13 JB01 JB03 KE02 KE03 LB12 5K030 GA11 GA19 HA08 HC01 KA01 KA02 LA01 MA01 MA03 MB01

Claims (55)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットに接続され、管理される
    被管理装置と、 前記インターネットに接続され、前記被管理装置を管理
    する管理装置と、 を有した管理システムにおいて、 前記インターネットに接続され、前記被管理装置へ伝達
    する第1伝達情報、又は、前記管理装置へ伝達する第2
    伝達情報を記憶する中継記憶部を有した中継サーバーを
    設け、 前記被管理装置は、前記インターネットを介して、前記
    中継サーバーにアクセスして、前記中継記憶部に記憶さ
    れた第1伝達情報を取得し、又は、前記中継サーバーに
    第2伝達情報を送信するとともに、 前記管理装置は、前記インターネットを介して、前記中
    継サーバーにアクセスして、前記中継記憶部に記憶され
    た第2伝達情報を取得し、又は、前記中継サーバーに第
    1伝達情報を送信することを特徴とする管理システム。
  2. 【請求項2】 前記第1伝達情報は、前記被管理装置に
    所定動作を実行させるジョブ情報を有し、 前記被管理装置は、取得した前記第1伝達情報における
    前記ジョブ情報に基づいて所定の動作を行うことを特徴
    とする請求項1に記載の管理システム。
  3. 【請求項3】 前記被管理装置は、プログラム又はデー
    タを記憶する被管理記憶部を有し、前記被管理記憶部に
    記憶された前記プログラム又はデータに基づいた制御が
    行われ、 前記ジョブ情報は、前記プログラムを更新プログラムに
    書き換えるため又は前記データを更新データに書き換え
    るための更新情報であり、 前記被管理装置は、取得した前記更新情報に基づいて、
    前記被管理記憶部に記憶された前記プログラム又はデー
    タを、前記更新プログラム又は前記更新データに書き換
    えることを特徴とする請求項2に記載の管理システム。
  4. 【請求項4】 前記被管理装置は、取得した前記更新情
    報に基づいて、前記更新プログラム又は前記更新データ
    をダウンロードし、前記被管理記憶部に記憶された前記
    プログラム又は前記データを、前記更新プログラム又は
    前記更新データに書き換えることを特徴とする請求項3
    に記載の管理システム。
  5. 【請求項5】 前記被管理装置は、前記更新プログラム
    又は前記更新データに書き換えているあいだ、前記中継
    サーバーへのアクセスを中断することを特徴とする請求
    項3又は4に記載の管理システム。
  6. 【請求項6】 前記ジョブ情報は、前記被管理装置が前
    記中継サーバーへ第2伝達情報を送信するための送信指
    示情報であり、 前記被管理装置は、取得した前記第1伝達情報における
    前記送信指示情報に基づいて、前記中継サーバーへ第2
    伝達情報を送信することを特徴とする請求項2に記載の
    管理システム。
  7. 【請求項7】 前記被管理装置は、前記管理装置に伝え
    る装置データ情報を記憶する被管理記憶部を有し、 前記被管理装置は、前記送信指示情報に基づいて、前記
    被管理記憶部に記憶された前記装置データ情報を、中継
    サーバーへ送信することを特徴とする請求項6に記載の
    管理システム。
  8. 【請求項8】 前記中継記憶部は、複数の第1伝達情報
    を記憶できることを特徴とする請求項1〜7のいずれか
    に記載の管理システム。
  9. 【請求項9】 前記第1伝達情報は、伝達先の被管理装
    置を特定するための対象機ID情報を有し、 前記被管理装置は、前記中継サーバーにアクセスして、
    対象機ID情報に基づいて第1伝達情報を取得するか否
    かを判断し、取得すると判断した場合は前記中継記憶部
    に記憶された第1伝達情報を取得することを特徴とする
    請求項8に記載の管理システム。
  10. 【請求項10】 前記第2伝達情報は、前記被管理装置
    に生じた異常に基づく緊急情報であることを特徴とする
    請求項1に記載の管理システム。
  11. 【請求項11】 前記被管理装置は、異常の発生を検知
    する検知手段と、 前記検知手段により検知された異常が緊急を要するか否
    か判断する判断手段と、を有し、 前記判断手段が、緊急を要すると判断した場合は、前記
    緊急情報を、前記中継サーバーに送信することを特徴と
    する請求項10に記載の管理システム。
  12. 【請求項12】 前記被管理装置は、前記第2伝達情報
    を前記中継サーバーに送信しているあいだ、前記中継サ
    ーバーへのアクセスを中断することを特徴とする請求項
    6〜11のいずれかに記載の管理システム。
  13. 【請求項13】 前記第1伝達情報を送信した前記管理
    装置又は前記第2伝達情報を送信した前記被管理装置
    は、前記中継サーバーが前記第1伝達情報又は前記第2
    伝達情報を正常に受け取ったか否かの確認のために、前
    記中継サーバーにアクセスすることを特徴とする請求項
    1〜12のいずれかに記載の管理システム。
  14. 【請求項14】 前記第1伝達情報を送信した前記管理
    装置又は前記第2伝達情報を送信した前記被管理装置
    は、前記中継サーバーにアクセスして、前記中継サーバ
    ーが前記第1伝達情報又は前記第2伝達情報を正常に受
    け取ったか否かの確認した結果、正常に受け取っていな
    い場合、前記第1伝達情報又は前記第2伝達情報を、再
    度、送信することを特徴とする請求項13に記載の管理
    システム。
  15. 【請求項15】 前記被管理装置又は前記管理装置は、
    所定時間間隔毎、所定時刻、所定タイミング、所定の条
    件を満たしたタイミングのうち少なくとも1つのタイミ
    ングで、前記中継サーバーにアクセスすることを特徴と
    する請求項1〜14のいずれかに記載の管理システム。
  16. 【請求項16】 前記中継サーバーは複数あることを特
    徴とする請求項1〜15に記載の管理システム。
  17. 【請求項17】 前記被管理装置は、前記複数の中継サ
    ーバーのうち予め設定された第1中継サーバーにアクセ
    スするとともに、前記第1中継サーバーへのアクセスが
    不可能な場合、前記第1中継サーバーとは異なる中継サ
    ーバーにアクセスすることを特徴とする請求項16に記
    載の管理システム。
  18. 【請求項18】 前記中継サーバーは、情報を記憶する
    子中継記憶部を有した子中継サーバーと、情報を記憶す
    る親中継記憶部を有した前記管理装置がアクセスする親
    中継サーバーと、を有し、 前記被管理装置は、前記インターネットを介して、前記
    子中継サーバーにアクセスして、前記子中継記憶部に記
    憶された情報を取得し、又は、前記子中継サーバーに第
    2伝達情報を送信し、 前記管理装置は、前記インターネットを介して、前記親
    中継サーバーにアクセスして、前記親中継記憶部に記憶
    された情報を取得し、又は、前記親中継サーバーに第1
    伝達情報を送信するとともに、 前記管理装置から送信された前記第1伝達情報は、前記
    親中継サーバーから前記子中継サーバーへと伝達され
    て、前記子中継サーバーの前記子中継記憶部に記憶され
    る、又は、前記被管理装置から送信された前記第2伝達
    情報は、前記子中継サーバーから前記親中継サーバーへ
    と伝達されて、前記親中継サーバーの前記親中継記憶部
    に記憶されることを特徴とする請求項1〜17のいずれ
    かに記載の管理システム。
  19. 【請求項19】 前記子中継サーバーは、所定時間間隔
    毎、所定時刻、所定タイミングのうち少なくとも1つの
    タイミングで、前記親中継サーバーにアクセスすること
    を特徴とする請求項18に記載の管理システム。
  20. 【請求項20】 前記第1伝達情報は、伝達先の被管理
    装置を特定するための対象機ID情報、又は、前記子中
    継サーバーを特定するための子サーバーID情報を有
    し、 前記子中継サーバーは、前記親中継サーバーにアクセス
    して、前記子中継サーバーにアクセスする前記被管理装
    置の対象機ID情報、又は、自らを特定するための子サ
    ーバーID情報に基づいて、前記親中継記憶部に記憶さ
    れた第1伝達情報を取得するか否かを判断し、取得する
    と判断した場合は前記子中継記憶部に記憶された第1伝
    達情報を取得することを特徴とする請求項19に記載の
    管理システム。
  21. 【請求項21】 前記第1伝達情報は、前記被管理装置
    が第2伝達情報を送信するための送信指示情報であり、 前記被管理装置は、前記子中継サーバーを介して取得し
    た前記送信指示情報に基づいて、前記子中継サーバーへ
    第2伝達情報を送信し、 前記子中継サーバーは、前記被管理装置から取得した前
    記第2伝達情報を前記親中継サーバーへ送信することを
    特徴とする請求項18〜20のいずれかに記載の管理シ
    ステム。
  22. 【請求項22】 前記管理装置から前記親中継サーバー
    へ、前記子中継サーバーを制御するための中継プログラ
    ムを更新中継プログラムに書き換えるための更新中継情
    報が送信され、 前記子中継サーバーは、前記親中継サーバーへアクセス
    して、前記更新中継情報を取得し、取得した前記更新中
    継情報に基づいて、前記子中継サーバーに記憶された前
    記中継プログラムを、前記更新中継プログラムに書き換
    えることを特徴とする請求項18〜21のいずれかに記
    載の管理システム。
  23. 【請求項23】 前記子中継サーバーにアクセスする前
    記被管理装置は複数あり、 前記子中継サーバーは、前記複数の被管理装置から送信
    された複数の第2伝達情報を集約して、第2伝達情報と
    して、前記親中継サーバーへ伝達することを特徴とする
    請求項18〜22のいずれかに記載の管理システム。
  24. 【請求項24】 前記子中継サーバーは複数あり、 前記被管理装置は、前記複数の子中継サーバーのうち予
    め設定された第1子中継サーバーにアクセスするととも
    に、前記第1子中継サーバーへのアクセスが不可能な場
    合、前記第1子中継サーバーとは異なる子中継サーバー
    又は親中継サーバーにアクセスすることを特徴とする請
    求項18〜23のいずれかに記載の管理システム。
  25. 【請求項25】 前記親中継サーバーは、前記複数の子
    中継サーバーから伝達された複数の第2伝達情報を集約
    して、第2伝達情報とすることを特徴とする請求項24
    に記載の管理システム。
  26. 【請求項26】 前記親中継サーバーは複数あり、 前記子中継サーバーは、前記複数の親中継サーバーのう
    ち予め設定された第1親中継サーバーにアクセスすると
    ともに、前記第1親中継サーバーへのアクセスが不可能
    な場合、前記第1親中継サーバーとは異なる親中継サー
    バーにアクセスすることを特徴とする請求項18〜25
    のいずれかに記載の管理システム。
  27. 【請求項27】 前記被管理装置は、前記インターネッ
    トとは異なるユーザーネットワークに接続され、前記ユ
    ーザーネットワークに接続され通過する情報を制限する
    ユーザーファイアウォールを介して、前記インターネッ
    トに接続され、前記中継サーバーは、前記ユーザーネッ
    トワークから見て、前記ユーザーファイアウォールより
    外で、前記インターネットに接続されることを特徴とす
    る請求項1〜26のいずれかに記載の管理システム。
  28. 【請求項28】 前記被管理装置は、公衆回線に接続さ
    れデジタル信号とアナログ信号との変換を行うモデム
    と、前記公衆回線を介して前記インターネットと接続す
    るプロバイダと、を介して、前記インターネットに接続
    可能であることを特徴とする請求項1〜26のいずれか
    に記載の管理システム。
  29. 【請求項29】 公衆回線に接続されデジタル信号とア
    ナログ信号との変換を行うモデムを有した独立被管理装
    置に対しては、前記中継サーバーは、前記公衆回線を介
    して、情報の授受を行うことを特徴とする請求項1〜2
    8のいずれかに記載の管理システム。
  30. 【請求項30】 前記被管理装置は、記録材上に画像を
    形成する画像形成装置であることを特徴とする請求項1
    〜29のいずれかに記載の管理システム。
  31. 【請求項31】 前記画像形成装置は、画像形成回数、
    前記画像形成装置を構成する少なくとも1つの構成要素
    の使用回数、記録材のサイズ毎の画像形成回数、画像形
    成された記録材枚数、前記画像形成装置が有する機能毎
    の画像形成回数のうち、少なくとも1つをカウントし、
    該カウント値を、前記第2伝達情報として、前記中継サ
    ーバーへ伝達することを特徴とする請求項30に記載の
    管理システム。
  32. 【請求項32】 インターネットに接続された被管理装
    置を、前記インターネットに接続された管理装置が管理
    する管理システムにおける前記被管理装置と前記管理装
    置との情報の授受を中継する中継サーバーであって、 前記中継サーバーは、前記インターネットに接続され、
    前記被管理装置へ伝達する第1伝達情報、又は、前記管
    理装置へ伝達する第2伝達情報を記憶する中継記憶部を
    有し、 前記インターネットを介して、前記被管理装置からアク
    セスされて、前記中継記憶部に記憶された第1伝達情報
    が取得され、又は、第2伝達情報が送信されるととも
    に、 前記インターネットを介して、前記管理装置からアクセ
    スされて、前記中継記憶部に記憶された第2伝達情報が
    取得され、又は、第1伝達情報が送信されることを特徴
    とする中継サーバー。
  33. 【請求項33】 インターネットに接続された管理装置
    により管理され、前記インターネットに接続された被管
    理装置であって、 前記前記被管理装置と前記管理装置との情報の授受を中
    継するために、前記被管理装置へ伝達する第1伝達情
    報、又は、前記管理装置へ伝達する第2伝達情報を記憶
    する中継記憶部を有し、且つ前記インターネットに接続
    された中継サーバーに、前記インターネットを介して、
    アクセスして、前記管理装置から送信され前記中継記憶
    部に記憶された第1伝達情報を取得する、又は、前記管
    理装置がアクセスして取得する第2伝達情報を送信する
    ことを特徴とする被管理装置。
  34. 【請求項34】 インターネットに接続された被管理装
    置を、前記インターネットを介して、管理する管理装置
    であって、 前記前記被管理装置と前記管理装置との情報の授受を中
    継するために、前記被管理装置へ伝達する第1伝達情
    報、又は、前記管理装置へ伝達する第2伝達情報を記憶
    する中継記憶部を有し、且つ前記インターネットに接続
    された中継サーバーに、前記インターネットを介して、
    アクセスして、前記被管理装置から送信され前記中継記
    憶部に記憶された第2伝達情報を取得する、又は、前記
    被管理装置がアクセスして取得する第1伝達情報を送信
    することを特徴とする管理装置。
  35. 【請求項35】 インターネットに接続され、管理され
    る被管理装置と、 前記インターネットに接続され、前記被管理装置を管理
    する管理装置と、 を有した管理システムにおいて、 前記インターネットに接続され、前記被管理装置及び前
    記管理装置からアクセスされる中継サーバーを設け、 前記インターネットを介して、前記被管理装置及び前記
    管理装置は、前記中継サーバーに定期アクセスして、自
    身に伝達される伝達情報があるか否かを判断し、自身に
    伝達される情報がある場合は、前記伝達情報を取得する
    ことを特徴とする管理システム。
  36. 【請求項36】 前記管理装置に伝達された第1伝達情
    報は、前記被管理装置に所定動作を実行させるジョブ情
    報を有し、 前記被管理装置は、取得した前記第1伝達情報における
    前記ジョブ情報に基づいて所定の動作を行うことを特徴
    とする請求項35に記載の管理システム。
  37. 【請求項37】 前記被管理装置は、取得した前記第1
    伝達情報における前記ジョブ情報に基づいて所定の動作
    を行っている間は、前記定期アクセスを中断することを
    特徴とする請求項36に記載の管理システム。
  38. 【請求項38】 前記ジョブ情報は、前記被管理装置の
    定期アクセスの間隔を変更する情報であることを特徴と
    する36又は37に記載の管理システム。
  39. 【請求項39】 前記被管理装置が前記中継サーバーに
    定期アクセスしてから次に定期アクセスするまでの間
    は、前記管理装置が前記中継サーバーに定期アクセスし
    てから次に定期アクセスするまでの間よりも長いことを
    特徴とする請求項35〜38のいずれかに記載の管理シ
    ステム。
  40. 【請求項40】 インターネットとは異なるユーザーネ
    ットワークに接続され、前記ユーザーネットワークに接
    続され通過する情報を制限するユーザーファイアウォー
    ルを介して、前記インターネットに接続された被管理装
    置と、 前記インターネットとは異なるサービスネットワークに
    接続され、前記サービスネットワークに接続され通過す
    る情報を制限するサービスファイアウォールを介して、
    前記インターネットに接続された管理装置と、 前記ユーザーネットワークから見て前記ユーザーファイ
    アウォールより外であって、且つ前記サービスネットワ
    ークから見て前記サービスファイアウォールより外で、
    前記インターネットに接続される中継サーバーと、 を有し、前記管理装置は、前記中継サーバーを介して、
    前記被管理装置を管理することを特徴とする管理システ
    ム。
  41. 【請求項41】 インターネットに接続され、管理され
    る被管理装置と、 前記インターネットに接続され、前記被管理装置を管理
    する管理装置と、を有した前記被管理装置を管理する管
    理方法において、 前記インターネットに接続された中継サーバーに、前記
    インターネットを介して、アクセスし、前記中継サーバ
    ーに記憶されている前記被管理装置から送信された第2
    伝達情報を取得する、又は、前記管理装置に伝達する第
    1伝達情報を前記中継サーバーに送信することにより、
    前記被管理装置を管理することを特徴とする管理方法。
  42. 【請求項42】 インターネットとは異なるユーザーネ
    ットワークに接続され、前記ユーザーネットワークに接
    続され通過する情報を制限するユーザーファイアウォー
    ルを介して、前記インターネットに接続された画像形成
    装置と、 前記インターネットとは異なるサービスネットワークに
    接続され、 前記サービスネットワークに接続され通過
    する情報を制限するサービスファイアウォールを介し
    て、前記インターネットに接続された管理装置と、 前記ユーザーネットワークから見て前記ユーザーファイ
    アウォールより外であって、且つ前記サービスネットワ
    ークから見て前記サービスファイアウォールより外で、
    前記インターネットに接続され、前記画像形成装置へ伝
    達する第1伝達情報を記憶する中継記憶部を有した中継
    サーバーと、を有し、 前記管理装置が、前記中継サーバーにアクセスして、前
    記画像形成装置に所定の動作を実行させるジョブ情報
    と、伝達先の前記画像形成装置を特定するための対象機
    ID情報とを含む前記第1伝達情報を送信し、 送信された前記第1伝達情報を、前記中継サーバーの前
    記中継記憶部に記憶し、 前記画像形成装置は、所定時間間隔毎、所定時刻、所定
    タイミング、所定の条件を満たしたタイミングのうち少
    なくとも1つのタイミングで、前記中継サーバーに定期
    アクセスしている際に、前記中継記憶部に記憶されてい
    る前記第1伝達情報の前記対象機ID情報に基づいて取
    得するか否かを判断し、取得すると判断した場合には、
    前記中継サーバーから前記第1伝達情報を取得し、取得
    した前記第1伝達情報における前記ジョブ情報に基づい
    て所定の動作を行い、該所定の動作の終了を示す終了通
    知を前記中継サーバーへ送信し、 前記中継サーバーは、前記画像形成装置が前記第1伝達
    情報を取得したか否か、前記画像形成装置が前記第1伝
    達情報に基づいた所定の動作を行った否かによって、前
    記管理装置の表示部に表示される情報の変更を行い、 前記管理装置は、所定時間間隔毎、所定時刻、所定タイ
    ミング、所定の条件を満たしたタイミングのうち、少な
    くとも1つのタイミングで、前記中継サーバーに定期ア
    クセスして、前記管理装置の表示部に表示する情報を取
    得して、前記表示部に表示することにより、前記画像形
    成装置の状態を管理することを特徴とする管理システ
    ム。
  43. 【請求項43】 インターネットに接続された管理装置
    により管理され、前記インターネットに接続された画像
    形成装置であって、 前記管理装置から前記画像形成装置へ伝達する第1伝達
    情報を記憶する中継記憶部を有し、且つ前記インターネ
    ットに接続された中継サーバーに、前記インターネット
    を介してアクセスして、前記中継記憶部に記憶された第
    1伝達情報を取得するとともに、該取得した第1伝達情
    報の内容に応じて動作を変更することを特徴とする画像
    形成装置。
  44. 【請求項44】 インターネットに接続され、管理され
    る被管理装置と、 前記インターネットに接続され、前記被管理装置を管理
    する管理装置と、を有した管理システムにおいて、 前記インターネットに接続され、前記管理装置へ伝達す
    る伝達情報を記憶する中継記憶部を有した中継サーバー
    を設け、 前記被管理装置は、前記管理装置に伝達する装置データ
    情報を記憶する被管理記憶部を備えると共に、複数の取
    得タイミングと、各取得タイミングで取得させる前記装
    置データ情報との対応づけを管理する取得データ管理部
    を備え、 前記被管理装置は、前記取得データ管理部で記憶してい
    る取得タイミングに応じて、当該取得タイミングと対応
    づけられている装置データ情報を前記被管理記憶部から
    読み出し、前記伝達情報として前記中継サーバーに取得
    させることを特徴とする管理システム。
  45. 【請求項45】 前記取得タイミングとは、所定時問間
    隔毎、所定時刻、所定タイミング、所定の条件を満たし
    たタイミングのうち少なくとも1つのタイミングである
    ことを特徴とする請求項44に記載の管理システム。
  46. 【請求項46】 前記中継サーバーは、前記伝達情報を
    第2伝達情報として記憶する他、前記被管理装置へ伝達
    する第1伝達情報を記憶し、 前記管理装置は、前記インターネットを介して、前記中
    継サーバーにアクセスして、前記中継記憶部に記憶され
    た第2伝達情報を取得し、又は、前記中継サーバーに第
    1伝達情報を取得させるとともに、 前記被管理装置は、前記インターネットを介して、前記
    中継サーバーにアクセスして、前記中継記憶部に記憶さ
    れた第1伝達情報を取得し、又は、前記中継サーバーに
    第2伝達情報を取得させることを特徴とする請求項44
    又は45に記載の管理システム。
  47. 【請求項47】 前記取得タイミングとして、前記被管
    理装置が実行するジョブの終了時を含むことを特徴とす
    る請求項44〜46のいずれかに記載の管理システム。
  48. 【請求項48】 前記被管理記憶部が記憶する前記装置
    データ情報として、実行ジョブ情報又はその履歴情報の
    うち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項44
    〜47のいずれかに記載の管理システム。
  49. 【請求項49】 前記被管理記憶部が記憶する前記装置
    データ情報として、マシンステータス情報又はその履歴
    情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求
    項44〜48のいずれかに記載の管理システム。
  50. 【請求項50】 前記被管理記憶部が記憶する前記装置
    データ情報として、ユーザ操作情報又はその履歴情報の
    うち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項44
    〜49のいずれかに記載の管理システム。
  51. 【請求項51】 前記被管理記憶部が記憶する前記装置
    データ情報として、カウント情報、エラー情報、自己診
    断情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請
    求項44〜50のいずれかに記載の管理システム。
  52. 【請求項52】 前記被管理装置が実行するジョブの終
    了時のタイミングで前記中継サーバーに取得させる情報
    として、実行ジョブ情報、マシンステータス情報、ユー
    ザ操作情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とす
    る請求項44〜51のいずれかに記載の管理システム。
  53. 【請求項53】 インターネットに接続された管理装置
    により管理され、前記インターネットに接続された被管
    理装置であって、 前記管理装置に伝える装置データ情報を記憶する被管理
    記憶部を備えると共に、複数の取得タイミングと、各取
    得タイミングで取得させる前記装置データ情報との対応
    づけを管理する取得データ管理部を備え、 前記被管理装置と前記管理装置との情報の授受を中継す
    るために、前記管理装置へ伝達する伝達情報を記憶する
    中継記憶部を有し、且つ前記インターネットに接続され
    た中継サーバーに対し、前記取得データ管理部で記憶し
    ている取得タイミングに応じて、前記インターネットを
    介してアクセスし、前記管理装置がアクセスして取得す
    る前記伝達情報として、前記取得タイミングと対応づけ
    られている装置データ情報を前記被管理記憶部から読み
    出して取得させることを特徴とする被管理装置。
  54. 【請求項54】 インターネットに接続された管理装置
    により管理され、前記インターネットに接続された画像
    形成装置であって、 前記管理装置に伝える装置データ情報を記憶する被管理
    記憶部を備えると共に、複数の取得タイミングと、各取
    得タイミングで取得させる前記装置データ情報との対応
    づけを管理する取得データ管理部を備え、 前記画像形成装置と前記管理装置との情報の授受を中継
    するために、前記管理装置ヘ伝達する伝達情報を記憶す
    る中継記憶部を有し、且つ前記インターネットに接続さ
    れた中継サーバーに対し、前記取得データ管理部で記憶
    している取得タイミングに応じて、前記インターネット
    を介してアクセスし、前記管理装置がアクセスして取得
    する前記伝達情報として、前記取得タイミングと対応づ
    けられている装置データ情報を前記被管理記憶部から読
    み出して取得させることを特徴とする画像形成装置。
  55. 【請求項55】 インターネットに接続され、管理され
    る被管理装置と、前記インターネットに接続され、前記
    被管理装置を管理する管理装置と、を有した前記被管理
    装置を管理する管理方法において、 前記被管理装置が、前記管理装置に伝える装置データ情
    報を記憶する被管理記憶部を備えると共に、複数の取得
    タイミングと、各取得タイミングで取得させる前記装置
    データ情報との対応づけを管理する取得データ管理部を
    備えており、 前記被管理装置は前記取得データ管理部で記憶している
    取得タイミングに応じて、前記インターネットに接続さ
    れた中継サーバーに、前記インターネットを介してアク
    セスして、前記取得タイミングと対応づけられている装
    置データ情報を前記被管理記憶部から読み出して取得さ
    せ、 前記管理装置は、前記インターネットに接続された中継
    サーバーに、前記インターネットを介してアクセスし、
    前記中継サーバーに記憶されている前記被管理装置から
    前記装置データ情報を取得することにより、前記被管理
    装置を管理することを特徴とする管理方法。
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