JP2003050755A - 管理システム - Google Patents

管理システム

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JP2003050755A
JP2003050755A JP2001239671A JP2001239671A JP2003050755A JP 2003050755 A JP2003050755 A JP 2003050755A JP 2001239671 A JP2001239671 A JP 2001239671A JP 2001239671 A JP2001239671 A JP 2001239671A JP 2003050755 A JP2003050755 A JP 2003050755A
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Japan
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relay server
transmission information
data
management system
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JP2001239671A
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English (en)
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Kei Yamada
圭 山田
Kunio Shijo
邦夫 四條
Tetsuo Kimoto
哲雄 木本
Tomoya Yoshida
智也 吉田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ファイアウォールの有無に関わらず、インター
ネットなどのネットワークを利用して、被管理装置の状
態を第三者に漏洩することなく的確に把握することが可
能な管理システム及び管理方法を提供する。 【解決手段】画像形成装置11と中継サーバー31との
間にファイアウォールが構築されていたような場合で
も、中継サーバー31に記憶された指示データを読み取
ることによって、画像形成装置11自ら、中継サーバー
31に暗号化された固有データを送信するようにし向け
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して被管理装置を管理できる管理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば複写機などの画像形成装置を被管
理装置として遠隔的に監視する技術が知られている。よ
り具体的には、複写機と管理センターとを無線又は有線
の公衆回線で接続し、トラブル発生時など、複写機から
管理センターへとトラブル状況の報告を行うようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術によれ
ば、複写機のトラブル状況をユーザーが管理センターに
連絡しなくとも、管理センター側で適時把握できるた
め、トラブル発生時に迅速な対応が出来るなどの利点が
ある。
【0004】ところで、例えば多くの複写機を、管理セ
ンターで集中的に管理できると便利である。かかる場
合、例えば複写機の環境設定や実行プログラムを遠隔的
に書き換えることなどが出来れば、その分メンテナンス
の手間や費用を削減できる。しかしながら従来技術によ
れば、情報の伝達量が限られるため、上述したような集
中管理を行うには、より情報伝達量が大きな伝達手段が
必要となる。これに対し、近年急速に発達してきたイン
ターネットなどのネットワークは、パケット通信による
複数同時アクセスが可能であり、コスト的に有利である
という利点がある。従って、多くの複写機を集中的に管
理するために、かかるネットワークを利用することがで
きれば好ましい。
【0005】ところが、一般の企業などにおいては、通
信上のセキュリティを確保するために、ユーザーネット
ワークとしての社内LANと社外インターネットとの間
にファイアウォールを構築して、外部からの不正アクセ
スを防止するようにしていることが多い。かかる場合、
管理センターから、社内の複写機にアクセスして情報を
読み出す(複写機の状態を管理する)ことは不可能とな
る。
【0006】これに対し、ファイアウォールの設定を変
更して、管理センターからのアクセスだけ可能とするこ
とも理論上は可能である。しかしながら、複写機のメン
テナンスのためだけに、ファイアウォールの設定を変え
ることは、セキュリティなどの問題から実際的には不可
能であるといえる。一方、管理センターからのアクセス
を可能にするということは、その分ファイアウォールに
よるセキュリティが甘くなるのであるから好ましくない
とするユーザーも、相当数存在することが予測される。
【0007】更に、複写機側から様々なデータ(例えば
ログデータ)が管理装置側に提供されれば、それに基づ
きトラブル解析などに用いることができる。ところが、
ファイアウォール外のネットワークに複写機の様々なデ
ータが伝送される事になり、管理センター以外の管理装
置に該データが伝送され、複写機の使用状況等の情報が
第三者に漏洩しないかという不安がユーザーからは払拭
できなかった。
【0008】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たのものであって、ファイアウォールの有無に関わら
ず、インターネットなどのネットワークを利用して、被
管理装置の状態を第三者に漏洩することなく、的確に把
握することが可能な管理システム及び管理方法を提供す
ることを目的とする。
【0009】又、本発明は、適切なタイミングで、デー
タを被管理装置から管理装置側へと提供できる管理シス
テム及び管理方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の管理シ
ステムは、インターネットに接続され、管理される被管
理装置と、前記インターネットに接続され、前記被管理
装置を管理する管理装置と、を有した管理システムにお
いて、前記インターネットに接続され、前記被管理装置
へ伝達する第1伝達情報、又は、前記管理装置へ伝達す
る暗号化された第2伝達情報を記憶する中継記憶部を有
した中継サーバーを設け、前記被管理装置は、前記イン
ターネットを介して、前記中継サーバーにアクセスし
て、前記中継記憶部に記憶された第1伝達情報を取得
し、又は、前記中継サーバーに第2伝達情報を暗号化し
た後送信するとともに、前記管理装置は、前記インター
ネットを介して、前記中継サーバーにアクセスして、前
記中継記憶部に記憶された暗号化された第2伝達情報を
取得した後復号化し、又は、前記中継サーバーに第1伝
達情報を送信するので、例えば前記被管理装置と前記中
継サーバーとの間にファイアウォールが構築されていた
ような場合でも、前記中継サーバーに記憶された前記第
1伝達情報を読み取ることによって、前記被管理装置自
ら、前記中継サーバーに前記第2伝達情報を送信するよ
うにし向けることができる。ファイアウォールは、その
内部からの情報伝達は許容するので、前記管理装置は、
前記中継サーバーが受信した前記暗号化された第2伝達
情報を読み取ることにより、少なくとも前記第2伝達情
報を第三者に漏洩することなく取得することが可能とな
る。
【0011】請求項2に記載の管理システムは、前記第
1伝達情報が、前記被管理装置に所定動作を実行させる
ジョブ情報を有し、前記被管理装置は、取得した前記第
1伝達情報における前記ジョブ情報に基づいて所定の動
作を行えば、前記ジョブ情報に、前記第2伝達情報の送
信命令を含ませることにより、前記被管理装置自らから
前記第2伝達情報を送信させることが可能となる。
【0012】請求項3に記載の管理システムは、前記被
管理装置が、プログラム又はデータを記憶する被管理記
憶部を有し、前記被管理記憶部に記憶された前記プログ
ラム又はデータに基づいた制御が行われ、前記ジョブ情
報は、前記プログラムを更新プログラムに書き換えるた
め又は前記データを更新データに書き換えるための更新
情報であり、前記被管理装置は、取得した前記更新情報
に基づいて、前記被管理記憶部に記憶された前記プログ
ラム又はデータを、前記更新プログラム又は前記更新デ
ータに書き換えれば、サービスマンが被管理装置に出向
いて、前記プロラムやデータを書き換える必要がなくな
り、メンテナンスの手間と費用が削減される。尚、「ジ
ョブ情報」には、被管理装置のプログラムやデータの取
得・書き換を実行させるための「更新情報」と、カウン
タなどの情報を送信するよう指示する「送信指示情報」
などがあるが、これに限られない。
【0013】請求項4に記載の管理システムは、前記被
管理装置が、取得した前記更新情報に基づいて、前記更
新プログラム又は前記更新データをダウンロードし、前
記被管理記憶部に記憶された前記プログラム又は前記デ
ータを、前記更新プログラム又は前記更新データに書き
換えれば、サービスマンなどが被管理装置に出向いて、
前記プロラムやデータを書き換える必要がなくなり、メ
ンテナンスの手間と費用が削減される。
【0014】請求項5に記載の管理システムは、前記被
管理装置が、前記更新プログラム又は前記更新データに
書き換えているあいだ、前記中継サーバーへのアクセス
を中断すれば、前記更新プログラム又は前記更新データ
に書き換え不良などの万が一のトラブルを抑制できる。
【0015】請求項6に記載の管理システムは、前記ジ
ョブ情報が、前記被管理装置が前記中継サーバーへ第2
伝達情報を送信するための送信指示情報であり、前記被
管理装置は、取得した前記第1伝達情報における前記送
信指示情報に基づいて、前記中継サーバーへ第2伝達情
報を送信すれば好ましい。
【0016】請求項7に記載の管理システムは、前記被
管理装置が、前記管理装置に伝える装置データ情報を記
憶する被管理記憶部を有し、前記被管理装置は、前記送
信指示情報に基づいて、前記被管理記憶部に記憶された
前記装置データ情報を、中継サーバーへ送信すれば好ま
しい。尚、「第2伝達情報」には、「送信指示情報」に
基づいて送信する「装置データ情報」や、異常時の「緊
急情報」などがあるが、これに限られない。
【0017】請求項8に記載の管理システムは、前記中
継記憶部が、複数の第1伝達情報を記憶できると好まし
い。
【0018】請求項9に記載の管理システムは、前記第
1伝達情報が、伝達先の被管理装置を特定するための対
象機ID情報を有し、前記被管理装置は、前記中継サー
バーにアクセスして、対象機ID情報に基づいて第1伝
達情報を取得するか否かを判断し、取得すると判断した
場合は前記中継記憶部に記憶された第1伝達情報を取得
すれば、対象機ID情報で特定される前記被管理装置の
みに、前記第1伝達情報を伝達できるので便利である。
また、外部から不正な情報が前記被管理装置に伝達され
ることも防止される。
【0019】請求項10に記載の管理システムは、前記
第2伝達情報が、前記被管理装置に生じた異常に基づく
緊急情報であれば、前記管理装置側で迅速に異常に気づ
くため好ましい。
【0020】請求項11に記載の管理システムは、前記
被管理装置が、異常の発生を検知する検知手段と、前記
検知手段により検知された異常が緊急を要するか否か判
断する判断手段と、を有し、前記判断手段が、緊急を要
すると判断した場合は、前記緊急情報を、前記中継サー
バーに送信すれば、前記管理装置側で迅速に異常に気づ
くため好ましい。
【0021】請求項12に記載の管理システムは、前記
被管理装置は、前記第2伝達情報を前記中継サーバーに
送信しているあいだ、前記中継サーバーへのアクセスを
中断すると、送信異常など万が一のトラブルを抑制でき
る。
【0022】請求項13に記載の管理システムは、前記
第1伝達情報を送信した前記管理装置又は前記第2伝達
情報を送信した前記被管理装置は、前記中継サーバーが
前記第1伝達情報又は前記第2伝達情報を正常に受け取
ったか否かの確認のために、前記中継サーバーにアクセ
スすると、伝達が正常に行われたか否か確認でき、正常
に行われていなければ再送信などの措置がとれるので好
ましい。尚、「正常に受け取っていない」とは、送信す
らできなかった、送信したが相手に届かなかった、相手
に届いたが届いたデータに誤りがある(例えば、チェッ
クサムなどによるエラーチェックの結果)などの態様が
考えられるが、これに限られない。
【0023】請求項14に記載の管理システムは、前記
第1伝達情報を送信した前記管理装置又は前記第2伝達
情報を送信した前記被管理装置は、前記中継サーバーに
アクセスして、前記中継サーバーが前記第1伝達情報又
は前記第2伝達情報を正常に受け取ったか否かの確認し
た結果、正常に受け取っていない場合、前記第1伝達情
報又は前記第2伝達情報を、再度、送信するので、情報
伝達を確実に行え好ましい。
【0024】請求項15に記載の管理システムは、前記
被管理装置又は前記管理装置が、所定時間間隔毎、所定
時刻、所定タイミング、所定の条件を満たしたタイミン
グのうち少なくとも1つのタイミングで、前記中継サー
バーにアクセスすると好ましい。尚、「所定時刻」と
は、例えば、○時、毎週○曜日の○時、毎月○日の○時
など予め設定された時刻のことである。又、「所定タイ
ミング」とは、例えば被管理装置の起動時(電源オン
時)や所定の操作が行われたときである。更に、「所定
の条件を満たしたタイミング」とは、たとえば、画像形
成回数が予め設定された回数に達したときや、検出した
異常情報のうち予め設定されている異常情報を検出した
ときである。しかし、本発明はこれらの例に限定されな
い。
【0025】請求項16に記載の管理システムにおい
て、前記中継サーバーが複数あると、1台の中継サーバ
ーにアクセスが集中することがなく、回線ビジーなどの
不具合を抑制出来るため好ましい。
【0026】請求項27に記載の管理システムは、前記
被管理装置が、前記インターネットとは異なるユーザー
ネットワークに接続され、前記ユーザーネットワークに
接続され通過する情報を制限するユーザーファイアウォ
ールを介して、前記インターネットに接続され、前記中
継サーバーは、前記ユーザーネットワークから見て、前
記ユーザーファイアウォールより外で、前記インターネ
ットに接続されると好ましい。
【0027】請求項28に記載の管理システムは、前記
被管理装置が、公衆回線に接続されデジタル信号とアナ
ログ信号との変換を行うモデムと、前記公衆回線を介し
て前記インターネットと接続するプロバイダと、を介し
て、前記インターネットに接続可能であると好ましい。
【0028】請求項29に記載の管理システムは、公衆
回線に接続されデジタル信号とアナログ信号との変換を
行うモデムを有した独立被管理装置に対しては、前記中
継サーバーは、前記公衆回線を介して、情報の授受を行
うと好ましい。
【0029】請求項30に記載の管理システムは、前記
被管理装置が、記録材上に画像を形成する画像形成装置
であると好ましい。「画像形成装置」とは、コピーやプ
リンターなどをいうが、画像形成の態様に限られず、静
電方式、インクジェット方式、銀塩方式など各種の態様
が考えられる。
【0030】請求項31に記載の管理システムは、前記
画像形成装置が、画像形成回数、前記画像形成装置を構
成する少なくとも1つの構成要素の使用回数、記録材の
サイズ毎の画像形成回数、画像形成された記録材枚数、
前記画像形成装置が有する機能毎の画像形成回数のう
ち、少なくとも1つをカウントし、該カウント値を、前
記第2伝達情報として、前記中継サーバーへ伝達すると
好ましい。
【0031】尚、「インターネット」とは、広域ネット
ワークの意味で用いられ、コンピュータ・システム、端
未、データ通信設備を相互に接続したものをいう。接続
は専用回線、公衆回線のような有線で接続されていても
良いし、通信衛星などを通じて無線で接続されていても
よいし、それらの複合形態で接続されていても良い。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面により
詳しく説明する。
【0033】図1は、本実施の形態の管理システムを表
す図である。図1において、ユーザーの社内で構築され
たユーザーイントラネットNuに接続された複写機やプ
リンタなどの被管理装置としての画像形成装置11は、
ファイアウォールの機能を有するプロキシサーバー12
を介して、社外のインターネットNに接続されている。
一方、サービス会社の社内で構築されたサービス会社イ
ントラネットNsに接続されたホストコンピュータ21
は、ファイアウォールの機能を有するプロキシサーバー
22を介して、社外のインターネットNに接続されてい
る。更に、大容量ハードディスクなどの記憶手段(中継
記憶部ともいう)を有する中継サーバー31が、同様に
インターネットNに接続されている。すなわち、画像形
成装置11は、インターネットNとは異なるユーザーネ
ットワークであるユーザーイントラネットNuに接続さ
れ、かかるユーザーネットワークに接続され通過する情
報を制限するユーザーファイアウォールであるプロキシ
サーバー12を介して、インターネットNに接続され、
中継サーバー31は、ユーザーネットワークから見て、
ユーザーファイアウォールより外で、インターネットN
に接続されている。一方、ホストコンピュータ21は、
インターネットNとは異なるサービスネットワークであ
るサービス会社イントラネットNsに接続され、通過す
る情報を制限するユーザーファイアウォールであるプロ
キシサーバー22を介して、インターネットNに接続さ
れている。また中継サーバー31は、ユーザーネットワ
ークから見てユーザーファイアウォールより外であっ
て、且つサービスネットワークから見てサービスファイ
アウォールより外で、インターネットNに接続されてい
る。
【0034】記録材上に画像を形成する画像形成装置1
1は被管理装置を構成し、プログラムやデータなどを記
憶している記憶可能なメモリ、フラッシュROM、ハー
ドディスクなどの被管理記憶部と、トラブルを検知する
センサなどの検知手段と、CPUなどの判断手段及び取
得データ管理部、暗号化された第1伝達情報を復号化す
る復号化部、第2伝達情報を暗号化する暗号化部とを有
しており、被管理記憶部に記憶されたプログラム又はデ
ータに基づいた制御が行われるようになっている。ホス
トコンピュータ21は、ジョブ情報を提供可能な管理装
置を構成する。実施の形態につき後述するジョブ情報
は、画像形成装置11の被管理記憶部に記憶されたプロ
グラムを更新プログラムに書き換えるため又は前記デー
タを更新データに書き換えるための更新情報を含み、画
像形成装置11は、取得した更新情報に基づいて、被管
理記憶部に記憶された前記プログラム又はデータを、更
新プログラム又は更新データに書き換えることができ
る。また、画像形成装置11は、取得した更新情報に基
づいて、更新プログラム又は更新データをダウンロード
し、被管理記憶部に記憶されたプログラム又はデータ
を、更新プログラム又は前記更新データに書き換えるこ
とができる。なお、画像形成装置11が、更新プログラ
ム又は更新データに書き換えている間(あるいは後述す
る第2伝達情報を送信している間)、その機能の一部を
十分に発揮できなくなるので、中継サーバー31へのア
クセスを中断すると好ましい。
【0035】更新プログラムとは、元のプログラムにお
いて生じていたバグを解消したバージョンアップしたプ
ログラムをいう。更新データとは、画像の濃度を決める
デフォルト値のようなものをいい、具体的には図3に示
す固有データを含む。尚、以下の説明では、画像形成装
置11がユーザーイントラネットNs、プロキシサーバ
ー12を介して、インターネットNに接続されている場
合について説明する。しかしながら、公衆回線(電話回
線)に接続されデジタル信号とアナログ信号との変換を
行うモデムと、公衆回線PNを介してインターネットN
と接続するプロバイダと、を介して、インターネットN
に接続される画像形成装置11にも適用できる。また、
公衆回線PNに接続されデジタル信号とアナログ信号と
の変換を行うモデムを有した画像形成装置(詳述すれ
ば、インターネットNに接続されていない画像形成装
置)11に対しても、中継サーバー31は、そのサービ
スを提供可能なように、この画像形成装置11に対して
は、直接(公衆回線による)情報の授受を行うことがで
きるように、構成していることが好ましい。
【0036】ここで、サービス会社のホストコンピュー
タ21は、画像形成装置11から情報を読み出すことに
よって、トラブル発生やメンテナンス時期を知ることが
出来る。ところが、プロキシサーバー12,22は、フ
ァイアウォール機能を有するため、外部(インターネッ
ト側)から、画像形成装置11又はホストコンピュータ
21にアクセスして、データを読み出すことはセキュリ
ティの問題から難しい。そこで、本実施の形態にかかる
管理システムにおいては、中継サーバー31を設けるこ
とによって、画像形成装置11とホストコンピュータ2
1間のデータ送信を可能としている。
【0037】すなわち、プロキシサーバー12,22
は、イントラネットNu,Ns側からのデータ送信やデ
ータのダウンロードは許容する場合が多い。これを利用
して、例えばホストコンピュータ21側で画像形成装置
11から図3に示されるような固有データを取得しよう
とする場合、まずホストコンピュータ21は、中継サー
バー31に、画像形成装置11からデータ取得を希望す
る旨のジョブ情報(第1伝達情報)を暗号化した後、送
信して記憶させる。
【0038】ついで、画像形成装置11が、中継サーバ
ー31にアクセスしたときに、ホストコンピュータ21
が画像形成装置11からデータ取得を希望する旨のジョ
ブ情報(第1伝達情報)が記憶されていれば、これを読
み取って、固有のデータ(第2伝達情報)を暗号化した
後、送信し中継サーバー31に記憶させる。更に、ホス
トコンピュータ21が、中継サーバー31にアクセスし
たときに、画像形成装置11から送信された固有データ
(第2伝達情報であり、装置データ情報を含む)が記憶
されていれば、これを読み取ることが出来る。
【0039】すなわち、かかるジョブ情報は、画像形成
装置11が中継サーバー31へ第2伝達情報(固有デー
タ)を暗号化して送信するための送信指示情報になり、
画像形成装置11は、取得した第1伝達情報における送
信指示情報に基づいて、中継サーバー31へ第2伝達情
報を送信することができるのである。なお、中継サーバ
ー31の中継記憶部は、複数の暗号化された第1伝達情
報を記憶できると好ましい。
【0040】このように、画像形成装置11とホストコ
ンピュータ21とが直接アクセスすることなく、データ
送信が可能になるので、ファイアウォールの有無に関わ
らず、ホストコンピュータ21は画像形成装置11を適
切に監視することが出来る。第2伝達情報の例として
は、図3に示しているが、その一例を挙げると、画像形
成回数(図3におけるトータルカウントなど)、画像形
成装置11を構成する少なくとも1つの構成要素(感光
ドラムなど)の使用回数(ドラムカウント、任意交換部
品カウント、固定交換部品カウントなど)、記録材のサ
イズ毎の画像形成回数(紙(記録材)サイズ別カウン
ト)、画像形成された記録材枚数(記録材カウント)、
画像形成装置11が有する機能(モード)毎の画像形成
回数(ユーザー使用モード別カウント、コピー、プリン
タ、FAX、スキャナ別カウントなど)のうち、少なく
とも1つがあげられる。また、第2伝達情報として、画
像形成装置11に生じた異常に基づく緊急情報(図3に
おける緊急/定期呼出情報)やエラー情報(JAM/S
C情報)であってもよい。
【0041】また、ファイアウォール外を伝送される前
記第2伝達情報は暗号化されているので、万が一管理装
置以外の第三者にこれらの情報が誤って伝送された場合
や、前記中継サーバに対して第三者が不正アクセスを行
った場合であっても、前記第2伝達情報の漏洩は最小限
に止められ、ユーザーの不安が抑えられることになる。
【0042】すなわち、画像形成装置11において、検
知手段により、何らかの異常の発生が検知され、前記判
断手段が、検知手段により検知された異常が緊急を要す
ると判断した場合は、緊急情報を中継サーバー31に送
信するようになっている。かかる緊急情報は、中継サー
バー31にアクセスしたホストコンピュータ21に読み
とられるので、サービス会社で画像形成装置11に異常
が発生したことがわかる。かかる場合の動作について
は、図5を参照して後述する。
【0043】さらに、画像形成装置11は、インターネ
ットNに接続されたホストコンピュータ21により管理
されており、ホストコンピュータ21から画像形成装置
11へ伝達する第1伝達情報を記憶する中継記憶部を有
し、かつインターネットNに接続された中継サーバー3
1に、インターネットNを介してアクセスして、中継記
憶部に記憶された第1伝達情報を取得するとともに、取
得した第1伝達情報を利用してプログラムやデータの更
新ができるので、それに基づく制御動作を変更できる。
すなわち、画像形成装置11から離れた場所(たとえば
サービス会社)から画像形成装置11の制御動作を変更
することができるため便利である。
【0044】尚、画像形成装置11及びホストコンピュ
ータ21にユニークな対象機ID情報(より具体的な一
例としてはシリアル番号)を付すことにより、画像形成
装置11及びホストコンピュータ21が複数存在し、か
つ中継サーバー31が単一であったとしても、かかる対
象機ID情報を用いて伝達情報の識別を行うことで、特
定の画像形成装置11と特定のホストコンピュータ21
間の情報伝達が可能となる。
【0045】また第1伝達情報に、伝達先の画像形成装
置11を特定する対象機ID情報を含めることで、画像
形成装置11は、中継サーバー31にアクセスして、対
象機ID情報に基づいて第1伝達情報を取得するか否か
を判断し、取得すると判断した場合は中継サーバー31
の中継記憶部に記憶された第1伝達情報を取得するよう
になっている。
【0046】また、第1伝達情報を送信したホストコン
ピュータ21又は第2伝達情報を送信した画像形成装置
11は、中継サーバー31が第1伝達情報又は第2伝達
情報を正常に受け取ったか否かの確認のために、送信し
た後に中継サーバー31にアクセスすると、情報を正常
に送信できたかを確認できるので好ましい。
【0047】かかる場合、第1伝達情報を送信したホス
トコンピュータ21又は第2伝達情報を送信した画像形
成装置11は、中継サーバー31にアクセスして、中継
サーバー31が第1伝達情報又は第2伝達情報を正常に
受け取ったか否かの確認した結果、正常に受け取ってい
ない場合、第1伝達情報又は第2伝達情報を、再度、送
信することで、より確実に情報の授受を行える。
【0048】より好ましくは、前記被管理装置へ伝達す
る暗号化された第1伝達情報を記憶する中継記憶部を有
した中継サーバーを設け、前記被管理装置は、前記イン
ターネットを介して、前記中継サーバーにアクセスし
て、前記中継記憶部に記憶された暗号化された第1伝達
情報を取得した後復号化し、前記管理装置は、前記中継
サーバーに第1伝達情報を暗号化した後送信する。こう
することで、前記中継サーバーに記憶された前記暗号化
された第1伝達情報を読み取ることによって、前記被管
理装置は前記第1伝達情報を第三者に漏洩することなく
取得することが可能となる。
【0049】なお、ホストコンピュータ21又は画像形
成装置11は、所定時間間隔毎、所定時刻、所定タイミ
ング、所定の条件を満たしたタイミングのうち少なくと
も1つのタイミングで、中継サーバー31にアクセスす
る。ここで、「所定時刻」とは、例えば、○時、毎週○
曜日の○時、毎月○日の○時など予め設定された時刻の
ことである。又、「所定タイミング」とは、例えば被管
理装置の起動時(電源オン時)や所定の操作が行われた
ときである。更に、「所定の条件を満たしたタイミン
グ」とは、たとえば、画像形成回数が予め設定された回
数に達したときや、検出した異常情報のうち予め設定さ
れている異常情報を検出したときである。なお、以下に
述べる実施の形態においては、ホストコンピュータ21
又は画像形成装置11は、中継サーバー31に対して所
定の時間間隔でアクセスするようになっている。本実施
の形態ではホストコンピュータ21は10分おきに、ま
た画像形成装置11は15分おきにアクセスするように
なっている。すなわち、画像処理機11が、中継サーバ
ー31に定期アクセスしてから次に定期アクセスするま
での間隔は、ホストコンピュータ21が中継サーバー3
1に定期アクセスしてから次に定期アクセスするまでの
間隔より長くなっている。画像形成装置11のアクセス
間隔より、ホストコンピュータ21のアクセス間隔の方
が短いと、画像形成装置11側から緊急通報があった場
合など、これを迅速に知ることができるため好ましい。
尚、画像形成装置11のアクセス間隔は変更可能であ
る。例えば、画像形成装置11の操作部や、ユーザーネ
ットワークに接続されたパーソナルコンピュータや、ホ
ストコンピュータから変更することができる。
【0050】より具体的に、画像形成装置11とホスト
コンピュータ21間のデータ送信について説明する。図
2は、画像形成装置11とホストコンピュータ21間の
データ送信を示す梯子チャートであり、画像形成装置1
1側から固有データを取得する場合を示している。図3
は、固有データの一例を示す図である。また、図9は、
中継記憶部に記憶されたジョブリストを、ホストコンピ
ュータ21側の表示部で表示した例である(その内容に
ついては後述する)。
【0051】尚、画像形成装置11は、定期的に中継サ
ーバー31にアクセスして、その中継記憶部に書き込ま
れた指示(第1伝達情報であり、ジョブ情報を含む)を
監視し、一方、ホストコンピュータ21は、定期的に中
継サーバー31にアクセスして、表示部に表示される情
報を更新するものとする。
【0052】図2のステップS101において、例えば
サービスマンの操作により、ホストコンピュータ21
は、画像形成装置11から固有データを吸い上げること
を希望する(すなわち、固有データを送信させる)旨の
指示データ(第1伝達情報であり、ジョブ情報であり、
送信指示情報である)を、暗号化した後中継サーバー3
1に送信する。かかる指示データには、対象となる画像
形成装置11の対象機ID情報と、実行すべき時刻(画
像形成装置11が固有データを中継サーバー31へと送
信する時刻)が必要に応じて含まれている。
【0053】ステップS102で、中継サーバー31
は、受信した指示データを、中継記憶部の特定の領域に
格納し、ついでステップS103で、受信した指示デー
タが正常であるか確認する。かかる指示データが正常で
なければ、ステップS104で削除する。一方、指示デ
ータが正常であれば、ステップS105で、中継サーバ
ー31は、固有データの指示データをJOBリストに書
き込み、画像形成装置11固有のシリアル番号(対象機
ID情報)に対応する固有のフォルダに記憶する。その
結果を、所定のデータ構造、所定の暗号化データ、所定
のプロトコルに変換して、画像形成装置11とホストコ
ンピュータ21のアクセスを待つ。
【0054】データ構造とは、例えばメタファイル(デ
ータを管理する情報)を含んだXMLやタグを含んだH
TMLのようなマークアップ言語、プログラムそのもの
であるバイナリーデータなどを含む。
【0055】暗号化とは、インターネットなどのネット
ワークを通じて文書や画像などのデジタルデータをやり
とりする際に、通信途中で第三者に盗み見られたり改ざ
んされたりしないよう、決まった規則に従ってデータを
変換して解読の極めて困難な状態にすることをいい、暗
号化されたデータを元に戻し、解読可能な状態に戻すこ
とを復号化という。
【0056】一般に、暗号化、復号化には暗号表に当た
る「鍵」を使うが、対になる2つの鍵を使う公開鍵暗号
と、どちらにも同じ鍵を用いる共通鍵暗号がある。前者
にはRSA、ElGamal暗号、楕円曲線暗号などがあり、後者
には米国政府標準のDESやIDEA、FEAL、MISTYなどがあ
り、本発明では上記のいずれをも使う事が可能である。
【0057】プロトコルとは、管理装置と中継サーバ
間、及び被管理装置と中継サーバ間で通信が正常に行わ
れるために予め定められた通信手順であり、例えば使用
回線、通信速度、データ誤り検知、データ誤りへの対
処、二重通信/半二重通信等が規定される。インターネ
ットではTCP/IPが使われており、TCP/IP上ではさらにS
MTP(Send Mail Transfer Protocol)、FTP(Fil
e Transfer Protocol)、HTTP(Hyper Text Transf
er Protocol)等が一般的に使われている。本発明では
FTPおよび/またはHTTPが好ましい。
【0058】ホストコンピュータ21は、次回のアクセ
ス時に、中継サーバー31からデータを読み出して、自
己の表示部21a(図1)に、データ取得待ち或いは指
示データ不良の表示を行う(ステップS117)。すな
わち、中継サーバー31は、画像形成装置11が第1伝
達情報を取得したか否か、画像形成装置11が第1伝達
情報に基づいた所定の動作を行った否かによって、ホス
トコンピュータ21の表示部21aに表示される情報の
変更を行い、ホストコンピュータ21は、所定時間間隔
毎のタイミングで、中継サーバー31に定期アクセスし
て、ホストコンピュータ21の表示部21aに表示する
情報を取得して、表示部21aに表示することにより、
画像形成装置11の状態を管理することができる。表示
部21aの表示例については、図9を参照して後述す
る。
【0059】その後、画像形成装置11は、中継サーバ
ー31にアクセスしてJOBリストにおける固有のシリ
アル番号(対象機ID情報)に対応する固有のフォルダ
をチェックするなどして、自己に対する指示データがあ
ることを発見した場合、これを復号化して取得すると共
に、指示された時間(実行すべき時刻)が過ぎていない
か判断する(ステップS108)。指示された時間が過
ぎていないと判断すれば、画像形成装置11は、処理を
完了して、中継サーバ31への定期的アクセスを続行す
る(ステップS109)。
【0060】これに対し、指示された時間が過ぎている
と判断すれば、画像形成装置11は、中継サーバー31
の定期的アクセスを中止して(ステップS110)、取
得した指示の実行処理に専念する。具体的には、画像形
成装置11は、ステップS111で、自己の固有データ
を、所定のデータ構造、所定の暗号化データ、所定のプ
ロトコルに変換して、暗号化された第2伝達情報(装置
データ情報)として、中継サーバー31に送信する。
【0061】一方、中継サーバー31は、画像形成装置
11から暗号化された後送信された固有データを受信し
(ステップS112)、続くステップS113で、デー
タが正常に送信されたか否か判断し、その結果を中継記
憶部に書き込む。画像形成装置11は、固有データの送
信後、所定時間経過後に中継サーバー31にアクセスし
て、データの送信結果を確認する。ステップS114
で、画像形成装置11は、受信したデータの送信結果が
不良であれば、再度ステップS111に戻って、再送信
を行う。一方、データの送信結果が適切であれば、ステ
ップS115で指示データに基づく固有データの送信処
理が完了し、中継サーバー31の定期的アクセスを再開
する。
【0062】尚、送信処理が完了した場合(再送信を複
数回繰り返し、予め定められた所定回数を超えた場合や
予め定められた規定時間を超えた場合など、最終的にデ
ータ送信が不能である場合も含めて)、データ送信完了
通知(所定の動作の終了を示す終了通知であり、データ
送信できた場合はOK、不能であった場合はNG)が画
像形成装置11から中継サーバー31に送信される。中
継サーバー31では、画像形成装置11から送信される
データ送信完了通知に応じて、所定の領域に、正常に終
了した旨のデータ又はデータ送信が不能であった旨のデ
ータを書き込む(ステップS116、図9参照)。そし
て、正常に終了した場合は、送信された画像形成装置1
1の固有データは、中継記憶部の所定の領域に記憶さ
れ、ホストコンピュータ21からダウンロードできるよ
うになっている。尚、メールによる通知の設定がなされ
ていれば、ホストコンピュータ21に直ちに連絡される
ようにすることにより、早期にホストコンピュータ21
に伝達することができ(さらには、複数のアドレスを設
定することにより、ホストコンピュータ21とサービス
マンなど複数に同時に送ることができ)好ましいが、次
回ホストコンピュータ21が中継サーバー31にアクセ
スしたときには、ホストコンピュータ21の表示部21
aに指示データに基づく画像形成装置11の送信が正常
に終了したか否かが表示されることとなり(ステップS
118)、更に、正常に終了した場合、中継記憶部に記
憶された画像形成装置11の暗号化された固有データが
読み出された後復号化され、表示部に表示されたり、ダ
ウンロードしたりすることができる。
【0063】次に、画像形成装置11の固有データを更
新する場合について説明する。図4は、画像形成装置1
1とホストコンピュータ21間のデータ送信を示す梯子
チャートであり、画像形成装置11側の固有データを更
新する場合を示している。
【0064】図4のステップS201において、例えば
サービスマンの操作により、ホストコンピュータ21
は、書き換えるべき固有データ(更新データ)を入力す
る。ついで、ステップS202で、入力された固有デー
タと更新指示データ(第1伝達情報であり、ジョブ情報
であり、更新情報である)とを、中継サーバー31に暗
号化して送信する。かかる指示データには、対象となる
画像形成装置11の対象機ID情報と、実行すべき時刻
(画像形成装置11が被管理記憶部に記憶された固有デ
ータのうち、書き換えるべき固有データに書き換えられ
る時刻)が必要に応じて含まれている。
【0065】ステップS203で、中継サーバー31
は、受信した暗号化された固有データ及び更新指示デー
タを、中継記憶部の特定の領域に格納し、ついでステッ
プS204で、受信した固有データと更新指示データが
正常であるか確認する。かかる固有データと更新指示デ
ータが正常でなければ、ステップS205で削除する。
一方、固有データと更新指示データが正常であれば、ス
テップS206で、中継サーバー31は、固有データの
更新指示をJOBリストに書き込み、画像形成装置11
固有のシリアル番号(対象機ID情報)に対応する固有
のフォルダに記憶する。その結果を、所定のデータ構
造、所定の暗号化データ、所定のプロトコルに変換し
て、画像形成装置11とホストコンピュータ21のアク
セスを待つ。ホストコンピュータ21は、次回のアクセ
ス時に、中継サーバー31からデータを読み出して、デ
ータ送信結果判断を行い(ステップS222)、送信不
良であれば、その旨を自己の表示部21a(図1)に表
示して、ステップS201に戻って再送信処理を行う。
一方、送信が正常なら、ホストコンピュータ21は、更
新処理中である等の表示を行う(ステップS224)。
【0066】その後、画像形成装置11は、中継サーバ
ー31にアクセスしてJOBリストにおける、固有のシ
リアル番号(対象機ID情報)に対応する固有のフォル
ダをチェックして、自己に対する指示データがあること
を発見した場合、これを取得すると共に、チェックした
ときに、更新指示データがあることを発見した場合、こ
れを取得し復号化する。更に、画像形成装置11は、指
示された時間(実行すべき時刻)が過ぎていないか判断
する(ステップS209)。指示された時間が過ぎてい
ないと判断すれば、画像形成装置11は、処理を完了し
て、中継サーバ31への定期的アクセスを続行する(ス
テップS210)。
【0067】これに対し、指示された時間が過ぎている
と判断すれば、画像形成装置11は、中継サーバー31
の定期的アクセスを中止して(ステップS211)、取
得した指示の実行処理に専念する。具体的には、画像形
成装置11は、ステップS212で、自己の固有データ
(固有データ全てでも良いが、一部の固有データすなわ
ち、少なくとも更新する固有データを送信しても良い)
を、所定のデータ構造、所定の暗号化データ、所定のプ
ロトコルに変換して、中継サーバー31に送信する。
【0068】一方、中継サーバー31は、画像形成装置
11から暗号化されて送信された固有データを受信し、
ホストコンピュータ21から送信された固有データによ
って書き換える(ステップS213)。書き換えられた
固有データは、所定のデータ構造、所定の暗号化デー
タ、所定のプロトコルに変換されて中継サーバー31に
記憶される。一方、画像形成装置11からのデータ送信
が正常であったか否かの送信結果が、中継サーバー31
から画像形成装置11へと送信されるので、ステップS
214で、画像形成装置11は、データの送信結果が不
良と判断されれば、再度ステップS212に戻って、再
送信を行う。一方、データの送信結果が適切であれば、
画像形成装置11は、ステップS215で中継サーバー
31にアクセスして、書き換えられた固有データを取得
し、続くステップS216で固有データを更新する。ス
テップS217で更新結果が不良か否か判断され、ステ
ップS218で更新結果を中継サーバー31に通知処理
し、ステップS220で更新処理を完了し、中継サーバ
ー31への定期的アクセスを再開する。
【0069】更新処理が完了した場合(更新を複数回繰
り返し、予め定められた所定回数を超えた場合や、予め
定められた規定時間を超えた場合など最終的に更新が不
能である場合を含めて)、データ更新完了通知(所定の
動作の終了を示す終了通知であり、データ更新できた場
合はOK、不能であった場合はNG)が画像形成装置1
1から中継サーバー31に送信される。中継サーバー3
1では、画像形成装置11から送信されるデータ送信完
了通知に応じて、所定の領域に、更新が正常に終了した
か否かが書き込まれる(ステップS219,図9参
照)。そして、この情報は、中継記憶部の所定の領域に
記憶され、ホストコンピュータ21からダウンロードで
きるようになっている。尚、メールによる通知の設定が
なされていれば、ホストコンピュータ21に直ちに連絡
することができ、早期にホストコンピュータ21に伝達
することができ(更には、複数のアドレスを設定するこ
とにより、ホストコンピュータ21とサービスマンなど
複数に同時に送ることができ)好ましいが、次回ホスト
コンピュータ21が中継サーバー31にアクセスしたと
きには、ホストコンピュータ21の表示部21aに更新
指示データに基づく画像形成装置11の固有データの更
新が正常に終了したか否かが表示されることとなり(ス
テップS225)、ホストコンピュータ21の表示部に
表示することができる。
【0070】このように本実施の形態によれば、サービ
スマンは、サービス会社社内に居ながらにして、ユーザ
ーの画像形成装置11で暗号化された固有データを読み
出して復号化することが出来、また必要に応じて、その
書き換えが出来るので、第三者に情報が漏洩するリスク
を回避しつつ、メンテナンスの手間及びコストを大きく
削減できる。尚、ここでは、固有データの書き換え(更
新)を中継サーバーで行うようにしているが、後述する
プログラムの書き換えと同様に、画像形成装置11で固
有データの書き換えを行っても良い。
【0071】次に、画像形成装置11にトラブル(異
常)が生じた場合のデータ送信について説明する。図5
は、画像形成装置11とホストコンピュータ21間のデ
ータ送信を示す梯子チャートであり、画像形成装置11
側にトラブルが生じた場合を示している。なお、以下に
述べる実施の形態では、トラブルの内容を確認し、それ
が致命的な場合に中継サーバー31への定期的アクセス
を中断しているが、トラブル発生を検知した段階で、直
ちにかかる定期的アクセスを中断してもよい。
【0072】図5のステップS301において、画像形
成装置11は、検知手段により何らかのトラブルが生じ
たことを検知すると、ステップS302で表示パネル
(不図示)にトラブルが生じたことを表示し、画像形成
動作中であれば、その実行を停止する。さらに、画像形
成装置11は、ステップS303で、判断手段による自
己診断プログラムを実行して、発生したトラブルが紙詰
まりのような一時的なものか、モータの故障など致命的
なものか判断する。トラブルが一時的なものであると判
断すれば、画像形成装置11は、ステップS304で、
外部に通報することなく、詰まった紙を取り除くことに
応動して、動作を復旧する。
【0073】一方、発生したトラブルが致命的なもので
あると判断すれば、画像形成装置11は、ステップS3
05で、中継サーバー31への定期的アクセスを停止
し、ステップS306で、トラブル内容に関する情報を
吸い上げて、中継サーバー31に送信する。このとき、
画像形成装置11は、対象機ID情報も合わせて暗号化
した後送信する。中継サーバー31は、ステップS30
7で、受信したトラブル内容に関する情報を、所定の格
納領域に記憶する。画像形成装置11は、トラブル内容
に関する情報の送信後、所定時間経過後に中継サーバー
31にアクセスして、データの送信結果を確認する。
【0074】画像形成装置11は、ステップS308
で、送信結果が不良と判断すれば、再度ステップS30
6に戻って、再暗号化及び再送信を行う。一方、データ
の送信結果が適切であれば、画像形成装置11は、ステ
ップS309で、処理完了通知処理を行い、中継サーバ
ー31にアクセスして、トラブル発生中である旨の通知
を行う。尚、ステップS306とS309は順序が逆に
なっても良いし、ステップS306と同時にステップS
309の送信を行っても良い。これら、トラブル発生中
である旨の情報(ステップS309)とトラブル内容の
情報(ステップS306)は、第2伝達情報であり、緊
急情報である。これらの情報は、所定のデータ構造、所
定の暗号化データ、所定のプロトコルで送信される。そ
の後、画像形成装置11は、ステップS311で、中継
サーバー31の定期的アクセスを再開し、中継サーバー
31を介してホストコンピュータ21より新たな指示が
ないか監視する。
【0075】一方、通報を受けた中継サーバー31は、
メールによる通知の設定がなされていれば、ホストコン
ピュータ21に直ちに連絡されるようにすることによ
り、早期にホストコンピュータ21に伝達することがで
き(更には、複数のアドレスを設定することにより、ホ
ストコンピュータ21とサービスマンなど複数に同時に
送ることができ)好ましいが、次回ホストコンピュータ
21が中継サーバー31にアクセスしたときに、画像形
成装置11のトラブル発生と、そのトラブル内容が読み
出されて、ホストコンピュータ21のディスプレイに緊
急通報の表示がなされることとなる(ステップS31
2)。
【0076】このように本実施の形態によれば、画像形
成装置11にトラブルが生じた場合、そのトラブル内容
まで具体的にサービス会社に通報されるので、サービス
マンは迅速にトラブル対応を行うことが出来る。
【0077】図1において、ホストコンピュータ21
は、中継サーバー31にアクセスして、画像形成装置1
1に所定の動作を実行させるジョブ情報と、伝達先の画
像形成装置11を特定するための対象機ID情報(ここ
ではシリアル番号)とを含む第1伝達情報を送信し、中
継サーバー31は、送信された第1伝達情報を、中継サ
ーバー31の中継記憶部に記憶し、画像形成装置11
は、所定時間間隔毎、所定時刻、所定タイミング、所定
の条件を満たしたタイミングのうち少なくとも1つのタ
イミングで、中継サーバー31に定期アクセスしている
際に、中継記憶部に記憶されている第1伝達情報の対象
機ID情報に基づいて取得するか否かを判断し、取得す
ると判断した場合には、中継サーバー31から第1伝達
情報を取得し、取得した第1伝達情報におけるジョブ情
報に基づいて所定の動作を行い、所定の動作の終了を示
す終了通知を中継サーバー31へ送信し、中継サーバー
31は、画像形成装置11が第1伝達情報を取得したか
否か、画像形成装置11が第1伝達情報に基づいた所定
の動作を行った否かによって、ホストコンピュータ21
の表示部に表示される情報の変更を行い、ホストコンピ
ュータ21は、所定時間間隔毎、所定時刻、所定タイミ
ング、所定の条件を満たしたタイミングのうち、少なく
とも1つのタイミングで、中継サーバー31に定期アク
セスして、ホストコンピュータ21の表示部に表示する
情報を取得して、かかる表示部に表示することにより、
画像形成装置11の状態を管理するので、たとえば画像
形成装置11から離れたサービス会社にホストコンピュ
ータ21を設置したような場合でも、定期的に、インタ
ーネットNを介して画像形成装置11の状態が表示部に
表示されるため、サービスマンはサービス会社に居なが
らにして、画像形成装置11を適切に管理できる。
【0078】図6は、ホストコンピュータ21の表示部
に表示されるJOBリストの一例を示す図である。な
お、JOBリストの各項目は、以下の意味を有する。 シリアル番号 :画像形成装置11のシリアル番号(ユ
ニークに決定される) 設置先 :画像形成装置11が設置してある場所 指示内容 :GETDATA(データ取得)、UP
DATE(更新)などのジョブ指示内容 データ種類 :指示内容で取得、更新するデータの種
類(KRDS(更新)データ、ISWデータ(更新プロ
グラム)など) 管理サーバー :ジョブを管理している中継サーバー3
1のIPアドレスやドメイン名(中継サーバーが階層的
に配置されている場合は親中継サーバー) 指示ホスト :ジョブ指示を出しているホストコンピ
ュータ21のID情報(ユニークなホストID情報(シ
リアル番号)とする) 指示時刻 :指示内容を実行する時刻(データ更新
の場合は画像形成装置11が更新データ取得を開始する
時刻) 実行時刻 :更新の場合に、画像形成装置11が更
新を実行する時刻 処理状況 :画像形成装置11と中継サーバー31
のやり取りの状況が表示されホスト側で状況が把握でき
る。具体的には、以下のようなものがある。
【0079】[待機中]コピー機からのアクセス待ち、
もしくは指示時刻待ち [データ取得中]画像形成装置11がデータ更新の実行
時刻になるまで待機している状況(ただしデータは取得
済み) [正常終了] データ処理が正常に終了(一定時間後
表示削除される) [異常終了] データ処理が失敗(表示は削除されな
い) サービスマンは、定期的に更新される図6に示す表示画
面を見ることによって、複数の画像形成装置11の状態
を的確に判断することができる。
【0080】なお、JOBリストの管理の態様である
が、たとえばホストコンピュータ21または中継サーバ
ー31のハードディスク内に、各画像形成装置11のシ
リアル番号ごとにフォルダを作成し、状態を把握したい
画像形成装置11のシリアル番号に対応するフォルダ内
を探すことによって、必要なJOBリストをピックアッ
プすることができる。また、画像形成装置11は、自己
の固有なシリアル番号から、JOBリストの固有なフォ
ルダを検索して、JOBの実行が終了したようなものに
ついては、削除や修正などを自動的に行うことができ
る。
【0081】図7は、被管理装置である画像形成装置1
1からプログラム情報(プログラムが作成された日付情
報、プログラムが記憶された日付情報、プログラムのバ
ージョン情報、プログラムの種類、プログラムの経歴情
報、画像形成装置10の機種を特定する画像形成装置機
種情報などがある)を、管理装置であるホストコンピュ
ータ21に提供する動作に関する梯子チャートである。
図7において、中継サーバー31がJOBリストを監視
する以外に、ステップS601で、画像形成装置11に
おいてプログラム情報取得トリガー(詳細は後述)が作
用すると、ステップS602で、画像形成装置11は、
中継サーバー31にログ送信開始通知を送る。
【0082】ログ通信通知を受けた中継サーバー31
は、ステップS603において、プログラム情報の受信
待機状態に入る。その後、画像形成装置11が監視のた
め中継サーバー31にアクセスしたときに、画像形成装
置11にプログラム情報の送信許可を取得させる。これ
に応じて、ステップS604において、画像形成装置1
1は、プログラム情報を暗号化した後送信し、中継サー
バー31がこれを取得する。かかる送信は、パケット通
信を介して行うと、効率的な情報伝達が行えるので好ま
しい。特に、プログラム情報をワンパケットで送るよう
にすることで、画像形成装置11のデータ記憶容量を節
約することができる。更に、ステップS605におい
て、中継サーバー31が取得したプログラム情報の内容
を確認し、その後、画像形成装置11が監視のため中継
サーバー31にアクセスしたときに、画像形成装置11
に対してプログラム情報の受信結果を提供する。
【0083】画像形成装置11は、提供されたプログラ
ム情報の受信結果に基づいて、ステップS606で、送
信が正しく行われたか否か判断し、送信が正しく行われ
ていないと判断すれば、ステップS604に戻って再送
信を行い、送信が正しく行われたと判断すれば、ステッ
プS607で送信処理を終了し、通常の状態に戻る。
【0084】一方、中継サーバー31は、ステップS6
08において、画像形成装置11より正しく送信された
プログラム情報に基づいて、中継サーバー31に構築さ
れたデータベースを更新する。更に、中継サーバー31
は、ステップS609において、プログラム情報の取得
処理を完了させ、その後ホストコンピュータ21がアク
セスしたときに、プログラム情報のデータベースを更新
した旨の情報を提供する。このようにしてデータベース
化されたプログラム情報は、トラブル解析などのために
用いられる。
【0085】これ以外にも、例えばユーザーの操作した
順序をエラー情報として中継サーバー11に送信してお
くことで、必要に応じて、かかる操作を自動的に再現す
ることも可能となる。尚、本実施の形態において、画像
形成装置11から送信されたプログラム情報が、中継サ
ーバーに記憶される実施の形態について述べたが、ホス
トコンピュータに直接送信されて記憶されても勿論良
い。
【0086】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、ファイアウォールの有
無に関わらず、インターネットなどのネットワークを利
用して、被管理装置の状態を的確に把握することが可能
な管理システム及び管理方法を提供することが出来る。
又、本発明によれば、適切なタイミングで、データを被
管理装置から管理装置側へと提供できる管理システム及
び管理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の管理システムを表す図である。
【図2】画像形成装置11とホストコンピュータ21間
のデータ送信を示す梯子チャートである。
【図3】固有データの一例を示す図である
【図4】画像形成装置11とホストコンピュータ21間
のデータ送信を示す梯子チャートである。
【図5】画像形成装置11とホストコンピュータ21間
のデータ送信を示す梯子チャートである。
【図6】JOBリストの一例を示す図である。
【図7】被管理装置である画像形成装置11からソフト
ウェアバージョンデータを、管理装置であるホストコン
ピュータ21に提供する動作に関する梯子チャートであ
る。
【符号の説明】
11 画像形成装置 12 ホストコンピュータ 31 中継サーバー1(親中継サーバー) 131,231 子中継サーバー N インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 智也 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 Fターム(参考) 5B021 AA01 BB01 BB09 CC05 EE04 5B085 AE00 AE29 BG07 5B089 GA11 HA10 JA35 JB07 JB10 JB14 KA17 KB09 KB13 KH30 5K030 GA15 HB02 JA10 JA11 LD19 MC07

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットに接続され、管理される
    被管理装置と、 前記インターネットに接続され、前記被管理装置を管理
    する管理装置と、を有した管理システムにおいて、 前記インターネットに接続され、前記被管理装置へ伝達
    する第1伝達情報、又は、前記管理装置へ伝達する暗号
    化された第2伝達情報を記憶する中継記憶部を有した中
    継サーバーを設け、 前記被管理装置は、前記インターネットを介して、前記
    中継サーバーにアクセスして、前記中継記憶部に記憶さ
    れた第1伝達情報を取得し、又は、前記中継サーバーに
    第2伝達情報を暗号化した後送信するとともに、 前記管理装置は、前記インターネットを介して、前記中
    継サーバーにアクセスして、前記中継記憶部に記憶され
    た暗号化された第2伝達情報を取得した後復号化し、又
    は、前記中継サーバーに第1伝達情報を送信することを
    特徴とする管理システム。
  2. 【請求項2】 前記第1伝達情報は、前記被管理装置に
    所定動作を実行させるジョブ情報を有し、 前記被管理装置は、取得した前記第1伝達情報における
    前記ジョブ情報に基づいて所定の動作を行うことを特徴
    とする請求項1に記載の管理システム。
  3. 【請求項3】 前記被管理装置は、プログラム又はデー
    タを記憶する被管理記憶部を有し、前記被管理記憶部に
    記憶された前記プログラム又はデータに基づいた制御が
    行われ、 前記ジョブ情報は、前記プログラムを更新プログラムに
    書き換えるため又は前記データを更新データに書き換え
    るための更新情報であり、 前記被管理装置は、取得した前記更新情報に基づいて、
    前記被管理記憶部に記憶された前記プログラム又はデー
    タを、前記更新プログラム又は前記更新データに書き換
    えることを特徴とする請求項2に記載の管理システム。
  4. 【請求項4】 前記被管理装置は、取得した前記更新情
    報に基づいて、前記更新プログラム又は前記更新データ
    をダウンロードし、前記被管理記憶部に記憶された前記
    プログラム又は前記データを、前記更新プログラム又は
    前記更新データに書き換えることを特徴とする請求項3
    に記載の管理システム。
  5. 【請求項5】 前記被管理装置は、前記更新プログラム
    又は前記更新データに書き換えているあいだ、前記中継
    サーバーへのアクセスを中断することを特徴とする請求
    項3又は4に記載の管理システム。
  6. 【請求項6】 前記ジョブ情報は、前記被管理装置が前
    記中継サーバーへ第2伝達情報を送信するための送信指
    示情報であり、 前記被管理装置は、取得した前記第1伝達情報における
    前記送信指示情報に基づいて、前記中継サーバーへ第2
    伝達情報を送信することを特徴とする請求項2に記載の
    管理システム。
  7. 【請求項7】 前記被管理装置は、前記管理装置に伝え
    る装置データ情報を記憶する被管理記憶部を有し、 前記被管理装置は、前記送信指示情報に基づいて、前記
    被管理記憶部に記憶された前記装置データ情報を、中継
    サーバーへ送信することを特徴とする請求項6に記載の
    管理システム。
  8. 【請求項8】 前記中継記憶部は、複数の第1伝達情報
    を記憶できることを特徴とする請求項1〜7のいずれか
    に記載の管理システム。
  9. 【請求項9】 前記第1伝達情報は、伝達先の被管理装
    置を特定するための対象機ID情報を有し、 前記被管理装置は、前記中継サーバーにアクセスして、
    対象機ID情報に基づいて第1伝達情報を取得するか否
    かを判断し、取得すると判断した場合は前記中継記憶部
    に記憶された第1伝達情報を取得することを特徴とする
    請求項8に記載の管理システム。
  10. 【請求項10】 前記第2伝達情報は、前記被管理装置
    に生じた異常に基づく緊急情報であることを特徴とする
    請求項1に記載の管理システム。
  11. 【請求項11】 前記被管理装置は、異常の発生を検知
    する検知手段と、前記検知手段により検知された異常が
    緊急を要するか否か判断する判断手段と、を有し、 前記判断手段が、緊急を要すると判断した場合は、前記
    緊急情報を、前記中継サーバーに送信することを特徴と
    する請求項10に記載の管理システム。
  12. 【請求項12】 前記被管理装置は、前記第2伝達情報
    を前記中継サーバーに送信しているあいだ、前記中継サ
    ーバーへのアクセスを中断することを特徴とする請求項
    6〜11のいずれかに記載の管理システム。
  13. 【請求項13】 前記第1伝達情報を送信した前記管理
    装置又は前記第2伝達情報を送信した前記被管理装置
    は、前記中継サーバーが前記第1伝達情報又は前記第2
    伝達情報を正常に受け取ったか否かの確認のために、前
    記中継サーバーにアクセスすることを特徴とする請求項
    1〜12のいずれかに記載の管理システム。
  14. 【請求項14】 前記第1伝達情報を送信した前記管理
    装置又は前記第2伝達情報を送信した前記被管理装置
    は、前記中継サーバーにアクセスして、前記中継サーバ
    ーが前記第1伝達情報又は前記第2伝達情報を正常に受
    け取ったか否かの確認した結果、正常に受け取っていな
    い場合、前記第1伝達情報又は前記第2伝達情報を、再
    度、送信することを特徴とする請求項13に記載の管理
    システム。
  15. 【請求項15】 前記被管理装置又は前記管理装置は、
    所定時間間隔毎、所定時刻、所定タイミング、所定の条
    件を満たしたタイミングのうち少なくとも1つのタイミ
    ングで、前記中継サーバーにアクセスすることを特徴と
    する請求項1〜14のいずれかに記載の管理システム。
  16. 【請求項16】 前記中継サーバーは複数あることを特
    徴とする請求項1〜15に記載の管理システム。
  17. 【請求項17】 前記被管理装置は、前記インターネッ
    トとは異なるユーザーネットワークに接続され、前記ユ
    ーザーネットワークに接続され通過する情報を制限する
    ユーザーファイアウォールを介して、前記インターネッ
    トに接続され、 前記中継サーバーは、前記ユーザーネットワークから見
    て、前記ユーザーファイアウォールより外で、前記イン
    ターネットに接続されることを特徴とする請求項1〜1
    6のいずれかに記載の管理システム。
  18. 【請求項18】 前記被管理装置は、公衆回線に接続さ
    れデジタル信号とアナログ信号との変換を行うモデム
    と、前記公衆回線を介して前記インターネットと接続す
    るプロバイダと、を介して、前記インターネットに接続
    可能であることを特徴とする請求項1〜16のいずれか
    に記載の管理システム。
  19. 【請求項19】 公衆回線に接続されデジタル信号とア
    ナログ信号との変換を行うモデムを有した独立被管理装
    置に対しては、前記中継サーバーは、前記公衆回線を介
    して、情報の授受を行うことを特徴とする請求項1〜1
    8のいずれかに記載の管理システム。
  20. 【請求項20】 前記被管理装置は、記録材上に画像を
    形成する画像形成装置であることを特徴とする請求項1
    〜19のいずれかに記載の管理システム。
  21. 【請求項21】 前記画像形成装置は、画像形成回数、
    前記画像形成装置を構成する少なくとも1つの構成要素
    の使用回数、記録材のサイズ毎の画像形成回数、画像形
    成された記録材枚数、前記画像形成装置が有する機能毎
    の画像形成回数のうち、少なくとも1つをカウントし、
    該カウント値を、前記第2伝達情報として、前記中継サ
    ーバーへ伝達することを特徴とする請求項20に記載の
    管理システム。
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