JP2000105522A - 遠隔管理システム - Google Patents

遠隔管理システム

Info

Publication number
JP2000105522A
JP2000105522A JP10291428A JP29142898A JP2000105522A JP 2000105522 A JP2000105522 A JP 2000105522A JP 10291428 A JP10291428 A JP 10291428A JP 29142898 A JP29142898 A JP 29142898A JP 2000105522 A JP2000105522 A JP 2000105522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
management system
remote management
service center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10291428A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Fukushima
一義 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP10291428A priority Critical patent/JP2000105522A/ja
Publication of JP2000105522A publication Critical patent/JP2000105522A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービスマンにとって効率的な場所の装置か
ら、画像形成装置に関する帳票の取得または取得要求が
できる遠隔管理システムを提供する。 【解決手段】 画像形成装置1090は、自ら状態情報
を公衆通信回線網1070を介してサービスセンタ10
00へ送信し、サービスセンタ1000は、受信した状
態情報に基づいて、交換が必要な部品を判断し、交換が
必要な画像形成装置1090に関する帳票を作成し、サ
ービスマンが指定する出力先へ、帳票を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆通信回線網を
介してサービスセンタが、遠隔地の備えられる画像形成
装置から送信された状態情報に基づいて、画像形成装置
の状態を管理する遠隔管理システムに関し、特に、画像
形成装置を構成する部品の状態を管理する遠隔管理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】OA機器の利用環境はネットワーク抜き
の構築はありえない状況である。保守および修理環境も
同様であり、遠隔地のOA機器(パソコン)は、ネット
ワークをツールとし、リモートメンテナンスを実現して
いる。一方、画像形成装置も他のOA機器と同様に、デ
ジタル化に伴い多くの先進機能を搭載し、ネットワーク
をツールとし、リモートメンテナンスを提供している状
況である。
【0003】従来、各部品毎に適したコピー枚数、動作
時間、および動作回数等の指標を予め設定し、それぞれ
に対応する使用実績を計測し、その計測した使用実績の
累積値が、予め設定された各指標に達した時点で部品の
寿命とみなし、それに該当する部品の交換を促すために
交換指示表示を行なう検出表示方式を採用している遠隔
管理システムが知られている。
【0004】また、上記従来例における遠隔管理システ
ムは、画像形成装置に表示されている部品の名称等をサ
ービスマンが見て、交換部品の手配を行なう。例えば、
サービスマンは、作成した交換用部品を出庫するための
出庫伝票を、部品保管部署に送付し、部品保管部署は、
送付された出庫伝票を参考にして、当該画像形成装置の
保守を担当する保守担当部署に交換用部品を送付するよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例に示される遠隔管理システムは、各画像形成装置毎
に検出表示機構の搭載が必修で、各画像形成装置の製造
コストの増加につながるといった問題があった。
【0006】また、顧客先に設置されている画像形成装
置に、部品の交換警告が表示されるため、サービスマン
は、部品の交換が必要なことを、現地に訪問したとき初
めて認識し、その後、交換対象の部品の手配を行い、手
配された部品が現場に届くまで、待機しなければならな
かったり、交換対象の部品の手配後、サービスマンは、
部品を取りに戻り、再度訪問するといった二度の手間が
発生したりすることにより、画像形成装置が正常な状態
に復帰するまでの時間が長くなり、稼動効率の低下、お
よび修理時間が長くかかることにより保守コスト(人件
費)の増加につながるといった問題があった。
【0007】また、画像形成装置に表示された部品の名
称等を、サービスマンが見て手配を行なう際、手配する
部品の名称、保守担当部署の名称、およびその他必要な
識別コード類を、サービスマンは、検索しながら出庫伝
票に記入しなければならないので、多くの手間と時間と
を要するといった問題があった。
【0008】また、サービスマンは、出庫伝票作成時
に、交換する部品の名称、保守担当部署の名称等を誤っ
て出庫伝票に記入する可能性があり、このような誤記が
あった場合、誤った部品が保守担当部署に送付された
り、誤った保守担当部署に部品が送付されることになる
ので、時間的にロスが生じ、部品の交換予定時期に達し
てしまい、画像形成装置の稼動を遅らせるといった問題
があった。
【0009】従って、本発明の目的は、このような従来
技術における実情に鑑みてなされたもので、画像形成装
置の製造コストと画像形成装置の保守コストを抑え、ま
た、画像形成装置の稼動効率を向上する遠隔管理システ
ムを提供することにある。
【0010】より詳細には、本発明の第1の目的は、任
意の装置から画像形成装置の状態情報の出力先の指定を
行えることにより、サービスマンは、交換が必要な部品
の情報を、最も効率の良い出力先から取得することがで
きる遠隔管理システムを提供することにある。
【0011】本発明の第2の目的は、サービスセンタ
が、サービスマンへ送る画像形成装置の手配する部品の
名称、保守担当部署の名称、およびその他必要な識別コ
ード類が記入される帳票を自動的に編集することができ
る遠隔管理システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
公衆通信回線網に少なくとも画像形成装置とサービスセ
ンタとが接続され、画像形成装置を前記サービスセンタ
が管理する遠隔管理システムにおいて、公衆通信回線網
に接続された任意の装置から、画像形成装置に関する帳
票の出力先の指定を行うことを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、出力先の指定をうけた装置において帳票を
印刷出力することを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、サービスセンタは、画像形成装置から送信
された情報状態に基づいて、帳票を編集する編集手段を
有することを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、サービスセンタは、編集手段において画像
形成装置の機種別、あるいは機番別に前記帳票の編集す
ることを選択設定する選択設定手段を有することを特徴
とする。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項3または4
記載の発明において、編集手段において編集された帳票
は、画像形成装置を構成する部品において交換する必要
があるものに関する情報を含むことを特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、編集手段において編集された帳票は、画像
形成装置を構成する部品の交換履歴情報を含むことを特
徴とする。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項5または6
記載の発明において、編集手段において編集された帳票
は、画像形成装置を構成する部品のうち交換する必要が
ある部品の名称と、画像形成装置の保守担当部署と、画
像形成装置の識別コードとを含むことを特徴とする。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項1から7の
いずれか1項に記載の発明において、サービスセンタ
は、画像形成装置を構成する部品のうち交換が必要な部
品を判断する部品交換判断手段を有することを特徴とす
る。
【0020】請求項9記載の発明は、請求項1から8の
いずれか1項に記載の発明において、サービスセンタ
は、公衆通信回線網を介して受信した情報の内容を分析
する分析手段を有し、分析手段において公衆通信回線網
を介して受信した情報が、画像形成装置から送信された
状態情報であると分析すると、状態情報から画像形成装
置を構成する部品の使用実績値を割り出すことを特徴と
する。
【0021】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
発明において、サービスセンタは、使用実績値を収集す
る使用実績値収集手段を有し、使用実績値収集手段にお
いて収集された使用実績値に基づいて、部品交換判断手
段において交換が必要な部品を判断することを特徴とす
る。
【0022】請求項11記載の発明は、請求項8から1
0のいずれか1項に記載の発明において、サービスセン
タは、部品交換判断手段において部品の交換を判断する
条件を、任意に設定する条件設定手段を有することを特
徴とする。
【0023】請求項12記載の発明は、請求項1から1
1のいずれか1項に記載の発明において、画像形成装置
は、自らの状態を診断する自己診断手段を有し、自己診
断手段において診断された結果を、状態情報として送信
することを要求する送信要求手段を有することを特徴と
する。
【0024】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の発明において、画像形成装置は、時刻が設定され、設
定された時刻になると、送信要求手段を制御する送信要
求制御手段を有し、送信要求制御手段において設定され
た時刻になると、送信要求手段において状態情報を送信
要求することを特徴とする。
【0025】請求項14記載の発明は、請求項1から1
3のいずれか1項に記載の発明において、遠隔管理シス
テムは、画像形成装置と通信回線で接続され、画像形成
装置における公衆通信回線網を介する通信を制御する通
信制御手段を有することを特徴とする。
【0026】請求項15記載の発明は、請求項14記載
の発明において、通信制御手段は、顧客先における少な
くとも1台の画像形成装置に対して、状態情報の送信要
求があるか否かを問い合わせ、送信要求があると応答し
た画像形成装置との通信制御を行うことを特徴とする。
【0027】請求項16記載の発明は、請求項1から1
5のいずれか1項に記載の発明において、画像形成装置
は、画像形成装置の操作に関する指示を入力する操作指
示入力手段を有し、操作指示入力手段において定められ
た指示を入力することにより、サービスセンタへ自らの
状態の異常を通知することを特徴とする。
【0028】請求項17記載の発明は、請求項14から
16のいずれか1項に記載の発明において、通信制御手
段は、公衆通信回線網を介して受信する情報が、画像形
成装置宛であるか否かを判断する情報宛て先判断手段を
有し、情報宛て先判断手段において情報の宛て先が画像
形成装置宛であると判断すると、公衆通信回線網を介す
る通信を、画像形成装置に切り換え、画像形成装置宛で
ないと判断すると、公衆通信回線網を介する通信を画像
形成装置以外の装置へ切り換えることを特徴とする。
【0029】請求項18記載の発明は、請求項1から1
7のいずれか1項に記載の発明において、サービスセン
タは、公衆通信回線網を介する情報の受信が正常に行わ
れているか否かを判断する受信監視手段を有することを
特徴とする。
【0030】請求項19記載の発明は、請求項1から1
8のいずれか1項に記載の発明において、サービスセン
タは、予め規定された通信プロトコルを用いて、指定出
力先へ状態情報を出力することを特徴とする。
【0031】請求項20記載の発明は、請求項1から1
9のいずれか1項に記載の発明において、公衆通信回線
網に接続された指定出力先は、公衆通信回線網を介して
受信した情報を表示する表示手段を有するパーソナルコ
ンピュータであることを特徴とする。
【0032】請求項21記載の発明は、請求項1から2
0のいずれか1項に記載の発明において、画像形成装置
は、ファクシミリ装置であることを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】次に、本発明による遠隔管理シス
テムの実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明による遠隔管理システムの一実施形態を
示す概略構成図である。
【0034】図1において、遠隔管理システムは、サー
ビスセンタ1000は本発明の処理を実行する複数のク
ライアント1010(1010a、1010b、・・・
・1010n、・・)と、複数のクライアント1010
が受信した情報、後述する各種管理テーブル、およびマ
スタ情報を格納する外部記録装置1030の制御を行な
うサーバ1020と、各種情報の出力を行う印刷装置1
050と、クライアント1010からサービスステーシ
ョン2000に送信される情報の制御を行うFAXサー
バ装置1040と、および上記装置全て(複数のクライ
アント1010とサーバ1020と印刷装置1050と
FAXサーバ装置1040)を接続し、各種情報(デー
タおよび制御情報)の送受信を行なうLAN1060と
により構成される。
【0035】顧客先の画像形成装置1090側は、サー
ビスセンタ1000と公衆通信回線網1070を介して
接続され、サービスセンタ1000に遠隔管理される顧
客先の複数の各種画像形成装置1090と、画像形成装
置1090における障害の発生の際、画像形成装置10
90からクライアント1010nへのその警告情報の送
信、サービスセンタ1000のクライアント1010と
画像形成装置1090との情報の送受信を制御する通信
コントロール装置1080とにより構成される。
【0036】サービスステーション2000は、サービ
スセンタ1000のクライアント1010からサービス
ステーション2000への情報の受信、およびサービス
ステーション2000からクライアント1010への情
報の送信を制御する端末装置2010と、サービスセン
タ1000とサービスステーション2000間の情報の
送受信を行うFAX装置2020と、電話装置2030
とにより構成される。
【0037】通信コントロール装置1080の内部構成
を図2に基づいて説明する。図2において、この通信コ
ントロール装置1080内には、公衆通信回線網107
0との接続の切り換え、公衆通信回線網1070を介す
る通信を画像形成装置1090に行わせるか、またはT
EL1096、FAX1097に行わせるかを制御する
切り換え部10と、モデム11と、画像形成装置109
0に接続され、RS−485用のトランシーバを用いた
画像形成装置1090とのインタフェースである通信イ
ンタフェース12と、BATT(バッテリ)13aと、
BATT13aに接続されたRAM13と、ROM14
と、時計部15と、自己発呼許可SW16と、上記全て
の機能部に接続され、制御を行うCPU9とにより構成
される。
【0038】次に、通信コントロール装置1080にお
ける制御例を説明する。公衆通信回線網1070を介し
て通信コントロール装置1080に送信されてきた信号
は、まず切り換え部10に入力される。そして、公衆通
信回線網1070を介して送信されてきた信号が、通信
コントロール装置1080に接続されている電話機10
96(またはファクシミリ1097)宛であれば、切り
換え部10は、公衆通信回線網1070を介する通信を
電話機1096(またはファクシミリ1097)側に切
り換え、電話機1096(またはファクシミリ109
7)は、公衆通信回線網1070を介する通信を行うこ
とができる。
【0039】サービスセンタ1000からの通信であれ
ば、公衆通信回線網1070を介するサービスセンタ1
000との通信をモデム11に切り換え、画像形成装置
1090は、通信インタフェース12を経由し、公衆通
信回線網1070を介してサービスセンタ1000との
通信を行うことができる。これらの切り換え部10にお
ける制御または処理は、ROM14内に格納される制御
プログラムに従ってCPU9を中心に行われる。
【0040】また、RAM13には上記処理の中間結果
などが格納される他、クライアント1010、あるいは
画像形成装置から送信される通信テキストを一時的に格
納しておく為にも用いられ、またサービスセンタ100
0の電話番号回線未接続の場合の再発呼回数、再発呼間
隔、トータルカウンタ57の積算コピー枚数(トータル
カウンタ値)の送出日時等の通信コントロール装置10
80の動作に必要な各種パラメータ(図3で後述する)
も書き込まれる。通常、通信コントロール装置1080
は、24時間連続通電を行い常にサービスセンタ100
0と通信可能な状態であるが、不慮の電源断、安全の為
の電源断等でこれらのパラメータの内容および通信テキ
スト等が失われないように、BATT13aによりバッ
クアップを行っている。
【0041】通信コントロール装置1080内のRAM
13に記憶される各種パラメータを図3に基づいて説明
する。図3において、各種パラメータの一覧には、アド
レス1〜5の画像形成装置1090毎に、その画像形成
装置1090の機種番号90とシリアル番号(機番)9
1とが登録されており、画像形成装置1090における
異常発生の際、画像形成装置1090からセンターシス
テム1000への警告情報の通報時に、その画像形成装
置1090に対応する機種番号90とシリアル番号91
とを警告通報情報に付加し、サービスセンタ1000へ
送信する。
【0042】サービスセンタ1000から画像形成装置
1090へのアクセス時においては、機種番号90とシ
リアル番号91は、センターシステム1000がアクセ
スすべき画像形成装置1090のアドレスを決定する為
に用いる。また、RAM13には、チェックサム92の
機能が付加されており、通信コントロール装置1080
の誤動作やバックアップ用のBATT13aの消耗、通
信上のエラー等によって、パラメータ値が書き変わった
り、失われたりした場合に検出することができる。
【0043】さらに、各遠隔通報理由毎に通信先電話番
号903、913、923、933と、リダイヤル回数
904、914、924と、リダイヤル間隔時間90
5、915、925と、サービスセンタ1000へ送信
するデータの種類(ジャム発生回数、コピー枚数等)9
06、916、926と、各遠隔通報をサービスセンタ
1000へ通報を行う通報日時927、937等とが設
定されている。これらのパラメータの設定は、サービス
センタ1000側から公衆通信回線網1070を介して
書き込まれるが、その他の設定方法として、パラメータ
設定用の携帯装置を通信コントロール装置1080に直
接接続して書き込んだり、通信コントロール装置108
0上に操作部を設けて設定することを可能としたり、画
像形成装置1090から設定する等がある。
【0044】この場合、パラメータの設定は重要である
ため、通信データにID(パスワード)を付加すること
により機密性を高めている。このIDは、各通信コント
ロール装置1080固有には決めておらず、第一回目の
パラメータを指定するときに決め、それ以降は通信等で
の変更はできず、通信コントロール装置1080を初期
化する手順を実行することにより変更可能となる。ID
は、通信するごとに確認するため誤ったデータ、異なっ
たシステムから送信されたデータが、通信コントロール
装置1080に入り込むことができないようにしてい
る。異なったIDを所定回数受けると、このエラーを通
信コントロール装置1080内部に記録するとともに、
サービスセンタ1000へ自動通報してシステム管理者
に知らせるようにしている。このようにID通信する毎
に確認することによりハッカー等を防止している。ここ
での例では、IDは通信では変更できないようにしてい
るが、第2の変更用のパスワードを用いてその内容が変
更できるようにしてもよい。
【0045】画像形成装置1090の構成例を図4に基
づいて説明する。図4において、サービスセンタ100
0には、遠隔管理システムにおける管理装置(統括的な
管理を行う装置)としての複数のクライアント1010
が設置されてある。また、この複数のクライアント10
10とユーザ地域3000内の画像形成装置1090と
の公衆通信回線網1070を介する通信のインタフェー
スである通信コントロール装置1080が、ユーザ地域
3000内において複数の画像形成装置1090を接続
している。また、この通信コントロール装置1080に
は他にも外部通信機器として電話機(TEL)109
6、ファクシミリ(FAX)1097が接続されてい
る。
【0046】通信コントロール装置1080は、複数台
の画像形成装置1090と接続可能となっているが、接
続される画像形成装置1090は単数であっても構わ
ず、また、接続される機種は全て同型の物である必要も
なく、異なる機種の画像形成装置1090や画像形成装
置1090以外の機器を接続しても良い。ここでは、1
台の通信コントロール装置1080に対して最大3台の
画像形成装置1090が接続可能であるとし、通信コン
トロール装置1080と複数台の画像形成装置1090
はRS−485規格によるマルチドロップ接続されてい
る。
【0047】このような通信コントロール装置1080
と各画像形成装置1090間の通信制御は基本型データ
伝送制御手順(BSC)に従って行われ、通信コントロ
ール装置1080を制御局とし、複数の画像形成装置1
090を従属局として、制御局である通信コントロール
装置1080が、従属局である複数の画像形成装置10
90に、通信コントロール装置1080に対して送信す
る情報メッセージがあるかを聞いて回るポーリング機能
と、通信コントロール装置1080が画像形成装置にデ
ータを転送するセレクティング機能とからなるセントラ
ライズド制御のポーリング/セレクティング方式でデー
タリンクの確立を行うことにより、通信コントロール装
置1080は、任意の画像形成装置1090との通信が
可能となる。
【0048】また、各画像形成装置1090は、後述す
るアドレス設定スイッチ29(図4参照)を備え、この
アドレス設定スイッチ29によって固有のアドレス値を
設定できるようになっており、通信コントロール装置1
080が各画像形成装置1090と通信する際必要なポ
ーリングアドレス、セレクティングアドレスを決定す
る。
【0049】画像形成装置1090の制御部24の構成
例を図5に基づいて説明する。図5において、この画像
形成装置1090本体の制御は、CPU25を中心とし
て、ROM26に記憶されている制御プログラムやデー
タに基づいて行われ、処理の中間結果などを蓄えるため
にRAM27が使用される。また、CPU25には、以
下に述べる様な各種機器が接続されている。通信インタ
フェースユニット28は、通信コントロール装置108
0との通信を行う部分であり、前述したアドレス設定ス
イッチ29により画像形成装置1090固有のアドレス
値が、ここでは図14に示される1〜5の範囲で設定で
きる様になっている。通信許可スイッチ30は、通信コ
ントロール装置1080との通信の許可/禁止を設定す
る。
【0050】操作部31は、キーボード等からなり、外
部から入力操作が可能である。光学系制御ユニット32
は、露光ランプの駆動制御を行う。高圧電源ユニット3
3は、帯電チャージャ、分離チャージャ、転写チヤ−ジ
ャ、転写前チャージャ(PTC)、現像バイアスに電力
を供給する。モータ制御ユニット34は、メインモータ
のコントロールを行う。ヒータ制御ユニット35は、定
着ヒータの駆動制御を行う。センサ感度制御ユニット3
6は、Pセンサの受光ゲイン、PセンサLEDの発光電
圧、ADSセンサの受光ゲイン、ランプ光量センサの受
光ゲイン等を可変する為に用いる。A/Dコンバータ3
7はランプ電圧、Pセンサ発光電圧、Pセンサ受光電
圧、電位センサ出力、ADSセンサ出力、ランプ光量セ
ンサ出力、ドラム電流センサ出力、定着サーミスタ電圧
を入力するために用いる。以上説明してきた図1〜図4
までの構成は、後述する本実施例の主要部分に大いに関
係する。
【0051】画像形成装置1090のドラム回りの構成
例を図6に基づいて説明する。図5において、画像形成
装置1090は、有機光導電体によって構成された感光
体ドラム41と、その回りに帯電部42と、露光部43
と、現像部44と、転写部45と、分離部46および定
着部47等の画像形成プロセス機器とが順次配置されて
いる。
【0052】次に、画像形成装置1090のドラム回り
の動作例を説明する。感光体ドラム41は、図示しない
モータによって回転され、その表面を露光部43からの
原稿画像に応じた光により露光して静電潜像を形成し、
その潜像を現像バイアス印加電源48によって一定の現
像バイアスが印加された現像部44の現像ローラ44a
によりトナーを付着された顕像化した後、給紙部49か
らレジストローラ50を介して送られてくる用紙上に転
写部45により転写される。その後、その転写紙を分離
部46によって感光体ドラム41から剥離して定着部4
7へ向けて搬送し、そこでトナー像を加熱定着させた
後、図示しない排紙トレイに排紙する。感光体ドラム4
1上の残留トナーは図示しないクリーニング部によって
除去される。
【0053】また、画像形成装置1090には、画像コ
ントールに係わる表面電位51、トナー濃度計52、画
像濃度センサ53、温度センサ54、湿度センサ55等
の各種センサ(検出部)、および露光時間カウンタ5
6、トータルカウンタ57、ドラム回転数カウンタ58
等の各種カウンタが備えられている。表面電位計51は
感光体ドラム41の表面電位(帯電部42による帯電電
位と露光部43による露光部分の電位)を、トナー濃度
計52は現像部44内のトナー濃度を、画像濃度センサ
53は感光体ドラム41上に残留したトナー像(画像)
の濃度を、温度センサ54は感光体ドラム41近傍の温
度を、湿度センサ55は感光体ドラム41近傍の湿度を
それぞれ検出する。露光時間カウンタ56は露光部43
による露光時間を、トータルカウンタ57はレジストロ
ーラ50の回転に同期して積算コピー枚数を、ドラム回
転数カウンタ58は感光体ドラム41の回転数をそれぞ
れカウントする。
【0054】画像形成装置1090の操作部の構成例を
図7に示すレイアウト図に基づいて説明する。図7にお
いて、操作部はテンキー71、クリア/ストップキー7
2、コピースタートキー73、エンタキー74、割り込
みキー75、予熱キー76、モード確認キー77、画面
切り替えキー78、呼び出しキー79、登録キー80、
ガイダンスキー81、表示用コントラストボリューム8
2及び文字表示器83等から構成する。
【0055】テンキー71は、コピー枚数や倍率等の数
値を入力するためのキーである。クリア/ストップキー
72は、コピー枚数をクリアーしたり、コピー動作をス
トップさせたりするためのキーである。コピースタート
キー73は、コピー動作をスタートさせるためのキーで
ある。エンタキー74は、ズーム倍率や綴じ代寸法置数
等の数値や指定を確定させるためのキーである。割り込
みキー75は、コピー中に割り込みで別の原稿をコピー
する時に使用するキーである。予熱キー76は、設定し
たすべての内容を取消したり、予熱を設定して節電状態
にしたりするためのキーである。モード確認キー77
は、文字表示器83に選択的に表示される各モードを一
覧表示で確認するためのキーである。画面切り替えキー
78は、文字表示器83の表示形態を熟練度に応じて切
り替えるためのキーである。呼び出しキー79は、ユー
ザプログラムを呼び出すためのキーである。登録キー8
0は、ユーザプログラムを登録するためのキーである。
ガイダンスキー81は、文字表示器83にガイダンスを
表示するためのキーである。
【0056】表示用コントラストボリューム82は文字
表示器83のコントラストを調整するためのものであ
る。文字表示器83は、液晶、蛍光表示管等のフルドッ
ト表示素子を用い、その上に多数のタッチセンサを内臓
した透明シート状のマトリックスタッチパネルを重ねて
おり、電源投入されることによって、コピーモード設定
画面を表示する。文字表示器83に例えば、転写紙の表
裏面に原稿の画像をコピーする両面モードが表示され、
そのモードを選択したい時、所望のモードが表示されて
いる箇所をタッチすることにより、その表示内容が選択
することができる。
【0057】通信コントロール装置1080と画像形成
装置1090間で授受されるテキストの構成例を図8に
基づいて説明する。図8において、SYNは同期信号文
字であり、画像形成装置1090が通信コントロール装
置1080との同期通信を行うため付加された同期信号
である。SOHは、パケット交換方式においてテキスト
に付加される宛て先や制御情報である。通番は、1回毎
のポーリングまたはセレクティングシーケンスに対応す
る通信ブロック番号であり、最初の通信ブロック番号は
01から始まり以降1ずつ増加させて99の次は00と
する。STXは、テキスト開始文字であり、STXの後
にテキストデータが続く。
【0058】テキストデータの内容において、デバイス
コードは、画像形成装置1090が備えるアドレス設定
スイッチ29(図5参照)において設定された値と、比
較去れ、比較の結果、それぞれの画像形成装置1090
が、通信コントロール装置1080からのポーリングま
たはセレクティングが、自らの画像形成装置に対するも
のか否かを判断することができる。処理コードは、通信
目的の種類を示すコードである。情報レコードは、情報
コード、データ部桁数およびデータ部からなり、情報コ
ードは具体的な通報情報の種別コード(例えば、転写紙
ジャムトータル回数、種類別SC回数)を表す。データ
部桁数はデータ部のデータ長で、ASCIIコードで表
し、データ部が存在しない場合は00とする。
【0059】最後に、データ部は各情報コードの詳細内
容を表すデータ(例えば、転写紙ジャムトータル回数の
場合はカウンタ値、種類別SC回数の場合は自己診断異
常(SC)が発生した箇所および部品名称)を表す。デ
バイスコードと処理コードとの間、処理コードと情報レ
コードとの間、情報レコードと情報レコードとの間に
は、セミコロン(;)によるセパレータが挿入される。
【0060】テキストデータに続くデータとして、ET
BorETXは、このブロックのデータ通信が終了した
ことを示す伝送ブロック終結文字である。LRCは、1
ブロック毎のデータの最後に付加され、データが正常に
伝送されたかをチェックする水平冗長検査文字である。
【0061】図9は、画像形成装置1090の通信イン
タフェースユニット28と画像形成装置1090のコン
トローラ(CPU)25間で授受されるテキストの構成
例を図9に基づいて説明する。図9に示されるテキスト
は、図8に示したテキストが通信インタフェースユニッ
ト28を経由し、CPU25へ転送されたものである
が、通信インタフェースユニット28を経由するとき
に、ヘッダ(SOH)とデバイスコードおよびパリティ
部分(LRC)を取り除かれたものである。
【0062】サービスセンタ1000と通信コントロー
ル装置1080間で授受されるテキストの構成例を図1
0に基づいて説明する。図10において、IDコード
は、公衆通信回線網1070を介して通信される際の画
像形成装置1090の選別コードであり、このテキスト
は、通信コントロール装置1080において図8に示さ
れるデバイスコードに変換される。この変換は、図3に
示される通信コントロール装置1080内に記憶される
パラメータ領域90、91、即ちIDコード(機種番
号)90とデバイスコード(シリアル番号)91とを変
換ですることであり、テキストの伝送方向により適宜変
換する。また、図10の識別コードは、図8に示される
処理コードに、テキストの発信元、あるいは受信元を付
加したものであり、これも通信コントロール装置108
0により適宜付加、削除される。
【0063】本発明による遠隔管理システムにおける画
像形成装置に対する制御は、大きく分けて以下に示す3
種類の制御がある。 1.サービスセンタ1000からのテキストによる制御 2.画像形成装置1090からのテキストによる制御 3.通信コントロール装置1080独自の制御
【0064】サービスセンタ1000からのテキストに
よる制御において、例えば特定の画像形成装置1090
の制御電圧、電流、抵抗、タイミング等の調整値の設定
及び読み取り、コピー枚数、ミスフィード回数等のカウ
ンタの読み取り、初期化などがある。この制御は、サー
ビスセンタ1000からのテキストを受信して、通信コ
ントロール装置1080からのセレクティングによって
行う。接続されている複数の画像形成装置1090のい
ずれかを選択して通信する機能をいう。
【0065】各画像形成装置1090はそれぞれ特有の
デバイスコードを持って、通信コントロール装置108
0は、予め設定されたセレクティングを示す特定コード
と選択すべき画像形成装置1090のデバイスコードと
をシリアル通信インターフェイスRS−485上に送出
する。各画像形成装置1090は、セレクティングを示
す特定コードにより次に続くデバイスコードと自己のデ
バイスコードとを比較し、両コードが一致した時に自分
がセレクティングされたことを知る。
【0066】画像形成装置1090からのテキストによ
る制御において、自己診断異常通報(SC)の発生(こ
れはサービスマンコールと言う。この発生により即時自
発呼)、交換部品の交換指定回数、時間への接近、セン
サの規格レベルへの到達など予防保全を必要とする事前
警告通報(アラーム)の発生(これは発生日の指定時刻
に自発呼する)、画像形成装置1090側のオペレータ
が操作部で予め定められた特定の操作を実行(マニュア
ルスイッチを押下)することによって直接サービスセン
タ1000を呼び出す遠隔通報キーコール(この遠隔通
報キーコールに対するサービスセンタ1000からの応
答は一般電話による)がある。
【0067】この制御は、通信コントロール装置108
0からのポーリングによって行う。ポーリングとは、接
続されている複数の画像形成装置1090を順番に指定
し、その指定された画像形成装置1090からの接続要
求の有無を確認する機能を言う。通信コントロール装置
1080は、予め定められたポーリングを示す特定コー
ドと選択すべき画像形成装置1090のデバイスコード
とをシリアル通信インターフェイスRS−485上に送
出する。画像形成装置1090はポーリングを示す特定
コードにより次に続くデバイスコードと自己のデバイス
コードとを比較し、両コードが一致した時に自分がポー
リングされたことを知る。そして、このポーリングに対
する画像形成装置1090の応答によってその画像形成
装置1090へのセレクティング動作に移行するか、次
の画像形成装置1090へのポーリングに移行するかを
選択する。
【0068】通信コントロール装置1080独自の制御
において、トータルカウンタ値の読み出しである。この
制御は、通信コントロール装置1080からの1日1回
定時(予め設定された時刻のセレクティングによって行
う。通信コントロール装置1080は、トータルカウン
タ用のメモリを2個(仮にこれらをそれぞれA,Bとす
る)用意してあり、上記1日1回のセレクティングによ
って読み取ったトータルカウンタ値をメモリに書き込
む。したがって、メモリAは毎日(但し例えば休日のよ
うに1日中画像形成装置1090の電源がON状態にな
らない場合を除く)前日の値が書き換えられることにな
る。
【0069】また、毎月1回予め決められた日時(これ
はサービスセンタ1000から通信コントロール装置1
080内のパラメータ領域937に設定登録される)に
メモリAに記憶されているトータルカウント値をメモリ
Bにコピーする。そして、サービスセンタ1000が上
記日時以降にトータルカウンタ値を読みに行くと、通信
コントロール装置1080はメモリBに記憶されたトー
タルカウンタ値を通信回線1070を介してサービスセ
ンタ1000へ送出する。なお、通信コントロール装置
1080はメモリA,Bを組み合わせたメモリを複数組
用意している。これは、例えば、白黒コピー用、アプリ
ケーションコピー用、カラーコピー用等のいろいろなト
ータルカウンタ値を考えられるためである。
【0070】図11は、遠隔画像形成装置部品管理シス
テムの実施形態におけるサービスセンタ1000および
画像形成装置1090の本発明の実施例に直接関わる部
分の一例を示す図である。図6に示される温度センサ5
4、湿度センサ55、画像濃度センサ53、および表面
電位計51の各出力信号値(電圧値)Vが時間tの経過
とともに変化しているものと仮定する。
【0071】図11において、画像形成装置1090
は、温度センサ54、湿度センサ55、画像濃度センサ
53、および表面電位計51における各出力信号値が、
それぞれ予め設定された限界値(Va,Vb,Vc、V
dおよびtn)を超えた時点で各種通報情報として機能
情報、履歴情報および状態情報等、および発生年月日を
作成する。ここで具体的に機能情報、履歴情報および状
態情報等とは、トナー、オイル、コピー用紙等の消耗品
の状況や、各種センサの出力値、各種調整箇所の設定値
及び各種ユニットの接続状態等のことをいう。
【0072】Vaはこの画像形成装置1090の動作限
界(自己診断異常)の上限値を示す。Vdはこの画像形
成装置1090の動作限界(自己診断異常)の下限値を
示す。画像形成装置1090が稼動中、画像形成装置1
090における各出力信号値が、動作限界値Va、Vd
を超えた時点(ここでは、1503、1504の状態を
指す)で、画像形成装置1090は、自己診断異常通報
(SC)を発生する。この自己診断異常通報はRAM2
7には記憶されず、図8に示されるテキストの処理コー
ドに自己診断異常通報としてSCコール30を、デバイ
スコードに自らのコードを付加し、画像形成装置109
0の通信インタフェースユニット28を経由し、通信コ
ントロール装置1080へ送信され、当該通報を受信し
た通信コントロール装置1080は、図3に示されるパ
ラメータ領域913に格納されている連絡先電話番号を
基に、サービスセンタ1000を呼び出し、公衆通信回
線網1070を介して、サービスセンタ1000へ自己
診断異常通報を送信する。
【0073】Vbはこの画像形成装置1090の動作事
前警告(事前警告)の上限値をしめす。Vcはこの画像
形成装置1090の動作事前警告(事前警告)の下限値
をしめす。出力信号値(電圧値)Vが、VbあるいはV
cを越えてから一定時間tnが経過した場合(ここで
は、1501aあるいは1502aの状態を指す)、画
像形成装置1090は、事前警告通報(アラーム)を発
生し、同時に事前警告通報の発生時点の機能情報、履歴
情報および状態情報等、および発生年月日を通信インタ
フェースユニット28を経由し、通信コントロール装置
1080へ送信する。
【0074】画像形成装置1090は、図8に示される
テキストの処理コードに事前警告通報を表すアラームコ
ールを、デバイスコードに自らのコードを付加し、画像
形成装置1090の通信インタフェースユニット28を
経由し、通信コントロール装置1080へ送信する。ま
た、この事前警告通報に対応する機能情報、履歴情報お
よび状態情報等、および発生年月日を、通信コントロー
ル装置1080内のRAM13上に記憶する。記憶され
たこの情報は、通信コントロール装置1080のパラメ
ータ領域927に格納されている通報時刻になった時点
で、パラメータ領域923に格納されている連絡先電話
番号を基に、サービスセンタ1000を呼び出し、公衆
回線網1070を介して、サービスセンタ1000へ事
前警告通報を送信する。
【0075】センターシステム1000の管理テーブル
を図12に基づいて説明する。図12において、管理テ
ーブルは、機種別限界テーブル1500と機種別部品限
界値テーブル1600とにより構成され、画像形成装置
を構成する各種部品の劣化の限界値を、機種別に定義す
るテーブルである。機種別限界テーブル1500は、画
像形成装置1090の機種を格納する機種項目1500
aと、機種項目1500aに格納される機種を構成する
部品の劣化限界値が格納されているテーブル1600の
ポインタを格納するポインタ項目1500bとにより構
成される。
【0076】また、機種別部品限界値テーブル1600
は、機種別限界テーブル1500の機種項目1500a
に格納された機種の画像形成装置1090を構成する部
品名称を格納する部品名称項目1600aと、部品名称
項目1600aに格納された部品の部品番号を格納する
部品番号項目1600bと、部品名称項目1600aに
格納された部品の図番を格納する図番項目1600c
と、図番項目1600cに格納された部品の図番の分解
図のユニット名称を格納するユニット名称項目1600
dと、部品名称項目1600aに格納された部品の劣化
の計測の基準となる指標名称を格納する指標名称項目1
610a・・1610mと、指標名称項目1610aに
格納された指標の限界値(予め決められた条件)を格納
する指標限界項目1620a・・1620mとから構成
する。
【0077】指標名称は、感光体ドラム回転数、放電時
間、トータルコピーカウンタ、スキャナ回転数、カラー
コピー、モノクロコピーとの使用比率、同一原稿につい
て連続してコピーする枚数、用紙サイズ別のトータルコ
ピーカウンタおよび画像形成装置1090全体の電源投
入時間等を示す。また、この各種項目はサービスセンタ
1000のクライアント1010から設定可能である。
機種別限界テーブル1500、機種別部品限界値テーブ
ル1600はサービスセンタ1000のサーバ1020
の外部記録装置1030上に格納される。
【0078】図13は、顧客先に設置されている画像形
成装置1090を管理する顧客別画像形成装置テーブル
1700と、使用実績値収集部により、収集された測定
データの使用実績値を顧客先に設置されている画像形成
装置1090別に格納する画像形成装置別指標使用実績
テーブル1800と、顧客先画像形成装置1090が交
換した部品等の情報を格納する交換部品リストテーブル
1900と、顧客先に設置した画像形成装置1090の
特性(使用状況、設置環境等)に適した部品の劣化特性
を独自に定義する機番別部品限界値テーブル2000と
の構成例を示す図である。
【0079】図13において、顧客別画像形成装置テー
ブル1700は、顧客先に設置されている画像形成装置
1090の機種機番を格納する機種機番項目1700a
と、顧客名を格納する顧客名項目1700bと、画像形
成装置1090の保守を担当するサービスステーション
2000名を格納する担当SS項目1700cと、画像
形成装置1090の保守担当者名を格納する保守担当者
名項目1700dと、この装置の保守を担当するサービ
スステーションの端末機のタイプを格納する端末タイプ
項目1700eと、この装置の保守を担当するサービス
ステーションの端末機の呼び出し用電話番号を格納する
電話番号項目1700fと、顧客先に設置されている通
信コントロール装置1080の呼び出し用電話番号を格
納する電話番号項目1700gと、画像形成装置別指標
使用実績テーブル1800のポインタが格納されている
ポインタ項目1710aと、交換部品リストテーブル1
900のポインタが格納されているポインタ項目172
0a、および機番別部品限界値テーブル2000のポイ
ンタが格納されているポインタ項目1730aとにより
構成される。
【0080】画像形成装置別指標使用実績テーブル18
00は、機種機番項目1700aに格納される機種機番
の画像形成装置1090における使用実績値を管理する
目的で、使用実績の対象となる指標名称を格納する指標
名称項目1800a・・1800mと、指標名称項目1
800aに格納されている指標に対応する使用実績値を
格納する使用実績値項目1810a・・1810mとに
より構成される。
【0081】交換部品リストテーブル1900は、顧客
別画像形成装置テーブル1700のポインタ項目172
0aにリンクし、顧客先に設置されている画像形成装置
を構成する部品の交換履歴を格納する管理テーブルであ
る。画像形成装置1090lにおいて、交換された部品
の名称を格納する部品名称項目1900alと、部品名
称項目1900alに格納された部品の交換回数を格納
する交換回数項目1900blと、前回部品を交換した
日時を格納する交換日時項目1900clと、前回部品
を交換したサービスマン名を格納する交換CE項目19
00dlと、前回部品を交換した指標名を格納する指標
名項目1900elとにより構成される。
【0082】顧客別画像形成装置テーブル1700のポ
インタ項目1730aにリンクする機番別部品限界値テ
ーブル2000は、顧客先に設置されている画像形成装
置を構成する部品名称を格納する部品名称項目2000
aと、部品名称項目2000aに格納された部品の部品
番号を格納する部品番号項目2000bと、部品名称項
目2000aに格納された部品の図番を格納する図番項
目2000cと、図番項目2000cに格納された部品
の図番の分解図のユニット名称を格納するユニット名称
項目2000dと、部品名称項目2000aに格納され
た部品の劣化の計測の基準となる指標名称を格納する指
標名称項目2010a・・2010mと、指標名称項目
2010aに格納された指標の限界値(予め決められた
条件)を格納する指標限界項目2020a・・2020
mとにより構成される。
【0083】指標名称は、感光体ドラム回転数、放電時
間、トータルコピーカウンタ、スキャナ回転数、カラー
コピー、モノクロコピーとの使用比率、同一原稿につい
て連続してコピーする枚数、用紙サイズ別のトータルコ
ピーカウンタおよび画像形成装置1090全体の電源投
入時間等を示す。顧客別画像形成装置テーブル170
0、画像形成装置別指標使用実績テーブル1800、交
換部品リストテーブル1900および機番別部品限界値
テーブル2000は、サービスセンタ1000のサーバ
1020の外部記録装置1030上に格納される。
【0084】顧客別画像形成装置テーブル1700、画
像形成装置別指標使用実績テーブル1800、および交
換部品リストテーブル1900は、顧客先に画像形成装
置1090が設置された時に、サービスセンタ1000
の操作員により、クライアント1010から設定され
る。また、画像形成装置別指標使用実績テーブル180
0においては、センターシステム1000が備える使用
実績値収集部により更新される。センターシステム10
00は、部品交換判断部により上述の管理テーブル類を
参照し、部品の交換をするか否かを判断し、画像形成装
置1080の遠隔管理を行う。
【0085】サービスセンタ1000の内部構成を図1
4に基づいて説明する。図14において、サービスセン
タ1000は、顧客先の通信コントロール装置1080
と公衆通信回線網等1070を介して接続され、サービ
スセンタ1000内の複数のクライアント1010は、
それぞれのモデム1011を用いることによりLAN1
060を介して接続されている。ここで、それぞれのモ
デム1011の接続形態は、モデム1台と複数台の構成
がある。クライアント(ここでは、1010c)に対し
て1台のモデム(ここでは、1011c)が接続されて
いる場合は、モデム1011cは、クライアント101
0cのシリアルポート(COMl)に直接接続される。
クライアント(ここでは、1010d)に対して複数台
のモデム(ここでは、1011d)が接続されている場
合は、モデム1011dが、クライアント1010dの
MCAスロットに挿入されたRICボードを介して接続
される。
【0086】RICボードは、それ自体小さなOSを搭
載しており、自らのメモリ上に後述するプロトコルドラ
イバ3401をダウンロードし、ダウンロードされたプ
ロトコルドライバ3401は、それぞれマルチタスクで
非同期に動作可能である。通常、複数ポート使用時のク
ライアント1010nのCPU9の負荷を低減するため
RIC内に通信プロトコルを実現するプログラムをダウ
ンロードする。
【0087】通信コントロール装置1080とクライア
ント1010n間の情報の送受信手段の構成例を図15
に基づいて説明する。図15において、送受信手段は3
層アーキテクチャで構成し、プロトコル層34000
は、通信コントロール装置1080とクライアント10
10n間の通信プロトコルを実現し、シリアルドライバ
の上位に位置し、通信ハードウエア毎に実装され、セッ
ション層34001から見たとき通信ハードウエアの違
いを吸収する。プロトコルドライバ3401とプロトコ
ルスタック3402で構成され、プロトコルドライバ3
401はポート(モデム)の数だけロードされる。
【0088】RICの場合、プロトコルドライバ340
1はRIC内部メモリにダウンロードされ、プロトコル
ドライバ3401は発呼要求を受け取るとモデム101
1nに対して通信コントロール装置1080との一連の
プロトコルシーケンスを開始する。また、常時モデム1
011nを監視し、通信コントロール装置1080から
の情報の送信があった場合、速やかにプロトコルシーケ
ンスに従って通信コントロール装置1080からのデー
タを受信する。受信が完了してプロトコルスタック34
02を介して受信完了をセッション層34001に通知
する。プロトコルスタック3402はプロトコルドライ
バ3401と発呼被呼制御3404間に位置し、送信デ
ータ、受信データ、および制御データの受け渡しを行
う。
【0089】次のセッション層34001は、プロトコ
ル層34000にて実現されている複数のPP(物理ポ
ート)3403を管理し、プレゼンテーション層340
02からの通信要求(発呼処理、被呼処理)に対し、P
P3403の管理及び検索をし、通信を開始する。ま
た、通信コントロール装置1080からの受信完了を監
視し、受信完了時にプレゼンテーション層34002に
通知し、データを渡す。プレゼンテーション層3400
2はPPを直接参照することは無くあくまでもセッショ
ン層34001にてリンクされたVP(仮想ポート)3
405をアクセスする。
【0090】最後のプレゼンテーション層34002
は、セッション層34001の上位にあって、次の機能
によって構成される。VP3405をハンドリングする
VPハンドラ3406と、クライアント1010nから
の送信要求の処理をする送信要求3408と、VP34
05をポーリングし、受信情報を上位機能に渡す受信監
視3407から構成し、通信コントロール装置1080
とクライアント1010n間の情報の授受を実現をす
る。送信要求3408は、VP3405に対して送信通
信を行う。上位機能からは実際に実装されているプロト
コルドライバ3401を意識する必要が無く、使用可能
なPP3403の管理をセッション層34001に任せ
ることにより物理的なポートの意識が不要になる。受信
処理は、VP3405をポーリングすることで物理的な
受信ポートを意識する必要が全く無くなる。
【0091】図16は、サービスセンタ1000におけ
る各機能部の構成例を図16に基づいて説明する。画像
形成装置は、コピー画像品質を維持するための目的から
定期的に交換を必要する部品によって構成されている。
その多数の構成部品の劣化は同じ計測指標で計れないも
のである。例えば、後述する図5で示すドラムユニット
部を構成する部品においても、感光体ドラム41はドラ
ム回転数カウンタ58を計測指標とし、帯電グリッド、
チャージワイヤ、除電ランプ(図示せず)は放電時間を
計測指標として扱う。
【0092】また、コピー枚数(トータルカウンタ5
7)を計測指標する部品としては、定着部47を構成す
る部品の定着ローラ、クリーニングローラ及び用紙搬送
ローラ等がある。スキャナ回転数を計測指標する部品と
しては、スキャナランプ、スキャナモータ(図示せず)
等がある。また、各種部品は、上述した計測指標のほか
に、カラーコピー、モノクロコピーとの使用比率、同一
原稿について連続してコピーする枚数、用紙サイズの使
用比率及び画像形成装置1090全体の電源投入時間等
の要因により大きく左右されやすいため、部品の劣化を
同じ指標で検出することは困難である。
【0093】本実施例では、サービスセンタ1000で
画像形成装置から送信された自己診断異常通報(S
C)、事前警告通報(アラーム)を受信した時点で、自
己診断異常通報(SC)、事前警告通報(アラーム)の
機能情報、履歴情報及び状態情報(トナー、オイル、コ
ピー用紙等の消耗品の状況や、各種センサの出力値、各
種調整箇所の設定値及び各種ユニットの接続状態)の内
容を分析する分析部により分析した結果から、画像形成
装置1090を構成する多数の部品の使用実績値を収集
する使用実績収集部により収集された情報を基に、部品
が予め決められた条件で部品の交換をするか、否かを判
断をする部品交換判断部により交換と判断された部品に
関する情報と、交換が必要とする前記画像形成装置に関
する情報とを、前記画像形成装置の保守を担当する部署
に関する情報を、部品を保管する部署に出力をする出力
部とで構成されている。
【0094】通信コントロール装置1080による制御
における動作例を図17に基づいて説明する。図17に
おいて、通信コントロール装置1080は、サービスセ
ンタ1000からの公衆通信回線網1070経由の着信
がない限り、常に通信コントロール装置1080が接続
する複数の画像形成装置1090に対して順次ポーリン
グ動作を行う(ステップS1)。このポーリング動作
は、前述したように画像形成装置1090のセンターシ
ステムに対する接続要求の有無を確認するためのもので
ある。
【0095】通信コントロール装置1080が行うポー
リング動作により指定された画像形成装置1090は、
そのポーリング動作において通信コントロール装置10
80から送信された図11に示されるテキストデータの
デバイスコードと自己のデバイスコードとの比較によ
り、自らの画像形成装置がポーリング指定されたと判断
した場合、指定された画像形成装置1090は応答を行
うが、センターシステムに対するテキストデータの発信
要求の有無に対応して、画像形成装置1090は、通信
コントロール装置へ第1の肯定応答または第1の否定応
答(この肯定応答あるいは否定応答は、予め定められた
特定コードまたはコードの組み合わせである)を通信コ
ントロール装置1080へ出力する。
【0096】画像形成装置1090が、センターシステ
ムに対するテキストデータの発信要求がある場合に出力
する第1の肯定応答を、通信コントロール装置1080
が受信したか否かを判断する(ステップS2)。通信コ
ントロール装置1080が、第1の肯定応答を受信しな
かった場合(ステップS2/NO)、画像形成装置10
90がセンターシステム1000に対するテキストデー
タの発信要求がない場合に出力する第1の否定応答を、
通信コントロール装置1080が受信したか否かを判断
する(ステップS3)。
【0097】ステップS3において、通信コントロール
装置1080が、第1の否定応答を受信した場合(ステ
ップS3/YES)、通信コントロール装置1080
は、ポーリングの順番を次の画像形成装置1090に移
す(ステップS9)。第1の否定応答が受信されなかっ
た場合(ステップS3/NO)、これは、ポーリング動
作において、通信コントロール装置1080が発呼する
デバイスコードに対応する画像形成装置1090が、電
源OFF状態になっている場合や、接続されていない場
合等であり、通信コントロール装置1080が、第1の
肯定応答、第1の否定応答のいずれも得られないとき
は、ポーリング指定したときから予め定められた時間が
経過したか否かを判断する(ステップS4)。予め定め
られた時間が経過した場合(ステップS4/YES)、
ポーリングの順番を次の画像形成装置1090に移す
(ステップS10)。
【0098】ステップS4において、予め定められた時
間が経過していない場合(ステップS4/NO)、ステ
ップS2に移行し、そこからの制御を繰り返す。一方、
画像形成装置1090が、センターシステム1000に
対して発信要求があるとき送信する第1の肯定応答を、
通信コントロール装置1080が、受信したか否かの判
断において(ステップS2)、通信コントロール装置1
080が、第1の肯定応答を受信した場合(ステップS
2/YES)、通信コントロール装置1080は、ポー
リング動作を一旦中断してセレクティング動作(接続さ
れている複数の画像形成装置1090のいずれかを選択
して通信する機能)に移る(ステップS5)。
【0099】次に、ステップS5において、第1の肯定
応答を出力した画像形成装置1090が、セレクティン
グに対応可能か不可能かを判断し、判断の結果、対応可
能であるとき出力される第2の肯定応答を、通信コント
ロール装置1080が受信したか否かを判断する(ステ
ップS6)。通信コントロール装置1080が、第2の
肯定応答を受信した場合(ステップS6/YES)、セ
ンターシステム1000は、通信コントロール装置10
80を介して、その画像形成装置1090との通信を行
う(ステップS7)。通信が終わると、通信コントロー
ル装置1080は、ポーリングの順番を次の画像形成装
置1090に移す(ステップS10)。
【0100】ステップS6において、通信コントロール
装置1080が、第2の肯定応答を受信したか否かの判
断において、第2の肯定応答を受信しなかった場合(ス
テップS6/NO)、画像形成装置1090が、コピー
中などの理由でセレクティングに対して対応不可能であ
るとき出力される第2の否定応答を、通信コントロール
装置1080が受信したか否かを判断する(ステップS
8)。
【0101】ステップS8において、通信コントロール
装置1080が、第2の否定応答を受信したと判断する
と(ステップS8/YES)、通信コントロール装置1
080は、ポーリングの順番を次の画像形成装置109
0に移す(ステップS9)。第2の否定応答を受信しな
かった場合(ステップS8/NO)、予め定められた時
間が経過したか否かを判断する(ステップS9)。予め
定められた時間が経過していない場合(ステップS9/
NO)、ステップS5に移行し、そこからの処理を繰り
返す。予め定められた時間が経過した場合(ステップS
9/YES)、通信コントロール装置1080は、ポー
リングの順番を次の画像形成装置1090に移す(ステ
ップS10)。
【0102】通信コントロール装置1080は、他の画
像形成装置1090から第1の肯定応答を受信すると、
また、通信手順に従った画像形成装置1090との通信
が終了すると、中断していたポーリング動作を再開す
る。
【0103】なお、通信コントロール装置1080から
サービスセンタ1000への自発呼には、前述したよう
に故障発生により即時に自発呼する項目と、発生日の指
定時刻に自発呼する項目とがあり、それぞれに担当する
項目を予め設定しておく。また、通信コントロール装置
1080は、サービスセンタ1000から通信回線10
70経由の着信発生により、ポーリング動作を一旦中断
して画像形成装置1090に予め定められた特定コード
(またはコードの組み合わせ)による通信許可信号を出
力して、その画像形成装置1090との通信を開始す
る。そして、通信手順に従った画像形成装置1090と
の通信が終了すると、中断していたポーリング動作を再
開する。
【0104】画像形成装置1090と通信コントロール
装置1080とのポーリングおよびセレクティングの処
理を図18に示すフローチャートに基づいて説明する。
この処理は画像形成装置1090の電源がONになって
から定期的に行われるものである。
【0105】図18において、通信コントロール装置1
080によるポーリング動作において、通信コントロー
ル装置1080が行う順次ポーリング動作により指定さ
れた画像形成装置1090は、そのポーリング動作にお
いて指定されたデバイスコードを自己のものと比較し、
自らの画像形成装置1090に対するポーリングである
か否かを判断する(ステップS11)。自らの画像形成
装置1090に対するポーリングである場合(ステップ
S11/NO)、画像形成装置1090は、センターシ
ステム1000への送出データがあるか否かを判断する
(ステップS17)。
【0106】送出データがある場合(ステップS17/
YES)、画像形成装置1090は、通信コントロール
装置1080へ第1の肯定応答を出力する(ステップS
18)。第1の肯定応答を受信した通信コントロール装
置1080は、画像形成装置1090とセレクティング
処理を実行する。送出データがない場合(ステップS1
7/NO)、画像形成装置1090は、第1の否定応答
を通信コントロール装置1080へ出力する(ステップ
S19)。通信コントロール装置1080は、第1の否
定応答を受信すると、その画像形成装置へのポーリング
動作を終了する。
【0107】一方、ステップS11において、自らの画
像形成装置1090がポーリング指定されていないと判
断した場合(ステップS11/NO)、画像形成装置1
090は、セレクティングされているか否かを判断する
(ステップS12)。画像形成装置1090は、通信コ
ントロール装置1080によりセレクティングされてい
ないと判断すると(ステップS12/NO)、その画像
形成装置1090へのポーリング動作を終了する。自ら
の画像形成装置1090がセレクティングされていると
判断すると(ステップS12/YES)、次に、画像形
成装置1090は、そのセレクティングに対応可能か不
可能かを判断する(ステップS13)。対応可能である
場合(ステップS13/YES)、画像形成装置109
0は、第2の肯定応答を出力する(ステップS14)。
第2の肯定応答を受信した通信コントロール装置108
0は、画像形成装置1090とのセレクティング処理を
実行する(ステップS15)。
【0108】ステップS13において、画像形成装置1
090がセレクティングに対して対応不可能である場合
(ステップS13/NO)、画像形成装置1090は、
通信コントロール装置1080に対して第2の否定応答
を出力し、通信コントロール装置1080は、その画像
形成装置1090へのポーリング動作を終了する。
【0109】サービスセンタ1000において送受信部
で受信された状態情報を、顧客先の画像形成装置毎に蓄
積を行う蓄積部3502の第1の動作例を図19に基づ
いて説明する。図19に示される蓄積部3502におい
て、まず始めに、送受信手段プレゼンテーション層34
02に位置する受信監視部3407は、被呼仮想ポート
(以下、VPと記す)3405のポート数の確保等のイ
ニシャル処理を実行する(ステップS350)。次に、
通信コントロール装置1080からの受信情報を読込む
ための読込領域を確保し(ステップS351)、被呼V
P3405のオープンを行い(ステップS352)、そ
して通信コントロール装置1080からの通報の受信の
監視を開始する(ステップS353)。受信監視部34
07は、通信コントロール装置1080からの通報情報
の受信において、正常に受信が終了したか、異常事象発
生かの監視を続ける。
【0110】次に、通信コントロール装置1080から
の通報情報を受信したか否かを判断する(ステップS3
54)。通報情報を受信していない場合(ステップS3
54/NO)、ステップS353へ移行し、そこからの
処理を繰り返す。被呼VP3405が受信完了状態とな
り、受信完了した被呼VP3405のバッファに通報情
報が存在する場合(ステップS354/YES)、蓄積
部3502は、被呼VP3405のバッファからステッ
プS351で確保した読込み領域に通報情報を読み込み
(ステップS355)、読込み領域に読み込まれた通報
情報を、受信データファイル3501nに書き込む(ス
テップS356)。
【0111】ここで、受信データファイル3501nに
おける書き込み操作が正常に行われたか否かを判断する
(ステップS357)。書き込み操作が正常に行われた
場合(ステップS357/YES)、ステップS353
へ移行し、次の受信情報を処理するため受信監視を続け
る。書き込み操作にエラーが検出された場合(ステップ
S357/NO)、被呼VP3405をクローズし(ス
テップS358)、エラーを表示する(ステップS35
9)。次に、再度通信コントロール装置1080からの
通報情報の受信を行う指示であるリトライ指示があるか
否かを判断する(ステップS360)。リトライ指示が
ある場合(ステップS360/YES)、制御をステッ
プ352に移し、再び、被呼VP3405のオープンを
行い、受信監視を続ける。リトライ指示がない場合(ス
テップS360/NO)、エラーにより、通信コントロ
ール装置1080からの通報情報の受信処理を終了す
る。
【0112】サービスセンタ1000において送受信部
で受信された状態情報を、顧客先の画像形成装置毎に蓄
積を行う蓄積部3502の第2の動作例を図20に基づ
いて説明する。図20において、蓄積部3502は受信
監視部3407と非同期に動作を行う。まず始めに、蓄
積部3502は、共有メモリの確保等内部データのイニ
シャル処理を実行し(ステップS365)、イニシャル
処理においてエラーが発生したか否かを判断する(ステ
ップS366)。イニシャル処理でエラーが発生した場
合(ステップS366/YES)、エラーを出力し(ス
テップS376)、処理を終了する。イニシャル処理で
エラーが発生せず、正常に処理が行われた場合(ステッ
プS366/NO)、蓄積部3402は、受信データフ
ァイル3501nに、通信コントロール装置1080か
らの受信データが書き込まれているか否かを判断する
(ステップS367)。
【0113】ステップS367において、受信データフ
ァイル3501nに受信データが書き込まれている場合
(ステップS367/YES)、蓄積部3502は、受
信データファイル3501nから受信データを読み込む
(ステップS368)。次に、蓄積部3502における
受信データの読み込み動作中にエラーが発生したか否か
を判断する(ステップS369)。エラーが発生した場
合(ステップS369/YES)、エラーを出力し(ス
テップS376)、通信コントロール装置1080から
の通報情報の受信処理を終了する。
【0114】読み込み動作が正常に終了した場合(ステ
ップS369/NO)、図13に示される遠隔通報情報
のIDコードに格納された機種番号90、およびシリア
ル番号91に基づいて、蓄積部3502は、顧客先の画
像形成装置1090を確定し(ステップS370)、次
に識別コードが遠隔通報キーによる遠隔通報か、自己診
断異常による遠隔通報か、事前警告の遠隔通報かの種別
のチェックを行ない、対応する顧客先の通報データファ
イル3503nの更新を行う(ステップS371)。
【0115】次に、蓄積部3502における顧客先の通
報データファイル3503nの更新処理においてエラー
が発生したか否かを判断する(ステップS372)。更
新処理においてエラーが発生した場合(ステップS37
2/YES)、エラーを出力し(ステップS376)、
処理を終了する。更新処理が正常に終了した場合(ステ
ップS372/NO)、蓄積部3502は、ステップS
368において読み込みんだ受信データを、受信データ
ファイル3501nから削除し(ステップS373)、
制御をステップS367に移し、受信データファイル3
501nに通信コントロール装置からの受信データが書
き込まれているか否かの判断の結果、受信データが存在
しない場合(ステップS367/NO)、処理終了指示
指定を受けたか否かを判断する(ステップS374)。
【0116】ステップS374において、終了指示指定
を受けていない場合(ステップS374/NO)、制御
をステップS367に移し、再び、受信監視部3407
により受信データファイル3501nに通信コントロー
ル装置1080からの受信データが書き込まれているか
否かを判断し、処理を続ける。
【0117】処理終了指示指定を受けた場合(ステップ
S374/YES)、蓄積部3502における処理が正
常に処理されたか否かのチェックを行う(ステップS3
75)。処理が正常に終了した場合(ステップS375
/YES)、蓄積部3502における処理を終了する。
異常終了の場合(ステップS375/YES)、制御を
ステップS376に移し、エラーを出力し、終了する。
【0118】蓄積部3502により顧客別に蓄積された
通報の内容を分析、および使用実績に関する測定データ
の収集における動作例を図21に示されるフローチャー
トに基づいて説明する。図21において、まず始めに、
顧客先の画像形成装置1090から通報された各種の通
報の処理を行うため、通報が蓄積されている通報データ
ファイル3503nが存在するか、否かの検証を行なう
(ステップS179)。通報データファイル3503n
が存在しない場合(ステップS179/NO)、この制
御から抜け、通報データファイル3503nに通報デー
タが蓄積されるまで待つ。通報データファイル3503
nが存在する場合は(ステップS179/YES)、フ
ァイル上に通報データが存在するか、否かの検証を行う
(ステップS180)。
【0119】ステップS180において、通報データが
存在しない場合(ステップS180/NO)、制御をス
テップ179に移し、他の顧客の通報データの処理を行
う。通報データが存在する場合(ステップS180/Y
ES)、通報データファイル3503nから通報データ
を読み込み(ステップS181)、読み込んだ通報デー
タの識別コードがSCまたはアラームコールであるか否
かを判断する(ステップS182)。読み込んだ通報デ
ータの識別コードがSCまたはアラームコール以外の場
合は(ステップS182/NO)、制御をステップS1
80に移し、次の通報データの処理を行うため、通報デ
ータファイル3503nから通報データの読み込みを行
う。
【0120】読み込んだ通報データの識別コードがSC
またはアラームコールである場合は(ステップS182
/YES)、蓄積部3502は、読み込んだ通報データ
上の情報レコードを抽出し、情報レコードの分析を行う
が(ステップS183)、分析の結果、劣化指標に関連
する情報レコードであれば、そのなかのデータ部を分析
し、劣化指標に関連した実績値を抽出する。ここで、分
析結果により劣化指標に関連する情報レコードが抽出さ
れたか否かを判断する(ステップS184)。
【0121】ステップS184において、劣化指標に関
連する情報レコードが抽出された場合は(ステップS1
84/YES)、抽出された情報レコードの分析を行う
ことにより、何処に設置されている画像形成装置109
0から発呼かを確定するため、通報データ上のIDコー
ドを基に、顧客別画像形成装置テーブル1700の項目
1700anを検索し、IDコードと一致する顧客別画
像形成装置テーブル1700nの項目1710anに格
納されているポインタから、通報を発呼した画像形成装
置1090の画像形成装置別指標使用実績テーブル18
00を確定する(ステップS186)。
【0122】次に、情報コードを検証し、抽出された指
標を基に、通報を発呼した画像形成装置1090の画像
形成装置別指標使用実績テーブル1800の指標名称項
目1800anから1800mnの検索を行ない、一致
した指標の使用実績値項目1810xxに格納されてい
る前回の実績値を、ステップS186で抽出した実績値
から減算を行い通報間実績を測定し(ステップS18
7)、測定後、ステップS187で抽出した通報間実績
値を使用実績値項目1810xxに格納をし、制御をス
テップS189に移し、処理を続ける(ステップS18
8)。
【0123】ステップS184において、分析結果が劣
化指標以外の情報レコードの場合(ステップS184/
NO)、読み込んだ通報データ上に次に続く情報レコー
ドが存在するか、否かの検証を行い(ステップS18
5)、次に続く情報レコードが存在する場合(ステップ
S185/YES)、制御をステップS183に移し、
次に続く情報レコードの分析を続ける。情報レコードが
存在しない場合(ステップS185/NO)、制御を後
述するステップS200に移し、ステップS187にお
いて、測定した通報間実績値を基に、部品の交換の必要
か、否かの検証を行う。
【0124】本発明の実施形態における部品交換判断部
における部品の交換が必要か、否かの判断を行う具体的
な動作例を図22に基づいて説明する。図22におい
て、制御がステップS189に移ると、通報を発呼した
画像形成装置1090の顧客別画像形成装置テーブル1
700の項目1730anを検証し、部品の交換の判断
基準が機種別か、機番別かの判別を行う(ステップS1
89)。判断基準が機種別の場合(ステップS189/
YES)、通報データ上のIDコードを基に、機種別限
界テーブル1500の項目1500anを検索し、ID
コードと一致した機種別限界テーブル1500の項目1
500bnに格納されている機種別部品限界テーブル1
600のポインタから通報を発呼した画像形成装置10
90の機種別部品限界テーブル1600を確定する(ス
テップS190)。
【0125】部品交換が必要か、否かを検証を行うた
め、情報コードを検証し、抽出された指標を基に、確定
した機種別部品限界テーブル1600の指標名称項目1
610anから1610mnの検索を行い、一致した指
標の限界値項目1620xxに格納されている限界値と
ステップs187で測定した実績値を比較し(ステップ
S191)、実績値が限界値をオーバしているか、否か
の検証を行う(ステップS192)。オーバしていない
場合(ステップS192/NO)、まだ、検証対称の部
品が存在するか、否かの検証のため、機種別部品限界テ
ーブル1600のエントリがまだ存在するか、否かの検
証をし(ステップS193)、検証対称の部品が存在す
る場合(ステップS193/YES)、制御をステップ
S191移し、同様に次の部品の部品交換が必要か、否
かの検証を行う。検証対称の部品が存在しない場合(ス
テップS193/NO)、制御をステップS185移
し、次の情報レコードの検証を行う。
【0126】ステップS192において、限界値をオー
バしている場合(ステップS192/YES)、限界値
をオーバした部品の交換が必要と判断され、交換が必要
と判断された部品に関する情報が格納されている機種別
部品限界テーブル1600のエントリポインタを一時的
に保存し(ステップS194)、通報データ上のIDコ
ードを基に、顧客別画像形成装置テーブル1700の項
目1700anを検索し、一致した顧客別画像形成装置
テーブル1700の項目1720anに格納されている
交換部品リストテーブル1900のポインタから部品の
交換が必要な画像形成装置1090の交換部品リストテ
ーブル1900を確定し、限界値をオーバした部品名
称、および指標名を交換部品リストテーブル1900に
追加することにより、交換部品リストテーブル1900
の更新を行い(ステップS194a)、制御をステップ
S193移し、さらに検証対称の部品が存在するか、否
かの処理を続ける。
【0127】ステップS189において、判断基準が機
番別の場合(ステップS189/NO)、通報データ上
のIDコードを基に、顧客別画像形成装置テーブル17
00の項目1700anを検索し、IDコードと一致し
た顧客別画像形成装置テーブル1700の項目1730
anに格納されている機番別部品限界テーブル2000
のポインタから通報を発呼した画像形成装置1090の
機番別部品限界テーブル2000を確定し(ステップS
195)、部品交換が必要か、否かを検証を行うため、
情報コードを検証し抽出された指標を基に、確定した機
番別部品限界テーブル2000の指標名称項目2010
anから2010mnの検索を行い、一致した指標の限
界値項目2020xxに格納されている限界値とステッ
プS187で測定した実績値を比較し(ステップS19
6)、実績値が限界値をオーバしているか、否かの検証
を行う(ステップS197)。
【0128】ステップS197において、オーバしてい
ない場合(ステップS197/NO)、さらに検証対称
の部品が存在するか、否かの検証のため、機番別部品限
界テーブル2000のエントリがまだ存在するか、否か
の検証をし(ステップS198)、検証対称の部品が存
在する場合(ステップS198/NO)、制御をステッ
プS196移し、次の部品の部品交換が必要か、否かの
検証を行う。検証対称の部品が存在しない場合(ステッ
プS198/YES)、制御をステップS185に移
し、次の情報レコードの検証を行う。
【0129】ステップS197において、オーバしてい
る場合(ステップS197/YES)、部品の交換が必
要と判断され、限界値がオーバした部品に関する情報が
格納されている機番別部品限界テーブル2000のエン
トリポインタを一時的に保存し(ステップS199)、
通報データ上のIDコードを基に、顧客別画像形成装置
テーブル1700の項目1700anを検索し、一致し
た顧客別画像形成装置テーブル1700の項目1720
anに格納されている交換部品リストテーブル1900
のポインタから部品の交換が必要な画像形成装置109
0の交換部品リストテーブル1900を確定し、限界値
をオーバした部品名称、および指標名を交換部品リスト
テーブル1900に追加し、交換部品リストテーブル1
900の更新を行い(ステップS199a)、制御をS
198移し、検証対称の部品が存在するか、否かの処理
を続ける。
【0130】本発明の実施形態における部品交換判断部
において交換が必要と判断された部品に関する情報、交
換を必要とする画像形成装置に関する情報、および保守
を担当する部署に関する情報を編集および出力を行う具
体的な動作例を図23に示されるフローチャートに基づ
いて説明する。
【0131】図23において、制御がS200に移る
と、交換が必要と判断された部品が有るか、否かの検証
を行う(ステップS200)。交換部品が無い場合(ス
テップS200/NO)、制御をステップS179に移
し、次の通報データファイル(顧客の画像形成装置)処
理を続ける。交換部品がある場合(ステップS200/
YES)、通報データ上のIDコードを基に、顧客別画
像形成装置テーブル1700の項目1700anを検索
し、一致した顧客別画像形成装置テーブル1700の項
目1700bn,1700cn、1700dnに格納さ
れた顧客名、担当サービスステーション名、担当CE名
を基に帳票の編集を行う(ステップS201)。
【0132】次に、この画像形成装置1090の部品交
換判定基準が機種別か否かを判断する(ステップS20
2)。機種別の場合(ステップS202/YES)、ス
テップS194で一時的に保存した機種別限界値テーブ
ル1600のポインタを基に、機種別限界値テーブル1
600の項目1600an、1600bn、1600c
n、1600dnから部品名称、部品番号、図番、およ
び分解図のユニット名称を抽出し帳票の編集を行う(ス
テップS203)。機番別の場合(ステップS202/
YES)、ステップS194で一時的に保存した機番別
限界値テーブル2000のポインタを基に、機種別限界
値テーブル2000の項目2000an,2000b
n,2000cn,2000dnから部品名称、部品番
号、図番、および分解図のユニット名称を抽出し帳票の
編集を行う(ステップS204)。
【0133】次にステップS203、S204で作成し
た帳票の出力先がサービスステーション2000である
か否かを判断する(ステップS205)。帳票の出力先
がサービスステーション2000でない場合(ステップ
S205/NO)、帳票はサービスセンタ1000の出
力装置1050において出力される(ステップS20
8)。また、出力先がサービスステーション2000の
場合(ステップS205/YES)、顧客別画像形成装
置テーブル1700の項目1700enを検証し、次
に、端末がパソコンか、FAX装置かの判別を行う(ス
テップS206)。
【0134】ステップS206において、パソコンの場
合は(ステップS207/NO)、顧客別画像形成装置
テーブル1700の項目1700fnに格納されている
電話番号を基に、サービスステーション2000を呼び
出し、帳票をパソコンに送信し、出力する(ステップS
207)。FAX装置の場合は(ステップS207/Y
ES)、顧客別画像形成装置テーブル1700の項目1
700fnに格納されている電話番号を基に、サービス
ステーション2000のFAX装置を呼び出し、帳票を
FAX装置に送信し、出力する(ステップS209)。
【0135】本発明の実施形態における部品交換判断部
において部品の交換を判断する条件の設定方法例を図2
4に示されるフローチャートに基づいて説明をする。図
24において、操作員により、部品の交換を判断する条
件を任意に設定するコマンドを、サービスセンタ100
0のクライアント1010、1010a・・1010n
から入力されると(ステップS500)、処理を開始す
る。コマンドと一緒に入力された設定条件が機種別変更
か、機番別変更かの検証を行う(ステップS501)。
機番別変更の場合(ステップS501/NO)、制御を
ステップS508に移し、機番別設定処理を続ける(ス
テップS508)。機種別設定処理の場合は(ステップ
S501/YES)、操作員が、変更を行う機種を入力
するまで処理を待ち、機種が入力されると(ステップS
502)、入力された機種を基に、機種別限界テーブル
1500の検索を行い、入力された機種と一致した機種
別限界テーブル1500のポインタ項目1500bに格
納されている入力された機種の部品限界テーブル160
0の確定を行う(ステップS503)。
【0136】ステップS503において、入力された機
種の部品限界テーブル1600が確定されると、次に操
作員からの変更条件項目の入力を待つ。変更条件項目が
入力され(ステップS504)、条件設定が終了したか
否かを判断する(ステップS505)。条件設定が終了
していない場合(ステップS505/YES)、この処
理を修了する。条件設定が修了した場合(ステップS5
05/NO)、例えば、放電時間=100等と入力した
場合、入力された機種の部品限界テーブル1600の指
標名称項目1610aから1610al(以下、lは1
からnまでの任意自然数)の検索を行い、条件設定の
際、入力した指標と一致した指標名称項目1610al
と対応する指標限界項目1620alに、入力された1
00を格納し(ステップS506)、部品限界テーブル
1600に格納されている次の部品の検索に移し、機種
別限界テーブル1600に格納されている部品が存在す
るか否かを判断する(ステップS507)。
【0137】ステップS507において、機種別限界テ
ーブル1600に格納されている部品が存在しない場合
は(ステップS507/YES)、制御をステップS5
04に移し、次の変更条件項目の入力を待ち、さらに、
変更条件の入力が終了の場合は(ステップS505/Y
ES)、この処理を終了する。変更条件項目が入力され
ると(ステップS505/NO)、入力された変更条件
項目の変更処理を続ける。
【0138】ステップS501において、制御がステッ
プS508へ移ると、操作員が変更を行う機番が入力さ
れるまで処理を待ち、機番が入力されると(ステップS
508)、入力された機番を基に、顧客別画像形成装置
テーブル1700の検索を行い、入力された機番と一致
した機番別部品限界テーブル2000のポインタ項目1
730aに格納されている入力された機番の機番別部品
限界テーブル2000の確定を行なう(ステップS50
9)。入力された機番の機番別部品限界テーブル200
0が確定されると、次に操作員からの変更条件項目の入
力を待つ。変更条件項目が入力され(ステップS51
0)、条件設定が終了したか否かを判断する(ステップ
S511)。
【0139】ステップS511において、条件設定が終
了した場合(ステップS511/YES)、この処理を
終了する。条件設定が終了していない場合(ステップS
511/NO)、入力された機番の機番別部品限界テー
ブル2000の指標名称項目2010aから2010n
lの検索を行い、条件設定の際、入力した指標と一致し
た指標名称項目2010alと対応する指標限界項目2
020alに、入力された値とを格納し(ステップS5
12)、機番別部品限界テーブル2000に格納されて
いる次の部品の検索に移し、処理を続ける。ここで、機
番別部品限界テーブル2000に格納されている部品が
存在するか否かを判断する(ステップS513)。
【0140】ステップS513において、機番別部品限
界テーブル2000に格納されている部品が存在する場
合は(ステップS513/NO)、ステップS512へ
移行し、同様の処理を続ける。機番別部品限界テーブル
2000に格納されている部品が存在しない場合は(ス
テップS513/YES)、制御をステップS510に
移し、次の変更条件項目の入力を待ち(ステップS51
0)、変更条件の入力が終了の場合(ステップS511
/YES)、この処理を終了する。また、変更条件項目
が入力されると(ステップS511/NO)、入力され
た変更条件項目の変更処理を続ける。
【0141】上記図24に示されるフローチャートに基
づく説明においては、条件の変更の例のみしか示してい
ないが、指標の削除、および追加の指示操作の処理も可
能である。また、変更条件を一項目つづの入力操作示し
たが、一度に多数指定の処理も可能である。
【0142】本発明の実施形態における部品の交換履歴
および使用実績の出力方法例を図25に示されるフロー
チャートに基づいて説明する。図25において、操作員
により、帳票出力コマンドを、サービスセンタ1000
のクライアント1010、1010a・・1010n、
サービスステーション2000の端末装置2010また
は顧客先の画像形成装置1090から入力されると、制
御をステップS500に移し、処理を開始する(ステッ
プS520)。コマンドと一緒に入力された出力帳票の
指定が交換履歴表であるか否かを判断する(ステップS
521)。
【0143】ステップS521において、入力された出
力帳票の指定が使用実績の出力である場合(ステップS
521/NO)、出力する帳票の顧客先に設置されてい
る画像形成装置1090を確定するために、コマンドと
一緒に入力された機種機番を基に、顧客別画像形成装置
テーブル1700の項目1700aの検索を行う。入力
された機種機番と一致する顧客別画像形成装置テーブル
1700のポインタ項目1710aに格納されているポ
インタから、帳票を出力する画像形成装置別指標使用実
績テーブル1800を確定し(ステップS526)、画
像形成装置別指標使用実績テーブル1800の項目18
00a、および1810aから1800al、および1
810alに格納されている指標、および実績値を抽出
し、そして、帳票フォーマットを編集し、帳票の作成を
行う(ステップS527)。その後、制御をステップS
528に移し、処理を続ける。
【0144】ステップS521において、交換履歴の出
力処理を開始する。出力する帳票の顧客先に設置されて
いる画像形成装置1090を確定するために、コマンド
と一緒に入力された機種機番を基に、顧客別画像形成装
置テーブル1700の項目1700aの検索を行う。入
力された機種機番と一致する顧客別画像形成装置テーブ
ル1700のポインタ項目1720aに格納されている
ポインタから帳票の出力をする交換部品リストテーブル
1900を確定し(ステップS522)、そして、抽出
された交換部品リストテーブル1900に交換履歴は存
在するか否かを判断する(ステップS523)。交換履
歴が存在する場合(ステップS523/YES)、コマ
ンドと一緒に入力された出力条件に一致した項目を交換
部品リストテーブル1900の項目から交換回数190
0b、交換日時1900c、交換CE1900d、指標
名1900eを抽出し、帳票フォーマットに編集を行う
(ステップS524)。
【0145】例えば、出力条件として、1998年1月
から1998年6月までの交換回数が2回以上の交換部
品の履歴帳票を出力する場合、テーブル上の交換日時1
900cと交換回数1900bを比較を行い、条件に一
致したテーブルの項目を抽出して帳票フォーマットに編
集を行う。すべての交換部品の抽出が終了すると、制御
を後述するステップS528に移し処理を続ける。出力
条件は部品名称、日時、交換回数、交換CE名、および
指標名の単独、または複数組み合わせの指定でも処理は
可能である。交換部品リストテーブル1900に交換履
歴が存在しない場合(ステップS523/NO)、制御
がステップS528に移り、帳票の出力先は端末か否か
を検証を行う(ステップS528)。帳票の出力先は、
基本的にコマンドが入力された先に出力を行う。
【0146】但し、コマンドと一緒に出力先指定が入力
された時はこの限りではなく、出力先がサービスステー
ション2000の場合(ステップS528/YES)、
顧客別画像形成装置テーブル1700の項目1700e
に格納されている端末タイプの検証を行い、項目170
0fに格納されている電話番号を呼び出し、帳票をサー
ビスステーション2000の端末に送信する。
【0147】さらに、作成した帳票の出力先は、顧客先
の画像形成装置1090か否かを判断する(ステップS
530)。出力先が、顧客先に設置されている画像形成
装置1090の場合(ステップS530/YES)、顧
客別画像形成装置テーブル1700の項目1700gに
格納されている電話番号を基に、通信コントロール装置
1080を呼び出し、帳票を顧客先に設置されている画
像形成装置1090に送信し、出力させる(ステップS
531)。
【0148】ステップS531において、帳票の出力先
が、顧客先の画像形成装置1090でない場合(ステッ
プS530/NO)、次に、サービスステーション20
00における端末は、FAX装置か否かを判断する(ス
テップS532)。サービスステーション2000にお
ける端末が、FAX装置である場合(ステップS532
/YES)、サービスステーション2000のFAX装
置へ帳票を出力させる(ステップS534)。ステップ
S532において、端末がFAX装置でない場合(ステ
ップS532/NO)、サービスステーション2000
のパソコン端末に帳票を出力させる(ステップS53
5)。
【0149】ステップS528において、作成した帳票
の出力先が端末でなく、出力先がサービスセンタ100
0の場合(ステップS528/NO)、サービスセンタ
1000の印刷装置1050、またはクライアント10
10、1010a...1010nに出力を行わせる。
帳票の出力後、処理を終了する。
【0150】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、サービ
スセンタは、予め規定された通信プロトコルにより、公
衆通信回線網等を介して、画像形成装置から送信された
通報の受信、および遠隔地のOA装置に情報の送信を行
い、サービスセンタは、受信した通報を蓄積する蓄積部
において、蓄積した通報の内容を分析し、分析した結果
から画像形成装置を構成する多数の部品の使用実績に関
する測定データを割り出し、そして、測定データを収集
し、予め定められた条件に基づいて、収集した測定デー
タから、画像形成装置を構成する部品において交換が必
要か否かを判断し、交換が必要と判断されたとき、サー
ビスセンタは、交換する必要がある部品に関する情報
と、交換を必要とする画像形成装置に関する情報と、画
像形成装置の保守を担当する部署に関する情報等を編集
し、部品を保管する部署に編集結果を出力することが可
能であることより、顧客先に設置されている画像形成装
置を構成する多数の定期交換部品の寿命を、サービスセ
ンタは、遠隔地から管理することができる。
【0151】また、各画像形成装置毎に検出表示機構の
搭載の必要がなく、各画像形成装置の製造コストを抑
え、また、サービスマンが現地に訪問せず、部品の交換
の認識が可能で、訪問時迄に部品の手配ができ、届くま
での待機、また部品を取りに戻り再度訪問するといった
二度の手間がなくなり、部品の交換時期の精度を向上
し、部品の交換を確実に、かつ迅速に手配でき、ダウン
タイムの低減し、稼働率の向上、保守コスト(人件費)
の低減および信頼性の向上につながり、顧客の満足度の
向上につなげることができる。
【0152】また、部品の交換を判断する条件を、任意
に設定をすることが可能なことにより、部品の交換時期
の精度を向上し、部品を交換する時期を容易に把握する
ことが可能となり、CEの無駄な訪問を減少し、保守コ
スト(人件費)を低減し、故障修理の効率化を図ること
ができる。
【0153】また、画像形成装置を構成する多数の部品
に関する部品交換履歴の出力をすることを可能とするこ
とにより、過去の交換部品の履歴を容易に把握すること
が可能となることにより、故障修理およびPMにおいて
最適な作業が行え、故障修理の効率化を図ることができ
る。
【0154】また、画像形成装置が構成する多数の部品
に関する使用実績の出力できることにより、容易に使用
実績の把握が可能とし、故障修理およびPM(予防保
全)において最適な作業が行え、故障修理の効率化を図
ることができる。
【0155】さらに、予め規定された通信プロトコルに
より、公衆通信回線網等を介して、遠隔地の端末装置、
あるいは遠隔地の画像形成装置から出力指示を行えるこ
とと、帳票の出力することとが行えることにより、サー
ビスマンによる交換部品用の出庫伝票の誤作成を解消
し、名称、保守担当部署の名称や、その他必要な識別コ
ード類等の検索作業も解消され、サービスマンの多くの
手間と時間とを排除し、故障修理およびPMにおいて最
適な作業が行え、故障修理の効率化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遠隔管理システムの一実施形態を
示す概略構成図である。
【図2】本発明の実施形態における通信コントロール装
置の内部構成を示す図である。
【図3】本発明の実施形態における通信コントロール装
置内のRAMに記憶される各種パラメータを示す図であ
る。
【図4】本発明の実施形態における画像形成装置の構成
例を示す図である。
【図5】本発明の実施形態における画像形成装置の制御
部の構成例を示す図である。
【図6】本発明の実施形態における画像形成装置のドラ
ム回りの構成例を示す図である。
【図7】本発明の実施形態における画像形成装置の操作
部の構成例を示すレイアウト図である。
【図8】本発明の実施形態における通信コントロール装
置と画像形成装置間で授受されるテキストの構成例を示
す図である。
【図9】本発明の実施形態における画像形成装置の通信
インタフェースユニットと画像形成装置のコントローラ
(CPU)間で授受されるテキストの構成例を示す図で
ある。
【図10】本発明の実施形態におけるサービスセンタと
通信コントロール装置間で授受されるテキストの構成例
を示す図である。
【図11】本発明の実施形態による遠隔管理システムの
サービスセンタおよび画像形成装置の動作例を示す図で
ある。
【図12】本発明の実施形態におけるセンターシステム
の管理テーブルを示す図である。
【図13】本発明の実施形態における画像形成装置を管
理する顧客別画像形成装置テーブルと、画像形成装置別
指標使用実績テーブルと、交換部品リストテーブルと、
機番別部品限界値テーブルとの構成例を示す図である。
【図14】本発明の実施形態におけるサービスセンタ1
の内部構成を示す図である。
【図15】本発明の実施形態における通信コントロール
装置とクライアント間の情報の送受信の構成例を示す図
である。
【図16】本発明の実施形態におけるサービスセンタの
各機能部の構成例を示す図である。
【図17】本発明の実施形態における通信コントロール
装置による制御における動作例を示す図である。
【図18】本発明の実施形態における画像形成装置と通
信コントロール装置とのポーリングおよびセレクティン
グの動作例を示すフローチャートである。
【図19】本発明の実施形態におけるサービスセンタの
蓄積部の第1の動作例を示すフローチャートである。
【図20】本発明の実施形態におけるサービスセンタの
蓄積部の第2の動作例を示すフローチャートである。
【図21】本発明の実施形態におけるサービスセンタの
第1の動作例を示すフローチャートである。
【図22】本発明の実施形態におけるサービスセンタの
第2の動作例を示すフローチャートである。
【図23】本発明の実施形態におけるサービスセンタの
第3の動作例を示すフローチャートである。
【図24】本発明の実施形態におけるサービスセンタの
第4の動作例を示すフローチャートである。
【図25】本発明の実施形態におけるサービスセンタの
第5の動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1000 サービスセンタ 1010 クライアント 1020 サーバ 1030 外部記憶装置 1040 FAXサーバ装置 1050 印刷装置 1060 LAN 1070 公衆通信回線網 1080 通信コントロール装置 1090 画像形成装置 1096 電話機 1097 FAX装置 2000 サービスステーション 3000 顧客エリア 9、25 CPU 10 切り換え部 11 モデム 12 RS−458インタフェース 13、27 RAM 13a バッテリ(BATT) 14、26 ROM 15 時計 16 発呼許可部 24 制御部 28 通信インタフェースユニット 29 アドレス設定スイッチ 30 通信許可スイッチ 31 操作部 32 光学系制ユニット 33 高圧電ユニット 34 モータ制御ユニット 35 ヒータ制御ユニット 36 センサ感度制ユニット 37 A/D変換部 41 感光体ドラム 42 帯電部 43 露光部 44 現像部 45 転写部 46 分離部 47 定着部 48 現像バイアス印加電源 49 給紙部 50 レジストローラ 51 表面電位 52 トナー濃度計 53 画像濃度センサ 54 温度センサ 55 湿度センサ 56 露光時間カウンタ 57 トータルカウンタ 58 ドラム回転数カウンタ 71 テンキー 72 クリア/ストップキー 73 コピースタートキー 74 エンタキー 75 割り込みキー 76 予熱キー 77 モード確認キー 78 画面切り換えキー 79 呼出しキー 80 登録キー 81 ガイダンスキー 82 表示用コントラストボリューム 83 文字表示器 1500 機種別限界テーブル 1500a 機種項目 1500b ポインタ項目 1600 機種別部品限界値テーブル 1600a 部品名称項目 1600b 部品番号項目 1600c 図番項目 1600d ユニット名称項目 1610 指標名称項目 1620 指標限界項目 1700 顧客別画像形成装置テーブル 1700a 機種機番項目 1700b 顧客名項目 1700c 担当SS(サービスステーション)項目 1700d 保守担当者名項目 1700e 端末タイプ項目 1700f 電話番号項目 1800 画像形成装置別指標使用実績テーブル 1900 交換部品リストテーブル 2000 機番別部品限界値テーブル 3401 プロトコルドライバ 3402 プロトコルスタック 3403 物理ポート 3404 発呼被呼制御部 3405 仮想ポート 3406 VPハンドラ 3407 受信監視部 3408 送信要求 3501 受信データファイル 3502 蓄積部 3503 通報データファイル 34000 プロトコル層 34001 セッション層 34002 プレゼンテーション層
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 5K101 H04N 1/32 H04N 1/32 Z Fターム(参考) 2C061 AP01 AQ06 AS02 HX10 2H027 EJ13 EJ15 HA06 HA12 HB02 HB17 5B021 AA02 AA05 BB00 BB10 EE05 NN00 NN16 NN17 PP06 5B089 GA11 GA15 GA21 GA26 GB03 HA01 JA35 JB01 JB17 KA12 KA13 KB04 KC29 LB12 5C075 CD13 FF03 FF90 5K101 KK12 MM07 PP05

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆通信回線網に少なくとも画像形成装
    置とサービスセンタとが接続され、前記画像形成装置を
    前記サービスセンタが管理する遠隔管理システムにおい
    て、 前記公衆通信回線網に接続された任意の装置から、前記
    画像形成装置に関する帳票の出力先の指定を行うことを
    特徴とする遠隔管理システム。
  2. 【請求項2】 前記出力先の指定をうけた装置において
    前記帳票を印刷出力することを特徴とする請求項1記載
    の遠隔管理システム。
  3. 【請求項3】 前記サービスセンタは、前記画像形成装
    置から送信された情報状態に基づいて、前記帳票を編集
    する編集手段を有することを特徴とする請求項2記載の
    遠隔管理システム。
  4. 【請求項4】 前記サービスセンタは、前記編集手段に
    おいて前記画像形成装置の機種別、あるいは機番別に前
    記帳票の編集することを選択設定する選択設定手段を有
    することを特徴とする請求項3記載の遠隔管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記編集手段において編集された前記帳
    票は、前記画像形成装置を構成する部品において交換す
    る必要があるものに関する情報を含むことを特徴とする
    請求項3または4記載の遠隔管理システム。
  6. 【請求項6】 前記編集手段において編集された前記帳
    票は、前記画像形成装置を構成する部品の交換履歴情報
    を含むことを特徴とする請求項5記載の遠隔管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記編集手段において編集された前記帳
    票は、前記画像形成装置を構成する部品のうち交換する
    必要がある部品の名称と、前記画像形成装置の保守担当
    部署と、前記画像形成装置の識別コードとを含むことを
    特徴とする請求項5または6記載の遠隔管理システム。
  8. 【請求項8】 前記サービスセンタは、前記画像形成装
    置を構成する部品のうち交換が必要な部品を判断する部
    品交換判断手段を有することを特徴とする1から7のい
    ずれか1項に記載の遠隔管理システム。
  9. 【請求項9】 前記サービスセンタは、 前記公衆通信回線網を介して受信した情報の内容を分析
    する分析手段を有し、 該分析手段において前記公衆通信回線網を介して受信し
    た情報が、前記画像形成装置から送信された状態情報で
    あると分析すると、前記状態情報から前記画像形成装置
    を構成する部品の使用実績値を割り出すことを特徴とす
    る請求項1から8のいずれか1項に記載の遠隔管理シス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記サービスセンタは、 前記使用実績値を収集する使用実績値収集手段を有し、 該使用実績値収集手段において収集された前記使用実績
    値に基づいて、前記部品交換判断手段において交換が必
    要な部品を判断することを特徴とする請求項9記載の遠
    隔管理システム。
  11. 【請求項11】 前記サービスセンタは、前記部品交換
    判断手段において前記部品の交換を判断する条件を、任
    意に設定する条件設定手段を有することを特徴とする請
    求項8から10のいずれか1項に記載の記載の遠隔管理
    システム。
  12. 【請求項12】 前記画像形成装置は、 自らの状態を診断する自己診断手段を有し、 該自己診断手段において診断された結果を、前記状態情
    報として送信することを要求する送信要求手段を有する
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記
    載の遠隔管理システム。
  13. 【請求項13】 前記画像形成装置は、 時刻が設定され、設定された時刻になると、前記送信要
    求手段を制御する送信要求制御手段を有し、 該送信要求制御手段において前記設定された時刻になる
    と、前記送信要求手段において前記状態情報を送信要求
    することを特徴とする請求項12記載の遠隔管理システ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記遠隔管理システムは、 前記画像形成装置と通信回線で接続され、前記画像形成
    装置における前記公衆通信回線網を介する通信を制御す
    る通信制御手段を有することを特徴とする1から13の
    いずれか1項に記載の遠隔管理システム。
  15. 【請求項15】 前記通信制御手段は、顧客先における
    少なくとも1台の前記画像形成装置に対して、前記状態
    情報の送信要求があるか否かを問い合わせ、送信要求が
    あると応答した前記画像形成装置との通信制御を行うこ
    とを特徴とする請求項14記載の遠隔管理システム。
  16. 【請求項16】 前記画像形成装置は、 前記画像形成装置の操作に関する指示を入力する操作指
    示入力手段を有し、 該操作指示入力手段において定められた指示を入力する
    ことにより、前記サービスセンタへ自らの状態の異常を
    通知することを特徴とする請求項1から15のいずれか
    1項に記載の遠隔管理システム。
  17. 【請求項17】 前記通信制御手段は、 前記公衆通信回線網を介して受信する情報が、前記画像
    形成装置宛であるか否かを判断する情報宛て先判断手段
    を有し、 該情報宛て先判断手段において前記情報の宛て先が前記
    画像形成装置宛であると判断すると、前記公衆通信回線
    網を介する通信を、前記画像形成装置に切り換え、前記
    画像形成装置宛でないと判断すると、前記公衆通信回線
    網を介する通信を前記画像形成装置以外の装置へ切り換
    えることを特徴とする請求項14から16のいずれか1
    項に記載の遠隔管理システム。
  18. 【請求項18】 前記サービスセンタは、 前記公衆通信回線網を介する情報の受信が正常に行われ
    ているか否かを判断する受信監視手段を有することを特
    徴とする請求項1から17のいずれか1項に記載の遠隔
    管理システム。
  19. 【請求項19】 前記サービスセンタは、予め規定され
    た通信プロトコルを用いて、指定出力先へ前記状態情報
    を出力することを特徴とする請求項1から18のいずれ
    か1項に記載の遠隔管理システム。
  20. 【請求項20】 前記公衆通信回線網に接続された指定
    出力先は、 前記公衆通信回線網を介して受信した情報を表示する表
    示手段を有するパーソナルコンピュータであることを特
    徴とする請求項1から19のいずれか1項に記載の遠隔
    管理システム。
  21. 【請求項21】 前記画像形成装置は、 ファクシミリ装置であることを特徴とする請求項1から
    20のいずれか1項に記載の遠隔管理システム。
JP10291428A 1998-09-29 1998-09-29 遠隔管理システム Pending JP2000105522A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10291428A JP2000105522A (ja) 1998-09-29 1998-09-29 遠隔管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10291428A JP2000105522A (ja) 1998-09-29 1998-09-29 遠隔管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000105522A true JP2000105522A (ja) 2000-04-11

Family

ID=17768758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10291428A Pending JP2000105522A (ja) 1998-09-29 1998-09-29 遠隔管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000105522A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002007595A (ja) * 2000-06-22 2002-01-11 Hitachi Electronics Service Co Ltd 設備サービスサポートシステム及びサービスセンタ用コンピュータ並びに記録媒体
JP2002082792A (ja) * 2000-06-22 2002-03-22 Konica Corp 管理システム、中継サーバー、管理装置、管理方法及び画像形成装置
JP2003048362A (ja) * 2001-08-07 2003-02-18 Konica Corp 画像形成装置、及び管理システム
JP2005265956A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、外部管理装置、画質管理方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体
US9787858B2 (en) 2015-06-26 2017-10-10 Seiko Epson Corporation Network system and control method of a network system

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002007595A (ja) * 2000-06-22 2002-01-11 Hitachi Electronics Service Co Ltd 設備サービスサポートシステム及びサービスセンタ用コンピュータ並びに記録媒体
JP2002082792A (ja) * 2000-06-22 2002-03-22 Konica Corp 管理システム、中継サーバー、管理装置、管理方法及び画像形成装置
JP2003048362A (ja) * 2001-08-07 2003-02-18 Konica Corp 画像形成装置、及び管理システム
JP2005265956A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、外部管理装置、画質管理方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体
JP4580666B2 (ja) * 2004-03-16 2010-11-17 株式会社リコー 画像形成装置、画質管理方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体
US9787858B2 (en) 2015-06-26 2017-10-10 Seiko Epson Corporation Network system and control method of a network system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3645443B2 (ja) 遠隔画像形成装置管理システムと監視端末装置と制御方法
US7061634B1 (en) System and method for supervising image forming apparatuses
US5596390A (en) Image forming apparatus and system for administering the same
US5893005A (en) Image forming apparatus administration system including a communication control unit and an administrating device
US7450254B2 (en) Image forming device management system
US7225251B2 (en) System and method for supervising image forming apparatuses by remotely downloading firmware based on updated hardware
JP2000305886A (ja) 遠隔画像形成装置保守支援システム
JPH07104616A (ja) 画像形成装置及びその管理システム
JP3334957B2 (ja) ファクシミリ通信システム
JP2002288066A (ja) 画像形成装置管理システム
JP2000105522A (ja) 遠隔管理システム
JP4043177B2 (ja) 画像形成装置管理システム及び管理方法
JPH11202699A (ja) 遠隔画像形成装置管理システム
JP2002269293A (ja) 顧客機器情報提供システム、顧客機器情報収集・管理装置、顧客機器情報提供装置及び顧客機器情報提供方法
JP3701821B2 (ja) 画像形成装置管理システムと制御方法
JP4011274B2 (ja) 画像形成装置管理システムとそれに使用する通信コントロール装置および識別情報管理方法
JP4231215B2 (ja) カスタマエンジニア派遣システム、カスタマエンジニア派遣方法及びカスタマエンジニア派遣装置
JP3597359B2 (ja) 画像形成装置管理システムとそのデータ通信装置における異常通報方法
JP2003319084A (ja) 遠隔監視装置
JP3844619B2 (ja) 画像形成装置保守支援システム
JP3667668B2 (ja) 画像形成装置の管理システム
JPH0758867A (ja) 遠隔制御装置
JPH09230981A (ja) 複写機管理システム
JP3681664B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の管理システム、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP3678572B2 (ja) 遠隔画像形成装置管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050524

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050721

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060627