JP2002080684A - 熱可塑性樹脂組成物および各種部品 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物および各種部品

Info

Publication number
JP2002080684A
JP2002080684A JP2000271780A JP2000271780A JP2002080684A JP 2002080684 A JP2002080684 A JP 2002080684A JP 2000271780 A JP2000271780 A JP 2000271780A JP 2000271780 A JP2000271780 A JP 2000271780A JP 2002080684 A JP2002080684 A JP 2002080684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acrylate
parts
meth
rubber component
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000271780A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Hashiba
篤志 橋場
Atsuo Tatsuta
篤夫 竜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon A&L Inc
Original Assignee
Nippon A&L Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon A&L Inc filed Critical Nippon A&L Inc
Priority to JP2000271780A priority Critical patent/JP2002080684A/ja
Publication of JP2002080684A publication Critical patent/JP2002080684A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐衝撃性、耐候性、表面光沢、発色性のバラ
ンスに優れた熱可塑性樹脂組成物の提供。 【解決手段】ポリオルガノシロキサン系ゴム成分(I)
1〜20重量%、共役ジエン系ゴム成分(II)1〜20
重量%、ポリアルキル(メタ)アクリレート系ゴム成分
(III)60〜98重量%からなり、かつ平均粒子径が
0.01〜0.2ミクロンである複合ゴムラテックスの
存在下、芳香族ビニル系単量体、シアン化ビニル系単量
体、アルキル(メタ)アクリレート系単量体のうち少な
くとも1種類以上を,ゴムの重量に対して10〜200
重量%重合してなるグラフト共重合体(A)1〜100
重量%、および芳香族ビニル系単量体、シアン化ビニル
系単量体、アルキル(メタ)アクリレート系単量体のう
ち少なくとも1種類以上を重合してなる共重合体(B)
99〜0重量%からなる熱可塑性樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、常温および低温に
おける耐衝撃性、耐候性、表面光沢および発色性のバラ
ンスに優れた熱可塑性樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ABS樹脂は、耐衝撃性および加工性の
バランスに優れた樹脂であり、自動車等の車両用内外装
部品、各種の家電製品やOA機器のハウジング、その他
雑貨分野等、幅広い分野に使用されている。しかし、A
BS樹脂は、そのゴム成分に起因して耐候性が劣るとい
う欠点を有しているため、これを改良するためにABS
樹脂中のゴム成分をエチレン−プロピレン系ゴム又はア
クリル系ゴムに置換させてなるAES樹脂またはAAS
樹脂が開発されており、実用化されている。これらのう
ちAES樹脂は、AAS樹脂に比べて樹脂の表面光沢あ
るいは外観といった点で劣る傾向がある。一方AAS樹
脂はAES樹脂に比べて耐衝撃性が劣るという傾向があ
る。
【0003】そこで、樹脂の外観や表面光沢、耐衝撃性
を改良してなる樹脂として、ゴム成分としてポリオルガ
ノシロキサンゴム成分とアクリルゴム成分とからなる複
合ゴムを使用してなるグラフト共重合体が提案されてい
るが(特開平1−190746号)、特に低温領域にお
いて十分な耐衝撃性を発現させるためには、ポリオルガ
ノシロキサンゴム成分を増やしていく必要がある。その
為ポリオルガノシロキサンゴム成分に由来する樹脂外観
の悪化、あるいは発色性が低下するという欠点を有して
いる。また、別のゴム成分としてポリオルガノシロキサ
ンゴム成分と共役ジエンゴム成分とからなる複合ゴムを
使用してなるグラフト共重合体(特開平4−23901
5号)、さらにはアクリルゴム成分と共役ジエンゴム成
分とからなる複合ゴムを使用してなるグラフト共重合体
(特開平8−41143号)が提案されているが、何れ
においても耐衝撃性、耐候性、表面光沢および発色性の
バランスに優れたものは得られていないのが現状であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、常温および
低温における耐衝撃性、耐候性、表面光沢および発色性
のバランスに優れた熱可塑性樹脂組成物を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべく成されたものであり、特定組成割合のゴム成分
3種からなる複合ゴムを使用するものである。すなわ
ち、本発明は、(1)ポリオルガノシロキサン系ゴム成
分(I)1〜20重量%、共役ジエン系ゴム成分(II)
1〜20重量%、ポリアルキル(メタ)アクリレート系
ゴム成分(III)60〜98重量%からなり、かつ平均
粒子径が0.01〜0.2ミクロンである複合ゴムラテ
ックスの存在下、芳香族ビニル系単量体、シアン化ビニ
ル系単量体、アルキル(メタ)アクリレート系単量体の
うち少なくとも1種類以上を,ゴムの重量に対して10
〜200重量%重合してなるグラフト共重合体(A)1
〜100重量%、および芳香族ビニル系単量体、シアン
化ビニル系単量体、アルキル(メタ)アクリレート系単
量体のうち少なくとも1種類以上を重合してなる共重合
体(B)99〜0重量%からなる熱可塑性樹脂組成物、
(2)グラフト共重合体(A)のグラフト率が10〜1
50%である(1)記載の熱可塑性樹脂組成物、(3)
(1)又は(2)に記載の熱可塑性樹脂組成物を成形し
て得られる自動車用部品および建築材料用部品を提供す
るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明における複合ゴムを構成す
るポリオルガノシロキサン系ゴム成分(I)としては、
通常、ビニル重合性官能基を含有するポリオルガノシロ
キサンであり、好ましくは、ビニル重合性官能基含有シ
ロキサン単位0.1〜3モル%およびジメチルシロキサ
ン単位97〜99.9モル%からなることが好ましい。
【0007】該ポリオルガノシロキサン系ゴム成分
(I)の製法としては、ジメチルシロキサンとビニル重
合性官能基含有シロキサンからなる混合物、またはさら
に必要に応じてシロキサン系架橋剤を含む混合物を乳化
剤と水によって乳化させたエマルジョンを、高速回転に
よる剪断力で微粒子化するホモミキサーや、高圧発生機
による噴出力で微粒子化するホモジナイザー、あるいは
超音波式乳化機等を使用して微粒子化した後、酸触媒を
用いて高温下で重合させ、次いでアルカリ性物質により
酸を中和する方法が挙げられる。
【0008】重合に用いる酸触媒の添加方法としては、
シロキサン混合物、乳化剤および水とともに混合する方
法と、シロキサン混合物が微粒子化したエマルジョンを
高温の酸水溶液中に一定速度で滴下する方法等がある
が、ポリオルガノシロキサンの粒子径の制御のしやすさ
を考慮するとシロキサン混合物が微粒子化したエマルジ
ョンを高温の酸水溶液中に一定速度で滴下する方法が好
ましい。
【0009】ポリオルガノシロキサン系ゴム成分(I)
の製造に用いるジメチルシロキサンとしては、3員環以
上のジメチルシロキサン系環状体が挙げられ、3〜6員
環のものが好ましい。具体的にはヘキサメチルシクロト
リシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、
デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシク
ロヘキサシロキサン等が挙げられるが、これらは単独で
または二種以上混合して用いられる。
【0010】また、ビニル重合性官能基含有シロキサン
としては、ビニル重合性官能基を含有し、かつジメチル
シロキサンとシロキサン結合を介して結合しうるもので
あり、ジメチルシロキサンとの反応性を考慮するとビニ
ル重合性官能基を含有する各種アルコキシシラン化合物
が好ましい。具体的には、β−メタクリロイルオキシエ
チルジメトキシメチルシラン、γ−メタクリロイルオキ
シプロピルジメトキシメチルシラン、γ−メタクリロイ
ルオキシプロピルメトキシジメチルシラン、γ−メタク
リロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタ
クリロイルオキシプロピルエトキシジエチルシラン、γ
−メタクリロイルオキシプロピルジエトキシメチルシラ
ンおよびδ−メタクリロイルオキシブチルジエトキシメ
チルシラン等のメタクリロイルオキシシロキサン、テト
ラメチルテトラビニルシクロテトラシロキサン等のビニ
ルシロキサン、p−ビニルフェニルジメトキシメチルシ
ラン、さらにγ−メルカプトプロピルジメトキシメチル
シラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等
のメルカプトシロキサンが挙げられる。これらビニル重
合性官能基含有シロキサンは、単独でまたは二種以上の
混合物として用いることができる。
【0011】さらにシロキサン系架橋剤としては、3官
能性または4官能性のシラン系架橋剤、例えばトリメト
キシメチルシラン、トリエトキシフェニルシラン、テト
ラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラブト
キシシラン等が用いられる。
【0012】また、本発明におけるポリオルガノシロキ
サン系ゴム成分(I)製造の際用いる乳化剤としては、
アニオン系乳化剤が好ましく、アルキルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル硫酸エステルナトリウムなどの中から選ばれた乳
化剤が使用される。特にアルキルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム、ラウリルスルホン酸ナトリウムなどのスルホ
ン酸系の乳化剤が好ましい。これらの乳化剤は、シロキ
サン混合物100重量部に対して0.05〜10重量部
程度の範囲で使用される。使用量が少ないと分散状態が
不安定となり微小な粒子径の乳化状態を保てなくなる。
また、使用量が多いとこの乳化剤に起因する樹脂組成物
成形品が着色するようになる。
【0013】シロキサン混合物、乳化剤、水および/ま
たは酸触媒を混合する方法は、高速撹拌による混合、ホ
モジナイザーなどの高圧乳化装置による混合、超音波式
乳化機による混合などがあるが、ホモジナイザーや超音
波式乳化機を使用した方法は、ポリオルガノシロキサン
ラテックスの粒子径の分布が小さくなるので好ましい方
法である。
【0014】ポリオルガノシロキサン系ゴム成分(I)
の重合に用いる酸触媒としては、脂肪族スルホン酸、脂
肪族置換ベンゼンスルホン酸、脂肪族置換ナフタレンス
ルホン酸などのスルホン酸類および硫酸、塩酸、硝酸な
どの鉱酸類が挙げられる。これらの酸触媒は一種でまた
は二種以上を組み合わせて用いられる。また、これらの
中では、ポリオルガノシロキサンラテックスの安定化作
用にも優れている点で脂肪族置換ベンゼンスルホン酸が
好ましく、n−ドデシルベンゼンスルホン酸が特に好ま
しい。また、n−ドデシルベンゼンスルホン酸と硫酸な
どの鉱酸とを併用すると、ポリオルガノシロキサンラテ
ックスの乳化剤成分に起因する樹脂組成物の着色を低減
させることができる。
【0015】該ポリオルガノシロキサン系ゴム成分の重
合温度は、50℃以上が好ましく、より好ましくは80
℃以上である。またポリオルガノシロキサンゴム成分
(I)の重合時間は、酸触媒をシロキサン混合物、乳化
剤および水とともに混合、微粒子化させて重合する場合
は2時間以上、さらに好ましくは5時間以上であり、酸
触媒の水溶液中にシロキサン混合物が微粒子化したラテ
ックスを滴下する方法では、ラテックスの滴下終了後1
時間程度保持することが好ましい。重合の停止は、反応
液を冷却し、さらにラテックスを苛性ソーダ、苛性カ
リ、炭酸ナトリウムなどのアルカリ性物質で中和するこ
とによって行うことができる。
【0016】また、本発明における複合ゴムを構成する
共役ジエン系ゴム成分(II)としては、共役ジエン系単
量体を主成分として必要に応じて共重合可能な他のビニ
ル単量体からなるものであり、好ましくは共役ジエン系
単量体50〜100重量%および共重合可能な他のビニ
ル系単量体0〜50重量%である。共役ジエン系単量体
としてはブタジエン、クロロプレン、イソプレン等を挙
げることができ、共役ジエン単量体と共重合可能な他の
ビニル単量体としてはスチレン、α−メチルスチレン、
ビニルトルエン等の芳香族ビニル系単量体;アクリロニ
トリル、メタクリロニトリル等のシアン化ビニル系単量
体;アルキル基の炭素数が1〜12のアルキル(メタ)
アクリレート系単量体を例示でき、これらの単量体は2
種以上組み合わせて用いてもよい。
【0017】共役ジエンゴム成分(II)の重合は、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム等のア
ルカリの水溶液の添加により中和されたポリオルガノシ
ロキサンゴムのラテックス中へ上記共役ジエン系単量体
あるいは所望により更にこれと共重合可能なビニル単量
体を添加し、ポリオルガノシロキサンゴム粒子へ含浸さ
せた後、ラジカル重合開始剤を作用させて行う。重合の
進行とともにポリオルガノシロキサンゴムの架橋網目に
相互に絡んだ共役ジエンゴムが入り組んだ構造を形成
し、実質上互いに分離出来ないポリオルガノシロキサン
ゴム成分(I)と共役ジエンゴム成分(II)との複合ゴ
ムのラテックスが得られる。
【0018】ここで用いる重合開始剤としては、過酸化
物系開始剤、アゾ系開始剤、過酸化物と還元剤を組み合
わせたレドックス系開始剤のいずれも用いることができ
るが、これらの中ではレドックス系開始剤を用いるのが
好ましく、特に、硫酸第一鉄・ピロ燐酸ソーダ・デキス
トロース・ジアルキルパーオキサイドの組み合わせから
なる含糖ピロ燐酸ソーダ系開始剤及び硫酸第一鉄・エチ
レンジアミン四酢酸二ナトリウム塩・ロンガリット・ヒ
ドロパーオキサイドの組み合わせからなるスルホキシレ
ート系開始剤が好ましい。
【0019】また、本発明における複合ゴムを構成する
ポリアクリル(メタ)アクリレートゴム成分(III)と
しては、アルキル(メタ)アクリレートと多官能性アル
キル(メタ)アクリレートとの重合物である。アルキル
(メタ)アクリレートとしては、例えばメチルアクリレ
ート、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレー
ト、n−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアク
リレート等のアルキルアクリレートおよびヘキシルメタ
クリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、n−
ラウリルメタクリレート等のアルキルメタクリレートが
挙げられ、特にn−ブチルアクリレートの使用が好まし
い。多官能性アルキル(メタ)アクリレートとしては、
例えばアリル(メタ)アクリレート、エチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ
(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、1,4−ブチレングリコールジ
(メタ)アクリレート等が挙げられる。また、多官能性
アルキル(メタ)アクリレートの使用量は、アルキル
(メタ)アクリレート成分中0.1〜20重量%である
ことが好ましく、さらに好ましくは0.2〜5重量%で
ある。アルキル(メタ)アクリレートや多官能性アルキ
ル(メタ)アクリレートは単独でまたは二種以上併用し
て用いられる。
【0020】ポリアクリル(メタ)アクリレートゴム成
分(III)は、上記ポリオルガノシロキサンゴム成分
(I)と共役ジエンゴム成分(II)との複合ゴムのラテ
ックス中へ上記アルキル(メタ)アクリレート成分を添
加し、通常のラジカル重合開始剤を作用させて重合する
ことによって調製できる。アルキル(メタ)アクリレー
トを添加する方法としては、上記複合ゴムのラテックス
と一括で混合する方法と複合ゴムのラテックス中に一定
速度で滴下する方法がある。これらの方法によって、ポ
リオルガノシロキサン系ゴム成分(I)、共役ジエン系
ゴム成分(II)、ポリアルキル(メタ)アクリレート系
ゴム成分(III)からなる複合ゴムラテックスを得るこ
とができる。
【0021】また、上記複合ゴムラテックスの組成は、
ポリオルガノシロキサン系ゴム成分(I)1〜20重量
%、共役ジエン系ゴム成分(II)1〜20重量%、ポリ
アルキル(メタ)アクリレート系ゴム成分(III)60
〜98重量%であり、かつ平均粒子径が0.01〜0.
2ミクロンである。複合ゴムラテックスのポリオルガノ
シロキサン系ゴム成分(I)が1重量%未満では耐衝撃
性が十分発現しない。また20重量%を超えると表面光
沢および発色性が低下し樹脂の外観も悪化する傾向にあ
る。共役ジエン系ゴム成分(II)が1重量%未満では発
色性および特に低温での耐衝撃性が不十分であり、また
20重量%を超えると耐候性が悪化する。ポリアルキル
(メタ)アクリレート系ゴム成分(III)が60重量%
未満では表面外観が悪化しさらに耐候性も劣り、また9
8重量%を超えると耐衝撃性が劣る。また、複合ゴムラ
テックスの平均粒子径が0.01ミクロン未満では耐衝
撃性が劣り、0.2ミクロンを超えると表面光沢および
耐候性が低下する。
【0022】上記複合ゴムにグラフト重合させる芳香族
ビニル系単量体としては、スチレン、α−メチルスチレ
ン、ビニルトルエン等が挙げられる。シアン化ビニル系
単量体としては、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル等が挙げられる。アルキル(メタ)アクリレート系単
量体としては、メチルメタクリレ−ト、2-エチルヘキシ
ルメタクリレ−ト、メチルアクリレ−ト、エチルアクリ
レ−ト、ブチルアクリレ−ト等が挙げられる。これらは
それぞれ単独で又は二種以上組み合わせて用いられる。
【0023】グラフト共重合体(A)を構成する複合ゴ
ムラテックス(固形分換算)と単量体(合計)との組成
割合については、複合ゴムの重量に対して単量体(合
計)が10〜200重量%であるのが好ましく、さらに
は、複合ゴムの重量に対して単量体(合計)が50〜1
50重量%であるのが好ましい。
【0024】グラフト共重合体(A)は、上記複合ゴム
ラテックスの存在下に上記単量体をグラフト重合するこ
とにより得ることができる。グラフト重合については従
来公知の乳化重合を採用することができ、その方法につ
いては何ら制限はない。また、グラフト共重合体(A)
のグラフト率については特に制限はないが、最終的に得
られる熱可塑性樹脂組成物の耐衝撃性、流動性および発
色性を考慮すると、10〜150%であることが好まし
い。
【0025】共重合体(B)を構成する芳香族ビニル系
単量体としては、スチレン、α−メチルスチレン、ビニ
ルトルエン等が挙げられる。シアン化ビニル系単量体と
しては、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等が挙
げられる。アルキル(メタ)アクリレート系単量体とし
ては、メチルメタクリレ−ト、2-エチルヘキシルメタク
リレ−ト、メチルアクリレ−ト、エチルアクリレ−ト、
ブチルアクリレ−ト等が挙げられる。これらはそれぞれ
単独で又は二種以上組み合わせて用いられる。また、共
重合体(B)の重合方法には特に制限はなく、従来公知
の重合方法、例えば乳化重合、懸濁重合、塊状重合、溶
液重合又はこれらの組合せにより重合することができ
る。
【0026】本発明における熱可塑性樹脂組成物は、上
記グラフト共重合体(A)1〜100重量%および共重
合体(B)99〜0重量%からなるものであり、グラフ
ト共重合体(A)が1重量%未満では、本発明の目的と
する効果が得られないため好ましくない。
【0027】、バンバリ−ミキサー、ロ−ルミル、二軸
押出機等の公知の装置を用い溶融混練することによりペ
レット状にて得ることができる。また得られた樹脂組成
物には必要に応じて可塑剤、滑剤、難燃剤、顔料、充填
剤、繊維強化剤等を適宜配合することが可能である。ま
た、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリブチレンテレ
フタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリフェニ
レンオキサイド等のエンジニアリングプラスチック等と
のポリマーアロイとして使用することも可能である。さ
らに、本発明の熱可塑性樹脂組成物は、常温および低温
における耐衝撃性、耐候性、表面光沢および発色性のバ
ランスに優れるものであり、特に耐候性および低温にお
ける耐衝撃性を必要とされる自動車用部品および建築材
料用部品として好適に使用することが可能である。
【0028】[実施例]以下に実施例を示して本発明を
具体的に説明する。 [ポリオルガノシロキサン/共役ジエン/ポリアルキル
(メタ)アクリレート複合ゴム(S−3)の製造]純水
300部,ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム1
部、オクタメチルシクロテトラシロキサン97.5部、
テトラエトキシシラン2部、γ−メタクリロイルオキシ
プロピルトリメトキシシラン0.5部の混合液を超音波
式乳化機にて1時間混合し、オルガノシロキサンエマル
ジョンを調整した。次に、窒素置換したガラスリアクタ
ーに、純水100部、ドデシルベンゼンスルホン酸8部
を仕込み、90℃に昇温し、先に調整したオルガノシロ
キサンエマルジョンを5時間にわたって滴下した。滴下
終了後そのまま90℃にて2時間重合を継続し、さらに
その後室温で72時間保持した後、水酸化ナトリウム水
溶液でpH=7.0に調整した。このようにして平均粒
子径0.06ミクロンのポリオルガノシロキサンゴムラ
テックス(S−1)を得た。
【0029】次に窒素置換したオートクレーブを減圧に
し、上記ポリオルガノシロキサンゴムラテックス(S−
1)50部(固形分換算)、ブタジエン50部、 t−
ドデシルメルカプタン0.15部、デキストリン0.2
部、クメンハイドロパーオキサイド0.3部、純水40
部を仕込み65℃に昇温した。その後、純水10部、無
水ピロリン酸ナトリウム0.1部および硫酸第1鉄0.
005部を仕込み重合を開始させ、液温を65℃で10
時間保持した。途中3時間目と6時間目に純水5部、オ
レイン酸カリウム0.6部、クメンハイドロパーオキサ
イド0.07部をそれぞれ添加した。このようにして平
均粒子径0.08ミクロンのポリオルガノシロキサン/
共役ジエン複合ゴムラテックス(S−2)を得た。
【0030】次に窒素置換したガラスリアクターに、上
記複合ゴムラテックス(S−2)20部(固形分換
算)、純水130部および過硫酸カリウム0.3部を仕
込み65℃に昇温した。その後、アクリル酸ブチル77
部、アクリロニトリル2部、アリルメタクリレート1部
からなる混合モノマー溶液および純水20部、ドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム0.7部からなる乳化剤
水溶液を各々4時間に亘って連続添加した。その後3時
間重合を継続した。このようにして平均粒子径0.13
ミクロンのポリオルガノシロキサン/共役ジエン/ポリ
アルキル(メタ)アクリレート複合ゴムラテックス(S
−3)を得た。
【0031】〔ポリオルガノシロキサン/ポリアルキル
(メタ)アクリレート複合ゴム(S−4)の製造〕窒素
置換したガラスリアクターに、前述ポリオルガノシロキ
サンラテックス(S−1)10部(固形分換算)、純水
140部、過硫酸カリウム0.3部を仕込み65℃に昇
温した。その後、アクリル酸ブチル87部、アクリロニ
トリル2部、アリルメタクリレート1部からなる混合モ
ノマー溶液および純水20部、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム0.7部からなる乳化剤水溶液を各々4
時間に亘って連続添加した。その後3時間重合を継続し
た。このようにして平均粒子径0.10ミクロンのポリ
オルガノシロキサン/ポリアルキル(メタ)アクリレー
ト複合ゴムラテックス(S−4)を得た。
【0032】〔共役ジエンゴム(S−5)の製造〕窒素
置換したオートクレーブを減圧にし、純水150部、ブ
タジエン100部、t−ドデシルメルカプタン0.3
部、オレイン酸カリウム2部,硫酸ナトリウム0.2
部、過硫酸カリウム0.3部を仕込み65℃に昇温し
た。その後液温を65℃で15時間保持した。途中6時
間目と10時間目に純水5部、オレイン酸カリウム0.
6部をそれぞれ添加した。このようにして平均粒子径
0.10ミクロンのポリブタジエンゴムラテックス(S
−5)を得た。
【0033】〔共役ジエン/ポリアルキル(メタ)アク
リレート複合ゴム(S−6)の製造〕窒素置換したガラ
スリアクターに、上記ゴムラテックス(S−5)10部
(固形分換算)、純水130部、過硫酸カリウム0.3
部を仕込み65℃に昇温した。その後、アクリル酸ブチ
ル87部、アクリロニトリル2部、アリルメタクリレー
ト1部からなる混合モノマー溶液および純水20部、ド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.7部からなる
乳化剤水溶液を各々4時間に亘って連続添加した。その
後3時間重合を継続した。このようにして平均粒子径
0.15ミクロンの共役ジエン/ポリアルキル(メタ)
アクリレート複合ゴムラテックス(S−6)を得た。
【0034】〔ポリアルキル(メタ)アクリレートゴム
(S−7)の製造〕窒素置換したガラスリアクターに、
純水150部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
1.3部、過硫酸カリウム0.3部を仕込み65℃に昇
温した。その後、アクリル酸ブチル97部、アクリロニ
トリル2部、アリルメタクリレート1部からなる混合モ
ノマー溶液および純水20部、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム0.7部からなる乳化剤水溶液を各々4
時間に亘って連続添加した。その後3時間重合を継続し
た。このようにして平均粒子径0.10ミクロンのポリ
アルキル(メタ)アクリレートゴムラテックス(S−
7)を得た。
【0035】〔グラフト重合体(A)の製造方法〕窒素
置換したガラスリアクターに、前述ポリオルガノシロキ
サン/共役ジエン/ポリアルキル(メタ)アクリレート
複合ゴムラテックス(S−3)50部(固形分換算)と
純水80部、デキストリン0.2部、無水ピロリン酸ナ
トリウム0.1部および硫酸第1鉄0.005部を添加
した後、70℃に昇温した。その後、アクリロニトリル
15部、スチレン35部、クメンハイドロパーオキサイ
ド0.3部の混合液および純水20部にオレイン酸カリ
ウム1.0部を溶解した乳化剤水溶液を4時間に亘り連
続添加した。その後、重合を3時間継続し、重合を終了
した。その後、塩析・脱水・乾燥し、グラフト重合体
(A−1)を得た。
【0036】また、比較例用として表1に示すように初
期仕込みゴムラテックス(S−1〜S−7)を変更する
ことにより、各種グラフト体(A−2〜A−7)を得
た。
【0037】〔共重合体(B)の製造方法〕窒素置換し
たガラスリアクターに、純水130部および過硫酸カリ
ウム0.3部を仕込んだ後、65℃に昇温した。その
後、アクリロニトリル30部、スチレン70部およびt
−ドデシルメルカプタン0.3部からなる混合モノマー
溶液および不均化ロジン酸カリウム2部を含む乳化剤水
溶液30部を各々4時間に亘って連続添加し、その後2
時間重合を継続し、重合を終了した。その後、塩析・脱
水・乾燥し、共重合体(B)を得た。
【0038】[実施例1、比較例1〜6]表2に示す組
成割合にてグラフト共重合体(A)および共重合体
(B)を混合し、40mm二軸押出機を用いて240℃
にて溶融混練し、ペレット化した。得られたペレットよ
り射出成形機にて各種試験片を作製し、物性を測定し
た。
【0039】耐衝撃性:ASTM D−256に準拠し
てノッチ付アイゾット衝撃強度を測定した。23℃およ
び−30℃、1/8インチ。 流動性:ASTM D−1238に準拠してメルトフロ
ーレイトを測定した。240℃、10kg。 光沢:射出成形機にて、100×60×3mmtの試験
片を作製し、ASTMD−523に準拠して表面光沢を
測定した。
【0040】発色性:表2に示す組成割合のグラフト共
重合体(A)および共重合体(B)100部に対して、
カーボン#45を0.5部を混合し、40mm二軸押出
機を用いて240℃にて溶融混練し、着色ペレットを得
た。得られた着色ペレットより射出成形機にて100×
60×3mmtの試験片を作製し、発色性(漆黒性)を
目視にて判定した。極めて良好◎、良好○、やや良好
△、不良×とした。
【0041】耐候性:表2に示す組成割合のグラフト共
重合体(A)および共重合体(B)100部に対して、
Sumisorb#200(住友化学(株)製)を0.
2部、Sumisorb#577(住友化学(株)製)
を0.4部添加し、40mm二軸押出機を用いて240
℃にて溶融混練しペレットを得た。得られたペレットよ
り射出成形機にて100×60×3mmtの試験片を作
製し、サンシャインウェザーメーター(スガ試験機
(株)製)で63℃、雨有りにて1000時間処理した
後の変色の度合い(ΔE、色差計にて測定)および次式
にて算出した光沢保持率にて評価した。 光沢保持率(%)=100×1000時間暴露後の光沢
÷暴露前光沢
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、従来の
一成分系ゴムグラフト体あるいは二成分系複合ゴムグラ
フト体にはない、耐衝撃性、耐候性、表面光沢、発色性
のバランスに優れた熱可塑性樹脂組成物が得られるもの
であり、特に耐候性および低温における耐衝撃性を必要
とされる自動車用部品および建築材料用部品に好適に使
用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 33/18 C08L 33/18 E04C 2/20 E04C 2/20 A Fターム(参考) 2E162 CE01 FD04 4F071 AA12X AA22 AA22X AA33 AA33X AA34 AA34X AA67X AA77 AH03 AH07 AH11 BA01 BB05 4J002 BC032 BC082 BC092 BG042 BG052 BG062 BG102 BN171 BN221 CP171 GL00 GN00 4J026 AA45 AA46 AA68 AA69 AA71 AB44 AC19 BA05 BA06 BA27 BA28 BA31 BB02 DB04 GA09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオルガノシロキサン系ゴム成分
    (I)1〜20重量%、共役ジエン系ゴム成分(II)1
    〜20重量%、ポリアルキル(メタ)アクリレート系ゴ
    ム成分(III)60〜98重量%からなり、かつ平均粒
    子径が0.01〜0.2ミクロンである複合ゴムラテッ
    クスの存在下、芳香族ビニル系単量体、シアン化ビニル
    系単量体、アルキル(メタ)アクリレート系単量体のう
    ち少なくとも1種類以上を,ゴムの重量に対して10〜
    200重量%重合してなるグラフト共重合体(A)1〜
    100重量%、および芳香族ビニル系単量体、シアン化
    ビニル系単量体、アルキル(メタ)アクリレート系単量
    体のうち少なくとも1種類以上を重合してなる共重合体
    (B)99〜0重量%からなる熱可塑性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 グラフト共重合体(A)のグラフト率が
    10〜150%である請求項1記載の熱可塑性樹脂組成
    物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の熱可塑性樹脂組
    成物を成形して得られる自動車用部品および建築材料用
    部品。
JP2000271780A 2000-09-07 2000-09-07 熱可塑性樹脂組成物および各種部品 Pending JP2002080684A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000271780A JP2002080684A (ja) 2000-09-07 2000-09-07 熱可塑性樹脂組成物および各種部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000271780A JP2002080684A (ja) 2000-09-07 2000-09-07 熱可塑性樹脂組成物および各種部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002080684A true JP2002080684A (ja) 2002-03-19

Family

ID=18758014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000271780A Pending JP2002080684A (ja) 2000-09-07 2000-09-07 熱可塑性樹脂組成物および各種部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002080684A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100626954B1 (ko) 2004-08-19 2006-09-20 주식회사 엘지화학 열가소성 투명수지 조성물 및 그 제조방법
US20100016507A1 (en) * 2005-06-03 2010-01-21 Techno Polymer Co., Ltd. Thermoplastic resin, process for production of the same, and molded article manufactured from the same
WO2013008829A1 (ja) * 2011-07-12 2013-01-17 日本エイアンドエル株式会社 グラフト共重合体、熱可塑性樹脂組成物、成形品、及びグラフト共重合体の製造方法
JP2013151654A (ja) * 2011-12-27 2013-08-08 Nippon A&L Inc グラフト共重合体及び熱可塑性樹脂組成物
JP2013151652A (ja) * 2011-12-27 2013-08-08 Nippon A&L Inc 熱可塑性樹脂組成物及び成形品
JP2013209624A (ja) * 2012-03-02 2013-10-10 Nippon A&L Inc 難燃性熱可塑性樹脂組成物及び樹脂成形品
JP5329702B1 (ja) * 2012-07-10 2013-10-30 日本エイアンドエル株式会社 グラフト共重合体、熱可塑性樹脂組成物及びグラフト共重合体の製造方法
JP2013227502A (ja) * 2012-03-30 2013-11-07 Nippon A&L Inc 熱可塑性樹脂組成物及び成形品
JP2013227503A (ja) * 2012-03-30 2013-11-07 Nippon A&L Inc 熱可塑性樹脂組成物及び押出成形体
JP2013245284A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Nippon A&L Inc 熱可塑性樹脂組成物
JP2014024898A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Nippon A&L Inc 車両灯具用熱可塑性樹脂組成物及び成形品
JP2014031490A (ja) * 2012-03-05 2014-02-20 Nippon A&L Inc グラフト共重合体、熱可塑性樹脂組成物及びグラフト共重合体の製造方法
JP2014118504A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Nippon A&L Inc 熱可塑性樹脂組成物及び押出成形体
JP2014122254A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Nippon A&L Inc 熱可塑性樹脂組成物及び成形品
JP2014122255A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Nippon A&L Inc 熱可塑性樹脂組成物及び成形品
JP2014122283A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Nippon A&L Inc 難燃性熱可塑性樹脂組成物及び樹脂成形品
WO2017073294A1 (ja) 2015-10-28 2017-05-04 ユーエムジー・エービーエス株式会社 グラフト共重合体、架橋粒子、グラフト架橋粒子、ゴム質重合体、およびそれを用いた熱可塑性樹脂組成物

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100626954B1 (ko) 2004-08-19 2006-09-20 주식회사 엘지화학 열가소성 투명수지 조성물 및 그 제조방법
US20100016507A1 (en) * 2005-06-03 2010-01-21 Techno Polymer Co., Ltd. Thermoplastic resin, process for production of the same, and molded article manufactured from the same
CN103649141A (zh) * 2011-07-12 2014-03-19 日本A&L株式会社 接枝共聚物、热塑性树脂组合物、成型品以及接枝共聚物的制造方法
WO2013008829A1 (ja) * 2011-07-12 2013-01-17 日本エイアンドエル株式会社 グラフト共重合体、熱可塑性樹脂組成物、成形品、及びグラフト共重合体の製造方法
KR101854008B1 (ko) 2011-07-12 2018-05-02 니폰 에이 엔 엘 가부시키가이샤 그래프트 공중합체, 열가소성 수지 조성물, 성형품, 및 그래프트 공중합체의 제조 방법
US9556302B2 (en) 2011-07-12 2017-01-31 Nippon A&L Inc. Graft copolymer, thermoplastic resin composition, molded article, and method for producing graft copolymer
JP2013151654A (ja) * 2011-12-27 2013-08-08 Nippon A&L Inc グラフト共重合体及び熱可塑性樹脂組成物
JP2013151652A (ja) * 2011-12-27 2013-08-08 Nippon A&L Inc 熱可塑性樹脂組成物及び成形品
JP2013209624A (ja) * 2012-03-02 2013-10-10 Nippon A&L Inc 難燃性熱可塑性樹脂組成物及び樹脂成形品
JP2014031490A (ja) * 2012-03-05 2014-02-20 Nippon A&L Inc グラフト共重合体、熱可塑性樹脂組成物及びグラフト共重合体の製造方法
JP2013227502A (ja) * 2012-03-30 2013-11-07 Nippon A&L Inc 熱可塑性樹脂組成物及び成形品
JP2013227503A (ja) * 2012-03-30 2013-11-07 Nippon A&L Inc 熱可塑性樹脂組成物及び押出成形体
JP2013245284A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Nippon A&L Inc 熱可塑性樹脂組成物
JP5329702B1 (ja) * 2012-07-10 2013-10-30 日本エイアンドエル株式会社 グラフト共重合体、熱可塑性樹脂組成物及びグラフト共重合体の製造方法
JP2014024898A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Nippon A&L Inc 車両灯具用熱可塑性樹脂組成物及び成形品
JP2014118504A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Nippon A&L Inc 熱可塑性樹脂組成物及び押出成形体
JP2014122255A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Nippon A&L Inc 熱可塑性樹脂組成物及び成形品
JP2014122254A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Nippon A&L Inc 熱可塑性樹脂組成物及び成形品
JP2014122283A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Nippon A&L Inc 難燃性熱可塑性樹脂組成物及び樹脂成形品
WO2017073294A1 (ja) 2015-10-28 2017-05-04 ユーエムジー・エービーエス株式会社 グラフト共重合体、架橋粒子、グラフト架橋粒子、ゴム質重合体、およびそれを用いた熱可塑性樹脂組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002080684A (ja) 熱可塑性樹脂組成物および各種部品
JP4907814B2 (ja) グラフト共重合体およびこれを含む熱可塑性樹脂組成物
JP2001220487A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP3532994B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP6261033B2 (ja) グラフト共重合体、および熱可塑性樹脂組成物
JP4112421B2 (ja) グラフト共重合体およびこれを用いた熱可塑性樹脂組成物
JP3218192B2 (ja) 難燃性樹脂組成物
JP4285856B2 (ja) グラフト共重合体を含む熱可塑性樹脂組成物
JP6735534B2 (ja) 複合ゴム系グラフト共重合体含有粉体、複合ゴム系グラフト共重合体含有凝固物、熱可塑性樹脂組成物、およびその成形品の製造方法
JP4060064B2 (ja) グラフト共重合体およびそれを含む熱可塑性樹脂組成物
JP3945861B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP3200218B2 (ja) グラフト共重合体及びその製法
JP4124863B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP2005343925A (ja) 熱可塑性樹脂組成物、及びそれを用いた成形品
JP3218195B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP2001261755A (ja) グラフト共重合体およびそれを含む熱可塑性樹脂組成物
JP2002105275A (ja) 熱可塑性樹脂組成物および各種部品
JPH08239531A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPH0733836A (ja) グラフト共重合体の製法および熱可塑性樹脂組成物
JP2001158845A (ja) 難燃性樹脂組成物
JP3450450B2 (ja) グラフト共重合体およびその熱可塑性樹脂組成物
JP2004346188A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP3547874B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP3945863B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP2005272699A (ja) 熱可塑性樹脂組成物、及びそれを用いた成形品