JP2002079461A - ポリッシング装置 - Google Patents

ポリッシング装置

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JP2002079461A
JP2002079461A JP2000271761A JP2000271761A JP2002079461A JP 2002079461 A JP2002079461 A JP 2002079461A JP 2000271761 A JP2000271761 A JP 2000271761A JP 2000271761 A JP2000271761 A JP 2000271761A JP 2002079461 A JP2002079461 A JP 2002079461A
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JP
Japan
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polishing
cleaning
dresser
ring
top ring
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JP2000271761A
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English (en)
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Hiroomi Torii
弘臣 鳥居
Hideo Aizawa
英夫 相澤
Satoshi Okamura
聡 岡村
Soichi Isobe
壮一 磯部
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクラッチの原因となるトップリングやドレ
ッサーに付着した研磨屑や砥液を容易かつ確実に除去
し、研磨対象物の研磨品質を高めることができるポリッ
シング装置を提供する。 【解決手段】 研磨面を有する研磨テーブル11と、研
磨テーブル11の研磨面に半導体ウェハWを押圧するト
ップリング23と、研磨テーブル11の研磨面の目立て
を行なうドレッサー33と、トップリング23及びドレ
ッサー33を洗浄する洗浄装置14,18とを備えたポ
リッシング装置において、トップリング23の表面及び
ドレッサー33の表面をフッ素樹脂で被覆した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研磨対象物を研磨
するポリッシング装置に係り、特に、表面に薄膜が形成
された半導体ウェハ等の研磨対象物を平坦かつ鏡面状に
研磨するポリッシング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体デバイスの高集積化が進む
につれて回路の配線が微細化し、配線間距離もより狭く
なりつつある。特に線幅が0.5μm以下の光リソグラ
フィの場合、焦点深度が浅くなるためステッパーの結像
面の平坦度を必要とする。このような半導体ウェハの表
面を平坦化する一手段として、化学機械研磨(CMP)
を行うポリッシング装置が知られている。
【0003】この種のポリッシング装置は、図13に示
すように、上面に研磨布(研磨パッド)300を貼付し
て研磨面を構成する研磨テーブル302と、研磨対象物
である半導体ウェハ等の基板Wをその被研磨面を研磨テ
ーブル302に向けて保持するトップリング304とを
備えている。このようなポリッシング装置を用いて半導
体ウェハWの研磨処理を行う場合には、研磨テーブル3
02とトップリング304とをそれぞれ自転させ、研磨
テーブル302の上方に設置された砥液ノズル306よ
り砥液を供給しつつ、トップリング304により半導体
ウェハWを一定の圧力で研磨テーブル302の研磨布3
00に押圧する。砥液ノズル306から供給される砥液
は、例えばアルカリ溶液にシリカ等の微粒子からなる砥
粒を懸濁したものを用い、アルカリによる化学的研磨作
用と、砥粒による機械的研磨作用との複合作用である化
学的・機械的研磨によって半導体ウェハWが平坦かつ鏡
面状に研磨される。
【0004】研磨処理後のトップリング及び半導体ウェ
ハは砥液や研磨屑が付着して汚れているが、このような
砥液や研磨屑をそのままにしておくと、次に研磨を行な
う半導体ウェハを汚してしまったり、砥液や研磨屑が固
まって乾燥し大きな粒となったりして、半導体ウェハに
大きなダメージ(スクラッチ)を与える原因となる。し
たがって、研磨処理後のトップリング及び半導体ウェハ
を洗浄し、これらに付着した砥液や研磨屑を除去する必
要がある。このような研磨後のトップリング及び半導体
ウェハに付着した砥液や研磨屑を除去するために、従来
から、研磨後及び研磨前の半導体ウェハを受け渡しする
ためのプッシャーに洗浄装置を設け、研磨後のトップリ
ング及び半導体ウェハの洗浄が行なわれている。
【0005】図14には、トップリング及び半導体ウェ
ハの洗浄装置を備えた従来のプッシャーを示す。図14
に示すプッシャー310においては、プッシャー310
の周囲に設けられたポリッシャーパン312に3種類の
洗浄ノズル、即ち、トップリング下面洗浄ノズル32
0、ウェハ上面洗浄ノズル321、ウェハ下面洗浄ノズ
ル322を取り付けている。トップリング下面洗浄ノズ
ル320は、トップリング304のやや下方に配置され
ており、トップリング304の下面に向けて斜め上方に
洗浄液(純水・薬液・イオン水やオゾン水等)を噴射す
る。ウェハ上面洗浄ノズル321は、トップリング下面
洗浄ノズル320の下方に配置され、半導体ウェハの受
け渡しを行なうステージ314に載置された半導体ウェ
ハWの上面に向けて斜め下方に洗浄液を噴射する。ウェ
ハ下面洗浄ノズル322は、ステージ314に載置され
た半導体ウェハWのやや下方に配置され、該半導体ウェ
ハWの下面に向けて斜め上方に洗浄液を噴射する。研磨
処理後にトップリング304からプッシャー310のス
テージ314に半導体ウェハWを渡したときに、これら
の洗浄ノズル320〜322からそれぞれ洗浄液を噴射
することにより、研磨後のトップリング304の下面及
び半導体ウェハWの上下面が洗浄される。
【0006】ところで、ポリッシング装置を用いて研磨
作業を継続すると研磨布300の研磨面の研磨力が低下
するが、この研磨力を回復させるために、従来から図1
3に示すようにドレッサー308を設け、このドレッサ
ー308によって、研磨する半導体ウェハWの交換時な
どに研磨布300の目立て(ドレッシング)が行われて
いる。このドレッシング処理においては、ドレッサー3
08のドレッシング面を研磨テーブル302の研磨布3
00に押圧しつつ、これらを自転させることで、研磨面
に付着した砥液や切削屑を除去すると共に、研磨面の平
坦化及び目立てが行なわれている。
【0007】ドレッシング処理後のドレッサー308
は、研磨処理後のトップリングと同様に、砥液や研磨屑
が付着して汚れているが、このような砥液や研磨屑が次
のドレッシング処理までに乾燥して固着すると、これが
次のドレッシング処理中に研磨布300上に落下して、
研磨布300に対して押圧される半導体ウェハWに大き
なダメージ(スクラッチ)を与える原因となる。したが
って、ドレッシング処理後のドレッサーを洗浄し、ドレ
ッサーに付着した砥液や研磨屑を除去する必要があり、
従来からドレッシング処理後のドレッサーを洗浄するド
レッサー洗浄装置がドレッサーの待機位置に設けられ、
ドレッシング処理後のドレッサーの洗浄が行なわれてい
る。
【0008】図15に示すように、従来のドレッサー洗
浄装置は、洗浄液を貯留可能な容器330内にドレッサ
ー308の上面と下面に対してそれぞれ洗浄液を噴射す
る洗浄ノズル331,332を備えている。ドレッシン
グ処理後のドレッサー308が待機位置に戻ることによ
りドレッサー洗浄装置の容器330内に導入されたドレ
ッサー308は、容器330の底部に貯留された洗浄液
に浸漬され、粗洗浄が行なわれる。その後、洗浄ノズル
331,332が、それぞれ、ドレッサー308の上
面、下面に向けて洗浄液を噴射し、ドレッシング処理後
のドレッサーの上下面を洗浄する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トップリン
グが半導体ウェハ等の研磨対象物を研磨布に押圧すると
きに研磨対象物のみが研磨布に押圧される場合には、研
磨対象物の周縁における研磨圧力が不均一になり、いわ
ゆる「縁だれ」を起こしてしまうことがある。このよう
な研磨対象物の「縁だれ」は、半導体ウェハの外周側に
位置する研磨布を押圧する押圧リングをトップリングに
取り付けることによって防止することができる。このよ
うな押圧リングとトップリングとの間には、トップリン
グの回転を押圧リングに伝達するためのキー等の手段が
設けられておらず、トップリングは研磨中に軸心周りに
回転するが、押圧リングは回転しないようになってい
る。
【0010】押圧リングの取り付けられていないトップ
リングの場合には、上述のプッシャーのトップリング下
面洗浄ノズルから洗浄液を噴射するときにトップリング
を回転させれば、トップリングの下面及び側面の全周に
対して洗浄液を当てることができ、トップリングの全周
を洗浄することが可能である。しかしながら、押圧リン
グを取り付けたタイプのトップリングの場合には、上述
したように押圧リングが回転しないような構成であるた
め、押圧リングにトップリング下面ノズルからの洗浄液
が当たらない部分が生じ、この部分については洗浄され
ない。したがって、押圧リングを取り付けたタイプのト
ップリングの場合には、押圧リングを含めたトップリン
グの全周を十分に洗浄することができなかった。このた
め、押圧リングに付着した砥液や研磨屑が除去されない
ままとなり、これらの砥液や研磨屑が研磨布上に落下
し、スクラッチ発生の原因となっていた。
【0011】また、ドレッサー洗浄装置における洗浄が
行なわれる前に、ドレッシング処理中にドレッサーに付
着した砥液や研磨屑が一旦乾燥して固着してしまうと、
上述のドレッサー洗浄装置の洗浄ノズルによる洗浄だけ
では、この固着した砥液等を除去することが困難であっ
た。
【0012】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたもので、スクラッチの原因となるトップ
リングやドレッサーに付着した砥液や研磨屑を容易かつ
確実に除去し、研磨対象物の研磨品質を高めることがで
きるポリッシング装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような従来技術にお
ける問題点を解決するために、本発明は、研磨面を有す
る研磨テーブルと、該研磨テーブルの研磨面に研磨対象
物を押圧するトップリングと、該トップリングを洗浄す
る洗浄装置とを備えたポリッシング装置において、上記
トップリングの表面をフッ素樹脂で被覆したことを特徴
とする。また、上記研磨テーブルの研磨面の目立てを行
なうドレッサーと、該ドレッサーを洗浄する洗浄装置と
を備えたポリッシング装置の場合には、上記ドレッサー
の表面をフッ素樹脂で被覆したことを特徴とする。
【0014】これにより、砥液や研磨屑が研磨中にトッ
プリングに付着しても、あるいは、ドレッシング処理中
にドレッサーに付着しても、砥液や研磨屑はトップリン
グ表面又はドレッサー表面のフッ素樹脂の撥水効果によ
って水滴状に弾かれるので、トップリング表面又はドレ
ッサーの表面に水をかけるだけでこれらの付着物を容易
に除去することが可能となる。
【0015】また、上記洗浄装置内において上記トップ
リングあるいはドレッサーを回転させる回転機構と、上
記洗浄装置内におけるトップリングあるいはドレッサー
の表面に接触するブラシとを設けたことを特徴とする。
これにより、上述したフッ素樹脂の撥水効果と相俟っ
て、トップリング又はドレッサーに付着した砥液や研磨
屑を容易に払拭することができる。
【0016】更に、本発明の他の態様は、研磨面を有す
る研磨テーブルと、研磨テーブルの研磨面に研磨対象物
を押圧するトップリングと、該トップリングを洗浄する
洗浄装置とを備え、上記トップリングに上記研磨対象物
の外周側に位置する研磨面を押圧する押圧リングを取り
付けたポリッシング装置において、上記トップリングの
押圧リングの表面をフッ素樹脂で被覆したことを特徴と
する。
【0017】これにより、トップリングに取り付けられ
た押圧リングに砥液や研磨屑が付着しても、これらの砥
液や研磨屑は押圧リングの表面のフッ素樹脂の撥水効果
によって水滴状に弾かれるので、押圧リングの表面に水
を供給するだけでこれらの付着物を容易に除去すること
が可能となる。
【0018】また、上記洗浄装置には、洗浄液を上記押
圧リングの表面に噴射する複数の洗浄ノズルを上記トッ
プリングの外周に沿って配設したことを特徴とする。こ
れにより、押圧リングが回転しないように構成されてい
る場合であっても、複数の洗浄ノズルからの洗浄液の噴
射によって、押圧リングを含めたトップリングの全周を
十分に洗浄することが可能となる。
【0019】更に、上記押圧リングの下部に円周方向に
間隔をおいて複数のドレン穴を形成すると共に、上記洗
浄装置の洗浄ノズルを上記ドレン穴に対応する位置に配
置したことを特徴とする。これにより、スラリー上の研
磨砥液が流通するドレン穴についても、洗浄ノズルから
の洗浄液の噴射によって十分に洗浄することが可能とな
る。なお、このような洗浄装置は研磨対象物の受け渡し
を行なうプッシャーに設けられることが好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るポリッシング
装置の一実施形態について図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本実施形態に係るポリッシング装置を模式的
に示す平面図、図2は図1のポリッシング装置の外観を
示す斜視図である。
【0021】図1及び図2に示すように、ポリッシング
装置には、全体が長方形をなす床上のスペースの一端側
に一対の研磨部1a,1bが左右に対向して配置され、
他端側にそれぞれ半導体ウェハ収納用カセット2a,2
bを載置する一対のロード・アンロードユニットが配置
されている。研磨部1a,1bとロード・アンロードユ
ニットとを結ぶ線上には、半導体ウェハを搬送する搬送
ロボット4a,4bが2台配置されて搬送ラインが形成
されている。この搬送ラインの両側には、それぞれ1台
の反転機5,6とこの反転機5,6を挟んで2台の洗浄
機7a,7b,8a,8bとが配置されている。
【0022】2つの研磨部1a,1bは、基本的に同一
の仕様の装置が搬送ラインに対称に配置されており、そ
れぞれ、上面に研磨布10が貼付された研磨テーブル1
1と、研磨対象物である半導体ウェハWを真空吸着によ
り保持し、これを研磨テーブル11に押圧して研磨する
トップリング装置12と、研磨テーブル11上の研磨布
10の目立て(ドレッシング)を行なうドレッシング装
置13とを備えている。また、研磨部1a,1bには、
それぞれの搬送ライン側に、半導体ウェハWをトップリ
ング装置12との間で授受するプッシャー14が設けら
れている。
【0023】搬送ロボット4a,4bは、水平面内で屈
折自在な関節アームを有しており、それぞれ上下に2つ
の把持部をドライフィンガーとウェットフィンガーとし
て使い分けている。本実施形態では2台のロボットが使
用されるので、基本的に第1ロボット4aは反転機5,
6よりカセット2a,2b側の領域を、第2ロボット4
bは反転機5,6より研磨部1a,1b側の領域を受け
持つ。
【0024】反転機5,6は半導体ウェハWの上下を反
転させるもので、搬送ロボット4a,4bのハンドが到
達可能な位置に配置されている。本実施形態では、2つ
の反転機5,6をドライ基板を扱うものと、ウエット基
板を扱うものとに使い分けている。
【0025】各洗浄機7a,7b,8a,8bの形式は
任意であるが、例えば、研磨部1a,1b側はスポンジ
付きのローラで半導体ウェハの表裏両面を拭う形式の洗
浄機7a,7bであり、カセット2a,2b側は半導体
ウェハのエッジを把持して水平面内で回転させながら洗
浄液を供給する形式の洗浄機8a,8bである。後者
は、遠心脱水して乾燥させる乾燥機としての機能をも備
える。洗浄機7a,7bにおいて、半導体ウェハの1次
洗浄を行うことができ、洗浄機8a,8bにおいて1次
洗浄後の半導体ウェハの2次洗浄を行うことができる。
【0026】図3は図1及び図2に示す研磨部1a又は
1bの要部を示す縦断面図である。図3に示すように、
研磨テーブル11の研磨布10の表面は研磨対象物であ
る半導体ウェハWと摺接する研磨面を構成している。研
磨テーブル11は、テーブル軸11aを介してその下方
に配置されるモータ(図示せず)に連結されており、研
磨テーブル11は、図3の矢印Cで示すようにそのテー
ブル軸11a周りに回転可能になっている。
【0027】研磨テーブル11の上方には砥液供給ノズ
ル15及び水供給ノズル16が配置されており、砥液供
給ノズル15からは研磨砥液が、水供給ノズル16から
はドレッシングに使用するドレッシング液(例えば、
水)が、それぞれ研磨テーブル11に貼付された研磨布
10上に供給される。また、これら砥液と水を回収する
枠体17が研磨テーブル11の周囲に設けられており、
この枠体の下部に樋17aが形成されている。
【0028】トップリング装置12は、図3に示すよう
に、回転可能な支軸20と、支軸20の上端に連結され
る揺動アーム21と、揺動アーム21の自由端から垂下
するトップリングシャフト22と、トップリングシャフ
ト22の下端に連結される略円盤状のトップリング23
とから構成されている。トップリング23は、支軸20
の回転による揺動アーム21の揺動と共に水平方向に移
動し、図1の矢印Aで示すように、プッシャー14と研
磨布10上の研磨位置との間での往復運動が可能となっ
ている。また、トップリング23は、トップリングシャ
フト22を介して揺動アーム21の内部に設けられた図
示しないモータ(回転機構)及び昇降シリンダに連結さ
れており、これにより、図3の矢印D,Eに示すように
昇降可能かつトップリングシャフト22周りに回転可能
となっている。また、研磨対象である半導体ウェハW
は、トップリング23の下端面に真空等によって吸着、
保持されている。これらの機構により、トップリング2
3は自転しながら、その下面に保持した半導体ウェハW
を研磨布10に対して任意の圧力で押圧することができ
る。
【0029】ドレッシング装置13は、研磨を行って劣
化した研磨布10の表面を再生するもので、研磨テーブ
ル11の中心に対してトップリング装置12とは反対側
に配置されている。ドレッシング装置13は、上記トッ
プリング装置12と同様に、回転可能な支軸30と、支
軸30の上端に連結される揺動アーム31と、揺動アー
ム31の自由端から垂下するドレッサーシャフト32
と、ドレッサーシャフト32の下端に連結される略円盤
状のドレッサー33とから構成されている。ドレッサー
33は、支軸30の回転による揺動アーム31の揺動と
共に水平方向に移動し、図1の矢印Bで示すように、研
磨布10上のドレッシング位置と研磨テーブル11の外
側の待機位置との間で往復運動が可能となっている。ま
た、ドレッサー33は、ドレッサーシャフト32を介し
て揺動アーム31の内部に設けられた図示しないモータ
(回転機構)及び昇降シリンダに連結されており、これ
により、図3の矢印F,Gに示すように昇降可能かつド
レッサーシャフト32周りに回転可能となっている。
【0030】ドレッサー33の下面には、研磨布10に
摺接して研磨布10のドレッシングを行うためのドレッ
シング部材34が取り付けられている。このドレッシン
グ部材34としては、例えばダイヤモンド砥粒を円板に
電着したダイヤモンドペレットを用いることができ、本
実施形態では、複数のダイヤモンドペレットがドレッサ
ーの下面の円周方向に所定の間隔で取り付けられてい
る。ドレッサー33は、このドレッシング部材34を研
磨布10に対して任意の圧力で押圧し、自転することで
研磨面をドレッシング(目立て)することができる。
【0031】また、ドレッサー33の外表面は、全周に
亘って30〜40μmのフッ素樹脂、例えば四フッ化エ
チレン・パーフロロアルキルビニルエーテル共重合体樹
脂(PFA)の被膜によって被覆(コーティング)され
ている。本実施形態では、ドレッサー33の基材である
ステンレスとの接合性を考慮して、2種類のPFA系樹
脂をそれぞれプライマーコート(下地)、トップコート
(上塗り)としている。
【0032】このような研磨部1a,1bにおいて、半
導体ウェハWの研磨処理を行なう場合には、トップリン
グ23及び研磨テーブル11をそれぞれ独立に自転させ
つつ、トップリング23に保持された半導体ウェハWと
研磨テーブル11とを相対運動させて、トップリング2
3の下面に保持された半導体ウェハWを研磨テーブル1
1上の研磨布10に押圧する。このとき、同時に砥液供
給ノズル15から研磨布10の上面に砥液を供給する。
この砥液として、例えばアルカリ溶液に微粒子からなる
砥粒を懸濁したものが用いられ、アルカリによる化学的
研磨作用と、砥粒による機械的研磨作用との複合作用と
によって半導体ウェハWが研磨される。研磨に使用され
た砥液は、研磨テーブル11の回転による遠心力を受け
て研磨テーブル11の外方に飛散し、枠体17の下部の
樋17aにより回収される。
【0033】所定の研磨量だけ半導体ウェハWを研磨し
た時点で研磨処理が終了するが、この研磨作業の終了時
点では、研磨によって研磨布10の特性が変化し、次に
行なう研磨の研磨性能が低下しているので、ドレッシン
グ装置13により研磨布10のドレッシングを行なう。
ドレッシングは、ドレッサー33及び研磨テーブル11
をそれぞれ独立に自転させつつ、ドレッサー33に保持
されたドレッシング部材34を所定の圧力下で研磨布1
0に当接させる。このとき、ドレッシング部材34が研
磨布10に接触するのと同時又は接触する前に、水供給
ノズル16から研磨布10の上面に水を供給し、研磨布
10に残留している使用済みの砥液を洗い流す。また同
時に、ドレッシング部材34と研磨布10との摺接によ
り発生する摩擦熱を研磨布10に供給される水により冷
却する。この水は研磨テーブル11の回転による遠心力
を受けて研磨テーブル11の外方に飛散し、枠体17の
下部の樋17aにより回収される。
【0034】ドレッシング終了後のドレッサー33は、
揺動アーム31の駆動により待機位置に戻され、この待
機位置に設置されたドレッサー洗浄装置18(図1参
照)によって洗浄される。このドレッサー洗浄装置18
の詳細については後述する。
【0035】次に、トップリング23について、図4乃
至図8を参照してより詳細に説明する。図4は図3に示
すトップリング23の縦断面図、図5は図4のV−V線
矢視図、図6は図5のVI−VI線断面図である。
【0036】図4及び図5に示すように、トップリング
23は、トップリング本体23Aと、トップリング本体
23Aの外周部にボルト40によって着脱可能に固定さ
れたリテーナリング23Bとから構成される。このトッ
プリング本体23Aの下面とリテーナリング23Bによ
って半導体ウェハWを収容する凹部23aが形成されて
おり、この凹部23aに弾性マット41が貼着されてい
る。そして、トップリング本体23Aの下面に半導体ウ
ェハWの上面を保持し、リテーナリング23Bによって
半導体ウェハWの外周部を保持するようになっている。
【0037】トップリング本体23Aには凹球面42a
を有した取付フランジ42が固定されており、トップリ
ングシャフト22の下端には、凹球面44aを有した駆
動軸フランジ44が固定されている。これらの両凹球面
42a,44a間には、球ベアリング46が介装されて
いる。
【0038】トップリング本体23Aと取付フランジ4
2との間には空間48が形成されており、この空間48
に真空、加圧空気、水等の液体が供給できるようになっ
ている。そして、トップリング本体23Aには、空間4
8と連通して下面に開口する多数の連通孔49が設けら
れており、同様に弾性マット41にも上記連通孔49に
対向した位置に貫通孔が設けられている。これらの構成
により、半導体ウェハWの上面を真空によって吸着し、
また、半導体ウェハWの上面に液体又は加圧空気を供給
可能となっている。
【0039】トップリング本体23A及びリテーナリン
グ23Bの周囲には押圧リング50が上下動可能に設け
られている。この押圧リング50は、図4に示すよう
に、最下位置にあってアルミナセラミックからなる第1
押圧リング部材50aと、第1押圧リング部材50aの
上方にあるステンレス鋼からなる第2、第3押圧リング
部材50b,50cとから構成されている。
【0040】第2及び第3押圧リング部材50b,50
cは、ボルト(図示せず)によって相互に接続されてお
り、第1押圧リング部材50aは第2押圧リング部材5
0bに接着等によって固定されている。第1押圧リング
部材50aの下端部は、研磨布10を押圧する押圧面5
0fになっており、この押圧面50fが半導体ウェハW
の外周側を押圧することにより上述した縁だれが防止さ
れる。
【0041】図3に示すように、揺動アーム21には押
圧リング用エアシリンダ24が固定されており、この押
圧リング用エアシリンダ24は、トップリング23の円
周上に複数個(例えば3個)配設されている。図4に示
すように、押圧リング用エアシリンダ24のシャフト2
4aの下端部は、押圧リング50の第3押圧リング部材
50cに係合している。
【0042】リテーナリング23Bはステンレス鋼等の
金属からなり、リテーナリング23Bの外周部には、下
部に半径方向内方に傾斜したテーパ面23Btが形成さ
れ、その下部側は上部側より薄肉に形成されている。一
方、押圧リング50の内周部には、リテーナリング23
Bのテーパ面23Btに対応した位置に半径方向内方に
傾斜したテーパ面50tが形成され、押圧リング50の
押圧面50fをトップリング23に保持された半導体ウ
ェハWの周縁部に可能な限り近づけるようにしている。
【0043】このようなリテーナリング23B及び押圧
リング50の構成により、押圧リング50の押圧面50
fの内周縁と半導体ウェハWの周縁部との離間距離を短
くすることができるため、押圧リング50は半導体ウェ
ハWの周縁部近傍の研磨布10を押圧することができ、
上述した縁だれが有効に防止される。
【0044】トップリング23の取付フランジ42の外
周部にはラジアルベアリングからなる回転支持ベアリン
グ52を介してベアリング受けリング54が設けられて
おり、ベアリング受けリング54と押圧リング50との
間には上下移動支持ベアリング56が介装されている。
押圧リング50は、これら回転支持ベアリング52及び
上下移動支持ベアリング56によって支持されている。
上下移動支持ベアリング56は、図4及び図5に示すよ
うに、円周上に3カ所設置されており、各上下移動支持
ベアリング56は押圧リング50に固定されたベアリン
グ転動面56Rを有した板状部材56aと、2行2列の
4個の短円柱状ロ−ラ56bと、ローラ56bを収容す
るベアリングケース56cとからなっている。ベアリン
グケース56cはベアリング受けリング54に固定され
ており、ベアリング受けリング54にはベアリング押さ
え54aが固定されている。また、押圧リング50の上
端部には押圧リングストッパ58が固定され、また取付
フランジ42の上端部にはカバー59が固定されてい
る。
【0045】また、図4に示すように、回転支持ベアリ
ング52と上下移動支持ベアリング56とを囲むよう
に、3つのラビリンス60,61,62が形成されてい
る。即ち、ベアリング押さえ54a、押圧リングストッ
パ58、及びカバー59との間にはラビリンス60が形
成され、ベアリング受けリング54と取付フランジ42
との間にはラビリンス61が形成され、押圧リング50
の第3押圧リング部材50cとリテーナリング23Bと
の間にはラビリンス62が形成されている。このように
複数のラビリンス構造を設けることによって、上述した
ベアリング部に対して異物、例えば、水、研磨液等の液
体や研磨屑等の固体物などが侵入することを防止してい
る。
【0046】ここで、トップリング23と押圧リング5
0との間には、トップリング23の回転を押圧リング5
0に伝達するためのキー等の手段が設けられていない。
したがって、研磨中にトップリング23はトップリング
シャフト8の軸心まわりに回転するが、押圧リング50
は自身の軸線に対して回転しないように構成されてい
る。即ち、トップリング23と押圧リング50との相対
回転は回転支持ベアリング52により支持され、押圧リ
ング50のトップリング23に対する上下動は上下移動
支持ベアリング56で支持される。
【0047】図6に示すように、取付フランジ42とト
ップリング23Aとを固定するボルト81の内側には、
真空や加圧空気を供給するための空間48をシールする
Oリング80が設けられている。また、第3押圧リング
部材50cの上部には、洗浄水供給管82が固定されて
おり、その洗浄水供給管82の下端に洗浄水吐出口83
が形成されている。第1押圧リング部材50aを保持す
る第2押圧リング部材50bの上端に環状流路84が形
成されており、この環状流路84は、円周方向に所定間
隔をおいて設けられた複数の連通路85を介して第2押
圧リング部材50bの内周面に連通している。
【0048】図7は図4に示す第2押圧リング部材50
bの平面図、図8は図7に示す第2押圧リング部材50
bの縦断面図である。図7及び図8に示すように、第2
押圧リング部材50bの下部には、円周方向に間隔をお
いて複数のドレン穴86が形成されている。本実施形態
では、図7に示すように、6つのドレン穴86が60度
毎の角度で第2押圧リング部材50bに形成されてい
る。また、第2押圧リング部材50bの内周面は内方に
凹んでおり、リテーナリング23Bと押圧リング50と
の間に比較的広い空間88が形成されている。更に、第
2押圧リング部材50bの内外周面及びドレン穴86の
内周面は上述のドレッサー33の表面と同様にPFA系
樹脂などのフッ素樹脂によってコーティング89がなさ
れている。
【0049】半導体ウェハの研磨中には、スラリー状の
研磨砥液がリテーナリング23Bと押圧リング50との
間に入るが、上述した第2押圧リング部材50bの構成
により空間88の部分からドレン穴86を介してスラリ
ー状の研磨砥液を押圧リング50の外部に流出させるこ
とができる。したがって、リテーナリング23Bの上部
へのスラリー状の研磨砥液の侵入を防ぐことができる。
ドレン穴の穴径が大きい方がこの効果が大きいことが確
認されているため、本実施形態のドレン穴の穴径は3m
m〜6mmとされている。特に、本実施形態において
は、第2押圧リング部材50bの内周面が内方に凹んで
いることによって、研磨砥液が上部に侵入しにくい構造
としている。
【0050】一方、洗浄水供給管82から適宜洗浄水を
供給することにより、洗浄水は洗浄水吐出口83、環状
流路84及び連通路85を通ってリテーナリング23B
と押圧リング50との間の空間88に流入する。その
後、洗浄水はリテーナリング23Bと押圧リング50と
の間隙91から流出する流路とドレン穴86を通って押
圧リング50の外部に流出する系路とをとり、これによ
りリテーナリング23Bと押圧リング50とが洗浄され
る。なお、第2押圧リング部材50bと第3押圧リング
部材50cとの外周側の接続部には間隙90が形成され
ており、環状流路84内の洗浄水は間隙90を通って押
圧リング50の外周面を流れるため、押圧リング50の
外周面が洗浄される。また、押圧リング50の第2押圧
リング部材50bの内外面にフッ素樹脂コーティング8
9が施されているため、スラリー状の研磨砥液が付着し
にくく、また、たとえ付着したとしても洗浄水の供給に
よって研磨砥液を容易に除去することができる。
【0051】次に、研磨部1a又は1bのプッシャー1
4について図9及び図10を参照して詳細に説明する。
図9は図1の研磨部1aにおけるプッシャー14を模式
的に示す平面図、図10は図9のプッシャー14を模式
的に示す縦断面図であり、図10においては、半導体ウ
ェハWが下降したステージ101上に載置されている状
態が示されている。
【0052】図10に示すように、プッシャー14は、
受け渡しをする半導体ウェハWが載置されるステージ1
01と、ステージ101の下方に配置される駆動部10
2とを備えている。ステージ101は駆動部102内か
ら突出するロッド102aによって上下動自在に支持さ
れている。
【0053】図9及び図10に示すように、プッシャー
14には、複数の洗浄ノズルがトップリング23の外周
に沿って配設されている。即ち、プッシャー14のステ
ージ101を囲む一方のポリッシャーパン103には、
トップリング下面洗浄ノズル110と3つの押圧リング
洗浄ノズル111,112,113とが設けられてお
り、他方には1つの押圧リング洗浄ノズル114が設け
られている。また、押圧リング洗浄ノズル114に対向
する隔壁104にも押圧リング洗浄ノズル115が設け
られており、更に、押圧リング洗浄ノズル111〜11
3に対向する隔壁105には、押圧リング洗浄ノズル1
16,117とウェハ上面洗浄ノズル118とが設けら
れている。そして、ステージ101の下部側方には、ウ
ェハ下面洗浄ノズル119が設けられている。これらの
洗浄ノズル110〜119からは、それぞれ洗浄液L
(純水・薬液・イオン水やオゾン水等)が噴射される。
なお、プッシャー14には、これらの洗浄ノズル110
〜119に洗浄液Lを圧送する洗浄液供給手段と、プッ
シャー14の動作を制御する制御手段とが設けられてい
る(いずれも図示せず)。
【0054】トップリング下面洗浄ノズル110及び押
圧リング洗浄ノズル111〜115,117は、トップ
リング23のやや下方に配置されており、押圧リング洗
浄ノズル116は、トップリング23のやや上方に配置
されている。ウェハ上面洗浄ノズル118は下降したス
テージ101のやや上方に配置され、このウェハ上面洗
浄ノズル118の下方に押圧リング洗浄ノズル117が
配置されている。
【0055】図10に示すように、トップリング下面洗
浄ノズル110は、トップリングの下面に向けて斜め上
方に洗浄液Lを噴射し、トップリング23の下面の洗浄
を行なう。また、ウェハ上面洗浄ノズル118は、ステ
ージ101に載置された半導体ウェハWの上面に向けて
斜め下方に洗浄液Lを噴射し、半導体ウェハWの上面の
洗浄を行なう。また、ウェハ下面洗浄ノズル119は、
この半導体ウェハWの下面に向けて斜め上方に洗浄液L
を噴射し、半導体ウェハWの下面の洗浄を行なう。
【0056】押圧リング洗浄ノズル111〜117は、
それぞれ押圧リング50に向けて洗浄液Lを噴射し、押
圧リング50の洗浄を行なう。これらの押圧リング洗浄
ノズル111〜117は、図9に示すように、押圧リン
グ50に形成されたドレン穴86に対応する位置に配置
されており、これらのドレン穴86が洗浄液Lによって
洗浄されるようになっている。上述したように、ドレン
穴86にはスラリー上の研磨砥液が流通するが、上述の
ような配置とすることにより、この研磨砥液が流通し研
磨砥液が付着しやすいドレン穴86についても、押圧リ
ング洗浄ノズル111〜117からの洗浄液の噴射によ
って十分に洗浄することができる。
【0057】次に、本実施形態におけるプッシャー14
の動作について説明する。研磨処理終了後の半導体ウェ
ハWを真空吸着によって保持するトップリング23がプ
ッシャー14のステージ101の真上に移動すると、プ
ッシャー14の駆動部102が駆動されてステージ10
1が上昇してトップリング23に接近し、この状態でト
ップリング23による半導体ウェハWの真空吸着が解除
されて半導体ウェハWがステージ101上に渡される。
【0058】そして、駆動部102を駆動してステージ
101を図10に示す位置にまで下降させて、この状態
で各洗浄ノズル110〜119により洗浄液Lを同時に
噴射する。これによって、半導体ウェハWの上下面とト
ップリング23の下面と押圧リングの全周面が同時に洗
浄できる。即ち、ウェハ上面洗浄ノズル118からの洗
浄液Lによって、ステージ101に載置された半導体ウ
ェハWの上面を洗浄し、ウェハ下面洗浄ノズル119か
らの洗浄液Lによって、該半導体ウェハWの下面、即ち
研磨面を洗浄する。更に、トップリング下面洗浄ノズル
110からの洗浄液Lによって、トップリング23の下
面、即ち半導体ウェハ吸着面を洗浄し、押圧リング洗浄
ノズル111〜117からの洗浄液Lによって、押圧リ
ング50の側面及び底面、特に、押圧リング50に形成
されたドレン穴86内の洗浄を行なう。これにより、こ
れら各面に付着している砥液や研磨屑などが除去され
る。上述したように、押圧リング50の側面及び押圧リ
ング50のドレン穴86の内面はフッ素樹脂によりコー
ティングされているので、その撥水作用により、押圧リ
ング洗浄ノズル111〜117から洗浄液Lを噴射する
だけでこれらの面に付着した砥液等を簡単に除去するこ
とが可能である。
【0059】なお、各洗浄ノズル110〜119による
洗浄液Lの噴射は同時に開始されるが、ウェハ上面洗浄
ノズル118及びウェハ下面洗浄ノズル119の噴射時
間の方が、押圧リング洗浄ノズル111〜117及びト
ップリング下面洗浄ノズル110の噴射時間よりも長く
なるように設定されている。したがって、押圧リング洗
浄ノズル111〜117及びトップリング下面洗浄ノズ
ル110からの洗浄液Lの噴射によって押圧リング洗浄
又はトップリング23の下面から半導体ウェハWの上に
砥液などの付着物が落ちたとしても、半導体ウェハWが
より長く洗浄されることとなるので、半導体ウェハWに
残留物が残らない。
【0060】このようにして洗浄された半導体ウェハW
は、図1に示す搬送ロボット4bに渡され、プッシャー
14のステージ101には、搬送ロボット4bによって
次に研磨する半導体ウェハWが載置される。
【0061】次に、研磨部1a又は1bのドレッサー洗
浄装置18について図11及び図12を参照して詳細に
説明する。図11は、研磨部1a又は1bのドレッサー
洗浄装置18の縦断面図、図12は、図11に示すドレ
ッサー洗浄装置18の外観を示す斜視図である。ドレッ
サー洗浄装置18は、上述したように、ドレッサー33
の待機位置に配置されており、図11に示すように、洗
浄容器120と、該洗浄容器120を着脱自在に覆う直
方体状のカバー121とを備えている。このカバー12
1の側壁121aと天板121bには、図12に示すよ
うに、ドレッサー33とドレッサーシャフト32の形状
に応じた開口121cが形成されており、揺動アーム3
1によって待機位置に移動されたドレッサー33をドレ
ッサー洗浄装置18の内部に導入可能としている。な
お、後述する洗浄液がドレッサー洗浄装置18の外部に
飛散するのを防止するために、開口121cに可動式の
扉を設けてもよい。
【0062】ドレッサー洗浄装置18には、ドレッサー
33の上面に洗浄液Lを噴射する上側洗浄ノズル122
と、ドレッサー33の下面に洗浄液Lを噴射する下側洗
浄ノズル123とが設けられている。また、これらのノ
ズル122,123の反対側には、ドレッサー33の上
面に水を供給する給水ノズル124とブラシ125が配
置されており、このブラシ125は、図11に示すよう
に、ドレッサー洗浄装置18内に導入されたドレッサー
33の側面と接触可能に配置されている。
【0063】洗浄容器120の底部には、傾斜した排出
流路120aが設けられており、外部との間に設けられ
た開閉弁(図示せず)によって洗浄液Lの貯留又は排出
のいずれかを選択することができる。なお、ドレッサー
洗浄装置18には、上記ノズル122,123,124
に洗浄液Lを圧送する洗浄液供給手段と、ドレッサー洗
浄装置18の動作を制御する制御手段とが設けられてい
る(いずれも図示せず)。
【0064】次に、本実施形態におけるドレッサー洗浄
装置18の動作について説明する。ドレッシング処理が
終了した後、ドレッサー33を上昇させ、揺動アーム3
1を旋回させてドレッサー33を待機位置に移動させ
る。このとき、ドレッサー33は、ドレッサー洗浄装置
18のカバー121の側面の開口121cからドレッサ
ー洗浄装置18内に導入される。
【0065】ドレッサー洗浄装置18では、ドレッサー
33を下降させて、予め溜めておいた所定量の純水など
の洗浄液Lにドレッシング部材34を浸漬させて粗洗浄
を行う。なお、このときに必要に応じてドレッサー33
を回転あるいは上下動させてもよい。
【0066】次に、ドレッサー33を上昇させて洗浄液
溜まりから出し、図11に示すように、洗浄ノズル12
2,123から洗浄液Lを例えば1kgf/cm程度
の圧力で噴射して洗浄を行う。なお、洗浄ノズル12
2,123からの洗浄液Lの噴射量、圧力、時間、回数
等は適宜に設定する。この洗浄中はドレッサー33を所
定の回転数で回転させる。このとき、給水ノズル124
からブラシ125に純水を供給し、ドレッサー33の側
面に接触するブラシ125がドレッサー33の回転によ
り側面に付着した研磨屑や砥液などの付着物を払拭す
る。なお、ドレッサー33の回転による遠心力を利用し
て研磨屑等を含む洗浄液Lを飛散させることもできる。
【0067】ここで、ドレッサー33の表面は、上述し
たようにフッ素樹脂で被覆されており、ドレッシング工
程においてドレッサー33に付着した砥液や研磨屑は、
ドレッサー33表面のフッ素樹脂の撥水効果によって水
滴状に弾かれた状態となっている。したがって、ドレッ
サー洗浄装置18においては、ドレッサー33の表面に
水をかけるだけで容易に付着物を除去することが可能と
なる。また、上記上側ノズル122と下側ノズル123
とによりドレッサーの上面と下面の双方に対して洗浄液
Lが強力に噴射されるので、上記付着物を確実に除去す
ることができる。また、本実施形態のように、粗洗浄、
洗浄ノズル122,123によるシャワー洗浄、ブラシ
洗浄を組み合わせて行うことで、洗浄時間の短縮、洗浄
液の少量化、清浄度の向上等を図ることができ、研磨布
10に対して高い清浄度のドレッシング部材34を提供
して、研磨布10を汚さずにドレッシングを行い、結果
的に品質の良い研磨を行うことができる。
【0068】洗浄工程を終えたドレッサー33は、トッ
プリング23による研磨処理の終了後に揺動アーム31
を旋回させてドレッシング位置に戻される。なお、洗浄
終了後、次回のドレッシング工程までに待機時間がある
場合には、砥液による汚染等を防ぐためにドレッサー3
3をドレッサー洗浄装置18内に置く方が好ましい。こ
の場合、ドレッシング部材34の乾燥を防止するために
洗浄ノズル122,123又は124から低流量で連続
的に又は間欠的に純水を供給するようにしてもよい。
【0069】さてこれまで本発明の一実施形態について
説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、そ
の技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施
されてよいものであり、以下、これら異なる形態につい
て説明する。上述した実施形態においては、トップリン
グに押圧リングが取り付けられ、該押圧リングの表面が
フッ素樹脂で被覆されている場合について説明したが、
押圧リングが取り付けられていないトップリングについ
ても本発明を適用することができる。この場合には、上
述したドレッサーと同様に、トップリング23の表面を
フッ素樹脂で被覆する。これにより、研磨中にトップリ
ングに付着した砥液や研磨屑はその表面のフッ素樹脂の
撥水効果によって水滴状に弾かれるので、トップリング
表面に水をかけるだけでこれらの付着物を容易に除去す
ることが可能となる。
【0070】上記実施形態では、プッシャー14におい
て、研磨後の半導体ウェハWをステージ101に載置し
た後にトップリング23及び半導体ウェハWの洗浄処理
が行なわれることとしたが、半導体ウェハWを直ぐにス
テージ101に載置せず、トップリング23に保持した
ままトップリング下面洗浄ノズル110から洗浄液を噴
射し、半導体ウェハWの下面、即ち研磨面を洗浄するこ
ととしてもよい。
【0071】また、上述したドレン穴86の形状、個
数、配置やプッシャ14における洗浄ノズル110〜1
19又はドレッサー洗浄装置18における洗浄ノズル1
22〜124の個数、配置などは図示のものに限られる
ものではない。
【0072】
【発明の効果】上述したように本発明は、ポリッシング
装置におけるトップリング又はドレッサーの表面をフッ
素樹脂で被覆したことにより、砥液や研磨屑が研磨中に
トップリングに付着しても、あるいは、ドレッシング処
理中にドレッサーに付着しても、砥液や研磨屑はトップ
リング表面又はドレッサー表面のフッ素樹脂の撥水効果
によって水滴状に弾かれるので、トップリング表面又は
ドレッサーの表面に水をかけるだけでこれらの付着物を
容易に除去することが可能となる。これにより、洗浄時
間の短縮、洗浄液の少量化、清浄度の向上等を図ると共
に、研磨布に対して高い清浄度のトップリング又はドレ
ッサーを提供して、研磨対象物の研磨品質を高めること
ができる。
【0073】また、トップリングに取り付けられる押圧
リングの表面に洗浄液を噴射する複数の洗浄ノズルをト
ップリングの外周に沿って配設したことにより、押圧リ
ングが回転しないように構成されている場合であって
も、複数の洗浄ノズルからの洗浄液の噴射によって、押
圧リングを含めたトップリングの全周を十分に洗浄する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるポリッシング装置
を模式的に示す平面図である。
【図2】図1のポリッシング装置の外観を示す斜視図で
ある。
【図3】図1及び図2の研磨部の要部を示す縦断面図で
ある。
【図4】図3に示すトップリングの縦断面図である。
【図5】図4のV−V線矢視図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】図4に示す第2押圧リング部材の平面図であ
る。
【図8】図7に示す第2押圧リング部材の縦断面図であ
る。
【図9】図1に示す研磨部のプッシャーを示す平面図で
ある。
【図10】図9に示す研磨部のプッシャーを示す縦断面
図である。
【図11】図1に示す研磨部のドレッサー洗浄装置を示
す縦断面図である。
【図12】図11に示す研磨部のドレッサー洗浄装置の
外観を示す斜視図である。
【図13】従来のポリッシング装置を模式的に示す断面
図である。
【図14】従来の洗浄装置を備えたプッシャーを示す縦
断面図である。
【図15】従来のポリッシング装置におけるドレッサー
洗浄装置を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1a,1b 研磨部 2a,2b 半導体ウェハ収納用カセット 4a,4b 搬送ロボット 5, 6 反転機 7a,7b,8a,8b 洗浄機 10 研磨布 11 研磨テーブル 11a テーブル軸 12 トップリング装置 13 ドレッシング装置 14 プッシャー 15 砥液供給ノズル 16 水供給ノズル 17 枠体 17a 樋 18 ドレッサー洗浄装置 20,30 支軸 21,31 揺動アーム 22 トップリングシャフト 23 トップリング 23A トップリング本体 23B リテーナリング 24 エアシリンダ 32 ドレッサーシャフト 33 ドレッサー 34 ドレッシング部材 41 弾性マット 42 取付フランジ 44 駆動軸フランジ 46 球ベアリング 49 連通孔 50 押圧リング 56 上下移動支持ベアリング 82 洗浄水供給管 86 ドレン穴 101 ステージ 102 駆動部 103 ポリッシャーパン 104,105 隔壁 110 トップリング下面洗浄ノズル 111〜117 押圧リング洗浄ノズル 118 ウェハ上面洗浄ノズル 119 ウェハ下面洗浄ノズル 120 洗浄容器 121 カバー 122 上側洗浄ノズル 123 下側洗浄ノズル 124 給水ノズル 125 ブラシ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/304 622 H01L 21/304 622M 622G (72)発明者 岡村 聡 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 磯部 壮一 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 Fターム(参考) 3C047 AA15 AA34 EE11 EE18 FF08 FF19 3C058 AA06 AA09 AA19 AB04 AC04 BA02 BA05 BC01 BC02 CB01 DA17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨面を有する研磨テーブルと、該研磨
    テーブルの研磨面に研磨対象物を押圧するトップリング
    と、該トップリングを洗浄する洗浄装置とを備えたポリ
    ッシング装置において、 上記トップリングの表面をフッ素樹脂で被覆したことを
    特徴とするポリッシング装置。
  2. 【請求項2】 研磨面を有する研磨テーブルと、該研磨
    テーブルの研磨面に研磨対象物を押圧するトップリング
    と、上記研磨テーブルの研磨面の目立てを行なうドレッ
    サーと、該ドレッサーを洗浄する洗浄装置とを備えたポ
    リッシング装置において、 上記ドレッサーの表面をフッ素樹脂で被覆したことを特
    徴とするポリッシング装置。
  3. 【請求項3】 上記洗浄装置内において上記ドレッサー
    を回転させる回転機構と、上記洗浄装置内におけるドレ
    ッサーの表面に接触するブラシとを設けたことを特徴と
    する請求項2に記載のポリッシング装置。
  4. 【請求項4】 研磨面を有する研磨テーブルと、研磨テ
    ーブルの研磨面に研磨対象物を押圧するトップリング
    と、該トップリングを洗浄する洗浄装置とを備え、上記
    トップリングに上記研磨対象物の外周側に位置する研磨
    面を押圧する押圧リングを取り付けたポリッシング装置
    において、 上記押圧リングの表面をフッ素樹脂で被覆したことを特
    徴とするポリッシング装置。
  5. 【請求項5】 上記洗浄装置には、洗浄液を上記押圧リ
    ングの表面に噴射する複数の洗浄ノズルを上記トップリ
    ングの外周に沿って配設したことを特徴とする請求項4
    に記載のポリッシング装置。
  6. 【請求項6】 上記押圧リングの下部に円周方向に間隔
    をおいて複数のドレン穴を形成すると共に、上記洗浄装
    置の洗浄ノズルを上記ドレン穴に対応する位置に配置し
    たことを特徴とする請求項5に記載のポリッシング装
    置。
JP2000271761A 2000-09-07 2000-09-07 ポリッシング装置 Pending JP2002079461A (ja)

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