JP3475004B2 - ポリッシング装置 - Google Patents

ポリッシング装置

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JP3475004B2
JP3475004B2 JP09056796A JP9056796A JP3475004B2 JP 3475004 B2 JP3475004 B2 JP 3475004B2 JP 09056796 A JP09056796 A JP 09056796A JP 9056796 A JP9056796 A JP 9056796A JP 3475004 B2 JP3475004 B2 JP 3475004B2
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polishing
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哲二 戸川
豊美 西
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウエハ等の被
研磨物を研磨するポリッシング装置に関し、特にトップ
リング洗浄機構及びドレッシングツール洗浄機構を具備
するポリッシング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7及び図8はポリッシング装置の概略
構成を示す図で、図7は正面図、図8は平面図である。
ポリッシング装置は図示するように、互いに同一方向
(図では矢印A、B方向)に回転できるターンテーブル
10とトップリング20とドレッシングツール60を具
備する。該ターンテーブル10の上面には研磨布(図示
を省略)が貼付けられており、該ターンテーブル10の
研磨布上面とトップリング20の下面の間に半導体ウエ
ハ等の被研磨物(図示を省略)を挟持すると共に、研磨
布上面にノズル(図示せず)から砥液を供給しながら被
研磨物を研磨すると共に、ターンテーブル10の研磨布
に回転するドレッシングツール60を押し当て該研磨布
の経時的変化を修正して目立てを行うようになってい
る。
【0003】上記構成のポリッシング装置において、ポ
リッシング終了、即ち研磨終了後はトップリング20を
昇降機構(図示を省略)で所定量上昇させ、図8に示す
ようにターンテーブル10の外側方向(矢印C)に旋回
させ、所定の位置(被研磨物引渡位置D)でトップリン
グ20の下部に伸びたロボットハンド等の搬送用ハンド
70に被研磨物を渡し、この状態で待機し搬送用ハンド
70で送られて来た被研磨物をトップリング20の下面
に吸着し、再びターンテーブル10上に旋回し、下降し
てポリッシングを行う。また、メンテナンス時はトップ
リング20は退避位置Eにある。また、ドレッシングツ
ール60は常時はターンテーブル10の外側方向(矢印
F)に旋回し、退避位置Gにある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のポリッシン
グ装置において、ポリッシング終了後のトップリング2
0の下面は研磨前の被研磨物を吸着することにより汚染
したり、ポリッシングに際し砥液等が付着することによ
り汚染する。そこで研磨終了後にトップリング下面を洗
浄する必要がある。従来この洗浄に際し、ノズルから洗
浄液(主に純水)をトップリング20の下面に噴射した
り、この洗浄液噴射洗浄とブラシ洗浄等を併用して洗浄
していたが、研磨終了後直後にトップリング20の下面
を洗浄するのではないため、トップリング20の下面や
被研磨物に付着した砥液が固化してしまったり、洗浄液
や研磨屑が研磨布上に飛散してポリッシングの際の砥液
の組成が変わってしまい、ポリッシング性能を変えてし
まったり、ブラシの毛が研磨布に落下し、ポリッシング
の際被研磨物に傷を与えてしまう等の問題があった。ま
た、ドレッシングツール60もドレッシング終了直後に
洗浄しなかったため同様の問題があった。
【0005】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、ターンテーブルの上の研磨布上の砥液の組成を変え
ることなく、機構が簡単で洗浄液の飛散が少なく効果的
にトップリング下面及び/又はドレッシングツール下面
を洗浄できるポリッシング装置を提供することを目的と
する。
【0006】また、トップリングの洗浄と共に、トップ
リングへ被研磨物を渡したりトップリングから被研磨物
を受け取る搬送用ハンドや被研磨物も洗浄できるポリッ
シング装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願請求項1に記載の発明は、上面に研磨布を貼付
ターンテーブル、被研磨物を保持するトップリング及び
前記研磨布をドレッシングするドレッシングツールを
具備し、回転するターンテーブルの研磨布に回転す
るトップリングに保持された被研磨物を押し当て被研磨
物の研磨面を研磨すると共に、ターンテーブルの研
磨布にドレッシングツールを押し当て該研磨布の目
立てを行うポリッシング装置において、トップリングを
研磨終了後所定量上昇及び旋回させて前記ターンテーブ
ル外側の所定位置まで移動させるトップリング昇降旋回
機構と、ドレッシングツールをドレッシング終了後所定
量上昇及び旋回させて前記ターンテーブル外側の所定位
まで移動させるドレッシングツール昇降旋回機構とを
具備し、トップリングが所定位置に待機した状態で該ト
ップリング下方にノズルが進入し該トップリング下面に
洗浄液を噴射して洗浄するトップリング洗浄機構ドレ
ッシングツールが前記所定位置に待機した状態で該ドレ
ッシングツール下方にノズルが進入し該ドレッシングツ
ール下面に洗浄液を噴射して洗浄するドレッシングツー
ル洗浄機構を設けたことを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、上面に研磨布を
貼付たターンテーブル、被研磨物を保持するトップリ
ング及び研磨布をドレッシングするドレッシングツー
ルを具備し、回転するターンテーブルの研磨布にト
ップリングに保持された被研磨物を押し当て被研磨物の
研磨面を研磨すると共に、ターンテーブルの研磨布
にドレッシングツールを押し当て該研磨布の目立て
を行うポリッシング装置において、ターンテーブルの上
部所定範囲を覆い外部に飛散する流体を防止するテーブ
ルドームと、トップリングを研磨終了後所定量上昇及び
旋回させて所定位置まで移動させるトップリング昇降旋
回機構と、ドレッシングツールをドレッシング終了後所
定量上昇及び旋回させて所定位置まで移動させるドレッ
シングツール昇降旋回機構とを具備し、トップリングが
所定位置に待機している間に少なくともトップリング下
洗浄するトップリング洗浄機構又はドレッシングツ
ールが所定位置に待機している間に少なくともドレッシ
ングツール下面洗浄するドレッシングツール洗浄機構
の何れか一方又は双方をテーブルドームに設けたことを
特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のポリッシング装置において、トップリング洗浄
機構はトップリングから被研磨物を引き渡す搬送用ハン
ド及び/又は被研磨物にも洗浄液を噴射して洗浄する機
能を具備することを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、上面に研磨布を
貼付けたターンテーブルと、被研磨物を保持するトップ
リングを具備し、該研磨布面と該トップリングの間に被
研磨物を挟持しながら被研磨物を研磨するポリッシング
装置において、トップリングを昇降及び旋回させて研磨
位置と非研磨位置の間で移動させるトップリング昇降旋
回機構、該トップリングが非研磨位置の被研磨物受渡位
置にある時に、該トップリングの上方、側方及び下方か
らトップリングに洗浄液を噴射し、該トップリングを洗
浄するトップリング洗浄機構を具備することを特徴とす
る。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のポリッシング装置において、ターンテーブルの研磨布
面に押し当て、研磨布面の目立てを行うドレッシングツ
ールを有し、該ドレッシングツールはドレッシングツー
ル昇降旋回機構の昇降及び旋回動作によりドレッシング
位置と非ドレッシング位置を移動することができ、ドレ
ッシングツールが非ドレッシング位置にある時に該ドレ
ッシングツールの下方から洗浄液を噴射し、該ドレッシ
ングツールを洗浄するドレッシングツール洗浄機構を具
備することを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
のポリッシング装置において、ドレッシングツール洗浄
機構は、ドレッシングツールの上方、側方及び下方から
ドレッシングツールに洗浄液を噴射することができるよ
うに構成されていることを特徴とする。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項4に記載
のポリッシング装置において、トップリング洗浄機構
は、トップリングに吸着されている被研磨物の被研磨面
及び/又は該トップリングから離脱した被研磨物の被研
磨面の反対側面に洗浄液を噴射することができるように
構成されていることを特徴とする。
【0014】請求項8に記載の発明は、上面に研磨布を
貼付けたターンテーブル、被研磨物を保持するトップリ
ングを具備し、該回転するターンテーブルの研磨布面に
回転するトップリングに保持された被研磨物を押し当て
被研磨物の被研磨面を研磨するポリッシング装置におい
て、トップリングが非研磨位置の被研磨物受渡位置にあ
る時にトップリングを洗浄するトップリング洗浄機構を
具備し、トップリング洗浄機構は被研磨物受渡位置で被
研磨物を搬送する被研磨物搬送用ハンドに洗浄液を噴射
して該被研磨物搬送用ハンドを洗浄することを特徴とす
る。
【0015】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
のポリッシング装置において、被研磨物搬送用ハンドは
ロボットハンドであることを特徴とする。
【0016】請求項10に記載の発明は、請求項8又は
9に記載のポリッシング装置において、トップリング洗
浄機構は、洗浄液ノズルから被研磨物搬送用ハンドに洗
浄液を噴射し該被研磨物搬送用ハンドを洗浄するように
構成されていることを特徴とする。
【0017】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載のポリッシング装置において、トップリング洗浄機
構は、被研磨物搬送用ハンドが被研磨物受渡位置にある
ときその上方、側方及び下方の方向から洗浄液を噴射す
るように構成されていることを特徴とする
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明のポリッシング装置
の概略構成を示す図である。本ポリッシング装置は互い
に同一方向(図では矢印A、B方向)に回転できるター
ンテーブル10とトップリング20を具備し、該ターン
テーブル10の上面には研磨布11が貼付けられている
点は、図7及び図8に示すポリッシング装置と同一であ
る。
【0019】 また、トップリング20は図示しない昇降
機構及び旋回機構を具備し、ポリッシング終了後、昇降
機構で所定量上昇し、旋回機構でターンテーブル10の
外側方向(図8のD位置)に旋回し、所定位置で図示し
ないロボットハンド等の被研磨物搬送用ハンドに被研磨
物を受渡し、また該位置でポリッシング前の被研磨物を
被研磨物搬送用ハンドから受け取る点も図7及び図8に
示すポリッシング装置と同一である。
【0020】 本ポリッシング装置はトップリング20の
下面を洗浄するためのトップリング洗浄機構30を具備
する。該トップリング洗浄機構30は洗浄液(主に純
水)を噴射する洗浄液ノズル31と、該洗浄液ノズル3
1を支持するシャフト32と、該シャフト32を上下に
昇降させると共にシャフト32を回動させて洗浄液ノズ
ル31を旋回させる昇降旋回機構33を具備している。
前記シャフト32内には洗浄液Wが通る流路が形成され
ており、該流路を通った洗浄液Wは洗浄液ノズル31か
ら上方に向かって噴出されるようになっている。
【0021】 上記構成のポリッシング装置において、該
互いに回転するターンテーブル10の研磨布11の上面
とトップリング20の下面の間に被研磨物を挟持し、該
研磨布上に砥液ノズル12から砥液Qを供給しながら被
研磨物をポリッシングする。そしてポリッシング終了
後、トップリング20を昇降機構(図示せず)で所定量
上昇させ、図8の矢印Cに示すターンテーブル10の上
の所定位置で搬送用ハンド70に被研磨物を渡す。この
時のトップリング20の状態は図1に示すようになる。
【0022】 次に、トップリング洗浄機構30を昇降旋
回機構33により、洗浄液ノズル31をトップリング2
0とターンテーブル10の間の位置まで下降させ、更に
該位置で洗浄液ノズル31をシャフト32を中心に旋回
させ、洗浄液ノズル31をトップリング20の下面に対
向するようにする。この状態で洗浄液ノズル31から洗
浄液Wをトップリング20の下面に向けて噴射し、該ト
ップリング20の下面を洗浄する。
【0023】 トップリング20の下面に浸入する洗浄液
ノズル31の位置は噴射した洗浄液Wが、ターンテーブ
ル10の外側に落下するようにし、ターンテーブル10
の上面に落下しないようにする。これは砥液ノズル12
から供給される砥液(スラリー)Qは濃度が調整されて
いるから、トップリング20を洗浄した洗浄液Wがター
ンテーブル10の上に落ちるとその濃度が変わるからで
ある。
【0024】 図2は本発明のポリッシング装置の概略構
成を示す図である。本トップリング洗浄装置は、ターン
テーブル10の上部所定範囲を覆うテーブルドーム13
の所定位置(トップリング20が研磨後の被研磨物を搬
送用ハンド70に渡し、搬送用ハンド70から研磨前の
被研磨物を受け取る位置の近傍)に洗浄液Wを噴射する
洗浄液ノズル41及び洗浄液ノズル42等を具備するト
ップリング洗浄機構40を取り付けた構成である。
【0025】 図3はテーブルドームの外観構成を示す図
である。テーブルドーム13は図示するように、砥液等
の外部への飛散を防止するためターンテーブル10を覆
うドーム状のカバーであり、トップリング20が被研磨
物受渡位置D(図8の被研磨物受渡位置D参照)と退避
位置E(図8の退避位置E参照)を矢印Cに沿って旋回
するための凹部が設けられ、該凹部の所定位置にトップ
リング20がターンテーブル10の上面に降下し及びタ
ーンテーブル10の上面から上昇するためのトップリン
グ挿入孔13−1が設けられている。また、ドレッシン
グツール60(図8参照)が矢印F方向に旋回するため
の凹部も設けられ、該凹部にドレッシングツール挿入口
13−2が設けられている。
【0026】 上記トップリング洗浄機構40はテーブル
ドーム13のトップリング20の被研磨物受渡位置Dに
設けられ、該位置にあるトップリング20からポリッシ
ング終了後の被研磨物を搬送用ハンド(図8の搬送用ハ
ンド70参照)に渡した後、トップリング20の下面に
洗浄液を噴射し洗浄する。なお、図3において、13−
3は砥液を噴出する砥液ノズル12やリンス液を噴出す
るリンス液ノズルを具備するノズルユニット、13−
4,13−5は排気孔、13−6,13−7は取っ手で
ある。
【0027】 図4はトップリング洗浄機構40の各ノズ
ル、ノズル継手及び配管経路を示す図である。図示する
ように、トップリング洗浄機構40は洗浄液Wをトップ
リング20の下面に向かって噴射する洗浄液ノズル4
1、該洗浄液ノズル41を挟んで両側に配置し互いに対
向する方向に洗浄液Wを噴射する一対の洗浄液ノズル4
2,42、同じく洗浄液ノズル41を挟んで両側に配置
し下方に向かって洗浄液Wを噴射する一対の洗浄液ノズ
ル43,43を具備し、洗浄液ノズル41はノズル継手
51,52を介して、洗浄液ノズル42,42及び洗浄
液ノズル43,43はノズル継手44〜50を介して配
管に接続されている。
【0028】 図5は被研磨物受渡位置Dに伸びた搬送用
ハンド(ロボットハンド)70の洗浄状態を示す図で、
図示するように搬送用ハンド70の上面及び側面に洗浄
液ノズル42,42及び洗浄液ノズル43,43から洗
浄液を噴射し洗浄する。この状態で図8に示すように、
被研磨物受渡位置Dにポリッシングの終了した被研磨物
を下面に吸着したトップリング20が旋回移動し、該位
置で被研磨物を搬送用ハンド70に渡す。この時、洗浄
液ノズル42,42及び洗浄液ノズル43,43から該
被研磨物に洗浄液を噴射し続けることにより、被洗浄物
の裏面(研磨面の反対側)も洗浄できる。
【0029】 続いて、被研磨物を受け取った搬送用ハン
ド70が後退した後、洗浄液ノズル41から洗浄液Wを
噴射し、トップリング20の下面(被研磨物の吸着面)
を洗浄する。その後、トップリング20はその下面に搬
送用ハンド70で搬送されて来た未研磨の被研磨物を受
け取り(被研磨物を下面に吸着)、該被研磨物の研磨を
行う。
【0030】 また、洗浄液ノズル42,42及び洗浄液
ノズル43,43から被研磨物受渡位置Dにあるトップ
リング20に上方及び両側から洗浄液Wを噴射し、該ト
ップリング20が乾燥するのを防止する。
【0031】 なお、上記例では被研磨物受渡位置Dにあ
り、被研磨物を搬送用ハンド70に受渡した後のトップ
リング20の下面に洗浄液Wを噴射して洗浄する例を説
明したが、ポリッシング終了直後の被研磨物を吸着して
いるトップリング20の下面に洗浄液Wを噴射すること
により、被研磨物のポリッシング面(研磨面)を洗
浄することも可能であり、これにより被研磨物に付着し
たパーティクルの除去効果が大きくなる。また、この場
合洗浄液Wの噴射はトップリング20が被研磨物受渡位
置Dに到達してからに限定されるものではなく、該位置
に到達するまでの間に行うように洗浄液ノズルを配置し
ても良い。
【0032】 また、図4に示す洗浄機構のノズル、ノズ
ル継手及び配管経路の構成は一例であり、本発明のトッ
プリング洗浄装置のノズル、ノズル継手及び配管経路の
構成はこれに限定されるものではない。
【0033】 上述のトップリング20の洗浄は、被研磨
物を1枚処理する毎に行うが、ロット待ち及び装置正常
停止時にも行い、トップリング20の乾燥を防ぐことが
できる。また、図示は省略するが、上記トップリング洗
浄機構30、40と同様な洗浄機構をドレッシングツー
ル60を洗浄するためのドレッシングツール洗浄機構と
して設けることにより、ドレッシングツール60の洗浄
も行うことができる。また、この場合、必要に応じてト
ップリング洗浄機構とドレッシングツール洗浄機構のい
ずれか一方又は双方を設けるようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本願各請求項に記載
発明によれば、ターンテーブル上の砥液の組成を変え
ることなく、トップリングドレッシングツールの洗浄
を行うことができる。また、トップリングの洗浄を被研
磨物の受渡し時、受渡し場所で行うことにより、洗浄専
用ステーションで洗浄しなくてもよく、省スペース化と
トップリング洗浄のために全体の処理時間が長くなるこ
とへの影響を最小限に抑えることができるという優れた
効果が得られる。
【0035】 また、請求項1に記載の発明によれば、簡
単な構成でトップリング下面及びドレッシングツール下
を効果的に洗浄できるトップリング洗浄装置を提供で
きる。また、トップリングがポリッシング終了直後の被
研磨物を吸着している場合は、該被研磨物に付着したパ
ーティクルを効果的に除去することが可能となる。
【0036】 また、請求項2に記載の発明によれば、テ
ーブルドームと、トップリング昇降旋回機構と、ドレッ
シングツール昇降旋回機構とを具備し、トップリングが
所定位置に待機している間にトップリング下面を洗浄す
るトップリング洗浄機構又はドレッシングツールが所定
位置に待機している間にドレッシングツール下面を洗浄
するドレッシングツール洗浄機構の何れか一方又は双方
を設けたので、簡単な構成でトップリング下面及びドレ
ッシングツール下面の何れか一方又は双方を効果的に洗
浄できるポリッシング装置を提供できる。また、トップ
リングがポリッシング終了直後の被研磨物を吸着してい
る場合は、この洗浄液の噴射により該被研磨物に付着し
たパーティクルを効果的に除去することが可能となる。
【0037】また、請求項4に記載の発明によれば、ト
ップリング洗浄機構により、トップリングが非研磨位置
にある時に、該トップリングの上方、側方及び下方から
トップリングに洗浄液を噴射して洗浄することができ
る。
【0038】また、請求項8に記載の発明によれば、ト
ップリング洗浄機構により、装置内の被研磨物を搬送す
る被研磨物搬送用ハンドも洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポリッシング装置のトップリング洗浄
装置の概略構成を示す図である。
【図2】本発明のポリッシング装置のトップリング洗浄
装置の概略構成を示す図である。
【図3】テーブルドームの外観構成例を示す図である。
【図4】本発明のポリッシング装置の洗浄機構の各ノズ
ル、ノズル継手及び配管経路を示す図である。
【図5】本発明のポリッシング装置の洗浄機構による搬
送用ハンドの洗浄状態を示す図である。
【図6】本発明のポリッシング装置の洗浄機構によるト
ップリング下面の洗浄状態を示す図である。
【図7】ポリッシング装置の概略構成を示す図である。
【図8】ポリッシング装置の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
10 ターンテーブル 11 研磨布 12 砥液ノズル 20 トップリング 30 トップリング洗浄機構 31 洗浄液ノズル 32 シャフト 33 昇降旋回機構 40 トップリング洗浄機構 41 洗浄液ノズル 42 洗浄液ノズル 43 洗浄液ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−153693(JP,A) 特開 平7−299738(JP,A) 特開 昭61−33859(JP,A) 特表 平7−508685(JP,A)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に研磨布を貼付たターンテーブ
    ル、被研磨物を保持するトップリング及び前記研磨布
    をドレッシングするドレッシングツールを具備し、
    転するターンテーブルの研磨布に回転するトップリン
    グに保持された被研磨物を押し当て被研磨物の研磨面
    を研磨すると共に、ターンテーブルの研磨布にドレ
    ッシングツールを押し当て該研磨布の目立てを行うポ
    リッシング装置において、 前記トップリングを研磨終了後所定量上昇及び旋回させ
    て前記ターンテーブル外側の所定位置まで移動させるト
    ップリング昇降旋回機構と、前記ドレッシングツールを
    ドレッシング終了後所定量上昇及び旋回させて前記ター
    ンテーブル外側の所定位置まで移動させるドレッシング
    ツール昇降旋回機構とを具備し、 前記トップリングが前記所定位置に待機した状態で該ト
    ップリング下方にノズルが進入し該トップリング下面に
    洗浄液を噴射して洗浄するトップリング洗浄機構前記
    ドレッシングツールが前記所定位置に待機した状態で該
    ドレッシングツール下方にノズルが進入し該ドレッシン
    グツール下面に洗浄液を噴射して洗浄するドレッシング
    ツール洗浄機構を設けたことを特徴とするポリッシング
    装置。
  2. 【請求項2】 上面に研磨布を貼付たターンテーブ
    ル、被研磨物を保持するトップリング及び前記研磨布
    をドレッシングするドレッシングツールを具備し、
    転するターンテーブルの研磨布にトップリングに保持
    された被研磨物を押し当て被研磨物の研磨面を研磨す
    ると共に、ターンテーブルの研磨布にドレッシング
    ツールを押し当て該研磨布の目立てを行うポリッシン
    グ装置において、 前記ターンテーブルの上部所定範囲を覆い外部に飛散す
    る流体を防止するテーブルドームと、前記トップリング
    を研磨終了後所定量上昇及び旋回させて所定位置まで移
    させるトップリング昇降旋回機構と、前記ドレッシン
    グツールをドレッシング終了後所定量上昇及び旋回させ
    て所定位置まで移動させるドレッシングツール昇降旋回
    機構とを具備し、 前記トップリングが前記所定位置に待機している間に少
    なくともトップリング下面洗浄するトップリング洗浄
    機構又は前記ドレッシングツールが前記所定位置に待機
    している間に少なくともドレッシングツール下面洗浄
    するドレッシングツール洗浄機構の何れか一方又は双方
    を前記テーブルドームに設けたことを特徴とするポリッ
    シング装置。
  3. 【請求項3】 前記トップリング洗浄機構はトップリン
    グから被研磨物を引き渡す搬送用ハンド及び/又は被研
    磨物にも洗浄液を噴射して洗浄する機能を具備すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のポリッシング装
    置。
  4. 【請求項4】 上面に研磨布を貼付けたターンテーブル
    と、被研磨物を保持するトップリングを具備し、該研磨
    布面と該トップリングの間に被研磨物を挟持しながら被
    研磨物を研磨するポリッシング装置において、 前記トップリングを昇降及び旋回させて研磨位置と非研
    磨位置の間で移動させるトップリング昇降旋回機構、該
    トップリングが非研磨位置の被研磨物受渡位置にある時
    に、該トップリングの上方、側方及び下方からトップリ
    ングに洗浄液を噴射し、該トップリングを洗浄するトッ
    プリング洗浄機構を具備することを特徴とするポリッシ
    ング装置。
  5. 【請求項5】 前記ターンテーブルの研磨布面に押し当
    て、研磨布面の目立てを行うドレッシングツールを有
    し、該ドレッシングツールはドレッシングツール昇降旋
    回機構の昇降及び旋回動作によりドレッシング位置と非
    ドレッシング位置を移動することができ、 前記ドレッシングツールが前記非ドレッシング位置にあ
    る時に該ドレッシングツールの下方から洗浄液を噴射
    し、該ドレッシングツールを洗浄するドレッシングツー
    ル洗浄機構を具備することを特徴とする請求項4に記載
    のポリッシング装置。
  6. 【請求項6】 前記ドレッシングツール洗浄機構は、前
    記ドレッシングツールの上方、側方及び下方から前記ド
    レッシングツールに洗浄液を噴射することができるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項5に記載のポ
    リッシング装置。
  7. 【請求項7】 前記トップリング洗浄機構は、前記トッ
    プリングに吸着されている被研磨 物の被研磨面及び/又
    は該トップリングから離脱した被研磨物の被研磨面の反
    対側面に洗浄液を噴射することができるように構成され
    ていることを特徴とする請求項4に記載のポリッシング
    装置。
  8. 【請求項8】 上面に研磨布を貼付けたターンテーブ
    ル、被研磨物を保持するトップリングを具備し、該回転
    するターンテーブルの研磨布面に回転するトップリング
    に保持された被研磨物を押し当て被研磨物の被研磨面を
    研磨するポリッシング装置において、 前記トップリングが非研磨位置の被研磨物受渡位置にあ
    る時にトップリングを洗浄するトップリング洗浄機構を
    具備し、 前記トップリング洗浄機構は前記被研磨物受渡位置で被
    研磨物を搬送する被研磨物搬送用ハンドに洗浄液を噴射
    して該被研磨物搬送用ハンドを洗浄することを特徴とす
    るポリッシング装置。
  9. 【請求項9】 前記被研磨物搬送用ハンドはロボットハ
    ンドであることを特徴とする請求項8に記載のポリッシ
    ング装置。
  10. 【請求項10】 前記トップリング洗浄機構は、洗浄液
    ノズルから前記被研磨物搬送用ハンドに洗浄液を噴射し
    該被研磨物搬送用ハンドを洗浄するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項8又は9に記載のポリッシン
    グ装置。
  11. 【請求項11】 前記トップリング洗浄機構は、前記被
    研磨物搬送用ハンドが被研磨物受渡位置にあるときその
    上方、側方及び下方の方向から洗浄液を噴射するように
    構成されていることを特徴とする請求項10に記載のポ
    リッシング装置。
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