JP2002079317A - 曲げ加工方法及び曲げ加工装置における片伸び値指定装置 - Google Patents

曲げ加工方法及び曲げ加工装置における片伸び値指定装置

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 板厚と曲げ角度のわずか2つの情報により正
確な段曲げの片伸び値を演算して曲げ加工を行う方法及
び装置の提供。 【解決手段】 パンチとダイとの協働によってワークW
に曲げ加工を行う曲げ加工装置で、予め種々の段曲げ加
工を行ってワークWの板厚tと段曲げ角度θと片伸び値
との関係により、板厚に対する片伸び値の比率と段曲げ
角度との相関関係による近似式を算出してデータベース
として記憶しておく。実際の曲げ加工時に予め入力され
た板厚と段曲げ角度のわずか2つのデータだけの少ない
パラメータで、上記のデータベースの近似式に基づいて
より正確な段曲げの片伸び値を演算して簡単に求められ
る。予め試し段曲げ加工が行われる必要もなく、曲げ加
工が上記の片伸び値に基づいて効率的に正確に行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板状のワークに曲
げ加工を行う際に、特に段曲げ加工の伸び値を正確に検
出する曲げ加工方法及び曲げ加工装置における片伸び値
指定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、曲げ加工装置としての例えばプレ
スブレーキにおいては、パンチとダイとの協働により、
板状のワークに曲げ加工が行われる際に、予め入力され
たダイV幅V、ダイ肩アールDR、ダイ溝角度DA、パ
ンチ先端アールPR、パンチ角度PAなどの金型データ
と、板厚t、摩擦係数μなどの曲げ条件やワークのヤン
グ率E、ポアソン比、F値、n値などの材料定数といっ
たワークデータと、ラムのストロークなどの機械データ
とから、数多くの情報に基づいて段曲げ加工の伸び値が
計算されていた。
【0003】この計算された伸び値に基づいてワークが
展開され、ブランク加工され、曲げ加工が行われてい
た。
【0004】ここで片伸びとは、パンチ先端部とダイ溝
により曲げ加工を行った場合、曲げられるワークのパン
チ両側斜面の先端部付近のワークにアールができること
による「見かけ上の伸び」が発生するのでそのワークの
片方の側の「見かけ上の伸び量」をいう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の曲げ
加工方法及びその装置においては、上記の伸び値の計算
方法では、V曲げの伸び値を求めるように計算されてい
たので、実際の段曲げの伸び値に合わないという問題点
があった。
【0006】また、伸び値を計算するためには、金型デ
ータ、ワークデータ、機械情報などの数多くの情報が必
要であるという問題点があった。
【0007】また、上記のように伸び値の計算値が実際
の加工状態と合っていないことから、曲げ加工では試し
曲げが行われ、仕上がり寸法を実測することにより曲げ
伸び値が求められているので、段曲げは通常のV曲げに
比較して曲げ加工の段取り時間を必要とするという問題
点があった。
【0008】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、板厚と曲げ角度のわずか2つ
の情報により正確な段曲げの伸び値を演算して曲げ加工
を行い得る曲げ加工方法及び曲げ加工装置における片伸
び値指定装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の曲げ加工方法は、パンチと
ダイとの協働によってワークに段曲げ加工を行う際、予
め種々の段曲げ加工あるいは段曲げ加工のシミュレーシ
ョンを行ってワークの板厚と段曲げ角度と片伸び値との
関係により、板厚に対する片伸び値の比率と段曲げ角度
との相関関係による近似式を算出してデータベースとし
て記憶しておき、実際の曲げ加工時に指定された板厚と
段曲げ角度の2つのデータを上記のデータベースへ取り
込ませてデータベースの近似式に基づいて片伸び値を演
算して曲げ加工を行うことを特徴とするものである。
【0010】したがって、板厚に対する片伸び値の比率
と段曲げ角度との相関関係の近似式が予め算出されてデ
ータベースとして記憶され、板厚と段曲げ角度のわずか
2つのデータだけの少ないパラメータで、上記の近似式
に基づいて、より正確な段曲げの片伸び値が簡単に求め
られる。予め試し段曲げ加工が行われる必要もなく、曲
げ加工が上記の片伸び値に基づいて効率的に正確に行わ
れる。
【0011】請求項2によるこの発明の曲げ加工装置に
おける片伸び値指定装置は、予め種々の段曲げ加工ある
いは段曲げ加工のシミュレーションを行ってワークの板
厚と段曲げ角度と片伸び値との関係により、板厚に対す
る片伸び値の比率と段曲げ角度との相関関係による近似
式を算出する演算装置と、この演算装置により演算され
た近似式をデータベースとして記憶するデータベースフ
ァイルと、このデータベースファイルの近似式に実際の
曲げ加工時における板厚と段曲げ角度を指定して取り込
ませて片伸び値を演算する片伸び値演算装置と、を備え
てなることを特徴とするものである。
【0012】したがって、請求項1記載の作用と同様で
あり、板厚に対する片伸び値の比率と段曲げ角度との相
関関係の近似式が予め算出されてデータベースとして記
憶され、板厚と段曲げ角度のわずか2つのデータだけの
少ないパラメータで、上記の近似式に基づいて、より正
確な段曲げの片伸び値が簡単に求められる。予め試し段
曲げ加工が行われる必要もなく、曲げ加工が上記の片伸
び値に基づいて効率的に正確に行われる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の曲げ加工方法及び
曲げ加工装置における片伸び値指定装置の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0014】図3を参照するに、本実施の形態に係わる
曲げ加工装置としての例えばプレスブレーキ1の可動金
型としての例えばパンチPと固定金型としての例えばダ
イDからなる金型で板状のワークWが段曲げ加工される
状態を示している。
【0015】プレスブレーキ1はすでに既知のものであ
るため、詳細な説明は省略して概略のみ説明する。プレ
スブレーキ1は、立設された図示せざるサイドフレーム
の上部前面に油圧シリンダなどの上下駆動手段により上
下動可能なラム3が設けられており、このラム3の下部
にはパンチ装着部を介してパンチPが着脱可能に装着さ
れている。一方、サイドフレームの下部前面には下部テ
ーブル5が固定して設けられており、この下部テーブル
5の上面にはダイDが着脱可能に装着されている。
【0016】なお、図3に示されているパンチPとダイ
Dは、跳上げタイプの段曲げ金型7であり、図4に示さ
れているパンチPとダイDは、水平タイプの段曲げ金型
9である。
【0017】また、プレスブレーキ1にはラム3の上下
動作のストロークを自動的に制御すると共に段曲げ加工
の片伸び値を算出するための制御装置11が設けられて
いる。
【0018】制御装置11としては、図1に示されてい
るように、中央処理装置としてのCPU13に種々のデ
ータを入力するためのキーボードなどの入力装置15
と、種々のデータを表示するためのCRTなどの表示装
置17が接続されている。
【0019】また、CPU13には、入力装置15から
入力された金型データとしてダイDV幅V、ダイD肩ア
ールDR、ダイD溝角度DA、パンチP先端アールP
R、パンチP角度PA、パンチP傾斜長さPL、ワーク
Wデータとして板厚t、摩擦係数μ、ワークWフランジ
長さL、曲げ角度θなどの曲げ加工条件を記憶するメモ
リ19が接続されている。
【0020】また、CPU13には、予め種々の段曲げ
加工あるいは段曲げ加工のシミュレーションを行ってワ
ークWの板厚と段曲げ角度と片伸び値との関係により、
板厚に対する片伸び値の比率と段曲げ角度との相関関係
による近似式を算出する演算装置21と、この演算装置
21により演算された近似式をデータベースとして記憶
するデータベースファイル23と、このデータベースフ
ァイル23の近似式に基づいて実際の曲げ加工時におけ
る板厚と段曲げ角度を指定して取り込ませて片伸び値を
演算する片伸び値演算装置25が接続されている。
【0021】なお、上記の制御装置11のうちで、片伸
び値を演算するための例えば演算装置21、データベー
スファイル23、片伸び値演算装置25を備えた自動プ
ログラミング装置などの数値制御装置を、プレスブレー
キの制御装置11とは別途設けても構わない。
【0022】上記構成により、演算装置21を用いて上
記の近似式を算出する過程について説明する。
【0023】予め、種々の板厚及び材質の異なるワーク
W毎にプレスブレーキ1を用いて段曲げ加工を行って、
片伸び値を求める。段曲げ角度θ毎に材質、板厚、段
差、片伸び値の関係をまとめてグラフに表した。
【0024】例えば、図5に示されているような段曲げ
角度θが90°の場合については、上記のように求めら
れた片伸び値αと段差H1との関係グラフでは、図7に
示されているように板厚tにより片伸び値αが異なって
いるが、同板厚tでは段差量H1や材質が異なっていて
も片伸び値αがほぼ一定である。つまり、段曲げの片伸
び値αは、段差量H1と材質の影響が小さいことが分か
る。
【0025】なお、図7においては、ワークWは材質A
の板厚tが3.2mm、材質Bの板厚tが1.2mm、材質Cの板
厚tが1.0mm, 1.6mm, 2.0mmを使用している。
【0026】また、段曲げ角度θが90°の場合の片伸
び値αと板厚tとの関係グラフでは、図9に示されてい
るように片伸び値αは、材質の違いに係わらず板厚tに
ほぼ正比例することが分かる。また、材質の影響が小さ
い。なお、図9においては、ワークWは材質Aの板厚t
が0.5〜3.2mm、材質Bの板厚tが0.8〜1.0mm、材質Cの
板厚tが0.5〜2.0mm、材質Dの板厚tが0.8〜1.5mm、材
質Eの板厚tが1.2〜2.0mmを使用している。
【0027】また、図6に示されているような段曲げ角
度θが45°の場合についても、上記の上記の段曲げ角
度θが90°の場合と同様である。つまり、片伸び値α
と段差H1との関係グラフでは、図8に示されているよ
うに段曲げの片伸び値αは、段差量と材質の影響が小さ
く、また、片伸び値αと板厚tとの関係グラフでは、図
10に示されているように片伸び値αは、材質の違いに
係わらず板厚tにほぼ正比例する。
【0028】以上のことから、段曲げは、通常のV曲げ
のV/t(V幅/板厚t)を極端に小さくしたときの曲
げ(コイニングに近い状態)と考えれば、片伸び値αに
対する材質の影響が小さいといえる。
【0029】図11及び図12を参照するに、各段曲げ
角度θ毎に、片伸び値α/板厚t(%)と板厚tとの関
係をグラフに表すと、例えば、段曲げ角度θが90°で
あるときは、片伸び値α/板厚t(%)は板厚tの違い
に係わらずほぼ75%で一定となり、段曲げ角度θが4
5°であるときは、片伸び値α/板厚t(%)は板厚t
の違いに係わらずほぼ25%で一定となることが分か
る。
【0030】したがって、段曲げの片伸び値αが材質に
影響されずに、特に板厚tのみに影響を受けることと、
段曲げ角度θが一定ならば片伸び値α/板厚t(%)も
一定となることから、段曲げ角度θと片伸び値α/板厚
t(%)との関係は、図13に示されているようなグラ
フで表される。
【0031】上記の図13のグラフは、予め、種々の板
厚及び材質の異なるワークW毎にプレスブレーキ1を用
いて段曲げ加工を行って、あるいは、段曲げ加工シミュ
レーションにて得られたデータから演算装置21により
演算されたものである。そして、図13のグラフの曲線
の近似式は演算装置21により計算されてデータベース
ファイル23に記憶される。
【0032】例えば、片伸び値α/板厚t(%)は片伸
び比(Y=α/t)として表すと、近似式としては、Y
=Aθ+Bθ、あるいは、Y=Cθ+Dとして計算さ
れる。
【0033】ただし、θ=段曲げ角度で、A,B,C,
D=近似式定数である。
【0034】したがって、片伸び値αは、 α=t・Y=t・(Aθ+Bθ)、 あるいは、α=t・(Cθ+D)となり、α=f(t,
θ)として表される。
【0035】以上のように、上記のα=f(t,θ)が
演算装置21により計算されて予めデータベースファイ
ル23に記憶される。
【0036】したがって、実際の段曲げ加工の際には、
入力装置15により製品図面情報あるいはCADデータ
に基づいて、図2に示されているように板厚t、段差量
H1,H2,あるいは段曲げ角度θが入力されると、デ
ータベースファイル23の近似式α=f(t,θ)に基
づいて片伸び値演算装置25により正確な片伸び値αが
容易に算出される。この算出された片伸び値αを用いて
実際のワークWの段曲げ加工が行われる。なお、入力さ
れたデータとして段曲げ角度θが与えられず、段差量H
1とH2だけである場合は、段曲げ角度θ=tan−1
1/H2にて求められる。
【0037】ちなみに、ワークWに対して実際の実験値
の片伸び値と上記のように近似式を使用して本発明の方
法にて片伸び値を演算し、この演算された片伸び値とを
比較して誤差を計算すると、この誤差範囲は図14に示
されているように誤差の平均値が−0.003mmで、標
準偏差値が0.069となるバラツキが小さいヒストグ
ラムで表される。
【0038】したがって、上記の誤差範囲は実際の段曲
げ加工の際の一般的な許容誤差に対してほとんど無視で
きるほど小さいので、本発明の方法にて得られた片伸び
値は実際の片伸び値を正確に表していると言える。
【0039】以上のように、板厚tに対する片伸び値α
の比率(片伸び比Y%)と段曲げ角度θとに相関関係が
あることが分かったので、この相関関係の近似式Y=f
(θ)を予め算出してα=f(t,θ)の近似式をデー
タベースとしておくことにより、板厚tと段曲げ角度θ
のわずか2つのデータだけの少ないパラメータで、より
正確な段曲げの片伸び値が簡単に得られ、試し曲げ加工
を行うことなく上記の片伸び値に基づいて曲げ加工が効
率的に正確に行われる。
【0040】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。また、実施の形態にお
いて、実際の段曲げ加工に用いる段曲げ金型にて実際の
加工条件によりシミュレーションを行って図9〜図13
までの関係をグラフに表わすことも可能である。
【0041】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、板厚に
対する片伸び値の比率と段曲げ角度との相関関係の近似
式を予め算出してデータベースとしておくことにより、
板厚と段曲げ角度のわずか2つのデータだけの少ないパ
ラメータで、上記の近似式に基づいて、より正確な段曲
げの片伸び値を簡単に求めることができ、この片伸び値
に基づいて曲げ加工を効率的に正確に行うことができ
る。
【0042】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様であり、板厚に対する片伸び値の比率と段曲
げ角度との相関関係の近似式を予め算出してデータベー
スとしておくことにより、板厚と段曲げ角度のわずか2
つのデータだけの少ないパラメータで、上記の近似式に
基づいて、より正確な段曲げの片伸び値を簡単に求める
ことができ、この片伸び値に基づいて曲げ加工を効率的
に正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御装置の構成ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の段曲げ加工されたワーク
の状態説明図である。
【図3】本発明の実施の形態で用いられるプレスブレー
キの跳上げタイプの金型により段曲げ加工される状態説
明図である。
【図4】本発明の実施の形態で用いられるプレスブレー
キの水平タイプの金型により段曲げ加工される状態説明
図である。
【図5】段曲げ角度90°の金型による段曲げ加工状態
説明図である。
【図6】段曲げ角度45°の金型による段曲げ加工状態
説明図である。
【図7】段曲げ角度90°における段差と片伸び値との
関係グラフである。
【図8】段曲げ角度45°における段差と片伸び値との
関係グラフである。
【図9】段曲げ角度90°における板厚と片伸び値との
関係グラフである。
【図10】段曲げ角度45°における板厚と片伸び値と
の関係グラフである。
【図11】段曲げ角度90°における片伸び値/板厚
(片伸び比Y)と板厚との関係グラフである。
【図12】段曲げ角度45°における片伸び値/板厚
(片伸び比Y)と板厚との関係グラフである。
【図13】本発明の実施の形態を示すもので、段曲げ全
データにおける片伸び比Yと段曲げ角度との関係を示す
グラフである。
【図14】本発明の実施の形態における計算による片伸
び値と実際の片伸び値との誤差を表すヒストグラムであ
る。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ 3 ラム 5 下部テーブル 7 跳上げタイプの段曲げ金型 9 水平タイプの段曲げ金型 11 制御装置 15 入力装置 19 メモリ 21 データベースファイル 23 データベース演算装置 25 片伸び値演算装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E063 AA01 BA01 BA07 CA04 JA07 LA08 LA15 LA19

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチとダイとの協働によってワークに
    段曲げ加工を行う際、 予め種々の段曲げ加工あるいは段曲げ加工のシミュレー
    ションを行ってワークの板厚と段曲げ角度と片伸び値と
    の関係により、板厚に対する片伸び値の比率と段曲げ角
    度との相関関係による近似式を算出してデータベースと
    して記憶しておき、実際の曲げ加工時に指定された板厚
    と段曲げ角度の2つのデータを上記のデータベースへ取
    り込ませてデータベースの近似式に基づいて片伸び値を
    演算して曲げ加工を行うことを特徴とする曲げ加工方
    法。
  2. 【請求項2】 予め種々の段曲げ加工あるいは段曲げ加
    工のシミュレーションを行ってワークの板厚と段曲げ角
    度と片伸び値との関係により、板厚に対する片伸び値の
    比率と段曲げ角度との相関関係による近似式を算出する
    演算装置と、この演算装置により演算された近似式をデ
    ータベースとして記憶するデータベースファイルと、こ
    のデータベースファイルの近似式に実際の曲げ加工時に
    おける板厚と段曲げ角度を指定して取り込ませて片伸び
    値を演算する片伸び値演算装置と、を備えてなることを
    特徴とする曲げ加工装置における片伸び値指定装置。
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