JP2002076880A - 駆動回路 - Google Patents

駆動回路

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JP2002076880A
JP2002076880A JP2000268539A JP2000268539A JP2002076880A JP 2002076880 A JP2002076880 A JP 2002076880A JP 2000268539 A JP2000268539 A JP 2000268539A JP 2000268539 A JP2000268539 A JP 2000268539A JP 2002076880 A JP2002076880 A JP 2002076880A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチング素子のスイッチング速度を低下
させることなく、自らの消費電力を低減すること。 【解決手段】 制御信号SaのレベルをLからHにして
出力端子13に接続されたMOSFETをオフさせる場
合、電圧検出回路20により検出された出力端子13の
電圧VoがMOSFETのしきい値電圧Vthよりも低く
設定されたオフ判定電圧(=(R25+R26)/R2
6・Vf)以上ある場合、プリドライブ回路23がオフ
状態、プリドライブ回路24がオン状態となり、トラン
ジスタT11がオフ、T12がオンとなる。このオフ駆
動により電圧Voがオフ判定電圧よりも低下すると、プ
リドライブ回路23、24がともにオフ状態となり、ト
ランジスタT11、T12のベース電流がともにカット
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源線間にハイサ
イド側スイッチング回路とロウサイド側スイッチング回
路とが出力端子を介して直列に接続され、その出力端子
に接続されたスイッチング素子をオンオフ駆動する駆動
回路に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種の駆動回路の従
来構成について、図9および図10を参照しながら説明
する。図10は、駆動回路の電気的構成を概略的に示し
ている。ICとして構成された駆動回路1は、入力端子
2に与えられる制御信号Saに従って、出力端子3に接
続されたスイッチング素子例えばNチャネル型MOSF
ET4のゲートに対し駆動用の電圧Voを出力するよう
に構成されている。この駆動回路1において、正側の電
源線5と負側の電源線6(以下、グランド線6と称す)
との間には、ハイサイド側トランジスタT1のコレクタ
・エミッタ間、抵抗R1、およびロウサイド側トランジ
スタT2のコレクタ・エミッタ間が直列に接続され、抵
抗R1とトランジスタT2のコレクタとの共通接続点が
上記出力端子3に接続されている。
【0003】さらに、駆動回路1は、プリドライブ回路
7、8、入力端子2とこれらプリドライブ回路7、8の
入力端子との間に介在するトランジスタT3、およびト
ランジスタT3にバイアス電流を供給する定電流回路C
S1を備えている。プリドライブ回路7、8は、トラン
ジスタT3からの信号を受けて互いに反転した論理で動
作し、それぞれトランジスタT1、T2を駆動するよう
になっている。
【0004】すなわち、上記駆動回路1はプッシュプル
回路であって、入力端子2にLレベルの制御信号Saが
与えられると、トランジスタT3がオフ、トランジスタ
T1がオン、トランジスタT2がオフとなり、MOSF
ET4のゲートには電源線5の電圧Vbが印加されてM
OSFET4がオン状態となる。また、入力端子2にH
レベルの制御信号Saが与えられると、トランジスタT
3がオン、トランジスタT1がオフ、トランジスタT2
がオンとなり、MOSFET4のゲートにはグランド線
6の電圧(0V)が印加されてMOSFET4がオフ状
態となる。
【0005】図9は、この駆動回路1の具体的な回路構
成の一例を示している。ただし、この図9に示す駆動回
路1のプリドライブ回路7、8は、回路構成を簡単化す
るために一部回路を共用化した構成となっている。すな
わち、プリドライブ回路7、8は、トランジスタT1を
オフさせるとともにトランジスタT2をオンさせるため
のトランジスタT4、トランジスタT2をオフさせるた
めのトランジスタT5、トランジスタT4を駆動するた
めのトランジスタT6、および抵抗R2〜R8から構成
されている。
【0006】ここで、Lレベルの制御信号Saによりト
ランジスタT3がオフすると、トランジスタT5、T6
がオン、トランジスタT4がオフとなって、トランジス
タT1がオン、トランジスタT2がオフとなる。また、
Hレベルの制御信号SaによりトランジスタT3がオン
すると、トランジスタT5、T6がオフ、トランジスタ
T4がオンとなって、トランジスタT1がオフ、トラン
ジスタT2がオンとなる。
【0007】ところで、MOSFET4には、そのゲー
ト・ソース間およびゲート・ドレイン間にそれぞれ容量
Cgsおよび容量Cgdが存在している。これらのゲー
ト容量は、図10において等価的に破線で示されてい
る。MOSFET4のターンオン時間およびターンオフ
時間を短縮化し、MOSFET4を高速にスイッチング
動作させるためには、駆動回路1に大きな電流出力能力
を持たせ、オンオフ切り換え時において上記MOSFE
T4のゲート容量を大きな電流で充放電する必要があ
る。
【0008】そこで、駆動回路1においては、MOSF
ET4がオン状態からオフ状態に切り換わる際、トラン
ジスタT2がコレクタ電流としてMOSFET4のゲー
ト容量の電荷を短時間で引き抜けるように、トランジス
タT2のベース電流が大きく設定されている。また、M
OSFET4がオフ状態からオン状態に切り換わる際、
トランジスタT1がコレクタ電流としてMOSFET4
のゲート容量を短時間で充電できるように、トランジス
タT1のベース電流も大きく設定されている。こうした
ベース電流の設定は、抵抗R4、R6などの抵抗値の設
定により行われる。
【0009】しかしながら、主として電源線5から抵抗
R6およびトランジスタT4を介して流れるトランジス
タT2のベース電流は、オンオフ切り換え時のみなら
ず、トランジスタT2がオン状態(MOSFET4がオ
フ状態)にある定常動作期間中にも継続して流れ続け
る。従って、ターンオフ時間の短縮化のためにトランジ
スタT2のベース電流を増やすほど、駆動回路1の消費
電流が増大し、抵抗R4、R6などでの損失が定常的に
増大して発熱が大きくなってしまう。特に、駆動回路1
はIC化されているので、発熱が大きいとICとして動
作を保証する周囲温度を低下させてしまう。
【0010】また、具体的には図示しないが、例えばス
イッチング素子としてPチャネル型のMOSFETを駆
動する駆動回路においては、上述同様の理由によって、
ハイサイド側のトランジスタT1がオン状態にある定常
動作期間中に大きなベース電流が流れ続け、やはり回路
損失が増大してしまう。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、駆動対象であるスイッチング素子
のスイッチング速度を低下させることなく、自らの消費
電流および消費電力を低減可能な駆動回路を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した手段
によれば、ハイサイド側スイッチング回路がオン、ロウ
サイド側スイッチング回路がオフになると、出力端子つ
まりスイッチング素子の制御端子(ゲートまたはベー
ス)にハイサイド側電源線の電圧が印加されてスイッチ
ング素子がターンオンする。また、ハイサイド側スイッ
チング回路がオフ、ロウサイド側スイッチング回路がオ
ンになると、制御端子にロウサイド側電源線の電圧が印
加されてスイッチング素子がターンオフする。
【0013】一般に、スイッチング素子の制御端子と主
端子(ソースおよびドレインまたはエミッタおよびコレ
クタ)との間には容量成分(ゲート容量またはベース容
量)が存在するので、スイッチング素子を高速にスイッ
チング動作させるために、ハイサイド側スイッチング回
路およびロウサイド側スイッチング回路は大きな電流出
力能力を有している。これに伴って、ハイサイド側スイ
ッチング回路およびロウサイド側スイッチング回路は、
そのオン状態において大きな電流を消費してしまう。
【0014】本駆動回路は、電圧検出回路により検出さ
れた出力電圧がオフ判定電圧よりも高い場合、つまりス
イッチング素子がターンオフ過程にある場合には、ロウ
サイド側スイッチング回路をオン状態に保つので、スイ
ッチング素子の制御端子に対し十分な駆動電流が供給さ
れ、従来回路と同程度に短いターンオフ時間を得られ
る。また、本駆動回路は、電圧検出回路により検出され
た出力電圧がオフ判定電圧以下である場合、つまりスイ
ッチング素子がオフ状態にある場合には、ロウサイド側
スイッチング回路をオフ状態に保つので、ロウサイド側
スイッチング回路の消費電流を低減することができる。
【0015】その結果、駆動回路全体としての消費電力
(つまり発熱)が小さくなって、従来よりも周囲温度が
高い環境下においても本駆動回路を使用可能となる。本
駆動回路は、スイッチング素子をオフ状態とする時間が
長いほど、消費電流および消費電力の低減効果が大きく
なる。
【0016】請求項2に記載した手段によれば、電圧検
出回路により検出された出力電圧がオン判定電圧よりも
低い場合、つまりスイッチング素子がターンオン過程に
ある場合には、ハイサイド側スイッチング回路がオン状
態に保たれるので、スイッチング素子の制御端子に対し
十分な駆動電流が供給され、従来回路と同程度に短いタ
ーンオン時間を得られる。また、本駆動回路は、電圧検
出回路により検出された出力電圧がオン判定電圧以上で
ある場合、つまりスイッチング素子がオン状態にある場
合には、ハイサイド側スイッチング回路をオフ状態に保
つので、ハイサイド側スイッチング回路の消費電流およ
び消費電力を低減ことができる。
【0017】その結果、駆動回路全体としての発熱が小
さくなって、従来よりも周囲温度が高い環境下において
も本駆動回路を使用可能となる。本駆動回路は、スイッ
チング素子をオン状態とする時間が長いほど、消費電流
および消費電力の低減効果が大きくなる。
【0018】請求項3に記載した手段によれば、請求項
1に記載した構成と請求項2に記載した構成とをともに
有しているので、従来回路と同程度に短いターンオフ時
間とターンオン時間とを確保しつつロウサイド側スイッ
チング回路およびハイサイド側スイッチング回路の消費
電流を低減することができる。その結果、スイッチング
素子のオンオフ駆動パターンにかかわらず、駆動回路の
消費電力(つまり発熱)を小さくすることができる。
【0019】請求項4に記載した手段によれば、論理回
路は、比較回路から出力電圧がオフ判定電圧よりも高い
という比較結果を受けると、プリドライブ回路が出力ト
ランジスタをオン駆動するように当該プリドライブ回路
を制御し、比較回路から出力電圧がオフ判定電圧以下で
あるという比較結果を受けると、プリドライブ回路が出
力トランジスタをオフ駆動するように当該プリドライブ
回路を制御する。この制御により、出力電圧がオフ判定
電圧以下である場合における出力トランジスタのベース
電流(またはゲート駆動電流)をカットして、消費電流
を低減することができる。
【0020】請求項5に記載した手段によれば、論理回
路は、比較回路から出力電圧がオン判定電圧よりも低い
という比較結果を受けると、プリドライブ回路が出力ト
ランジスタをオン駆動するように当該プリドライブ回路
を制御し、比較回路から出力電圧がオン判定電圧以上で
あるという比較結果を受けると、プリドライブ回路が出
力トランジスタをオフ駆動するように当該プリドライブ
回路を制御する。この制御により、出力電圧がオン判定
電圧以上である場合における出力トランジスタのベース
電流(またはゲート駆動電流)をカットして、消費電流
を低減することができる。
【0021】請求項6に記載した手段によれば、比較回
路としてのコンパレータが、電圧検出回路により検出さ
れた出力電圧とオフ判定電圧またはオン判定電圧とを比
較して、HレベルまたはLレベルの比較結果を出力す
る。
【0022】請求項7に記載した手段によれば、電圧検
出回路により検出された出力電圧が判定用トランジスタ
のオンしきい値よりも低い場合には、比較結果として判
定用トランジスタがオフとなり、前記検出された出力電
圧が判定用トランジスタのオンしきい値よりも高い場合
には、比較結果として判定用トランジスタがオンとな
る。
【0023】請求項8に記載した手段によれば、出力電
圧は抵抗分圧回路により分圧されて検出されるので、こ
の抵抗分圧比を適宜設定することにより、オフ判定電圧
レベルおよびオン判定電圧レベルをスイッチング素子の
オンしきい値特性に応じて任意に設定可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態について、図1ないし図4を参照しな
がら説明する。図2には、駆動回路(1チャンネル分)
の電気的構成が概略的に示されている。この図2に示さ
れる駆動回路11の例えば6チャンネル分の回路が、図
示しない他の回路とともにエンジン制御用のICを構成
している。駆動回路11は、図示しないCPUから上記
ICの入力端子12に与えられる制御信号Saに従っ
て、上記ICの出力端子13に接続されたスイッチング
素子例えばNチャネル型のMOSFET14のゲートに
対して駆動用の電圧Voを出力するように構成されてい
る。
【0025】MOSFET14のドレインと図示しない
バッテリの正側端子との間には、図示しないソレノイド
などの負荷が接続されている。また、MOSFET14
のソースは、前記バッテリの負側端子に繋がるパワー用
のグランド線15に接続されている。一般に、MOSF
ET14のゲート・ソース間およびゲート・ドレイン間
には、それぞれ容量Cgsおよび容量Cgdが存在して
いる。これらのゲート容量は、図2において等価的に破
線で示されている。
【0026】上記IC内部の正側の電源線16と負側の
電源線17(以下、グランド線17と称す)には、バッ
テリから図示しないイグニッションスイッチを介して電
源電圧Vb(例えば14V)が供給されている。これら
電源線16とグランド線17との間には、NPN型トラ
ンジスタT11のコレクタ・エミッタ間、抵抗R11、
およびNPN型トランジスタT12のコレクタ・エミッ
タ間が直列に接続され、抵抗R11とトランジスタT1
2のコレクタとの共通接続点が上記出力端子13に接続
されている。トランジスタT11、T12は、それぞれ
ハイサイド側の出力トランジスタ、ロウサイド側の出力
トランジスタに相当する。
【0027】駆動回路11は、トランジスタT11を制
御するための出力制御回路18、トランジスタT12を
制御するための出力制御回路19、入力端子12と出力
制御回路17、18の各入力端子との間に介在するNP
N型のトランジスタT13、およびトランジスタT13
にバイアス電流を供給する定電流回路CS11を備えて
いる。また、出力端子13とグランド線17との間に
は、出力端子13の電圧(出力電圧Vo)を検出するた
めの電圧検出回路20が設けられている。ここで、トラ
ンジスタT11と出力制御回路18とがハイサイド側ス
イッチング回路に相当し、トランジスタT12と出力制
御回路19とがロウサイド側スイッチング回路に相当す
る。
【0028】図1には、駆動回路11の具体的な回路構
成が示されている。この図1において、定電流回路CS
12、CS14〜CS17、NPN型のトランジスタT
14、T15、T17〜T20、および抵抗R12〜R
17により論理回路21が構成され、定電流回路CS1
3とNPN型のトランジスタT16(判定用トランジス
タに相当)により比較回路22が構成されている。
【0029】また、PNP型のトランジスタT21、N
PN型のトランジスタT22、T23、および抵抗R1
8〜R20によりハイサイド側のプリドライブ回路23
が構成され、PNP型のトランジスタT24、NPN型
のトランジスタT25、T26、および抵抗R21〜R
24によりロウサイド側のプリドライブ回路24が構成
されている。
【0030】図2に示す出力制御回路18は、図1に示
す論理回路21およびプリドライブ回路22から構成さ
れ、図2に示す出力制御回路19は、図1に示す論理回
路21、比較回路22、およびプリドライブ回路24か
ら構成されている。このように、図1に示す回路にあっ
ては、出力制御回路18と19とは一部の回路(論理回
路21)について共用化された回路構成となっている。
【0031】論理回路21において、定電流回路CS1
2とグランド線17との間には、トランジスタT14と
T15の各コレクタ・エミッタ間が並列に接続され、定
電流回路CS14〜CS17とグランド線17との各間
には、それぞれトランジスタT17〜T20のコレクタ
・エミッタ間が接続されている。トランジスタT14、
T17、T18の各ベースは、それぞれ抵抗R13、R
14、R15を介してトランジスタT13のコレクタに
接続され、トランジスタT19、T20の各ベースは、
それぞれ抵抗R16、R17を介してトランジスタT1
8のコレクタに接続されている。また、トランジスタT
15のベースには、トランジスタT16のコレクタが接
続されている。
【0032】プリドライブ回路23において、電源線1
6とグランド線17との間には、抵抗R18、R19、
トランジスタT22のコレクタ・エミッタ間が直列に接
続されているとともに、トランジスタT21のエミッタ
・コレクタ間、抵抗R20、トランジスタT23のコレ
クタ・エミッタ間が直列に接続されている。トランジス
タT21、T22、T23の各ベースは、それぞれ抵抗
R18とR19との共通接続点、トランジスタT20の
コレクタ、トランジスタT17のコレクタに接続されて
おり、トランジスタT23のコレクタは上記トランジス
タT11のベースに接続されている。
【0033】プリドライブ回路24において、電源線1
6とグランド線17との間には、抵抗R21、R22、
トランジスタT25のコレクタ・エミッタ間が直列に接
続されているとともに、トランジスタT24のエミッタ
・コレクタ間、抵抗R23、トランジスタT26のコレ
クタ・エミッタ間が直列に接続されている。トランジス
タT24、T25、T26の各ベースは、それぞれ抵抗
R21とR22との共通接続点、トランジスタT14お
よびT15のコレクタ、トランジスタT19のコレクタ
に接続されており、トランジスタT26のコレクタは上
記トランジスタT12のベースに接続されている。な
お、トランジスタT12のベース・エミッタ間には抵抗
R24が接続されている。
【0034】電圧検出回路20は、出力端子13とグラ
ンド線17との間に直列接続された抵抗R25、R26
からなる抵抗分圧回路により構成されており、この電圧
検出回路20により検出された検出出力電圧Vpは、抵
抗R27を介してトランジスタT16のベースに印加さ
れるようになっている。ここで、出力電圧Voと検出出
力電圧Vpとは以下の(1)式の関係を有している。な
お、本実施形態においては、抵抗R11〜R27の各抵
抗値を、それぞれ符号と同じR11〜R27を用いて表
している。 Vp=R26/(R25+R26)・Vo …(1)
【0035】また、本実施形態においては、電圧検出回
路20に流れる電流が小さくなるようにR25=1k
Ω、R26=100kΩに設定したため、近似的には以
下の(2)式が成立するようになっている。 Vp=Vo …(2)
【0036】次に、本実施形態の作用について図3およ
び図4も参照しながら説明する。まず、入力端子12に
与えられる制御信号Saのレベル変化時における駆動回
路11の動作について説明する。なお、本実施形態にお
いて、LレベルとはトランジスタのVf(約0.7V)
よりも低い電圧(例えば0V)を意味し、Hレベルとは
トランジスタのVf以上の電圧を意味している。また、
本実施形態で用いられる制御信号Saは、例えば4ms
周期のHレベルパルス信号(パルス幅:200μs〜4
00μs)である。
【0037】(1)制御信号SaがHレベルからLレベ
ルに変化する場合 トランジスタT13がオフ、トランジスタT14、T1
7、T18がオン、トランジスタT19、T20がオフ
となる。トランジスタT14がオンするため、トランジ
スタT14、T15のコレクタ電圧は、検出出力電圧V
pの大きさにかかわらずLレベルとなる。
【0038】論理回路21による上記動作により、ハイ
サイド側にあっては、トランジスタT22がオン、トラ
ンジスタT23がオフとなり、トランジスタT21およ
びトランジスタT11がオンとなる。また、ロウサイド
側にあっては、トランジスタT25がオフ、トランジス
タT26がオンとなり、トランジスタT24およびトラ
ンジスタT12がオフとなる。
【0039】その結果、駆動回路11は、制御信号Sa
のレベル変化時において、電源線16からトランジスタ
T11、抵抗R11、出力端子13を介してMOSFE
T14のゲート容量に対して充電電流を出力する。この
ゲート容量の充電すなわちゲート駆動に伴って、出力電
圧Voは0Vからほぼ電圧Vbに等しいレベルにまで急
上昇し、その出力電圧VoがMOSFET14のしきい
値Vth以上になるとMOSFET14がオン状態に移行
する。
【0040】(2)制御信号SaがLレベルからHレベ
ルに変化する場合 トランジスタT13がオン、トランジスタT14、T1
7、T18がオフ、トランジスタT19、T20がオン
となる。これにより、ハイサイド側にあっては、トラン
ジスタT22がオフ、トランジスタT23がオンとな
り、トランジスタT21およびトランジスタT11がオ
フとなる。これに対し、トランジスタT14、T15の
コレクタ電圧、ひいてはロウサイド側のトランジスタT
24、T25、T12のオンオフ状態は、出力電圧Vo
の大きさに応じて決定される。
【0041】すなわち、制御信号SaがLレベルからH
レベルに変化した後、出力電圧Voが以下の(3)式を
満たしている期間は、トランジスタT16がオンとな
り、これによりトランジスタT15がオフとなる。 Vo≧(R25+R26)/R26・Vf …(3)
【0042】この期間、トランジスタT14、T15の
コレクタ電圧はHレベルとなる。これにより、ロウサイ
ド側のトランジスタT25がオン、トランジスタT26
がオフとなり、トランジスタT24およびトランジスタ
T12がオンとなる。
【0043】その結果、駆動回路11は、MOSFET
14のゲート容量に蓄積された電荷を、出力端子13お
よびトランジスタT12を介してグランド線17へと放
電させる。このゲート容量の放電すなわちゲート駆動に
伴って、出力電圧Voはほぼ電圧Vbに等しい電圧レベ
ルから急激に下降し、その出力電圧VoがMOSFET
14のしきい値Vth未満になるとMOSFET14がオ
フ状態に移行する。
【0044】MOSFET14がオフ状態に移行した
後、出力電圧Voがさらに低下して以下の(4)式を満
たすようになると、トランジスタT16がオフとなり、
これによりトランジスタT15がオンとなる。この
(4)式の右辺により計算される電圧は、本発明におけ
るオフ判定電圧に相当し、このオフ判定電圧はMOSF
ET14のしきい値Vthよりも低い値となるように設定
されている。 Vo<(R25+R26)/R26・Vf …(4)
【0045】そして、トランジスタT16がオフ(トラ
ンジスタT15がオン)になると、ロウサイド側のトラ
ンジスタT25がオンからオフに変化し、その結果トラ
ンジスタT24およびトランジスタT12がオンからオ
フに変化する。
【0046】このように、制御信号SaがLレベルから
Hレベルに変化する場合には、少なくともMOSFET
14がオン状態からオフ状態に移行するまでの期間にお
いては、ロウサイド側のトランジスタT12がオンとな
って、ゲート容量に蓄積された電荷が急速に引き抜かれ
る。そして、MOSFET14がオフ状態の下で(4)
式の条件が満たされている場合において、ハイサイド側
のトランジスタT11に加えロウサイド側のトランジス
タT12もオフ状態となる。
【0047】この場合、電圧検出回路20を構成する抵
抗R25、R26は、MOSFET14のゲートに対し
てプルダウン抵抗として機能するので、トランジスタT
11、T12がともにオフ状態となっても、MOSFE
T14のゲートがハイインピーダンスの状態になること
はない。また、例えばノイズの混入によりゲート電圧が
オフ判定電圧以上に上昇すると、ロウサイド側のトラン
ジスタT12が直ちにオンしてゲート電圧を低下させ
る。このため、MOSFET14が誤ってオン状態とな
ることがなくなる。
【0048】続いて、本実施形態の駆動回路11、およ
び「発明が解決しようとする課題」において従来構成と
して説明した駆動回路1(図9参照)について、制御信
号SaがHレベルの場合における消費電流および消費電
力を計算する。
【0049】(1)駆動回路11(本実施形態) ロウサイド側のトランジスタT12がオフ状態となるこ
とにより低減される消費電流は(5)式の通りである。 低減される消費電流=(Vb−VBE(T24) −VCE(T25) )/R22 +(Vb−VBE(T12) −VCE(T24) )/R23+VBE(T24) /R21 …(5)
【0050】トランジスタT12がオフ状態の場合にお
ける消費電流および消費電力は、それぞれ以下の(6)
式および(7)式のようになる。ここで、ICSは定電流
回路CS11〜CS17の電流値である。 消費電流=7・ICS …(6) 消費電力=4・ICS・VCE+3・ICS・VBE +VBE/(R25+R26) …(7)
【0051】この(7)式において、第1項は、定電流
回路CS11、CS12、CS16、CS17の電流に
よる消費電力で、第2項は、定電流回路CS13、CS
14、CS15の電流による消費電力である。また第3
項は、トランジスタT12がオフ状態となった時の出力
電圧Vo(VBE(T16) )による消費電力である。
【0052】ここで、実際の回路における設計値とし
て、Vb=14V、VBE=0.7V、VCE=0.05
V、R25=1kΩ、R26=100kΩ、ICS=50
μAを用いて上記(6)式および(7)式を計算する
と、消費電流=0.35mA、消費電力=0.12mW
となる。
【0053】 (2)駆動回路1(従来回路) 消費電流=ICS+(Vb−VBE(T2)−VBE(T4))/R4 +(Vb−VBE(T2)−VCE(T4))/R6 …(8) 消費電力=ICS・VCE(T3)+Vb・(Vb−VBE(T2)−VBE(T4))/R4 +Vb・(Vb−VBE(T2)−VCE(T4))/R6 …(9)
【0054】ここで、実際の回路における設計値とし
て、Vb=14V、VBE=0.7V、VCE=0.05
V、R4=24kΩ、R6=3.9kΩ、ICS=50μ
Aを用いて上記(8)式および(9)式を計算すると、
消費電流=3.97mA、消費電力=54.91mWと
なる。
【0055】従って、本実施形態の駆動回路11と従来
構成の駆動回路1とについて、制御信号SaがHレベル
の場合における消費電流および消費電力を比較すると、
駆動回路11の方が消費電流として3.62mA、消費
電力として54.79mWだけ低減する。消費電力が低
減したことに伴って、駆動回路11の発熱も小さくな
る。
【0056】なお、ここでは駆動回路11を駆動回路1
と比較したが、駆動回路11を当該駆動回路11から本
発明の特徴部分である電圧検出回路20と比較回路22
とを除いた駆動回路と比較した場合であっても、制御信
号SaがHレベルの場合における消費電流および消費電
力は、駆動回路11の方が低減される。
【0057】図3および図4は、それぞれ駆動回路11
および駆動回路1について、制御信号SaをHレベル、
Lレベル、Hレベルと変化させた場合における消費電流
のシミュレーション波形を示している。これら、図3お
よび図4において、横軸は時間(μs)、縦軸は消費電
流(A)を示しており、回路定数は上述した値を使用し
ている。
【0058】制御信号SaがHレベルの期間(0〜10
μs、20〜30μs)において、図3に示す駆動回路
11の消費電流は、図4に示す駆動回路1の消費電流に
比べ十分に低減していることが分かる。
【0059】また、駆動回路11の場合、制御信号Sa
がHレベルからLレベルに変化する時、トランジスタT
11、T12がともにオフの状態からトランジスタT1
1がオン状態に移行するので、トランジスタT11およ
びT12を通過する貫通電流が流れない。このため、制
御信号SaがHレベルからLレベルに変化する時に一時
的に流れる消費電流は、MOSFET14のゲート容量
の充電電流によるもののみとなり、その消費電流(最大
値0.1A)は、貫通電流が流れる駆動回路1の消費電
流(最大値0.24A)に比べて小さくなる。
【0060】なお、制御信号SaがLレベルからHレベ
ルに変化する時、駆動回路11の消費電流がわずかに増
加しているが、これはシミュレーションに用いたPNP
型のトランジスタT21のターンオフ時間が長いため
に、貫通電流が発生していることによる。この貫通電流
は、トランジスタT21に高速タイプのトランジスタを
採用することにより抑制することができる。
【0061】以上説明したように、本実施形態の駆動回
路11は、電源線16とグランド線17との間に出力端
子13を挟んでハイサイド側のトランジスタT11とロ
ウサイド側のトランジスタT12とが直列接続された構
成を備えるとともに、これらトランジスタT11、T1
2が大きな電流駆動能力を持つように、トランジスタT
11、T12に対しそれぞれ大きなベース電流を供給可
能なプリドライブ回路23、24を備えている。
【0062】従って、駆動回路11は、プリドライブ回
路23を用いてトランジスタT11をオンすることによ
り、出力端子13に接続されたMOSFET14のゲー
ト容量を大電流で充電でき、MOSFET14のターン
オン時間を短縮できる。また、駆動回路11は、プリド
ライブ回路24を用いてトランジスタT12をオンする
ことにより、MOSFET14のゲート容量を大電流で
放電でき、MOSFET14のターンオフ時間を短縮で
きる。
【0063】さらに、駆動回路11は、出力電圧Vo
(つまりMOSFET14のゲート電圧)を検出する電
圧検出回路20と、その検出された出力電圧VoとMO
SFET14のしきい値Vthよりも低く設定されたオフ
判定電圧とを比較する比較回路22とを備え、出力電圧
Voがオフ判定電圧よりも低下している場合にプリドラ
イブ回路24をオフ状態としてトランジスタT12への
ベース電流の供給を停止するよう構成されている。
【0064】この構成により、MOSFET14がター
ンオフ過程にある場合には、トランジスタT12がオン
となってMOSFET14が急速にターンオフし、MO
SFET14がターンオフした後は、プリドライブ回路
24に流れる電流(トランジスタT12のベース電流を
含む)がカットされて消費電流、消費電力が低減する。
その結果、従来の駆動回路1と比較して、(ターンオン
時間は勿論)ターンオフ時間を増大させることなく、駆
動回路11が形成されたICの発熱を低減することがで
きる。これにより、上記ICは、従来の駆動回路1が形
成されたICよりも周囲温度が高い環境下において使用
可能になるとともに、より多くの駆動回路11(より多
くのチャンネル)を内蔵した状態で使用可能となる。
【0065】この駆動回路11は、MOSFET14が
オフ状態にある時間が長いほど消費電流および消費電力
の低減効果が大きくなる。また、電圧検出回路20を構
成する抵抗R25、R26が、MOSFET14のゲー
トに対してプルダウン抵抗として機能するので、トラン
ジスタT11、T12がオフとなってもMOSFET1
4は安定してオフ状態に保持される。
【0066】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について、駆動回路(1チャンネル分)の電気
的構成を概略的に示す図6および具体的に示す図5を参
照しながら説明する。上述した第1の実施形態は、Nチ
ャネル型のMOSFET14がオフ状態にある場合の消
費電力を低減するように構成されていたのに対し、本実
施形態は、Pチャネル型のMOSFETがオフ状態にあ
る場合の消費電力を低減するように構成されている点を
異にする。なお、図5および図6において、それぞれ図
1および図2と同一構成部分には同一符号を付して示
し、ここでは異なる構成部分について説明する。
【0067】図6において、駆動回路25が形成された
ICの出力端子13には、スイッチング素子としてPチ
ャネル型のMOSFET26のゲートが接続されてい
る。このMOSFET26のドレインは、図示しないソ
レノイドなどの負荷に接続されており、MOSFET2
6のソースは、バッテリの正側端子に繋がるパワー用の
電源線27に接続されている。MOSFET26にも、
破線で示すゲート容量Cgs、Cgdが存在する。
【0068】駆動回路25は、トランジスタT11を駆
動するための出力制御回路28およびトランジスタT1
2を制御するための出力制御回路29を備えている。ま
た、出力端子13と電源線16との間には、出力端子1
3の電圧(出力電圧Vo)を検出するための電圧検出回
路30が設けられている。ここで、トランジスタT11
と出力制御回路28とがハイサイド側スイッチング回路
に相当し、トランジスタT12と出力制御回路29とが
ロウサイド側スイッチング回路に相当する。なお、本実
施形態でいう出力電圧Voは、電源線16の電位を基準
電位とするとともに、負方向(つまり電源線16の電位
から下がる方向)を正方向の電圧としている。
【0069】図5において、比較回路32は、定電流回
路CS18とNPN型のトランジスタT29(判定用ト
ランジスタに相当)とから構成されている。トランジス
タT29のベース・エミッタ間には抵抗R28が接続さ
れている。また、論理回路31において、トランジスタ
T20にはトランジスタT28が並列に接続されてお
り、そのトランジスタT28のベースは上記トランジス
タT29のコレクタに接続されている。
【0070】電圧検出回路30は、出力端子13と電源
線16との間に直列接続された抵抗R29とR30との
抵抗分圧回路、エミッタが電源線16に接続されたPN
P型のトランジスタT27、このトランジスタT27の
ベースと前記抵抗分圧回路の分圧点との間に接続された
抵抗R31とから構成されている。トランジスタT27
のベースは、抵抗R32を介して上記トランジスタT2
9のベースに接続されている。
【0071】次に、本実施形態の作用について説明す
る。入力端子12に与えられる制御信号Saのレベル変
化時における動作は、以下のようになる。
【0072】(1)制御信号SaがHレベルからLレベ
ルに変化する場合 トランジスタT13がオフ、トランジスタT14、T1
7、T18がオン、トランジスタT19、T20がオフ
となる。これにより、ロウサイド側にあっては、トラン
ジスタT25がオフ、トランジスタT26がオンとな
り、トランジスタT24およびトランジスタT12がオ
フとなる。これに対し、トランジスタT20、T28の
コレクタ電圧、ひいてはハイサイド側のトランジスタT
22、T11のオンオフ状態は、出力電圧Voの大きさ
に応じて決定される。
【0073】すなわち、制御信号SaがHレベルからL
レベルに変化した後、出力電圧Voが以下の(10)式
を満たしている期間は、トランジスタT27、T29が
オンとなり、これによりトランジスタT28がオフとな
る。 Vo≧(R29+R30)/R30・Vf …(10)
【0074】この期間、トランジスタT20、T28の
コレクタ電圧はHレベルとなる。これにより、ハイサイ
ド側のトランジスタT22がオン、トランジスタT23
がオフとなり、トランジスタT21およびトランジスタ
T11がオンとなる。
【0075】その結果、駆動回路25は、MOSFET
26のゲート容量に蓄積された電荷を、出力端子13お
よびトランジスタT11を介して電源線16へと放電さ
せる。これにより、出力電圧Voがしきい値Vth未満に
なるとMOSFET26がオフ状態に移行する。
【0076】MOSFET26がオフ状態に移行した
後、出力電圧Voがさらに低下して以下の(11)式を
満たすようになると、トランジスタT27、T29がオ
フとなり、これによりトランジスタT28がオンとな
る。この(11)式の右辺により計算される電圧は、本
発明におけるオフ判定電圧に相当し、このオフ判定電圧
はMOSFET26のしきい値Vthよりも低い値となる
ように設定されている。 Vo<(R29+R30)/R30・Vf …(11)
【0077】そして、トランジスタT29がオフ(トラ
ンジスタT28がオン)になると、ハイサイド側のトラ
ンジスタT22がオンからオフに変化し、その結果トラ
ンジスタT21およびトランジスタT11がオンからオ
フに変化する。なお、電圧検出回路30を構成する抵抗
R29、R30は、MOSFET26のゲートに対して
プルアップ抵抗として機能する。
【0078】(2)制御信号SaがLレベルからHレベ
ルに変化する場合 トランジスタT13がオン、トランジスタT14、T1
7、T18がオフ、トランジスタT19、T20がオン
となる。トランジスタT20がオンするため、トランジ
スタT19、T20のコレクタ電位は、検出出力電圧V
pの大きさにかかわらずLレベルとなる。
【0079】その結果、ハイサイド側にあっては、トラ
ンジスタT22がオフ、トランジスタT23がオンとな
り、トランジスタT21およびトランジスタT11がオ
フとなる。また、ロウサイド側にあっては、トランジス
タT25がオン、トランジスタT26がオフとなり、ト
ランジスタT24およびトランジスタT12がオンとな
る。出力電圧VoがMOSFET26のしきい値Vth以
上になると、MOSFET26がオン状態に移行する。
【0080】以上説明したように、本実施形態の駆動回
路25は、電源線16の電位を基準とした出力電圧Vo
を検出する電圧検出回路30と、その検出された出力電
圧VoとMOSFET26のしきい値Vthよりも低く設
定されたオフ判定電圧とを比較する比較回路32とを備
え、出力電圧Voがオフ判定電圧よりも低下している場
合にプリドライブ回路23をオフ状態としてトランジス
タT11へのベース電流の供給を停止するよう構成され
ている。
【0081】従って、MOSFET26がターンオフ過
程にある場合には、トランジスタT11がオンとなって
MOSFET26が急速にターンオフし、MOSFET
26がターンオフした後は、プリドライブ回路23に流
れる電流(トランジスタT11のベース電流を含む)が
カットされて駆動回路25の消費電流および消費電力が
低減する。その結果、第1の実施形態と同様の効果が得
られる。また、駆動回路25は、MOSFET26がオ
フ状態にある時間が長いほど、消費電力の低減効果が大
きくなる。
【0082】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について、駆動回路の電気的構成を概略的に示
す図7を参照しながら説明する。なお、図7において、
上述した図2または図6と同一構成部分には同一符号を
付して示し、ここでは異なる構成部分について説明す
る。
【0083】図7に示す駆動回路33は、Nチャネル型
のMOSFET14を駆動するためのもので、図2に示
す駆動回路11と図6に示す駆動回路25とを組み合わ
せた回路構成となっている。すなわち、トランジスタT
11を駆動するための出力制御回路34は、出力制御回
路18、28の両回路を含んだ構成となっており、トラ
ンジスタT12を制御するための出力制御回路35は、
出力制御回路19、29の両回路を含んだ構成となって
いる。
【0084】また、駆動回路33は、電圧検出回路20
と30とを備えている。この場合、上述した(11)式
の右辺により計算される電圧は、本発明におけるオン判
定電圧に相当し、このオン判定電圧はMOSFET14
がオン状態となる電圧範囲内の値に設定されている。
【0085】上記構成を有する駆動回路33によれば、
制御信号Saのレベル変化に応じてMOSFET14が
ターンオンまたはターンオフする時には、それぞれハイ
サイド側のトランジスタT11またはロウサイド側のト
ランジスタT12がオンすることにより大きな電流でM
OSFET14のゲート容量を充放電できるで、ターン
オン時間またはターンオフ時間が増加することがない。
【0086】そして、MOSFET14がオン状態また
はオフ状態に移行した後の定常状態においては、プリド
ライブ回路34、35がともにオフ状態となって、トラ
ンジスタT11、T12へのベース電流がともにカット
されるので、MOSFET14の動作パターン(オン状
態とオフ状態の割合)に関わらず駆動回路33の消費電
流および消費電力を低減することができ、上述した駆動
回路11に比べてICの発熱を一層低減することができ
る。
【0087】(第4の実施形態)次に、本発明の第4の
実施形態について、駆動回路に用いられる比較回路の電
気的構成を示す図8を参照しながら説明する。図8に示
すように、本実施形態では、比較回路として図1に示す
トランジスタT16および定電流回路CS13に代えて
コンパレータ36が用いられる。このコンパレータ36
の反転入力端子は、抵抗R25、R26からなる抵抗分
圧回路の分圧点に接続され、非反転入力端子には、上述
したオフ判定電圧に相当する一定電圧Vcが与えられて
いる。また、コンパレータ36の出力端子は、図1に示
すトランジスタT15のベースに接続されている。
【0088】この構成によれば、抵抗分圧回路の分圧比
を変更することなく、オフ判定電圧Vcを直接的に可変
することができる。また、基準電圧として判定用トラン
ジスタT16のベース・エミッタ間電圧Vfを用いる場
合に比べ、比較電圧精度を高めることができる。
【0089】(その他の実施形態)なお、本発明は上記
し且つ図面に示す各実施形態に限定されるものではな
く、例えば以下のように変形または拡張が可能である。
各駆動回路11、25、33は、MOSFETに限らず
バイポーラトランジスタやIGBTなどのスイッチング
素子を駆動可能である。また、各駆動回路11、25、
33は、Pチャネル型、Nチャネル型、PNP型、NP
N型の何れのスイッチング素子も駆動可能である。ま
た、駆動回路11、25、33について、バイポーラト
ランジスタを用いて構成したが、MOSFETを用いて
構成しても良い。
【0090】第3の実施形態において、2つの電圧検出
回路20と30とを備えたが、一方例えば電圧検出回路
20のみを設け、出力制御回路34、35は、この検出
出力電圧Vpに基づいて比較動作、論理動作およびプリ
ドライブ動作を実行するように構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す駆動回路の具体
的な電気的構成図
【図2】駆動回路の概略的な電気的構成図
【図3】駆動回路11についての消費電流のシミュレー
ション波形図
【図4】駆動回路1についての消費電流のシミュレーシ
ョン波形図
【図5】本発明の第2の実施形態を示す図1相当図
【図6】図2相当図
【図7】本発明の第3の実施形態を示す図2相当図
【図8】本発明の第4の実施形態を示す比較回路の電気
的構成図
【図9】従来構成を示す図1相当図
【図10】図2相当図
【符号の説明】
11、25、33は駆動回路、13は出力端子、14、
26はMOSFET(スイッチング素子)、16は電源
線、17はグランド線(電源線)、20、30は電圧検
出回路、21、31は論理回路、22、32は比較回
路、23、24はプリドライブ回路、T11、T12は
トランジスタ(出力トランジスタ)、T16、T29は
トランジスタ(判定用トランジスタ)、36はコンパレ
ータ(比較回路)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H740 BA12 BB06 5J055 AX04 AX56 AX66 BX16 CX20 DX03 DX56 DX72 DX83 EX06 EX22 EY17 EZ03 EZ07 FX12 FX17 FX36 GX01 GX04 5J056 AA05 BB05 BB17 CC00 CC01 DD02 DD25 EE07 FF08 KK01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源線間にハイサイド側スイッチング回
    路とロウサイド側スイッチング回路とが出力端子を介し
    て直列に接続され、前記出力端子に接続されたスイッチ
    ング素子をオンオフ駆動する駆動回路において、 前記出力端子の電圧を検出する電圧検出回路を備え、 前記ロウサイド側スイッチング回路は、前記電圧検出回
    路により検出された出力電圧が、前記スイッチング素子
    がオフ状態となる電圧範囲内で設定された所定のオフ判
    定電圧以下である場合に、オフ状態となるように構成さ
    れていることを特徴とする駆動回路。
  2. 【請求項2】 電源線間にハイサイド側スイッチング回
    路とロウサイド側スイッチング回路とが出力端子を介し
    て直列に接続され、前記出力端子に接続されたスイッチ
    ング素子をオンオフ駆動する駆動回路において、 前記出力端子の電圧を検出する電圧検出回路を備え、 前記ハイサイド側スイッチング回路は、前記電圧検出回
    路により検出された出力電圧が、前記スイッチング素子
    がオン状態となる電圧範囲内で設定された所定のオン判
    定電圧以上である場合に、オフ状態となるように構成さ
    れていることを特徴とする駆動回路。
  3. 【請求項3】 電源線間にハイサイド側スイッチング回
    路とロウサイド側スイッチング回路とが出力端子を介し
    て直列に接続され、前記出力端子に接続されたスイッチ
    ング素子をオンオフ駆動する駆動回路において、 前記出力端子の電圧を検出する電圧検出回路を備え、 前記ロウサイド側スイッチング回路は、前記電圧検出回
    路により検出された出力電圧が、前記スイッチング素子
    がオフ状態となる電圧範囲内で設定された所定のオフ判
    定電圧以下である場合に、オフ状態となるように構成さ
    れ、 前記ハイサイド側スイッチング回路は、前記電圧検出回
    路により検出された出力電圧が、前記スイッチング素子
    がオン状態となる電圧範囲内で設定された所定のオン判
    定電圧以上である場合に、オフ状態となるように構成さ
    れていることを特徴とする駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記ロウサイド側スイッチング回路は、 出力トランジスタと、 この出力トランジスタを駆動するプリドライブ回路と、 前記検出された出力電圧と前記オフ判定電圧とを比較す
    る比較回路と、 この比較回路の比較結果に応じて前記プリドライブ回路
    の動作状態を制御する論理回路とから構成されているこ
    とを特徴とする請求項1または3記載の駆動回路。
  5. 【請求項5】 前記ハイサイド側スイッチング回路は、 出力トランジスタと、 この出力トランジスタを駆動するプリドライブ回路と、 前記検出された出力電圧と前記オン判定電圧とを比較す
    る比較回路と、 この比較回路の比較結果に応じて前記プリドライブ回路
    の動作状態を制御する論理回路とから構成されているこ
    とを特徴とする請求項2または3記載の駆動回路。
  6. 【請求項6】 前記比較回路は、コンパレータにより構
    成されていることを特徴とする請求項4または5記載の
    駆動回路。
  7. 【請求項7】 前記比較回路は、判定用トランジスタを
    備え、この判定用トランジスタの制御端子に前記検出さ
    れた出力電圧が入力されるように構成されていることを
    特徴とする請求項4または5記載の駆動回路。
  8. 【請求項8】 前記電圧検出回路は、抵抗分圧回路によ
    り構成されていることを特徴とする請求項1ないし7の
    何れかに記載の駆動回路。
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