JP2002064187A - 強誘電体キャパシタを有するメモリセルアレイおよびその製造方法並びに強誘電体メモリ装置 - Google Patents

強誘電体キャパシタを有するメモリセルアレイおよびその製造方法並びに強誘電体メモリ装置

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和正 長谷川
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Hisao Nishikawa
尚男 西川
Tatsuya Shimoda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強誘電体キャパシタを構成する強誘電体層が
特定のパターンを有し、信号電極の浮遊容量を小さくす
ることができるメモリセルアレイ、およびその製造方
法、ならびに強誘電体メモリ装置を提供する。 【解決手段】 メモリセルアレイ100Aは、強誘電体
キャパシタ20からなるメモリセルがマトリクス状に配
列されている。強誘電体キャパシタ20は、第1信号電
極12と、第1信号電極12と交差する方向に配列され
た第2信号電極16と、第1信号電極12または第2信
号電極16に沿ってライン状に配置された強誘電体層1
4と、を有する。また、強誘電体層14は、第1信号電
極12と第2信号電極16との交差領域のみにブロック
状に配置されていてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強誘電体キャパシ
タを有するメモリセルアレイ、特に、セルトランジスタ
を有せず、強誘電体キャパシタのみを用いた単純マトリ
クス型のメモリセルアレイおよびその製造方法、さらに
前記メモリセルアレイを含む強誘電体メモリ装置に関す
る。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】セルト
ランジスタを有せず、強誘電体キャパシタのみを用いた
単純マトリクス型のメモリセルアレイは、非常に簡単な
構造を有し、高い集積度を得ることができることから、
その開発が期待されている。
【0003】本発明の目的は、強誘電体キャパシタを構
成する強誘電体層が特定のパターンを有し、信号電極の
浮遊容量を小さくすることができるメモリセルアレイ、
およびその製造方法、さらには本発明のメモリセルアレ
イを含む強誘電体メモリ装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる第1のメ
モリセルアレイは、強誘電体キャパシタからなるメモリ
セルがマトリクス状に配列され、前記強誘電体キャパシ
タは、第1信号電極と、該第1信号電極と交差する方向
に配列された第2信号電極と、少なくとも前記第1信号
電極と前記第2信号電極との交差領域に配置された強誘
電体層と、を含み、前記強誘電体層は、第1信号電極ま
たは第2信号電極に沿ってライン状に配置される。
【0005】このメモリセルアレイは、具体的には、
(1)前記強誘電体層は、前記第1信号電極上に選択的
に配置された構造、および(2)前記強誘電体層は、前
記第2信号電極下に選択的に配置された構造、を有す
る。
【0006】これらのメモリセルアレイは、いずれも強
誘電体層が信号電極の一方に沿ってライン状に形成され
ているため、他方の信号電極の浮遊容量を小さくでき
る。
【0007】さらに、本発明にかかる第2のメモリセル
アレイは、強誘電体キャパシタからなるメモリセルがマ
トリクス状に配列され、前記強誘電体キャパシタは、第
1信号電極と、該第1信号電極と交差する方向に配列さ
れた第2信号電極と、少なくとも前記第1信号電極と前
記第2信号電極との交差領域に配置された強誘電体層
と、を含み、前記強誘電体層は、前記第1信号電極と前
記第2信号電極との交差領域のみにブロック状に配置さ
れている。
【0008】このメモリセルアレイは、強誘電体キャパ
シタを構成する強誘電体層が最小の領域で形成されるた
め、さらに信号電極の浮遊容量を小さくできる。
【0009】上記メモリセルアレイは、いずれも以下の
態様を有することが望ましい。
【0010】(A) 基体上に前記強誘電体キャパシタ
が配置され、前記基体の露出面が覆われるように、信号
電極および強誘電体層からなる積層体の相互間に、誘電
体層が設けられている。このとき、前記誘電体層は、前
記強誘電体層より小さい誘電率を有する材料からなるこ
とが望ましい。このような誘電体層を設けることによ
り、信号電極の浮遊容量を効果的に小さくできる。
【0011】(B) 前記基体上に、該基体の表面と異
なる表面特性を有する表面修飾層が形成されることがで
きる。このような表面修飾層を設けることで、エッチン
グを用いずに選択的に信号電極および強誘電体層の少な
くとも一方を形成できる。このような表面修飾層は、前
記強誘電体キャパシタが形成されない領域に配置され、
該表面修飾層の表面が前記強誘電体キャパシタの材料に
対して前記基体の表面より低い親和性を有することがで
きる。あるいは、前記表面修飾層は、前記強誘電体キャ
パシタが形成される領域に配置され、該表面修飾層の表
面が前記強誘電体キャパシタの材料に対して前記基体の
表面より高い親和性を有することができる。
【0012】本発明にかかるメモリセルアレイの製造方
法は、強誘電体キャパシタからなるメモリセルがマトリ
クス状に配列されたメモリセルアレイの製造方法であっ
て、基体上に、所定パターンの第1信号電極を形成する
工程、前記第1信号電極上に、該第1信号電極に沿って
ライン状の強誘電体層を選択的に形成する工程、および
前記第1信号電極と交差する方向に第2信号電極を形成
する工程、を含むことができる。
【0013】この方法において、前記基体上に、前記第
1信号電極および前記強誘電体層の少なくとも一方を形
成するための材料が優先的に堆積される表面特性を有す
る第1の領域と、前記第1の領域に比較して前記第1信
号電極および前記強誘電体層の少なくとも一方を形成す
るための材料が堆積され難い表面特性を有する第2の領
域と、を形成する工程、および前記第1信号電極および
前記強誘電体層の少なくとも一方を形成するための材料
を付与し、前記第1の領域に該部材を選択的に形成する
工程、を含むことができる。そして、前記基体の表面
に、前記第1および第2の領域を形成することができ
る。
【0014】さらに、この製造方法おいて、前記第1の
領域では、前記基体の表面を露出させ、前記第2の領域
では、前記第1信号電極および前記強誘電体層の材料に
対する親和性が、前記基体の第1の領域での露出面より
低い表面特性を有する表面修飾層を形成することができ
る。あるいは、この製造方法において、前記第2の領域
では、前記基体の表面を露出させ、前記第1の領域で
は、前記第1信号電極および前記強誘電体層の材料に対
する親和性が、前記基体の第2の領域での露出面より高
い表面特性を有する表面修飾層を形成することができ
る。
【0015】本発明にかかる他の製造方法は、強誘電体
キャパシタからなるメモリセルがマトリクス状に配列さ
れたメモリセルアレイの製造方法であって、基体上に、
所定パターンの第1信号電極を形成する工程、および前
記第1信号電極と交差する方向に、強誘電体層および第
2信号電極を形成する工程であって、前記強誘電体層は
前記第2信号電極に沿ってライン状に形成される工程、
を含むことができる。
【0016】この製造方法では、前記強誘電体層および
前記第2信号電極を、同一マスクを用いたエッチングに
よってパターニングすることができる。
【0017】さらに、本発明にかかる他の製造方法は、
強誘電体キャパシタからなるメモリセルがマトリクス状
に配列されたメモリセルアレイの製造方法であって、基
体上に、所定パターンの第1信号電極を形成する工程、
前記第1信号電極上に、該第1信号電極に沿ってライン
状に強誘電体層を形成する工程、前記第1信号電極と交
差する方向に第2信号電極を形成する工程、および前記
強誘電体層をさらにパターニングして、前記第1信号電
極と前記第2信号電極との交差領域のみにブロック状に
形成する工程、を含むことができる。
【0018】この製造方法においても、前述した表面修
飾層を用いて信号電極および強誘電体層の少なくとも一
方を形成できる。さらに、強誘電体層および一方の信号
電極を、同一マスクを用いたエッチングによってパター
ニングすることができる。
【0019】さらに、上記各製造方法においては、少な
くとも前記基体の露出面が覆われるように、信号電極お
よび強誘電体層からなる積層体の相互間に、誘電体層を
設けることができる。
【0020】本発明にかかる強誘電体メモリ装置は、本
発明にかかるメモリセルアレイを含んで構成される。
【0021】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態] (デバイス)図1は、本実施の形態に係るメモリセルア
レイを模式的に示す平面図であり、図2は、本実施の形
態に係る強誘電体メモリ装置を示す図であり、図3は、
図1に示すメモリセルアレイの一部(図1の符号「A」
で示す部分)を拡大して示す平面図であり、図4は、図
3のA−A線に沿った断面図である。平面図において、
( )内の数字は最上層の下の層を示す。
【0022】本実施の形態の強誘電体メモリ装置100
0は、図2に示すように、メモリセル20が単純マトリ
クス状に配列されたメモリセルアレイ100Aと、メモ
リセル20に対して選択的に情報の書き込みもしくは読
み出しを行うための各種回路、例えば、第1信号電極1
2を選択的に制御するための第1駆動回路50と、第2
信号電極16を選択的に制御するための第2駆動回路5
2と、センスアンプなどの信号検出回路(図示せず)と
を含む。
【0023】メモリセルアレイ100Aは、行選択のた
めの第1信号電極(ワード線)12と、列選択のための
第2信号電極(ビット線)16とが直交するように配列
されている。すなわち、X方向に沿って第1信号電極1
2が所定ピッチで配列され、X方向と直交するY方向に
沿って第2信号電極16が所定ピッチで配列されてい
る。なお、信号電極は、上記の逆でもよく、第1信号電
極がビット線、第2信号電極がワード線でもよい。
【0024】本実施の形態に係るメモリセルアレイ10
0Aは、図3および図4に示すように、絶縁性の基体1
0上に、第1信号電極(下電極)12、強誘電体キャパ
シタを構成する強誘電体層14および第2信号電極(上
電極)16が積層され、第1信号電極12,強誘電体層
14および第2信号電極16によって強誘電体キャパシ
タ20が構成される。すなわち、第1信号電極12と第
2信号電極16との交差領域において、それぞれ強誘電
体キャパシタ20からなるメモリセルが構成されてい
る。
【0025】また、強誘電体層14と第2信号電極16
とからなる積層体の相互には、基体10および第1信号
電極12の露出面を覆うように、誘電体層18が形成さ
れている。この誘電体層18は、強誘電体層14に比べ
て小さい誘電率を有することが望ましい。このように強
誘電体層14および第2信号電極16からなる積層体の
相互間に、強誘電体層14より誘電率の小さい誘電体層
18を介在させることにより、第2信号電極16の浮遊
容量を小さくすることができる。その結果、強誘電体メ
モリ装置1000における書き込みおよび読み出しの動
作をより高速に行うことが可能となる。
【0026】そして、本実施の形態では、強誘電体層1
4は、第2の信号電極16に沿ってライン状に形成され
ている。強誘電体層14をライン状に形成することで、
第1信号電極12の浮遊容量を小さくすることができ
る。
【0027】また、このようなライン状の強誘電体層1
4は、後述するように、第2の信号電極16のパターニ
ングに用いられるマスクを用いてパターニングして形成
することができる。
【0028】さらに、誘電体層18および第2信号電極
16を覆うように、必要に応じて絶縁層からなる保護層
が形成されていてもよい。
【0029】(強誘電体メモリ装置の動作)次に、本実
施の形態の強誘電体メモリ装置1000における書き込
み,読み出し動作の一例について述べる。
【0030】まず、読み出し動作においては、選択セル
のキャパシタに読み出し電圧「V0」が印加される。こ
れは、同時に‘0’の書き込み動作を兼ねている。この
とき、選択されたビット線を流れる電流またはビット線
をハイインピーダンスにしたときの電位をセンスアンプ
にて読み出す。さらにこのとき、非選択セルのキャパシ
タには、読み出し時のクロストークを防ぐため、所定の
電圧が印加される。
【0031】書き込み動作においては、‘1’の書き込
みの場合は、選択セルのキャパシタに「−V0」の電圧
が印加される。‘0’の書き込みの場合は、選択セルの
キャパシタに、該選択セルの分極を反転させない電圧が
印加され、読み出し動作時に書き込まれた‘0’状態を
保持する。このとき、非選択セルのキャパシタには、書
き込み時のクロストークを防ぐため、所定の電圧が印加
される。
【0032】(デバイスの製造方法)次に、上述した強
誘電体メモリ装置1000の製造方法の一例について述
べる。図5および図6は、強誘電体メモリ装置1000
の製造工程を模式的に示す断面図である。
【0033】(1)第1信号電極の形成工程 まず、図5に示すように、基体10上に、所定パターン
で配列する第1信号電極(下電極)12を形成する。第
1信号電極12の形成方法は、例えば、基体10上に第
1信号電極12を形成するための電極材料を成膜し、成
膜された電極材料をパターニングする。
【0034】電極材料は、強誘電体キャパシタの一部と
なるための機能を有するものであれば特に限定されるも
のではない。例えば、強誘電体層14を構成する材料と
してPZTを用いる場合には、第1信号電極12を構成
する電極材料として、白金、イリジウムおよびその化合
物等を用いることができる。第1信号電極12の材質と
しては、たとえばIr,IrOx,Pt,RuOx,Sr
RuOx,LaSrCoOxを挙げることができる。ま
た、第1信号電極12は、単層または複数の層を積層し
たものを用いることができる。
【0035】電極材料の成膜方法としては、スパッタリ
ング、真空蒸着、CVD等の方法が利用できる。パター
ニング方法としては、リソグラフィ技術を利用すること
ができる。成膜された電極材料を選択的に除去する方法
としては、RIE、スパッタエッチング、プラズマエッ
チングなどのエッチング方法を用いることができる。
【0036】電極材料の形成方法としては、上記エッチ
ングによるパターニングを用いずに、第2の実施の形態
で述べる表面修飾層を用いた方法(第2の実施の形態に
おける(デバイスの製造方法)の欄の工程(1)、
(2)参照)を用いることもできる。
【0037】(2)強誘電体層の成膜工程 図5に示すように、所定パターンの第1信号電極12が
形成された基体10上に、強誘電体からなる連続層14
0(以下、これを「強誘電体層140」という)を全面
的に形成する。強誘電体層140の成形方法としては、
たとえば、ゾルゲル材料やMOD(Metal Organic Deco
mposition)材料を用いたスピンコート法やディッピン
グ法、スパッタ法、MOCVD(Metal Organic Chemic
al VaporDeposition)法、レーザアブレーション法を挙
げることができる。
【0038】強誘電体層の材質としては、強誘電性を示
してキャパシタ絶縁層として使用できれば、その組成は
任意のものを適用することができる。このような強誘電
体としては、たとえばPZT(PbZrzTi
1-z3)、SBT(SrBi2Ta29)を挙げること
ができ、さらに、これらの材料にニオブやニッケル、マ
グネシウム等の金属を添加したもの等が適用できる。強
誘電体としては、具体的には、チタン酸鉛(PbTiO
3)、ジルコン酸チタン酸鉛(Pb(Zr,Ti)
3)、ジルコン酸鉛(PbZrO3)、チタン酸鉛ラン
タン((Pb,La),TiO3)、ジルコン酸チタン
酸鉛ランタン((Pb,La)(Zr,Ti)O3)ま
たはマグネシウムニオブ酸ジルコニウムチタン酸鉛(P
b(Zr,Ti)(Mg,Nb)O3)等を使用するこ
とができる。
【0039】上述した強誘電体の材料としては、例えば
PZTの場合、PbについてはPb(C254、(C2
53PbOCH2C(CH33、Pb(C11192
2等を、Zrについては、Zr(n−OC494、Zr
(t−OC494、Zr(C111924、Zr(C
111924等を、TiについてはTi(i−C37
4等を用いることができ、SBTの場合、Srについて
はSr(C11102 2等を、BiについてはBi(C
653等を、TaについてはTa(OC25 5等を用
いることができる。
【0040】(3)第2信号電極の形成工程 図5に示すように、強誘電体層140上に、所定パター
ンの第2信号電極(上部電極)16を形成する。その形
成方法は、例えば、強誘電体層140上に第2信号電極
16を形成するための電極材料を成膜し、成膜された電
極材料をパターニングする。具体的には、成膜された電
極材料層上に所定パターンのレジスト層30を形成し、
このレジスト層30をマスクとして電極材料層を選択的
にエッチングすることで、第2信号電極16が形成され
る。
【0041】第2信号電極16の材料、成膜方法、リソ
グラフィーを用いたパターニング方法については、前述
した工程(1)の第1信号電極12の形成工程と同様で
あるので、記載を省略する。
【0042】(4)強誘電体層のパターニング工程 図5および図6に示すように、レジスト層30をマスク
として、さらに強誘電体層140を選択的に除去して強
誘電体層14をパターニングする。成膜された強誘電体
材料を選択的に除去する方法としては、RIE、スパッ
タエッチング、プラズマエッチングなどのエッチング方
法を用いることができる。その後、レジスト層30を公
知の方法、例えば溶解あるいはアッシングによって除去
する。
【0043】(5)誘電体層の形成工程 図4に示すように、強誘電体層14と第2信号電極16
とからなる積層体の相互間に、誘電体層18を形成す
る。誘電体層18の形成方法としては、CVD、特にM
OCVDなどの気相法、あるいはスピンコート法やディ
ップ法等の液相を用いた方法を用いることができる。
【0044】誘電体層18は、前述したように、強誘電
体キャパシタを構成する強誘電体層14より小さな誘電
率を有する誘電体材料を用いることが好ましい。たとえ
ば、強誘電体層としてPZT材料を用いた場合には、誘
電体層18の材料としては、たとえばSiO2,Ta2
5,SrTiO3,MgOなどの無機材料あるいはポリイ
ミドなどの有機材料を用いることができ、強誘電体層1
4としてSBTを用いた場合には、誘電体層18の材料
として、SiO2,Ta25,SrTiO3,SrTa2
6,SrSnO3などの無機材料あるいはポリイミドな
どの有機材料を用いることができる。
【0045】以上の工程によって、メモリセルアレイ1
00Aが形成される。この製造方法によれば、強誘電体
キャパシタ20を構成する強誘電体層14は、第2信号
電極16のパターニングで用いたレジスト層30をマス
クとして連続的にパターニングされるので、工程数を少
なくできる。さらにこの場合、各層を別々のマスクでパ
ターニングする場合に比べて、1つのマスクの合わせ余
裕が不要となるので、メモリセルアレイの高集積化も可
能となる。
【0046】[第2の実施の形態]図7は、本実施の形
態に係る強誘電体キャパシタを有するメモリセルアレイ
の要部を模式的に示す平面図であり、図8は、図7のB
−B線に沿った断面図である。
【0047】本実施の形態において、第1の実施の形態
のメモリセルアレイと実質的に同じ機能を有する部材に
は同一の符号を付して説明する。
【0048】本実施の形態は、強誘電体キャパシタを構
成する強誘電体層が第1信号電極(下電極)上にライン
状に積層されて形成されている点で、第1の実施の形態
と異なる。
【0049】本実施の形態に係るメモリセルアレイ10
0Bは、絶縁性の基体10上に、第1信号電極12、強
誘電体キャパシタを構成する第1強誘電体層14および
第2信号電極16が積層されている。そして、第1信号
電極12,強誘電体層14および第2信号電極16によ
って強誘電体キャパシタ20が構成される。すなわち、
第1信号電極12と第2信号電極16との交差領域にお
いて、それぞれ強誘電体キャパシタ20からなるメモリ
セルが構成されている。
【0050】第1信号電極12および第2信号電極16
は、図7に示すように、X方向およびY方向にそれぞれ
所定のピッチで配列されている。
【0051】強誘電体層14は、第1信号電極12上に
選択的に形成されている。また、基体10上において、
第1信号電極12の相互間には、後に詳述する表面修飾
層22が配置されている。この表面修飾層22上には誘
電体層18が形成されている。この誘電体層18は、強
誘電体層14に比べて小さい誘電率を有することが望ま
しい。このように第1信号電極12および強誘電体層1
4からなる積層体の相互間に、強誘電体層14より誘電
率の小さい誘電体層18を介在させることにより、第2
信号電極16の浮遊容量を小さくすることができる。そ
の結果、強誘電体メモリ装置における書き込みおよび読
み出しの動作をより高速に行うことが可能となる。
【0052】(デバイスの製造方法)図9〜図12は、
本実施の形態に係るメモリセルアレイ100Bの製造工
程を模式的に示す断面図である。
【0053】(1)表面修飾層の形成 まず、基体10の表面特性に選択性を付与する工程を行
う。ここで、基体10の表面特性に選択性を付与すると
は、基体10の表面の、当該表面に堆積させるための材
料に対してぬれ性等の表面特性の異なる領域を形成する
ことである。
【0054】本実施の形態において、図9に示すよう
に、具体的には、基体10の表面に、強誘電体キャパシ
タを構成する部材を形成するための材料、特に電極を形
成するための材料に対して親和性を有する第1の領域2
4と、第1の領域24よりも強誘電体キャパシタを構成
する部材を形成するための材料、特に電極を形成するた
めの材料に対して親和性の小さい第2の領域26と、を
形成する。そして、後続の工程で、この表面特性の差を
利用し、各領域間での材料の堆積速度や基体との密着性
における選択性により、第1の領域24には、強誘電体
キャパシタが選択的に形成される。
【0055】すなわち、後続の工程で、強誘電体キャパ
シタの第1信号電極12および強誘電体層14の少なく
とも一つを、例えば化学的気相成長法(CVD法)、物
理的気相成長法または液相法を適用して、第1の領域2
4に選択的な堆積プロセスで形成することができる。こ
の場合であって、例えば基体10の表面が、強誘電体キ
ャパシタを構成する部材を形成するための材料が堆積さ
れ易い性質を有する場合には、第1の領域24では表面
を露出させ、第2の領域26では上記材料が堆積されに
くい表面修飾層22を形成し、強誘電体キャパシタを構
成する部材を形成するための材料の堆積に対する選択性
を付与することができる。
【0056】本実施の形態では、基体10の表面の全面
に表面修飾層を形成してから、図9に示すように、第1
の領域24で表面修飾層を除去して、第2の領域26に
表面修飾層22を残す。詳しくは、次の工程を行う。
【0057】表面修飾層22は、CVD等の気相成長法
によって形成してもよいし、スピンコート法やディップ
法等の液相を用いた方法によって形成してもよく、その
場合には液体または溶媒に溶かした物質を使用する。こ
のような物質としては、例えば、シランカップリング剤
(有機ケイ素化合物)やチオール化合物を使用すること
ができる。
【0058】ここで、チオール化合物とは、メルカプト
基(−SH)を持つ有機化合物(R 1−SH;R1はアル
キル基等の置換可能な炭化水素基)の総称をいう。この
ようなチオール化合物を、例えば、ジクロロメタン、ト
リクロロメタン等の有機溶剤に溶かして0.1〜10m
M程度の溶液とする。
【0059】また、シランカップリング剤とは、R2 n
iX4-n(nは自然数、R2は水素、アルキル基等の置換
可能な炭化水素基)で表される化合物であり、Xは−O
3、−COOH、−OOCR3、−NH3-n3n、−O
CN、ハロゲン等である(R3はアルキル基等の置換可
能な炭化水素基)。これらシランカップリング剤および
チオール化合物の中で、特にR1やR3がCn2n+1m
2m(n、mは自然数)であるようなフッ素原子を有する
化合物は、表面自由エネルギーが高くなり他材料との親
和性が小さくなるため、好適に用いられる。
【0060】または、メルカプト基や−COOH基を有
する化合物による上述した方法で得られる膜を用いるこ
ともできる。以上の材料による膜は、適切な方法により
単分子膜やその累積膜の形で用いることができる。
【0061】本実施の形態では、図9に示すように、第
1の領域24では、表面修飾層が形成されない。表面修
飾層22として例えばシランカップリング剤を使用した
場合、光を当てることで、基体10との界面で、分子の
結合が切れて除去される場合がある。このような光によ
るパターニングには、リソグラフィで行われるマスク露
光を適用することができる。あるいは、マスクを使用せ
ずに、レーザ、電子線またはイオンビームなどによって
直接的にパターニングしてもよい。
【0062】なお、表面修飾層22自体を他の基体上に
形成し、これを転写することにより第2の領域26に表
面修飾層22を選択的に形成し、成膜と同時にパターニ
ングすることもできる。
【0063】こうして、図9に示すように、第1の領域
24と、表面修飾層22で被覆された状態となっている
第2の領域26との間で、表面状態が異なるようにし
て、後続の工程における強誘電体キャパシタを構成する
部材を形成するための材料との親和性に差を生じさせる
ことができる。特に、表面修飾層22が、フッ素分子を
有するなどの理由で、撥水性を有していれば、例えば強
誘電体キャパシタを構成する部材の材料を液相にて提供
する場合に、第1の領域24に選択的に当該材料を付与
することができる。また、表面修飾層22の材料によっ
ては、これが存在しない第1の領域24では、上層の部
材を形成するための材料との親和性で気相法による成膜
がされるようにすることができる。このように、第1の
領域24と第2の領域26の表面の性質に選択性を付与
し、後続の工程で、強誘電体メモリ装置の強誘電体キャ
パシタの部材(本実施の形態では第1信号電極12およ
び強誘電体層14)を形成することができる。
【0064】(2)第1信号電極の形成工程 図10に示すように、強誘電体キャパシタの下部電極と
なる第1信号電極12を、第1の領域24に対応して形
成する。例えば、基体10の表面の全体に対して、気相
法による成膜工程を行う。こうすることで、選択堆積プ
ロセスが行われる。すなわち、第1の領域24では成膜
がされ、第2の領域26では成膜がされにくいので、第
1の領域24のみに第1信号電極12が形成される。こ
こで、気相法としてCVD、特にMOCVDを適用する
ことが好ましい。第2の領域26では、全く成膜されな
いことが好ましいが、第1の領域24での成膜よりも、
成膜スピードにおいて2桁以上遅ければよい。
【0065】また、第1信号電極12の形成には、その
材料の溶液を液相の状態で第1の領域24に選択的に供
給する方法、またはその材料の溶液を超音波等によりミ
スト化して第1の領域24に選択的に供給するミストデ
ポジション法を採用することもできる。
【0066】第1信号電極12を構成する材料として
は、第1の実施の形態で述べたと同様に、例えば白金、
イリジウム等を用いることができる。基体10上に第1
の領域24と、前述したような材料を含む表面修飾層2
2(第2の領域26)とを形成し、表面特性の選択性を
形成した場合、白金については、例えば(C5722
Pt、(C5HFO22Pt、(C35)(C55)P
tを電極を形成するための材料として、イリジウムにつ
いては、例えば(C353Irを電極を形成するため
の材料として用いて、選択的に堆積させることができ
る。
【0067】(3)強誘電体層の形成工程 図11に示すように、第1信号電極12上に強誘電体層
14を形成する。詳しくは、基体10の表面の全体に対
して、例えば気相法による成膜工程を行う。こうするこ
とで、第1信号電極12上では成膜がされ、第2の領域
26では成膜がされにくいので、第1信号電極12上の
みに強誘電体層14が形成される。ここで、気相法とし
てCVD、特にMOCVDを適用することができる。
【0068】また、強誘電体層14の形成には、その材
料の溶液を液相の状態で第2の領域26以外の領域に形
成された第1信号電極12上にインクジェット法等で選
択的に供給する方法、またはその材料の溶液を超音波等
によりミスト化して第2の領域26以外の部分に選択的
に供給するミストデポジション法を採用することもでき
る。
【0069】強誘電体層14としては、強誘電性を示し
てキャパシタ絶縁層として使用できれば、その組成は任
意のものを適用することができる。例えば、SBT系材
料、PZT系材料の他、ニオブや酸化ニッケル、酸化マ
グネシウム等の金属酸化物を添加したもの等が適用でき
る。強誘電体の具体例としては、第1の実施の形態で述
べたものと同様のものを例示できる。さらに、強誘電体
の材料の具体例としては、第1の実施の形態で述べたも
のと同様のものを例示できる。
【0070】(4)誘電体層の形成工程 図12に示すように、第2の領域26上に、すなわち、
第1の領域24に形成された、第1信号電極12と強誘
電体層14とからなる積層体の相互間の領域に、誘電体
層18を形成する。誘電体層18の形成方法としては、
CVD、特にMOCVDなどの気相法、あるいはスピン
コート法やディップ法等の液相を用いた方法を用いるこ
とができる。誘電体層18は、たとえばCMP(Chemic
al Mechanical Polishing)法などによって、強誘電体
層14と同一レベルの表面を有するように平坦化される
ことが好ましい。このように誘電体層18を平坦化する
ことにより、第2信号電極16の形成が容易かつ正確に
行われる。
【0071】誘電体層18は、強誘電体キャパシタを構
成する強誘電体層14より小さな誘電率を有する誘電体
材料を用いることが好ましい。たとえば、強誘電体層と
してPZT材料を用いた場合には、誘電体層18の材料
としては、たとえばSiO2,Ta25,SrTiO3
MgOなどの無機材料あるいはポリイミドなどの有機材
料を用いることができ、強誘電体層14としてSBTを
用いた場合には、誘電体層18の材料として、Si
2,Ta25,SrTiO3,SrTa26,SrSn
3などの無機材料あるいはポリイミドなどの有機材料
を用いることができる。
【0072】(5)第2信号電極の形成工程 図8に示すように、強誘電体層14および誘電体層18
上に所定パターンの第2信号電極(上部電極)16を形
成する。その形成方法は、例えば、強誘電体層14およ
び誘電体層18上に第2信号電極16を形成するための
電極材料を成膜し、成膜された電極材料をパターニング
する。
【0073】電極材料は、強誘電体キャパシタの一部と
なるための機能を有するものであれば特に限定されるも
のではない。例えば、強誘電体層14を構成する材料と
してPZTを用いる場合には、第1の実施の形態と同様
に、第2信号電極16を構成する電極材料として、白
金、イリジウムおよびその化合物等を用いることができ
る。第2信号電極16は、単層または複数の層を積層し
たものを用いることができる。
【0074】電極材料の成膜方法としては、第1の実施
の形態と同様に、スパッタリング、真空蒸着、CVD等
の方法が利用できる。パターニング方法としては、リソ
グラフィ技術を利用することができる。
【0075】さらに、必要に応じて、強誘電体層14、
誘電体層18および第2信号電極16の表面に絶縁性の
保護層を全体的に形成する。このようにして、本実施の
形態に係るメモリセルアレイ100Bを形成することが
できる。
【0076】本実施の形態の製造方法によれば、第1の
領域24には強誘電体キャパシタを構成する少なくとも
一部材を選択的に形成することができ、第2の領域26
にはこれが形成されにくい。こうして、エッチングを行
うことなく、第1信号電極(下電極)および強誘電体層
の少なくとも1つ(本実施の形態では第1信号電極12
および強誘電体層14)を形成することができる。この
方法によれば、第1信号電極のパターニングとしてスパ
ッタエッチングを用いた場合のように、エッチングによ
り生ずる二次生成物に起因する再付着物の問題を回避す
ることができる。
【0077】本実施の形態の製造方法においては、図1
1に示す工程の後に、第2の領域26上で、表面修飾層
22を除去してもよい。この工程は、第1信号電極12
および強誘電体層14の成膜工程が完了してから行う。
例えば、表面修飾層のパターニング工程で説明した方法
で、表面修飾層22を除去することができる。表面修飾
層22を除去するときに、その上に付着した物質も除去
することが好ましい。例えば、表面修飾層22上に、第
1信号電極12または強誘電体層14の材料が付着した
ときに、これらを除去してもよい。なお、表面修飾層2
2を除去する工程は、本発明の必須要件ではなく、表面
修飾層22を残してもよい。
【0078】また、第1信号電極12の側面に強誘電体
層14が形成されている場合には、これらを除去するこ
とが好ましい。除去工程では、例えば、ドライエッチン
グを適用することができる。
【0079】上記実施の形態では、表面修飾層22を第
2の領域26に形成し、第1の領域24および第2の領
域26の表面のそれぞれを、続いて形成される強誘電体
キャパシタの少なくとも一部材(第1信号電極および強
誘電体層の少なくとも一方)を形成するための材料の堆
積性、すなわち堆積され易さが異なるような表面特性に
した。その変形例として、表面修飾層22を第1の領域
24に形成し、強誘電体キャパシタの少なくとも一部材
を形成するための材料を表面修飾層22の表面に対して
優先的に堆積されるように液相または気相の組成に調製
して、第1の領域24に選択的に強誘電体キャパシタを
形成してもよい。
【0080】また、例えば第2の領域26の表面に前述
したような表面修飾層の薄い層を選択的に形成し、第1
の領域24および第2の領域26を含む全面に強誘電体
キャパシタの少なくとも一部材を形成するための材料を
気相または液相で供給し、全面に当該部材の材料の層を
形成し、ポリッシングや化学的な手法で表面修飾膜の薄
い層上の当該部材の材料層のみを選択的に除去し、第1
の領域24上に選択的に当該部材の材料層を得ることも
できる。
【0081】その他、第1の領域24および第2の領域
26の表面のそれぞれには、特に明確に層を設けず、選
択的に表面処理を行い、第1の領域24上に強誘電体キ
ャパシタの少なくとも一部材を形成するための材料が優
先的に堆積されるようにしてもよい。
【0082】本実施の形態で特徴とする、表面修飾層を
用いた第1信号電極(下電極)および強誘電体層の形成
については、本願出願人による特許協力条約に基づく国
際出願(出願番号PCT/JP00/03590)に記
載されている。
【0083】[第3の実施の形態]図13は、本実施の
形態に係る強誘電体キャパシタを有するメモリセルアレ
イの要部を模式的に示す平面図であり、図14は、図1
3のC−C線に沿った断面図であり、図15は、図13
のD1−D1線に沿った断面図であり、図16は、図1
3のD2−D2線に沿った断面図である。
【0084】本実施の形態において、第1の実施の形態
のメモリセルアレイと実質的に同じ機能を有する部材に
は同一の符号を付して説明する。
【0085】本実施の形態は、強誘電体キャパシタを構
成する強誘電体層が第1信号電極と第2信号電極との交
差領域にのみ形成されている点で、第1および第2の実
施の形態と異なる。
【0086】本実施の形態に係るメモリセルアレイ10
0Cは、絶縁性の基体10上に、第1信号電極12、強
誘電体キャパシタを構成する強誘電体層14および第2
信号電極16が積層されている。そして、第1信号電極
12,強誘電体層14および第2信号電極16によって
強誘電体キャパシタ20が構成される。すなわち、第1
信号電極12と第2信号電極16との交差領域におい
て、それぞれ強誘電体キャパシタ20からなるメモリセ
ルが構成されている。第1信号電極12および第2信号
電極16は、図13に示すように、X方向およびY方向
にそれぞれ所定のピッチで配列されている。
【0087】強誘電体層14は、第1信号電極12およ
び第2信号電極16の交差領域にのみ選択的に形成され
ている。図14に示すように、第2信号電極16に沿っ
てみると、基体10上において、第1信号電極12上に
強誘電体層14および第2信号電極16が積層され、さ
らに、第1信号電極12の相互間には表面修飾層22が
配置され、この表面修飾層22上には誘電体層18が形
成されている。また、図15に示すように、第1信号電
極12に沿ってみると、第1信号電極12の所定位置に
おいて、強誘電体層14と第2信号電極16とが積層さ
れている。そして、強誘電体層14および第2信号電極
16の積層体の相互間には何もない状態である。図15
に示すように、第1信号電極12上に沿ってみると、第
1信号電極12の所定位置において、強誘電体層14と
第2信号電極16とが積層されている。図16に示すよ
うに、X方向であって第1信号電極12が形成されてい
ない部分についてみると、表面修飾層22上の所定位置
において、誘電体層18と第2信号電極16とが積層さ
れている。そして、強誘電体層14および第2信号電極
16の積層体の相互間、ならびに誘電体層18および第
2信号電極16の積層体の相互間には、必要に応じて誘
電体層を形成することができる。
【0088】誘電体層18ならびに必要に応じて形成さ
れる上記誘電体層は、強誘電体層14に比べて小さい誘
電率を有することが望ましい。このように第1信号電極
12および強誘電体層14からなる積層体の相互間、あ
るいは強誘電体層14および第2信号電極16からなる
積層体の相互間に、強誘電体層14より誘電率の小さい
誘電体層を介在させることにより、第1信号電極12お
よび第2信号電極16の浮遊容量を小さくすることがで
きる。その結果、強誘電体メモリ装置における書き込み
および読み出しの動作をより高速に行うことが可能とな
る。
【0089】また、本実施の形態では、強誘電体キャパ
シタ20を構成する強誘電体層14は、第1信号電極1
2と第2信号電極16との交差領域にのみ形成されてい
る。このような構造によれば、第1信号電極12および
第2信号電極16双方の浮遊容量を小さくすることがで
きる点で有利である。
【0090】(デバイスの製造方法)図17〜図24
は、本実施の形態に係るメモリセルアレイ100Cの製
造工程を模式的に示す断面図である。
【0091】(1)表面修飾層の形成 まず、基体10の表面特性に選択性を付与する工程を行
う。ここで、基体10の表面特性に選択性を付与すると
は、基体10の表面の、当該表面に堆積させるための材
料に対してぬれ性等の表面特性の異なる領域を形成する
ことである。この点については第2の実施の形態で詳細
に説明したので、簡単に説明する。
【0092】本実施の形態において、図9に示すよう
に、具体的には、基体10の表面に、強誘電体キャパシ
タを構成する部材を形成するための材料、特に電極を形
成するための材料に対して親和性を有する第1の領域2
4と、第1の領域24よりも強誘電体キャパシタを構成
する部材を形成するための材料、特に電極を形成するた
めの材料に対して親和性の小さい第2の領域26と、を
形成する。そして、後続の工程で、この表面特性の差を
利用し、各領域間での材料の堆積速度や基体との密着性
における選択性により、第1の領域24には、強誘電体
キャパシタが選択的に形成される。
【0093】すなわち、例えば基体10の表面が、強誘
電体キャパシタを構成する部材を形成するための材料が
堆積され易い性質を有する場合には、第1の領域24で
は表面を露出させ、第2の領域26では上記材料が堆積
されにくい表面修飾層22を形成し、強誘電体キャパシ
タを構成する部材を形成するための材料の堆積に対する
選択性を付与することができる。
【0094】本実施の形態では、基体10の表面の全面
に表面修飾層を形成してから、図18に示すように、第
1の領域24で表面修飾層を除去して、第2の領域26
に表面修飾層22を残す。表面修飾層22の形成方法に
ついては、第2の実施の形態で述べた方法と同様の方法
を採用できる。
【0095】(2)第1信号電極の形成工程 図19に示すように、強誘電体キャパシタの下部電極と
なる第1信号電極12を、第1の領域24に対応して形
成する。第1信号電極12の形成方法および電極材料に
ついては、第2の実施の形態で述べた方法および材料と
同様のものを採用できる。
【0096】(3)強誘電体層の形成工程 図20に示すように、第1信号電極12上に強誘電体層
140を形成する。詳しくは、基体10の表面の全体に
対して、例えば気相法による成膜工程を行う。こうする
ことで、第1信号電極12上では成膜がされ、第2の領
域26では成膜がされにくいので、第1信号電極12上
のみに強誘電体層140が形成される。強誘電体層14
0の成膜方法としては、第2の実施の形態で述べたと同
様の方法を採用できる。
【0097】強誘電体層14としては、強誘電性を示し
てキャパシタ絶縁層として使用できれば、その組成は任
意のものを適用することができる。例えば、SBT系材
料、PZT系材料の他、ニオブやニッケル、マグネシウ
ム等の金属を添加したもの等が適用できる。強誘電体の
具体例としては、第1の実施の形態で述べたものと同様
のものを例示できる。さらに、強誘電体の材料の具体例
としては、第1の実施の形態で述べたものと同様のもの
を例示できる。
【0098】(4)誘電体層の形成工程 図17および図21に示すように、第2の領域26上
に、すなわち、第1の領域24に形成された、第1信号
電極12と強誘電体層14とからなる積層体の相互間の
領域に、誘電体層180を形成する。図21は、図17
のE−E線に沿った断面図である。
【0099】誘電体層180の形成方法としては、第1
の実施の形態で述べたと同様の方法を採用できる。さら
に、誘電体層180は、たとえばCMP法などによっ
て、強誘電体層140と同一レベルの表面を有するよう
に平坦化されることが好ましい。このように誘電体層1
80を平坦化することにより、第2信号電極16の形成
が容易かつ正確に行われる。
【0100】誘電体層180は、強誘電体キャパシタを
構成する強誘電体層14より小さな誘電率を有する誘電
体材料を用いることが好ましい。たとえば、強誘電体層
としてPZT材料を用いた場合には、誘電体層180の
材料としては、たとえばSiO2,Ta25,SrTi
3,MgOなどの無機材料あるいはポリイミドなどの
有機材料を用いることができ、強誘電体層14としてS
BTを用いた場合には、誘電体層180の材料として、
SiO2,Ta25,SrTiO3,SrTa26,Sr
SnO3などの無機材料あるいはポリイミドなどの有機
材料を用いることができる。
【0101】以上の工程(1)〜(4)によって、第1
の領域24に第1信号電極12および強誘電体層140
が積層され、第2の領域26に表面修飾層22および誘
電体層180が積層される。
【0102】(5)第2信号電極の形成工程 図22〜図24に示すように、強誘電体層140および
誘電体層180上に所定パターンの第2信号電極(上部
電極)16を形成する。その形成方法は、例えば、強誘
電体層140および誘電体層180上に、第2信号電極
16を形成するための電極材料を成膜し、成膜された電
極材料をパターニングする。
【0103】電極材料は、強誘電体キャパシタの一部と
なるための機能を有するものであれば特に限定されるも
のではない。強誘電体層140を構成する材料として
は、第1の実施の形態で述べたと同様なものを採用でき
る。また、電極材料の成膜方法としては、第1の実施の
形態と同様に、スパッタリング、真空蒸着、CVD等の
方法が利用でき、パターニング方法としては、リソグラ
フィ技術を利用することができる。
【0104】例えば、第1の実施の形態と同様に、図示
しないレジスト層を第2信号電極16のための電極材料
層上に形成し、これをマスクとしてエッチングを行うこ
とで、第2信号電極16をパターニングできる。
【0105】(6)強誘電体層のパターニング工程 図15および図16に示すように、図示しないレジスト
層をマスクとして、さらに強誘電体層140を選択的に
除去して強誘電体層14をパターニングする。成膜され
た強誘電体材料を選択的に除去する方法としては、第1
の実施の形態と同様に、RIE、スパッタエッチング、
プラズマエッチングなどのエッチング方法を用いること
ができる。その後、レジスト層を公知の方法、例えば溶
解あるいはアッシングによって除去する。
【0106】(7)誘電体層の形成工程 さらに、必要に応じて、強誘電体層14と第2信号電極
16とからなる積層体の相互間、ならびに表面修飾層2
2と第2信号電極16とからなる積層体の相互間に、図
示しない誘電体層を形成する。誘電体層の形成方法とし
ては、工程(4)の誘電体層180と同様の方法を用い
ることができる。
【0107】以上の工程によって、メモリセルアレイ1
00Cが形成される。この製造方法によれば、第1の実
施の形態および第2の実施の形態での利点を有する。す
なわち、エッチングを行うことなく、第1信号電極(下
電極)および強誘電体層の少なくとも1つ(本実施の形
態では第1信号電極12および強誘電体層14)を形成
することができる。したがって、第1信号電極のパター
ニングとしてスパッタエッチングを用いた場合のよう
に、エッチングにより生ずる二次生成物に起因する再付
着物の問題を回避することができる。また、第2信号電
極16のパターニングで用いたレジスト層をマスクとし
て連続的にパターニングされるので、工程数を少なくで
きる。さらにこの場合、各層を別々のマスクでパターニ
ングする場合に比べて、1つのマスクの合わせ余裕が不
要となるので、メモリセルアレイの高集積化も可能とな
る。
【0108】以上、強誘電体キャパシタの存在しない領
域に誘電体層18または180を形成する例を示してき
たが、もちろん、本発明は、誘電体層18または180
を設けない構成にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるメモリセル
アレイを模式的にしめす平面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態にかかる強誘電体メ
モリ装置を示す図である。
【図3】図1に示すメモリセルアレイの要部を拡大して
示す平面図である。
【図4】図3のA−A線に沿った断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態にかかるメモリセル
アレイの製造方法の一工程を模式的に示す断面図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施の形態にかかるメモリセル
アレイの製造方法の一工程を模式的に示す断面図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施の形態にかかるメモリセル
アレイを模式的にしめす平面図である。
【図8】図7のB−B線に沿った断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態にかかるメモリセル
アレイの製造方法の一工程を模式的に示す断面図であ
る。
【図10】本発明の第2の実施の形態にかかるメモリセ
ルアレイの製造方法の一工程を模式的に示す断面図であ
る。
【図11】本発明の第2の実施の形態にかかるメモリセ
ルアレイの製造方法の一工程を模式的に示す断面図であ
る。
【図12】本発明の第2の実施の形態にかかるメモリセ
ルアレイの製造方法の一工程を模式的に示す断面図であ
る。
【図13】本発明の第3の実施の形態にかかるメモリセ
ルアレイを模式的にしめす平面図である。
【図14】図13のC−C線に沿った断面図である。
【図15】図13のD1−D1線に沿った断面図であ
る。
【図16】図13のD2−D2線に沿った断面図であ
る。
【図17】本発明の第3の実施の形態にかかるメモリセ
ルアレイの製造方法の一工程を模式的にしめす平面図で
ある。
【図18】本発明の第3の実施の形態にかかるメモリセ
ルアレイの製造方法の一工程を模式的に示す断面図であ
る。
【図19】本発明の第3の実施の形態にかかるメモリセ
ルアレイの製造方法の一工程を模式的に示す断面図であ
る。
【図20】本発明の第3の実施の形態にかかるメモリセ
ルアレイの製造方法の一工程を模式的に示す断面図であ
る。
【図21】本発明の第3の実施の形態にかかるメモリセ
ルアレイの製造方法の一工程を模式的に示し、図17の
E−E線に沿った断面図である。
【図22】本発明の第3の実施の形態にかかるメモリセ
ルアレイの製造方法の一工程を模式的に示す平面図であ
る。
【図23】本発明の第3の実施の形態にかかるメモリセ
ルアレイの製造方法の一工程を模式的に示し、図22の
F1−F1線に沿った断面図である。
【図24】本発明の第3の実施の形態にかかるメモリセ
ルアレイの製造方法の一工程を模式的に示し、図22の
F2−F2線に沿った断面図である。
【符号の説明】
10 基体 12 第1信号電極 14,140 強誘電体層 16 第2信号電極 18,180 誘電体層 20 強誘電体キャパシタ 22 表面修飾層 24 第1の領域 26 第2の領域 30 レジスト層 50 第1駆動回路 52 第2駆動回路 100A,100B,100C メモリセルアレイ 1000 強誘電体メモリ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小口 幸一 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 西川 尚男 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 下田 達也 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 5F083 FR01 GA03 JA15 JA17 JA38 JA43 JA56 JA58 LA01 PR21 PR23 PR40

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強誘電体キャパシタからなるメモリセル
    がマトリクス状に配列され、 前記強誘電体キャパシタは、第1信号電極と、該第1信
    号電極と交差する方向に配列された第2信号電極と、少
    なくとも前記第1信号電極と前記第2信号電極との交差
    領域に配置された強誘電体層と、を含み、 前記強誘電体層は、第1信号電極または第2信号電極に
    沿ってライン状に配置される、強誘電体キャパシタを有
    するメモリセルアレイ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記強誘電体層は、前記第1信号電極上に選択的に配置
    された、強誘電体キャパシタを有するメモリセルアレ
    イ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記強誘電体層は、前記第2信号電極下に選択的に配置
    された、強誘電体キャパシタを有するメモリセルアレ
    イ。
  4. 【請求項4】 強誘電体キャパシタからなるメモリセル
    がマトリクス状に配列され、 前記強誘電体キャパシタは、第1信号電極と、該第1信
    号電極と交差する方向に配列された第2信号電極と、少
    なくとも前記第1信号電極と前記第2信号電極との交差
    領域に配置された強誘電体層と、を含み、 前記強誘電体層は、前記第1信号電極と前記第2信号電
    極との交差領域のみにブロック状に配置された、強誘電
    体キャパシタを有するメモリセルアレイ。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 基体上に前記強誘電体キャパシタが配置され、前記基体
    の露出面が覆われるように、前記第1信号電極および前
    記強誘電体層からなる積層体の相互間に、誘電体層が設
    けられている、強誘電体キャパシタを有するメモリセル
    アレイ。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記誘電体層は、前記強誘電体層より小さい誘電率を有
    する材料からなる、強誘電体キャパシタを有するメモリ
    セルアレイ。
  7. 【請求項7】 請求項5または6において、 前記基体上に、該基体の表面と異なる表面特性を有する
    表面修飾層が形成された、強誘電体キャパシタを有する
    メモリセルアレイ。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記表面修飾層は、前記強誘電体キャパシタが形成され
    ない領域に配置され、該表面修飾層の表面が前記強誘電
    体キャパシタを構成する材料に対して前記基体の表面よ
    り低い親和性を有する、強誘電体キャパシタを有するメ
    モリセルアレイ。
  9. 【請求項9】 請求項7において、 前記表面修飾層は、前記強誘電体キャパシタが形成され
    る領域に配置され、該表面修飾層の表面が前記強誘電体
    キャパシタを構成する材料に対して前記基体の表面より
    高い親和性を有する、強誘電体キャパシタを有するメモ
    リセルアレイ。
  10. 【請求項10】 請求項3において、 基体上に前記強誘電体キャパシタが配置され、前記基体
    および前記第1信号電極の露出面が覆われるように、前
    記強誘電体層および前記第2信号電極からなる積層体の
    相互間に、誘電体層が設けられている、強誘電体キャパ
    シタを有するメモリセルアレイ。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記誘電体層は、前記強誘電体層より小さい誘電率を有
    する材料からなる、強誘電体キャパシタを有するメモリ
    セルアレイ。
  12. 【請求項12】 請求項4において、 基体上に前記強誘電体キャパシタが配置され、前記基体
    の露出面の一部が覆われるように、前記第1信号電極お
    よび前記強誘電体層からなる積層体の相互間に、誘電体
    層が設けられている、強誘電体キャパシタを有するメモ
    リセルアレイ。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 前記基体上において、さらに前記基体および前記第1信
    号電極の露出面が誘電体層によって覆われた、強誘電体
    キャパシタを有するメモリセルアレイ。
  14. 【請求項14】 請求項12または13において、 前記誘電体層は、前記強誘電体層より小さい誘電率を有
    する材料からなる、強誘電体キャパシタを有するメモリ
    セルアレイ。
  15. 【請求項15】 請求項12〜14のいずれかにおい
    て、 前記基体上に、該基体の表面と異なる表面特性を有する
    表面修飾層が形成された、強誘電体キャパシタを有する
    メモリセルアレイ。
  16. 【請求項16】 請求項15において、 前記表面修飾層は、前記強誘電体キャパシタが形成され
    ない領域に配置され、該表面修飾層の表面が前記強誘電
    体キャパシタを構成する材料に対して前記基体の表面よ
    り低い親和性を有する、強誘電体キャパシタを有するメ
    モリセルアレイ。
  17. 【請求項17】 請求項15において、 前記表面修飾層は、前記強誘電体キャパシタが形成され
    る領域に配置され、該表面修飾層の表面が前記強誘電体
    キャパシタを構成する材料に対して前記基体の表面より
    高い親和性を有する、強誘電体キャパシタを有するメモ
    リセルアレイ。
  18. 【請求項18】 強誘電体キャパシタからなるメモリセ
    ルがマトリクス状に配列されたメモリセルアレイの製造
    方法であって、 基体上に、所定パターンの第1信号電極を形成する工
    程、 前記第1信号電極上に、該第1信号電極に沿ってライン
    状の強誘電体層を選択的に形成する工程、および前記第
    1信号電極と交差する方向に第2信号電極を形成する工
    程、を含む、メモリセルアレイの製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項18において、 前記基体上に、前記第1信号電極および前記強誘電体層
    の少なくとも一方を形成するための材料が優先的に堆積
    される表面特性を有する第1の領域と、前記第1の領域
    に比較して前記第1信号電極および前記強誘電体層の少
    なくとも一方を形成するための材料が堆積され難い表面
    特性を有する第2の領域と、を形成する工程、および前
    記第1信号電極および前記強誘電体層の少なくとも一方
    を形成するための材料を付与し、前記第1の領域に該部
    材を選択的に形成する工程、を含む、メモリセルアレイ
    の製造方法。
  20. 【請求項20】 請求項19において、 前記基体の表面に、前記第1および第2の領域を形成す
    る、メモリセルアレイの製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項20において、 前記第1の領域では、前記基体の表面を露出させ、 前記第2の領域では、前記第1信号電極および前記強誘
    電体層の材料に対する親和性が、前記基体の第1の領域
    での露出面より低い表面特性を有する表面修飾層を形成
    する、メモリセルアレイの製造方法。
  22. 【請求項22】 請求項20において、 前記第2の領域では、前記基体の表面を露出させ、 前記第1の領域では、前記第1信号電極および前記強誘
    電体層の材料に対する親和性が、前記基体の第2の領域
    での露出面より高い表面特性を有する表面修飾層を形成
    する、メモリセルアレイの製造方法。
  23. 【請求項23】 請求項18〜22のいずれかにおい
    て、 前記基体の露出面が覆われるように、前記第1信号電極
    および前記強誘電体層からなる積層体の相互間に、誘電
    体層が設けられる、メモリセルアレイの製造方法。
  24. 【請求項24】 請求項23において、 前記誘電体層は、前記強誘電体層より小さい誘電率を有
    する材料からなる、メモリセルアレイの製造方法。
  25. 【請求項25】 強誘電体キャパシタからなるメモリセ
    ルがマトリクス状に配列されたメモリセルアレイの製造
    方法であって、 基体上に、所定パターンの第1信号電極を形成する工
    程、および前記第1信号電極と交差する方向に、強誘電
    体層および第2信号電極を形成する工程であって、前記
    強誘電体層は前記第2信号電極に沿ってライン状に形成
    される工程、を含む、メモリセルアレイの製造方法。
  26. 【請求項26】 請求項25において、 前記強誘電体層および前記第2信号電極は、同一マスク
    を用いたエッチングによってパターニングされる、メモ
    リセルアレイの製造方法。
  27. 【請求項27】 請求項25または26において、 前記基体および前記第1信号電極の露出面が覆われるよ
    うに、前記強誘電体層および前記第2信号電極からなる
    積層体の相互間に、誘電体層が設けられる、メモリセル
    アレイの製造方法。
  28. 【請求項28】 請求項27において、 前記誘電体層は、前記強誘電体層より小さい誘電率を有
    する材料からなる、メモリセルアレイの製造方法。
  29. 【請求項29】 強誘電体キャパシタからなるメモリセ
    ルがマトリクス状に配列されたメモリセルアレイの製造
    方法であって、 基体上に、所定パターンの第1信号電極を形成する工
    程、 前記第1信号電極上に、該第1信号電極に沿ってライン
    状に強誘電体層を形成する工程、 前記第1信号電極と交差する方向に第2信号電極を形成
    する工程、および前記強誘電体層をさらにパターニング
    して、前記第1信号電極と前記第2信号電極との交差領
    域のみにブロック状に形成する工程、を含む、メモリセ
    ルアレイの製造方法。
  30. 【請求項30】 請求項29において、 前記基体上に、前記第1信号電極および前記強誘電体層
    の少なくとも一方を形成するための材料が優先的に堆積
    される表面特性を有する第1の領域と、前記第1の領域
    に比較して前記第1信号電極および前記強誘電体層の少
    なくとも一方を形成するための材料が堆積され難い表面
    特性を有する第2の領域と、を形成する工程、および前
    記第1信号電極および前記強誘電体層の少なくとも一方
    を形成するための材料を付与し、前記第1の領域に該部
    材を選択的に形成する工程、を含む、メモリセルアレイ
    の製造方法。
  31. 【請求項31】 請求項30において、 前記基体の表面に、前記第1および第2の領域を形成す
    る、メモリセルアレイの製造方法。
  32. 【請求項32】 請求項31において、 前記第1の領域では、前記基体の表面を露出させ、 前記第2の領域では、前記第1信号電極および前記強誘
    電体層の材料に対する親和性が、前記基体の第1の領域
    での露出面より低い表面特性を有する表面修飾層を形成
    する、メモリセルアレイの製造方法。
  33. 【請求項33】 請求項31において、 前記第2の領域では、前記基体の表面を露出させ、 前記第1の領域では、前記第1信号電極および前記強誘
    電体層の材料に対する親和性が、前記基体の第2の領域
    での露出面より高い表面特性を有する表面修飾層を形成
    する、メモリセルアレイの製造方法。
  34. 【請求項34】 請求項29〜33のいずれかにおい
    て、 前記強誘電体層および前記第2信号電極は、同一マスク
    を用いたエッチングによってパターニングされる、メモ
    リセルアレイの製造方法。
  35. 【請求項35】 請求項29〜34のいずれかにおい
    て、 前記基体の露出面が覆われるように、前記第1信号電極
    および前記強誘電体層からなる積層体の相互間に、誘電
    体層が設けられる、メモリセルアレイの製造方法。
  36. 【請求項36】 請求項35において、 前記基体および前記第1信号電極の露出面が覆われるよ
    うに、さらに、前記強誘電体層および前記第2信号電極
    からなる積層体の相互間に、誘電体層が設けられる、メ
    モリセルアレイの製造方法。
  37. 【請求項37】 請求項35または36において、 前記誘電体層は、前記強誘電体層より小さい誘電率を有
    する材料からなる、メモリセルアレイの製造方法。
  38. 【請求項38】 請求項1〜17に記載のメモリセルア
    レイを含む、強誘電体メモリ装置。
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