JP2004303996A - 強誘電体メモリ素子およびその製造方法 - Google Patents

強誘電体メモリ素子およびその製造方法 Download PDF

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博明 田村
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Abstract

【課題】従来の強誘電体メモリ素子における上部電極構造では、この上に形成する水素バリア膜のカバレッジが悪いため、プロセスに起因した還元雰囲気から強誘電体を十分に保護できないことが課題であった。
【解決手段】上部電極の少なくとも側壁を曲面として、この上に形成する水素バリア膜のカバレッジを確保する。または、上部電極の側壁が平面であるときは、上部電極の底面となす角度を75度以下として、側壁上にも水素バリア膜をカバレッジ良く形成する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリセルアレイを含む強誘電体メモリ素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
強誘電体メモリ素子の製造工程においては、強誘電体層を形成した後、層間絶縁層の形成やドライエッチングなど、強誘電体層が水素雰囲気下に曝されることがある。強誘電体層は、一般に金属酸化物からなる。このため、強誘電体層が水素に曝されると、強誘電体層を構成する酸素がこの水素により還元される。これにより、強誘電体層がダメージを受けることになる。たとえば、強誘電体層がSBT(SrBiTa)からなる場合には、SBTが水素によって還元されると、粒界部において金属Biが生じ、上部電極と下部電極とが短絡することになる。これを防止する目的で、一般的に水素バリア膜と称される保護膜を強誘電体キャパシタ上に被覆する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
水素バリア膜の形成方法としては、1)大面積基板への均一な成膜、2)材料コスト、3)スループットの観点から、スパッタリング法がもっとも一般的である。しかしながら、キャパシタのような段差形状の上のカバレッジが不十分であるため、水素バリア膜の薄い領域から水素が侵入し易くなるという課題があった。これは本発明に関わる素子構造においても同様であり、上部電極の上から水素バリア膜を被覆した場合、上部電極側壁からの水素侵入を効果的に防止できないことが問題となる。また、上電極がストライプ状であるため、側壁の面積は大きく、この問題はより深刻であった。
【0004】
本発明は、強誘電体キャパシタを上部電極の上から水素バリア膜で被覆する際に、そのカバレッジを良好にして効果的な水素バリア性能を得ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の強誘電体メモリ素子は、メモリセルがマトリクス状に配列され、下部電極と、該下部電極と交差する方向に配列された上部電極と、少なくとも前記上部電極と前記下部電極との交差領域に形成された強誘電体層を含む強誘電体メモリ素子において、前記上部電極の側壁が曲面であること特徴とする。
【0006】
上記構成によれば、前記上部電極上に水素バリア膜がカバレッジ良く形成できるため、水素雰囲気から前記強誘電体層を効果的に保護できるという効果を有する。
【0007】
本発明の強誘電体メモリ素子は、メモリセルがマトリクス状に配列され、下部電極と、該下部電極と交差する方向に配列された上部電極と、少なくとも前記上部電極と前記下部電極との交差領域に形成された強誘電体層を含む強誘電体メモリ素子において、前記上部電極の側壁と前記上部電極底面とのなす角が75度以下であることを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、上部電極上に成膜する水素バリア膜がカバレッジ良く上部電極の側壁にも堆積されるという効果を有する。
【0009】
本発明の強誘電体メモリ素子は、前記上部電極の上面が曲面であることを特徴とする。
【0010】
上記構成によれば、前記上部電極は、急峻なエッジをもたない丸みを帯びた形状であるため、上部電極上に形成する水素バリア膜のカバレッジがさらに良好になるという効果を有する。
【0011】
本発明の強誘電体メモリ素子は、前記上部電極の断面における側壁を形成するラインと底辺との交点をAとしたとき、Aを通る前記側壁を形成するラインの接線と前記底面とのなす角度が90度未満であることを特徴とする。
【0012】
上記構成によれば、前記上部電極側壁の下部領域において、この上に形成する水素バリア膜のカバレッジが良好になるため、強誘電体層への水素の侵入を防止できるという効果を有する。
【0013】
本発明の強誘電体メモリ素子は、前記上部電極は水素バリア機能を有する薄膜で被覆されていることを特徴とする。
【0014】
上記構成によれば、層間絶縁膜の形成時に発生する水素雰囲気から前記強誘電体層を保護できるという効果を有する。
【0015】
本発明の強誘電体メモリ素子は、前記上部電極の表面には密着層が形成されていることを特徴とする。
【0016】
上記構成によれば、前記上部電極上に形成される膜の密着力を向上させることができるため、剥離を防止することができるという効果を有する。
【0017】
本発明の強誘電体メモリ素子は、前記強誘電体層の側壁には水素バリア機能を有する薄膜が形成されていることを特徴とする。
【0018】
上記構成によれば、強誘電体層側壁からの水素侵入も防止できるという効果を有する。
【0019】
本発明の強誘電体メモリ素子は、前記水素バリア機能を有する薄膜は、アルミニウム、チタン、ジルコニウム、マグネシウムあるいはハフニウムのいずれかの元素を少なくとも一つ以上含有する酸化物であることを特徴とする。
【0020】
上記構成によれば、もっとも効果的な水素バリア機能を期待できるため、水素バリア膜を薄くできるという効果を有する。
【0021】
本発明の強誘電体メモリ素子は、前記水素バリア機能を有する薄膜が前記強誘電体層に含まれるいずれかの元素を少なくとも一つ以上含有する酸化物であることを特徴とする。
【0022】
上記構成によれば、水素バリア膜として新たな材料を必要とせず、強誘電体材料を転用できるという効果を有する。
【0023】
本発明の強誘電体メモリ素子は、前記メモリセルに対して選択的に情報の書き込みもしくは読み出しを行うための周辺回路部を含み、前記周辺回路部の上には、前記水素バリア機能を有する薄膜が形成されていないことを特徴とする。
【0024】
上記構成によれば、前記強誘電体層を形成した後、強誘電体層にダメージを与えることなく、周辺回路部を水素雰囲気における熱処理によって特性回復できるという効果を有する。
【0025】
本発明の強誘電体メモリ素子は、前記強誘電体層が、前記下部電極と前記上部電極との交差領域にのみに設けられていることを特徴とする。
【0026】
上記構成によれば、前記上部電極と前記下部電極との間に電圧を印加した際に発生する電気力線が、前記上部電極と前記下部電極の交差領域内に閉じ込められるため、得られるヒステリシス曲線の角型性が向上するという効果を有する。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0028】
1.1 デバイスの構造
図1は、強誘電体メモリ素子を模式的に示す平面図であり、図2は、図1のA−A線に沿って強誘電体メモリ素子の一部を模式的に示す断面図である。図3は、図1のB−B線に沿って強誘電体メモリ素子の一部を模式的に示す断面図である。図4は、図2におけるメモリセルアレイを拡大した断面模式図である。図5は、図3におけるメモリセルアレイを拡大した断面模式図である。
【0029】
強誘電体メモリ素子1000は、メモリセルアレイ100と、周辺回路部200とを有する。そして、メモリセルアレイ100と周辺回路部200とは、異なる層に形成されている。周辺回路部200は、メモリセルアレイ100の外側の領域において形成されている。具体的には、周辺回路部の形成領域A200は、メモリセルアレイの形成領域A100の外側の領域において設けられている。この例では、下層に周辺回路部200が、上層にメモリセルアレイ100が形成されている。周辺回路部200の具体例としては、Yゲート、センスアンプ、入出力バッファ、Xアドレスデコーダ、Yアドレスデコーダまたはアドレスバッファを挙げることができる。
【0030】
メモリセルアレイ100は、行選択のための下部電極(ワード線)12と、列選択のための上部電極(ビット線)16とが直交するように配列されている。すなわち、X方向に沿って下部電極12が所定ピッチで配列され、X方向と直交するY方向に沿って上部電極16が所定ピッチで配列されている。なお、下部電極12がビット線、上部電極16がワード線でもよい。
【0031】
メモリセルアレイ100は、図2および図3に示すように、第1層間絶縁層10の上に設けられている。メモリセルアレイ100は、図4および図5に示すように、第1層間絶縁層10上に、下部電極12、強誘電体キャパシタを構成する強誘電体層14、中間電極18および上部電極(上電極)16が積層されて構成されている。強誘電体層14および中間電極18は、下部電極12と上部電極16との交差領域に設けられている。すなわち、下部電極12と上部電極16との交差領域において、強誘電体キャパシタ20からなるメモリセルが構成されている。
【0032】
図5に示すように、強誘電体キャパシタ20における下部電極12を少なくとも覆うように、絶縁層72が形成されている。この絶縁層72は、上部電極16の下に設けられている。絶縁層72が設けられていることにより、下部電極12と、中間電極18または上部電極16との短絡が防止されている。絶縁層72としては、良好なステップカバレッジを有するオゾンTEOS−SiO膜をもちいることが望ましい。この下には予め第一水素バリア膜42を形成する。これによって絶縁層72を形成する際に発生する水素や水分が、強誘電体層14の側壁から強誘電体層内部へ侵入するのを防ぐことができる。
【0033】
また、図4および図5に示すように、少なくともメモリセルアレイ100の全面を覆うように、第二水素バリア膜43が形成されている。第二水素バリア膜43を形成することにより、第二水素バリア膜43の形成後の工程(たとえばパシベーション膜形成工程)で発生する水素によって、強誘電体キャパシタ20の強誘電体層14が還元されるのを抑えることができる。ここで第一水素バリア膜42、あるいは第二水素バリア膜43の材質は、水素バリア機能を有すれば特に限定されない。ただし強誘電体キャパシタの上部電極と下部電極との間の短絡を防止するため、第一水素バリア膜42は絶縁性材料を用いる必要がある。材料としてはアルミニウムの酸化物,マグネシウムの酸化物、ジルコニウムの酸化物、チタンの酸化物、ハフニウムの酸化物等が候補である。また、アルミニウム、マグネシウム、ジルコニウム、チタンあるいはハフニウムの各元素を任意の割合で含む複合酸化物でも良い。あるいは、強誘電体層に含有される材料をもちいても効果がある。たとえば強誘電体層14の材料としてSrBiTa(SBT)をもちいるときは、SrBiTa(SBT)そのものを水素バリア材料として利用することができる。ただしこの場合、結晶性薄膜としてではなく、アモルファス状態の膜として用いた方がより効果的な水素バリア性能を得ることができる。また、SrBiTa(SBT)に含有される一部元素の酸化物でも良い。たとえばストロンチウムの酸化物、ビスマスの酸化物、あるいはタンタルの酸化物が候補である。これらの酸化物の組み合わせでも良い。同様に、強誘電体層14の材料として、Pb(Zr,Ti)O(PZT)をもちいるときはPZTそのものや、ジルコニウムの酸化物、チタンの酸化物を第一水素バリア膜としてもちいることができる。
【0034】
第一水素バリア膜42は、周辺回路部の形成領域A200には、形成されていないことができる。これにより、メモリセルアレイ100における強誘電体層14が水素により還元されるのを抑えつつ、周辺回路部200を水素により回復することができる。
【0035】
また、図2および図3に示すように、メモリセルアレイ100を覆うように、第1層間絶縁層10の上に、第1保護層36が形成されている。さらに、配線層19を覆うように第1保護層36上に絶縁性の第2保護層38が形成されている。
【0036】
第1保護層36と、第2保護層38との間には、第三水素バリア膜44が形成されている。第三水素バリア膜44は、少なくともメモリセルアレイ領域A100に形成されることができる。第三水素バリア膜44を形成することにより、第三水素バリア膜44の形成後の工程(たとえばパシベーション膜形成工程)で発生する水素によって、メモリセルアレイ100における強誘電体層14が水素により還元されることをより確実に抑えることができる。第三水素バリア膜44の材質は、水素バリア機能を有すれば特に限定されず、絶縁性であっても非絶縁性であってもよい。第三水素バリア膜44が絶縁性の材質からなる場合には、第三水素バリア膜44の材質は、第一水素バリア膜42の材質で例示したものをとることができる。また、第三水素バリア膜44が導電性の材質からなる場合には、第三水素バリア膜44の材質としては、チタン、酸化イリジウム、窒化チタン、アルミニウム、SrRuOx等を挙げることができる。
【0037】
また、第三水素バリア膜44は、周辺回路領域A200には形成されていないことができる。これにより、メモリセルアレイ100における強誘電体層14が水素により還元されるのを抑えつつ、周辺回路部200を水素により回復することができる。
【0038】
周辺回路部200は、図1に示すように、前記メモリセルに対して選択的に情報の書き込みもしくは読み出しを行うための各種回路を含み、例えば、下部電極12を選択的に制御するための第1駆動回路50と、上部電極16を選択的に制御するための第2駆動回路52と、センスアンプなどの信号検出回路(図示せず)とを含む。
【0039】
また、周辺回路部200は、図2に示すように、半導体基板110上に形成されたMOSトランジスタ112を含む。MOSトランジスタ112は、ゲート絶縁層112a,ゲート電極112bおよびソース/ドレイン領域112cを有する。各MOSトランジスタ112は素子分離領域114によって分離されている。MOSトランジスタ112が形成された半導体基板110上には、第1層間絶縁層10が形成されている。そして、周辺回路部200とメモリセルアレイ100とは、配線層19よって電気的に接続されている。
【0040】
次に、強誘電体メモリ素子1000における書き込み,読み出し動作の一例について述べる。
【0041】
まず、読み出し動作においては、選択セルのキャパシタに読み出し電圧「V」が印加される。これは、同時に‘0’の書き込み動作を兼ねている。このとき、選択されたビット線を流れる電流またはビット線をハイインピーダンスにしたときの電位をセンスアンプにて読み出す。このとき、非選択セルのキャパシタには、読み出し時のクロストークを防ぐため、所定の電圧が印加される。
【0042】
書き込み動作においては、‘1’の書き込みの場合は、選択セルのキャパシタに「−V」の電圧が印加される。‘0’の書き込みの場合は、選択セルのキャパシタに、該選択セルの分極を反転させない電圧が印加され、読み出し動作時に書き込まれた‘0’状態を保持する。このとき、非選択セルのキャパシタには、書き込み時のクロストークを防ぐため、所定の電圧が印加される。
【0043】
1.2 デバイスの作用効果
以下、強誘電体メモリ素子1000の作用効果を説明する。
(1)本実施の形態においては、上部電極16は図2あるいは図4に示すようにその上面あるいは側壁が曲率をもっているため、丸みを帯びた形状になっている。このため、この上部電極16上にメモリセル全体を被覆する形態で成膜される第二水素バリア膜43は、上部電極上のみならずその側壁にもカバレッジ良く形成できる。また、上部電極の上面と側面との交線は急峻なエッジにならないため、第二水素バリア膜自身の応力が集中せず、剥離やクラックの発生を防止することができる。したがって、第二水素バリア膜43は膜厚に分布無く、均一にメモリセル上に形成することができる。本来の水素バリア機能がメモリセル上の全領域で得られるため、第一保護層36の形成工程や、これ以降の還元雰囲気においても、強誘電体層14の劣化を効果的に防止できる。実際にプロセス後における強誘電体キャパシタの特性を従来の構造と比較した。
【0044】
従来の構造を模式的に図15に示す。上部電極16は強誘電体層14と同じパターンでパターニングされ、その側壁は急峻な角度をもっている。この上部電極の形状以外は、すべて同一のプロセスおよび構造によって作製されたメモリセルアレイにおいて、第二保護層38形成後のキャパシタ特性を比較した。結果を図18および図19に示す。
【0045】
図18は従来の図15の構造で得られた強誘電特性である。ヒステリシスカーブは大きく歪み、残留分極量は大きく減少している。一方、図19は本発明の構造のキャパシタにおいて観測されたヒステリシスカーブである。初期特性と同等の特性が確保されている。今回は、第二水素バリア膜43として同じ材料を形成したにも関わらず、上部電極のパターニング形状に依存して、プロセス耐性が劇的に異なることが明らかになった。
【0046】
(2)本実施の形態においては、第一水素バリア膜42を少なくともメモリセルアレイ100の全面を覆うように設けられている。このため、次の作用効果を奏することができる。
【0047】
第一水素バリア膜42を設けることにより、強誘電体層14が第一水素バリア膜42を形成した後の工程で発生する水素によって側壁部から還元されるのを抑えることができる。
【0048】
(3)強誘電体層14は、上部電極12と下部電極16との交差領域に形成されている。このため、キャパシタから外側へ電気力線がはみ出すのを抑えることができる。その結果、強誘電体層14における電界を強めることができるため、強誘電体層14を一定分極値にするのに必要な電圧を抑えることができる。したがって、ヒステリシスループの角型性を向上させることができる。すなわち、ヒステリシスループを方形に近づけることができる。その結果、強誘電体メモリ素子1000によれば、強誘電体キャパシタ20の特性を向上させることができる。
【0049】
1.3 プロセス
次に、上述した強誘電体メモリ素子の製造方法の一例について述べる。図6〜図14は、強誘電体メモリ素子1000の製造工程を模式的に示す断面図である。なお、図7〜図14は、メモリセルアレイ領域のみに着目して示した断面図である。
【0050】
図6に示すように、公知のLSIプロセスを用いて、周辺回路200を形成する。具体的には、半導体基板110上にMOSトランジスタ112を形成する。例えば、半導体基板110上の所定領域にトレンチ分離法,LOCOS法などを用いて素子分離領域114を形成し、ついでゲート絶縁層112aおよびゲート電極112bを形成し、その後、半導体基板110に不純物をドープすることでソース/ドレイン領域112cを形成する。このようにして駆動回路50,52および信号検出回路54などの各種回路を含む周辺回路部200が形成される。ついで、公知の方法により、第1層間絶縁層10を形成する。
【0051】
次に、第1層間絶縁層10の上に、メモリセルアレイ100を形成する。以下、図7〜図14を参照しながら、メモリセルアレイ100の形成方法を説明する。
【0052】
まず、図7に示すように、第1層間絶縁層10の上に、下部電極12のための第1導電層12aを形成する。第1導電層12aの材質としては、強誘電体キャパシタの電極となり得るものであれば特に限定されない。第1導電層12aの材質としては、たとえばIr,IrO,Pt,RuO,SrRuO,LaSrCoOを挙げることができる。また、第1導電層12aは、単層または複数の層を積層したものを用いることができる。第1導電層12aの形成方法としては、スパッタリング、真空蒸着、CVD等の方法が利用できる。
【0053】
次に、第1導電層12aの上に、強誘電体層14aを形成する。強誘電体層14aの材質としては、強誘電性を示してキャパシタ絶縁層として使用できれば、その組成は任意のものを適用することができる。このような強誘電体としては、たとえばPZT(PbZrTi1−z)、SBT(SrBiTa)を挙げることができ、さらに、これらの材料にニオブやニッケル、マグネシウム等の金属を添加したもの等が適用できる。強誘電体層14aの成形方法としては、たとえば、ゾルゲル材料やMOD材料を用いたスピンコート法やディッピング法、スパッタ法、MOCVD法、レーザアブレーション法を挙げることができる。
【0054】
次に、強誘電体層14aの上に、中間電極18のための第2導電層18aを形成する。第2導電層18aの材質としては、水素バリア性能を有する導電性の材料をもちいる。イリジウムの酸化物やSrRuOxで表記される酸化物は、その水素バリア性能が優れていることからもっとも適している。
【0055】
次に、全面に、マスク層60を形成し、リソグラフィおよびエッチングによりマスク層60をパターニングする。すなわち、下部電極12を形成しようとする領域上に、マスク層60を形成する。マスク層60の材質は、第2導電層18a、強誘電体層14aおよび第1導電層12aのエッチングの際に、マスクとして機能し得る材質であれば特に限定されず、たとえば、窒化シリコン、酸化シリコン、窒化チタンを挙げることができる。マスク層60は、たとえばCVD法により形成されることができる。
【0056】
次に、図8に示すように、マスク層60をマスクとして、第2導電層18a、強誘電体層14aおよび第1導電層12aをエッチングし、第2導電層18a、強誘電体層14aおよび第1導電層12aをパターニングする。第1導電層12aをパターニングすることにより、所定のパターンを有する下部電極12が形成される。エッチング方法としては、RIE、スパッタエッチング、プラズマエッチングなどの方法を挙げることができる。
【0057】
次に、図9に示すように、全面に第一水素バリア膜42および絶縁層72を形成する。第一水素バリア膜の材質は、アルミニウムの酸化物,マグネシウムの酸化物、ジルコニウムの酸化物、チタンの酸化物、ハフニウムの酸化物等が候補である。また、アルミニウム、マグネシウム、ジルコニウム、チタンあるいはハフニウムの各元素を任意の割合で含む複合酸化物でも良い。あるいは、強誘電体層に含有される材料をもちいても効果がある。たとえば強誘電体層14の材料としてSrBiTa(SBT)をもちいるときは、SrBiTa(SBT)そのものを水素バリア材料として利用することができる。ただしこの場合、結晶性薄膜としてではなく、アモルファス状態の膜として用いた方がより効果的な水素バリア性能を得ることができる。また、SrBiTa(SBT)に含有される一部元素の酸化物でも良い。たとえばストロンチウムの酸化物、ビスマスの酸化物、あるいはタンタルの酸化物が候補である。これらの酸化物の組み合わせでも良い。同様に、強誘電体層14の材料として、Pb(Zr,Ti)O(PZT)をもちいるときはPZTそのものや、ジルコニウムの酸化物、チタンの酸化物を第一水素バリア膜としてもちいることができる。水素バリア性能を有し、絶縁性であれば特に限定されない。絶縁層72の材質は、後の第1絶縁層のエッチバック工程で、マスク層60と同一のエッチングレートにすることができるものであれば特に限定されない。キャパシタ間の埋め込みを目的としてカバレッジ性能を優先するなら、オゾンTEOS−SiO膜を用いるのが好ましい。絶縁層72の形成方法としては、たとえばCVD法を挙げることができる。絶縁層72の材質および形成方法が、マスク層60の材質および形成方法と同じであると、絶縁層72とマスク層60とのエッチングレートを同じにし易い。絶縁層72は、下部電極12と強誘電体層14aと第2導電層18aとマスク層60の積層体(以下「積層体」という)を覆い、その積層体の相互間を充填するように形成される。
【0058】
次に、図10に示すように、絶縁層72の上に、レジスト層R1を形成する。レジスト層R1は、その上面が平坦となるように形成される。レジスト層R1は、回転塗布法により形成されることができる。レジスト層R1の厚さは、絶縁層72に形成されている凹部の深さの2倍程度(たとえば0.8μm)であることができる。なお、塗布法を利用して上面が平坦な絶縁層72を形成した場合には、レジスト層R1を形成しなくてもよい。具体的には、絶縁層72がSOG(Spin On Glass)層によりなる場合には、レジスト層R1を形成しなくてもよい。
【0059】
次に、図11に示すように、絶縁層72およびレジスト層R1をエッチバックする。このエッチバックと同時に、マスク層60を除去し、第2導電層18aの上面を露出させる。エッチング方法は、たとえばRIEなどのドラインエッチングにより行うことができる。また、レジスト層R1と絶縁層72とのエッチングレートが同じ条件で行われることができる。たとえば、エッチングのエッチャントとしては、CHFとOとの混合ガスを適用することができ、レジスト層R1と絶縁層72との選択比は、CHFとOとの混合比により制御することができる。このエッチバックの際、絶縁層72が、少なくとも下部電極12の側壁を覆うようにする。
【0060】
次に、図12に示すように、全面に、第3導電層16aを堆積する。第3導電層16aの材質および形成方法は、たとえば第1導電層12aの材質および形成方法と同様であることができる。
【0061】
次に、第3導電層16aの上に、所定のパターンを有するレジスト層R2を形成する。レジスト層R2は、上部電極16を形成しようとする領域上に形成される。
【0062】
次に、レジスト層R2をマスクとして、第3導電層16a、第2層導電層18a、強誘電体層14a、絶縁層72をエッチングする。こうして、図13に示すように、第3導電層16aがパターニングされることにより上部電極16が形成される。また、第2導電層18aおよび強誘電体層14aがパターニングされることにより、上部電極16と下部電極12との交差領域に、中間電極層18および強誘電体層14が形成される。ここで強誘電体層のエッチング時には、レジスト層R2が後退するように予めレジストの厚さを決定しておく。このことによって、強誘電体層14がエッチングされる段階では、一部上部電極16の上面および側壁もエッチングされる。エッチング量を任意に調整することによって、上部電極の上面あるいは側面を所望の形状に調整できる。なお、上部電極16と下部電極12との交差領域以外の、上部電極16の下には、絶縁層72が残ることとなる。こうして、メモリセルアレイ100が形成される。
【0063】
次に、図14に示すように、第2水素バリア膜43を形成する。ここで第二水素バリア膜43の材質は、水素バリア機能を有すれば特に限定されない。ただし強誘電体キャパシタの上部電極と下部電極との間の短絡を防止するため、第二水素バリア膜43は絶縁性材料を用いる必要がある。材料としてはアルミニウムの酸化物,マグネシウムの酸化物、ジルコニウムの酸化物、チタンの酸化物、ハフニウムの酸化物等が候補である。また、アルミニウム、マグネシウム、ジルコニウム、チタンあるいはハフニウムの各元素を任意の割合で含む複合酸化物でも良い。成膜方法としてはスパッタ、MOCVD、レーザーアブレーション等をもちいることができる。
【0064】
この第2水素バリア膜43は、少なくともメモリセルアレイ100の全面を覆うようにパターニングされる。
【0065】
次に、第2水素バリア膜43の上に、公知の方法により、第1保護層36を形成する。次に、必要に応じて、第1保護層36を平坦化する。
【0066】
次に、第1保護層36の上に、第3水素バリア膜44を形成する。第3水素バリア膜44の形成方法としては、第1水素バリア膜42で示した方法を挙げることができる。この第3水素バリア膜44は、少なくともメモリセルアレイ100の全面を覆うようにパターニングされる。
【0067】
次に、第1保護層36の所望位置にコンタクトホールを形成し、ここへ配線材料を堆積する。これは図2で示されるように、メモリセル部と周辺回路部200とを接続するようにパターニングされる。
【0068】
1.4 その他のデバイス構造例ならびにプロセス例
(1)上部電極16の他の形状例として、図16に示すように側壁は曲面ではなく、平面でも良い。この場合は底面とのなす角度を適当な範囲に設定する。具体的には75度以下とすることが望ましい。このことによって、上部電極16の側壁上にも第二水素バリア膜43をカバレッジ良く形成することができる。
【0069】
(2)上部電極16の他の形状例として、図17に示すように、側壁の下部領域においても側壁面が急峻な角度を持たないように加工することが望ましい。このことによって、上部電極16の下部領域においても第二水素バリア膜43のカバレッジを良好にすることができる。具体的には、図17における上部電極16の底面(線A―C)と、側面の点Aにおける接線A―Bとのなす角度αを90度未満とする。
【0070】
(3)上部電極16の上面には密着層17を形成することができる。このことによって第二水素バリア膜43と上部電極16との密着力を向上させることができるため、第二水素バリア膜以降の成膜工程において、上部電極16と第二水素バリア膜43との間で剥離が生じることを防止することができる。密着層17の材料としてはチタンやチタンの酸化物が効果的である。チタンの酸化物をもちいるときは、チタンを成膜した後に酸化雰囲気における熱処理をおこなえば良い。また上部電極16としてイリジウムを用いる場合は、上部電極の成膜段階で予めイリジウムの酸化物を形成し、これを密着層として適用することもできる。チタンの酸化物あるいはイリジウムの酸化物は、それ自身も水素バリア性能を有するため、第二水素バリア膜43とともに、第一保護層36形成以降の工程における還元雰囲気から強誘電体層14を保護する役割を果たす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の強誘電体メモリ素子を模式的に示す平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿って強誘電体メモリ素子の一部を模式的に示す断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿って強誘電体メモリ素子の一部を模式的に示す断面図である。
【図4】図2におけるメモリセルアレイを拡大した断面模式図である。
【図5】図3におけるメモリセルアレイを拡大した断面模式図である。
【図6】強誘電体メモリ素子の製造工程を模式的に示す断面図である。
【図7】強誘電体メモリ素子の製造工程を模式的に示す断面図である。
【図8】強誘電体メモリ素子の製造工程を模式的に示す断面図である。
【図9】強誘電体メモリ素子の製造工程を模式的に示す断面図である。
【図10】強誘電体メモリ素子の製造工程を模式的に示す断面図である。
【図11】強誘電体メモリ素子の製造工程を模式的に示す断面図である。
【図12】強誘電体メモリ素子の製造工程を模式的に示す断面図である。
【図13】強誘電体メモリ素子の製造工程を模式的に示す断面図である。
【図14】強誘電体メモリ素子の製造工程を模式的に示す断面図である。
【図15】上部電極16の従来の構造を示す断面図である。
【図16】上部電極16の変形例を示す断面図である。
【図17】上部電極16の変形例を示す断面図である。
【図18】上部電極16の変形例を示す断面図である。
【図19】図15に示す従来の上部電極構造の強誘電体キャパシタで得られた特性を示す図である。
【図20】図4に示す本発明の上部電極構造の強誘電体キャパシタで得られた特性を示す図である。
【符号の説明】
10 第1層間絶縁層
12 下部電極
14 強誘電体層
16 上部電極
17 密着層
18 中間電極層
19 配線層
36 第1保護層
38 第2保護層(プラズマSi膜)
42 第一水素バリア膜
43 第二水素バリア膜
44 第三水素バリア膜
50 第1駆動回路
52 第2駆動回路
60 マスク層
72 絶縁層
100 メモリセルアレイ
110 半導体基板
112 MOSトランジスタ
112a ゲート絶縁層
112b ゲート電極
112c ソース/ドレイン領域
114 素子分離領域
200 周辺回路部
1000 強誘電体メモリ素子

Claims (11)

  1. メモリセルがマトリクス状に配列され、下部電極と、該下部電極と交差する方向に配列された上部電極と、少なくとも前記上部電極と前記下部電極との交差領域に形成された強誘電体層を含む強誘電体メモリ素子において、前記上部電極の側壁は曲面であること特徴とする強誘電体メモリ素子。
  2. メモリセルがマトリクス状に配列され、下部電極と、該下部電極と交差する方向に配列された上部電極と、少なくとも前記上部電極と前記下部電極との交差領域に形成された強誘電体層を含む強誘電体メモリ素子において、前記上部電極の側壁と前記上部電極底面とのなす角が75度以下であることを特徴とする強誘電体メモリ素子。
  3. 前記上部電極の上面が曲面であることを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の強誘電体メモリ素子。
  4. 前記上部電極の断面における側壁を形成するラインと底辺との交点をAとしたとき、Aを通る前記側壁を形成するラインの接線と前記底辺とのなす角度が90度未満であることを特徴とする請求項1あるいは請求項3記載の強誘電体メモリ素子。
  5. 前記上部電極は水素バリア機能を有する薄膜で被覆されていることを特徴とする請求項1から請求項4記載の強誘電体メモリ素子。
  6. 前記上部電極の表面には密着層が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5に記載の強誘電体メモリ素子。
  7. 前記強誘電体層の側壁には水素バリア機能を有する薄膜が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6に記載の強誘電体メモリ素子。
  8. 前記水素バリア機能を有する薄膜は、アルミニウム、チタン、ジルコニウム、マグネシウムあるいはハフニウムのいずれかの元素を少なくとも一つ以上含有する酸化物であることを特徴とする請求項5から請求項7記載の強誘電体メモリ素子。
  9. 前記水素バリア機能を有する薄膜が前記強誘電体層に含まれるいずれかの元素を少なくとも一つ以上含有する酸化物であることを特徴とする請求項5から請求項7に記載の強誘電体メモリ素子。
  10. 前記メモリセルに対して選択的に情報の書き込みもしくは読み出しを行うための周辺回路部を含み、前記周辺回路部の上には、前記水素バリア機能を有する薄膜が形成されていないことを特徴とする請求項1から請求項9に記載の強誘電体メモリ素子。
  11. 前記強誘電体層が、前記下部電極と前記上部電極との交差領域にのみに設けられていることを特徴とする請求項1から請求項10に記載の強誘電体メモリ素子。
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