JP4243823B2 - メモリセルアレイの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、強誘電体キャパシタを有するメモリセルアレイ、特に、セルトランジスタを有せず、強誘電体キャパシタのみを用いた単純マトリクス型のメモリセルアレイおよびその製造方法、さらに前記メモリセルアレイを含む強誘電体メモリ装置に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】
セルトランジスタを有せず、強誘電体キャパシタのみを用いた単純マトリクス型のメモリセルアレイは、非常に簡単な構造を有し、高い集積度を得ることができることから、その開発が期待されている。
【0003】
本発明の目的は、強誘電体キャパシタの特性が向上したメモリセルアレイ、およびその製造方法、さらには本発明のメモリセルアレイを含む強誘電体メモリ装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
1.メモリセルアレイ
本発明の強誘電体キャパシタを有するメモリセルアレイは、
強誘電体キャパシタからなるメモリセルがマトリクス状に配列され、
前記強誘電体キャパシタは、下部電極と、上部電極と、該下部電極と該上部電極との間に設けられた強誘電体部とを含み、
前記強誘電体部は、前記下部電極と前記上部電極との交差領域に設けられ、
前記強誘電体部と前記上部電極との間に、中間電極が設けられている。
【0005】
本発明のメモリセルアレイによれば、強誘電体部が下部電極と上部電極との交差領域に設けられている。したがって、強誘電体キャパシタの内部から、強誘電体キャパシタの領域外への電気力線のはみ出しが抑えられている。このため、後述するように、強誘電体キャパシタのヒステリシスループの角型性を向上させることができる。その結果、本発明によれば、強誘電体キャパシタの特性を向上させることができる。
【0006】
本発明のメモリセルアレイは、少なくとも次のいずれかの態様をとることができる。
【0007】
(1)少なくとも、前記強誘電体キャパシタにおける前記下部電極の側面を覆うように、絶縁層が設けられていることができる。これにより、下部電極と上部電極とがショートするのを抑えることができる。
【0008】
この態様の場合、前記絶縁層は、前記強誘電体キャパシタにおける、前記下部電極、強誘電体層および前記中間電極の側面を覆うように設けられていることができる。
【0009】
また、この態様の場合、前記絶縁層は、前記上部電極の下に設けられていることができる。
【0010】
(2)前記絶縁層の少なくとも一部は、水素バリア膜から構成されていることができる。これにより、強誘電体部が水素によって、還元されるのを抑えることができる。
【0011】
2.メモリセルアレイの製造方法
本発明のメモリセルアレイの製造方法は、
強誘電体キャパシタからなるメモリセルがマトリクス状に配列されたメモリセルアレイの製造方法であって、以下の工程を含む。
(a)基体の上に、第1導電層を形成する工程、
(b)前記第1導電層の上に、強誘電体層を形成する工程、
(c)前記強誘電体層の上に、第2導電層を形成する工程、
(d)少なくとも、前記強誘電体層および前記第2導電層をパターニングする工程、
(e)前記基体の上に、前記第1導電層、前記強誘電体層および前記第2導電層を含む積層体を覆うように絶縁層を形成する工程、
(f)前記第2導電層の上面が露出するまで、前記絶縁層を除去する工程、および
(g)前記第2導電層と部分的に重なるように、所定のパターンを有する第3導電層を形成する工程。
【0012】
本発明によれば、強誘電体層の上に第2導電層を形成している。このため、前記工程(f)で、絶縁層を除去する際、強誘電体層は第2導電層によって保護されることとなる。したがって、強誘電体層の表面の構造が乱れず、特性悪化を抑えることができる。すなわち、キャパシタが受けるダメージを抑えることができる。
【0013】
本発明のメモリセルアレイの製造方法は、次の態様をとることができる。
【0014】
(1)前記第1導電層は、前記工程(d)でパターニングされることができる。この場合、第1導電層、強誘電体層および第2導電層を一括してパターニングすることができる。また、強誘電体層をパターニングしていない第1導電層の上に形成するため、強誘電体層を形成しやすい。
【0015】
(2)前記工程(b)の前に、前記第1導電層をパターニングする工程を含むことができる。
【0016】
(3)前記工程(d)のために、第2導電層の上に所定のパターンを有するマスク層を形成する工程を含み、且つ、前記工程(f)において、前記絶縁層と前記マスク層を除去する工程を含むことができる。
【0017】
(4)前記マスクが、窒化シリコン、酸化シリコン、窒化チタンのいずれかからなることができる。
【0018】
(5)前記工程(g)の後、前記第2導電層および前記強誘電体層をパターニングすることができる。これにより、第1導電層と第2導電層との交差領域のみに、強誘電体層を形成することができる。
【0019】
(6)前記絶縁層は、水素バリア膜を含むことができる。
【0020】
3.強誘電体メモリ装置
本発明の強誘電体メモリ装置は、本発明のメモリセルアレイを含む。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0022】
1. 第1の実施の形態
1.1 デバイスの構造
図1は、第1の実施の形態に係る強誘電体メモリ装置を模式的に示す平面図であり、図2は、図1のA−A線に沿って強誘電体メモリ装置の一部を模式的に示す断面図である。図3は、図1のB−B線に沿って強誘電体メモリ装置の一部を模式的に示す断面図である。図4は、図2におけるメモリセルアレイを拡大した断面模式図である。図5は、図3におけるメモリセルアレイを拡大した断面模式図である。
【0023】
本実施の形態の強誘電体メモリ装置1000は、メモリセルアレイ100と、周辺回路部200とを有する。そして、メモリセルアレイ100と周辺回路部200とは、異なる層に形成されている。周辺回路部200は、メモリセルアレイ100の外側の領域において形成されている。具体的には、周辺回路部の形成領域A200は、メモリセルアレイの形成領域A100の外側の領域において設けられている。この例では、下層に周辺回路部200が、上層にメモリセルアレイ100が形成されている。周辺回路部200の具体例としては、Yゲート、センスアンプ、入出力バッファ、Xアドレスデコーダ、Yアドレスデコーダまたはアドレスバッファを挙げることができる。
【0024】
メモリセルアレイ100は、行選択のための下部電極(ワード線)12と、列選択のための上部電極(ビット線)16とが直交するように配列されている。すなわち、X方向に沿って下部電極12が所定ピッチで配列され、X方向と直交するY方向に沿って上部電極16が所定ピッチで配列されている。なお、下部電極12がビット線、上部電極16がワード線でもよい。
【0025】
本実施の形態に係るメモリセルアレイ100は、図2および図3に示すように、第1層間絶縁層10の上に設けられている。メモリセルアレイ100は、図4および図5に示すように、第1層間絶縁層10上に、下部電極12、強誘電体キャパシタを構成する強誘電体部14、中間電極18および上部電極(上電極)16が積層されて構成されている。強誘電体部14および中間電極18は、下部電極12と上部電極16との交差領域に設けられている。すなわち、下部電極12と上部電極16との交差領域において、強誘電体キャパシタ20からなるメモリセルが構成されている。
【0026】
図5に示すように、強誘電体キャパシタ20における下部電極12を少なくとも覆うように、絶縁層70が形成されている。この絶縁層70は、上部電極16の下方で、隣接する強誘電体キャパシタ間に設けられている。絶縁層70が設けられていることにより、下部電極12と、中間電極18または上部電極16との短絡が防止されている。絶縁層70は、たとえば絶縁性を有する第1水素バリア膜40と、第1絶縁層72との積層構造であることができる。第1水素バリア膜40を形成することにより、強誘電体キャパシタ20の強誘電体部14が還元されるのを抑えることができる。なお、絶縁層72のみで絶縁層70を構成するようにしてもよい。
【0027】
また、図4および図5に示すように、強誘電体キャパシタ20を覆うように、第2水素バリア膜42が形成されていてもよい。第2水素バリア膜42を形成することにより、強誘電体キャパシタ20の強誘電体部14が還元されるのを抑えることができる。
【0028】
また、図2および図3に示すように、メモリセルアレイ100を覆うように、第1層間絶縁層10の上に、第1保護層36が形成されている。第1保護層36の上部には、必要に応じて第3水素バリア膜44が形成される。第3水素バリア膜44は、メモリセルアレイ領域A100に形成されることができる。すなわち、第1、第2および第3水素バリア膜40、42、44は、周辺回路領域A200には形成されない構成とすることができる。これにより、この後工程で熱処理を行うことにより周辺回路部A200を水素により回復することができると同時に、メモリセルアレイ100が水素により還元されるのを抑えることができる。さらに、第2配線層40を覆うように第1保護層36上に絶縁性の第2保護層38が形成されている。この第3水素バリア膜44を設けることにより第2保護膜38の形成工程における強誘電体キャパシタへのダメージを抑えることができる。
【0029】
周辺回路部200は、図1に示すように、前記メモリセルに対して選択的に情報の書き込みもしくは読み出しを行うための各種回路を含み、例えば、下部電極12を選択的に制御するための第1駆動回路50と、上部電極34を選択的に制御するための第2駆動回路52と、センスアンプなどの信号検出回路(図示せず)とを含む。
【0030】
また、周辺回路部200は、図2に示すように、半導体基板110上に形成されたMOSトランジスタ112を含む。MOSトランジスタ112は、ゲート絶縁層112a,ゲート電極112bおよびソース/ドレイン領域112cを有する。各MOSトランジスタ112は素子分離領域114によって分離されている。MOSトランジスタ112が形成された半導体基板110上には、第1層間絶縁層10が形成されている。そして、周辺回路部200とメモリセルアレイ100とは、第1配線層40によって電気的に接続されている。
【0031】
次に、本実施の形態の強誘電体メモリ装置1000における書き込み,読み出し動作の一例について述べる。
【0032】
まず、読み出し動作においては、選択セルのキャパシタに読み出し電圧「V0」が印加される。これは、同時に‘0’の書き込み動作を兼ねている。このとき、選択されたビット線を流れる電流またはビット線をハイインピーダンスにしたときの電位をセンスアンプにて読み出す。このとき、非選択セルのキャパシタには、読み出し時のクロストークを防ぐため、所定の電圧が印加される。
【0033】
書き込み動作においては、‘1’の書き込みの場合は、選択セルのキャパシタに「−V0」の電圧が印加される。‘0’の書き込みの場合は、選択セルのキャパシタに、該選択セルの分極を反転させない電圧が印加され、読み出し動作時に書き込まれた‘0’状態を保持する。このとき、非選択セルのキャパシタには、書き込み時のクロストークを防ぐため、所定の電圧が印加される。
【0034】
1.2 作用効果
以下、本実施の形態に係る強誘電体メモリ装置1000の作用効果を説明する。
【0035】
強誘電体部14は、上部電極12と下部電極16との交差領域に形成されている。このため、キャパシタから外側へ電気力線がはみ出すのを抑えることができる。その結果、強誘電体部14における電圧印加時における弱電界が印加される領域が除去される。したがって、ヒステリシスループの角型性を向上させることができる。すなわち、ヒステリシスループを方形に近づけることができる。その結果、本実施の形態に係る強誘電体メモリ装置1000によれば、強誘電体キャパシタ20の動作特性を向上させることができる。
【0036】
2.第2の実施の形態
2.1 プロセス
次に、上述した強誘電体メモリ装置の製造方法の一例について述べる。図6〜図14は、強誘電体メモリ装置1000の製造工程を模式的に示す断面図である。なお、図7〜図14は、メモリセルアレイ領域のみに着目して示した断面図である。
【0037】
図6に示すように、公知のLSIプロセスを用いて、周辺回路200を形成する。具体的には、半導体基板110上にMOSトランジスタ112を形成する。例えば、半導体基板110上の所定領域にトレンチ分離法,LOCOS法などを用いて素子分離領域114を形成し、ついでゲート絶縁層112aおよびゲート電極112bを形成し、その後、半導体基板110に不純物をドープすることでソース/ドレイン領域112cを形成する。このようにして駆動回路50,52および信号検出回路54などの各種回路を含む周辺回路部200が形成される。ついで、公知の方法により、第1層間絶縁層10を形成する。
【0038】
次に、第1層間絶縁層10の上に、メモリセルアレイ領域A100を形成する。以下、図7〜図14を参照しながら、メモリセルアレイ100の形成方法を説明する。
【0039】
まず、図7に示すように、第1層間絶縁層10の上に、下部電極12のための第1導電層12aを形成する。第1導電層12aの材質としては、強誘電体キャパシタの電極となり得るものであれば特に限定されない。第1導電層12aの材質としては、たとえばIr,IrOx,Pt,RuOx,SrRuOx,LaSrCoOxを挙げることができる。また、第1導電層12aは、単層または複数の層を積層したものを用いることができる。例えば前記導電対材料の下部にTiOx等の密着層を形成することもできる。第1導電層12aの形成方法としては、スパッタリング、真空蒸着、CVD等の方法が利用できる。
【0040】
次に、第1導電層12aの上に、強誘電体部14のための強誘電体層14aを形成する。強誘電体層14aの材質としては、強誘電性を示してキャパシタ絶縁層として使用できれば、その組成は任意のものを適用することができる。このような強誘電体としては、たとえばPZT(PbZrzTi1-z3)、SBT(SrBi2Ta29)を挙げることができ、さらに、これらの材料にニオブやニッケル、マグネシウム等の金属を添加したもの等が適用できる。強誘電体層14aの成形方法としては、たとえば、ゾルゲル材料やMOD材料を用いたスピンコート法やディッピング法、スパッタ法、MOCVD法、レーザアブレーション法を挙げることができる。
【0041】
次に、強誘電体層14aの上に、中間電極18のための第2導電層18aを形成する。第2導電層18aの材質および形成方法は、第1導電層12aと同様のものを適用することができる。
【0042】
次に、全面に、マスク層60を形成し、リソグラフィおよびエッチングにより所定のパターンを有するマスク層60をパターニングする。すなわち、下部電極12を形成しようとする領域上に、マスク層60を形成する。マスク層60の材質は、第2導電層18a、強誘電体層14aおよび第1導電層12aのエッチングの際に、マスクとして機能し得る材質であれば特に限定されず、たとえば、窒化シリコン、酸化シリコン、窒化チタンを挙げることができる。マスク層60は、たとえばCVD法により形成されることができる。
【0043】
次に、図8に示すように、マスク層60をマスクとして、第2導電層18a、強誘電体層14aおよび第1導電層12aをエッチングし、第2導電層18a、強誘電体層14aおよび第1導電層12aをパターニングする。第1導電層12aをパターニングすることにより、所定のパターンを有する下部電極12が形成される。エッチング方法としては、RIE、イオンミリング、ICP(Inductively Coupled Plasma)等の高密度プラズマエッチングなどの方法を挙げることができる。
【0044】
次に、必要に応じて、図9に示すように、全面に、第1水素バリア膜40を形成する。第1水素バリア膜40の材質としては、強誘電体層14aが水素によって還元されるのを防ぐことができる材質であれば特に限定されず、たとえば酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化マグネシウムを挙げることができる。第1水素バリア膜40の形成方法としては、スパッタ法、CVD法、レーザアブレーション法を挙げることができる。
【0045】
次に、全面に第1絶縁層72を形成する。第1絶縁層72の材質は、後の第1絶縁層のエッチバック工程で、マスク層と同一のエッチングレートにすることができるものであれば特に限定されず、たとえば酸化シリコン、酸化アルミニウムからなる。第1絶縁層72の形成方法としては、たとえばCVD法を挙げることができる。第1絶縁層72は、下部電極12と強誘電体層14aと第2導電層18aとマスク層60の積層体(以下「積層体」という)の相互間を充填するように形成される。
【0046】
次に、図10に示すように、第1絶縁層72の上に、レジスト層R1を形成する。レジスト層R1は、その上面が平坦となるように形成される。なお、塗布法を利用して上面が平坦な第1絶縁層72を形成した場合には、レジスト層R1を形成しなくてもよい。具体的には、第1絶縁層72がSOG(Spin On Glass)層によりなる場合には、レジスト層R1を形成しなくてもよい。
【0047】
次に、図11に示すように、第1絶縁層72およびレジスト層R1をエッチバックする。このエッチバックと同時に、マスク層60を除去し、第2導電層18aの上面を露出させる。エッチバックの方法は、公知の方法をとることができる。このエッチバックの際、第1絶縁層72と第1水素バリア膜40とからなる絶縁層70が、少なくとも下部電極12の側壁を覆うように形成される。
【0048】
次に、図12に示すように、全面に、第3導電層16aを堆積する。第3導電層16の材質および形成方法は、たとえば第1導電層12aの材質および形成方法と同様であることができる。
【0049】
次に、第3導電層16aの上に、所定のパターンを有するレジスト層R2を形成する。レジスト層R2は、上部電極16を形成しようとする領域上に形成される。
【0050】
次に、レジスト層R2をマスクとして、第3導電層16a、第2層導電層18a、強誘電体層14a、第1絶縁層72および第1水素バリア膜40をエッチングする。こうして、第3導電層16aがパターニングされることにより上部電極16が形成される。また、第2導電層18aおよび強誘電体層14aがパターニングされることにより、上部電極16と下部電極12との交差領域に、中間電極層18および強誘電体部14が形成される。なお、上部電極16と下部電極12との交差領域以外の、上部電極16の下には、第1絶縁層72および第1水素バリア膜40が残ることとなる。こうして、メモリセルアレイ100が形成される。
【0051】
次に、図1および図14に示すように、必要に応じて、メモリセルアレイ100上に、第2水素バリア膜42を形成する。第2水素バリア膜42の材質および形成方法は、第1水素バリア膜40で述べたものを適用することができる。
【0052】
次に、第2水素バリア膜42の上に、公知の方法により、第1保護層36を形成する。次に、必要に応じて、第1保護層36を平坦化する。次に、第1保護層の上に、必要に応じて、メモリセルアレイ領域A100上に、第3水素バリア膜44を形成する。次に、第1保護層36および第3水素バリア膜44の上に、第2保護層38を形成する。
【0053】
2.2 作用効果
以下、本実施の形態に係る強誘電体メモリ装置の製造方法による作用効果を説明する。
【0054】
1)本実施の形態においては、強誘電体層14aの上に、第2導電層18aを形成している。このため、第1絶縁層72およびマスク層60のエッチバック工程において、強誘電体層14aは第2導電層18aに覆われているため、強誘電体層14aがエッチャントと接触することがない。このため、強誘電体層14aの表面の構造が乱れず、特性悪化を抑えることができる。すなわち、キャパシタが受けるダメージを抑えることができる。
【0055】
2)パターニング前の第1導電層12aの上に、強誘電体層14aを形成している。これにより、平坦な第1導電層12aの上に強誘電体層14aを形成できるため、強誘電体層14aを形成し易く、強誘電体成膜法の自由度が増す。
【0056】
3)一般に、強誘電体キャパシタを構成する導電層や強誘電体層のエッチングの際に、マスクの側壁に反応生成物からなるフェンスが生じないように、エッチングを制御する必要がある。たとえば基板温度を300℃程度の高温に保ってエッチングしたり、断面がテーパ形状となるようにエッチングしたりする必要がある。
【0057】
しかし、本実施の形態においては、マスク層60をマスクとして第1導電層12a、強誘電体層14aおよび第2導電層18aをエッチングしている。そして、マスク層60は、第1絶縁層72のエッチバック工程で除去している。このマスク層60の除去の際に、マスク層60の側壁にフェンスが生じていたとしても、そのフェンスは除去されることとなる。このため、第2導電層18a等をエッチングする際、フェンスが生じるようにエッチングしても、生じたフェンスは除去されるため、フェンスに起因する問題が生じない。したがって、フェンスが生じないように第2導電層18a等を断面がテーパ状となるようにエッチングする必要がなくなるため、断面形状が垂直に近い積層体を形成することができる。また、エッチング時に基板を高温に保つ必要がないため、通常のエッチング装置で第2導電層18a等をエッチングすることができる。
【0058】
4)マスク層60を用いて、第2導電層18a、強誘電体層14aおよび第1導電層12aをエッチングしている。また、第2導電層18a、強誘電体層14aとの選択比がレジストと比較して大きいためマスク層を薄くすることができることにより、マスク寸法を制御しやすい。レジスト層のようにエッチング中において後退がないため、パターン幅0.35μm以下の形状に微細加工を図ることができる。
【0059】
3.変形例
3.1 第1の変形例
第1の変形例は、第1導電層12a、強誘電体層14aおよび第2導電層18aの積層体の相互間を充填する第1絶縁層72の形成方法の変形例である。
【0060】
まず、図17に示すように、積層体を含む第1層間絶縁層10の表面を表面処理する。この表面処理は、積層体を含む第1層間絶縁層10の表面が、第1絶縁層72の材料液(たとえばミスト)と親和性を有するようにするために行われる。表面処理の方法としては、たとえば次の方法を挙げることができる。
【0061】
第1層間絶縁層10の表面の全面に表面修飾層80を形成する。この表面修飾層80は、第1絶縁層72の材料液(ミスト)と親和性を有する。
【0062】
表面修飾層80の材質は、第1絶縁層72の材料液(ミスト)と親和性を有する材質であれば特に限定されず、たとえば、ヘキサメチルジシラザン、テトラヒドラフラン、メタノール、メチルエチルケトンなどを用いることができる。
【0063】
表面修飾層80は、スピンコート法、ディップ法およびミストデポジション法等の液相を用いた方法によって形成してもよい。
【0064】
次に、積層体の相互間に、水素を発生させないプロセスにより、図9に示されるように第1絶縁層72を形成する。具体的には、次のように第1絶縁層72を形成することができる。
【0065】
第1絶縁層72の材料液(ミスト)を第1層間絶縁層10の上に付与する。積層体を含む第1層間絶縁層10の表面に表面修飾層80が形成されているため、第1絶縁層72の材料液と第1層間絶縁層10との塗れ性が高まり、積層体の相互間に第1絶縁層72の材料液が流れ込みやすくなる。第1絶縁層72の材料液の堆積方法は、特に限定されず、たとえばLSMCD(Liquid Source Mist Chemical Deposition)法を挙げることができる。LSMCD法によれば、第1絶縁層72の材料液が積層体の相互間により流れ込みやすくなる。第1絶縁層72の材料液としては、酸化シリコンの液体原料を挙げることができる。
次に、第1絶縁層72の材料液を熱処理することにより、第1絶縁層を形成する。
【0066】
この変形例によれば、次の作用効果を奏することができる。
【0067】
1)絶縁層は、水素を発生させないプロセスにより形成されている。具体的には、第1絶縁層72の材料液(ミスト)を第1層間絶縁層10の上に付与して、熱処理することにより絶縁層を形成している。このため、強誘電体層14aが還元されるのを抑えることできる。
【0068】
2)また、第1層間絶縁層10の表面と第1絶縁層の材料液とが親和性を有するすように、表面処理をしている。このため、積層体間に第1絶縁層の材料液を流れ込みやすくすることができる。
【0069】
なお、本変形例において、表面処理の工程を省略してもよい。また、第1層間絶縁層10および強誘電体キャパシタ20の表面に第1の水素バリア層40が形成されている状態で、本製法を適用してもよい。
【0070】
3.2 第2の変形例
1)本実施の形態においては、マスク層60をマスクとして、第2導電層18a、強誘電体層14aおよび第1導電層12aをエッチングした。しかし、これに限定されず、マスク層60を形成せずに、レジスト層をマスクとして第2導電層18a、強誘電体層14aおよび第1導電層12aをエッチングしてもよい。
【0071】
2)第1絶縁層72の平坦化は、CMP法により行うことができる。
【0072】
3)絶縁層70は、少なくとも下部電極12を覆っていれば、図15に示すような積層体の相互間の中央部の絶縁層70が完全に除去されている態様であってもよく、また、図16に示すように絶縁層70の上面が第2導電層18aの上面より低く、第1導電層12aの上面より高くなっていてもよい。
【0073】
4)上記実施の形態においては、第2導電層18a、強誘電体層14aおよび第1導電層12aを一括してパターニングした。しかし、これに限定されず、第1導電層12aをパターニングした後、強誘電体層14aおよび第1導電層12aを形成してもよい。
【0074】
5)周辺回路部200は、メモリセルアレイの下に設けられていてもよい。
【0075】
4.実験例
実施例と、比較例とで、ヒステリシスループがどの程度異なるかを調べた。図18は、実施例に係るヒステリシスループを示す図である。図19は、比較例に係るヒステリシスループを示す図である。
【0076】
なお、実施例は、メモリセルアレイの構造として図2〜図5に示す構造を採用した。また、実施例においては、図2〜図5の第1水素バリア膜(酸化アルミニウム膜)40を形成した場合と形成しない場合のヒステリシスループを調べた。比較例においては、メモリセルアレイは、下部電極を含む基体の上に、連続した強誘電体層を形成し、その強誘電体層の上に上部電極を形成した構造を有する。
【0077】
図18および図19に示すように、実施例によれば、比較例に比べて、分極値が0におけるヒステリシスループの接線の傾きが大きいことがわかる。このため、実施例は、比較例に比べて、角型性が向上しているといえる。
【0078】
また、第2水素バリア膜を形成することにより、Pr(残留分極)値の絶対値が大きくなっていることがわかる。
【0079】
本発明は、上記の実施の形態に限定されず、本発明の要旨の範囲で種々の変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る強誘電体メモリ装置を模式的に示す平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿って強誘電体メモリ装置の一部を模式的に示す断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿って強誘電体メモリ装置の一部を模式的に示す断面図である。
【図4】図2におけるメモリセルアレイを拡大した断面模式図である。
【図5】図3におけるメモリセルアレイを拡大した断面模式図である。
【図6】強誘電体メモリ装置の製造工程を模式的に示す断面図である。
【図7】強誘電体メモリ装置の製造工程を模式的に示す断面図である。
【図8】強誘電体メモリ装置の製造工程を模式的に示す断面図である。
【図9】強誘電体メモリ装置の製造工程を模式的に示す断面図である。
【図10】強誘電体メモリ装置の製造工程を模式的に示す断面図である。
【図11】強誘電体メモリ装置の製造工程を模式的に示す断面図である。
【図12】強誘電体メモリ装置の製造工程を模式的に示す断面図である。
【図13】強誘電体メモリ装置の製造工程を模式的に示す断面図である。
【図14】強誘電体メモリ装置の製造工程を模式的に示す断面図である。
【図15】第2の実施の形態の変形例を模式的に示す断面図である。
【図16】第2の実施の形態の変形例を模式的に示す断面図である。
【図17】第1の変形例に係る製造工程の要部を模式的に示す断面図である。
【図18】実施例に係るヒステリシスループを示す図である。
【図19】比較例に係るヒステリシスループを示す図である。
【符号の説明】
10 第1層間絶縁層
12 下部電極
14 強誘電体部
16 上部電極
18 中間電極層
36 第1保護層
38 第2保護層
40 第1水素バリア膜
42 第2水素バリア膜
44 第3水素バリア膜
50 第1駆動回路
52 第2駆動回路
60 マスク層
70 絶縁層
72 第1絶縁層
80 表面修飾層
90 前駆体層
92 帯電層
100 メモリセルアレイ
110 半導体基板
112 MOSトランジスタ
112a ゲート絶縁層
112b ゲート電極
112c ソース/ドレイン領域
114 素子分離領域
200 周辺回路部
1000 強誘電体メモリ装置

Claims (8)

  1. (a)基体の上に、第1の下部電極層を形成する工程と、
    (b)前記第1の下部電極層の上に、第1の強誘電体層を形成する工程と、
    (c)前記第1の強誘電体層の上に、第1の導電層を形成する工程と、
    (d)前記第1の導電層、前記第1の強誘電体層、および前記第1の下部電極層をパターニングし、ストライプ形状を有する第2の導電層、ストライプ形状を有する第2の強誘電体層、およびストライプ形状を有する第2の下部電極層を形成する工程と、
    (e)前記基体の上に、前記第2の導電層、前記第2の強誘電体層、および前記第2の下部電極層を覆うように第1の絶縁層を形成する工程と、
    (f)前記第2の導電層の上面が露出するまで前記第1の絶縁層を除去し、第2の絶縁層を形成する工程と、
    (g)前記第2の導電層および前記第2の絶縁層の上に第1の上部電極層を形成する工程と、
    (h)前記第1の上部電極層、前記第2の導電層、前記第2の強誘電体層、および前記第2の絶縁層をパターニングし、ストライプ形状を有する第2の上部電極層、前記第2の上部電極層と前記第2の下部電極層との交差領域に配置された第3の導電層、前記第2の上部電極層と前記第2の下部電極層との交差領域に配置された第3の強誘電体層、および前記第2の上部電極層の下に配置された第3の絶縁層を形成する工程と、
    (i)前記基体の上方に、前記第2の上部電極層、前記第3の導電層、前記第3の強誘電体層、前記第2の下部電極層、および前記第3の絶縁層を覆うように保護層を形成する工程と、
    を含む、メモリセルアレイの製造方法。
  2. 請求項1において、
    前記工程(e)の前に、第1の水素バリア膜を形成する工程をさらに含み、
    前記工程(h)において前記第2の絶縁層とともに前記第1の水素バリア膜をパターニングする、メモリセルアレイの製造方法。
  3. 請求項2において、
    前記工程(i)の前に、第2の水素バリア膜を形成する工程をさらに含む、メモリセルアレイの製造方法。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、
    前記製造工程(e)において、水素を発生させない方法により第1の絶縁層を形成する、メモリセルアレイの製造方法。
  5. 請求項4において、
    前記第1の絶縁層の形成工程をLSMCD法によって行う、メモリセルアレイの製造方法。
  6. 請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、
    前記工程(d)のために、前記第1の導電層の上に所定のパターンを有するマスク層を形成する工程を含み、且つ、前記工程(f)において、前記マスク層を除去する工程を含む、メモリセルアレイの製造方法。
  7. 請求項6において、
    前記マスク層が、窒化シリコン、酸化シリコン、窒化チタンのいずれかからなる、メモリセルアレイの製造方法。
  8. 請求項6または請求項7において、
    前記マスク層は、前記第1の絶縁層とほぼ同一のエッチングレートとすることができる材質からなる、メモリセルアレイの製造方法。
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