JP2002061036A - スライバーを圧縮するための装置 - Google Patents

スライバーを圧縮するための装置

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 練条機の後ろに圧縮区域を配置し、スライバ
ーの縁繊維を側方でまとめることによって、圧縮する形
式の装置において、種々異なる撚り方向でのスライバー
の巻き込みが回避され、紡績糸品質が改善されるよう
な、スライバー圧縮の装置を提供すること。 【解決手段】 側縁の一方のみが繊維ガイド縁として形
成されており、前記の繊維ガイド縁が、スライバー2
を、このスライバーのあや振り運動にも拘らずすでに幅
広の開始領域において、及び吸い込みスリット16の端
部までに、搬送ベルト13の運動方向Bに対して横方向
に位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、練条機の出口ロー
ラ対に続く圧縮区域と、スライバーを前記圧縮区域を通
って搬送させる多孔の搬送ベルトと、前記圧縮区域に配
設されていて前記搬送ベルトを案内する滑り面と、前記
滑り面に配置されていて2つの側縁によって制限された
吸い込みスリットとを備えており、前記の吸い込みスリ
ットが、スライバーを搬送ベルトの運動方向に対して横
方向に位置決めする傾斜する繊維ガイド縁を有してい
て、かつ横方向にあや振りされるスライバーを掴むため
に幅広の開始領域を有している形式の、紡績機械におけ
るスライバーを圧縮するための装置に関する。
【0002】練条機の後ろに配置された圧縮区域は、ド
ローイングされた、しかしまだ撚りをかけられていない
スライバーを、このスライバーの縁繊維を側方でまとめ
ることによって束ねる、あるいは圧縮するという目的を
有しており、このために、続いて撚りを加える際にいわ
ゆるスピニング三角形は生じない。この場合、生ぜしめ
られた糸は、引っ張りに強く、均一で、かつ毛羽が少な
い。スライバーのあや振りは、練条機に付属しているベ
ルト及びローラ関係が極めて迅速に消耗することを阻止
するという目的に役立つ。
【0003】
【従来の技術】冒頭で述べられた形式の装置は、公然と
先使用されており、かつ古い、しかし後で公表されたド
イツ連邦共和国出願第19949666.8号明細書に
記載されている。公知の装置は吸い込みスリットを有し
ており、この吸い込みスリットは、まだ圧縮されていな
いスライバーをこのスライバーのあや振り運動の際にそ
の全幅において掴むような開始幅を有して始まってい
る。公知の装置の吸い込みスリットは、掴んだ直後に、
デルタの形状で狭い作業幅において全体の傾斜する吸い
込みスリットに移行しており、この吸い込みスリットの
繊維ガイド縁に、デルタの縁が曲げなしに続く。この場
合、まだ圧縮されていないスライバーは、あや振り運動
の一方の極端位置において、この位置におけるデルタ形
状の吸い込みスリットの、本来の繊維ガイド縁とは反対
の側縁に到達する。当該の側縁が、搬送ベルトの運動方
向に関して反対の向きで傾斜して、圧縮に続いて使用さ
れる本体の繊維ガイド縁として延びているので、まだ圧
縮されていないスライバーは、デルタの領域において、
後の繊維ガイド縁における本来の圧縮の場合におけると
は別の方向で時々巻き込まれる。要するに、繊維の撚り
方向は、あや振り運動の一方の極端位置の間に急変す
る。これによって、圧縮区域において繊維の動揺する運
動を生ぜしめ、及び周期的に紡績糸パラメーターの悪化
を生ぜしめる。
【0004】類似の欠点が、ドイツ連邦共和国特許公開
第4426278号明細書による類概念によるものでは
ない装置においても示されており、この装置では、吸い
込みスリットが吸い込みローラの内部に間隔をおいて配
置されている。ここでは、圧縮区域の吸い込みスリット
が、比較的大きい開始幅を有して始まっており、かつ次
いで対称的にデルタ形状に先細になっている。スライバ
ーは、あや振りする場合に意識的にデルタの右側縁及び
左側縁に交互に当て付けられ、しかしながらこれによっ
て同様に、圧縮されるスライバーが周期的に種々異なる
撚り方向に巻き込まれるという欠点が生じる。
【0005】ドイツ連邦共和国特許公開第196238
24号明細書によって、やはり類似概念によるものでは
ない装置が公知であり、この装置においては、吸い込み
ローラの内部に吸い込みスリットが配置されており、こ
の吸い込みスリットにおいて、1つの側縁のみが繊維ガ
イド縁として形成されている。繊維ガイド縁は、ここで
はもっぱら、互いに平行に延びる2本のスライバーが比
較的大きな間隔を有して2つの隣接する吸い込みスリッ
ト内に互いに走入され、かつ次いで圧縮されたスライバ
ーの間隔が互いに減少され、これによってこれらのスラ
イバーが紡績過程のために申し分ない間隔に近づけられ
るという目的のみに役立つ。このような理由から、最初
に吸い込みローラの運動方向に対して傾斜する繊維ガイ
ド縁は、運動方向に対して平行な側縁に極めて早く移行
し、その結果、このような時点以降スライバーは、吸い
込みローラの運動方向に対して横方向にもはや位置決め
されない。この場合、あや振り運動の一方の極端位置に
おいて当該の繊維ガイド縁がもはや非常に短い距離区間
にわたってだけスライバーによって接触されるように配
置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の装置において、種々異なる撚り方向での
スライバーの巻き込みが回避され、かつ紡績糸品質が改
善されることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題は、側縁の一
方のみが繊維ガイド縁として形成されており、前記の繊
維ガイド縁が、スライバーを、このスライバーのあや振
り運動にも拘らずすでに幅広の開始領域において、及び
前記吸い込みスリットの端部までに、搬送ベルトの運動
方向に対して横方向に位置決めすることによって解決さ
れる。
【0008】
【発明の実施の形態】側縁の一方のみが繊維ガイド縁と
して形成されていることによって、スライバーの圧縮さ
れる巻き込み中に撚り方向の変化が回避される。さら
に、スライバーが、このスライバーのあや振り運動にも
拘らずすでに幅広の開始領域において、前記の一方の繊
維ガイド縁に到達することによって、繊維ガイド縁は、
あや振り運動にも拘らず大体において同じ長さにおいて
作用したままである。スライバーが吸い込みスリットの
端部までに繊維ガイド縁によって搬送ベルトの運動方向
に対して横方向に位置決めされることによって、吸い込
みスリットを離れた後に、圧縮されたスライバーが場合
によっては再びいくらか開いてしまうということが阻止
される。全部合わせると、全体の構成は、紡績糸パラメ
ーターの改善に役立つ。
【0009】本発明の有利な構成では、繊維ガイド縁
が、吸い込みスリットの幅広の開始領域において、搬送
ベルトの運動方向に関して、吸い込みスリットの残りの
領域における繊維ガイド縁より強い傾斜を有しているよ
うになっている。このような強い傾斜が最大でどのよう
な大きさである必要があるかは、−供給速度及びそれぞ
れの繊維材料に関連して−場合によっては実験によって
算出されなければならない。傾斜の強さは、圧縮される
スライバーがこのような個所において繊維ガイド縁を離
れる、ひいては吸い込みスリットをも離れることができ
るほどの大きさである必要はない。傾斜は、正に、なお
許容できるような大きさであり、これによって、吸い込
みスリットの前記の幅広くされた開始領域は可能な限り
短くなる。つまり、短い開始領域は、圧縮されるスライ
バーの両方の極端位置においてあや振り中にできるだけ
十分に一定の比が圧縮中に存在するように導く。有利に
は、吸い込みスリットの開始領域は、最大でこの吸い込
みスリットの長さの四分の一を占めている。
【0010】実地において、開始領域の後ろの繊維ガイ
ド縁の最小傾斜は、搬送ベルトの運動方向に対して3°
〜20°の角度になっている。
【0011】本発明の別の利点及び特徴は、実施例の以
下の記載から明らかである。
【0012】
【実施例】紡績機械、特にリング紡績機のうち、図1及
び図2においては、ドローイングされたスライバー2を
圧縮するための装置1の範囲のみが示されている。装置
1は、練条機3にすぐ続いて設けられており、前記練条
機のうち、出口ローラ対4並びに搬送方向Aで見て前記
出口ローラ対の前に配置された短ベルトローラ対5のみ
が示されている。短ベルトローラ対5は、下方短ベルト
6並びに上方短ベルト7を案内している。出口ローラ対
4は、駆動される出口下方円筒体8並びにこの出口下方
円筒体に弾性的に圧着された出口圧搾ローラ9を有して
いる。これによって、出口ローラ対4は、ドラフト区域
の端部を形成する出口締め付けライン10を規定する。
【0013】練条機3において、周知の形式でスライバ
ーあるいは粗糸11は搬送方向Aにおいて所望の細さに
なるまでドラフトされる。このようなドラフトは、出口
締め付けライン10において終えられており、この場合
この個所以降には、ドローイングされた、しかしまだ撚
りをかけられていないスライバー2が存在している。撚
りを加える場合における、公知の、及び不都合なスピニ
ング三角形を回避するために、スライバー2は、出口締
め付けライン10にすぐ続いて圧縮区域12において圧
縮される。
【0014】圧縮のために設けられた装置1は、たとえ
ば細い網状の、ポリアミド糸から織られた薄い織物ベル
トとして形成されていることができ、かつ圧縮されるス
ライバー2を圧縮区域12を通って搬送させる多孔の搬
送ベルト13を有している。さらに装置1は、低圧下に
ある中空成形部材として構成されていて、かつ複数の紡
績個所にわたって延びることができる吸い込み通路14
を有している。吸い込み通路14は、圧縮区域12に向
かう外側輪郭において、搬送ベルト13を案内するため
の滑り面15として形成されている。
【0015】滑り面15には吸い込みスリット16が設
けられており、この吸い込みスリットは、搬送ベルト1
3の運動方向Bに対して軽く傾斜して配置されており、
したがって、吸い込みスリットは、圧縮されるスライバ
ー2に関して繊維ガイド縁17を有している。圧縮中
に、スライバー2はこのような繊維ガイド縁17に沿っ
て走り、これによってスライバー2内に存在する繊維
は、搬送ベルト13の運動方向Bに対して横方向に束ね
られ、あるいは圧縮され、かつこの場合スライバー2は
いくらか巻き込まれる。
【0016】吸い込み通路14は、吸い込みスリット1
6から間隔をおいて存在する低圧接続部18を介して、
図示されていない低圧源に接続されている。吸い込み通
路14が複数の紡績個所にわたって延びている限りで
は、紡績機械区間ごとにただ1つの低圧接続部18が存
在する必要がある。
【0017】圧縮区域12は、出口側で締め付けローラ
19によって制限されており、この締め付けローラは、
スライバー2及び搬送ベルト13を滑り面15に圧着さ
せていて、かつこの場合、提出される撚りに関して撚り
止めとして作用する供給締め付けライン20を規定す
る。締め付けローラ19は、搬送ベルト13を駆動し、
かつ締め付けローラ自体は、出口圧搾ローラ9から伝達
ローラ21を介して駆動されている。
【0018】供給方向Cで図示されない撚糸機、たとえ
ばリングスピンドルに供給される間に、供給締め付けラ
イン20の後ろで、生ぜしめられる糸22は所定の撚り
を維持する。その際、この撚りに関して、供給締め付け
ライン20は撚り止めとして作用し、その結果、撚りは
反作用して圧縮区域12内まで及ぶことはない。
【0019】搬送ベルト13は、吸い込みスリット16
とは反対の側において締め付け部材23によって締め付
けられており、この締め付け部材は、たとえば固定の棒
として、あるいはガイドローラとして構成されているこ
とができる。この場合、締め付け部材23は、搬送ベル
ト13が軽い圧着によって出口下方円筒体8に当接する
ように配置されている。搬送ベルト13と出口下方円筒
体8とは接触個所において対向しているので、この場
合、搬送ベルト13は、恐らく付着する飛んだ繊維を取
り除かれる。
【0020】図2から明らかなように、圧縮されるスラ
イバー2は、両矢印の方向D及びEに相応してあや振り
される。このようなあや振り運動は、下方短ベルト6、
上方短ベルト7、並びに出口圧搾ローラ9の弾性的な関
係を早期に摩耗させないという目的に役立つ。しかしな
がら、あや振り運動は、方向D及びEに相応して、圧縮
されるスライバー2が繊維ガイド縁17に確実に到達す
ることを困難にする。スライバー2が、吸い込みスリッ
ト16によって掴まれる間に繊維ガイド縁17に到達す
るのではなく、冒頭で述べられた従来の技術の場合にそ
うであるように吸い込みスリット16の別の側縁に到達
しようとすると、一時的に、かつ周期的にスライバー2
において巻き込み運動が行われ、この巻き込み運動は、
繊維ガイド縁17に沿った得ようとする巻き込み運動に
対して時々反対に向いており、かつ紡績糸品質を減少さ
せる。
【0021】このような理由から、以下に図3及び図4
を用いて説明されるように、吸い込みスリット16の特
別な実施例が準備されている。
【0022】図3及び図4による吸い込みスリット16
の拡大図においては、供給されたあや振りされるスライ
バー2の2つの極端位置が一点鎖線で示されている。図
3によれば、スライバー2は、その左の極端位置に達し
ており、かつ矢印方向Eに相応して所定のあや振り運動
を開始する。図4による実施例では、あや振りされるス
ライバー2が、その右の極端位置に達しており、かつ続
いて矢印方向Dに相応して所定の戻し運動を開始する。
あや振り行程は、全体で約5〜6mmになり、この場
合、1分間において極めて僅かなあや振り運動のみが行
われる。
【0023】図3及び図4による吸い込みスリット16
の拡大図においては、この吸い込みスリット16を制限
する両方の側縁24及び25が明らかであり、この場
合、今や、圧縮中にスライバー2があや振り運動にも拘
らずできるだけ迅速に繊維ガイド縁17に到達するとい
うことが保証されている。同時に、あや振りされるスラ
イバー2がとにかく吸い込みスリット16によって掴ま
れるということが保証されていなければならない。
【0024】それ故に、吸い込みスリット16は、その
入口側のすぐ近くに開始領域26を有しており、この開
始領域は、少なくとも、あや振り行程と同じ位の幅でな
ければならない。しかしながら、吸い込みスリット16
の長手方向では前記の開始領域26はできるだけ短くさ
れており、有利には、吸い込みスリット16の長さの約
四分の一のみである。
【0025】図3及び図4の実施例とは異なり、吸い込
みスリット16の開始領域26が右側へではなく、従来
の技術におけるように左側へ延ばされていると、あや振
りされるスライバー2は掴まれることもできるが、しか
し通り過ぎて吸い込みスリット16の繊維ガイド縁17
とは反対の側の、反対の向きで斜めに延びている側縁に
当て付けられてしまう。このことは、不都合な形式で望
まれない撚り方向であちこちにスライバー2の巻き込み
を招いてしまう。このような理由から、図3及び図4に
示す吸い込みスリット16の開始領域26は、本発明に
よれば、繊維ガイド縁17の傾斜位置が開始領域26に
おいて強くされているように選ばれている。この結果、
掴まれるかつ圧縮されるスライバー2は、あらゆる場合
に遅かれ早かれ開始領域26の繊維ガイド縁28に到達
することになり、この場合、繊維ガイド縁28は、本来
の繊維ガイド縁17を吸い込みスリット16の入口に向
かって長くしており、かつこの際、搬送ベルト13の運
動方向Bに関して繊維ガイド縁17より傾斜されてい
る。
【0026】これによって、本発明によれば、スライバ
ー2が常に正しい繊維ガイド縁17にのみ到達し、かつ
このことがスライバーを掴んだ後にできるだけ迅速に行
われるということが達成される。繊維ガイド縁17は、
搬送ベルト13の運動方向Bに対して角度αを有してお
り、この角度は、実際の実施例において3°と20°と
の間に位置している。さらに、繊維ガイド縁17は吸い
込みスリット16の端部27まで延びており、この場
合、前記の端部27は、供給締め付けライン20といく
らか一致する。これによって、圧縮された、かつこの際
いくらか巻き込まれたスライバー2が吸い込みスリット
16の端部27においてもはや膨らんで戻ることはでき
ないということが達成される。
【0027】繊維ガイド縁28の傾斜を本来の繊維ガイ
ド縁17の角度αに十分に適応させようとすると、これ
によって開始領域26は、引用されたドイツ連邦共和国
特許公開第19623824号明細書による装置の場合
のようにスライバー2が図3に示す極端位置において繊
維ガイド縁17に到達するのが遅すぎてしまうほどかな
り拡大される。この場合には、スライバー2がその極端
位置において繊維ガイド縁17に沿って一度は短い距離
を、かつ一度は長い距離を有することになり、このこと
が周期的に種々異なる紡績糸品質を導くことになる。こ
れに対して、著しく短い開始領域26は、スライバー2
が図4に示す極端位置において繊維ガイド縁28に沿っ
て走るのではなく、搬送ベルト13の運動方向Bにおけ
る作用を受けて繊維ガイド縁ひいては吸い込みスリット
16を離れるということを招いてしまう。繊維ガイド縁
28のためにどのような傾斜が最適であるかは、それぞ
れ実験によって決定されなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライバーを圧縮するための装置を部分的に破
断した図である。
【図2】圧縮区域において、図1の矢印IIの方向で見
た図である。
【図3】あや振りされるスライバーの極端位置が一点鎖
線で表されている、所属の搬送ベルトなしに本発明によ
る吸い込みスリットの輪郭のみを示す拡大図である。
【図4】あや振りされるスライバーの極端位置が一点鎖
線で表されている、所属の搬送ベルトなしに本発明によ
る吸い込みスリットの輪郭のみを示す拡大図である。
【符号の説明】
1 装置 2 スライバー 3 練条機 4 出口ローラ対 5 短ベルトローラ対 6 下方短ベルト 7 上方短ベルト 8 出口下方円筒体 9 出口圧搾ローラ 10 出口締め付けライン 11 粗糸 12 圧縮区域 13 搬送ベルト 14 吸い込み通路 15 滑り面 16 吸い込みスリット 17 繊維ガイド縁 18 低圧接続部 19 締め付けローラ 20 供給締め付けライン 21 供給ローラ 22 糸 23 締め付け部材 24 側縁 25 側縁 26 開始領域 27 端部 28 繊維ガイド縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス・シュターレッカー ドイツ連邦共和国デイ−73072 ドンツド ルフ、アイスブルンネン、シュトラーセ 37 Fターム(参考) 4L056 AA23 BC02 BC04 CA02 CA16 CA33 CA68

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 練条機の出口ローラ対に続く圧縮区域
    と、スライバーを前記圧縮区域を通って搬送させる多孔
    の搬送ベルトと、前記圧縮区域に配設されていて前記搬
    送ベルトを案内する滑り面と、前記滑り面に配置されて
    いて2つの側縁によって制限された吸い込みスリットと
    を備えており、前記の吸い込みスリットが、スライバー
    を搬送ベルトの運動方向に対して横方向に位置決めする
    傾斜する繊維ガイド縁を有していて、かつ横方向にあや
    振りされるスライバーを掴むために幅広の開始領域を有
    している形式の、紡績機械におけるスライバーを圧縮す
    るための装置において、前記の側縁(24,25)の一
    方のみが繊維ガイド縁(17)として形成されており、
    前記の繊維ガイド縁が、スライバー(2)を、このスラ
    イバーのあや振り運動(D,E)にも拘らずすでに幅広
    の開始領域(26)において、及び前記吸い込みスリッ
    ト(16)の端部(27)までに、搬送ベルト(13)
    の運動方向(B)に対して横方向に位置決めすることを
    特徴とする、紡績機械におけるスライバーを圧縮するた
    めの装置。
  2. 【請求項2】 繊維ガイド縁(28)が、吸い込みスリ
    ット(16)の幅広の開始領域(26)において、搬送
    ベルト(13)の運動方向(B)に関して、吸い込みス
    リット(16)の残りの領域における繊維ガイド縁(1
    7)より強い傾斜を有していることを特徴とする請求項
    1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記吸い込みスリット(16)の開始領
    域(26)が、最大でこの吸い込みスリット(16)の
    長さの四分の一を占めていることを特徴とする請求項1
    または2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記の繊維ガイド縁(17)の最小傾斜
    が、搬送ベルト(13)の運動方向(B)に対して3°
    〜20°の角度(α)になっていることを特徴とする請
    求項1から3までのいずれか1記載の装置。
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