JP2002285433A - 複数の隣接して配置された紡糸ステーションを持つ紡糸機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】二つの紡糸ステーション間に位置した迷い繊維
を容易な方法で除去する。 【解決手段】互いに隣接して配置された複数の紡糸ステ
ーション１，２，３を持つ紡糸機が述べられており、各
紡糸ステーション１，２，３は前方ニップラインを形成
する前方ローラー対７を持つ延伸装置並びにその下流に
配置された延伸された繊維ストランド５を凝縮する凝縮
帯域６を含む。各凝縮帯域６は繊維ストランド５を輸送
する空気透過性輸送ベルト１６を含み、この輸送ベルト
１６は吸引スリット２１を含むスライド表面上１７で案
内される。吸引スリット２１を含むスライド表面１７
は、複数の紡糸ステーション１，２，３に渡って延びる
吸引管１９上に配置されている単一ハウジング１８内に
適用される。吸引管１９は前方ローラー対７に対してあ
る距離に設けられ、そこではこの距離が個々の単一ハウ
ジング１８のスライド表面１７により橋渡しされてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】発明の背景及び概要本発明は互いに隣接し
て配置された複数の紡糸ステーションを持つ紡糸機に関
し、各紡糸ステーションが前方ニップラインを形成する
前方ローラー対を持つ延伸装置並びにその下流に配置さ
れた延伸された繊維ストランドを凝縮する凝縮帯域を含
み、この凝縮帯域が繊維ストランドを輸送する空気透過
性輸送ベルトを含み、かつこの輸送ベルトが吸引スリッ
トを含むスライド表面上で案内され、そこでは複数の輸
送ベルトのためのスライド表面が複数の紡糸ステーショ
ンに渡って延びる吸引管上に配置され、かつこれらのス
ライド表面がそれぞれの前方ローラー対により形成され
たくさび状間隙中に突出するものに関する。

【０００２】紡糸機の延伸装置で延伸された繊維ストラ
ンドは引き続いてその紡糸撚りを受ける。もしこの紡糸
撚りが延伸工程の後で直接適用されたなら、そのときは
いわゆる紡糸三角形が延伸装置の前方ローラー対で起こ
り、この紡糸三角形は撚られた糸中に適正に結合されな
かった側繊維を含むであろう。近年、この不利を避ける
ためにいわゆる凝縮帯域が延伸装置の下流に配置され、
この凝縮帯域内で延伸されているがまだ撚りなしの繊維
ストランドがその単繊維の横集合により束ねられまたは
凝縮され、従って更なるニップラインの適用により、不
利な紡糸三角形はもはや存在しない。この方法で凝縮さ
れた繊維ストランドが次いで続いてその紡糸撚りを受け
るとき、けば立ちの少ない、より滑らかなかつより引裂
抵抗性の糸が作られる。

【０００３】上述の形式の紡糸機はドイツ公開特許出願
１９９ ０３ １１３で従来技術である。複数の紡糸ス
テーション、例えば一機械セクションに渡って延びる吸
引管は腎臓形の断面を持ち、前方ローラー対により形成
されたくさび状間隙中に延びる。紡糸ステーション当た
り一つの補強部が０．２から０．５ｍｍの薄い金属箔の
形で吸引管上に設けられ、そこでは吸引管内に設けられ
た各紡糸ステーションの吸引スリットがまたこの金属箔
を通って延びる。金属箔の表面は従って凝縮帯域のスラ
イド表面を形成し、このスライド表面は吸引管の外部輪
郭に、しかしそれから非常にわずかの距離で追従する。
個々の凝縮帯域のスライド表面が前方ローラー対のくさ
び状間隙内で直接始まるとき、実際的であることが示さ
れた。しかし、既知の紡糸機において、二つの紡糸ステ
ーション間でさえ、補強部が存在しないところでは吸引
管がまた金属箔の薄さのためそれぞれの前方底シリンダ
ーまで直接延びるという不利がある。これは幾つかの理
由のため凝縮時に繊維ストランド中に結合されなかった
繊維が特に個々の紡糸ステーション間に集められるとい
う結果をもたらす。これらの迷い単繊維は望ましくはな
いが繊維ストランド中に捕えられ、及び／または空気透
過性輸送ベルトの孔を塞ぎ、時間経過により凝縮効果を
そこなう。

【０００４】本発明の目的は上述の形式の紡糸機におい
て、二つの紡糸ステーション間に位置した迷い繊維を容
易な方法で除去することである。

【０００５】この目的は本発明により吸引管が前方ロー
ラー対からある距離に配置されること、及び吸引スリッ
トを含むスライド表面が吸引管に取り付けられた単一ハ
ウジング内に収容され、この単一ハウジングが吸引管と
くさび状間隙間の間隙を橋渡しすることにより達成され
た。

【０００６】この実施例は今や吸引管と前方底シリンダ
ー間に十分大きな中間空間を提供する。発生する大きな
クリーニング間隙の結果として、迷い繊維は落下するこ
とができ、従って危険領域から例えば移動するクリーナ
ーにより除去されることができる。本発明のこの特徴は
紡糸ステーション間に十分大きな隙間をもたらし、この
特徴はクリーニング機能を助ける。単一ハウジングは完
全にプラスチックスから作られることができ、基本的な
丸い管として設計される吸引管上にスライドさせること
ができる。しかし、ハウジングは横移動及び回転に対し
て固定されねばならない。

【０００７】横案内表面はそれぞれの輸送ベルトのため
に個々の各ハウジングに適用される。これは輸送ベルト
が実際の凝縮領域内で正確に横方向に案内されるという
利点を持つ。

【０００８】吸引管は有利には個々の紡糸ステーション
内に比較的大きな吸引開口を備え、この吸引開口は単一
ハウジングが組み立てられた後で覆われ、単一ハウジン
グ内に適用された吸引スリットと作用する。吸引管内の
吸引開口に対しては大きな許容誤差は必要ではなく、一
方スライド表面内に設けられた技術的に重要な吸引スリ
ットは製造時に簡単な方法で単一ハウジングに適用され
ることができる。

【０００９】単一ハウジングは横カバーを備えた中空異
形材として設計されることができる。くり抜き穴（それ
により単一ハウジングが吸引管上をスライドする）がそ
のときカバー内に設けられる。この方法で吸引管と単一
ハウジング間の必要なシールが達成される。

【００１０】本発明の一実施例において、アイドラープ
ーリーが各単一ハウジングに配置されることができ、こ
のアイドラープーリーは摩擦ローラーにより駆動され
る。この形式の駆動は輸送ベルトが異常に大きな摩耗に
曝されることなく輸送ベルトに十分な摩擦を移転する。
凝縮帯域をその出口側で境界付け、輸送ベルトを上述の
従来技術のように駆動するニップローラーはもはや駆動
機能の役目をせず、むしろ凝縮帯域と撚り要素間の撚り
妨害としてのみの役目をする。

【００１１】図面の簡略説明 本発明のこれらの及び更なる目的、特徴及び利点は添付
図面に関してなされる以下のその詳細な説明から容易に
明らかとなるであろう。図面において：図１は凝縮帯域
の領域の紡糸機の紡糸ステーションの部分断面側面図で
あり、図２は幾つかの要素、特に凝縮帯域の上に設けら
れた加圧ローラーが省かれた、凝縮帯域の領域の図１の
矢印IIの方向の図である。

【００１２】図面の詳細な説明 図１と２に示された紡糸機のセクションの場合におい
て、リング紡糸機が好ましくは含まれる。紡糸機は通常
の方法で機械の縦方向に隣接して配置された複数の紡糸
ステーションを含み、その三つの紡糸ステーション１，
２及び３を図２に見ることができる。

【００１３】各紡糸ステーション１，２，３は延伸装置
４を含み、その端部領域のみが図１に示され、また延伸
されているがまだ撚りなしの繊維ストランド５を束ねる
凝縮帯域６を含み、この凝縮帯域６は延伸装置４の下流
に設けられている。紡糸ステーション１，２，３の残り
の要素は示されていない。

【００１４】各延伸装置４は前方ローラー対７、並びに
そこから上流に配置されたエプロンローラー対１０を含
み、それは底エプロン８と上部エプロン９を案内する。
延伸装置４の残りのローラー対は示されていない。

【００１５】前方ローラー対７は複数の紡糸ステーショ
ン１，２，３‥‥に沿って延びる駆動底シリンダー１１
を含み、この駆動底シリンダー１１は既知の方法で波形
領域１２を持つ。各紡糸ステーション１，２，３‥‥に
おいて、加圧ローラー１３が底シリンダー１１の波形領
域１２に対して配置される。前方ローラー対７は前方ニ
ップライン１４を構成し、ここで延伸装置４の延伸帯域
は終わりとなる。延伸装置４で供給された繊維材料１
５、例えばスライバまたはロービングは既知の方法で輸
送方向Ａに希望の繊度に延伸される。延伸工程は本質的
に前方ニップライン１４で完了する。

【００１６】上述の理由のため、凝縮帯域６が延伸装置
４の下流に配置され、この凝縮帯域６でまだ撚りなしの
繊維ストランド５はその単繊維の横集合により束ねられ
または凝縮される。

【００１７】各凝縮帯域６は空気透過性輸送ベルト１６
を含み、これが凝縮される繊維ストランド５を凝縮帯域
６を通して輸送する。輸送ベルト１６の場合、薄い、ク
ロースメッシュの織られたベルトが好ましくはここに含
まれ、これが空気透過性に対する明白な理由のもととな
る。

【００１８】各輸送ベルト１６はスライド表面１７上を
案内され、これは以下に詳細に説明されるが、単一ハウ
ジング１８の外部輪郭により形成され、この単一ハウジ
ング１８は更なる単一ハウジング１８と一緒に、複数の
紡糸ステーション１，２，３に沿って延びる吸引管１９
上に配置される。低圧が吸引管１９内に行き渡り、これ
は低圧導管２０を介して低圧源（図示せず）に連結され
る。

【００１９】吸引スリット２１が各紡糸ステーション
１，２，３‥‥のスライド表面１７内に設けられ、この
吸引スリット２１は各輸送ベルト１６の移動方向にわず
かに横断的に配置され、その結果として横繊維案内縁２
２を備え、これに沿って凝縮される繊維ストランド５が
移動する。この繊維案内縁２２上で繊維ストランド５が
その単繊維の横集合により凝縮され、そこでは加えて非
常にわずかな疑似撚りが付与され、これが凝縮効果を増
す。輸送ベルト１６は吸引スリット２１からある距離の
緊張ローラーの形の偏向案内２３の上で案内される。

【００２０】各凝縮帯域６の終わりに、ニップローラー
２４が配置され、これがそれぞれのスライド表面１７と
一緒に送出ニップライン２５を形成し、ここまで吸引ス
リット２１は延び、これが紡糸撚りに関して撚り妨害を
形成する。送出ニップライン２５の直ぐ下流で糸２６が
作られ、そこではそれは送出方向Ｂで撚り要素（図示せ
ず）、例えばリングスピンドルに供給される。ニップロ
ーラー２４は糸２６内の紡糸撚りが凝縮帯域６に遡及す
るのを防ぐ。

【００２１】駆動された底シリンダー１１並びに延伸装
置４の残りの底シリンダー（図示せずまたは表示せず）
は通常の方法で紡糸機の縦方向に延び、実用間隔で配置
されている延伸装置スタンド（図示せず）内に支持され
ている。

【００２２】偏向ローラー２３は底ローラー１１に直ぐ
近接して配置され、それによりくさび状間隙２７を形成
する。摩擦ローラー２８がこのくさび状間隙２７内に設
けられ、この摩擦ローラー２８はまた延伸装置スタンド
内に支持され、従って底ローラー１１と偏向ローラー２
３の両方に配置され、ばね的に取り付けられている。摩
擦ローラー２８はこれにより底シリンダー１１により駆
動され、逆に摩擦により偏向案内２３及び同時に輸送ベ
ルト１６を駆動する。この目的のため、摩擦ローラー２
８は適当な被膜を備えている。特に図１で見えるよう
に、摩擦駆動点で同時に動く二つの要素、すなわち摩擦
ローラー２８と偏向ローラー２３がある。この理由のた
め、輸送ベルト１６は摩擦駆動のために必要な重圧にも
かかわらず、実際に摩耗を示さない。輸送ベルト１６に
より回転駆動されるニップローラー２４は送出ニップラ
イン２５の領域内でスライド表面１７に対して希望の撚
り妨害効果を確実とするに十分な力で押圧されることの
みが必要である。

【００２３】図１で特に見ることができるように、前方
ローラー対７は凝縮帯域６に対面するその側にくさび状
間隙２９を形成し、この間隙中に個々のスライド表面１
７が突出する。各スライド表面１７は実際に底シリンダ
ー１１に触れることなくかつ凝縮される繊維ストランド
５をくさび状間隙２９の領域内で大きく偏向させること
なく技術的に可能な限り前方ニップライン１４及び底シ
リンダー１１近くに位置されるべきである。この種の部
分の配置が特に良好な品質の糸２６をもたらすことが示
された。密接配置はそれぞれのスライド表面１７と関連
した前方ニップライン１４と底シリンダー１１間に非常
にわずかな間隙のみが残るようなものであるべきであ
る。

【００２４】スライド表面１７を前方ローラー対７の方
に配置することは迷い繊維が発生するのを防ぐ助けとな
り、これが次いで繊維ストランド５を残す。何らかの迷
い繊維が発生すると、それらは繊維ストランド５に望ま
しくない方法で再び到達するのを防がれねばならない。
この理由のため、本発明の一特徴はどの二つの紡糸ステ
ーション１，２，３‥‥間にも底シリンダー１１と吸引
管１９間に十分に大きい間隙３０があることを規定す
る。この間隙３０は如何なる迷い繊維も容易に落下し、
従って二つの紡糸ステーション１，２，３間の危険領域
から除去されるに十分な大きさである。

【００２５】クリーニング効果は底シリンダー１１と輸
送ベルト１６が互いに反対方向に移動する点３１で底シ
リンダー１１が輸送ベルト１６と接触させられるときに
増大される。これは輸送ベルト１６をクリーニングする
ための追加の機械的クリーニング手段を提供する。

【００２６】既述のように、従来技術による機械の複数
の紡糸ステーション１，２，３に沿って延びる吸引管は
それがくさび状間隙２９まで延びるような方法で設計さ
れている。これは本発明の実施例の場合はそうではな
い。

【００２７】図１と２によれば、単一ハウジング１８が
各紡糸ステーション１，２，３‥‥のために設けられ、
この単一ハウジング１８は吸引スリット２１を持つそれ
ぞれのスライド表面１７を含み、この単一ハウジング１
８は複数の紡糸ステーション１，２，３‥‥に沿って延
びる吸引管１９上にスライドされる。単一ハウジング１
８は横カバー３３，３４を持つ中空異形材３２として設
計されている。内腔穴がこれらのカバー３３，３４内に
設けられ、前記内腔穴の直径は吸引管１９の直径に適合
している。従って同時に吸引管１９とそれぞれの単一ハ
ウジング１８間にシールが達成される。

【００２８】個々のスライド表面１７は単一ハウジング
１８に配置されるので、吸引管１９は前方ローラー対７
からある距離に配置されることができる。吸引スリット
２１を持つスライド表面１７を含む単一ハウジング１８
は吸引管１９とくさび状間隙２９間の間隙を橋渡しし、
これは従来技術の場合はそうではない。これは二つのそ
れぞれの紡糸ステーション１，２，３‥‥間の比較的大
きな間隙３０をもたらし、この間隙３０は一方側で底シ
リンダー１１によりかつ他方を吸引管１９により境界付
けられる。この大きな間隙３０は紡糸ステーション１，
２，３‥‥間の紡糸機械をクリーンに保つ役目をし、従
って迷い繊維が望ましくない方法で凝縮された繊維スト
ランド５中に入り込むことはない。

【００２９】単一ハウジング１８は有利にはプラスチッ
クから作られ、従って特に凝縮帯域６の領域内で輸送ベ
ルト１６を案内するための横案内縁３５と３６を簡単な
方法で備えることができる。

【００３０】吸引管１９は個々の紡糸ステーション１，
２，３の領域内で比較的幅広の吸引開口３７を備えてお
り、これらの開口はそれらの寸法において広い許容誤差
を持つ。これらの吸引開口３７は吸引管１９上への組み
立て時にそれぞれの単一ハウジング１８により密封方式
でカバーされ、単一ハウジング１８内に設けられた個々
の吸引スリット２１と一緒に作用する。スライド表面１
７内に設けられた吸引スリット２１はより厳密な許容誤
差を持ち、凝縮工程の特定要求に適合させられる。

【図面の簡単な説明】

【図１】凝縮帯域の領域の紡糸機の紡糸ステーションの
部分断面側面図である。

【図２】幾つかの要素、特に凝縮帯域の上に設けられた
加圧ローラーが省かれた、凝縮帯域の領域の図１の矢印
IIの方向の図である。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 4L056 BC24 BC25 BC46 BG04 BG16 BG38

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 互いに隣接して配置された複数の紡糸ス
   テーションを持つ紡糸機であって、各紡糸ステーション
   が前方ニップラインを形成する前方ローラー対を持つ延
   伸装置並びにその下流に配置された延伸された繊維スト
   ランドを凝縮する凝縮帯域を含み、この凝縮帯域が繊維
   ストランドを輸送する空気透過性輸送ベルトを含み、か
   つこの輸送ベルトが吸引スリットを含むスライド表面上
   で案内され、そこでは複数の輸送ベルトのためのスライ
   ド表面が複数の紡糸ステーションに渡って延びる吸引管
   上に配置され、かつこれらのスライド表面がそれぞれの
   前方ローラー対により形成されたくさび状間隙中に突出
   するものにおいて、吸引管（１９）が前方ローラー対
   （７）からある距離に配置されていること、及び吸引ス
   リット（２１）を持つスライド表面（１７）が吸引管
   （１９）に取り付け可能な単一ハウジング（１８）内に
   配置され、この単一ハウジング（１８）が吸引管（１
   ９）とくさび状間隙（２９）間の間隙を橋渡しすること
   を特徴とする紡糸機。
2. 【請求項２】 単一ハウジング（１８）がそれぞれの輸
   送ベルト（１６）のための横案内表面（３５，３６）を
   備えていることを特徴とする請求項１に記載の紡糸機。
3. 【請求項３】 吸引管（１９）が単一ハウジング（１
   ８）により覆われておりかつ個々の吸引スリット（２
   １）と一緒に作用する吸引開口（３７）を個々の紡糸ス
   テーション（１，２，３‥‥）に備えていることを特徴
   とする請求項１または２に記載の紡糸機。
4. 【請求項４】 単一ハウジング（１８）が横カバー（３
   ３，３４）を持つ中空異形材（３２）として設計されて
   いることを特徴とする請求項１から３のいずれかに記載
   の紡糸機。
5. 【請求項５】 輸送ベルト（１６）を案内する偏向ロー
   ラー（２３）が各単一ハウジング（１８）に配置され、
   この偏向ローラー（２３）が摩擦ローラー（２８）によ
   り駆動されることを特徴とする請求項１から４のいずれ
   かに記載の紡糸機。