JP2002058980A - 含水廃棄物処理装置 - Google Patents

含水廃棄物処理装置

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JP2002058980A
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waste treatment
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Masanori Iiboshi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筒体の内壁面に常に密着して、筒体の内壁面
に付着する残留物を取り除く装置を備え、伝熱面におけ
る伝熱効率を維持して、効率よく乾燥処理することがで
きる含水廃棄物処理装置を提供する。 【解決手段】 含水廃棄物が加熱される筒体7aと、含
水廃棄物を攪拌するための攪拌機(8、10)とを備
え、乾燥処理される含水廃棄物処理装置1であって、筒
体7aの内壁と攪拌機8、10とが接する面に、掻取装
置9を所定間隔に備える。また、攪拌機8、10が、幅
広の螺旋リボン8aからなるとともに、掻取装置9が、
回転方向とは反対方向に回動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、含水率の高い廃棄
物を乾燥処理する含水廃棄物処理装置の、特に、加熱部
内壁に付着する残留物を除去するための残留物除去装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、生ゴミ、化学プラント等から
排出される有機物等の含水率の高い廃棄物や、鋼材加工
用切削油、インク廃液等の液状廃棄物を処理する場合に
は、乾燥処理装置が使用されている。この乾燥処理装置
は、加熱された筒体内に、含水廃棄物又は液状廃棄物を
投入し、前記廃棄物等から水分を蒸発させて乾燥処理を
行う装置である。
【0003】また、一般に乾燥処理装置には、乾燥処理
を行う筒体と、廃棄物を攪拌する攪拌機とが設けられて
おり、筒体内の廃棄物に均一に熱が伝わるように、攪拌
機により攪拌し、乾燥処理を行っている。
【0004】更に、加熱された筒体の内壁面において残
留物の付着を防止するために、筒体の内壁面にフッ素樹
脂加工を施している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、筒体の内壁面
にフッ素樹脂加工等を施しても、短期間に剥離してしま
うという問題がある。
【0006】また、フッ素樹脂加工が剥離した筒体の内
壁面には、残留物が付着する問題があり、残留物が付着
した場合、伝熱面における伝熱効率が減少し乾燥処理量
が低下するという問題がある。
【0007】また、従来の乾燥処理装置は、筒体内壁に
おける残留物の付着を効率よく除去する装置が検討され
ていない。
【0008】また、板の鋼材を丸めて筒体を製作する時
に、その筒体を真円に製作することは極めて困難であ
り、そのために、乾燥処理装置の内部に回転体を設け
て、筒体内壁にピッタリ接触させ付着物を除去すること
は不可能である。
【0009】そこで本発明は、筒体の内壁面に常に密着
して、筒体の内壁面に付着する残留物を取り除く装置を
備え、伝熱面における伝熱効率を維持して、効率よく乾
燥処理することができる含水廃棄物処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以下、本発明について説
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本
発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0011】請求項1の発明は、含水廃棄物が加熱され
る筒体(7a)と、前記含水廃棄物を攪拌するための攪
拌機(8又は10)とを備え、前記含水廃棄物が乾燥処
理される含水廃棄物処理装置(1)であって、前記筒体
の内壁と前記攪拌機とが接する面において、前記攪拌機
の所定間隔に掻取装置(9)を備えたことを特徴とす
る。
【0012】この発明によれば、含水廃棄物が加熱され
る筒体の内部において、前記含水廃棄物を乾燥処理する
とともに、前記筒体の内壁面に付着する残留物を、常に
除去することが可能である。
【0013】請求項2の発明は、前記攪拌機が、幅広の
螺旋リボン(8a)からなることを特徴とする。
【0014】この発明によれば、含水廃棄物が加熱され
る筒体の内部において、前記含水廃棄物が回転する幅広
の螺旋リボンの上部を、筒体の内壁面に沿って下から上
に螺旋状に移動するため、加熱された筒体の熱を効率よ
く前記含水廃棄物に伝達できるため、前記含水廃棄物の
水分を容易に蒸発させることが可能である。
【0015】請求項3の発明は、前記掻取装置が、常に
筒体の内壁に密着して残留物を除去する手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0016】この発明によれば、筒体の内壁を常に密着
して残留物を除去できるため、残留物が筒体の内壁に付
着することがなく伝熱効率を維持できる。
【0017】請求項4の発明は、請求項3に記載の残留
物を除去する手段が、一端部に巻回部(21a、22
a)を備えた基板(21)と側板(22)とを有し、前
記基板(21)と側板(22)の他端部に弾性体(2
3)を設けるとともに、前記巻回部に軸(24)を挿入
して連結し、前記側板の弾性体が設けられた面とは反対
の面にブラシ(33)を備えたことを特徴とする。
【0018】この発明によれば、側板が軸を中心に、弾
性体を設けた方向に回動できるため、筒体の内壁面に凹
凸があっても、その凹凸に対応して回動する。また、回
動後、側板は、弾性体の反発力によりもとの位置に戻る
ため、掻取装置を常に筒体の内壁に密着できるので、残
留物をすべて除去できる。
【0019】請求項5の発明は、請求項4に記載のブラ
シが、前記筒体の材質よりも軟質な材質を使用すること
を特徴とする。
【0020】この発明によれば、掻取装置に備えられた
ブラシを軟質の材質を使用することにより、ブラシが磨
耗するだけで済み、筒体の内壁が劣化しにくくなるた
め、筒体を長期間使用することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】含水廃棄物処理装置は、鋼材加工
用潤滑油、インク廃液、染料廃液、果汁廃液、化学反応
廃液、食用のダシやタレ又は廃棄牛乳等の液状廃棄物
や、生ゴミ、化学プラント等から排出される有機物等の
含水率の高い含水廃棄物を乾燥処理する装置である。
【0022】図1は、第1の実施の形態の含水廃棄物処
理装置を示す構造図である。この含水廃棄物処理装置1
は、投入部2と送り部3と乾燥処理部4と排出部5とを
備えている。投入部2は、含水廃棄物2cを投入するた
めの投入口2aと、含水廃棄物2cを収納するための収
納部2bとを備えている。また、収納部2b底部の所定
部は、送り部3と連通している。このように、投入部2
は、含水廃棄物2cを、投入口2aから投入し、収納部
2bにおいて一時的に収納できる。
【0023】送り部3は、通路3aと、攪拌部3bと、
駆動部3eとを備えている。通路3aは、所定位置に投
入口3fと排出口3gとを備え、内部には攪拌部3bを
備えている。投入口3fは、収納部2b底部の所定部と
通じ、排出口3gは、乾燥処理部4と通じる。攪拌部3
bは、軸3dを設けた螺旋状のスクリュー3cを備えて
いる。また、軸3dの一方の端部は駆動部3eと連結さ
れている。更に、駆動部3eは、モータ等を備えてい
る。このように、送り部3は、収納部2bに収納された
含水廃棄物2cを、攪拌部3bにより攪拌しながら、乾
燥処理部4に送ることができる。
【0024】乾燥処理部4は、筒体7aを備えた本体1
aと、この筒体7aを加熱する加熱部6と、筒体7aの
内部に投入される含水廃棄物2cを攪拌、及び筒体7a
の内壁に付着する残留物を除去するための攪拌処理部7
とを備えている。筒体7aは、本体1aの内部の所定位
置に設けられている。
【0025】加熱部6は、ボイラ6dと、空間部6bと
を備えている。また、ボイラ6dと空間部6bとは通路
6cを介して連通している。ボイラ6dは高温の蒸気を
作り出し、この高温の蒸気を通路6cを介して空間部6
bに供給する。空間部6bは、本体1aと、筒体7aの
外壁との間に設けられる。また、本体1aと空間部6b
とが接する本体内壁は、断熱材で形成されたジャケット
6aにより被覆されている。
【0026】このように、加熱部6は、筒体7aの外壁
に沿って設けられた空間部6bに、ボイラ6dから高温
の蒸気を供給し、筒体7aを加熱する。また、本図では
ボイラ6dを使用した蒸気により筒体7aを加熱する装
置について説明したが、本発明はこれに限定されず、筒
体7aに直接ヒータを設けて壁面を加熱する等、他の方
法で筒体7aを加熱しても構わない。
【0027】更に、加熱部6により含水廃棄物2cが加
熱され、乾燥処理される際に発生する蒸発ガスは、図1
に示す含水廃棄物処理装置1の筒体7aの内部で加熱さ
れた後、筒体7aの頭部に上昇する。この上昇したガス
には、水分だけでなく、他の物質も含有されているた
め、筒体7aの上部に設けられた排ガス再燃焼装置4a
へ送られる。排ガス再燃焼装置4aでは、送られてきた
ガスをバーナ等により再度燃焼してガス内に含まれる有
害物質を消滅させるとともに脱臭し、無害になったガス
を排気口4bから外部に排出している。なお、蒸発した
ガスを無害化する装置として、本図では排ガス再燃焼装
置4aを示しているが、蒸発したガスを他の方法で再処
理してもよい。
【0028】攪拌処理部7は、筒体7aと、攪拌機8
と、掻取装置9と、駆動部7cとを備えている。筒体7
aは、形状が円筒で導電性を有している。また、筒体7
aの内部には、攪拌機8を備えている。
【0029】攪拌機8の構造を図2に示す。攪拌機8
は、軸7bと螺旋リボン8aと支持棒8b、…とを備え
る。軸7bは、筒体7aの中心部に備えられ、一端部が
駆動部7cと連結される。駆動部7cは、モータ等が使
用される。また、軸7bには、外側に向けて所定間隔に
支持棒8b、…が設けられ、支持棒8b、…の先端部に
螺旋リボン8aが取付けられている。
【0030】螺旋リボン8aは、幅広の導電性のある部
材を螺旋状に設けている。また、筒体7aの内壁と所定
間隔の隙間を設けて、平行に備えられる。また、螺旋リ
ボン8aと筒体7aの内壁面との隙間には、螺旋リボン
8aの所定間隔に掻取装置9が備えられる。この掻取装
置9は、筒体7aの内壁面に対して垂直に押し付けるよ
うに備えられる。また、掻取装置9は、攪拌機8が1回
転した時に、筒体7aの内壁面を隙間なく通過する間隔
で螺旋リボン8aに設置される。また、攪拌機8は必ず
しも螺旋状に限定されるものではない。
【0031】攪拌機の他の実施例を図3に示す。攪拌機
10は、軸10aに対して平行、かつ垂直四方向に第1
〜第4の支持部材(10c〜10f)を備えている。ま
た、第1〜第4の支持部材(10c〜10f)を支持す
るために、支持棒10b、…を備えている。支持棒10
b、…は、一端部を第1〜第4の支持部材(10c〜1
0f)に、他端部を軸10aの所定間隔に備えている。
また、軸10aに対して垂直四方向に備えている支持棒
10b、…を補強するため、隣り合う支持棒間の所定位
置に補強棒10gを備え、トラス構造としている。
【0032】また、第1〜第4の支持部材(10c〜1
0f)は、筒体7aの内壁と所定間隔の隙間を設けて備
えられ、先端部には所定間隔に掻取装置9、…が備えら
れる。この掻取装置9、…は、前記第1の支持部材10
cにおいて備えられる間隔と、第2、第3及び第4の支
持部材(10d〜10f)において備えられる間隔と
を、互いに隣り合う支持部材(10cと10d、又は1
0dと10e、又は10eと10f、又は10fと10
c)に備えられる掻取装置9、…の端部が重なる程度に
千鳥状に備えると良い。また、千鳥状に備えることで、
攪拌機が回転する際の重量バランスも最適となる。ま
た、消耗した場合に、部品ごとに取り替えが可能とな
る。
【0033】このように掻取装置9を第1〜第4の支持
部材(10c〜10f)に設置することにより、筒体7
aの内部を攪拌機10が1回転すると、筒体7aの内壁
を隙間なく掻取装置9が通過するため、筒体7aの内壁
に付着した残留物をすべて除去することができる。
【0034】図4に掻取装置の構造を示す。掻取装置9
は、ブラシ部30とヒンジ部20とを備える。ブラシ部
30とヒンジ部20とは、ボルトナット等を使用して取
付けられる。ヒンジ部20は、基板21と、側板22
と、弾性体23とを備えている。基板21と側板22に
は、一端部に巻回部21a、22aを備えている。他端
部には、巻回部21a、22aと同一方向に固定部材2
1b、22bを備えている。基板21と側板22の巻回
部21a、22aには、軸24を挿入して基板21と側
板22とを連結している。また、固定部材21b、22
bには、スプリング受けを備えた軸21c、22cを備
え、このスプリング受けには、弾性体23を備えてい
る。弾性体23は、スプリング等を使用してもよい。
【0035】ブラシ部30は、L字状の部材31と、こ
のL字状の部材31の一端部先端に有するコ状部材32
と、このコ状部材32の開いた部分に線の集合により形
成されたブラシ33とが備えられる。ブラシ33は、筒
体7aの材質よりも軟質な材質を使用する。例えば、S
US304の線を編み込んだ線を使用する。また、ブラ
シ33に使用される線は、SUS304に限定されな
い。
【0036】また、掻取装置9は、図2に示したよう
に、ブラシ部30に備えられたブラシ33を筒体7aの
内壁面に垂直に押し当てるように、攪拌機8に取付け
る。攪拌機8には、ヒンジ部20の基板21を装着す
る。また、側板22は、巻回部21a、22aに設けら
れた軸24を中心に、弾性体23を設けた方向に回動す
るため、掻取装置9は、攪拌機8の回転方向に対して、
反対方向に側板22が回動するように装着する必要があ
る。
【0037】また、掻取装置9は、攪拌機8が回転する
ことにより、筒体7aの内壁面に沿って、移動する。更
に、筒体7aの内壁面に残留物等がこびりつき、内壁面
が凹凸している場合には、掻取装置9の側板22がその
凹凸に対応して、回動する。回動した後は、弾性体23
の反発力により元の位置に戻るため、掻取装置9を常に
筒体7aの内壁面に密着させることができる。
【0038】排出部5は、図1に示すように、通路5a
と送り部5bと駆動部5fとを備えている。通路5aは
所定位置に送り口と排出口5eとを備え、送り口は攪拌
処理部4と通じる。また、内部には、送り部5bを備え
ている。送り部5bは、軸5dを設けた螺旋状のスクリ
ュー5cを備えている。また、軸5dの一方の端部は駆
動部5fと連結されている。更に、駆動部5fはモータ
等を備えている。このように、排出部5は、乾燥処理部
4により乾燥され、粉末状になった廃棄物を送り部5b
により排出口5eに送り、廃棄する。
【0039】含水廃棄物処理装置における処理の流れ
は、まず投入口2aより化学プラントの汚泥・生ごみ等
の含水廃棄物を投入する。投入された含水廃棄物は、一
時的に収納部2bに収納される。収納部2bは、送り部
3と連通しているため、収納部2bに収納された含水廃
棄物は送り部3の通路3aに自然に投下される。含水廃
棄物処理装置1を可動すると、送り部3に設けられた攪
拌部3bの螺旋状のスクリュー3cが回転し、この送り
部3に自然投下される含水廃棄物を攪拌・粉砕しながら
乾燥処理部4に送られる。粉砕された含水廃棄物は、乾
燥処理部4において筒体7aの下部から、幅広の螺旋リ
ボン8aにより加熱された筒体7aの内壁面に沿って旋
回しながら上部へ移動する。その際、筒体7aはボイラ
ー6dからの高温蒸気により加熱されているため、筒体
7aの内壁面に沿って移動している最中に含水廃棄物が
乾燥処理され粉末化して、螺旋リボン8aの最上部から
落下する。落下した廃棄物は、排出部5に設けられた螺
旋状のスクリュー5dにより、排出口5dに送られ、廃
棄処理される。
【0040】図5は、第2の実施の形態の含水廃棄物処
理装置の攪拌機を示す。なお、図5において、図2と共
通する部分には同一符号を付し、それらの説明は省略す
る。
【0041】鋼材加工用切削油、インク廃液等の液状廃
棄物を処理する場合には、図5に示すように、攪拌機8
の上部に、液状廃棄物を収納する収納部36とパイプ3
5を備える。収納部36とパイプ35は連通している。
収納部36には、液状廃棄物を収納する。また、液状廃
棄物は、パイプ35から幅広の螺旋リボン8aの上部に
垂れ流して乾燥処理を行う。
【0042】液状廃棄物は、螺旋リボン8aの上部から
下部に筒体7aの内壁面に沿って流れるため、加熱され
た筒体7aにより乾燥処理することができる。その際、
筒体7aの内壁面には、液状廃棄物が付着するため、攪
拌機8に設けられた螺旋リボン8aには、所定間隔に、
筒体7aの内壁面に対して垂直に押し付けるように、掻
取装置9を備えている。この掻取装置9により、筒体7
aの内部を攪拌機8が1回転すると、筒体7aの内壁を
隙間なく掻取装置9が通過するため、筒体7aの内壁に
付着した残留物をすべて除去することができるので、筒
体内壁面の伝熱効率を維持することができる。
【0043】
【発明の効果】以上、本発明によれば、掻取装置を筒体
の内壁面に常に密着できるため、筒体の内壁に付着する
残留物を常時除去することができ、伝熱面における伝熱
効率を維持できるため、含水廃棄物を効率よく乾燥処理
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す全体構造図である。
【図2】攪拌機の構造図である。
【図3】攪拌機の他の実施例である。
【図4】掻取装置の構造図である。
【図5】第2の実施の形態における攪拌機の構造図であ
る。
【符号の説明】
1 含水廃棄物処理装置 7a 筒体 8 攪拌機 8a 幅広の螺旋リボン 9 掻取装置 21 基板 21a、22a 巻回部 22 側板 23 弾性体 24 軸 33 ブラシ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B09B 3/00 303Z Fターム(参考) 4D004 AA01 AA03 AB01 CA04 CA15 CA22 CA42 CB27 CB31 CB32 CB45 4D059 AA07 AA30 BD11 BD24 BD26 BJ04 BK11 CA14 CA16 CB06 CB18 4D076 BA15 BA43 CB02 CB05 CD03 CD16 CD35 DA10 DA22 DA25 HA06 HA11 JA03 4G037 DA15 EA04 4G078 AA17 BA05 DA14 DC10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】含水廃棄物が加熱される筒体と、前記含水
    廃棄物を攪拌するための攪拌機とを備え、前記含水廃棄
    物が乾燥処理される含水廃棄物処理装置であって、前記
    筒体の内壁と前記攪拌機とが接する面において、前記攪
    拌機の所定間隔に掻取装置を備えたことを特徴とする含
    水廃棄物処理装置。
  2. 【請求項2】前記攪拌機が、幅広の螺旋リボンからなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の含水廃棄物処理装
    置。
  3. 【請求項3】前記掻取装置が、常に筒体の内壁に密着し
    て残留物を除去する手段を備えたことを特徴とする請求
    項1、2のいずれかに記載の含水廃棄物処理装置。
  4. 【請求項4】前記残留物を除去する手段が、一端部に巻
    回部を備えた基板と側板とを有し、前記基板と側板の他
    端部に弾性体を設けるとともに、前記巻回部に軸を挿入
    して連結し、前記側板の弾性体が設けられた面とは反対
    の面にブラシを備えたことを特徴とする請求項3に記載
    の含水廃棄物処理装置。
  5. 【請求項5】前記ブラシが、前記筒体の材質よりも軟質
    な材質を使用することを特徴とする請求項4に記載の含
    水廃棄物処理装置。
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