JP2002053687A - 易接着性ポリエステルフィルム - Google Patents

易接着性ポリエステルフィルム

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JP2002053687A
JP2002053687A JP2000240989A JP2000240989A JP2002053687A JP 2002053687 A JP2002053687 A JP 2002053687A JP 2000240989 A JP2000240989 A JP 2000240989A JP 2000240989 A JP2000240989 A JP 2000240989A JP 2002053687 A JP2002053687 A JP 2002053687A
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film
polyester film
acid
coating
easily adhesive
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JP2000240989A
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English (en)
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Shinji Yano
真司 矢野
Masayuki Fukuda
雅之 福田
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インキ層との密着性に優れ、インキの易接層
への染着性はなく、階調性に優れた転写画像を得る易接
着性ポリエステルフィルムを提供する。 【解決手段】 結晶配向が完了する前のポリエステルフ
ィルムの片面または両面に、高分子樹脂と、2種以上の
架橋剤を含む塗液を塗布し、乾燥、延伸そして熱処理し
て易接着性層を形成した易接着性ポリエステルフィル
ム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は易接着性ポリエステ
ルフィルムに関し、詳しくは特定の塗布層を設けること
により接着性が優れ、更には加熱による接着性およびフ
ィルム寸法の変化がなく皺の発生がない易接着性ポリエ
ステルフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエステルフィルムはその機械特性、
寸法安定性、耐熱性等の優れた性質を有し、現在までに
多くの分野で使用されている。その中の一つに感熱転写
記録材料の基材フィルムとしての用途がある。
【0003】感熱転写記録方式は、高画質のフルカラー
画像を簡便に出力できる記録方式として、例えばビデオ
プリンター、デジタルカメラやデジタルビデオなどの映
像コピー用を中心に需要が伸びている。そのうち昇華型
感熱転写方式とは熱昇華性染料がバインダー中にあり、
熱によって染料のみが昇華し、被転写紙の受像層に吸収
され階調性の画像を形成させる。染料のみを昇華させる
ためバインダーと基材フィルムとの高い密着性が必要で
あり、さらには環境変化や経時による密着性の低下がな
いことは必須である。密着性不足の場合はバインダー層
が被転写紙に移行し著しく階調性を損ない、過転写とい
う現象が発生する。一般にポリエステルフィルムは高度
に結晶配向しているため、接着性に乏しく直接インキ層
を塗布しても密着しにくい。
【0004】インキ層との接着性を上げるためにフィル
ム表面に物理的、化学的処理をする方法が開示されてい
るが充分な接着性を得られない欠点がある。また、製造
工程内で行うプライマー処理による接着性の向上は性能
的にも加工上でも非常に有利であり、広く行われてい
る。ポリエステル、アクリル、ウレタンなど水性塗剤を
用いるプライマー処理が知られている。しかし、従来の
技術には次のような問題点がある。一般的なポリエステ
ル、アクリル、ウレタンなど水性塗剤の塗膜では所望の
接着性が得られたとしても耐湿性、耐水性、耐溶剤性、
耐ブロッキング性等が劣る可能性がある。更には、昇華
性染料の易接層への染着性の問題もある。近年、高速プ
リント化が進められており、瞬間的により高い温度がか
かるようになっており、易接層の耐熱性、熱時のインキ
層との密着性が必要である。密着性が悪いと本来の色濃
度や階調性が不充分である。
【0005】さらに、ベースフィルムは極限まで薄いも
のが追求されるので高強度が必要であり、印刷時の加熱
による収縮による寸法変化が小さいことも必要とされて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、これ
らの問題点を解決し、昇華性インキ層との密着性に優
れ、昇華性染料の易接層への染着性はなく、階調性に優
れた転写画像を得る易接着性ポリエステルフィルムを提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の問
題に鑑み鋭意検討した結果、特定の物性を有するポリエ
ステルフィルムを基材として用いれば、上記の問題を解
決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】すなわち、本発明は、結晶配向が完了する
前のポリエステルフィルムの片面または両面に、高分子
樹脂と、2種以上の架橋剤を含む塗液を塗布し、乾燥、
延伸そして熱処理して易接着性層を形成した易接着性ポ
リエステルフィルムをその骨子とするものである。
【0009】さらに、本発明のフィルムは、以下の態様
をとることが好ましい。 1.2種以上の架橋剤が、エポキシ化合物、オキサゾリ
ン化合物、メラミン化合物およびイソシアネート化合物
から選ばれる2種以上である。 2.高分子樹脂が、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂お
よびウレタン樹脂から選ばれる1種以上である。 3.ポリエステルフィルムがポリエチレンテレフタレー
トを主体とするフィルムである。 4.ポリエステルフィルムがポリエチレン−2,6−ナ
フタレートを主体とするフィルムである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のポリエステルフィルムを構成するポリエステル
とは、芳香族2塩基酸またはそのエステル形成性誘導体
とジオールまたはそのエステル形成性誘導体とから合成
される線状飽和ポリエステルである。
【0011】かかるポリエステルの具体例として、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリ(1,4−シク
ロヘキシレンジメチレンテレフタレート)、ポリエチレ
ン−2,6−ナフタレート等が例示でき、これらの共重
合体またはこれらと小割合の他樹脂との混合物なども含
まれる。この中でも好ましくはポリエチレンテレフタレ
ート、より薄膜化、耐熱化を求めるなら更に好ましくは
ポリエチレン−2,6−ナフタレートが挙げられる。
【0012】本発明に使用するポリエステルには、粒径
0.1〜5μmの二酸化珪素、炭酸カルシウム、カオリ
ン、シリコーン粒子などの無機または有機滑剤を0.0
3〜3.0重量%、さらには0.1〜1.0重量%含有
させることが好ましい。これらの滑剤を添加することに
より、表面の中心線粗さが0.01〜1μmのポリエス
テルフィルムを得ることができる。フィルム表面の中心
線粗さが0.01μmより小さいと充分な滑り性を得る
ことができず、フィルムに皺が入ったり、サーマルヘッ
ド部のステッキングが発生し好ましくない。表面の中心
線粗さが1μmより大きくなると、印刷の際の熱伝導性
が悪くなり、充分な画像が得られない。
【0013】また、本発明に使用するポリエステルに
は、本来の性能を損なわない程度に必要に応じて、安定
剤、着色剤、酸化防止剤、その他の添加剤を含有しても
よい。
【0014】本発明に使用するポリエステルフィルム
は、かかるポリエステルをフィルム状に溶融押出し、キ
ャスティングドラムに巻き付けて冷却固化し未延伸フィ
ルムとする。その未延伸フィルムをTg(ガラス転移温
度)〜(Tg+60)℃に加熱をして長手方向に1回も
しくは2回以上延伸し、合計の倍率が3倍〜7倍になる
ようにする。その後Tg〜(Tg+60)℃で幅方向が
3〜5倍になるように延伸し、次に200〜250℃に
て0.1〜10秒間熱処理を行い、熱処理温度より10
〜20℃低い温度で幅方向に0〜20%収縮もしくは0
〜10%伸長させながら再熱処理を行う。
【0015】本発明に使用するポリエステルフィルムの
厚みは0.5〜10μmが好ましく、更に好ましくは1
〜5μmである。近年の印刷機器の小型化、印刷の高速
化などによりフィルムの薄膜化の要求がある。例を挙げ
ると、ポリエチレンテレフタレートフィルムの薄膜の限
界は1.5μmであり、更に高強度のポリエチレン−
2,6−ナフタレートフィルムを用いることで薄膜の限
界は0.5μmになる。フィルムの厚みが10μmより
大きくなると印刷時の熱伝導性が悪化し、高速印刷がで
きなくなる。
【0016】本発明に使用するポリエステルフィルムは
長手方向および幅方向の厚み斑が0〜20%の範囲が好
ましい。厚み斑が20%より大きくなるとバックコート
および昇華インキ層を均一に塗布することができず、印
刷時の走行性や印刷の解像度などが悪化する。
【0017】本発明において、ポリエステルフィルムの
片面または両面に高分子樹脂と、2種以上の架橋剤を含
む塗液を塗布し、乾燥、延伸そして熱処理して易接着性
層を形成する。
【0018】本発明で用いる架橋剤としては、エポキシ
化合物、オキサゾリン化合物、メラミン化合物、イソシ
アネート化合物等が好ましく挙げられ、塗膜の反応性、
塗液のポットライフの点がバランスできる。架橋剤の添
加により凝集力は向上する反面、架橋剤が1種のみで
は、塗膜が硬くなりすぎ応力緩和が小さくなり密着性が
低下したり、未反応の架橋剤がブロッキングを起こした
りする問題があった。これに対し、架橋剤を2種類以上
加えることにより、例えば架橋密度が高くなる架橋剤と
架橋密度の低い架橋剤の組合せの場合、塗膜の凝集力を
低下させずに応力緩和力を向上させることができ、更に
必要以上の架橋剤を加えることがないため未反応の架橋
剤を減らすことができる。なお、架橋剤により形成され
る架橋構造は昇華インキ層からの染料の移行、染着性を
抑えることができる。
【0019】エポキシ化合物としては、ポリエポキシ化
合物、ジエポキシ化合物、モノエポキシ化合物、グリシ
ジルアミン化合物等が挙げられ、ポリエポキシ化合物と
しては、例えば、ソルビトール、ポリグリシジルエーテ
ル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、ペンタ
エリスリトールポリグリシジルエーテル、ジグリセロー
ルポリグリシジルエーテル、トリグリシジルトリス(2
−ヒドロキシエチル)イソシアネート、グリセロールポ
リグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグ
リシジルエーテル、ジエポキシ化合物としては、例え
ば、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、
1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、レゾ
ルシンジグリシジルエーテル、エチレングリコールジグ
リシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジ
ルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテ
ル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、
ポリテトラメチレングリコールジグリシジルエーテル、
モノエポキシ化合物としては、例えば、アリルグリシジ
ルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル、
フェニルグリシジルエーテル、グリシジルアミン化合物
としてはN,N,N’,N’,−テトラグリシジル−m
−キシリレンジアミン、1,3−ビス(N,N−ジグリ
シジルアミノ)シクロヘキサン等が挙げられる。
【0020】オキサゾリン化合物としては、オキサゾリ
ン基を含有する重合体が好ましく、付加重合性オキサゾ
リン基含有モノマー単独もしくは他のモノマーとの重合
によって作成できる。付加重合性オキサゾリン基含有モ
ノマーは、2−ビニル−2−オキサゾリン、2−ビニル
−4−メチル−2−オキサゾリン、2−ビニル−5−メ
チル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−2−オ
キサゾリン、2−イソプロペニル−4−メチル−2−オ
キサゾリン、2−イソプロペニル−5−エチル−2−オ
キサゾリン等を挙げることができ、これらの1種または
2種以上の混合物を使用することができる。これらの中
でも2−イソプロペニル−2−オキサゾリンが工業的に
も入手しやすく好適である。他のモノマーは、付加重合
性オキサゾリン基含有モノマーと共重合可能なモノマー
であれば制限なく、例えばアルキルアクリレート、アル
キルメタクリレート(アルキル基としては、メチル基、
エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチ
ル基、イソブチル基、t−ブチル基、2−エチルヘキシ
ル基、シクロヘキシル基)等のア(メタ)クリル酸エス
テル類;アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレ
イン酸、フマール酸、クロトン酸、スチレンスルホン酸
およびその塩(ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウ
ム塩、第三級アミン塩等)等の不飽和カルボン酸類;ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル等の不飽和ニトリ
ル類;アクリルアミド、メタクリルアミド、N−アルキ
ルアクリルアミド、N−アルキルメタクリルアミド、
N,N−ジアルキルアクリルアミド、N,N−ジアルキ
ルメタクリレート(アルキル基としては、メチル基、エ
チル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル
基、イソブチル基、t−ブチル基、2−エチルヘキシル
基、シクロヘキシル基等)等の不飽和アミド類;酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル類;メチ
ルビニルエーテル、エチルビニルエーテル等のビニルエ
ーテル類;エチレン、プロピレン等のα−オレフィン
類;塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニル等の含
ハロゲンα,β−不飽和モノマー類;スチレン、α−メ
チルスチレン、等のα,β−不飽和芳香族モノマー等を
挙げることができ、これらの1種または2種以上のモノ
マーを使用することができる。
【0021】メラミン化合物としては、メラミンとホル
ムアルデヒドを縮合して得られるメチロールメラミン誘
導体に低級アルコールとしてメチルアルコール、エチル
アルコール、イソプロピルアルコール等を反応させてエ
ーテル化した化合物およびそれらの混合物が好ましい。
メチロールメラミン誘導体としては、例えば、モノメチ
ロールメラミン、ジメチロールメラミン、トリメチロー
ルメラミン、テトラメチロールメラミン、ペンタメチロ
ールメラミン、ヘキサメチロールメラミン等が挙げられ
る。
【0022】イソシアネート化合物としては、例えば、
トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,
4’−ジイソシアネート、メタキシリレンジイソシアネ
ート、ヘキサメチレン−1,6−ジイソシアネート、
1,6−ジイソシアネートヘキサン、トリレンジイソシ
アネートとヘキサントリオールの付加物、トリレンジイ
ソシアネートとトリメチロールプロパンの付加物、ポリ
オール変性ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネ
ート、カルボジイミド変性ジフェニルメタン−4,4’
−ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、
1,5−ナフタレンジイソシアネート、3,3’−ビト
リレン−4,4’ジイソシアネート、3,3’ジメチル
ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、メタ
フェニレンジイソシアネート等が挙げられる。
【0023】好ましい2種類の組合せとしてはエポキシ
化合物とオキサゾリン化合物、エポキシ化合物とメラミ
ン化合物、オキサゾリン化合物とメラミン化合物が挙げ
られる。これら組合せは昇華インキ層との密着性と塗液
のポットライフのバランスができ好ましい。
【0024】本発明における高分子樹脂は、昇華インキ
層との密着性を保持できるなら特定されないが好ましく
はアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂が挙
げられる。更に好ましくはアクリル樹脂とポリエステル
樹脂、特に好ましくはアクリル樹脂とポリエステル樹脂
の混合体である。
【0025】アクリル樹脂としては、以下のようなアク
リルモノマーを1種または2種以上重合することで得ら
れる。アクリルモノマーとしては、アルキルアクリレー
ト、アルキルメタクリレート(アルキル基としては、メ
チル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、
n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、2−エチ
ルヘキシル基、シクロヘキシル基等)、スチレン、α−
メチルスチレン、ビニルメチルエーテル、ビニルエチル
エーテル、ビニルトリアルコキシシラン、アルキルマレ
イン酸モノエステル、アルキルフマール酸モノエステ
ル、アルキルイタコン酸モノエステル、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、塩化ビニリデン、エチレン、
プロピレン、塩化ビニル、酢酸ビニル、ブタジエン、2
−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート等のヒドロ
キシ含有モノマー;グリシジルアクリレート、グリシジ
ルメタクリレート、アリルグリシジルエーテル等のエポ
キシ基含有モノマー;アクリル酸、メタクリル酸、イタ
コン酸、マレイン酸、フマール酸、クロトン酸、スチレ
ンスルホン酸およびその塩(ナトリウム塩、カリウム
塩、アンモニウム塩、第三級アミン塩等)等のカルボキ
シ基またはその塩を含有するモノマー;アクリルアミ
ド、メタクリルアミド、N−アルキルアクリルアミド、
N−アルキルメタクリルアミド、N,N−ジアルキルア
クリルアミド、N,N−ジアルキルメタクリルアミド
(アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル
基、t−ブチル基、2−エチルヘキシル基、シクロヘキ
シル基等)、N−アルコキシアクリルアミド、N−アル
コキシメタクリルアミド、N,N−ジアルコキシアクリ
ルアミド、N,N−ジアルコキシメタクリルアミド(ア
ルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、ブトキ
シ基、イソブトキシ基等)、アクリロイルモルホリン、
N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタク
リルアミド、N−フェニルアクリルアミド、N−フェニ
ルメタクリルアミド等のアミド基を含有するモノマー;
無水マレイン酸、無水イタコン酸等の酸無水物のモノマ
ー;ビニルイソシアネート、アリルイソシアネート等が
挙げられる。
【0026】ポリエステル樹脂は、酸成分としてジカル
ボン酸もしくはそれらのエステル形成性誘導体、グリコ
ール成分としてジオールもしくはそれらのエステル形成
性誘導体から重縮合して得られる。
【0027】ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イ
ソフタル酸、フタル酸、無水フタル酸、2,6−ナフタ
レンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン
酸、アジピン酸、セバシン酸、5−ナトリウムスルホイ
ソフタル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、ベンゾ
フェノンテトラカルボン酸、トリメシン酸、エチレング
リコールビス(アンヒドロトリメリテート)、グリセロ
ールトリス(アンヒドロトリメリテート)、マレイン
酸、イタコン酸、シトラコン酸、2,5−ノルボルネン
ジカルボン酸、テトラヒドロ無水フタル酸等およびp−
ヒドロキシ安息香酸等の如きヒドロキシカルボン酸が挙
げられる。
【0028】また、ジオール成分としては、エチレング
リコール、1,4−ブタンジオール、ジエチレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、1,6−ヘキサンジオ
ール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、キシレン
グリコール、ジメチロールプロパン、ポリ(エチレンオ
キシド)グリコール、ポリ(テトラメチレンオキシド)
グリコール、グリセリン、トリメチロールエタン、トリ
メチロールプロパン、ペンタエリスリトール等が挙げら
れる。酸成分、ジオール成分は、それぞれ2種以上を用
いて共重合することもできる。
【0029】ウレタン樹脂としては、ポリオール、ポリ
イソシアネート、鎖長延長剤、架橋剤等で構成される。
ポリオールの例としては、ポリオキシエチレングリコー
ル、ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシテト
ラメチレングリコールのようなポリエ−テル類、ポリエ
チレンアジペート、ポリエチレン−ブチレンアジペー
ト、ポリカプロラクトンなどを含むグリコールとジカル
ボン酸との脱水反応により製造されるポリエステル類、
カ−ボネート結合を有するポリカ−ボネート類、アクリ
ル系ポリオール、ひまし油等がある。ポリイソシアネー
トの例としては、トリレンジイソシアネート、フェニレ
ンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシ
リレンジイソシアネート、4,4’−ジシクロヘキシル
メタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート
等が挙げられる。鎖延長剤あるいは架橋剤の例として
は、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエ
チレングリコール、トリメチロールプロパン、ヒドラジ
ン、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエ
チレンテトラミン、4,4’−ジアミノジフェニルメタ
ン、4,4’−ジアミノジシクロヘキシルメタン、水等
が挙げられる。
【0030】本発明における高分子樹脂は、環境汚染や
防爆性の点から水溶性もしくは水分散性を有することが
好ましい。また、本発明の要旨を越えない範囲内で、水
溶性または水分散性樹脂の助剤として有機溶剤を含有し
ていてもよい。
【0031】昇華インキ層との接着性を更に上げるため
には2種以上の架橋剤が合わせて1〜30重量%と高分
子樹脂が70〜99重量%の混合比率が好ましい。更に
好ましくは2種以上の架橋剤が合わせて3〜10重量%
と高分子樹脂が90〜97重量%の混合比率である。2
種以上の架橋剤が1重量%より少ないと架橋密度が低下
し塗膜が脆弱化し昇華インキ層との密着性が低下し好ま
しくない。2種以上の架橋剤が30重量%より多いと塗
膜中に未反応の架橋剤多く残り、フィルムのブロッキン
グが発生し好ましくない。高分子樹脂が70重量%より
少なくなると昇華インキ層との密着性が低下し好ましく
ない。なお、2種類以上の樹脂が含まれても良い。
【0032】塗布層の厚みは0.001〜1μmの範囲
が好ましく、更に好ましくは下限が0.01μm、上限
が0.5μmである。塗布層の厚みを0.001〜1μ
mの範囲とすることにより、ポリエステルフィルムとの
接着性が良好となり、易接着層塗布後のフィルムをロー
ル状にまいたときにブロッキングが発生し難く、また昇
華性染料の易接着層への染着が起り難く十分な色濃度や
階調性が得られる。
【0033】この塗布液はアニオン型界面活性剤、カチ
オン型界面活性剤、ノニオン型界面活性剤等の界面活性
剤を必要量添加して用いることができる。かかる界面活
性剤としては水性塗布液の表面張力を40mN/m以下
に低下でき、ポリエステルフィルムへの濡れを促進する
ものが好ましく、例えばポリオキシエチレン−脂肪酸エ
ステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸
エステル、脂肪酸金属石鹸、アルキル硫酸塩、アルキル
スルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、第4級アン
モニウムクロライド塩、アルキルアミン塩酸、ベタイン
型界面活性剤等を挙げることができる。さらに本発明の
効果を消失させない範囲において、例えば帯電防止剤、
紫外線吸収剤、顔料、有機フィラー、無機フィラー、潤
滑剤、ブロッキング防止剤等の他の添加剤を併用するこ
とができる。
【0034】この塗布液はポリエステルフィルム製造工
程中で結晶配向が完了する前のポリエステルフィルムの
片面または両面に塗工するのが好ましい。延伸製膜工程
の熱を利用して塗布液の乾燥ができ、なおかつフィルム
の熱固定工程を通る際に塗膜の架橋を効率良く反応させ
ることができる。更には製造工程中での塗工は塵や埃等
を巻き込みにくく、好適なフィルムを比較的安価で製造
できる。これらの点から製造工程中の塗工が好ましい。
その際塗布液の固形分濃度は通常0.1〜30重量%で
あり、更に好ましくは1〜10重量%である。塗布量は
走行中のフィルム1m2当り0.5〜50gが好まし
い。
【0035】塗工方法としては公知の方法が適用でき
る。例えば、ロールコート法、グラビアコート法、ロー
ルブラッシュ法、スプレーコート法、エアーナイフ法、
含浸法、カーテンコート法等を単独または組み合わせて
適用するとよい。
【0036】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明は、その要旨を越えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。また、各特性値は下
記の方法によって測定した。
【0037】(1)厚み フィルムの重量を測定し、ポリエステルの密度より算出
する。
【0038】(2)塗布層の厚み 塗布液の1m2当りの塗布量と固形分濃度より算出す
る。
【0039】(3)ブロッキング フィルムを長さ1000mでコアに巻き取り、60℃、
80%RHの高温恒湿槽中に1週間保管し、その後フィ
ルムを巻き出した時の状態を観察し以下のように評価し
た。 ○;問題無い △;貼付きが発生 ×;貼付いて巻き出しが不可能
【0040】(4)接着性 フィルムの易接着性層の反対面に「背面層」を形成さ
せ、その後「インキ層」を易接着性層面に形成させ、昇
華型感熱転写材を作成した。その昇華型感熱転写材を用
いて昇華型感熱転写記録方式デジタルカラープリンター
(ソニー(株)製商品「UP−D70A」)でA4サイ
ズの受像紙の中央に幅15cm、長さ25cmのベタ印
字を行った。インキ層の過転写の状態を目視観察し以下
のように評価した。 <接着性> ○;インキ層の過転写が全くない △;インキ層の過転写が1%未満 ×;インキ層の過転写が1%以上10%未満 ××;インキ層の過転写が10%以上 <鮮明性> ◎;画像が非常に鮮明 ○;画像が鮮明 △;画像が一部分不鮮明 ×;画像が半分以上不鮮明 <背面層塗液の組成> アミノ変性シリコーン 3重量%、エポキシ変性シリコ
ーン 2重量%、溶媒(エタノール/イソプロピルアル
コール=1/1) 95重量% (乾燥状態で0.5g/m2になるよう塗布し、80
℃、1分で乾燥させる。) <インキ層塗液の組成>KST−B−136(昇華性染
料 日本化薬(株)製、商品名) 4重量%、ポリビニ
ルアセトアセタール 積水化学工業(株)製、商品名)
6重量%、溶媒(メチルエチルケトン/トルエン=1
/1) 90重量% (乾燥状態で1g/m2になるよう塗布し、80℃、1
分で乾燥させる。)
【0041】(5)ガラス転移点 パーキンエルマー社製のDSC(示差走査熱量計)を用
いて測定した。測定方法は次の通りである。試料10m
gをDSC装置にセットし、300℃の温度で5分間溶
融した後、液体窒素中で急冷する。この急冷試料を10
℃/分で昇温させ、ガラス転移点を検知する。
【0042】[実施例1〜3、比較例1、2]25℃の
o−クロロフェノール中で測定した極限粘度0.61の
ポリエチレンテレフタレート(滑剤含有、ガラス転移温
度78℃)をTダイから押出し、これを約40℃に維持
してある回転冷却ドラム上で静電印加しつつ急冷して未
延伸フィルムを得た。次いで該未延伸フィルムを115
℃にて長手方向に4.2倍延伸して一軸延伸フィルムを
得た。この一軸延伸フィルムの片面に、固形分濃度4重
量%の塗布液(表1)をキスコート法にて2g/m2
工した。次に115℃で幅方向に3.8倍に延伸し22
0℃で固定長の緊張熱処理を行い、210℃で幅方向に
2%伸長させながら再熱処理を行い、厚みが4.5μm
の二軸配向ポリエステルフィルムを得た。フィルム物性
を表2に示す。
【0043】[実施例4]25℃のo−クロロフェノー
ル中で測定した極限粘度0.63のポリエチレン−2,
6−ナフタレート(滑剤含有、ガラス転移温度121
℃)をTダイから押出し、これを約40℃に維持してあ
る回転冷却ドラム上で静電印加しつつ急冷して未延伸フ
ィルムを得た。次いで該未延伸フィルムを135℃にて
長手方向に4.5倍延伸して一軸延伸フィルムを得た。
この一軸延伸フィルムの片面に、固形分濃度4重量%の
塗布液(表1)をキスコート法にて2g/m2塗工し
た。次に140℃で幅方向に4.0倍に延伸し235℃
で固定長の緊張熱処理を行い、230℃で幅方向に2%
伸長させながら再熱処理を行い、厚みが2.5μmの二
軸配向ポリエステルフィルムを得た。フィルム物性を表
2に示す。
【0044】[比較例3]易接着層の塗工を行わない以
外、実施例1と同様に製膜を行い、二軸配向ポリエステ
ルフィルムを得た。フィルム物性を表2に示す。
【0045】
【表1】
【0046】表1の樹脂の組成は以下の通りである。 アクリル:メチルメタクリレート70モル%/エチルア
クリレート20モル%/N−メチロールアクリルアミド
5モル%/アクリル酸5モル%で構成されている。 ポリエステル:テレフタル酸70モル%/イソフタル酸
22モル%/5−ナトリウムスルホイソフタル酸8モル
%/エチレングリコール90モル%/ジエチレングリコ
ール10モル%で構成されている。 架橋剤A:1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミ
ノ)シクロヘキサン 架橋剤B:メチルメタクリレート50mol%/2−イ
ソプロペニル−2−オキサゾリン50mol%で構成さ
れている。 架橋剤C:メチロール化メラミン 濡れ剤:ポリオキシエチレン(n=7)ラウリルエーテ
【0047】
【表2】
【0048】
【発明の効果】本発明の易接着性ポリエステルフィルム
は昇華型感熱転写方式印刷用のインキ層とフィルムとの
接着性が良好であり、優れた画像を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 7:00 B29L 7:00 9:00 9:00 C08L 67:00 C08L 67:00 Fターム(参考) 4F006 AA35 AB24 AB34 AB35 AB37 AB64 AB65 BA01 BA13 CA01 DA04 4F100 AH02B AH02C AH03B AH03C AK01B AK01C AK25B AK25C AK41A AK41B AK41C AK42A AK51B AK51C BA02 BA03 BA06 BA10B BA10C CA02B CA02C EH462 EJ372 EJ412 EJ862 JL04 JL11 4F210 AA21 AA24 AA26 AA31 AA42 AB03 AG01 AG03 QC06 QD08 QG01 QG15 QG18 QW11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶配向が完了する前のポリエステルフ
    ィルムの片面または両面に、高分子樹脂と、2種以上の
    架橋剤を含む塗液を塗布し、乾燥、延伸そして熱処理し
    て易接着性層を形成した易接着性ポリエステルフィル
    ム。
  2. 【請求項2】 2種以上の架橋剤が、エポキシ化合物、
    オキサゾリン化合物、メラミン化合物およびイソシアネ
    ート化合物から選ばれる2種以上である請求項1記載の
    易接着性ポリエステルフィルム。
  3. 【請求項3】 高分子樹脂が、アクリル樹脂、ポリエス
    テル樹脂およびウレタン樹脂から選ばれる1種以上であ
    る請求項1記載の易接着性ポリエステルフィルム。
  4. 【請求項4】 ポリエステルフィルムがポリエチレンテ
    レフタレートを主体とするフィルムである請求項1記載
    の易接着性ポリエステルフィルム。
  5. 【請求項5】 ポリエステルフィルムがポリエチレン−
    2,6−ナフタレートを主体とするフィルムである請求
    項1記載の易接着性ポリエステルフィルム。
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