JP2002050705A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JP2002050705A
JP2002050705A JP2000233456A JP2000233456A JP2002050705A JP 2002050705 A JP2002050705 A JP 2002050705A JP 2000233456 A JP2000233456 A JP 2000233456A JP 2000233456 A JP2000233456 A JP 2000233456A JP 2002050705 A JP2002050705 A JP 2002050705A
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diffusion layer
region
memory cell
film
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Koji Hashimoto
広司 橋本
Koji Takahashi
浩司 高橋
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • H10B43/30EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators characterised by the memory core region
    • HELECTRICITY
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    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/48Data lines or contacts therefor
    • H10B12/482Bit lines

Abstract

(57)【要約】 【課題】 埋め込みビット線構造の半導体記憶装置にお
いて、当該ビット線構造に起因する諸々の問題を解決
し、確実なシリサイド形成を行なうことを可能とし、低
抵抗で更なる微細化・高速動作化を実現する。 【解決手段】 ビット線11と不純物拡散層14は、各
々の一端が重畳されて接続されており、周辺回路領域3
における選択トランジスタのソース/ドレイン17の表
層及び重畳部位14aを含む不純物拡散層14の表層に
高融点金属、ここではTiとSiとのシリサイド化が施
され、チタンシリサイド層18が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビット線が不純物
拡散層で形成された埋め込み構造の半導体記憶装置及び
その製造方法に関し、特にシリサイド化され、メモリセ
ルアレイ領域の周辺回路領域及びロジック回路領域を備
えた混載型の半導体記憶装置に適用して好適である。
【0002】
【従来の技術】電源を断っても記憶情報が失われない不
揮発性半導体記憶装置(不揮発性メモリ)には、EPR
OM、フラッシュEEPROM等があり、ロジック半導
体装置には、MPU,MCUなどがあって、それぞれ別
々に製造するのが一般的である。
【0003】不揮発性メモリにおいては、更なる微細化
と動作速度の向上のため、シリサイド構造の研究開発が
急速に進んでいる。一方、同様の理由から、ロジック用
トランジスタでも、ソース/ドレインのシリサイド化又
はソース/ドレイン及びゲート電極をシリサイド化した
構造(サリサイド構造)が採用されている。
【0004】近年においては、不揮発性メモリとロジッ
ク半導体装置を同一基板上に併設する混載半導体装置の
研究開発が急速に進んでいる。このため、従来の混載型
半導体装置でもシリサイド化が必要となってきた。
【0005】電気的に書込み消去ができる不揮発性メモ
リは、半導体基板上にメモリセルアレイ領域と周辺回路
領域及び接続領域で構成されており、混載型半導体装置
では、前記構成に加えてSRAM等を含むロジック領域
を有して構成されている。
【0006】このような不揮発性メモリのメモリセルア
レイ領域において、製造工程数の削減が要求されてお
り、その好適な手法として、ビット線を基板表層に不純
物拡散層として形成する埋め込みビット線構造が提案さ
れている。
【0007】ここで、メモリセルアレイ領域が埋め込み
ビット線構造の従来の不揮発性メモリの一例を示す。図
13は、ビット線構造の不揮発性メモリにおけるメモリ
セルアレイ領域のメモリセルと周辺回路領域の選択トラ
ンジスタを拡大して示す概略断面図であり、図14はメ
モリセルのワード線に沿った概略断面図である。
【0008】メモリセルと選択トランジスタとはフィー
ルド酸化膜108で隔てられており、メモリセルにおい
ては、例えば図14に示すように、半導体基板101上
に第1の酸化膜120、電荷の蓄積窒化膜121、第2
の酸化膜122及びワード線(WL)102が順次積層
されてゲート電極構造が構成され、選択トランジスタに
おいては、半導体基板101上にゲート絶縁膜111及
びゲート電極112が順次積層されてゲート電極構造が
構成されている。
【0009】メモリセルでは、シリコン基板101に不
純物がイオン注入されてビット線(BL)103が形成
され、ビット線103上に熱酸化による絶縁層104が
形成されており、ビット線103とワード線102は絶
縁層104で絶縁分離され、ビット線103と選択トラ
ンジスタのソース/ドレイン113が、絶縁層104を
貫通してビット線103上を開口するコンタクト孔10
5とソース/ドレイン113上を開口するコンタクト孔
106とを介して金属配線107により接続されてい
る。
【0010】次に、浮遊ゲートと制御ゲートを有する不
揮発性メモリセルにおいて、特開平10−98170号
公報では、周辺回路部とビット線とを不純物領域を設け
て接続している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の不揮発
性メモリにおいて、シリサイド化を行なう場合、メモリ
セルアレイ領域にもシリサイド形成すれば、隣接するビ
ット線103がシリサイドでショートするため、上記の
ようにメモリセルのビット線103はシリサイド化せ
ず、周辺回路領域のみをシリサイド化する。従ってこの
場合、メモリセルアレイ領域のみをマスクで覆うことに
なるが、これにより製造工程の煩雑化を招くという問題
がある。
【0012】更にこの場合、金属配線107を形成する
際に、メモリセルのコンタクト孔105ではシリサイド
化されていないビット線103の表面が露出するのに対
して、選択トランジスタのコンタクト孔106ではシリ
サイド化されたソース/ドレイン113の表面が露出す
る。このように、コンタクト孔の形成時にシリサイドが
露出している部分とシリコン基板が露出している部分が
混在するため、シリサイド側のコンタクト孔106を埋
め込む際の前処理を行うと非シリサイド側のコンタクト
孔105の露出部位にダメージが生じてコンタクト不良
となり、所望の抵抗が得られないという問題がある。
【0013】そこで本発明の目的は、前記課題に鑑みて
なされたものであり、埋め込みビット線構造においてシ
リサイド化する際に、周辺回路領域(及びロジック回路
領域)のみのシリサイド形成を容易且つ少ない工程数で
行なうことを可能とし、しかもメモリセルアレイ領域と
周辺回路領域(及びロジック回路領域)とを接続する際
に、両者を第2の不純物拡散層で接続することにより、
両者のコンタクト孔の開口露出部位の差異に起因する不
都合を解消することにある。更には、ビット線を構成す
る第1の不純物拡散層と第2の不純物拡散層との重畳部
位は高抵抗となる問題があるため、シリサイド形成し、
抵抗値の増加を抑止する。これは、第1の不純物拡散層
の上部に絶縁層があるため、第2の不純物拡散層を形成
する場合のイオン注入を行なっても第1の不純物拡散層
の端に不純物が入らず、重畳部は狭く、抵抗が高くな
る。
【0014】このように本発明は、埋め込みビット線構
造に起因する諸々の問題を解決し、確実なシリサイド形
成を行なうことを可能とし、低抵抗で更なる微細化・高
速動作化を実現する信頼性の高い半導体記憶装置及びそ
の製造方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意検討の
結果、以下に示す発明の諸態様に想到した。
【0016】本発明は、ワード線とビット線が絶縁層を
介して交差し、当該交差部位にメモリセルが構成されて
なるメモリセルアレイ領域と、前記メモリセルの選択ト
ランジスタを有してなる周辺回路領域とを備え(更に、
所定のトランジスタを有してなるロジック回路領域を備
えたものでもよい。)、前記ビット線が前記絶縁層の下
部に形成された第1の不純物拡散層からなる、いわゆる
埋め込みビット線構造の半導体記憶装置及びその製造方
法を対象とする。
【0017】本発明の半導体記憶装置は、前記メモリセ
ルアレイ領域と前記周辺回路領域との接続部位に、前記
第1の不純物拡散層と一端で重畳接続された第2の不純
物拡散層を有し、前記重畳部位を含む前記第2の不純物
拡散層の表層及び前記選択トランジスタのソース/ドレ
インを構成する第3の不純物拡散層の表層にシリサイド
が形成されていることを特徴とする。
【0018】この場合、前記第2の不純物拡散層の一部
は、ソース/ドレインを構成する前記第3の不純物拡散
層の一方と共通又は独立に形成されたものである。
【0019】前記メモリセルと前記選択トランジスタ
は、前記第2の不純物拡散層と前記第3の不純物拡散層
とが前記各シリサイドを介して配線接続される。
【0020】更に、前記メモリセルと前記選択トランジ
スタには、前記第2の不純物拡散層の表層及び前記第3
の不純物拡散層の表層にシリサイドが形成されており、
金属配線を介して接続される。
【0021】更に、前記周辺回路領域には、シリサイド
が形成されており、前記メモリセルアレイ領域の不純物
拡散層の表層は非シリサイド状態となっている。
【0022】本発明の半導体記憶装置の製造方法は、前
記構成の半導体記憶装置を製造するに際して、半導体基
板上に、周辺回路領域及び/又はロジック回路領域の第
1の素子形成領域及びメモリセルの第2の素子形成領域
を区画する工程と、前記第1及び第2の素子形成領域
に、第1の酸化膜、蓄積窒化膜及び第2の酸化膜を積層
形成した後、前記第1の素子形成領域のみの前記第1の
酸化膜、前記蓄積窒化膜及び前記第2の酸化膜を所定形
状にパターニングする工程と、前記第2の素子形成領域
に、選択的に不純物を導入してビット線となる第1の不
純物拡散層を形成した後、当該第1の不純物拡散層上に
絶縁層を形成する工程と、前記第1の素子形成領域及び
前記第1の素子形成領域と前記第2の素子形成領域との
接続部位のみの前記第1の酸化膜、前記蓄積窒化膜及び
前記第2の酸化膜を除去する工程と、前記第1の素子形
成領域にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記第1の素
子形成領域及び前記第2の素子形成領域にシリコン膜を
形成した後、前記シリコン膜をパターニングして、前記
第1の素子形成領域の前記ゲート絶縁膜上にゲート電極
を、前記第2の素子形成領域の前記第1の酸化膜、前記
蓄積窒化膜及び前記第2の酸化膜上にワード線をそれぞ
れ形成する工程と、前記接続部位及び前記第1の素子形
成領域に不純物を導入し、前記接続部位には前記第1の
不純物拡散層と一端で重畳接続されるように第2の不純
物拡散層を、前記第1の素子形成領域にはソース/ドレ
インとなる第3の不純物拡散層をそれぞれ形成する工程
と、前記重畳部位を含む前記第2の不純物拡散層の表層
及び前記選択トランジスタのソース/ドレインを構成す
る第3の不純物拡散層の表層にシリサイドを形成する工
程とを含むことを特徴とする。
【0023】この場合、前記第2の不純物拡散層の一部
は、ソース/ドレインを構成する前記第3の不純物拡散
層の一方と共通又は独立に形成してもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した好適な諸
実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0025】(第1の実施形態)先ず、第1の実施形態
について説明する。この不揮発性半導体記憶装置(不揮
発性メモリ)は、埋め込みビット線構造とされており、
メモリセルアレイ領域の周辺回路領域及びロジック回路
領域のみにシリサイド形成されている。図1は、本実施
形態の不揮発性メモリを示す概略平面図であり、メモリ
セルアレイ領域と周辺回路領域の境界部位近傍を示して
いる。図2(a)は、図1中のI−I’に沿った概略断
面図、図2(b)は、図1中のII−II’に沿った概
略断面図、図2(c)は、図1中のIII−III’に
沿った概略断面図である。
【0026】この不揮発性メモリは、p型シリコン基板
1上でメモリセルアレイ領域2と周辺回路領域3(及び
ロジック回路領域:不図示)を備えて構成されており、
両者がフィールド酸化膜4により隔てられている。ここ
で、シリコン基板1として、いわゆるSOI(Silicon
On Insulator)基板を用い、寄生容量を低下させて動作
の高速化を図るようにしても良い。
【0027】メモリセルアレイ領域2は、ビット線11
とワード線12とが絶縁層13を介して交差(直交)し
ており、交差部分に各メモリセルが構成される。ビット
線11は、シリコン基板1の表層にn型不純物、ここで
は砒素(As)がイオン注入されて不純物拡散層として
形成されており、このビット線上に熱酸化による絶縁層
13が形成されてビット線11とワード線12の絶縁が
確保される。隣接するビット線11間には、第1の酸化
膜20、蓄積窒化膜21及び第2の酸化膜22が積層形
成されて絶縁が確保される。ここで、ワード線12と重
なる部位を除くビット線11間には20〜22の少なく
とも1種で絶縁されれば良いが、本例ではこれら全てが
ビット線11間に設けられる場合を例示する。
【0028】メモリセルのゲート電極構造は、上記の第
1の酸化膜20、蓄積窒化膜21及び第2の酸化膜22
とワード線12の交差する接続部分で構成されている。
このメモリセルでは、ビット線11がソース/ドレイン
を兼ねており、蓄積窒化膜21で電荷の蓄積・放出が行
なわれてメモリとして機能する。
【0029】なお、図2(c)に示すように、第1の酸
化膜20の直下におけるシリコン基板1の表層にしきい
値制御のためにp型不純物をイオン注入してなるチャネ
ルストッパー層23を形成しても良い。
【0030】一方、周辺回路領域3は、選択トランジス
タが複数設けられて構成されており、この選択トランジ
スタは、ゲート絶縁膜15上にゲート電極16がパター
ン形成されてなり、このゲート電極16の両側における
シリコン基板1の表層にn型不純物、ここでは砒素(A
s)がイオン注入されてソース/ドレイン17が形成さ
れて構成されている。
【0031】本例では、図1の線分M−M’を境界とし
てメモリセルアレイ領域2側(図1中で下側)のみに第
1の酸化膜20、蓄積窒化膜21及び第2の酸化膜22
が形成されており、線分M−M’より図1中で上側にお
けるメモリセルアレイ領域2と周辺回路領域3との接続
部位には、シリコン基板1の表層にn型不純物、ここで
は砒素(As)がイオン注入されて不純物拡散層14が
形成されている。この不純物拡散層14は、一部で選択
トランジスタのソース/ドレイン17を兼ねている。
【0032】ここで、図2(a)に示すように、ビット
線11と不純物拡散層14は、各々の一端が重畳されて
接続されており、線分M−M’より図1中で上側の部
位、即ち周辺回路領域3における選択トランジスタのソ
ース/ドレイン17の表層及び重畳部位14aを含む不
純物拡散層14の表層に高融点金属、ここではTiとS
iとのシリサイド化が施され、チタンシリサイド層18
が形成されている。
【0033】そして、図1及び図2(a)に示すよう
に、全面を覆う層間絶縁膜19及びBPSG膜35に不
純物拡散層14上のチタンシリサイド層18の表面の一
部を露出させるコンタクト孔31及びソース/ドレイン
17上のチタンシリサイド層18の表面の一部を露出さ
せるコンタクト孔32が形成され、これらを埋め込むタ
ングステン(W)プラグ34に続き、不純物拡散層14
及びソース/ドレイン17を介してビット線11と選択
トランジスタとを接続する金属配線33がパターン形成
されている。
【0034】本例では、不純物拡散層14及び選択トラ
ンジスタのソース/ドレイン17がシリサイド化された
場合を例示したが、これらに加え、ロジック回路領域に
おける不純物拡散層のシリサイド化や各種ゲート電極の
ポリサイド化を行なうようにしても好適である。
【0035】以下、本実施形態による不揮発性メモリの
製造方法について説明する。図3〜図6は、本実施形態
による不揮発性メモリの製造方法を工程順に示す概略断
面図である。ここで、図3(b)と(c)、図4(b)
と(c)、図5(a)と(b)、図6(a)と(b)は
それぞれ断面部位の異なる同一工程を示している。
【0036】先ず、p型シリコン基板1(SOI基板を
用いても良い)の表面に選択酸化法により、メモリセル
アレイ領域2と周辺回路領域3とを分離するフィールド
酸化膜4(図2(a)に示す)を膜厚200nm〜50
0nm程度にLOCOS法にて形成する。このとき、素
子分離領域に溝を形成し、この溝内に絶縁物を埋め込
む、いわゆるSTI(Shallow Trench Isolation)素子
分離法を用いても良い。
【0037】次に、図3(a)に示すように、全面に熱
酸化法により第1の酸化膜20を900℃で膜厚5nm
〜10nm程度に、CVD法により蓄積窒化膜を6nm
〜12nm程度に、熱酸化法により第2の酸化膜を10
00℃で膜厚4nm〜10nm程度に順次形成し、メモ
リセルアレイ領域2上の一部のみ開口するようにレジス
トパターン44を形成し(このとき、斜めイオン注入
を、例えば硼素(B)を加速エネルギー60keV、ド
ーズ量2×1013〜5×1013/cm2の条件で基板1
の表層に行なうようにしても良い。)、第1の酸化膜2
0、蓄積窒化膜21、第2の酸化膜22をドライエッチ
ングする。
【0038】続いて、図3(b),(c)に示すよう
に、レジストパターン44をマスクにして、ソース/ド
レインを兼ねるビット線11を形成するため、n型不純
物、ここでは砒素(As)を加速エネルギー50ke
V、ドーズ量2×1015〜5×1015/cm2でイオン
注入する。その後、レジストパターン44を剥離し、熱
酸化法によりビット線11上に絶縁層4を800℃で5
0nm〜200nm程度に形成する。
【0039】その後、図1の線分M−M’を境界とし
て、メモリセルアレイ領域2と周辺回路領域3との接続
部位を含む周辺回路領域3(図1中、上側部位)上の
み、第1の酸化膜20、蓄積窒化膜21、第2の酸化膜
22をドライエッチングする。前記一部を除くメモリセ
ルアレイ領域2上にはこれら20〜22を残しておく。
【0040】続いて、図4(a)に示すように、周辺回
路領域2上に、ゲート絶縁膜15を熱酸化により900
℃で膜厚5nm〜18nm程度に形成した後、全面に、
ワード線12及びゲート電極16となる多結晶シリコン
膜を膜厚70nm〜150nm程度に堆積し、抵抗値が
約100Ω・cmとなるようにn型不純物、ここではリ
ン(P)を拡散ドープする。このとき、多結晶シリコン
膜の替わりにリンがドープされたアモルファスシリコン
膜を使用しても良い。そして、この上にタングステンシ
リサイド膜41を膜厚100nm〜180nm程度に形
成し、この上にレジスト反射防止のプラズマ窒化酸化膜
42を膜厚30nm〜150nm程度に形成し、レジス
トパターニングする。その後、多結晶シリコン膜、タン
グステンシリサイド膜41及びプラズマ窒化酸化膜42
をドライエッチングする。
【0041】続いて、メモリセルアレイ領域2と周辺回
路領域3との接続部位に、不純物拡散層14及び選択ト
ランジスタのソース/ドレイン17を形成するため、n
型不純物、ここではリン(P)を加速エネルギー40k
eV、ドーズ量2×1013〜4×1013/cm2の条件
でイオン注入を行う。
【0042】続いて、図4(b)に示すように、CVD
法により全面に酸化膜を膜厚70nm〜150nm程度
に堆積した後、全面を異方性エッチング(エッチバッ
ク)してサイドウォールスペーサ43を形成する。この
とき、図4(c)に示すように、メモリセル部のIV−
IV’上には、第1の酸化膜20、蓄積窒化膜21、第
2の酸化膜22のうちいずれか1つ以上の絶縁膜を残し
ておく。
【0043】続いて、メモリセルアレイ領域2と周辺回
路領域3との接続部位に、n型不純物、ここでは砒素
(As)を加速エネルギー60keV、ドーズ量2×1
15〜4×1015/cm2の条件で高濃度にイオン注入
を行い、不純物拡散層14及び選択トランジスタのを形
成する。このとき、ビット線11を構成する不純物拡散
層とソース/ドレイン17(ここでは、ソース/ドレイ
ン17が不純物拡散層14を兼ねる。)とが各々の一端
で重畳接続される。
【0044】続いて、図5(a)に示すように、高融点
金属、ここではチタン(Ti)をスパッタリング法によ
り膜厚20nm〜30nm程度に形成する。次に、例え
ば700℃で熱処理を施してSiとTiを反応させた
後、未反応層をエッチバックし、その後、800℃で熱
処理を施して、不純物拡散層14の表層及びソース/ド
レイン17の表層にチタンシリサイド層18を形成す
る。このとき、チタンシリサイドの替わりにコバルトシ
リサイド層を形成してもよい。
【0045】ここで、図5(b)に示すように、メモリ
セルアレイ領域2のIII−III’上(隣接するビッ
ト線11間)には、第1の酸化膜20、蓄積窒化膜2
1、第2の酸化膜22のうちいずれかの絶縁膜が残って
いるため、メモリセルアレイ領域2にはシリサイドは形
成されない。
【0046】続いて、図5(c)に示すように、CVD
法により全面に層間絶縁膜19及びBPSG膜35をそ
れぞれ膜厚50nm〜150nm程度、400nm〜1
000nm程度に形成する。
【0047】続いて、図6(a),(b)に示すよう
に、レジストパターニング後、ドライエッチングにより
コンタクト孔31,32を形成し、埋め込み用のタング
ステン34を形成した後、アルミ合金を材料とする金属
配線33を形成する。
【0048】しかる後、通常のMOS集積回路と同様に
多層金属配線を行い、表面パッシベーション膜を形成し
て、不揮発性メモリを完成させる。
【0049】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、埋め込みビット線構造の不揮発性メモリにおいて、
周辺回路領域3(及びロジック回路領域)のみのシリサ
イド形成を容易且つ少ない工程数で行なうことを可能と
し、しかもメモリセルアレイ領域2と周辺回路領域3
(及びロジック回路領域)とを接続する際に、両者を不
純物拡散層14で接続することにより、両者のコンタク
ト孔31,32の開口露出部位には共にシリサイド層1
8が存するために不都合を生じることがない。更には、
ビット線11を構成する不純物拡散層と不純物拡散層1
4との重畳部位にもシリサイド形成するため、抵抗値の
増加が抑止される。このように本例によれば、埋め込み
ビット線構造に起因する諸々の問題を解決し、確実なシ
リサイド形成を行なうことができ、低抵抗で更なる微細
化・高速動作化を可能とする信頼性の高い不揮発性メモ
リが実現する。
【0050】(第2の実施形態)次いで、第2の実施形
態について説明する。ここでは、第1の実施形態と同様
に埋め込みビット線構造の不揮発性メモリを開示する
が、メモリセルアレイ領域と周辺回路領域との接続形態
が異なる点で相違する。図7は、本実施形態の不揮発性
メモリを示す概略平面図であり、メモリセルアレイ領域
と周辺回路領域の境界部位近傍を示している。図8は、
図1中のI−I’に沿った概略断面図である。なお、第
1の実施形態で開示した構成部材等と同様のものについ
ては同符号を記す。
【0051】不揮発性メモリは、第1の実施形態と同
様、p型シリコン基板1上でメモリセルアレイ領域2と
周辺回路領域3(及びロジック回路領域:不図示)を備
えて構成されており、両者がフィールド酸化膜4により
隔てられている。但し、第1の実施形態と異なり、フィ
ールド酸化膜4により両者が完全に分離されたかたちと
されている。
【0052】更に本例でも、メモリセルアレイ領域2
は、ビット線11とワード線12とが絶縁層13を介し
て交差(直交)しており、交差部分に各メモリセルが構
成される。ビット線11は、シリコン基板1の表層にn
型不純物がイオン注入されて不純物拡散層として形成さ
れており、このビット線上に熱酸化による絶縁層13が
形成されてビット線11とワード線12の絶縁が確保さ
れる。隣接するビット線11間には、第1の酸化膜2
0、蓄積窒化膜21及び第2の酸化膜22が積層形成さ
れて絶縁が確保される。
【0053】メモリセルのゲート電極構造は、上記の第
1の酸化膜20、蓄積窒化膜21及び第2の酸化膜22
とワード線12の交差する接続部分で構成されている。
このメモリセルでは、ビット線11がソース/ドレイン
を兼ねており、蓄積窒化膜21で電荷の蓄積・放出が行
なわれてメモリとして機能する。
【0054】一方、周辺回路領域3は、選択トランジス
タが複数設けられて構成されており、この選択トランジ
スタは、ゲート絶縁膜15上にゲート電極16がパター
ン形成されてなり、このゲート電極16の両側における
シリコン基板1の表層にn型不純物がイオン注入されて
ソース/ドレイン17が形成されて構成されている。
【0055】本例では、図7の線分N−N’を境界とし
てメモリセルアレイ領域2側(図7中で下側)のみに第
1の酸化膜20、蓄積窒化膜21及び第2の酸化膜22
が形成されており、線分N−N’より図7中で上側にお
けるメモリセルアレイ領域2と周辺回路領域3との接続
部位には、シリコン基板1の表層にn型不純物、ここで
は砒素(As)がイオン注入されて不純物拡散層14が
形成されている。この不純物拡散層14は、一部で選択
トランジスタのソース/ドレイン17を兼ねている。こ
こで、前記接続部位、即ち不純物拡散層14は、フィー
ルド酸化膜4で隔てられたメモリセルアレイ領域2側に
設けられている。
【0056】ここで、図8に示すように、ビット線11
と不純物拡散層14は、各々の一端が重畳されて接続さ
れており、線分N−N’より図7中で上側の部位、即ち
周辺回路領域3における選択トランジスタのソース/ド
レイン17の表層及び重畳部位14aを含む不純物拡散
層14の表層に高融点金属、ここではTiとSiとのシ
リサイド化が施され、チタンシリサイド層18が形成さ
れている。
【0057】そして、全面を覆う層間絶縁膜19及びB
PSG膜35に不純物拡散層14上のチタンシリサイド
層18の表面の一部を露出させるコンタクト孔31及び
ソース/ドレイン17上のチタンシリサイド層18の表
面の一部を露出させるコンタクト孔32が形成され、こ
れらを埋め込むタングステン(W)プラグ34に続き、
不純物拡散層14及びソース/ドレイン17を介してビ
ット線11と選択トランジスタとを接続する金属配線3
3がパターン形成されている。
【0058】以下、本実施形態による不揮発性メモリの
製造方法について説明する。図9〜図12は、本実施形
態による不揮発性メモリの製造方法を工程順に示す概略
断面図である。ここで、図10(a)と(b)、図11
(a)と(b)、図11(c)と(d)、図12(b)
と(c)はそれぞれ断面部位の異なる同一工程を示して
いる。
【0059】先ず、図9(a)に示すように、p型シリ
コン基板1(SOI基板を用いても良い)の表面に選択
酸化法により、メモリセルアレイ領域2と周辺回路領域
3とを分離するフィールド酸化膜4を膜厚200nm〜
500nm程度にLOCOS法にて形成する。ここで、
第1の実施形態と異なり、フィールド酸化膜4によりメ
モリセルアレイ領域2と周辺回路領域3を完全に分離さ
れたかたちとする。このとき、素子分離領域に溝を形成
し、この溝内に絶縁物を埋め込む、いわゆるSTI(Sh
allow Trench Isolation)素子分離法を用いても良い。
【0060】次に、図9(b)に示すように、全面に熱
酸化法により第1の酸化膜20を900℃で膜厚5nm
〜10nm程度に、CVD法により蓄積窒化膜を6nm
〜12nm程度に、熱酸化法により第2の酸化膜を10
00℃で膜厚4nm〜10nm程度に順次形成し、メモ
リセルアレイ領域2上の一部のみ開口するようにレジス
トパターン44を形成し(このとき、斜めイオン注入
を、例えば硼素(B)を加速エネルギー60keV、ド
ーズ量2×1013〜5×1013/cm2の条件で基板1
の表層に行なうようにしても良い。)、第1の酸化膜2
0、蓄積窒化膜21、第2の酸化膜22をドライエッチ
ングする。
【0061】続いて、図10(a),(b)に示すよう
に、レジストパターン44をマスクにして、ソース/ド
レインを兼ねるビット線11を形成するため、n型不純
物、ここでは砒素(As)を加速エネルギー50ke
V、ドーズ量2×1015〜5×1015/cm2でイオン
注入する。その後、レジストパターン44を剥離し、熱
酸化法によりビット線11上に絶縁層4を800℃で5
0nm〜200nm程度に形成する。
【0062】その後、図7の線分N−N’を境界とし
て、メモリセルアレイ領域2と周辺回路領域3との接続
部位を含む周辺回路領域3(図7中、上側部位)上の
み、第1の酸化膜20、蓄積窒化膜21、第2の酸化膜
22をドライエッチングする。前記一部を除くメモリセ
ルアレイ領域2上にはこれら20〜22を残しておく。
【0063】続いて、図10(c)に示すように、周辺
回路領域2上に、ゲート絶縁膜15を熱酸化により90
0℃で膜厚5nm〜18nm程度に形成した後、全面
に、ワード線12及びゲート電極16となる多結晶シリ
コン膜を膜厚70nm〜150nm程度に堆積し、抵抗
値が約100Ω・cmとなるようにn型不純物、ここで
はリン(P)を拡散ドープする。このとき、多結晶シリ
コン膜の替わりにリンがドープされたアモルファスシリ
コン膜を使用しても良い。そして、この上にタングステ
ンシリサイド膜41を膜厚100nm〜180nm程度
に形成し、この上にレジスト反射防止のプラズマ窒化酸
化膜42を膜厚30nm〜150nm程度に形成し、レ
ジストパターニングする。その後、多結晶シリコン膜、
タングステンシリサイド膜41及びプラズマ窒化酸化膜
42をドライエッチングする。
【0064】続いて、メモリセルアレイ領域2と周辺回
路領域3との接続部位に、不純物拡散層14及び選択ト
ランジスタのソース/ドレイン17を形成するため、n
型不純物、ここではリン(P)を加速エネルギー40k
eV、ドーズ量2×1013〜4×1013/cm2の条件
でイオン注入を行う。ここで本例では、メモリセルアレ
イ領域2と周辺回路領域3とがフィールド酸化膜4によ
り完全に分断されているため、前記接続部位はメモリセ
ルアレイ領域2に設けられている。
【0065】続いて、図11(a)に示すように、CV
D法により全面に酸化膜を膜厚70nm〜150nm程
度に堆積した後、全面を異方性エッチング(エッチバッ
ク)してサイドウォールスペーサ43を形成する。この
とき、図11(b)に示すように、メモリセル部のIV
−IV’上には、第1の酸化膜20、蓄積窒化膜21、
第2の酸化膜22のうちいずれか1つ以上の絶縁膜を残
しておく。
【0066】続いて、メモリセルアレイ領域2と周辺回
路領域3との接続部位に、n型不純物、ここでは砒素
(As)を加速エネルギー60keV、ドーズ量2×1
15〜4×1015/cm2の条件で高濃度にイオン注入
を行い、不純物拡散層14及び選択トランジスタのを形
成する。このとき、ビット線11を構成する不純物拡散
層と不純物拡散層14とが各々の一端で重畳接続され
る。
【0067】続いて、図11(c)に示すように、高融
点金属、ここではチタン(Ti)をスパッタリング法に
より膜厚20nm〜30nm程度に形成する。次に、例
えば700℃で熱処理を施してSiとTiを反応させた
後、未反応層をエッチバックし、その後、800℃で熱
処理を施して、不純物拡散層14の表層及びソース/ド
レイン17の表層にチタンシリサイド層18を形成す
る。このとき、チタンシリサイドの替わりにコバルトシ
リサイド層を形成してもよい。
【0068】ここで、図11(d)に示すように、メモ
リセルアレイ領域2のIII−III’上(隣接するビ
ット線11間)には、第1の酸化膜20、蓄積窒化膜2
1、第2の酸化膜22のうちいずれかの絶縁膜が残って
いるため、メモリセルアレイ領域2にはシリサイドは形
成されない。
【0069】続いて、図12(a)に示すように、CV
D法により全面に層間絶縁膜19及びBPSG膜35を
それぞれ膜厚50nm〜150nm程度、400nm〜
1000nm程度に形成する。
【0070】続いて、図12(b),(c)に示すよう
に、レジストパターニング後、ドライエッチングにより
コンタクト孔31,32を形成し、埋め込み用のタング
ステン34を形成した後、アルミ合金を材料とする金属
配線33を形成する。
【0071】しかる後、通常のMOS集積回路と同様に
多層金属配線を行い、表面パッシベーション膜を形成し
て、不揮発性メモリを完成させる。
【0072】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、埋め込みビット線構造の不揮発性メモリにおいて、
周辺回路領域3(及びロジック回路領域)のみのシリサ
イド形成を容易且つ少ない工程数で行なうことを可能と
し、しかもメモリセルアレイ領域2と周辺回路領域3
(及びロジック回路領域)とを接続する際に、両者を不
純物拡散層14で接続することにより、両者のコンタク
ト孔31,32の開口露出部位には共にシリサイド層1
8が存するために不都合を生じることがない。更には、
ビット線11を構成する不純物拡散層と不純物拡散層1
4との重畳部位にもシリサイド形成するため、抵抗値の
増加が抑止される。このように本例によれば、埋め込み
ビット線構造に起因する諸々の問題を解決し、確実なシ
リサイド形成を行なうことができ、低抵抗で更なる微細
化・高速動作化を可能とする信頼性の高い不揮発性メモ
リが実現する。
【0073】なお、第1及び第2の実施形態において
は、以下のような手段もとり得る。 (1)周辺回路領域3(及びロジック回路領域)の不純
物拡散層のシリサイド化あるいはゲート電極15と不純
物拡散層のシリサイド構造とすると同時に、メモリセル
アレイ領域2のワード線12をシリサイド構造又はポリ
サイド構造とする。 (2)各ゲート電極上に窒化膜あるいは窒化酸化膜を形
成し、露光時の反射防止のため、及び、エッチングスト
ッパーとして機能させ、所望のエッチングを実現する。
【0074】以下、本発明の諸態様をまとめて記載す
る。
【0075】(付記1) ワード線とビット線が絶縁層
を介して交差し、当該交差部位にメモリセルが構成され
てなるメモリセルアレイ領域と、前記メモリセルの選択
トランジスタを有してなる周辺回路領域とを備えた半導
体記憶装置であって、前記ビット線は、前記絶縁層の下
部に形成された第1の不純物拡散層からなるとともに、
前記メモリセルアレイ領域と前記周辺回路領域との接続
部位に、前記第1の不純物拡散層と一端で重畳接続され
た第2の不純物拡散層を有し、前記重畳部位を含む前記
第2の不純物拡散層の表層及び前記選択トランジスタの
ソース/ドレインを構成する第3の不純物拡散層の表層
にシリサイドが形成されていることを特徴とする半導体
記憶装置。
【0076】(付記2) 前記第2の不純物拡散層の一
部は、ソース/ドレインを構成する前記第3の不純物拡
散層の一方と共通に形成されたものであることを特徴と
する付記1に記載の半導体記憶装置。
【0077】(付記3) 前記第2の不純物拡散層は、
ソース/ドレインを構成する前記第3の不純物拡散層と
独立に形成されたものであることを特徴とする付記1に
記載の半導体記憶装置。
【0078】(付記4) 前記メモリセルと前記選択ト
ランジスタは、前記第2の不純物拡散層と前記第3の不
純物拡散層とが前記各シリサイドを介して配線接続され
てなるものであることを特徴とする付記1〜3のいずれ
か1項に記載の半導体記憶装置。
【0079】(付記5) 前記メモリセルのゲート電極
構造は、第1の絶縁膜、電荷の蓄積窒化膜、第2の絶縁
膜及び前記ワード線が順次積層されてなることを特徴と
する付記1〜4のいずれか1項に記載の半導体記憶装
置。
【0080】(付記6) 隣接する前記ビット線間に、
前記第1の絶縁膜、前記蓄積窒化膜及び前記第2の絶縁
膜のうち少なくとも1種が形成されていることを特徴と
する付記5に記載の半導体記憶装置。
【0081】(付記7) 前記周辺回路領域上にはシリ
サイドが形成され、且つ前記メモリセルアレイ領域内の
不純物拡散層上にはシリサイドが存在しないことを特徴
とする付記1〜6のいずれか1項に記載の半導体記憶装
置。
【0082】(付記8) 所定のトランジスタを有して
なるロジック回路領域を備え、前記所定のトランジスタ
がシリサイド化されていることを特徴とする付記1〜7
のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
【0083】(付記9) 半導体基板上に、周辺回路領
域及び/又はロジック回路領域の第1の素子形成領域及
びメモリセルの第2の素子形成領域を区画する工程と、
前記第1及び第2の素子形成領域に、第1の酸化膜、蓄
積窒化膜及び第2の酸化膜を積層形成した後、前記第1
の素子形成領域のみの前記第1の酸化膜、前記蓄積窒化
膜及び前記第2の酸化膜を所定形状にパターニングする
工程と、前記第2の素子形成領域に、選択的に不純物を
導入してビット線となる第1の不純物拡散層を形成した
後、当該第1の不純物拡散層上に絶縁層を形成する工程
と、前記第1の素子形成領域及び前記第1の素子形成領
域と前記第2の素子形成領域との接続部位のみの前記第
1の酸化膜、前記蓄積窒化膜及び前記第2の酸化膜を除
去する工程と、前記第1の素子形成領域にゲート絶縁膜
を形成する工程と、前記第1の素子形成領域及び前記第
2の素子形成領域にシリコン膜を形成した後、前記シリ
コン膜をパターニングして、前記第1の素子形成領域の
前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を、前記第2の素子形
成領域の前記第1の酸化膜、前記蓄積窒化膜及び前記第
2の酸化膜上にワード線をそれぞれ形成する工程と、前
記接続部位及び前記第1の素子形成領域に不純物を導入
し、前記接続部位には前記第1の不純物拡散層と一端で
重畳接続されるように第2の不純物拡散層を、前記第1
の素子形成領域にはソース/ドレインとなる第3の不純
物拡散層をそれぞれ形成する工程と、前記重畳部位を含
む前記第2の不純物拡散層の表層及び前記選択トランジ
スタのソース/ドレインを構成する第3の不純物拡散層
の表層にシリサイドを形成する工程とを含むことを特徴
とする半導体記憶装置の製造方法。
【0084】(付記10) 前記第2の不純物拡散層の
一部を、前記第3の不純物拡散層の一方と共通に形成す
ることを特徴とする付記9に記載の半導体記憶装置の製
造方法。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、埋め込みビット線構造
においてシリサイド化する際に、周辺回路領域(及びロ
ジック回路領域)のみのシリサイド形成を容易且つ少な
い工程数で行なうことが可能となり、しかもメモリセル
アレイ領域と周辺回路領域(及びロジック回路領域)と
を接続する際に、両者を第2の不純物拡散層で接続する
ことにより、両者のコンタクト孔の開口露出部位の差異
に起因する不都合が解消される。更には、ビット線を構
成する第1の不純物拡散層と第2の不純物拡散層との重
畳部位にもシリサイド形成し、抵抗値の増加を抑止する
ことができる。このように本発明は、埋め込みビット線
構造に起因する諸々の問題を解決し、確実なシリサイド
形成を行なうことができ、低抵抗で更なる微細化・高速
動作化を可能とする信頼性の高い半導体記憶装置を実現
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の不揮発性メモリを示す概略平
面図である。
【図2】第1の実施形態の不揮発性メモリを示す概略断
面図である。
【図3】第1の実施形態による不揮発性メモリの製造方
法を工程順に示す概略断面図である。
【図4】図3に引き続き、第1の実施形態による不揮発
性メモリの製造方法を工程順に示す概略断面図である。
【図5】図4に引き続き、第1の実施形態による不揮発
性メモリの製造方法を工程順に示す概略断面図である。
【図6】図5に引き続き、第1の実施形態による不揮発
性メモリの製造方法を工程順に示す概略断面図である。
【図7】第2の実施形態の不揮発性メモリを示す概略平
面図である。
【図8】第2の実施形態の不揮発性メモリを示す概略断
面図である。
【図9】第2の実施形態による不揮発性メモリの製造方
法を工程順に示す概略断面図である。
【図10】図9に引き続き、第2の実施形態による不揮
発性メモリの製造方法を工程順に示す概略断面図であ
る。
【図11】図10に引き続き、第2の実施形態による不
揮発性メモリの製造方法を工程順に示す概略断面図であ
る。
【図12】図11に引き続き、第2の実施形態による不
揮発性メモリの製造方法を工程順に示す概略断面図であ
る。
【図13】従来の不揮発性メモリを示す概略断面図であ
る。
【図14】従来の不揮発性メモリにおいて、メモリセル
のワード線に沿った概略断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 メモリセルアレイ領域 3 周辺回路領域 4 フィールド酸化膜 11 ビット線 12 ワード線 13 絶縁層 14 不純物拡散層 15 ゲート絶縁膜 16 ゲート電極 17 ソース/ドレイン 18 チタンシリサイド層 19 層間絶縁膜 20 第1の酸化膜 21 蓄積窒化膜 22 第2の酸化膜 23 チャネルストッパー層 31,32 コンタクト孔 33 金属配線 34 タングステン(W)プラグ 35 BPSG膜 41 タングステン(W)シリサイド膜 42 プラズマ窒化酸化膜 43 サイドウォールスペーサ 44 レジストパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/792 Fターム(参考) 5F001 AA14 AB02 AD15 AD41 AD51 AG02 AG10 AG12 AG21 AG40 5F083 EP18 EP33 EP62 EP65 EP67 EP70 GA02 GA09 JA35 JA36 JA39 JA53 KA01 KA05 KA07 KA08 LA10 LA12 LA16 LA20 MA06 MA19 PR12 PR36 ZA06 ZA07 ZA12 ZA14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワード線とビット線が絶縁層を介して交
    差し、当該交差部位にメモリセルが構成されてなるメモ
    リセルアレイ領域と、前記メモリセルの選択トランジス
    タを有してなる周辺回路領域とを備えた半導体記憶装置
    であって、 前記ビット線は、前記絶縁層の下部に形成された第1の
    不純物拡散層からなるとともに、 前記メモリセルアレイ領域と前記周辺回路領域との接続
    部位に、前記第1の不純物拡散層と一端で重畳接続され
    た第2の不純物拡散層を有し、 前記重畳部位を含む前記第2の不純物拡散層の表層及び
    前記選択トランジスタのソース/ドレインを構成する第
    3の不純物拡散層の表層にシリサイドが形成されている
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の不純物拡散層の一部は、ソー
    ス/ドレインを構成する前記第3の不純物拡散層の一方
    と共通に形成されたものであることを特徴とする請求項
    1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の不純物拡散層は、ソース/ド
    レインを構成する前記第3の不純物拡散層と独立に形成
    されたものであることを特徴とする請求項1に記載の半
    導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリセルと前記選択トランジスタ
    は、前記第2の不純物拡散層と前記第3の不純物拡散層
    とが前記各シリサイドを介して配線接続されてなるもの
    であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に
    記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記メモリセルのゲート電極構造は、第
    1の絶縁膜、電荷の蓄積窒化膜、第2の絶縁膜及び前記
    ワード線が順次積層されてなることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 隣接する前記ビット線間に、前記第1の
    絶縁膜、前記蓄積窒化膜及び前記第2の絶縁膜のうち少
    なくとも1種が形成されていることを特徴とする請求項
    5に記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記周辺回路領域上にはシリサイドが形
    成され、且つ前記メモリセルアレイ領域内の不純物拡散
    層上にはシリサイドが存在しないことを特徴とする請求
    項1〜6のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 所定のトランジスタを有してなるロジッ
    ク回路領域を備え、前記所定のトランジスタがシリサイ
    ド化されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれ
    か1項に記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 半導体基板上に、周辺回路領域及び/又
    はロジック回路領域の第1の素子形成領域及びメモリセ
    ルの第2の素子形成領域を区画する工程と、前記第1及
    び第2の素子形成領域に、第1の酸化膜、蓄積窒化膜及
    び第2の酸化膜を積層形成した後、前記第1の素子形成
    領域のみの前記第1の酸化膜、前記蓄積窒化膜及び前記
    第2の酸化膜を所定形状にパターニングする工程と、 前記第2の素子形成領域に、選択的に不純物を導入して
    ビット線となる第1の不純物拡散層を形成した後、当該
    第1の不純物拡散層上に絶縁層を形成する工程と、 前記第1の素子形成領域及び前記第1の素子形成領域と
    前記第2の素子形成領域との接続部位のみの前記第1の
    酸化膜、前記蓄積窒化膜及び前記第2の酸化膜を除去す
    る工程と、 前記第1の素子形成領域にゲート絶縁膜を形成する工程
    と、 前記第1の素子形成領域及び前記第2の素子形成領域に
    シリコン膜を形成した後、前記シリコン膜をパターニン
    グして、前記第1の素子形成領域の前記ゲート絶縁膜上
    にゲート電極を、前記第2の素子形成領域の前記第1の
    酸化膜、前記蓄積窒化膜及び前記第2の酸化膜上にワー
    ド線をそれぞれ形成する工程と、 前記接続部位及び前記第1の素子形成領域に不純物を導
    入し、前記接続部位には前記第1の不純物拡散層と一端
    で重畳接続されるように第2の不純物拡散層を、前記第
    1の素子形成領域にはソース/ドレインとなる第3の不
    純物拡散層をそれぞれ形成する工程と、 前記重畳部位を含む前記第2の不純物拡散層の表層及び
    前記選択トランジスタのソース/ドレインを構成する第
    3の不純物拡散層の表層にシリサイドを形成する工程と
    を含むことを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第2の不純物拡散層の一部を、前
    記第3の不純物拡散層の一方と共通に形成することを特
    徴とする請求項9に記載の半導体記憶装置の製造方法。
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