JP4181284B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板上にメモリとCMOSデバイスとを混載して高集積化された半導体装置及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば、文献1(IEDM89, p.583-586, " A 3.6μm MEMORY CELL STRUCTURE FOR 16MB EPROMS" )や、文献2(1992 Symposium on VLSI Technology, p.44-45, "A Novel Cell Structure for Giga-bit EPROMs and Flash Memories Using Polysilicon Thin Film Transistors")に示されているように、大容量EPROMとCMOSデバイスとを共通の基板上に搭載した高集積半導体装置が知られている。
【0003】
図10(a),(b)は従来の半導体装置におけるメモリ領域RmemoとCMOS領域Rmos とにおける構造をそれぞれ示す断面図である。図10(a)に示すように、メモリ領域Rmemoにおいて、シリコン基板101内にはドレイン拡散層116及びソース拡散層117が形成されている。そして、シリコン基板101の上におけるソース拡散層117及びドレイン拡散層116に挟まれる領域には、酸化シリコンからなるトンネル酸化膜103と、ポリシリコンからなる浮遊ゲート142と、容量結合用の容量絶縁膜143と、制御ゲートとして機能するポリサイド層144と、ゲート上保護膜及びサイドウォールを含む酸化膜145とが順次積層されてなるメモリセルゲートが設けられている。さらに、シリコン基板101の表面からメモリセルゲートの側面を経てメモリセルゲートの上面の一部に延びるポリサイド146と、基板の全面を覆う層間絶縁膜129と、層間絶縁膜129を貫通してドレイン拡散層116上のポリサイド146にコンタクトするタングステンプラグ130と、タングステンプラグ130に接続されるとともに層間絶縁膜129の上に延びるビット線として機能するアルミニウム合金膜131とを備えている。
【0004】
一方、図10(b)に示すように、CMOS領域Rmos において、シリコン基板101内には、低濃度の不純物がドープされたLDD領域124と、高濃度の不純物がドープされたソース・ドレイン拡散層127とが形成されている。そして、シリコン基板101の上におけるソース・ドレイン拡散層127に挟まれる領域には、酸化シリコンからなるゲート酸化膜106と、ゲート電極として機能するポリサイド144と、ゲート上保護膜及びサイドウォールを含む酸化膜145とが設けられている。さらに、層間絶縁膜129を貫通してソース・ドレイン拡散層127にコンタクトするタングステンプラグ130と、タングステンプラグ130に接続されるとともに層間絶縁膜129の上に延びる配線として機能するアルミニウム合金膜131とを備えている。
【0005】
図10(a)に示す構造により、相隣接するメモリセル同士の間隔を サイドウオールとサイドウォールとの間にソース拡散層やドレイン拡散層が僅かに露出する程度まで狭くすることができ、コンタクトサイズに依存することなくメモリセルを高密度に配置することができる。
【0006】
ここで、図10(b)に示すCMOS領域Rmos は、メモリ部を制御するデコーダ回路やセンスアンプ回路や電源回路であったり、マイクロコントローラやマイクロプロセッサなどの回路である場合がある。これらの回路には、図10(b)に示すようなMISトランジスタが多数配置されている。そして、これらの回路、特にマイクロコントローラやマイクロプロセッサなどを高速に動作させるためには、より微細なゲート長を有するMISトランジスタが要求される。
【0007】
また、図10(b)に示すMISトランジスタにおけるゲート電極は、図10(a)に示されるメモリ領域Rmemoにおける制御ゲートと同じポリサイド144により構成されている。このように、メモリ領域の制御ゲートとCMOS領域Rmos のゲート電極とを構成するポリサイド144を共通化することにより、工程数を削減することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のメモリ領域RmemoとCMOS領域Rmos とを備えた半導体装置において、以下のような不具合があった。
【0009】
半導体装置の製造工程において、図10(a),(b)に示すメモリ領域Rmemoにおける制御ゲート又はCMOS領域Rmos におけるゲート電極と、両者を被覆する酸化膜145とを形成する工程は、図11(a),(b)に示す手順で行なわれる。まず、図11(a)に示すように、シリコン基板101の上に、厚みが300nm程度のポリサイド144と、厚みが150nm程度の酸化膜145とが堆積され、酸化膜145の上に、ゲートパターン形成用のフォトレジスト膜147が形成される。このとき、ポリサイド144は、ポリシリコン膜を形成した後コバルト,チタンなどの高融点金属膜を堆積してポリシリコンの上部をシリサイド化することによって形成される。
【0010】
次に、図11(b)に示すように、フォトレジスト膜147をマスクとしてドライエッチング(異方性エッチング)を行い、酸化膜145及びポリサイド144をパターニングすることにより、制御ゲート又はゲート電極を形成する。
【0011】
ただし、図11(a),(b)において、ポリサイド144の下方には、メモリ領域Rmemoにおいては容量絶縁膜143が、CMOS領域Rmos においてはゲート酸化膜106が存在し、かつ、メモリ領域Rmemoにおいては容量絶縁膜143の下方に浮遊ゲートなどが存在するものとする。
【0012】
ここで、CMOS領域Rmos のMISトランジスタは、低電圧動作化の傾向にあるので、MISトランジスタの誤動作を回避するためには、ゲート長寸法の精度を確保することがきわめて重要である。ところが、CMOS領域Rmos におけるMISトランジスタのゲート電極を形成する際に、ポリサイド144の上に厚みが約150nmという厚い酸化膜145が存在していると、フォトリソグラフィー工程において、下地からの露光光の反射の影響が大きくなってパターニング精度が低下するおそれがある。特に、トランジスタの横寸法が縮小されてアスペクト比が高くなると、図11(b)に示すように、ゲート電極などがテーパ状に加工され、いわゆる寸法シフトによって、所望のゲート長が得られないおそれがあった。
【0013】
また、図12(a)に示すように、上記従来の半導体装置の製造工程において、メモリ領域Rmemoのソース拡散層及びドレイン拡散層形成のためのイオン注入を行なう前に、トンネル酸化膜103や容量絶縁膜143へのイオン注入によるダメージ低減のために、メモリセルゲートの側面がCVD酸化膜148によって覆われていた。これは、トンネル酸化膜103や容量絶縁膜143へのイオン注入によるダメージを抑制するためである。また、ソース拡散層及びドレイン拡散層に注入された不純物の活性化のための熱処理の際にも、浮遊ゲート電極142の側面と制御ゲートを構成するポリサイド144とからの不純物の空中への飛散を防止するためにも、メモリセルゲートの側面を露出させないように、CVD酸化膜148を形成しておく必要がある。
【0014】
ところが、CVD法によって形成されたCVD酸化膜148の厚みは、メモリセルゲートの上面及び側面,トンネル酸化膜103の表面など各部においてほぼ均一である。一方、シリコン基板101上のトンネル酸化膜103は、メモリセルゲートのパターニング時にエッチングストッパーとなる部分であり、残しておく必要がある。そのため、図12(a)に示すように、メモリセルゲートの側面部における酸化膜厚Sよりも、シリコン基板101上における合計の酸化膜厚Bの方が厚くなっている。その結果、ソース拡散層及びドレイン拡散層形成のためのイオン注入の際には、イオンがシリコン基板101上に存在する酸化膜厚BのCVD酸化膜148及びトンネル酸化膜103を突き抜けてシリコン基板内に侵入可能な程度の加速エネルギーを必要とするので、イオンがメモリセルゲートの側面にある酸化膜厚Sの比較的薄いCVD酸化膜148を突き抜けてトンネル酸化膜103や容量絶縁膜143にダメージを与えるおそれもあった。
【0015】
本発明の第1の目的は、メモリとCMOSデバイスとを共通の基板上に混載した半導体装置において、メモリ領域にメモリセルを高密度に配置しつつ、CMOS領域のMISトランジスタのゲート長を制御性よく形成する手段を講ずることにある。
【0016】
また、本発明の第2の目的は、メモリとCMOSデバイスとを共通の基板上に混載した半導体装置において、ゲート電極や制御ゲートを構成するポリサイドの代わりとなる部材を設けることにより、ゲート電極や制御ゲートの低抵抗性を維持しつつ上述のような不具合を解消することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の半導体装置は、半導体基板の一部に不揮発性半導体記憶装置のメモリセルを設けた半導体装置であって、上記メモリセルは、上記半導体基板内で互いに離間して形成された2つの不純物拡散層と、上記半導体基板の2つの不純物拡散層間の領域の上に設けられた情報保持層と、上記情報保持層の上に設けられ導体材料からなる主ゲート部と上記主ゲート部の中央部の上に設けられ上記導体材料よりも低抵抗な材料からなる低抵抗層とを有するゲート電極と、上記主ゲート部の側面に設けられた熱酸化膜と、上記主ゲート部の両端部の上で上記低抵抗層を挟むように設けられた上面分離絶縁層と、上記上面分離絶縁層の外側面及び上記熱酸化膜を介して上記ゲート電極の側面に亘って設けられた絶縁体サイドウォールと、上記絶縁体サイドウォールの側方で上記2つの不純物拡散層にそれぞれ接続され、かつ、上記上面分離絶縁層の上まで延びて上面分離絶縁層の内側面と共通の面内に側面を有する2つのパッド部材とを備えている。
【0018】
これにより、主ゲート部の側面に熱酸化膜が形成されているので、半導体基板上に厚い酸化膜が形成されることがなくなり、主ゲート部下方の情報保持層への不純物の注入エネルギーの低減によってダメージの発生を抑制することができる構造となる。
【0019】
上記第1の半導体装置において、上記半導体基板の他部にMIS型トランジスタが設け、上記MIS型トランジスタに、上記半導体基板内で互いに離間して形成された2つの不純物拡散層と、上記2つの不純物拡散層間の領域の上に設けられたゲート絶縁膜と、上記ゲート絶縁膜の上に設けられ導体材料により構成される主ゲート部と、上記主ゲート部の上に設けられ上記導体材料よりも低抵抗な材料からなる低抵抗層とを有するMISゲート電極とを設けることにより、混載型半導体装置におけるMISゲート電極上に上面保護膜が不要な構造となり、ゲート電極形成時の寸法シフトが小さくなるので、MISゲート電極の形状精度が向上する。
【0020】
上記第1の半導体装置において、上記メモリセルのゲート電極の上で上記各上面分離絶縁層の内側面と各パッド部材の側面とに亘ってそれぞれ設けられた第2の絶縁体サイドウォールをさらに備え、上記メモリセルのゲート電極の上記低抵抗層が上記第2の絶縁体サイドウォールによって挟まれている構造とすることにより、メモリセルのゲート電極上にコンタクト部材を設ける際における接続の信頼性が高くなる。
【0021】
本発明の第2の半導体装置は、半導体基板に不揮発性半導体記憶装置のメモリセルとMISトランジスタとを設けた半導体装置であって、上記メモリセルは、上記半導体基板内で互いに離間して形成された2つの不純物拡散層と、上記半導体基板の2つの不純物拡散層間の領域の上方に設けられた情報保持層と、上記情報保持層の上に設けられ導体材料からなる主ゲート部と、上記主ゲート部の上に形成され上記導体材料よりも低抵抗な材料からなる低抵抗層とを有するゲート電極と、上記ゲート電極の低抵抗層の両端部の上にそれぞれ設けられた上面分離絶縁層と、上記上面分離絶縁層の外側面及び上記ゲート電極の側面に亘って設けられた絶縁体サイドウォールと、上記絶縁体サイドウォールの側方で上記2つの不純物拡散層にそれぞれ接続され、かつ、上記上面分離絶縁層の上まで延びて上面分離絶縁層の内側面と共通の面内に側面を有する2つのパッド部材とを備え、上記MIS型トランジスタは、上記半導体基板内で互いに離間して形成された2つの不純物拡散層と、上記2つの不純物拡散層間の領域の上に設けられたゲート絶縁膜と、上記ゲート絶縁膜の上に設けられ上記導体材料からなる主ゲート部と、上記主ゲート部の上に設けられ上記低抵抗な材料からなる低抵抗層とを有するMISゲート電極とを備えている。
【0022】
これにより、MIS型トランジスタのMISゲート電極の上に上面保護膜が不要な構造となり、ゲート電極形成時の寸法シフトが小さくなるので、MISゲート電極の形状精度が向上する。
【0023】
上記第2の半導体装置において、上記メモリセルのゲート電極の上で上記各上面分離絶縁層の内側面と各パッド部材との側面とに亘ってそれぞれ設けられた第2の絶縁体サイドウォールをさらに備えることにより、メモリセルのゲート電極上にコンタクト部材を設ける際における接続の信頼性が高くなる。
【0024】
本発明の第1の半導体装置の製造方法は、半導体基板の一部に不揮発性半導体記憶装置のメモリセルを設けた半導体装置の製造方法であって、情報保持層が設けられた基板上にゲート用導体膜と絶縁膜とを順次堆積した後、絶縁膜とゲート用導体膜とをパターニングして、上記情報保持層の上にゲート電極の主ゲート部とその上の上面保護膜とを形成する工程(a)と、上記主ゲート部の側面に熱酸化膜を形成する工程(b)と、上記上面保護膜,主ゲート部及び熱酸化膜をマスクとして、上記半導体基板内にソース・ドレイン形成用の不純物イオンを注入する工程(c)と、上記工程(c)の後、上記上面保護膜の側面と上記主ゲート部の側面とに亘って上記熱酸化膜を挟むように絶縁体サイドウォールを形成する工程(d)と、基板上に、上記不純物が注入された領域に接続されるパッド用導体膜を堆積する工程(e)と、上記パッド用導体膜及び上記上面保護膜をパターニングして、上記主ゲート部の両端部の上に、共通の面内に側面を有するパッド部材と上面分離絶縁層とをそれぞれ形成する工程(f)と、上記工程(f)の後に、上記主ゲート部の上記上面分離絶縁層によって挟まれる領域の上に上記主ゲート部よりも抵抗の小さい低抵抗層を形成する工程(g)とを含んでいる。
【0025】
この方法により、工程(b)では、熱酸化によって半導体基板上の酸化膜厚をほとんど増大させることなく、主ゲート部の側面に熱酸化膜を形成することができる。そして、工程(c)において不純物イオンを注入する際には、比較的小さな注入エネルギーでイオン注入を行なうことが可能となり、主ゲート部の側面に形成されている熱酸化膜によって、情報保持層のダメージを抑制することができる。一方、工程(f)の後では主ゲート部の上面分離絶縁層で挟まれている領域は露出しているので、低抵抗層を容易に形成でき、全体として抵抗の小さいゲート電極を形成することができる。
【0026】
上記第1の半導体装置の製造方法において、上記工程(a)では、上記半導体基板のMIS型トランジスタを形成する領域にも上記ゲート用導体膜及び絶縁膜を堆積しておき、上記工程(e)では、上記MIS型トランジスタを形成する領域の上記絶縁膜の上にも上記パッド用導体膜を堆積しておき、上記工程(f)では、上記パッド用導体膜及び絶縁膜のうち上記MIS型トランジスタを形成する領域に位置する部分を除去し、上記工程(f)の後上記工程(g)の前に、上記MIS型トランジスタを形成する領域に残存する上記ゲート用導体膜をパターニングしてMISゲート電極を形成する工程をさらに含み、上記工程(g)では、MISゲート電極の上にも低抵抗層を形成することにより、形状精度の良好なMISゲート電極を形成することができる。
【0027】
上記第1の半導体装置の製造方法において、上記工程(f)の後、上記工程(g)の前に、上記主ゲート部の両端部の上に、上記上面分離絶縁層の内側面とパッド部材の側面とに亘る2つの第2の絶縁体サイドウォールを形成する工程をさらに含み、上記工程(g)では、上記主ゲート部のうち上記2つの第2の絶縁体サイドウォールによって挟まれる部分の上に上記低抵抗層を形成することにより、メモリセルのゲート電極上にコンタクトを形成する際の接続の信頼性を保持することができる。
【0028】
本発明の第2の半導体装置の製造方法は、半導体基板に不揮発性半導体記憶装置のメモリセルとMIS型トランジスタとを設けた半導体装置の製造方法であって、情報保持層が設けられた基板上にゲート用導体膜と上記ゲート用導体膜よりも低抵抗な材料からなる低抵抗層と絶縁膜とを順次形成する工程(a)と、上記絶縁膜,低抵抗層及びゲート用導体膜をパターニングして、上記情報保持層の上にメモリセルのゲート電極とその上の上面保護膜とを形成する一方、上記MIS型トランジスタを形成する領域では上記絶縁膜,低抵抗層及びゲート用導体膜をそのまま残す工程(b)と、上記上面保護膜及びメモリセルのゲート電極をマスクとして、上記半導体基板内にメモリセルのソース・ドレイン形成用の不純物イオンを注入する工程(c)と、上記工程(c)の後、上記上面保護及び上記メモリセルのゲート電極の側面に絶縁体サイドウォールを形成する工程(d)と、基板上に、上記不純物が注入された領域に接続されるパッド用導体膜を堆積する工程(e)と、上記パッド用導体膜及び上記上面保護膜をパターニングして、上記メモリセルのゲート電極の両端部の上に、ほぼ共通の面内に側面を有するパッド部材と上面分離絶縁層とをそれぞれ形成するとともに、上記MIS型トランジスタを形成する領域では上記絶縁膜を除去する工程(f)とを含んでいる。
【0029】
この方法により、工程(f)において、MIS型トランジスタを形成する領域では、ゲート用導体膜上の絶縁膜が除去されるので、MIS型トランジスタのMISゲート電極を形成する際における寸法シフトが抑制され、形状精度の良好なMISゲート電極を形成することができる。
【0030】
上記第2の半導体装置の製造方法において、上記工程(f)の後に、上記ゲート電極の両端部の上に、上記各上面分離絶縁層の内側面と各パッド部材の側面とに亘る第2の絶縁体サイドウォールをそれぞれ形成する工程をさらに含むことが好ましい。
【0031】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態における半導体装置の平面図である。図2は、図1に示すII-II 線(ビット線方向)における断面図である。図3(a)〜(c)は、それぞれ図1に示すIIIa-IIIa 線(ソース線方向),IIIb-IIIb 線(ワード線方向),IIIc-IIIc 線(ビットコンタクト通過方向)における断面図である。
【0032】
図1に示すように、メモリ領域Rmemoにおいては、分離絶縁膜で囲まれるメモリセル拡散領域32内に、図2などに示す断面構造を有するメモリセルゲートが設けられている。そして、このメモリセルゲート内に、情報記憶層である浮遊ゲート34が配置されている。そして、シリコン基板の上には、各メモリセルゲートを接続して延びる複数のワード線35と、ワード線35に直交する方向に延びるビット線41と、ワード線41に平行に延びるソース線37とが設けられている。また、ビット線41とメモリセル拡散領域32内のドレイン領域とは、ビットコンタクト39により接続されている。
【0033】
一方、CMOS領域Rmos において、分離絶縁膜によって囲まれるMOS拡散領域33内に後述するソース・ドレイン領域などが形成されており、シリコン基板の上には、MOS拡散領域33をまたいで両側の分離絶縁膜上に延びるMISゲート電極36が設けられている。そして、図示しない上層のアルミニウム合金膜配線と、MOS拡散領域内のソース・ドレイン領域やMISゲート電極36とを接続するコンタクト40が設けられている。
【0034】
次に、図2,図3(a)〜(c)を参照しながら、メモリ領域Rmemoにおけるメモリセルの断面構造について説明する。
【0035】
図2に示すように、メモリ領域Rmemoにおいて、シリコン基板1内の分離領域2で囲まれる領域(メモリセル拡散領域)には、ドレイン拡散層16及びソース拡散層17が形成されている。そして、シリコン基板1の上におけるソース拡散層17−ドレイン拡散層16間の領域には、酸化シリコンからなるトンネル酸化膜3と、図1に示す浮遊ゲート34を構成する第1ポリシリコン4と、容量結合用の容量絶縁膜5と、酸化膜6と、制御ゲートの主ゲート部となる第2ポリシリコン7と、TEOS膜8とが順次積層されてなるメモリセルゲートが設けられている。
【0036】
さらに、メモリセルゲートの側面に設けられた酸化膜9及び第1サイドウォール18と、相隣接するメモリセルゲートの第1サイドウォール18同士で形成される間隙を埋めて、ドレイン拡散層16又はソース拡散層17に接触するパッド部材である第3ポリシリコン19と、第3ポリシリコン19及びTEOS膜8の側面に設けられた第2サイドウォール25と、第2ポリシリコン7及び第3ポリシリコン19の上に形成された低抵抗層であるシリサイド化領域28とを備えている。ソース拡散層17につながる第3ポリシリコン19及びその上のシリサイド化領域28により、図1に示すソース配線37が構成されている。
【0037】
図3(a)に示すように、このソース配線37は隣接する半導体記憶装置のソース拡散層17同士を分離絶縁膜2をまたいで接続している。
【0038】
図3(b)に示すように、上記制御ゲートの主ゲート部を構成する第2ポリシリコン7とその上のシリサイド化領域28とにより、制御ゲート,つまり図1に示すワード線35が構成されている。図2及び図3(c)に示すように、ドレイン拡散層16に接続されている第3ポリシリコン19及びその上のシリサイド化領域28により、図1に示すドレインパッド38が構成されている。
【0039】
また、基板の全面を覆う層間絶縁膜29と、層間絶縁膜29を貫通してドレインパッド38にコンタクトするタングステンプラグ30と、タングステンプラグ30に接続されるとともに層間絶縁膜29の上に延びるアルミニウム合金膜31とを備えている。そして、図3(c)に示すように、タングステンプラグ30のうちドレインパッド38に接続される部分が図1に示すビットコンタクト39であり、アルミニウム合金膜31のうちメモリ領域Rmemoに存在している部分が図1に示すビット線41である。そして、図2に示す断面には現れていないが、層間絶縁膜29を貫通してメモリ領域Rmemoの第2ポリシリコン7に到達するコンタクト部材が少なくとも1カ所に設けられており、このコンタクト部材を介してワード線35に電圧を供給するように構成されている。
【0040】
なお、図1に示すソース配線37とワード線35とは、図2に示すように、第1サイドウォール18とTEOS膜8とによって、電気的に絶縁されている。また、ワード線35と浮遊ゲート34とは、図2に示すように、容量絶縁膜5と酸化膜6によって容量カップリングされている。
【0041】
次に、図2を参照しながら、CMOS領域Rmos におけるMISトランジスタ等の構造について説明する。
【0042】
図2に示すように、CMOS領域Rmos において、シリコン基板1内には、低濃度の不純物がドープされたLDD領域24と、高濃度の不純物がドープされたソース・ドレイン拡散層27とが形成されている。そして、シリコン基板1の上におけるソース・ドレイン拡散層27に挟まれる領域には、酸化シリコンからなるゲート酸化膜として機能する酸化膜6と、第2ポリシリコン7と、第2ポリシリコン7,ソース・ドレイン拡散層27の上に形成されたシリサイド化領域28とが設けられている。この第2ポリシリコン7及びシリサイド化領域28とがMISゲート電極36を構成している。なお、図2には示されていないが、各シリサイド化領域28にコンタクトするタングステンプラグと、タングステンプラグに接続されるとともに層間絶縁膜29の上に延びる配線として機能するアルミニウム合金膜とを備えている。また、図2に示す断面には現れていないが、図1に示すコンタクト40は、ソース・ドレイン拡散層27上のシリサイド化領域28や、MISゲート電極36のシリサイド化領域28の上に設けられている。さらに、図2の破線に示すように、メモリ領域Rmemoの制御ゲート電極として機能する第2ポリシリコン7の上のシリサイド化領域28の上には、上層の配線とワード線との電気的接続を行なうためのワード線コンタクトが設けられている。
【0043】
ここで、本実施形態に係る半導体装置の構造上の特徴は、以下の点である。
【0044】
第1に、上記従来の半導体装置とは異なり、CMOS領域Rmos におけるゲート電極として機能する第2ポリシリコン7の上には厚みTEOS膜が存在していない。したがって、CMOS領域Rmos におけるゲート電極として機能する第2ポリシリコン7を形成する際のフォトリソグラフィー工程において、寸法シフトに起因するゲート長寸法の悪化を回避することができる。
【0045】
第2に、制御ゲート及びゲート電極がポリサイド膜をパターニングして形成されたものではなく、第2ポリシリコン7をパターニングした後に、第2ポリシリコン7の上にシリサイド化領域28が形成されている。このような構成を採ることにより、メモリ領域Rmemoにおいて、メモリセルゲートの側面にはシリサイドが存在しないことから、熱酸化による酸化膜9をメモリセルゲート全体の側面にのみ設けることが可能となっている。つまり、図12(b)に示すように、基板の全面上にCVD酸化膜を設けなくても、メモリセルゲート内への不純物の注入を行なうことができるので、イオン注入の際の加速エネルギーを小さくでき、メモリセルゲート内のトンネル酸化膜3や容量絶縁膜5への不純物イオンの突き抜けを抑制することができる。一方、第2ポリシリコン7のうちゲート電極となる領域においてはその全面にシリサイド化領域28が形成されており、第2ポリシリコン7のうち制御ゲートとなる領域においては、第2サイドウォール25によって挟まれる部分にシリサイド化領域28が形成されているので、ゲート電極及び制御ゲートの低抵抗性は確保されている。
【0046】
次に、図4(a)〜(d),図5(a)〜(c),図6(a)〜(c)及び図7(a)〜(c)は、本実施形態における半導体装置の製造工程を示す図1のII-II 線における断面図である。
【0047】
まず、図4(a)に示す工程で、P型のシリコン基板1に、トレンチ構造の分離絶縁膜2を形成した後、分離絶縁膜2によって囲まれる領域に、厚みが約10nmのトンネル酸化膜3を形成する。次いで、基板上に、厚みが200〜300nmの第1ポリシリコン4を堆積した後、第1ポリシリコン4をパターニングして、メモリ領域Rmemoのみに浮遊ゲートとなる第1ポリシリコン4を残す。そして、基板上に、シリコン酸化膜/シリコン窒化膜の積層膜(ON膜)である容量絶縁膜5を形成した後、これをパターニングして、メモリ領域Rmemoの第1ポリシリコン4の側面及び上面のみにON膜からなる容量絶縁膜5を残す。さらに、熱処理を行なって、基板の全面上に酸化膜6を形成する。この酸化膜6は、CMOS領域Rmos においてはゲート絶縁膜として機能し、メモリ領域Rmemoにおいては容量絶縁膜5とともに厚みが約20nmのONO膜となって制御ゲート−浮遊ゲート間のカップリング容量として機能する。
【0048】
なお、メモリ領域Rmemoにおける容量絶縁膜5と共にカップリング容量として機能する酸化膜と、CMOS領域Rmos におけるゲート酸化膜として機能する酸化膜とは、個別に形成してもよい。
【0049】
次に、図4(b)に示す工程で、基板上に、厚みが約300nmの第2ポリシリコン7と、厚みが約150nmのTEOS膜8とを順次堆積する。
【0050】
次に、図4(c)に示す工程で、異方性エッチングにより、TEOS膜8,第2ポリシリコン7,酸化膜6,容量絶縁膜5及び第1ポリシリコン4をパターニングして、メモリセルゲートを形成する。この工程により、第1ポリシリコン4は図1に示す浮遊ゲート34の形状にパターニングされる。このメモリセルゲートのゲート長は約0.4μmであり、メモリセルゲート間の間隔は約0.4μmである。一方、CMOS領域Rmos においては、基板の全面上に第2ポリシリコン7及びTEOS膜8が残されている。
【0051】
次に、図4(d)に示す工程で、ドライ酸化雰囲気で、メモリ領域Rmemoにおいて露出している第1ポリシリコン4と第2ポリシリコン7の側面を熱酸化することにより、メモリセルゲートの側面に厚みが約30nmの酸化膜9を形成する。この酸化膜9は、後述するイオン注入などの際の保護膜になっている。このとき、シリコン基板1のトンネル酸化膜3直下の部分も酸化されるが、シリコン単結晶の酸化レートはポリシリコンの酸化レートよりも数倍小さい。したがって、ソース・ドレイン形成用イオン注入の際に、この工程におけるメモリセルゲート間領域の酸化膜の厚みの増大によっては、注入エネルギーをそれほど増大させる必要はない。
【0052】
次に図5(a)に示す工程で、基板上に、メモリ領域Rmemoにおけるドレイン拡散層を形成しようとする領域の上のみを開口したフォトレジスト膜10を形成し、フォトレジスト膜10の上方から注入エネルギー40keV,ドーズ量3×1015/cm2の条件でリン及びヒ素のイオン注入を行なって、シリコン基板1内に不純物領域12を形成する。
【0053】
次に、図5(b)に示す工程で、基板上にメモリセル領域Rmemoにおけるソース拡散層を形成しようとする領域の上のみを開口したフォトレジスト膜13を形成し、フォトレジスト膜13の上方から注入エネルギー40keV,ドーズ量2×1014/cm2の条件によるヒ素のイオン注入と、注入エネルギー30keV,ドーズ量1〜3×1013/cm2の条件でボロンのイオン注入を行なって、シリコン基板1内に不純物領域15を形成する。
【0054】
このドレイン拡散層16又はソース拡散層17形成のためのイオン注入は、注入エネルギー20〜50keV,ドーズ量1×1014〜6×1015/cm2の範囲であればよい。
【0055】
次に、図5(c)に示す工程で、注入した不純物を活性化するための熱処理を行い、ドレイン拡散層16とソース拡散層17を形成する。このとき、酸化膜9は、イオン注入によるトンネル酸化膜3と容量絶縁膜5及び酸化膜6におけるダメージの発生を抑制している。また、酸化膜9は、活性化熱処理の際における第1ポリシリコン4と第2ポリシリコン7からの不純物の飛散を抑制している。
【0056】
なお、図5(c)に示す活性加熱処理工程は、別にCVDなどの熱処理を行なう場合には省略してもよい。
【0057】
次に、図6(a)に示す工程で、CVD法により、基板の全面上に、カバレッジの良い酸化膜を堆積し、この酸化膜をメモリ領域Rmemoのドレイン拡散層16とソース拡散層17の基板表面が露出する程度まで異方性エッチングすることで、メモリセルゲートの側面に第1サイドウォール18を形成する。
【0058】
次に、図6(b)に示す工程で、自然酸化膜を取り除く程度に僅かにエッチングを行なった後、基板上に第3ポリシリコン19を堆積する。そして、第3ポリシリコン19の上に、メモリ領域Rmemoのメモリセルゲート間領域及びこれに隣接するメモリセルゲート上の一部を覆うフォトレジスト膜20を形成し、このフォトレジスト膜20を用いて第3ポリシリコン19をパターニングすることにより、メモリ領域Rmemoのソース拡散層17及びドレイン拡散層16の上にのみ、第3ポリシリコン19を残す。このとき、パターニングされた第3ポリシリコン19の間隔は約0.2μmである。
【0059】
次に、図6(c)に示す工程で、フォトレジスト膜20を除去してから、第3ポリシリコン19をマスクにして、TEOS膜8の異方性エッチングを行なって、TEOS膜8のうちCMOS領域Rmos に位置する部分をすべて除去するとともに、TEOS膜8のうちメモリ領域Rmemoにおける第2ポリシリコン7の中央部の上に位置する部分を除去する。
【0060】
なお、図6(c)に示す工程では、フォトレジスト膜20を除去して第3ポリシリコン19をマスクにしてエッチングを行なうとしたが、図6(b)に示すフォトレジスト膜20を残した状態でTEOS膜8をエッチングしてもよい。
【0061】
次に、図7(a)に示す工程で、基板上に、CMOS領域Rmos のMISゲート電極を形成しようとする領域と、メモリ領域Rmemoの全面とを覆うフォトレジスト膜21を形成し、このフォトレジスト膜21をマスクとする異方性エッチングを行なって、CMOS領域Rmos における第2ポリシリコン7をMISゲート電極の形状にパターニングする。このMISゲート電極のゲート長は約0.2μmであり、MISゲート電極間の間隔は約0.2μmである。
【0062】
次に、図7(b)に示す工程で、フォトレジスト膜21を除去した後、基板上に新たに、メモリ領域Rmemoを覆うフォトレジスト膜22を形成し、CMOS領域Rmos において第2ポリシリコン7をマスクとして、シリコン基板1内にLDD領域用のイオン注入を行なう。このとき、CMOS領域Rmos のうちNチャネル型MISトランジスタを形成する領域へのイオン注入の際には、Pチャネル型MISトランジスタを形成する領域はフォトレジスト膜22により覆われている。また、CMOS領域Rmos のうちPチャネル型MISトランジスタを形成する領域へのイオン注入の際には、Nチャネル型MISトランジスタを形成する領域がフォトレジスト膜22により覆われている。そして、Nチャネル型MISトランジスタを形成する領域においては、注入エネルギー40keV,ドーズ量5×1012/cm2の条件でリンのイオン注入が行なわれ、Pチャネル型MISトランジスタを形成する領域においては、注入エネルギー40keV,ドーズ量2×1012/cm2の条件でボロンのイオン注入が行なわれる。
【0063】
次に、図7(c)に示す工程で、フォトレジスト膜22を除去した後、基板上に厚みが約50nmのカバレッジのよい酸化膜を堆積してから、その異方性エッチングを行なうことにより、メモリ領域Rmemoにおける第3ポリシリコン19及びTEOS膜8の側面と、CMOS領域Rmos におけるMISゲート電極である第2ポリシリコン7の側面に第2サイドウォール25を形成する。このとき、メモリ領域Rmemoにおける制御ゲートとなる第2ポリシリコン7の上において、相隣接する第2サイドウォール25間の間隔は、約100nmである。
【0064】
次に、図8(a)に示す工程で、CMOS領域Rmos のMIS型半導体装置のソースドレイン形成用のイオン注入を行う。その際、Nチャネル型MISトランジスタを形成する領域においては、注入エネルギー20keV,ドーズ量3×1015/cm2の条件でヒ素のイオン注入が行なわれ、Pチャネル型MISトランジスタを形成する領域においては、注入エネルギー5keV,ドーズ量2×1015/cm2の条件でボロンのイオン注入が行なわれる。なお、メモリ領域Rmemoにおける第3ポリシリコン19及び第2ポリシリコン7にも不純物イオンを注入してもよいが、ヒ素又はボロンの一方のみを注入すればよいので、いずれか一方のイオン注入工程においては、メモリ領域Rmemoをフォトレジスト膜で覆っておくのが好ましい。また、いずれの工程においてもメモリ領域Rmemoをフォトレジスト膜で覆うことにより、メモリ領域Rmemoにはイオン注入を施さないようにしてもよい。その後、熱処理を行なうかその後の高温保持工程によって、注入された不純物が活性化されて、CMOS領域Rmos 内にソース・ドレイン拡散層27が形成される。
【0065】
次に、図8(b)に示す工程で、公知のサリサイド技術により、CMOS領域Rmos におけるソース・ドレイン拡散層27及び第2ポリシリコン7と、メモリ領域Rmemoにおけるソース拡散層17又はドレイン拡散層16に接続されている第3ポリシリコン19と、メモリ領域Rmemoにおける制御ゲートとなる第2ポリシリコン7との露出している部分に選択的にシリサイド化領域28を形成する。つまり、メモリ領域Rmemoにおけるワード線35,ソース線37及びドレインパッド38と、CMOS領域Rmos におけるMISゲート電極36及びソース・ドレイン拡散層27とにシリサイド化領域28が形成される。
【0066】
次に、図8(c)に示す工程で、基板上に、酸化シリコンからなる層間絶縁膜29を堆積した後、層間絶縁膜29の平坦化を行ない、層間絶縁膜29にビットコンタクト39やコンタクト40のための接続孔を開口する。さらに、選択タングステン成長法により、接続孔のみにタングステンを埋め込んで、ビットコンタクト39やコンタクト40となるタングステンプラグ30の形成を行なう。その後、層間絶縁膜29の上に、ビット線などの配線として機能するアルミニウム合金膜31を形成する。さらに、図8(c)の破線に示すように、メモリ領域Rmemoの制御ゲート電極として機能する第2ポリシリコン19の上のシリサイド化領域25の上には、上層の配線とワード線との電気的接続を行なうためのワード線コンタクトが設けられる。
【0067】
以上のように、本実施形態の製造工程においては、図6(c)に示す工程で、メモリ領域Rmemoでは、第3ポリシリコン19をマスクにしてTEOS膜8をエッチングできるので、窒化膜等のマスク部材を別途設けなくても、CMOS領域Rmos における第2ポリシリコン7上のTEOS膜8を除去することが可能になる。したがって、CMOS領域Rmos におけるMISゲート電極形成の際の下地の高さを低くでき、MISゲート電極の加工精度を向上させることができる。また、図7(c)に示す工程で、メモリ領域Rmemoにおいて、第3ポリシリコン19及びTEOS膜8の側面に第2サイドウォール25を形成し、その後、図8(b)に示す工程で、制御ゲートとなる第2ポリシリコン7の露出している部分にシリサイド化領域28を形成できるので、第3ポリシリコン19(ドレインパッド)と第2ポリシリコン7(ワード線)との間の絶縁性を保持することができ、かつ、制御ゲートの低抵抗性も確保することができる。
【0068】
さらに、本実施形態の製造工程においては、図4(b)に示す工程では、従来のごとくポリサイドを形成せずに、制御ゲートを第2ポリシリコン7のみで構成しているので、図4(d)に示す工程で熱酸化を行なっても、ポリシリコン上のシリサイド膜が剥がれるなどの不具合は生じない。そして、制御ゲートとなる第2ポリシリコン7と浮遊ゲートとなる第1ポリシリコン4との側面において、ポリシリコンの酸化レートがシリコン基板の酸化レートよりも大きいことを利用して、厚みが約30nmという厚い酸化膜9をメモリセルゲートの側面に選択的に形成することができる。その結果、シリコン基板1内へのソース又はドレイン用不純部位オンの注入を比較的小さなエネルギーで行なうことができる。すなわち、メモリセルゲート中の容量絶縁膜5,酸化膜6,トンネル酸化膜3への不純物の突抜を回避することができる。
【0069】
一方、例えば、従来例のポリサイド構造で本実施形態と同様の保護膜の効果を得るためには、図12(a)に示すように、CVD酸化膜148によって基板の全面を覆う方法が考えられるが、CVD法ではカバレッジが良いため半導体基板表面の酸化膜の全厚みBが、メモリセルゲートの側面におけるCVD酸化膜148の厚みSに比べて大きくなる。したがって、シリコン基板1内にソース又はドレイン用の不純物のイオン注入を行なう際に、高エネルギーでイオン注入を行なう必要があることから、メモリセルゲートの容量絶縁膜5,酸化膜6,トンネル酸化膜3のダメージを受け易い。
【0070】
なお、本実施形態においては、メモリ領域Rmemoに、スタック型の浮遊ゲートを有する不揮発性半導体記憶装置のメモリセルを設けたが、例えばスプリット型の不揮発性半導体記憶装置(EEPROM,フラッシュメモリ)のメモリセルや、MNOS型の半導体記憶装置のメモリセルを設けても、本実施形態と同様の効果を発揮することができる。
【0071】
また、本実施形態では、第2,第3ポリシリコンの上にシリサイド化領域を形成したが、シリサイド化領域の代わりに選択成長法を利用したタングステン層などの金属層を形成しても、本実施形態と同様の効果を発揮することができる。
【0072】
(第2の実施形態)
図9(a)〜(c)は、第2の実施形態における半導体装置の製造工程を示す断面図である。
【0073】
本実施形態においては、第1の実施形態における図2に示す工程で、第2ポリシリコン7に代えてポリサイドを形成する。その後、第1の実施形態における図6(b)に示す工程までの各工程とほぼ同様の処理を行なう。ただし、熱酸化によるメモリセルゲートの側面への酸化膜9の形成は行なわない。また、第3ポリシリコン19に代えてポリサイドを形成する。
【0074】
そして、図9(a)に示すように、メモリ領域Rmemoにおいては、メモリセルゲートの側面に第1サイドウォール18が形成され、相隣接する第1サイドウォール18同士の間にソース配線又はドレインパッドとなるポリサイドコンタクト46が形成されている。一方、CMOS領域Rmos においては、ポリサイドゲート44とTEOS膜8とがパターニングされることなく全面を覆っている。
【0075】
次に、図9(b)に示す工程で、ポリサイドコンタクト46をマスクにしてTEOS膜8をエッチングすることにより、TEOS膜8のうちメモリ領域Rmemoの制御ゲートとなるポリサイドゲート44の中央部の上に位置する部分を除去する。一方、CMOS領域Rmos においては、ポリサイドゲート44の全領域上のTEOS膜8を除去する。したがって、第1の実施形態と同様に、CMOS領域Rmos において、ポリサイドゲート44をパターニングしてMISゲート電極を形成する際における下地の高さを低減することができ、MISゲート電極のゲート長などの寸法精度を向上させることができる。
【0076】
次に、図9(c)に示す工程で、第1の実施形態の図7(a)〜図8(c)に示す各工程を行なう。本実施形態においても、図9(c)の破線に示すように、メモリ領域Rmemoの制御ゲート電極として機能する第2ポリシリコン19の上のシリサイド化領域25の上には、上層の配線とワード線との電気的接続を行なうためのワード線コンタクトが設けられている。
【0077】
本実施形態ではサリサイドを省略しているが、CMOS領域Rmos におけるソース・ドレイン拡散層27の上にシリサイド化領域を形成する工程を付加することにより、ソース・ドレイン拡散層27の低抵抗化を図ることができる。
【0078】
本実施形態の製造方法においては、メモリセルゲートの制御ゲートとして、ポリシリコンの堆積後すぐにシリサイド化領域を設けたポリサイドを利用しているので、第1の実施形態のごとく、メモリセルゲートの側面上に熱酸化による酸化膜を形成することはできない。したがって、イオン注入時におけるメモリセルゲートの容量絶縁膜5や酸化膜6にダメージを与えるおそれを抑制することはできないが、CMOS領域Rmos におけるTEOS膜を除去できることから、フォトリソグラフィーにおける下地からの反射に起因するMISゲート電極パターニング時の精度の悪化を抑制しつつ、第1の実施形態に比べて制御ゲートとMISゲート電極と抵抗をより小さく抑制することができる。
【0079】
なお、本実施形態においては、メモリ領域Rmemoに、スタック型の浮遊ゲートを有する不揮発性半導体記憶装置のメモリセルを設けたが、例えばスプリット型の不揮発性半導体記憶装置(EEPROM,フラッシュメモリ)のメモリセルや、MNOS型の半導体記憶装置のメモリセルを設けても、本実施形態と同様の効果を発揮することができる。
【0080】
また、本実施形態では、第2ポリシリコンの代わりにポリサイドを形成したが、ポリサイドに代えてポリシリコンとタングステン層などの金属層とを積層したいわゆるポリメタルを用いても、本実施形態と同様の効果を発揮することができる。
【0081】
【発明の効果 】
本発明の第1の半導体装置又はその製造方法によれば、不揮発性半導体記憶装置のメモリセルを備えた半導体装置又はその製造方法として、情報保持層の上にポリシリコン等のゲート用導体膜及び上面保護膜を設け、ゲート用導体膜の側面に熱酸化膜を設ける一方、ゲート用導体膜の上でパッド部材と上面保護膜との中央部を開口させて、ゲート用導体膜の中央部の上にシリサイド化領域等の低抵抗層を設けたので、ゲート電極の低抵抗性を保持しつつ情報保持部へのイオン注入によるダメージを回避することができる。
【0082】
本発明の第2の半導体装置又はその製造方法によれば、不揮発性半導体記憶装置のメモリセルとMIS型トランジスタとを備えた半導体装置又はその製造方法として、メモリセルの情報保持層を設けた状態で基板上にポリシリコン等のゲート用導体膜を設け、ゲート用導体膜の上でパッド部材と上面保護膜との中央部を開口させる一方、MIS型トランジスタの上面保護膜を除去しておいて、メモリセルのゲート用導体膜の中央部とMIS型トランジスタのゲート電極との上にシリサイド化領域等の低抵抗層を設けたので、ゲート電極の低抵抗性を保持しつつMIS型トランジスタのゲート電極の形状精度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の半導体装置におけるメモリ領域とCMOS領域とにおける構造を示す平面図である。
【図2】 図1に示すII-II 線(ビット線方向)における断面図である。
【図3】 (a)〜(c)は、それぞれ図1に示すIIIa-IIIa 線,IIIb-IIIb 線,IIIc-IIIc 線における断面図である。
【図4】 (a)〜(d)は、第1の実施形態における半導体装置の製造工程のうちメモリセルゲートの側面に熱酸化膜を形成するまでの工程を示す断面図である。
【図5】 (a)〜(c)は、第1の実施形態における半導体装置の製造工程のうちメモリ領域にソース,ドレイン拡散層を形成するまでの工程を示す断面図である。
【図6】 (a)〜(c)は、第1の実施形態における半導体装置の製造工程のうちパッド部材を形成するまでの工程を示す断面図である。
【図7】 (a)〜(c)は、第1の実施形態における半導体装置の製造工程のうちパッド部材,MISゲート電極の側面にサイドウォールを形成するまでの工程を示す断面図である。
【図8】 (a)〜(c)は、第1の実施形態における半導体装置の製造工程のうちタングステンプラグ,アルミニウム合金膜などを形成するまでの工程を示す断面図である。
【図9】 (a)〜(c)は、第2の実施形態における半導体装置の製造工程の一部を示す断面図である。
【図10】 (a),(b)は従来の半導体装置におけるメモリ領域とCMOS領域とにおける構造をそれぞれ示す断面図である。
【図11】 (a),(b)は、従来の半導体装置の製造工程におけるゲート電極を形成する際に生じる不具合を説明するための断面図である。
【図12】 (a),(b)は、従来の半導体装置の製造工程における不具合と本発明の熱酸化膜を形成することによる効果とを示すための断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板
2 分離絶縁膜
3 トンネル酸化膜
4 第1ポリシリコン
5 容量絶縁膜
6 酸化膜
7 第2ポリシリコン
8 TEOS膜
9 酸化膜
10 フォトレジスト膜
12 不純物領域
13 フォトレジスト膜
15 不純物領域
16 ドレイン拡散層
17 ソース拡散層
18 第1サイドウォール
19 第3ポリシリコン
20 フォトレジスト膜
21 フォトレジスト膜
22 フォトレジスト膜
24 LDD不純物拡散層
25 第2サイドウオール
27 ソースドレイン拡散層
28 シリサイド化領域
29 層間絶縁膜
30 タングステンプラグ
31 アルミニウム合金膜
32 メモリセル拡散領域
33 MIS拡散領域
34 浮遊ゲート
35 ワード線
36 MISゲート電極
37 ソース線
38 ドレインパッド
39 ビットコンタクト
40 コンタクト
41 ビット線(アルミニウム)
42 浮遊ゲート(第1ポリシリコン)
43 容量絶縁膜
44 制御ゲート(ポリサイド)

Claims (3)

  1. 半導体基板の一部に不揮発性半導体記憶装置のメモリセルを設けた半導体装置の製造方法であって、
    情報保持層が設けられた基板上にゲート用導体膜と絶縁膜とを順次堆積した後、絶縁膜とゲート用導体膜とをパターニングして、上記情報保持層の上にゲート電極の主ゲート部とその上の上面保護膜とを形成する工程(a)と、
    上記主ゲート部の側面に熱酸化膜を形成する工程(b)と、
    上記上面保護膜,主ゲート部及び熱酸化膜をマスクとして、上記半導体基板内にソース・ドレイン形成用の不純物イオンを注入する工程(c)と、
    上記工程(c)の後、上記上面保護膜の側面と上記主ゲート部の側面とに亘って上記熱酸化膜を挟むように絶縁体サイドウォールを形成する工程(d)と、
    基板上に、上記不純物が注入された領域に接続されるパッド用導体膜を堆積する工程(e)と、
    上記パッド用導体膜及び上記上面保護膜をパターニングして、上記主ゲート部の両端部の上に、共通の面内に側面を有するパッド部材と上面分離絶縁層とをそれぞれ形成する工程(f)と、
    上記工程(f)の後に、上記主ゲート部の上記上面分離絶縁層によって挟まれる領域の上に上記主ゲート部よりも抵抗の小さい低抵抗層を形成する工程(g)と
    を含む半導体装置の製造方法。
  2. 請求項記載の半導体装置の製造方法において、
    上記工程(a)では、上記半導体基板のMIS型トランジスタを形成する領域にも、上記ゲート用導体膜及び絶縁膜を堆積しておき、
    上記工程(e)では、上記MIS型トランジスタを形成する領域の上記絶縁膜の上にも、上記パッド用導体膜を堆積しておき、
    上記工程(f)では、上記パッド用導体膜及び絶縁膜のうち上記MIS型トランジスタを形成する領域に位置する部分を除去し、
    上記工程(f)の後、上記工程(g)の前に、上記MIS型トランジスタを形成する領域に残存する上記ゲート用導体膜をパターニングしてMISゲート電極を形成する工程をさらに含み、
    上記工程(g)では、MISゲート電極の上にも低抵抗層を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項又は記載の半導体装置の製造方法において、
    上記工程(f)の後、上記工程(g)の前に、上記主ゲート部の両端部の上に、上記上面分離絶縁層の内側面とパッド部材の側面とに亘る2つの第2の絶縁体サイドウォールを形成する工程をさらに含み、
    上記工程(g)では、上記主ゲート部のうち上記2つの第2の絶縁体サイドウォールによって挟まれる部分の上に上記低抵抗層を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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