JP2002047823A - 機械式駐車装置 - Google Patents

機械式駐車装置

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JP2002047823A
JP2002047823A JP2000236629A JP2000236629A JP2002047823A JP 2002047823 A JP2002047823 A JP 2002047823A JP 2000236629 A JP2000236629 A JP 2000236629A JP 2000236629 A JP2000236629 A JP 2000236629A JP 2002047823 A JP2002047823 A JP 2002047823A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入出庫を効率良くするためのパレット格納ス
ペースがあることを前提に、装置の複雑化を招くことな
く、しかも安価であり、さらには、乗入・乗出階のスペ
ースを縮小化してそのレイアウトの自由度を高め、立地
条件の制約に十分に対応できるようにする。 【解決手段】 リフト昇降路6の側方にパレット格納ス
ペース15を設ける。複数枚の空パレットPを上下に積
み重ねて格納するパレット格納装置16をパレット格納
スペース15に設置する。入出庫時、リフト7とパレッ
ト格納装置16との間で必要に応じて空パレットPを受
け渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空パレットを格
納するパレット格納スペースを出入り口近くに設けて入
出庫に備えるようにした機械式駐車装置の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】入出庫効率を良くするために、入庫に備
えて空パレットを乗入・乗出階に呼び出したり、出庫後
の空パレットを乗入・乗出階から取り除く時間をあまり
掛けないようにした機械式駐車装置として、本出願人は
特開平7−34706号公報に開示されているような機
械式駐車装置を先に出願している。この機械式駐車装置
では、乗入・乗出階の出入り口直下にパレット格納スペ
ースを設けるとともに、リフト昇降路をリフトが乗入・
乗出階の出入り口側方に上昇するように設け、車両を入
出庫する際には、上記リフトを乗入・乗出階の出入り口
側方に上昇させて出入り口とリフトとの間で車両を受け
渡すようになっている。また、入庫に備えるためには、
空パレットをパレット格納スペースから出入り口に持ち
上げる一方、車両が出庫して空になったパレットは、次
に入庫がある場合はそのまま出入り口に待機させるが、
出庫が続く場合には、上記出入り口で空になったパレッ
トを持ち下げてパレット格納スペースに格納することに
より、パレットを一々格納階の格納棚から搬出したり、
格納棚に戻す手間をなくして入出庫効率を良くしてい
る。
【0003】また、特開平4−309675号公報に開
示されているように、リフトの底部にパレット格納スペ
ースを一体に設け、パレット格納スペースをリフトと共
に乗入・乗出階に上昇させて空パレットを直接にパレッ
ト格納スペースと出入り口との間で受け渡すことによ
り、パレットを一々格納階の格納棚から搬出したり、格
納棚に戻す手間をなくして入出庫効率を良くするように
した機械式駐車装置も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の前者
の機械式駐車装置では、乗入・乗出階の出入り口とその
直下のパレット格納スペースとの間で空パレットを受け
渡すようにしていることから、出入り口に持ち上げられ
ている空パレットに入庫車両が乗り入れると、その車体
荷重がパレット格納スペースに設置されているパレット
格納装置に掛かるため、パレット格納装置を頑丈な構造
にしなければならず、装置が複雑かつ高価なものにな
る。また、乗入・乗出階に出入り口とリフト上昇口とを
並設しなければならず、乗入・乗出階のスペースが大き
くなって乗入・乗出階のレイアウトの自由度が低くな
り、立地条件の制約を受けることがある。
【0005】一方、後者の機械式駐車装置では、パレッ
ト格納スペースがリフトに一体に設けられていることか
ら、リフトを昇降させるのに大きな動力が必要になり、
装置が高価なものになる。また、格納階の最下段の格納
棚とリフトとの間でパレットを受け渡すためには、リフ
ト昇降路下端にピットを凹設してリフトが下降して最下
段の格納棚との受渡しレベルが同じ高さになった際、パ
レット格納スペースを上記ピット内に収容するようにし
なければならず、その分だけ経費が嵩む。
【0006】この発明はかかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、入出庫を効率良くす
るためのパレット格納スペースがあることを前提に、装
置の複雑化を招くことなく、しかも安価であり、さらに
は、乗入・乗出階のスペースを縮小化してそのレイアウ
トの自由度を高め、立地条件の制約に十分に対応できる
ようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、出入り口直下をリフト等の昇降移送手
段が昇降できるようにし、その昇降移送路側方にパレッ
ト格納スペースを設けたことを特徴とする。
【0008】具体的には、この発明は、乗入・乗出階と
格納階とを連絡する昇降移送路が上記乗入・乗出階の出
入り口直下に設けられ、上記昇降移送路を昇降する昇降
移送手段により上記出入り口と格納階との間で車両をパ
レットごと移送して入出庫する機械式駐車装置を対象と
し、次のような解決手段を講じた。
【0009】すなわち、請求項1に記載の発明は、上記
昇降移送路の側方には、パレット格納スペースが設けら
れ、上記パレット格納スペースには、複数枚の空パレッ
トを上下に積み重ねて格納するパレット格納装置が設置
され、入出庫時、上記昇降移送手段とパレット格納装置
との間で必要に応じて空パレットを受け渡すようになっ
ていることを特徴とする。
【0010】上記の構成により、請求項1に記載の発明
では、入庫時、入庫車両は出入り口で待機中の昇降移送
手段上の空パレットに乗り入れ、昇降移送手段により格
納階にパレットごと移送されて格納される。これに続い
て出庫がある場合には、昇降移送手段が出庫車両をパレ
ットごと出入り口に移送し、出庫車両が出入り口から退
出する。一方、上記入庫に続いてさらに入庫がある場合
には、昇降移送手段がパレット格納スペースから空パレ
ットを引き出して出入り口に上昇待機する。
【0011】出庫時、出庫車両は昇降移送手段により出
入り口にパレットごと移送されて搬出され、出入り口か
ら退出する。これに続いて入庫がある場合には、出庫車
両が退出して空になったパレットをそのまま出入り口で
待機させる。一方、上記出庫に続いてさらに出庫がある
場合には、昇降移送手段が上記出庫車両が退出して空に
なったパレットを出入り口からパレット格納スペースに
格納して出入り口を開け、その後、昇降移送手段が出庫
車両をパレットごと出入り口に移送し、出庫車両が出入
り口から退出する。
【0012】したがって、入庫や出庫が連続する場合で
あっても、空パレットを一々格納階の格納棚から呼び出
したり、空パレットを一々格納棚に戻さなくてよく、そ
の分だけ待ち時間が短くなって効率良く入出庫が行われ
る。
【0013】さらに、パレット格納スペースに格納され
ている空パレットには、車体荷重が掛からず、パレット
格納装置をそれほど頑丈なものにしなくてよく、また、
パレット格納スペースをリフトに一体に設けている場合
に必要であったピットがいらないことから、装置が簡単
な構造でかつ安価なものになる。また、乗入・乗出階に
は出入り口1つだけでよいことから、リフト昇降口を並
設する場合に比べて乗入・乗出階のスペースが半減し、
乗入・乗出階のレイアウトの自由度が高くなって立地条
件の制約に十分に対応可能になる。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、パレット格納装置は、空パレットの両
サイドに対応して2基配置され、上記各パレット格納装
置は、空パレットを下方から保持する一対のパレット保
持レバーと、上記一対のパレット保持レバーを空パレッ
トを保持する突出位置と空パレットと干渉しない待避位
置との間で移動させるレバー移動手段と、上記一対のパ
レット保持レバーを昇降させるレバー昇降手段とを備
え、空パレットをパレット格納スペースから昇降移送手
段に引き込む際、上記一対のパレット保持レバーを上記
レバー移動手段の作動により突出させて下から2番目の
空パレットを下方から保持し、この状態から上記一対の
パレット保持レバーを上記レバー昇降手段の作動により
上昇させて当該下から2番目の空パレットを最下段の空
パレットから切り離すよう持ち上げる一方、空パレット
を昇降移送手段からパレット格納スペースに払い出す
際、上記一対のパレット保持レバーを上記レバー移動手
段の作動により突出させて最下段の空パレットを下方か
ら保持し、この状態から上記一対のパレット保持レバー
を上記レバー昇降手段の作動により上昇させて当該最下
段の空パレットをその下方に1パレット分の空スペース
を確保するよう持ち上げるようになっていることを特徴
とする。
【0015】上記の構成により、請求項2に記載の発明
では、パレット格納装置の構造及び昇降移送手段とパレ
ット格納装置との間での空パレットの受渡し方が具体化
される。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、各パレット格納装置は、空パレットを
持ち上げる際、当該空パレットの2辺の端部を両側から
挟むように位置決めした状態でガイドするガイド手段を
備えていることを特徴とする。
【0017】上記の構成により、請求項3に記載の発明
では、空パレット受渡し時に持ち上げられる空パレット
がガイド手段により位置決めされて安定して持ち上げら
れる。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、ガイド手段は、パレット格納スペース
奥部側の固定ガイドと、昇降移送路側の可動ガイドと、
上記可動ガイドをパレット挟持位置と、昇降移送手段と
各パレット格納装置との間で受け渡される空パレットと
干渉しない待避位置との間で移動させるガイド移動手段
とからなることを特徴とする。
【0019】上記の構成により、請求項4に記載の発明
では、ガイド手段の構造が具体化される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面に基づいて説明する。
【0021】図1(a)及び(b)はこの発明の実施の
形態に係る機械式駐車装置としてのエレベータスライド
式駐車装置を示し、このエレベータスライド式駐車装置
は、車両CをパレットPに搭載して入出庫するタイプで
ある。
【0022】図1(a)及び(b)において、1は地上
に設けられた乗入・乗出階、2は地下に構築された躯体
であって、この躯体2の内部は格納階3を構成し、上記
乗入・乗出階1床面には、出庫車両Cが前進運転で退出
できるように入庫車両Cの向きを180°旋回させるタ
ーンテーブル4が設置されているとともに、車両Cが入
退出するための入庫口と出庫口とを兼ねた入出庫兼用の
出入り口5が設けられている。
【0023】上記乗入・乗出階1の出入り口5直下に
は、乗入・乗出階1と格納階3とを連絡する昇降移送路
としての上下に延びるリフト昇降路6が設けられ、この
リフト昇降路6には、昇降移送手段としてのリフト7が
図示しない周知のチェーンスプロケット駆動機構により
昇降可能に配置され、このリフト7により上記出入り口
5と格納階3との間で車両CをパレットPごと移送して
入出庫するようになっている。上記格納階3のほぼ中央
には台車走行路8が上下2段に設けられている。
【0024】上記台車走行路8の両側には、車両Cをパ
レットPごと格納する複数の格納棚9が台車走行路8に
沿って全長に亘って列設されている。この格納棚9は上
下3段に設けられ、上記リフト7が出入り口5と下段の
格納棚レベルとの間を昇降するようになっている。
【0025】上記2段の台車走行路8には、2条の走行
レール10が下段及び中段の格納棚レベルに対応するよ
うにそれぞれ敷設され、これら2条の走行レール10に
は、車両Cを搭載して搬送する搬送台車11,12が配
置され、下段の搬送台車11は下段の格納棚9との間で
搬送台車11に搭載した図示しない旋回アーム式等の公
知の移載装置により車両CをパレットPごと移載するよ
うになっている。中段の搬送台車12は昇降フレーム1
3を備えていて、中段及び上段の格納棚9との間で搬送
台車12に搭載した図示しない旋回アーム式等の公知の
移載装置により車両CをパレットPごと移載するように
なっている。上記リフト昇降路6の前方には格納棚9は
なく、上下3段の受渡しスペース14が上下3段の格納
棚レベルにそれぞれ対応して設けられ、これら上下3段
の受渡しスペース14とリフト7との間でリフト7に搭
載した図示しない旋回アーム式等の公知の移載装置によ
り車両CをパレットPごと移載するようになっている。
【0026】この発明の特徴として、上記リフト昇降路
6上端の側方には、パレット格納スペース15が設けら
れ、このパレット格納スペース15には、複数枚の空パ
レットPを上下に積み重ねて格納するパレット格納装置
16が空パレットPの両サイドである2つの短辺側に対
応して2基対向して設置され(図2〜4に一方のパレッ
ト格納装置16のみを現す)、入出庫時、上記リフト7
とこれらパレット格納装置16との間で必要に応じて空
パレットPを受け渡すようになっている。なお、図1
(b)では、パレット格納スペース15には空パレット
Pを現しているが、各格納棚8には格納棚8とパレット
Pとが上下に重なるためパレットPを省略している。ま
た、本例では、空パレットPの格納枚数を便宜上2枚と
しているが、これに限らないことは言うまでもなく、駐
車装置の規模等によりその枚数は任意に設定される。さ
らに、パレット格納スペース15の位置もリフト昇降路
6上端に限らず、リフト昇降路6の中程であってもよい
が、本例のように出入り口5に最も近いリフト昇降路6
上端の方が入出庫を効率良く行う上で好ましい。
【0027】図2〜4に示すように、上記各パレット格
納装置16は、フレームの枠組体からなる昇降枠組体1
7aと、この昇降枠組体17aを取り囲むように配置さ
れたフレームの枠組体からなる固定枠組体17bとを備
えている。上記昇降枠組体17aの下枠中央には、レバ
ー移動手段としての第1駆動モータ18が設置され、こ
の第1駆動モータ18の出力軸18aにはクランクアー
ム19の中央が連結され、このクランクアーム19の両
端には連結棒20の一端がそれぞれ連結されている。ま
た、この両連結棒20の各々の他端には、空パレットP
を下方から保持する一対のパレット保持レバー21が水
平面内で回動可能に連結されている。そして、上記第1
駆動モータ18の作動により、上記一対のパレット保持
レバー21を空パレットPを保持する突出位置(図2実
線の状態及び図5(b)参照)と空パレットPと干渉し
ない待避位置(図2仮想線の状態及び図5(a)参照)
との間で回動させるようになっている。
【0028】一方、上記固定枠組体17bの上枠一端側
には、レバー昇降手段としての第2駆動モータ22が設
置され、この第2駆動モータ22の出力軸22aには駆
動スプロケット23が連結され、この駆動スプロケット
23はその前方で水平に延びるシャフト24一端側の従
動スプロケット25にエンドレスチェーン26により駆
動連結されている。また、上記シャフト24の両端にも
スプロケット27がそれぞれ取り付けられ、このスプロ
ケット27、固定枠組体17b側の2つのスプロケット
28a,28b及び昇降枠組体17a側のスプロケット
29には昇降チェーン30が掛け渡され、その両端は昇
降枠組体17aに固定され、上記第2駆動モータ22の
作動により、昇降枠組体17aつまり一対のパレット保
持レバー21を昇降させるようになっている。この際、
昇降枠組体17aを安定して昇降させるために、その両
側には上下方向に延びるガイドレール31が立設され、
ガイドレール31のガイドバー31aを上記昇降枠組体
17aの4つのガイドローラ32で挟みながら昇降案内
するようになっている。
【0029】そして、空パレットPをパレット格納スペ
ース15からリフト7に引き込む際、上記一対のパレッ
ト保持レバー21を上記第1駆動モータ18の作動によ
り突出させて下から2番目の空パレットPを下方から保
持し(図5(b)参照)、この状態から上記一対のパレ
ット保持レバー21を上記第2駆動モータ22の作動に
より上昇させて当該下から2番目の空パレットPを最下
段の空パレットPから切り離すよう持ち上げるようにな
っている(図6(b)参照)。一方、空パレットPをリ
フト7からパレット格納スペース15に払い出す際、上
記一対のパレット保持レバー21を上記第1駆動モータ
18の作動により突出させて最下段の空パレットPを下
方から保持し(図5(b)参照)、この状態から上記一
対のパレット保持レバー21を上記第2駆動モータ22
の作動により上昇させて当該最下段の空パレットPをそ
の下方に1パレット分の空スペースを確保するよう持ち
上げるようになっている(図7(b)参照)。なお、空
パレットPをパレット格納スペース15とリフト7との
間で受け渡さないときには、図5(a)に示すように、
上記一対のパレット保持レバー21を上記第1駆動モー
タ18の作動により待避させて空パレットPを上下に積
み重ねるようになっている。
【0030】さらに、上記各パレット格納装置16は、
空パレットPを持ち上げる際、当該空パレットPの2辺
の長手方向端部を両側から挟むように位置決めした状態
でガイドするガイド手段としてのガイド装置33を備え
ている。このガイド装置33は、パレット格納スペース
15奥部側の固定ガイド34と、リフト昇降路6側の可
動ガイド35と、この可動ガイド35を水平面内で回動
させるガイド移動手段としての第3駆動モータ36とで
構成されている。上記第3駆動モータ36の出力軸36
aにピン37aを有するバー37が連結され、一方、上
記可動ガイド35の基端には長孔38aを有するリンク
38が連結され、このリンク38の長孔38aに上記バ
ー37のピン37aが移動可能に係合している。そし
て、上記第3駆動モータ36の作動により、上記可動ガ
イド35をパレット挟持位置と、リフト7と各パレット
格納装置16との間で受け渡される空パレットPに干渉
しない待避位置との間で移動させるようになっている。
【0031】なお、上記パレット格納スペース15に
は、複数のガイドローラ39が空パレットPの2つの短
辺側に対応して2列に設けられ、2枚の空パレットPを
上下に積み重ねて上記各ガイドローラ39で支持すると
ともに、リフト7とパレット格納装置16との間で空パ
レットPを受け渡す際にスムーズに案内するようになっ
ている。
【0032】上述の如く構成されたエレベータスライド
式駐車装置において入出庫は以下のようにして行われ
る。
【0033】<入庫手順>入庫車両Cが出入り口5で待
機中のリフト7上の空パレットPに乗り入れると、リフ
ト7が格納階3の所定の受渡しスペース14側方に下降
し、車両CをパレットPごと当該受渡しスペース14に
払い出す。搬送台車11(又は12)が上記車両Cをパ
レットPごと受渡しスペース14から引き込み、所定の
格納棚9側方まで走行して車両CをパレットPごと当該
格納棚9に払い出して格納する。
【0034】これに続いて出庫がある場合には、搬送台
車11(又は12)が出庫車両Cを所定の格納棚9から
引き込んで所定の受渡しスペース14に払い出し、リフ
ト7がこの出庫車両CをパレットPごと当該受渡しスペ
ース14から引き込み、リフト昇降路6を出入り口5ま
で上昇して出庫車両Cを出入り口5に移送し、運転者が
出庫車両Cに乗り込んで出入り口5から退出する。
【0035】一方、上記入庫に続いてさらに入庫がある
場合には、リフト7がパレット格納スペース15から空
パレットPを引き込んで出入り口5に上昇待機する。そ
の要領を図6に基づいて説明する。
【0036】(1) 前提として、図6(a)に示すよ
うに、パレット格納スペース15には2枚の空パレット
Pがガイドローラ39上に上下に積み重ねられて格納さ
れているものとする。この状態では、図5(a)に示す
ように、両パレット格納装置16の一対のパレット保持
レバー21は空パレットPと干渉しない位置に待避して
いる。また、ガイド装置33の可動ガイドは空パレット
Pの上昇に備えてパレット挟持位置に移動している。
【0037】(2) 一対のパレット保持レバー21を
第1駆動モータ18の作動により突出させて下から2番
目である上側の空パレットPを下方から保持し(図5
(b)参照)、この状態から一対のパレット保持レバー
21を第2駆動モータ22の作動によりガイド装置33
で案内しながら上昇させ、図6(b)に示すように、当
該上側の空パレットPを持ち上げて最下段である下側の
空パレットPから切り離し、空パレットPの受渡し態勢
を整える。
【0038】(3) 図6(c)に示すように、リフト
7がパレット格納スペース15側方で停止する。両パレ
ット格納装置16では、ガイド装置33の可動ガイド3
5を第3駆動モータ36の作動により回動させ、パレッ
ト格納スペース15からリフト7に引き込まれる空パレ
ットPと干渉しない待避位置に移動させる。この状態か
らリフト7の移載装置を作動させて空パレットPをパレ
ット格納スペース15からリフト7に引き込む。
【0039】(4) 図6(d)に示すように、空パレ
ットPを引き込んだリフト7を出入り口5まで上昇さ
せ、次の入庫に備える。パレット格納スペース15で
は、ガイド装置33の可動ガイド35を第3駆動モータ
36の作動により回動させ、空パレットPの下降に備え
てパレット挟持位置に移動させる。両パレット格納装置
16の一対のパレット保持レバー21を第2駆動モータ
22の作動によりガイド装置33で案内しながら下降さ
せ、空パレットPをガイドローラ39に預ける。一対の
パレット保持レバー21を第1駆動モータ18の作動に
より待避させる(図5(a)参照)。これにより、図6
(e)に示すように、パレット格納スペース15には空
パレットPが1枚格納された状態になる。
【0040】<出庫手順>搬送台車11(又は12)が
所定の格納棚9から出庫車両CをパレットPごと引き込
み、所定の受渡しスペース14まで走行して上記出庫車
両CをパレットPごと所定の受渡しスペース14に払い
出す。リフト7が当該所定の受渡しスペース14から出
庫車両CをパレットPごと引き込んで出入り口5に上昇
すると、運転者が出庫車両Cに乗り込んで出入り口5か
ら退出する。
【0041】これに続いて入庫がある場合には、出庫車
両Cが退出して空になったパレットPをそのまま出入り
口5で待機させる。
【0042】一方、上記出庫に続いてさらに出庫がある
場合には、リフト7が上記出庫車両Cが退出して空にな
ったパレットPを出入り口5からパレット格納スペース
15に格納して出入り口5を開け、その後、リフト7が
出庫車両CをパレットPごと出入り口5に移送し、運転
者が乗り込んで出入り口5から退出する。その要領を図
7に基づいて説明する。
【0043】(1) 前提として、図7(a)に示すよ
うに、パレット格納スペース15には1枚の空パレット
Pがガイドローラ39上に乗って格納されているものと
する。この状態では、図5(a)に示すように、両パレ
ット格納装置16の一対のパレット保持レバー21は空
パレットPと干渉しない位置に待避している。また、ガ
イド装置33の可動ガイド35は空パレットPの上昇に
備えてパレット挟持位置に移動している。
【0044】(2) 一対のパレット保持レバー21を
第1駆動モータ18の作動により突出させて1枚の空パ
レットPを下方から保持し(図5(b)参照)、この状
態から一対のパレット保持レバー21を第2駆動モータ
22の作動によりガイド装置33で案内しながら上昇さ
せ、図7(b)に示すように、当該1枚の空パレットP
をガイドローラ39から持ち上げて1パレット分の空ス
ペースを確保し、空パレットPの受渡し態勢を整える。
【0045】(3) 図7(c)に示すように、リフト
7が出入り口5から下降してパレット格納スペース15
側方で停止する。両パレット格納装置16では、ガイド
装置33の可動ガイド35を第3駆動モータ36の作動
により回動させ、リフト7からパレット格納スペース1
5に払い出される空パレットPと干渉しない待避位置に
移動させる。この状態からリフト7の移載装置を作動さ
せて空パレットPをリフト7からパレット格納スペース
15に払い出す。
【0046】(4) 図7(d)に示すように、空パレ
ットPを払い出したリフト7はその後の出庫車両Cの受
取りに備える。パレット格納スペース15では、ガイド
装置33の可動ガイド35を第3駆動モータ36の作動
により回動させ、上記持ち上げた空パレットPの下降に
備えてパレット挟持位置に移動させる。両パレット格納
装置16の一対のパレット保持レバー21を第2駆動モ
ータ22の作動によりガイド装置33で案内しながら下
降させ、上記持ち上げた空パレットPを下方の空パレッ
トPに積み重ねる。一対のパレット保持レバー21を第
1駆動モータ18の作動により待避させる(図5(a)
参照)。これにより、図7(e)に示すように、パレッ
ト格納スペース15には空パレットPがガイドローラ3
9上に2枚上下に積み重ねられて格納された状態にな
る。
【0047】したがって、入庫や出庫が連続する場合で
あっても、空パレットPをリフト7とパレット格納スペ
ース15との間でやり取りするだけでよいことから、空
パレットPを一々格納階3から呼び出したり、空パレッ
トPを一々格納階3に搬入する手間を省くことができ、
その分だけ無駄な時間をなくして入出庫を効率良く行う
ことができる。
【0048】さらに、パレット格納スペース15では、
空パレットPだけを上下に積み重ねて格納しているだけ
であり、パレット格納装置16は格納される空パレット
Pのトータル重量に耐えるだけの構造でよく、構造の簡
単な装置で十分に賄うことができ、廉価な装置とするこ
とができる。
【0049】また、パレット格納スペースをリフトに一
体に設けている場合に必要であったピット設備を設けな
くてよいので、その分だけ経費を節約することができ
る。
【0050】加えて、乗入・乗出階1には出入り口5を
1つだけ設ければよいので、リフト昇降口を並設する場
合に比べて乗入・乗出階1のスペースを半減することが
でき、乗入・乗出階1のレイアウトの自由度を高くして
立地条件の制約に十分に対応することができる。
【0051】さらにまた、パレット格納スペース15と
リフト7との間で空パレットPを受け渡す際に、持ち上
げた空パレットPの昇降動作をガイド装置33で案内す
るようにしているので、空パレットPを横ぶれすること
なく安定して昇降させることができる。
【0052】なお、この実施の形態では、機械式駐車装
置がエレベータスライド式駐車装置である場合を例示し
たが、平面往復式駐車装置やエレベータ式駐車装置等の
他の機械式駐車装置にも適用することができるものであ
る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数枚の空パレットを上下に積み重ねて格納するパ
レット格納装置を昇降移送路側方のパレット格納スペー
スに設置し、入出庫時、上記昇降移送手段とパレット格
納装置との間で必要に応じて空パレットを受け渡すよう
にしたので、空パレットを一々格納階の格納棚から呼び
出したり格納棚に戻す手間をなくして入出庫効率を向上
させることができる。さらに、パレット格納スペースに
格納されている各パレット格納装置には空パレットの重
量しか掛からず、また、余分なピット設備もいらないの
で、装置を構造の簡単なものにかつ安価なものにするこ
とができる。加えて、乗入・乗出階は1つの出入り口の
スペースに見合うだけのスペースで足りるので、リフト
昇降口を並設する場合に比べて省スペース化を図ること
ができ、制約を受ける立地条件に十分に対応することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る機械式駐車装置と
してのエレベータスライド式駐車装置を示し、(a)は
縦断面図、(b)は格納階の平面図である。
【図2】この発明の実施の形態に係る機械式駐車装置と
してのエレベータスライド式駐車装置が備えるパレット
格納装置の平面図である。
【図3】図2においてパレットを除いた状態のA矢視図
である。
【図4】図2のIV−IV線における断面図である。
【図5】この発明の実施の形態に係る機械式駐車装置と
してのエレベータスライド式駐車装置が備えるパレット
格納装置のパレット保持レバーの作動状態を示し、
(a)はパレット保持レバーが待避している状態、
(b)はパレット保持レバーでパレットを保持している
状態である。
【図6】(a)〜(e)はこの発明の実施の形態に係る
機械式駐車装置としてのエレベータスライド式駐車装置
が備えるパレット格納装置によるパレット引き出し手順
を示す工程図である。
【図7】(a)〜(e)はこの発明の実施の形態に係る
機械式駐車装置としてのエレベータスライド式駐車装置
が備えるパレット格納装置によるパレット払い出し手順
を示す工程図である。
【符号の説明】
1 乗入・乗出階 3 格納階 5 出入り口 6 リフト昇降路(昇降移送路) 7 リフト(昇降移送手段) 15 パレット格納スペース 16 パレット格納装置 18 第1駆動モータ(レバー移動手段) 21 パレット保持レバー 22 第2駆動モータ(レバー昇降手段) 33 ガイド装置(ガイド手段) 34 固定ガイド 35 可動ガイド 36 第3駆動モータ(ガイド移動手段) C 車両 P パレット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗入・乗出階と格納階とを連絡する昇降
    移送路が上記乗入・乗出階の出入り口直下に設けられ、
    上記昇降移送路を昇降する昇降移送手段により上記出入
    り口と格納階との間で車両をパレットごと移送して入出
    庫する機械式駐車装置であって、 上記昇降移送路の側方には、パレット格納スペースが設
    けられ、 上記パレット格納スペースには、複数枚の空パレットを
    上下に積み重ねて格納するパレット格納装置が設置さ
    れ、 入出庫時、上記昇降移送手段とパレット格納装置との間
    で必要に応じて空パレットを受け渡すようになっている
    ことを特徴とする機械式駐車装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の機械式駐車装置におい
    て、 パレット格納装置は、空パレットの両サイドに対応して
    2基配置され、 上記各パレット格納装置は、空パレットを下方から保持
    する一対のパレット保持レバーと、 上記一対のパレット保持レバーを空パレットを保持する
    突出位置と空パレットと干渉しない待避位置との間で移
    動させるレバー移動手段と、 上記一対のパレット保持レバーを昇降させるレバー昇降
    手段とを備え、 空パレットをパレット格納スペースから昇降移送手段に
    引き込む際、上記一対のパレット保持レバーを上記レバ
    ー移動手段の作動により突出させて下から2番目の空パ
    レットを下方から保持し、この状態から上記一対のパレ
    ット保持レバーを上記レバー昇降手段の作動により上昇
    させて当該下から2番目の空パレットを最下段の空パレ
    ットから切り離すよう持ち上げる一方、 空パレットを昇降移送手段からパレット格納スペースに
    払い出す際、上記一対のパレット保持レバーを上記レバ
    ー移動手段の作動により突出させて最下段の空パレット
    を下方から保持し、この状態から上記一対のパレット保
    持レバーを上記レバー昇降手段の作動により上昇させて
    当該最下段の空パレットをその下方に1パレット分の空
    スペースを確保するよう持ち上げるようになっているこ
    とを特徴とする機械式駐車装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の機械式駐車装置におい
    て、 各パレット格納装置は、空パレットを持ち上げる際、当
    該空パレットの2辺の端部を両側から挟むように位置決
    めした状態でガイドするガイド手段を備えていることを
    特徴とする機械式駐車装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の機械式駐車装置におい
    て、 ガイド手段は、パレット格納スペース奥部側の固定ガイ
    ドと、 昇降移送路側の可動ガイドと、 上記可動ガイドをパレット挟持位置と、昇降移送手段と
    各パレット格納装置との間で受け渡される空パレットと
    干渉しない待避位置との間で移動させるガイド移動手段
    とからなることを特徴とする機械式駐車装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011226241A (ja) * 2010-03-30 2011-11-10 Ohbayashi Corp 駐車設備
JP2016176272A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 Ihi運搬機械株式会社 エレベータ式駐車装置とその制御方法

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