JP2011226241A - 駐車設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】立体駐車部を有する駐車設備において、車両の入出庫時の待ち時間をなくす。
【解決手段】
駐車設備は、立体駐車部10,20と、車両待機部30と、車両移送部40とを有する。立体駐車部10,20は、複数階に駐車スペース11,12が設けられており、車両入庫時において、入出庫部12,22と駐車スペース11,12との間で車両を移送する。車両待機部30は、入出庫部12,22と同じ階層に設けられており、車両を待機させる待機スペース31,32を複数有している。車両移送部40は、任意の待機スペース31,32と入出庫部12,22との間で車両を移送するものであって、車両入庫時において、入庫待機スペース31で待機している車両を入出庫部12,22へ移送し、車両出庫時において、入出庫部12,22に戻された車両を空いている出庫待機スペース32へ移送する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両を立体的に駐車する立体駐車部を備えた駐車設備に関する。
立体駐車部を備えた駐車設備として、上下に貫通する空間を備えたいわゆるボイド型の高層住宅等の高層建築物のボイド内に設けられる駐車設備が知られている(例えば特許文献1を参照)。
この駐車設備では、田の字状に4基配置された立体駐車部と、ターンテーブルと、入口と、出口とを有する。そして、入口と出口とを90°ずれた位置に形成し、隣り合う立体駐車部が入口通路と出口通路を共有している。各立体駐車部は、車両をパレットに搭載して昇降するリフトを備えており、このリフトが入出庫位置にあるとき、ターンテーブルからジャッキが上昇して車両をパレットごと持ち上げ、ターンテーブルで方向転換する。
特許第3218490号公報
前述の駐車設備では、立体駐車部が複数設けられているので、車両を各立体駐車部に割り振れば、各車両を効率よく入出庫できる。しかし、個々の立体駐車部で考えると車両の動線が1本であるため、1台の車両に支障が生じるとその影響が全体に及んでしまう。また、入出庫を予約できるようにした駐車設備では、出庫を予約した者がその時間に遅れて到着した場合、後続の車両を出庫できないという不具合、及び、入庫を予約したにも拘わらず入庫できないという不具合が生じる。
特に近年、1基あたりの収容台数が100台を超える立体駐車部も設置されており、このような大型の立体駐車部を有する駐車設備にあっては、利用者の集中によって待ち時間が非常に長くなるという問題もある。ここで、車両を移送する機構の速度を高めることで待ち時間の短縮を図ることも考えられるが、機構の改善による速度向上には限界もある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は車両の入出庫時の待ち時間をなくすことにある。
前記目的を達成するため、本発明の駐車設備は、複数階に駐車スペースが設けられ、車両入庫時において、入出庫部の車両を前記入出庫部とは異なる階層の空いている駐車スペースに格納し、車両出庫時において、前記駐車スペースに格納されている前記車両を移送して前記入出庫部に戻す立体駐車部と、前記入出庫部と同じ階層に設けられ、前記車両を待機させる待機スペースを複数有する車両待機部と、複数の前記待機スペースのうちの任意の待機スペースと前記入出庫部との間で前記車両を移送するように構成され、前記車両入庫時において、前記待機スペースで待機している前記車両を前記入出庫部へ移送し、前記車両出庫時において、前記入出庫部に戻された前記車両を空いている前記待機スペースへ移送する車両移送部と、を有することを特徴とする。
本発明の駐車設備によれば、車両待機部が車両を待機させる待機スペースを複数有しているため、車両を車両待機部の待機スペースに待機させた状態で、車両移送部による他の車両の移送が行える。このため、待機スペースに待機されている車両の使用者が遅れて到着したとしても、待機スペースに空きがあれば他の車両の移送を支障なく行うことができる。また、或る車両の出庫移送中に入庫する他の車両が到着しても、他の車両の運転者は空いている待機スペースに車両を停車させておけば、出庫移送中であっても車両を離れることができる。従って、車両の入出庫時の待ち時間がなくなる。
上記の駐車設備において、前記車両移送部が、直線状の共用移送経路に沿って前記入出庫部に対する前記車両の移送を行う共用移送部と、前記複数の待機スペースのそれぞれに対応して設けられ、対応する前記待機スペースと前記共用移送部との間で前記車両を移送する個別移送部とを有していれば、駐車設備を有効に活用できる。
上記の駐車設備において、端末装置の操作によって出庫予約情報を取得すると、前記駐車スペースに格納されている前記車両が、前記出庫予約情報で指定された時刻に前記空いている待機スペースへ移送されるように、前記立体駐車部及び前記車両移送部による前記車両の移送を制御する予約制御部を備える場合には、空いている待機スペースを使って他の車両の入出庫が行える。
上記の駐車設備において、前記予約制御部が、前記端末装置の操作によって入庫予約情報を取得すると、前記入庫予約情報で指定された時刻に前記入庫予約情報で指定された待機スペースで待機している前記車両が、前記空いている駐車スペースへ移送されるように、前記立体駐車部及び前記車両移送部による前記車両の移送を制御する場合には、入庫を予約した者は、指定された時刻までに指定された待機スペースへ車両を停車させればよく、車両を停車させた後にはその車両から離れることができるので、車両の入庫時の待ち時間がなくなる。
上記の駐車設備において、前記予約制御部が、前記入庫予約情報に応じた前記車両の移送期間と前記出庫予約情報に応じた前記車両の移送期間とが少なくとも一部で重複する場合、前記出庫予約情報に応じた前記車両の移送を、前記入庫予約情報に応じた前記車両の移送よりも優先して行うようにすると、車両の出庫者は早期に車両を使用できる一方、車両の入庫者は待機スペースへ車両を停車させればその車両から離れることができる。このため、車両の入出庫時の待ち時間がなくなる。
上記の駐車設備において、前記共用移送部が、複数の前記共用移送経路を、複数の前記入出庫部のそれぞれに対して前記車両を並列に移送可能な態様で有し、前記個別移送部が、対応する前記待機スペースと前記共用移送部における各共用移送経路との間で前記車両を移送する場合には、各入出庫部に対する車両の入出庫を効率化することができる。例えば、ある車両の立体駐車部への移送と別の車両の立体駐車部への移送とを並行して行うことができる。また、ある車両を入庫待機スペースから立体駐車部へ移送しつつ別の車両を立体駐車部から出庫待機スペースへ移送させることもできる。
上記の駐車設備において、前記共用移送部における前記車両の移送制御、及び、前記個別移送部における前記車両の移送制御を行う移送制御部を有する場合には、状況に応じて車両の入出庫を最適化でき、入出庫の効率化が図れる。
上記の駐車設備において、前記移送制御部が、前記車両待機部が有する出庫待機スペースの全てに前記車両が待機している状態で他の車両の出庫指示を受けた場合に、当該他の車両を前記共用移送経路に待機させる制御を行う場合には、出庫待機スペースで待機している車両が出庫されれば、次の車両を直ちに出庫待機スペースに待機させることができるので、出庫の効率化が図れる。
上記の駐車設備において、前記移送制御部が、前記車両待機部が有する出庫待機スペースの全てに前記車両が待機している状態で他の車両の出庫指示を受けた場合に、前記出庫待機スペースに待機している車両を前記共用移送経路に退避させた後、空いた前記出庫待機スペースに前記他の車両を移送する制御を行う場合には、出庫予定時刻を過ぎて出庫待機スペースで待機している車両があっても後続の車両を支障なく出庫させることができるので、出庫の効率化が図れる。
上記の駐車設備において、前記共用移送部に、前記車両を回転させるターンテーブルを設けた場合には、ターンテーブルによって、入出庫対象の車両の方向を入出庫部の方向に揃えることができる。
本発明によれば、車両の入出庫時の待ち時間をなくすることができる。
(a)は駐車設備を説明する斜視図である。(b)は駐車設備制御システムの構成概略を説明するブロック図である。 立体駐車部、車両待機部及び車両移送部を説明する平面図である。 第1の入庫パターンを説明する図である。 第2の入庫パターンを説明する図である。 第1の出庫パターンを説明する図である。 第2の出庫パターンを説明する図である。 第2実施形態の駐車設備における第1の入庫パターンを説明する図である。 第2の入庫パターンを説明する図である。 第1の出庫パターンを説明する図である。 第2の出庫パターンを説明する図である。 第3実施形態の駐車設備における立体駐車部、車両待機部及び車両移送部を説明する平面図である。 第4実施形態の駐車設備における立体駐車部、車両待機部及び車両移送部を説明する平面図である。 第5実施形態の駐車設備における立体駐車部、車両待機部及び車両移送部を説明する平面図である。 第6実施形態の駐車設備における立体駐車部、車両待機部及び車両移送部を説明する平面図である。 第7実施形態の駐車設備における立体駐車部、車両待機部及び車両移送部を説明する平面図である。 第8実施形態の駐車設備における立体駐車部、車両待機部及び車両移送部を説明する平面図である。 第8実施形態の駐車設備における入庫パターンの一例を説明する平面図である。 第8実施形態の駐車設備における出庫パターンの一例を説明する平面図である。 第8実施形態の駐車設備において、共用移送経路に車両を待機させた状態で他の車両を入庫させる例を説明する平面図である。 第8実施形態の駐車設備において、出庫待機スペースの車両を共用移送経路に退避させた状態で他の車両を出庫させる例を説明する平面図である。 第9実施形態の駐車設備における立体駐車部、車両待機部及び車両移送部を説明する平面図である。 第9実施形態の駐車設備において、ある車両の入庫と他の車両の出庫を並行して行う例を説明する平面図である。
<第1実施形態>
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1(a),(b)に例示した駐車設備は、第1立体駐車部10、第2立体駐車部20、車両待機部30、車両移送部40、及び、管理装置50を有している。そして、パレットPT(図2を参照)に載せられた車両を、車両移送部40によって、各立体駐車部10,20と車両待機部30との間で移送する。
第1立体駐車部10及び第2立体駐車部20は、車両を駐車するための駐車スペース11,21を複数階に亘って有している。各立体駐車部10,20において、車両の入出庫部12,22は建物の1階部分に設けられており、建物内部における入出庫部12,22の上方は空間となっている。そして、各立体駐車部10,20には、この空間を昇降するリフト(図示せず)が設けられている。
駐車スペース11,21は2階から最上階までの各階に設けられている。入庫時において、入出庫部12,22の車両は、リフトによって、パレットPTに載せられた状態で上方の階まで移送され、その階に設けられたローラー(図示せず)によって水平方向へ移送される。そして、空いている駐車スペース11,21にパレットPTごと格納される。一方、出庫時において、駐車スペース11,21に格納されている車両は、ローラーによってパレットPTごと入出庫部12,22上の空間まで移送される。そして、この空間でリフトに移された車両は、パレットPTごと入出庫部12,22に戻される。
これらの第1立体駐車部10及び第2立体駐車部20は、いずれも同じ構造を有している。そして、入出庫部12,22と駐車スペース11,21との間で車両が移送可能なように、1階部分が互いに連通されている。
車両待機部30は、車両を待機させるための待機スペース31,32を複数有している。この車両待機部30は、入出庫部12,22と同じ階層(高さ)に設けられている。本実施形態では、入出庫部12,22が建物の1階部分に設けられていることから、車両待機部30も1階と同じ高さである建物外の地上面に設けられている。そして、待機スペース31,32は、車両移送部40の両側に設けられている。
すなわち、図2における手前側に3台分の入庫待機スペース31(31L,31C,31R)が設けられるとともに、奥側に3台分の出庫待機スペース32(32L,32C,32R)が設けられる。なお、これらの待機スペース31,32には、それぞれパレットPTが配置されている。従って、運転者は、入庫時において入庫待機スペース31のパレットPT上に車両を停車させ、出庫時において出庫待機スペース32のパレットPTから車両を発進させる。
車両移送部40は、複数の待機スペース31(31L,31C,31R),32(32L,32C,32R)のうちの任意の待機スペースと入出庫部12,22との間で車両を移送するように構成されている。この車両移送部40は、入庫時において入庫待機スペース31で待機している車両を入出庫部12,22へ移送し、出庫時において入出庫部12,22に戻された車両を空いている出庫待機スペース32へ移送する。
図2に示すように、車両移送部40は、共用移送部41と個別移送部42とを有する。共用移送部41は、直線状の共用移送経路に沿って入出庫部12,22に対する車両の移送を行う部分であり、パレットPTごと車両を移送するローラーによって構成されている。本実施形態では、第1立体駐車部10と第2立体駐車部20とが隣接した状態に設けられているので、共用移送経路は、第1立体駐車部10の第1入出庫部12と第2立体駐車部20の第2入出庫部22の並び方向に形成される。個別移送部42は、複数の入庫待機スペース31L,31C,31Rと複数の出庫待機スペース32L,32C,32Rのそれぞれに対応して設けられ、対応する待機スペース31,32と共用移送部41との間で車両を移送する。この個別移送部42もまた、パレットPTごと車両を移送するローラーによって構成されており、共用移送経路と直交する個別移送経路に沿って車両を移送する。
管理装置50は、駐車設備における制御部(予約制御部,移送制御部)に相当する部分であり、図1(b)に示すように、プログラムの実行によって制御動作を行うCPU51やプログラム等を記憶するメモリ52を有している。この管理装置50は、例えば、管理室53(図1(a)参照)に設置されている。そして、第1立体駐車部10、第2立体駐車部20、及び、車両移送部40と電気的に接続されており、各部の動作を制御する。また、管理装置50は、外部の通信回線61を通じて駐車設備の利用者が使用する端末装置(パーソナルコンピュータ62、携帯電話63、情報盤64)と通信可能に構成される。この管理装置50は、予約情報を受け付け、端末装置62〜64からの操作に応じて、入庫予約情報や出庫予約情報を取得する。ここで、入庫予約情報は、入庫予定時刻と使用予定の入庫待機スペース31等を示す情報であり、出庫予約情報は、出庫予定時刻と使用予定の出庫待機スペース32等を示す情報である。
次に、駐車設備の動作について説明する。まず、入庫時の動作について説明する。
入庫を希望する者は、端末装置62〜64を操作して管理装置50と通信をし、入庫予約をする。端末装置62〜64による入庫予約操作により、管理装置50は入庫予約情報を取得する。この入庫予約情報には、入庫時刻と入庫待機スペース31L,31C,31Rとを指定する情報が含まれている。
入庫の予約をしたならば、入庫を希望する者は、入庫予約情報で指定された時刻よりも前に、入庫予約情報で指定された入庫待機スペース31(パレットPT上)へ車両を停め、施錠をして車両を離れる。入庫予約情報で指定された時刻になると、管理装置50は、入庫の制御信号を車両移送部40へ出力する。この制御信号を受信した車両移送部40は、入庫予約情報で指定された入庫待機スペース31に停まっている車両を入出庫部12,22へ移送する。図3の例において、車両移送部40は、図中右側の入庫待機スペース31Rに停まっている車両Xを第2入出庫部22へ移送する。また、図4の例において、車両移送部40は、中央の入庫待機スペース31Cに停まっている車両Xを第1入出庫部12へ移送する。
入出庫部12,22へ車両が移送されたならば、車両移送部40は、その旨を示す通知信号を管理装置50へ出力する。管理装置50は、この通知信号に基づいて立体駐車部10,20に制御信号を出力する。対象の立体駐車部10,20は、車両XをパレットPTごと移送する。すなわち、リフトを作動させて空き駐車スペース11,21のある階まで車両を上昇させる。その後、ローラーを作動させてリフト上の車両Xを水平方向へ移送し、空き駐車スペース11,21に格納させる。図3の例では、第2立体駐車部20の空き駐車スペース21に車両Xが格納され、図4の例では、第1立体駐車部10の空き駐車スペース11に車両Xが格納される。
次に出庫時の動作について説明する。
出庫を希望する者は、入庫予約時と同様に端末装置62〜64を操作し、出庫予約をする。端末装置62〜64による出庫予約操作により、管理装置50は出庫予約情報を取得する。この出庫予約情報には、出庫時刻と出庫待機スペース32L,32C,32Rとを指定する情報が含まれている。
出庫予約情報で指定された時刻から車両の移送に必要な時間分だけ前の時刻において、管理装置50は、出庫の制御信号を対象の立体駐車部10,20へ出力する。この制御信号を受信した立体駐車部10,20は、出庫予約情報で指定された駐車スペース11,21に格納されている車両をパレットPTごと入出庫部12,22へ移送する。図5の例では、第2立体駐車部20に格納されている車両Xを第2入出庫部22へ移送し、図6の例では、第1立体駐車部10に格納されている車両Xを第1入出庫部12へ移送する。
入出庫部12,22へ車両が移送されたならば、立体駐車部10,20は、その旨を示す通知信号を管理装置50へ出力する。管理装置50は、この通知信号に基づいて車両移送部40に制御信号を出力する。車両移送部40は、入出庫部12,22へ移送された車両をパレットPTごと出庫待機スペース32へ移送する。図5の例では、車両移送部40は、第2入出庫部22の車両Xを図中右側の出庫待機スペース32Rまで移送する。図6の例では、車両移送部40は、第1入出庫部12の車両Xを中央の出庫待機スペース32Cまで移送する。
そして、出庫を予約した者は、出庫予約情報で指定された時刻に出庫待機スペース32へ行き、車両Xを受け取って出発する。
以上説明した本実施形態の駐車設備によれば、車両Xを待機させる待機スペース31,32が複数設けられているので、車両Xを待機スペース31,32に待機させた状態であっても、車両移送部40による他の車両Xの移送が行える。
例えば、端末装置62〜64が操作されて管理装置50が出庫予約情報を取得すると、管理装置50によって立体駐車部10,20及び車両移送部40が制御され、駐車スペース11,21に格納されている車両Xが、出庫予約情報で指定された時刻に空いている出庫待機スペース32へ移送される。ここで、車両待機部30が複数の出庫待機スペース32L,32C,32Rを有しているので、出庫予約をした者が遅れて到着しても、空いている出庫待機スペース32を使って他の車両Xの出庫が行える。このため、待機室等の付帯設備を設けなくても済むことから設備を簡素化できる。さらに、出庫時の待ち時間がなくなる。
なお、出庫予約情報で指定された出庫待機スペース32とは異なる出庫待機スペース32に車両Xを停車させた場合、管理装置50は、その旨を通知する変更通知を端末装置62〜64へ送信することが好ましい。これにより、車両Xの使用者は、指定された出庫待機スペース32に他者の車両Xが停車されていても、何等慌てることなく対応することができる。
同様に、端末装置62〜64が操作されて管理装置50が入庫予約情報を取得すると、管理装置50によって立体駐車部10,20及び車両移送部40が制御され、指定された時刻までに指定された入庫待機スペース31に停車されている車両Xが、空いている駐車スペース11,21へ移送される。その結果、入庫待機スペース31に空きができる。このため、入庫を予約した者は、指定された時刻までに指定された待機スペース31へ車両Xを停車させればよく、車両Xを停車させた後にはその車両Xから離れることができる。
また、入庫車両Xが到着したとき、別の車両Xの出庫移送中であっても、入庫車両Xの運転者は指定された待機スペース31に車両Xを停車させておけば、出庫車両が移送中であっても入庫車両Xから離れることができる。このため、長時間に亘ってアイドリングをさせる必要がなく、二酸化炭素の削減にも寄与する。
なお、入庫予約情報で指定された入庫待機スペース31が塞がっており、この入庫待機スペース31とは異なる入庫待機スペース31に車両Xを停車させた場合、この車両Xの使用者は、端末装置62〜64を操作し、その旨を通知する変更通知を管理装置50へ送信することが好ましい。これにより、管理装置50は、異なる場所に車両Xが停車されたとしても、その車両Xを認識できる。
また、管理装置50は、複数台の車両Xに対する入出庫が予約された場合に、移送に要する総時間が短くなるような順序で車両Xを移送することもできる。
<第2実施形態>
第2実施形態は、第1立体駐車部10及び第2立体駐車部20と車両待機部30の位置関係が第1実施形態と異なっている。図7と図3との比較から判るように、図7の第2実施形態では、第2立体駐車部20側に車両待機部30が位置しているのに対し、図3の第1実施形態では、第1立体駐車部10側に車両待機部30が位置している。
入庫時において、図7の例では、図中左側の入庫待機スペース31Lに停まっている車両Xを第1入出庫部12へ移送し、第1立体駐車部10の空き駐車スペース11へ格納する。また、図8の例では、中央の入庫待機スペース31Cに停まっている車両Xを第2入出庫部22へ移送し、第2立体駐車部20の空き駐車スペース21へ格納する。出庫時において、図9の例では、第1立体駐車部10に格納されている車両Xを第1入出庫部12へ移送した後、図中左側の出庫待機スペース32Lへ移送する。また、図10の例では、第1立体駐車部10に格納されている車両を第1入出庫部12へ移送した後、中央の出庫待機スペース32Cへ移送する。
そして、この第2実施形態でも、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
<第3実施形態>
第3実施形態は、第1立体駐車部10及び第2立体駐車部20と車両待機部30の位置関係が第1,第2実施形態と異なっている。すなわち、図11に示すように、第1立体駐車部10と第2立体駐車部20の間に、車両待機部30が配置されている。この第3実施形態でも、第1実施形態等と同様の作用効果を奏する。
<第4実施形態>
第4実施形態は、車両移送部40の共用移送部41にターンテーブル43(43A,43B)を設けた点に特徴を有している。すなわち、図12に示すように、第1入出庫部12の位置に第1ターンテーブル43Aを設け、第2入出庫部22の位置に第2ターンテーブル43Bを設けている。各ターンテーブル43A,43Bは、テーブル上の車両X及びパレットPTを水平方向に回転させる。これらのターンテーブル43A,43Bを設けることで、車両Xにおける長手方向が車両待機スペース31(31R),32(32R)と入出庫部12,22でずれていたとしても、入出庫対象の車両Xの向きを入出庫部12,22の向きに揃えることができる。
<第5実施形態>
第5実施形態は、前述した各実施形態における入庫待機スペース31と出庫待機スペース32とを兼用したものである。すなわち、図13に示すように、第1立体駐車部10と車両移送部40と車両待機部30とを、平面視で略L字状を形成するように配置し、車両待機部30が有する2つの待機スペース33(33L,33R)を入庫待機スペース及び出庫待機スペースとして兼用している。また、第1入出庫部12の位置にターンテーブル43Cを設けている。この実施形態では、兼用待機スペース33に前向きで停車させた車両を、駐車スペース11への格納時或いは兼用待機スペース33への出庫時に、ターンテーブル43Cで反転させる。このように構成することで、敷地形状の制約があっても、入出庫時の待ち時間をなくすことができ、かつ、前進で入庫させた車両を前進で出庫させることができる。
<第6実施形態>
第6実施形態は、図14に示すように、入庫待機スペース31と出庫待機スペース32とを、車両移送部40を挟んで両側に1つずつ設けたものである。このように構成することで、敷地形状の制約があっても、入出庫時の待ち時間を減らす方向にすることができる。
<第7実施形態>
第7実施形態は、図15に示すように、田の字状に4基配置された立体駐車部110〜140に対して本発明を適用した実施形態である。すなわち、横並びに配置された2つの立体駐車部110,120に対して、車両待機部150及び車両移送部170が設けられている。同様に、横並びに配置された2つの立体駐車部130,140に対して、車両待機部160及び車両移送部180が設けられている。なお、立体駐車部110,120と車両移送部170,立体駐車部130,140と車両移送部180は、第1実施形態と同様に管理装置50と電気的に接続されている。
立体駐車部110〜140のそれぞれは、前述の第1実施形態における立体駐車部10,20と同様に構成されており、駐車スペース111〜141,入出庫部112〜142を有している。また、車両待機部150,160も、第1実施形態の車両待機部30と同様に構成されており、第1入庫待機スペース151(151L,151C,151R)、第2入庫待機スペース161(161L,161C,161R)、第1出庫待機スペース152(152L,152C,152R)、及び、第2出庫待機スペース162(162L,162C,162R)を有している。さらに、車両移送部170,180も、第1実施形態の車両移送部40と同様に構成されており、共用移送部171,181と個別移送部172,182とを有している。
そして、車両待機部150及び車両移送部170は、図15における立体駐車部110,120の右側に配置され、車両待機部160及び車両移送部180は、図15における立体駐車部130,140の左側に配置されている。すなわち、この第7実施形態の駐車設備は、図2に示す第1実施形態の駐車設備を、水平方向に180度回転させた位置関係にして、2設備分合体させたものということができる。
この第7実施形態の駐車設備によれば、田の字状の立体駐車部110〜140であっても、前述の第1実施形態と同様な作用効果を奏し、車両の入出庫時の待ち時間をなくすことができる。
<第8実施形態>
第8実施形態もまた、図16に示すように、田の字状に4基配置された立体駐車部210〜240に対して本発明を適用した実施形態である。第7実施形態との主な違いは、車両待機部250及び車両移送部260の構成にある。
立体駐車部210〜240のそれぞれは、第7実施形態の立体駐車部110〜140と同様に構成されており、駐車スペース211〜241,入出庫部212〜242を有している。車両待機部250は、第1実施形態の車両待機部30と同様に構成されており、入庫待機スペース251(251L,251C,251R)、出庫待機スペース252(252L,252C,252R)を有している。
車両移送部260は、第1共用移送部261と、第2共用移送部262と、個別移送部263とを有している。
第1共用移送部261は、横並びに配置された2つの立体駐車部230,240に対応して設けられており、入出庫部232,242に対する車両Xの移送を行う。この第1共用移送部261は、直線状の第1共用移送経路に沿って車両Xを移送するものである。この第1共用移送経路は、立体駐車部230,240の並び方向に定められる。第8実施形態において第1共用移送経路は、図16における右方向に延びている。
第2共用移送部262は、横並びに配置された2つの立体駐車部210,220に対応して設けられており、入出庫部212,222に対する車両Xの移送を行う。この第2共用移送部262もまた、直線状の第2共用移送経路に沿って車両Xを移送するものである。そして、第2共用移送経路は、第1共用移送部261による第1共用移送経路と同じ方向に延びており、かつ、第1共用移送経路と近接した状態で平行に設けられている。
従って、これらの第1共用移送部261及び第2共用移送部262によって、2組の入出庫部(入出庫部232,242と入出庫部212,222)のそれぞれに対して車両Xを並列に移送可能としている。
個別移送部263は、複数の入庫待機スペース251(251L,251C,251R)と複数の出庫待機スペース252(252L,252C,252R)のそれぞれに対応して設けられ、対応する待機スペース251,252と各共用移送部261,262との間で車両Xを移送する。
この個別移送部263もまた、パレットPTごと車両Xを移送するローラーによって構成されており、各共用移送経路と直交する個別移送経路に沿って車両Xを移送する。例えば、車両Xの入庫時において、個別移送部263は、入庫待機スペース251に待機している車両Xを所定の共用移送部261,262まで移送する。また、車両Xの出庫時において、個別移送部263は、各共用移送部261,262の共用移送経路に沿って移送されてきた車両Xを、対応する出庫待機スペース252に移送する。
第8実施形態の駐車設備において、管理装置50は制御部(移送制御部)に相当し、共用移送部261,262における車両Xの移送制御、及び、個別移送部263における車両Xの移送制御を行う。なお、予約関連の制御については、第1実施形態と同様のため、説明を省略する。
例えば、図17に示すように、管理装置50は、入庫待機スペース251Rで待機している車両Xを立体駐車部240に移送させたり、立体駐車部220に移送させたりする。すなわち、管理装置50は、車両Xを立体駐車部240に移送する場合、第1共用移送部261を動作させ、車両Xを立体駐車部220に移送する場合、第2共用移送部262を動作させる。
この場合において、管理装置50は、4つの立体駐車部210〜240に対して、車両Xがなるべく均等に格納されるように車両Xを割り振ることが好ましい。これは、各立体駐車部210〜240に車両Xを均等に格納することで、第1共用移送部261と第2共用移送部262も均等に使用されることとなる。
そして、図18に示すように、立体駐車部220と立体駐車部230のそれぞれから車両Xを出庫する場合には、第1共用移送部261と第2共用移送部262とを独立して動作させることができるため、立体駐車部220から車両Xを移送させつつ、立体駐車部230からも車両Xを移送させることができる。その結果、複数台の車両Xについて出庫の指示を同時期に受けた場合であっても、一方の車両Xが立体駐車部210,220の何れかに、他方の車両Xが立体駐車部230,240の何れかに格納されていれば、出庫に要する総時間を短縮することができる。
また、この駐車設備では、複数の個別移送経路の方向に、共用移送経路が並んでいる。このため、共用移送経路の途中のスペースを車両Xの待機スペースとして用いることもできる。
例えば、図19に示すように、3つの出庫待機スペース252L,252C,252Rの全てに車両Xが待機している状態で、さらに2台の車両Xについて出庫の指示を受けた場合、管理装置50は、一方の車両Xについて、待機スペース252Rに隣接する第2共用移送路上のスペース262Rに待機させ、他方の車両Xについて、待機スペース252Cに隣接する第2共用移送路上のスペース262Cに待機させる。
そして、スペース262R,262Cに車両Xが待機していても、他の車両Xの入庫に支障は来さない。例えば、入庫待機スペース251Rに待機している車両Xを立体駐車部210へ入庫する場合、まず個別移送部263を動作させ、待機スペース251Rに隣接する第1共用移送路上のスペース261Rに車両Xを移動させる。その後、第1共用移送部261を動作させて、隣接するスペース261C,261Lへと車両Xを移動させる。さらに、個別移送部263を動作させてスペース262Lへと車両Xを移動させた後、第2共用移送部262を動作させて立体駐車部210の入出庫部212へと車両Xを移動させればよい。
このように、出庫待機スペース252の全てに車両Xが待機している状態で他の車両Xの出庫指示を受けた場合に、管理装置50によって、当該他の車両Xを共用移送経路上のスペース262C,262Rに待機させる制御を行わせるようにした場合には、共用移送経路を予備の待機スペースとして機能させることができる。このため、出庫待機スペース252で待機している車両Xが出庫したら、直ちに次の車両Xを出庫待機スペース252に待機させることができる。その結果、出庫の効率化が図れる。
また、図20に示すように、3つの出庫待機スペース252L,252C,252Rの全てに車両Xが待機している状態で、第2共用移送路上のスペース262Cで待機している車両Xの出庫予定時刻が到来した場合、管理装置50は、出庫予定時刻を過ぎて出庫待機スペース252Lに待機している車両Xを退避させ、出庫予定時刻が到来した車両Xを第2共用移送路上のスペース262Cから空いた出庫待機スペース252Lへ移送する。
この場合、管理装置50は、個別移送部263を動作させ、出庫待機スペース252Lに待機している車両Xを第1移送経路上のスペース261Lまで移送する。そして、第2共用移送部262を動作させてスペース262Cの車両Xを隣接するスペース262Lに移送し、その後、個別移送部263を動作させてスペース262Lの車両Xを出庫待機スペース252Lへ移送する。さらに、管理装置50は、出庫待機スペース252Lへ移送された車両Xが出庫したならば、退避させた車両Xを再度出庫待機スペース252Lに移送する。
このように、出庫待機スペース252の全てに車両Xが待機している状態で他の車両Xの出庫指示を受けた場合に、管理装置50によって、出庫待機スペース252に待機している車両Xを共用移送経路に退避させた後、空いた出庫待機スペース252に他の車両Xを移送する制御を行うようにした場合には、出庫予定時刻を過ぎて出庫待機スペース252で待機している車両Xがあっても後続の車両Xを支障なく出庫させることができるので、出庫の効率化が図れる。
<第9実施形態>
第9実施形態は、図21に示すように、個別移送経路に沿った方向に2基配置された立体駐車部310,320に対して本発明を適用した実施形態である。この第9実施形態において、立体駐車部310,320のそれぞれは、前述の第1実施形態における立体駐車部10,20と同様に構成されており、駐車スペース311,321と入出庫部312,322を有している。また、車両待機部330は、第8実施形態の車両待機部250と同様に構成されており、入庫待機スペース331(331L,331C,331R)、出庫待機スペース332(332L,332C,332R)を有している。さらに、車両移送部340もまた、第8実施形態の車両移送部260と同様に構成され、第1共用移送部341と、第2共用移送部342と、個別移送部343とを有している。
この第9実施形態の駐車設備でも、第8実施形態の駐車設備と同様に、共用移送経路の途中のスペースを予備の待機スペースとして用いることができるし、出庫待機スペース332に待機中の車両Xを一時的に退避させるための退避スペースとしても用いることができる。また、車両Xの入庫と他の車両Xの出庫を並行して行うこともできる。例えば、図22に示すように、入庫スペース331Rに待機している車両Xを第1共用移送部341等によって立体駐車部320へ移送するとともに、第2共用移送部342等よって立体駐車部320から他の車両Xを出庫スペース332Rへ移送することもできる。
===その他の実施形態===
以上の各実施形態に関する説明は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨、目的を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。例えば、次のように構成してもよい。
管理装置50(予約制御部)に関し、入庫予約情報に応じた車両の移送期間と出庫予約情報に応じた車両Xの移送期間とが少なくとも一部で重複する場合、出庫予約情報に応じた出庫車両の移送を、入庫予約情報に応じた入庫車両の移送よりも優先して行うとよい。このような制御を行うと、車両の出庫者は早期に車両Xを使用できる一方、車両Xの入庫者は入庫待機スペース31へ車両を停車させればその車両Xから離れることができるので、管理装置50は、空いた時間に車両を入庫させればよく、車両Xの入出庫時の待ち時間がなくなる。
前述の各実施形態において、立体駐車部10,20等は1階に入出庫部12,22等を設け、2階から最上階までの各階に駐車スペース11,21等を設けたものであったが、この構成に限定されない。例えば、地上の車両待機部30等に停車させた車両Xを地下に設けた立体駐車部に移送して格納するようにしてもよい。また、車両待機部30等や車両移送部40等は、必ずしも1階に設ける必要はない。例えば、地下階に設けてもよいし、2階や3階に設けてもよい。要するに、立体駐車部の入出庫部12,22等と同じ階に設けられていればよい。
前述の各実施形態では、車両Xの入庫時において、管理装置50による入庫予約情報の受信をトリガーにして、車両移送部40等の動作を開始させていた。ここで、入庫予約情報に代えて他の情報を用いてもよい。例えば、入庫待機スペース31等へ停車させた後に出力されるボタンスイッチからのスイッチ操作情報をトリガーにして、車両移送部40等の動作を開始させるようにしてもよい。同様に、車両Xの入庫待機スペース31等への停車を識別センサで検出し、この検出結果をトリガーにして車両移送部40等の動作を開始させるようにしてもよい。さらに、入庫ゲートにゲートセンサを設け、ゲートセンサによる車両Xの通過情報(入庫情報)をトリガーにして、車両移送部40等の動作を開始させるようにしてもよい。
また、各実施形態同士を組み合わせて新たな実施形態としてもよい。
10 第1立体駐車部
11 駐車スペース
20 第2立体駐車部
21 駐車スペース
30 車両待機部
31(31L,31C,31R) 入庫待機スペース
32(32L,32C,32R) 出庫待機スペース
33(33L,33R) 兼用待機スペース
40 車両移送部
41 共用移送部
42 個別移送部
43(43A,43B,43C) ターンテーブル
50 管理装置
51 CPU
52 メモリ
53 管理室
61 通信回線
62 端末装置(パーソナルコンピュータ)
63 端末装置(携帯電話)
64 端末装置(情報盤)
110〜140 立体駐車部
111〜141 駐車スペース
112〜142 入出庫部
150,160 車両待機部
151(151L,151C,151R) 第1入庫待機スペース
152(152L,152C,152R) 第1出庫待機スペース
161(161L,161C,161R) 第2入庫待機スペース
162(162L,162C,162R) 第2出庫待機スペース
170,180 車両移送部
171,181 共用移送部
172,182 個別移送部
210〜240 立体駐車部
211〜241 駐車スペース
212〜242 入出庫部
250 車両待機部
251(251L,251C,251R) 入庫待機スペース
252(252L,252C,252R) 出庫待機スペース
260 車両移送部
261 第1共用移送部
261L,261C,261R 第1共用移送路上のスペース
262 第2共用移送部
262L,262C,262R 第2共用移送路上のスペース
263 個別移送部
310,320 立体駐車部
330 車両待機部
331(331L,331C,331R) 入庫待機スペース
332(332L,332C,332R) 出庫待機スペース
340 車両移送部
341 第1共用移送部
342 第2共用移送部
343 個別移送部

Claims (10)

  1. 複数階に駐車スペースが設けられ、車両入庫時において、入出庫部の車両を前記入出庫部とは異なる階層の空いている駐車スペースに格納し、車両出庫時において、前記駐車スペースに格納されている前記車両を移送して前記入出庫部に戻す立体駐車部と、
    前記入出庫部と同じ階層に設けられ、前記車両を待機させる待機スペースを複数有する車両待機部と、
    複数の前記待機スペースのうちの任意の待機スペースと前記入出庫部との間で前記車両を移送するように構成され、前記車両入庫時において、前記待機スペースで待機している前記車両を前記入出庫部へ移送し、前記車両出庫時において、前記入出庫部に戻された前記車両を空いている前記待機スペースへ移送する車両移送部と、
    を有することを特徴とする駐車設備。
  2. 前記車両移送部は、
    直線状の共用移送経路に沿って前記入出庫部に対する前記車両の移送を行う共用移送部と、
    前記複数の待機スペースのそれぞれに対応して設けられ、対応する前記待機スペースと前記共用移送部との間で前記車両を移送する個別移送部とを有することを特徴とする請求項1に記載の駐車設備。
  3. 端末装置の操作によって出庫予約情報を取得すると、前記駐車スペースに格納されている前記車両が、前記出庫予約情報で指定された時刻に前記空いている待機スペースへ移送されるように、前記立体駐車部及び前記車両移送部による前記車両の移送を制御する予約制御部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の駐車設備。
  4. 前記予約制御部は、
    前記端末装置の操作によって入庫予約情報を取得すると、前記入庫予約情報で指定された時刻に前記入庫予約情報で指定された待機スペースで待機している前記車両が、前記空いている駐車スペースへ移送されるように、前記立体駐車部及び前記車両移送部による前記車両の移送を制御することを特徴とする請求項3に記載の駐車設備。
  5. 前記予約制御部は、
    前記入庫予約情報に応じた前記車両の移送期間と前記出庫予約情報に応じた前記車両の移送期間とが少なくとも一部で重複する場合、前記出庫予約情報に応じた前記車両の移送を、前記入庫予約情報に応じた前記車両の移送よりも優先して行うことを特徴とする請求項4に記載の駐車設備。
  6. 前記共用移送部は、
    複数の前記共用移送経路を、複数の前記入出庫部のそれぞれに対して前記車両を並列に移送可能な態様で有し、
    前記個別移送部は、
    対応する前記待機スペースと前記共用移送部における各共用移送経路との間で前記車両を移送することを特徴とする請求項2に記載の駐車設備。
  7. 前記共用移送部における前記車両の移送制御、及び、前記個別移送部における前記車両の移送制御を行う移送制御部を有することを特徴とする請求項6に記載の駐車設備。
  8. 前記移送制御部は、
    前記車両待機部が有する出庫待機スペースの全てに前記車両が待機している状態で他の車両の出庫指示を受けた場合に、当該他の車両を前記共用移送経路に待機させる制御を行うことを特徴とする請求項7に記載の駐車設備。
  9. 前記移送制御部は、
    前記車両待機部が有する出庫待機スペースの全てに前記車両が待機している状態で他の車両の出庫指示を受けた場合に、前記出庫待機スペースに待機している車両を前記共用移送経路に退避させた後、空いた前記出庫待機スペースに前記他の車両を移送する制御を行うことを特徴とする請求項7に記載の駐車設備。
  10. 前記共用移送部に、前記車両を回転させるターンテーブルを設けたことを特徴とする請求項2から9の何れか1項に記載の駐車設備。
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