JPH10140867A - エレベータ式駐車装置 - Google Patents
エレベータ式駐車装置Info
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- JPH10140867A JPH10140867A JP29613396A JP29613396A JPH10140867A JP H10140867 A JPH10140867 A JP H10140867A JP 29613396 A JP29613396 A JP 29613396A JP 29613396 A JP29613396 A JP 29613396A JP H10140867 A JPH10140867 A JP H10140867A
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- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 7
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】連続出庫時の入出庫優先スイッチの切換操作の
簡略化、および出庫呼出し時の入出庫部での待ち時間の
低減化を図る。 【構成】入庫時に入出庫部で待機中の昇降台に乗入れた
車両を上昇させて駐車棚に払い出して格納する一方、出
庫時に駐車棚から引き出した車両を下降させて入出庫部
から退出させる駐車装置において、車両の入庫呼出しデ
ータを登録する入庫呼出し登録手段32と、n台の車両の
出庫呼出しデータを登録する第1〜第n出庫呼出し登録
部33a 〜33n と、車両の入庫呼出しデータおよび出庫呼
出しデータのいずれか一方を優先し、呼出しモードを切
換える入出庫優先スイッチと、複数の出庫呼出しデータ
があるときに、入出庫優先スイッチを入庫呼出し優先モ
ードから出庫呼出し優先モードに自動的に切換える一
方、車両の出庫呼出しデータがないときに、入出庫優先
スイッチを入庫呼出し優先モードに自動的に復帰させる
入出庫優先モード切換手段34とを備える。
簡略化、および出庫呼出し時の入出庫部での待ち時間の
低減化を図る。 【構成】入庫時に入出庫部で待機中の昇降台に乗入れた
車両を上昇させて駐車棚に払い出して格納する一方、出
庫時に駐車棚から引き出した車両を下降させて入出庫部
から退出させる駐車装置において、車両の入庫呼出しデ
ータを登録する入庫呼出し登録手段32と、n台の車両の
出庫呼出しデータを登録する第1〜第n出庫呼出し登録
部33a 〜33n と、車両の入庫呼出しデータおよび出庫呼
出しデータのいずれか一方を優先し、呼出しモードを切
換える入出庫優先スイッチと、複数の出庫呼出しデータ
があるときに、入出庫優先スイッチを入庫呼出し優先モ
ードから出庫呼出し優先モードに自動的に切換える一
方、車両の出庫呼出しデータがないときに、入出庫優先
スイッチを入庫呼出し優先モードに自動的に復帰させる
入出庫優先モード切換手段34とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータ式駐車装置
に関し、詳しくは、車両の入出庫を能率良く行えるよう
にする対策に係る。
に関し、詳しくは、車両の入出庫を能率良く行えるよう
にする対策に係る。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベータ式駐車装置は、上下
方向に延びるエレベータ昇降路を昇降する昇降台を備え
ているとともに、上記エレベータ昇降路に沿って層状に
配置された複数段の駐車棚を備えている。また、上記エ
レベータ昇降路上には、昇降台に対して車両を入出庫さ
せる入出庫部が設けられている。そして、入庫時、入出
庫部で待機中の昇降台上に搭載したパレットに車両を乗
入れ、上記昇降台を昇降装置によりチェーンなどを介し
て所定の駐車棚側方対応位置まで昇降路に沿って昇降さ
せ、その駐車棚に車両をパレット移送装置により水平方
向に移送してパレットごと払い出して格納するようにし
ている。一方、出庫時、パレット移送装置により所定の
駐車棚から車両をパレットごと昇降台に引き出し、該昇
降台を入出庫部まで昇降装置により昇降させて出庫車両
を入出庫部から退出させるようにしている。
方向に延びるエレベータ昇降路を昇降する昇降台を備え
ているとともに、上記エレベータ昇降路に沿って層状に
配置された複数段の駐車棚を備えている。また、上記エ
レベータ昇降路上には、昇降台に対して車両を入出庫さ
せる入出庫部が設けられている。そして、入庫時、入出
庫部で待機中の昇降台上に搭載したパレットに車両を乗
入れ、上記昇降台を昇降装置によりチェーンなどを介し
て所定の駐車棚側方対応位置まで昇降路に沿って昇降さ
せ、その駐車棚に車両をパレット移送装置により水平方
向に移送してパレットごと払い出して格納するようにし
ている。一方、出庫時、パレット移送装置により所定の
駐車棚から車両をパレットごと昇降台に引き出し、該昇
降台を入出庫部まで昇降装置により昇降させて出庫車両
を入出庫部から退出させるようにしている。
【0003】ところで、近年、このようなエレベータ式
駐車装置では、車両の入出庫をスムーズに行って入出庫
部での待ち時間を可及的に低減させることが行われてい
る。具体的には、例えば、特開平5−52057号公報
に開示されるように、入出庫優先スイッチを備えたもの
がある。この入出庫優先スイッチは、入出庫部から車両
を入庫させるときの車両の入庫呼出しデータ、および車
両を出庫させるときの車両の出庫呼出しデータのいずれ
か一方のモードを優先させるように切換えられる。そし
て、上記入出庫優先スイッチを、車両の入庫呼出しモー
ドを優先させるように切換えたときには、駐車棚より空
きパレットを昇降台上に引き出し、この空きパレットを
載せた昇降台を入出庫部まで昇降させて、車両の入庫に
備えて空きパレットを載せた昇降台を入出庫部で待機さ
せる入庫呼出し動作が行われる。一方、車両の出庫呼出
しモードを優先させるように切換えたときには、昇降台
上より駐車棚にパレットを払い出し、その払い出した位
置(駐車棚の側方対応位置)で空荷の昇降台を車両の出
庫に備えて待機させる出庫呼出し動作が行われる。
駐車装置では、車両の入出庫をスムーズに行って入出庫
部での待ち時間を可及的に低減させることが行われてい
る。具体的には、例えば、特開平5−52057号公報
に開示されるように、入出庫優先スイッチを備えたもの
がある。この入出庫優先スイッチは、入出庫部から車両
を入庫させるときの車両の入庫呼出しデータ、および車
両を出庫させるときの車両の出庫呼出しデータのいずれ
か一方のモードを優先させるように切換えられる。そし
て、上記入出庫優先スイッチを、車両の入庫呼出しモー
ドを優先させるように切換えたときには、駐車棚より空
きパレットを昇降台上に引き出し、この空きパレットを
載せた昇降台を入出庫部まで昇降させて、車両の入庫に
備えて空きパレットを載せた昇降台を入出庫部で待機さ
せる入庫呼出し動作が行われる。一方、車両の出庫呼出
しモードを優先させるように切換えたときには、昇降台
上より駐車棚にパレットを払い出し、その払い出した位
置(駐車棚の側方対応位置)で空荷の昇降台を車両の出
庫に備えて待機させる出庫呼出し動作が行われる。
【0004】そして、上記入出庫優先スイッチは、車両
の入庫又は出庫の都度、管理人などの操作者により切換
えられるようになっている。
の入庫又は出庫の都度、管理人などの操作者により切換
えられるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の入出
庫優先スイッチなどの入出庫優先手段は、車両が入出庫
する都度、人為的な操作により切換えられるので、操作
者が入出庫優先手段の切換えを忘れることがある。
庫優先スイッチなどの入出庫優先手段は、車両が入出庫
する都度、人為的な操作により切換えられるので、操作
者が入出庫優先手段の切換えを忘れることがある。
【0006】そのため、車両の入庫呼出しを優先するモ
ードに入出庫優先手段を切換えたままで車両の出庫呼出
しが連続する場合には、先頭車両の出庫が行われた後の
空きパレットが車両の入庫に備えて昇降台と共に入出庫
部で待機することになり、次の車両の出庫に備えて該パ
レットを駐車棚に払い出す出庫呼出し動作に速やかに移
行せず、出庫呼出しが連続する連続出庫時に入出庫部で
の待ち時間が自ずと長くなる。
ードに入出庫優先手段を切換えたままで車両の出庫呼出
しが連続する場合には、先頭車両の出庫が行われた後の
空きパレットが車両の入庫に備えて昇降台と共に入出庫
部で待機することになり、次の車両の出庫に備えて該パ
レットを駐車棚に払い出す出庫呼出し動作に速やかに移
行せず、出庫呼出しが連続する連続出庫時に入出庫部で
の待ち時間が自ずと長くなる。
【0007】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、車両の出庫が連続すると
き、入出庫優先手段の切換えに関係なく出庫呼出しモー
ドを優先させるようにすることで、入出庫優先手段の操
作者による入出庫毎の切換えを不要にして該入出庫優先
手段の切換操作の簡略化を図るとともに、連続出庫時の
入出庫部での待ち時間の短縮化を図ることにある。
で、その目的とするところは、車両の出庫が連続すると
き、入出庫優先手段の切換えに関係なく出庫呼出しモー
ドを優先させるようにすることで、入出庫優先手段の操
作者による入出庫毎の切換えを不要にして該入出庫優先
手段の切換操作の簡略化を図るとともに、連続出庫時の
入出庫部での待ち時間の短縮化を図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、上下方向
に延びるエレベータ昇降路を昇降する昇降台と、上記エ
レベータ昇降路に沿って層状に配置された複数段の駐車
棚とを備え、入庫時、入出庫部で待機中の昇降台に車両
をパレットごと乗入れ、上記昇降台を所定の駐車棚側方
に昇降させて該駐車棚に車載パレットを払い出して格納
する一方、出庫時、所定の駐車棚から昇降台に引き出
し、該昇降台を上記入出庫部に昇降させて出庫車両を入
出庫部から退出させるようにしたエレベータ式駐車装置
を前提とする。そして、入庫時に車両の入庫呼出しデー
タを登録する入庫呼出し登録手段と、出庫時に車両の複
数の出庫呼出しデータを登録する出庫呼出し登録手段
と、上記入庫呼出し登録手段からの車両の入庫呼出しデ
ータおよび出庫呼出し登録手段からの車両の出庫呼出し
データのいずれか一方を優先し、呼出しモードを切換え
る入出庫優先手段と、上記出庫呼出し登録手段および入
出庫優先手段からの出力を受け、車両の複数の出庫呼出
しデータの登録があるときには、入庫呼出しデータを優
先するモードに上記入出庫優先手段を切換えていても出
庫呼出しデータを優先するモードに自動的に切換える一
方、車両の出庫呼出しデータの登録がないときには、上
記入出庫優先手段を入庫呼出しデータを優先するモード
に自動的に復帰させる入出庫優先モード切換手段とを備
える構成としたものである。
め、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、上下方向
に延びるエレベータ昇降路を昇降する昇降台と、上記エ
レベータ昇降路に沿って層状に配置された複数段の駐車
棚とを備え、入庫時、入出庫部で待機中の昇降台に車両
をパレットごと乗入れ、上記昇降台を所定の駐車棚側方
に昇降させて該駐車棚に車載パレットを払い出して格納
する一方、出庫時、所定の駐車棚から昇降台に引き出
し、該昇降台を上記入出庫部に昇降させて出庫車両を入
出庫部から退出させるようにしたエレベータ式駐車装置
を前提とする。そして、入庫時に車両の入庫呼出しデー
タを登録する入庫呼出し登録手段と、出庫時に車両の複
数の出庫呼出しデータを登録する出庫呼出し登録手段
と、上記入庫呼出し登録手段からの車両の入庫呼出しデ
ータおよび出庫呼出し登録手段からの車両の出庫呼出し
データのいずれか一方を優先し、呼出しモードを切換え
る入出庫優先手段と、上記出庫呼出し登録手段および入
出庫優先手段からの出力を受け、車両の複数の出庫呼出
しデータの登録があるときには、入庫呼出しデータを優
先するモードに上記入出庫優先手段を切換えていても出
庫呼出しデータを優先するモードに自動的に切換える一
方、車両の出庫呼出しデータの登録がないときには、上
記入出庫優先手段を入庫呼出しデータを優先するモード
に自動的に復帰させる入出庫優先モード切換手段とを備
える構成としたものである。
【0009】これにより、請求項1記載の発明では、入
出庫優先手段は、入庫呼出し優先モードに切換わってい
ても、車両の複数の出庫呼び出しデータの登録があった
時点で出庫呼出し優先モードに自動的に切換えられ、複
数の出庫呼び出しがある連続出庫時に、先頭車両出庫後
に空きパレットを載せた昇降台が、車両の入庫に備えて
入出庫部に止まることなく直ちに昇降して空きパレット
が速やかに駐車棚に払い出され、この払い出しにより空
荷状態となった昇降台が、その駐車棚側方に対応する昇
降路途上(駐車棚側方対応位置)から次の出庫車両の駐
車棚側方対応位置まで昇降する。このため、先頭車両の
出庫後に次の車両の出庫呼出し動作、つまり次の出庫車
両を駐車棚との間でパレットごと昇降台に引き出して入
出庫部まで昇降搬送する出庫呼出し動作に連続的に移行
し、連続出庫時の入出庫部での待ち時間が短くなる。
出庫優先手段は、入庫呼出し優先モードに切換わってい
ても、車両の複数の出庫呼び出しデータの登録があった
時点で出庫呼出し優先モードに自動的に切換えられ、複
数の出庫呼び出しがある連続出庫時に、先頭車両出庫後
に空きパレットを載せた昇降台が、車両の入庫に備えて
入出庫部に止まることなく直ちに昇降して空きパレット
が速やかに駐車棚に払い出され、この払い出しにより空
荷状態となった昇降台が、その駐車棚側方に対応する昇
降路途上(駐車棚側方対応位置)から次の出庫車両の駐
車棚側方対応位置まで昇降する。このため、先頭車両の
出庫後に次の車両の出庫呼出し動作、つまり次の出庫車
両を駐車棚との間でパレットごと昇降台に引き出して入
出庫部まで昇降搬送する出庫呼出し動作に連続的に移行
し、連続出庫時の入出庫部での待ち時間が短くなる。
【0010】しかも、連続出庫呼出し時に出庫呼出し優
先モードに自動的に切換えられることにより、入庫呼出
し優先モードに切換えておけば、人為的な操作により入
出庫優先手段を出庫呼出し優先モードに切換えなくとも
自動的に切換えられて、車両が入出庫する都度、入出庫
優先手段を頻繁に切換える必要はなく、入出庫優先手段
の操作が大幅に簡略される。
先モードに自動的に切換えられることにより、入庫呼出
し優先モードに切換えておけば、人為的な操作により入
出庫優先手段を出庫呼出し優先モードに切換えなくとも
自動的に切換えられて、車両が入出庫する都度、入出庫
優先手段を頻繁に切換える必要はなく、入出庫優先手段
の操作が大幅に簡略される。
【0011】請求項2記載の発明が講じた解決手段は、
請求項1記載の発明の構成要件に加えて、入庫または出
庫の頻度に応じた所定時間帯毎に入出庫優先手段を入庫
呼出し優先モードまたは出庫呼出し優先モードに自動的
に切換えるように入出庫優先手段を構成したものであ
る。
請求項1記載の発明の構成要件に加えて、入庫または出
庫の頻度に応じた所定時間帯毎に入出庫優先手段を入庫
呼出し優先モードまたは出庫呼出し優先モードに自動的
に切換えるように入出庫優先手段を構成したものであ
る。
【0012】これにより、請求項2記載の発明では、入
出庫優先手段は、出庫頻度の高い時間帯では出庫呼出し
優先モードに自動的に切換えられ、昇降台が昇降路途上
において空荷状態で待機しており、先頭車両の出庫が迅
速に行われる。
出庫優先手段は、出庫頻度の高い時間帯では出庫呼出し
優先モードに自動的に切換えられ、昇降台が昇降路途上
において空荷状態で待機しており、先頭車両の出庫が迅
速に行われる。
【0013】一方、入庫頻度の高い時間帯では入出庫優
先手段が入庫呼出し優先モードに自動的に切換えられ、
空きパレットが昇降台により入出庫部まで昇降搬送され
て車両の入庫に備えて待機しており、先頭車両の入庫が
迅速に行われる。
先手段が入庫呼出し優先モードに自動的に切換えられ、
空きパレットが昇降台により入出庫部まで昇降搬送され
て車両の入庫に備えて待機しており、先頭車両の入庫が
迅速に行われる。
【0014】しかも、入出庫の頻度に応じた時間帯毎に
入出庫優先手段が自動的に切換えられ、該手段の操作が
さらに簡略化される。
入出庫優先手段が自動的に切換えられ、該手段の操作が
さらに簡略化される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0016】図3は本発明の実施の形態に係るエレベー
タ式駐車装置を示し、このエレベータ式駐車装置1は、
駐車塔2に設けられている。上記駐車装置1は、駐車塔
2の中央部を上下方向に延びる昇降路4(エレベータ昇
降路)を備えている。該昇降路4には、この昇降路4上
を上下方向に昇降する昇降台3が設けられている。上記
昇降路4の両側には、車両Wを格納する多数の駐車棚5
が昇降路4に沿って層状に配置されている。これら上下
の駐車棚5間および最上段の駐車棚5の上方には、上記
昇降路4に隣接して駐車部6が層状に設けられている。
上記駐車棚5は、車両Wを矩形状のパレット9に載せた
状態で駐車部6に格納するように構成されている。ま
た、上記最下段の駐車部6の下方は、車両Wの入出庫を
行うための入出庫部7に構成されている。上記入出庫部
7には入出庫口2aが開口しており、該入出庫口2aは
開閉ドア8によって開閉されるようになっている。この
開閉ドア8の開放又は閉塞は、開閉センサ27(図1に
表れる)により検出されるようになっている。尚、10
は車両Wの向きを変えるための旋回装置であり、入出庫
部7にピット11を形成して配設されている。
タ式駐車装置を示し、このエレベータ式駐車装置1は、
駐車塔2に設けられている。上記駐車装置1は、駐車塔
2の中央部を上下方向に延びる昇降路4(エレベータ昇
降路)を備えている。該昇降路4には、この昇降路4上
を上下方向に昇降する昇降台3が設けられている。上記
昇降路4の両側には、車両Wを格納する多数の駐車棚5
が昇降路4に沿って層状に配置されている。これら上下
の駐車棚5間および最上段の駐車棚5の上方には、上記
昇降路4に隣接して駐車部6が層状に設けられている。
上記駐車棚5は、車両Wを矩形状のパレット9に載せた
状態で駐車部6に格納するように構成されている。ま
た、上記最下段の駐車部6の下方は、車両Wの入出庫を
行うための入出庫部7に構成されている。上記入出庫部
7には入出庫口2aが開口しており、該入出庫口2aは
開閉ドア8によって開閉されるようになっている。この
開閉ドア8の開放又は閉塞は、開閉センサ27(図1に
表れる)により検出されるようになっている。尚、10
は車両Wの向きを変えるための旋回装置であり、入出庫
部7にピット11を形成して配設されている。
【0017】上記昇降台3は、上記パレット9を載せて
昇降路4に沿って昇降する矩形状のものであって、その
四隅に連結したワイヤロープ13にて吊り下げられて最
上段の駐車棚5から入出庫部7に至る間を昇降できるよ
うになっている。すなわち、ワイヤロープ13は、昇降
路4の上端の案内プーリ14と、図示しない駆動モータ
などの駆動装置で駆動する駆動プーリ15とに巻回さ
れ、一端側が上記昇降台3に、他端側がバランスウェイ
ト16に連結されていて、このワイヤロープ13の走行
により、昇降台3を所定の駐車棚5の側方対応位置に移
動せしめるようになっている。
昇降路4に沿って昇降する矩形状のものであって、その
四隅に連結したワイヤロープ13にて吊り下げられて最
上段の駐車棚5から入出庫部7に至る間を昇降できるよ
うになっている。すなわち、ワイヤロープ13は、昇降
路4の上端の案内プーリ14と、図示しない駆動モータ
などの駆動装置で駆動する駆動プーリ15とに巻回さ
れ、一端側が上記昇降台3に、他端側がバランスウェイ
ト16に連結されていて、このワイヤロープ13の走行
により、昇降台3を所定の駐車棚5の側方対応位置に移
動せしめるようになっている。
【0018】また、上記昇降台3には、パレット9を駐
車棚5との間で移送するパレット移送装置(図示せず)
が設けられている。このパレット移送装置は、駐車棚5
(駐車部6)と、その駐車棚5の側方対応位置に停止さ
せた昇降台3との間で、車両Wをパレット9ごと昇降台
3に引き出し、又は駐車部6に払い出すように構成され
ている。
車棚5との間で移送するパレット移送装置(図示せず)
が設けられている。このパレット移送装置は、駐車棚5
(駐車部6)と、その駐車棚5の側方対応位置に停止さ
せた昇降台3との間で、車両Wをパレット9ごと昇降台
3に引き出し、又は駐車部6に払い出すように構成され
ている。
【0019】ここで、車両Wを入出庫させる場合の駐車
装置1の動作について説明する。
装置1の動作について説明する。
【0020】先ず、入庫呼出し動作としては、車両Wの
入庫後に開閉ドア8が閉塞した時点で、駆動モータによ
り駆動プーリ15を回転させて入庫車両Wを所定の駐車
棚5の側方対応位置、つまり空きスペースのある駐車部
6の側方対応位置まで昇降台3で上昇させる。次いで、
入庫車両Wをパレット移送装置によりパレット9ごと駐
車部6に払い出して格納した後、後述する制御装置26
により最寄りの空きパレット9を検索する。その後、こ
の空きパレット9がある駐車部6の側方対応位置まで昇
降台3を昇降させてから該空きパレット9を駐車部6か
ら昇降台3に引き出す。しかるのち、空きパレット9を
載せた昇降台3を入出庫口2aまで下降させて、次の入
庫車両Wに備えて空きパレット9を待機させるようにす
ることが行われる。
入庫後に開閉ドア8が閉塞した時点で、駆動モータによ
り駆動プーリ15を回転させて入庫車両Wを所定の駐車
棚5の側方対応位置、つまり空きスペースのある駐車部
6の側方対応位置まで昇降台3で上昇させる。次いで、
入庫車両Wをパレット移送装置によりパレット9ごと駐
車部6に払い出して格納した後、後述する制御装置26
により最寄りの空きパレット9を検索する。その後、こ
の空きパレット9がある駐車部6の側方対応位置まで昇
降台3を昇降させてから該空きパレット9を駐車部6か
ら昇降台3に引き出す。しかるのち、空きパレット9を
載せた昇降台3を入出庫口2aまで下降させて、次の入
庫車両Wに備えて空きパレット9を待機させるようにす
ることが行われる。
【0021】一方、出庫呼出し動作としては、車両Wの
出庫後に開閉ドア8が閉塞した時点で、空きパレット9
を元の駐車部6の側方対応位置まで昇降台3で上昇させ
る。次いで、上記空きパレット9をパレット移送装置に
より駐車部6に払い出す。その後、その払い出した駐車
部6の側方対応位置(昇降路4の途上位置)で、次の出
庫呼出しに備えて昇降台3を待機させるようにすること
が行われる。
出庫後に開閉ドア8が閉塞した時点で、空きパレット9
を元の駐車部6の側方対応位置まで昇降台3で上昇させ
る。次いで、上記空きパレット9をパレット移送装置に
より駐車部6に払い出す。その後、その払い出した駐車
部6の側方対応位置(昇降路4の途上位置)で、次の出
庫呼出しに備えて昇降台3を待機させるようにすること
が行われる。
【0022】そして、図1に示すように、上記入出庫口
2aの一側方に位置する駐車塔2の外壁面には、車両W
の入庫呼出し動作又は出庫呼出し動作を行うようにエレ
ベータ式駐車装置1を運転する運転盤21が設けられて
いる。上記運転盤21の右側上部にはプッシュ式のテン
キーボタン24が配列され、このテンキーボタン24に
よって、出庫車両Wを格納した駐車部6の番号がプッシ
ュ操作されるようになっている。また、上記テンキーボ
タン24の左側方には駐車番号表示部23が設けられて
いる。該駐車番号表示部23には、車両Wの入出庫時に
引き出したパレット9を格納する駐車部6の番号が表示
されるようになっている。この駐車番号表示部23に表
示される駐車部6の番号は、車両Wの入出庫呼出し動作
のいずれにおいても、その表示通りの駐車部6から引き
出したパレット9を元の駐車部6に払い出して元通り格
納するまでの間だけ表示される。さらに、上記テンキー
ボタン24と駐車番号表示部23との間には、出庫呼出
し番号表示部22が設けられている。該出庫呼出し番号
表示部22には、出庫時に出庫車両Wを格納している駐
車部6の番号が表示されるようになっている。この出庫
呼出し番号表示部22に表示している出庫車両Wの駐車
部6の番号は、その表示通りの駐車部6からの出庫車両
Wの出庫呼出し動作を行っている間、具体的には開閉ド
ア8閉塞後から開放するまでの間だけ表示される。
2aの一側方に位置する駐車塔2の外壁面には、車両W
の入庫呼出し動作又は出庫呼出し動作を行うようにエレ
ベータ式駐車装置1を運転する運転盤21が設けられて
いる。上記運転盤21の右側上部にはプッシュ式のテン
キーボタン24が配列され、このテンキーボタン24に
よって、出庫車両Wを格納した駐車部6の番号がプッシ
ュ操作されるようになっている。また、上記テンキーボ
タン24の左側方には駐車番号表示部23が設けられて
いる。該駐車番号表示部23には、車両Wの入出庫時に
引き出したパレット9を格納する駐車部6の番号が表示
されるようになっている。この駐車番号表示部23に表
示される駐車部6の番号は、車両Wの入出庫呼出し動作
のいずれにおいても、その表示通りの駐車部6から引き
出したパレット9を元の駐車部6に払い出して元通り格
納するまでの間だけ表示される。さらに、上記テンキー
ボタン24と駐車番号表示部23との間には、出庫呼出
し番号表示部22が設けられている。該出庫呼出し番号
表示部22には、出庫時に出庫車両Wを格納している駐
車部6の番号が表示されるようになっている。この出庫
呼出し番号表示部22に表示している出庫車両Wの駐車
部6の番号は、その表示通りの駐車部6からの出庫車両
Wの出庫呼出し動作を行っている間、具体的には開閉ド
ア8閉塞後から開放するまでの間だけ表示される。
【0023】上記両表示部22,23間の下方には入出
庫優先手段としての入出庫優先スイッチ20が設けられ
ている。該入出庫優先スイッチ20は、車両Wの入庫呼
出し動作を優先する入庫呼出しモード、又は車両Wの出
庫呼出し動作を優先する出庫呼出しモードに切換えられ
る。また、上記入出庫優先スイッチ20の右側方にはプ
ッシュ式のスタートボタン25が設けられている。この
スタートボタン25は、プッシュ操作によりON操作さ
れ、プッシュ操作を解除したときにOFF操作されるよ
うになっている。上記スタートボタン25は、後述する
出庫呼出し登録手段33に出庫呼出しデータを登録する
際にON操作されるとともに、上記開閉ドア8の開閉操
作を行う際にも適宜ON操作される。
庫優先手段としての入出庫優先スイッチ20が設けられ
ている。該入出庫優先スイッチ20は、車両Wの入庫呼
出し動作を優先する入庫呼出しモード、又は車両Wの出
庫呼出し動作を優先する出庫呼出しモードに切換えられ
る。また、上記入出庫優先スイッチ20の右側方にはプ
ッシュ式のスタートボタン25が設けられている。この
スタートボタン25は、プッシュ操作によりON操作さ
れ、プッシュ操作を解除したときにOFF操作されるよ
うになっている。上記スタートボタン25は、後述する
出庫呼出し登録手段33に出庫呼出しデータを登録する
際にON操作されるとともに、上記開閉ドア8の開閉操
作を行う際にも適宜ON操作される。
【0024】そして、上記運転盤21は、制御装置26
に対して信号入出力可能に接続されている。具体的に
は、制御装置26には入出庫呼出しデータ入力部31が
設けられ、この入出庫呼出しデータ入力部31は、上記
運転盤21上のテンキーボタン24、入出庫優先スイッ
チ20およびスタートボタン25からの信号、並びに上
記開閉センサ27からの信号が入力可能となるよう接続
されている。一方、上記入出庫呼出しデータ入力部31
は、上記運転盤21上の入出庫優先スイッチ20、出庫
呼出し番号表示部22および駐車番号表示部23に対し
て信号が出力可能となるよう接続されている。
に対して信号入出力可能に接続されている。具体的に
は、制御装置26には入出庫呼出しデータ入力部31が
設けられ、この入出庫呼出しデータ入力部31は、上記
運転盤21上のテンキーボタン24、入出庫優先スイッ
チ20およびスタートボタン25からの信号、並びに上
記開閉センサ27からの信号が入力可能となるよう接続
されている。一方、上記入出庫呼出しデータ入力部31
は、上記運転盤21上の入出庫優先スイッチ20、出庫
呼出し番号表示部22および駐車番号表示部23に対し
て信号が出力可能となるよう接続されている。
【0025】また、上記入出庫呼出しデータ入力部31
には、車両Wの入庫呼出しデータを登録する入庫呼出し
登録手段32が設けられている。該入庫呼出し登録手段
32には、上記駐車番号表示部23に入庫車両Wの駐車
部6の番号が表示されないときに上記スタートボタン2
5をプッシュ操作することで、1台分の車両Wの入庫呼
出しデータが登録されるようになっている。また、上記
入出庫呼出しデータ入力部31には出庫呼出しデータ入
力手段30が設けられ、該出庫呼出しデータ入力手段3
0は、車両Wの出庫呼出しデータを登録する出庫呼出し
登録手段33に対してデータ信号が入出力可能となるよ
う接続されている。
には、車両Wの入庫呼出しデータを登録する入庫呼出し
登録手段32が設けられている。該入庫呼出し登録手段
32には、上記駐車番号表示部23に入庫車両Wの駐車
部6の番号が表示されないときに上記スタートボタン2
5をプッシュ操作することで、1台分の車両Wの入庫呼
出しデータが登録されるようになっている。また、上記
入出庫呼出しデータ入力部31には出庫呼出しデータ入
力手段30が設けられ、該出庫呼出しデータ入力手段3
0は、車両Wの出庫呼出しデータを登録する出庫呼出し
登録手段33に対してデータ信号が入出力可能となるよ
う接続されている。
【0026】上記出庫呼出し登録手段33には、n台の
車両Wの出庫呼出しデータを登録する第1ないし第n出
庫呼出し登録部33a〜33nが設けられている。上記
第1出庫呼出し登録部33aには、上記出庫呼出し番号
表示部22に出庫車両Wの駐車部6の番号が表示されな
いときに、上記テンキーボタン24により出庫車両Wを
格納している駐車部6の番号をプッシュ操作すること
で、1台分の車両W(先頭の出庫車両W)の出庫呼出し
データが登録されるようになっている。また、上記第2
ないし第n出庫呼出し登録部33b〜33nには、出庫
呼出し番号表示部22に出庫車両Wの駐車部6の番号が
表示されているときに、テンキーボタン24により出庫
車両Wの駐車部6の番号をプッシュ操作することで、先
頭の出庫車両Wに後続する2台目以降n台までの出庫車
両W(後続の出庫車両W)の出庫呼出しデータが、第2
ないし第n出庫呼出し登録部33b〜33nの若い番号
順に順次登録されるようになっている。この場合、出庫
呼出しデータの登録は、各出庫呼出し登録部33a〜3
3nに出庫呼出しデータの未登録スペースがあれば何時
でも登録できるようになっている。
車両Wの出庫呼出しデータを登録する第1ないし第n出
庫呼出し登録部33a〜33nが設けられている。上記
第1出庫呼出し登録部33aには、上記出庫呼出し番号
表示部22に出庫車両Wの駐車部6の番号が表示されな
いときに、上記テンキーボタン24により出庫車両Wを
格納している駐車部6の番号をプッシュ操作すること
で、1台分の車両W(先頭の出庫車両W)の出庫呼出し
データが登録されるようになっている。また、上記第2
ないし第n出庫呼出し登録部33b〜33nには、出庫
呼出し番号表示部22に出庫車両Wの駐車部6の番号が
表示されているときに、テンキーボタン24により出庫
車両Wの駐車部6の番号をプッシュ操作することで、先
頭の出庫車両Wに後続する2台目以降n台までの出庫車
両W(後続の出庫車両W)の出庫呼出しデータが、第2
ないし第n出庫呼出し登録部33b〜33nの若い番号
順に順次登録されるようになっている。この場合、出庫
呼出しデータの登録は、各出庫呼出し登録部33a〜3
3nに出庫呼出しデータの未登録スペースがあれば何時
でも登録できるようになっている。
【0027】さらに、上記入出庫呼出しデータ入力部3
1は、入出庫呼出しデータ書替部35に対して信号出力
可能に接続されている。具体的には、上記入庫呼出し登
録手段32は、その入庫呼出しデータが入出庫呼出しデ
ータ書替部35に対して信号出力可能となるよう接続さ
れている。一方、上記出庫呼出しデータ入力手段30
は、第1出庫呼出し登録部33aから入力した出庫呼出
しデータが入出庫呼出しデータ書替部35に対して信号
出力可能となるよう接続されている。
1は、入出庫呼出しデータ書替部35に対して信号出力
可能に接続されている。具体的には、上記入庫呼出し登
録手段32は、その入庫呼出しデータが入出庫呼出しデ
ータ書替部35に対して信号出力可能となるよう接続さ
れている。一方、上記出庫呼出しデータ入力手段30
は、第1出庫呼出し登録部33aから入力した出庫呼出
しデータが入出庫呼出しデータ書替部35に対して信号
出力可能となるよう接続されている。
【0028】そして、入庫呼出し動作時、上記入庫呼出
し登録手段32の入庫呼出しデータは、駐車部6から空
きパレット9を引き出した時点で上記入出庫呼出しデー
タ書替部35に対して書き替えられるようになってい
る。一方、出庫呼出し動作時、上記出庫呼出しデータ入
力手段30の出庫呼出しデータ(第1出庫呼出し登録部
33aから入力した出庫呼出しデータ)は、上記スター
トボタン25のON操作により上記入出庫呼出しデータ
書替部35に対して書き替えられるようになっている。
し登録手段32の入庫呼出しデータは、駐車部6から空
きパレット9を引き出した時点で上記入出庫呼出しデー
タ書替部35に対して書き替えられるようになってい
る。一方、出庫呼出し動作時、上記出庫呼出しデータ入
力手段30の出庫呼出しデータ(第1出庫呼出し登録部
33aから入力した出庫呼出しデータ)は、上記スター
トボタン25のON操作により上記入出庫呼出しデータ
書替部35に対して書き替えられるようになっている。
【0029】また、上記入出庫呼出しデータ入力部31
には入出庫優先モード切換手段34が設けられている。
この入出庫優先モード切換手段34は、第1および第2
出庫呼出し登録部33a,33bに車両Wの出庫呼出し
データが登録されている連続出庫呼出し時には、入庫優
先モードに上記入出庫優先スイッチ20を切換えていて
も出庫呼出し優先モードに自動的に切換えるように構成
されている。一方、第2出庫呼出し登録部33b以降の
出庫呼出しデータの繰り上がりが終了して第1出庫呼出
し登録部33aに車両Wの出庫呼出しデータの登録がな
くなると、上記入出庫優先スイッチ20を入庫呼出し優
先モードに自動的に切換えて復帰させるようになってい
る。つまり、連続出庫呼出し時には、入出庫優先スイッ
チ20を出庫呼出し優先モードに自動的に切換えること
で、出庫呼出しデータ入力手段30からの出庫呼出しデ
ータを優先的に入出庫呼出しデータ書替部35に出力し
て書き替え、車両Wの出庫呼出し動作を行う。一方、出
庫呼出しデータが未登録になると、入出庫優先スイッチ
20を入庫呼出し優先モードに自動的に復帰させること
で、入庫呼出し登録手段32からの入庫呼出しデータを
入出庫呼出しデータ書替部35に出力して書き替え、車
両Wの入庫呼出し動作を行う。
には入出庫優先モード切換手段34が設けられている。
この入出庫優先モード切換手段34は、第1および第2
出庫呼出し登録部33a,33bに車両Wの出庫呼出し
データが登録されている連続出庫呼出し時には、入庫優
先モードに上記入出庫優先スイッチ20を切換えていて
も出庫呼出し優先モードに自動的に切換えるように構成
されている。一方、第2出庫呼出し登録部33b以降の
出庫呼出しデータの繰り上がりが終了して第1出庫呼出
し登録部33aに車両Wの出庫呼出しデータの登録がな
くなると、上記入出庫優先スイッチ20を入庫呼出し優
先モードに自動的に切換えて復帰させるようになってい
る。つまり、連続出庫呼出し時には、入出庫優先スイッ
チ20を出庫呼出し優先モードに自動的に切換えること
で、出庫呼出しデータ入力手段30からの出庫呼出しデ
ータを優先的に入出庫呼出しデータ書替部35に出力し
て書き替え、車両Wの出庫呼出し動作を行う。一方、出
庫呼出しデータが未登録になると、入出庫優先スイッチ
20を入庫呼出し優先モードに自動的に復帰させること
で、入庫呼出し登録手段32からの入庫呼出しデータを
入出庫呼出しデータ書替部35に出力して書き替え、車
両Wの入庫呼出し動作を行う。
【0030】さらに、上記入出庫呼出しデータ入力部3
1の出庫呼出しデータ入力手段30は、上記出庫呼出し
番号表示部22に対してデータ信号が出力可能となるよ
う接続され、この出庫呼出しデータ入力手段30への出
庫呼出しデータ入力時、つまり出庫呼出し動作を開始す
る開閉ドア8の閉塞後、出庫車両Wの駐車部6の番号を
出庫呼出し番号表示部22に表示するようにしている。
また、上記出庫呼出しデータ入力手段30は、上記駐車
番号表示部23に対してデータ信号が出力可能となるよ
う接続され、出庫呼出し動作により駐車部6から車載パ
レット9を引き出したときに出庫車両Wの駐車部6の番
号を駐車番号表示部23にも表示するようにしている。
一方、入庫呼出し登録手段32は、上記駐車番号表示部
23に対してデータ信号が出力可能となるよう接続さ
れ、入庫呼出し動作により駐車部6から空きパレット9
を引き出したときに入庫車両Wの駐車部6の番号を駐車
番号表示部23に表示するようにしている。そして、上
記入出庫呼出しデータ書替部35は、上記スタートボタ
ン25のON操作により、上記駆動モータ(駆動プーリ
15)、開閉ドア8およびパレット移送装置の駆動部
(共に図示せず)に対して駆動信号が出力されるように
なっていて、開閉ドア8の閉塞動作に連動して入庫呼出
し動作又は出庫呼出し動作が行われるようになってい
る。
1の出庫呼出しデータ入力手段30は、上記出庫呼出し
番号表示部22に対してデータ信号が出力可能となるよ
う接続され、この出庫呼出しデータ入力手段30への出
庫呼出しデータ入力時、つまり出庫呼出し動作を開始す
る開閉ドア8の閉塞後、出庫車両Wの駐車部6の番号を
出庫呼出し番号表示部22に表示するようにしている。
また、上記出庫呼出しデータ入力手段30は、上記駐車
番号表示部23に対してデータ信号が出力可能となるよ
う接続され、出庫呼出し動作により駐車部6から車載パ
レット9を引き出したときに出庫車両Wの駐車部6の番
号を駐車番号表示部23にも表示するようにしている。
一方、入庫呼出し登録手段32は、上記駐車番号表示部
23に対してデータ信号が出力可能となるよう接続さ
れ、入庫呼出し動作により駐車部6から空きパレット9
を引き出したときに入庫車両Wの駐車部6の番号を駐車
番号表示部23に表示するようにしている。そして、上
記入出庫呼出しデータ書替部35は、上記スタートボタ
ン25のON操作により、上記駆動モータ(駆動プーリ
15)、開閉ドア8およびパレット移送装置の駆動部
(共に図示せず)に対して駆動信号が出力されるように
なっていて、開閉ドア8の閉塞動作に連動して入庫呼出
し動作又は出庫呼出し動作が行われるようになってい
る。
【0031】次に、運転盤21との間での各種信号に基
づく制御装置26の制御を図2のフローチャートに沿っ
て説明する。ここで、入出庫優先スイッチ20は入庫呼
出し優先モードに切換えられている。そして、入庫呼出
し登録手段32には入庫呼出しデータが登録され、この
入庫呼出しデータが入出庫呼出しデータ書替部35に書
き替えられている。また、入出庫部7には、昇降台3が
入出庫口2aまで下降して入庫車両Wに備えて空きパレ
ット9が待機しているものとする。
づく制御装置26の制御を図2のフローチャートに沿っ
て説明する。ここで、入出庫優先スイッチ20は入庫呼
出し優先モードに切換えられている。そして、入庫呼出
し登録手段32には入庫呼出しデータが登録され、この
入庫呼出しデータが入出庫呼出しデータ書替部35に書
き替えられている。また、入出庫部7には、昇降台3が
入出庫口2aまで下降して入庫車両Wに備えて空きパレ
ット9が待機しているものとする。
【0032】先ず、図2に示すフローチャートのステッ
プS1において、スタートボタン25のON操作によ
り、開閉ドア8を開放させる。このとき、駐車番号表示
部23には、入出庫部7において待機している空きパレ
ット9を格納する駐車部6の番号を表示している。この
ように、駐車番号表示部23に入庫車両Wの駐車部6の
番号を表示させることで、入庫車両Wの運転者に駐車部
6の番号を知らしめる。
プS1において、スタートボタン25のON操作によ
り、開閉ドア8を開放させる。このとき、駐車番号表示
部23には、入出庫部7において待機している空きパレ
ット9を格納する駐車部6の番号を表示している。この
ように、駐車番号表示部23に入庫車両Wの駐車部6の
番号を表示させることで、入庫車両Wの運転者に駐車部
6の番号を知らしめる。
【0033】次いで、ステップS2で、入出庫口2aに
待機している空きパレット9に車両Wを入庫させる。そ
して、上記車両Wの入出庫部7での入庫が完了した時点
で、ステップS3において、スタートボタン25をON
操作し、開閉ドア8を閉塞する。しかる後、ステップS
4において、運転盤21からのテンキーボタン24の操
作により少なくとも第1及び第2出庫呼出し登録部33
a,33bに複数の出庫呼出しデータが登録されている
か否かを判定する。このステップS4の判定が、複数の
出庫呼出しデータが入力されているYESの場合には、
連続出庫呼び出しであると判定して、ステップS5に進
む。このとき、上記ステップ3において、開閉ドア8が
閉塞した時点で、第1出庫呼出し登録部33aの出庫呼
出しデータが出庫呼出しデータ入力手段30に入力され
るので、上記ステップ4の判定は、開閉ドア8の閉塞
時、第1出庫呼出し登録部33aから出庫呼出しデータ
入力手段30に入力された出庫呼出しデータと、第2出
庫呼出し登録部33bの出庫呼出しデータとの有無で行
う。また、上記ステップ3において、開閉ドア8が閉塞
した時点で出庫呼出しデータ入力手段30に入力した出
庫呼出しデータと合致する出庫車両Wの駐車部6の番号
を出庫呼出し番号表示部22に表示する。
待機している空きパレット9に車両Wを入庫させる。そ
して、上記車両Wの入出庫部7での入庫が完了した時点
で、ステップS3において、スタートボタン25をON
操作し、開閉ドア8を閉塞する。しかる後、ステップS
4において、運転盤21からのテンキーボタン24の操
作により少なくとも第1及び第2出庫呼出し登録部33
a,33bに複数の出庫呼出しデータが登録されている
か否かを判定する。このステップS4の判定が、複数の
出庫呼出しデータが入力されているYESの場合には、
連続出庫呼び出しであると判定して、ステップS5に進
む。このとき、上記ステップ3において、開閉ドア8が
閉塞した時点で、第1出庫呼出し登録部33aの出庫呼
出しデータが出庫呼出しデータ入力手段30に入力され
るので、上記ステップ4の判定は、開閉ドア8の閉塞
時、第1出庫呼出し登録部33aから出庫呼出しデータ
入力手段30に入力された出庫呼出しデータと、第2出
庫呼出し登録部33bの出庫呼出しデータとの有無で行
う。また、上記ステップ3において、開閉ドア8が閉塞
した時点で出庫呼出しデータ入力手段30に入力した出
庫呼出しデータと合致する出庫車両Wの駐車部6の番号
を出庫呼出し番号表示部22に表示する。
【0034】そして、ステップS5において、入出庫優
先モード切換手段34(入出庫呼出しデータ入力部3
1)から入出庫優先スイッチ20に切換信号を出力し、
該入出庫優先スイッチ20を出庫呼出し優先モードに切
換える。その後、ステップS6において、上記ステップ
S3で入庫させた入庫車両Wを、昇降台3により、駐車
番号表示部23の表示通りの駐車部6(空きスペースの
ある駐車部6)まで上昇させ、入庫車両Wをパレット移
送装置によりパレット9ごと上記駐車部6に払い出して
格納する。この入庫車両Wを駐車部6に格納した時点
で、入出庫呼出しデータ書替部35の入庫呼出しデータ
を消去し、駐車番号表示部23に表示していた入庫車両
Wの駐車部6の番号を消去する。
先モード切換手段34(入出庫呼出しデータ入力部3
1)から入出庫優先スイッチ20に切換信号を出力し、
該入出庫優先スイッチ20を出庫呼出し優先モードに切
換える。その後、ステップS6において、上記ステップ
S3で入庫させた入庫車両Wを、昇降台3により、駐車
番号表示部23の表示通りの駐車部6(空きスペースの
ある駐車部6)まで上昇させ、入庫車両Wをパレット移
送装置によりパレット9ごと上記駐車部6に払い出して
格納する。この入庫車両Wを駐車部6に格納した時点
で、入出庫呼出しデータ書替部35の入庫呼出しデータ
を消去し、駐車番号表示部23に表示していた入庫車両
Wの駐車部6の番号を消去する。
【0035】しかる後、ステップS7において、上記ス
テップS3で出庫呼出し番号表示部22に表示した出庫
車両Wの駐車部6の番号を確認後、スタートボタン25
をON操作し、出庫呼出しデータ入力手段30の出庫呼
出しデータ(第1出庫呼出し登録部33aの出庫呼出し
データ)を入出庫呼出しデータ書替部35に書き替え
る。その後、ステップS8で、入出庫呼出しデータ書替
部35から駆動モータおよびパレット移送装置の駆動部
に対して駆動信号を出力し、昇降路4途上の昇降台3を
目的の駐車部6の側方対応位置まで昇降させ、この駐車
部6の側方対応位置で、パレット移送装置により出庫呼
出しデータ通りの駐車部6から出庫車両Wをパレット9
ごと引き出した後、再度昇降台3により上記出庫車両W
をパレット9ごと入出庫口2aまで下降させるといっ
た,出庫呼出し動作を、入庫呼出し動作において入庫車
両Wの駐車部6への格納を終了した時点から連続して行
う。このステップS8において、出庫呼出しデータ通り
の駐車部6から出庫車両Wを引き出した時点で、駐車番
号表示部23にも出庫車両Wの駐車部6の番号を表示さ
せる。
テップS3で出庫呼出し番号表示部22に表示した出庫
車両Wの駐車部6の番号を確認後、スタートボタン25
をON操作し、出庫呼出しデータ入力手段30の出庫呼
出しデータ(第1出庫呼出し登録部33aの出庫呼出し
データ)を入出庫呼出しデータ書替部35に書き替え
る。その後、ステップS8で、入出庫呼出しデータ書替
部35から駆動モータおよびパレット移送装置の駆動部
に対して駆動信号を出力し、昇降路4途上の昇降台3を
目的の駐車部6の側方対応位置まで昇降させ、この駐車
部6の側方対応位置で、パレット移送装置により出庫呼
出しデータ通りの駐車部6から出庫車両Wをパレット9
ごと引き出した後、再度昇降台3により上記出庫車両W
をパレット9ごと入出庫口2aまで下降させるといっ
た,出庫呼出し動作を、入庫呼出し動作において入庫車
両Wの駐車部6への格納を終了した時点から連続して行
う。このステップS8において、出庫呼出しデータ通り
の駐車部6から出庫車両Wを引き出した時点で、駐車番
号表示部23にも出庫車両Wの駐車部6の番号を表示さ
せる。
【0036】次いで、ステップS9において、上記ステ
ップS8の出庫呼出し動作完了後に入出庫呼出しデータ
書替部35から開閉ドア8に駆動信号を出力し、開閉ド
ア8を開放させる。このとき、開閉ドア8開放時に開閉
センサ27からの検出信号を入出庫呼出しデータ入力部
31に入力した時点、つまり開閉ドア8が開放した時点
で、入出庫呼出しデータ書替部35の出庫呼出しデータ
を消去するとともに、出庫呼出し番号表示部22に表示
していた出庫車両Wの駐車部6の番号を消去する。そし
て、このステップS9において開閉ドア8が開放した時
点で、第2出庫呼出し登録部33bの出庫呼出しデータ
を第1出庫呼出し登録部33aに繰り上げて登録し、こ
の第2出庫呼出し登録部33b以降に出庫呼出しデータ
が登録されているときには、開閉ドア8が開放する度に
出庫呼出しデータの順位を1つずつ繰り上げて登録す
る。
ップS8の出庫呼出し動作完了後に入出庫呼出しデータ
書替部35から開閉ドア8に駆動信号を出力し、開閉ド
ア8を開放させる。このとき、開閉ドア8開放時に開閉
センサ27からの検出信号を入出庫呼出しデータ入力部
31に入力した時点、つまり開閉ドア8が開放した時点
で、入出庫呼出しデータ書替部35の出庫呼出しデータ
を消去するとともに、出庫呼出し番号表示部22に表示
していた出庫車両Wの駐車部6の番号を消去する。そし
て、このステップS9において開閉ドア8が開放した時
点で、第2出庫呼出し登録部33bの出庫呼出しデータ
を第1出庫呼出し登録部33aに繰り上げて登録し、こ
の第2出庫呼出し登録部33b以降に出庫呼出しデータ
が登録されているときには、開閉ドア8が開放する度に
出庫呼出しデータの順位を1つずつ繰り上げて登録す
る。
【0037】その後、ステップS10において、車両W
を入出庫口2aから出庫させ、ステップS11で、開閉
ドア8を閉塞させる。このとき、第1出庫呼出し登録部
33aに繰り上げた第2出庫呼出し登録部33bの出庫
呼出しデータを出庫呼出しデータ入力手段30に入力
し、この出庫呼出しデータと合致する出庫車両Wの駐車
部6の番号を出庫呼出し番号表示部22に表示する。
を入出庫口2aから出庫させ、ステップS11で、開閉
ドア8を閉塞させる。このとき、第1出庫呼出し登録部
33aに繰り上げた第2出庫呼出し登録部33bの出庫
呼出しデータを出庫呼出しデータ入力手段30に入力
し、この出庫呼出しデータと合致する出庫車両Wの駐車
部6の番号を出庫呼出し番号表示部22に表示する。
【0038】しかる後、ステップS12において、第1
出庫呼出し登録部33aに出庫呼出しデータが繰り上が
っているか否かを判定する。
出庫呼出し登録部33aに出庫呼出しデータが繰り上が
っているか否かを判定する。
【0039】そして、上記ステップS12の判定が、第
1出庫呼出し登録部33aに出庫呼出しデータが繰り上
がっているYESのときには、ステップS13におい
て、出庫呼出し番号表示部22に表示している次の出庫
車両Wの駐車部6の番号を確認した後、スタートボタン
25をON操作して、出庫呼出しデータ入力手段30の
出庫呼出しデータを入出庫呼出しデータ書替部35に書
き替え、先頭車両W出庫後の空きパレット9を元の駐車
部6まで昇降台3により上昇搬送させてパレット移送装
置で元の駐車部6に払い出した後、上記ステップS8に
戻る。このとき、駐車番号表示部23の駐車部6の番号
を消去する。
1出庫呼出し登録部33aに出庫呼出しデータが繰り上
がっているYESのときには、ステップS13におい
て、出庫呼出し番号表示部22に表示している次の出庫
車両Wの駐車部6の番号を確認した後、スタートボタン
25をON操作して、出庫呼出しデータ入力手段30の
出庫呼出しデータを入出庫呼出しデータ書替部35に書
き替え、先頭車両W出庫後の空きパレット9を元の駐車
部6まで昇降台3により上昇搬送させてパレット移送装
置で元の駐車部6に払い出した後、上記ステップS8に
戻る。このとき、駐車番号表示部23の駐車部6の番号
を消去する。
【0040】これにより、入出庫優先スイッチ20は、
入庫呼出し優先モードに切換わっていても、出庫呼出し
データ入力手段30および第2出庫呼出し登録部33b
に出庫呼出しデータが有る連続出庫呼出し時に出庫呼出
し優先モードに自動的に切換えられ、連続出庫時に先頭
車両出庫後の空きパレット9を載せた昇降台3が、車両
Wの入庫に備えて入出庫部7に止まることなく直ちに昇
降して駐車部6に空きパレット9を速やかに払い出し、
昇降台3が空荷状態で、第2出庫呼出し登録部33bの
出庫呼出しデータと合致する駐車部6まで昇降して該駐
車部6より出庫車両Wをパレット9ごと引き出して昇降
台3に載せ、該昇降台3により次の出庫車両Wが入出庫
部7まで下降搬送されることになる。このため、先頭車
両Wの出庫後に次の車両Wの出庫呼出し動作に連続的に
移行し、連続出庫時の入出庫部7での待ち時間を短くす
ることができる。
入庫呼出し優先モードに切換わっていても、出庫呼出し
データ入力手段30および第2出庫呼出し登録部33b
に出庫呼出しデータが有る連続出庫呼出し時に出庫呼出
し優先モードに自動的に切換えられ、連続出庫時に先頭
車両出庫後の空きパレット9を載せた昇降台3が、車両
Wの入庫に備えて入出庫部7に止まることなく直ちに昇
降して駐車部6に空きパレット9を速やかに払い出し、
昇降台3が空荷状態で、第2出庫呼出し登録部33bの
出庫呼出しデータと合致する駐車部6まで昇降して該駐
車部6より出庫車両Wをパレット9ごと引き出して昇降
台3に載せ、該昇降台3により次の出庫車両Wが入出庫
部7まで下降搬送されることになる。このため、先頭車
両Wの出庫後に次の車両Wの出庫呼出し動作に連続的に
移行し、連続出庫時の入出庫部7での待ち時間を短くす
ることができる。
【0041】しかも、連続出庫呼出し時に入出庫優先ス
イッチ20が出庫呼出し優先モードに自動的に切換えら
れることにより、車両Wが入出庫する都度、入出庫優先
スイッチ20を頻繁に切換える必要がなく、入庫呼出し
優先モードに切換えておけば、該入出庫優先スイッチ2
0が有効に活用されることになり、入出庫優先スイッチ
20の操作を大幅に簡略化できる。
イッチ20が出庫呼出し優先モードに自動的に切換えら
れることにより、車両Wが入出庫する都度、入出庫優先
スイッチ20を頻繁に切換える必要がなく、入庫呼出し
優先モードに切換えておけば、該入出庫優先スイッチ2
0が有効に活用されることになり、入出庫優先スイッチ
20の操作を大幅に簡略化できる。
【0042】一方、上記ステップS4の判定が、出庫呼
出しデータ入力手段30および第2出庫呼出し登録部3
3bに出庫呼出しデータが無い連続出庫呼出しでないN
Oの場合には、ステップS14において、入出庫優先ス
イッチ20の入庫呼出し優先モードに従って、上記ステ
ップS2で入庫した入庫車両Wを昇降台3により、駐車
番号表示部23の表示通りの駐車部6の側方対応位置ま
で入庫車両Wを上昇させ、該入庫車両Wをパレット移送
装置によりパレット9ごと上記駐車部6に払い出して格
納する。このとき、上記ステップS6と同様に、入出庫
呼出しデータ書替部35の入庫呼出しデータを消去し、
駐車番号表示部23の駐車部6の番号を消去する。
出しデータ入力手段30および第2出庫呼出し登録部3
3bに出庫呼出しデータが無い連続出庫呼出しでないN
Oの場合には、ステップS14において、入出庫優先ス
イッチ20の入庫呼出し優先モードに従って、上記ステ
ップS2で入庫した入庫車両Wを昇降台3により、駐車
番号表示部23の表示通りの駐車部6の側方対応位置ま
で入庫車両Wを上昇させ、該入庫車両Wをパレット移送
装置によりパレット9ごと上記駐車部6に払い出して格
納する。このとき、上記ステップS6と同様に、入出庫
呼出しデータ書替部35の入庫呼出しデータを消去し、
駐車番号表示部23の駐車部6の番号を消去する。
【0043】その後、ステップS15において、空きパ
レット9がある最寄りの駐車部6まで昇降台3を昇降さ
せ、パレット移送装置により駐車部6から空きパレット
9を引き出して昇降台3に載せ、該昇降台3を空きパレ
ット9ごと入出庫口2aまで下降させるといった,入庫
呼出し動作を行う。この場合、駐車番号表示部23に
は、空きパレット9を駐車部6から引き出した時点から
入庫車両Wの駐車部6の番号が表示される。
レット9がある最寄りの駐車部6まで昇降台3を昇降さ
せ、パレット移送装置により駐車部6から空きパレット
9を引き出して昇降台3に載せ、該昇降台3を空きパレ
ット9ごと入出庫口2aまで下降させるといった,入庫
呼出し動作を行う。この場合、駐車番号表示部23に
は、空きパレット9を駐車部6から引き出した時点から
入庫車両Wの駐車部6の番号が表示される。
【0044】しかる後、ステップS16で、空きパレッ
ト搭載状態の昇降台3を入庫呼出しに備えて入出庫部7
で待機させる。
ト搭載状態の昇降台3を入庫呼出しに備えて入出庫部7
で待機させる。
【0045】一方、上記ステップS12の判定が、第1
出庫呼出し登録部33aに繰り上がる出庫呼出しデータ
の登録がないNOの場合には、ステップS17におい
て、入出庫呼出しデータ入力部31の入出庫優先モード
切換手段34から入出庫優先スイッチ20に切換信号を
出力し、該入出庫優先スイッチ20を入庫呼出し優先モ
ードに切換えて元のモードに復帰させる。その後、上記
ステップS16に進み、上記ステップS10で車両Wを
出庫させた空きパレット9を入出庫部7にて待機させ
る。
出庫呼出し登録部33aに繰り上がる出庫呼出しデータ
の登録がないNOの場合には、ステップS17におい
て、入出庫呼出しデータ入力部31の入出庫優先モード
切換手段34から入出庫優先スイッチ20に切換信号を
出力し、該入出庫優先スイッチ20を入庫呼出し優先モ
ードに切換えて元のモードに復帰させる。その後、上記
ステップS16に進み、上記ステップS10で車両Wを
出庫させた空きパレット9を入出庫部7にて待機させ
る。
【0046】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、その他種々の変形例を包含するものであ
る。例えば、上記実施の形態では、入出庫優先スイッチ
20を入庫呼出し優先モードに切換えておくようにした
が、入出庫優先モード切換手段が、1日24時間のうち
の入庫または出庫の頻度に応じた所定時間帯毎に入出庫
優先スイッチを入庫呼出し優先モードまたは出庫呼出し
優先モードに自動的に切換えるように構成されていても
良い。一例として、遊園地などがある行楽地付近に駐車
装置が設けられている場合には、遊園地への入園が集中
する午前中の9時から12時までの時間帯では入出庫優
先スイッチを入庫呼出し優先モードに、遊園地からの退
園が集中する夕方の4時から6時までの時間帯では出庫
呼出し優先モードにそれぞれ自動的に切換わるように設
定される。この場合、出庫頻度の高い時間帯では、昇降
台が昇降路途上において空荷状態で待機しており、先頭
車両の出庫を迅速に行うことができる。一方、入庫頻度
の高い時間帯では、空きパレットを載せた昇降台が入出
庫部において車両の入庫に備えて待機しており、先頭車
両の入庫を迅速に行うことができる。しかも、入出庫の
頻度に応じた時間帯毎に入出庫優先スイッチが自動的に
切換えられ、該スイッチの操作をさらに簡略化できる。
ものではなく、その他種々の変形例を包含するものであ
る。例えば、上記実施の形態では、入出庫優先スイッチ
20を入庫呼出し優先モードに切換えておくようにした
が、入出庫優先モード切換手段が、1日24時間のうち
の入庫または出庫の頻度に応じた所定時間帯毎に入出庫
優先スイッチを入庫呼出し優先モードまたは出庫呼出し
優先モードに自動的に切換えるように構成されていても
良い。一例として、遊園地などがある行楽地付近に駐車
装置が設けられている場合には、遊園地への入園が集中
する午前中の9時から12時までの時間帯では入出庫優
先スイッチを入庫呼出し優先モードに、遊園地からの退
園が集中する夕方の4時から6時までの時間帯では出庫
呼出し優先モードにそれぞれ自動的に切換わるように設
定される。この場合、出庫頻度の高い時間帯では、昇降
台が昇降路途上において空荷状態で待機しており、先頭
車両の出庫を迅速に行うことができる。一方、入庫頻度
の高い時間帯では、空きパレットを載せた昇降台が入出
庫部において車両の入庫に備えて待機しており、先頭車
両の入庫を迅速に行うことができる。しかも、入出庫の
頻度に応じた時間帯毎に入出庫優先スイッチが自動的に
切換えられ、該スイッチの操作をさらに簡略化できる。
【0047】また、上記実施の形態では、複数の出庫呼
出しデータが登録されているときには連続的に出庫を行
ったが、入庫車両が待機しているときには、出庫呼出し
動作により空きパレットが入出庫口にある合間合間に入
庫車両を空きパレットに乗入れて、出庫後の空きパレッ
トではなく入庫後の車載パレットを駐車部に格納するよ
うにしても良い。この場合には、入出庫効率が飛躍的に
向上する。
出しデータが登録されているときには連続的に出庫を行
ったが、入庫車両が待機しているときには、出庫呼出し
動作により空きパレットが入出庫口にある合間合間に入
庫車両を空きパレットに乗入れて、出庫後の空きパレッ
トではなく入庫後の車載パレットを駐車部に格納するよ
うにしても良い。この場合には、入出庫効率が飛躍的に
向上する。
【0048】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明におけ
るエレベータ式駐車装置によれば、複数の出庫呼出しデ
ータの登録時点で入出庫優先手段を出庫呼出し優先モー
ドに自動的に切換えるので、連続出庫時に先頭車両の出
庫が行われた後の空きパレットを直ちに駐車棚に払い出
して次の車両の出庫動作に連続的に移行し、連続出庫呼
出し時の入出庫部での待ち時間の短縮化を図ることがで
きるとともに、連続出庫呼出し時に入出庫優先手段の出
庫呼出し優先モードへの切換えを不要にして該入出庫優
先手段の操作の簡略化を図ることができる。
るエレベータ式駐車装置によれば、複数の出庫呼出しデ
ータの登録時点で入出庫優先手段を出庫呼出し優先モー
ドに自動的に切換えるので、連続出庫時に先頭車両の出
庫が行われた後の空きパレットを直ちに駐車棚に払い出
して次の車両の出庫動作に連続的に移行し、連続出庫呼
出し時の入出庫部での待ち時間の短縮化を図ることがで
きるとともに、連続出庫呼出し時に入出庫優先手段の出
庫呼出し優先モードへの切換えを不要にして該入出庫優
先手段の操作の簡略化を図ることができる。
【0049】請求項2記載の発明におけるエレベータ式
駐車装置によれば、入出庫の頻度に応じた時間帯毎に入
出庫優先手段を入庫呼出し優先モード又は出庫呼出し優
先モードに自動的に切換えるので、出庫頻度の高い時間
帯に先頭車両の出庫を迅速に行うことができるととも
に、入出庫優先手段の操作のさらなる簡略化を図ること
ができる。
駐車装置によれば、入出庫の頻度に応じた時間帯毎に入
出庫優先手段を入庫呼出し優先モード又は出庫呼出し優
先モードに自動的に切換えるので、出庫頻度の高い時間
帯に先頭車両の出庫を迅速に行うことができるととも
に、入出庫優先手段の操作のさらなる簡略化を図ること
ができる。
【図1】本発明の実施の形態に係る制御装置のブロック
構成図である。
構成図である。
【図2】運転盤との間での各種信号に基づく制御装置の
制御を説明するフローチャート図である。
制御を説明するフローチャート図である。
【図3】エレベータ式駐車装置の縦断面図である。
1 エレベータ式駐車装置 3 昇降台 4 昇降路(エレベータ昇降路) 5 駐車棚 7 入出庫部 9 パレット 20 入出庫優先スイッチ(入出庫優先手段) 32 入庫呼出し登録手段 33a〜33n 第1〜第n入庫呼出し登録手段 34 入出庫優先モード切換手段 W 車両
Claims (2)
- 【請求項1】 上下方向に延びるエレベータ昇降路を昇
降する昇降台と、上記エレベータ昇降路に沿って層状に
配置された複数段の駐車棚とを備え、 入庫時、入出庫部で待機中の昇降台に車両をパレットご
と乗入れ、上記昇降台を所定の駐車棚側方に昇降させて
該駐車棚に車載パレットを払い出して格納する一方、 出庫時、所定の駐車棚から昇降台に引き出し、該昇降台
を上記入出庫部に昇降させて出庫車両を入出庫部から退
出させるようにしたエレベータ式駐車装置において、 入庫時に車両の入庫呼出しデータを登録する入庫呼出し
登録手段と、 出庫時に車両の複数の出庫呼出しデータを登録する出庫
呼出し登録手段と、 上記入庫呼出し登録手段からの車両の入庫呼出しデータ
および出庫呼出し登録手段からの車両の出庫呼出しデー
タのいずれか一方を優先し、呼出しモードを切換える入
出庫優先手段と、 上記出庫呼出し登録手段および入出庫優先手段からの出
力を受け、車両の複数の出庫呼出しデータの登録がある
ときには、入庫呼出しデータを優先するモードに上記入
出庫優先手段を切換えていても出庫呼出しデータを優先
するモードに自動的に切換える一方、車両の出庫呼出し
データの登録がないときには、上記入出庫優先手段を入
庫呼出しデータを優先するモードに自動的に復帰させる
入出庫優先モード切換手段とを備えていることを特徴と
するエレベータ式駐車装置。 - 【請求項2】 上記入出庫優先モード切換手段は、入庫
または出庫の頻度に応じた所定時間帯毎に上記入出庫優
先手段を入庫呼出し優先モードまたは出庫呼出し優先モ
ードに自動的に切換えるようになっている請求項1記載
のエレベータ式駐車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29613396A JPH10140867A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | エレベータ式駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29613396A JPH10140867A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | エレベータ式駐車装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10140867A true JPH10140867A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=17829583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29613396A Pending JPH10140867A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | エレベータ式駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10140867A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011038283A (ja) * | 2009-08-10 | 2011-02-24 | Ihi Transport Machinery Co Ltd | 機械式駐車装置の入出庫方法 |
JP2011226241A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-11-10 | Ohbayashi Corp | 駐車設備 |
-
1996
- 1996-11-08 JP JP29613396A patent/JPH10140867A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011038283A (ja) * | 2009-08-10 | 2011-02-24 | Ihi Transport Machinery Co Ltd | 機械式駐車装置の入出庫方法 |
JP2011226241A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-11-10 | Ohbayashi Corp | 駐車設備 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040420 |