JP2002047691A - 作業用車両 - Google Patents

作業用車両

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Abstract

(57)【要約】 【課題】予め設定された作業機の作業モードに基づき作
業を実施しているときに、作業内容や作業条件の変化に
応じて、更に作業機の作業速度や車両の走行速度を微調
整可能として、作業の安全性や作業効率等の向上を図れ
る各種作業用車両を提供する。 【解決手段】作業用車両は1以上の作業機の作業モード
のモード切換えスイッチ(9) 等からなるモード切換え手
段を備えている。また、マニュアル操作により、各モー
ドにおいて設定された作業速度及び/又は走行速度の範
囲外の速度に微調整する速度微調整スイッチ(8b)が並設
されている。同速度微調整スイッチ(8b)を操作して出力
される信号により、エンジン(1) 、ポンプ(2) 、1以上
の作業機及び走行モータの駆動回路に配された流量調整
弁(4) 等が作動され、更にエンジン回転数やポンプ吐出
量が調整される。作業範囲の変更や障害物の有無等の環
境下にあっても、実施している作業内容や作業条件、或
いはオペレータの技量等に応じた最適な作業機の作業モ
ードが効果的に得られ、安定した車両走行性及び作業機
の操作性が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】本発明は、各種の作業モードを備
えた建設・土木工事用車両等の作業用車両に係わり、特
に、各種の作業モード下にあって作業内容や作業条件の
変化に応じて作業機の作業速度や車両の走行速度を前記
作業モード外の所望の速度範囲まで拡張し得る作業用車
両に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、建設・土木機械等の各種の作
業用車両が知られている。この種の作業用車両は、走行
体上に垂直軸線回りに旋回自在に装着された旋回体にブ
ーム、アーム、バケット等の作業機を備えている。同作
業用車両は、エンジンにより駆動される可変容量形ポン
プからの吐出圧油を複数の方向切換弁により切り換え、
ブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダ、
旋回モータや走行モータ等のアクチュエータに選択的に
供給して各作業機を駆動し、或いは走行させる。
【0003】この作業機を装着した作業用車両の一例
が、例えば特許第2863599号公報に開示されてい
る。同公報に開示された油圧式作業用機械は、エンジン
の回転数を設定するアクセルレバーと、同アクセルレバ
ーの操作量を検出してその操作量に応じたエンジン回転
速度指示信号を出力する回転速度指示発信器と、前記エ
ンジンの回転速度を増減させるエンジン回転速度設定手
段と、可変容量形ポンプのポンプ流量を増減させる流量
調整手段と、同ポンプの吐出側の最高作動圧力を設定す
るリリーフ弁と、作業機用アクチュエータに導入される
圧油の最高圧力を設定するリリーフ圧設定手段とを備え
ている。
【0004】更に、この油圧式作業用機械は、通常の作
業時に要求されるアクチュエータの作動力や作動速度の
組合わせ以外に、速い速度でアクチュエータを作動させ
る作業モード、精密作業が行える作業モードなどの各作
業モードを自由に選択可能に予め記憶した作業モード選
択手段を備えている。
【0005】オペレータが、実施しようとする作業内容
や作業条件に応じて前記作業モード選択手段にて所望の
作業モードを選ぶと、同作業モード選択手段は、選択し
た作業モード毎に予め記憶されているエンジンの最大エ
ンジン回転数、ポンプの最大吐出流量、作業機用アクチ
ュエータに導入される圧油の最高圧力の中から少なくと
も一つの値を選択し、作業モード指示信号としてコント
ローラに出力する。
【0006】このコントローラでは、前記作業モード選
択手段からの作業モード指示信号及び前記回転速度指示
発信器からのエンジン回転速度指示信号を受けて、前記
作業モード指示信号及び前記エンジン回転速度指示信号
のうち最大エンジン回転数を低位選択して前記エンジン
回転速度設定手段に指令信号を出力する。同時に、前記
作業モード指示信号に基づいて前記ポンプの流量調整手
段に指令信号を出力すると共に、前記リリーフ弁やリリ
ーフ圧設定手段に指令信号を出力する。
【0007】こうして、前記コントローラからの指令信
号に基づき作動させるアクチュエータの作動速度に過不
足がないよう前記流量調整手段やエンジン回転速度設定
手段に指令信号を出力して前記可変容量形ポンプの吐出
油量を制御する。それと同時に、前記アクチュエータの
作動力に過不足が生じないよう前記リリーフ弁やリリー
フ圧設定手段に指令信号を出力し、前記アクチュエータ
に流入する圧油の圧力を制御する。
【0008】この従来の油圧式作業用機械によれば、前
記アクチュエータに流入する圧油の流量や最高圧力は、
前記回転速度設定手段、前記流量調整手段や前記リリー
フ圧設定手段等により自動的に制限される。このため、
選択された作業モードの作業内容や作業条件に最も適し
た作業機の作動速度や作動力が得られるとしている。
【0009】また、ある作業モードによっては無駄なエ
ンジンの最高回転も避けることができるため、同一機械
で各種の作業を円滑、容易に遂行でき、従って、誤操作
は少なく、他に危害を及ぼしたり、機械の寿命を短縮さ
せるような運転状態になることもなく、且つ静粛な運転
にもつながり、熟練したオペレータや不馴れなオペレー
タにも有効であるとしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述の特許公報に開示
された油圧式作業用機械は、多様な運転・操作条件に対
応する好適な各種の作業モードを予め想定し、これを上
記作業モード選択手段に記憶している。しかして、これ
らの作業モードは、作業内容や作業条件が変化して作業
環境などが変わったとき、作業開始直前に、その環境変
化はオペレータの感覚や判断にて選択されるものであ
り、例えば天候の変化、作業範囲の変更や障害物の有無
等の諸々の環境が生じる状況下では、設定された作業モ
ードの対応が実際に行われる作業状況とは必ずしも一致
するとは限らない。
【0011】また、上記コントローラは、設定された作
業モードに見合った指令信号を上記エンジン、可変容量
形ポンプやリリーフ弁等に一律に出力するだけであり、
一旦、ある作業モードに設定されると、実施している作
業内容や作業条件に変化が生じた場合であっても、その
作業モードにおける作業機の設定作動速度や設定作動圧
力を変更することはできない。このため、予め設定した
作業モードが実際の作業条件に適合しない場合に、或い
はオペレータの技量に対応するモードではない場合に
も、この作業モードの範囲内での作業が余儀なくされ、
作業効率等の低下を招きやすい。
【0012】本発明は、かかる従来の課題を解消すべく
なされたものであり、その具体的な目的は、予め設定さ
れた作業機の作業モードに基づき作業を実施していると
きに、作業内容や作業条件の変化に応じて、更に作業機
の作業速度や車両の走行速度を微調整可能として、作業
の安全性や作業効率等の向上を図れる各種作業用車両を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用効果】本件請求項
1に係る発明は、1以上の作業機の作業モードのモード
切換え手段を有する作業用車両であって、マニュアル操
作により、各モードにおいて設定された作業機速度及び
/又は走行速度の範囲外の速度に微調整することを可能
にする速度微調整手段を備えてなることを特徴とする作
業用車両にある。
【0014】本発明によれば、オペレータがモード切換
え手段により1以上の作業機の作業モードの1つを選択
すると、前記モード切換え手段から出力される信号によ
り自動的に作業機のアクチュエータや走行モータの制御
が行われる。作業機の作業モードを初期設定したのち、
更にオペレータにより速度微調整手段を作動させると、
同速度微調整手段から出力される信号により、現在の作
業モードにおけるアクチュエータの作動速度や走行モー
タの駆動速度を現在の作業モードの設定速度範囲外にま
で拡張される。このときの拡張幅は基本となる作業モー
ドの設定速度範囲を僅かに越える幅であって、速度微調
整手段の操作により作業機の作業速度が作業モードの設
定速度範囲から外れた僅かの領域で微調整できるように
なる。
【0015】このため、作業範囲の変更や障害物の有無
等の諸々の環境下にあっても、実施している作業内容や
作業条件、或いはオペレータの技量等に応じた最適な作
業機の作業モードが効果的に得られ、安定した車両走行
性及び作業機の操作性が実現できるばかりでなく、作業
効率等が著しく向上する。
【0016】請求項2に係る発明は、1以上の作業機及
び走行モータの駆動回路に流量調整手段を有し、前記速
度微調整手段を介して出力される信号により前記流量調
整手段が作動し、同駆動回路内の流量が調整されること
を規定している。
【0017】この発明は、作業モードに基づいて自動的
に制御されている1以上の作業機及び走行モータの速度
を更に調整しようとするとき、オペレータにより操作さ
れる速度微調整手段を介して出力する信号により作業機
のアクチュエータ、走行モータ或いは旋回モータ等の各
駆動回路に配された流量調整手段を選択的に作動して、
アクチュエータに供給される圧油の流量を増減させる。
特定のアクチュエータを他のアクチュエータに影響を及
ぼすことなく円滑に調整することができる。
【0018】請求項3に係る発明は、前記流量調整手段
が各種のメインバルブを含み、前記速度微調整手段を介
して送られる信号により、同メインバルブの開口面積が
調整される。
【0019】この発明にあっては、速度微調整手段によ
りメインバルブのスプールのストロークを微調整してア
クチュエータに供給される圧油の流量を増減させ、作業
機及び走行モータの速度を変更する。例えば、初期設定
された作業機の作業モードに基づいて作業機の作業速度
が設定されており、更に作業速度を低く押さえたいとき
には、速度微調整手段を作動することにより、その選択
された作業モードの速度範囲内にあるときのメインバル
ブの開口面積よりも小さくして、アクチュエータに供給
される圧油の流量を減少させ、作業機の速度を選択され
た作業モードの下限速度よりも更に遅くさせることがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明
の代表的な実施形態である作業モードを備えたクレーン
付き油圧ショベルの電気油圧系統を概略的に示す制御回
路図であり、図2は同油圧ショベルに適用されるモニタ
パネルの一例を概略的に示す平面図である。本実施形態
にあっては、クレーン付き油圧ショベルを例に挙げて説
明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例
えばブルドーザ、トラクタショベル等の各種の作業用車
両に適用できる。
【0021】本実施形態であるクレーン付き油圧ショベ
ルは、走行体と、同走行体上に垂直軸線回りに旋回自在
に装着された旋回体と、同旋回体に設置される作業機と
を備えている。同作業機は、前記旋回体の略中央から立
ち上がるブームと、同ブームの自由端に枢支され、上下
方向に揺動するアームと、同アームの先端に支持され、
上下方向に首振り動作するバケットと、クレーン作業用
の吊りフックとを備えている。
【0022】ブームは旋回体との間に設けられた一対の
ブームシリンダにより、その基端を中心として上下方向
に起伏動作し、アームはブームとの間に取り付けられた
アームシリンダにより、ブームの先端を支点として上下
方向に揺動し、バケットは左右一対の2節リンクを介し
て、アームとの間に取り付けられたバケットシリンダに
より、前記アームの先端を支点として上下方向に回動す
る。前記吊りフックは前記アームの先端に前記バケット
を取り付けるアームトップピンに回動自在に支持されて
いる。吊りフックの未使用時は、例えば左右のリンク間
に格納される。
【0023】図1に示すように、前記油圧ショベルは、
エンジン1と、同エンジン1により駆動される可変容量
形ポンプ2,3と、図示を省略した作業機の各シリンダ
に前記可変容量形ポンプ2からの吐出圧油を選択的に供
給する複数の操作弁4(メインバルブ)と、同操作弁4
を独立して切換え操作する複数の操作レバー5とを備え
ている。同図では、前記操作弁4はブロックで簡略的に
表しており、前記操作レバー5は走行レバーと2つの作
業機レバーとを示している。
【0024】更に、エンジン1の回転数や可変容量形ポ
ンプ2の吐出量などを制御するコントローラ6が備えら
れている。同コントローラ6にはエンジン1、可変容量
形ポンプ2がそれぞれ電気的に接続されると共に、キャ
ブ内に配された操作レバー5、同じくキャブ内に配され
た増減速や設定速度を選択可能なエンジン回転数ダイヤ
ル7及び同じくキャブ内のモニタパネル8等がそれぞれ
電気的に接続されている。なお、符号5aはノブスイッ
チである。
【0025】前記エンジン1は、燃料噴射ポンプ1aと
電気ガバナモータ1bとを備えている。前記コントロー
ラ6から出力された指令信号に基づいて前記電気ガバナ
モータ1bに設けられた操作レバーを介して前記燃料噴
射ポンプ1aのレバーを高速回転位置と低速回転位置と
に揺動させ、同燃料噴射ポンプ1aの燃料噴射ノズルに
送られる燃料の量が制御される。前記コントローラ6に
は常にポテンショ信号が送られ、エンジン回転数が監視
されている。符号1cはエンジン回転数を検出して前記
コントローラ6に回転センサ信号を出力するエンジン回
転センサである。同コントローラ6により前記エンジン
回転センサ1cの検出値と予め設定された基準値とを比
較判別し、その制御信号を前記電気ガバナモータ1bに
出力して現在のエンジン回転数が調整される。
【0026】上記可変容量形ポンプ2は斜板式ポンプか
らなり、ポンプ本体、サーボ弁10、LS弁11(ロー
ドセンシング弁)及びTVC弁12(トルクバリアブル
コントロール弁)から構成されている。上記固定容量形
ポンプ3は上記操作弁4にパイロット圧油を供給する図
示せぬパイロット回路に接続されると共に、前記コント
ローラ6と接続するEPC弁13(電磁比例弁)に接続
されている。符号14は可変容量形ポンプ2の吐出圧を
検出してコントローラ6に圧力センサ信号を出力する圧
力センサである。前記コントローラ6により、前記圧力
センサ14の検出値と予め設定された基準値とを比較判
別し、その制御信号を前記EPC弁13のバルブソレノ
イドに出力して現在のポンプ吐出圧が調整される。
【0027】前記EPC弁13に、エンジン回転数に比
例したLS圧制御信号が前記コントローラ6から入力さ
れると、同コントローラ6からのLS圧制御信号に基づ
いて前記EPC弁13が切換わり、同EPC弁13の切
換え位置により前記固定容量形ポンプ3の吐出圧が決ま
る。その吐出圧は前記EPC弁13を介して前記LS弁
11に導入される。同LS弁11の出力圧が前記サーボ
弁10に導入されると、同サーボ弁10は斜板角を変化
させて前記可変容量形ポンプ2の吐出量を制御する。
【0028】前記TVC弁12は前記可変容量形ポンプ
2の吐出圧が高いとき、前記可変容量形ポンプ2からの
吐出圧油を選択的に供給する操作弁4のストロークが増
大しても、所定の流量以上は流れないように制御し、ポ
ンプ吸収馬力がエンジン馬力を越えないように等馬力制
御している。前記TVC弁12のバルブソレノイドには
ポンプ冗長回路スイッチ15の一端が接続され、その他
端にレジスタ16を介してバッテリ17が接続されると
共に、前記コントローラ6が接続されている。前記EP
C弁13に異常が発生したとき、前記コントローラ6の
指令に基づいて前記TVC弁12のバルブソレノイドに
前記レジスタ16を介して前記バッテリ17からの電流
を供給する。
【0029】前記操作弁4は流量制御弁からなり、ブー
ム、アーム、バケット等の各シリンダや走行モータ等に
対応して設けられている。上記操作レバー5は各操作弁
4に対応して設けられている。各操作レバー5は、同操
作レバー5の操作量に応じてパイロット圧を出力する図
示せぬ第1及び第2パイロット比例制御弁を有してい
る。この第1及び第2パイロット比例制御弁にはシャト
ル弁18が接続され、同シャトル弁18は油圧スイッチ
19を介してコントローラ6に電気的に接続されてい
る。前記シャトル弁18は前記第1及び第2パイロット
比例制御弁のうちの高圧側の圧力を選択し、その高圧側
圧力は前記油圧スイッチ19に検出され、その検出信号
がコントローラ6に出力される。
【0030】上記モニタパネル8には各種の表示選択ス
イッチ、液晶表示部、作業機の作業モード、車両の走行
速度モードなどを任意に選択可能な複数のモード切換え
スイッチ9、各種スイッチ類が配設されている。各モー
ド切換えスイッチ9は前記コントローラ6に電気的に接
続されている。同コントローラ6は各モード切換えスイ
ッチ9のオン・オフの組合せの関係等を予め記憶してい
る。同コントローラ6により各モード切換えスイッチ9
のオン・オフの組合せが演算処理され、モード切換え信
号を出力するモード切換え手段が構成される。
【0031】図2は前記モニタパネル8に配されるクレ
ーン用のモニタ8aを示している。このモニタ8aは本
発明の特徴部の一部をなす速度微調整スイッチ8b、ク
レーンモードスイッチ8c、実荷重、定格半径等のデー
タを呼び出す表示選択スイッチ8d、そのデータを表示
する液晶表示部8eを有している。クレーン作業を安全
に行うために設置されたブーム・アーム角度センサ、ブ
ームシリンダ圧力センサの検出データ等は前記コントロ
ーラ6に入力され、その演算結果は所要の前記表示選択
スイッチ8dを操作すると、前記液晶表示部8eに表示
されるようになっている。前記コントローラ6はブザー
やランプ等の図示せぬ警報表示装置に電気的に接続され
ている。
【0032】いま、オペレータが、実施しようとする作
業内容や作業条件に応じて前記モード切換えスイッチ8
aを選択的に操作すると、これらの信号を前記コントロ
ーラ6に出力する。同コントローラ6は、常法に従って
モード切換えスイッチ8aの出力信号に基づくポンプ吐
出量やエンジン回転数を演算処理して、上記電気ガバナ
モータ1bや上記EPC弁13に制御信号を出力する。
【0033】このモード切換え手段は、一般的な土砂の
掘削、積込み、整正等の各種の土木作業やクレーン作業
における通常の作業時に要求される作業機の作動力や作
動速度、車両の走行速度以外に、例えば作業機のシリン
ダや走行モータ等を低速、中速、高速度で駆動させる各
種の作業モードにおける作業機の作動速度等を自動的に
調整する。
【0034】以上のごとく構成された本実施形態である
クレーン付き油圧ショベルには、マニュアル操作により
各モードにおいて設定された速度範囲外の速度に微調整
可能な本発明の特徴部である速度微調整手段が備えられ
ている。本発明の最も特徴とするところは、各モードを
初期設定したのち、更にオペレータにより速度微調整手
段を作動すると、同速度微調整手段から出力される信号
に基づいて、エンジン回転数及びポンプ吐出量を増減す
るか、エンジン回転数又はポンプ吐出量のいずれか一方
を増減する。本発明によれば、現在の作業モードにおけ
る作業機のシリンダの作動速度や走行モータの駆動速度
を現在の作業モードの設定速度範囲外にまで拡張する。
【0035】以下、本発明の代表的な実施形態である速
度微調整手段について図3を参照して説明する。図3は
本実施形態であるクレーン付き油圧ショベルに適用され
る速度微調整手段の処理手順を示している。図中の符号
Aは作業モード用エンジン回転の初期設定値を示し、符
号αはエンジン回転調整値を示しており、符号Xは現在
のエンジン回転実測値を表している。なお、本実施形態
にあっては、クレーン用の作業モードにおける処理手順
を例に挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、各種の作業機の作業モードに適用できる。
【0036】同図において、処理はブロック50におい
て開始し、先ず、ブロック51において、図2に示した
クレーンモードスイッチ8cの入力状態が上記コントロ
ーラ6にて確認される。クレーンモードスイッチ8cが
オン状態であることが確認されると、処理はブロック5
2に進む。ブロック52において、クレーンモードスイ
ッチ8cの出力信号にて設定された標準的なクレーンモ
ード用のエンジン回転初期設定値Aに基づきポンプ傾斜
角を小さくする方向に制御してポンプ吐出量を減少さ
せ、それと同時に上記操作弁4のバルブストロークの開
口面積を小さく規制してポンプ吐出量に応じた制御を行
う。
【0037】次いでブロック53において、現在のエン
ジン回転数を読み取り、そのエンジン回転実測値Xがク
レーン用エンジン回転初期設定値αよりも大きいか否か
を判断する。若し、現在のエンジン回転が大きいと判断
したならば、処理はブロック54に移行する。ブロック
54において、吊値定格荷重に対する吊値荷重の負荷率
(以下、エンジン負荷率と表記する。)が大きいか否か
に関する決定が行なわれる。
【0038】若し、エンジン負荷率が大きいと判断した
ならば、処理はブロック55,56に進む。先ず、ブロ
ック55において、現在のエンジン回転がエンジン回転
初期設定値Aの速度と同じ大きさに設定される。次いで
ブロック56において、上記電気ガバナモータ1bに制
御信号を出力して現在のエンジン回転速度をエンジン回
転初期設定値Aに合致した速度に調整し、そして再度、
処理はブロック53に戻る。
【0039】ブロック54において、若し、エンジン負
荷率が小さいと判断したならば、処理はブロック57に
進む。ブロック57において、現在のエンジン回転を増
加するか否かに関する決定が行なわれる。若し、現在の
エンジン回転を増加すると判断したならば、処理はブロ
ック58に移る。ブロック58において、エンジン回転
初期設定値Aにエンジン回転調整値αを加えた大きさに
相当するエンジン回転速度が獲得され、処理はブロック
56に進む。ブロック56において、上記電気ガバナモ
ータ1bに制御信号を出力する決定がなされる。
【0040】ブロック57において、若し、現在のエン
ジン回転速度を増速しないと判断したならば、処理はブ
ロック59に移る。ブロック59において、現在のエン
ジン回転速度が維持され、処理はブロック56に進む。
ブロック56において、上記電気ガバナモータ1bに制
御信号を出力しない指示がなされる。
【0041】また、ブロック53において、若し現在の
エンジン回転速度がエンジン回転初期設定値Aよりも小
さいと判断したならば、処理はブロック59に移行す
る。ブロック59において、現在のエンジン回転速度が
維持され、処理はブロック56に進む。ブロック56に
おいて、上記電気ガバナモータ1bに制御信号を出力し
ないよう指示がなされる。
【0042】以上のごときモード切換え手段による処理
手順に従って標準的なクレーン作業時の作業速度が制御
される。こうして、予め設定されたクレーンモードに基
づきクレーン作業を実施しているとき、作業内容や作業
条件の変化、或いはオペレータの技量等に応じて、図2
に示した速度微調整スイッチ8bを操作してクレーンモ
ードにおいて初期設定された速度を、その範囲外の速度
に微調整可能な本発明の特徴部である速度微調整手段に
より、更に作業速度を増減することができる。
【0043】いま、オペレータにより前記速度微調整ス
イッチ8bを選択的に操作すると、処理はブロック60
に移行する。ブロック60において、速度微調整スイッ
チ8bの入力状態がコントローラ6で確認される。若
し、速度微調整スイッチ8bがオン状態であることが確
認されると、処理はブロック61に進み、ブロック61
において、速度微調整スイッチ8bの出力信号に基づい
て設定されたクレーンモード用のエンジン回転微調整値
が記録される。この微調整値に基づくポンプ吐出量やエ
ンジン回転数を演算処理して、これらの信号を上記電気
ガバナモータ1bや上記EPC弁13に出力する。こう
して、速度微調整手段に基づいて設定されたクレーンモ
ードにおけるクレーン作業が行なわれる。
【0044】ブロック60において、若し、速度微調整
スイッチ8bがオフ状態であることが確認されたなら
ば、或いは速度微調整スイッチ8bが初期のオン状態を
維持しているならば、処理はブロック62に進む。ブロ
ック62において、コントローラ6に記録されたエンジ
ン回転微調整値の設定が解除されたか否かの判断がなさ
れる。若し、その微調整値の設定が解除されていなけれ
ば、速度微調整手段に基づいて設定されたクレーンモー
ドにおけるクレーン作業が続行される。更に、ブロック
62において、若し、前記微調整値が解除されたと判断
したならば、処理はブロック53に戻る。そして、上述
した処理手順と同様の操作を順次繰り返して標準的なク
レーンモードにおけるクレーン作業が行なわれる。
【0045】図4はエンジントルクとエンジン回転数と
の関係を示している。同図において、符号aはクレーン
モードにおいて初期設定されたクレーンモードスイッチ
8cの操作による標準的なエンジン回転初期設定値を示
し、符号bは同じく標準的なポンプの吐出量初期設定値
を示している。符号a−1,b−1は速度微調整スイッ
チ8bの操作による増速時におけるエンジン回転及びポ
ンプ吐出量の各調整値を表しており、符号a−2,b−
2は同じく減速時におけるエンジン回転及びポンプ吐出
量の各調整値を表している。
【0046】いま、前記速度微調整スイッチ8bを高速
側に操作すると、クレーンモードにおいて初期設定され
たエンジン回転数及びポンプ吐出量の各初期設定値a,
bを、その範囲外の各調整値a−1,b−1に微調整す
る。各初期設定値a,bに相当する速度を、その範囲外
のエンジン回転数及びポンプ吐出量の各調整値a−1,
b−1に相当する速度に増速させる。一方、前記速度微
調整スイッチ8bを減速側に操作すると、各初期設定値
a,bに相当する速度を、その範囲外の各調整値a−
2,b−2に相当する速度に減速する。こうして、クレ
ーンモードの作動速度や走行モータの駆動速度を現在の
クレーンモードの設定速度範囲外の領域で微調整され
る。
【0047】このとき、増減速や設定速度を選択可能な
上記エンジン回転数ダイヤル7を低速側に回動操作し
て、上記電気ガバナモータ1bに制御信号を出力する。
同電気ガバナモータ1bを低速側に維持してエンジン回
転を減速する。これにより、現在のエンジン回転数及び
ポンプ吐出量の各調整値a−1,b−1を更にエンジン
回転数及びポンプ吐出量の各調整値a−3,b−3に調
整する。
【0048】また、本実施形態によれば、前記コントロ
ーラ6はブームのボトム側油圧検出用の圧力センサ、ブ
ーム角度センサ、アーム角度センサ、クレーンモードス
イッチ等の各出力信号に基づいて実荷重を演算し、その
演算値と予め設定された定格荷重値とを比較して吊り荷
による負荷状態を監視している。クレーン作業時に、オ
ペレータにより前記速度微調整スイッチ8bを高速側に
操作してエンジン回転数及びポンプ吐出量の各初期設定
値a,bの範囲外の各調整値a−1,b−1に増速させ
たとき、吊り荷が過負荷状態であると判断されると、エ
ンジン回転数及びポンプ吐出量の各初期設定値a,bの
範囲内にエンジン回転数及びポンプ吐出量を低下させ、
それと同時に上記警報表示装置を作動させるようになっ
ている。上記構成を採用することにより、クレーン作業
時における作業が更に一層安全になされる。
【0049】図5は本発明における速度微調整手段の他
の実施形態を示している。同図において、作業機のシリ
ンダ30に可変容量形ポンプ2からの吐出圧油を供給す
る操作弁4を独立して切換え操作する単一の操作レバー
5が、前記可変容量形ポンプ2と接続された固定容量形
ポンプ3を介して前記操作弁4の第1及び第2受圧部4
a,4bに接続されている。前記操作レバー5を操作す
ると、前記固定容量形ポンプ3から供給されるパイロッ
ト圧油が前記操作弁4の各受圧部4a,4bのいずれか
一方に作用する。同操作弁4は不作動位置から所要の作
動位置に切り換わり、同操作弁4を介して前記シリンダ
30が駆動する。
【0050】この作業機の駆動回路には一対の電磁弁3
1,31が前記操作弁4の第1及び第2受圧部4a,4
bにそれぞれ接続されると共に、前記固定容量形ポンプ
3と接続されたパイロット回路32を介して前記操作レ
バー5にそれぞれ接続されている。更に、前記電磁弁3
1は上記モニタパネル8の速度微調整スイッチを接続す
るコントローラ6にそれぞれ電気的に接続されている。
同コントローラ6には前記可変容量形ポンプ2が電気的
に接続されている。前記電磁弁31は前記速度微調整ス
イッチのオン動作に基づいてコントローラ6から出力さ
れる信号により前記パイロット回路32と前記第1及び
第2受圧部4a,4bとを接続する。
【0051】所要の作業機が、選択された作業モードの
設定速度範囲内にあるとき、本実施形態の速度微調整手
段は、前記電磁弁31を介して前記固定容量形ポンプ3
からのパイロット圧油により前記操作弁4のスプールの
ストロークを微調整して前記シリンダ30に供給される
圧油の流量を増減させ、更に作業機の作業速度を調整し
ている。
【0052】初期設定された作業機の作業モードに基づ
いて作業機の作業速度が設定されているとき、その作業
速度を低く押さえたいときには、オペレータが前記速度
微調整スイッチを操作すると、コントローラ6から出力
される信号により、所要の前記電磁弁31が作動する。
前記パイロット回路32を介して前記固定容量形ポンプ
3からのパイロット圧油を前記操作弁4の第1及び第2
受圧部4a,4bのいずれかに供給する。こうして、選
択された作業モードの速度範囲内にあるときの前記操作
弁4の開口面積よりも小さくして、前記シリンダ30に
供給される前記可変容量形ポンプ2からの圧油の流量を
減少させ、作業機の速度を選択された作業モードの下限
速度よりも更に遅くさせる。
【0053】自動的に前記操作弁4が作動し、同操作弁
4の開口面積を調整する本発明の流量調整手段は、上記
実施形態に限定されるものではなく、各種のバルブを適
用することができる。この場合には、例えば前記操作弁
4の出力側回路に電磁絞り弁を設け、同電磁絞り弁をコ
ントローラ6から出力される信号により切り換えてシリ
ンダ30に流れる圧油の流量を選択的に減少させること
もできる。
【0054】また、本発明の流量調整手段は、作業モー
ドに基づいて自動的に制御されている1以上の作業機及
び走行モータの各駆動回路に各種の流量調整弁を配し
て、同流量調整弁を選択的に作動することによりシリン
ダや走行モータのアクチュエータに供給される圧油の流
量を増減させることもできる。
【0055】以上の説明からも明らかなように、本実施
形態の作業用車両によれば、上記のごとく構成された速
度微調整手段を採用することにより、作業範囲の変更や
障害物の有無等の諸々の環境下にあっても、クレーンモ
ードの作業速度や走行モータの駆動速度、或いはオペレ
ータの技量等に応じた最適なクレーンモードが効果的に
得られ、更に一層安定した車両走行性及びクレーンの操
作性が実現できるばかりでなく、クレーン作業の安全性
が十分に確保されると共に、作業効率等が極めて向上す
る。なお、本発明は上記実施形態に限定されるものでは
なく、それらの実施形態から当業者が容易に変更可能な
技術的な範囲をも当然に包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態である作業モードを
備えたクレーン付き油圧ショベルの電気油圧系統を概略
的に示す制御回路図である。
【図2】同油圧ショベルに適用されるクレーン用モニタ
パネルの一例を概略的に示す平面図である。
【図3】同油圧ショベルに適用される速度微調整手段の
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】同油圧ショベルにおけるエンジントルクとエン
ジン回転数との関係を示す特性線図である。
【図5】同油圧ショベルに適用される速度微調整手段の
他の実施形態を示す油圧回路図である。
【符号の説明】
1 エンジン 1a 燃料噴射ポンプ 1b 電気ガバナモータ 1c エンジン回転センサ 2,3 可変容量形ポンプ 4 操作弁 4a 第1受圧部 4b 第2受圧部 5 操作レバー 5a ノブスイッチ 6 コントローラ 7 エンジン回転数ダイヤル 8 モニタパネル 8a クレーン用モニタ 8b 速度微調整スイッチ 8c クレーンモードスイッチ 8d 表示選択スイッチ 8e 液晶表示部 9 モード切換えスイッチ 10 サーボ弁 11 LS弁 12 TVC弁 13 EPC弁 14 圧力センサ 15 ポンプ冗長回路スイッチ 16 レジスタ 17 バッテリ 18 シャトル弁 19 油圧スイッチ 30 シリンダ 31 電磁弁 32 パイロット回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年5月18日(2001.5.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F15B 11/04 F15B 11/04 Z (72)発明者 畑 孝典 大阪府枚方市上野3―1―1 株式会社小 松製作所大阪工場内 Fターム(参考) 2D003 AA01 AB01 AB03 AB04 AB05 AB06 AB07 BA01 BA02 BA06 BA07 BB02 CA02 DA03 DA04 DB02 DB03 DB04 3F204 AA09 CA07 DD01 GA01 GA07 3F205 AA00 BA01 3H089 AA32 AA44 AA81 BB15 CC01 DA02 DA03 DA13 DB12 DB37 DB43 FF07 FF10 GG02 JJ02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1以上の作業機の作業モードのモード切
    換え手段を有する作業用車両であって、 マニュアル操作により、各モードにおいて設定された作
    業速度及び/又は走行速度の範囲外の速度に微調整する
    ことを可能にする速度微調整手段を備えてなることを特
    徴とする作業用車両。
  2. 【請求項2】 1以上の作業機及び走行モータの駆動回
    路に流量調整手段を有し、前記速度微調整手段を介して
    出力される信号により前記流量調整手段が作動され、前
    記駆動回路内の流量が調整される請求項1記載の作業用
    車両。
  3. 【請求項3】 各種のメインバルブの開口面積が、前記
    流量調整手段により調整されてなる請求項2記載の作業
    用車両。
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