JP2001295681A - ホイール走行式油圧建設機械 - Google Patents
ホイール走行式油圧建設機械Info
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Abstract
を実現する。 【解決手段】アクセルペダル22の踏み込み量に基づい
て決定される走行に適した第1の目標回転数特性と、ア
クセルペダル22の踏み込み量に基づいて決定される作
業に適した第2の目標回転数特性と、燃料レバー55a
の操作量に基づいて決定される作業に適した第3の目標
回転数特性のいずれか一つの特性によりエンジン回転数
が設定される。走行中に高馬力運転モードが設定され走
行負荷が所定値以上でかつアクセルペダル22がフル操
作されると、第1の目標回転数特性で設定されたエンジ
ン回転数は増量される。作業中に高馬力運転モードが設
定されて作業負荷が所定値以上でかつ燃料レバーがフル
操作されたとき、第3の目標回転数特性で設定されたエ
ンジン回転数は増量される。第2の目標回転数特性は、
アクセルペダル22がフル操作されたときのエンジン回
転数は、第3の目標回転数特性で設定され増量された値
以上とされる。
Description
ルなどのホイール走行式油圧建設機械の回転数制御に関
する。
アクセルペダルにより原動機回転数を増減して所望の走
行速度を得る一方、作業時にもアクセルペダルの操作量
に応じて原動機回転数を増減可能としている。ホイール
式油圧ショベルでは走行時の要求馬力が作業時の要求馬
力よりも大きいので、上述した原動機回転数制御を行う
場合、アクセルペダル操作量により設定される原動機回
転数の特性を2種類設定し、同一の踏み込み量に対して
は走行時の出力馬力が大きくなるようにしている。
時に高馬力運転を行う走行高馬力運転モードが設定可能
とされ、この運転モードが設定されているとき、アクセ
ルペダルが所定量以上、例えばフル操作されると原動機
回転数が所定量増量されて出力馬力が大きくなる。
た従来のホイール式油圧ショベルの原動機回転数制御装
置にあっては、作業時に高馬力運転モードを設定できな
いようにしていたので、走行時に使用される高出力馬力
を作業に使用することができなかった。
能力を十分に発揮させて掘削性能と作業性能を向上させ
ることができるホイール走行式油圧建設機械を提供する
ことにある。
づけて本発明を説明する。 (1)請求項1のホイール走行式油圧建設機械は、アク
セルペダル22により駆動される走行駆動装置1と;操
作レバー31により駆動される作業機駆動装置34と;
アクセルペダル22の踏み込み量に基づいて決定される
走行に適した第1の原動機回転数特性L1と、アクセル
ペダル22の踏み込み量に基づいて決定される作業に適
した第2の原動機回転数特性L2と、回転数調節操作部
材55aの操作量に基づいて決定される作業に適した第
3の原動機回転数特性L3の中の、いずれか一つの特性
により原動機回転数を設定する回転数設定手段50と;
アクセルペダル22の踏み込み量および回転数調節操作
部材55aの操作量のいずれか一方に応じて、回転数設
定手段50により設定された値に原動機回転数を調節す
る回転数調節手段53と;高馬力運転を行う高馬力運転
モードを設定するモード設定手段56と;走行駆動装置
1の走行負荷および作業機駆動装置34の作業負荷を検
出する負荷検出手段42と;走行中に高馬力運転モード
が設定されているときは、負荷検出手段42で検出され
ている走行負荷が所定値以上でかつアクセルペダル22
が所定量以上踏み込まれたときに、回転数設定手段50
により第1の原動機回転数特性L1で設定されている原
動機回転数Ntmaxを所定量ΔNだけ増量し、作業中に高
馬力運転モードが設定されているときは、負荷検出手段
42で検出されている作業負荷が所定値以上でかつ回転
数調節操作部材55aが所定量以上操作されたときに、
回転数設定手段50により第3の原動機回転数特性L3
で設定されている原動機回転数Ndlmaxを所定量ΔNだ
け増量する増量手段506,508A,508Bとを備
え;第2の原動機回転数特性L2は、アクセルペダル2
2が所定量以上踏み込まれたときの原動機回転数Ndama
xを、作業中に第3の原動機回転数特性L3で設定され
た原動機回転数Ndlmaxを増量手段506,508A,
508Bにより増量した値Ndlmax+ΔN以上とするよ
うに決定されていることを特徴とする。請求項1の回転
数特性の一例は図5に示される。 (2)請求項2のホイール走行式油圧建設機械は、アク
セルペダル22により駆動される走行駆動装置1と;操
作レバー31により駆動される作業機駆動装置34と;
アクセルペダル22の踏み込み量に基づいて決定される
走行に適した第1の原動機回転数特性L1と、アクセル
ペダル22の踏み込み量に基づいて決定される作業に適
した第2の原動機回転数特性L2と、回転数調節操作部
材55aの操作量に基づいて決定される作業に適した第
3の原動機回転数特性L3の中の、いずれか一つの特性
により原動機回転数を設定する回転数設定手段50と;
アクセルペダル22の踏み込み量および回転数調節操作
部材55aの操作量のいずれか一方に応じて、回転数設
定手段50により設定された値に原動機回転数を調節す
る回転数調節手段53と;高馬力運転を行う高馬力運転
モードを設定するモード設定手段56と;走行駆動装置
1の走行負荷および作業機駆動装置34の作業負荷を検
出する負荷検出手段42と;走行中に高馬力運転モード
が設定されているときは、負荷検出手段42で検出され
ている走行負荷が所定値以上でかつアクセルペダル22
が所定量以上踏み込まれたときに、回転数設定手段50
により第1の原動機回転数特性L1で設定されている原
動機回転数Ntmaxを所定量ΔNだけ増量し、作業中に高
馬力運転モードが設定されてかつ負荷検出手段42で検
出されている作業負荷が所定値以上のときは、回転数調
節操作部材55aが所定量以上操作されたときおよびア
クセルペダル22が所定量以上踏み込まれたときのいず
れかのときに、回転数設定手段50により第2の原動機
回転数特性L2または第3の原動機回転数特性L3で設
定されている原動機回転数Ndlmax,Ndamaxを所定量Δ
Nだけ増量する増量手段506,508とを具備するこ
とを特徴とする。請求項2の回転数特性の一例は図8に
示される。 (3)請求項3のホイール走行式油圧建設機械は、アク
セルペダル22により駆動される走行駆動装置1と;操
作レバー31により駆動される作業機駆動装置34と;
アクセルペダル22の踏み込み量に基づいて決定される
走行に適した第1の原動機回転数特性L1と、アクセル
ペダル22の踏み込み量に基づいて決定される作業に適
した第2の原動機回転数特性L2のいずれか一つの特性
により原動機回転数を設定する回転数設定手段50と;
アクセルペダル22の踏み込み量および回転数調節操作
部材55aの操作量のいずれか一方に応じて、回転数設
定手段50により設定された値に原動機回転数を調節す
る回転数調節手段53と;高馬力運転を行う高馬力運転
モードを設定するモード設定手段56と;走行駆動装置
1の走行負荷および作業機駆動装置34の作業負荷を検
出する負荷検出手段42と;走行中に高馬力運転モード
が設定されているときは、負荷検出手段42で検出され
ている走行負荷が所定値以上でかつアクセルペダル22
が所定量以上踏み込まれたとき、および、作業中に高馬
力運転モードが設定されているときは、負荷検出手段4
2で検出されている作業負荷が所定値以上でかつアクセ
ルペダル22が所定量以上踏み込まれたとき、のいずれ
かのときに、回転数設定手段50により第1の原動機回
転数特性L1または第2の原動機回転数特性L2で設定
されている原動機回転数Ntmax,Ndamaxを所定量ΔN
だけ増量する増量手段506,508とを具備すること
を特徴とする。請求項3の回転数特性の一例は図8に示
される。 (4)請求項4の発明によるホイール走行式油圧建設機
械は、請求項1〜3のいずれかに記載の油圧建設機械の
原動機回転数制御装置において、走行モードを設定する
走行モード設定手段58を備え、増量手段50は、高馬
力運転モードが設定されていない場合でも走行モードが
設定されているときには、アクセルペダル22の踏み込
み量と走行負荷に応じて、原動機回転数の増量制御を実
行することを特徴とする。
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が
実施の形態に限定されるものではない。
用した場合について説明する。ホイ−ル式油圧ショベル
は、走行体上に旋回体を旋回可能に搭載し、この旋回体
に作業用アタッチメントを取付けたものである。走行体
には図1に示す走行油圧回路で駆動される走行用可変油
圧モータ1が設けられている。
されるメインポンプ3からの吐出油は、コントロールバ
ルブ4によりその方向および流量が制御され、カウンタ
バランスバルブ5を内蔵したブレーキバルブ6を経て走
行モータ1に供給される。走行モータ1の出力軸にはト
ランスミッション7が連結されている。走行モータ1の
回転はトランスミッション7,プロペラシャフト8,ア
クスル9を介してタイヤ10を駆動しホイール式油圧シ
ョベルが走行する。
ポンプ吐出圧力に応じてレギュレータ11で調節され
る。レギュレータ11にはトルク制限部が設けられ、こ
のトルク制限部にポンプ吐出圧力がフィードバックされ
ていわゆる馬力制御が行なわれる。馬力制御とは、ポン
プ吐出圧力とポンプ押除け容積とで決定される負荷がエ
ンジン出力を上回らないように、ポンプ押除け容積を制
御するものである。また、レギュレータ11には最大傾
転制限部が設けられ、この最大傾転制限部によりメイン
ポンプ3の最大流量が決定される。
らのパイロット圧力によって、その切換方向とストロー
ク量が制御される。このストローク量を調節することに
より車両の走行速度を制御することができる。パイロッ
ト回路は、パイロットポンプ21と、アクセルペダル2
2の踏込みに応じてパイロット2次圧力を発生する走行
パイロットバルブ23と、このパイロットバルブ23に
後続しパイロットバルブ23への戻り油を遅延するスロ
ーリターンバルブ24と、このスローリターンバルブ2
4に後続し車両の前進、後進、中立を選択する前後進切
換バルブ25とを有する。この前後進切換バルブ25は
後述する前後進スイッチにより切り換えられる電磁切換
弁である。
置)、走行パイロットバルブ23が操作されていない状
態を示しており、したがって、コントロールバルブ4が
中立位置にあって、メインポンプ3からの圧油はタンク
に戻り車両は停止している。前後進切換バルブ25を前
進(F位置)または後進(R位置)に切り換え、アクセ
ルペダル22を踏込み操作すると、踏込み量に応じたパ
イロット2次圧力が発生する。アクセルペダル22の操
作に比例して発生するパイロット圧は前後進切換バルブ
25を通って前進側パイロット圧油と後進側パイロット
圧油として出力され、コントロールバルブ4のパイロッ
トポートに作用する。コントロールバルブ4は、パイロ
ット圧に応じたストローク量で切り換わる。コントロー
ルバルブ4の切り替えにより、メインポンプ3からの吐
出油がコントロールバルブ4,センタージョイント1
2,ブレーキバルブ6を経由して走行モータ1に導か
れ、走行モータ1が駆動されてホイール式油圧ショベル
が走行する。走行パイロット圧油は図1の圧力センサ4
1で検出され、後述するパイロット圧力信号Ptとして
出力される。
ており、駆動圧が高圧になるにつれを容積を大きくし低
速・高トルクで駆動し、駆動圧が低圧になるにつれ容積
を小さくし高速・低トルクで駆動する。駆動圧はシャト
ルバルブ13から走行モータ1のコントロールピストン
14,サーボピストン15に作用する。走行駆動圧力
は、ポンプ圧力Ppとして圧力センサ42で検出されて
出力される。
パイロットバルブ23がパイロットポンプ21からの圧
油を遮断し、その出口ポートがタンクと連通される。こ
の結果、コントロールバルブ4のパイロットポートに作
用していた圧油が前後進切換バルブ25,スローリター
ンバルブ24,走行パイロットバルブ23を介してタン
クに戻る。このとき、スローリターンバルブ24の絞り
により戻り油が絞られるから、コントロールバルブ4は
徐々に中立位置に切り換わる。コントロールバルブ4が
中立位置に切り換わると、メインポンプ3からの吐出油
はタンクへ戻り、走行モータ1への圧油(駆動圧)の供給
が遮断され、カウンタバランスバルブ5も図示の中立位
置に切り換わる。
を続け、走行モータ1はモータ作用からポンプ作用に変
わり、図中Bポート側が吸入、Aポート側が吐出とな
る。走行モータ1からの圧油は、カウンタバランスバル
ブ5の絞り(中立絞り)により絞られるため、カウンタ
バランスバルブ5と走行モータ1との間の圧力が上昇し
て走行モータ1にブレーキ圧として作用する。これによ
り走行モータ1はブレーキトルクを発生し車体を制動さ
せる。ポンプ作用中に吸入油量が不足すると、走行モー
タ1にはメイクアップポート16より油量が補充され
る。ブレーキ圧はリリーフバルブ17,18により、そ
の最高圧力が規制される。
モータ1の吸入側に導かれているので、リリーフ中はモ
ータ内部で閉回路となり、作動油温が上昇し機器に悪影
響を及ぼすおそれがある。そのため、カウンタバランス
バルブ5の中立絞りから小流量の圧油を逃がしてコント
ロールバルブ4に導き、コントロールバルブ4内では
A,Bポートを連通し(A−B連通)、再度、走行モー
タ1吸入側に戻す循環回路を形成し、作動油温を冷却し
ている。
場合は、上述した減速時同様、油圧ブレーキが発生し、
車両を制動させながら慣性走行で坂を下る。降坂時は、
アクセルペダル22を踏込み操作している場合でもカウ
ンタバランスバルブ5が作動し、メインポンプ3から走
行モータ1への流入流量に応じたモータ回転速度(走行
速度)になるよう油圧ブレーキ圧を発生させる。
ントはたとえば、ブーム、アーム、バケットからなる。
運転室にはアーム用、ブーム用およびバケット用のパイ
ロット操作レバーが設けられている。図2は作業アタッ
チメント油圧回路を代表してブーム油圧回路を示してい
る。ブーム操作レバー31を操作すると、その操作量に
応じて減圧弁(パイロットバルブ)32で減圧された圧
力により油圧パイロット切換式のブーム用制御弁33が
切換わり、メインポンプ3からの吐出油が制御弁33を
介してブームシリンダ34に導かれ、ブームシリンダ3
4の伸縮によりブームが昇降する。ブーム操作レバー3
1をブーム上げ側に操作するとブームシリンダ34のボ
トム側にブーム上げパイロット圧油が供給され、ブーム
下げ側に操作するとブームシリンダ34のロッド側にブ
ーム下げパイロット圧油が供給される。
ームレバー31やアクセルペダル22の他に、アームレ
バー、バケットレバー、旋回レバーが設けられ、ブーム
レバー31と同様に各レバーの操作量に応じたパイロッ
ト圧油を吐出する減圧弁(パイロット弁)と、その吐出
パイロット圧油でそれぞれ切換えられる制御弁と、制御
弁からの圧油で駆動されるアクチュエータとを備えてい
る。
を制御する制御回路のブロック図であり、CPUなどで
構成されるコントローラ50により各機器が制御され
る。エンジン(原動機)2のガバナ51は、リンク機構
52を介してパルスモータ53に接続され、パルスモー
タ53の回転によりエンジン2の回転数が制御される。
すなわち、パルスモータ53の正転で回転数が上昇し、
逆転で低下する。このパルスモータ53の回転は、コン
トローラ50からの制御信号により制御される。ガバナ
51にはリンク機構52を介してポテンショメ−タ54
が接続され、このポテンショメ−タ54によりエンジン
2の回転数に応じたガバナレバー角度を検出し、エンジ
ン制御回転数Nθとしてコントローラ50に入力され
る。コントローラ50にはまた、運転室に設けられた燃
料レバー55aの手動操作に応じた目標回転数FLを指
令するポテンショメータ55と、高馬力運転モードを指
令するスイッチ56と、前後進切換バルブ25をN,
F,R位置に切換え指令する前後進切換スイッチ57
と、ブレーキスイッチ58とがそれぞれ接続されてい
る。
駐車位置に切換えられて作業/走行信号を出力する。走
行位置に切換えられると駐車ブレーキを解除し、ブレー
キペダルによりサービスブレーキの作動を許容する。作
業位置に切換えられると駐車ブレーキとサービスブレー
キを作動する。駐車位置に切換えられると駐車ブレーキ
を作動する。
は、走行パイロット圧力Ptを検出する圧力センサ41
と、ポンプ圧力Ppを検出する圧力センサ42が接続さ
れており、これらのセンサで検出されるパイロット圧力
Ptとポンプ圧力Ppがコントローラ50に入力され
る。
概念図である。関数発生器501はアクセルペダル踏み
込み量に比例した走行用目標エンジン回転数Ntを出力
し、関数発生器502はアクセルペダル踏み込み量に比
例した作業用目標エンジン回転数Ndaを出力し、関数発
生器503は燃料レバー55aの操作量に比例した目標
エンジン回転数Ndlを出力する。
走行パイロット圧力センサ41で検出されるパイロット
圧力Ptとエンジン2の目標回転数を対応付けた関数
(回転数特性)L1,L2によって定まる走行目標回転
数Ntと作業アクセル目標回転数Ndaを出力する。関数
発生器503は、燃料レバー55aの操作量に依存した
信号とエンジン2の目標回転数を対応づけた関数(回転
数特性)L3によって定まる作業レバー目標回転数Ndl
を出力する。
8Aで後述する回転数増量ΔNと加算されて選択スイッ
チ504に入力される。関数発生器502の出力は直接
選択スイッチ504に入力される。選択スイッチ504
はブレーキスイッチ58から出力される作業/走行信号
により切換えられる。すなわち、選択スイッチ504は
ブレーキスイッチ58が走行位置に切換えられていると
きは特性L1を選択し、作業位置が切換えられていると
きは特性L2を選択する。関数発生器503から出力さ
れる燃料レバー55aの操作量に比例した目標エンジン
回転数Ndlは加算点508Bで後述する回転数増量ΔN
と加算されて最大値選択回路505に入力される。最大
値選択回路505は、選択スイッチ504で選択された
目標エンジン回転数と加算点508Bから出力される目
標エンジン回転数のうち大きい値を目標回転数Nyとし
て選択する。
細に説明する。特性L1はアクセルペダル22の踏み込
み量に依存する走行に適した走行用目標回転数特性であ
り、特性L2はアクセルペダル22の踏み込み量に依存
する作業に適した作業用目標回転数特性である。作業と
は、作業用アタッチメントを使用する掘削作業などをい
う。特性L1はL2よりも目標回転数の立上り、すなわ
ち傾きが急峻となっており、特性L1のアイドル回転数
Ntidおよび最高回転数Ntmaxは特性L2のアイドル回
転数Ndidおよび最高回転数Ndamaxよりもそれぞれ高く
設定されている。特性L3は燃料レバー55aの操作量
に依存する作業に適した作業用回転数特性であるが、ア
クセルペダル22による特性L2に比べてその傾きが緩
やかにされている。この特性L3のアイドル回転数は特
性L2のアイドル回転数Ndidと同一であるが、最高回
転数NdlmaxはNdamaxよりもやや低めに設定されてい
る。そして、後述する高馬力運転モードの条件が成立す
る場合、燃料レバー55aが最高回転数Ndlmaxを指令
するフル操作量操作されると回転数はΔNだけ増量さ
れ、特性L2の最高回転数はNdamax(=Ndlmax+Δ
N)となる。
には、圧力センサ42の出力である油圧ポンプ3の吐出
圧力Ppが入力されている。ポンプ圧力が回転数アップ
圧力設定値Pp1を越えて増加する場合は、図示の増量
特性にしたがいポンプ圧力に応じた回転数補正値ΔNを
出力する。この回転数補正値ΔNは高馬力運転モードス
イッチ56に連動するスイッチ507が閉じているとき
に加算点508Aと508Bに出力される。高馬力運転
モードスイッチ56がオペレータによりオンされ、かつ
アクセルペダル22が所定値以上操作されたとき、たと
えばフル操作されたとき、関数発生器510からハイレ
ベル信号が出力されてスイッチ511が閉じ、これによ
り、スイッチ511からハイレベル信号が出力されてス
イッチ507が閉じる。あるいは、高馬力運転モードス
イッチ56がオペレータによりオンされ、かつ燃料レバ
ー55aが所定値以上操作されたとき、たとえばフル操
作されたとき、関数発生器510からハイレベル信号が
出力されてスイッチ511が閉じ、これにより、スイッ
チ511からハイレベル信号が出力されてスイッチ50
7が閉じる。
で選択された目標回転数指令値Nyはサ−ボ制御部50
9でポテンショメ−タ54により検出したガバナレバー
の変位量に相当する制御回転数Nθと比較され、図6に
示す手順にしたがって両者が一致するようパルスモータ
53が制御される。
回転数指令値Nyと制御回転数Nθとをそれぞれ読み込
み、ステップS22に進む。ステップS22では、Nθ
−Nyの結果を回転数差Aとしてメモリに格納し、ステ
ップS23において、予め定めた基準回転数差Kを用い
て、|A|≧Kか否かを判定する。肯定されるとステッ
プS24に進み、回転数差A>0か否かを判定し、A>
0ならば制御回転数Nθが目標回転数指令値Nyよりも
大きい、つまり制御回転数が目標回転数よりも高いか
ら、エンジン回転数を下げるためステップS25でモー
タ逆転を指令する信号をパルスモータ53に出力する。
これによりパルスモータ53が逆転しエンジン2の回転
数が低下する。
回転数指令値Nyよりも小さい、つまり制御回転数が目
標回転数よりも低いから、エンジン回転数を上げるため
ステップS26でモータ正転を指令する信号を出力す
る。これにより、パルスモータ53が正転し、エンジン
2の回転数が上昇する。ステップS23が否定されると
ステップS27に進んでモータ停止信号を出力し、これ
によりエンジン2の回転数が一定値に保持される。ステ
ップS25〜S27を実行すると始めに戻る。
装置の動作について更に具体的に説明する。図4におい
て、走行時は、ブレーキスイッチ58により選択スイッ
チ504が目標回転数特性L1により設定される目標回
転数Ntを選択する。走行時は燃料レバー55aが最小
操作位置に固定されているから、加算点508Aから出
力される目標回転数Nyは、特性L1による目標回転数
Nt+回転数増量ΔNである。高出力運転モードスイッ
チ56がオフされているとき、もしくはオンされていて
もアクセルペダル22がフル操作されていないとき、あ
るいはポンプ圧力Ppが所定値Pp1未満のときはΔN
=0であり、目標回転数Ny=Ntである。
てアクセルペダル22がフル操作されているとき、圧力
センサ42で検出された油圧ポンプ3の吐出圧力Ppが
所定値Pp1(図3)を越えると、その圧力Pp1に応
じた回転数補正値ΔNが関数発生器506から出力され
る。
ている場合、アクセルペダル22がフル操作されて負荷
圧力Ppが所定値Pp1以上であれば、目標回転数指令
値Nyは目標回転数NtよりもΔN高くなり、エンジン
2の実際の回転数もそれに応じて上昇し、油圧ポンプ3
の吐出流量が増加する。
作位置に設定してアクセルペダル22によりエンジン回
転数を調節する場合、換言すると、作業アクセル時につ
いて説明する。作業時は、ブレーキスイッチ58により
選択スイッチ504が目標回転数特性L2で設定される
目標回転数Ndaを選択する。燃料レバー55aは最小操
作位置に固定されているから、最大値選択回路507で
選択されて出力される目標回転数Nyは、特性L2によ
る目標回転数Ndaである。作業アクセル時は、図5の回
転数特性線図で説明したように、燃料レバー55aによ
り設定される回転数特性L3よりも高めに目標回転数が
設定されている。したがって、高出力運転モードスイッ
チ56のオンオフに無関係に高めの目標回転数Nyが決
定されるから、作業アクセル時にもフルアクセル操作に
より燃料レバー55aによる高馬力運転と同様のエンジ
ン出力で高馬力運転を行うことができる。
回転数を調節する場合について説明する。作業時、ブレ
ーキスイッチ58により選択スイッチ504は目標回転
数特性L2で設定される目標回転数Ndlを選択する。関
数発生器503は燃料レバー55aの操作量に応じた目
標回転数Ndlを出力する。選択スイッチ504から出力
される目標回転数Ndaはアクセルペダル22が操作され
ない限りアイドル回転数Ndidであり、最大値選択回路
505から出力される目標回転数Nyは、特性L3によ
る目標回転数Ndl+回転数増量ΔNである。高出力運
転モードスイッチ56がオフされているときはΔN=0
であり、Ny=Ndlである。一方、高出力運転モードス
イッチ56がオンされてアクセルペダル22がフル操作
されているときは、Ny=Ndl+ΔNである。
図5の特性L2,L3に示したように、作業アクセル用
目標回転数特性L2の傾き、すなわち操作量に対するエ
ンジン回転数の変化量(増減量)を、燃料レバー55a
による目標回転数特性L3の傾きよりも大きくし、ま
た、特性L2においてフル操作で設定される目標回転数
Ndamaxを、特性L3において高負荷時にフル操作で増
量される目標回転数Ndlmax+ΔNに等しく設定した。
したがって次のような効果を奏する。
作業時に高馬力運転モードがオンされていて、燃料レバ
ー55aをフル操作している時にポンプ圧力Ppが所定
値以上であれば、エンジン回転数がΔN増量されるの
で、エンジンを有効に利用することができる。上述した
ように、油圧走行式油圧ショベルでは、掘削時よりも走
行時により大きな馬力が必要であり、燃費や騒音の観点
から掘削時は走行時よりもエンジン最高回転数を低く設
定している。そこで、高馬力運転が必要なときだけエン
ジンの出力馬力を有効利用する。 (2)作業時にアクセルペダル22でエンジン回転数を
調節する時は、高馬力運転モードを設定することなく、
アクセルがフル操作されるだけで、高出力運転モード時
に燃料レバー55aがフル操作されて回転数増量された
作業時目標回転数(Ndlmax+ΔN)と同一の値となる
ようにしたので、高馬力運転モードを選択することな
く、作業時にエンジン馬力を有効に利用できる。
調節を行い、かつ高馬力運転モードをオンすることを好
みとするオペレータは、燃料レバー55aをフル操作し
ない場合でもアクセルペダル22をフル操作するだけ
で、高馬力運転を実現することができるし、高馬力運転
モードをオンし忘れた場合でもアクセルペダル22をフ
ル操作するだけで高馬力運転を実現できる。 (4)作業時にアクセルペダル22で回転数調節を行う
ことを好みとするオペレータは、高馬力運転モードのオ
ンオフに気を配ることなく、アクセルペダル22をフル
操作するだけで高負荷時に高馬力運転を実現することが
できる。 (5)エンジン回転数を増量補正する際に、負荷と動作
するアクチュエータの種類やその動作方向を加味するよ
うにしたので、操作性が高く、低騒音であり、かつ省燃
費が向上する。
る。第2の実施の形態では、図7に示すように、特性L
2,L3は、その傾き、すなわち操作量に対するエンジ
ン回転数の変化量を等しくするとともに、アイドル回転
数と、フル操作に対する目標回転数も等しくされてい
る。そして、作業アクセル時、高馬力運転モードが設定
され負荷圧力が所定値以上の場合にのみ、アクセルペダ
ル22がフル操作されたときにΔNだけ回転数を増量す
るようにした。
に、第2の実施の形態では図8に示す制御ブロックを用
いる。図4と同一な箇所には同一の符号を付し、相違点
を主に説明する。関数発生器501から出力される走行
アクセル用目標回転数特性L1による目標回転数Nt
と、関数発生器502から出力される作業アクセル用目
標回転数特性L2による目標回転数Ndaとを、ブレーキ
スイッチ58で切り換えられる選択スイッチ504で選
択する。選択スイッチ504で選択された目標回転数は
最大値選択回路507に入力され、関数発生器503か
ら出力される燃料レバー用特性L3による目標回転数N
dlと比較される。最大値選択回路507は2入力のうち
大きい方を選択する。最大値選択回路507から出力さ
れる目標回転数は加算点508において、上述した高馬
力運転モード下で出力される回転数増量分ΔNが加算さ
れ、目標回転数Nyとしてサーボ制御部509に入力さ
れる。
運転モードがオンされていて、作業時に燃料レバー55
aをフル操作している時にポンプ圧力Ppが所定値Pp
1以上であれば回転数がΔN増量されるので、エンジン
2の出力馬力を有効に利用することができる。また、作
業時にアクセルペダル22でエンジン回転数を調節する
時も同様に回転数増量がなされるので、作業時にエンジ
ン馬力を有効に利用できる。
2による回転数調節(作業アクセル)と、燃料レバー5
5aによる回転数調節のいずれにおいても、高馬力運転
モードがオンされていれば、所定の条件が成立すると回
転数増量を行うようにした。高馬力運転モードがオンさ
れているときに、作業アクセル時にだけ回転数増量を行
うようにしたり、反対に、燃料レバーによる回転数調節
時にだけ回転数増量を行うようにしてもよい。
もよい。すなわち、高馬力運転モードスイッチ56とス
イッチ511との間に、走行信号により切換えられるス
イッチ601とハイレベル信号出力回路602を設けて
もよい。同様に、図8の制御回路を図10に示すように
してもよい。すなわち、高馬力運転モードスイッチ56
とアンドゲート512との間に、走行信号により切換え
られるスイッチ601Aとハイレベル信号出力回路60
2Aを設けてもよい。これらの制御回路によれば、走行
信号によりスイッチ601あるいは601Aをハイレベ
ル信号出力回路602あるいは602A側に切換えるこ
とにより、走行時には高馬力運転モードスイッチ56を
操作し忘れた場合でも、高馬力運転モードと同様のエン
ジン回転数増量制御が実現できる。
レバーの操作量に応じてエンジン目標回転数を設定する
例を示したが、アップダウンスイッチでエンジン目標回
転数を設定するものにも本発明を適用することができ
る。また以上では、図5または図7に示したように、ア
クセルペダル22や燃料レバー55aがフル操作された
ときに最大目標回転数となるように設定したが、フル操
作の少し手前の操作量位置で最大目標回転数になるよう
にしてもよい。さらに、油圧ショベル以外の油圧建設機
械にも本発明を同様に適用できる。
などが走行駆動装置を、ブームシリンダ54などが作業
機駆動装置を、パルスモータ53などが回転数調節手段
を、関数発生器501〜503などが回転数設定手段
を、高馬力運転モードスイッチ56がモード設定手段
を、燃料レバー55aが回転数調節操作部材を、圧力ス
イッチ42が負荷検出手段を、回転数補正値演算部50
6が増量手段をそれぞれ構成する。また、ブレーキスイ
ッチ58が走行モード設定手段であり、ブレーキスイッ
チ58から出力される走行信号が走行モード信号であ
る。
イール走行式油圧建設機械において、走行時および作業
時のいずれの場合にも高馬力運転を実現でき、走行用に
設定された原動機の高出力を作業時も有効に使用するこ
とができ、高性能な建設機械を提供できる。とくに、請
求項1の発明によれば、作業時にアクセルペダルで原動
機の回転数を調節する場合には、アクセルペダルが所定
量以上操作されたときの設定目標回転数を、回転数調節
操作部材で回転数調節する場合において高馬力運転モー
ドで設定される目標回転数以上としたので、高馬力運転
モードを設定することなくアクセルペダルを所定量以上
操作するだけで高馬力運転が可能となる。また、請求項
4の発明のようにすれば、高馬力運転モードを設定し忘
れた場合でも走行モード設定により、原動機回転数の増
量制御が実現できる。
圧回路図
ト
グラフ
細を示すブロック図
する図
明する図
択スイッチ 58:ブレーキスイッチ 501〜503:関数発生器 509:サ−ボ制御部 506:回転数補正値演算部 508,508A,508B:加算器
Claims (4)
- 【請求項1】アクセルペダルにより駆動される走行駆動
装置と、 操作レバーにより駆動される作業機駆動装置と、 前記アクセルペダルの踏み込み量に基づいて決定される
走行に適した第1の原動機回転数特性と、前記アクセル
ペダルの踏み込み量に基づいて決定される作業に適した
第2の原動機回転数特性と、回転数調節操作部材の操作
量に基づいて決定される作業に適した第3の原動機回転
数特性の中の、いずれか一つの特性により前記原動機回
転数を設定する回転数設定手段と、 前記アクセルペダルの踏み込み量および前記回転数調節
操作部材の操作量のいずれか一方に応じて、前記回転数
設定手段により設定された値に原動機回転数を調節する
回転数調節手段と、 高馬力運転を行う高馬力運転モードを設定するモード設
定手段と、 前記走行駆動装置の走行負荷および作業機駆動装置の作
業負荷を検出する負荷検出手段と、 走行中に前記高馬力運転モードが設定されているとき
は、前記負荷検出手段で検出されている走行負荷が所定
値以上でかつ前記アクセルペダルが所定量以上踏み込ま
れたときに前記設定されている原動機回転数を所定量だ
け増量し、作業中に前記高馬力運転モードが設定されて
いるときは、前記負荷検出手段で検出されている作業負
荷が所定値以上でかつ前記回転数調節操作部材が所定量
以上操作されたときに、前記第3の原動機回転数特性で
設定されている原動機回転数を所定量だけ増量する増量
手段とを備え、 前記第2の原動機回転数特性は、少なくとも前記アクセ
ルペダルが所定量以上踏み込まれたときの原動機回転数
を、作業中に前記第3の原動機回転数特性で設定された
原動機回転数を前記増量手段により増量した値以上とす
るように決定されていることを特徴とするホイール走行
式油圧建設機械。 - 【請求項2】アクセルペダルにより駆動される走行駆動
装置と、 操作レバーにより駆動される作業機駆動装置と、 前記アクセルペダルの踏み込み量に基づいて決定される
走行に適した第1の原動機回転数特性と、前記アクセル
ペダルの踏み込み量に基づいて決定される作業に適した
第2の原動機回転数特性と、回転数調節操作部材の操作
量に基づいて決定される作業に適した第3の原動機回転
数特性の中の、いずれか一つの特性により前記原動機回
転数を設定する回転数設定手段と、 前記アクセルペダルの踏み込み量および前記回転数調節
操作部材の操作量のいずれか一方に応じて、前記回転数
設定手段により設定された値に原動機回転数を調節する
回転数調節手段と、 高馬力運転を行う高馬力運転モードを設定するモード設
定手段と、 前記走行駆動装置の走行負荷および作業機駆動装置の作
業負荷を検出する負荷検出手段と、 走行中に前記高馬力運転モードが設定されているとき
は、前記負荷検出手段で検出されている走行負荷が所定
値以上でかつ前記アクセルペダルが所定量以上踏み込ま
れたときに、前記回転数設定手段により第1の原動機回
転数特性で設定されている原動機回転数を所定量だけ増
量し、作業中に前記高馬力運転モードが設定されてかつ
前記負荷検出手段で検出されている作業負荷が所定値以
上のときは、前記回転数調節操作部材が所定量以上操作
されたときおよび前記アクセルペダルが所定量以上踏み
込まれたときのいずれかのときに、前記回転数設定手段
により前記第2の原動機回転数特性または第3の原動機
回転数特性で設定されている原動機回転数を所定量だけ
増量する増量手段とを具備することを特徴とするホイー
ル走行式油圧建設機械。 - 【請求項3】アクセルペダルにより駆動される走行駆動
装置と、 操作レバーにより駆動される作業機駆動装置と、 前記アクセルペダルの踏み込み量に基づいて決定される
走行に適した第1の原動機回転数特性と、前記アクセル
ペダルの踏み込み量に基づいて決定される作業に適した
第2の原動機回転数特性のいずれか一つの特性により前
記原動機回転数を設定する回転数設定手段と、 前記アクセルペダルの踏み込み量および回転数調節操作
部材の操作量のいずれか一方に応じて、前記回転数設定
手段により設定された値に原動機回転数を調節する回転
数調節手段と、 高馬力運転を行う高馬力運転モードを設定するモード設
定手段と、 前記走行駆動装置の走行負荷および作業機駆動装置の作
業負荷を検出する負荷検出手段と、 走行中に前記高馬力運転モードが設定されているとき
は、前記負荷検出手段で検出されている走行負荷が所定
値以上でかつ前記アクセルペダルが所定量以上踏み込ま
れたとき、および、作業中に前記高馬力運転モードが設
定されているときは、前記負荷検出手段で検出されてい
る作業負荷が所定値以上でかつ前記アクセルペダルが所
定量以上踏み込まれたとき、のいずれかのときに、前記
回転数設定手段により前記第1の原動機回転数特性また
は第2の原動機回転数特性で設定されている原動機回転
数を所定量だけ増量する増量手段とを具備することを特
徴とするホイール走行式油圧建設機械。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載のホイール
走行式油圧建設機械において、 走行モードを設定する走行モード設定手段を備え、 前記増量手段は、高馬力運転モードが設定されていない
場合でも前記走行モードが設定されているときには、前
記アクセルペダルの踏み込み量と前記走行負荷に応じ
て、前記原動機回転数の前記増量制御を実行することを
特徴とするホイール走行式油圧建設機械。
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